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JP2012127674A - 実験モーダル解析における振動データからのセンサ重量の影響除去方法 - Google Patents

実験モーダル解析における振動データからのセンサ重量の影響除去方法 Download PDF

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JP2012127674A
JP2012127674A JP2010276744A JP2010276744A JP2012127674A JP 2012127674 A JP2012127674 A JP 2012127674A JP 2010276744 A JP2010276744 A JP 2010276744A JP 2010276744 A JP2010276744 A JP 2010276744A JP 2012127674 A JP2012127674 A JP 2012127674A
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Hiroaki Nakakoshi
宏明 中越
Satoshi Sawada
聡 澤田
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Toray Industries Inc
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Abstract

【課題】構造物の振動特性を計測するための実験モーダル解析において、センサ重量の影響を排除する実験モーダル解析方法を提供すること。
【解決手段】構造物の振動特性を計測するための実験モーダル解析において、接触型センサを用いて構造物の振動データを取得するモーダルデータ計測工程と、接触型センサに既知の重量を付加し構造物の振動データを取得する重量付加時モーダルデータ計測工程と、前記モーダルデータ計測工程と前記重量付加時モーダルデータ計測工程との差と付加重量との関係式を構築する重量影響度算出工程と、前記重量影響度算出で算出した関係式を用いて、前記モーダルデータ計測工程で取得したデータから、センサ重量の影響を除去した振動データを取得するセンサ重量除去モーダルデータ算出工程を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、実験モーダル解析における振動データからのセンサ重量影響方法に関する。
構造体がある外力を受けたとき、振動や騒音が発生する場合がある。これは、その構造体が持っている固有振動数と外力の振動数が一致して大きな振動(共振)が発生する等の現象が起こるためである。そのため、構造体を開発・設計する場合には、その構造体をある有限の質量、バネ等で構成されていると仮定し、それらから、その構造体の固有振動数(共振周波数)、振動加速度、固有振動モードなどの構造体の振動特性を把握し、必要な場合はその構造体の形状、材料などを変更して固有振動数を実際に使用される周波数範囲外に移動させて、使用時に共振しないようにするなどの対策を行う必要がある。
構造体の振動特性を把握するためには、構造体の試作を行い、実験モーダル解析手法を用いて計測する方法がよく用いられる。
図3は従来の実験モーダル解析の手順を示したフローチャートである。
試作工程301では、実際に構造体を試作する。
数値解析モデル作成工程311では、構造体のシェル要素やソリッド要素などの有限要素に分割された形状データ、弾性率、ポアソン比、密度などの材料データ、加振力、加振位置、固定位置などの境界条件データをコンピュータの補助記憶装置に入力する。射出成形品など、構造体の代表的な寸法よりも板厚が十分小さい板状構造体の場合は、有限要素としてシェル要素を使用することが多い。
固有値解析工程312では、エムエスシーソフトウエア コーポレーション製“MSC NASTRAN(登録商標)”などの市販の振動解析用ソフトウエアを用いて、構造体の固有振動数、モードシェイプなどの振動特性を解析する。
応答計測点・加振点決定工程302では、過去の知見などに基づいて応答計測点、加振点の位置、数を決定する。
次に、相関解析工程303では、ユージーエス コーポレーション製“I−DEAS(登録商標)”などの市販の実験モーダル解析ソフトウエアを用いて、固有値解析工程312で解析した振動特性を入力し、応答計測点・加振点決定工程302で決定した応答計測点の変位のみを用いた固有振動モード同士のMAC値(MAC:Modal Assurance Criteria)を特許文献1にあるように解析し、図4に示すようなMACマトリクス400を作成することで、数値解析モデルのどのモードとの相関が高いかを定量的に求める。MAC値は、比較している2つのモードシェイプがどの程度一致しているかを定量的に示すもので、0〜1の値をとる。「0」はモードが全く一致していない、「1」はモードが完全に一致していることを示す。このとき、同じ固有振動モード同士のMAC値は同じ形状であるため必ず1となり、他のモードとの組み合わせでは0に近い値となるほうがよい。例えば、図5の様な梁の構造体501について、応答計測点502、503、504で3箇所の応答を計測することを考える。図6の様な第1次モードのモードシェイプ601と図7の様な第3次モードのモードシェイプ701が存在する場合、第1次モードのモードシェイプ601では応答計測点が602、603、604の様に変位し、第3次モードのモードシェイプ701では応答計測点が702、703、704の様に変位する。応答計測点の応答(変位、速度、加速度など)しか把握できていないため、図からも明らかなように第3次モードのモードシェイプ701は、みかけ上707のように観測される。よって、第1モードのモードシェイプ601と第3次モードのモードシェイプ701は区別がつかなくなる。この場合、MAC値を計算すると1に近い値が算出される。また、図5の構造体に応答計測点505、506の2つを追加して、5箇所の応答を計測する場合、第1次モードのモードシェイプは図6の601の様に観測され、第3次モードのモードシェイプは図7の701の様に観測される。図からも明らかなように第1次モードのモードシェイプ601と第3次モードのモードシェイプ705は全く異なる形状として確認できる。この場合、MAC値を計算すると0に近い値が計算される。この様に応答計測点の位置と数によりモードシェイプが、みかけ上区別がつかなくなることを避けるため、他のモードとの組み合わせでは0に近い値となるようにする。モードシェイプの区別がつかないということは、各モードのモードシェイプの特徴を正しく把握出来ていないことになる。MAC閾値判定工程304で、異なるモード間のMAC値が過去の知見などに基づいて決定された判定基準以上の値となるかを判別し、数値解析により求めた固有振動モードなどを参考にして応答計測点の位置、数を変更してMAC値を再度解析し、上記工程302〜304を繰り返すことで適切な応答計測点を決定する。
伝達関数測定工程305では、非特許文献1に示すように、インパクトハンマや加振器で試作品の所定の位置に外力を与えることで加振させ、試作品上の複数の位置の応答を加速度計などで測定することにより、加振点と応答点の間の周波数伝達関数を求める。また、マックスウエルの相反定理により、加振点と応答点を入れ替えても周波数応答関数は変わらないので、応答点を固定し、加振点を移動させる方法を採る場合もある。
モーダルパラメータ同定工程306では、非特許文献2に示すように、伝達関数測定工程305で求めた複数の伝達関数からポリリファレンス法などの手法を用いてモーダルパラメータを抽出することにより、固有振動数、モード毎の減衰係数、固有振動モードなどの振動特性307を計測することができる。いったん、振動特性を求めれば、どのような外力がどの位置に作用しても、その時の試作品のふるまいがコンピュータでシュミレーションできることになる。
しかしながら、本発明者等の知見によれば、構造体の重量は固有振動数に大きな影響を与え、構造体の重量増加にともない固有振動数は低下することが分かっている。また、重量増加の場所によっても固有振動数の低下の度合いは変化する。よって、このような従来手法では、センサ重量が計測する伝達関数に影響を与え、本来、伝達関数上のピークの位置すなわち固有振動数が計測点毎に一致するはずであるが、固有振動数が計測する場所によりズレてしまうことになる。したがって、計測点により固有振動数がズレた状態の伝達関数を分析することになり、振動モードを正確に抽出することが難しいという問題点がある。特に、センサ重量が、試作した構造体の重量の数%となるなど相対的に重い場合に大きな問題となる。この伝達関数が誤ったまま分析を行うと、モードシェイプを正しく把握できないことになるため、誤った振動対策をしてしまう可能性がある。
より重量が軽いセンサを用いて固有振動数のズレを小さくするといった対処方法もあるが、小型センサは高価であり、どんなに軽量なセンサを用いても接触型センサである限り、重量の影響は除去しきれないという問題がある。
また、非接触型センサを用いることで対処できる可能性もあるが、多くの場合、非接触型センサは小型の接触型センサと比べ比較にならないほど高価である。
また、応答点を固定し、加振点を移動させる方法を実施すれば、センサの移動が無いため計測点毎に固有振動数がズレることは無くなるが、通常のハンマリング加振の場合、1方向にしか加振出来ないため、多くの固有振動モードを加振できない可能性がある。
したがって、従来手法では、構造体の振動特性を計測するための実験モーダル解析において、正しい伝達関数を計測できない場合があった。
特開2001−311659号公報
大久保信行著、「機械のモーダル・アナリシス」、中央大学出版部、1982年5月、p.47−82 大久保信行著、「機械のモーダル・アナリシス」、中央大学出版部、1982年5月、p.82−118
本発明の目的は、構造体の振動特性を計測するための実験モーダル解析において、計測した伝達関数からセンサ重量の影響を除去する方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法であって、
接触型センサを用いて構造物の振動データを取得するモーダルデータ計測工程と、
前記接触型センサに既知の重量を付加し構造物の振動データを取得する重量付加時モーダルデータ計測工程と、
前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差と付加重量との関係式を構築する重量影響度算出工程と、
前記重量影響度算出工程で算出した関係式を用いて、前記モーダルデータ計測工程で取得した振動データから、センサ重量の影響を除去した構造物の振動データを取得するセンサ重量除去モーダルデータ算出工程とを有する、
構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記重量影響度算出工程において、
前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差を、固有振動数の変化量とする、請求項1に記載の構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記重量影響度算出工程において、
前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差を、固有振動数と反共振周波数の変化量とする請求項1に記載の構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記重量影響度算出工程において、
前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差を、固有振動数の変化量と、応答の大きさの変化量とする、請求項1に記載の構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記重量影響度算出工程において、
前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差を、固有振動数と反共振周波数の変化量と、応答の大きさの変化量とする請求項1に記載の構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法が提供される。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記重量影響度算出工程において、
前記モーダルデータ計測工程と前記重量付加時モーダルデータ計測工程の応答を、応答計測点における、変位、速度、加速度、コンプライアンス、モビリティ、アクセレランス、動剛性、機械インピーダンス、動質量のいずれかとする請求項1に記載の構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法が提供される。
また、本発明の別の形態によれば、構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析装置であって、
接触型センサを用いて構造物の振動データを取得するモーダルデータ計測手段と、
前記接触型センサに既知の重量を付加し構造物の振動データを取得する重量付加時モーダルデータ計測手段と、
前記モーダルデータ計測手段で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測手段で取得された振動データとの差と付加重量との関係式を構築する重量影響度算出手段と、
前記重量影響度算出手段で算出した関係式を用いて、前記モーダルデータ計測手段で取得したデータから、センサ重量の影響を除去したモーダルデータを取得するセンサ重量除去モーダルデータ算出手段とを有する、
構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析装置が提供される。
また、本発明の別の形態によれば、上記のいずれかに記載の実験モーダル解析方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
また、本発明の別の形態によれば、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
本発明において、振動データとは、各応答測定点において測定された変位、速度、加速度などのセンサ出力をいう。また、センサ出力に高速フーリエ変換、ハイパスフィルタなどの処理を加え、時間関数から周波数関数へ変換したものを振動データとする場合もある。
本発明において、応答計測点とは、実験モーダル解析において、実際の構造体の伝達関数を計測するための、変位計、速度計、加速度計などのセンサを取り付ける場所をいう。
本発明において、コンプライアンスとは、測定された変位もしくは測定された速度・加速度から微積分により求められた変位を、入力した加振力で割った値をいい、単位加振力あたりの変位を示す。
本発明において、モビリティとは、測定された速度もしくは測定された変位・加速度から微積分により求められた速度を、入力した加振力で割った値をいい、単位加振力あたりの速度を示す。
本発明において、アクセレランスとは、測定された加速度もしくは測定された変位・速度から微積分により求められた加速度を入力した加振力で割った値をいい、単位加振力あたりの加速度を示す。
本発明において、動剛性とは、入力した加振力を、測定された変位もしくは測定された速度・加速度から微積分により求められた変位で割った値をいい、コンプライアンスの逆数を示す。
本発明において、機械インピーダンスとは、入力した加振力を、測定された速度もしくは測定された変位・加速度から微積分により求められた速度で割った値をいい、モビリティの逆数を示す。
本発明において、動質量とは、入力した加振力を、測定された加速度もしくは測定された変位・速度から微積分により求められた加速度で割った値をいい、アクセレランスの逆数を示す。
本発明において、モードシェイプとは、モード毎の振動形態をいう。変位方向は通常3次元であるが、2次元、1次元で表現される場合もある。また、通常、モードシェイプの変位の大きさは最大変位が1となるよう正規化されている。モードシェイプの変位情報をベクトル表記したものはモードシェイプベクトルといい、第m次モードのモードシェイプベクトルは{φm}として表される。
本発明において、MAC値とは、同一の解析対象(例えば構造物の数値解析モデル)同士の比較している2つのモードシェイプがどの程度一致しているかを定量的に示すものをいう。MAC値とは、次式
により求められる。添え字Tは転置を示す。{φA}、{φB}はそれぞれモードシェイプベクトルを表しており、第A次モードと第B次モードを比較する場合、第A次モードのモードシェイプベクトル{φA}、第B次モードのモードシェイプベクトル{φB}が式(7)に代入される。MAC値は、0〜1の値をとり、1に近いほど2つのモードシェイプの相関が高いことを表し、0に近いほど2つのモードシェイプの相関が低いことを表す。相関を定量的に確認することで、数値解析モデルのどのモードとの相関が高いかを定量的に求めることができる。
本発明によれば、センサ単体で計測した振動データと、センサに任意の重量を追加したときの振動データを計測し、両者の変化からセンサがない状態の振動データを予測できるため、構造体の振動特性を計測するための実験モーダル解析の精度向上を図ることが可能となる。
本発明の実施形態の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の手順の一例を示すブロック図である。 従来の実験モーダル解析の手順例のブロック図である。 5x5のMACマトリクスの一例を示すブロック図である。 梁構造体の一例を示す。 梁構造体の第1次モードのモードシェイプの一例を示す。 梁構造体の第3次モードのモードシェイプの一例を示す。 単振動モデルの一例を示す。 Δmの重量が追加された単振動モデルの一例を示す。 ΔmとΔmの重量が追加された単振動モデルの一例を示す。 実施例1で平板と計測位置を示す傾斜図である。 加速度センサのみで計測された26箇所の計測点の伝達関数を示す。 加速度センサのみで計測された計測点5と計測点13の伝達関数である。 計測点5における、加速度センサのみの伝達関数と、付加重量時の伝達関数を示す。 計測点5における、加速度センサのみの伝達関数と、付加重量時の伝達関数と、センサ重量除去した伝達関数を示す。 センサ重量除去後の26箇所の計測点の伝達関数を示す。 センサ重量除去後の1次モードシェイプを示す。 センサ重量除去後の2次モードシェイプを示す。 センサ重量除去後の3次モードシェイプを示す。 従来手法の1次モードシェイプを示す。 従来手法の2次モードシェイプを示す。 従来手法の3次モードシェイプを示す。 26箇所の計測点の伝達関数の解析結果を示す。 解析の1次モードシェイプを示す。 解析の2次モードシェイプを示す。 解析の3次モードシェイプを示す。
以下、本発明の最良の実施形態の例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例の構成を示すブロック図である。本実施形態において、図1に示すとおり、(100)はコンピュータやワークステーションなどの計算機、(101)はディスプレイ、(102)はキーボード、(103)はマウス、(104)は補助記憶装置である。(104)の補助記憶装置には、HDD(ハードディスクドライブ)装置やSSD(ソリッドステートドライブ)装置の他、テープ、FD(フレキシブルディスク)、MO(光磁気ディスク)、PD(相変化光ディスク)、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)、BD(ブルーレイディスク)などのディスクメモリー、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)メモリー、メモリーカードなどのリムーバブルメディアも利用可能である。
補助記憶装置104には、振動データを計測するためのプログラム105や形状データ106、振動データ107などが保存されている。
コンピュータやワークステーションなどの計算機100は、補助記憶装置104からプログラム105、形状データ106、振動データ107などを読み出すことができるデータ読み出し手段108を具備している。また、振動データ計測手段109、重量影響度算出手段110、センサ重量除去モーダルデータ計測手段111、出力手段112で構成されている。これら各手段は、計算機100の主記憶装置などの記憶手段に記憶されたプログラムのサブルーチンなどのモジュールとして実施されており、同様にこれらの手段が取り扱うデータは、記憶手段に揮発的または不揮発的に記憶される。
振動データ計測用プログラム105は、ブリュエル・ケアー製“PULSE(登録商標)”などの市販の振動計測用ソフトウェアを使用することもできる。
形状データ106は、ユージーエス コーポレーション製“I−DEAS(登録商標)”のUNV形式など汎用の構造解析プリプロセッサーにより作成できるものであり、シェル要素、ソリッド要素などで表現する。もちろん、モデルデータを保存するファイルのフォーマットは節点、要素、要素プロパティ、材料プロパティなどが記述されるデータであれば、形状データ106の形式は限定しない。
振動データ107は、振動データ計測手段109において計測してもいいし、他のシステムで計測して、計算機100に読み込んで使用してもよい。
図1の構成の場合、振動データ107は、振動データ計測手段109において、振動計測用プログラム105を用いて、計算機100に接続された計測器120の振動データを記録される。
計測器120にはセンサ121が取り付けられており、センサ121を応答計測点に取り付けることで振動データを計測する。センサ121は少なくとも1つ必要であり、同じ種類のセンサでもよいし、変位センサ、速度センサ、加速度センサなど異なる種類のセンサを取り付けてもよい。
また、計測器120を計算機100以外の計算機に接続し、振動データを計算機100に転送、コピーなど移動させてもよい。
図2は本実施形態における実施の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図2を用いて説明する。本発明の実施形態は、実験モーダル解析を実施する構造体に対して、接触型センサを用いて振動データを取得するモーダルデータ計測工程210と、接触型センサに既知の重量を付加し振動データを取得する重量付加時モーダルデータ計測工程220と、前記モーダルデータ計測工程と前記重量付加時モーダルデータ計測工程との差と付加重量との関係式を構築する重量影響度算出工程230と、前記関係式を用いて、前記モーダルデータ計測工程で取得したデータから、センサ重量の影響を除去した振動データを取得するセンサ重量除去モーダルデータ算出工程240に大別される。
まず、モーダルデータ計測工程210について説明する。
接触型センサ取付手段211では、構造体の応答計測点に振動計測用のセンサを取り付ける。センサ重量Δmはカタログ値や計測値などで予め重量を調べておくとよい。
振動データA取得手段212では、構造物にハンマリングや加振機によって振動を与えセンサ情報を記憶して構造体の振動データを計測する。
次に、重量付加時モーダルデータ計測工程220について説明する。
接触型センサ取付手段221では、構造体の応答計測点に振動計測用のセンサと任意の付加重量Δmを取り付ける。任意の付加重量Δmは、体積が極端に大きくなると取付部にモーメント荷重を与えたり、構造体の他の部分と接触して外乱となりうるので、鉄や鉛など密度が高いものを用いるのがよい。
振動データB取得手段222では、構造物にハンマリングや加振機によって振動を与えセンサ情報を記憶して構造体の振動データを計測する。
前記振動データは、計測するセンサの種類により、変位、速度、加速度などが計測でき、
前記モーダルデータ計測工程と前記重量付加時モーダルデータ計測工程の応答を、応答計測点における計測するセンサで計測した変位、速度、加速度としてもいいし、微積分を用いて速度または加速度から計算した変位としてもいいし、微積分を用いて変位または加速度から計算した速度としてもいいし、微積分を用いて変位または速度から計算した加速度としてもいい。また、前記変位、速度、加速度を入力した加振力で割った、コンプライアンス、モビリティ、アクセレランスとしてもいいし、入力した加振力を前記変位、速度、加速度で割った、動剛性、機械インピーダンス、動質量としてもよい。応答にどの値を用いても違いは無く、所持しているセンサの種類や処理のしやすさなどから選定すればよいが、一般的にアクセレランスを使用することが多い。
次に、重量影響度算出工程230について説明する。
重量影響度算出工程230では、モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差と付加重量との関係式を構築する。
振動データA特徴周波数選択手段231では、センサのみで計測した振動データAから固有振動数もしくは反共振周波数として周波数Ω1(i)を選択する。例えば、振動データAが加速度のデータでFFT処理をした伝達関数であった場合、加速度が極端に大きくなるピーク位置が固有振動数として認識され、加速度が極端に小さくなるピーク位置が反共振周波数として認識できる。
特徴周波数判別手段232では、周波数Ω1(i)が固有振動数であるか反共振周波数であるかを識別する。固有振動数の場合は、振動データB特徴周波数選択手段233を、反共振周波数の場合は、反共振周波数後処理手段235を実施する。
振動データB特徴周波数選択手段233では、センサのみで計測した振動データBから固有振動数もしくは反共振周波数として周波数Ω2(i)を選択する。
固有振動数後処理工程234では、前記固有振動数Ω1(i)とΩ2(i)から理論式や実験式などを用いて真の共振周波数Ω(i)を算出する。
理論式に重量−バネ系の単振動の式を用いる場合、重量m、バネ定数kの単純な単振動モデルは図8のように表され、固有振動数の理論式は式2のように示される。
前記単振動モデルにΔmの重量が追加された場合の単振動モデルは図9の様に表され、固有振動数の理論式は式3のように示される。
Δmをセンサ重量として考えれば、Ωは振動データAの固有振動数とできる。
前記単振動モデルにΔmとΔmの重量が追加された場合の単振動モデルは図10の様に表され、固有振動数の理論式は式4のように示される。
Δmを付加重量として考えれば、Ωは振動データBの固有振動数とできる。
式2、式3、式4から単振動の式の重量mを求めることができ、重量mの式を式5に示す。
式5の右辺のΔΩは固有振動数Ωと固有振動数Ωとの差であり、振動データAと振動データBを計測すれば右辺には既知の変数のみとなるので重量mを算出できる。
また、重量mが算出できれば式2を用いてバネ定数kも算出できる。
よって、重量mとバネ定数kが分かれば式2を用いてセンサ重量や付加重量が無い状態の真の固有振動数Ωを算出できる。
また、理論式として質量−バネ−ダンピング系としてもいいし、2種類の付加重量がある状態から真の固有振動数を予測できる実験式を構築しておいてもよい。
反共振周波数後処理手段235では、付加重量の変化によって反共振周波数が変化しないと過程する場合に振動データAの反共振周波数Ω1(i)を真の反共振周波数Ω(i)として記録する。
本実施するための形態では、振動データに固有振動数と反共振周波数が顕著に現れている場合であり、前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差を、固有振動数と反共振周波数の変化量とする。センサ重量や付加重量の影響で変化しやすい固有振動数の変化量をΔΩとし、センサ重量や付加重量の影響で変化しにくい反共振周波数の変化量を0としている。
また、付加重量の変化によって反共振周波数も固有振動数と同様に変化するとした場合、前記理論式を用いて真の反共振周波数を求めてもよいし、新たな理論式や実験式を構築して、真の反共振周波数を求めてもよい。また、振動データに反共振周波数が顕著に現れていない場合や簡易的に計算を行いたい場合に、前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差を、固有振動数の変化量のみとしてもよい。
重量影響度算出終了判定手段236では、振動データAもしくは振動データBもしくは両方の振動データから全てもしくは指定された全ての固有振動数と反共振周波数が抽出されたかを判定する。全てもしくは指定された全ての固有振動数と反共振周波数が抽出されていなければ振動データ特徴周波数選択手段231に戻り処理を繰り返す。
最後に、センサ重量除去モーダルデータ算出工程240について説明する。
振動データ原点合わせ手段241では、振動データAの周波数Ω1(0)と真の周波数Ω(0)を0Hzとする。また、同じ周波数であれば0Hz以外の周波数でもよい。
振動データ補正手段242では、振動データAの周波数Ω1(j-1)からΩ1(j)までのデータを真の周波数Ω(j-1)からΩ(j)までのデータに補正する。
例えば、振動データAが1Hz刻みで計測されており、振動データAの周波数Ω1(1)=10、Ω1(2)=50であり、真の周波数Ω(1)=20からΩ(2)=70のとき、振動データAの10Hzを20Hzに補正し、50Hzを70Hzに補正する。Ω1(j-1)からΩ1(j)の間の周波数を線形に補正する場合は、式6などを用いて振動データAの周波数25Hzを38.75Hzに補正することもできる。
センサ重量除去モーダルデータ算出終了判定手段243では、振動データAの周波数Ω1(j)を全てもしくは指定された全てのデータを処理したかを判定する。全てもしくは指定された全ての周波数を処理していなければ振動データ補正手段242に戻り処理を繰り返す。処理が終わればセンサ重量除去モーダルデータ算出手段231が終了する。
前記実施するための形態では、付加重量の違いにより周波数のみ補正しているが、付加重量の違いにより変位や加速度などの計測データの大きさの変化量も変化するケースについて、より正確に振動データの補正を行いたい場合、前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差を、固有振動数と反共振周波数の変化量と、応答の大きさの変化量として計算式を構築し、周波数とあわせて実測データの大きさも合わせて補正してもよいし、振動データに反共振周波数が顕著に現れていない場合や簡易的に計算を行いたい場合に、固有振動数の変化量と、応答の大きさの変化量として計算式を構築し、周波数とあわせて実測データの大きさも合わせて補正してもよい。
[実施例1]
図11に示す平板1100を用いて、本発明の実施例を示す。
図11は計測の対象となる横幅100mm、高さ100mm、厚み5mm、重さ117gの鉄製の平板である。鉄の物性データは、ヤング率が210GPa、ポアソン比0.3、密度7.8×10−6kg/mmである。
平板1100の固有振動数とモードシェイプを計測するため、1加振多点応答の実験モーダル解析を用いてデータを収集する。図11の計測点1(1101)〜26(1126)にセンサ重量1gの加速度センサを用いて振動データを計測する。加振点は計測点1126をハンマリングによりインパルス入力を与え加振する。
まず、加速度センサのみを計測点1〜26に順に取り付け、伝達関数などのモーダルデータを計測する。
つぎに、加速度センサに2gの重りを取り付け、全重量3gとした加速度センサを用いて、計測点1〜26に順に取り付け、重量付加時のモーダルデータを取得する。
加速度センサのみで計測された26個のアクセレランスの伝達関数を全て重ね合わせたものを図12に示す。アクセレランスとは、応答値である加速度を入力値の力で割った値であり、単位はm/s/Nとなる。ここで、応答値は加速度センサが受けた加速度、入力値はハンマの打撃力である。本実施例中の伝達関数は横軸に周波数、縦軸にアクセレランスを示している。アクセレランスが大きいほど入力に対する応答値が大きく、小さな入力であっても大きく振動していることを意味する。伝達関数上でアクセレランスが極端に大きくなっている箇所、つまり上に凸のピークになっている周波数が固有振動数である。また、アクセレランスが極端に小さくなっている箇所、つまり下に凸のピークになっている周波数が反共振周波数である。また、加速度センサのみで計測された計測点5の伝達関数1301、計測点13の伝達関数1302を図13に示す。
図12の伝達関数から固有振動数の周波数の位置に、上に凸のピークが検出されていることが分かる。しかし、480Hz付近、700Hz付近、900Hz付近の固有振動数は、1201、1202、1203に示すように計測点によって周波数がズレ、一致していないことが分かる。固有振動数は、構造物を自由に振動させた際に検出される、特定の振動である。本来、構造体のどの箇所を計測しても同じ固有振動数が検出されるので、伝達関数においても固有振動数の周波数の位置にアクセレランスの上に凸のピークが揃うはずである。
計測点5における加速度センサのみで計測された伝達関数1401と、重量付加時の伝達関数1402を図14に示す。
加速度センサの重量が変わることで同じ計測点においても固有振動数が変化し、上に凸のピークの周波数がズレ1403、1404を生じていることが分かる。
しかし、今回の計測条件では、反共振周波数すなわち下に凸のピークのズレが見られないことから、センサ重量の反共振周波数への影響が少ないと考え、固有振動数のみの補正を行う。
計測点5において検出される低周波側から1つ目の固有振動数は、図14から、加速度センサのみでは488.5Hz、重量付加時には461.7Hzである。
式2〜5を用いてセンサ重量除去した固有振動数503.8Hzを算出する。
同様にして全計測点の検出される固有振動数についてセンサ重量除去した固有振動数を算出する。
次に、式6を用いて加速度センサのみの伝達関数を補正し、センサ重量除去した伝達関数を求める。図15に計測点5における加速度センサのみの伝達関数1501と重量付加時の伝達関数1502とセンサ重量除去した伝達関数1503を示す。
前記センサ重量除去した伝達関数1503は、加速度センサのみの伝達関数1501の0Hz〜1次固有振動数488.5Hzを0H〜1次固有振動数503.8Hzに補正し、加速度センサのみの伝達関数1501の1次固有振動数488.5Hz〜1次反共振周波数600Hzを503.8Hz〜600Hzに補正し、加速度センサのみの伝達関数1501の1次反共振周波数600Hz〜3次固有振動数877.9Hzを600Hz〜908.5Hzに補正し、加速度センサのみの伝達関数1501の3次固有振動数877.9Hz〜1000Hzを908.5Hz〜1000Hzに補正した。
また、センサ重量除去した26箇所の計測点の伝達関数を全て重ね合わせたものを図16に示す。
図16のセンサ重量除去後の伝達関数から、固有振動数の周波数の位置に、上に凸のピークが検出されているが、480Hz付近、700Hz付近、900Hz付近の固有振動数は、計測点によらず一致しており、固有振動数におけるセンサ重量の影響が除去されていることが分かる。
センサ重量除去後の伝達関数を用いてモードシェイプを作成し、1次のモードシェイプ1701を図17に、2次のモードシェイプ1801を図18に、3次のモードシェイプ1901を図19に示す。このとき、1次の固有振動数は503.9Hz、2次の固有振動数は733.8Hz、3次の固有振動数は909.8Hzとした。
[比較例1]
実施例1の平板1100について、従来手法である加速度センサのみの伝達関数から固有振動数とモードシェイプを検出した一例を説明する。
加速度センサのみで計測された26個のアクセレランスの伝達関数を全て重ね合わせた図12の伝達関数1200を用いてモードシェイプを作成する。しかし、固有振動数が計測点によってズレており、固有振動数を求めることも困難であるが、1次の固有振動数を488.5Hz、2次の固有振動数を718.1Hz、3次の固有振動数を909.4Hzとして、モードシェイプを作成し、1次のモードシェイプ2001を図20に、2次のモードシェイプ2101を図21に、3次のモードシェイプ2201を図22に示す。
[まとめ]
平板モデルの固有振動数とモードシェイプをダッソー システムズ社製汎用構造解析ソフトウエア“Abaqus(登録商標)”を用いて固有値解析を実施して求めた。本解析結果をセンサが取り付けられていないときの真の固有振動数とモードシェイプとする。
解析結果からの伝達関数を図23に示す。
解析結果では、0Hz〜1000Hzまでの間に、1次モード503.7Hz、2次モード734.5Hz、3次モード910.0Hzの3つの固有振動数が存在することが分かる。
本発明を用いて計測した実施例1の固有振動数との一致率を見ると、1次モード100.03%、2次モード99.90%、3次モード99.98%となり高精度で補正できていることが分かる。
従来の方法で計測した比較例1の固有振動数との一致率を見ると、1次モード96.98%、2次モード97.77%、3次モード99.93%となり、数%のズレが見られるところもある。
また、解析結果から求めた1次のモードシェイプ2401を図24に、2次のモードシェイプ2501を図25に、3次のモードシェイプ2601を図26に示す。
本発明を用いて作成した1次のモードシェイプ1701、2次のモードシェイプ1801、3次のモードシェイプ1901と、解析結果の1次のモードシェイプ2401、2次のモードシェイプ2501、3次のモードシェイプ2601のモードシェイプはよく一致しており、モードシェイプ間の一致率を示すMAC値(0:まったく一致していない、1:完全に一致している)を求めると、1次モード0.991、2次モード0.994、3次モード0.983となり、数値的にも一致していることを確認できる。
従来の方法で作成した1次モードシェイプ2001、2次のモードシェイプ2101、3次のモードシェイプ2201と、解析結果の1次のモードシェイプ2401、2次のモードシェイプ2501、3次のモードシェイプ2601のモードシェイプは部分的に変位量が一致しているが、全体的な形状が一致しておらず、MAC値を計算しても、1次モード0.655、2次モード0.578、3次モード0.180となり、数値的にも一致率が低いことが分かる。
モードシェイプは、伝達関数から求められ、各計測箇所の応答値と位相を変位に変換し、各計測箇所の変形量を組み合わせることで構造物全体のモードシェイプを計算できる。
従来の方法でモードシェイプが一致しなかった最大の原因は、センサ重量の影響で計測点毎に固有振動数が一致していなかったためである。モードシェイプ作成時に固有振動数を特定しても、固有振動数に一致する計測点は、伝達関数のピークの先端を検出できるので正しい変形量が抽出できる。しかし、固有値振動数に一致していない計測点は、伝達関数のピークとはズレた位置の周波数での応答値を検出するため、本来の変形量より小さい値しか抽出できない。よって、全ての変位量をあわせてモードシェイプを作成した際に本来の形状を表すことが出来ない。
従来の方法では、センサ重量の影響で計測箇所によって固有振動数が一致しておらず、図12から、1次モードで488.5Hz〜502.4Hzでズレており、488.5Hzから約2.8%のズレ幅であってもモードシェイプを正しく検出できない。したがって、多少でも固有振動数のズレつまりピークのズレがあると、全体の解析に大きな影響を及ぼすことになる。
本発明では、固有振動数のズレを補正し伝達関数のピークを一致させるため、センサ重量の影響を除去した正しいモードシェイプが検出できる。
100:計算機
101:ディスプレイ
102:キーボード
103:マウス
104:補助記憶装置
105:プログラム
106:形状データ
107:材料データ
108:データ読み出し手段
109:振動データ計測手段
110:重量影響度算出手段
111:センサ重量除去モーダルデータ取得手段
112:出力手段
120:計測器
121:センサ
210:モーダルデータ計測工程
211:接触型センサ取付手段
212:振動データA取得手段
220:重量付加時モーダルデータ計測工程
221:接触型センサ取付手段
222:振動データB取得手段
230:重量影響度算出工程
231:振動データA特徴周波数選択手段
232:特徴周波数判別手段
233:振動データB特徴周波数選択手段
234:固有振動数後処理工程
235:反共振周波数後処理手段
236:重量影響度算出終了判定手段
240:センサ重量除去モーダルデータ算出工程
241:振動データ原点合わせ手段
242:振動データ補正手段
243:センサ重量除去モーダルデータ算出終了判定手段
301:試作工程
302:応答計測点・加振点決定工程
303:相関解析工程
304:MAC閾値判定工程
305:伝達関数測定工程
306:モーダルパラメータ同定工程
307:振動特性
311:数値解析モデル作成工程
312:固有値解析工程
400:MACマトリクス
501:梁の構造体
502:応答計測点1
503:応答計測点2
504:応答計測点3
505:応答計測点4
506:応答計測点5
601:梁の構造体501の第1次モードのモードシェイプ
602:応答計測点1
603:応答計測点2
604:応答計測点3
605:応答計測点4
606:応答計測点5
701:梁の構造体501の第3次モードのモードシェイプ
702:応答計測点1
703:応答計測点2
704:応答計測点3
705:応答計測点4
706:応答計測点5
800:単振動モデル
801:重量m
802:バネk
803:固定端
900:Δmの重量が追加された単振動モデル
901:重量m
902:バネk
903:固定端
904:追加重量Δm
1000:ΔmとΔmの重量が追加された場合の単振動モデル
1001:重量m
1002:バネk
1003:固定端
1004:追加重量Δm
1005:追加重量Δm
1100:平板
1101:計測点1
1102:計測点2
1103:計測点3
1104:計測点4
1105:計測点5
1106:計測点6
1107:計測点7
1108:計測点8
1109:計測点9
1110:計測点10
1111:計測点11
1112:計測点12
1113:計測点13
1114:計測点14
1115:計測点15
1116:計測点16
1117:計測点17
1118:計測点18
1119:計測点19
1120:計測点20
1121:計測点21
1122:計測点22
1123:計測点23
1124:計測点24
1125:計測点25
1126:計測点26及び加振点
1200:加速度センサのみで計測された26箇所の計測点の伝達関数
1201:加速度センサのみで計測された26箇所の計測点における1次モードの固有振動数
1202:加速度センサのみで計測された26箇所の計測点における2次モードの固有振動数
1203:加速度センサのみで計測された26箇所の計測点における3次モードの固有振動数
1300:加速度センサのみで計測された計測点5と計測点13の伝達関数
1301:加速度センサのみで計測された計測点5の伝達関数
1302:加速度センサのみで計測された計測点13の伝達関数
1400:計測点5の伝達関数
1401:計測点5における加速度センサのみで計測された伝達関数
1402:計測点5における重量付加時の伝達関数
1403:計測点5における加速度センサのみで計測された伝達関数の1次モードの固有振動数と、重量付加時の伝達関数の1次モードの固有振動数のズレ
1404:計測点5における加速度センサのみで計測された伝達関数の3次モードの固有振動数と、重量付加時の伝達関数の3次モードの固有振動数のズレ
1500:計測点5の伝達関数
1501:計測点5における加速度センサのみの伝達関数
1502:計測点5における重量付加時の伝達関数
1503:計測点5におけるセンサ重量除去した伝達関数
1600:センサ重量除去した26箇所の計測点の伝達関数
1701:センサ重量除去後の1次モードシェイプ
1801:センサ重量除去後の2次モードシェイプ
1901:センサ重量除去後の3次モードシェイプ
2001:従来手法の1次モードシェイプ
2101:従来手法の2次モードシェイプ
2201:従来手法の3次モードシェイプ
2300:解析の伝達関数
2401:解析の1次モードシェイプ
2501:解析の2次モードシェイプ
2601:解析の3次モードシェイプ

Claims (9)

  1. 構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法であって、
    接触型センサを用いて構造物の振動データを取得するモーダルデータ計測工程と、
    前記接触型センサに既知の重量を付加し構造物の振動データを取得する重量付加時モーダルデータ計測工程と、
    前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差と付加重量との関係式を構築する重量影響度算出工程と、
    前記重量影響度算出工程で算出した関係式を用いて、前記モーダルデータ計測工程で取得した振動データから、センサ重量の影響を除去した構造物の振動データを取得するセンサ重量除去モーダルデータ算出工程とを有する、
    構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法。
  2. 前記重量影響度算出工程において、
    前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差を、固有振動数の変化量とする、請求項1に記載の構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法。
  3. 前記重量影響度算出工程において、
    前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差を、固有振動数と反共振周波数の変化量とする請求項1に記載の構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法。
  4. 前記重量影響度算出工程において、
    前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差を、固有振動数の変化量と、応答の大きさの変化量とする、請求項1に記載の構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法。
  5. 前記重量影響度算出工程において、
    前記モーダルデータ計測工程で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測工程で取得された振動データとの差を、固有振動数と反共振周波数の変化量と、応答の大きさの変化量とする請求項1に記載の構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法。
  6. 前記重量影響度算出工程において、
    前記モーダルデータ計測工程と前記重量付加時モーダルデータ計測工程の応答を、応答計測点における、変位、速度、加速度、コンプライアンス、モビリティ、アクセレランス、動剛性、機械インピーダンス、動質量のいずれかとする請求項1に記載の構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析方法。
  7. 構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析装置であって、
    接触型センサを用いて構造物の振動データを取得するモーダルデータ計測手段と、
    前記接触型センサに既知の重量を付加し構造物の振動データを取得する重量付加時モーダルデータ計測手段と、
    前記モーダルデータ計測手段で取得された振動データと前記重量付加時モーダルデータ計測手段で取得された振動データとの差と付加重量との関係式を構築する重量影響度算出手段と、
    前記重量影響度算出手段で算出した関係式を用いて、前記モーダルデータ計測手段で取得したデータから、センサ重量の影響を除去したモーダルデータを取得するセンサ重量除去モーダルデータ算出手段とを有する、
    構造体の振動特性を解析するための実験モーダル解析装置。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の実験モーダル解析方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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