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JP2012034758A - 電気掃除機 - Google Patents

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JP2012034758A
JP2012034758A JP2010175964A JP2010175964A JP2012034758A JP 2012034758 A JP2012034758 A JP 2012034758A JP 2010175964 A JP2010175964 A JP 2010175964A JP 2010175964 A JP2010175964 A JP 2010175964A JP 2012034758 A JP2012034758 A JP 2012034758A
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vacuum cleaner
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JP2010175964A
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Keijiro Kunimoto
啓次郎 國本
Izumi Yamaura
泉 山浦
Katsuyuki Ota
勝之 太田
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Panasonic Corp
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Panasonic Corp
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Abstract

【課題】フィルタに付着した塵埃を低騒音でかつ高効率に除去する電気掃除機を提供すること。
【解決手段】断面形状が波形のフィルタ40のひだ41に、異なった位相で振動する複数の除塵子55を当接させ、ひだ41毎に異なる位相で振動させるようにしたので、フィルタ40の除塵が低騒音でかつ効果的に行うことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、塵埃を濾過するフィルタを備えた電気掃除機に関するものである。
電気掃除機の分野においては、フィルタの目詰まりを防止する手段としてフィルタに振動を与えて除塵する方法が多く提案がされてきた。例えば、断面が波形状に折り曲げられて複数のヒダが形成されたフィルタのそれぞれのヒダに嵌め込まれた複数の爪部を振動させる除塵手段を備えた掃除機が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の掃除機本体の模式図を示す。図8は、同従来の掃除機のフィルタ装置の斜視図を示す。
図7および図8に示すように、電動送風機110によって吸引された塵埃を補足するフィルタ装置111と、このフィルタ装置111を振動させるバイブレータ112を備え、電動送風機110の駆動前または駆動させた後にバイブレータ112によってフィルタ装置111を振動させて、フィルタ装置111に捕捉した塵埃を除去するように構成されている。
フィルタ装置111は、矩形の枠フレーム113と、この枠フレーム113に内設され、波状に折り曲げられて複数の突部114および凹部115が形成されたシート体116と、シート体116にバイブレータ112の振動を伝達する振動伝達部材117とが取り付けられている。
バイブレータ112は、内部に振動モータ(図示せず)を備え、フィルタ装置111に並設されている。
振動伝達部材117は、シート体116の凹部115のそれぞれに嵌め込まれた複数の爪部118と、バイブレータ112からの振動を直接受ける伝達突部119とを備えている。
そして、バイブレータ112の振動は伝達突部119より振動伝達部材117に伝わり、この振動は爪部118からシート体116に伝わることで、シート体116に捕捉された塵埃を除去するように構成している。
特開2004−121621号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来の電気掃除機であっても、除塵性能の高効率化と低騒音化の観点からは未だ改善の余地があった。
すなわち、先に述べたように、特許文献1に記載の電気掃除機では、バイブレータ112の振動は、振動伝達部材117の伝達突部119で受け、爪部118を振動させて、シート体116に伝える。このように全ての爪部118とシート体116全体が同一方向に同時に可動して振動すると、シート体116の突部114の上流側(上流側では凹部形状
)に挟まるように付着した塵埃も、シート体116に付着したまま同調して動いてしまう。このため、シート体116から塵埃が離れないまま振動してしまい、塵埃が除去できない場合があった。
また、それぞれの部材は、バイブレータ112の振動と同期して振動するので、支持部であるフィルタ装置111全体を振動させてしまう。また、フィルタ装置111だけでなく、これを支える電気掃除機全体も振動させてしまい、騒音発生の原因となってしまう。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、フィルタに付着した塵埃を低騒音でかつ高効率に除去する電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、電動送風機と、断面形状が波形で複数のヒダを有し前記電動送風機によって吸引された塵埃を補足するフィルタと、前記フィルタに付着した塵埃を除去する除塵手段とを有し、前記除塵手段は、前記フィルタのひだに略直交する方向にそれぞれ異なった位相で振動する複数の変換部を有する駆動手段と、前記フィルタに近接され前記複数の変換部にそれぞれ連動して可動する複数の除塵子とを有し、前記除塵子に前記ひだを当接させて、前記ヒダ毎に異なる位相で振動させるようにした電気掃除機を提供する(請求項1)。
上述のように、本発明の電機掃除機は、フィルタのヒダ毎に異なる位相で振動させるようにしたことによって、隣り合うひだ間のピッチが変化するので、ひだの谷間の容積変化による圧力変化が発生する。すなわち、ピッチが狭まる際には谷間の内圧が上昇し、ピッチが広がる際には谷間の内圧が低下する。この圧力変化が濾膜を通して濾膜に付着した塵埃を引き剥がし、塵埃が容易に剥落する。
また、上述の圧力変化は、内圧が上昇する際に濾膜を外側に膨らませるように変形させ、内圧が低下する際は濾膜を内側に変形させるので、フィルタ上流側のひだの谷間のV字角度が変化し、ここに付着堆積する塵埃を濾膜から剥離するように作用する。
さらに、複数の位相の異なった変換部の振動動作によって、除塵子およびひだを振動させるので、外部に対して振動が相殺され、振動による騒音発生が防止できる。故に、本発明はフィルタに付着した塵埃を低騒音でかつ高効率に除去する電気掃除機を提供することができる。
また、上述の本発明の効果をより確実に得る観点から、本発明の電気掃除機においては、前記除塵手段が、前記フィルタのひだに略直交する方向に略180°位相の異なる二つの変換部を有する駆動手段と、前記二つの変換部のそれぞれに連動して可動する二つの除塵子とを有し、前記二つの内一方の除塵子は前記フィルタの奇数列のひだを振動させ、前記他方の除塵子は前記フィルタの偶数列のひだを振動させることが好ましい(請求項2)。
この構成とすることにより、隣り合うひだの振動方向が反対方向となり、ひだ間のピッチ変化が最大となる。したがって上述の請求項1による除塵効果がより顕著となる。また、二つの変換部の互いの動作と、二つの除塵子の互いの動作は、それぞれ振動方向が反対方向となるので、外部への振動の相殺作用が効率働き防振効果も向上する。
また、上述の本発明の効果をより確実に得る観点から、本発明の電気掃除機においては、前記除塵子が、前記フィルタの下流側のひだの稜線部を振動させることが好ましい(請求項3)。
断面形状が波形にひだ折りしたフィルタによる塵埃を濾過する場合、濾膜に付着しようとする塵埃は、フィルタ上流側の波形濾膜の傾斜部を下流側へと移動し、最終的に濾膜谷部へと移動して付着する傾向にある。すなわち、この塵埃の集まる濾膜谷部はフィルタの下流側のひだ稜線部に相当する。したがってフィルタの下流側のひだの稜線部を振動させることにより、ひだ稜線部の上流側に堆積しやすい塵埃に対して振動が強く作用し、濾膜に付着する塵埃が剥離しやすくなる。したがって効率の良い除塵が可能となる。
また、上述の本発明の効果をより確実に得る観点から、本発明の電気掃除機においては、前記除塵子が、前記フィルタの上流側のひだの稜線部を振動させることが好ましい(請求項4)。
この構成とすることにより、フィルタの上流側のひだのピッチが変わるので、上流側のひだとひだとの間の谷間の角度が変化し、ここに付着堆積する塵埃が濾膜から剥離しやすくなる。したがって効率の良い除塵が可能となる。
また、上述の本発明の効果に加えて低コスト化と作りやすさの観点から、本発明の電気掃除機においては、前記駆動手段が、単一の電動回転するモータと、前記モータの回転を往復直線駆動に変換する複数Nの変換部とを備え、前記複数の変換部は、それぞれの往復動作の位相角が略360°/Nづつ異なるようすることが好ましい(請求項5)。
この構成とすることにより、単一の電動モータによる構成できるので、構造が簡単で低コストに構成できる。また、複数の変換部の往復動作の位相設定が、単一の電動モータから変換しているので、構造的に設定でき、電気制御的な設定が不要で、位相のずれがない。
また、上述の本発明の効果をより確実に得る観点から、本発明の電気掃除機においては、前記除塵子が、前記フィルタのひだの稜線に略直交する方向に沿って、前記ひだとひだとの間の谷部に突起する複数の爪部を有し、前記爪部は、当接対象ヒダに対して前記ヒダの両側から挟むように一対の板状突起を備えることが好ましい(請求項6)。
この構成とすることにより、除塵子により当接対象のひだだけを振動させる場合に、爪部とひだとを構造的に接合する必要がないので、部品の組立やメンテナンスが容易になる。また、板状突起と当接対象ひだとの間に隙間を設けることができるので、除塵子を往復振動させる際に除塵子とひだとの衝突による衝撃を濾膜に加えることができ、濾膜から塵埃を剥離させて効率的に塵埃を除去することができる。
また、上述の本発明の効果をより確実に得る観点から、本発明の電気掃除機においては、前記変換部と前記除塵子との間の振動伝達経路に弾性手段を設け、前記弾性手段を介して前記変換部の振動を前記除塵子に伝えることが好ましい(請求項7)。
上述のように、本発明の電気掃除機は、変換部の駆動を弾性手段を介して除塵子に伝達する構成とすることによって、主に弾性手段のバネ性と除塵子の重量とから共振条件が成立ち、この共振周波数に駆動手段の周波数を近づけると除塵子の振幅を増加させることができる。したがって、この除塵子に近接して設けたフィルタが大きく振動し、効率的に塵埃を除去することができる。
また、変換部の往復駆動を弾性手段を介して除塵子に伝達するので、変換部と除塵子との間で衝突音が発生することがない。故に、本発明はフィルタに付着した塵埃を低騒音でかつ高効率に除去する電気掃除機を提供することができる。
本発明によれば、フィルタに付着した塵埃を低騒音でかつ高効率に除去する電気掃除機を提供することができるようになる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体図 同電気掃除機の本体要部の構成を示す断面図 (a)同電気掃除機のフィルタおよび除塵手段を示す斜視図、(b)同フィルタおよび除塵手段の一部を省略した斜視図 (a)同電気掃除機のフィルタおよび除塵手段の正面図、(b)同フィルタおよび除塵手段のA−A断面図、(c)同フィルタおよび除塵手段のB−B断面図、(d)同フィルタおよび除塵手段のC−C断面図 同電気掃除機の除塵子のモータ回転角度とストローク特性図 (a)同電気掃除機のフィルタおよび除塵子のモータ角度0度または180度での動作を示す模式図、(b)同電気掃除機のフィルタおよび除塵子のモータ角度90度での動作を示す模式図(c)同電気掃除機のフィルタおよび除塵子のモータ角度270度での動作を示す模式図 従来の電気掃除機の本体要部の構成を閉めす模式図 従来の電気掃除機のフィルタ装置の斜視図
以下、図面を参照しながら本発明の電気掃除機の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は本発明の電気掃除機の第1実施形態を示す全体図、図2は同電気掃除機の本体要部の構成を示す断面図、図3(a)は同電気掃除機のフィルタおよび除塵手段を示す斜視図、図3(b)は同フィルタおよび除塵手段の一部を省略した斜視図、図4(a)は同電気掃除機のフィルタおよび除塵手段の正面図、図4(b)は同フィルタおよび除塵手段のA−A断面図、図4(c)は同フィルタおよび除塵手段のB−B断面図、図4(d)は同フィルタおよび除塵手段のC−C断面図である。
図1に示すように、掃除機本体1の外部には、車輪3およびキャスター4が取り付けられており、掃除機本体1は床面を自在に移動できる。集塵ケース5設置部の下方に設けられた吸引口6には、吸引ホース7、延長管8が順次接続されており、延長管8の先端に吸込具9が取り付けられている。
図2に示すように、掃除機本体1内には、電動送風機21が内蔵され、電動送風機21の上流側には、通気口22を有する隔壁26を介して集塵ケース5が掃除機本体1に対して着脱自在に設置されている。そして、電動送風機21を運転することにより、家屋の床面上の塵埃を吸引することができ、集塵ケース5は吸引した塵埃を含む空気を導入し、塵埃を遠心分離して堆積し、かつ微細な塵埃を濾過する。そして、濾過した空気は電動送風機21下流の排気出口(図示せず)から排気するようにしている(サイクロン型掃除機)。
また、集塵ケース5は、下部の吸気口30を有する中空円筒形状の集塵ボックス31と、上部の排気口32を有する集塵蓋33とからなり、集塵ケース5を掃除機本体1に装着した状態で、吸気口30が吸引口6と連通し、排気口32が通気口22と連通するように
構成されている。
集塵ボックス31は、内部に径の異なる中空円筒と中空円錐を多段に重ねた形状の中ケース34が設けられ、この中ケース34は、上から順にフィルタ収容ケース35、傾斜筒A36、1次フィルタ37、傾斜筒B38、細塵筒39が連続に接続されて構成されている。
フィルタ収容ケース35は、内部にフィルタ40を納め、外周は集塵ボックス31内面上端部に沿うように収められ、フィルタ収容ケース35の外面と集塵ボックス31の内面はシール部材(図示せず)で隙間を塞ぐように配置されている。
傾斜筒A36は、中空円錐状を成しており、フィルタ40で捕捉される塵埃を除去する際に、フィルタ40から落下する塵埃を、1次フィルタ37、傾斜筒B38、細塵筒39へと導くための斜面を内部に構成している。
1次フィルタ37は、全面に微小な貫通孔を有する円筒形状であり、円筒外周から円筒内部へ空気を通過させて吸引気流中の塵埃から綿埃、毛髪などの比較的サイズの大きい塵埃(粗塵)を濾し取るものである。
傾斜筒B38は、傾斜筒A36と同様に中空円錐状であり、フィルタ40から落下する塵埃を、細塵筒39へと導くための斜面を内部に構成している。そして、細塵筒39は、円筒形状であり、傾斜筒B38から導かれた塵埃を溜め置くものである。集塵ボックス31の底内面には、細塵筒39の底面との間をシールするパッキン80が設けられている。
吸気口30は、吸引気流が集塵ボックス31内面の接線方向に流れるように開口している。そして吸引気流は、傾斜筒A36、1次フィルタ37、傾斜筒B38、細塵筒39のそれぞれの外面と、集塵ボックス31内面との隙間で構成される流路を旋回しながら、最終的には1次フィルタ37で円筒内部に吸引されフィルタ40方向へと流れる。
吸気口30から集塵ボックス31に流入する吸引気流中の塵埃は、遠心力によって集塵ボックス31の内面に押付けられるように旋回しながら、集塵ボックス31下部へと移動して、集塵ボックス31底部に集積される。1次フィルタ37下部には、集積された塵埃が舞い上がらないように庇部42が設けられている。すなわち、この庇部42の下部が塵埃の集積部であり、この上部が遠心分離部となる。
また、集塵ボックス31の底部は、開閉自在の底蓋43が装着されており、集塵ボックス31に溜まった塵埃を廃棄する場合に、この底蓋43を開放して簡単に捨てることができる。また細塵筒39も底部が開放されるので、この中に溜まった塵埃も同時に廃棄することができる。
一方、遠心分離されにくい粒子径の細かい砂塵、花粉、ダニ糞などの塵埃(細塵)は、一部は集塵ボックス31底部に堆積された粗塵に絡んで留まり、一部は気流とともに1次フィルタ37を通過してフィルタ40へ流れ、フィルタ40で濾し取られてフィルタ40の表面に付着しながら堆積する。
集塵蓋33は円筒形状であり、集塵ボックス31上部に気密に装着されている。内部には、振動によりフィルタ40に付着した塵埃を除去する除塵手段45を収容しており、電装部品(図示せず)は内蓋46内に収められている。
図示しない電装部品は、プリント基板、給電端子、充電部品、モータドライバー素子、
オンオフスイッチなどがあり、掃除機本体1から給電端子を経て充電部品に電気が蓄えられ、除塵手段45は、この充電部品からの電力により駆動される。除塵手段45の駆動制御は、掃除機本体1内のマイコン(図示せず)からの指示と、集塵蓋33のオンオフスイッチ(図示せず)からの指示の何れか一方の指示により駆動する。
このように除塵手段45は、充電部品の働きにより、電源コンセント(図示せず)を抜いたり、集塵ケース5を外しても動作するように構成している。
次に、図3、図4(a)、図4(b)、図4(c)に基づいて、フィルタ40と除塵手段45の詳細について説明する。
図3、図4に示すように、円盤状のフィルタ40の下流側(上部)に、フィルタ40と平行に除塵手段45を配置している。フィルタ40は、不織布、パルプ、ガラス繊維、HEPAフィルタなどを用いることができるが、この実施の形態1では、塵離れ性に優れたPTFE膜を不織布に積層した濾膜を波状にひだ折りした膜体50を、円筒状の枠体51の内側に樹脂で一体に成形したものである。
除塵手段45は、電動モータ52の回転を位相が180度異なる二つの往復直線駆動に変換する変換部53を有した駆動手段54と、フィルタ40のひだ41の稜線と直交するように配置した除塵子A55a、除塵子B55bと、駆動手段54の往復駆動をゴム材を介して除塵子A55a、除塵子B55bに伝達する弾性手段56より構成したものである。
除塵子A55a、除塵子B55bは、互いに平行に配置し、それぞれ駆動方向に向けて配置した角棒状の骨部57の下方に、フィルタ40の各ひだ41の谷間に向けて複数の爪部58を配置している。この爪部58は、1列のひだ41の稜線に対して両側から挟むように一対の板状突起を配して、除塵子A55aの爪部58は、この一対の板状突起を奇数列のひだ41に対して配置している。そして除塵子B55bは、偶数列のひだ41に板状突起を配置している。
除塵子A55a、除塵子B55bの上部中央には、長手方向に構成した溝部を備え、この溝部に弾性手段56を嵌め込んで変換部53からの振動を受けるように構成している。そして、平行に並ぶ除塵子A55a、除塵子B55bを、3本のレール61の間に可動自在に支持している。詳細には、骨部57の両側に配置したレール61に、ガイド羽根部60を摺動自在に嵌め込むことによって、レール61に沿って両除塵子が可動自在となっている。
レール61は、図2に示す中蓋46に支持され、その両端がフィルタ40の枠体51を上から押さえて固定する役目も備えている。また、電動モータ52の支持部59もレール61と一体に構成されており、中蓋46により支えられている。
変換部53の一方は、電動モータ52の軸心62に固設した偏芯カムA63aと、この偏芯カムA63aを内接して回転を往復駆動に変換する可動子A64aとより構成され、変換部53の他方は、偏芯カムA63aとは偏芯方向が180度異なるように軸心62に固設した偏芯カムB63bと、この偏芯カムB63bを内接して回転を往復駆動に変換する可動子B64bとより構成されている。
そして、可動子A64aと可動子B64bは、ガイドボックス65内のそれぞれのガイド溝66に摺動自在に支持され、ガイドボックス65は支持部59に固定されている。
上述の弾性手段56の一方は、可動子A64aと除塵子A55aとを着脱自在に接続して振動伝達すように配置している。また弾性手段56の他方は、可動子B64bと除塵子B55bとを着脱自在に接続して振動伝達するように配置している。この弾性手段56の許容変形量は、可動子64の往復ストロークよりも大きく設定することが望ましい。これは、除塵子55が何らかの障害で動かなくなった場合に、電動モータ52がロックしてモータ巻線の損傷することを防止するためである。
以上の構成において電動モータ52を運転すると、軸心62が回転し、偏芯カムA63aと偏芯カムB64bが回転するので、電動モータ52と偏芯カムの偏芯量(例えば1mm)の倍のストローク(例えば2mm)で可動子A64aと可動子B64bがそれぞれガイド溝66に沿って往復駆動する。この時、偏芯カムA63aと偏芯カムB64bの偏芯角度が180度異なるように固設されているので、可動子A64aと可動子B64bの往復動作は位相が180度ずれて、互いに反対方向に可動することになる。
この可動子A64a、可動子B64bの動作に伴い除塵子A55aと除塵子B55bがそれぞれレール61に沿って駆動する。そして除塵子A55aと除塵子B55bの爪部58がフィルタ40のひだ41の側面に接触してひだ41を振動させる。
次に、図5および図6を用いて、除塵動作について説明する。図5は同電気掃除機の除塵子A55aおよび除塵子B55bの電動モータの回転角度とストロークの特性図、図6(a)は同電気掃除機のフィルタ、除塵子A55aおよび除塵子B55bの電動モータ角度0度および180度での動作を示す模式図、図6(b)は同電気掃除機のフィルタ、除塵子A55aおよび除塵子B55bの電動モータ角度90度での動作を示す模式図、図6(c)は同電気掃除機のフィルタ、除塵子A55aおよび除塵子B55bの電動モータ角度270度での動作を示す模式図である。
図5に示すように除塵子A55aの往復駆動のストローク70は、電動モータと偏芯カムAの偏芯量(例えば1mm)の倍のストローク(例えば2mm)で正弦波状に作動する。周期は電動モータの回転周期と一致する。ただし、弾性手段の変形や偏芯カムAと可動子Aとのあそびや共振作用によりストロークは影響を受けて変わる。
除塵子B55bの往復駆動ストローク71は、偏芯カムAと偏芯カムBの偏芯角度を180度変えているので、除塵子A55aと180度位相がずれた動作となる。ストロークは電動モータと偏芯カムBの偏芯量の倍であり、本実施の形態では偏芯カムAと偏芯カムBは同一形状としているので除塵子A55aと除塵子B55bのストロークはほぼ同一となる。
次に図6を用いてフィルタ40の振動動作について説明する。
図6(a)は図5における電動モータの角度が0度と180度の状態を示す。すなわち、除塵子A55aと除塵子B55bのストロークが中立位置にある状態である。除塵子A55aの爪部58(実線)は、フィルタ40のひだ41の奇数列である41(1)、41(3)他を稼動するように配置されている。また、除塵子B55bの爪部58(破線)はひだ41の偶数列である41(2)、41(4)他を可動するように配置されている。
電動モータの角度0度では、爪部58がひだ41に作用していない状況であるので、ひだ41のピッチPa、Pbは本来の間隔で一定である。
図6(b)は電動モータが90度回転した状態を示す。ここでストロークの正方向は図の右方向を示し、付方向は図の左方向を示すものとする。除塵子A55aのストロークは最大値(+1mm)となり、逆に除塵子B55bのストロークは最小値(−1mm)とな
る。したがって、ひだ41(1)とひだ41(2)のピッチPaが狭まり(−2mm)、ひだ41(2)とひだ41(3)とのピッチPbは広がる(+2mm)動作となる。この動作パターンはフィルタ40全体の全てのひだ41に同時に作用する。
図6(c)は電動モータが270度回転した状態を示す。この場合、除塵子A55aのストロークは最小値(−1mm)となり、逆に除塵子B55bのストロークは最大値(+1mm)となる。したがって、ひだ41(1)とひだ41(2)のピッチPaは広がり(+2mm)、ひだ41(2)とひだ41(3)とのピッチPbは狭まる(−2mm)動作となる。
以上のように、除塵子A55aと除塵子B55bとの往復振動の位相が180度異なることによって、電動モータが1周する間に隣り合うひだ41のピッチが、除塵子A55aと除塵子B55bとのお互いのストロークの差分だけ変化する。したがって、以下の作用と効果が期待できる。
(1)フィルタ下流側のひだ稜線部が大きく変位することによって、このひだ稜線部の上流側に堆積しやすい塵埃に対して振動が強く作用し、濾膜に付着する塵埃が剥離しやすくなる。したがって効率の良い除塵が可能となる。
(2)隣り合うひだ間のピッチが大きく変化するので、ひだの谷間の容積変化による圧力変化が発生する。すなわち、ピッチが狭まる際には谷間の内圧が上昇し、ピッチが広がる際には谷間の内圧が低下する。この圧力変化が濾膜を通して濾膜に付着した塵埃を引き剥がし、塵埃が容易に剥落する。
(3)上述の圧力変化は、内圧が上昇する際に濾膜を外側に膨らませるように変形させ、内圧が低下する際は濾膜を内側に変形させるので、フィルタ上流側のひだの谷間のV字角度が変化し、ここに付着堆積する塵埃を濾膜から剥離するように作用する。
(4)ひだ間のピッチが変化すると同時にひだの角度も変化するので、フィルタ上流側のひだの谷間に挟まるように堆積した塵埃に対して、振動周期で形状変化が発生し、固まった塵埃が崩れやすくなる。その結果、フィルタから塵埃が剥落する。
このように、除塵子のフィルタへの除塵作用が増大し、効率のよい除塵が可能となる。また、偏芯子、可動子、除塵子は、それぞれ位相が180度ずらした一対で動作するので、お互いが反対方向に振動して相殺されるので、外部への振動伝達が大幅に低減される。したがって集塵ボックスや掃除機本体の振動が小さくできるので騒音発生の防止できる。
以上、本発明の電機掃除機における第1実施形態のフィルタについて説明したが、本発明の電気掃除機は上述した第1実施形態のプリーツフィルタに限定されるものではない。
例えば、平板状のフィルタでもよく、位相の異なる複数の除塵子の振動が伝わりさえすれば同様の効果が得られる。
また、本発明の電機掃除機における第1実施形態の除塵手段は、位相が180度異なる二つの変換部と、二つの除塵子により構成したが、例えば位相が120度づつ異なる三つの変換部と、三つの除塵子によって構成してもよく、さらに4つ以上のN個の変換部と、除塵子とを、それぞれの往復動作の位相角が略360°/Nづつ異なるように構成してもよい。
さらに、本発明の電機掃除機における第1実施形態の除塵子はフィルタ下流側のひだの
稜線部近傍を振動させるように構成したが、フィルタ上流側のひだの稜線部を振動するようにしてもよい。この場合は、フィルタの上流側のひだのピッチが変わるので、上流側のひだとひだとの間の谷間の角度が直接変化し、ここに付着堆積する塵埃が、より濾膜から剥離しやすくなる。
また、本発明の電機掃除機における第1実施形態の一つの除塵子はフィルタのひだを1列おきに振動させるように爪部を配置したが、全てのひだを振動させるようにしてもよい。この場合は、一つのひだに対して二つの除塵子が180度位相を変えて振動するので、ひだにひねりの力が加わり、より塵埃が剥落しやすくなる。ただし、フィルタや電動モータへの負荷が大きくなるので、除塵子のストロークを小さくしたり、除塵子の爪部とひだとの隙間を大きくするなどの配慮が必要となる。
また、本発明の電機掃除機における第1実施形態の駆動手段に電動モータと偏芯カムを用いたが、リニアモータ等の直線往復駆動手段を用いて、位相の異なる複数の直線往復駆動をさせてもよい。
さらに、本発明の電機掃除機における第1実施形態の弾性手段にゴムを用いたが、金属の圧縮バネ、樹脂製のバネ、ガスを封入したベローズやピストン・シリンダなどのような空気バネを用いてもよい。
また、本発明の電機掃除機における第1実施形態の変換部は、電動モータの回転を、偏芯カムを内接した可動子により往復駆動に変換するように構成したが、電動モータの回転を、複数の位相を変えたクランクシャフトとコネクティングロッドにより往復運動に変換して複数の可動子を動かすようにしてもよい。
本発明の電気掃除機は、濾過フィルタに付着する塵埃を除塵手段により振動させて除去できるので、各種掃除機に使用できる。
1 掃除機本体
21 電動送風機
40 フィルタ
41 ひだ
45 除塵手段
53 変換部
54 駆動手段
55a 除塵子A
55b 除塵子B
56 弾性手段

Claims (7)

  1. 電動送風機と、
    断面形状が波形で複数のヒダを有し前記電動送風機によって吸引された塵埃を補足するフィルタと、
    前記フィルタに付着した塵埃を除去する除塵手段とを有し、
    前記除塵手段は、
    前記フィルタのひだに略直交する方向にそれぞれ異なった位相で振動する複数の変換部を有する駆動手段と、
    前記フィルタに近接され前記複数の変換部にそれぞれ連動して可動する複数の除塵子とを有し、
    前記除塵子に前記ひだを当接させて、前記ヒダ毎に異なる位相で振動させるようにした電気掃除機。
  2. 前記除塵手段は、
    前記フィルタのひだに略直交する方向に略180°位相の異なる二つの変換部を有する駆動手段と、
    前記二つの変換部のそれぞれに連動して可動する二つの除塵子とを有し、
    前記二つの内一方の除塵子は前記フィルタの奇数列のひだを振動させ、前記他方の除塵子は前記フィルタの偶数列のひだを振動させるようにした請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記除塵子は、
    前記フィルタの下流側のひだの稜線部を振動させるようにした請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 前記除塵子は、
    前記フィルタの上流側のひだの稜線部を振動させるようにした請求項1または2に記載の電気掃除機。
  5. 前記駆動手段は、単一の電動回転するモータと、
    前記モータの回転を往復直線駆動に変換する複数Nの変換部とを備え、
    前記複数の変換部は、それぞれの往復動作の位相角が略360°/Nづつ異なるようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 前記除塵子は、
    前記フィルタのひだの稜線に略直交する方向に沿って、前記ひだとひだとの間の谷部に突起する複数の爪部を有し、
    前記爪部は、当接対象ヒダに対して前記ヒダの両側から挟むように一対の板状突起を備える請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  7. 前記変換部と前記除塵子との間の振動伝達経路に弾性手段を設け、前記弾性手段を介して前記変換部の振動を前記除塵子に伝えるようにした請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014191342A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
US9188952B2 (en) 2013-03-28 2015-11-17 Kyocera Document Solutions Inc. Toner collecting device and image forming apparatus including the same

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