JP2012038381A - 光ピックアップ装置、その製造方法および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 軸受部品が装着孔から抜けることを防止し、かつ製造コストの増大を抑制することができる光ピックアップ装置、その製造方法および電子機器を提供する。
【解決手段】 光ピックアップ装置2は、対物レンズ搭載部21と、ベース部22と、軸受部品23と、軸受部品保持部24とを含む。対物レンズ搭載部21には、対物レンズ29が搭載される。ベース部22は、対物レンズ搭載部21が固定される。軸受部品23は、ベース部22を支持するための第1ガイド軸11が挿通され、円筒状に形成される。軸受部品保持部24は、ベース部22の側部に連なって形成され、軸受部品23が装着される装着孔31を有する。軸受部品保持部24は、一端部に装着孔31の内周面よりも半径方向内方へ突出する突出部36を有する。
【選択図】 図3
【解決手段】 光ピックアップ装置2は、対物レンズ搭載部21と、ベース部22と、軸受部品23と、軸受部品保持部24とを含む。対物レンズ搭載部21には、対物レンズ29が搭載される。ベース部22は、対物レンズ搭載部21が固定される。軸受部品23は、ベース部22を支持するための第1ガイド軸11が挿通され、円筒状に形成される。軸受部品保持部24は、ベース部22の側部に連なって形成され、軸受部品23が装着される装着孔31を有する。軸受部品保持部24は、一端部に装着孔31の内周面よりも半径方向内方へ突出する突出部36を有する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、光記録媒体に情報の記録または再生を行う光ピックアップ装置、その製造方法および電子機器に関する。
図12は、第1の従来技術に係る光ディスクドライブ装置101の平面図である。光ディスクドライブ装置101は、光学ディスクに対して、情報を記録および/または再生することに用いられる。
光ディスクドライブ装置101は、光ピックアップ装置102と、ガイド軸103とを含んで構成される。光ピックアップ装置102は、光ピックアップ装置102の基台となるベース部105と、光ビームを出射する光源素子106と、光学ディスクの記録面に光ビームを合焦させる対物レンズ107と、記録面から反射された光ビームを受光する受光素子108とを含む。ベース部105は、長手方向の端部に、ガイド軸103が挿入される装着孔109を有する。ガイド軸103は、光ピックアップ装置102を、光学ディスクの径方向に沿って移動自在に支持する。
光ディスクドライブ装置101は、光ピックアップ装置102を光学ディスクの半径方向に移動させ、移動させた光ピックアップ装置102によって、光学ディスクの記録面に対する情報の書込みまたは読出しを行う。
図13は、図12に示す光ディスクドライブ装置101を切断面線XIII−XIIIで切断した部分断面図である。装着孔109には、たとえばメタルなどの軸受部品110が装着される。軸受部品110は、円筒状に形成され、装着孔109に圧入されてベース部105に保持される。ガイド軸103は、軸受部品110に挿入され、軸受部品110を介して、ベース部105を支持する。
ベース部105は、材料として、たとえばプラスチック部品、亜鉛ダイキャスト、アルミダイキャスト、およびマグネシウムダイキャストなどが用いられ、これらのうちで、放熱効果および製造コストの観点から亜鉛ダイキャストが用いられることが多い。亜鉛ダイキャストは、材料の特性としてクリープ強度が劣る。クリープとは、一定の温度および一定の応力を受けた材料が、ある時間を過ぎた後に生じる変形であり、亜鉛ダイキャストなどの金属では熱によって発生する。
第2の従来技術に係る亜鉛合金製光磁気ピックアップ部品は、アルミニウムを含有しない亜鉛合金であって、100℃、25MPaでのクリープ速度が1.5×10−4%/時間以下であり、60℃で1000時間までの経時寸法変化率が±0.01%以内である亜鉛合金によって製造されている。この亜鉛合金製光磁気ピックアップ部品は、耐クリープ特性および耐経時寸法変化特性に優れている(たとえば特許文献1参照)。
第1の従来技術に係る光ディスクドライブ装置101は、ベース部105の製造時において、たとえば光学部品を接着した後の接着歪み取り工程などで、75〜85°Cに加熱されることがある。この加熱によって亜鉛ダイキャストにクリープが発生すると、ベース部105は、圧入された軸受部品110を保持する力が弱くなり、軸受部品110が装着孔109から抜けることがあるという問題がある。
また、第2の従来技術に係る亜鉛合金製光磁気ピックアップ部品は、亜鉛ダイキャストの組成を変えて、耐クリープ性を向上させることができるけれども、組成の管理が困難であり、製造コストが増大するという問題がある。
本発明の目的は、軸受部品が装着孔から抜けることを防止し、かつ製造コストの増大を抑制することができる光ピックアップ装置、その製造方法および電子機器を提供することである。
本発明は、光記録媒体の記録面に光を照射して、情報を記録および/または再生する光ピックアップ装置であって、
前記光記録媒体の記録面に光を集光する対物レンズが搭載される対物レンズ搭載部と、
前記対物レンズ搭載部が固定されるベース部と、
前記ベース部を支持するためのガイド軸が挿通され、円筒状に形成される軸受部品と、
前記ベース部の側部に連なって形成され、前記軸受部品が装着される装着孔を有する軸受部品保持部であって、一端部に装着孔の内周面よりも半径方向内方へ突出する突出部が設けられる軸受部品保持部とを含むことを特徴とする光ピックアップ装置である。
前記光記録媒体の記録面に光を集光する対物レンズが搭載される対物レンズ搭載部と、
前記対物レンズ搭載部が固定されるベース部と、
前記ベース部を支持するためのガイド軸が挿通され、円筒状に形成される軸受部品と、
前記ベース部の側部に連なって形成され、前記軸受部品が装着される装着孔を有する軸受部品保持部であって、一端部に装着孔の内周面よりも半径方向内方へ突出する突出部が設けられる軸受部品保持部とを含むことを特徴とする光ピックアップ装置である。
また本発明は、前記軸受部品保持部の一端部には、円環状の突起が形成され、
前記突出部は、前記突起の少なくとも一部から成ることを特徴とする。
前記突出部は、前記突起の少なくとも一部から成ることを特徴とする。
また本発明は、前記軸受部品保持部の一端部には、1または複数の突起が形成され、
前記突出部は、前記1または複数の突起の少なくとも一部から成ることを特徴とする。
前記突出部は、前記1または複数の突起の少なくとも一部から成ることを特徴とする。
また本発明は、前記軸受部品の一端部には、薄肉部が形成されることを特徴とする。
また本発明は、前記軸受部品保持部の他端部には、装着孔の内周面よりも半径方向内方へ突出する凸部が設けられることを特徴とする。
また本発明は、前記軸受部品保持部の他端部には、装着孔の内周面よりも半径方向内方へ突出する凸部が設けられることを特徴とする。
また本発明は、前記光ピックアップ装置の製造方法であって、
前記軸受部品を前記軸受部品保持部の装着孔に圧入するための軸受部品圧入治具によって、軸受部品に圧力を付与し、軸受部品を装着孔の一端部側から圧入する軸受部品圧入工程と、
前記軸受部品圧入工程で、前記軸受部品が前記装着孔の一端部側から圧入され、前記軸受部品の一端部が前記装着孔の一端部を通過すると、前記軸受部品圧入治具によって前記装着孔の一端部に圧力を付与し、装着孔の一端部の少なくとも一部を変形させて前記突出部を形成する突出部形成工程とを含むことを特徴とする光ピックアップ装置の製造方法である。
また本発明は、前記光ピックアップ装置を備えることを特徴とする電子機器である。
前記軸受部品を前記軸受部品保持部の装着孔に圧入するための軸受部品圧入治具によって、軸受部品に圧力を付与し、軸受部品を装着孔の一端部側から圧入する軸受部品圧入工程と、
前記軸受部品圧入工程で、前記軸受部品が前記装着孔の一端部側から圧入され、前記軸受部品の一端部が前記装着孔の一端部を通過すると、前記軸受部品圧入治具によって前記装着孔の一端部に圧力を付与し、装着孔の一端部の少なくとも一部を変形させて前記突出部を形成する突出部形成工程とを含むことを特徴とする光ピックアップ装置の製造方法である。
また本発明は、前記光ピックアップ装置を備えることを特徴とする電子機器である。
本発明によれば、光ピックアップ装置は、光記録媒体の記録面に光を照射して、情報を記録および/または再生する。光ピックアップ装置は、対物レンズ搭載部と、ベース部と、軸受部品と、軸受部品保持部とを含んで構成される。対物レンズ搭載部は、光記録媒体の記録面にレーザ光を集光する対物レンズが搭載される。ベース部は、対物レンズ搭載部が固定される。軸受部品は、ベース部を支持するためのガイド軸が挿通され、円筒状に形成される。軸受部品保持部は、ベース部の側部に連なって形成され、軸受部品が装着される装着孔を有する。軸受部品保持部は、一端部に装着孔の内周面よりも半径方向内方へ突出する突出部が設けられる。
これによって、光ピックアップ装置は、突出部によって、軸受部品が装着孔の一端部側から抜け出すことを防止することができる。したがって、軸受部品保持部は、軸受部品を保持することができる。これによって、ベース部は、軸受部品および軸受部品保持部を介して、ガイド軸によって確実に支持されることができる。したがって、光ピックアップ装置は、ガイド軸による案内によって、予め定める方向、たとえば光記録媒体の半径方向などに正確に移動して、情報の記録および再生を精度よく行うことができる。
また、光ピックアップ装置は、装着孔の一端部に突出部を設けるという簡易な構成によって、軸受部品が装着孔の一端部側から抜け出すことを防止することができるので、製造コストの増大を抑制することができる。
また本発明によれば、軸受部品保持部の一端部には、円環状の突起が形成される。突出部は、突起の少なくとも一部から成る。
これによって、軸受部品保持部は、円環状に均一に突起が形成されるので、突起の全体に対して均一な圧力を付与することによって、突起を変形させて突出部を形成することができる。軸受部品保持部は、円環状の突起の一部のみを周方向に均等間隔で変形させることによっても、突出部を形成することができる。したがって、突起を変形させて突出部を形成するときに、軸受部品保持部に対する軸受部品の位置ずれが発生することを抑制することができる。
また本発明によれば、軸受部品保持部の一端部には、1または複数の突起が形成される。突出部は、1または複数の突起の少なくとも一部から成る。
これによって、軸受部品保持部は、突起が装着孔の周部の一部に形成されるので、突起を円環状に形成する場合に比べて、突起を変形させて突出部を形成するときに付与する圧力を小さくすることができる。したがって、突起を変形させて突出部を形成するときに、軸受部品保持部に対する軸受部品の位置ずれが、圧力の付与によって発生することを抑制することができる。
また本発明によれば、軸受部品の一端部には、薄肉部が形成される。これによって、薄肉部は、軸受部品の一端部に形成されるので、軸受部品保持部の一端部に形成される突出部と係合することができる。したがって、薄肉部は、軸受部品が装着孔の一端部側から抜け出すことを防止する効果を高めることができる。
また本発明によれば、軸受部品保持部の他端部には、装着孔の内周面よりも半径方向内方へ突出する凸部が設けられる。これによって、光ピックアップ装置は、凸部によって、軸受部品が装着孔の一端部側のみならず他端部側から抜け出すことをも防止することができる。したがって、軸受部品保持部は、軸受部品を確実に保持することができる。
また本発明によれば、光ピックアップ装置の製造方法は、前記光ピックアップ装置を製造する方法であって、軸受部品圧入工程と、突出部形成工程とを含む。軸受部品圧入工程では、軸受部品を軸受部品保持部の装着孔に圧入するための軸受部品圧入治具によって、軸受部品に圧力を付与し、軸受部品を装着孔の一端部側から圧入する。軸受部品圧入工程で、軸受部品が装着孔の一端部側から圧入され、軸受部品の一端部が装着孔の一端部を通過すると、突出部形成工程では、軸受部品圧入治具によって装着孔の一端部に圧力を付与し、装着孔の一端部の少なくとも一部を変形させて突出部を形成する。
これによって、光ピックアップ装置の製造方法では、軸受部品圧入治具によって、軸受部品圧入工程および突出部形成工程を、一連の流れで処理することができる。したがって、光ピックアップ装置の製造方法では、各工程での処理時間および作業負担が増加することを抑制しつつ、突出部を形成することができる。これによって、光ピックアップ装置の製造方法では、突出部によって軸受部品が装着孔の一端部側から抜け出すことを防止することができる光ピックアップ装置を、短時間でかつ容易に製造して、製造コストの増大を抑制することができる。
また本発明によれば、電子機器は、前記光ピックアップ装置を備える。これによって、光ピックアップ装置は、突出部によって、軸受部品が装着孔の一端部側から抜け出すことを防止することができる。したがって、軸受部品保持部は、軸受部品を保持することができる。これによって、ベース部は、軸受部品および軸受部品保持部を介して、ガイド軸によって確実に支持されることができる。したがって、光ピックアップ装置は、ガイド軸による案内によって、予め定める方向、たとえば光記録媒体の半径方向などに正確に移動することができる。これによって、光ピックアップ装置を備える電子機器は、情報の記録および再生を精度よく行うことができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る光ディスクドライブ装置1の平面図である。図1において、左右方向をタンジェンシャル方向Xとし、上下方向をトラッキング方向Yとし、紙面に垂直な方向をフォーカシング方向Zとする。以下、タンジェンシャル方向Xを単に「X方向」ともいい、トラッキング方向Yを単に「Y方向」ともいい、フォーカシング方向Zを単に「Z方向」ともいう。
図1は、本発明の第1実施形態に係る光ディスクドライブ装置1の平面図である。図1において、左右方向をタンジェンシャル方向Xとし、上下方向をトラッキング方向Yとし、紙面に垂直な方向をフォーカシング方向Zとする。以下、タンジェンシャル方向Xを単に「X方向」ともいい、トラッキング方向Yを単に「Y方向」ともいい、フォーカシング方向Zを単に「Z方向」ともいう。
光ディスクドライブ装置1は、光ピックアップ装置2と、第1ガイド軸11と、第2ガイド軸12と、ベースシャーシ13と、ディスク駆動部14とを含んで構成される。光ディスクドライブ装置1は、コンパクトディスク(Compact Disk:略称「CD」)、およびデジタルバーサタイルディスク(Digital Versatile Disc:略称「DVD」)などの光記録媒体に対して、情報の記録および再生のうちの少なくともいずれか1つを行うことに用いられる電子機器である。
光ピックアップ装置2は、記録面が形成される光記録媒体である光学ディスク20にレーザ光を照射して、記録および再生のうちの少なくともいずれか一方を行う。第1ガイド軸11および第2ガイド軸12は、光ピックアップ装置2を光学ディスク20の径方向に沿って移動自在に支持する。ベースシャーシ13は、ディスクドライブ装置の本体を構成する。ディスク駆動部14は、ターンテーブル16を有し、ターンテーブル16上に搭載される光学ディスク20を回転駆動する。
光ディスクドライブ装置1は、図示しないスピンドルモータの回転軸17に取り付けられたターンテーブル16上に、光学ディスク20を搭載して回転駆動するとともに、光ピックアップ装置2によってレーザ光を光学ディスク20の記録面に照射している。
光ピックアップ装置2は、第1ガイド軸11および第2ガイド軸12によって半径方向に案内される。ディスクドライブ装置は、光ピックアップ装置2を光学ディスク20の中心から半径方向に外周に向かって移動させ、移動させた光ピックアップ装置2によって記録面に対する情報の書込みまたは読出しを行う。
図2は、本発明の第1実施形態に係る光ピックアップ装置2を示す図である。図2(a)は、光ピックアップ装置2を示す平面図であり、図2(b)は、光ピックアップ装置2を示す右側面図であり、図2(c)は、光ピックアップ装置2を示す正面図である。
光ピックアップ装置2は、対物レンズ搭載部21と、ベース部22と、軸受部品23と、軸受部品保持部24と、ガイド軸保持部28と、光源素子26と、受光素子27と、図示しないレンズ駆動部と、図示しないピックアップ駆動部とを含んで構成される。この軸受部品23を、軸受けメタル、メタルなどと称することもある。
対物レンズ搭載部21は、光学ディスク20の記録面にレーザ光を集光する対物レンズ29が搭載される。ベース部22は、光ピックアップ装置2の基台であり、対物レンズ搭載部21が固定される。さらにベース部22には、光源素子26と、受光素子27とが配置される。
ベース部22は、亜鉛ダイキャストによって形成される。他の実施形態では、ベース部22は、プラスチック部品、アルミダイキャスト、およびマグネシウムダイキャストなどによって形成されてもよい。
軸受部品23は、円筒状に形成され、X方向に挿通孔32が形成される。挿通孔32は、内径が第1ガイド軸11の外径よりも僅かに大きく形成される。軸受部品23には、ベース部22を支持するための第1ガイド軸11が挿通孔32に挿通される。
軸受部品23は、潤滑剤を保持する多孔質体によって形成される。この多孔質体は、たとえば銅を主成分として、錫を約10%配合し、さらにその他の成分を配合して形成される。軸受部品23は、挿通孔32に第1ガイド軸11が挿通されている状態において、軸線方向Xへの摺動が潤滑剤によって滑らかに行われる。
軸受部品保持部24は、ベース部22の側部、すなわち長手方向であるY方向の一端部に連なって形成される。軸受部品保持部24は、軸受部品23が装着される装着孔31を有する。本実施形態では、2つの軸受部品保持部24が、X方向に間隔をあけて形成される。
ガイド軸保持部28は、ベース部22の側部、すなわち長手方向Yの他端部に連なって形成される。ガイド軸保持部28は、第2ガイド軸12をX方向に摺動可能に保持する。ガイド軸保持部28は、2つの挟持片30を有し、各挟持片30がZ方向に第2ガイド軸12を挟んで保持する。本実施形態では、ベース部22に1つのガイド軸保持部28が形成されるけれども、他の実施形態では、複数のガイド軸保持部28をベース部22の長手方向Yの他端部に形成してもよい。
第1ガイド軸11および第2ガイド軸12は、光ピックアップ装置2を光学ディスク20の径方向に移動自在に支持する。第1ガイド軸11および第2ガイド軸12は、棒状に形成され、軸線をX方向に向けて配置される。第1ガイド軸11は、外径が挿通孔32の内径よりも僅かに小さく形成される。軸受部品23は、軸受部品保持部24の装着孔31に装着され、軸受部品保持部24によって保持される。第1ガイド軸11は、軸受部品23を介して、ベース部22を支持する。
対物レンズ29は、ベース部22の上面側に配置され、光学ディスク20の記録面に光ビームを合焦させる。光源素子26は、レーザ光などの光ビームを出射する。受光素子27は、光学ディスク20の記録面から反射された戻りの光ビームを受光して信号を検出する。レンズ駆動部は、対物レンズ29を、光学ディスク20のフォーカシング方向Zおよびトラッキング方向Yに駆動させる。
光ピックアップ装置2は、第1ガイド軸11および第2ガイド軸12に支持されている状態において、ピックアップ駆動部によって、光学ディスク20の径方向であるX方向に沿って移動される。
図3は、図2に示した光ピックアップ装置2の軸受部品保持部24を切断面線III−IIIで切断した断面図である。図3では、第1ガイド軸11を省略して図示している。軸受部品保持部24は、軸受部品23が装着孔31に装着されている状態で、装着孔31の軸線方向であるX方向の一端部に、装着孔31の内周面よりも半径方向内方へ突出する突出部36を有する。
軸受部品保持部24は、突起37を有し、突起37は、装着孔31の軸線方向Xに見て、装着孔31の周部に円環状に形成され、軸線方向Xに突出する。突起37は、装着孔31の周部にリブ状に形成される。突起37は、装着孔31の成型時に同一方向の抜き加工によって形成される。突出部36は、突起37の少なくとも一部から成る。
装着孔31の内径D1は、軸受部品23の外径D2よりも僅かに小さく形成され、たとえば4.000mmに形成される。軸受部品23の外径D2は、装着孔31の内径D1よりも僅かに大きく形成され、たとえば4.010mmに形成される。装着孔31の内径D1が軸受部品23の外径D2よりも僅かに小さく形成されるので、軸受部品23を装着孔31に圧入すると、軸受部品23が装着孔31内に保持される。
突出部36の内径D3は、装着孔31の内径D1および軸受部品23の外径D2よりも小さく形成され、たとえば3.990mmに形成される。軸受部品23の内径は、第1ガイド軸11の外径よりも僅かに大きく形成される。
軸受部品23の軸線方向Xの両端部は、半径方向の内側および外側に第1面取り部39が形成される。第1面取り部39は、端部が予め定める第1の角度に面取り加工され、第1のC(Chamfer)面を規定する。具体的には、第1面取り部39は、軸受部品23の軸線方向Xの一端面と軸受部品23の外周面とが成す角度、軸受部品23の軸線方向Xの一端面と軸受部品23の内周面とが成す角度、軸受部品23の軸線方向Xの他端面と軸受部品23の外周面とが成す角度、および軸受部品23の軸線方向Xの他端面と軸受部品23の内周面とが成す角度を、予め定める第1の角度、たとえば約45°になるように面取り加工されて形成される。
軸受部品23に形成される4つの第1面取り部39のうち、軸受部品23の軸線方向Xの一端部において、半径方向の外側に形成される第1面取り部39を、抜け防止用面取り部46ともいう。
図4は、光ピックアップ装置2の製造方法を示すフローチャートである。図5は、光ピックアップ装置2の製造方法における光ピックアップ装置2の遷移を示す断面図である。図6は、準備工程における軸受部品保持部24および軸受部品23を装着孔31の一端側から見た図である。
光ピックアップ装置2の製造方法は、光ピックアップ装置2を製造する方法であって、準備工程と、軸受部品圧入工程と、突出部形成工程とを含む。軸受部品保持部24に軸受部品23を圧入させるときにステップS0に進んで、処理が開始される。
図5に示すように、軸受部品圧入治具41は、圧入ガイド部42と、圧力付与部43とを含んで構成される。圧入ガイド部42は、円柱状に形成され、外径が、軸受部品23の内径D3よりも僅かに小さく形成される。圧力付与部43は、円柱状に形成され、外径が、圧入ガイド部42の外径よりも大きく形成される。圧入ガイド部42および圧力付与部43は、同一軸線上に配置される。
圧力付与部43の軸線方向Xの他端部には、軸受部品保持部24の突起37に対向する位置に、円環状の溝部が形成される。溝部には、円筒状の第1内周面と、円環状の第2内周面と、円錐台状の第3内周面とを有する。溝部の深さ、すなわちX方向の寸法は、突起37のX方向の寸法よりも小さく形成される。
第1内周面は、最も半径方向内方に形成される。第1内周面の径寸法は、軸受部品23の内径よりも大きく、かつ軸受部品23の外径よりも小さく形成される。第2内周面は、第1内周面に連なって、第1内周面よりも半径方向外方に形成される。
第3内周面は、第2内周面に連なって、第2内周面よりも半径方向外方に形成される。第3内周面は、軸線方向Xの一端側から他端側に行くに従って半径方向外方へ傾斜する。第3内周面の径寸法は、X方向の一端部が突起37の外径よりも小さく形成され、X方向の他端部が突起37の外径よりも僅かに大きく形成される。
準備工程であるステップS1では、圧入ガイド部42の軸線と、装着孔31の軸線とを一致させて、軸受部品保持部24を配置する。図6に示すように、軸受部品23を装着孔31の軸線方向Xの一端側に、互いの軸線を一致させた状態に配置する。次に、軸受部品圧入治具41を軸線方向Xに移動させ、軸受部品圧入治具41を軸受部品保持部24に近接させ、圧入ガイド部42を軸受部品23の挿通孔32に挿入させる。
軸受部品圧入工程であるステップS2では、軸受部品23を軸受部品保持部24の装着孔31に圧入するための軸受部品圧入治具41によって、軸受部品23に圧力を付与し、軸受部品23を装着孔31の軸線方向Xの一端部側から圧入する。
図5(a)は、ステップS2における軸受部品圧入治具41、軸受部品保持部24および軸受部品23の状態を示す断面図である。軸受部品23の軸線方向Xの他端側の一部が、装着孔31に挿入されている。
突起37の軸線方向Xの一端部には、半径方向の内側に第2面取り部40が形成される。第2面取り部40は、予め定める第2の角度に面取り加工され、第2のC面を規定する。具体的には、第2面取り部40は、突起37の軸線方向Xの一端面と装着孔31の内周面とが成す角度を、予め定める第2の角度、たとえば約45°になるように面取り加工されて形成される。
軸受部品保持部24の第2面取り部40と、軸受部品23の第1面取り部39とによって、ステップS1での軸受部品23の装着孔31に対する位置合わせにおいて、軸線方向Xに垂直な方向へのずれを許容させることができる。
ステップS2では、軸受部品圧入治具41が軸受部品23を押圧して、軸受部品23の軸受部品保持部24への圧入を行う。ステップS2では、軸受部品圧入治具41は、軸受部品23に対して予め定める圧力、たとえば5kgf以上の圧力を付与する。
前記ステップS2で、軸受部品23が装着孔31の一端部側から圧入され、軸受部品23の軸線方向Xの一端部が装着孔31の一端部を通過すると、突出部形成工程であるステップS3では、軸受部品圧入治具41によって装着孔31の一端部に圧力を付与し、装着孔31の一端部の少なくとも一部を変形させて突出部36を形成する。
図5(b)は、ステップS3における軸受部品圧入治具41、軸受部品保持部24および軸受部品23の状態を示す断面図である。軸受部品圧入治具41の圧力付与部43によって、突起37に圧力が付与され、かしめ加工が行われる。突起37は、溝部によってかしめられて、半径方向内方に変形して、突出部36が形成される。抜け防止用面取り部46は、突起37の半径方向の内方に位置することによって、突起37が半径方向の内方へ変形することを容易にする効果を奏する。
ステップS3では、軸受部品圧入治具41が軸受部品23を押圧して、軸受部品23を軸受部品保持部24に圧入するとともに、軸受部品圧入治具41が突起37を押圧して、突出部36の形成を行う。ステップS3では、軸受部品圧入治具41は、軸受部品23および突起37に対して、予め定める圧力、たとえば5kgf以上の圧力を付与する。
突出部36の形成が終了すると、軸受部品圧入治具41は、軸受部品保持部24および軸受部品23から離間する向きに移動され、圧入ガイド部42が挿通孔32から引き抜かれて、ステップS4に進んで処理が終了する。
図5(c)は、ステップS3での処理が終了した後における軸受部品保持部24および軸受部品23の状態を示す断面図である。図5(d)は、図5(c)に示す軸受部品保持部24の突起37を拡大した断面図である。
装着孔31の軸線方向Xの一端側から軸受部品23が圧入されるので、装着孔31の一端側では、装着孔31の内周面が半径方向外方に僅かに押し広げられるけれども、装着孔31の軸線方向Xの一端側に、突出部36が形成されるので、軸受部品23が装着孔31の一端側から抜け出すことを防止することができる。
装着孔31の軸線方向Xの他端側には、突出部36が形成されないけれども、装着孔31の他端側から軸受部品23が圧入されていないので、軸受部品23が装着孔31の他端側から抜け出すことは通常起こらない。
(比較例)
図7は、比較例の光ピックアップ装置111の軸受部品保持部24および軸受部品23を装着孔31の一端側から見た図である。図8は、比較例の光ピックアップ装置111の製造方法における光ピックアップ装置111の遷移を示す断面図である。
図7は、比較例の光ピックアップ装置111の軸受部品保持部24および軸受部品23を装着孔31の一端側から見た図である。図8は、比較例の光ピックアップ装置111の製造方法における光ピックアップ装置111の遷移を示す断面図である。
比較例の光ピックアップ装置111は、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2と比べて、軸受部品保持部24に突起37を有さない構成である。比較例の軸受部品圧入治具41は、第1実施形態に係る軸受部品圧入治具41と比べて、圧力付与部43に溝部を有さない構成である。比較例の光ピックアップ装置111および軸受部品圧入治具41では、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2および軸受部品圧入治具41と同一の構成には同一の参照符を付して、重複を避けるために説明を省略する。
比較例の光ピックアップ装置111の製造方法は、前述したステップS3での突出部形成工程が行われず、ステップS1と同様の準備工程と、ステップS2と同様の軸受部品圧入工程とが行われる。
この準備工程では、図7に示すように、軸受部品保持部24および軸受部品23が軸線を一致させて配置される。軸受部品保持部24の装着孔31の内周面には、軸線方向Xの一端部に第2面取り部40が形成される。
図8(a)は、圧入工程の初期の軸受部品圧入治具41、軸受部品保持部24および軸受部品23の状態を示す断面図である。図8(b)は、圧入工程の終了時の軸受部品圧入治具41、軸受部品保持部24および軸受部品23の状態を示す断面図である。軸受部品圧入治具41が軸受部品23を押圧して、軸受部品23の軸受部品保持部24への圧入を行う。
図8(c)は、圧入工程の終了後の軸受部品保持部24および軸受部品23の状態を示す断面図である。軸受部品圧入治具41が軸受部品保持部24および軸受部品23から離間する向きに移動され、圧入ガイド部42が挿通孔32から引き抜かれて、処理が終了する。軸受部品23は、装着孔31内に保持されているけれども、軸線方向Xの一端側から、抜け出ることがある。
これは、装着孔31の軸線方向Xの一端側から軸受部品23が圧入されるので、装着孔31の一端側では、装着孔31の内周面が半径方向外方に押し広げられるからである。ベース部22および軸受部品保持部24は、亜鉛ダイキャストによって形成されるので、材料の特性としてクリープ強度が劣る。クリープとは、一定の温度および一定の応力を受けた材料が、ある時間を過ぎた後に生じる変形であり、亜鉛ダイキャストなどの金属では熱によって発生する。
これは、装着孔31の軸線方向Xの一端側から軸受部品23が圧入されるので、装着孔31の一端側では、装着孔31の内周面が半径方向外方に押し広げられるからである。ベース部22および軸受部品保持部24は、亜鉛ダイキャストによって形成されるので、材料の特性としてクリープ強度が劣る。クリープとは、一定の温度および一定の応力を受けた材料が、ある時間を過ぎた後に生じる変形であり、亜鉛ダイキャストなどの金属では熱によって発生する。
第1実施形態に係る光ピックアップ装置2の製造方法では、比較例の光ピックアップ装置111の製造方法と比較して、ステップS3での突出部形成工程をさらに含む。第1実施形態に係る光ピックアップ装置2の製造方法では、ステップS2とステップS3とが、軸受部品圧入治具41を軸受部品保持部24に近接する向き、すなわち軸線方向Xの他方側に移動させるという一連の処理によって行われる。したがって、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2の製造方法では、比較例の光ピックアップ装置111の製造方法に比べて、処理時間を増加させることなく、軸受部品23の圧入および突出部36の形成を短時間で行うことができる。
このように、光ピックアップ装置2は、光学ディスク20の記録面に光を照射して、情報を記録および/または再生する。光ピックアップ装置2は、対物レンズ搭載部21と、ベース部22と、軸受部品23と、軸受部品保持部24とを含んで構成される。対物レンズ搭載部21は、光学ディスク20の記録面にレーザ光を集光する対物レンズ29が搭載される。ベース部22は、対物レンズ搭載部21が固定される。軸受部品23は、ベース部22を支持するための第1ガイド軸11が挿通され、円筒状に形成される。軸受部品保持部24は、ベース部22の側部に連なって形成され、軸受部品23が装着される装着孔31を有する。軸受部品保持部24は、一端部に装着孔31の内周面よりも半径方向内方へ突出する突出部36を有する。
これによって、光ピックアップ装置2は、突出部36によって、軸受部品23が装着孔31の一端部側から抜け出すことを防止することができる。したがって、軸受部品保持部24は、軸受部品23を保持することができる。これによって、ベース部22は、軸受部品23および軸受部品保持部24を介して、第1ガイド軸11によって確実に支持されることができる。したがって、光ピックアップ装置2は、第1ガイド軸11による案内によって、予め定める方向、たとえば光記録媒体の半径方向などに正確に移動して、情報の記録および再生を精度よく行うことができる。
また、光ピックアップ装置2は、装着孔31の一端部に突出部36を設けるという簡易な構成によって、軸受部品23が装着孔31の一端部側から抜け出すことを防止することができるので、製造コストの増大を抑制することができる
さらに、軸受部品保持部24の一端部には、円環状の突起37が形成される。突出部36は、突起37の少なくとも一部から成る。
さらに、軸受部品保持部24の一端部には、円環状の突起37が形成される。突出部36は、突起37の少なくとも一部から成る。
これによって、軸受部品保持部24は、円環状に均一に突起37が形成されるので、突起37の全体に対して均一な圧力を付与することによって、突起37を変形させて突出部36を形成することができる。軸受部品保持部24は、円環状の突起37の一部のみを周方向に均等間隔で変形させることによっても、突出部36を形成することができる。したがって、突起37を変形させて突出部36を形成するときに、軸受部品保持部24に対する軸受部品23の位置ずれが発生することを抑制することができる。
さらに、光ピックアップ装置2の製造方法は、前記光ピックアップ装置2を製造する方法であって、ステップS2である軸受部品圧入工程と、ステップS3である突出部形成工程とを含む。軸受部品圧入工程では、軸受部品23を軸受部品保持部24の装着孔31に圧入するための軸受部品圧入治具41によって、軸受部品23に圧力を付与し、軸受部品23を装着孔31の軸線方向Xの一端部側から圧入する。軸受部品圧入工程で、軸受部品23が装着孔31の一端部側から圧入され、軸受部品23の軸線方向Xの一端部が装着孔31の一端部を通過すると、突出部形成工程では、軸受部品圧入治具41によって装着孔31の一端部に圧力を付与し、装着孔31の一端部の少なくとも一部を変形させて突出部36を形成する。
これによって、光ピックアップ装置2の製造方法では、軸受部品圧入治具41によって、軸受部品圧入工程および突出部形成工程を、一連の流れで処理することができる。したがって、光ピックアップ装置2の製造方法では、各工程での処理時間および作業負担が増加することを抑制しつつ、突出部36を形成することができる。これによって、光ピックアップ装置2の製造方法では、突出部36によって軸受部品23が装着孔31の一端部側から抜け出すことを防止することができる光ピックアップ装置2を、短時間でかつ容易に製造して、製造コストの増大を抑制することができる。
さらに、電子機器である光ディスクドライブ装置1は、前記光ピックアップ装置2を備える。光ピックアップ装置2は、突出部36によって、軸受部品23が装着孔31の一端部側から抜け出すことを防止することができる。したがって、軸受部品保持部24は、軸受部品23を保持することができる。これによって、ベース部22は、軸受部品23および軸受部品保持部24を介して、第1ガイド軸11によって確実に支持されることができる。したがって、光ピックアップ装置2は、第1ガイド軸11による案内によって、予め定める方向、たとえば光記録媒体の半径方向などに正確に移動することができる。これによって、光ピックアップ装置2を備える電子機器は、情報の記録および再生を精度よく行うことができる。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態に係る光ピックアップ装置2の軸受部品保持部24および軸受部品23を装着孔31の一端側から見た図である。本実施形態に係る光ピックアップ装置2は、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2に類似し、軸受部品保持部24の突起37の構成のみが異なる。本実施形態に係る光ピックアップ装置2では、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2と同一の構成には同一の参照符を付して、重複を避けるために説明を省略する。本実施形態に係る光ピックアップ装置2の製造方法は、前述したステップS1〜S3での各工程と同様の工程によって処理される。
図9は、本発明の第2実施形態に係る光ピックアップ装置2の軸受部品保持部24および軸受部品23を装着孔31の一端側から見た図である。本実施形態に係る光ピックアップ装置2は、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2に類似し、軸受部品保持部24の突起37の構成のみが異なる。本実施形態に係る光ピックアップ装置2では、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2と同一の構成には同一の参照符を付して、重複を避けるために説明を省略する。本実施形態に係る光ピックアップ装置2の製造方法は、前述したステップS1〜S3での各工程と同様の工程によって処理される。
軸受部品保持部24は、装着孔31の軸線方向Xに見て、装着孔31の周部の一部に形成され、軸線方向Xに突出する1または複数の突起37を有する。突出部36は、少なくとも1つの突起37の少なくとも一部から成る。
本実施形態では、4つの突起37が、装着孔31の周部に、互いに均等の間隔をあけて形成される。各突起37には、装着孔31の内周面における軸線方向Xの一端側に、第2面取り部40が形成される。
他の実施形態では、1以上の任意の数の突起37を、装着孔31の周部に形成する構成であってもよい。また突起37の形状は、円環状に形成される突起37の一部を切り欠いて形成してもよい。
このように、軸受部品保持部24の一端部には、1または複数の突起37が形成される。突出部36は、1または複数の突起37の少なくとも一部から成る。これによって、軸受部品保持部24は、突起37が装着孔31の周部の一部に形成されるので、突起37を円環状に形成する場合に比べて、突起37を変形させて突出部36を形成するときに付与する圧力を小さくすることができる。したがって、突起37を変形させて突出部36を形成するときに、軸受部品保持部24に対する軸受部品23の位置ずれが、圧力の付与によって発生することを抑制することができる。
(第3実施形態)
図10は、本発明の第3実施形態に係る光ピックアップ装置2の製造方法における光ピックアップ装置2の遷移を示す断面図である。本実施形態に係る光ピックアップ装置2は、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2に類似し、軸受部品23に薄肉部51が形成される点のみが異なる。本実施形態に係る光ピックアップ装置2では、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2と同一の構成には同一の参照符を付して、重複を避けるために説明を省略する。
図10は、本発明の第3実施形態に係る光ピックアップ装置2の製造方法における光ピックアップ装置2の遷移を示す断面図である。本実施形態に係る光ピックアップ装置2は、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2に類似し、軸受部品23に薄肉部51が形成される点のみが異なる。本実施形態に係る光ピックアップ装置2では、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2と同一の構成には同一の参照符を付して、重複を避けるために説明を省略する。
軸受部品23は、軸線方向Xの一端部に、外径が軸受部品保持部24の装着孔31の内径よりも小さく形成される薄肉部51を有する。薄肉部51は、外径が軸受部品23の外径よりも小さく形成される。薄肉部51は、第1面取り部39よりも軸線方向Xに長く形成される。軸受部品23が軸受部品保持部24に圧入された後の状態において、薄肉部51は、突起37に対して半径方向内方から対向する位置に形成される。
図10(a)は、圧入工程での軸受部品圧入治具41、軸受部品保持部24および軸受部品23の状態を示す断面図である。図10(b)は、突出部形成工程での軸受部品圧入治具41、軸受部品保持部24および軸受部品23の状態を示す断面図である。図10(c)は、突出部形成工程の終了後の軸受部品保持部24および軸受部品23の状態を示す断面図である。
本実施形態に係る光ピックアップ装置2の製造方法は、前述したステップS1〜S3での各工程と同様の工程によって処理される。ステップS3において、軸受部品圧入治具41の溝部によって、軸受部品保持部24の突起37がかしめられると、突起37が半径方向内方へ変形し、突出部36と薄肉部51とが係合する。
薄肉部51は、抜け防止用面取り部46よりも、突起37の半径方向の内側に大きな空間を規定することができ、これによって、突起37が半径方向の内側に変形することを容易にすることができる。
このように、軸受部品23の一端部には、薄肉部51が形成される。これによって、薄肉部51は、軸受部品23の軸線方向Xの一端部に形成されるので、軸受部品保持部24の軸線方向Xの一端部に形成される突出部36と係合することができる。したがって、薄肉部51は、軸受部品23が装着孔31の一端部側から抜け出すことを防止する効果を高めることができる。
(第4実施形態)
図11は、本発明の第4実施形態に係る光ピックアップ装置2の軸受部品保持部24および軸受部品23を示す断面図である。本実施形態に係る光ピックアップ装置2は、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2に類似し、軸受部品保持部24に凸部56が形成される点のみが異なる。本実施形態に係る光ピックアップ装置2では、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2と同一の構成には同一の参照符を付して、重複を避けるために説明を省略する。本実施形態に係る光ピックアップ装置2の製造方法は、前述したステップS1〜S3での各工程と同様の工程によって処理される。
図11は、本発明の第4実施形態に係る光ピックアップ装置2の軸受部品保持部24および軸受部品23を示す断面図である。本実施形態に係る光ピックアップ装置2は、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2に類似し、軸受部品保持部24に凸部56が形成される点のみが異なる。本実施形態に係る光ピックアップ装置2では、第1実施形態に係る光ピックアップ装置2と同一の構成には同一の参照符を付して、重複を避けるために説明を省略する。本実施形態に係る光ピックアップ装置2の製造方法は、前述したステップS1〜S3での各工程と同様の工程によって処理される。
軸受部品保持部24は、装着孔31の軸線方向Xの他端部に、装着孔31の内周面よりも半径方向内方へ突出する凸部56を有する。凸部56は、装着孔31の内周面に、円環状に形成される。凸部56の内径は、軸受部品23の外径よりも小さく形成される。
他の実施形態では、装着孔31の他端部の内周面に、1または複数の突起状の凸部56を設ける構成であってもよい。
このように、軸受部品保持部24の他端部には、装着孔31の内周面よりも半径方向内方へ突出する凸部56が設けられる。これによって、光ピックアップ装置2は、凸部56によって、軸受部品23が装着孔31の一端部側のみならず他端部側から抜け出すことをも防止することができる。したがって、軸受部品保持部24は、軸受部品23を確実に保持することができる。
1 光ディスクドライブ装置
2 光ピックアップ装置
11 第1ガイド軸
12 第2ガイド軸
13 ベースシャーシ
14 ディスク駆動部
16 ターンテーブル
17 回転軸
20 光学ディスク
21 対物レンズ搭載部
22 ベース部
23 軸受部品
24 軸受部品保持部
26 光源素子
27 受光素子
28 ガイド軸保持部
29 対物レンズ
30 挟持片
31 装着孔
32 挿通孔
36 突出部
37 突起
39 第1面取り部
40 第2面取り部
41 軸受部品圧入治具
42 圧入ガイド部
43 圧力付与部
46 抜け防止用面取り部
51 薄肉部
56 凸部
101 ディスクドライブ装置
102 光ピックアップ装置
103 ガイド軸
105 ベース部
106 光源素子
107 対物レンズ
108 受光素子
109 装着孔
110 軸受部品
2 光ピックアップ装置
11 第1ガイド軸
12 第2ガイド軸
13 ベースシャーシ
14 ディスク駆動部
16 ターンテーブル
17 回転軸
20 光学ディスク
21 対物レンズ搭載部
22 ベース部
23 軸受部品
24 軸受部品保持部
26 光源素子
27 受光素子
28 ガイド軸保持部
29 対物レンズ
30 挟持片
31 装着孔
32 挿通孔
36 突出部
37 突起
39 第1面取り部
40 第2面取り部
41 軸受部品圧入治具
42 圧入ガイド部
43 圧力付与部
46 抜け防止用面取り部
51 薄肉部
56 凸部
101 ディスクドライブ装置
102 光ピックアップ装置
103 ガイド軸
105 ベース部
106 光源素子
107 対物レンズ
108 受光素子
109 装着孔
110 軸受部品
Claims (7)
- 光記録媒体の記録面に光を照射して、情報を記録および/または再生する光ピックアップ装置であって、
前記光記録媒体の記録面に光を集光する対物レンズが搭載される対物レンズ搭載部と、
前記対物レンズ搭載部が固定されるベース部と、
前記ベース部を支持するためのガイド軸が挿通され、円筒状に形成される軸受部品と、
前記ベース部の側部に連なって形成され、前記軸受部品が装着される装着孔を有する軸受部品保持部であって、一端部に装着孔の内周面よりも半径方向内方へ突出する突出部が設けられる軸受部品保持部とを含むことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 前記軸受部品保持部の一端部には、円環状の突起が形成され、
前記突出部は、前記突起の少なくとも一部から成ることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。 - 前記軸受部品保持部の一端部には、1または複数の突起が形成され、
前記突出部は、前記1または複数の突起の少なくとも一部から成ることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。 - 前記軸受部品の一端部には、薄肉部が形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の光ピックアップ装置。
- 前記軸受部品保持部の他端部には、装着孔の内周面よりも半径方向内方へ突出する凸部が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の光ピックアップ装置。
- 請求項1〜5のいずれか1つに記載の光ピックアップ装置の製造方法であって、
前記軸受部品を前記軸受部品保持部の装着孔に圧入するための軸受部品圧入治具によって、軸受部品に圧力を付与し、軸受部品を装着孔の一端部側から圧入する軸受部品圧入工程と、
前記軸受部品圧入工程で、前記軸受部品が前記装着孔の一端部側から圧入され、前記軸受部品の一端部が前記装着孔の一端部を通過すると、前記軸受部品圧入治具によって前記装着孔の一端部に圧力を付与し、装着孔の一端部の少なくとも一部を変形させて前記突出部を形成する突出部形成工程とを含むことを特徴とする光ピックアップ装置の製造方法。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載の光ピックアップ装置を備えることを特徴とする電子機器。
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- 2010-08-05 JP JP2010176818A patent/JP2012038381A/ja active Pending
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