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JP2012031807A - 燃料ポンプ - Google Patents

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JP2012031807A
JP2012031807A JP2010173384A JP2010173384A JP2012031807A JP 2012031807 A JP2012031807 A JP 2012031807A JP 2010173384 A JP2010173384 A JP 2010173384A JP 2010173384 A JP2010173384 A JP 2010173384A JP 2012031807 A JP2012031807 A JP 2012031807A
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passage
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rotor
housing
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JP2010173384A
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Yuichiro Ota
裕一郎 太田
Kiyoshi Osada
長田  喜芳
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

【課題】部材点数および組み付け工数の増大を招くことなく、吐出圧の上限を一定の値に維持可能な燃料ポンプを提供する。
【解決手段】ステータ40とハウジング10との間には、インペラ55によって加圧された燃料が流通可能な外側燃料通路101が形成されている。ステータ40とロータ50との間には、インペラ55によって加圧された燃料が流通可能な略円筒状の内側燃料通路102が形成されている。カバーエンド30とステータ40およびロータ50とハウジング10との間には、吐出口31に接続するとともに、外側燃料通路101を流通する燃料と内側燃料通路102を流通する燃料とが合流する合流通路110が形成されている。リリーフバルブ60は、合流通路110に接続するよう、カバーエンド30と一体に設けられ、合流通路110の圧力が所定の圧力以上になると開弁する。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料供給対象に燃料を供給する燃料ポンプに関する。
従来、インナロータ式のモータによりインペラを回転させることで、吸入口から吸入した燃料を吐出口から吐出し燃料供給対象に供給する燃料ポンプが知られている(例えば特許文献1参照)。この燃料ポンプでは、吐出口から吐出される燃料の圧力(以下、「吐出圧」という。)は、モータの回転に依存する。そのため、モータが過剰に回転すると吐出圧が増大し、燃料供給対象が要求する燃料の圧力を超えることが懸念される。さらに吐出圧が増大した場合、燃料ポンプと燃料供給対象とを接続する通路部材または燃料ポンプが、吐出圧に耐え切れず破損するおそれがある。
特開2010−63344号公報
上述の問題の対処としては、燃料ポンプと燃料供給対象との間の通路に例えばリリーフバルブやプレッシャーレギュレータ等の圧力制御装置を設けることが考えられる。しかしながら、このように圧力制御装置を別途設ける場合、部材点数および組み付け工数が増大するといった問題が生じる。また、圧力制御装置を別途設ける場合、燃料ポンプと燃料供給対象との間に、圧力制御装置の設置スペースを確保する必要が生じる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、部材点数および組み付け工数の増大を招くことなく、吐出圧の上限を一定の値に維持可能な燃料ポンプを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、ハウジングと、ポンプカバーと、カバーエンドと、ステータと、ロータと、シャフトと、インペラと、リリーフバルブと、を備えている。ハウジングは、筒状に形成されている。ポンプカバーは、吸入口を有し、ハウジングの一方の端部を塞ぐようにして設けられている。カバーエンドは、吐出口を有し、ハウジングの他方の端部を塞ぐようにして設けられている。ステータは、筒状に形成され、ハウジングの内側に収容されている。ステータには、複数の巻線が巻回されている。ロータは、ステータの径方向内側に回転可能に設けられている。ここで、ステータおよびロータは、インナロータ式のモータを構成している。シャフトは、ロータと同軸に設けられ、ロータとともに回転する。インペラは、シャフトに設けられ、シャフトとともに回転することで、吸入口から流入した燃料を加圧し吐出口から吐出する。リリーフバルブは、カバーエンドに一体に設けられている。
本発明では、ステータとハウジングとの間には、インペラによって加圧された燃料が流通可能な外側燃料通路が形成されている。また、ステータとロータとの間には、インペラによって加圧された燃料が流通可能な略円筒状の内側燃料通路が形成されている。さらに、カバーエンドとステータおよびロータとハウジングとの間には、吐出口に接続するとともに、外側燃料通路を流通する燃料と内側燃料通路を流通する燃料とが合流する合流通路が形成されている。そして、リリーフバルブは、合流通路に接続するよう設けられ、合流通路の圧力が所定の圧力以上になると開弁する。これにより、合流通路の圧力の上限を一定に保つことができる。そのため、合流通路に接続する吐出口から吐出される燃料の圧力、すなわち吐出圧の上限を一定の値に維持することができる。
ここで、リリーフバルブを、合流通路の圧力が「燃料ポンプと燃料供給対象とを接続する通路部材または燃料ポンプの破損を招くおそれのある圧力(部材に極限応力が生じる程度の圧力)以下の所定の圧力」になったときに開弁するよう設定すれば、通路部材または燃料ポンプの破損を防ぐことができる。あるいは、リリーフバルブを、合流通路の圧力が「燃料供給対象が要求する燃料の圧力」になったときに開弁するよう設定すれば、リリーフバルブにプレッシャーレギュレータとしての機能をも付加することができる。
また、本発明では、リリーフバルブがカバーエンドに一体に設けられているため、燃料ポンプの外部にリリーフバルブ等の圧力制御装置を別途設ける場合に比べ、部材点数および組み付け工数を低減することができる。
請求項2に記載の発明では、カバーエンドには、巻線に電力を供給するためのワイヤーハーネスが接続されるコネクタが形成されている。つまり、カバーエンドには、吐出口およびリリーフバルブに加え、コネクタが設けられている。ここで、例えばリリーフバルブがコネクタと吐出口との間に設けられる構成の場合、燃料ポンプと燃料供給対象とを接続する通路部材を吐出口に接続するとき、通路部材がリリーフバルブに干渉するおそれがある。そこで、本発明では、リリーフバルブは、コネクタと吐出口との対向線から所定の距離離れた位置に設けられている。これにより、通路部材を吐出口に接続するとき、通路部材がリリーフバルブに干渉するのを防ぐことができる。
請求項3に記載の発明では、合流通路は、内側燃料通路と略同軸に内側燃料通路の一方の端部に接続する略円筒状の第1合流通路と、当該第1合流通路の径方向外側および外側燃料通路に接続する第2合流通路とからなる。そして、吐出口は、第1合流通路の中心軸から所定の距離離れた位置に形成されている。すなわち、吐出口は、カバーエンドの中心部から径方向外側へ所定の距離離れた位置に形成されている。これにより、カバーエンドに、リリーフバルブまたはコネクタを設けるためのスペースを十分に確保することができる。
請求項4に記載の発明では、ステータは、樹脂によりモールドされることにより、カバーエンドと一体に形成されるとともに、ハウジングとの間に外側燃料通路を形成し、ロータとの間に内側燃料通路を形成している。このように、ステータとカバーエンドとを樹脂モールドにより一体に形成することで、部材点数をさらに低減することができる。また、巻線を含むステータを樹脂モールドすることにより、巻線のピンホール部や他部材との接続部が粗悪燃料によって劣化するのを防ぐことができる。さらに、樹脂モールドにより巻線同士の擦れや巻線と周辺部材との擦れを防ぐことができるため、性能低下を招くことなく、耐ロバスト性を向上することができる。
本発明の一実施形態による燃料ポンプを示す図であって、図3のI−I線断面図。 本発明の一実施形態による燃料ポンプを示す図であって、図3のII−II線断面図。 図1を矢印IIIの方向から見た図。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による燃料ポンプを図1〜3に示す。
燃料ポンプ1は、図示しない燃料タンク内の燃料を吸入し、燃料供給対象としての内燃機関に吐出供給する。図1および2に示すように、燃料ポンプ1は、ハウジング10、ポンプカバー20、カバーエンド30、ステータ40、ロータ50、シャフト52、インペラ55およびリリーフバルブ60等を備えている。
ハウジング10は、例えば鉄等の金属により、円筒状に形成されている。また、ハウジング10の表面には、例えば亜鉛または錫等によるめっきが施されている。
ポンプカバー20は、例えばアルミ等の金属により略円盤状に形成され、ハウジング10の一方の端部を塞いでいる。ポンプカバー20は、ハウジング10の一方の端部が径方向内側へかしめられることにより、ハウジング10の内側で固定され、軸方向への抜けが規制されている。図1に示すように、ポンプカバー20は、筒状の吸入口21を有している。吸入口21の内側には、ポンプカバー20を板厚方向に貫く吸入通路211が形成されている。
カバーエンド30は、例えば樹脂により略円盤状に形成され、ハウジング10の他方の端部を塞いでいる。カバーエンド30は、ハウジング10の他方の端部が径方向内側へかしめられることにより、ハウジング10の内側で固定され、軸方向への抜けが規制されている。図1に示すように、カバーエンド30は、筒状の吐出口31を有している。吐出口31は、カバーエンド30から、ポンプカバー20とは反対側へ突出するよう設けられている。吐出口31の内側には、カバーエンド30を板厚方向に貫く吐出通路311が形成されている。これにより、吐出口31の一方の端部には、開口312が形成されている。
吐出通路311の途中には、環状の弁座32が形成されている。吐出通路311内には、棒状の弁部材33および支持部材34が設けられている。支持部材34は、吐出通路311内の開口312側に固定され、弁部材33の一方の端部を摺動可能に支持している。これにより、弁部材33は、吐出通路311内を軸方向に往復移動可能である。弁部材33の他方の端部は、半球面状に形成され、弁座32に当接可能である。弁部材33と支持部材34との間には、スプリング35が設けられている。スプリング35は、弁部材33を弁座32側に付勢している。
ステータ40は、コア41、インシュレータ42および巻線43等を有している。コア41は、磁性材料の薄板を積層した積層鉄心から形成されている。インシュレータ42は、筒状に形成され、コア41の外周に嵌められている。巻線43は、インシュレータ42の外周に巻回されている。コア41とインシュレータ42と巻線43との組は、ハウジング10の内側において、ハウジング10の周方向に並ぶようにして複数設けられている。本実施形態では、ハウジング10の周方向に等間隔で6組設けられている。
図1および2に示すように、ステータ40を構成するコア41、インシュレータ42および巻線43は、カバーエンド30を形成する樹脂によりモールドされている。すなわち、ステータ40は、樹脂によりモールドされることにより、カバーエンド30と一体に形成されている。
ステータ40は、コア41、インシュレータ42および巻線43を樹脂モールドすることにより、略円筒状に形成されている。このように、略円筒状のステータ40は、ハウジング10と同軸に、ハウジング10の内側に収容されている。なお、コア41は、ステータ40の中心軸に対向する面を除き、樹脂またはインシュレータ42で覆われている。
ロータ50は、例えばボンド磁石などの磁性材料により円筒状に形成されている。ロータ50は、ステータ40の径方向内側に設けられている。ロータ50は、周方向にN極とS極とが交互になるよう着磁されている。シャフト52は、金属により棒状に形成され、ロータ50の中心軸上に形成された軸穴51に圧入固定されている。これにより、シャフト52は、ロータ50とともに回転可能である。
ポンプカバー20とステータ40との間には、ポンプケーシング70が設けられている。ポンプケーシング70は、例えばアルミ等の金属により、略円盤状に形成されている。ポンプケーシング70の中心部には、ポンプケーシング70を板厚方向に貫く穴71が形成されている。ポンプケーシング70の穴71には、軸受け72が嵌め込まれている。軸受け72は、例えば銅系の焼結金属により円筒状に形成されている。
カバーエンド30の中心部には、ロータ50側に筒状に突出する筒部36が形成されている。筒部36の内側には、軸受け37が嵌め込まれている。軸受け37は、軸受け72と同様、例えば銅系の焼結金属により円筒状に形成されている。
軸受け72および軸受け37は、シャフト52のロータ50の軸方向両側を軸受けしている。これにより、ロータ50およびシャフト52は、軸受け72および軸受け37を介し、ポンプケーシング70およびカバーエンド30に回転可能に支持されている。
インペラ55は、樹脂により、略円盤状に形成されている。インペラ55は、ポンプカバー20とポンプケーシング70との間に形成された略円盤状のポンプ室73に収容されている。シャフト52の一方の端部は、ポンプ室73内に位置するよう設けられ、外壁の一部が平面状に面取りされている。インペラ55の中心部には、シャフト52の一方の端部の形状に対応する形状の穴56が形成されている。シャフト52の一方の端部は、インペラ55の穴56に嵌め込まれている。これにより、シャフト52が回転すると、インペラ55は、ポンプ室73内で回転する。
ポンプカバー20のインペラ55側の面には、略C字状の溝22が形成されている。当該溝22と吸入通路211とは接続している。また、ポンプケーシング70のインペラ55側の面には、略C字状の溝74が形成されている。当該溝74には、ポンプケーシング70を板厚方向に貫く通路75が形成されている。インペラ55には、溝22および溝74に対応する位置に羽根部57が形成されている。
リリーフバルブ60は、カバーエンド30に設けられている。図2に示すように、リリーフバルブ60は、筒部61、通路611、ボール弁部材63、板部材64およびスプリング65等を有している。筒部61は、カバーエンド30から吐出口31と同じ方向へ突出するよう形成されている。通路611は、筒部61の内側に形成され、カバーエンド30を板厚方向に貫いている。これにより、筒部61の一方の端部には、開口612が形成されている。通路611の途中には、環状の弁座62が形成されている。ボール弁部材63は、例えば金属により球状に形成されている。ボール弁部材63は、通路611内で往復移動可能、かつ、弁座62に当接可能に設けられている。板部材64は、略円板状に形成され、通路611内の開口612側に固定されている。板部材64は、中央に孔641を有している。スプリング65は、板部材64とボール弁部材63との間に設けられている。スプリング65は、ボール弁部材63を弁座62側に付勢している。
ここで、燃料ポンプ1の内部に形成される通路について説明する。
樹脂によりモールドされているステータ40は、ハウジング10の内壁との間に、ハウジング10の軸方向へ延びる外側燃料通路101を形成している(図2参照)。また、ステータ40は、ロータ50の外壁との間に、略円筒状の内側燃料通路102を形成している。
カバーエンド30とステータ40およびロータ50とハウジング10との間には、外側燃料通路101および内側燃料通路102に接続する合流通路110が形成されている(図2参照)。合流通路110は、シャフト52および筒部36の周りに略円筒状に形成される第1合流通路111と、当該第1合流通路111から径方向外側に延びるようにして形成される第2合流通路112とからなる。
図1および2に示すように、第1合流通路111は、内側燃料通路102と略同軸に内側燃料通路102の一方の端部に接続している。図2に示すように、第2合流通路112は、第1合流通路111の径方向外側および外側燃料通路101に接続している。
本実施形態では、リリーフバルブ60の通路611の開口612とは反対側の端部は、第2合流通路112に接続している。すなわち、リリーフバルブ60は、第2合流通路112(合流通路110)に接続するよう設けられている。
また、図1に示すように、吐出通路311は、第1合流通路111の外縁部に接続している。つまり、吐出口31は、第1合流通路111(シャフト52)の中心軸Axから所定の距離d1離れた位置に形成されている。ここで、吐出口31の位置は、吐出口31の中心軸の位置とする。
本実施形態では、ステータ40のカバーエンド30側には、ターミナルサブアッシー80が設けられている。ターミナルサブアッシー80は、金属製の導体81、導体82および導体83を有している。導体81、導体82および導体83のそれぞれは、略弧状に形成されている。導体81、導体82および導体83は、それぞれが周方向に所定の角度ずれた状態で樹脂によりモールドされることによって一体に形成され、略C字状を呈している。ターミナルサブアッシー80は、カバーエンド30にインサート成形されている。
図1に示すように、導体82には、「ステータ40の中心軸を挟んで互いに対向する2つの巻線43」のカバーエンド30側の端部431が接続されている。また、導体81にも、対向する2つの巻線43のカバーエンド30側の端部431が接続されている(図示せず)。さらに、導体83にも、対向する2つの巻線43のカバーエンド30側の端部431が接続されている(図示せず)。
ここで、ステータ40の中心軸を挟んで互いに対向する2つの巻線43は、同一の相を構成する。すなわち、本実施形態では、対向する巻線43の組は3組であり、それぞれの組がU相、V相、W相を構成する。本実施形態では、U相を構成する2つの巻線43が導体81に接続され、V相を構成する2つの巻線43が導体82に接続され、W相を構成する2つの巻線43が導体83に接続されている。
ステータ40のポンプカバー20側の端部には、中性点サブアッシー90が組み付けられている。中性点サブアッシー90は、金属により略円環状に形成されている。中性点サブアッシー90には、6つの巻線43のポンプカバー20側の端部432が接続されている。これにより、中性点サブアッシー90は、各相(U相、V相、W相)の中性点をなす。なお、中性点サブアッシー90は、ステータ40とともに樹脂によりモールドされている。
導体81、導体82および導体83のそれぞれは、吐出口31と同一の方向へカバーエンド30から突出するよう形成される端子811、端子821および端子831を有している(図1および3参照)。カバーエンド30には、端子811、端子821および端子831を囲むようにして形成されるコネクタ38が設けられている。コネクタ38は、ハウジング10の軸方向から見たとき、矩形となるよう形成されている(図3参照)。コネクタ38は、端子811と端子821との間、および端子821と端子831との間に、仕切り板39を有している。
コネクタ38には、巻線43に電力を供給するためのワイヤーハーネスの端部が接続される(図示せず)。ワイヤーハーネスの導線は、端子811、端子821および端子831に接続される。ワイヤーハーネスのコネクタ38とは反対側の端部は、図示しない制御装置に接続される。制御装置は、ワイヤーハーネス、端子811、端子821および端子831を経由して各相の巻線43に供給する電力を制御する。制御装置により、巻線43に供給される電力が制御されると、ステータ40に回転磁界が生じ、シャフト52とともにロータ50が回転する。
このように、ステータ40、ロータ50およびシャフト52は、インナロータ式のモータとしてのモータ部11を構成している。本実施形態では、モータ部11は、3相駆動型のブラシレスモータである。
次に、カバーエンド30における吐出口31、コネクタ38およびリリーフバルブ60の位置関係について、図3を用いて説明する。
図3に示すように、カバーエンド30の上面を二等分したとき、略半円形の領域AおよびBが形成される。吐出口31は、カバーエンド30の領域Aに設けられている。コネクタ38は、カバーエンド30の領域Bに設けられている。
リリーフバルブ60は、コネクタ38と吐出口31との対向線L1から所定の距離d2離れた位置に設けられている。ここで、リリーフバルブ60の位置は、リリーフバルブ60の中心軸の位置とする。なお、コネクタ38と吐出口31との間の対向線としては、複数の対向線(例えば図3における対向線L1〜4)を想定することができる。本実施形態では、リリーフバルブ60は、いずれの対向線にも重ならない位置に設けられている。
この構成により、燃料ポンプ1と内燃機関とを接続する通路部材2(図3において破線で示す部材)を吐出口31に接続するとき、通路部材2がリリーフバルブ60に干渉するのを防ぐことができる。
次に、燃料ポンプ1の作動について、図1および2を用いて説明する。
モータ部11の巻線43に電力が供給されることでロータ50およびシャフト52とともにインペラ55が回転すると、燃料ポンプ1外部の燃料は、吸入口21を経由して溝22に導かれる。溝22に導かれた燃料は、インペラ55の回転により昇圧されつつ溝74に導かれる。昇圧された燃料は、通路75を流通し、ポンプケーシング70のインペラ55とは反対側に導かれる。
ポンプケーシング70のインペラ55とは反対側に導かれた燃料は、外側燃料通路101および内側燃料通路102を流通し、合流通路110に導かれる。すなわち、外側燃料通路101を流通する燃料と内側燃料通路102を流通する燃料とは、合流通路110で合流する。
インペラ55が回転を継続することで合流通路110内の燃料の圧力が所定の圧力まで高まると、吐出通路311に設けられた弁部材33が開弁する。これにより、合流通路110内の燃料は、吐出通路311を経由して、吐出口31から吐出される。吐出口31から吐出された燃料は、通路部材2を経由して内燃機関に供給される。
合流通路110内の燃料の圧力がさらに高まり、「通路部材2または燃料ポンプ1の破損を招くおそれのある圧力(部材に極限応力が生じる程度の圧力)以下の所定の圧力」になった場合、リリーフバルブ60(ボール弁部材63)が開弁する。これにより、合流通路110内の燃料は、リリーフバルブ60の通路611、および、板部材64の孔641を経由して、燃料ポンプ1の外部へ排出される。その結果、合流通路110内の燃料の圧力が開放される。このように、本実施形態では、リリーフバルブ60によって、吐出圧の上限が一定に保たれる。
インペラ55の回転が減速または停止することで、合流通路110内の燃料の圧力が、通路部材2内の燃料の圧力以下になると、吐出通路311の弁部材33が閉弁する。これにより、燃料ポンプ1から内燃機関への燃料の供給が停止される。このとき、弁部材33は、弁座32に当接することで、通路部材2内の燃料が燃料ポンプ1に逆流することを防止する。つまり、弁部材33は、逆止弁としての機能を有する。
このように、燃料ポンプ1は、モータ部11によりインペラ55を回転させることで、吸入口21から流入した燃料を加圧し吐出口31から吐出する。なお、弁部材33を付勢するスプリング35の付勢力は、ボール弁部材63を付勢するスプリング65の付勢力よりも小さい。また、スプリング65の付勢力は、燃料の圧力により通路部材2または燃料ポンプ1が破損することのないよう、通路部材2または燃料ポンプ1の極限応力に基づいて設定される。
以上説明したように、本実施形態では、リリーフバルブ60は、カバーエンド30に一体に設けられている。ステータ40とハウジング10との間には、インペラ55によって加圧された燃料が流通可能な外側燃料通路101が形成されている。また、ステータ40とロータ50との間には、インペラ55によって加圧された燃料が流通可能な略円筒状の内側燃料通路102が形成されている。さらに、カバーエンド30とステータ40およびロータ50とハウジング10との間には、吐出口31に接続するとともに、外側燃料通路101を流通する燃料と内側燃料通路102を流通する燃料とが合流する合流通路110が形成されている。そして、リリーフバルブ60は、合流通路110に接続するよう設けられ、合流通路110の圧力が所定の圧力以上になると開弁する。これにより、合流通路110の圧力の上限を一定に保つことができる。そのため、合流通路110に接続する吐出口31から吐出される燃料の圧力、すなわち吐出圧の上限を一定の値に維持することができる。
本実施形態では、リリーフバルブ60は、合流通路110の圧力が「燃料ポンプ1と内燃機関とを接続する通路部材2または燃料ポンプ1の破損を招くおそれのある圧力(部材に極限応力が生じる程度の圧力)以下の所定の圧力」になったときに開弁するよう設定されている。そのため、合流通路110の圧力が過大となることで通路部材2または燃料ポンプ1が破損するといった事態を未然に防ぐことができる。
また、本実施形態では、リリーフバルブ60がカバーエンド30に一体に設けられているため、燃料ポンプ1の外部にリリーフバルブ等の圧力制御装置を別途設ける場合に比べ、部材点数および組み付け工数を低減することができる。
また、本実施形態では、カバーエンド30には、巻線43に電力を供給するためのワイヤーハーネスが接続されるコネクタ38が形成されている。つまり、カバーエンド30には、吐出口31およびリリーフバルブ60に加え、コネクタ38が設けられている。リリーフバルブ60は、コネクタ38と吐出口31との対向線から所定の距離離れた位置に設けられている。これにより、燃料ポンプ1と内燃機関とを接続する通路部材2を吐出口31に接続するとき、通路部材2がリリーフバルブ60に干渉するのを防ぐことができる。
また、本実施形態では、合流通路110は、内側燃料通路102と略同軸に内側燃料通路102の一方の端部に接続する略円筒状の第1合流通路111と、当該第1合流通路111の径方向外側および外側燃料通路101に接続する第2合流通路112とからなる。そして、吐出口31は、第1合流通路111(シャフト52)の中心軸から所定の距離離れた位置に形成されている。すなわち、吐出口31は、カバーエンド30の中心部から径方向外側へ所定の距離離れた位置に形成されている。これにより、カバーエンド30に、リリーフバルブ60およびコネクタ38を設けるためのスペースを十分に確保することができる。
さらに、本実施形態では、ステータ40は、樹脂によりモールドされることにより、カバーエンド30と一体に形成されるとともに、ハウジング10との間に外側燃料通路101を形成し、ロータ50との間に内側燃料通路102を形成している。このように、ステータ40とカバーエンド30とを樹脂モールドにより一体に形成することで、部材点数をさらに低減することができる。また、巻線43を含むステータ40を樹脂モールドすることにより、巻線43のピンホール部や他部材(ターミナルサブアッシー80および中性点サブアッシー90等)との接続部が粗悪燃料によって劣化するのを防ぐことができる。さらに、樹脂モールドにより巻線43同士の擦れや巻線43と周辺部材との擦れを防ぐことができるため、性能低下を招くことなく、耐ロバスト性を向上することができる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、リリーフバルブが、合流通路の圧力が「燃料ポンプと内燃機関とを接続する通路部材または燃料ポンプの破損を招くおそれのある圧力(部材に極限応力が生じる程度の圧力)以下の所定の圧力」になったときに開弁するよう設定される例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、リリーフバルブを、合流通路の圧力が「燃料供給対象が要求する燃料の圧力」になったときに開弁するよう設定してもよい。このようにすれば、リリーフバルブにプレッシャーレギュレータとしての機能をも付加することができる。
また、本発明の他の実施形態では、カバーエンドの筒部およびポンプケーシングの穴に金属製の軸受けを設けず、カバーエンドの筒部およびポンプケーシングによってシャフトを直接軸受けする構成としてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、カバーエンドとステータとは別体に形成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、ロータは、全体をボンド磁石で形成する構成に限らず、例えば円筒状のロータコアの外壁にボンド磁石または焼結型のフェライト磁石等の磁石を貼り付ける構成としてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、ステータ、ロータおよびシャフトから構成されるモータ部は、インナロータ式のモータであれば、3相に限らず、3相以外の相で駆動する構成であってもよい。また、モータ部は、ブラシ付きモータとして構成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、吐出口、リリーフバルブおよびコネクタは、カバーエンドの上面にどのように配置されていてもよい。また、コネクタをカバーエンドに設けない構成としてもよい。
本発明による燃料ポンプの燃料供給対象としては、内燃機関に限らず、燃料の供給を必要とする他の装置等であってもよい。
また、本発明による燃料ポンプは、燃料に限らず、他の液体や気体等の流体を吸入し吐出する用途に用いることも可能である。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1 ・・・燃料ポンプ
10 ・・・ハウジング
20 ・・・ポンプカバー
21 ・・・吸入口
30 ・・・カバーエンド
31 ・・・吐出口
40 ・・・ステータ
43 ・・・巻線
50 ・・・ロータ
52 ・・・シャフト
55 ・・・インペラ
60 ・・・リリーフバルブ
101 ・・・外側燃料通路
102 ・・・内側燃料通路
110 ・・・合流燃料通路

Claims (4)

  1. 筒状のハウジングと、
    吸入口を有し、前記ハウジングの一方の端部を塞ぐポンプカバーと、
    吐出口を有し、前記ハウジングの他方の端部を塞ぐカバーエンドと、
    複数の巻線が巻回され、前記ハウジングの内側に収容される筒状のステータと、
    前記ステータの径方向内側に回転可能に設けられるロータと、
    前記ロータと同軸に設けられ、前記ロータとともに回転するシャフトと、
    前記シャフトに設けられ、前記シャフトとともに回転することで、前記吸入口から流入した燃料を加圧し前記吐出口から吐出するインペラと、
    前記カバーエンドに一体に設けられるリリーフバルブと、を備え、
    前記ステータと前記ハウジングとの間には、前記燃料が流通可能な外側燃料通路が形成され、
    前記ステータと前記ロータとの間には、前記燃料が流通可能な略円筒状の内側燃料通路が形成され、
    前記カバーエンドと前記ステータおよび前記ロータと前記ハウジングとの間には、前記吐出口に接続するとともに、前記外側燃料通路を流通する燃料と前記内側燃料通路を流通する燃料とが合流する合流通路が形成され、
    前記リリーフバルブは、前記合流通路に接続するよう設けられ、前記合流通路の圧力が所定の圧力以上になると開弁することを特徴とする燃料ポンプ。
  2. 前記カバーエンドには、前記巻線に電力を供給するためのワイヤーハーネスが接続されるコネクタが形成され、
    前記リリーフバルブは、前記コネクタと前記吐出口との対向線から所定の距離離れた位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ。
  3. 前記合流通路は、前記内側燃料通路と略同軸に前記内側燃料通路の一方の端部に接続する略円筒状の第1合流通路と、当該第1合流通路の径方向外側および前記外側燃料通路に接続する第2合流通路とからなり、
    前記吐出口は、前記第1合流通路の中心軸から所定の距離離れた位置に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料ポンプ。
  4. 前記ステータは、樹脂によりモールドされることにより、前記カバーエンドと一体に形成されるとともに、前記ハウジングとの間に前記外側燃料通路を形成し、前記ロータとの間に前記内側燃料通路を形成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料ポンプ。
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