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JP2011041732A - 電気掃除機 - Google Patents

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JP2011041732A JP2009192816A JP2009192816A JP2011041732A JP 2011041732 A JP2011041732 A JP 2011041732A JP 2009192816 A JP2009192816 A JP 2009192816A JP 2009192816 A JP2009192816 A JP 2009192816A JP 2011041732 A JP2011041732 A JP 2011041732A
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JP2009192816A
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Katsuyuki Ota
勝之 太田
Izumi Yamaura
泉 山浦
Masaki Shibuya
昌樹 澁谷
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Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
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Abstract

【課題】濾過フィルターに付着した塵埃を除去する効果を高めた電気掃除機を提供する。
【解決手段】塵埃を吸引するための電動送風機21と、この電動送風機21によって吸引した塵埃を捕集する集塵ケース5と、この集塵ケース5内に設けられ粗塵を濾過するための第1の濾過フィルター27aと、集塵ケース5内における第1の濾過フィルター27aの下流側に設けられ細塵を濾過するための第2の濾過フィルター27bと、第1の濾過フィルター27aと第2の濾過フィルター7bの少なくとも一方に直線往復運動を作用させる除塵機構とを備えている。これにより、除塵機構が高速で往復運動することで、濾過フィルター全体が高速で揺さぶられ、濾過フィルター表面全体の細塵に対して表面剥離の慣性力が高速で作用するから、濾過フィルターの除塵を効率的に行うことができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、粗塵と細塵を濾過する各々の濾過フィルターを同時に除塵して、塵埃を吸引しても吸込力が低下しにくい電気掃除機に関するものである。
近年、吸引風の気流に旋回成分を持たせ、遠心力により気流から塵埃を分離除去するタイプの電気掃除機、いわゆるサイクロン型の電気掃除機が注目を浴びている。この種の電気掃除機は、集塵ケース内に旋回気流を発生させて、旋回気流の遠心力により、吸引した空気流から塵埃を分離し、分離した塵埃を集塵ケース内に堆積させる構成であり、集塵ケースと電動送風機との連通部分には濾過フィルターが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−80146号公報
一般的なサイクロン型電気掃除機の場合、集塵ケースの外部から内部へ至る吸気経路を大きく曲げて旋回気流を発生させる必要があるために、その集塵ケースの吸入から排気に至る経路での圧力損失が大きくなり、吸込仕事率が低くなるという課題を有している。そのため、粗塵を濾過分離する第1のフィルターと、その下流に細塵を濾過分離する第2のフィルターとを集塵ケース内に配置し、第2のフィルター表面に付着した細塵を、第2のフィルター下流側に設けた除塵子で除去することで、吸込仕事率を高位に保っていた。
しかしこの構成の場合、フィルターの山を除塵子が乗り越える際のばねの回復力によってフィルター表面に除塵子を当てることで衝撃力を作用させているため、衝撃力をさらに高めると、フィルター自体が座屈してしまう危険性がある。そのため、ばねの反発力を制限する必要があり、除塵子からの衝撃力が伝搬する局所的な範囲でしか除塵できないことから、充分な除塵効果を得るのは困難であった。
本発明は、このような課題を解決するもので、濾過フィルターに付着した塵埃を除去する効果を高めた電気掃除機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の電気掃除機は、塵埃を吸引するための電動送風機と、この電動送風機によって吸引した塵埃を捕集する集塵ケースと、この集塵ケース内に設けられ粗塵を濾過するための第1の濾過フィルターと、前記集塵ケース内における前記第1の濾過フィルターの下流側に設けられ細塵を濾過するための第2の濾過フィルターと、前記第1の濾過フィルターと前記第2の濾過フィルターの少なくとも一方に直線往復運動を作用させる除塵機構とを備えたものである。
これにより、除塵機構が高速で往復運動することで、濾過フィルター全体が高速で揺さぶられ、濾過フィルター表面全体に付着した細塵に対して表面剥離の慣性力が作用するから、濾過フィルター表面全体の塵埃を除塵することができる。
本発明の電気掃除機は、濾過フィルター全体を高速で揺さぶり、濾過フィルター表面全体に付着した細塵に対して表面剥離の慣性力を作用させ、濾過フィルター表面全体の塵埃を除塵することができる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体図 同電気掃除機の本体要部の構成を示す断面図 (a)同電気掃除機の集塵ケースの正断面図、(b)同集塵ケースの側断面図、(c)(b)のA−A断面図、(d)(b)のB−B断面図 (a)同電気掃除機の集塵ケースにおける吸引口付近の気流を示す平断面図、(b)同集塵ケースにおける濾過フィルター付近の気流の流れを示す平断面図、(c)同集塵ケースにおける縦方向の気流の流れを示す縦断面図 同実施の形態1に係る集塵ケースの構造を示す正断面図 同集塵ケースの除塵構造を示す平断面図 同実施の形態1に係るリニアモーターの構造を示す斜視図 同リニアモーターの動作原理図 その他の駆動源の平面構造図 同実施の形態2に係る集塵ケースの構造を示す正断面図 同実施の形態2に係る集塵ケースの除塵構造を示す平断面図 その他の実施形態に係る集塵ケースの構造を示す正断面図
第1の発明は、塵埃を吸引するための電動送風機と、この電動送風機によって吸引した塵埃を捕集する集塵ケースと、この集塵ケース内に設けられ粗塵を濾過するための第1の濾過フィルターと、前記集塵ケース内における前記第1の濾過フィルターの下流側に設けられ細塵を濾過するための第2の濾過フィルターと、前記第1の濾過フィルターと前記第2の濾過フィルターの少なくとも一方に直線往復運動を作用させる除塵機構とを備えている電気掃除機である。
これにより、除塵機構が高速で往復運動することで、濾過フィルター全体が高速で揺さぶられ、濾過フィルター表面全体に付着した細塵に対して表面剥離の慣性力を作用するから、濾過フィルター表面全体の塵埃を除塵することができる。
第2の発明は、特に第1の発明の除塵機構が直線往復運動を行うリニアモーターで構成されている。これにより、リニアモーターの直線往復運動で濾過フィルターを高速に揺さぶる(例えば、1分間に約7000〜13000往復)ことができ、濾過フィルター全体に付着した塵埃を振るい落とすことができる。
第3の発明は、特に第1の発明の除塵機構は、除塵機構は、回転モーターと、前記回転モーターの回転運動を直線往復運動に変換するクランク機構とで構成されている。これにより、通常の回転モーターで濾過フィルターを高速に直線往復運動させて揺さぶることができ、濾過フィルター全体に付着した塵埃を振るい落とすことができる。
第4の発明は、特に第2または第3の発明の第1および第2の濾過フィルターと除塵機構とを連結する連結部を備えている。これにより、構成を複雑にさせずに第2の濾過フィルターから第1の濾過フィルターに高速の往復直線運動を作用させて、濾過フィルター全体に付着した塵埃を振るい落とすことができる。
第5の発明は、特に第1〜第4のいずれか1つの発明の除塵機構が、第2の濾過フィルター面に平行かつ水平方向および垂直方向の両方向、もしくはその少なくとも1方向の往
復動作を行うことを特徴とする。これにより、濾過フィルター表面に付着した細塵は、濾過フィルター表面に対して垂直方向、もしくは濾過フィルター表面に対して水平方向に作用する慣性力によって濾過フィルター表面から剥離する。
第6の発明は、特に特に第1〜第5のいずれか1つの発明における第1および第2の濾過フィルターは、集塵ケースの保持部との間に緩衝材を介して保持されている。これにより、濾過フィルターは、集塵ケースとの間のエアタイト性を確保しつつ、濾過フィルターを直線往復運動させて、濾過フィルター全体に付着した塵埃を振るい落とすことができる。
第7の発明は、特に第1〜第6のいずれか1つの発明の除塵機構は、電動送風機で吸引中に動作するものである。これにより、吸引中に第1の濾過フィルター面に向かって直進成分を持った空気に乗って流れてくる塵埃に対して、第1の濾過フィルターの往復動作で塵埃が濾過フィルターの非通気面に衝突する確率が増加し、空気との分離効果が増幅されるため、第2の濾過フィルターへの細塵付着が減少し、濾過フィルターへの除塵効果をさらに高めることができる。
第8の発明は、特に第1〜第7のいずれか1つの発明において、第2の濾過フィルターは、メンブレンフィルターをプリーツ状に折り返して構成されたものであり、除塵機構は、前記第2の濾過フィルターを叩く除塵子と、前記除塵子に直線往復運動を与える駆動源とから成り、前記除塵子は前記第2の濾過フィルター下流側に配置し、その形状を前記第2の濾過フィルターのプリーツ形状とは一様に隙間を持たせたオフセット形状にしたものであり、前記隙間は、駆動源の振幅の1/2に対して20〜80%の距離となる値で設定したものである。
これにより、除塵子が濾過フィルター面に対してほぼ垂直方向の押出し作用を与えるが、除塵子は高速で往復運動するから、押出しの加速度が大きく、フィルター表面に付着した細塵に与える運動量が大きくなるため、濾過フィルター表面の付着強度よりも慣性力が勝り、濾過フィルター表面から剥離することで除塵することができる。
第9の発明は、特に第1〜第8のいずれか1つの発明の除塵機構と、前記除塵機構を駆動する電源とを1つの集塵ケース内に備えたものである。これにより、掃除機本体から集塵ケースを取り外して集塵したゴミを捨てる際、集塵ケースに配置した除塵機構を動作させて、さらに濾過フィルターを入念に除塵(メンテナンス)することができ、手を汚さずに作業することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体構成を示す全体構成図、図2は同電気掃除機の本体の断面構造を示す断面図、図3は同電気掃除機の集塵ケースの構造を示す構成図、図4は同電気掃除機の集塵動作を説明するための説明図である。
図1に示すように、掃除機本体1の外部には、車輪3およびキャスター4が取り付けられており、掃除機本体1は床面を自在に移動できる。集塵ケース5上部に設けられた吸引口6には、吸引ホース7、延長管8が順次接続されており、延長管8の先端に吸込具9を取り付けられている。
図2に示すように、掃除機本体1内には、電動送風機21が内蔵され、電動送風機21
の上流側には、通気口を有する隔壁26を介して集塵ケース5が掃除機本体1に対して着脱自在に設置されている。そして、電動送風機21を運転することにより、家屋の床面上の塵埃を吸引することができ、集塵ケース5は吸引した塵埃を含む空気が導入されるようになっている。
また、集塵ケース5は、径の異なる複数の中空円筒を多段に連ねた形状からなり、上段から順にケース上部22a、ケース中央部22b、塵埃収容部24からなる3段構成である。このケース上部22aとケース中央部22bとが塵埃分離部23を構成し、塵埃分離部23には円筒状の濾過フィルター27を設置している。最下段に在る塵埃収容部24は、塵埃分離部23で分離した塵埃を堆積する。ケース上部22aの接線方向には吸引口6を備えており、吸引口6は塵埃を含む空気をケース上部22aの外部から接線方向に沿って内部へ導入する。
集塵ケース5は、吸引口6から最下段の塵埃収容部24まで連通されており、吸引口6から電動送風機21に至る風路は、集塵ケース5の塵埃分離部23に設けた開口部25にて掃除機本体1の隔壁26と連通させて形成している。
この円筒状の濾過フィルター27は、上流側に粗塵を濾過するための円筒形状の第1の濾過フィルター27aと、この第1の濾過フィルターより下流側の外周に設けた細塵を濾過するための円筒形状の第2の濾過フィルター27bとの2層構造になっており、集塵ケース5の吸引口6と電動送風機21とを連通する主風路(第1の風路)29aの途中に配置されている。
また、吸引口6から電動送風機21に至る主風路29aは、第1の濾過フィルター27a内から第2の濾過フィルター27b外周の空間全周にわたり設けられている。さらに、塵埃収容部24の上部周辺部に第3の濾過フィルター28を設け、第3の濾過フィルター28から第2の濾過フィルター27bを経由して電動送風機21へと連通する副風路29bを設けている。
次に、図3(a)、図3(b)、図3(c)、図3(d)に基づいて、集塵ケース5と円筒状の濾過フィルター27の詳細について説明する。
図3(a)に示すように、集塵ケース5は、縦型の中空円筒を3段に連ねた形状であり、図3(c)に示すように、吸引口6は、ケース上部22aの円周断面の接線方向から気流が流入するように、ケース上部22aの円心から偏心した位置に配置されている。
なお、本実施の形態1では、集塵ケース5を中空円筒状としたが、真円に限定するものではなく、楕円形状、8角形や10角形などの多角形形状等でもよい。即ち、吸引口6より接線方向から流入した気流が、集塵ケース5の内面に沿って旋回気流を生じさせる形状であれば良い。
また、これと同様に円筒状の濾過フィルター27は、真円に限定するものではなく、楕円形状や8角形や10角形などの多角形形状等でもよく、集塵ケース5の内面に沿って発生した旋回気流が、第1の濾過フィルター27a内の円筒中空部で発生し得る形状であれば良い。例えば、吸入口6が中央に位置していても、案内路やガイド等を用いて旋回気流を発生するように構成しても構わない。
従って、塵埃分離部23におけるケース上部22a内面に沿って発生した旋回気流ならびに、第1の濾過フィルター27a内の円筒中空部に発生した旋回気流を形成する通路を旋回気流通風路とするものである。
また旋回気流を塵埃収容部24方向に発生させるよう、吸引口6の配置は、塵埃分離部23に設けた開口部25の上端部よりも吸引口6の下端部が上方になるよう配置し、さらに円筒状の濾過フィルター27の通気部を吸引口6より塵埃収容部24側に構成されているものである。この様に吸引口6の配置を開口部25より高くし、円筒状の濾過フィルター27の通気部を吸引口6より塵埃収容部24側に構成することで、吸引口6からケース上部22aの接線方向より導入された空気は、開口部25側の吸引力作用で下方向へ下降しながら水平方向へ旋回する旋回気流を発生する。
集塵ケース5の下部には、吸引した塵埃を堆積させる塵埃収容部24が設けられており、その塵埃収容部24側の集塵ケース5の底面は、開閉蓋31となっており、ヒンジ32を介して開閉蓋31を開き、塵埃収容部24内の塵埃を排出できるように構成されている。
図3(b)に示すように、円筒形状の集塵ケース5の吸引口6と塵埃収容部24の間の内壁には、集塵ケース5と円筒状の濾過フィルター27間の外側全周にわたり設けた空間部33が形成されており、集塵ケース5内部と電動送風機21の吸引口がこの空間部33を介して連通することとなる。さらに、集塵ケース5のケース上部22aの内面は、円筒状の濾過フィルター27を構成する内側の第1の濾過フィルター27aの内面と全体として1つの面となっている。
図3(d)に示すように、円筒状の濾過フィルター27は、円筒形状の集塵ケース5内部を取り囲むように円筒形状となっている。そして、吸引気流に対して上流側(内側)に位置する第1の濾過フィルター27aは、吸引気流中の塵埃から綿埃、毛髪などの比較的サイズの大きい塵埃(粗塵)を除塵するものである。第1の濾過フィルター27aの下流側(外側)に位置する第2の濾過フィルター27bは、粒子径の細かい砂塵、花粉、ダニ糞などの塵埃(細塵)を気流中から除塵するものである。
第1の濾過フィルターは、貫通孔30径が100〜300ミクロンの微小な貫通孔30をエッチング加工により形成した板状の金属フィルターを円筒状に曲げ加工し、曲げ加工の合わせ目、および上端および下端の枠を樹脂で一体に成型したものである。
第2の濾過フィルター27bは、不織布、パルプ、ガラス繊維、HEPAフィルターなどを用いることができるが、この実施の形態1では、塵離れ性に優れたPTFE膜を不織布に積層したフィルターをプリーツ加工し、ひだ折りした形状部材を連結して円筒状に設置させ、合わせ目、および上端および下端の枠を樹脂で一体に成形したものである。なお、プリーツ形状のフィルターの外周部において、吸引気流の上流側にあたるプリーツ形状部材の内面のくぼみには略U字形状にR=2〜5mm程度の丸みを持たせている。
また、図3(a)に示すように、第1の濾過フィルター27aおよび第2の濾過フィルター27bは、集塵ケース5の保持部34との間に弾性および気密性を有した緩衝材35を介して保持されている。
以上のように構成された本実施の形態1の電気掃除機について、図1、図2、図4(a)、図4(b)及び図4(c)を基づいて、含塵空気から塵埃を分離し集塵する動作について説明する。
図2に示す電動送風機21が運転開始すると、電動送風機21は吸引気流を発生し、図1に示す吸込具9、延長管8、吸引ホース7を通じて、吸引気流とともに床面からの塵埃を集塵ケース5内に吸い込む。すると、図4(a)に示すように、集塵ケース5の吸引口
6が円筒断面に対して接線方向に偏心して設置されているため、吸引口6より流入した気流は、集塵ケース5の円筒断面の接線方向から侵入し旋回気流に変化する。
そして、図2に示すように、濾過フィルター27の通気部を吸引口6より塵埃収容部24側に配置し、吸引口6の下端を開口部25の上端よりも上部に配置しているため、吸引口6から流入する気流は、旋回成分を持つとともに、下方向への成分も持つこととなる。従って、集塵ケース5のケース上部22aで発生した旋回気流は、旋回しながら下降し、円筒状の濾過フィルター27a付近に到達する。そして、図4(b)に示すように、第1の濾過フィルター27a、第2の濾過フィルター27bを順次通過し、空間部33を通って、電動送風機21に吸引される。
吸引気流と一緒に吸引された塵埃は、旋回気流の流れと共に旋回しながら円筒状の濾過フィルター27に導かれる。この塵埃の内、髪の毛・糸ゴミなどの粗塵42は、第1の濾過フィルター27aで濾し取られ、砂塵などの細塵41は、第1の濾過フィルター27aを通過し、外側の第2の濾過フィルター27bで濾し取られる。
そして、図4(c)に示すように、吸引された含塵空気は、塵埃分離部22a,22bおよび塵埃収容部24を合わせた容器内を旋回しながら下降し、細塵の殆どは主風路29aに乗って容器内の側方に抜け、粗塵は旋回気流に乗って分離され、副風路29bの流れに乗って下方の塵埃収容部24へと収容される。
次に、図5および図6に基づいて、除塵機構について説明する。図5は同電気掃除機の集塵ケースの構造を示す正断面図、図6は同電気掃除機の集塵ケース除塵構造を示す平断面図である。
図5に示すように、第2の濾過フィルター27bは、外周の高さ方向のほぼ中央付近に枠状の除塵振動部53を配置しており、除塵振動部53は、円筒状に配置された濾過フィルターのひだ形状に沿って濾過フィルター全周を囲っており、第2の濾過フィルター27bと一体に成型されている。そして、この除塵振動部53の外周の一部には被連結部60bを設けており、掃除機本体1側に配置したリニアモーター51からの連結部52aと連結させている。
さらに、第1の濾過フィルター27aと第2の濾過フィルター27bとが互いに固持されるように、第1の濾過フィルター27aの外周、および第2の濾過フィルター27bの内周の相対する位置に係合部52a及び被係合部52bを4方位に配置している。
次に、図7および図8に基づいて、リニアモーター51について説明する。図7は同電気掃除機に用いるリニアモーターの構造を示す斜視図、図8は同リニアモーターの動作原理図である。
図7に示すように、リニアモーター51は、連結部52aと一体成形された遊動部51aと、その遊動部51aの両端に設けられたバネ部51bと、遊動部51aの下方に接着固定された永久磁石で構成された固定側磁極51cと、リニアモーター51の基体に固定されたE字状の鉄心で構成された変位側磁極51dと、その変位側磁極51cの中央の磁極に巻かれた巻線51eとで構成され、変位側磁極51dの3つの磁極は直線上に配列されている。
そして、2つのバネ部51bは、端部がリニアモーター51の基体に嵌合され、遊動部51aが変位側磁極51dの配列方向に遊動可能なように固定している。変位側磁極51dと巻線51eとが電気磁石を構成しており、巻線51eを第1の方向に通電することに
より、左側の磁極、中央の磁極、右側の磁極がそれぞれN極、S極、N極に磁化した第1の磁化状態にすることができる。そして、巻線51eを第1の方向と逆方向になる第2の方向に通電することで、左側の磁極、中央の磁極、右側の磁極がそれぞれS極、N極、S極に磁化した第2の磁化状態に反転することもできる。
そして、図8に示すように、電気磁石の巻線51eを第1の方向に通電して変位側磁極51dをN極、S極、N極(第1の磁化状態)の順に磁化して、固定側磁極51cを図面上に上側に移動させ、次に、電気磁石の巻線51eを第2の方向に通電して変位側磁極51dをS極、N極、S極(第2の磁化状態)の順に磁化して、固定側磁極51cを図面上に下側に移動させ、これらの動作を繰り返し行うことで、リニアモーター51の遊動部51aを直線往復運動させる。このリニアモーター51は、左右方向へ移動する振幅が約2mmであり、1分間に約10000回という高速で往復運動することが可能である。
次に第1の濾過フィルター27a、および第2の濾過フィルター27bに対する除塵動作について説明する。
リニアモーター51の高速振動が、連結部52a/被連結部52bを伝播して第2の濾過フィルター27bを高速振動させ、さらに第2の濾過フィルター27bと第1の濾過フィルター27aとは係合部52a/被係合部52bによって互いを固持しているため、第1の濾過フィルター27aは第2の濾過フィルター27bと同期して高速振動することになる。
この高速振動は、濾過フィルターのひだ折り状の一つの山に衝撃を与えるスピードが、従来のキックバネによる除塵子のたたき動作で除塵する構成に対して約1/10程度の速度になる。また、除塵子のたたき動作で徐塵する従来の構成では、第2の濾過フィルター27bのひだ折り状の一つの山に掛かる衝撃回数は多くとも数十回程度しか与えることができなかった。しかし、本実施の形態1では、第2の濾過フィルター27b全体を揺さぶるように高速振動させるため、第2の濾過フィルター27bのひだ折り状の一つの山に掛かる疲労を少なくする事ができ、一山のフィルターに掛けられる振動回数を大幅に増大することができる。
また、集塵ケース5の保持部34と緩衝材35を介して第2の濾過フィルター27bを保持しており、この緩衝材35がシール性を兼ね備えているため、濾過フィルターは、リニアモーター61で高速振動しても、エアタイトを損なうことなく、かつ緩衝材35の緩衝性によって第2の濾過フィルター27bが変形する等の信頼性を損なう恐れはない。
ここで、第2の濾過フィルター27bに付着した塵埃が剥離する現象は、濾過フィルター27bと表面上の塵埃とが共に一方に移動させ、そこから急激に濾過フィルターを反対方向に移動を切り替えることで、フィルター表面に付着していた塵はその運動方向を切り替えることができず、その慣性によってフィルター表面から剥離する結果となる。よって、リニアモーターの高速振動によって第2の濾過フィルター27b全体を振動させるため、プリーツ状に折り返したフィルターの左右面のそれぞれに付着している塵に対して、交互に剥離作用が働くことになり、フィルターの除塵を効果的、かつ十分に行うことができることになる。
なお、この実施の形態1では、リニアモーター51の振動方向をフィルター面に沿った左右方向に設定しているが、フィルター面に沿った上下方向の高速振動に設定しても、同様の除塵性能を確保することができる。また、リニアモーター51の高速振動を、左右方向に行い、続けて上下方向に切り替えて行っても良く、除塵効果がさらに向上することは言うまでもない。
また、第1の濾過フィルター27aにおいても、綿ゴミの一部が貫通孔30内に突き刺さり、その綿ゴミに周辺の塵埃が付着して雪だるま式に大きくなった塵埃が付着することがある。しかし、本実施の形態1では、第1の濾過フィルター27aと第2の濾過フィルター27bを連結部62aで連結して高速振動させているため、粗塵自体の重さによりフィルターを高速振動させる振幅を増大して、フィルターの貫通孔30に突き刺さった綿ゴミを振り外すことができる。即ち、第2の濾過フィルター27bだけで無く、第1の濾過フィルター27a表面に付着した塵埃も除去することが可能になる。
また、上述した実施の形態1は、掃除作業後にリニアモーター51を高速振動する事例で説明したが、掃除中にリニアモーター51による高速振動を行えば、吸引口6から第1の濾過フィルター27a面に向かって流れる含塵空気の直線的な流れに対して、第1の濾過フィルター72aの貫通孔30が左右方向へ高速移動するので、塵埃が貫通孔30を通過する確率を下げることにつながり、第1の濾過フィルター27aの濾過性能を向上することができる。
以上、上記実施の形態1に示すように、リニアモーター51による高速振動を第1の濾過フィルター27a及び第2の濾過フィルター27bに伝搬させて、フィルター自体を高速振動させることによって、フィルターに付着した塵埃の除去を効率的、かつ十分に行うことができるようになる。
(変形例1)
次に、実施の形態1の変形例1に係る電気掃除機に用いる除塵機構の往復駆動手段について、図9を用いて詳細に説明する。図9は除塵機構の往復駆動手段の構造を示す要部断面図である。往復駆動手段以外の構成は、上述した実施の形態1と同様なので説明を省略する。
図9に示すように、別の高速直線往復運動をする往復駆動手段として、回転モーター54の出力回転軸55にクランク機構56を取り付けて、出力回転軸55の回転運動を直線運動に変換させても良い。
この構成により、駆動モーター54の回転駆動をクランク機構56で直線往復運動に変換して、1分間に約7000〜10000回の往復運動を発生させることができる。そして、連結部52a及び被連結部52bを介して、第2濾過フィルター27bを振動させて、リニアモーター51とほぼ同様の除塵作用を得ることができる。リニアモーター51では、極位を変化させるための駆動回路が必要であったが、この変形例1の場合はそのような駆動回路が不要なため、安価に構成することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の実施の形態2に係る電気掃除機に用いる徐塵子について、図面を用いて詳細に説明する。図10は同電気掃除機の集塵ケースの構造を示す正断面図、図11は同集塵ケースの除塵構造を示す平断面図である。なお、上述した実施の形態1と同一部分は同一符号を付与して説明を省略する。
第2の濾過フィルター27bの外周において、そのプリーツ状のフィルター形状に沿い、フィルター面から外周方向に約0.5mmに離間したリング状の除塵子111を配し、この除塵子111に設けた被連結50bを連結部52aと連結し、この連結部52aにリニアモーター51の高速振動を与えるように構成している。
第2の濾過フィルター27bの外周部分には、フィルターの丸みを帯びさせた各折り返
し部分の下流側(フィルター外周側)を補強する柱部を樹脂で一体に形成しており、除塵子111の水平方向を支えるために、その周方向の5か所に半径方向に突出させた上下2本の支持リブを設けており、この除塵子111は、この上下の支持リブの間で支持させている(図示せず)。
次に、この構成における除塵動作について説明する。
リニアモーター51を高速振動させると、連結部52a/被連結部52bを介してリニアモーター51に連結された除塵振動部53は高速振動する。除塵子111は、フィルター表面に対して隙間を持った位置から始動するため、まず、静止しているフィルター表面に対して動体の除塵子111が衝撃を与える。その除塵子111が更にフィルター表面を押した後、直進方向を逆転すると、フィルター表面は元の位置に戻ろうとする。
その結果、フィルター表面に付着していた塵は、最初のフィルターに除塵子111が当たった時の衝撃による慣性力とフィルターが元の位置に戻ろうとする際に掛かる慣性力によって剥離作用が働く。そして、逆方向に直進した除塵子111を更に逆転させて直進往復運動を繰り返し、この動作を高速に行うことで、濾過フィルターを効率的に除塵し、かつ十分な除塵を行うことができる。
(変形例2)
次に、実施の形態1の変形例2における電気掃除機について、図12を用いて詳細に説明する。図12は電気掃除機の集塵ケースの構造を示す構造図である。上述した実施の形態と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、集塵ケース5内に第1の濾過フィルター27aと、第2の濾過フィルター27bと、リニアモーター51と、第1及び第2の濾過フィルター27a,27b及びリニアモーター51を連結する連結部52a/被連結部52bと、リニアモーター51を駆動する電源である充電可能な電池121とを内蔵して構成する。
このようにすれば、ゴミ捨ての際や濾過フィルターをメンテナンスするためのお手入れ掃除に際に、濾過フィルターを電気掃除機から外した状態で高速振動による除塵を行うことができ、メンテナンスの作業性が向上する。
以上説明したように、本発明は、リニアモーター等の直線往復運動を行う除塵機構を用いた電気掃除機であり、濾過フィルターを高速に振動させて、濾過フィルター表面に付着した塵埃を効率的に除去し、濾過フィルターの目詰まりを抑制することができるもので、家庭用電気掃除機だけでなく、業務用電気掃除機など各種の電気掃除機に適用できる。
5 集塵ケース
21 電動送風機
27a 第1の濾過フィルター
27b 第2の濾過フィルター
34 保持部
35 緩衝材
50a 係合部
50b 被係合部
51 リニアモーター(往復駆動手段)
52a 連結部
52b 被連結部
111 除塵子

Claims (9)

  1. 塵埃を吸引するための電動送風機と、この電動送風機によって吸引した塵埃を捕集する集塵ケースと、この集塵ケース内に設けられ粗塵を濾過するための第1の濾過フィルターと、前記集塵ケース内における前記第1の濾過フィルターの下流側に設けられ細塵を濾過するための第2の濾過フィルターと、前記第1の濾過フィルターと前記第2の濾過フィルターの少なくとも一方に直線往復運動を作用させる除塵機構とを備えている電気掃除機。
  2. 除塵機構は、直線往復運動を行うリニアモーターで構成されている請求項1記載の電気掃除機。
  3. 除塵機構は、回転モーターと、前記回転モーターの回転運動を直線往復運動に変換するクランク機構とで構成されている請求項1記載の電気掃除機。
  4. 第1および第2の濾過フィルターと除塵機構とを連結する連結部を備えている請求項2または3記載の電気掃除機。
  5. 除塵機構は、第2の濾過フィルター面に平行かつ水平方向および垂直方向の両方向、もしくはその少なくとも1方向の往復動作を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 第1および第2の濾過フィルターは、集塵ケースの保持部との間に緩衝材を介して保持されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  7. 除塵機構は、電動送風機で吸引中も動作することを特徴とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  8. 第2の濾過フィルターは、メンブレンフィルターをプリーツ状に折り返して構成されたものであり、
    除塵機構は、前記第2の濾過フィルターを叩く除塵子と、前記除塵子に直線往復運動を与える駆動源とから成り、
    前記除塵子は前記第2の濾過フィルター下流側に配置し、その形状を前記第2の濾過フィルターのプリーツ形状とは一様に隙間を持たせたオフセット形状にしたものであり、前記隙間は、駆動源の振幅の1/2に対して20〜80%の距離となる値で設定したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  9. 除塵機構と、前記除塵機構を駆動する電源とを1つの集塵ケース内に備えた請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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