JP2012130971A - 熱間圧延方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】粗圧延された被圧延材Sを仕上圧延機で熱間仕上圧延する熱間仕上圧延方法。仕上圧延機の少なくとも1基以上のスタンド2において、ワークロール3の表面に冷却水を供給するとともに、バックアップロール4の出側のワークロール3寄りのところに設置されたワイピング装置8により水切りされた、ワイピング装置8の先端とバックアップロール4の表面との接触部分からバックアップロール4の回転方向と逆方向のバックアップロール4の表面の部分に潤滑剤を供給し、更に、ロールバイト入側の被圧延材Sの表面に冷却水を供給する。
【選択図】図1
Description
この特許文献1に記載された熱間潤滑圧延方法は、鋼材に熱間ストリップ圧延に際し、圧延機の仕上圧延機群前半のアダマイト系ワークロールには鋼材の通板性を確保できる程度に潤滑性をコントロールした鉱油系をベースとする圧延油を塗布し、後半の鋳鉄系ワークロールに対しては潤滑性の極力優れた油脂系をベースとする圧延油を塗布して圧延するものである。
却スプレー105bが設置されている。また、上側のバックアップロール104の入側には、このバックアップロール104を冷却する冷却水を噴射するロール冷却スプレー105cが設置されている。また、上下一対のワークロール103のそれぞれのロールバイト入側には、ロールバイト直近の各ワークロール103の表面に潤滑剤を噴射する潤滑剤供給スプレー106が設置されている。また、上下一対のワークロール103のそれぞれのロールバイト出側には、ロール冷却スプレー105bからの冷却水によって被圧延材Sが過冷却されるのを防止するためのスクレーパ107が設置されている。スクレーパ107の先端部にはワイパが設けられている。更に、上下一対のワークロール103のそれぞれのロールバイト入側には、ロール冷却スプレー105aから噴射された冷却水が各ワークロール103の潤滑剤噴射面に導かれるのを防止するための水切りワイパ108が設置されている。なお、図4において、符号109はサイドガイドである。
図5において、熱間圧延方法に用いられる熱間圧延装置201は、粗圧延された被圧延材Sを仕上圧延する複数基のスタンド202を有する仕上圧延機を備えている。仕上圧延機の各スタンド202は、被圧延材Sを仕上圧延する上下一対のワークロール203と、上下一対のワークロール203を支持する上下一対のバックアップロール204とを備えている。そして、上下一対のワークロール203のそれぞれのロールバイト直近に、被圧延材Sの板表面を冷却する被圧延材冷却スプレー210と、一組の水切りワイパ208,209によって隔てられた潤滑剤供給スプレー206と、上下一対のワークロール203のそれぞれを冷却するロール冷却スプレー205aとを備えている。なお、図5において、符号205bは上下一対のワークロール203のそれぞれのロールバイト出側に設置されたロール冷却スプレー、205cは上側バックアップロール204を冷却するロール冷却スプレー、207はロール冷却スプレー205bからの冷却水によって被圧延材Sが過冷却されるのを防止するためのスクレーパ、211はサイドガイドである。
即ち、近年、被圧延材として高張力鋼材(ハイテン材)の需要が非常に高まっている。高張力鋼材を製造するためには、より高温かつ高荷重で圧延を行う必要があり、特許文献5に記載された熱間圧延方法においてもワークロールの肌荒れを完全には防止できなかった。
図1において、熱間圧延装置1は、粗圧延された鋼板に代表される被圧延材Sを熱間仕上圧延する複数基のスタンド2を有するタンデム仕上圧延機を備えている。タンデム仕上圧延機の各スタンド2は、被圧延材Sを仕上圧延する上下一対のワークロール3と、上下一対のワークロール3を支持する上下一対のバックアップロール4とを備えている。そして、各スタンド2の上下一対のワークロール3のそれぞれのロールバイト入側には、各ワークロール3を冷却する冷却水を噴射するロール冷却スプレー(ロール冷却装置)5aが設置され、その一方、上下一対のワークロール3のそれぞれのロールバイト出側には、各ワークロール3を冷却する冷却水を噴射するロール冷却スプレー(ロール冷却装置)5bが設置されている。また、上側のバックアップロール4の入側には、このバックアップロール4を冷却する冷却水を噴射するロール冷却スプレー5cが設置されている。また、上下一対のワークロール3のそれぞれのロールバイト入側には、水切りワイパ6が設置されると共に、ロールバイト出側には、ロール冷却スプレー5bからの冷却水によって被圧延材Sが過冷却されるのを防止するためのスクレーパ7が設置されている。スクレーパ7の先端部にはワイパが設けられている。
更に、上下一対のワークロール3のそれぞれのロールバイト入側には、ロールバイト入側の被圧延材Sの表面に冷却水を供給する被圧延材冷却スプレー(冷却装置)11が設置されている。なお、図1において、符号12はサイドガイドである。
粗圧延された被圧延材Sは、図1に示す矢印A方向に搬送され、複数基のスタンド2を有するタンデム仕上圧延機により熱間仕上圧延され、その後、冷却されてコイラー(図示せず)により巻き取られるようになっている。
このように、熱間圧延装置1による熱間圧延方法によれば、ワークロール3に対する熱負荷をより一層低減できるとともに、安定した潤滑圧延を得ることができるので、高張力鋼材の熱間仕上圧延においてもワークロール3の肌荒れを完全に防止することができる。
延材Sからワークロール3への熱負荷の低減と同時に圧延荷重の減少によって摩擦発熱も低減するため、サーマルクラウンの成長も抑止できるばかりか、ワークロール3にかかる摩擦力の低減とヒートクラックによる表層の脱落が防止できるため、ワークロール3の摩耗の低減を図ることができ、図5(特許文献5)に示された従来の熱間圧延方法と比較して著しい相乗効果を得ることができるのである。
なお、バックアップロール4に供給する潤滑剤は、ワークロール3との接触部において消費されるわけではないので、図5(特許文献5)に示された従来の熱間圧延方法において通常ロールバイト入側で供給している量と同程度の量で十分である。
図2において、熱間圧延装置21は、図1に示す熱間仕上圧延装置1と同様に、粗圧延された鋼板に代表される被圧延材Sを熱間仕上圧延する複数基のスタンド22を有するタンデム仕上圧延機を備えている。タンデム仕上圧延機の各スタンド22は、被圧延材Sを仕上圧延する上下一対のワークロール23と、上下一対のワークロール23を支持する上下一対のバックアップロール24とを備えている。そして、各スタンド23の上下一対のワークロール23のそれぞれのロールバイト入側には、各ワークロール23を冷却する冷却水を噴射するロール冷却スプレー(ロール冷却装置)25aが設置され、その一方、上下一対のワークロール23のそれぞれのロールバイト出側には、各ワークロール23を冷却する冷却水を噴射するロール冷却スプレー(ロール冷却装置)25bが設置されている。また、上側のバックアップロール24の入側には、このバックアップロール24を冷却する冷却水を噴射するロール冷却スプレー25cが設置されている。また、上下一対のワークロール23のそれぞれのロールバイト入側には、水切りワイパ26が設置されると共に、ロールバイト出側には、ロール冷却スプレー25bからの冷却水によって被圧延材Sが過冷却されるのを防止するためのスクレーパ27が設置されている。スクレーパ27の先端部にはワイパが設けられている。
更に、図1に示す熱間圧延装置1と同様に、上下一対のワークロール23のそれぞれのロールバイト入側には、ロールバイト入側の被圧延材Sの表面に冷却水を供給する被圧延材冷却スプレー(冷却装置)31が設置されている。なお、図2において、符号12はサイドガイドである。
このように、熱間圧延装置21による熱間圧延方法によれば、ワークロール23に対する熱負荷をより一層低減できるとともに、安定した潤滑圧延を得ることができるので、高張力鋼材の熱間仕上圧延においてもワークロール23の肌荒れを完全に防止することができる。
更に、被圧延材Sからワークロール23への熱負荷の低減と同時に圧延荷重の減少によって摩擦発熱も低減するため、サーマルクラウンの成長も抑止できるばかりか、ワークロール23にかかる摩擦力の低減とヒートクラックによる表層の脱落が防止できるため、ワークロール23の摩耗の低減を図ることができ、図5(特許文献5)に示された従来の熱間圧延方法と比較して著しい相乗効果を得ることができるのである。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
そして、表1に示すように、F2スタンドにおける圧延荷重、ワークロール3の肌荒れの程度、ワークロール3の抜出し後の温度、ワークロール3の摩耗量、F6スタンドにおける圧延荷重、通板形状、ワークロール3の抜出し温度、ワークロール3の摩耗量、仕上圧延機の出側における鋼板の温度、及び製品の面荒れ発生率を調査した。F2スタンドについては圧延機列における前段の代表として、F6スタンドについては圧延機列における後段の代表として選んだ。なお、F2スタンドにおける通板形状は何ら問題がなく、またF6スタンドではワークロール3の肌荒れはなかった。
これは、ワークロール3とバックアップロール4との接触部での潤滑に摩耗低減効果があることを示している。また、F2スタンドの圧延荷重は、比較例2と同様に、1680tf、F6スタンドにおける圧延荷重も1040tfと良好であった。これは、潤滑剤を供給する場所をワークロールからバックアップロールに変えても同様の潤滑効果が得られることを示している。一方、F2スタンドでのワークロール3の肌荒れの程度は、比較例2よりは改善しているものの、完全には防止しきれていない。また、製品の面荒れ発生率も比較例2よりも改善しているが40%と悪かった。更に、ワークロール3の抜出し後の温度については、F2スタンドで78℃、F6スタンドで70℃と高かった。
2,22 スタンド
3,23 ワークロール
4,24 バックアップロール
5a,5b,25a,25b ロール冷却スプレー(ロール冷却装置)
5c,25c ロール冷却スプレー
6,26 水切りワイパ
7,27 スクレーパ
8,28,29 水切りワイパ(ワイピング装置)
9 水切りワイパ
10,30 潤滑剤供給スプレー(潤滑剤供給装置)
11,31 被圧延材冷却スプレー(冷却装置)
12,32 サイドガイド
S 被圧延材
Claims (2)
- 粗圧延された被圧延材を仕上圧延機で熱間仕上圧延する熱間仕上圧延方法であって、
前記仕上圧延機の少なくとも1基以上のスタンドにおいて、ワークロールの表面に冷却水を供給するとともに、バックアップロールの出側のワークロール寄りのところに設置されたワイピング装置により水切りされた、ワイピング装置の先端とバックアップロールの表面との接触部分からバックアップロールの回転方向と逆方向のバックアップロールの表面の部分に潤滑剤を供給し、更に、ロールバイト入側の前記被圧延材の表面に冷却水を供給することを特徴とする熱間圧延方法。 - 粗圧延された被圧延材を熱間仕上圧延する仕上圧延機を有する熱間仕上圧延装置であって、
前記仕上圧延機の少なくとも1基以上のスタンドにおいて、ワークロールの表面に冷却水を供給するロール冷却装置と、バックアップロールの出側のワークロール寄りのところに設置され、ワイピング装置の先端とバックアップロールの表面との接触部分からバックアップロールの回転方向と逆方向のバックアップロールの表面の部分への水切りを行うワイピング装置と、該ワイピング装置によって水切りされた部分に潤滑剤を供給する潤滑剤供給装置と、ロールバイト入側の前記被圧延材の表面に冷却水を供給する冷却装置とを備えることを特徴とする熱間圧延装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012092352A JP2012130971A (ja) | 2012-04-13 | 2012-04-13 | 熱間圧延方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101481492B1 (ko) | 2013-07-17 | 2015-01-12 | 주식회사 포스코 | 압연롤 냉각수 처리 장치 |
| JP2016155168A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-09-01 | Jfeスチール株式会社 | 孔型圧延における圧延油噴射装置 |
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| JP2002079304A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-19 | Nkk Corp | 熱間圧延方法および設備 |
-
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