JP2012165748A - 組み換えタンパク質生産用タンパク質融合因子ライブラリーおよびこれから獲得されたタンパク質融合因子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タンパク質融合因子(TFP)ライブラリーを選別する方法であって、複数の宿主細胞に複数の線形ベクター、および目的タンパク質をコードする核酸配列を形質転換させ、前記線形ベクターは、核酸断片ライブラリーの核酸断片、およびレポータータンパク質をコードする核酸配列を含み、前記形質転換された複数の宿主細胞を、前記線形ベクターおよび前記目的タンパク質をコードする核酸配列の細胞内組み換えが効率的に行われる条件の下で培養する段階と、形質転換された複数の宿主細胞から、レポータータンパク質の活性を示す細胞を選別する段階と、選別された細胞から、それぞれ前記目的タンパク質の分泌を誘導する核酸断片を含むTFPライブラリーを確認する段階とを含んでなる、方法。
【選択図】なし
Description
本発明は、組み換えタンパク質発現に関する。より具体的に、本発明は、既存の組み換え生産方法の下では組み換え生産が難しい組み換えタンパク質の分泌生産を誘導することが可能なタンパク質融合因子(translational fusion partner:TFP)の超高速選別方法に関する。
所望のタンパク質の組み換え発現は、研究目的または治療的およびその他の商業的利用のためにタンパク質を大量生産するための方法として広く用いられる。細菌、酵母および哺乳動物宿主細胞システムなどの多様な組み換え発現システムが当業界に知られており、このようなシステムで多くのタンパク質が成功的に生産されている。しかし、多くのタンパク質が現在の発現システムを用いて生産され難いため、タンパク質発現および分泌量が少ないかまたは無い。特定の目的タンパク質において、目的タンパク質と元々よく分泌されるタンパク質とを融合させ、合成されたリンカー配列を付加した融合タンパク質を用いて、組み換え発現されたタンパク質の分泌を向上させる方法が幾分成功した。ところが、全てのタンパク質の分泌生産に一律的に適用できる効率的技術は未だ確立されていない状態である。
本発明は、目的タンパク質の分泌を効果的に誘導するTFPを確認するための迅速且つ効率的な自動選別方法に関する。本発明は、既存の組み換え発現システムの下で発現されない或いは発現率の非常に低い目的タンパク質を含んでいずれのタンパク質でも宿主細胞から分泌されるようにすることができる。
本発明は、目的タンパク質の分泌を最大化するために、目的タンパク質に特異的に適用することが可能なTFPを確認する迅速且つ効率的な選別技術の必要性によるものである。本発明は、全てのタンパク質の組み換え発現の最適化に有用に適用され、特に既存の公知の発現システム下では発現率が非常に低くて少ない費用で大量生産が不可能なタンパク質の生産に有用に適用できる。
(ii)前記形質転換された複数の宿主細胞を、前記線形ベクターおよび前記目的タンパク質をコードする核酸配列の生体内組み換えが効率的に行われる条件の下で培養する段階と、
(iii)段階(ii)の形質転換された複数の宿主細胞から、レポータータンパク質の活性を示す細胞を選別する段階と、
(iv)段階(iii)で選別された細胞から、それぞれ前記目的タンパク質の分泌を誘導する核酸断片を含むTFPライブラリーを確認する段階とを含む。
セリン、トレオニン、チロシン、システイン)、非極性側鎖(例えば、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、フェニルアラニン、メチオニン、トリプトパン)、β−分岐側鎖(例えば、トレオニン、バリン、イソロイシン)、および芳香性側鎖(例えば、チロシン、フェニルアラニン、トリプトパン、ヒスチジン)を含む。
難発現性タンパク質に対するタンパク質融合因子を超高速で選別するために酵母インベルターゼをレポーターとして用いてスクロース培地における細胞成長有無を用いた自動選別システムを製造した。
インベルターゼ遺伝子の欠失した菌株でインベルターゼと融合されたタンパク質の発現によってスクロース培地における自動選別を確認するために、酵母でよく発現するヒトタンパク質としての血清アルブミン(human serum albumin、HSA)と難発現タンパク質としてのヒトインターロイキン−2(IL−2)を用いた。
酵母遺伝体またはcDNAライブラリーからタンパク質融合因子ライブラリーを構築するために、ライブラリー構築用ベクターを製作した。cDNAからタンパク質融合因子ライブラリーを構築するためのベクターとしてYGaINVを製作した(図6)。pYGAP−hIL2−SUC2からインベルターゼをコードするDNA切片を増幅するために、2つのプライマーであるSfil−SUC−F(配列番号10)およびSUC−Xho−R(配列番号11)を用いてPCRを行った。PCR条件は、94℃で5分間1回;94℃30秒間、55℃30秒間、72℃2分間の反応を25回;72℃で7分間1回とした。そして、EcoRI−SalI処理されたPCR切片をEcoRI−SalI処理されたYEGα−HIR525に連結してプラスミドYGaINVを製作した(図6)。ゲノム性DNAからタンパク質融合因子ライブラリーを構築するためのベクターとしては、相異なる3つのSUC2リーディングフレームのいずれか一つを持つベクターYGaF0INV、YGaF1INVおよびYGaF2INVを製作した(図7)。YGaINVを鋳型とし、一般的なセンスプライマーGaI100−F(配列番号12)および相異なるリーディングフレームを持つ3つのアンチセンスプライマーXho−F0−R(配列番号13)、Xho−F1−R(配列番号14)、およびXho−F2−R(配列番号15)を用いて、3回のPCR増幅を行った。PCRはPfu重合酵素(Stratagene、米国)を使用し、94℃で5分間1回;94℃30秒間、55℃30秒間、72℃2分間の反応を25回;72℃で7分間1回の条件にして行った。アガロースゲルから回収した3つのPCR切片をSfiI酵素で処理した後、SfiIで処理されたYGaINVとそれぞれ結合して3つのプラスミドYGaF0INV、YGaF1INVおよびYGaF2INVをそれぞれ製造した(図7)。
cDNAライブラリーを製作するために酵母サッカロミセスセレビシエY2805(Mat a ura3 his3 pep4::HIS3 can1)由来のRNAを用いた。YPD培地(2%酵母抽出物、1%バクトペプトン、2%グルコース)で対数期まで培養した菌株を回収した後、Elionなどの方法(Elion et al, cell, 1984, 39;663)によって全体RNAを回収した。Oligotex mRNAミニキット(Qiagen社、ドイツ)を用いて全体RNAからpoly(A)+mRNAのみを回収し、SMART cDNA合成キット(BD Bioscience、米国)を用いてmRNAからcDNAを製造した。前記SMARTキット(図8)のマニュアルによる方法でmRNAから逆転写によって第1鎖cDNAを合成するとき、SfiI認識部位および無作為的な6つの塩基を含んでいるプライマーASA24N6を使用した。プライマーASA24N6は、無作為的な6つの塩基を持っているため、mRNAのいずれの部位にでも無作為的に結合することができ、このような方法で増幅された第1鎖cDNAの大部分は酵母遺伝子のN末端の一部をコードする5’部分配列を含む。5’部分配列を持つ第1鎖cDNAライブラリーを鋳型としてSMARTキット(BD Bioscience、米国)に含まれた5’PCRプライマーとASA24(配列番号17)プライマーを用いて2鎖cDNAを増幅した。PCR産物は両末端にSfiI部位を含むcDNAの5’部分切片を多数含む。この際、使用した増幅条件はキットで提示する条件(95℃で20秒間1回;95℃で30秒間、68℃で6分間20回)によって増幅した。増幅されたcDNAは、フェノール/クロロホルム/イソアミルアルコール(25:24:1)溶液で抽出した後、0.1体積の3M酢酸ナトリウム(pH5.0)と2体積のエタノールを添加して沈殿する方法で回収した。cDNAを制限酵素SfiIで50℃で2時間処理した後、アガロースゲルで電気泳動し、0.5〜1kbサイズの断片をアガロースゲル抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて回収した。回収したcDNAを、SfiIで処理したYGaINVベクター(図6)と連結した後、大腸菌DH5αに形質転換させ、アンピシリン含有LB培地(1%バクトペプトン、0.5%酵母抽出液、1% NaCl、アンピシリン50μg/mL)に塗抹した後、37℃で一日培養した。5×104個のコロニーを滅菌蒸留水を用いて回収し、回収された菌体から、SUC2遺伝子と融合されたランダムプライマー製造cDNAを含む全体プラスミドをプラスミド抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて分離した。
実施例4で製造されたcDNAを用いたタンパク質分泌因子ライブラリーの製造方法は、細胞培養中にmRNAで発現される遺伝子が主に確保され、特に発現率の高い遺伝子であるほど、タンパク質融合因子として回収される可能性が高い。したがって、酵母内で発現率が非常に低いタンパク質遺伝子または全く発現されない遺伝子由来のタンパク質融合因子を得るためには、ゲノム性DNAからのライブラリー構築も必要である。図9に示すように、酵母サッカロミセスセレビシエY2805の染色体を制限酵素Sau3AIで部分切断した後、70℃で10分間処理して制限酵素Sau3AIを不活性化させ、0.2mM dTTP、dCTPとクレノウ断片(klenow fragment)で25℃で1時間反応させた後、アガロースゲルで0.5〜1.0kbサイズのDNAを回収した。YGaF0INV、YGaF1INVおよびYGaF2INV(図7)をXhoIでそれぞれ切断した後、70℃で10分間処理して制限酵素XhoIを不活性化させ、0.2mM dTTP、dCTPとクレノウ断片で25℃で1時間反応させた後、アガロースゲルでベクターDNAをそれぞれ回収した。回収したそれぞれのベクターを部分切断されたゲノム性DNAと連結した後、大腸菌DH5αに形質転換し、アンピシリンの含まれたLB培地(1%バクトペプトン、0.5%酵母抽出物、1%NaCl、アンピシリン50μg/mL)に塗抹した後、37℃で一日培養した。それぞれのベクターから製造されたライブラリーDNAを用いて約2×105細胞の形質転換体ライブラリーを確保した。全ての形質転換体を滅菌蒸留水を用いて回収し、回収された菌体から、SUC2遺伝子と融合されたゲノム性ライブラリーDNAを含む全体プラスミドをプラスミド抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて分離した。
実施例4および実施例5で製造されたゲノム性ライブラリーおよびcDNAライブラリーに存在するインベルターゼを分泌することが可能なTFPライブラリーを1次的に選別するために、ライブラリーDNAを酵母サッカロミセスセレビシエY2805Δgal1ΔSUC2(Mat a ura3 suc2::Tc190 pep4::HIS3 gal1 can1)に酢酸リチウム方法(Hills et al,m Nucleic Acids Res. 19:5791(1991))で形質転換させた。Y2805Δgal1ΔSUC2は、遺伝子欠失によってスクロースおよびガラクトースを炭素源として使用することができない。形質転換させた細胞をUDプレート(0.67%アミノ酸のない酵母ナイトロジェンベース、0.77g/Lアミノ酸混合物、2%グルコースおよび2%寒天)とYPSGA培地(1%酵母抽出物、2%バクトペプトン、2%スクロース、0.3%ガラクトース、1μg/mLアンチマイシンA)にそれぞれ塗抹して30℃で4〜6日間培養した。cDNAライブラリーから約3000個の形質転換体を得、ゲノム性DNAライブラリーから約1000個の形質転換体を得た。YPSGA培地で成長した全ての形質転換体をUD培地に移して30℃で2日間培養した後、形成された菌体を全て回収し、ガラス玉(glass bead)を用いて細胞を破砕し、エタノールでDNAを沈殿させて、プラスミドを含む全てのDNAを形質転換体から分離した。分離されたDNAをさらに大腸菌DH5αに形質転換し、アンピリシンの含まれたLB培地(1%バクトトリプトン、0.5%酵母抽出物、1%NaCl、50μg/mLアンピシリン)に塗抹した後、37℃で一日培養した。約2×104個の大腸菌形質転換体を滅菌蒸留水を用いて回収し、形成された全てのコロニーからプラスミド抽出キット(Bioneer、韓国)を用いてプラスミドを分離し、インベルターゼを分泌させることが可能なタンパク質分泌因子ライブラリーを確保した。その結果、それぞれのインベルターゼ分泌を誘導することが可能な4000個のTFPを含むTFPプールが構築された。ライブラリーから無作為的に選別されたプラスミドの核酸配列を分析した結果、分析された全てのTFPが、相異なる分泌タンパク質をコードする酵母遺伝子に由来したことを確認することができた。
インベルターゼを分泌させることが可能な約4000個のTFPが実施例6で確保された。いずれの目的遺伝子にも容易に適用することが可能なTFPライブラリーベクターを開発するために、簡単な細胞内組み換えによるクローニングシステムを構築した。まず、細胞内組み換えによってTFPライブラリーとSUC2遺伝子との間でいずれの目的遺伝子でもインフレームにて連結させることが可能なYGadV45(図10)ベクターを製造した。YGadV45は、インベルターゼアミノ末端の45個のアミノ酸が除去された不完全な形態のインベルターゼ遺伝子(defective SUC2、dSUC2)を含んでおり、インベルターゼ活性を持たない。また、ベクターは、細胞内組み換えによってTFPライブラリーおよび目的遺伝子を簡便に挿入するために、dSUC2の前にNotIと2つのSalI認識部位、相同組み換えに使用するためのリンカーDNAおよびSwaI制限酵素認識部位を含む。YGaINVを鋳型とし、センスプライマーINV45−F(配列番号18)および相異なるリーディングフレームを持つ3つのアンチセンスプライマーSUC−Xho−R(配列番号11)およびPfu重合酵素(Stratagene、米国)を用いてPCRを行った。PCRは、94℃で3分間1回;94℃30秒間、55℃30秒間、72℃90秒間の反応を25回;72℃で7分間1回の条件にして行ってN末端の欠損したインベルターゼ遺伝子切片を得た。NotI−SalI処理されたPCR切片を、NotI−SalI処理されたベクターYGaINVに挿入して(図6)、プラスミドYGadV45を製造した。YGadV45でTFPライブラリーを製造するために、実施例6で確保されたTFPライブラリーをSfiI制限酵素で処理した後、アガロースゲル電気泳動して0.5〜1kb DNA断片をアガロースゲル抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて回収した。回収したDNAをSfiIで処理したYGadV45ベクターに連結(図10)した後、大腸菌DH5αに形質転換し、アンピシリンの含まれたLB培地(1%バクトペプトン、0.5%酵母助抽出物、1%NaCl、50μg/mLアンピシリン)に塗抹した後、37℃で一日培養した。約5×104個の大腸菌形質転換体を滅菌蒸留水を用いて回収し、回収された菌体から全体プラスミドをプラスミド抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて分離した。分離されたベクターは、dSUC2と融合された、実施例6で選別したTFPを含んでいる。したがって、これらのTFPライブラリーベクターをサッカロミセスセレビシエY2805Δgal1Δsuc2(Mat a ura3 suc2::Tc190 pep4::HIS3 gal1 can1)に形質転換させ、形質転換させた細胞をUDプレート(0.67%アミノ酸のない酵母ナイトロジェンベース、0.77g/Lアミノ酸混合物、2%グルコースおよび2%寒天)とYPSGA培地(1%酵母抽出物、2%バクトペプトン、2%スクロース、0.5%ガラクトース、および2%寒天)とYPSGA培地(1%酵母抽出物、2%バクタペプトン、2%スクロース、0.3%ガラクトース、1μg/mLアンチマイシンおよび2%寒天)に培養すると、数千個の形質転換体を得ることができた。したがって、YPSGA培地で選別の水準に急激に減少させることができた。目的タンパク質をTFPとSUC2との間にインフレームにて挿入したベクターを持つ細胞のみが生体内組み換えの後にYPSGA培地で成長することができた。TFPライブラリーベクターは、TFPライブラリーと不活性インベルターゼ遺伝子(dSUC2)との間に制限酵素SwaI部位とリンカー配列を含んでいるため、相同組み換えによってベクターを線形化することができる。
前述した方法で製造されたTFPライブラリーベクターに目的タンパク質をインフレームにて連結するために、目的タンパク質遺伝子の5’末端にはリンカーDNAを、3’部位には不活性インベルターゼの機能を復元させることが可能な5’インベルターゼ遺伝子断片を連結しなければならない。このような目的を達成するための方法として、2つ以上の遺伝子をPCRで連結するオーバーラップエクステンション(overlap extension)方法を使用した。センスプライマーKR−target-F(配列番号19)とアンチセンスプライマーTarget−INV−R(配列番号17)を用いて、目的遺伝子を含むプラスミドから、成熟タンパク質をコードする目的遺伝子をPCR増幅させた。また、センスプライマーKR−Inv−F(配列番号21)とアンチセンスプライマーInv500−R(配列番号22)を用いて、YGaINVから、目的遺伝子の3’末端に融合されるSUC2遺伝子のN末端の一部をPCRで増幅させた(図6)。PCRは、Pfu重合酵素(Stratagene、米国)を用いて94℃で3分間1回;94℃で30秒間、55℃で30秒間、72℃で90秒間の反応を25回;72℃で7分間1回の条件にして行った。そして、センスプライマーLNK40(配列番号23)とアンチセンスプライマーInv500−R(配列番号22)を用いて、前記PCRで増幅された2つのDNA断片に対してPCRを行った。前記の方法で得られた挿入断片は、5’末端に40個のヌクレオチドリンカーDNAが連結され、3’末端にKex2p認識部位(Leu−Asp−Lys−Arg(配列番号214))をコードする500bp DNA、およびインベルターゼN末端の一部が連結されるようにした。実施例7で製作したTFPライブラリーベクターをSwaIで処理して線形化されたTFPライブラリーベクターと、前記で製造した挿入断片とを1:2の割合で混ぜた後、酵母サッカロミセスセレビシエY2805Δgal1Δsuc2(Mat a ura3 suc2::Tc190 pep4::HIS3 gal1 can1)に形質転換させた後(図11)、形質転換された細胞をYPSGA培地(1%酵母抽出物、2%バクトペプトン、2%スクロース、0.3%ガラクトース、1μg/mLアンチマイシンAおよび2%寒天)にそれぞれ塗抹し、5日間培養した。適切なTFPを含むベクターに目的遺伝子が細胞内組み換えによってインフレームにて連結された場合にのみ、YPSGA培地で細胞成長が行われるので、このような方法を用いて容易に目標タンパク質の分泌を誘導する最適のTFPを選別することができた。
実施例8でのようにインベルターゼのみを自動選別レポーターとして用いる場合には、実施例2のようにヒトインターロイキン−2が3’末端に融合されているインベルターゼの分泌を完璧に遮断する場合には、最適のタンパク質融合因子の選定のための自動選別レポーターとして適する。約数十個のコロニーがスクロース培地で成長することができるため、TFPライブラリーから最適のTFP選別することが非常に容易である。ところが、幾つかの目的タンパク質の場合には、活性の弱いTFPと連結されても、インベルターゼを細胞外に分泌する。インベルターゼの分泌を完璧に遮断しなければ、スクロース培地で成長することができるので、結果的にスクロースを用いたスクリーニングプレートに現れた形質転換体の数が多くなるという問題がある。形質転換体の数が多くなる場合、各菌体を全て培養し、培地に分泌されたタンパク質の量を分析し、高分泌菌体をさらに選択しなければならない煩わしい過程が要求される。したがって、かかる問題を解決するために、本発明者らは、形質転換プレートで直接分泌活性を比較し得るように形質転換プレート上でタンパク質の分泌度合いをhaloの大きさで区分することが可能なリパーゼを用いるシステムを開発した。この際、リパーゼとインベルターゼとが融合された形態の二重レポーターを使用することにより、インベルターゼによって、スクロース培地で成長する菌体を選別して融合タンパク質の分泌有無を判断することができ、また、リパーゼの活性によって、トリブチリン(tributyrin)を含有したスクリーニングプレートで現れたhaloの大きさを用いて融合タンパク質の分泌度合いを視覚的に区分することができるようにした。まず、リパーゼをコードする遺伝子(CalB、カンジタアンタルティカ(candida antartica))由来のリパーゼBをインベルターゼの5’末端にインフレームにて連結した。このような二重レポーターシステムを用いて、トリブチリンを含有するYPSGA培地でインベルターゼとリパーゼ活性を同時に持つ形質転換体を選別することができる。タンパク質を高分泌するコロニーは、コロニーの周辺に形成されたhaloの大きさで簡単に決定できる。図12に示すように、二重レポーターシステムは、3段階のPCRによって製造される。まず、CalBセンスプライマーKR−CalB−F(配列番号24)とアンチセンスプライマーCalB−Inv−R(配列番号25)を用いて、突然変異CalB遺伝子を含むプラスミドpLGK−Lip14*から、CalBを含む1kb PCR断片を増幅した(SY Kim, Ph. D. thesis, Yonsei University, Korea, 2001)。また、センスプライマーKR−Inv−F(配列番号21)およびアンチセンスプライマーInv500−R(配列番号22)を用いて、YGaINV(図6)から、SUC2遺伝子の5’断片を含む0.5kb PCR断片をそれぞれ増幅させた。PCRは、Pfu重合酵素(Stratagene、米国)を用いて94℃で3分間1回;94℃で30秒間、55℃30秒間、72℃で90秒間の反応を25回;72℃で7分間1回の条件にして行った。そして、センスプライマーKR−CaIB−F(配列番号24)とアンチセンスプライマーInv500−R(配列番号22)を用いて、前記一番目のPCRで増幅された2つのDNA断片に対して2番目のPCRを行った。また、プライマーKR−Target−F(配列番号19)およびTarget−CalB−R(配列番号26)を用いて、実施例8に記述した目的遺伝子を含むプラスミドから目的遺伝子をそれぞれ増幅させた。そして、センスプライマーLNK40(配列番号23)とアンチセンスプライマーInv500−R(配列番号22)を用いて、目的遺伝子およびSUC2遺伝子断片が融合されたCalBの混合物を鋳型として3番目のPCRを行った。前記方法によって得られた挿入断片は、40個のヌクレオチドリンカーDNA、目的遺伝子、Kex2p切断部位(Leu−Asp−Lys−Arg(配列番号214))、CalB、Kex2p切断部位(Leu−Asp−Lys−Arg(配列番号214))、および500bpのインベルターゼ遺伝子5’部位の順序で連結されている。実施例7で製作したTFPライブラリーベクターをSWaIで処理して線形化されたライブラリーと、前記で製造した挿入断片とを1:2の割合で混ぜた後、酵母サッカロミセスセレビシエY2805Δgal1Δsuc2(Mat a ura3 suc2::Tc190 pep4::HIS3 gal1 can1)に形質転換させた後、インベルターゼ活性を持つ形質転換細胞を選別するためにYPSGA培地(1%酵母抽出物、2%バクトペプトン、2%スクロース、0.3%ガラクトース、1μg/mLアンチマイシンAおよび2%寒天)に塗抹した。インベルターゼおよびリパーゼ活性を全て持つ形質転換細胞を選別するためには、YPSGAT培地(1%酵母抽出物、2%バクトペプトン、2%スクロース、0.3%ガラクトース、1μg/mLアンチマイシンA、1%トリブチリンおよび2%寒天)にそれぞれ塗抹して、30℃で5日間培養した。目的タンパク質を分泌するコロニーは、YPGSAおよびYPGSATプレートの全てで成長し、リパーゼ活性を示した。また、予想したように、コロニー毎に相異なる大きさのhaloを形成した。このような透明haloの大きさはリパーゼの分泌度合いと比例するため、目的タンパク質の分泌能に優れたコロニーを形質転換プレートから容易に選別することができた(図13)。
本発明の方法を用いて目的タンパク質に対する最適のTFP選別可能性を確認するために、一例として、難分泌タンパク質であるヒトインターロイキン2(IL−2)を対象としてIL−2を分泌生産することが可能なタンパク質融合因子を発掘した。実施例8の方法通りにPCRを行ってヒトIL2遺伝子および500bpのSUC2 N末端断片を含む挿入断片を増幅させた(図11)。すなわち、PCRは、センスプライマーKR−IL2−F(配列番号27)およびアンチセンスプライマーIL2−INV−R(配列番号28)を用いてpT7−hIL−2(JK Jung、韓国生命工学研究院)を鋳型として行った。また、センスプライマーKR−Inv−F(配列番号21)とアンチセンスプライマーInv500−R(配列番号22)を用いて、YGaINVから、IL2遺伝子の3’末端に融合されるSUC2 N末端断片をそれぞれPCR増幅させた(図6)。そして、センスプライマーLNK40(配列番号23)とアンチセンスプライマーInv500−R(配列番号22)を用いて、前記PCRで増幅された2つのDNA断片に対して2番目のPCRを行った。前述した方法によって得られた挿入断片は、Kex2p認識配列(Leu−Asp−Lys−Arg(配列番号214))を含む40個のヌクレオチドリンカーDNA、IL2、追加的なKex2p認識配列、インベルターゼのN末端断片が順次連結されている。前記挿入断片を、実施例7で製作したSwaIで処理されたTFPライブラリーベクターと共に酵母サッカロミセスセレビシエY2805Δgal1Δsuc2(Mat a ura3 suc2::Tc190 pep4::HIS3 gal1 can1)に共同形質転換させた後(図11)、形質転換された細胞をUD培地(0.67%アミノ酸のない酵母ナイトロジェンベース、0.77g/Lアミノ酸混合物、2%グルコースおよび2%寒天)とYPSGA培地(1%酵母抽出物、2%バクトペプトン、2%スクロース、0.3%ガラクトース、1μg/mLアンチマイシンAおよび2%寒天)に塗抹して、30℃で5日間培養した。UD培地では約2×104個の形質転換体が形成されたが、YPSGA培地では約100余個の形質転換体が形成された。YPSGA培地で無作為的に選別した30個の形質転換体をYPD培地で培養して全体DNAを分離し、これを大腸菌DH5αに再び形質転換し、形質転換された大腸菌をアンピシリンの含まれたLB培地(1%バクトペプトン、0.5%酵母抽出液、1%NaCl、50μg/mLアンピシリン)に塗抹した後、37℃で一日培養した。各大腸菌形質転換体からプラスミドをプラスミド抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて分離した。各TFPの配列を分析するために、GAL10プロモーターに結合するGAL100−F(配列番号12)プライマーを使用した。塩基配列は、Genotech社(大田、韓国)の自動塩基配列分析器(ABI Prism 377;PE Biosystems、Foster City、CA、米国)を用いて分析した。塩基配列はサッカロミセスゲノムデータベース( HYPERLINK "http://www.yeastgenome.org" www.yeastgenome.org)のBLAST検索によって分析した。その結果、YPSGA培地で生長した30個のコロニーから9個の新規TFPおよび公知のTFP(TFP−3)(WO2005/068658)が確認された。分離されたプラスミドはそれぞれpYHTS−TFP9、pYHTS−TFP13、pYHTS−TFP17、pYHTS−TFP18、pYHTS−TFP19、pYHTS−TFP20、pYHTS−TFP21、pYHTS−TFP25、およびpYHTS−TFP27と命名し、各プラスミドに含有された9個の新規TFPは表1に示す。
選別されたタンパク質融合因子を用いて酵母においてヒトインターロイキン−2の分泌活性を直接確認するために、PCRを用いて、各TFPとIL2とが融合された遺伝子を増幅し、各TFPベクターの5’−UTRおよびSUC2遺伝子が除去されたベクターを製作した(図14)。9個のセンスプライマーであるBamH−YGR−F(配列番号47)、BamH−SIM−F(配列番号48)、BamH−YNL−F(配列番号49)、BamH−ECM−F(配列番号50)、BamH−ATG−F(配列番号51)、BamH−GAS−F(配列番号52)、BamH−YOR−F(配列番号53)、BamH−OST−F(配列番号54)、BamH−UTH−F(配列番号55)と共通のアンチセスプライマーであるIL2−TGA−R(配列番号56)を用いてプラスミドpYHTS−TFP9、pYHTS−TFP13、pYHTS−TFP17、pYHTS−TFP18、pYHTS−TFP19、pYHTS−TFP20、pYHTS−TFP21、pYHTS−TFP25、およびpYHTS−TFP27からそれぞれPCRを行った。9個のPCR増幅断片をそれぞれBamHIおよびSalIで処理し、アガロースゲル電気泳動を行った。また、センスプライマーSac−GAL−F(配列番号57)およびアンチセンスプライマーGAL−BamH−R(配列番号58)を用いてYEGα−HIR525からPCRを行ってGALプロモーターを増幅した(Sohn et al., Process Biochem. 30:653(1995))。SacI−BamHI処理されたGALプロモーターおよびBamHI−SalI処理された9個の断片をSacI−Sal処理されたYEGα−HIR525に共に連結させ、その結果得られたプラスミドをそれぞれpYGT9−IL2(図15A)、pYGT13−IL2(図15B)、pYGT17−IL2(図15C)、pYGT18−IL2(図16A)、pYGT19−IL2(図16B)、pYGT20−IL2(図16C)、pYGT21−IL2(図17A)、pYGT25−IL2(図17B)、およびpYGT27−IL2(図17C)と命名した。ヒトIL2発現ベクターであるpYGT9−IL2(大腸菌DH5α/pYGT9−IL2、図15A)およびpYGT17−IL2(大腸菌DH5α/pYGT17−IL2、図15C)は、それぞれ国際寄託機関である韓国大田市儒城区魚慇洞52番地所在のKCTC(Korean Collection for Type Cultures)に2005年7月21日付でそれぞれ受託番号KCTC10828BPおよびKCTC10829BPで寄託した。製造された各ベクターは、塩基配列分析によってTFPおよびIL−2遺伝子がインフレームにて適切に連結されたことを確認し、それぞれをサッカロミセスセレビシエY2805(Mat a ura3 SUC2 pep4::HIS3 GAL1 can1)に形質転換させ、形質転換された細胞をUD培地(0.67%アミノ酸のない酵母ナイトロジェンベース、0.77g/Lのアミノ酸混合物、2%グルコースおよび2%寒天)に塗抹して、30℃で3日培養した。各形質転換体の単一コロニーをYPDG培地(1%酵母抽出液、2%バクトペプトン、1%グルコースおよび1%ガラクトース)に接種し、30℃で40時間培養した。培養した上清液(0.6mL)に最終濃度が40%となるようにアセトンを添加した。−20℃で2時間放置した後、タンパク質を10,000×gで15分間遠心分離した。凍結乾燥したペレットを1×SDS−PAGEサンプルバッファ(Bio−Rad、米国)に再び懸濁させ、12%SDS−PAGE分析を行った。ゲルをゲル染色試薬(PhastGel Blue R、Pharmacia Biotech、米国)で染色した。その結果、図18に示すように、ヒトインターロイキン−2の分泌度合いは、TFPの種類によって相当な差異を示したが、いずれもヒトインターロイキン−2を培養培地に分泌することができた。TFP1−ヒトIL2遺伝子を含むプラスミドpYIL−KRT1−4(WO2005/068658)が対照群として使用された。TFP9、13、21および27はヒトIL2に非常に有用に使用できることが分かった(図18)。
本発明の方法を用いて目標タンパク質に対する最適のTFPを確認するために、一例として、難分泌タンパク質である新規のヒトサイトカインとしてのインターロイキン−32α(IL−32α)(Kim et al., Immunity 22:131, 2005)を対象としてIL−32αを分泌生産することが可能なタンパク質融合因子を発掘した。実施例8の方法通りにPCRを行ってヒトIL−32α遺伝子および500bpのSUC2N末端断片を含む挿入断片を増幅した(図11)。すなわち、PCRは、センスプライマーKR−IL32α−F(配列番号59)およびアンチセンスプライマーIL32α−INV−R(配列番号60)を用いてpProExHTa−IL32α(DY Yoon、建国大学校)を鋳型として行った。また、センスプライマーKR−Inv−F(配列番号21)とアンチセンスプライマーInv500−R(配列番号22)を用いて、YGaINVから、IL2遺伝子の3’末端に融合されたSUC2N末端断片をそれぞれPCR増幅させた(図6)。そして、センスプライマーLNK40(配列番号23)とアンチセンスプライマーInv500−R(配列番号22)を用いて、前記PCRで増幅された2つのDNA断片に対して2番目のPCRを行った。前述した方法によって得られた挿入断片は、Kex2p認識配列(Leu−Asp−Lys−Arg(配列番号214))を含む40個のヌクレオチドリンカーDNA、IL−32α、追加的なKex2p認識配列、インベルターゼのN末端断片が順次連結されている。前記挿入断片を、実施例7で製作したSwaIで処理されたTFPライブラリーベクターと共に酵母サッカロミセスセレビシエY805Δgal1Δsuc2(Mat a ura3 suc2::Tc190 pep4::HIS3 gal1 can1)に同時形質転換させた後(図11)、形質転換された細胞をUD培地(0.67%アミノ酸のない酵母ナイトロジェンベース、0.77g/Lアミノ酸混合物、2%グルコースおよび2%寒天)とYPSGA培地(1%酵母抽出物、2%バクトペプトン、2%スクロース、0.3%ガラクトース、1μg/mLアンイマイシンAおよび2%寒天)に塗抹し、30℃で5日間培養した。UD培地では約2×104個の形質転換体が形成されたが、YPSGA培地では約250余個の形質転換体が形成された。YPSGA培地で無作為的に選別した38個の形質転換体をYPDG培地(1%酵母抽出液、2%バクトペプトン、1%グルコースおよび1%ガラクトース)にそれぞれ接種し、30℃で40時間培養した。培養した上清液(0.6mL)に最終濃度が40%となるようにアセトンを添加した。−20℃で2時間放置した後、タンパク質を10,000×gで15分間遠心分離した。ペレットを凍結乾燥させた後、1×SDS−PAGEサンプルバッファ(Bio−Rad、米国)に再び懸濁し、12%SDS−PAGE分析を行った(図19)。形質転換体の大部分は約20kDaのタンパク質バンドでヒトIL−32αを分泌することができた。そのうち、IL−32α分泌能に優れた17個の形質転換体を選別し、挿入されているTFPの塩基配列を分析した。このために、各形質転換体をYPD培地で培養し、全体DNAを分離し、これを大腸菌DH5αに再び形質転換させた。形質転換された大腸菌は、アンピシリンの含まれたLB培地(1%バクトペプトン、0.5%酵母抽出液、1%NaCl、50μg/mLアンピシリン)に塗抹した後、37℃で一日培養した。各大腸菌形質転換体からプラスミドをプラスミド抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて分離した。各プラスミド配列を分析するために、GAL10プロモーターに結合するGAL100−F(配列番号12)プライマーを使用した。塩基配列はGenotech社(大田、韓国)の自動塩基配列分析器(ABI Prism 377;PE Biosystems、Foster City、CA、米国)を用いて分析した。塩基配列はサッカロミセスゲノムデータベース( HYPERLINK "http://www.yeastgenome.org" www.yeastgenome.org)のBLAST検索によって分析した。その結果、17種の選別された酵母菌株から分離されたプラスミドから9個の新規TFPが確認された。分離されたプラスミドは、それぞれpYHTS−IL32−TFP3、pYHTS−IL32−TFP11、pYHTS−IL32−TFP13、pYHTS−IL32−TFP21、pYHTS−IL32−TFP22、pYHTS−IL32−TFP25、pYHTS−IL32−TFP29、pYHTS−IL32−TFP34、およびpYHTS−IL32−TFP38と命名した。このうち、TFP3、TFP13、TFP21およびTFP25はヒトIL2(WO2005/068658)に対する最適のTFPとして既に確保されたものであり、実施例10(表1)に示されている。IL32αに対する5個の新規TFPを表2に示した。
選別されたタンパク質融合因子を用いて酵母においてヒトインターロイキン−32αの分泌活性を直接確認するために、PCRを用いて、実施例12で選別したプラスミドから各TFPの5’−UTRおよびSUC2を除去した。6個のセンスプライマーであるBamH−CIS−F(配列番号71)、BamH−SED−F(配列番号72)、BamH−SIM−F(配列番号73)、BamH−YOR247W−F(配列番号74)、BamH−HSP−F(配列番号75)、BamH−OST−F(配列番号76)、および共通のアンチセスプライマーであるIL32−TGA−R(配列番号77)を用いてプラスミドpYHTS−IL32−TFP3、pYHTS−IL32−TFP11、pYHTS−IL32−TFP13、pYHTS−IL32−TFP21、pYHTS−IL32−TFP22、およびpYHTS−IL32−TFP25からそれぞれPCRを行った。6個のPCR増幅断片にBamHIおよびSalIを処理し、アガロースゲル電気泳動を行った。また、センスプライマーSac−GAL−F(配列番号57)およびアンチセンスプライマーGAL−BamH−R(配列番号58)を用いてYEGα−HIR525からPCRを行ってGALプロモーターを増幅した(Sohn et al., Proess Biochem. 30:653(1995))。SacI−BamHI処理されたGALプロモーターおよびBamHI−SalI処理された6個の断片をSacI−SalI処理されたYEGα−HIR525に共に連結させ、その結果得られたプラスミドをそれぞれpYGT3−IL32α、pYGT11−IL32α、pYGT13−IL32α、pYGT21−IL32α、pYGT22−IL32α、およびpYGT25−IL32αと命名した。製造された各ベクターは、塩基配列分析によってTFPおよびIL32α遺伝子がインフレームにて適切に連結されたことを確認し、それぞれをサッカロミセスセレビシエY2805(Mat a ura3 SUC2 pep4::HIS3 GAL1 can1)に形質転換させ、形質転換された細胞をUD培地(0.67%アミノ酸のない酵母ナイトロジェンベース、0.77g/Lのアミノ酸混合物、2%グルコースおよび2%寒天)に塗抹し、30℃で3日培養した。各形質転換体の単一コロニーをYPDG培地(1%酵母抽出液、2%バクトペプトン、1%グルコースおよび1%ガラクトース)に接種し、30℃で40時間培養した。培養上清液(0.6mL)に最終濃度が40%となるようにアセトンを添加した。これを−20℃で2時間放置した後、タンパク質を10,000×gで15分間遠心分離した。ペレットを凍結乾燥させた後、1×SDS−PAGEサンプルバッファ(Bio−Rad、米国)に再び懸濁させ、12%SDS−PAGE分析を行った(図20)。ゲルはゲル染色試薬(PhastGel Blue R、Pharmacia Biotech、米国)で染色した。分泌されたIL32αは、IL32αの単一クローン抗体を用いたウエストンブロットによって詳細に分析した。CAPバッファ(2.2g per liter CAPS、MeOH10%、NaOHで調節したpH11)を含むsmall tank transfer kit(Hoefer、米国)を用いて、タンパク質を300mAで90分間PVDF膜(Millipore、米国)に移した後、ヒトIL32α抗体で探知した(DY Yoon、建国大学校)。タンパク質を含むPVDF膜を、5%脱脂乳を含有するPBS(137mM NaCl、2.7mM KCl、10mM Na2HPO4、2mM KH2PO4、HClで調節したpH7.4)内で4℃で一晩放置した。その後、0.05%Tween−20を含有するPBSで3回洗浄し、34%脱脂乳を含有するPBSで希釈した1次抗体と共に常温で1時間培養した。膜を3回洗浄した後、3%脱脂乳を含有するPBSで希釈した抗マウス2次抗体(Sigma Chemical Co.,米国)と共に常温で1時間追加培養した。さらに膜を3回洗浄した後、Sigma Fast NBT/BCIP(Sigma Chemical Co.,米国)を用いて発色反応した。その結果、図20に示すように、選別された全てのTFPがヒトIL32αを培養培地に分泌することができることを確認した。これらの中でもTFP3、13、21および22がヒトIL32αの分泌に適することが分かった。
ヒトIL32αの分泌生産性を確認するために、pYGT3−IL32αで形質転換させた組み換え酵母菌株を5Lの発酵槽で流加培養した。200mLの種培養を1Lフラスコの最小培地(0.67%アミノ酸のない酵母ナイトロジェンベース、0.5%カザミノ酸および2%グルコース)で行い、これを初期発酵培地(4%酵母抽出液、1%ペプトンおよび2%グルコース)に接種して細胞濃度がOD600を基準として約15になるまで培養した後、細胞生長速度に応じて流加培養式培地(15%酵母抽出液、30%グルコース)を追加供給した。細胞濃度がOD600を基準として約130に到達した後、ガラクトース(30%ガラスクトース)を細胞生長速度に応じて適切な割合で供給した。培養72時間経過後、細胞濃度がOD600を基準として約220に到達した(図21A)。培養時間別に取った試料約15μLの培地をSDS−PAGE分析し、分泌されたタンパク質の量を評価した。BCAタンパク質分析試薬(Pierce、米国)およびデンシトメータ(Densitometer)を用いて測定した結果、300mg/L以上のhIL32αが培地に分泌されることを確認した。
発掘されたTFP配列を基にして酵母ゲノムから新規TFPを選別するために、選別された18個(WO2005/068658から4個、実施例10から9個、および実施例12から5個)のTFPのpre−分泌シグナルのアミノ酸配列をサッカロミセスゲノムデータベースのBLAST検索のためのQuery配列として使用した(www.yeastgenome.org)。BALSTP検索において低い予想境界値(100または1000)を用いて、70%以上の相同性を有する数百個のORFを確認した。そのうち、N末端に近い配列相同性を有するORFを選別し、SignalP(www.cbs.dtu.dk/services/SignalP-2.0/)分析によって、選別シグナルを持つORFを選別した。その結果、18個のORFをTFP候補として選別した。18個の選別されたORFは、YGR279C(SCW4、細胞壁タンパク質)、YLR037C(DAN2、細胞壁マンノタンパク質)、YLR110C(CCW12、細胞壁タンパク質)、YOR383C(FIT3、細胞壁マンノタンパク質)、YIL011W(TIR3、細胞壁マンノタンパク質)、YHR214W(潜在的な膜タンパク質)、YNL160W(YGPl、細胞壁関連分泌糖タンパク質)、YGR296C−A(dubiousオープンリーディングフレーム)、YOL154W(ZPSl、潜在的なGPIアンカータンパク質)、YPL187W(MFα、交配フェロモンアルファ因子)、YHR214W(潜在的な膜タンパク質)、YKR013W(PRY2、機能が知られていないタンパク質)、YHR139C(SPS100、胞子壁突然変異に必要なタンパク質)、YIL169C(機能が知られていない潜在的なタンパク質)、YOL155C(特定されていないORF)、YMR325W(PAU19、仮想タンパク質)、YDR134W(仮想タンパク質)およびYLR300W(EXGl、細胞壁エキソ−1,3−β−グルカナーゼ)である。各ORFは、PCRプライマー対である、YGR279Cに対するYGR279C−F(配列番号92)およびYGR279C−R(配列番号93)、YLR037Cに対するYLR037C−F(配列番号94)およびYLR037C−R(配列番号95)、YLR110Cに対するYLR110C−F(配列番号96)およびYLR110C−R(配列番号97)、YOR383Cに対するYOR383C−F(配列番号98)およびYOR383C−R(配列番号99)、YIL011Wに対するYIL011W−F(配列番号100)およびYIL011W−R(配列番号101)、YHR214Wに対するYHR214W−F(配列番号102)およびYHR214W−R(配列番号103)、YNL160Wに対するYNL160W−F(配列番号104)およびYNL160W−R(配列番号105)、YGR296C−Aに対するYGR296C−A−F(配列番号106)およびYGR296C−A−R(配列番号107)、YOL154Wに対するYOL154W−F(配列番号108)およびYOL154W−R(配列番号109)、YPL187Wに対するYPL187W−F(配列番号110)およびYPL187W−R(配列番号111)、YHR214Wに対するYHR214W−F(配列番号112)およびYHR214W−R(配列番号113)、YKR013Wに対するYKR013W−F(配列番号114)およびYKR013W−R(配列番号115)、YHR139Cに対するYHR139C−F(配列番号116)およびYHR139C−R(配列番号117)、YIL169Cに対するYIL169C−F(配列番号118)およびYIL169C−R(配列番号119)、YOL155Cに対するYOL155C−F(配列番号120)およびYOL155C−R(配列番号121)、YMR325Wに対するYMR325W−F(配列番号122)およびYMR325W−R(配列番号123)、YDR134Wに対するYDR134W−F(配列番号124)およびYDR134W−R(配列番号125)、およびYLR300Wに対するYLR300W−F(配列番号126)およびYLR300W−R(配列番号127)をそれぞれ用いてサッカロミセスセレビシエY2805(Mat a ura3 SUC2 pep4::HIS3 GAL1 can1)から増幅した。PCRは、Pfu重合酵素(Stratagene、米国)を使用し、94℃で3分間1回;94℃で30秒間、55℃で30秒間、72℃で2分間の反応を25回;72℃で7分間1回の条件にして行った。各増幅されたPCR断片は、Genotech社(大田、韓国)の自動塩基配列分析器(ABI Prism 377;PE Biosystems、Foster City、CA、米国)を用いて分析した。18個のORFからTFPを発掘するために、図24に示すように、PCR断片混合物の単方向欠失を行った後、これをYGadV45ベクターに導入した(図24)。単一鎖鋳型は、プライマーSfiA−F(配列番号128)を用いて、18ORFからなる鋳型から単方向PCRによって得た。PCRは、ExTaq(Takara Korea、韓国)を使用し、94℃で3分間1回;94℃で30秒間、55℃で30秒間、72℃で2分間の反応を25回;72℃で7分間1回の条件にして行った。PCR精製キット(Bioneer、韓国)を用いて、単一鎖DNAを含むPCR産物を精製し、大腸菌DNA重合酵素I(NEB、England)およびランダムヘキサメリックプライマーASA24N6(配列番号16)を用いて二重鎖DNAを作った。鋳型DNA20μLを含む反応混合物、ASA24N6プライマー1μL、10×大腸菌DNA重合酵素Iバッファ3μL、2.5mM dNTP5μL、および大腸菌DNA重合酵素I1μLを37℃で1時間培養した。PCR精製キット(Bioneer、韓国)を用いてDNAをカラム精製し、プライマーSfiA−F(配列番号128)およびASA24(配列番号17)を用いてPCR増幅した。増幅したDNAはさらにカラム精製し、SfiIで処理した後、アガロースゲル電気泳動した。SfiI処理したDNA0.5〜1.0kbを、不活性インベルターゼ遺伝子(dSUC2)を含むSfiI処理したYGadV45に挿入した後、大腸菌DH5αに形質転換させた。形質転換された大腸菌をアンピシリンの含まれたLB培地(1%バクトペプトン、0.5%酵母抽出液、1%NaCl、アンピシリン50μg/mL)に塗抹した後、37℃で一日培養した。約1×104個の大腸菌コロニーを滅菌蒸留水を用いて回収し、回収された菌体から、YGadV45の18ORFの単方向欠失したDNA断片ライブラリーを含む全体プラスミドをプラスミド抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて分離した。18ORFの単方向欠失したDNA断片ライブラリーから適切なTFPを選別するために、ヒトインターロイキン−2(hIL2)をコードする遺伝子をライブラリーとdSUC2との間に挿入した。hIL2遺伝子および500bpのSUC2N末端断片を含む挿入断片を、実施例8で記述したPCR方法によって増幅した。前記挿入断片を、18ORFの単方向欠失したDNA断片ライブラリーを含むSwaIで処理されたベクターと共に酵母サッカロミセスセレビシエY2805Δgal1Δsuc2(Mat a ura3 SUC2::Tc190 pep4::HIS3 gal1 can1)に同時形質転換させた後、形質転換された細胞をUD培地(0.67%アミノ酸のない酵母ナイトロジェンベース、0.77g/Lアミノ酸混合物、2%グルコースおよび2%寒天)とYPSGA培地(1%酵母抽出物、2%バクトペプトン、2%スクロース、0.3%ガラクトース、1μg/mLンチマイシンAおよび2%寒天)に塗抹して、30℃で5日間培養した。UD培地では約2×104個の形質転換体が形成されたが、YPSGA培地では数百個の形質転換体のみが形成された。YPSGA培地で無作為的に選別した29個の形質転換体をYPDG培地(1%酵母抽出液、2%バクトペプトン、1%グルコスおよび1%ガラクトース)で30℃で40時間培養した。培養した上清液(0.6mL)に最終濃度が40%となるようにアセトンを添加した。−20℃で2時間放置した後、タンパク質を10,000×gで15分間遠心分離した。ペレットを凍結乾燥させた後、1×SDS−PAGEサンプルバッファ(Bio−Rad、米国)に再び懸濁し、12%SDS−PAGE分析を行った(図25)。その結果から分かるように、多数の形質転換体がhIL2を培養培地に分泌した。各大腸菌形質転換体からプラスミドをプラスミド抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて分離した。各TFP配列を分析するために、GAL10プロモーターに結合するプライマーGAL100−F(配列番号12)を、TFPを含む全体プラスミドのシーケンシングプライマーとして使用した。塩基配列は、Genotech社 (大田、韓国)の自動塩基配列分析器(ABI Prism 377;PE Biosystems、Foster City、Ca、米国)を用いて分析した。塩基配列をサッカロミセスゲノムデータベース( HYPERLINK "http://www.yeastgenome.org" www.yeastgenome.org)のBLAST検索によって分析した。その結果、hIL2を分泌する12種の形質転換体から分離されたプラスミドから6個の新規TFPが確認された。分離されたプラスミドは、それぞれpYIL−TFP39、pYIL−TFP43、pYIL−TFP44、pYIL−TFP48、pYIL−TFP52、およびpYIL−TFP54と命名し、6個の新規TFPを表3に示した。
実施例10および実施例11でIL−2およびIL−32αを用いて選別した14個のTFP(核心TFP)およびWO2005/068658で既に確認された3つのTFPの効用性を多様化するために、17個のゲノム由来のORF、TFP−1に対するYAR066W、TFP−2に対するYFR026C、TFP3に対するYJL158C、TFP−9に対するYGR106C、TFP−11に対するYDR077W、TFP13に対するYIL123W、TFP−17に対するYNL190W、TFP18に対するYBR078W、TFP−19に対するYJL178C、TFP−20に対するYMR307W、TFP−21に対するYOR247W、TFP−22に対するYJL159W、TFP−25に対するYOR085W、TFP−27に対するYKR042W、TFP29に対するYEL060C、TFP−34に対するYLR390W−A、およびTFP−38に対するYMR251W−AをPCRを用いて増幅し、実施例15に記述した通りに単方向欠失させた。各ORFをPCRプライマー対である、YAR066Wに対するYAR066W−F(配列番号141)およびYAR066W−R(配列番号142)、YFR026Cに対するYFR026C−F(配列番号143)およびYFR026C−R(配列番号144)、YJL158Cに対するYJL158C−F(配列番号145)およびYJL158C−R(配列番号146)、YGR106Cに対するYGR106C−F(配列番号147)およびYGR106C−R(配列番号148)、YDR077Wに対するYDR077W−F(配列番号149)およびYDR077W−R(配列番号150)、YIL123Wに対するYIL123W−F(配列番号151)およびYIL123W−R(配列番号152)、YNL190Wに対するYNL190W−F(配列番号153)およびYNL190W−R(配列番号154)、YBR078Wに対するYBR078W−F(配列番号155)およびYBR078W−R(配列番号156)、YJL178Cに対するYJL178C−F(配列番号157)およびYJL178C−R(配列番号158)、YMR307Wに対するYMR307W−F(配列番号159)およびYMR307W−R(配列番号160)、YOR247Wに対するYOR247W−F(配列番号161)およびYOR247W−R(配列番号162)、YJL159Wに対するYJL159W−F(配列番号163)およびYJL15W−R(配列番号164)、YOR085Wに対するYOR085W−F(配列番号165)およびYOR085W−R(配列番号166)、YKR042Wに対するYKR042W−F(配列番号167)およびYKR042W−R(配列番号168)、YEL060Cに対するYEL060C−F(配列番号169)およびYEL060C−R(配列番号170)、YLR390W−Aに対するYLR390W−A−F(配列番号171)およびYLR390W−A−R(配列番号172)、YMR251W−Aに対するYMR251W−A−F(配列番号173)およびYMR251W−A−R(配列番号174)を用いてS.cerevisiae Y2805(Mat a ura3 SUC2 pep4::HIS3 GAL1 can1)のゲノム性DNAから増幅した。PCRは、Pfu重合酵素(Stratagene、米国)を使用し、94℃で3分間1回;94℃30秒間、55℃30秒間、72℃2分間の反応を25回;72℃で7分間1回の条件にして行った。各増幅されたPCR断片の塩基配列は、Genotech社(大田、韓国)の自動塩基配列分析器(ABI Prism 377;PE Biosystems、Foster City、CA、米国)を用いて確認した。
17個の核心TFPを含む17個のORFの中から追加的なTFPを選別するために、17PCR断片混合物の単方向欠失を行い、YGadV45を用いてTFPライブラリーを製造した(図24)。単一鎖鋳型は、プライマーSfiA−F(配列番号128)を用いて、17個のORFからなる鋳型から単方向PCRによって得た。PCRは、ExTaq(Takara Krea、韓国)を使用し、94℃で3分間1回;94℃30秒間、55℃30秒間、72℃2分間の反応を25回;72℃で7分間1回の条件にして行った。PCR精製キット(Bioneer、韓国)を用いて、単一鎖DNAを含むPCR産物を精製し、大腸菌DNA酵素I(NEB、England)およびランダムヘキサメリックプライマーASA24N6(配列番号16)を用いて二重鎖DNAを作った。鋳型DNA20μLを含む反応混合物、ASA24N6プライマー1μL、10×大腸菌DNA重合酵素Iバッファ3μL、2.5mM dNTP5μL、および大腸菌DNA重合酵素I1μLを37℃で1時間培養した。PCR精製キット(Bioneer、韓国)を用いてDNAをカラム精製し、プライマーSfiA−F(配列番号128)およびASA24(配列番号17)を用いてPCR増幅した。増幅したDNAはさらにカラム精製し、SfiIで処理した後、アガロースゲル電気泳動した。SfiI処理したDNA0.5〜1.0kbを、不活性インベルターゼ遺伝子(dSUC2)を含むSfiI処理したYGadV45に挿入した後、大腸菌DH5αに形質転換させた。形質転換された大腸菌をアンピシリンの含まれたLB培地(1%バクトペプトン、0.5%酵母抽出液、1%NaCl、アンピシリン50μg/mL)に塗抹した後、37℃で一日培養した。約1×104個の大腸菌コロニーを滅菌蒸留水を用いて回収し、回収された菌体から、17個のORFの単方向欠失したDNA断片ライブラリーを含むYGadV45プラスミドをプラスミド抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて分離した。17個のORFからの単方向欠失したDNAライブラリーと、実施例15で製造された18個のORFから製造されたDNAライブラリーとを混合したDNAライブラリーを製造した。
酵母において多様な組み換えタンパク質の分泌のために酵母交配因子アルファ(MFα)遺伝子由来の分泌シグナルが広く使用されている(Romanos et al., Yeast 8:423(1992))。MFα分泌シグナルは、19個のアミノ酸のプリシグナルと66個のアミノ酸からなるプロシグナルを含む。プロシグナルの機能は、明確に解明されてはいないが、正確なフォールディングを助けて幾つかのタンパク質の分泌に必須的なものと知られており、多くの組み換えタンパク質の分泌に活用されている(Chaudhuri et al., Eur. J. Biochem. 206:193(1992))。本発明では、2つの分泌融合因子TFP−3およびTFP−22がプリ−プロタイプと確認された。本発明で選別されたTFPの有用性を拡大するために、相異なる由来のプリおよびプロシグナルを持つ人為的なTFPを製作した。TFP−1、2、3、および4のプリシグナルおよび交配因子アルファの一般なプロシグナルを用いて4つの人為的なTFPを製造し、それぞれTFP−5、6、7および8と命名した。4つの相異なるプリシグナルおよび共通のプロシグナルを融合させるために、オーバーラップエクステンションPCRを行った。
本発明で選別された35個のTFP(核心TFP、すなわちWO2005/068658に記述された4個のTFP、実施例10および実施例11に記述されたヒトIL2およびIL32αを用いて選別された14個のTFP、実施例15でBALST検索によって選別されたORFからの6個のTFP、実施例16で選別された6個のTFP、実施例17で製造された5個の人工TFP)は、本発明で使用した目標タンパク質以外の他の目標タンパク質の分泌にも有用に使用できる。したがって、このようなベクターを多くの目的遺伝子に容易に適用させるために、選別された核心TFPベクターを、目的タンパク質遺伝子との細胞内組み換えが容易であるように製造した。プラスミドYGaSWを製造するために、プライマーGAL100−F(配列番号12)およびH77−1−R(配列番号78)を用いてYGadV45からEcoRI、2SfiI、NotI、Kex2認識部位を含むリンカーDNA、SwaIおよびSalI部位を含む170bp断片をPCR増幅した(図10)。EcoRI−SalI処理されたPCR断片をEcoRI−SalI処理されたYGadV45内に挿入して製造されたプラスミドをYGaSWと命名した。プラスミドYGaSWは、EcoRI、SfiI、NotI、40bpのリンカーおよびGAL10プロモーターとGAL7ターミネータとの間にSwaIおよびSalI制限部位を持っている。35個の核心TFは、各TFPを含むプラスミドにSfiを処理して得た。各核心TFPは、ゲル精製し、SfiI処理されたYGaSW内に挿入した後、YGaSW−TFP1、YGaSW−TFP2、YGaSW−TFP3、YGaSW−TFP4、YGaSW−TFP5、YGaSW−TFP6、YGaSW−TFP7、YGaSW−TFP8、YGaSW−TFP9、YGaSW−TFP11、YGaSW−TFP13、YGaSW−TFP17、YGaSW−TFP18、YGaSW−TFP19、YGaSW−TFP20、YGaSW−TFP21、YGaSW−TFP22、YGaSW−TFP25、YGaSW−TFP27、YGaSW−TFP29、YGaSW−TFP32、YGaSW−TFP34、YGaSW−TFP38、YGaSW−TFP39、YGaSW−TFP40、YGaSW−TFP43、YGaSW−TFP44、YGaSW−TFP48、YGaSW−TFP50、YGaSW−TFP51、YGaSW−TFP52、YGaSW−TFP54、YGaSW−TFP57、YGaSW−TFP58、およびYGaSW−TFP59と命名された35個のプラスミドを得た。
本発明で選別された核心TFPをヒト成長ホルモン(hGH)の分泌にも使用することができか追加実験を行った。ヒト成長ホルモンをプライマーhGH−F(配列番号79)およびhGH−R(配列番号80)を用いてヒトcDNAライブラリー(ES Choi、 Korea Research Institute of Bioscience and Biotechnology、韓国)から増幅し、pST−Blue1(Novagen、米国)にクローニングしてプラスミドpST−hGHを製造した。また、プライマーKR−hGH−F(配列番号81)およびhGH−Sal−R(配列番号82)を用いてpST−hGHから2番目のPCRを行った。実施例18で製造したYGaSW−TFPベクターに相同配列を付加するために、hGH遺伝子を含むPCR産物は、プライマーLNK40(配列番号23)およびGT70−R(配列番号83)を用いて3番目のPCRを行った。増幅されたPCR断片は、SwaI処理されたYGaSW−TFPベクターと2:1の割合で混ぜた後、細胞内組み換えによって酵母サッカロミセスセレビシエY2805(Mat a ura3 SUC2 pep4::HIS3 GAL1 can1)に形質転換させた後、形質転換された細胞をUD培地(0.67%アミノ酸のない酵母ナイトロジェンベース、0.77g/Lアミノ酸混合物、2%グルコースおよび2%寒天)で30℃で3日間培養した。各形質転換体の単一コロニーをYPDG培地(1%酵母抽出液、2%バクトペプトン、1%グルコスおよび1%ガラクトース)に接種して30℃で40時間培養した。培養した上清液(0.6mL)に最終濃度が40%となるようにアセトンを添加した。−20℃で2時間放置した後、タンパク質を10,000×gで15分間遠心分離した。ペレットを凍結乾燥させた後、1×SDS−PAGEサンプルバッファ(Bio−Rad、米国)に再び懸濁し、12%SDS−PAGE分析を行った。図22に示すように、大部分のTFPはヒト成長ホルモンを培養培地に分泌した。これらのうち、pYGT21−hGH菌株を選別し、流加式発酵培養を介して最終分泌率を実験した。培養時間別に10μLの上清液に対してSDS−PAGE分析を実施した結果(図23)、約500mg/Lのヒト成長ホルモンが培養培地に分泌されることを確認することができた。
本発明で選別された核心TFPをヒトカスパーゼ−1サブユニットP10(hP10)の分泌にも使用することができるか追加実験を行った。ヒトhP10遺伝子をプライマーKR−hP10−F(配列番号210)およびhP10−Sal−R(配列番号211)を用いてヒトcDNAライブラリー(ES Choi、 Korea Research Institute of Bioscience and Biotechnology、韓国)から増幅した。また、実施例18で製造したYGaSW−TFPベクターに相同配列を付加するために、hP10遺伝子を含むPCR産物は、プライマーLNK40(配列番号23)およびGT70−R(配列番号83)を用いて2番目のPCRを行った。増幅されたPCR断片は、SwaI処理されたYGaSW−TFPベクターと2:1の割合で混ぜた後、細胞内組み換えによって酵母サッカロミセスセレビシエY2805(Mat a ura3 SUC2 pep4::HIS3 GAL1 can1)に形質転換させた後、形質転換された細胞をUD培地(0.67%アミノ酸のない酵母ナイトロジェンベース、0.77g/Lアミノ酸混合物、2%グルコースおよび2%寒天)で30℃で3日間培養した。各形質転換体の単一コロニーをYPDG培地(1%酵母抽出液、2%バクトペプトン、1%グルコスおよび1%ガラクトース)に接種して30℃で40時間培養した。培養した上清液(0.6mL)に最終濃度が40%となるようにアセトンを添加した。−20℃で2時間培養した後、タンパク質を10,000×gで15分間遠心分離した。ペレットを凍結乾燥させ、1×SDS−PAGEサンプルバッファ(Bio−Rad、米国)に再び懸濁し、12%SDS−PAGE分析を行った。図28に示すように、プリ−プロシグナルを含む4つの人工TFPのみがhP10を培養培地に分泌した。hIGFの場合での如く、ヒトカスパーゼ−1サブユニットP10の場合にも、酵母での適切な分泌のためにはプロシグナルが必要であることが分かった。
本発明で選別された核心TFPをヒトインターロイキン−32γ(hIL32γ)の分泌にも使用することができか追加実験を行った。ヒトインターロイキン−32のスプライシング変形体であるヒトインターロイキン−32γをコードする遺伝子をプライマーKR−hIL32g−F(配列番号212)およびhIL32g−Sal−R(配列番号213)を用いてpGMT−IL32γ(DY Yoon、建国大学校)から増幅した。また、実施例18で製造したYGaSW−TFPベクターに相同配列を付加するために、hIL32γ遺伝子を含むPCR産物は、プライマーLNK40(配列番号23)およびGT70−R(配列番号83)を用いて2番目のPCRを行った。増幅されたPCR断片は、SwaI処理されたYGaSW−TFPベクターと2:1の割合で混ぜた後、細胞内組み換えによって酵母サッカロミセスセレビシエY2805(Mat a ura3 SUC2 pep4::HIS3 GAL1 can1)に形質転換させた後、形質転換された細胞をUD培地(0.67%アミノ酸のない酵母ナイトロジェンベース、0.77g/Lアミノ酸混合物、2%グルコースおよび2%寒天)で30℃で3日間培養した。各形質転換体の単一コロニーをYPDG培地(1%酵母抽出液、2%バクトペプトン、1%グルコスおよび1%ガラクトース)に接種して30℃で40時間培養した。培養した上清液(0.6mL)に最終濃度が40%となるようにアセトンを添加した。−20℃で2時間培養した後、タンパク質を10,000×gで15分間遠心分離した。ペレットを凍結乾燥させ、1×SDS−PAGEサンプルバッファ(Bio−Rad、米国)に再び懸濁し、12%SDS−PAGE分析を行った。確認したTFPのうち、TFP3およびTFP27がhIL32γの分泌に効果的であることを確認した(図29)。
本発明のTFP選別方法は、別の生物体由来のゲノム性またはcDNAライブラリーにも適用できる。その例として、酵母ピキアパストリスに対して実験してみた。cDNAライブラリーを製造するために、ピキアパストリスGS115(Invitrogen、米国)から全体RNAを分離した。酵母をYPD培地(2%酵母抽出物、1%バクトペプトン、2%グルコース)で対数期まで培養した菌株を回収した後、Elionなどの方法(Elion et al., cell, 1984, 39:663)によって全体RNAを回収した。Oligotex mRNAミニキット(Qiagen社、ドイツ)を用いて全体RNAからpoly(A)+mRNAのみを回収し、SMART cDNA合成キット(BD Bioscience、米国)を用いてmRNAからcDNAを製造した。mRNAから第1鎖DNAを合成するとき、キットに含まれたプライマーを使用せず、特に設計されたプライマーASA24N6(配列番号16)を使用した。プライマーASA4N6は、無作為的な6つの塩基を持っているため、mRNAのいずれの部位でも無作為的に結合することができ、このような方法で増幅された第1鎖cDNAの大部分は酵母遺伝子のN末端の一部をコードする5’部分配列を含む。5’部分配列を持つ第1鎖cDNAライブラリーを鋳型としてSMARTキット(BD Bioscience、米国)に含まれた5’PCRプライマーとASA24(配列番号17)プライマーを用いて2鎖cDNAを増幅した。PCR産物は、両末端にSfiI部位を含むcDNAの5’部分切片を多数含む。この際、使用した増幅条件は、キットで提示する条件(95℃で20秒間1回;95℃で30秒間、68℃で6分間20回)であった。増幅されたcDNAは、フェノール/クロロホルム/イソアミルアルコール(25:24:1)溶液で抽出した後、0.1体積の3M酢酸ナトリウム(pH5.0)と2体積のエタノールを添加して沈殿する方法で回収した。cDNAを制限酵素SfiIで50℃で2時間処理した後、アガロースゲルで電気泳動し、0.5〜1kbサイズの断片をアガロースゲル抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて回収した。回収したcDNAをSfiIで処理したYGaINVベクター(図6)と連結した後、大腸菌DH5αに形質転換させ、アンピシリンの含まれたLB培地(1%バクトペプトン、0.5%酵母抽出液、1%NaCl、アンピシリン50μg/mL)に塗抹した後、37℃で一日培養した。約4×104個のコロニーを滅菌蒸留水を用いて回収し、回収された菌体から、SUC2遺伝子と融合されたランダムプライマー製造cDNAを含む全体プラスミドをプラスミド抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて分離した。P.pastorisから、インベルターゼを分泌するTFPライブラリーを選別するために、ライブラリーDNAをサッカロミセスセレビシエY2805Δgal1Δsuc2(Mat a ura3 suc2::Tc190 pep4::HIS3 gal1 can1)に酢酸リチウム法(Hill et al., Nucleic Acids Res. 19:5191(1991))に形質転換させた後、形質転換された細胞をUD培地(0.67%アミノ酸のない酵母ナイトロジェンベース、0.77g/Lアミノ酸混合物、2%グルコースおよび2%寒天)とYPSGA培地(1%酵母抽出物、2%バクトペプトン、2%スクロース、0.3%ガラクトース、1μg/mLアンチマイシンAおよび2%寒天)に塗抹して、30℃で4〜6日間培養した。cDNAライブラリーから約1000個の形質転換体が生成された。YPSGA培地から無作為的に5個の形質転換体を選別し、ガラス玉を用いて細胞を破砕し、エタノールでDNAを沈殿させて、プラスミドを含む全てのDNAを形質転換体から分離した。分離されたDNAを大腸菌DH5αにさらに形質転換し、形質転換された大腸菌をアンピシリン含有LB培地(1%バクトペプトン、0.5%酵母抽出液、1%NaCl、50μg/mLアンピシリン)に塗抹した後、37℃で一日培養した。各大腸菌形質転換体からプラスミドをプラスミド抽出キット(Bioneer、韓国)を用いて分離した。P.pastorisのcDNAから得られた各TFPの配列を分析するために、GAL10プロモーターに結合するプライマーGAL100−F(配列番号12)を、TFPを含む全体プラスミドのシーケンシングプライマーとして使用した。塩基配列は、Genotech社(大田、韓国)の自動塩基配列分析器(ABI Prism 377;PE Biosystems、Foster City、CA、米国)を用いて分析した。塩基配列は、国立生命工学情報センター(NCBI、National Center for Biotechnology information)配列データベース( HYPERLINK "http://www.ncbi.nlm.nih.gov" www.ncbi.nlm.nih.gov)のBALST検索によって分析した。その結果、選別された5個の菌株から分離されたプラスミドからP.pastorisの4つの相異なるTFPが確認された。分離されたプラスミドは、それぞれpYHTS−PpTFP1、pYHTS−PpTFP2、pYHTS−PpTFP3、およびpYHTS−PpTFP4と命名し、P.pastorisから分離された4つのTFPを表6に示した。
表6に示した4個のピキアパストリスタンパク質融合因子を用いて酵母サッカロミセスセレビシエでヒトインターロイキン−2の分泌活性を分析した。プライマー対である、PpTFP1−F(配列番号227)およびPpTFP1−R(配列番号228)、PpTFP2−F(配列番号229)およびPpTFP−2−R(配列番号230)、PpTFP3−F(配列番号231)およびPpTFP3−R(配列番号232)、PpTEGP4−F(配列番号233)およびPpTFP4−R(配列番号234)を用いてプラスミドPYHTS−PpTFP1、pYHTS−PpTFP2、pYHTS−PpTFP3およびpYHTS−PpTFP4から各PpTFPに対してそれぞれPCRを行った。ゲル精製されたPCR断片をSfiI処理し、SfiI処理されたYGaSWベクター(図10)にクローニングして製造されたプラスミドをそれぞれYGaSW−PpTFP1、YGaSW−PpTFP2、YGaSW−PpTFP3、およびYGaSW−PpTFP4と命名した。
Claims (30)
- 目的タンパク質の分泌を特異的に誘導するタンパク質融合因子(translational fusion partner:TFP)ライブラリーを選別する方法であって、
(i)レポータータンパク質の欠失した複数の宿主細胞に複数の線形ベクター、および目的タンパク質をコードする核酸配列を形質転換させ、形質転換された複数の宿主細胞を製造する段階であって、前記線形ベクターは、核酸断片ライブラリーの核酸断片、およびN末端アミノ酸の欠失したレポータータンパク質をコードする核酸配列を含み、前記目的タンパク質をコードする核酸配列は、3’末端には前記レポータータンパク質から欠失したN末端アミノ酸配列をコードする核酸配列を含み、5’末端にはリンカーDNAを含み、
前記目的タンパク質は、生産および分泌が難しいタンパク質であり、
(ii)前記形質転換された複数の宿主細胞を、前記線形ベクターおよび前記目的タンパク質をコードする核酸配列の細胞内(in vivo)組み換えが効率的に行われる条件の下で培養する段階と、
(iii)段階(ii)の形質転換された複数の宿主細胞から、レポータータンパク質の活性を示す細胞を選別する段階と、
(iv)段階(iii)で選別された細胞から、それぞれ前記目的タンパク質の分泌を誘導する核酸断片を含むTFPライブラリーを確認する段階とを含んでなる、方法。 - 前記核酸断片ライブラリーは、植物、バクテリア、酵母、カビまたは動物のゲノム性DNAまたはcDNAに由来したことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記核酸断片ライブラリーは、組み換えDNAに由来したことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記核酸断片ライブラリーは、(i)予め確認された一つまたはそれ以上のTFPと相同の予備分泌シグナルを含む遺伝子;(ii)分泌シグナル配列を含む遺伝子;(iii)小胞体を介して運搬されるタンパク質をコードする遺伝子を検索するためのゲノムデータベースで確認された配列から得られた予備選択された候補者TFPライブラリーであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記予備選択された候補者TFPライブラリーは、核酸断片ライブラリーおよびレポータータンパク質をコードする核酸を含む多様なベクターを、レポータータンパク質の欠失した複数の宿主細胞に形質転換させ、成長した細胞を集め、細胞からベクターを分離し、ベクターから核酸断片を分離してそれぞれレポータータンパク質の分泌を誘導する核酸断片を含むTFPライブラリーを収得することにより構築されたライブラリーであることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
- 前記予備選択された候補者TFPライブラリーは、予め確認されたTFPを多様化して得られたことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
- 前記予備選択された候補者TFPライブラリーは、予め確認されたTFP間にプリおよびプロシグナル配列を交換するように人為的に設計した核酸断片から得られたことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
- 前記予備選択された候補者TFPライブラリーは、目的タンパク質に効果的な予め確認されたTFPの集合である核心TFPライブラリーであることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
- 前記核酸断片は、1000bpより小さい大きさであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記核酸断片ライブラリーは、DNAの酵素的切断によって製造されたことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記核酸断片ライブラリーは、cDNA合成によって製造されたことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記核酸断片ライブラリーは、組み換えDNA合成技術によって製造されたことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記組み換えDNA技術は、単方向性欠失(unidirectional deletion)を含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
- 前記宿主細胞は、植物、バクテリア、カビ、酵母または動物細胞から選ばれることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記宿主細胞は酵母菌株であり、前記核酸断片は酵母のゲノムまたはcDNAから分離されたことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記レポータータンパク質は、細胞の外部に分泌されるタンパク質であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記レポータータンパク質は、インベルターゼ(invertase)、スクラーゼ(sucrase)、セルラーゼ(cellulase)、キシラナーゼ(xylanase)、マルターゼ(maltase)、アミラーゼ(amylase)、グルコアミラーゼ(glucoamylase)、ガラクトシダーゼ(galactosidase)、ホスファターゼ、β−ラクタマーゼ(beta-lactamase)、リパーゼ(lipase)、およびプロテアーゼ(protease)よりなる群から選ばれることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
- 前記宿主細胞は酵母であり、前記レポータータンパク質はインベルターゼであり、形質転換された宿主細胞はスクロースまたはラフィノースの存在下における生存能力で選別されたことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
- 前記宿主細胞は酵母であり、前記レポータータンパク質はアミラーゼであり、酵母菌株は澱粉分解活性がなく、形質転換された宿主細胞は澱粉分解能力で選別されたことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
- 前記レポータータンパク質の活性を示す細胞を選別する段階は、成長阻害剤に対して抵抗性を持つレポータータンパク質を用いて行うことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記レポータータンパク質の活性を示す細胞を選別する段階は、2つまたはそれ以上のレポータータンパク質を用いて行うことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記目的タンパク質は、植物、動物、または微生物に由来したことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記目的タンパク質はヒトタンパク質であることを特徴とする、請求項22に記載の方法。
- 前記目的タンパク質は、サイトカイン、血清蛋白質、コロニー刺激因子、成長因子、ホルモン、および酵素よりなる群から選ばれることを特徴とする、請求項22に記載の方法。
- 前記リンカーDNAは20bp長さ以上であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記リンカーDNAは、プロテアーゼ認識配列をコードしてTFPと目的タンパク質間の接合部位で切断を引き起こすことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記リンカーDNAは、酵母kex2p−認識配列、哺乳動物フューリン認識配列、Factor−Xa認識配列、エンテロキナーゼ認識配列、スブチリシン認識配列、タバコエッチウイルス認識配列、トロンビン認識配列またはユビキチン加水分解酵素認識配列をコードすることを特徴とする、請求項26に記載の方法。
- 前記リンカーDNAは、新和性タグをコードすることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記リンカーDNAは、制限酵素認識部位をコードすることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記リンカーDNAは、さらにkex2p様プロテアーゼ−またはKex2p認識配列をコードすることを特徴とする、請求項29に記載の方法。
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