JP2012240468A - タイヤ空気圧モニター装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各車輪1FL、1FR、1RL、1RRに設けられ、検出された空気圧情報を無線信号にて送信する送信機2dと、各車輪と対応して車体側に設けられ、各車輪の回転位置を検出すると共に、通信線(CAN通信線7)へ所定の時間間隔で回転位置情報を出力する回転位置検出手段(車輪速センサ8FL,8FR,8RL,8RR、ABSCU6)と、送信機からの無線信号の受信情報(受信完了時刻)と、通信線を介して入力される車輪の回転位置情報とに基づいて、送信機の送信時(送信指令時刻)における回転位置を推定する回転位置推定手段と、を備えた。
【選択図】図1
Description
〔実施例1〕
図1は、実施例1のタイヤ空気圧モニター装置の構成図である。図において、各符号の末尾のFLは左前輪、FRは右前輪、RLは左後輪、RRは右後輪に対応することを示す。以下の説明では、個別に説明する必要がない場合にはFL,FR,RL,RRの記載を省略する。
実施例1のタイヤ空気圧モニター装置は、TPMS(Tire Pressure Monitoring System)センサ2と、受信機3と、TPMSコントロールユニット(TPMSCU)4と、ディスプレイ5と、車輪速センサ(回転位置検出手段)8とを備える。TPMSセンサ2は各車輪1に装着され、受信機3、TPMSCU4、ディスプレイ5および車輪速センサ8は車体側に設けられている。
圧力センサ2aは、タイヤの空気圧[kPa]を検出する。
Gセンサ2bは、タイヤに作用する遠心方向加速度[G]を検出する。
センサCU2cは、ボタン電池2eからの電力により動作し、圧力センサ2aにより検出されたタイヤの空気圧情報とセンサID(識別情報)とを含むTPMSデータを無線信号により送信機2dから送信する。実施例1では、センサIDを1〜4とする。
受信機3は、車両に1つ設けられており、各TPMSセンサ2から出力された無線信号を受信してデコードし、TPMSCU4へ出力する。
ABSCU6は、各車輪速センサ8からの車輪速パルスに基づいて、各車輪1の車輪速を検出し、ある車輪がロック傾向にある場合、図外のABSアクチュエータを作動させて当該車輪のホイルシリンダ圧を増減または保持してロック傾向を抑制するアンチスキッドブレーキ制御を実施する。ABSCU6は、所定の時間間隔ΔT0(例えば、20msecの周期)で車輪速パルスのカウント値をCAN通信線7に出力する。
そこで、実施例1では、タイヤローテーション後の各センサIDと各車輪位置との対応関係をメモリ4dへの記憶更新により登録するために、タイヤローテーションが行われた可能性の有無を判断する。可能性がある場合、各TPMSセンサ2側ではTPMSデータの送信周期を変更し、TPMSCU4側ではTPMSデータの送信周期と各車輪速パルスとに基づいて各TPMSセンサ2がどの車輪のものであるのかを判定する。
TPMSセンサ2のセンサCU2cは、走行開始直前の車両停止判定時間が所定時間T1(例えば、15分)以上である場合、タイヤローテーションが行われた可能性があると判断する。
センサCU2cは、走行開始直前の車両停止判定時間が所定時間T1未満である場合、一定間隔(例えば、1分間隔)でTPMSデータを送信する「通常モード」を実施する。一方、センサCU2cは、車両停止判定時間が所定時間T1以上である場合、通常モードの送信間隔よりも短い間隔(例えば、約16秒間隔)であって、一定の回転位置でTPMSデータを送信する「定位置送信モード」を実施する。
TPMSCU4は、イグニッションスイッチのOFFからONまでの経過時間が所定時間T2(例えば、15分)以上である場合、タイヤローテーションが行われた可能性があると判断する。
TPMSCU4は、イグニッションスイッチのOFFからONまでの経過時間が所定時間T2未満である場合、各TPMSセンサ2から送信されたTPMSデータの空気圧情報に基づいて各車輪1のタイヤの空気圧を監視する「モニターモード」を実施する。一方、イグニッションスイッチのOFFからONまでの経過時間が所定時間T2以上である場合、各TPMSセンサ2の車輪位置を判定する「オートラーニングモード」を実施する。オートラーニングモードは、すべてのTPMSセンサ2の車輪位置を判定するまで、または、当該モードの開始から所定の累積走行時間(例えば、8分)が経過するまで実施する。すべてのTPMSセンサ2の車輪位置を判定した場合、または所定の累積走行時間が経過した場合、モニターモードへ移行する。
TPMSCU4は、オートラーニングモード中、ABSコントロールユニット(ABSCU)6からCAN通信線7を介して車輪速パルスのカウント値を入力し、以下に示すような車輪位置判定制御を実施する。
図4は、車輪位置判定制御を実施するためのTPMSCU4の制御ブロック図である。TPMSCU4は、回転位置演算部4aと、分散演算部4bと、車輪位置判定部(車輪位置判定手段)4cと、メモリ4dとを備える。
回転位置演算部4aは、受信機3から出力されたデコード後のTPMSデータと、ABSCU6からCAN通信線7に出力された各車輪速パルスのカウント値を入力し、各TPMSセンサ2(送信機2d)の送信時(回転位置が最上点となったとき)における各車輪1の回転位置(ロータの歯数z)を演算する。ここで、「ロータの歯数」とは、車輪速センサ8がロータのどの歯をカウントしているかを示すものであり、車輪速パルスのカウント値をタイヤ1回転分のカウント値(1回転分の歯数z=48)で除算した余りで求めることができる。実施例1では、オートラーニングモードを開始してから最初に入力された車輪速パルスのカウント値を1回転分の歯数(=48)で除算した余りを基準歯数とし、以後は基準歯数からの車輪速パルスのカウント数(現在のカウント値-基準歯数)に基づいて歯数を決定する。
回転位置演算部4aは、TPMSデータ(第1〜第3フレーム)を受信する都度、その受信時刻と内容(送信データ)を記憶する。また、CAN通信線7を介して車輪速パルスのカウント値の入力を受ける都度、その入力時刻とカウント値を記憶する。
よって、時刻t1でのロータの歯数をzt1、時刻t2での歯数をzt2、t5での歯数をzt5とすると、
(t2 - t1) / (t5 - t1) = (zt2 - zt1) / (zt5 - zt1)
が成立する。
zt2 - zt1 = (zt5 - zt1) × (t2 - t1) / (t5 - t1)
であるから、TPMSセンサ2の回転位置が最上点となって送信が指令された時刻t2の歯数zt2は、
zt2 = zt1 + (zt5 - zt1) × (t2 - t1) / (t5 - t1) ・・・(1)
により算出することができる。
なお、車輪速パルスのカウント値がTPMSデータの送信(受信)中に入力されるような場合(図6参照)もある。この場合も、TPMSデータを受信する直前に車輪速パルスのカウント値が入力された時刻t1とTPMSデータを受信した直後に車輪速パルスのカウント値が入力された時刻t5とに基づき、上記式(1)を用いて時刻t2の歯数zt2を算出することができる。
以上のように、回転位置演算部4aは、各車輪1について、送信機2dからの無線信号(送信データ)の受信情報(受信完了時刻t4)と、CAN通信線7を介して入力される車輪1の回転位置情報(入力時刻t1,t5、歯数zt1,zt5)とに基づいて、送信機2dの送信時(送信指令時刻t2)における回転位置(歯数zt2)を推定する。
t1= t1' - 100msec
t4= t4' - 100msec
t5= t5' - 100msec
により、仮に第1フレームが受信されたとした場合における時刻t1,t4,t5(図5参照)を算出する。また、回転位置演算部4aは、時刻t1での歯数zt1及びt5での歯数zt5を記憶している。さらに、
(t2 - t1)
= {t4 - (t4 - t3) - (t3 - t2) - t1}
= {t4' - (t4' - t3') - (t3' - t2') - t1'}
が成立する。すなわち、(t4' - t3') = (t4 - t3) であり、(t3' - t2') = (t3 - t2) である。よって、TPMSセンサ2の回転位置が最上点となった時刻t2の歯数zt2は、上記式(1)により算出できる。なお、第2フレームの送信指令時刻t2'における歯数を上記式(1)と同様の方法により算出した後、100msec分の歯数を減算することで、第1フレームの送信指令時刻t2における歯数zt2を算出することとしてもよい。
図7は、分散特性値の算出方法を示す図である。実施例1では、2次元平面上に原点(0,0)を中心とした単位円(半径が1の円)を考え、各車輪1の回転位置θ[deg](= 2π× ロータの歯数 / 48)を、単位円の円周上の座標(cosθ,sinθ)に変換する。つまり、各車輪1の回転位置を、原点(0,0)を始点、座標(cosθ,sinθ)を終点とする長さ1のベクトルとみて、同じ回転位置データの各ベクトルの平均ベクトル(ave_cosθ,ave_sinθ)を求める。そして、平均ベクトルのスカラー量を回転位置データの分散特性値Xとして算出する。
(cosθ,sinθ) = (cos(2π×(zt2+1) /48),sin(2π×(zt2+1) /48))
よって、同一センサIDのTPMSデータの受信回数をn(nは正の整数)とすると、平均ベクトル(ave_cosθ,ave_sinθ)は、
(ave_cosθ,ave_sinθ) = ((Σ(cosθ))/n,(Σ(sinθ))/n)
となる。分散特性値Xは、
X = ave_cosθ2 + ave_sinθ2
で表すことができる。
車輪1の回転位置は周期性のある角度データである。平均ベクトルのスカラー量を分散特性値Xとして算出することで、周期性を回避して回転位置のばらつき度合いを求めることができる。
単に分散特性値Xの最高値を選択するのではなく、最高値を第1しきい値(0.57)と比較することで、一定の判定精度を確保できる。さらに、最高値以外の分散特性値Xを第2しきい値(0.37)と比較することで、最高値と他の3値とに所定(0.2)以上の差があることを確認でき、判定精度をより高めることができる。このため、10回という少ない受信回数で判定精度の確保と判定時間の短縮化の両立を実現できる。
図8は、実施例1の車輪位置判定制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下、各ステップについて説明する。なお、以下の説明では、センサID=1の場合について説明するが、他のID(ID=2,3,4)についても並列して同様に車輪位置判定制御処理を行う。
ステップS1では、回転位置演算部4aにおいて、センサID=1のTPMSデータを受信する。第1〜第3フレームの少なくとも1つを受信すれば、TPMSデータを1回受信したものとする。
ステップS2では、回転位置演算部4aにおいて、受信データ(第1〜第3フレームのいずれか)の情報に基づき、各車輪1の回転位置を演算する。
ステップS4では、センサID=1のTPMSデータを所定回数(例えば、10回)以上受信したか否かを判定し、YESの場合にはステップS5へ進み、NOの場合にはステップS1へ戻る。
ステップS5では、車輪位置判定部4cにおいて、分散特性値の最高値が第1しきい値0.57よりも大きく、かつ、残りの分散特性値の値が第2しきい値0.37未満であるか否かを判定する。YESの場合にはステップS6へ進み、NOの場合にはステップS7へ進む。
ステップS7では、車輪位置判定部4cにおいて、オートラーニングモードを開始してから所定の累積走行時間(例えば、8分)が経過したか否かを判定する。NOの場合にはステップS1へ戻り、YESの場合にはオートラーニングモードを終了する。
車輪位置判定部4cは、所定の累積走行時間内にすべてのセンサIDについて車輪位置が判定できた場合は、各センサIDと各車輪位置との対応関係をメモリ4dへの記憶更新により登録する。一方、所定の累積走行時間内にすべてのセンサIDについて車輪位置が判定できなかった場合は、現在メモリ4dに記憶された各センサIDと各車輪位置との対応関係を継続して使用する。
各TPMSセンサ2は、走行開始直前の車両停止判定時間が15分以上である場合、タイヤローテーションが行われた可能性があると判定し、通常モードから定位置送信モードへ移行する。定位置送信モードにおいて、各TPMSセンサ2は、前回の送信時刻から16秒経過し、かつ、自身の回転位置が最上点となったときにTPMSデータを送信する。一方、TPMSCU4は、イグニッションスイッチのOFFからONまでの経過時間が15分以上である場合、モニターモードからオートラーニングモードへ移行する。オートラーニングモードにおいて、TPMSCU4は、各TPMSセンサ2からTPMSデータを受信する都度、車輪速パルスのカウント値の入力時刻、当該TPMSデータの受信完了時刻等から、当該TPMSセンサ2の回転位置が最上点となったときの各車輪1の回転位置(ロータの歯数)を演算する。TPMSCU4は、この演算を10回以上繰り返して回転位置データとして蓄積し、各回転位置データのうち最もばらつき度合いが小さな回転位置データに対応する車輪位置を当該TPMSセンサ2の車輪位置と判定する。
TPMSセンサ2は、定位置送信モード時にTPMSデータを40回送信すると通常モードへ移行する。TPMSセンサ2は、TPMSデータの送信時に最もボタン電池2eの電力を消費する。よって、十分な累積走行時間が経過しても各車輪位置が判定できない場合は、定位置送信モードを終了して通常モードへ移行することで、ボタン電池2eの電池寿命の低下を抑制できる。
一方、TPMSCU4は、オートラーニングモード開始からの累積走行時間が8分を経過しても各センサIDと各車輪位置との対応関係を判定できない場合は、オートラーニングモードを終了してモニターモードへ移行する。累積走行時間が8分を経過したときにTPMSセンサ2から送信された総TPMSデータ数は30弱であり、TPMSセンサ2の定位置送信モード終了にほぼ同期してオートラーニングモードを終了できる。
これに対し、実施例1のタイヤ空気圧モニター装置では、電波強度(の差)を用いることなく各TPMSセンサ2の車輪位置を判別できる。よって、受信環境やレイアウトに依らず各TPMSセンサ2の車輪位置を判定できる。また、受信機3が1つで済むため、コストを低く抑えることができる。
走行中、あるTPMSセンサ2(例えばID=1)の送信に対応して演算される各車輪1の回転位置(ロータの歯数zt2)が、ある車輪1(例えば左前輪1FL)においてのみ一定範囲内に限定されているとする。この場合、この車輪1(左前輪1FL)において、車体側で検出されるTPMSセンサ2の回転位置(上記演算値zt2)と、車輪1側で検出されるTPMSセンサ2の回転位置(ID=1のTPMSセンサ2が送信を行う基準位置=最上点)とが一対一に対応していることになる。よって、上記の場合、上記TPMSセンサ2(ID=1)の車輪位置が上記車輪1(左前輪1FL)であると判定することができる。
さらに、実施例1では、TPMSCU4において、各車輪1の回転位置を、車輪速センサ8の出力(車輪速パルスのカウント値)から算出する。ABSユニットは、車両のほとんどに搭載されており、車輪速センサ8は、ABSユニットに必須の構成であるから、車両側に新たなセンサを追加するコストを省くことができる。
よって、車体側で車輪1の回転位置(車輪速パルスのカウント値)を離散的に検出する場合でも、各TPMSセンサ2の回転位置(TPMSセンサ2が基準位置(最上点)となったときの各車輪1の回転位置(歯数zt2))を精度良く推定することができる。このため、車体側で推定したTPMSセンサ2の送信時における車輪1の回転位置(ロータの歯数)と、車輪側で検出したTPMSセンサ2の送信時における車輪1の回転位置(最上点)とを精度良く対応づけることができる。したがって、既存のシステムを利用してコスト増大を抑制しつつ、TPMSセンサ2の車輪位置を精度良く推定することができる。
zt4 = zt1 + (zt5 - zt1) × (t4 - t1) / (t5 - t1) ・・・(2)
実施例1では、TPMSデータの送信時間Δt1を考慮して、式(1)により回転位置zt2を算出する。よって、各TPMSセンサ2の回転位置が基準位置(最上点)となったときの各車輪1の回転位置(歯数)を実際に即してより精度良く演算することができる。
zt3 = zt1 + (zt5 - zt1) × (t3 - t1) / (t5 - t1) ・・・(3)
実施例1では、TPMSセンサ2の送信指令から実際の送信までのタイムラグΔt0(= t3-t2)による誤差を考慮し、式(1)により回転位置zt2を算出して送信遅れ分Δt0を補正する。よって、各TPMSセンサ2の回転位置が実際に基準位置(最上点)となったときの各車輪1の回転位置(歯数)をより精度良く演算することができる。なお、タイムラグΔt0の情報は、TPMSセンサ2から送信されるデータと共にTPMSCU4(回転位置演算部4a)に入力してもよいし、TPMSCU4に予め記憶しておいてもよい。
このように、TPMSセンサ2のデータを重複し、複数のフレームとする。よって、例えば第1フレームの送信位置(最上点)がNull点の近傍に位置する場合でも、他のフレーム(第2,第3フレーム)を受信できるため、受信確率を向上できる。また、各フレームが回転位置情報(フレーム番号)を含むことで、基準位置(歯数zt2)を、受信されたフレーム(第2フレームや第3フレーム)に基づき演算することができる。すなわち、車輪位置判定の基準となる回転位置(基準位置)を、受信した任意のフレームに基づき特定できるようにした。よって、TPMSセンサ2の車輪位置をより精度良く推定し、早期にオートラーニングモードを完了することができる。
また、実施例1では受信されたフレームに基づき基準位置(第1フレームの送信位置である最上点)を演算することとしたが、基準位置を用いず、フレーム毎に、TPMSセンサ2の回転位置と車体側で検出した車輪1の回転位置(ロータの歯番)とを対応付けることとしてもよい。例えば、各フレームの送信時における送信機2dの(Gセンサ2bの検出値に基づき演算される)回転位置情報を各フレームにそれぞれ付す。そうすれば、受信されたフレームに含まれる上記回転位置情報と、車体側で(例えば上記式(1)を用いて)演算される各フレームの送信時における送信機2dの回転位置(歯数)との対応関係に基づき、TPMSセンサ2の車輪位置を判定することができる。言換えると、TPMSセンサ2のセンサCU2cは、車両停止判定時間が所定時間T1以上である場合、通常モードの送信間隔よりも短い間隔(例えば、約16秒間隔)であって、任意の回転位置でTPMSデータを送信することとしてもよい。
実施例1のタイヤ空気圧モニター装置にあっては、以下に列挙する効果を奏する。
(1) 各タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧モニター装置であって、各車輪1のタイヤに装着され、タイヤの空気圧を検出するタイヤ空気圧検出手段(圧力センサ2a)と、各車輪1に設けられ、検出された空気圧情報を無線信号にて送信し、この無線信号に各送信機2d固有の識別情報(センサID)を含める送信機2dと、車体側に設けられ、無線信号を受信する受信機3と、各車輪1と対応して車体側に設けられ、各車輪1の回転位置(車輪速パルス)を検出すると共に、通信線(CAN通信線7)へ所定の時間間隔ΔT0(周期20msec)で回転位置情報(車輪速パルスのカウント値)を出力する回転位置検出手段(車輪速センサ8、ABSCU6)と、送信機2dからの無線信号の受信情報(受信開始時刻t3または受信完了時刻t4)と、通信線(CAN通信線7)を介して入力される車輪1の回転位置情報(入力時刻t1,t5、歯数zt1,zt5)とに基づいて、送信機2dの送信時(送信指令時刻t2)における回転位置(歯数zt2)を推定する回転位置推定手段(回転位置演算部4a)と、推定された回転位置(歯数zt2)と無線信号に含まれる識別情報(センサID)とに基づき、送信機2dが設けられた車輪1の位置(FL〜RR)を判定する車輪位置判定手段(車輪位置判定部4c)と、を備えた。
よって、各車輪1について、送信機2dの送信時における回転位置(歯数zt2)を車体側でより正確に検出することが可能となり、TPMSセンサ2(送信機2d)の車輪位置をより精度良く判定することができる。
よって、送信機2dの送信時における回転位置(歯数zt2)を車体側でより正確に検出することが可能となり、TPMSセンサ2(送信機2d)の車輪位置をより精度良く判定することができる。
よって、Null点を回避して受信確率を向上しつつ、TPMSセンサ2(送信機2d)の車輪位置をより精度良く推定し、より早期にオートラーニングモードを完了することができる。
よって、送信機2dの送信時における回転位置(歯数zt2)を車体側でより正確に検出することができ、TPMSセンサ2(送信機2d)の車輪位置をより精度良く判定することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づく実施例により説明したが、本発明の具体的な構成は、実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、回転位置検出手段として車輪速センサを用いた例を示したが、駆動源としてインホイールモータを備えた車両では、モータのレゾルバを用いて回転角度を検出してもよい。
2a 圧力センサ(タイヤ空気圧検出手段)
2d 送信機
3 受信機
4a 回転位置演算部(回転位置推定手段)
4c 車輪位置判定部(車輪位置判定手段)
6 ABSCU(回転位置検出手段)
7 CAN通信線(通信線)
8 車輪速センサ(回転位置検出手段)
Claims (4)
- 各タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧モニター装置であって、
各車輪のタイヤに装着され、該タイヤの空気圧を検出するタイヤ空気圧検出手段と、
各車輪に設けられ、前記空気圧情報を無線信号にて送信し、該無線信号に各送信機固有の識別情報を含める送信機と、
車体側に設けられ、前記無線信号を受信する受信機と、
各車輪と対応して車体側に設けられ、各車輪の回転位置を検出すると共に、通信線へ所定の時間間隔で前記車輪の回転位置情報を出力する回転位置検出手段と、
前記送信機からの前記無線信号の受信情報と、前記通信線を介して入力される前記車輪の回転位置情報とに基づいて、前記送信機の送信時における回転位置を推定する回転位置推定手段と、
前記推定された回転位置と前記無線信号に含まれる前記識別情報とに基づき、前記送信機が設けられた車輪の位置を判定する車輪位置判定手段と、を備えた
ことを特徴とするタイヤ空気圧モニター装置。 - 請求項1に記載のタイヤ空気圧モニター装置において、
前記回転位置推定手段は、前記送信機からの前記無線信号の受信開始直前と受信完了直後にそれぞれ前記通信線を介して入力される前記車輪の回転位置と、該車輪の回転位置の入力時刻と、前記受信開始時刻または前記受信完了時刻とに基づいて、前記送信機の送信時における回転位置を推定する
ことを特徴とするタイヤ空気圧モニター装置。 - 請求項1または2に記載のタイヤ空気圧モニター装置において、
前記送信機は、前記無線信号を重複して複数のフレームとして送信し、
前記回転位置推定手段は、前記複数のフレームのうち受信されたものの受信情報に基づいて、前記送信機の送信時における回転位置を推定する
ことを特徴とするタイヤ空気圧モニター装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のタイヤ空気圧モニター装置において、
前記回転位置推定手段は、前記無線信号の受信情報に含まれる前記送信機の送信遅れを補正することを特徴とするタイヤ空気圧モニター装置。
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