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JP2013017749A - 電気掃除機 - Google Patents

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JP2013017749A JP2011155161A JP2011155161A JP2013017749A JP 2013017749 A JP2013017749 A JP 2013017749A JP 2011155161 A JP2011155161 A JP 2011155161A JP 2011155161 A JP2011155161 A JP 2011155161A JP 2013017749 A JP2013017749 A JP 2013017749A
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Abstract

【課題】始動時における騒音低減と回転清掃体の円滑な駆動を両立させる。
【解決手段】操作入力部SWを介して始動指示が操作入力された場合、電動送風機2bおよび回転ブラシ用モータ83のそれぞれの始動から所定時間(t2)が経過するまでの間、それぞれの目標制御量が漸増しつつ定常状態となる目標制御量特性をそれぞれに与えて、電動送風機2bおよび回転ブラシ用モータ83の駆動制御を行う。特に、マイコン63は、所定時間(t2)内における目標制御量の増加割合が非線形となる目標制御量特性を与えて、回転清掃体用電動機83の駆動制御を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転清掃体を有する吸込具を備える電気掃除機に係り、特に、始動時における回転清掃体の駆動を制御する技術に関する。
従来の一般的な電気掃除機は、集塵部を有する掃除機本体と、集塵部に連通される吸込口を有する吸込具と、掃除機本体に設けられ吸込口に負圧を発生させる電動送風機と、を備えて構成されている。
吸込具としては、回転清掃体を有するものが知られている。回転清掃体は、吸込具に対して回転自在に設けられ、被掃除面に散らばる塵埃を掻き込むように回転動作する。回転清掃体には、同回転清掃体を駆動するための回転清掃体用電動機が接続されている。
回転清掃体を有する吸込具を備える電気掃除機として、特許文献1には、電動送風機をソフトスタートさせながら、電動送風機および回転清掃体用電動機を共通の始動スイッチで始動させる電気掃除機が開示されている。
特許文献1に係る電気掃除機では、始動スイッチの投入後であって一定時間が経過するまでの間に、電動送風機の送風量を徐々に増大させる(ソフトスタート)。また、始動スイッチの投入後であって待機時間の経過後に、回転清掃体用電動機を始動させるか、または、回転清掃体用電動機の回転速度を徐々に増大させる。
特許文献1に係る技術によれば、使用者に違和感を生じさせることのないように、始動時における回転清掃体による風切り音の変化を抑制することができる。
特開平10−211144号公報
しかしながら、特許文献1に係る技術では、始動スイッチの投入後であって待機時間の経過後に、回転清掃体用電動機を始動するか、または、回転清掃体用電動機の回転速度を徐々に増大させるため、始動スイッチの投入後における初期段階では、回転清掃体用電動機に供給される電力は、ゼロかまたは小さい。このため、回転清掃体の駆動トルクも小さい。
かかる場合において、例えば、被掃除面がカーペットであるときは、回転清掃体の外周部分がカーペットの毛先にからみついてしまう。その結果、始動スイッチの投入後における初期段階では、回転清掃体をうまく回転駆動することができないおそれがあった。
本発明は、前記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、始動時における騒音低減と回転清掃体の円滑な駆動を両立させることができるようにすることを目的とする。
本発明に係る電気掃除機は、集塵部を有する掃除機本体と、前記集塵部に連通される吸込口を有する吸込具と、前記掃除機本体に設けられて前記吸込口に負圧を発生させる電動送風機と、前記吸込具に対して回転自在に設けられる回転清掃体と、前記回転清掃体を回転駆動させる回転清掃体用電動機と、前記電動送風機および前記回転清掃体用電動機に関する始動指示を操作入力する際に用いられる操作入力部と、前記操作入力部を介して前記始動指示が操作入力された場合、前記電動送風機および前記回転清掃体用電動機のそれぞれの始動から所定時間が経過するまでの間、前記それぞれの目標制御量が漸増しつつ定常状態となる目標制御量特性をそれぞれに与えて、前記電動送風機および前記回転清掃体用電動機の駆動制御を行う駆動制御部と、を備え、前記駆動制御部は、前記所定時間内における前記目標制御量の増加割合が非線形となる目標制御量特性を与えて、前記回転清掃体用電動機の駆動制御を行う、ことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、始動時における騒音低減と回転清掃体の円滑な駆動を両立させることができる。
本発明の実施形態に係る電気掃除機の全体構造を表す外観図である。 本発明の実施形態に係る電気掃除機に備えられる、回転清掃体を取り外した状態の第1の吸込具を下方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気掃除機の制御部周辺の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る電気掃除機の動作説明に供するフローチャート図である。 複数の運転モードのそれぞれに対応する目標制御量特性を、始動からの経過時間の区分毎に分けてテーブル化した目標制御量特性表の一例を表す説明図である。 本発明の実施形態に係る電気掃除機の動作説明に供する図である。 図5(a)〜図5(d)は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の動作説明に供するタイムチャート図である。 図6A(a),図6A(b)は、比較例に係る電気掃除機、および、実施例に係る電気掃除機を、本体側の騒音レベルの観点で比較した図である。 図6B(a),図6B(b)は、比較例に係る電気掃除機、および、実施例に係る電気掃除機を、吸込口側の騒音レベルの観点で比較した図である。 図6C(a),図6C(b)は、比較例に係る電気掃除機、および、実施例に係る電気掃除機を、製品としての騒音レベルの観点で比較した図である。
以下、本発明の実施形態に係る電気掃除機について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
(本発明の実施形態に係る電気掃除機1の全体構造)
はじめに、本発明の実施形態に係る電気掃除機1の全体構造について、図1Aを参照して説明する。図1Aは、本発明の実施形態に係る電気掃除機の全体構造を表す外観図である。
本発明の実施形態に係る電気掃除機1は、図1Aに示すように、掃除機本体2と、ホース部3と、操作管4と、伸縮自在に設けられた延長管5と、第2の吸込具6と、第1の吸込具(本発明の“吸込具”に相当する。以下では、“吸込具”と称する。)7と、を備えて構成されている。このうち、本実施形態では、延長管5は、外管10と内管20とから構成されている。
なお、以下の説明で各部の方向を表すときには、掃除機本体2と吸込具7との間を連通する不図示の通風路に沿って、掃除機本体2の側を一端(一端側)とし、これとは反対の吸込具7の側を他端(他端側)として説明する。
掃除機本体2の外筐は、図1Aに示すように、略半長球形状の上ケースと下ケースを最中あわせにしてなる。上ケースは上下方向の略中央より上側に位置し、下ケースは上下方向の略中央より下側に位置する。掃除機本体2の内部には、後記する吸込口41に吸込負圧を発生させる電動送風機2bや、この電動送風機2bの吸込負圧により集塵した塵埃を収容する集塵部2cなどが設けられている。
なお、電動送風機2bは、後記する集塵用モータ81を含んで構成される。
集塵部2cは、図1Aに示すように、掃除機本体2の前側(接続口2aが形成される側)に位置する。上ケースの前側に、開閉可能な不図示の蓋が設けられている。この蓋を開放することによって、掃除機本体2内に収容されている集塵部2cへのアクセスが可能になっている。ホース部3の一端は、掃除機本体2の集塵部2cと連通するように、掃除機本体2の接続口2aに接続されている。
操作管4は、図1Aに示すように、延長管5に接続される他端からホース部3に接続される一端にわたり、略円筒状に形成されている。操作管4には、グリップ部4aが形成されている。グリップ部4aには、手元操作スイッチ(本発明の“操作入力部”に相当する。)SWが設けられている。グリップ部4a内には、手元操作スイッチSWのための電装部品が設けられている。
ユーザは、手元操作スイッチSWの操作を行うことによって、電動送風機2bの運転モード(例えば、強/中/弱の三段階の吸引力の強弱切り替えなど)や、吸込具7に設けられる後記のパワーブラシの運転モード(例えば、強/中/弱の三段階の回転速度の強弱切り替えなど)の設定を行うことができる。
第2の吸込具6は、図1Aに示すように、延長管5の内管20の他端20aに着脱可能に接続されている。第2の吸込具6は、その他端6aから吸込具7を取り外すことによって、単独で塵埃を吸い込む吸込具として機能させることができる。第2の吸込具6は、延長管5の外管10と操作管4の他端4bとの間に着脱可能に接続されてもよい。ただし、第2の吸込具6は、必須の構成ではない。
吸込具7は、図1Aに示すように、第2の吸込具6の他端6aに接続されている。吸込具7は、図1Aに示すように、延長管5の内管20の他端20aや、操作管4の他端4bに対して接続して使用することもできる。吸込具7の構成の詳細については後記する。
なお、本実施形態に係る電気掃除機1では、吸込具7が有する後記の回転清掃体用電動機83(図2参照)への給電を、掃除機本体2、ホース部3、操作管4、延長管5、第2の吸込具6のそれぞれに設けられた不図示の給電ラインを通じて行うようになっている。
(本発明の実施形態に係る電気掃除機1に備えられる吸込具7の構成)
次に、本発明の実施形態に係る電気掃除機1に備えられる吸込具7の構成の詳細について、図1Bを参照して説明する。図1Bは、本発明の実施形態に係る電気掃除機1に備えられる、回転ブラシ30を取り外した状態の吸込具7を下方から見た斜視図である。
吸込具7の下面(被清掃面に対峙する面)には、図1Bに示すように、吸込室40が形成されている。吸込室40には、パワーブラシを構成する回転ブラシ(本発明の“回転清掃体”に相当する。)30が着脱自在に組み込まれている。パワーブラシは、回転ブラシ30と、この回転ブラシ30を駆動する後記の回転ブラシ用モータ83(図2参照)とを含んで構成される。回転ブラシ30は、被掃除面に散らばる塵埃を掻き込むように回転動作する。
吸込具7は、図1Bに示すように、吸口本体50と、吸口継手55とを備える。吸口本体50は、回転ブラシ30を覆うように下部分を形成する下カバー51と、下カバー51の上部に被着された上カバー52とからなる。
吸口本体50には、前部から左右側方にかけて、下カバー51と上カバー52との間にバンパー53が設けられている。バンパー53は、ゴムやエラストマー等の弾性材料から形成されており、使用時に吸口本体50内の気密を保持するとともに、電気掃除機1(図1参照)の使用時に吸口本体50が家具等に衝突した際に、当該家具等への傷付きと吸口本体50への衝撃を吸収する緩衝材の役割を果たす。
吸口本体50の後方側に取り付けられる吸口継手55は、図1Bに示すように、下カバー51と上カバー52との間に他端が挟み込まれて吸口本体50に対して回動可能に接続されている。吸口継手55は、被掃除面に対して略水平な状態から略垂直な状態まで(上下方向に)回動可能な第1の接続管55aと、吸口本体50に対し左右方向に回動可能な第2の接続管55bと、を有する。吸口継手55には、長手方向に沿う内部に空気の流通路R1が形成されている。
第2の接続管55bの一端には、延長管5や第2の吸込具6が接続される。この吸口継手55は、例えば延長管5を被掃除面に対して略垂直とした状態において、その延長管5を吸口本体50の左右方向に向かって倒すことができる機能を有している。これにより、操作管4を左右方向のいずれかにねじることで、吸口本体50を左右方向の何れかに略90度回転させ、吸口本体50の左右方向を移動方向にした掃除をすることができる。したがって、壁際に沿って吸込具7を移動させて掃除したり、狭い隙間に吸込具7を挿入したりして掃除をすることができる。
下カバー51の下面に開口する吸込室40は、断面が略湾曲凹状を呈している。吸込室40の後方には、吸込口41が開口形成されている。この吸込口41は、吸口継手55の前記した通路R1に連通している。
吸込室40の内面には、リブ43が形成されている。リブ43は、左右にそれぞれ4個ずつ、両側で計8個形成されている。各リブ43は、回転ブラシ30の回転方向(図1B中の矢印X1参照)の下流側となる部位43aが、回転方向上流側となる部位43bよりも吸込口41側に向かって傾斜する状態に突出形成されている。
吸込室40に回転ブラシ30が装着された状態で、リブ43は、回転ブラシ30の刷毛33の先端部と接触するようになっている。
吸込室40の両端部には、回転ブラシ30の両端の軸を支持する軸受44、45が形成されている。この軸受44、45に軸受カバー44a、45aが装着されて、回転ブラシ30の両端が支えられるようになっている。
コア31の両端部には、図1Bに示すように、一対の回転体接合部36aが取り付けられている。一対の回転体接合部36aの一方には、下カバー51の軸受45に支持される支軸部37aが設けられる。また、一対の回転体接合部36aの他方には、下カバー51の軸受44に設けられる不図示の駆動部に連結される連結部37bが設けられる。
回転ブラシ30は、電気掃除機1を運転させると、図1Bにおいて矢印X1で示す方向に回転する。ここで、矢印X1で示す方向の回転は、被掃除面に対して吸込具7を前方向へ移動させる力として吸込具7に付与される。したがって、回転ブラシ30を回転させると、吸込具7の前方向への移動を補助することができる。
一方、矢印X1で示す方向に回転ブラシ30が回転すると、刷毛33の先端部がリブ43に接触するように位置しているので、下カバー51の下面開口から吸い込まれた塵埃や糸屑等は、回転ブラシ30の回転方向に沿って、矢印X1方向に搬送される。この状態において、吸い込まれた塵埃や糸屑等は、回転ブラシ30に巻き付く前にリブ43の側面に当たり、リブ43の傾斜に沿って吸込口41へ向けて搬送される。そして、吸込口41から吸口継手55の通路R1を通じて掃除機本体2側へ搬送され、掃除機本体2の集塵部2cへと搬送される。
(本発明の実施形態に係る電気掃除機1の制御装置61周辺の構成)
次に、本発明の実施形態に係る電気掃除機1の制御装置61周辺の構成について、図2を参照して説明する。図2は、本発明の実施形態に係る電気掃除機1の制御装置61周辺の機能ブロック図である。
本発明の実施形態に係る電気掃除機1の制御装置61は、図2に示すように、各種の制御を司るマイクロコンピュータ(以下、“マイコン”とよぶ。)63と、操作入力回路64と、電源回路65と、Hz信号生成回路67と、AD変換回路69と、集塵用モータ駆動回路71と、回転ブラシ用モータ駆動回路73と、電流センサ75と、第1のトライアック76と、第2のトライアック77と、を備えて構成されている。制御装置61は、実際には、電気掃除機1に搭載される制御基板である。
制御装置61の周辺には、商用電源などの交流電源79と、集塵用モータ(本発明の“電動送風機”に相当する。)81と、回転ブラシ用モータ(本発明の“回転清掃体用電動機”に相当する。)83と、が設けられている。これらは、制御装置61の各部に接続されている。集塵用モータ81、または、回転ブラシ用モータ83としては、特に限定されないが、例えば、交流整流子電動機を好適に用いることができる。
マイコン63は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えてなる。マイコン63は、ROMに記憶されているプログラムを読み出して実行し、複数の運転モードのそれぞれに対応する目標制御量特性を、始動からの経過時間の区分毎に分けてテーブル化した目標制御量特性表85(図3B参照)を記憶する機能、目標制御量特性表85から対応する特性を読み出して、同特性に従う駆動制御信号を生成し、生成した駆動制御信号を回転ブラシ用モータ駆動回路73へ送る機能などの実行制御を行うようにはたらく。
マイコン63は、本発明の“駆動制御部”および“電流比較判定部”に相当する。
手元操作スイッチSWが接続される操作入力回路64は、マイコン63に接続されている。操作入力回路64は、ユーザによって操作入力される、電動送風機2bの運転モード(例えば、強/中/弱の三段階の吸引力の強弱切り替えなど)や、パワーブラシの運転モード(例えば、強/中/弱の三段階の回転速度の強弱切り替えなど)の情報を、マイコン63に与える。手元操作スイッチSWおよび操作入力回路64は、本発明の“操作入力部”に相当する。
交流電源79に接続される電源回路65は、マイコン63に接続されている。電源回路65は、交流電源79の第1および第2の給電端子P1,P2を介して入力した交流電力を直流電力に変換し、例えば5Vの直流電圧をマイコン63に供給する機能を有する。
交流電源79に接続されるHz信号生成回路67は、マイコン63に接続されている。Hz信号生成回路67は、例えば、商用電源が提供する50/60Hzのサイクル信号(図5(b)のHz信号参照)を生成し、生成したHz信号をマイコン63に供給する機能を有する。
AD変換回路69は、電流センサ75により検出された回転ブラシ用モータ83に流れる回転ブラシ用モータ電流Iを、デジタル値に変換してマイコン63に供給する機能を有する。AD変換回路69および電流センサ75は、本発明の“電流検出部”に相当する。
集塵用モータ駆動回路71は、集塵用モータ81を駆動するための駆動制御信号を、第1のトライアック76に与える。
回転ブラシ用モータ駆動回路73は、回転ブラシ用モータ83を駆動するための駆動制御信号(図5(c)に示すパルス信号を参照)を、第2のトライアック77に与える。
交流電源79の第1および第2の給電端子P1,P2の間には、第1のトライアック76および集塵用モータ81の直列回路が接続されている。これにより、集塵用モータ81には、交流電源79の入力信号(例えば図5(a)参照)の一部を、第1のトライアック76が発揮する位相制御作用によって切り取った出力信号(例えば図5(d)参照)が供給される。
また、交流電源79の第1および第2の給電端子P1,P2の間には、第2のトライアック77および回転ブラシ用モータ83の直列回路が接続されている。これにより、回転ブラシ用モータ83には、交流電源79の入力信号(例えば図5(a)参照)の一部を、第2のトライアック76が発揮する位相制御作用によって切り取った出力信号(例えば図5(d)参照)が供給される。
(本発明の実施形態に係る電気掃除機1の動作)
次に、本発明の実施形態に係る電気掃除機1の動作について、図3A、図3B、図4、および、図5を参照して説明する。図3Aは、発明の実施形態に係る電気掃除機の動作説明に供するフローチャート図である。図3Bは、運転モード毎の目標制御量特性を、始動からの経過時間の区分毎に分けて記憶した目標制御量特性表85の一例を表す説明図である。図4は、本発明の実施形態に係る電気掃除機1のうち、集塵用モータ81および回転ブラシ用モータ83の始動から定常状態に至る目標制御量特性を対比して示す説明図である。図5(a)〜図5(d)は、本発明の実施形態に係る電気掃除機1の動作説明に供するタイムチャート図である。
図3Aに示す処理の流れは、ユーザが、例えば、電気掃除機1の電源プラグ(不図示)をコンセントに差し込んで、手元操作スイッチSWを用いて始動操作を行ったときに開始される。
ステップS11において、マイコン63は、始動指示に係る操作入力を常時監視している。この監視中に、運転モードの設定を伴う始動指示が操作入力されると、マイコン63は、処理の流れをステップS12へと進ませる。
ステップS12において、マイコン63は、運転モードを取得する。
なお、以下では、運転モードとして、強/中/弱のうち最も駆動トルクの大きい “強”が設定されたものとして、動作説明を進めるものとする。
ステップS13において、マイコン63は、始動からの経過時間tpが、第1の所定時間t1(例えば“0.5〜1.0秒”などの、予め定められる適宜変更可能な時間長)以下であるか否かの判定を行う。第1の所定時間t1は、本発明の“前期”に相当する。
本実施形態に係る電気掃除機1では、始動からの経過時間tpが属する区分の種別(第1の所定時間t1以内/第1の所定時間t1を超えており、かつ、第2の所定時間t2以内/第1の所定時間t1を超えている/の三つの区分の種別)によって、回転ブラシ用モータ83を駆動制御するための目標制御量特性が大きく異なっている。そこで、ステップS13では、現時点での始動からの経過時間tpが、図3Bに示す目標制御量特性表85のうち、どの区分に属しているのかを振り分けるようにしている。
なお、第2の所定時間t2は、集塵用モータ81のソフトスタート(始動から定常状態に至るまでの送風量を徐々に増大させる)区間と同じ時間長に設定されている。
ここで、図3Bに示す目標制御量特性表85のうち、それぞれの区分に係る目標制御量特性と、図4に示す回転ブラシ用モータ83の始動から定常状態に至る目標制御量特性との関係について説明する。
図3Bに示す目標制御量特性表85のうち、(tp≦t1)に係る区分では、運転モードの種別の如何に関わらず、(t1<tp≦t2)に係る区分のそれと比べて急峻である、共通の目標制御量特性“H0”(図4の特性点Pt0から特性点Pt1に至る特性“H0”参照)が横並びに設定されている。
なお、(tp≦t1)に係る区分に属する運転モードに対し、共通の目標制御量特性“H0”を設定するための方式としては、例えば、始動からの経過時間tpに対応付けて後記の目標制御量(位相時間幅)を記憶したテーブルルックアップ方式や、始動からの経過時間tpを入力とし、目標制御量(位相時間幅)を出力とする演算式を用いる逐次演算方式などを適宜採用すればよい。
要するに、回転ブラシ用モータ83の始動直後においては、運転モード毎に異なる目標制御量特性を用いる代わりに、比較的急峻である共通の目標制御量特性“H0”を採用することによって、回転ブラシ用モータ83の駆動トルクを強化し、これをもって、始動直後において回転ブラシ30をうまく回転駆動することができないといった課題を解決するようにしている。
また、図3Bに示す目標制御量特性表85のうち、(t1<tp≦t2)に係る区分では、運転モードの種別の相違に応じて、図3Bおよび図4に示すように、運転モード“弱”では目標制御量特性“L1”、運転モード“中”では目標制御量特性“M1”、運転モード“強”では目標制御量特性“H1”といったように、運転モードの強中弱に応じた傾きを呈する各個別の目標制御量特性がそれぞれ設定されている。
なお、(t1<tp≦t2)に係る区分に属するそれぞれの運転モードに対し、相応しい目標制御量特性をそれぞれ設定するための方式は、前記の例(テーブルルックアップ方式や逐次演算方式など)と同様である。
要するに、回転ブラシ用モータ83の始動から一定の時間が経過した後においては、共通の目標制御量特性を用いる代わりに、共通の目標制御量特性“H0”と比べて緩やかに設定され、かつ、運転モード毎に傾きの異なる目標制御量特性“L1”、“M1”、“H1”をそれぞれ採用することによって、回転ブラシ用モータ83の始動時における騒音低減を図るようにしている。
そして、図3Bに示す目標制御量特性表85のうち、(tp>t2)に係る区分では、運転モードの種別の相違に応じて、図3Bおよび図4に示すように、運転モード“弱”では目標制御量特性“L2”、運転モード“中”では目標制御量特性“M2”、運転モード“強”では目標制御量特性“H2”といったように、運転モードの強中弱に応じた高さ(傾きは平坦)を呈する各個別の目標制御量特性がそれぞれ設定されている。これらについては、既存技術と同様である。
なお、(tp>t2)に係る区分に属するそれぞれの運転モードに対し、相応しい目標制御量特性をそれぞれ設定するための方式は、前記の例(テーブルルックアップ方式や逐次演算方式など)と同様である。
さて、図3Aに戻り説明を続ける。ステップS13の判定の結果、始動からの経過時間tpが、第1の所定時間t1以下である旨(tp≦t1;ステップS13の“Yes”)の判定が下された場合、ステップS14において、マイコン63は、図3Bに示す目標制御量特性表85から、対応する特性を読み出し、同特性に従う駆動制御信号を生成する。その後、マイコン63は、処理の流れをステップS13へと戻し、ステップS13の判定を再度行わせる。
この動作説明の例では、運転モードとして“強”が設定されており、かつ、始動からの経過時間tpが第1の所定時間t1以下であるため、図3Bに示す目標制御量特性表85から、対応する目標制御量特性として“H0”が読み出される。そして、同特性H0に従う駆動制御信号が生成される。
こうして生成された特性H0に従う駆動制御信号は、回転ブラシ用モータ駆動回路73へ送られる。回転ブラシ用モータ駆動回路73では、前記の駆動制御信号に対して所定の波形整形が施される。こうして整形されたパルス信号波形(図5(c)参照)は、第2のトライアック77に与えられる。これにより、回転ブラシ用モータ83には、交流電源79の入力信号(図5(a)参照)の一部を、第2のトライアック76が発揮する位相制御作用によって切り取った出力信号(図5(d)参照)が供給される。
ここで、図5(d)に示す出力信号の波形は、図5(a)に示す入力信号の波形のうち、図5(c)に示すパルス信号波形の立ち上がり時点(図5(c)のtup1参照)から、図5(b)に示すHz信号波形の立ち下がり時点(図5(b)のtdown参照)、または、図5(b)に示すHz信号波形の立ち上がり時点(図5(b)のtup2参照)のそれぞれに至る時間幅(これが“目標制御量(位相時間幅)”に相当する。)に相当する部分を切り取ることによって生成されている。こうした信号波形の生成手順については、以下においても同様である。
要するに、目標制御量(位相時間幅)は、回転ブラシ用モータ駆動回路73から出力されるパルス信号波形(図5(c)参照)の立ち上がりタイミングが、図5(b)に示すHz信号波形の半周期のうち、前半に近い部分に位置しているほど、長くなる。これとは逆に、目標制御量(位相時間幅)は、パルス信号波形(図5(c)参照)の立ち上がりタイミングが、図5(b)に示すHz信号波形の半周期のうち、後半に近い部分に位置しているほど、短くなる。
したがって、パルス信号波形(図5(c)参照)の立ち上がりタイミングを調整することによって、目標制御量(位相時間幅)を変更し、これをもって、回転ブラシ用モータ83の出力(駆動トルク)を制御することができる。こうした目標制御量(位相時間幅)の変更による出力の制御は、集塵用モータ81の出力(駆動トルク)を制御する際にも同様に適用される。
さて、図3Aに戻り説明を続ける。ステップS13の判定の結果、始動からの経過時間tpが、第1の所定時間t1を超えた旨(tp>t1;ステップS13の“No”)の判定が下された場合、ステップS15において、マイコン63は、始動からの経過時間tpが、第1の所定時間t1を超えており、かつ、第2の所定時間t2(例えば“3〜5秒”などの、予め定められる適宜変更可能な時間長)以下であるか否かの判定を行う。第2の所定時間t2は、本発明の“所定時間”に相当する。また、時間(t2−t1)は、本発明の“後期”に対応する。
ステップS15を設けたのは、ステップS13と同様に、現時点での始動からの経過時間tpが、図3Bに示す目標制御量特性表85のうち、どの区分に属しているのかを振り分ける趣旨である。
ステップS15の判定の結果、始動からの経過時間tpが、第1の所定時間t1を超えており、かつ、第2の所定時間t2以下である旨(t1<tp≦t2;ステップS15の“Yes”)の判定が下された場合、ステップS16において、マイコン63は、図3Bに示す目標制御量特性表85から、対応する特性を読み出し、同特性に従う駆動制御信号を生成する。その後、マイコン63は、処理の流れをステップS15へと戻し、ステップS15の判定を再度行わせる。
この動作説明の例では、運転モードとして“強”が設定されており、しかも、始動からの経過時間tpが、第1の所定時間t1を超えており、かつ、第2の所定時間t2以下であるため、図3Bに示す目標制御量特性表85から、対応する目標制御量特性として“H1”が読み出される。そして、同特性H1に従う駆動制御信号が生成される。
こうして生成された特性H1に従う駆動制御信号は、回転ブラシ用モータ駆動回路73へ送られる。その後、前記と同様の処理を経て、回転ブラシ用モータ83には、交流電源79の入力信号(図5(a)参照)の一部を、第2のトライアック76が発揮する位相制御作用によって切り取った出力信号(図5(d)参照)が供給される。
さて、図3Aに戻り説明を続ける。ステップS15の判定の結果、始動からの経過時間tpが、第2の所定時間t2を超えている旨(tp>t2;ステップS15の“No”)の判定が下された場合、ステップS17において、マイコン63は、図3Bに示す目標制御量特性表85から、対応する特性を読み出し、同特性に従う駆動制御信号を生成する。その後、マイコン63は、一連の処理の流れを終了させる。
この動作説明の例では、運転モードとして“強”が設定されており、しかも、始動からの経過時間tpが、第2の所定時間t2を超えているため、図3Bに示す目標制御量特性表85から、対応する目標制御量特性として“H2”が読み出される。そして、同特性H2に従う駆動制御信号が生成される。
こうして生成された特性H2に従う駆動制御信号は、回転ブラシ用モータ駆動回路73へ送られる。その後、前記と同様の処理を経て、回転ブラシ用モータ83には、交流電源79の入力信号(図5(a)参照)の一部を、第2のトライアック76が発揮する位相制御作用によって切り取った出力信号(図5(d)参照)が供給される。
(実施例に係る電気掃除機1が奏する騒音低減効果)
次に、実施例に係る電気掃除機1が奏する騒音低減効果について、比較例に係る電気掃除機の騒音レベルと対比しながら、本体側の騒音レベルと、吸込口側の騒音レベルと、製品としての騒音レベルとに分けて、図6A〜図6Cを参照して説明する。比較例とは、本実施例を採用しない電気掃除機を用いたものである。
なお、図A〜図6Cにおいて、符号91を付した特性は、騒音発生源(本体/吸込口/製品)の側方に騒音レベル計をセットした場合の側方騒音特性を、符号93を付した特性は、騒音発生源(本体/吸込口/製品)の上方に騒音レベル計をセットした場合の上方騒音特性を、それぞれ表している。
図6A(a),図6A(b)は、比較例に係る電気掃除機、および、実施例に係る電気掃除機1を、本体側の騒音レベルの観点で比較した図である。
図6A(a)に示す比較例と、図6A(b)に示す実施例とを比べると、両者の騒音特性は、側方騒音特性91および上方騒音特性93のいずれも、ほぼ同等であることがわかる。
したがって、本体側の騒音レベルの観点では、実施例に係る電気掃除機1が奏する騒音低減効果は及ばないといえる。
図6B(a),図6B(b)は、比較例に係る電気掃除機、および、実施例に係る電気掃除機1を、吸込口側の騒音レベルの観点で比較した図である。
図6B(a)に示す比較例と、図6B(b)に示す実施例とを比べると、両者の騒音特性は、側方騒音特性91および上方騒音特性93のいずれも、大きく異なっていることがわかる。
特に、図6B(a)に示す比較例に係る上方騒音特性93では、始動直後(始動から約0.4秒が経過するまで)の騒音レベルが、始動前の35デシベルから約55デシベルまで、急激に大きくなっている。また、図6B(a)に示す比較例に係る側方騒音特性91では、やはり始動直後の騒音レベルが、始動前の35デシベルから約45デシベル程度まで、上方騒音特性93ほどではないが、やはり急激に大きくなっている。
これに対し、図6B(b)に示す実施例に係る側方騒音特性91および上方騒音特性93のいずれにおいても、始動から所定時間(4秒)が経過するまでの間の騒音レベルは、特にピークを生じることなく、なだらかなカーブを描きながら、緩やかに大きくなっている。
したがって、吸込口側の騒音レベルの観点では、比較例と比べて、実施例に係る電気掃除機1が奏する騒音低減効果は、きわめて大きいといえる。
図6C(a),図6C(b)は、比較例に係る電気掃除機、および、実施例に係る電気掃除機1を、製品としての騒音レベルの観点で比較した図である。
図6C(a)に示す比較例と、図6C(b)に示す実施例とを比べると、両者の騒音特性は、側方騒音特性91および上方騒音特性93のいずれも、吸込口側の騒音レベルと同様に、大きく異なっていることがわかる。
特に、図6C(a)に示す比較例に係る上方騒音特性93では、吸込口側の騒音レベルと同様に、始動直後の騒音レベルが、始動前の35デシベルから約55デシベルまで、急激に大きくなっている。また、図6C(a)に示す比較例に係る側方騒音特性91では、やはり始動直後の騒音レベルが、吸込口側の騒音レベルと同様に、始動前の35デシベルから約46デシベル程度まで、上方騒音特性93ほどではないが、やはり急激に大きくなっている。
これに対し、図6C(b)に示す実施例に係る側方騒音特性91および上方騒音特性93のいずれにおいても、始動から所定時間(t2=4秒)が経過するまでの間の騒音レベルは、特にピークを生じることなく、なだらかなカーブを描きながら、緩やかに大きくなっている。
したがって、製品としての騒音レベルの観点では、比較例と比べて、実施例に係る電気掃除機1が奏する騒音低減効果は、きわめて大きいといえる。
(本実施形態に係る電気掃除機1が奏する作用効果)
以上説明したように、本実施形態に係る電気掃除機1によれば、マイコン63は、第2の所定時間(t2)内における目標制御量(位相時間幅)の増加割合が非線形となる目標制御量特性(例えば、図4に示す運転モード“強”に係る特性“H0”および特性“H1”参照)を与えて、回転ブラシ用モータ83の駆動制御を行うように動作するので、回転ブラシ用モータ83の始動時における騒音低減と回転ブラシ30の円滑な駆動を両立させることができる。
また、本実施形態に係る電気掃除機1では、第2の所定時間(t2)は、始動に連なる前期(t1)と、この前期(t1)に連なる後期(t2−t1)とからなり、前期(t1)における目標制御量(位相時間幅)の増加割合は、後期(t2−t1)における目標制御量の増加割合と比べて急峻に設定される。
したがって、本実施形態に係る電気掃除機1によれば、回転ブラシ用モータ83の始動時における騒音低減と回転ブラシ30の円滑な駆動を両立する効果に加えて、特に、回転ブラシ用モータ83の駆動トルクを強化することによって、始動直後における回転ブラシ30の円滑な回転駆動を担保することができる。
また、本実施形態に係る電気掃除機1では、マイコン63は、前期(t1)または後期(t2−t1)の各期間では、目標制御量(位相時間幅)の増加割合が線形となる目標制御量特性をそれぞれ与えて、回転ブラシ用モータ83の駆動制御を行う構成を採用している。
本実施形態に係る電気掃除機1によれば、相互に傾きの異なる線形の目標制御量特性を組み合わせることによって、全体として非線形の目標制御量特性を創り出しているため、比較的簡素な制御装置の構成をもって、初期の目的を実現することができる。
また、本実施形態に係る電気掃除機1では、前期(t1)の長さは、所定の時間長(例えば0.5秒)に設定される。本実施形態に係る電気掃除機1によれば、前期(t1)の長さを可変長に設定する場合と比べて、比較的簡素な制御装置の構成をもって、初期の目的を実現することができる。
また、本実施形態に係る電気掃除機1の変形例として、回転ブラシ用モータ83に流れる電流値Iを検出する電流検出部(AD変換回路69および電流センサ75)と、電流検出部69,75で検出された回転ブラシ用モータ83に流れる電流値Iと、所定の電流値Iとの大きさを比較判定する電流比較判定部(マイコン63)と、をさらに備える構成を採用してもよい。
かかる構成において、前期(t1)の長さは、所定時間(t2)内に回転ブラシ用モータ83に流れる電流値Iが所定の電流値Iを超える旨の判定が電流比較判定部(マイコン63)において下された時点に至るまでの、始動からはじまる時間長に可変設定される。
本実施形態の変形例に係る電気掃除機では、前期(t1)の長さを、回転ブラシ用モータ83に流れる電流値Iの大きさに基づいて可変設定することとした。
例えば、始動直後における回転ブラシ30が発揮する駆動トルクとして好ましい値に対応するモータ電流値を予め求めておく。そして、こうして求めたモータ電流値を、前記の電流値Iとして設定する。このようにすれば、始動直後における回転ブラシ30が発揮する駆動トルクとして、好ましい特性を実現可能な電気掃除機を得ることができる。
(その他の実施形態について)
以上説明した実施形態は、本発明に係る具現化の例を示したものである。従って、本実施形態の記載事項によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
すなわち、例えば、本実施形態の説明において、前期(t1)における目標制御量の増加割合を、後期(t2−t1)における目標制御量の増加割合と比べて急峻に設定する例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。これとは逆に、前期(t1)における目標制御量の増加割合を、後期(t2−t1)における目標制御量の増加割合と比べて緩やかに設定してもよい。
このように構成すれば、始動直後における騒音低減効果を高める一方、始動から一定の時間が経過した期間において、回転ブラシ30の円滑な駆動を実現することができる。
また、本実施形態の説明中、マイコン63は、第2の所定時間(t2)内における目標制御量(位相時間幅)の増加割合が非線形となる目標制御量特性を、強中弱の複数の運転モードに対してそれぞれ与えて、回転ブラシ用モータ83の駆動制御を行うように動作する例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。運転モードの数は、単数であってもよい。また、複数の運転モードのうち、少なくとも1以上の運転モードについて、本発明を適用すれば足りる。
また、本実施形態の説明中、第2の所定時間(t2)内において、第1の所定時間(t1)を境界として相互に隣接し、かつ、相互に傾きの異なる目標制御量特性を組み合わせることによって、全体として非線形となる目標制御量特性を形成する例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。
本発明に係る“目標制御量の増加割合が非線形となる目標制御量特性”は、第2の所定時間(t2)内において、複数の特異点(その点を境とする時間的な前後において、線形となる目標制御量特性の傾きが異なる点)を有する態様であってもよい。
また、本発明に係る“目標制御量の増加割合が非線形となる目標制御量特性”は、第2の所定時間(t2)内のすべての時点において、非線形となる目標制御量特性を形成する態様(例えば、二次曲線や三次曲線など)であってもよい。
最後に、本実施形態の説明中、目標制御量として位相時間幅を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されない。
本発明に係る“目標制御量”は、回転ブラシ用モータ(回転清掃体用電動機)83の駆動制御方式に応じて、適宜の変量を採用することができる。具体的には、例えば、回転ブラシ用モータ(回転清掃体用電動機)83の駆動制御方式として、インバーター制御方式を採用した場合、“目標制御量”としてパルス幅(デューティー比)を採用すればよい。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
2b 電動送風機
2c 集塵部
7 第1の吸込具(吸込具)
30 回転ブラシ(回転清掃体)
41 吸込口
63 マイコン(“駆動制御部”および“電流比較判定部”)
64 操作入力回路
69 AD変換回路(電流検出部)
71 集塵用モータ駆動回路
73 回転ブラシ用モータ駆動回路
75 電流センサ(電流検出部)
76 第1のトライアック
77 第2のトライアック
81 集塵用モータ(電動送風機)
83 回転ブラシ用モータ(回転清掃体用電動機)
85 目標制御量特性表
SW 手元操作スイッチ

Claims (6)

  1. 集塵部を有する掃除機本体と、
    前記集塵部に連通される吸込口を有する吸込具と、
    前記掃除機本体に設けられて前記吸込口に負圧を発生させる電動送風機と、
    前記吸込具に対して回転自在に設けられる回転清掃体と、
    前記回転清掃体を回転駆動させる回転清掃体用電動機と、
    前記電動送風機および前記回転清掃体用電動機に関する始動指示を操作入力する際に用いられる操作入力部と、
    前記操作入力部を介して前記始動指示が操作入力された場合、前記電動送風機および前記回転清掃体用電動機のそれぞれの始動から所定時間が経過するまでの間、前記それぞれの目標制御量が漸増しつつ定常状態となる目標制御量特性をそれぞれに与えて、前記電動送風機および前記回転清掃体用電動機の駆動制御を行う駆動制御部と、を備え、
    前記駆動制御部は、前記所定時間内における前記目標制御量の増加割合が非線形となる目標制御量特性を与えて、前記回転清掃体用電動機の駆動制御を行う、
    ことを特徴とする電気掃除機。
  2. 請求項1に記載の電気掃除機であって、
    前記所定時間は、前記始動に連なる前期と、当該前期に連なる後期とからなり、
    前記前期における前記目標制御量の増加割合は、前記後期における前記目標制御量の増加割合と比べて急峻に設定される、
    ことを特徴とする電気掃除機。
  3. 請求項2に記載の電気掃除機であって、
    前記駆動制御部は、前記前期または前記後期の各期間では、前記目標制御量の増加割合が線形となる目標制御量特性をそれぞれ与えて、前記回転清掃体用電動機の駆動制御を行う、
    ことを特徴とする電気掃除機。
  4. 請求項2または3に記載の電気掃除機であって、
    前記前期の長さは、所定の時間長に設定される、
    ことを特徴とする電気掃除機。
  5. 請求項2または3に記載の電気掃除機であって、
    前記回転清掃体用電動機に流れる電流値を検出する電流検出部と、
    前記電流検出部で検出された前記回転清掃体用電動機に流れる電流値と、所定の電流値との大きさを比較判定する電流比較判定部と、
    をさらに備え、
    前記前期の長さは、前記所定時間内に前記回転清掃体用電動機に流れる電流値が前記所定の電流値を超える旨の判定が前記電流比較判定部において下された時点に至るまでの、前記始動からはじまる時間長に可変設定される、
    ことを特徴とする電気掃除機。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電気掃除機であって、
    前記駆動制御部は、運転モードの設定を伴う前記始動指示が操作入力された場合、前記所定時間が経過するまでの間、前記それぞれの目標制御量が漸増しつつ、前記設定された運転モードに基づく定常状態となる目標制御量特性をそれぞれに与えて、前記電動送風機および前記回転清掃体用電動機の駆動制御を行う、
    ことを特徴とする電気掃除機。
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