JP2012245865A - 複合熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複合熱交換器全体をコンパクトにするとともに、部品点数を減らすことができる複合熱交換器を提供する。
【解決手段】一対の第1タンク2a間の第1チューブ2b内部を流れる第1媒体を冷却する第1熱交換器2と、一対の第2タンク3a間の第2チューブ3b内部を流れる第2媒体を空冷する第2熱交換器3とを備える。第1、第2熱交換器2、3は、上下方向に配置され、第1タンク2aが第2タンク3aの最外側側面まで延長される延長部分2a'を有する。第2チューブ3bは、外側通路6aと内側通路6bとが画成された二重チューブ5で構成され、外側通路6aの両端側が第2タンク3aに接続されて第1媒体を流すとともに、内側通路6bの両端側が第1タンク2の2a'延長部分に接続されて第2媒体を流すことで、第1媒体が、二重管5の内側通路6bで第2媒体により液冷され、二重管5以外の第1チューブ2bで空冷される。
【選択図】図7
【解決手段】一対の第1タンク2a間の第1チューブ2b内部を流れる第1媒体を冷却する第1熱交換器2と、一対の第2タンク3a間の第2チューブ3b内部を流れる第2媒体を空冷する第2熱交換器3とを備える。第1、第2熱交換器2、3は、上下方向に配置され、第1タンク2aが第2タンク3aの最外側側面まで延長される延長部分2a'を有する。第2チューブ3bは、外側通路6aと内側通路6bとが画成された二重チューブ5で構成され、外側通路6aの両端側が第2タンク3aに接続されて第1媒体を流すとともに、内側通路6bの両端側が第1タンク2の2a'延長部分に接続されて第2媒体を流すことで、第1媒体が、二重管5の内側通路6bで第2媒体により液冷され、二重管5以外の第1チューブ2bで空冷される。
【選択図】図7
Description
本発明は、たとえばコンデンサやサブラジエータなどの異なる複数の熱交換器を互いに組みつけられて配置した複合熱交換器に関する。
このような従来の複合熱交換器としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。この従来の複合熱交換器にあっては、エンジン冷却用のラジエータの車両前方側の同一平面上に、車室空調用のコンデンサと駆動モータやインバータなどのエンジン以外の部品冷却用のサブラジエータとが配置され、それぞれで冷却水および冷媒を空冷可能にされている。なお、サブラジエータの一方のタンク内部には、水冷コンデンサが配置されて、この車室空調用の冷媒をサブラジエータの冷却水で水冷するようにされている。
しかしながら、上記従来の複合熱交換器にあっては、水冷コンデンサをサブラジエータのタンクに内蔵するため、このタンクが大きくならざるを得ず、車両搭載レイアウト上不利となる。また、水冷コンデンサとこれを内蔵する空冷のサブラジエータとの間の接続等のためのブラケット等、部品点数が多くなってしまうといった問題がある。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、複合熱交換器全体をコンパクトにするとともに、部品点数を減らすことができるようにした複合熱交換器を提供することにある。
この目的のため、請求項1に記載の本発明による複合熱交換器は、
離間した一対の第1タンク間を複数の第1チューブで接続し、第1チューブ内を流れる第1媒体を冷却する第1熱交換器と、
離間した一対の第2タンク間を複数の第2チューブで接続し第2チューブ内を流れる第2媒体を空冷する第2熱交換器と、
を備え、
第1熱交換器と第2熱交換器とが上下に配置され、
第1タンクが第2タンクの最外側側面まで延長される延長部分を有し、
第2チューブが外側通路と内側通路とが画成された二重チューブで構成され、
この二重チューブの外側通路の両端側が第2タンクに接続されてこれら間で第1媒体を流すとともに、内側通路の両端側が第1タンクの延長部分に接続されてこれら間で第2媒体を流すことにより、第1媒体が、二重管の内側通路においては第2媒体により液冷され、第1チューブにおいては空冷されるようにした、
ことを特徴とする。
離間した一対の第1タンク間を複数の第1チューブで接続し、第1チューブ内を流れる第1媒体を冷却する第1熱交換器と、
離間した一対の第2タンク間を複数の第2チューブで接続し第2チューブ内を流れる第2媒体を空冷する第2熱交換器と、
を備え、
第1熱交換器と第2熱交換器とが上下に配置され、
第1タンクが第2タンクの最外側側面まで延長される延長部分を有し、
第2チューブが外側通路と内側通路とが画成された二重チューブで構成され、
この二重チューブの外側通路の両端側が第2タンクに接続されてこれら間で第1媒体を流すとともに、内側通路の両端側が第1タンクの延長部分に接続されてこれら間で第2媒体を流すことにより、第1媒体が、二重管の内側通路においては第2媒体により液冷され、第1チューブにおいては空冷されるようにした、
ことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明による複合熱交換器は、
請求項1に記載の複合熱交換器において、
第1媒体が、冷媒であり、
第2媒体が、冷却水である、
ことを特徴とする。
請求項1に記載の複合熱交換器において、
第1媒体が、冷媒であり、
第2媒体が、冷却水である、
ことを特徴とする。
請求項3に記載の本発明による複合熱交換器は、
請求項1又は請求項2に記載の複合熱交換器において、
第1熱交換器が、コンデンサであり、
第2熱交換器が、サブラジエータである、
ことを特徴とする。
請求項1又は請求項2に記載の複合熱交換器において、
第1熱交換器が、コンデンサであり、
第2熱交換器が、サブラジエータである、
ことを特徴とする。
請求項4に記載の本発明による複合熱交換器は、
請求項1乃至3のいずれかに記載の複合熱交換器において、
二重管の内側通路を流れる第1媒体と外側通路を流れる第2媒体とは、流れの方向が対向するようにした、
ことを特徴とする。
請求項1乃至3のいずれかに記載の複合熱交換器において、
二重管の内側通路を流れる第1媒体と外側通路を流れる第2媒体とは、流れの方向が対向するようにした、
ことを特徴とする。
請求項1に記載の本発明の複合熱交換器にあっては、第1熱交換器では、第1流体を第1チューブにて空冷するとともに、第2熱交換器の第2チューブを構成する二重チューブにて液冷するようにしたので、複合熱交換器全体をコンパクトにするとともに、部品点数を減らすことができる。
請求項2に記載の本発明の複合熱交換器にあっては、第1媒体を冷媒、また第2媒体を冷却水としたので、コンパクトな装置で冷媒を容易かつ強力に冷却することができる。
請求項3に記載の本発明の複合熱交換器にあっては、第1熱交換器をコンデンサ、第2熱交換器をサブラジエータとしたので、室内空調システム用等の第1媒体を他の冷却システム用の第2媒体で効率よく冷却することができる。
請求項4に記載の本発明の複合熱交換器にあっては、二重管の内側通路を流れる第1媒体と外側通路を流れる第2媒体とは、流れの方向が対向するようにしたので、効率よくまた均一に第1媒体を第2媒体で冷却することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。
まず、実施例1の複合熱交換器の全体構成を説明する。
この実施例1の複合熱交換器1は、たとえばハイブリッド電気車両に搭載され、図1および図2に示すように、同一平面上で、下方に配置されたコンデンサ(本発明の第1熱交換器に相当)2と、この上方に配置されたサブラジエータ(本発明の第2熱交換器に相当)3と、を有する。コンデンサ2は室内空調用の冷媒(本発明の第1媒体に相当)を冷却する熱交換器であり、サブラジエータ3は図示しない電気モータやインバータといった強電系部品を冷却する冷却水を空冷する熱交換器である。このように構成された複合熱交換器1は、車両搭載時には、エンジン冷却用の冷却水を空冷する図示しないラジエータの前方位置に取り付けられる。
この実施例1の複合熱交換器1は、たとえばハイブリッド電気車両に搭載され、図1および図2に示すように、同一平面上で、下方に配置されたコンデンサ(本発明の第1熱交換器に相当)2と、この上方に配置されたサブラジエータ(本発明の第2熱交換器に相当)3と、を有する。コンデンサ2は室内空調用の冷媒(本発明の第1媒体に相当)を冷却する熱交換器であり、サブラジエータ3は図示しない電気モータやインバータといった強電系部品を冷却する冷却水を空冷する熱交換器である。このように構成された複合熱交換器1は、車両搭載時には、エンジン冷却用の冷却水を空冷する図示しないラジエータの前方位置に取り付けられる。
コンデンサ2は、車両搭載時に車両幅方向の左右に離間されて配置される一対のコンデンサタンク2aと、これらに両端部分がそれぞれ接続されて冷媒を流す複数のコンデンサチューブ2bと、を設けたコンデンサコア2cを備えている。また、左右両方のコンデンサタンク2aの上方部は、コンデンサコア2cを超えて上方へ延び、サブラジエータタンク3の両左右端に配置されたサブラジエータタンク3aの両最外側側面に沿うようにされた延長部分2a'を有する。
なお、上記コンデンサコア2cは、隣り合うコンデンサチューブ2b間に放熱フィンを挿入配置してこれらを交互に積層してもよく、あるいは放熱フィンなしでも良い。また、コンデンサチューブ2bとしては、本実施例では扁平チューブを用いるが、これに限られない。
左右両方のコンデンサタンク2aには、複合熱交換器1をラジエータ側に取り付けるためのブラケットがそれぞれ固定される。また、車両右側(図1中の左側)のコンデンサタンク2aには、冷媒のインレットポート部とアウトレットポート部とが設けられるとともに、これら間に設けた仕切板にてそのコンデンサタンク2aの内部空間が上下に分割されている。一方、車両左側(図1中の右側)のコンデンサタンク2aには気液分離器としてのモジュレータ4が取り付けられている。
サブラジエータ3は、車両搭載時に車両幅方向の左右に離間されて配置されるサブラジエータタンク3aと、これらに両端部分がそれぞれ接続されて冷却水を流す複数のサブラジエータチューブ3bと、を有するサブラジエータコア3cを備える。サブラジエータコア3cは、コンデンサ2の上方で、かつこの左右のコンデンサタンク2aの延長部分2a'間の隙間スペースに配置された状態で、延長部分2a'に取り付けられる。
なお、サブラジエータコア3cは、隣り合うサブラジエータチューブ3b間に放熱フィンを挿入配置してこれらを交互に積層してもよく、あるいは放熱フィンなしでも良い。また、サブラジエータチューブ3bは、本実施例では扁平チューブを用いるが、これに限られない。ただし、本実施例のサブラジエータチューブ3bは、図3〜5に示す二重チューブ5で構成しており、この二重チューブ5の内側チューブ部分5bが左右のコンデンサタンク2aの延長部分2a'間に接続されてコンデンサチューブとして機能するが、このことは後で詳細に説明する。
車両左側のサブラジエータタンク3aの上方部分には冷却水が流入するインレットポート部3dが、また車両右側のサブラジエータタンク3aの下方部分には冷却水が流出するアウトレットポート部3eが、それぞれ設けられる。
次に、サブラジエータ3のサブラジエータチューブ3bを構成する二重チューブ5の構造につき、図3〜5に基づいて説明する。
同図に示すように、二重チューブ5は、扁平形状の外側チューブ部分5aとこの内部に離間されて配置された扁平形状の内側チューブ部分5bとを有し、これらが、それら間でそれぞれ半径方向に延びる外側支持壁部分5c(本実施例では4個)にて連結支持されている。外側チューブ部分5aと内側チューブ部分5bとの間の隙間には、冷却水が流通する外側通路6a(本実施例では4本の通路)が画成される。
同図に示すように、二重チューブ5は、扁平形状の外側チューブ部分5aとこの内部に離間されて配置された扁平形状の内側チューブ部分5bとを有し、これらが、それら間でそれぞれ半径方向に延びる外側支持壁部分5c(本実施例では4個)にて連結支持されている。外側チューブ部分5aと内側チューブ部分5bとの間の隙間には、冷却水が流通する外側通路6a(本実施例では4本の通路)が画成される。
一方、内側チューブ部分5bは、この内部上面側と内部下面側とを上下方向に連結する内側支持壁部分5d(本実施例では4個))が設けられるとともに、これらにより画成された内部空間が、室内空調用の冷媒が流通する内側通路6b(本実施例では5本の通路)を形成する。
したがって、外側通路6aを流れる冷却水と内側通路6bを流れる冷媒とは、内側チューブ部分5bを介して熱交換を行うことになる。したがって、この内側チューブ部分5bはこの厚さをできるだけ薄くすることが望ましく、この場合内側支持壁部分5dでその強度を確保するようにする。なお、外側支持壁部分や内側支持壁部分の数や位置は、強度や冷却水、冷媒の流通量等を考慮し、必要に応じてそれぞれ設定する。
また、図3に示すように、二重チューブ5の内側チューブ部分5bは、その外側チューブ部分の両端部から軸方向へそれぞれ突出させられた突出部分5b'を有する。図3では、二重チューブ5の一端側(車両右側)のみ描いてあり、他端側(車両左側)は省略してあるが、他端側も方向は反対だが一端側と同様に構成する。
そして、図6および図7(これらの図は他端側、すなわち車両左側部分のみを描いてある)に示すように、二重チューブ5の外側チューブ部分5aの両端部分は、左右のサブラジエータタンク3aの内部までそれぞれ延ばされて、この内部空間に外側通路6aが連通するようにされる。
一方、二重チューブ5の内側チューブ部分5bの両端部分は、それぞれ左右のサブラジエータタンク3aを貫通して左右のコンデンサタンク2aの延長部分2a'の内部まで延ばされて、この内部空間に内側通路6bが連通するようにされている。
なお、このような二重チューブ5は、たとえば特開2001−341027号公報に記載されているようなアルミニウムの押し出し成形方法等によって形成することが可能である。
また、コンデンサ2やサブラジエータ3の他の部分もアルミニウムで形成されている。
また、コンデンサ2やサブラジエータ3の他の部分もアルミニウムで形成されている。
次に、上記のように構成した実施例1の複合熱交換器1の作用につき、説明する。
まず、サブラジエータ3の作用について説明する。
サブラジエータ3は、図示しない強電系部品(電気モータやインバータ等)の冷却回路に用いられ、ここでは冷却水(エンジンの冷却水とは別の冷却水)を還流する。この冷却水の還流は、図示しない電動モータ駆動のポンプを用いて行われる。
強電系用冷却回路では、冷却水がサブラジエータ2を通過する空気流により冷却され、この空冷された冷却水が電気モータやインバータ等の強電系部品の冷却部を流れることにより、これらを最適な温度範囲内になるように冷却する。また、強電系部品を冷却した後、冷却水は、図示しない配管を通って、サブラジエータ3のインレットポート部3dからその車両右側のサブラジエータタンク3aに戻される。
まず、サブラジエータ3の作用について説明する。
サブラジエータ3は、図示しない強電系部品(電気モータやインバータ等)の冷却回路に用いられ、ここでは冷却水(エンジンの冷却水とは別の冷却水)を還流する。この冷却水の還流は、図示しない電動モータ駆動のポンプを用いて行われる。
強電系用冷却回路では、冷却水がサブラジエータ2を通過する空気流により冷却され、この空冷された冷却水が電気モータやインバータ等の強電系部品の冷却部を流れることにより、これらを最適な温度範囲内になるように冷却する。また、強電系部品を冷却した後、冷却水は、図示しない配管を通って、サブラジエータ3のインレットポート部3dからその車両右側のサブラジエータタンク3aに戻される。
車両左側のサブラジエータタンク3aに入ってきた冷却水は、図6、7中にその流れを矢印で示すように、サブラジエータチューブ3bである二重チューブ5の外側通路6aに入り、ここを通って車両右側のサブラジエータタンク3aへ向かう。このとき、サブラジエータ3のサブラジエータチューブ3b間の隙間を通過する空気流により冷却水が冷却される。空冷された冷却水は、車両用右側のサブラジエータ3aに流れ込んだ後、アウトレットポート部3eから図示しない配管を通って強電系部品の冷却部へ送り出される。
一方、コンデンサ2は、室内空調用の冷却回路に用いられる。室内空調用の冷却回路は、よく知られた従来の冷却回路と同様に構成され、図示しないコンプレッサで圧縮されて高温・高圧のガス状となった冷媒は、コンプレッサから吐き出されてコンデンサ2のインレットポート部から車両右側のコンデンサタンク2aの上方部分に入り、ここで以下のように冷却される。
すなわち、車両右側のコンデンサタンク2aの上方部分に流入した冷媒の一部は、コンデンサチューブ2aのうち上方側のチューブを通って車両左側のコンデンサタンク2aの上方部分に流れ込むが、このとき、コンデンサチューブ3aの隙間を流れる空気流により冷却される。一方残りの冷媒は、車両右側のコンデンサタンク2aの延長部分2a'からサブラジエータ3のサブラジエータチューブ3bである二重チューブ5の内側通路6bを通って車両左側のコンデンサタンク2aの延長部分2a'に流れ込むが、このとき、その冷媒は、内側通路6bの外周を覆う外側通路6aを冷却水(冷媒とは逆方向に流される)により冷却される。したがって、この二重チューブ5の内側通路6bの部分は、実質的に水冷コンデンサとして機能する。
このようにして、コンプレッサで圧縮されて高温・高圧のガス状になった冷媒は、コンデンサ2の上方部分およびサブラジエータ3においてそれぞれ空冷、液冷されて液化された後、モジュレータ4へ導かれる。モジュレータ4では、車両左側のコンデンサタンク2aの上方部分から流れ込んできた液冷媒気(一部気体を含む)が液分離されて、余分な一部が溜められ、残りの液媒体がコンデンサ2の上方部分とは分離されたその下方部分(サブクール部分)に送られる。
コンデンサ2の下方部分では、モジュレータ4から送られてきた液冷媒を、下方のコンデンサチューブ2aを通過する際、さらに空気流で過冷却(サブクール)してほぼ完全な液冷媒とする。この液媒体は図示しないエキスパンションバルブへ送られ、ここで膨張・絞りを行うことで、低温・低圧の霧状の冷媒として気化しやすいようにする。この霧状の冷媒は、図示しないエバポレータに送られてここで気化されてそのパイプの周囲を通って車室内へ流れる空気流から熱を奪い、車室へ送風する冷風を作り出す。ここで熱交換して温まった冷媒は、コンプレッサへ送られ、上記サイクルを繰り返す。
以上のように構成した実施例1の複合熱交換器は、以下の効果を有する。
すなわち、実施例1の複合熱交換器では、コンデンサ2を含む冷却回路を流れる冷媒を、サブラジエータ3のサブラジエータチューブ3bを構成する二重チューブ5の内側チューブ部分5bの内部に形成された内側通路6bを通すようにし、この際、内側通路6bの外周を覆うように設けられた外側通路6aを流れて空冷されるサブラジエータ3の冷却水により冷却するようにした。
したがって、この場合の熱交換効率は高く、かつそれらの部品もコンパクトになり、この結果、従来技術のように水冷コンデンサを内蔵するためサブラジエータのタンクが大きくなるといったようなことはなく、車両搭載レイアウトの自由度が大きくなる。
また、従来技術のように水冷コンデンサとサブラジエータとを接続連結するためのブラケット等が不要となり、部品点数を少なくすることが可能となる。
すなわち、実施例1の複合熱交換器では、コンデンサ2を含む冷却回路を流れる冷媒を、サブラジエータ3のサブラジエータチューブ3bを構成する二重チューブ5の内側チューブ部分5bの内部に形成された内側通路6bを通すようにし、この際、内側通路6bの外周を覆うように設けられた外側通路6aを流れて空冷されるサブラジエータ3の冷却水により冷却するようにした。
したがって、この場合の熱交換効率は高く、かつそれらの部品もコンパクトになり、この結果、従来技術のように水冷コンデンサを内蔵するためサブラジエータのタンクが大きくなるといったようなことはなく、車両搭載レイアウトの自由度が大きくなる。
また、従来技術のように水冷コンデンサとサブラジエータとを接続連結するためのブラケット等が不要となり、部品点数を少なくすることが可能となる。
また、二重チューブ5では、コンデンサ2の冷媒とサブラジエータ3の冷却水とを対向する方向(逆方向)に流すようにしたので、二重チューブ5の長手方向に沿ってほぼ均一に冷却することが可能となる。
さらに、二重チューブ5にあっては、支持壁部分5c、5dを設けて強度を向上させることで、内側チューブ部分5bをより薄肉化することが可能となり、この結果、コンデンサ2の冷媒とサブラジエータ3の冷却水との間の熱交換効率を向上させることができる。
以上、本発明を上記各実施例に基づき説明してきたが、本発明はこれらの実施例に限られず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更等があった場合でも、本発明に含まれる。
たとえば、本発明の第1熱交換器と第2熱交換器とは、上記実施例1の室内空調用のコンデンサ2や強電系部品冷却用のサブラジエータ3に限られない。
また、本発明の複合熱交換器は、実施例のハイブリッド電気車両への適用に限られず、他の車両その他にも適用可能である。
また、本発明の複合熱交換器は、実施例のハイブリッド電気車両への適用に限られず、他の車両その他にも適用可能である。
1 複合熱交換器
2 コンデンサ(第1熱交換器)
2a コンデンサタンク(第1タンク)
2a' 延長部分
2b コンデンサチューブ(第1チューブ)
2c コンデンサコア(第1コア)
3 サブラジエータ(第2熱交換器)
3a サブラジエータタンク(第2タンク)
3b サブラジエータチューブ(第2チューブ)
3c サブラジエータコア(第2コア)
3d インレットポート部
3e アウトレットポート部
4 モジュレータ
5 二重チューブ(第2チューブ)
5a 外側チューブ部分
5b 内側チューブ部分
5c 外側支持壁部分
5d 内側支持壁部分
6a 外側通路
6b 内側通路
2 コンデンサ(第1熱交換器)
2a コンデンサタンク(第1タンク)
2a' 延長部分
2b コンデンサチューブ(第1チューブ)
2c コンデンサコア(第1コア)
3 サブラジエータ(第2熱交換器)
3a サブラジエータタンク(第2タンク)
3b サブラジエータチューブ(第2チューブ)
3c サブラジエータコア(第2コア)
3d インレットポート部
3e アウトレットポート部
4 モジュレータ
5 二重チューブ(第2チューブ)
5a 外側チューブ部分
5b 内側チューブ部分
5c 外側支持壁部分
5d 内側支持壁部分
6a 外側通路
6b 内側通路
Claims (4)
- 離間した一対の第1タンク間を複数の第1チューブで接続し、該第1チューブ内を流れる第1媒体を冷却する第1熱交換器と、
離間した一対の第2タンク間を複数の第2チューブで接続し該第2チューブ内を流れる第2媒体を空冷する第2熱交換器と、
を備え、
前記第1熱交換器と前記第2熱交換器とが上下に配置され、
前記第1タンクが前記第2タンクの最外側側面まで延長される延長部分を有し、
前記第2チューブが外側通路と内側通路とが画成された二重チューブで構成され、
該二重チューブの外側通路の両端側が前記第2タンクに接続されてこれら間で前記第1媒体を流すとともに、前記内側通路の両端側が前記第1タンクの延長部分に接続されてこれら間で前記第2媒体を流すことで、前記第1媒体が、前記二重管の内側通路においては前記第2媒体により液冷され、前記第1チューブにおいては空冷されるようにした、
ことを特徴とする複合熱交換器。 - 請求項1に記載の複合熱交換器において、
前記第1媒体は、冷媒であり、
前記第2媒体は、冷却水である、
ことを特徴とする複合熱交換器。 - 請求項1又は請求項2に記載の複合熱交換器において、
前記第1熱交換器は、コンデンサであり、
前記第2熱交換器は、サブラジエータである、
ことを特徴とする複合熱交換器。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の複合熱交換器において、
前記二重管の前記内側通路を流れる第1媒体と前記外側通路を流れる第2媒体とは、流れの方向が対向するようにした、
ことを特徴とする複合熱交換器。
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|---|---|---|---|
| JP2011118712A JP2012245865A (ja) | 2011-05-27 | 2011-05-27 | 複合熱交換器 |
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| JP2011118712A JP2012245865A (ja) | 2011-05-27 | 2011-05-27 | 複合熱交換器 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011118712A Withdrawn JP2012245865A (ja) | 2011-05-27 | 2011-05-27 | 複合熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012245865A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014113351A1 (en) * | 2013-01-21 | 2014-07-24 | Denso International America, Inc. | Dual radiator engine cooling module - single coolant loop |
| KR20220059985A (ko) * | 2020-11-02 | 2022-05-11 | 현대자동차주식회사 | 이중 튜브를 이용한 배기열 회수장치 |
-
2011
- 2011-05-27 JP JP2011118712A patent/JP2012245865A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014113351A1 (en) * | 2013-01-21 | 2014-07-24 | Denso International America, Inc. | Dual radiator engine cooling module - single coolant loop |
| KR20220059985A (ko) * | 2020-11-02 | 2022-05-11 | 현대자동차주식회사 | 이중 튜브를 이용한 배기열 회수장치 |
| KR102859742B1 (ko) * | 2020-11-02 | 2025-09-17 | 현대자동차주식회사 | 이중 튜브를 이용한 배기열 회수장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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