JP2013010350A - 多層構造体、空気入りタイヤ用インナーライナー及び空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バリア層2と、エラストマー層3とを備える多層構造体1において、前記エラストマー層3の占める厚さの割合((U1+U2+・・・+Un)/T)が、80%以上であり、前記多層構造体1を構成する層のうち最上部に積層された最外面層4が、ジエン系ゴムと加熱接着が可能であるエラストマー成分を含有することを特徴とする。
【選択図】図3
Description
以下に、図を参照しながら、本発明の多層構造体を詳細に説明する。図1は、本発明の多層構造体の一例を示した断面図である。
本発明の多層構造体1は、図1に示すように、バリア層2と、エラストマー層3とを備える。
そして本発明は、多層構造体1の中で前記エラストマー層3の占める厚さの割合((U1+U2+・・・+Un)/T)が、80%以上であり、前記多層構造体1を構成する層のうち最上部に積層された最外面層4が、ジエン系ゴムと加熱接着が可能であるエラストマー成分を含有することを特徴とする。ここで、前記多層構造体1の最上部とは、前記層2、3、4のうち、最もゴム材料5に接近した位置にある層のことをいい、図1では、前記ゴム材料5の下に位置する最外面層4のことである。
また、上記の効果に加えて、本発明の多層構造体1は優れた耐疲労性を得ることができる。ゴムのような柔軟性の高い材料からなるエラストマー層3と、柔軟性の低いバリア層2とを張り合わせた状態で、積層方向Lに伸長歪みを与えた場合、前記エラストマー層3は弾性変形して元の形状に戻るのに対し、前記バリア層2は耐力点を超えて塑性変形する。ここで、前記エラストマー層3が前記バリア層2に比べて十分に厚い場合、多層構造体全体では弾性変形が優勢となり、塑性変形した前記バリア層2については、圧縮され、前記エラストマー層3上で褶曲する。そして、この褶曲したバリア層2については、従来のバリア層2に比べて積層方向Lへの引張応力に対して高い耐性を有し、多層構造体全体としての弾性が高くなり、塑性変形を有効に抑制できる結果、極めて高い耐疲労性が得られると考えられる。
さらに本発明は、図1に示すように、前記多層構造体1をゴム材料5に接合する際、前記最外面層4中のエラストマー成分が、前記ゴム材料5のゴム成分中に含まれるジエン系ゴムと結合する結果、別途、接着剤からなる層を設けることなく、空気入りタイヤの内面との高い接着力を得ることができるという効果を奏する。
また、より優れた耐疲労性を得る点から、前記エラストマー層の占める厚さの割合は、85%以上であることが好ましいく、90%以上であることがより好ましく、95%以上であることがさらに好ましい。
なお、図3(a)〜(d)に示された積層形態の中でも、さらに優れた耐疲労性を得る点からは、厚さの大きなエラストマー層3bで挟んだ図3(b)の多層構造体1がより好ましい。
また、より高い耐クラック性を実現する点から、前記バリア層2の厚さVは、より薄くすることが好ましく、10μm以下であることがさらに好ましい。
本発明による多層構造体を構成するバリア層は、該多層構造体の空気バリア性を実現し、タイヤの内圧を保持するため、ガスバリア性樹脂を含む層である。
G ≦ 1.58−0.0244×E
[式中、Gは1,2−グリコール結合構造単位の含有量(モル%)であり、EはEVOH中のエチレン単位含有量(モル%)であり、但し、E ≦64である]の関係を満たし、且つ、固有粘度が0.05〜0.2L/gの範囲であることが好ましい。このようなEVOHを用いることで、得られるインナーライナーは、ガスバリア性の湿度依存性が小さくなり、良好な透明性及び光沢を有し、他の樹脂からなる層への積層も容易になる。なお、1,2−グリコール結合構造単位の含有量は、「S.Aniyaら,Analytical Science Vol.1,91(1985)」に記載された方法に準じて、EVOH試料をジメチルスルホキシド溶液とし、温度90℃における核磁気共鳴法によって測定されることができる。
本発明の多層構造体を構成するエラストマー層は、多層構造体に柔軟性を与え、耐クラック性を付与するための層であり、例えば、熱可塑性エラストマーからなる層又は該熱可塑性エラストマーがマトリクスとして存在する熱可塑性エラストマー組成物からなる層などが挙げられる。なお、マトリクスとは、連続相を意味する。上述のバリア層は、ガスバリア性が高く、タイヤの内圧保持性を改良する効果が大きいものの、タイヤ中のゴムに比べ弾性率が大幅に高いため、屈曲時の変形で破断したり、クラックが生じるおそれがある。そのため、エラストマー層を前記バリア層とともに積層するによって、高い多層構造体の内圧保持性及び耐クラック性を確保することができる。
・タイプ1:高分子量ポリ塩化ビニル(PVC)/可塑化ポリ塩化ビニル(PVC)ブレンド型TPVC
ハードセグメントに高分子量のPVCを用いて、ソフトセグメントに可塑剤で可塑化されたPVCを用いてなる熱可塑性エラストマーである。なお、ハードセグメントに高分子量のPVCを用いることで、微結晶部分にて架橋点の働きを持たせている。
・タイプ2:部分架橋PVC/可塑化PVCブレンド型TPVC
ハードセグメントに部分架橋又は分岐構造を導入したPVCを、ソフトセグメントに可塑剤で可塑化されたPVCを用いてなる熱可塑性エラストマーである。
・タイプ3:PVC/エラストマーアロイ型TPVC
ハードセグメントにPVCを、ソフトセグメントに部分架橋ニトリルブタジエンゴム(NBR)等のゴム又はポリウレタン系TPE、ポリエステル系TPE等のTPEを用いてなる熱可塑性エラストマーである。
(1)ポリエステル・ポリエーテル型TPEE
一般には、ハードセグメントとして芳香族系結晶性ポリエステルを、ソフトセグメントとしてポリエーテルを用いた熱可塑性エラストマーである。
(2)ポリエステル・ポリエステル型TPEE
ハードセグメントとして芳香族系結晶性ポリエステルを、ソフトセグメントとして脂肪族系ポリエステルを用いた熱可塑性エラストマーである。
(3)液晶性TPEE
ハードセグメントとして剛直な液晶分子を、ソフトセグメントとして脂肪族系ポリエステルを用いた熱可塑性エラストマーである。
本発明の多層構造体を構成する最外面層4は、図1に示すように、多層構造体1を構成する層の中で最上部に積層された層である。前記多層構造体1がインナーライナーとして使用される場合には、最もタイヤ外方側に位置する層となる。前記最外面層4は、前記ゴム材料5の表面5aとの接着性を確保するべく、ジエン系ゴムと加熱接着が可能であるエラストマー成分を含有することを要する。ここで、加熱接着とは、前記インナーライナーを空気入りタイヤの内面に貼り付けた状態で加熱を行うことで前記空気入りタイヤの内面と前記最外面層とを接着させることである。
なお、図1では、最外面層4が別途設けられているが、前記エラストマー層3がジエン系ゴムと加熱接着が可能なエラストマー成分を含有することで、最外面層4としての機能を有する場合もある。
さらに、前記最外面層の表面は、コロナ処理されても良い。
なお、加硫条件としては、通常使用される条件であれば特に限定されず、例えば、120℃以上、好ましくは125℃〜200℃、より好ましくは130〜180℃の温度で実施される。
本発明の多層構造体の製造方法としては、上述のバリア層とエラストマー層とが良好に積層・接着可能な方法であれば特に限定されるものではなく、例えば共押出し、はり合わせ、コーティング、ボンディング、付着等の公知の方法が挙げられる。その中でも、本発明の多層構造体の製造方法としては、複数の樹脂組成物を準備し、これら組成物を用いた共押出法によりバリア層を備える多層構造体を製造する方法が好ましい。生産性が高く、層間接着性に優れるためである。また、前記最外面層についても、共押出しによって製造することができる。
次に、図面を参照しながら、本発明の空気入りタイヤ用インナーライナー及び本発明の空気入りタイヤを詳細に説明する。本発明の空気入りタイヤ用インナーライナーは、上述の多層構造体を用いることを特徴とする。
本発明の空気入りタイヤは、該インナーライナーを備えることを特徴とする。インナーライナー12に上述した多層構造体を適用し、常法により製造することができる。
なお、本発明の空気入りタイヤにおいて、タイヤを構成するゴムと、前記インナーライナー12との張り合わせは、接着剤を用いて行うことができる。
熱可塑性ポリウレタン(TPU)((株)クラレ製クラミロンU3190)を、エラストマー層1として用いた。なお、エラストマー層1の切断時伸びは400%である。
窒素充填された20Lのステンレス製反応器に、ヘキサン8000g、1,3−ブタジエン2000gを加え、70℃の温度に過熱し、攪拌しながらジイソブチルアルミニウムヒドリドのヘキサン溶液(20%)21ml、エチルアルミニウムセスキクロライドのヘキサン溶液(20%)2.5ml、ネオジウムバーサタイトのヘキサン溶液(8.8%)2.75ml加え、60分後にヘキサメチレンジイソシアネート10gを200mlのヘキサンに溶解させ加え、エチレングリコール4gとラウリン酸ジブチルスズ0.15mlを200mlのヘキサンに溶解させ、60分経過後に4gの「Irganox1520」をヘキサン100mlに溶解させ加える。その後、15Lのイソプロパノールにポリマーを沈殿させ、乾燥することにより得られた、ウレタン変性ポリブタジエン(ブタジエン系TPU)を、エラストマー層2として用いた。なお、エラストマー層2の切断時伸びは400%である。
ブタジエンゴム(JSR製 BR01)と、該ブタジエンゴム100質量部に対して、熱可塑性ポリウレタン(TPU)[(株)クラレ製クラミロンU3190]を5質量部配合したゴム組成物を、エラストマー層3として用いた。なお、エラストマー層3の切断時伸びは600%である。
20Lのステンレス製反応器にエラストマー層2で合成したウレタン変性ポリブタジエン2000gをトルエン8000gに溶解させ、50℃にした。その後、攪拌しながら、ギ酸240mlを添加し、過酸化水素水(30wt%)1000gを少しずつ滴下し攪拌を続け、4時間後にIrganox1520をトルエン100mlに溶解させて加えた。その後、15Lのイソプロパノールにポリマーを沈殿させ、乾燥することにより得られた、ウレタン変性エポキシ化ポリブタジエンを、エラストマー層4として用いた。なお、エラストマー層4の切断時伸びは550%である。
(株)クラレ製の「エバール E−105」を、エチレン−ビニルアルコール共重合体のバリア層1として用いた。なお、バリア層1の酸素透過度は、0.03cc・mm/m2・day・atmであり、切断時の伸びは15%である。
宇部興産(株)製の「ナイロン Ube5033B」をバリア層2として用いた。この樹脂の酸素透過度は1.1cc・mm/m2・day・atmであり、切断時の伸びは20%である。
その後、各バリア層の材料と、エラストマー層の材料とを使用し、表1に示す層数及び厚さで積層された多層構造体が形成されるように、バリア層1を用いる場合は、210℃バリア層2を用いる場合は、220℃の溶融物を共押出機からフィードブロックへ供給し、フィードブロックから溶融物を押し出し、多層構造体を作製した。なお、今回のサンプルでは、最外面層とエラストマー層とは同じ層を用いている。
このようにして得られた多層構造体を、表面温度25℃に保たれ静電印加したキャスティングドラム上で急冷固化した。急冷固化して得られたキャストフィルムを離型紙上に圧着し巻取りを行った。なお、溶融物を合流してからキャスティングドラム上で急冷固化されるまでの時間が約4分となるように流路形状及び総吐出量を設定した。
(ゴム組成物)
天然ゴム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100質量部
臭素化ブチルゴム[JSR(株)製,Bromobutyl 2244]・・・・ 40質量部
GPFカーボンブラック[旭カーボン(株)製,#55] ・・・ 10質量部
SUNPAR2280[日本サン石油(株)製] ・・・・・・・ 1質量部
ステアリン酸[旭電化工業(株)製] ・・・・・・・・・・・・ 2質量部
加硫促進剤[ノクセラーDM、大内新興化学工業(株)製] ・・ 0.5質量部
酸化亜鉛[白水化学工業(株)製] ・・・・・・・・・・・・・ 1質量部
硫黄[軽井沢精錬所製] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3質量部
上記各サンプルについて、JIS Z 0237に準拠して、90°ピール、剥離速度300mm/minの条件で、接着性の測定(N/25mm)を行った。評価結果を表1に示す。
なお、評価については、サンプル1の値を100として、他の値を指数化し、数値が大きいほど接着性が高く良好な結果であることを示す。
上記各サンプルを、20℃、65%RHで5日間調湿した。得られた調湿済みのフィルムを2枚使用して、モダンコントロール社製MOCON OX−TRAN2/20型を用い、20℃、65%RHの条件下でJIS K7126(等圧法)に準拠して、空気透過度を測定し、その平均値を求めた。ガスバリア性については、サンプル1の空気透過度を100としたときの指数によって評価を行い、数値が小さいほど空気透過度が小さく良好な結果であることを示す。
上記各サンプルを、JISダンベル2号の形状(JISK 6251)に打ち抜き、−30℃雰囲気下で、定歪み疲労試験を行った。チャック間距離50mm、歪み50%、繰り返し引張周波数5Hzで行い、サンプル表面に亀裂が目視できるまでの繰り返し回数を測定した。
評価については、100万回以下を×とし、100万回以上を○とした。
上記各フィルムを、インナーライナーとして用いて、図2に示す構造の空気入りタイヤ(195/65R15)を常法に従って作製した。次いで、該タイヤを、−30℃の雰囲気の中、空気圧140kPaで、80km/hの速度に相当する回転ドラム上に加重6kNで押し付けて10,000km走行させた。ドラム走行後のタイヤのインナーライナー外観を目視観察して、亀裂の有無を評価した。
上記タイヤを、−30℃の雰囲気の中、空気圧140kPaで、80km/hの速度に相当する回転ドラム上に加重6kNで押し付けて10,000km走行させた。そして、走行させたタイヤ(試験タイヤ)を6JJ×15のリムに装着した後、内圧を240kPaとし、3ヶ月間放置した。3ヶ月後の内圧を測定し、下記式:
内圧保持性=((240−b)/(240−a))×100
[式中、aは試験タイヤの3ヶ月後の内圧(kPa)、bは比較例1の試験タイヤの3ヶ月後の内圧(kPa)である]を用いて内圧保持性を評価した。サンプル11の値を100として他の値を指数化した。指数値が大きい程、内圧保持性に優れる。
その結果、多層構造体中に占めるエラストマー層の厚さの割合を80%以上とすることで、内圧保持製及び耐クラック性が向上することがわかる。
2 バリア層
3 エラストマー層
4 最外面層
5 ゴム材料
7 ビード部
8 サイドウォール部
9 トレッド部
10 カーカス
11 ベルト
12 インナーライナー
13 ビードコア
14 ベルト補強層
Claims (19)
- バリア層とエラストマー層とを備える多層構造体において、
前記エラストマー層の占める厚さの割合が、80%以上であり、前記多層構造体を構成する層のうち最上部に積層された最外面層が、ジエン系ゴムと加熱接着が可能であるエラストマー成分を含有することを特徴とする多層構造体。 - 前記バリア層は、20℃、65%RHにおける、ISO 527に準拠した切断時伸びが、100%以下であることを特徴とする請求項1に記載の多層構造体。
- 前記エラストマー層は、20℃、65%RHにおける、ISO 527に準拠した切断時伸びが、100%を超えることを特徴とする請求項1に記載の多層構造体。
- 前記バリア層及び前記エラストマー層を、合計で7層以上積層してなることを特徴とする請求項1に記載の多層構造体。
- 前記バリア層と前記エラストマー層とを交互に積層することを特徴とする請求項4に記載の多層構造体。
- 前記バリア層及び前記エラストマー層が、活性エネルギー線の照射により架橋されてなることを特徴とする請求項1に記載の多層構造体。
- 前記バリア層の、20℃、65%RHにおける空気透過度が、10.0 cc・mm/m2・day・atm以下であることを特徴とする請求項1に記載の多層構造体。
- 前記バリア層の厚さが、10μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の多層構造体。
- 前記バリア層が、カルボキシル酸、カルボニル基、アミノ基、アミド残基、OH、S、Cl又はFの極性基を有する樹脂を1種以上含むことを特徴とする請求項1に記載の多層構造体。
- 前記極性基を有する樹脂が、エチレン−ビニルアルコール共重合体、変性エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリアミド又はポリビニルアルコールであることを特徴とする請求項9に記載の多層構造体。
- 前記エラストマー層が、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリジエン系熱可塑性エラストマー、ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、塩素化ポリエチレン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー及びフッ素樹脂系熱可塑性エラストマーの中から選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1に記載の多層構造体。
- 前記最外面層のエラストマー成分は、加硫可能なジエン部位を有するポリマーであることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用インナーライナー。
- 前記最外面層のエラストマー成分は、ウレタン結合を有することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用インナーライナー。
- 前記最外面層のエラストマー成分は、前記ガス層を構成する樹脂のOH基と結合できる変性基を有することを特徴とする請求項9に記載のタイヤ用インナーライナー。
- 前記最外面層のエラストマー成分は、天然ゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、又は、それらの変性ポリマーであることを特徴とする請求項12に記載のタイヤ用インナーライナー。
- 前記バリア層及び前記エラストマー層が、共押出法によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の多層構造体。
- 請求項1〜16のいずれかに記載の多層構造体を用いることを特徴とする空気入りタイヤ用インナーライナー。
- 前記インナーライナーを構成する多層構造体の最外面層と、接合するタイヤ内面とが、加硫により接合されることを特徴とする請求項17に記載のタイヤ用インナーライナー。
- 請求項17又は18に記載の空気入りタイヤ用インナーライナーを備えることを特徴とする空気入りタイヤ。
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