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JP2013071618A - 熱媒体加熱装置およびそれを備えた車両用空調装置 - Google Patents

熱媒体加熱装置およびそれを備えた車両用空調装置 Download PDF

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JP2013071618A JP2011212613A JP2011212613A JP2013071618A JP 2013071618 A JP2013071618 A JP 2013071618A JP 2011212613 A JP2011212613 A JP 2011212613A JP 2011212613 A JP2011212613 A JP 2011212613A JP 2013071618 A JP2013071618 A JP 2013071618A
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聡 小南
Naoto Kunieda
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Abstract

【課題】PTCヒータと制御基板間の電気的接続を容易化、簡素化し、組み立て性を向上することができる熱媒体加熱装置およびそれを備えた車両用空調装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数枚の扁平熱交チューブと、PTCヒータと、交互に積層された扁平熱交チューブおよびPTCヒータをケーシング11の内底面に押圧して固定する熱交押え部材15と、熱交押え部材15上に設置されたPTCヒータを制御する制御基板17と、を備え、制御基板17の端子台17Bに、ケーシング11内に位置決めされて組み込まれる電極板から上方に延長された端子25Aを直接接続してPTCヒータと制御基板17を電気的に結線した熱媒体加熱装置10であって、ケーシング11内のボス部に締め付け固定される熱交押え部材15が、複数の端子台17Bの配列方向に沿うX方向に対して一定範囲移動可能に締め付け固定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、PTCヒータを用いて熱媒体を加熱する熱媒体加熱装置およびそれを備えた車両用空調装置に関するものである。
電気自動車やハイブリッド車等に適用される車両用空調装置にあって、暖房用の熱源となる被加熱媒体を加熱する熱媒体加熱装置の1つに、正特性サーミスタ素子(Positive Temperature Coefficient;以下、PTC素子という。)を発熱要素とするPTCヒータを用いたものが知られている。このような熱媒体加熱装置において、特許文献1には、熱媒体の入口および出口を備えたハウジング内を加熱室と熱媒体の循環室とに分割する多数の隔壁を設け、該隔壁により区画された加熱室側に隔壁と接するようにPTC加熱素子を挿入設置し、隔壁を挟んで循環室側を流通する熱媒体を加熱するようにしたものが開示されている。
また、特許文献2には、PTC素子を挟んでその両面に電極板、絶縁層および伝熱層を設けて平板状のPTCヒータを構成し、該PTCヒータの両面に、熱媒体の入口および出口を備えた互いに連通されている一対の熱媒体流通ボックスを積層するとともに、更にその外面側に制御基板を収容する基板収容ボックスおよび蓋体を設けた積層構造の熱媒体加熱装置が開示されている。
しかし、特許文献1のものでは、伝熱面となる隔壁間にPTC加熱素子を密着させて挿入設置するのは難しく、隔壁とPTC加熱素子間の接触熱抵抗が大きくなり、伝熱効率が低下するという課題があった。また、特許文献2のものでは、PTCヒータと熱媒体流通ボックスとの密着性を高め、接触熱抵抗を低減することができるが、PTCヒータを多層配置することが難しいため、平面面積が大きくなるとともに、熱媒体流通ボックスや専用の基板収容ボックスが必要で、小型軽量化、低コスト化には限界があった。
そこで、扁平構造の熱交チューブを用い、該扁平熱交チューブとPTCヒータとを多層に積層して熱交換エレメントを構成し、それをケーシング内に組み込んだ熱媒体加熱装置が開発されている。このような積層構造の熱交換エレメントを用いたものにおいて、特許文献3には、積層された扁平熱交チューブに対して厚さ方向から圧縮荷重をかけて製造することにより、扁平熱交チューブ間に積層されている被冷却部品と扁平熱交チューブとを密着させるようにしたものが開示されている。
特開2008−7106号公報 特開2008−56044号公報 特許第4100328号公報
上記の如く、複数枚の扁平熱交チューブ間にPTCヒータを多層に積層した構成の熱媒体加熱装置では、PTCヒータの電極板に対して制御基板を経由して電力を供給する必要があるため、PTCヒータの電極板と制御基板との間を如何にして電気的に接続するかが課題となっており、電極板に端子を一体的に設け、その端子を制御基板側の端子台に直接接続する方式が考えられている。しかしながら、かかる結線方式を採用すると、ハーネス等を引き回す必要がなくなることから、結線構造を簡素化することができる反面、扁平熱交チューブ、PTCヒータ、制御基板等をケーシング内に多層に積層して組み込む必要があることから、位置ずれが生じ易く、しかも寸法公差が集積されるため、組立て性を確保するのが難しくなるという課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、複数枚の扁平熱交チューブおよびPTCヒータを用い、それを多層に積層してケーシング内に組み込んだ熱媒体加熱装置にあって、PTCヒータと制御基板間の電気的接続を容易化、簡素化し、電極間の絶縁性や組み立て性を向上することができる熱媒体加熱装置およびそれを備えた車両用空調装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の熱媒体加熱装置およびそれを備えた車両用空調装置は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる熱媒体加熱装置は、入口ヘッダ部から流入された熱媒体が扁平チューブ部を流通後、出口ヘッダ部から流出される複数枚の扁平熱交チューブと、互いに積層される複数枚の前記扁平熱交チューブの前記扁平チューブ部間に組み込まれるPTCヒータと、複数枚の前記扁平熱交チューブおよび前記PTCヒータを前記扁平熱交チューブの一面側からケーシング内面に押圧して密着させる熱交押え部材と、前記熱交押え部材上に設置され、前記PTCヒータを制御する制御基板と、を備え、前記制御基板の端子台に対して、前記ケーシング内に位置決めされて組み込まれる前記PTCヒータの一対の電極板から上方に延長された端子が直接接続され、前記PTCヒータと前記制御基板とが電気的に結線される熱媒体加熱装置であって、前記ケーシング内のボス部に締め付け固定される前記熱交押え部材が、前記制御基板に設けられている複数の前記端子台の配列方向に沿うX方向に対して一定範囲移動可能に締め付け固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、複数枚の扁平熱交チューブおよびPTCヒータが積層された状態でケーシング内面に対し熱交押え部材により押圧されて組み込まれ、その熱交押え部材上に設置されている制御基板の端子台と、ケーシング内に位置決めされて組み込まれるPTCヒータの一対の電極板から上方に延長された端子とが直接接続され、PTCヒータと制御基板とが電気的に結線される熱媒体加熱装置であって、ケーシング内のボス部に締め付け固定される熱交押え部材が、制御基板に設けられている複数の端子台の配列方向に沿うX方向に対して一定範囲移動可能に締め付け固定されているため、交互に積層された複数枚の扁平熱交チューブとPTCヒータとを熱交押え部材で押圧することにより、それぞれを互いに密着させて組み込むことができるとともに、ケーシング内に位置決めされて組み込まれるPTCヒータの一対の電極板から上方に延長された端子と、制御基板の端子台とを互いに位置合わせして組み込むことができる。この際、ケーシング、熱交押え部材、制御基板等の寸法公差が集積し、端子台と端子とが端子台の配列方向であるX方向に位置ずれを生じたとしても、熱交押え部材が端子台の配列方向に沿うX方向に対して一定範囲移動可能とされていることから、熱交押え部材をX方向に所要量移動して締め付け固定することにより、端子台と端子の寸法公差によるX方向への位置ずれを吸収して両者を確実に接続することができる。従って、扁平熱交チューブとPTCヒータ間の接触熱抵抗を低減して伝熱効率を向上し、熱媒体加熱装置を小型高性能化することができるとともに、PTCヒータと制御基板との間の電気的接続を容易化、簡素化し、電極間の絶縁距離の確保と組み立て性の向上を図ることができる。
さらに、本発明の熱媒体加熱装置は、上記の熱媒体加熱装置において、前記熱交押え部材は、前記端子台の配列方向に沿って設けられている長穴を介して前記X方向に対して一定範囲移動可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、熱交押え部材が、端子台の配列方向に沿って設けられている長穴を介してX方向に対して一定範囲移動可能とされているため、ケーシング、熱交押え部材、制御基板等の寸法公差の集積により、端子台と端子とが端子台の配列方向であるX方向に位置ずれしたとしても、熱交押え部材を長穴に沿ってX方向に移動させることにより、両者を位置合わせして確実に接続することができる。従って、PTCヒータと制御基板との間の電気的接続の容易化、簡素化を図り、組み立て性を向上することができる。
さらに、本発明の熱媒体加熱装置は、上述のいずれかの熱媒体加熱装置において、前記制御基板の端子台に接続される前記端子は、その上方延長方向に沿うZ方向の接続位置が一定範囲で調整可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、制御基板の端子台に接続される端子の上方延長方向に沿うZ方向の接続位置が一定範囲で調整可能とされているため、ケーシング、熱交押え部材、制御基板等の寸法公差の集積により、端子台と端子とが端子の上方延長方向であるZ方向に位置ずれしたとしても、端子の接続位置が端子の上方延長方向に沿うZ方向に対して一定範囲で調整可能とされていることから、端子のZ方向の接続位置を調整することにより、端子台と端子の寸法公差によるZ方向への位置ずれを吸収して両者を接続することができる。従って、PTCヒータと制御基板との間の電気的接続の容易化、簡素化を図り、組み立て性を向上することができる。
さらに、本発明の熱媒体加熱装置は、上記の熱媒体加熱装置において、前記端子は、その上方延長方向に沿って設けられている長穴を介して前記Z方向の接続位置が一定範囲で調整可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、端子が、その上方延長方向に沿って設けられている長穴を介してZ方向の接続位置が一定範囲で調整可能とされているため、ケーシング、熱交押え部材、制御基板等の寸法公差の集積により、端子台と端子とが端子の上方延長方向であるZ方向に位置ずれしたとしても、長穴を介して端子のZ方向における接続位置を調整することによって、両者を位置合わせして確実に接続することができる。従って、PTCヒータと制御基板との間の電気的接続の容易化、簡素化を図り、組み立て性を向上することができる。
さらに、本発明の熱媒体加熱装置は、上述のいずれかの熱媒体加熱装置において、前記端子は、その上方延長部分が前記制御基板の前記端子台の配列方向である前記X方向と直交するY方向に対して可撓性を有する構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、端子の上方延長部分が、制御基板の端子台の配列方向であるX方向と直交するY方向に対して可撓性を有する構成とされているため、ケーシング、熱交押え部材および制御基板等の寸法公差の集積により、端子台と端子とが端子台の配列方向であるX方向と直交するY方向に対して位置ずれしたとしても、端子の可撓性を利用して端子を撓ませることにより、端子台と端子の寸法公差によるY方向への位置ずれを吸収して両者を確実に接続することができる。従って、PTCヒータと制御基板との間の電気的接続の容易化、簡素化を図り、組み立て性を向上することができる。
さらに、本発明にかかる車両用空調装置は、空気流路中に配設されている放熱器に対して、熱媒体加熱装置で加熱された熱媒体が循環可能に構成されている車両用空調装置において、前記熱媒体加熱装置が、上述のいずれかの熱媒体加熱装置とされていることを特徴とする。
本発明によれば、空気流路中に配設されている放熱器に対して、上述のいずれかの熱媒体加熱装置により加熱された熱媒体が循環可能な構成とされているため、空気流路中に配設されている放熱器に対して供給される熱媒体を、小型高性能化されるとともに、PTCヒータと制御基板間の電気的接続の容易化、簡素化を図り、組み立て性が向上された上述の熱媒体加熱装置により加熱して供給することができる。従って、車両用空調装置の空調性能、特に暖房性能を向上することができるとともに、車両に対する空調装置の搭載性を向上することができる。
本発明の熱媒体加熱装置によると、交互に積層された複数枚の扁平熱交チューブとPTCヒータとを熱交押え部材で押圧することにより、互いに密着させて組み込むことができるとともに、ケーシング内に位置決めされて組み込まれるPTCヒータの一対の電極板から上方に延長された端子と、制御基板の端子台とを互いに位置合わせして組み込むことができ、この際、ケーシング、熱交押え部材、制御基板等の寸法公差が集積し、端子台と端子とが端子台の配列方向であるX方向に位置ずれを生じたとしても、熱交押え部材が端子台の配列方向に沿うX方向に対して一定範囲移動可能とされていることから、熱交押え部材をX方向に所要量移動して締め付け固定することによって、端子台と端子の寸法公差によるX方向への位置ずれを吸収して両者を確実に接続することができるため、扁平熱交チューブとPTCヒータ間の接触熱抵抗を低減して伝熱効率を向上し、熱媒体加熱装置を小型高性能化することができるとともに、PTCヒータと制御基板との間の電気的接続を容易化、簡素化し、電極間の絶縁距離の確保と組み立て性の向上を図ることができる。
また、本発明の車両用空調装置によると、空気流路中に配設されている放熱器に対して供給される熱媒体を、小型高性能化されるとともに、PTCヒータと制御基板間の電気的接続の容易化、簡素化を図り、組み立て性が向上された上述の熱媒体加熱装置により加熱して供給することができるため、車両用空調装置の空調性能、特に暖房性能を向上することができるとともに、車両に対する空調装置の搭載性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る熱媒体加熱装置を備えた車両用空調装置の概略構成図である。 図1に示す熱媒体加熱装置のアッパケースを外した状態の平面図である。 図2に示す熱媒体加熱装置の短辺方向に沿う縦断面図である。 図3に示す熱媒体加熱装置の一部分の拡大断面図である。 図1に示す熱媒体加熱装置の熱交押え部材固定用ネジを取り外した状態の平面図である。 図1に示す熱媒体加熱装置の端子固定用ネジを取り外した状態の側面図である。
以下に、本発明の一実施形態について、図1ないし図5を用いて説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る熱媒体加熱装置を備えた車両用空調装置の概略構成図が示されている。
車両用空調装置1は、外気または車室内空気を取り込んで温調した後、それを車室内へと導くための空気流通路2を形成するケーシング3を備えている。
ケーシング3の内部には、空気流通路2の上流側から下流側にかけて順次、外気または車室内空気を吸い込んで昇圧し、それを下流側へと圧送するブロア4と、該ブロア4により圧送される空気を冷却する冷却器5と、冷却器5を通過して冷却された空気を加熱する放熱器6と、放熱器6を通過する空気量と放熱器6をバイパスする空気量との流量割合を調整し、その下流側でエアミックスさせることによって、温調風の温度を調節するエアミックスダンパ7と、が設置されている。
ケーシング3の下流側は、図示しない吹き出しモード切替えダンパおよびダクトを介して温調された空気を車室内に吹き出す複数の吹き出し口に接続されている。
冷却器5は、図示省略された圧縮機、凝縮器、膨張弁等と共に冷媒回路を構成し、膨張弁で断熱膨張された冷媒を蒸発させることによって、そこを通過する空気を冷却するものである。放熱器6は、タンク8、ポンプ9および熱媒体加熱装置10と共に熱媒体循環回路10Aを構成しており、熱媒体加熱装置10で加熱された高温の熱媒体(例えば、不凍液、水等)がポンプ9を介して循環されることによって、そこを通過する空気を加温するものである。
図2には、図1に示された熱媒体加熱装置10のアッパケースを外した状態の平面図が示され、図3には、その短辺方向に沿う縦断面図、図4には、図3の一部分の拡大断面図が示されている。
熱媒体加熱装置10は、箱形構成のケーシング11と、複数枚(例えば、3枚)の扁平熱交チューブ12と複数組のPTCヒータ13とが交互に多層に積層されている熱交換モジュール14と、該熱交換モジュール14をケーシング11のロアケース11Aの内底面に押圧して固定するための熱交押え部材15と、該熱交押え部材15上に複数個の固定ネジ16を介して固定設置されているPTCヒータ13を制御する制御基板17と、から構成されている。
ケーシング11は、上半部と下半部に2分割された箱形形状のケーシングとされ、下半部に位置されるロアケース11Aに対して、上半部に位置される図示省略されたアッパケースが複数本のネジを介してネジ止め固定されることにより、一体化されるように構成されている。そして、このケーシング11の内部空間に、上記した扁平熱交チューブ12およびPTCヒータ13からなる熱交換モジュール14、熱交押え部材15および制御基板17等が収容設置されるようになっている。
ロアケース11Aの下面には、積層された3枚の扁平熱交チューブ12に導入される熱媒体を導くための熱媒体入口路11Bと、扁平熱交チューブ12内を流通して加熱された熱媒体を導出するための熱媒体出口路11Cが、下方に突出されるように一体形成されている。また、熱交押え部材15を締め付け固定するためのボス部(図示省略)が、ケース内部の4箇所に上方に突出されるように一体形成されている。ロアケース11Aは、その内部空間に収容設置される扁平熱交チューブ12を形成するアルミ合金材と線膨張率が近似している樹脂材料(例えば、PPS)により成形されている。アッパケースも、ロアケース11Aと同様の樹脂材料により成形することが望ましい。
さらに、ロアケース11Aの下面には、電源ハーネス18やLVハーネス19の先端部を貫通するための電源ハーネス用孔およびLVハーネス用孔(共に図示省略)が開口されている。電源ハーネス18は、制御基板17を介してPTCヒータ13に電力を供給するためのものであり、先端部が2又状に分岐され、制御基板17に設けられている2つの電源ハーネス用端子台17Aにネジ20を介してネジ止め可能とされている。また、LVハーネス19は、制御基板17に対して制御用の信号を送信するためのものであり、その先端部は、制御基板17にコネクタ19Aを介して接続されている。
制御基板17は、上位制御装置(ECU)からの指令に基づいて複数組のPTCヒータ13に対する通電制御を行うものであり、FETやIGBT等からなる複数のパワートランジスタ(発熱性電気部品)21を含む制御回路22が表面実装され、その制御回路22を介して複数組のPTCヒータ13に対する通電状態が切替え可能に構成されているものである。この制御基板17は、少なくとも発熱性電気部品である複数のパワートランジスタ21が実装される部位に対応して、基板の上下面に貫通されるように、銅やアルミ等の高熱伝導性材からなる熱貫通部(図示省略)が設けられた構成とされている。
そして、上記複数組のPTCヒータ13をその両面から挟み込むように複数枚の扁平熱交チューブ12が積層されることにより、熱交換モジュール14が構成されている。この扁平熱交チューブ12は、アルミ合金製薄板をプレス成形した一対のチューブ材を重ね合わせることによって構成されるものであり、図3に示されるように、例えば3枚の扁平熱交チューブ12を互いに平行になるように積層し、該扁平熱交チューブ12間にそれぞれPTCヒータ13を挟み込んで多層に積層することにより、1組の熱交換モジュール14を構成するようにしている。
各扁平熱交チューブ12は、上記の如く一対のチューブ材を重ね合わせることにより構成される厚さが数ミリ程度の扁平断面形状とされている扁平チューブ部と、その両端部または一端部に形成されている熱媒体が流入する入口ヘッダ部および熱媒体が流出する出口ヘッダ部とを備え、更に扁平チューブ部内に、必要に応じて波板状のインナーフィンが挿入され、該扁平チューブ部内に複数の熱媒体流通路が形成されるように構成されたチューブとされている。このような扁平熱交チューブ12は公知のものでよい。
3枚の扁平熱交チューブ12は、下段、中段、上段の順に順次積層され、その両端または一端に設けられた入口ヘッダ部および出口ヘッダ部同士が互いにOリング等のシール材を介して密接され、入口ヘッダ部および出口ヘッダ部に設けられている図示省略の連通穴が互いに連通されるようになっている。この3枚の扁平熱交チューブ12は、積層された状態または順次積層されながらロアケース11A内の内底面に組み込まれ、後述するようにロアケース11Aのボス部に4個のネジ23を介して締め付け固定される熱交押え部材15により、ロアケース11Aの内底面に対して押圧固定されるように構成されている。
また、上記3枚の扁平熱交チューブ12間に、それぞれPTCヒータ13が挟み込まれることによって、1組の熱交換モジュール14が構成されている。この複数組(2組)のPTCヒータ13は、公知の如く、PTC素子(Positive Temperature Coefficient)24の上下両面に、それぞれ電極板25を接触配置したものであり、絶縁シート等を介して3枚の扁平熱交チューブ12間にそれぞれ積層配置されている。なお、PTCヒータ13は、3枚の扁平熱交チューブ12と共に積層された状態または順次積層されながらロアケース11Aの内底面に組み込まれ、上記の如く熱交押え部材15を介してロアケース11Aの内底面に押圧固定されるように構成されている。
電極板25は、PTC素子24に対して電力を供給するためのものであり、平面視において、矩形状をなすアルミ合金製板材により構成されている。この電極板25は、PTC素子24を挟んでその両面に、PTC素子24の上面に接するように一枚、PTC素子24の下面に接するように一枚それぞれ積層配置されており、これら2枚の電極板25によって、PTC素子24が上下両面から挟み込まれるようになっている。
さらに、PTC素子24の上面側に配置される電極板25は、その上面が扁平熱交チューブ12の下面に接するように配設され、PTC素子24の下面側に配置される電極板25は、その下面が扁平熱交チューブ12の上面に接するように配設されている。本実施形態では、電極板25は、下段の扁平熱交チューブ12と中段の扁平熱交チューブ12との間、中段の扁平熱交チューブ12と上段の扁平熱交チューブ12との間に各々2枚、合計4枚が配置されている。
これら4枚の電極板25は、各扁平熱交チューブ12の扁平チューブ部と略同一形状とされており、それぞれの長辺側に1つの端子25Aが一体に設けられている。この端子25Aは、各電極板25を上記の如く積層配設したとき、互いに重ならないように、電極板25の長辺方向に沿って位置をずらして配置されている。つまり、各電極板25に設けられている端子25Aは、その長辺方向に沿って少しずつ位置がずらされて設けられ、各電極板25が積層された場合に直列に配列されるように設けられている。また、各端子25Aは、電極板25から水平方向に突出され、更に上方に延長されるようにL字形状とされており、制御基板17の表面側の一辺に並設されている複数組(4組)の端子台17Bにネジ26を介して接続されるように構成されている。
3枚の扁平熱交チューブ12および2組のPTCヒータ13は、上記の如く積層された状態または順次積層されながらロアケース11Aの内底面上に組み込まれ、その最上段の扁平熱交チューブ12の上面が、ロアケース11Aのボス部(4箇所)に4個のネジ23で締め付け固定される熱交押え部材15を介して、ロアケース11Aの内底面方向に押圧されることにより、各扁平熱交チューブ12の入口ヘッダ部および出口ヘッダ部の上下面同士、並びに各扁平熱交チューブ12の扁平チューブ部とPTCヒータ13の上下面同士がそれぞれ密着されるようになっている。
このようにして、ケーシング11の内部に熱交換モジュール14が組み込まれ、ロアケース11Aの熱媒体入口路11Bから導入された熱媒体は、各扁平熱交チューブ12の入口ヘッダ部から扁平チューブ部内へと導かれ、扁平チューブ部内を流通する過程で、PTCヒータ13により加熱、昇温されて各出口ヘッダ部に流出し、そこからロアケース11Aの熱媒体出口路11Cを介して熱媒体加熱装置10の外部へと導出されるようになっている。そして、熱媒体加熱装置10から導出された熱媒体は、熱媒体循環回路10A(図1参照)を経て放熱器6に供給されるようになっている。
熱交押え部材15は、制御基板17に表面実装されている複数の発熱性電気部品21を銅やアルミ等の高熱伝導性材からなる熱貫通部を介して冷却するヒートシンクとしての機能を兼ね備えたものであり、アルミ合金製の板材により構成されている。この熱交押え部材15は、扁平熱交チューブ12の上面を覆う大きさとされたものであり、長手方向寸法が制御基板17よりも長くされ、扁平熱交チューブ12およびPTCヒータ13からなる熱交換モジュール14を押圧固定する際、扁平熱交チューブ12の入口ヘッダ部および出口ヘッダ部の周囲におけるシール性を確保するため、その中心線を通る位置でネジ23を介してケーシング11のボス部に締め付け固定されるように構成されている。
また、上記したように、電極板25から延長されている端子25Aを制御基板17の端子台17Bに対して治具を用いずに直接接続するには、両者を正確に位置決めする必要がある。つまり、ロアケース11Aの内底面に複数枚の扁平熱交チューブ12と共に多層に積層して組み込まれるPTCヒータ13の電極板25と一体をなす端子25Aと、ロアケース11Aのボス部に位置決めされて固定される熱交押え部材15上に設置されている制御基板17側の端子台17Bとを位置合わせするには、端子25Aをロアケース11Aに対して位置決めして組み込めるようにすればよい。
そこで、本実施形態では、4枚の電極板25に設けられている4本の端子25Aをロアケース11Aに対して位置決めするため、図3、図4に示されるように、ロアケース11Aの内底面の所定位置に、各端子25Aと対応して鉛直方向に立設された4本の位置決めピン(位置決め手段)27を設けている。この4本の位置決めピン27は、所定の間隔で1列状に4本配列されており、その高さは、4本の端子25Aが水平方向に延長されている水平方向延長部よりも少し高めの高さとされており、ロアケース11Aと一体に成形されている。
一方、4本の端子25Aには、それぞれ水平方向延長部に、上記位置決めピン27に対して嵌合可能な位置決め穴28が設けられており、この位置決め穴28を各位置決めピン27に嵌合することによって、各端子25Aおよび電極板25がロアケース11Aに対して位置決めされ、更にロアケース11Aのボス部に位置決め固定されている熱交押え部材15上に設置されている制御基板17の端子台17Bに対して位置決めされるようになっている。
また、電極板25を上記の如く位置決めピン27を介してロアケース11Aに位置決めして組み込んだとしても、ロアケース11A(ケーシング11)、熱交押え部材15、制御基板17等は、それぞれ寸法公差を有しており、それが集積されることにより、各端子25Aと端子台17Bとが常に正確に位置決めされるという保証はなく、従って、不可避の寸法公差を吸収して位置決めし、各端子25Aを端子台17Bにネジ26を介して接続できるようにしておく必要がある。
このため、本実施形態では、ロアケース11A(ケーシング11)内のボス部に締め付け固定される熱交押え部材15を、制御基板17上に設けられている複数の端子台17Bの配列方向に沿うX方向に対して、長穴29を介して一定範囲移動可能に締め付け固定できる構成としている。つまり、熱交押え部材15は、4個のネジ23を介してロアケース11Aのボス部に締め付け固定されるようになっているが、ネジ23を通す穴が、図5に示されるように、X方向に沿う長穴29とされ、該長穴29に沿ってロアケース11Aに対して一定範囲移動可能に締め付け固定される構成とされている。これにより、各端子25Aと複数の端子台17Bとの寸法公差の集積等によるX方向の位置ずれを是正し、両者の位置を一致させることが可能とされている。
また、電極板25から水平方向に突出され、更に上方に延長されるようにL字状に曲げ形成されている各端子25Aは、その上方延長部分が制御基板17に設けられている複数の端子台17Aの配列方向に沿うX方向と直交するY方向に対して、可撓性を有する構成とされている。このため、各端子25Aと複数の端子台17Bとが寸法公差の集積等によりY方向に位置ずれを生じたとしても、各端子25Aを撓ませることによって両者を位置決めし、ネジ26で締め付け固定することが可能とされている。
さらに、各端子25Aは、扁平熱交チューブ12とPTCヒータ13の積層方向、すなわち各端子25Aの上方延長方向に沿うZ方向に対して、長穴30を介して接続位置が一定範囲で調整可能とされている。つまり、各端子25Aは、各端子25Aの先端部分に設けられている穴にネジ26を通して端子台17Aに締め付け固定されるようになっているが、ネジ26を通す穴が、図6に示されるように、Z方向に沿う長穴30とされ、該長穴30に沿って端子台17Aに対する接続位置が一定範囲で調整可能とされている。これにより、各端子25Aと複数の端子台17Bとの寸法公差の集積等によるZ方向の位置ずれを吸収し、両者の接続位置を一致させることができるようにしている。
以上に説明の熱媒体加熱装置10は、ケーシング11のロアケース11Aの内底面に3枚の扁平熱交チューブ12と2組のPTCヒータ13とを、PTCヒータ13の両面を絶縁シート(図示せず)で挟みながら、それらを順次1枚ずつ積層して組み込み、熱交換モジュール14が組み込まれた段階で、熱交押え部材15によりその上面を押圧してロアケース11A側に締め付け固定するか、もしくは熱交換モジュール14をサブアッセンブリした後、ロアケース11A内に組み込み、その上面を熱交押え部材15で押え、ネジ23を介してロアケース11Aの内底面に向け押圧して締め付け固定することにより、各扁平熱交チューブ12および各PTCヒータ13をそれぞれ互いに密着させた状態で組み込むことができる。
熱交換モジュール14を上記の如く組み込む際、PTCヒータ13を構成している電極板25の各端子25Aの水平方向延長部分に設けられている位置決め穴28をロアケース11A側の位置決めピン27に嵌合することにより、電極板25をロアケース11Aに対して位置決めして組み込むことができ、従って、この電極板25に設けられている各端子25Aと、上記熱交押え部材15上に固定設置される制御基板17に設けられている複数の端子台17Bとの位置を略一致させることができる。
熱交換モジュール14が組み込まれた後、上記熱交押え部材15上に絶縁シート等を介装して制御基板17をネジ16でネジ止め固定し、制御基板17に対する電気系統の結線作業が行われる。この際、電源ハーネス18の2又状に分岐された先端部を、2つの電源ハーネス用端子台17Aにネジ20を介してネジ止め固定し、LVハーネス19の先端部に設けられているコネクタ19Aを制御基板17側に接続し、更に電極板25に設けられている各端子25Aを、制御基板17側の端子台17Bに対してネジ26を介してネジ止め固定することにより、それぞれを電気的に結線することができる。
この場合、電極板25をロアケース11Aに位置決めして組み込んだとしても、ロアケース11A、熱交押え部材15、制御基板17には寸法公差や組み立て公差があり、それらの公差が集積することによって、各端子25Aと端子台17Bとの間に位置ずれが発生することがあり、この位置ずれを吸収して各端子25Aを端子台17Bにネジ止め固定する必要がある。本実施形態によれば、この位置ずれが端子台17Bの配列方向に沿うX方向のずれである場合、熱交押え部材15をロアケース11A側に締め付け固定している穴が長穴29とされ、この長穴29を介して熱交押え部材15、すなわち制御基板17をX方向に移動してその位置を微調整することができるため、各端子25Aと端子台17Bとの位置を一致させて両者をネジ26でネジ止め固定することができる。
また、上記の位置ずれがY方向のずれである場合、可撓性を有する各端子25Aを撓ませることにより、各端子25Aと端子台17Bとの位置を一致させて両者をネジ26でネジ止め固定することができる。更に、上記位置ずれがZ方向のずれである場合、各端子25AにZ方向に沿って設けられている長穴30により接続位置をZ方向に微調整し、Z方向の位置ずれを吸収することにより、両者の接続位置を一致させて両者をネジ26でネジ止め固定することができる。
上記の如く電気結線が完了した後、その上部覆うように、図示省略のアッパケースをロアケース11Aにネジ止め固定することにより、熱媒体加熱装置10を組み立てることができる。そして、この熱媒体加熱装置10は、熱媒体入口路11Bを経て扁平熱交チューブ12の入口ヘッダ部に流入された熱媒体を複数枚(3枚)の扁平熱交チューブ12内に流通させ、PTCヒータ13によって加熱した後、出口ヘッダ部から熱媒体出口路11Cを介して流出させることにより、熱媒体循環回路10A内を循環される暖房用熱源となる熱媒体の加熱に供することができる。
斯くして、本実施形態の熱媒体加熱装置10および車両用空調装置1によれば、以下の作用効果を奏する。
複数枚の扁平熱交チューブ12が積層され、その扁平チューブ部間にPTCヒータ13が挟み込まれた状態で、各扁平熱交チューブ12およびPTCヒータ13が、熱交押え部材15によりロアケース11Aの内底面に対し押圧されて締め付け固定される構成とされている。このため、複数枚の扁平熱交チューブ12と複数組のPTCヒータ13を、それぞれ互いに密着させて組み込むことができる。
従って、扁平熱交チューブ12とPTCヒータ13との間の接触熱抵抗を低減して伝熱効率を向上し、熱媒体加熱装置10を高性能化することができるとともに、扁平熱交チューブ12およびPTCヒータ13を多層に積層配置することによって、その平面面積を小さくし、熱交換モジュール14、ひいては熱媒体加熱装置10を小型コンパクト化することができる。
また、熱交押え部材15上に、PTCヒータ13を制御するための制御基板17が設置され、その制御基板17に設けられている端子台17Bと、PTCヒータ13の電極板25から上方に延長されている各端子25Aとを直接接続して、PTCヒータ13と制御基板17とを電気的に結線するようにしており、この際、ロアケース11Aの内面側に各端子25Aに設けられている位置決め穴28と嵌合して各端子25Aおよび電極板25の位置決めを行う位置決めピン27を設け、各端子25Aと端子台17Bとの位置を位置合わせして接続することができるようにしている。このため、扁平熱交チューブ12とPTCヒータ13間の電気的接続を容易化、簡素化し、電極間の絶縁距離の確保および組み立て性の向上を図ることができるとともに、ハーネスレス化により部品点数を削減し、全体として構成の簡素化、低コスト化を図ることができる。
また、上記端子25Aは、複数枚の電極板25の一側辺に、それぞれ辺方向に位置をずらしてL字状に上方に延長されて設けられ、制御基板17の一側辺に並設されている複数の端子台17Bに直接接続可能とされているため、扁平熱交チューブ12の扁平チューブ部間に組み込まれたPTCヒータ13の複数枚の電極板25の一側辺に設けられているL字状の各端子25Aを、位置決めピン27を介してそれぞれ所定位置に位置決めすることによって、各々の端子25Aの上方延長部分を制御基板17の一側辺に並設されている複数の端子台17Bに対向位置せしめ、ネジ26を介して直接接続することができる。従って、PTCヒータ13と制御基板17間の電気的接続を容易化、簡素化し、組み立て性の向上とコスト低減を図ることができる。
加えて、本実施形態では、ロアケース11A内のボス部に締め付け固定される熱交押え部材15が、制御基板17に設けられている複数の端子台17Bの配列方向に沿うX方向に対して、長穴29により一定範囲移動可能に締め付け固定されるようになっている。このため、電極板25から上方に延長されている各端子25Aと、制御基板17の端子台17Bとを互いに位置合わせして組み込む際、ロアケース11A、熱交押え部材15、制御基板17等の寸法公差が集積し、複数の端子台17Bと各端子25Aとが端子台17Bの配列方向であるX方向に位置ずれしたとしても、熱交押え部材15を長穴29に沿ってX方向に所要量移動して締め付け固定することにより、端子台17Bと端子24の寸法公差によるX方向への位置ずれを吸収して両者を確実に接続することができ、従って、PTCヒータ13と制御基板17との間の電気的接続を容易化、簡素化し、組み立て性の向上を図ることができる。
さらに、本実施形態では、各端子25Aの上方延長部分が、端子台17Bの配列方向であるX方向と直交するY方向に対して可撓性を有する構成とされている。このため、ロアケース11A、熱交押え部材15、制御基板17等の寸法公差の集積により、端子台17Bと端子25Aとが端子台17Bの配列方向であるX方向と直交するY方向に対して位置ずれしたとしても、端子25Aの可撓性を利用して端子25Bを撓ませることにより、端子台17Bと端子25Aの寸法公差によるY方向への位置ずれを吸収し、端子台17Bと端子25Aとを確実に接続することができる。従って、PTCヒータ13と制御基板17との間の電気的接続の容易化、簡素化を図り、組み立て性を向上することができる。
また、制御基板17の端子台17Bに接続される端子25Aの上方延長方向に沿うZ方向の接続位置が一定範囲で調整可能とされている。このため、ロアケース11A、熱交押え部材15、制御基板17等の寸法公差の集積により、端子台17Bと端子25Aとが端子25Aの上方延長方向であるZ方向に位置ずれしたとしても、端子25AのZ方向の接続位置を調整することにより、端子台17Bと端子25Aの寸法公差によるZ方向への位置ずれを吸収して両者を接続することができ、従って、PTCヒータ13と制御基板17との間の電気的接続の容易化、簡素化を図り、組み立て性を向上することができる。
さらに、上述のように、小型高性能化されるとともに、PTCヒータ13と制御基板17間の電気的接続の容易化、簡素化を図り、組み立て性が向上された熱媒体加熱装置10によって加熱された熱媒体を空気流路2中に配設されている放熱器6に供給することができるため、車両用空調装置1における空調性能、特に暖房性能の向上を図ることができるとともに、車両に対する空調装置1の搭載性を向上することができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記した実施形態では、扁平熱交チューブ12を3層に積層し、各々の間にPTCヒータ13を組み込んだ構成としているが、これに限らず、扁平熱交チューブ12およびPTCヒータ13の積層枚数を増減してもよいことはもちろんである。また、上記実施形態では、ケーシング11を樹脂材製としているが、これに限らず、アルミダイカスト製等の金属製としてもよく、これも本発明に包含されるものである。
1 車両用空調装置
6 放熱器
10 熱媒体加熱装置
10A 熱媒体循環回路
11 ケーシング
11A ロアケース
12 扁平熱交チューブ
13 PTCヒータ
15 熱交押え部材
17 制御基板
17B 端子台
23 ネジ
25 電極板
25A 端子
26 ネジ
27 位置決めピン
28 位置決め穴
29 長穴
30 長穴

Claims (6)

  1. 入口ヘッダ部から流入された熱媒体が扁平チューブ部を流通後、出口ヘッダ部から流出される複数枚の扁平熱交チューブと、
    互いに積層される複数枚の前記扁平熱交チューブの前記扁平チューブ部間に組み込まれるPTCヒータと、
    複数枚の前記扁平熱交チューブおよび前記PTCヒータを前記扁平熱交チューブの一面側からケーシング内面に押圧して密着させる熱交押え部材と、
    前記熱交押え部材上に設置され、前記PTCヒータを制御する制御基板と、を備え、
    前記制御基板の端子台に対して、前記ケーシング内に位置決めされて組み込まれる前記PTCヒータの一対の電極板から上方に延長された端子が直接接続され、前記PTCヒータと前記制御基板とが電気的に結線される熱媒体加熱装置であって、
    前記ケーシング内のボス部に締め付け固定される前記熱交押え部材が、前記制御基板に設けられている複数の前記端子台の配列方向に沿うX方向に対して一定範囲移動可能に締め付け固定されていることを特徴とする熱媒体加熱装置。
  2. 前記熱交押え部材は、前記端子台の配列方向に沿って設けられている長穴を介して前記X方向に対して一定範囲移動可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の熱媒体加熱装置。
  3. 前記制御基板の端子台に接続される前記端子は、その上方延長方向に沿うZ方向の接続位置が一定範囲で調整可能とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱媒体加熱装置。
  4. 前記端子は、その上方延長方向に沿って設けられている長穴を介して前記Z方向の接続位置が一定範囲内で調整可能とされていることを特徴とする請求項3に記載の熱媒体加熱装置。
  5. 前記端子は、その上方延長部分が前記制御基板の前記端子台の配列方向である前記X方向と直交するY方向に対して可撓性を有する構成とされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の熱媒体加熱装置。
  6. 空気流路中に配設されている放熱器に対して、熱媒体加熱装置で加熱された熱媒体が循環可能に構成されている車両用空調装置において、
    前記熱媒体加熱装置が、請求項1ないし5のいずれかに記載の熱媒体加熱装置とされていることを特徴とする車両用空調装置。
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