JP2012112572A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】加熱の程度が同じ二以上の食材の加熱調理を同時に行うことができ、また、加熱の程度が異なる二以上の食材の加熱調理も同時に行うことができる加熱調理器を提供すること。
【解決手段】加熱調理器に、一の皿位置決め部に位置決めされた皿の上側に位置する上側室内の食材を高温調理すると共に、その位置決めされた皿の下側に位置する下側室内の食材を高温調理するように、循環ファンの回転速度を制御する第1制御と、一の皿位置決め部である係止部39bに位置決めされた皿の上側に位置する上側室98内の食材を高温調理する一方、その位置決めされた皿の下側に位置する下側室99内の食材を低温調理するように、循環ファンの回転速度を制御する第2制御とを選択可能な制御部を搭載する。
【選択図】図5
【解決手段】加熱調理器に、一の皿位置決め部に位置決めされた皿の上側に位置する上側室内の食材を高温調理すると共に、その位置決めされた皿の下側に位置する下側室内の食材を高温調理するように、循環ファンの回転速度を制御する第1制御と、一の皿位置決め部である係止部39bに位置決めされた皿の上側に位置する上側室98内の食材を高温調理する一方、その位置決めされた皿の下側に位置する下側室99内の食材を低温調理するように、循環ファンの回転速度を制御する第2制御とを選択可能な制御部を搭載する。
【選択図】図5
Description
本発明は、例えば、蒸気調理器や電子レンジ等の加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、特開2010−207378号公報(特許文献1)に記載されているものがある。
この加熱調理器は、被調理物の上面を放射加熱する第1の加熱手段と、調理室底面を加熱するヒータとを有し、被調理物を載置する載置皿を上下から熱することができるようにし、被調理物を上下から加熱調理できるようになっている。そして、載置皿を必要十分に加熱することができるようにし、調理物に必要な熱量を与えることで食味を向上させるようにしている。
しかし、この従来の加熱調理器は、庫内にある被調理物全体に熱量を与えることができる一方、被調理物と一緒に食するソースなどは、同時に加熱すると焦げてしまうため、被調理物の加熱が終わってから別途温める必要がある。したがって、被調理物と一緒に食するソースなどを、別途温めている最中に、加熱調理を行った被加熱物が冷めてしまうという問題がある。
そこで、本発明の課題は、加熱の程度が同じ二以上の食材の加熱調理を同時に行うことができ、また、加熱の程度が異なる二以上の食材の加熱調理も同時に行うことができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
皿位置決め部と、この皿位置決め部により位置決めされた皿よりも上側と下側に夫々位置する上側噴出口および下側噴出口とを有する加熱室と、
この加熱室よりも上側に配置されて熱媒体を加熱する加熱部と、
この加熱部と、上記下側噴出口とを少なくとも連結すると共に、上記下側噴出口を上記上側噴出口よりも下流側に位置させている吹き出し経路と、
上記加熱室から熱媒体を吸い込み、この吸い込んだ熱媒体を、上記加熱部および吹き出し経路を介して、上記上側噴出口および下側噴出口から吹き出すように熱媒体を循環させるファンと、
上記ファンを駆動するモータと、
上記皿よりも上側の上側室の温度と、上記皿よりも下側の下側室の温度とが略等しくなるように、上記モータに、上記ファンを第1回転速度で回転させるように制御する第1制御と、上記上側室の温度よりも、上記下側室の温度が低くなるように、上記モータに、上記ファンを、上記第1回転速度よりも遅い第2回転速度で回転させるように制御する第2制御とを行う制御部と
を備えることを特徴としている。
皿位置決め部と、この皿位置決め部により位置決めされた皿よりも上側と下側に夫々位置する上側噴出口および下側噴出口とを有する加熱室と、
この加熱室よりも上側に配置されて熱媒体を加熱する加熱部と、
この加熱部と、上記下側噴出口とを少なくとも連結すると共に、上記下側噴出口を上記上側噴出口よりも下流側に位置させている吹き出し経路と、
上記加熱室から熱媒体を吸い込み、この吸い込んだ熱媒体を、上記加熱部および吹き出し経路を介して、上記上側噴出口および下側噴出口から吹き出すように熱媒体を循環させるファンと、
上記ファンを駆動するモータと、
上記皿よりも上側の上側室の温度と、上記皿よりも下側の下側室の温度とが略等しくなるように、上記モータに、上記ファンを第1回転速度で回転させるように制御する第1制御と、上記上側室の温度よりも、上記下側室の温度が低くなるように、上記モータに、上記ファンを、上記第1回転速度よりも遅い第2回転速度で回転させるように制御する第2制御とを行う制御部と
を備えることを特徴としている。
尚、この明細書では、上側室の温度と、下側室の温度とが、略等しいとは、上側室の温度と、下側室の温度との差が、5℃以下である場合を指す。また、上記上側室の温度よりも、上記下側室の温度が低いとは、上側室の温度に対して、下側室の温度が、5℃を超えて低い場合をいう。また、下側室の温度とは、下側室の内面に囲まれた空間の温度を指し、上側室の温度とは、上側室の内面に囲まれた空間の温度をいう。
本発明によれば、皿位置決め部に位置決めされた皿よりも上側に熱媒体が噴き出す上側噴出口が、上記皿よりも下側に熱媒体が噴き出す下側噴出口よりも吹き出し経路において熱媒体の流れの上流に位置しているから、ファンの回転速度を変動させることにより、上記皿よりも上側の上側室とファンとの距離と、上記皿よりも下側の下側室とファンとの距離との違いにより、上側室に流れ込む熱媒体の流量と下側室に流れ込む熱媒体の流量との流量差を適宜変動させることができる。したがって、ファンの回転速度を制御することにより、上側室での加熱の程度と下側室での加熱の程度とを同等な程度にもでき、また、異なる程度にもできる。
詳しくは、本発明によれば、上記制御部が、第1制御において、上側室の温度と、下側室の温度とが略等しくなるように、ファンの回転速度を第1速度に制御することにより、皿位置決め部に位置決めされた皿の上側に位置する上側室内の食材と、上記位置決めされた皿の下側に位置する下側室内の食材とを略均一な温度で調理することができる。したがって、加熱の程度が同等の二以上の食材を同時に調理できる。
また、本発明によれば、上記制御部が、第2制御において、上側室の温度よりも、下側室の温度が低くなるように、上記ファンの回転速度を上記第1速度よりも低速である第2速度に制御することにより、上側室内の食材よりも下側室内の食材を低温で調理することができる。したがって、加熱の程度が異なる二以上の食材を同時に調理することができる。制御部が、第2制御を行っているときは、第1制御をおこなっているとき(例えば、焼きの2段調理をおこなっているとき)と比較して、ファンの回転速度が遅いから、ファンが熱媒体を、加熱室に送り込む性能が低くなる。したがって、第2制御が行われているときに、吹き出し経路において熱媒体の上流側に位置する上側噴出口から噴射される熱媒体の量を、吹き出し経路において熱媒体の下流側に位置する下側噴出口から噴射される熱媒体の量よりも多くすることができて、第2制御時に、上側室の加熱程度を、下側室の加熱程度よりも大きくすることができるのである。
したがって、例えば、目玉焼きトーストと焼き野菜を上側室で調理する一方、バーニャカウダ(ソース)を、側室よりも加熱の程度が小さい下側室で温めることにより、食材(目玉焼きトーストと焼き野菜)およびソース(バーニャカウダ)の調理を同時に完了することができて、目玉焼きトースト&バーニャカウダ風を、短時間で調理できると共に、出来たての状態で食することができる。
また、例えば、例えば、唐揚げと焼き野菜を上側室で調理する一方、トマトソースを、側室よりも加熱の程度が小さい下側室で温めることにより、食材(唐揚げと焼き野菜)およびトマトソースの調理を同時に完了することができて、から揚げ&焼き野菜&トマトソースを、短時間で調理できると共に、出来たての状態で食することができる。
また、一実施形態では、
上記上側噴出口の上側室へのトータルの開口面積は、上記下側噴出口の下側室へのトータルの開口面積よりも大きくなっている。
上記上側噴出口の上側室へのトータルの開口面積は、上記下側噴出口の下側室へのトータルの開口面積よりも大きくなっている。
上記実施形態によれば、上側噴出口の上側室へのトータルの開口面積は、下側噴出口の下側室へのトータルの開口面積よりも大きくなっているから、上側室に噴き出される熱媒体の量を、下側室に噴き出される熱媒体の量よりも容易に大きくすることができる。したがって、上側室と下側室とで、加熱程度が異なる調理をより容易に行うことができる。
また、一実施形態では、
上記第2制御は、上記ファンをオンオフ制御することを含む。
上記第2制御は、上記ファンをオンオフ制御することを含む。
上記実施形態によれば、上記制御部が、第2制御を選択しているときに、ファンをオンオフ制御するから、ファンを連続的に運転する場合と比較して、ファンを運転しているときのファンの回転速度を大きくすることができる。そのようにしても、ファンが連続的に運転されることがなく、ファンが停止しているときがあるから、熱媒体が下側室に行くにくくなって、上側室へ送り込む熱媒体の量を、下側室へ送り込む熱媒体の量に対して差別化することができるからである。したがって、制御部が、上記第2制御を選択していてファンが運転状態になっているタイミングでの、ファンの回転速度をより大きくできるから、下側室に熱を届きにくくすることができるにも拘わらず、上側室において、直火効果を獲得することができる。すなわち、上側室と、下側室とで、加熱の程度の差異を際だたせることができるから、例えば、加熱程度が大きく異なる、焼きという調理と、温めるという調理とを、容易に同時に行うことができるのである。
また、一実施形態では、
上記加熱部は、過熱蒸気生成ヒータを含み、
上記第2制御は、
上記過熱蒸気生成ヒータが一定温度に達するまでは、上記過熱蒸気生成ヒータを連続的に通電すると共に、上記ファンを停止させる第1サブ制御と、
上記過熱蒸気生成ヒータが上記一定温度を超えると、上記ファンを回転させる第2サブ制御と
を含む。
上記加熱部は、過熱蒸気生成ヒータを含み、
上記第2制御は、
上記過熱蒸気生成ヒータが一定温度に達するまでは、上記過熱蒸気生成ヒータを連続的に通電すると共に、上記ファンを停止させる第1サブ制御と、
上記過熱蒸気生成ヒータが上記一定温度を超えると、上記ファンを回転させる第2サブ制御と
を含む。
尚、上記一定温度の一例としては、過熱蒸気生成ヒータの飽和温度がある。ここで、上記過熱蒸気生成ヒータの飽和温度とは、過熱蒸気生成ヒータから放出される単位時間あたりの熱量と、過熱蒸気生成ヒータの周辺から放出される熱量とが、略等しくなって、過熱蒸気生成ヒータの周辺の温度が、上昇しなくなって、過熱蒸気生成ヒータの周辺の温度が、時間の経過によらず略一定になっている状態での、上記過熱蒸気生成ヒータの周辺の温度をいう。
上記実施形態によれば、過熱蒸気生成ヒータが一定温度に達するまでは、ファンの回転速度を止めて、例えば、熱を加熱部およびその周辺に閉じ込めるようになっているから、その後、ファンを弱い回転で、熱風を回すことで、上側室に熱の供給を集中させることができる。
本発明の加熱調理器によれば、上記制御部が、第1制御において、上記ファンの回転速度を第1速度で制御することにより、皿位置決め部に位置決めされた皿の上側に位置する上側室内の食材と、上記位置決めされた皿の下側に位置する下側室内の食材とを略均一な温度で調理することができる。したがって、加熱の程度が同等の二以上の食材を同時に調理できる。
また、本発明の加熱調理器によれば、上記制御部が、第2制御において、上記ファンの回転速度を上記第1速度よりも低速である第2速度で制御することにより、上側室内の食材よりも下側室内の食材を低温で調理することができる。したがって、加熱の程度が異なる二以上の食材を同時に調理することができる。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の加熱調理器の正面斜視図を示している。
この加熱調理器は、図1に示すように、直方体形状のケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉2が取り付けられている。この扉2の上部にハンドル3を取り付けると共に、扉2の略中央に耐熱ガラス4を取り付けている。また、扉2の右側に操作パネル5を設けている。この操作パネル5は、カラー液晶表示部6とボタン群7を有している。また、ケーシング1の上側かつ右側後方に排気ダクト8を設けている。さらに、ケーシング1の扉2の下方に、露受容器9を着脱自在に取り付けている。
図2は、上記加熱調理器の縦断面の模式図を示している。図2に示すように、水タンク11から供給された水を、蒸気発生装置12で加熱して飽和水蒸気を生成する。蒸気発生装置12で生成された飽和水蒸気は、蒸気供給通路(図示せず)を介して、加熱室13の右側面に取り付けられた循環ユニット14の蒸気吸込口15の加熱室13側に供給される。
上記蒸気供給通路に接続された蒸気供給管34を、加熱室13の右側面と平行になるように、循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍に取り付けている。また、循環ユニット14内には、蒸気吸込口15に対向するように、熱媒体(下記に説明する過熱蒸気)を循環させる循環ファン18を配置している。循環ファン18は、ファンモータ19によって回転駆動される。
上記加熱室13の上面および左側面を覆うように、L字状に屈曲した蒸気ダクト100を取り付けている。この蒸気ダクト100は、加熱室13の上面側に固定された第1ダクト部110と、第1ダクト部110の左側方から下側に屈曲する屈曲部120と、加熱室13の左側面側に固定され、屈曲部120を介して第1ダクト部110に連なる第2ダクト部130とを有している。
この蒸気ダクト100の第1ダクト部110に、過熱蒸気生成ヒータ20を収納している。上記第1ダクト部110は、過熱蒸気生成室の役割を担っている。上記第1ダクト部110および過熱蒸気生成ヒータ20は、加熱部を構成している。蒸気ダクト100の第1ダクト部110と、過熱蒸気生成ヒータ20で過熱蒸気生成装置21を構成している。なお、過熱蒸気生成装置は、蒸気ダクトとは別に設けてもよい。
上記蒸気ダクト100の第1ダクト部110の右側は、循環ユニット14の上部に設けられた蒸気供給口22に連通している。加熱室13の天面には、複数の天面噴出口24が設けられており、蒸気ダクト100の第1ダクト部110は、天面噴出口24を介して加熱室13内に連通している。一方、蒸気ダクト100の第2ダクト部130は、加熱室13の左側面に設けられた第1噴出口25a、第2噴出口25bおよび第3噴出口25cを介して加熱室13内に連通している。
上記加熱室13と蒸気ダクト100との隙間は、耐熱樹脂などによりシールされている。また、加熱室13と蒸気ダクト100は、加熱室13の前面開口を除いて断熱材により覆われている。
上記循環ユニット14と過熱蒸気生成装置21と加熱室13とそれらを接続する接続部材とによって、蒸気の循環経路が形成されている。そして、この循環経路における循環ユニット14の加熱室13との境界部に、蒸気発生装置12で生成された飽和水蒸気が供給される。
また、加熱室13の下部にはマグネトロン(図示せず)が配置されている。このマグネトロンで発生したマイクロ波は、導波管(図示せず)によって加熱室13の下部中央に導かれ、モータ37によって駆動される回転アンテナ38によって攪拌されながら加熱室13内の上方に向かって放射されて被加熱物27を加熱する。
また、ケーシング1内の下側には、冷却ファン部(図示せず)と、電装部品17と、マグネトロン46(図10に示す)を配置している。電装部品17は、加熱調理器の各部を駆動する駆動回路やこの駆動回路を制御する制御回路等を有している。
図2に示すように、加熱室13内の左壁面および右壁面には、皿30の両端部を係止する第1係止部39a、第2係止部39bおよび第3係止部39cが上下方向に3段に設けられている。第1係止部39aは、第2係止部39bよりも鉛直方向上方に位置し、第2係止部39bは、第3係止部39cよりも鉛直方向上方に位置している。上記第1、2、3係止部39a,39b,39cの夫々は、皿位置決め部を構成している。
上記蒸気供給管34は、上段の係止部39aよりもやや上側に位置するように配置されている。「蒸し暖めモード」において、被加熱物27を搭載した2つの皿30を上段と中段とに配置する場合には、蒸気導入室36内に架設された蒸気供給管34の総てのノズル(図2の34の円形部の左側開口)を加熱室13方向に斜め下向きにしておく。こうすることにより、被加熱物27を搭載した皿30が上段および中段の何れの位置にあっても、蒸気供給管34の斜め下向きのノズルから引き出された飽和水蒸気を被加熱物27に当てることができる。したがって、蒸気供給管34のノズルからの吹き出し方向を操作することなく、上中2段の被加熱物27に蒸し斑や暖め斑が生ずることがないようにできる。
図2に示すように、天面噴出口24は、第1噴出口25aよりも過熱蒸気の流れの上流側に位置し、第1噴出口25aは、第2噴出口25bよりも過熱蒸気の流れの上流側に位置し、また、第2噴出口25bは、第3噴出口25cよりも過熱蒸気の流れの上流側に位置している。
図2に示すように、上記第1噴出口25aは、第1係止部39aよりも鉛直方向下方で、かつ、第2係止部39bよりも鉛直方向上方に位置している。また、上記第2噴出口25bは、第2係止部39cよりも鉛直方向下方で、かつ、第3係止部39cよりも鉛直方向上方に位置している。第3噴出口25cは、第3係止部39cよりも鉛直方向下方に位置している。
図3は、上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御部200を電装品部17(図2に示す)内に備えている。制御部200には、過熱蒸気生成ヒータ20、循環ファン用モータ19、冷却ファン用モータ16、扉開閉センサ95、給気ダンパ用モータ44、排気ダンパ用モータ60、操作パネル5、庫内温度センサ29、解凍センサ50、給水ポンプ70、蒸気発生装置12およびマグネトロン80が、接続されている。
操作パネル5からの信号および庫内温度センサ29、解凍センサ50、扉開閉センサ95からの検出信号に基づいて、制御部200は、過熱蒸気生成ヒータ20、循環ファン用モータ19、冷却ファン用モータ16、希釈ファン用モータ38、給気ダンパ用モータ4、排気ダンパ用モータ60、操作パネル5、給水ポンプ70、蒸気発生装置12およびマグネトロン80などを制御する。
上記制御部200は、第1、2、3係止部39a,39b,39cのうちの一の係止部に位置決めされた皿の上側に位置する上側室内の食材を高温調理すると共に、その位置決めされた皿の下側に位置する下側室内の食材を高温調理するように、循環ファン18の回転速度を制御する第1制御と、第1、2、3係止部39a,39b,39cのうちの一の係止部に位置決めされた皿の上側に位置する上側室内の食材を高温調理する一方、その位置決めされた皿の下側に位置する下側室内の食材を低温調理するように、上記ファンの回転速度を制御する第2制御とを選択可能な構成になっている。
上記構成において、この加熱調理器は、循環気流を用いる加熱調理および循環気流を用いない加熱調理を次のように行うようになっている。
すなわち、この加熱調理器は、循環気流を用いる加熱調理を行うとき、例えば、過熱蒸気によって焼きの調理を行うときには、図2に示す過熱蒸気生成ヒータ20をオンすると共に、循環ファン18を回転駆動する。そうすると、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ファン18の回転によって負圧になっている循環ユニット14内に蒸気吸込口15を介して吸い込まれて、蒸気供給口22から過熱蒸気生成装置21内に吹き出される。そして、過熱蒸気生成装置21の過熱蒸気生成ヒータ20によって加熱されて熱媒体の一例としての過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、下側の加熱室13の天面に設けられた複数の天面噴出口24から、加熱室13内に下方に向かって吹き出す。また、過熱蒸気の他の一部は、蒸気ダクト100を介して加熱室13の第2蒸気吹出口25から加熱室13内に吹き出す。
そして、加熱室13内に供給された過熱蒸気は、皿30上の網40に搭載された被加熱物27を加熱した後、加熱室13の右壁面に循環ユニット14の蒸気吸込口15に対向して形成された吸込口28から循環ユニット14内に吸い込まれる。そうして、再び循環経路を通って加熱室13内に戻るという循環を繰り返す。この加熱調理器は、このようにして、循環気流を用いた加熱調理を行うようになっている。
一方、この加熱調理器は、循環気流を用いない加熱調理を行うとき、例えば、非過熱蒸気によって被加熱物27を蒸すかまたは暖めるかの運転を行うときには、過熱蒸気生成ヒータ20をオフすると共に、循環ファン18を停止する。そうすると、循環ファン18が停止しているため、循環経路内に循環気流が発生することがなく、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ユニット14内に強制的に吸い込まれない。これにより、蒸気圧によって自然に加熱室13内に流れ込む飽和水蒸気により、被加熱物27を蒸すかまたは暖める。この加熱調理器は、このようにして、循環気流を用いない加熱調理を行うようになっている。
また、この加熱調理器は、次のようにして、加熱が同じ程度の2段調理と、加熱が異なる程度の2段調理とを行うようになっている。
図4は、この加熱調理器において、制御部200が、第1制御を選択し、加熱程度が同じ調理を同時に行う2段調理を行っている場合の過熱蒸気の流れの一例を示す図である。
この実施形態の加熱調理器は、加熱程度が同等の2段調理を行う際には、例えば、第1係止部39aに皿90を係止すると共に、第3係止部39cに皿91を係止するようになっている。そして、上記制御部200が、循環ファン用モータ19を、最大負荷で駆動して、上記循環気流を用いる加熱調理を行う。このようにして、上記循環ファン18をフル回転させて、過熱蒸気を、皿90よりも上側にできた上側室93と、皿91よりも上側かつ皿90よりも下側にできた下側室94とで、略同じ量送り込んで、上側室93の温度と、下側室94の温度とが略同一になるようにする。このようにして、上側室93内の食材と、下側室94内の食材とを同時に焼き調理するようになっている。
上記第1制御を行っている最中においては、第1係止部39aが、皿位置決め部を構成し、天面噴出口24が上側噴出口を構成し、第1噴出口25aおよび第2噴出口25bが下側噴出口を構成している。また、図4において、参照番号77は、加熱部と、上側噴出口および下側噴出口とを連結すると共に、上側噴出口を上流側に、下側噴出口を上側噴出口よりも下流側に位置させる吹き出し経路を構成している。また、上記第1制御を行っている最中においては、第1係止部39aに係止されている皿90よりも上側の室が、上側室93を構成し、第1係止部39aに係止されている皿90よりも下側に位置すると共に、第3係止部39cに係止されている皿91よりも上側に位置する室が、下側室94を構成している。また、天面噴出口24の上側室93へのトータルの開口面積は、下側噴出口25a,25bの下側室94へのトータルの開口面積よりも大きくなっている。
図5は、この加熱調理器において、制御部200が、第2制御を選択し、加熱程度が異なる調理を同時に行う2段調理を行っている場合の過熱蒸気の流れの一例を示す図である。
この加熱調理器は、加熱程度が異なる2段調理を行う際には、例えば、第2係止部39bに皿97を係止するようになっている。そして、上記制御部200が、循環ファン18(図2参照)の回転速度を、第1制御での循環ファン18の回転速度よりも低い速度に制御して、上記循環気流を用いる加熱調理を行うことにより、皿97よりも鉛直方向上方の上側室98の温度よりも、皿97よりも鉛直方向下側の下側室99の温度が低くなるようにして、温度ムラを作る。このようにして、図5に示すように、上側室98内の食材を焼き調理すると同時に、下側室99内の食材を温め調理するようになっている。
上記第2制御を行っている最中においては、第2係止部39bが、皿位置決め部を構成し、天面噴出口24および第1噴出口25aが、上側噴出口を構成し、第2噴出口25bおよび第3噴出口25cが、下側噴出口を構成している。また、図5において、参照番号77は、加熱部と、上側噴出口および下側噴出口とを連結すると共に、上側噴出口を上流側に、下側噴出口を上側噴出口よりも下流側に位置させる吹き出し経路を構成している。また、上記第2制御を行っている最中においては、第2係止部39aに係止されている皿97よりも上側の室が、上側室98を構成し、第2係止部39bに係止されている皿97よりも下側に位置する下側の室が、下側室99を構成している。また、天面噴出口24および第1噴出口39aの上側室98へのトータルの開口面積は、第2噴出口25bおよび第3噴出口25cの下側室99へのトータルの開口面積よりも大きくなっている。
以下、制御部200が第2制御を選択した場合に、加熱程度が異なる2段調理を行う際に採用できる制御部200の循環ファン18(図2参照)の回転速度の制御の例について複数説明する。
先ず、この加熱調理器は、制御部200が、循環ファン18の回転速度を、加熱程度が同等の2段調理を行う場合で使用できるファンが最大負荷で稼働している際の回転速度に対して、循環ファン18の回転速度を50%程度に弱める制御を行うことができる。この制御によれば、過熱蒸気のより大きな量を、上側室90に導入することができて、加熱程度が異なる2段調理を行うことができる。
また、他の制御としては、制御部200が、下側室よりも上側室により多量の過熱蒸気が噴射されるように、循環ファン18の回転速度を、第1制御での循環ファン18の回転速度よりも低い速度に制御すると共に、循環ファン18の運転をオンオフ制御することもできる。この制御では、予め定められた時間間隔毎に、循環ファン18の回転のオンとオフとを繰り返すようにする制御がある。
また、他のオンオフ制御としては、下側室に庫内温度センサ29(図3参照)とは、別個の下側室温度センサを設置し、その下側室温度センサが、第1温度を検出すると、その下側室温度センサからの信号をうけた制御部200が、循環ファンの回転をオフにする一方、その下側室温度センサが、上記第1温度よりも低い第2温度を検出すると、その下側室温度センサからの信号をうけた制御部200が、循環ファン18の回転をオンにする制御を行うことができる。尚、上記第1温度以下かつ上記第2温度以上の温度範囲は、食材を温める際の温度領域であって、食材によって適宜設定される温度である。
また、他の制御としては、調理をスタートして一定の時間(過熱蒸気生成ヒータ20のヒータ温度が飽和に達するまで)は、制御部200が、循環ファン18の回転速度を止めて、熱を過熱蒸気生成ヒータ20周辺の循環経路部分に閉じ込め、その後、制御部200が、ファンを弱い回転で回転させて、熱風を流動させることにより、上側室に熱を集中させる制御がある。
図6は、制御部200のその制御を説明するフローチャートである。
先ず、調理がスタートすると、ステップS1で、制御部200が、過熱蒸気生成ヒータ20を連続的に通電して、連続的に駆動する一方、循環ファン用モータ19を非駆動とする。
次に、ステップS2で、過熱蒸気生成ヒータ20のヒータ温度が飽和しているか否かを判定する。この判断は、例えば、過熱蒸気生成ヒータ20に供給する電力と、ヒータ温度の飽和までの時間との関係から判断される時間に基づいて判断する方法がある。また、別の方法としては、温度センサで過熱蒸気生成ヒータ20の温度を検出して判断する方法がある。
このステップS2で、過熱蒸気生成ヒータ20のヒータ温度が飽和していないと判定すると、再度、ステップS2を行う。一方、ステップS2で、過熱蒸気生成ヒータ20のヒータ温度が飽和していると判定すると、次のステップS3に進む。上記ステップS1およびステップS2は、第1サブ制御を構成している。
次に、ステップS3では、制御部200が、循環ファン用モータ19を所定の回転速度で駆動する。具体的には、上記制御部200が、天面噴出口24から噴射される過熱蒸気の流量と、第1噴出口25aから噴射される過熱蒸気の流量との和が、第2噴出口25bから噴射される過熱蒸気の流量と、第3噴出口25cから噴射される過熱蒸気の流量との和よりも多くなるように、循環ファン18の回転速度を制御する。このステップS3は、第2サブ制御を構成する。尚、ステップS3においては、過熱蒸気生成ヒータ20を連続的に通電しても良く、過熱蒸気生成ヒータ20を、間欠的に通電しても良く、過熱蒸気生成ヒータ20を、通電しなくても良い。
続いて、ステップS4で、循環ファン用モータ19を所定の回転速度で駆動してからの時間が、所定の調理時間を経過しているか否かを判断する。このステップS4で、循環ファン用モータ19を所定の回転速度で駆動してからの時間が、所定の調理時間を経過していないと判断すると、再度、ステップS4を行う。一方、ステップS4で、循環ファン用モータ19を所定の回転速度で駆動してからの時間が、所定の調理時間を経過していると判断すると調理を終了する。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上側室93,98に過熱蒸気が噴き出す噴出口が、下側室94,99に過熱蒸気が噴き出す噴出口よりも過熱蒸気の流れの上流に位置しているから、循環ファン18の回転速度を変動させることにより、上側室93,98に流れ込む加熱蒸気の流量と下側室94,99に流れ込む加熱蒸気の流量との流量差を適宜変動させることができる。したがって、循環ファン18の回転速度を制御することにより、上側室93,98での加熱の程度と下側室94,99での加熱の程度とを同等な程度にもでき、また、異なる程度にもできる。
詳しくは、上記実施形態の加熱調理器によれば、上記制御部200が、第1制御において、循環ファンの回転速度を第1速度の一例としての最大の回転速度に制御することにより、皿位置決め部39aに位置決めされた皿90の上側に位置する上側室93内の食材と、上記位置決めされた皿90の下側に位置する下側室94内の食材とを略均一な温度で調理することができる。したがって、加熱の程度が同等の二以上の食材を同時に調理できる。
また、上記実施形態の加熱調理器によれば、上記制御部200が、第2制御において、循環ファン18の回転速度を最大の回転速度よりも50%程度に弱める制御をすることにより、上側室98内の食材よりも下側室99内の食材を低温で調理することができる。したがって、加熱の程度が異なる二以上の食材を同時に調理することができる。制御部200が、第2制御を行っているときは、第1制御をおこなっているとき(例えば、焼きの2段調理をおこなっているとき)と比較して、循環ファン18が過熱蒸気を、加熱室13に送り込む性能が低くなる。したがって、第2制御が行われているときに、複数の噴出口24,25a,25b,25cにおいて、より過熱蒸気の上流側に位置する噴出口から噴射される過熱蒸気の量を多くすることができて、第2制御時に、過熱蒸気の上流側に位置する上側室98の加熱程度を、下側室99の加熱程度よりも大きくすることができるのである。
したがって、例えば、目玉焼きトーストと焼き野菜を上側室で調理する一方、バーニャカウダ(ソース)を、側室よりも加熱の程度が小さい下側室で温めることにより、食材(目玉焼きトーストと焼き野菜)およびソース(バーニャカウダ)の調理を同時に完了することができて、目玉焼きトースト&バーニャカウダ風を、短時間で調理できると共に、出来たての状態で食することができる。
また、例えば、例えば、唐揚げと焼き野菜を上側室で調理する一方、トマトソースを、側室よりも加熱の程度が小さい下側室で温めることにより、食材(唐揚げと焼き野菜)およびトマトソースの調理を同時に完了することができて、から揚げ&焼き野菜&トマトソースを、短時間で調理できると共に、出来たての状態で食することができる。
また、上記実施形態の加熱調理器によれば、制御部200が第2制御を選択している最中に上側室98に位置する上側噴出口の開口面積(複数の天面噴出口24bの開口の開口面積と、第1噴出口25aの開口の開口面積との和)が、制御部200が第2制御を選択している最中に下側室99に位置する下側噴出口の開口面積(第2噴出口25bの開口の開口面積と、第3噴出口25cの開口の開口面積との和)よりも大きくなっている。したがって、上側室98に噴き出される過熱蒸気の量を、下側室99に噴き出される過熱蒸気の量よりも大きくすることができて、上側室98と下側室99とで、加熱程度が異なる調理をより容易に行うことができる。
また、上述のように、一実施形態では、上記制御部200が、第2制御を選択しているときに、循環ファン18をオンオフ制御するから、循環ファン18を連続的に運転する場合と比較して、循環ファン18を運転しているときの循環ファン18の回転速度を大きくすることができる。そのようにしても、循環ファン18が連続的に運転されることがなく、循環ファン18が停止しているときがあるから、過熱蒸気を上側室98にいくよりも下側室99に行くにくくすることができて、上側室98へ送り込む過熱蒸気の量を、下側室99へ送り込む過熱蒸気の量に対して差別化することができるからである。したがって、上記制御部200が、第2制御を選択していて循環ファン18が運転状態になっているタイミングでの、循環ファン18の回転速度を大きくできるから、下側室99に熱を届きにくくすることができるにも拘わらず、上側室98において、直火効果を獲得することができる。すなわち、上側室98と、下側室99とで、加熱の程度の差異を際だたせることができるから、例えば、加熱程度が大きく異なる、焼きという調理と、温めるという調理とを、容易に同時に行うことができるのである。
また、上述のように、一実施形態では、制御部200が、第2制御において、過熱蒸気生成ヒータ20のヒータ温度が飽和温度に達するまで、過熱蒸気生成ヒータ20を連続的に運転させる一方、循環ファン18を停止させる第1サブ制御と、過熱蒸気生成ヒータ20のヒータ温度が飽和温度に達した後、下側室99よりも上側室98により多量の過熱蒸気が噴射されるように、循環ファン18を運転させる第2サブ制御とを行う。この実施形態では、過熱蒸気生成ヒータ20が飽和温度に達するまでは、循環ファン18の回転速度を止めて、熱を過熱蒸気生成ヒータ20の周辺の加熱室13の上部に閉じ込めるようになっているから、その後、循環ファン18を弱い回転で、熱風を回すことで、上側室99に熱の供給を集中させることができる。
尚、上記実施形態では、焼き調理と、温め調理を同時に行う際に、第2係止部25bに皿を係止して、第2係止部25bよりも上に上側室98を形成すると共に、第2係止部25bよりも下に下側室99を形成し、第2係止部25bを、皿位置決め部とした。
しかしながら、この発明では、加熱調理器の仕様や調理する料理によっては、焼き調理と、温め調理を同時に行う際に、第1係止部25aに皿を係止して、第1係止部25aよりも上に上側室を形成すると共に、第1係止部25aよりも下に下側室を形成し、第1係止部25aを、皿位置決め部としても良く、また、第3係止部25cに皿を係止して、第3係止部25cよりも上に上側室を形成すると共に、第3係止部25cよりも下に下側室を形成し、第3係止部25cを、皿位置決め部としても良い。
また、上記実施形態の加熱調理器では、係止部25a,25b,25cが三つ存在していたが、皿位置決め部は、一つ、二つまたは四つ以上存在していても良い。
また、この発明では、各噴出口から噴き出された熱媒体の主流部分が、皿と加熱室の壁との間をすり抜けない方向に、各噴出口の開口が向いていても良く、少なくとも一つの噴出口から噴き出された加熱媒体の少なくとも一部の流れが、皿と加熱室の壁との間をすり抜けるように、少なくとも一つの噴出口の開口の姿勢が決定されていても良い。
また、上記実施形態の加熱調理器では、複数の天面噴出口24bの開口の開口面積と、第1噴出口25aの開口の開口面積との和が、第2噴出口25bの開口の開口面積と、第3噴出口25cの開口の開口面積との和よりも大きくなっていた。しかしながら、この発明では、制御部が第2制御を選択している最中に上側室に位置する上側噴出口の開口面積が、制御部が第2制御を選択している最中に下側室に位置する下側噴出口の開口面積よりも大きくなくても良い。
また、上記実施形態では、循環ファン18をフル回転させて、上側室93と、下側室94とで、同程度の加熱調理をするようにしたが、この発明では、加熱調理器の仕様によっては、循環ファンをフル回転しなくても、上側室と、下側室とで、同程度の加熱調理ができることは、言うまでもない。
また、本発明の加熱調理器では、過熱程度が異なる2段調理を行っている際の循環ファンの回転負荷を、循環ファンの全負荷の半分程度にして、循環ファンの回転速度を50%程度弱めても良く、また、過熱程度が異なる2段調理を行っている際の循環ファンの回転負荷を、全負荷の半分程度の部分負荷以外の部分負荷の運転に設定しても良い。この発明では、制御部が、位置決め部に位置決めされた皿よりも上側の上側室の温度と、上記皿よりも下側の下側室の温度とが略等しくなるように、モータに、ファンを第1回転速度で回転させるように制御する第1制御と、上側室の温度よりも、下側室の温度が低くなるように、モータに、ファンを、上記第1回転速度よりも遅い第2回転速度で回転させるように制御する第2制御とを選択可能であれば、制御部は、如何なる制御を行っても良い。
また、本発明の加熱調理器では、制御部が、ヒータ温度が飽和温度になる前の一定の温度になった際に循環ファン用モータを介して循環ファンを駆動するようにしても良い。
また、本発明の加熱調理器では、天面噴出口が存在しなくても良く、天面からは輻射熱のみによって熱が加熱室に供給される構成であっても良い。
また、本発明の加熱調理器では、制御部が、第1制御と、第2制御とを行うときの、皿位置決め部が、同じ皿位置決め部であっても良く、異なる皿位置決め部であっても良い。
また、本発明の加熱調理器では、第2制御において、複数述べた上述の制御のうちの二以上の制御を行っても良い。
尚、この発明の加熱調理器としては、例えば、過熱水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、過熱水蒸気を使用するオーブン、過熱水蒸気を使用しないオーブンレンジ、過熱水蒸気を使用しないオーブンなどがある。また、この発明の加熱調理器としては、電子レンジ等、水蒸気を使用しない調理器がある。
また、この発明の一実施形態の加熱調理器では、オーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の一実施形態の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱室内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して無酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。尚、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができることは、言うまでもない。
13 加熱室
18 循環ファン
20 過熱蒸気生成ヒータ
24 天面噴出口
25a 第1噴出口
25b 第2噴出口
25c 第3噴出口
39a 第1係止部
39b 第2係止部
39c 第3係止部
77 吹き出し経路
93 過熱程度が同等の調理が行われているときの上側室
94 過熱程度が同等の調理が行われているときの下側室
90,91,97 皿
98 過熱程度が異なる調理が行われているときの上側室
99 過熱程度が異なる調理が行われているときの下側室
18 循環ファン
20 過熱蒸気生成ヒータ
24 天面噴出口
25a 第1噴出口
25b 第2噴出口
25c 第3噴出口
39a 第1係止部
39b 第2係止部
39c 第3係止部
77 吹き出し経路
93 過熱程度が同等の調理が行われているときの上側室
94 過熱程度が同等の調理が行われているときの下側室
90,91,97 皿
98 過熱程度が異なる調理が行われているときの上側室
99 過熱程度が異なる調理が行われているときの下側室
Claims (4)
- 皿位置決め部と、この皿位置決め部により位置決めされた皿よりも上側と下側に夫々位置する上側噴出口および下側噴出口とを有する加熱室と、
この加熱室よりも上側に配置されて熱媒体を加熱する加熱部と、
この加熱部と、上記下側噴出口とを少なくとも連結すると共に、上記下側噴出口を上記上側噴出口よりも下流側に位置させている吹き出し経路と、
上記加熱室から熱媒体を吸い込み、この吸い込んだ熱媒体を、上記加熱部および吹き出し経路を介して、上記上側噴出口および下側噴出口から吹き出すように熱媒体を循環させるファンと、
上記ファンを駆動するモータと、
上記皿よりも上側の上側室の温度と、上記皿よりも下側の下側室の温度とが略等しくなるように、上記モータに、上記ファンを第1回転速度で回転させるように制御する第1制御と、上記上側室の温度よりも、上記下側室の温度が低くなるように、上記モータに、上記ファンを、上記第1回転速度よりも遅い第2回転速度で回転させるように制御する第2制御とを行う制御部と
を備えることを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1に記載の加熱調理器において、
上記上側噴出口の上側室へのトータルの開口面積は、上記下側噴出口の下側室へのトータルの開口面積よりも大きいことを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
上記第2制御は、上記ファンをオンオフ制御することを含むことを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1から3までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
上記加熱部は、過熱蒸気生成ヒータを含み、
上記第2制御は、
上記過熱蒸気生成ヒータが一定温度に達するまでは、上記過熱蒸気生成ヒータを連続的に通電すると共に、上記ファンを停止させる第1サブ制御と、
上記過熱蒸気生成ヒータが上記一定温度を超えると、上記ファンを回転させる第2サブ制御と
を含むことを特徴とする加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010261322A JP2012112572A (ja) | 2010-11-24 | 2010-11-24 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010261322A JP2012112572A (ja) | 2010-11-24 | 2010-11-24 | 加熱調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012112572A true JP2012112572A (ja) | 2012-06-14 |
Family
ID=46496988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010261322A Pending JP2012112572A (ja) | 2010-11-24 | 2010-11-24 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012112572A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5979802B1 (ja) * | 2015-03-25 | 2016-08-31 | シャープ株式会社 | 加熱調理器 |
| JP2018197648A (ja) * | 2018-09-13 | 2018-12-13 | シャープ株式会社 | 加熱調理器 |
| CN110543195A (zh) * | 2018-05-28 | 2019-12-06 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种烤箱的温度控制方法 |
-
2010
- 2010-11-24 JP JP2010261322A patent/JP2012112572A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5979802B1 (ja) * | 2015-03-25 | 2016-08-31 | シャープ株式会社 | 加熱調理器 |
| CN110543195A (zh) * | 2018-05-28 | 2019-12-06 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种烤箱的温度控制方法 |
| CN110543195B (zh) * | 2018-05-28 | 2021-04-16 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种烤箱的温度控制方法 |
| JP2018197648A (ja) * | 2018-09-13 | 2018-12-13 | シャープ株式会社 | 加熱調理器 |
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