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JP2012156070A - 色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法および色素増感太陽電池 - Google Patents

色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法および色素増感太陽電池 Download PDF

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剛 杉生
Tetsuya Inoue
鉄也 井上
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Abstract

【課題】色素から透明導電膜への電子伝導性を一層向上させ、電池性能の向上を図り得る色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法および色素増感太陽電池を提供する。
【解決手段】透明電極1と、対向電極と、これら両電極間に配置される電解質層と、両電極間で且つ透明電極1側に配置される光触媒膜4とを具備する色素増感太陽電池における光触媒膜4の形成方法であって、窒化物の導電性微粒子41を含むペースト状の混合物を、上記透明電極1の表面に塗布してコアシェル構造のコア層を形成し、酸化チタン微粒子および当該酸化チタン微粒子の前駆体を含むペースト状の混合物を、上記コア層に塗布した後に焼成してコアシェル構造のシェル層(多孔質被膜43)を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法および色素増感太陽電池に関するものである。
一般に、色素増感型太陽電池は、ガラス板などの透明基板上に透明導電膜が形成されてなる透明電極と、導電性基板からなる対向電極と、これら両電極間に配置されるヨウ素系の電解質層と、上記両電極間で且つ上記透明電極の表面に配置される光触媒膜とから構成され、且つこの光触媒膜としては、酸化チタン(TiO)などの金属酸化物を形成した後、ルテニウムなどの光増感色素を吸着させたものが知られている。
そして、上記光触媒として酸化チタンの微粒子が用いられるとともに、性能を向上させるために酸化チタンの前駆体を混合させたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−193321号公報
ところで、上記特許文献1のものによると、光触媒に用いられる酸化チタンなどの金属酸化物(半導体電極膜)と透明導電膜の電子伝導性が向上するものの、この金属酸化物自身が持つ電気抵抗により、色素から金属酸化物を介して透明導電膜への電子の受け渡しにロスが生じていた。特に、このロスは低光量時において顕著であり、十分な電池性能が得られないという問題があった。
そこで、本発明は、色素から透明導電膜への電子伝導性を一層向上させ、電池性能の向上を図り得る色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法および色素増感太陽電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法は、透明電極と、対向電極と、これら両電極間に配置される電解質層と、両電極間で且つ透明電極側に配置される光触媒膜とを具備する色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法であって、
炭化物の導電性微粒子および/または窒化物の導電性微粒子を含む混合物を、上記透明電極の表面に塗布してコアシェル構造のコア層を形成し、
光触媒微粒子および/または当該光触媒微粒子の前駆体を含む混合物を、上記コア層に塗布した後に焼成してコアシェル構造のシェル層を形成するものである。
また、本発明の請求項2に係る色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法は、請求項1に記載の色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法であって、コア層の導電性微粒子およびシェル層の光触媒微粒子よりも、さらに粒径の大きい炭化物の導電性微粒子および/または窒化物の導電性微粒子を含む混合物を、上記シェル層に塗布して第二のコアシェル構造のコア層を形成し、
コア層の導電性微粒子およびシェル層の光触媒微粒子よりも、さらに粒径の大きい光触媒微粒子および/または当該光触媒微粒子の前駆体を含む混合物を、上記第二のコアシェル構造のコア層に塗布した後に焼成して第二のコアシェル構造のシェル層を形成するものである。
さらに、本発明の請求項3に係る色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法は、請求項1または2に記載の色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法であって、光触媒微粒子および/または当該光触媒微粒子の前駆体を含む混合物に、光増感色素が混合されているものである。
また、本発明の請求項4に係る色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法であって、炭化物がTiCであり、窒化物がTiNまたはTiCNであるものである。
また、本発明の請求項5に係る色素増感太陽電池は、透明電極と、対向電極と、これら両電極間に配置される電解質層と、両電極間で且つ透明電極側に配置される光触媒膜とを具備する色素増感太陽電池であって、
上記光触媒膜が、コアシェル構造のコア層を形成する導電性微粒子と、コアシェル構造のシェル層を形成するとともに光増感色素が吸着された光触媒微粒子とを有するものである。
また、本発明の請求項6に係る色素増感太陽電池は、請求項5に記載の色素増感太陽電池であって、導電性微粒子が、炭化物または窒化物であるものである。
上記色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法によると、導電性微粒子が光触媒膜の電気抵抗を下げることで、光増感色素から透明電極への電子流量の減少を抑えて電子の導電性を一層向上させ、電池性能の向上を図り得る。
本発明の実施の形態に係る色素増感太陽電池の概略構成を示す断面図である。 同色素増感太陽電池における透明電極および光触媒膜を示す拡大概略図である。
以下、本発明の実施の形態に係る色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法を説明する。
まず、実施の形態に係る色素増感太陽電池の概略構成を図1に基づき説明する。
この色素増感太陽電池は、図1に示すように、負極としての透明電極1と、正極としての対向電極2と、これら両電極1,2間に配置される電解質層3と、両電極1,2間で且つ透明電極1側に配置される光触媒膜(光触媒層または発電層ともいう)4とが具備されている。
上記透明電極1は、透明基板11およびこの透明基板11の表面に形成(配置)された透明導電膜12から構成されており、また対向電極2は、アルミニウム、銅、スズなどの導電性基板21から構成されている。
上記透明基板11としては、合成樹脂板、ガラス板などが適宜使用されるが、軽量化および低価格化の点で、ポリエチレン・ナフタレート(PEN)フィルムなどの熱可塑性樹脂が好ましい。なお、ポリエチレン・ナフタレートの他に、ポリエチレン・テレフタレート、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリオレフィンなどを使用することもできる。
また、透明導電膜12として、好ましくは、スズ添加酸化インジウム(ITO)が使用され、この他に、フッ素添加酸化スズ(FTO)、酸化スズ(SnO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、酸化亜鉛(ZnO)などの導電性金属酸化物を含む薄膜を使用することができる。
上記電解質層3としては、例えばヨウ素系電解液が使用される。具体的には、ヨウ素、ヨウ化物イオン、ターシャリーブチルピリジンなどの電解質成分が、エチレンカーボネートやメトキシアセトニトリルなどの有機溶媒に溶解されたものが用いられる。なお、電解質層3は、電解液に限られるものではなく、固体電解質であってもよい。
上記固体電解質としては、例えば、DMPImI(ジメチルプロピルイミダゾリウムヨウ化物)が例示され、この他、LiI、NaI、KI、CsI、CaIなどの金属ヨウ化物、テトラアルキルアンモニウムヨーダイドなど4級アンモニウム化合物のヨウ素塩などのヨウ化物とIとを組み合わせたもの、LiBr、NaBr、KBr、CsBr、CaBrなどの金属臭化物、およびテトラアルキルアンモニウムブロマイドなど4級アンモニウム化合物の臭素塩などの臭化物とBrとを組み合わせたものなどを適宜使用することができる。
そして、上記光触媒膜4は、図2に示すように、多数の導電性微粒子41と、これら導電性微粒子41の表面を覆うとともに光増感色素42が吸着された酸化チタン(TiO)の多孔質被膜43とから形成されている。すなわち、上記光触媒膜4は、導電性微粒子41を含む多孔質膜(後述する)をコアとして、多孔質被膜43でコアシェル化されたものである。
また、上記導電性微粒子41としては、窒化チタン(TiN)、炭化チタン(TiC)、炭窒化チタン(TiCN)などが用いられ、光増感色素42としては、ビピリジン構造若しくはターピリジン構造を含む配位子を有するルテニウム錯体や鉄錯体、ポルフィリン系やフタロシアニン系の金属錯体、またはエオシン、ローダミン、メロシアニン、クマリンなどの有機色素などが用いられる。
次に、本発明の要旨である光触媒膜4の製造方法、つまり形成方法について説明する。
まず、導電性微粒子41または導電性微粒子41の前駆体である金属アルコキシドを、アルコールおよび水に溶かしてペースト状の混合物となし、このペースト状の混合物を透明電極1の表面に塗布して乾燥させた後、所定温度で焼成することにより、導電性微粒子41を含む多孔質膜(コアシェル構造のコア層である)が形成される。
一方、光触媒微粒子である酸化チタン微粒子を、アルコールおよび水に溶かしてよく攪拌し、ペースト状の混合物とすることで酸化チタンペーストを得る。この酸化チタンペーストを、光触媒の前駆体をプロパノールに溶かした溶液に適量混合し、上記多孔質膜の表面に塗布して乾燥させた後、所定温度で焼成することにより、光触媒微粒子を含む多孔質被膜(コアシェル構造のシェル層である)43が形成される。なお、上記の多孔質膜および多孔質被膜43は、当該多孔質膜をコアとして多孔質被膜43でコアシェル化されている。
この多孔質被膜43を、光増感色素42、ブタノールおよびアセトニトリルの混合液に浸漬する。これにより、多孔質被膜43の上記酸化チタン微粒子に光増感色素42が吸着されて、光触媒膜4が形成される。
ここで、酸化チタンペーストと光触媒の前駆体との混合比率を変更することにより、上記多孔質被膜43の厚さを調整することができる。なお、上述の塗布の方法については、スプレー法、ディップ法、スピンコート法、ドクターブレード法などがあるが、特に制限はない。
また、上記対向電極2として、アルミニウム、銅、スズなどの導電性基板21を用いるものとして説明したが、この他、アルミニウム、銅、スズなどの金属またはカーボン製のメッシュ状電極にゲル状固体電解質を保持させることにより当該対向電極を構成してもよく、また、透明基板の表面に透明導電膜を形成してもよく、さらに、透明基板の片面に且つ導電性接着剤層でもって当該透明基板を覆うように形成し、接着剤層を介して、別途形成されたブラシ状カーボンナノチューブ群を当該透明基板側に転写することで、対向電極2を構成してもよい。
さらに、色素増感太陽電池(光電変換素子でもある)を組み立てる場合について簡単に説明すると、表面に上述の方法により光触媒膜4が形成された透明電極1と対向電極2とを位置合わせした後、両電極1,2間を熱融着フィルムや封止材などで密封し、そして透明電極1または対向電極2に予め設けておいた孔や隙間から、液体の電解質を両電極1,2間に注入すればよい。
なお、固体電解質または高粘性の電解液を用いる場合には、両電極1,2間に光触媒膜4および電解質層3が挟まれるように重ね合わせた後、その周縁部同士を加熱し接着すればよい。
上述した色素増感太陽電池における光触媒膜4の形成方法によると、導電性微粒子41が光触媒膜4の電気抵抗を下げることで、光増感色素42から透明電極1への電子流量の減少を抑え、電池性能(特に電流密度とフィルファクタ)の向上を図り得る。
以下、上記実施の形態をより具体的に示した複数の実施例に係る色素増感太陽電池における光触媒膜4の形成方法について説明する。なお、以下に示す各実施例においては、光増感色素42としてルテニウム錯体を用いた。
まず、実施例1に係る光触媒膜4の形成方法について説明すると、導電性微粒子41として、平均粒径が40nm(好ましくは20〜60nm)の窒化チタン微粒子を用いた。ここで、平均粒径とは、個数平均粒径を言い、FE−SEM(電界放射型走査電子顕微鏡)観察により測定した値である。この窒化チタン微粒子を、t−ブタノールおよび純水に溶かしてペースト状にし、これを透明電極1であるPEN−ITOフィルムの表面に塗布して乾燥させた後、150℃で焼成することにより多孔質膜が形成された。
この多孔質膜の表面に、平均粒径が20nmの酸化チタン微粒子5.4gを、t−ブタノール23.2gおよび純水7.1gに溶かし、ペイントシェーカなどでよく攪拌して酸化チタンペーストを得た。そして、この酸化チタンペーストを、光触媒の前駆体であるチタン(IV)イソプロポキシド(TTIP)をプロパノールに溶かした溶液(0.01〜5.00wt%程度)に、適量混合した。この混合した溶液を、上記多孔質膜の表面に塗布して乾燥させた後、150℃で焼成することにより、多孔質被膜43が形成された。
この多孔質被膜43を、ルテニウム色素N719(72mg)、t−ブタノール(100cc)およびアセトニトリル(100cc)の混合液に、90分間40℃で浸漬することにより、上記酸化チタン微粒子にルテニウム色素が吸着されて、光触媒膜4が形成された。
ここでは、光触媒の前駆体としてTTIPを用いたが、チタンテトラエトキシド、四塩化チタンまたは水酸化チタンなど、他の金属アルコキシドを用いてもよい。また、プロパノールの代わりに、t−ブタノール、エトキシエタノールまたはエタノールなどを用いてもよい。さらに、加水分解を抑制する目的として、ジエタノールアミンやアセチルアセトンなどを加えても良い。
次に、実施例2に係る光触媒膜4の形成方法について説明すると、上述した実施例1での酸化チタンペーストを得る際に、酸化チタン微粒子だけでなく、ルテニウム色素もt−ブタノールおよび純水に溶かした。これにより、酸化チタン微粒子に光増感色素42が吸着されるので、多孔質被膜をルテニウム色素が含まれる混合液に浸漬する工程を省いた。これら以外については、実施例1と同様にした。このため、本実施例2では、ルテニウム色素同士、酸化チタン微粒子同士、ルテニウム色素と酸化チタン微粒子との結合が強固になった。また本実施例2では、ルテニウム色素を含む混合液に浸漬する工程を不要にし、色素増感太陽電池の作成時間を短縮できた。
上記実施例2により形成された光触媒膜4を用いて、有効径がφ6mmの色素増感太陽電池を作成し、AM1.5,100mW/cmの標準光源照射を行って、電池性能を計測した。この場合、計測された電流密度は9.43mA/cm、開放電圧は0.72V、フィルファクタは0.67、変換効率は4.56%、製造時において光触媒膜4での光増感度色素42の吸着に要する時間は0分であった。
これに対して、導電性微粒子41を用いずに形成された従来の光触媒膜を用いて色素増感太陽電池を作成し、AM1.5,100mW/cmの標準光源照射を行って、電池性能を計測した。この場合、計測された電流密度は8.67mA/cm、開放電圧は0.70V、フィルファクタは0.61、変換効率は3.68%、製造時において光触媒膜での光増感色素の吸着に要する時間は90分であった。
したがって、上記実施例2で得られた光触媒膜4を用いた色素増感太陽電池は、従来の構成と比較して、全般的に電池性能が向上した。特に、電流密度およびフィルファクタについては、著しく向上した。
また、上記実施例2では、色素増感太陽電池の製造において光増感色素の吸着工程が不要になったので、色素増感太陽電池の連続生産を行うことが容易となった。
次に、実施例3に係る光触媒膜4の形成方法について説明する。
本実施例3での光触媒膜4は、多孔質膜および多孔質被膜からなる積層体が厚さ方向に複数具備されており、透明電極1側の積層体から対向電極2側の積層体にかけて、各積層体に含まれる導電性微粒子および光触媒微粒子の粒径が漸次大きくなるものである。一例として、2つの積層体からなる光触媒膜4の形成方法について具体的に説明する。
すなわち、上述した実施例1での多孔質膜および多孔質被膜43の形成後、第二の多孔質膜(第二のコアシェル構造のコア層である)を、上記透明電極1側の導電性微粒子41および光触媒微粒子よりも粒径の大きい導電性微粒子を用いて、上記透明電極1側の多孔質被膜43上に形成した。次に、第二の多孔質被膜(第二のコアシェル構造のシェル層である)を、上記透明電極1側の導電性微粒子41および光触媒微粒子よりも粒径の大きい導電性微粒子を用いて、上記第二の多孔質膜上に形成した。
さらに具体的に説明すると、上記透明電極1側の多孔質膜の導電性微粒子41である窒化チタン微粒子には、平均粒径が40nm(好ましくは20〜60nm)のものを用い、上記透明電極1側の多孔質被膜43の光触媒微粒子である酸化チタン微粒子には、平均粒径が15nm(好ましくは5〜30nm)のものを用いた。第二の多孔質膜の形成は、上記透明電極1側の多孔質膜の形成と同様であるが、窒化チタン微粒子には、平均粒径が60nm(好ましくは40〜80nm)のものを用いた。また、第二の多孔質被膜の形成は、上記透明電極1側の多孔質被膜43の形成と同様であるが、酸化チタン微粒子には、平均粒径が30nm(好ましくは20〜50nm)のものを用いた。
したがって、上記実施例3で得られた光触媒膜4を用いた色素増感太陽電池は、粒径の小さい、つまり透過率が高い導電性粒子41および光触媒粒子を、光の入射側である透明電極1側に配置するとともに、粒径の大きい、つまり反射率が高い導電性粒子および光触媒粒子を、光の出射側である対向電極2側に配置するため、光触媒層4への光の閉じ込め効果が得られることにより、光増感色素42での電子の励起が促進されて変換効率が高まり、さらなる電池性能の向上を図り得た。
1 透明電極
2 対向電極
3 電解質層
4 光触媒膜
12 透明導電膜
41 導電性微粒子
42 光増感色素
43 多孔質被膜

Claims (6)

  1. 透明電極と、対向電極と、これら両電極間に配置される電解質層と、両電極間で且つ透明電極側に配置される光触媒膜とを具備する色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法であって、
    炭化物の導電性微粒子および/または窒化物の導電性微粒子を含む混合物を、上記透明電極の表面に塗布してコアシェル構造のコア層を形成し、
    光触媒微粒子および/または当該光触媒微粒子の前駆体を含む混合物を、上記コア層に塗布した後に焼成してコアシェル構造のシェル層を形成することを特徴とする色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法。
  2. コア層の導電性微粒子およびシェル層の光触媒微粒子よりも、さらに粒径の大きい炭化物の導電性微粒子および/または窒化物の導電性微粒子を含む混合物を、上記シェル層に塗布して第二のコアシェル構造のコア層を形成し、
    コア層の導電性微粒子およびシェル層の光触媒微粒子よりも、さらに粒径の大きい光触媒微粒子および/または当該光触媒微粒子の前駆体を含む混合物を、上記第二のコアシェル構造のコア層に塗布した後に焼成して第二のコアシェル構造のシェル層を形成することを特徴とする請求項1に記載の色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法。
  3. 光触媒微粒子および/または当該光触媒微粒子の前駆体を含む混合物に、光増感色素が混合されていることを特徴とする請求項1または2に記載の色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法。
  4. 炭化物がTiCであり、窒化物がTiNまたはTiCNであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法。
  5. 透明電極と、対向電極と、これら両電極間に配置される電解質層と、両電極間で且つ透明電極側に配置される光触媒膜とを具備する色素増感太陽電池であって、
    上記光触媒膜が、コアシェル構造のコア層を形成する導電性微粒子と、コアシェル構造のシェル層を形成するとともに光増感色素が吸着された光触媒微粒子とを有することを特徴とする色素増感太陽電池。
  6. 導電性微粒子が、炭化物または窒化物であることを特徴とする請求項5に記載の色素増感太陽電池。




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