JP2012240924A - 有機ケイ素化合物及びその製造方法、ゴム用配合剤、ゴム組成物並びにタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加水分解性シリル基、アミノ基及びメルカプト基を有する含硫黄有機ケイ素化合物。
【選択図】なし
Description
なお、本発明に関連する従来技術として、下記文献が挙げられる。
〔請求項1〕
下記一般式(1)で表される有機ケイ素化合物。
[式中、R1は加水分解性シリル基、アルキル基、ビニル基、アミノ基、メルカプト基、エポキシ基から選択される基であり、R2は加水分解性シリル基、アルキル基、ビニル基、アミノ基、メルカプト基、エポキシ基から選択される基であり、R1及びR2のうち少なくとも1つは下記一般式(2)
(式中、波線は結合手を示す。R3は独立に炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数6〜10のアリール基であり、Zは独立にハロゲン原子又は−OR4を示し、R4は酸素原子が介在されていてもよくカルボニル基が介在されていてもよい炭素数1〜20の一価炭化水素基であり、nは1〜3の整数である。)
で表される加水分解性シリル基であり、A,B及びDはそれぞれ独立に酸素原子、硫黄原子、窒素原子から選ばれるヘテロ原子及び/又はカルボニル炭素を間に挟んでもよく、置換基を有してもよい二価炭化水素基であり、AとBがアルキレン基で連結された環式構造でもよく、Eは水素原子、又は酸素原子、硫黄原子、窒素原子から選ばれるヘテロ原子もしくはカルボニル炭素を間に挟んでもよく、置換基を有してもよい一価炭化水素基である。]
〔請求項2〕
R1及びR2のアミノ基が下記一般式(11)で示される基、メルカプト基が下記式(12)で示される基、エポキシ基が下記一般式(13)で示される基である請求項1記載の有機ケイ素化合物。
(式中、波線は結合手を示し、R5は独立に水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、又はR5同士がアルキレン基で連結された炭素数4〜10の環式構造である。R6,R7はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、又はR6とR7がアルキレン基で連結された炭素数4〜10の環式構造である。)
〔請求項3〕
下記一般式(3)で表されることを特徴とする請求項1記載の有機ケイ素化合物。
(式中、A,B,D,E,Z,R2,R3,nは上記と同じである。)
〔請求項4〕
下記一般式(4)で表されることを特徴とする請求項1記載の有機ケイ素化合物。
(式中、A,B,D,E,Z,R3,nは上記と同じであり、Z,R3はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。n’は1〜3の整数である。)
〔請求項5〕
下記一般式(5)で表されることを特徴とする請求項1記載の有機ケイ素化合物。
(式中、A,B,D,E,Z,R1,R3,nは上記と同じである。)
〔請求項6〕
下記一般式(6)〜(8)で表される構造より選択される請求項1記載の有機ケイ素化合物。
(式中、A,D,E,R1,R2,R3,R4,nは上記と同じであり、n’は1〜3の整数である。)
〔請求項7〕
1個以上のエピスルフィド基を含有する有機ケイ素化合物と、1個以上の1級アミノ基及び/又は2級アミノ基を有する化合物とを反応させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の有機ケイ素化合物の製造方法。
〔請求項8〕
1個以上の1級アミノ基及び/又は2級アミノ基を含有する有機ケイ素化合物と、1個以上のエピスルフィド基を有する化合物とを反応させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の有機ケイ素化合物の製造方法。
〔請求項9〕
1個以上の1級アミノ基及び/又は2級アミノ基を含有する有機ケイ素化合物と、1個以上のエピスルフィド基を含有する有機ケイ素化合物とを反応させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の有機ケイ素化合物の製造方法。
〔請求項10〕
請求項1〜6のいずれか1項記載の有機ケイ素化合物を含んでなるゴム用配合剤。
〔請求項11〕
更に、少なくとも1種の粉体(B)を含有してなり、前記有機ケイ素化合物(A)と少なくとも1種の粉体(B)との質量比が、(A)/(B)=70/30〜5/95の割合である請求項10記載のゴム用配合剤。
〔請求項12〕
請求項10又は11記載のゴム用配合剤を配合してなるゴム組成物。
〔請求項13〕
請求項12記載のゴム組成物の硬化物を用いたタイヤ。
本発明の有機ケイ素化合物(シランカップリング剤)は、下記一般式(1)で表されるものである。
[式中、R1は加水分解性シリル基、アルキル基、ビニル基、アミノ基、メルカプト基、エポキシ基から選択される基であり、R2は加水分解性シリル基、アルキル基、ビニル基、アミノ基、メルカプト基、エポキシ基から選択される基であり、R1及びR2のうち少なくとも1つは下記一般式(2)
(式中、波線は結合手を示す(以下、同じ)。R3は独立に炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数6〜10のアリール基であり、Zは独立にハロゲン原子又は−OR4を示し、R4は酸素原子が介在されていてもよくカルボニル基が介在されていてもよい炭素数1〜20の一価炭化水素基であり、nは1〜3の整数である。)
で表される加水分解性シリル基であり、A,B及びDはそれぞれ独立に酸素原子、硫黄原子、窒素原子から選ばれるヘテロ原子及び/又はカルボニル炭素を間に挟んでもよく、置換基を有してもよい二価炭化水素基であり、AとBがアルキレン基で連結された環式構造でもよく、Eは水素原子、又は酸素原子、硫黄原子、窒素原子から選ばれるヘテロ原子もしくはカルボニル炭素を間に挟んでもよく、置換基を有してもよい一価炭化水素基である。]
(i)加水分解性シリル基
(ii)メルカプト基
(iii)アミノ基
ここで、R3は独立に炭素数1〜10、好ましくは1〜6のアルキル基又は炭素数6〜10のアリール基であり、具体的には、メチル基、エチル基、フェニル基などが挙げられる。
また、Zは独立にハロゲン原子又は−OR4を示し、R4は酸素原子が介在されていてもよくカルボニル基が介在されていてもよい炭素数1〜20、好ましくは1〜18の一価炭化水素基であり、−OR4としては、アルキル部分に酸素原子が介在してもよい炭素数1〜20、好ましくは1〜10のアルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、アルケニルオキシ基もしくはアシルオキシ基又は炭素数6〜10のアリーロキシ基である。具体的には、塩素原子、臭素原子、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、プロペノキシ基、アセトキシ基、メトキシメトキシ基、メトキシエトキシ基、エトキシメトキシ基、エチレングリコールモノアルキルエーテル基などが挙げられる。
nは1〜3の整数、好ましくは2又は3である。
(式中、kは1〜20、好ましくは1〜10の整数である。)
アルキル基として、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、シクロペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基などが挙げられる。
で表される一価の構造基であり、アミノ基としては、下記一般式(11)で表される一価の構造基が例示できる。
上記式中、R5は独立に水素原子、炭素数1〜10、好ましくは1〜6のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、又はR5同士がアルキレン基で連結された炭素数4〜10、好ましくは4〜8の環式構造であり、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、シクロペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基などの脂肪族炭化水素基や、フェニル基、ナフチル基、スチリル基などの芳香族炭化水素基などが挙げられる。
アミノ基の具体的な構造としては、1級アミノ基、メチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基、フェニルアミノ基などの2級アミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基、ジブチルアミノ基、ジシクロヘキシルアミノ基、ジフェニルアミノ基、ピリジニル基などの3級アミノ基が挙げられる。
で表される一価の構造基であり、エポキシ基としては、下記一般式(13)で表される一価の構造基が例示できる。
上記式中、R6,R7はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜10、好ましくは1〜6のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、又はR6とR7がアルキレン基で連結された炭素数4〜10、好ましくは4〜8の環式構造であり、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、シクロペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基などの脂肪族炭化水素基や、フェニル基、ナフチル基、スチリル基などの芳香族炭化水素基などが挙げられる。
エポキシ基の具体的な構造としては、エチレンオキシド基、プロピレンオキシド基、ブテンオキシド基、ペンテンオキシド基、ヘキセンオキシド基、スチレンオキシド基、シクロヘキセンオキシド基などが挙げられる。
また、酸素原子、硫黄原子、窒素原子から選ばれるヘテロ原子又はカルボニル炭素を間に挟んでもよい二価炭化水素基としては、例えば、
(Meはメチル基を示す。)
などを間に挟む二価炭化水素基が例示でき、置換基を有してもよい二価炭化水素基としては、例えば、
などの置換基を間に挟む二価炭化水素基が例示できる。
また、AとBがアルキレン基で連結された環式構造を形成してもよい。
また、酸素原子、硫黄原子、窒素原子から選ばれるヘテロ原子又はカルボニル炭素を間に挟んでもよい一価炭化水素基としては、例えば、
(Meはメチル基を示す。)
などを間に挟む一価炭化水素基が例示でき、置換基を有してもよい一価炭化水素基としては、例えば、
などの置換基を間に挟む一価炭化水素基が例示できる。
(式中、A,B,D,E,Z,R2,R3,nは上記と同じである。)
(式中、A,B,D,E,Z,R3,nは上記と同じであり、Z,R3はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。n’は1〜3の整数、好ましくは2又は3である。)
(式中、A,B,D,E,Z,R1,R3,nは上記と同じである。)
(式中、A,D,E,R1,R2,R3,n,n’は上記と同じであり、R4は独立に酸素原子が介在されていてもよくカルボニル基が介在されていてもよい炭素数1〜20の一価炭化水素基である。1分子中のR3,R4はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。)
上記式中、R4は上記の通りである。
この場合、上記ゴム用配合剤の添加量は、ゴム組成物に配合されるフィラー(上記粉体(B)を含む全フィラー)100質量部に対して本発明の有機ケイ素化合物を好ましくは0.2〜30質量部、特に好ましくは1〜20質量部添加するのが望ましい。有機ケイ素化合物の添加量が少なすぎると所望のゴム物性が得られないおそれがある。逆に多すぎると添加量に対して効果が飽和し、非経済的である。
撹拌機、還流冷却器、滴下ロート及び温度計を備えた2Lセパラブルフラスコに、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(信越化学工業社製KBE−403)556.8g(2.0mol)、チオ尿素213.1g(2.8mol)、アセトン400.0gを納め、オイルバスにて60℃に加熱した。その後60℃にて16時間加熱撹拌した。その後濾過し、濾液をロータリーエバポレーターにて減圧濃縮することで得られた235.6gの反応生成物は、粘度6.7mm2/s、屈折率1.4590の淡黄色透明液体であり、1H NMRスペクトルにより反応生成物は下記化学構造式(14)に示す構造を有する生成物であることを確認した。この化合物の1H NMRスペクトルデータは以下の通りである。
1.18(t,9H),1.62(m,2H),2.13(d,1H),
2.42(d,1H),2.97(m,1H),3.36(m,1H),
3.40(t,2H),3.57(m,1H),3.76(t,6H)
撹拌機、還流冷却器、滴下ロート及び温度計を備えた2Lセパラブルフラスコに、製造例1で得られた化合物(14)を294.5g(1.0mol)、テトラヒドロフラン500.0gを仕込み、イソブチルアミン87.7g(1.2mol)を滴下し、オイルバスにて60℃まで昇温した。続いて5時間熟成した。その後、溶液をロータリーエバポレーターにて減圧濃縮、濾過することで得られた360.2gの反応生成物は、粘度18.7mm2/s、屈折率1.4574の淡黄色透明液体であり、1H NMRスペクトルにより反応生成物は下記化学構造式(22)に示す構造を有する生成物であることを確認した。この化合物の1H NMRスペクトルデータは以下の通りである。
0.85(d,6H),1.19(t,9H),1.58−1.79(m,5H),
2.38(m,2H),2.60(m,1H),2.82(m,1H),
3.05(m,1H),3.38(m,2H),3.70(m,2H),
3.79(t,8H)
撹拌機、還流冷却器、滴下ロート及び温度計を備えた2Lセパラブルフラスコに、製造例1で得られた化合物(14)を294.5g(1.0mol)、テトラヒドロフラン500.0gを仕込み、ドデシルアミン222.5g(1.2mol)を滴下し、オイルバスにて60℃まで昇温した。続いて5時間熟成した。その後、溶液をロータリーエバポレーターにて減圧濃縮、濾過することで得られた455.8gの反応生成物は、粘度25.3mm2/s、屈折率1.4590の淡黄色透明液体であり、1H NMRスペクトルにより反応生成物は下記化学構造式(23)に示す構造を有する生成物であることを確認した。この化合物の1H NMRスペクトルデータは以下の通りである。
0.69(t,3H),1.12(t,9H),1.10−1.20(m,18H),
1.29(m,2H),1.68(m,2H),1.79(m,2H),
2.48(m,3H),2.78(m,1H),2.95(m,1H),
3.20−3.40(m,4H),3.65(t,9H)
撹拌機、還流冷却器、滴下ロート及び温度計を備えた2Lセパラブルフラスコに、製造例1で得られた化合物(14)を294.5g(1.0mol)、テトラヒドロフラン500.0gを仕込み、ジブチルアミン155.0g(1.2mol)を滴下し、オイルバスにて60℃まで昇温した。続いて5時間熟成した。その後、溶液をロータリーエバポレーターにて減圧濃縮、濾過することで得られた406.7gの反応生成物は、粘度13.5mm2/s、屈折率1.4545の淡黄色透明液体であり、1H NMRスペクトルにより反応生成物は下記化学構造式(24)に示す構造を有する生成物であることを確認した。この化合物の1H NMRスペクトルデータは以下の通りである。
0.81(t,3H),1.12(t,9H),1.17(m,4H),
1.27(m,4H),1.55(m,2H),2.39(m,6H),
2.50(m,1H),2.97(m,1H),3.20−3.35(m,3H),
3.41(m,1H),3.63(t,9H)
撹拌機、還流冷却器、滴下ロート及び温度計を備えた2Lセパラブルフラスコに、製造例1で得られた化合物(14)を294.5g(1.0mol)、テトラヒドロフラン300.0gを仕込み、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン(信越化学工業社製KBE−903)221.4g(1.0mol)を滴下し、オイルバスにて60℃まで昇温した。続いて5時間熟成した。その後、溶液をロータリーエバポレーターにて減圧濃縮、濾過することで得られた505.6gの反応生成物は、粘度32.7mm2/s、屈折率1.4502の淡黄色透明液体であり、1H NMRスペクトルにより反応生成物は下記化学構造式(25)に示す構造を有する生成物であることを確認した。この化合物の1H NMRスペクトルデータは以下の通りである。
1.08(t,18H),1.42(m,2H),1.53(m,2H),
1.80(m,2H),2.40−2.58(m,3H),2.80(m,1H),
2.95(m,1H),3.23−3.40(m,3H),3.65(t,12H)
撹拌機、還流冷却器、滴下ロート及び温度計を備えた1Lセパラブルフラスコに、アリルグリシジルエーテル112.2g(1.0mol)、チオ尿素106.6g(1.4mol)、トルエン200.0gを納め、オイルバスにて60℃に加熱した。その後60℃にて16時間加熱撹拌した。その後濾過し、濾液にγ−アミノプロピルトリエトキシシラン(信越化学工業社製KBE−903)166.2g(0.75mol)を滴下し、オイルバスにて60℃まで昇温した。続いて5時間熟成した。その後、溶液をロータリーエバポレーターにて減圧濃縮、濾過することで得られた341.1gの反応生成物は、粘度6.25mm2/s、屈折率1.4642の淡黄色透明液体であり、1H NMRスペクトルにより反応生成物は下記化学構造式(26)に示す構造を有する生成物であることを確認した。この化合物の1H NMRスペクトルデータは以下の通りである。
1.09(t,9H),1.44(m,2H),1.71(m,2H),
2.43−2.60(m,3H),2.78(m,3H),2.99(m,1H),
3.40(m,2H),3.70(t,9H),3.82(t,2H),
5.07(dd,2H),5.72(m,1H)
油展エマルジョン重合SBR(JSR社製#1712)110部、NR(一般的なRSS#3グレード)20部、カーボンブラック(一般的なN234グレード)20部、シリカ(日本シリカ工業社製ニプシルAQ)50部、実施例1〜5の有機ケイ素化合物又は下記に示す比較化合物A〜C6.5部、ステアリン酸1部、老化防止剤6C(大内新興化学工業社製ノクラック6C)1部を配合してマスターバッチを調製した。これに亜鉛華3.0部、加硫促進剤DM(ジベンゾチアジルジスルフィド)0.5部、加硫促進剤NS(N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)1.0部、硫黄1.5部を加えて混練し、ゴム組成物を得た。
次に、ゴム組成物の未加硫又は165℃×30分の条件で加硫した場合の加硫物性を下記の方法で測定した。結果を表1,2に示す。
(1)ムーニー粘度
JIS K 6300に準拠し、余熱1分、測定4分、温度130℃にて測定し、比較例1を100として指数で表した。指数の値が小さいほど、ムーニー粘度が低く、加工性に優れている。
(2)動的粘弾性
粘弾性測定装置(レオメトリックス社製)を使用し、引張の動歪5%、周波数15Hz、60℃の条件にて測定した。なお、試験片は厚さ0.2cm、幅0.5cmのシートを用い、使用挟み間距離2cmとして初期荷重を160gとした。tanδの値は比較例1を100として指数で表した。指数値が小さいほどヒステリシスロスが小さく低発熱性である。
JIS K 6264−2:2005に準拠し、ランボーン型磨耗試験機を用いて室温、スリップ率25%の条件で試験を行い、比較例1の磨耗量の逆数を100として指数表示した。指数値が大きいほど、磨耗量が少なく耐磨耗性に優れることを示す。
Claims (13)
- 下記一般式(1)で表される有機ケイ素化合物。
[式中、R1は加水分解性シリル基、アルキル基、ビニル基、アミノ基、メルカプト基、エポキシ基から選択される基であり、R2は加水分解性シリル基、アルキル基、ビニル基、アミノ基、メルカプト基、エポキシ基から選択される基であり、R1及びR2のうち少なくとも1つは下記一般式(2)
(式中、波線は結合手を示す。R3は独立に炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数6〜10のアリール基であり、Zは独立にハロゲン原子又は−OR4を示し、R4は酸素原子が介在されていてもよくカルボニル基が介在されていてもよい炭素数1〜20の一価炭化水素基であり、nは1〜3の整数である。)
で表される加水分解性シリル基であり、A,B及びDはそれぞれ独立に酸素原子、硫黄原子、窒素原子から選ばれるヘテロ原子及び/又はカルボニル炭素を間に挟んでもよく、置換基を有してもよい二価炭化水素基であり、AとBがアルキレン基で連結された環式構造でもよく、Eは水素原子、又は酸素原子、硫黄原子、窒素原子から選ばれるヘテロ原子もしくはカルボニル炭素を間に挟んでもよく、置換基を有してもよい一価炭化水素基である。] - 1個以上のエピスルフィド基を含有する有機ケイ素化合物と、1個以上の1級アミノ基及び/又は2級アミノ基を有する化合物とを反応させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の有機ケイ素化合物の製造方法。
- 1個以上の1級アミノ基及び/又は2級アミノ基を含有する有機ケイ素化合物と、1個以上のエピスルフィド基を有する化合物とを反応させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の有機ケイ素化合物の製造方法。
- 1個以上の1級アミノ基及び/又は2級アミノ基を含有する有機ケイ素化合物と、1個以上のエピスルフィド基を含有する有機ケイ素化合物とを反応させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の有機ケイ素化合物の製造方法。
- 請求項1〜6のいずれか1項記載の有機ケイ素化合物を含んでなるゴム用配合剤。
- 更に、少なくとも1種の粉体(B)を含有してなり、前記有機ケイ素化合物(A)と少なくとも1種の粉体(B)との質量比が、(A)/(B)=70/30〜5/95の割合である請求項10記載のゴム用配合剤。
- 請求項10又は11記載のゴム用配合剤を配合してなるゴム組成物。
- 請求項12記載のゴム組成物の硬化物を用いたタイヤ。
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