JP2013151978A - 治具取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】被取付部材に載置される治具を固定保持する際に、治具内の第一流路と、被取付部材内の第二流路とを接続するための治具取付構造であって、治具が被取付部材に載置される直前まで揺れ動いたとしても、第一流路と第二流路との接続箇所に配設されるOリングの欠損・破断が生じることなく、前記接続箇所のシール性を保持できる治具取付構造を、治具と被取付部材との間に別途構成部品を設けることなく提供する。
【解決手段】第一流路10Aの一端部、及び第二流路50Aの一端部と同軸上、且つ治具10と被取付部材51との間に介在されるOリング4と、第一流路10Aの一端部を構成する移動流路2Aを内部に有しつつ、治具10における被取付部材51との取付面の一部を構成するように、治具10に配設される移動部材2とを備え、第一流路10Aの一端部と、第二流路50Aの一端部との接続状態において、Oリング4は、移動部材2によって押圧される。
【選択図】図1
【解決手段】第一流路10Aの一端部、及び第二流路50Aの一端部と同軸上、且つ治具10と被取付部材51との間に介在されるOリング4と、第一流路10Aの一端部を構成する移動流路2Aを内部に有しつつ、治具10における被取付部材51との取付面の一部を構成するように、治具10に配設される移動部材2とを備え、第一流路10Aの一端部と、第二流路50Aの一端部との接続状態において、Oリング4は、移動部材2によって押圧される。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば工作機械の作業テーブルなどからなる被取付部材に載置される治具を、該被取付部材に対して固定保持する際の取付構造の技術に関する。
従来から、例えば油圧機器などによって構成される可動部を備えた、可動式の治具が知られている。
前記治具は、一般的に、外部に設けられる駆動源(例えば、油圧ポンプなど)によって、可動部を可動させる構成を有するものが多く、例えば工作機械の作業テーブルなどからなる被取付部材に載置されることによって、前記可動部と前記駆動源とが自動的に連通される構成となっている。
前記治具は、一般的に、外部に設けられる駆動源(例えば、油圧ポンプなど)によって、可動部を可動させる構成を有するものが多く、例えば工作機械の作業テーブルなどからなる被取付部材に載置されることによって、前記可動部と前記駆動源とが自動的に連通される構成となっている。
ここで、このような従来の可動式の治具100の構成について、図5を用いて説明する。
図5は、従来の一実施形態に係る可動式の治具100の構成を示した断面側面図である。
本図に示すように、治具100は、主に本体部101や、該本体部101に配設される可動部102などにより構成される。
前記本体部101の内部には、第一流路101aが形成されており、該第一流路101aの一端部は、本体部101の表面のうち、作業テーブル111と対向する側の表面(本従来実施形態においては、下面101b)へと導かれている。また、第一流路101aの他端部は、可動部102と接続されている。
なお、可動部102は、例えば油圧クランプなどの油圧機器によって構成されている。
図5は、従来の一実施形態に係る可動式の治具100の構成を示した断面側面図である。
本図に示すように、治具100は、主に本体部101や、該本体部101に配設される可動部102などにより構成される。
前記本体部101の内部には、第一流路101aが形成されており、該第一流路101aの一端部は、本体部101の表面のうち、作業テーブル111と対向する側の表面(本従来実施形態においては、下面101b)へと導かれている。また、第一流路101aの他端部は、可動部102と接続されている。
なお、可動部102は、例えば油圧クランプなどの油圧機器によって構成されている。
一方、本図に示すように、例えば工作機械110に備えられる作業テーブル111の内部には、第二流路111aが形成されており、該第二流路111aの一端部は、作業テーブル111の表面のうち、治具100(より具体的には、本体部101)と対向する側の表面(本従来実施形態においては、上面111b)へと導かれている。また、第二流路111aの他端部は、図示せぬ駆動源(例えば、油圧ポンプなど)と接続されている。
なお、平面視において、作業テーブル111の上面111bには、Oリング112が、第二流路111aの一端部と同軸上に配設されている。
なお、平面視において、作業テーブル111の上面111bには、Oリング112が、第二流路111aの一端部と同軸上に配設されている。
以上のような構成からなる治具100、及び作業テーブル111において、該治具100が該作業テーブル111の上面111b上の所定位置に載置されることで、第一流路101aの一端部と、第二流路111aの一端部とが自動的に接続され、可動部102と駆動源とが連通状態となる。
また、この際、本体部101の下面101bと、作業テーブル111の上面111bとは互いに密接状態になることから、Oリング112が、これらの本体部101、及び作業テーブル111によって挟持され、圧縮されることとなる。そして、このような圧縮状態にあるOリング112によって、第一流路101aの一端部と、第二流路111aの一端部との接続箇所は、確実にシール(密封)されるのである。
また、この際、本体部101の下面101bと、作業テーブル111の上面111bとは互いに密接状態になることから、Oリング112が、これらの本体部101、及び作業テーブル111によって挟持され、圧縮されることとなる。そして、このような圧縮状態にあるOリング112によって、第一流路101aの一端部と、第二流路111aの一端部との接続箇所は、確実にシール(密封)されるのである。
ところで、このような可動式の治具は、およそ300Kgを超えるような重量級のものが多く、被取付部材(例えば、作業テーブル)への載置作業については、前記可動式の治具をクレーンやホイストなどにより吊り下げた状態で移動させながら行われることが多い。よって、このような重量級の可動式の治具は、被取付部材に載置される直前まで、任意の方向に揺れ動くこととなる。
従って、治具に設けられる第一流路の一端部と、被取付部材に設けられる第二流路の一端部との接続箇所に配設されるOリングは、前記治具の下面と、前記被取付部材の上面との間に挟持されつつ捻られることがある。その結果、Oリングに欠損・破断が生じる場合があり、前記接続箇所のシール(密封)性を保持することが困難となり、作動媒体(例えば、作動油など)が漏洩し、可動部の動作不良が引き起こされるおそれがある。
このような問題点を解決するための一手段として、例えば「特許文献1」による技術が開示されている。
従って、治具に設けられる第一流路の一端部と、被取付部材に設けられる第二流路の一端部との接続箇所に配設されるOリングは、前記治具の下面と、前記被取付部材の上面との間に挟持されつつ捻られることがある。その結果、Oリングに欠損・破断が生じる場合があり、前記接続箇所のシール(密封)性を保持することが困難となり、作動媒体(例えば、作動油など)が漏洩し、可動部の動作不良が引き起こされるおそれがある。
このような問題点を解決するための一手段として、例えば「特許文献1」による技術が開示されている。
前記「特許文献1」においては、治具プレート(治具の本体部に相当)の下面、及びベースエレメント(被取付部材に相当)の上面に、締結ブッシュ、及び締結ピンを各々配設し、ベースエレメント上への治具プレートの載置作業は、締結ブッシュに締結ピンを挿入させながら行うことを特徴とする締結装置に関する技術が開示されている。
このような締結装置を用いれば、例え重量級の可動式の治具であっても、被取付部材に載置される直前まで、締結ブッシュ、及び締結ピンによって位置決めされることとなり、治具(より具体的には、本体部)の下面と被取付部材の上面との間に挟持されたOリングが捻られて、欠損・破断を生じることもない。
しかし、本体部の下面、及び被取付部材の上面は、互いに密接される箇所であることから、機械加工によって予め高精度に仕上げられているところ、前記締結ブッシュ、及び締結ピンは、本体部、及び被取付部材へ各々組み付けられる際に、僅かな組付け誤差が必然的に含まれるため、これらの締結ブッシュ、及び締結ピンなどの構成部品を別途間に設けることなく、直接的に被取付部材に治具を載置させることが望ましい。
しかし、本体部の下面、及び被取付部材の上面は、互いに密接される箇所であることから、機械加工によって予め高精度に仕上げられているところ、前記締結ブッシュ、及び締結ピンは、本体部、及び被取付部材へ各々組み付けられる際に、僅かな組付け誤差が必然的に含まれるため、これらの締結ブッシュ、及び締結ピンなどの構成部品を別途間に設けることなく、直接的に被取付部材に治具を載置させることが望ましい。
本発明は、以上に示した現状の問題点を鑑みてなされたものであり、例えば工作機械の作業テーブルなどからなる被取付部材に載置される治具を、該被取付部材に対して固定保持する際に、前記治具の内部に形成される第一流路と、前記被取付部材の内部に形成される第二流路とを互いに接続するための治具取付構造であって、たとえ前記治具が、被取付部材に載置される直前まで、任意の方向に揺れ動いたとしても、前記第一流路の一端部と、前記第二流路の一端部との接続箇所に配設されるOリングの欠損・破断が生じることなく前記接続箇所のシール(密封)性を保持することができる治具取付構造を、前記治具と前記被取付部材との間に構成部品を別途設けることなく提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、第一流路を内部に有する治具と、第二流路を内部に有する被取付部材とを有し、前記治具における前記被取付部材との第一取付面へと導かれる、前記第一流路の一端部と、前記被取付部材における前記治具との第二取付面へと導かれる、前記第二流路の一端部とを介して、これらの第一流路、及び第二流路を互いに接続する治具取付構造であって、前記第一流路の一端部、及び前記第二流路の一端部と同軸上、且つ前記治具と前記被取付部材との間に介在されるOリングと、前記第一流路の一端部、或いは前記第二流路の一端部を構成する第三流路を内部に有し、前記第一取付面、或いは前記第二取付面の一部を構成するように、前記治具或いは前記被取付部材に配設される分割部材と、を備え、前記第一流路、及び前記第二流路の接続状態において、前記Oリングは、前記分割部材によって押圧されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明における治具取付構造によれば、例えば工作機械の作業テーブルなどからなる被取付部材に載置される治具を、該被取付部材に対して固定保持する際に、前記治具の内部に形成される第一流路と、前記被取付部材の内部に形成される第二流路とを互いに接続するための治具取付構造であって、たとえ前記治具が、被取付部材に載置される直前まで、任意の方向に揺れ動いたとしても、前記第一流路の一端部と、前記第二流路の一端部との接続箇所に配設されるOリングの欠損・破断が生じることなく前記接続箇所のシール(密封)性を保持することができる治具取付構造を、前記治具と前記被取付部材との間に構成部品を別途介することなく提供することができる。
即ち、本発明における治具取付構造によれば、例えば工作機械の作業テーブルなどからなる被取付部材に載置される治具を、該被取付部材に対して固定保持する際に、前記治具の内部に形成される第一流路と、前記被取付部材の内部に形成される第二流路とを互いに接続するための治具取付構造であって、たとえ前記治具が、被取付部材に載置される直前まで、任意の方向に揺れ動いたとしても、前記第一流路の一端部と、前記第二流路の一端部との接続箇所に配設されるOリングの欠損・破断が生じることなく前記接続箇所のシール(密封)性を保持することができる治具取付構造を、前記治具と前記被取付部材との間に構成部品を別途介することなく提供することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
[治具取付構造1]
先ず、本発明を具現化する治具取付構造1の全体的な構成について、図1及び図2を用いて説明する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図1及び図2中の上下方向を治具取付構造1、或いは治具10及び被取付部材51の上下方向と規定して記述する。
先ず、本発明を具現化する治具取付構造1の全体的な構成について、図1及び図2を用いて説明する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図1及び図2中の上下方向を治具取付構造1、或いは治具10及び被取付部材51の上下方向と規定して記述する。
本実施形態における治具取付構造1は、例えば工作機械50の作業テーブルなどからなる被取付部材51に載置された治具10を、該被取付部材51に対して固定保持する際の取付構造であって、前記治具10(より具体的には、本体部11)の内部に形成される第一流路10Aと、前記被取付部材51の内部に形成される第二流路50Aとを互いに接続するためのものである。
治具取付構造1は、図1に示すように、主に治具10に備えられる移動部材2や押込み部材3、及び被取付部材51に配設されるOリング4などにより構成される。
なお、以下の説明においては、治具10、及び被取付部材51の各構成に従って、それぞれ順に記載する。
なお、以下の説明においては、治具10、及び被取付部材51の各構成に従って、それぞれ順に記載する。
先ず始めに、治具10の構成について説明する。
本実施形態における治具10は可動式の治具であって、主に本体部11や、該本体部11の表面(本実施例においては、上面)上に配設される可動部12、及び該本体部11に内挿される移動部材2や押込み部材3などにより構成される。
ここで、前記可動部12は、例えば油圧クランプなどの油圧機器によって構成されるが、これに限定されるものではなく、例えば、圧縮空気を作動媒体とする空圧機器などによって構成されることとしてもよい。
本実施形態における治具10は可動式の治具であって、主に本体部11や、該本体部11の表面(本実施例においては、上面)上に配設される可動部12、及び該本体部11に内挿される移動部材2や押込み部材3などにより構成される。
ここで、前記可動部12は、例えば油圧クランプなどの油圧機器によって構成されるが、これに限定されるものではなく、例えば、圧縮空気を作動媒体とする空圧機器などによって構成されることとしてもよい。
本体部11は、治具10の基部となる部位である。
本体部11は、例えば直方体形状の部材から形成され、その内部には、貫通孔11Aと固定流路11Bとが形成される。
本体部11は、例えば直方体形状の部材から形成され、その内部には、貫通孔11Aと固定流路11Bとが形成される。
貫通孔11Aは、移動部材2の摺動経路として、本体部11内に形成される空間部である。
貫通孔11Aは、本体部11に対して上下方向に貫通するようにして形成され、その内周面の上端部には、雌ねじ11aが螺刻されている。
貫通孔11Aは、本体部11に対して上下方向に貫通するようにして形成され、その内周面の上端部には、雌ねじ11aが螺刻されている。
そして、貫通孔11Aの内周部(内周面によって囲まれた空間部。以下同じ。)には、移動部材2が同軸上に嵌挿され、さらに押込み部材3が移動部材2の上方より、前記貫通孔11Aと同軸上に螺挿される。
固定流路11Bは、可動部12の作動媒体(本実施例においては、作動油)の流通経路として、本体部11内に形成される空間部である。
固定流路11Bの一端部は、貫通孔11Aの中途部と接続され、また該固定流路11Bの他端部は、可動部12と接続される。
そして、固定流路11Bは、後述する移動部材2の移動流路2Aとともに、第一流路10Aを構成することとなる。
固定流路11Bの一端部は、貫通孔11Aの中途部と接続され、また該固定流路11Bの他端部は、可動部12と接続される。
そして、固定流路11Bは、後述する移動部材2の移動流路2Aとともに、第一流路10Aを構成することとなる。
移動部材2は、第一流路10Aの一部を構成するとともに、該第一流路10Aと、後述する被取付部材51の第二流路50Aとの接続部を構成する部材である。
移動部材2は、略円柱形状の部材から形成される。より具体的には、移動部材2の両端部には、貫通孔11Aの内径寸法と同程度の外径寸法からなる拡径部21・21が形成され、また移動部材2の中央部、即ちこれら拡径部21・21の間には、前記貫通孔11Aの内径寸法に比べて小さな外形寸法からなる縮径部22が形成される。
移動部材2は、略円柱形状の部材から形成される。より具体的には、移動部材2の両端部には、貫通孔11Aの内径寸法と同程度の外径寸法からなる拡径部21・21が形成され、また移動部材2の中央部、即ちこれら拡径部21・21の間には、前記貫通孔11Aの内径寸法に比べて小さな外形寸法からなる縮径部22が形成される。
移動部材2の下部には、移動流路2Aが穿孔される。
移動流路2Aは、移動部材2の下端面2aから上方に向かって延出し、移動部材2(より具体的には、縮径部22)の上下方向中央部において屈曲して、該移動部材2の半径方向へと延出するように形成され、移動部材2の半径方向へ延出する部分の先端は縮径部22の外周面に開口している。なお、移動流路2Aにおける、下端面2aから上方への延出部分は、下端面2aと同軸に配置されている。
つまり、移動流路2Aの一端部は、移動部材2の下端面2aへと導かれ、また該移動流路2Aの他端部は、縮径部22の外周面へと導かれている。
移動流路2Aは、移動部材2の下端面2aから上方に向かって延出し、移動部材2(より具体的には、縮径部22)の上下方向中央部において屈曲して、該移動部材2の半径方向へと延出するように形成され、移動部材2の半径方向へ延出する部分の先端は縮径部22の外周面に開口している。なお、移動流路2Aにおける、下端面2aから上方への延出部分は、下端面2aと同軸に配置されている。
つまり、移動流路2Aの一端部は、移動部材2の下端面2aへと導かれ、また該移動流路2Aの他端部は、縮径部22の外周面へと導かれている。
一方、縮径部22の両端部には、該縮径部22の外径寸法に比べて、僅かに小さな外径寸法からなる極縮径部22A・22Aが形成されており、これらの極縮径部22A・22Aの外周面に沿って、環状のパッキン(シール部材)5・5が環装されている。
このような構成からなる移動部材2は、下端面2aを下方に向けた状態で、貫通孔11Aに摺動可能に嵌挿される。貫通孔11Aに嵌挿された移動部材2においては、パッキン5・5が貫通孔11Aの内周面に圧接しており、当該圧接部分をシールしている。
その結果、前記貫通孔11Aの内周面と、移動部材2(より具体的には、縮径部22)の外周面と、各パッキン5の縮径部22側(拡径部21側と対向する側)の端面と、によって囲まれた空間部6が形成される。前記空間部6は、常に移動流路2Aの他端部(即ち、縮径部22へと導かれる側の端部)と接続されている。
その結果、前記貫通孔11Aの内周面と、移動部材2(より具体的には、縮径部22)の外周面と、各パッキン5の縮径部22側(拡径部21側と対向する側)の端面と、によって囲まれた空間部6が形成される。前記空間部6は、常に移動流路2Aの他端部(即ち、縮径部22へと導かれる側の端部)と接続されている。
そして、貫通孔11Aの内周部における移動部材2の嵌挿位置が、該貫通孔11Aの最下端部となる場合、即ち、前記移動部材2の下端面2aと、本体部11の下面11bとが同一平面上に位置することとなる場合、空間部6は、前述した固定流路11Bの一端部(即ち、貫通孔11Aへと導かれる側の端部)と接続された状態となる。
従って、移動部材2の移動流路2Aは、空間部6を介して、固定流路11Bと連通され、これら移動流路2Aと固定流路11Bとによって、第一流路10Aが構成されることとなる。換言すれば、移動部材2は、第一流路10Aの一端部を構成する移動流路2Aを内部に有するとともに、下端面2aが本体部11の下面11bの一部を構成するように配設される。
従って、移動部材2の移動流路2Aは、空間部6を介して、固定流路11Bと連通され、これら移動流路2Aと固定流路11Bとによって、第一流路10Aが構成されることとなる。換言すれば、移動部材2は、第一流路10Aの一端部を構成する移動流路2Aを内部に有するとともに、下端面2aが本体部11の下面11bの一部を構成するように配設される。
また、後述するように、被取付部材51の上面51a上の所定位置に、治具10が載置された状態において、貫通孔11Aの内周部における移動部材2の嵌挿位置が、該貫通孔11Aの最下端部となる場合には、移動流路2Aの一端部(即ち、下端面2aへと導かれる側の端部)と、第二流路50Aの一端部(即ち、被取付部材51の上面51aへと導かれる側の端部)とが同軸に配置されて互いに接続されることとなり、前記移動流路2Aを備える移動部材2は、第一流路10A(より具体的には、移動流路2A)と、第二流路50Aとの接続部を構成することとなる。
ところで、移動部材2の上端面2bには、ねじ穴2cが形成されており、貫通孔11Aより移動部材2を抜脱する際などにおいては、該ねじ穴2cを介して、図示せぬ牽引部材などを螺設させるようになっている。
また、移動部材2の上端面2bには、既知のスラスト軸受23が同軸上に配設されており、後述するように、貫通孔11Aの内周部において、移動部材2が押込み部材3によって押込まれる際は、前記スラスト軸受23によって、押込み部材3より加えられる軸心方向の外力が受け止められるようになっている。
また、移動部材2の上端面2bには、既知のスラスト軸受23が同軸上に配設されており、後述するように、貫通孔11Aの内周部において、移動部材2が押込み部材3によって押込まれる際は、前記スラスト軸受23によって、押込み部材3より加えられる軸心方向の外力が受け止められるようになっている。
押込み部材3は、貫通孔11Aに嵌挿された移動部材2を、該貫通孔11Aの下端部に向かって摺動移動させるための部材である。
押込み部材3は、略短柱形状の部材から形成され、その外周面の上端部には、雄ねじ3aが螺刻されている。また、押込み部材3の上端面には、既知の六角ボルト31が、頭部のみを突出させつつ、該押込み部材3と同軸上に螺着されている。
押込み部材3は、略短柱形状の部材から形成され、その外周面の上端部には、雄ねじ3aが螺刻されている。また、押込み部材3の上端面には、既知の六角ボルト31が、頭部のみを突出させつつ、該押込み部材3と同軸上に螺着されている。
このような構成からなる押込み部材3は、既に移動部材2が嵌挿されている貫通孔11Aに対して、六角ボルト31を上方に向けつつ、該貫通孔11Aと同軸上に螺挿される。
そして、押込み部材3は、六角ボルト31を介して図示せぬ工具によって回転され、これにより、押込み部材3は、貫通孔11Aの内周部の下端部に向かって移動される。
その結果、押込み部材3の下端面は、移動部材2の上端面2b(より具体的には、スラスト軸受23)と当接され、押込み部材3の移動に伴って、移動部材2が、貫通孔11Aの下端部へと摺動移動されるのである。
そして、押込み部材3は、六角ボルト31を介して図示せぬ工具によって回転され、これにより、押込み部材3は、貫通孔11Aの内周部の下端部に向かって移動される。
その結果、押込み部材3の下端面は、移動部材2の上端面2b(より具体的には、スラスト軸受23)と当接され、押込み部材3の移動に伴って、移動部材2が、貫通孔11Aの下端部へと摺動移動されるのである。
次に、被取付部材51について説明する。
被取付部材51は、前述したように、例えば工作機械50の作業テーブルなどのように、治具10を載置して固定保持するための部材である。
被取付部材51は、例えば十分な厚みを有する矩形板形状の部材から形成され、その内部には、第二流路50Aが形成される。
被取付部材51は、前述したように、例えば工作機械50の作業テーブルなどのように、治具10を載置して固定保持するための部材である。
被取付部材51は、例えば十分な厚みを有する矩形板形状の部材から形成され、その内部には、第二流路50Aが形成される。
第二流路50Aは、治具10に備えられる可動部12の作動媒体の流通経路として、被取付部材51内に形成される空間部である。
より具体的には、可動部12の駆動源(例えば、油圧ポンプなど)は、一般的に治具10の外部に設けられるところ、第二流路50Aを介して、前記駆動源と、治具10の第一流路10Aとが連通されることになり、前記駆動源より吐出された作動媒体が可動部12へと供給されるのである。
より具体的には、可動部12の駆動源(例えば、油圧ポンプなど)は、一般的に治具10の外部に設けられるところ、第二流路50Aを介して、前記駆動源と、治具10の第一流路10Aとが連通されることになり、前記駆動源より吐出された作動媒体が可動部12へと供給されるのである。
第二流路50Aは、被取付部材51の上面51aより下方に向かって延出した後、前記被取付部材51の厚み方向中途部において屈曲し、水平方向へと延出するように形成され、水平方向へ延出する部分の先端は前記被取付部材51の外部に開口している。
第二流路50Aにおける、被取付部材51の上面51aより下方に向かって延出する部分は、本体部11が被取付部材51の上面51a上の前記所定位置に載置された状態にて、本体部11の貫通孔11A(或いは、移動部材2の拡径部21)と同軸上に配置されるように形成されている。
つまり、第二流路50Aの一端部は、被取付部材51の上面51aにおける、移動部材2の下端面2a(或いは、移動流路2Aの一端部)と同軸上となる位置に導かれており、また前記第二流路50Aの他端部は、前記被取付部材51の外部へと導かれ、図示せぬ駆動源と接続されている。
第二流路50Aにおける、被取付部材51の上面51aより下方に向かって延出する部分は、本体部11が被取付部材51の上面51a上の前記所定位置に載置された状態にて、本体部11の貫通孔11A(或いは、移動部材2の拡径部21)と同軸上に配置されるように形成されている。
つまり、第二流路50Aの一端部は、被取付部材51の上面51aにおける、移動部材2の下端面2a(或いは、移動流路2Aの一端部)と同軸上となる位置に導かれており、また前記第二流路50Aの他端部は、前記被取付部材51の外部へと導かれ、図示せぬ駆動源と接続されている。
そして、被取付部材51の上面51aにおいて、第二流路50Aの一端部には、既知のOリング4が該第二流路50Aと同軸上に配設されている。
ここで、前述したように、被取付部材51の上面51a上の所定位置に、治具10が載置された状態において、貫通孔11Aは、本体部11を上下方向に貫通するようにして形成されている。換言すれば、本体部11の貫通孔11Aは、その軸心方向が、被取付部材51の上面51aに対して垂直方向となるようにして配設されている。
よって、貫通孔11Aの内周部を摺動移動する移動部材2は、被取付部材51の上面51aに対して垂直方向に近接、或いは離間するようになっている。
よって、貫通孔11Aの内周部を摺動移動する移動部材2は、被取付部材51の上面51aに対して垂直方向に近接、或いは離間するようになっている。
また、前述したように、被取付部材51の上面51aにおいて、第二流路50Aの一端部、及びOリング4は、貫通孔11Aと同軸上に設けられるとともに、該貫通孔11Aの内径寸法(或いは、移動部材2の拡径部21の外径寸法であって、図1中の寸法X)が、前記Oリング4の外径寸法(図1中の寸法Y)に比べて、十分大きな値となっている。
以上に示した構成からなるこれらの治具10、及び被取付部材51の、移動部材2や押込み部材3やOリング4などによって治具取付構造1は構成される。
そして、被取付部材51の上面51aに治具10を載置して固定保持する際は、以下に示す手順に従って、治具取付構造1を操作することとなる。
そして、被取付部材51の上面51aに治具10を載置して固定保持する際は、以下に示す手順に従って、治具取付構造1を操作することとなる。
即ち、先ず始めに、治具10(より具体的には本体部11)の貫通孔11Aの内周部に、未だ移動部材2や押込み部材3が内挿されていない状態において、前記治具10が、被取付部材51の上面51a上の所定位置に載置される。
これにより、本実施形態における治具取付構造1が備えられた治具10、及び被取付部材51においては、Oリング4が、貫通孔11Aの内周部に収められることとなり、従来のように、被取付部材の上面に治具を載置する際に、これら被取付部材と治具との間にOリングが挟まれて、捻られたり、切断されたりすることもない。
これにより、本実施形態における治具取付構造1が備えられた治具10、及び被取付部材51においては、Oリング4が、貫通孔11Aの内周部に収められることとなり、従来のように、被取付部材の上面に治具を載置する際に、これら被取付部材と治具との間にOリングが挟まれて、捻られたり、切断されたりすることもない。
被取付部材51に載置された治具10には、図示せぬボルトなどによって仮締め作業が施され、治具10は、被取付部材51に対して一時的に固定保持される。
そして、図2(a)に示すように、貫通孔11Aに対して、移動部材2、及び押込み部材3が上方より順に内挿され、押込み部材3が、下方へと捩じ込まれることによって、移動部材2は、貫通孔11Aの下端部へと摺動移動される。
そして、図2(a)に示すように、貫通孔11Aに対して、移動部材2、及び押込み部材3が上方より順に内挿され、押込み部材3が、下方へと捩じ込まれることによって、移動部材2は、貫通孔11Aの下端部へと摺動移動される。
その後、図2(b)に示すように、貫通孔11Aの内周部において、その最下端部に移動部材2が到達することによって、第一流路10A(より具体的には、移動流路2A)の一端部(即ち、下端面2aへと導かれる側の端部)と、第二流路50Aの一端部(即ち、上面51aへと導かれる側の端部)とが互いに接続され、また、これと同時に、Oリング4が、移動部材2の下端面2aによって軸心方向(被取付部材51の上面51aに対する垂直方向)に圧縮される。
このように、本実施形態における治具取付構造1が備えられる、治具10や被取付部材51においては、移動部材2の下端面2aを介して、軸心方向への圧縮荷重をOリング4の全面に渡って均等に加えることができるため、該Oリング4は、予め定められた所定の圧縮状態を保持することができ、移動流路2Aの一端部と、第二流路50Aの一端部との接続部のシール性を十分に発揮することができるのである。
[治具取付構造201(別実施形態)]
次に、別実施形態における治具取付構造201の全体的な構成について、図3及び図4を用いて説明する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図3及び図4中の上下方向を治具取付構造201、或いは治具210及び被取付部材251の上下方向と規定して記述する。
次に、別実施形態における治具取付構造201の全体的な構成について、図3及び図4を用いて説明する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図3及び図4中の上下方向を治具取付構造201、或いは治具210及び被取付部材251の上下方向と規定して記述する。
別実施形態における治具取付構造201は、前述した治具取付構造1と略同等な構成を有する一方、前記治具取付構造201を構成する移動部材202や押込み部材203やOリング204が、工作機械250の被取付部材251のみに備えられる点について、前記治具取付構造1と相異する。
よって、以下の説明においては、主に治具取付構造1との相異点について記載し、該治具取付構造1との同等な構成についての記載は省略する。また、以下の説明においては、治具210、及び被取付部材251の各構成に従って、それぞれ順に記載する。
よって、以下の説明においては、主に治具取付構造1との相異点について記載し、該治具取付構造1との同等な構成についての記載は省略する。また、以下の説明においては、治具210、及び被取付部材251の各構成に従って、それぞれ順に記載する。
先ず始めに、治具210の構成について説明する。
別実施形態における治具210には、本体部211が備えられ、該本体部211の内部には、第一流路210Aが形成される。
別実施形態における治具210には、本体部211が備えられ、該本体部211の内部には、第一流路210Aが形成される。
第一流路210Aは、本体部211の表面(本実施例においては、上面)上に配設される、可動部212の作動媒体の流通経路として、本体部211内に形成される空間部である。
第一流路210Aの一端部は、本体部211の下面211aへと導かれ、また該第一流路210Aの他端部は、可動部212と接続される。
なお、第一流路210Aの一端部は、その軸心方向が、前記下面211aに対して垂直方向となるように形成されている。
第一流路210Aの一端部は、本体部211の下面211aへと導かれ、また該第一流路210Aの他端部は、可動部212と接続される。
なお、第一流路210Aの一端部は、その軸心方向が、前記下面211aに対して垂直方向となるように形成されている。
次に、被取付部材251について説明する。
別実施形態における被取付部材251の内部には、貫通孔251Aと固定流路251Bとが形成される。
別実施形態における被取付部材251の内部には、貫通孔251Aと固定流路251Bとが形成される。
貫通孔251Aは、移動部材202の摺動経路として、被取付部材251内に形成される空間部である。
貫通孔251Aは、被取付部材251に対して上下方向、且つ第一流路210Aの一端部(即ち、本体部211の下面211aへと導かれる側の端部)と同軸上に貫通するようにして形成され、その内周面の下端部には、雌ねじ251aが螺刻されている。
貫通孔251Aは、被取付部材251に対して上下方向、且つ第一流路210Aの一端部(即ち、本体部211の下面211aへと導かれる側の端部)と同軸上に貫通するようにして形成され、その内周面の下端部には、雌ねじ251aが螺刻されている。
そして、貫通孔251Aの内周部には、移動部材202が同軸上に嵌挿され、さらに押込み部材203が移動部材202の下方より、前記貫通孔251Aと同軸上に螺挿される。
固定流路251Bは、治具210に備えられる可動部212の作動媒体の流通経路として、被取付部材251内に形成される空間部である。
固定流路251Bの一端部は、貫通孔251Aの中途部と接続され、また該固定流路251Bの他端部は、被取付部材251の外部へと導かれ、図示せぬ駆動源と接続されている。
そして、固定流路251Bは、後述する移動部材202の移動流路202Aとともに、第二流路250Aを構成することとなる。
固定流路251Bの一端部は、貫通孔251Aの中途部と接続され、また該固定流路251Bの他端部は、被取付部材251の外部へと導かれ、図示せぬ駆動源と接続されている。
そして、固定流路251Bは、後述する移動部材202の移動流路202Aとともに、第二流路250Aを構成することとなる。
移動部材202は、第二流路250Aの一部を構成するとともに、該第二流路250Aと、治具210の第一流路210Aとの接続部を構成する部材である。
移動部材202は、略円柱形状の部材から形成される。より具体的には、移動部材202の両端部には、貫通孔251Aの内径寸法と同程度の外径寸法からなる拡径部221・221が形成され、また移動部材202の中央部、即ちこれら拡径部221・221の間には、前記貫通孔251Aの内径寸法に比べて小さな外形寸法からなる縮径部222が形成される。
移動部材202は、略円柱形状の部材から形成される。より具体的には、移動部材202の両端部には、貫通孔251Aの内径寸法と同程度の外径寸法からなる拡径部221・221が形成され、また移動部材202の中央部、即ちこれら拡径部221・221の間には、前記貫通孔251Aの内径寸法に比べて小さな外形寸法からなる縮径部222が形成される。
移動部材202の上部には、移動流路202Aが穿孔される。
移動流路202Aは、上端面202aから下方に向かって延出し、移動部材202(より具体的には、縮径部222)の上下方向中央部において屈曲して、該移動部材202の半径方向へと延出するように形成され、移動部材202の半径方向へと延出する部分の先端は縮径部222の外周面に開口している。なお、移動流路202Aにおける、上端面202aから下方への延出部分は、上端面202aと同軸に配置されている。
つまり、移動流路202Aの一端部は、移動部材202の上端面202aへと導かれ、また該移動流路202Aの他端部は、縮径部222の外周面へと導かれている。
移動流路202Aは、上端面202aから下方に向かって延出し、移動部材202(より具体的には、縮径部222)の上下方向中央部において屈曲して、該移動部材202の半径方向へと延出するように形成され、移動部材202の半径方向へと延出する部分の先端は縮径部222の外周面に開口している。なお、移動流路202Aにおける、上端面202aから下方への延出部分は、上端面202aと同軸に配置されている。
つまり、移動流路202Aの一端部は、移動部材202の上端面202aへと導かれ、また該移動流路202Aの他端部は、縮径部222の外周面へと導かれている。
そして、移動部材202の上端面202aにおいて、移動流路202Aの一端部には、既知のOリング204が該移動流路202Aと同軸上に配設されている。
一方、縮径部222の両端部には、該縮径部222の外径寸法に比べて、僅かに小さな外径寸法からなる極縮径部222A・222Aが形成されており、これらの極縮径部222A・222Aの外周面に沿って、環状のパッキン(シール部材)205・205が環装されている。
このような構成からなる移動部材202は、上端面202aを上方に向けた状態で貫通孔251Aに摺動可能に嵌挿される。貫通孔251Aに嵌挿された移動部材202においては、パッキン205・205が貫通孔251Aの内周面に圧接しており、当該圧接部分をシールしている。
その結果、前記貫通孔251Aの内周面と、移動部材202(より具体的には、縮径部222)の外周面と、各パッキン205の縮径部222側(拡径部221側と対向する側)の端面と、によって囲まれた空間部206が形成される。前記空間部206は、常に移動流路202Aの他端部(即ち、縮径部222へと導かれる側の端部)と接続されている。
その結果、前記貫通孔251Aの内周面と、移動部材202(より具体的には、縮径部222)の外周面と、各パッキン205の縮径部222側(拡径部221側と対向する側)の端面と、によって囲まれた空間部206が形成される。前記空間部206は、常に移動流路202Aの他端部(即ち、縮径部222へと導かれる側の端部)と接続されている。
そして、貫通孔251Aの内周部における移動部材202の嵌挿位置が、該貫通孔251Aの最上端部となる場合、即ち、前記移動部材202の上端面202aと、被取付部材251の上面251bとが同一平面上に位置することとなる場合、空間部206は、前述した固定流路251Bの一端部(即ち、貫通孔251Aへと導かれる側の端部)と接続された状態となる。
従って、移動部材202の移動流路202Aは、空間部206を介して、固定流路251Bと連通され、これら移動流路202Aと固定流路251Bとによって、第二流路250Aが構成されることとなる。換言すれば、移動部材202は、第二流路250Aの一端部を構成する移動流路202Aを内部に有するとともに、上端面202aが被取付部材251の上面251bの一部を構成するように配設される。
従って、移動部材202の移動流路202Aは、空間部206を介して、固定流路251Bと連通され、これら移動流路202Aと固定流路251Bとによって、第二流路250Aが構成されることとなる。換言すれば、移動部材202は、第二流路250Aの一端部を構成する移動流路202Aを内部に有するとともに、上端面202aが被取付部材251の上面251bの一部を構成するように配設される。
また、後述するように、被取付部材251の上面251b上の所定位置に、治具210が載置された状態において、貫通孔251Aの内周部における移動部材202の嵌挿位置が、該貫通孔251Aの最上端部となる場合には、第二流路250Aを構成する移動流路202Aの一端部(即ち、上端面202aへと導かれる側の端部)と、第一流路210Aの一端部(即ち、本体部211の下面211aへと導かれる側の端部)とが同軸に配置されて互いに接続されることとなり、前記移動流路202Aを備える移動部材202は、第一流路210Aと、第二流路250A(より具体的には、移動流路202A)との接続部を構成することとなる。
以上に示したように、別実施形態における治具取付構造201は、被取付部材251に備えられる移動部材202や押出し部材203、及び該移動部材202に配設されるOリング204などによって構成され、治具210に対しては、何ら特別な構造を必要とすることもない。
よって、別実施例における治具取付構造201であれば、例えば、従来から用いられている治具であっても、別途改造等を施すこともなく、容易に対応することができるのである。
よって、別実施例における治具取付構造201であれば、例えば、従来から用いられている治具であっても、別途改造等を施すこともなく、容易に対応することができるのである。
なお、被取付部材251の上面251bに治具210を載置して固定保持する際は、以下に示す手順に従って、治具取付構造201を操作することとなる。
即ち、先ず始めに、被取付部材251の貫通孔251Aの内周部に、未だ移動部材202や押込み部材203が内挿されていない状態において、治具210が、前記被取付部材251の上面251b上の所定位置に載置される。
即ち、先ず始めに、被取付部材251の貫通孔251Aの内周部に、未だ移動部材202や押込み部材203が内挿されていない状態において、治具210が、前記被取付部材251の上面251b上の所定位置に載置される。
被取付部材251に載置された治具210には、図示せぬボルトなどによって仮締め作業が施され、治具210は、被取付部材251に対して一時的に固定保持される。
そして、図4(a)に示すように、貫通孔251Aに対して、移動部材202、及び押込み部材203が下方より順に内挿され、押込み部材203が、上方へと捩じ込まれることによって、移動部材202は、貫通孔251Aの上端部へと摺動移動される。
そして、図4(a)に示すように、貫通孔251Aに対して、移動部材202、及び押込み部材203が下方より順に内挿され、押込み部材203が、上方へと捩じ込まれることによって、移動部材202は、貫通孔251Aの上端部へと摺動移動される。
その後、図4(b)に示すように、貫通孔251Aの内周部において、その最上端部に移動部材202が到達することによって、第一流路210Aの一端部(即ち、本体部211の下面211aへと導かれる側の端部)と、第二流路250A(より具体的には、移動流路202A)の一端部(即ち、上端面202aへと導かれる側の端部)とが互いに接続され、また、これと同時に、Oリング204が、移動部材202の上端面202aによって軸心方向(本体部211の下面211aに対する垂直方向)に圧縮される。
このように、別実施形態における治具取付構造201が備えられる被取付部材251、及び治具210においても、前述した治具取付構造1が備えられる、治具10や被取付部材51と同様に、移動部材202の上端面202aを介して、軸心方向への圧縮荷重をOリング204の全面に渡って均等に加えることができるため、該Oリング204は、予め定められた所定の圧縮状態を保持することができ、第一流路210Aの一端部と、移動流路202Aの一端部との接続部のシール性を十分に発揮することができるのである。
以上のように、本実施形態(或いは、別実施形態)における治具取付構造1(201)は、第一流路10A(210A)を内部に有する治具10(210)と、第二流路50A(250A)を内部に有する被取付部材51(251)とを有し、前記治具10(210)における前記被取付部材51(251)との第一取付面(即ち、本体部11(211)の下面11b(211a)。以下同じ。)へと導かれる、前記第一流路10A(210A)の一端部と、前記被取付部材51(251)における前記治具10(210)との第二取付面(即ち、被取付部材51(251)の上面51a(251b)。以下同じ。)へと導かれる、前記第二流路50A(250A)の一端部とを介して、これらの第一流路10A(210A)、及び第二流路50A(250A)を互いに接続する治具取付構造であって、前記第一流路10A(210A)の一端部、及び前記第二流路50A(250A)の一端部と同軸上、且つ前記治具10(210)と前記被取付部材51(251)との間に介在されるOリング4(204)と、前記第一流路10Aの一端部(或いは前記第二流路250Aの一端部)を構成する移動流路(第三流路)2A(202A)を内部に有し、前記第一取付面、或いは前記第二取付面の一部を構成するように、前記治具10(210)或いは前記被取付部材51(251)に配設される移動部材(分割部材)2(202)と、を備え、前記第一流路10A(210A)、及び前記第二流路50A(250A)の接続状態において、前記Oリング4(204)は、前記移動部材(分割部材)2(202)によって押圧される構成となっている。
このような構成を有することで、本実施形態(或いは、別実施形態)における治具取付構造1(201)によれば、例えば工作機械50(250)の作業テーブルなどからなる被取付部材51(251)に載置される治具10(210)を、該被取付部材51(251)に対して固定保持する際に、前記治具10(210)の内部に形成される第一流路10A(210A)と、前記被取付部材51(251)の内部に形成される第二流路50A(250A)とを互いに接続するための治具取付構造であって、たとえ前記治具10(210)が、被取付部材51(251)に載置される直前まで、任意の方向に揺れ動いたとしても、前記第一流路10A(210A)の一端部と、前記第二流路50A(250A)の一端部との接続箇所に配設されるOリング4(204)の欠損・破断が生じることなく前記接続箇所のシール(密封)性を保持することができる治具取付構造を、前記治具10(210)と前記被取付部材51(251)との間に構成部品(例えば、締結ブッシュや締結ピンなどからなる規制部品)を別途設けることなく提供することができる。
より具体的には、本実施形態(或いは、別実施形態)における治具取付構造1(201)においては、治具10(210)の下面11b(211a)、或いは被取付部材51(251)の上面51a(251b)より独立した構造からなる移動部材(分割部材)2(202)によって、Oリング4(204)を押圧する構成となっている。
よって、被取付部材51(251)に治具10(210)が載置される直前まで、治具10(210)の下面11b(211a)、或いは被取付部材51(251)の上面51a(251b)より、移動部材(分割部材)2(202)を一時的に退避させておき、その後、治具10(210)が被取付部材51(251)に載置された後に、前記移動部材(分割部材)2(202)によってOリング4(204)を押圧させることが可能となる。
従って、被取付部材51(251)に治具10(210)が載置される際に、治具10(210)の下面11b(211a)と、被取付部材51(251)の上面51a(251b)との間に挟持されつつ捻られて、Oリング4(204)に、欠損・破断が生じることもなく、前記Oリング4(204)によって、前記第一流路10A(210A)の一端部と、第二流路50A(250A)の一端部との接続箇所が、確実にシール(密封)されるのである。
よって、被取付部材51(251)に治具10(210)が載置される直前まで、治具10(210)の下面11b(211a)、或いは被取付部材51(251)の上面51a(251b)より、移動部材(分割部材)2(202)を一時的に退避させておき、その後、治具10(210)が被取付部材51(251)に載置された後に、前記移動部材(分割部材)2(202)によってOリング4(204)を押圧させることが可能となる。
従って、被取付部材51(251)に治具10(210)が載置される際に、治具10(210)の下面11b(211a)と、被取付部材51(251)の上面51a(251b)との間に挟持されつつ捻られて、Oリング4(204)に、欠損・破断が生じることもなく、前記Oリング4(204)によって、前記第一流路10A(210A)の一端部と、第二流路50A(250A)の一端部との接続箇所が、確実にシール(密封)されるのである。
1 治具取付構造
2 移動部材(分割部材)
2A 移動流路(第三流路)
4 Oリング
10 治具
10A 第一流路
11 本体部
11b 下面
50A 第二流路
51 被取付部材
51a 上面
201 治具取付構造
202 移動部材(分割部材)
202A 移動流路(第三流路)
204 Oリング
210 治具
210A 第一流路
211 本体部
211a 下面
250A 第二流路
251 被取付部材
251b 上面
2 移動部材(分割部材)
2A 移動流路(第三流路)
4 Oリング
10 治具
10A 第一流路
11 本体部
11b 下面
50A 第二流路
51 被取付部材
51a 上面
201 治具取付構造
202 移動部材(分割部材)
202A 移動流路(第三流路)
204 Oリング
210 治具
210A 第一流路
211 本体部
211a 下面
250A 第二流路
251 被取付部材
251b 上面
Claims (1)
- 第一流路を内部に有する治具と、第二流路を内部に有する被取付部材とを有し、前記治具における前記被取付部材との第一取付面へと導かれる、前記第一流路の一端部と、前記被取付部材における前記治具との第二取付面へと導かれる、前記第二流路の一端部とを介して、これらの第一流路、及び第二流路を互いに接続する治具取付構造であって、
前記第一流路の一端部、及び前記第二流路の一端部と同軸上、且つ前記治具と前記被取付部材との間に介在されるOリングと、
前記第一流路の一端部、或いは前記第二流路の一端部を構成する第三流路を内部に有し、
前記第一取付面、或いは前記第二取付面の一部を構成するように、前記治具或いは前記被取付部材に配設される分割部材と、
を備え、
前記第一流路、及び前記第二流路の接続状態において、前記Oリングは、前記分割部材によって押圧される、
ことを特徴とする治具取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012013052A JP2013151978A (ja) | 2012-01-25 | 2012-01-25 | 治具取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012013052A JP2013151978A (ja) | 2012-01-25 | 2012-01-25 | 治具取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013151978A true JP2013151978A (ja) | 2013-08-08 |
Family
ID=49048472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012013052A Pending JP2013151978A (ja) | 2012-01-25 | 2012-01-25 | 治具取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013151978A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS533747B2 (ja) * | 1973-05-11 | 1978-02-09 | ||
| JPH078955Y2 (ja) * | 1988-03-28 | 1995-03-06 | 株式会社ナブコ | 流路接続装置 |
| US5443580A (en) * | 1994-10-18 | 1995-08-22 | Diebolt International, Inc. | Compact fitting |
-
2012
- 2012-01-25 JP JP2012013052A patent/JP2013151978A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS533747B2 (ja) * | 1973-05-11 | 1978-02-09 | ||
| JPH078955Y2 (ja) * | 1988-03-28 | 1995-03-06 | 株式会社ナブコ | 流路接続装置 |
| US5443580A (en) * | 1994-10-18 | 1995-08-22 | Diebolt International, Inc. | Compact fitting |
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