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JP2012031782A - 排気系のegr配管接続部構造 - Google Patents

排気系のegr配管接続部構造 Download PDF

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JP2012031782A
JP2012031782A JP2010171945A JP2010171945A JP2012031782A JP 2012031782 A JP2012031782 A JP 2012031782A JP 2010171945 A JP2010171945 A JP 2010171945A JP 2010171945 A JP2010171945 A JP 2010171945A JP 2012031782 A JP2012031782 A JP 2012031782A
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egr
egr pipe
exhaust
pipe connection
exhaust gas
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JP2010171945A
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Hitoshi Uda
等 宇田
Yasunori Shimizu
祥紀 清水
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】排気系に対してEGRパイプを接続する部分の構造を改良することによって排気系の構成の簡素化を図ることが可能なEGR配管接続部構造を提供する。
【解決手段】触媒コンバータ2の直下流側に、EGRパイプ4を接続するためのEGRパイプ接続口34a及び排気管接続のためのフランジ部32,33を鋳造により一体成形して成るEGRパイプ接続部材3を配設する。これにより、排気ガス取り出し口34aを触媒ケース21に備えさせないことで、触媒ケース21の両端部をコーン形状に形成するための加工としてスピニング加工が適用可能となり、触媒ケース21を一部品で構成できる。その結果、排気系の部品点数の削減が図れ、その製造工程の削減及び製造コストの低廉化を図ることが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の排気系に対してEGR配管を接続する部分の構造に係る。特に、本発明は、排気系の構成の簡素化を図るための対策に関する。
従来より、例えば自動車用エンジン等にあっては、排気管内を流れる排気ガスの一部を排気再循環ガス(EGRガス)として吸気管内に導入し、このEGRガスを吸入空気中に混入させることによって筒内最高燃焼温度を低下させ、排気ガス中に含まれる有害物質(例えば窒素酸化物:NOx)の低減を図るようにした排気ガス再循環装置(以下、「EGR装置」と呼ぶ場合もある)が備えられている。
このEGR装置は、エンジンの排気系と吸気系とを接続するEGR配管(以下、「EGRパイプ」と呼ぶ場合もある)と、このEGRパイプ内に備えられて開度調整可能とされたEGRバルブとを備えている。つまり、このEGRバルブの開度を調整することによってEGRパイプを流れるEGRガスの還流量を調整するようになっている。
一般に、上記EGRパイプは、その一端が、エンジンの排気系に備えられた触媒コンバータの直下流側に接続され、この触媒コンバータを通過した排気ガスの一部を吸気系に還流するようになっている(下記の特許文献1及び特許文献2を参照)。
図6及び図7に、従来の一般的な排気系の構成(排気マニホールドaからEGRパイプdの接続部分までの構成)を示す。図6は排気系の平面図であり、図7は排気系の背面図(車両後方側から見た図)である。
これらの図に示すように、排気系には、排気マニホールドa、触媒コンバータb、排気管接続フランジ部材c等が備えられており、触媒コンバータbの下流部分にEGRパイプdが接続されている。
排気マニホールドaにはフランジ部a1が設けられており、このフランジ部a1が図示しないガスケットを介してエンジンのシリンダヘッドに接続されている。また、この排気マニホールドaにおける各配管a2,a2,…の合流部の上面にはA/Fセンサ(図示省略)を取り付けるためのボスa3が一体形成されている。
また、触媒コンバータbは、略円筒形状の触媒ケースb1内に三元触媒が収容された構成となっている。この触媒ケースb1の構成としては、先端側(排気マニホールドa側)がスピニング加工によって絞られた前側ケースb2と、この前側ケースb2の後側に溶接された後側ケースb3とを備えている。前側ケースb2は、その前端縁が上記排気マニホールドaの後端縁に溶接されている。また、後側ケースb3には、EGRパイプdを接続するための取り付けボスb4が一体形成されている。具体的に、この後側ケースb3は、金属製板材が曲げ加工されて成る左右一対のケース部材b3−1,b3−2の2部材で成り、これらケース部材b3−1,b3−2の端縁同士を重ね合わせて溶接することでコーン形状(円錐台形状)に形成されたものである(この溶接部分を図6及び図7に符号eで示す)。このように溶接によって後側ケースb3を形成する理由は、上記EGRパイプdを接続するための上記取り付けボスb4の配設箇所がこの後側ケースb3であるためであって、上述したスピニング加工(前側ケースb2の先端側に適用している絞り加工)が適用できないからである。
そして、この後側ケースb3には、図示しない排気管(下流側の排気管)を接続するための上記排気管接続フランジ部材cが一体的に溶接されている。この排気管接続フランジ部材cは、内部に排気流路c1を有する管体で成り、その車幅方向(図6及び図7における左右方向)に延びるフランジc2,c2が形成されており、これらフランジc2,c2には車両前後方向に延びる貫通孔c3,c3がそれぞれ形成されている。より具体的には、上記触媒コンバータbには球面継手(ボールジョイント)を介して排気管が接続されるため、この排気管接続フランジ部材cは、球面継手を接続するために利用される。つまり、球面継手に設けられたフランジに形成された貫通孔(共に図示省略)と上記排気管接続フランジ部材cのフランジc2,c2に形成された貫通孔c3,c3とに亘ってボルトが挿入され、このボルトによって球面継手と排気管接続フランジ部材cとが一体的に締結される。
そして、EGRパイプdの上流端(EGRガス流れ方向の上流端)が、上記後側ケースb3に形成されている上記取り付けボスb4に挿入されて、その挿入部分の全周囲が溶接され、これによってEGRパイプdが排気系に取り付けられている。
このような構成により、エンジンから排出されて触媒コンバータbによって浄化された排気ガスは、その大部分が排気管接続フランジ部材cの排気流路c1を流れて下流側の排気管に導出される一方、他の排気ガスは、後側ケースb3の取り付けボスb4側に分流され、EGRパイプdに導出されて吸気系に還流されることになる。
尚、図6及び図7における符号fは、触媒コンバータbを車体側に支持するための図示しないステーが締結されるステーブラケットである。
特開2004−278342号公報 特開2004−176554号公報
ところが、上述した従来の排気系の構成にあっては、部品点数の削減に限界があり、製造工程が多く且つ製造コストの高騰も招いていた。具体的には、上述した如く、EGRパイプdを接続するための取り付けボスb4が触媒ケースb1(後側ケースb3)に形成されていることから、触媒ケースb1を、前側ケースb2と、後側ケースb3を構成する2つのケース部材b3−1,b3−2との3部材で構成せねばならず、また、後側ケースb3をコーン形状に形成するための溶接作業(ケース部材b3−1,b3−2同士を溶接する作業)や、この後側ケースb3の前端を前側ケースb2の後端に溶接するための溶接作業が必要であった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、排気系に対してEGRパイプを接続する部分の構造を改良することによって排気系の構成の簡素化を図ることが可能なEGR配管接続部構造を提供することにある。
−課題の解決原理−
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決原理は、EGRガスを吸気系に還流するEGRパイプを接続するための部位と排気管接続用のフランジ部とを一体化することで、排気系における部品点数の削減を図るようにしている。
−解決手段−
具体的に、本発明は、内燃機関の排気系にEGR配管を接続するEGR配管接続部の構造を対象とする。このEGR配管接続部の構造に対し、上記EGR配管を接続するための排気ガス取り出し口を、上記排気系の配管部材同士を接続するためのフランジ部に一体成形した構成としている。
より具体的には、上記排気ガス取り出し口及びフランジ部を、鋳造により一体成形している。
また、排気系のより具体的な構成として、上記排気ガス取り出し口及びフランジ部を一体成形して成るEGR配管接続部材を、排気系における触媒装置の直下流側に配設している。
これらの特定事項により、従来では別部品であった排気ガス取り出し口とフランジ部とを一部品で構成することができる。また、排気ガス取り出し口を触媒ケース等の他の配管部品に備えさせないことで、この配管部品の製造が容易になる。例えば触媒ケースの両端部をコーン形状(円錐台形状)に形成する場合には、これら両端部をスピニング加工によって所定形状に成形することが可能になり、この触媒ケースも一部品で構成することが可能になる。その結果、排気系の部品点数の削減が図れ、その製造工程の削減及び製造コストの低廉化を図ることが可能になる。
上記EGR配管接続部材の具体的な構成としては以下のものが挙げられる。つまり、このEGR配管接続部材に、排気ガス流れ方向下流側の排気管に向けて排気ガスを導出するためのメイン排気ガス流路を有するメイン配管部と、このメイン配管部に一体化され上記メイン排気ガス流路から上記排気ガス取り出し口に亘るEGRガス抜き出し流路を有するEGR配管部とを備えさせる。そして、上記メイン排気ガス流路から排気ガス取り出し口に向かう上記EGRガス抜き出し流路の延長方向と、上記メイン排気ガス流路における排気ガスの流れ方向との間に90°以上の角度差を設けた構成としている。
この構成によれば、メイン配管部のメイン排気ガス流路を流れている排気ガスがEGR配管部のEGRガス抜き出し流路に流れ込む際には、その流れ方向を大きく変更(90°以上に流れ方向の角度を変更)することになる。このため、メイン排気ガス流路において排気ガス中の水分が結露した場合であっても、この結露水は、その自重により流れ方向の変更角度には限界があるためEGRガス抜き出し流路には流れ込み難いものとなる。このため、EGR配管から吸気系に水分が流れ込んでしまうといった状況を効果的に回避することができる。
また、上記EGR配管部を、上記メイン排気ガス流路から排気ガス取り出し口に向かうEGRガス抜き出し流路の延長方向が上方に向くようにメイン配管部に接続した場合には、上記吸気系への水分の流れ込みを確実に回避することが可能となる。
また、上記EGR配管接続部材を支持するためのステーが取り付けられるステー取付部もEGR配管接続部材に一体成形した場合には、排気系の部品点数のよりいっそうの削減化が図れることになる。
本発明では、EGRガスを吸気系に還流するEGR配管を接続するための排気ガス取り出し口と排気管接続用のフランジ部とを一体成形している。このため、排気系における部品点数の削減を図ることができる。
実施形態に係る排気系の平面図である。 実施形態に係る排気系の背面図である。 実施形態に係る排気系の側面図である。 EGRパイプ接続部材の斜視図である。 図4におけるV−V線に沿った断面図である。 従来例における排気系の平面図である。 従来例における排気系の背面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、自動車用ガソリンエンジンの排気系に本発明を適用した場合について説明する。
図1は本実施形態に係る排気系(排気マニホールド1からEGRパイプ4の接続部分までの排気系)の平面図、図2はその排気系の背面図(車両後方側から見た図)、図3はその排気系の側面図(図1におけるIII矢視図)である。
これらの図に示すように、排気系には、排気マニホールド1、触媒コンバータ(触媒装置)2、EGRパイプ接続部材(EGR配管接続部材)3が備えられており、このEGRパイプ接続部材3にEGRパイプ(EGR配管)4が接続されている。以下、各部材について説明する。
−排気マニホールド1−
排気マニホールド1は、配管部11とフランジ部12とを備えている。
上記配管部11は、エンジンの各気筒に対応して設けられた複数の枝管(ブランチ管)11a,11b,11c,11dと、これら枝管11a,11b,11c,11dの下流側端(排気ガス流れ方向の下流側端)が集合して成る集合管11eとを備えている。
上記各枝管11a,11b,11c,11d及び集合管11dは、ステンレス製の上側シェル13と下側シェル14とが一体的に溶接されて構成されている。これら上側シェル13及び下側シェル14は、ステンレス鋼板を所定の3次元形状に板金成形(プレス加工等)して構成された部材であり、上記枝管11a,11b,11c,11d及び集合管11eとなる部位の側部には、溶接代15,15,…が形成されている。そして、これら溶接代15,15同士を重ね合わせるように上側シェル13と下側シェル14とを組み合わせ、溶接代15,15同士を溶接することによって排気マニホールド1の配管部11が形成されている。
また、上記フランジ部12には、上記各枝管11a,11b,11c,11dの前端(排気流れ方向の上流端)を挿入するための複数の開口12a,12b,12c,12dが形成されており、これら開口12a,12b,12c,12dに各枝管11a,11b,11c,11dの前端がそれぞれ挿入され、その周囲(開口12a,12b,12c,12dの内周縁と枝管11a,11b,11c,11dの外周縁)が溶接されることによって配管部11とフランジ部12とが一体化されている。また、このフランジ部12は、図示しないガスケットを介してエンジンのシリンダヘッドに接続され、これによって、各枝管11a,11b,11c,11dがそれぞれ対応する気筒の排気ポートに連通するようになっている。
また、この排気マニホールド1における上記集合管11eの上面にはA/Fセンサ(図示省略)を取り付けるためのボス17が一体形成されている。
−触媒コンバータ2−
触媒コンバータ2は、上記排気マニホールド1の集合部11eの下流端に接続されており、触媒ケース21内に三元触媒(図示省略)が収容された構成となっている。
上記三元触媒は、酸素を貯蔵(吸蔵)するO2ストレージ機能(酸素貯蔵機能)を有しており、この酸素貯蔵機能により、排気ガスの空燃比が理論空燃比からある程度まで偏移したとしても、HC,CO及びNOxを浄化することが可能となっている。即ち、空燃比がリーンとなって、三元触媒に流入する排気ガス中の酸素及びNOxが増加すると、酸素の一部を三元触媒が吸蔵することでNOxの還元・浄化を促進する。一方、空燃比がリッチになって、三元触媒に流入する排気ガスにHC,COが多量に含まれると、三元触媒は内部に吸蔵している酸素分子を放出し、これらのHC,COに酸素分子を与え、酸化・浄化を促進する。
各図に示す触媒コンバータ2は、排気系において上流側に位置しているスタート触媒(スタートキャタリティックコンバータ)と呼ばれるものであって、排気マニホールド1の直下流側(エンジンの燃焼室に近い側)に設けられているため、エンジンの始動後、短時間のうちに活性温度まで上昇するといった特徴を有するものとなっている。尚、この触媒コンバータ(スタート触媒)2の下流側には排気管を介して図示しないアンダーフロア触媒(アンダーフロアキャタリティックコンバータ)が配設されている。また、この触媒コンバータ(スタート触媒)2は、エンジンに接続された上記排気マニホールド1と、図示しないフロアパネルの下側に配設された排気管との間を接続するものであることから、図3に示すように排気流れ方向の下流側(図3における右側)に向かうに従って下側に傾斜する姿勢で配設されている。
一方、上記触媒ケース21は、金属製(ステンレス製)筒状の部材であって、その軸線方向の両端部がスピニング加工によって絞られて成形されており、その前端(排気マニホールド1側の先端)が、上記排気マニホールド1の集合管11eの下流端に挿入されて溶接されている一方、その後端(EGRパイプ接続部材3側の先端)が、EGRパイプ接続部材3に挿入されて溶接されている。
具体的には、この触媒ケース21は、その軸線方向の中央部に位置するケース本体部22と、このケース本体部22の前側に連続形成され且つ上記スピニング加工によって絞られた前側コーン部23と、ケース本体部22の後側に連続形成され且つ上記スピニング加工によって絞られた後側コーン部24とを備えている。
この触媒コンバータ2の製造作業としては、円筒状の金属ケース(内径寸法が上記ケース本体部22の内径寸法とされた筒体)の内部に三元触媒が挿入され、この金属ケースの軸線方向の一端側及び他端側がそれぞれスピニング加工によって絞られる。これにより、スピニング加工がされていない金属ケース軸線方向の中央部分が上記ケース本体部22となり、スピニング加工された金属ケース軸線方向の両端部分のうちの一方が上記前側コーン部23として形成され、他方が後側コーン部24として形成されることになる。
そして、上記前側コーン部23の前端縁部が上記排気マニホールド1の集合管11eの内部に挿入され、その周囲(排気マニホールド1の集合管11eの内周縁と前側コーン部23の前端縁部の外周縁)が溶接されることによって排気マニホールド1と触媒コンバータ2とが一体化されている。また、触媒ケース21の後側コーン部24はEGRパイプ接続部材3に溶接されているが、この溶接部分の構成については後述する。
このように、本実施形態における触媒コンバータ2の触媒ケース21は、その全体が一体構造となっている。つまり、一部材で触媒ケース21が構成されている。その理由は、この触媒ケース21にEGRパイプ4を接続するための接続部(従来技術(図6に示すもの)における取り付けボスb4)を備えさせていないことに起因する。言い換えると、触媒ケース21を、その軸線方向の全体に亘って断面円形(但し、上記ケース本体部22と、前側コーン部23及び後側コーン部24とでは径寸法が異なっている)に形成していることから上記スピニング加工により全体を成形することが可能になり、複数部材により触媒ケース21を形成するといった必要がなくなる。
−EGRパイプ接続部材3−
次に、本実施形態において特徴とする部材であるEGRパイプ接続部材3について説明する。図4はEGRパイプ接続部材3の斜視図(触媒コンバータ2が接続される側から見た斜視図)であり、図5は図4におけるV−V線に沿った断面図(触媒コンバータ2の触媒ケース21を仮想線で示している)である。
これらの図に示すように、EGRパイプ接続部材3は、金属の鋳造加工によって成形されており、メイン配管部31、フランジ部32,33、EGR配管部34、ステー取付部35が一体成形された構成となっている。以下、各部について説明する。
上記メイン配管部31は、EGRパイプ接続部材3の中央に位置し且つ軸線方向の長さが比較的短く設定された管体で成っている。また、このメイン配管部31は、その軸線方向に亘り、互いに形状が異なる3つの領域を備えている。具体的には、最も前側(触媒コンバータ2側)に位置する触媒接続部31aと、この触媒接続部31aに連続して後方側(排気ガス流れ方向の下流側)に延びるEGRガス分流部31bと、このEGRガス分流部31bに連続して後方側に延びる排気管接続部31cとが備えられている。
上記触媒接続部31aは、その内径寸法が上記触媒ケース21の後側コーン部24の後端部の外径寸法に略一致している。また、上記EGRガス分流部31bの内径寸法は、上記触媒接続部31aの内径寸法よりも僅かに小さく設定されており、この両者の境界部分には段部36が形成されている。このため、上記後側コーン部24の後端部の端面が、この段部36に当接された状態、また、この段部36に近接した状態で、この後側コーン部24の後端部が触媒接続部31aに挿入され、その周囲(触媒接続部31aの内周縁と後側コーン部24の後端部の外周縁)が溶接されることによって触媒コンバータ2とEGRパイプ接続部材3とが一体化されている。
また、上記EGRガス分流部31bは、その内径寸法が後方(図5における下方:排気ガス流れ方向の下流側)に向かうに従って小さくなるように成形されている。また、このEGRガス分流部31bには、その外周面に上記フランジ部32,33及びEGR配管部34が一体成形されている。
具体的に、上記フランジ部32,33は、EGRガス分流部31bの外面から外周側に向かい、メイン配管部31の軸線に対して直交する方向に延びている。また、各フランジ部32,33には、その板厚方向(メイン配管部31の軸線に沿う方向)に貫通する貫通孔32a,33aが形成されている。このフランジ部32,33は、後方に設けられる図示しない球面継手(ボールジョイント)を接続するためのものである。つまり、球面継手にも同様のフランジ部が設けられており、この球面継手のフランジ部に形成された貫通孔と上記フランジ部32,33に形成された貫通孔32a,33aとに亘って挿通されるボルトによって各フランジ部同士が連結されることによりEGRパイプ接続部材3に球面継手が取り付けられることになる。この球面継手は、その後方に接続される排気管の軸線と触媒コンバータ2の軸線との相対角度を所定角度範囲内で変更可能とするためのものである。
上記EGR配管部34は、その一端(EGRガス流れ方向の上流側)が上記EGRガス分流部31bの内面に開放している一方、他端(EGRガス流れ方向の下流側)では、その軸線方向が前方(車両前方)に変更され、前方に開放するEGRパイプ接続口(排気ガス取り出し口)34aが形成されている。つまり、上記メイン配管部31のEGRガス分流部31bに流れ込んだ排気ガス(EGRガス)の一部が、このEGRガス分流部31bからEGR配管部34に分流され、上記EGRパイプ接続口34aに達する構成となっている。
より具体的には、上記EGR配管部34は、上記EGRガス分流部31bに接続するEGRガス抜き取り管部34bと、このEGRガス抜き取り管部34bの下流側(EGRガス流れ方向の下流側)に連続するEGRガス供給管部34cとを備えている。上記EGRガス抜き取り管部34bは、前後方向(図5では上下方向)の寸法が上下方向(図5では紙面に直交する方向)の寸法よりも短く設定された偏平形状の管体で成っている。また、このEGRガス抜き取り管部34bは、図5に示すように、EGRガス流れ方向の下流側に向かって車両前方側(図5では上方側)に傾斜するようにEGRガス分流部31bに接続されている。つまり、上記EGRガス分流部31bからEGR配管部34に流れ込むEGRガスは、その流れ方向が反転(流線の角度を図中のαだけ反転)するようにしてEGRパイプ接続口34aに流れ込むことになる(図5では、メイン配管部31の内部空間であるメイン排気ガス流路Aを排気管側に向かって流れる流線を矢印Iで示し、EGRガス分流部31bで反転してEGR配管部34の内部空間であるEGRガス抜き出し流路Bを流れる排気ガスの流線を矢印IIで示している。この反転角度αは90°以上の角度に設定されており、本実施形態では約120°に設定されている。この値はこれに限定されるものではなく適宜設定が可能である。
また、上述した如く触媒コンバータ2は、排気流れ方向の下流側に向かうに従って下側に傾斜する姿勢で配設されているため(図3を参照)、このEGRパイプ接続部材3も排気流れ方向の下流側に向かうに従って下側に傾斜する姿勢で配設されている。このため、上記反転するように流されるEGRガスは、実際には斜め上方に反転するように流線を変更して上記EGRガス分流部31bからEGRパイプ接続口34aに流れ込むことになる。
また、上記EGRガス供給管部34cは、その上流端が上記EGRガス抜き取り管部34bに連通し、下流端が上記EGRパイプ接続口34aとなっている。このEGRガス供給管部34cは、流路形状が真円であって、上記EGRパイプ接続口34aの内径寸法は、上記EGRパイプ4の外径寸法に略一致している。このため、EGRパイプ4の上流端(EGRガス流れ方向の上流端)がEGRパイプ接続口34aに挿入され、その周囲(EGRパイプ接続口34aの内周縁とEGRパイプ4の外周縁)が溶接されることによってEGRパイプ接続部材3に対してEGRパイプ4が取り付けられている。
また、上記メイン配管部31の排気管接続部31cは、上記EGRガス分流部31bの後方(図5における下方)に連続成形され、その後端面に上記球面継手が接続されるようになっている。具体的に、この排気管接続部31cは、その内径寸法が上記EGRガス分流部31bの後端縁の内径寸法に略一致しており、外径寸法が上記EGRガス分流部31bの後端縁の外径寸法に対して小径に設定されている。
また、上記ステー取付部35は、上記EGRガス分流部31bの外面から外周側に向かって延びる円柱形状の部位であって、その中心部にはボルト孔35aが形成されている。そして、EGRパイプ接続部材3を車体側に吊り下げ支持するためのステー(図示省略)の一端に形成された貫通孔が上記ボルト孔35aに位置合わせされ、これら孔にボルトが挿入されてボルト孔35aにねじ込まれることによって、このステーによりEGRパイプ接続部材3が車体側に吊り下げ支持されている。
上記EGRパイプ4は、上記EGRパイプ接続部材3に対する接続箇所から車両前方に向かって延びるように屈曲されており、その下流端には、例えばEGRクーラ(図示省略)を接続するためのフランジ41が設けられている。また、このEGRパイプ4には、このフランジ41の向きを可変とするべく蛇腹部42が設けられている。
このような排気系の構成により、エンジンから排出されて触媒コンバータ2によって浄化された排気ガスは、その大部分が上記EGRパイプ接続部材3のメイン配管部31内(上記メイン排気ガス流路A)を流れ、下流側の排気管に導出されることになる(図5における矢印Iを参照)。
一方、他の排気ガスは、メイン配管部31のEGRガス分流部31bで流入され、EGR配管部34に流れ込む。このEGR配管部34に流れ込んだ排気ガス(EGRガス)は、上記EGRガス抜き取り管部34b及びEGRガス供給管部34cの内部空間(EGRガス抜き出し流路B)を経て、このEGRガス供給管部34cの下流端であるEGRパイプ接続口34aからEGRパイプ4に導出されて吸気系に還流されることになる。
以上説明したように、本実施形態では、EGRパイプ接続口34aを有するEGR配管部34を、フランジ部32,33を有するEGRパイプ接続部材3に一体成形したことにより、従来では別部品であったEGRパイプ接続口34aとフランジ部32,33とを一部品で構成している。このため、EGRパイプ接続口34aを触媒ケース21に備えさせないことで、この触媒ケース21の製造が容易になる。つまり、触媒ケース21の後端部をコーン形状(円錐台形状)に形成する場合に、この後端部をスピニング加工によって所定形状に成形することが可能になり、この触媒ケース21を一部品で構成することが可能になる。その結果、排気系の部品点数の削減が図れ、その製造工程の削減及び製造コストの低廉化を図ることが可能になる。また、上記フランジ部32,33、EGR配管部34、ステー取付部35を同一平面上(メイン配管部31の軸線に対して直交する同一平面上)に配設することが可能となるため、排気マニホールド1の前端からEGRパイプ接続部材3の後端までの寸法を従来構造に比べて短くすることができ、排気系のコンパクト化を図ることもできる。
また、上述した如くEGRパイプ接続口34aをEGRパイプ接続部材3に一体成形したことにより、このEGRパイプ接続口34aの開口方向(EGRパイプ接続口34aの軸線方向)を安定的に得ることが可能となる。つまり、従来技術(図6及び図7に示すもの)にあっては、ケース部材b3−1,b3−2の端縁同士を重ね合わせて溶接することでコーン形状の後側ケースb3を成形していたため加工精度のバラツキに伴って取り付けボスb4の開口方向にもバラツキが生じやすいものとなっていた。この場合、取り付けボスb4にEGRパイプを接続した際にEGRパイプの延長方向にもバラツキが生じる可能性が高くなってしまう。これに対し、本実施形態によれば、EGRパイプ接続口34aをEGRパイプ接続部材3に一体成形したことによりEGRパイプ接続口34aの開口方向を安定的に得ることができ、EGRパイプ4を接続した際のその延長方向のバラツキが生じ難くなる。
また、本実施形態では、EGRガス流れ方向の下流側に向かって車両前方側(図5では上方側)に傾斜するように、EGR配管部34bをメイン配管部31に接続している。このため、メイン配管部31の内部を流れている排気ガスがEGR配管部34に流れ込む際には、その流れ方向を大きく変更(90°以上に流れ方向の角度を変更)することになる。その結果、メイン配管部31の内部において排気ガス中の水分が結露した場合であっても、この結露水は、その自重により流れ方向の変更角度には限界があるためEGR配管部34には流れ込み難いものとなっている。このため、EGRパイプ4から吸気系に水分が流れ込んでしまうといった状況を効果的に回避することができる。従来の一般的なEGRパイプの接続構造では、結露水がEGRガスと共に吸気系に流れ込む可能性が高く、燃焼室内での燃焼性の悪化などを招く可能性があった。本実施形態の構成によれば、吸気系への結露水の流れ込みが回避され、燃焼性の改善を図ることが可能である。また、この構成によれば、触媒コンバータ2の下流部分に酸素センサを配設する場合に、結露水による酸素センサへの悪影響を回避することも可能である。
−他の実施形態−
以上説明した実施形態は、自動車用ガソリンエンジンの排気系に本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、ディーゼルエンジンの排気系にも適用可能である。この場合、上記EGRパイプ接続部材3は、NOx吸蔵還元触媒の下流側に取り付けられることになる。また、自動車以外に使用されるエンジンの排気系に対しても本発明は適用可能である。更には、エンジンの気筒数としては4気筒に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、スタート触媒2の下流側にEGRパイプを接続する構成に対して本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、上記アンダーフロア触媒の下流側にEGRパイプを接続する構成に対しても適用可能である。
また、上記実施形態では、メイン配管部31に対するEGR配管部34の接続位置をEGRパイプ接続部材3の側面としたが、これに限るものではない。例えば、EGR配管部34の接続位置をEGRパイプ接続部材3の上面に設定した場合には、上記吸気系への水分の流れ込みを確実に回避することが可能となる。
更に、上記実施形態では、EGRパイプ接続部材3を鋳造により成形していたが、他の製法によって成形するようにしてもよい。例えば、プレス加工により成形された前側部材及び後側部材を一体的に組み付けることでEGRパイプ接続部材を成形するようにしてもよい。
本発明は、自動車用エンジンの排気系に接続されるEGRパイプの接続部分の構造として適用可能である。
1 排気マニホールド
2 触媒コンバータ(触媒装置)
21 触媒ケース
3 EGRパイプ接続部材(EGR配管接続部材)
31 メイン配管部
32,33 フランジ部
34 EGR配管部
34a EGRパイプ接続口(排気ガス取り出し口)
35 ステー取付部
4 EGRパイプ(EGR配管)
A メイン排気ガス流路
B EGRガス抜き出し流路

Claims (6)

  1. 内燃機関の排気系にEGR配管を接続するEGR配管接続部の構造であって、
    上記EGR配管を接続するための排気ガス取り出し口が、上記排気系の配管部材同士を接続するためのフランジ部に一体成形されていることを特徴とする排気系のEGR配管接続部構造。
  2. 請求項1記載の排気系のEGR配管接続部構造において、
    上記排気ガス取り出し口及びフランジ部は、鋳造により一体成形されていることを特徴とする排気系のEGR配管接続部構造。
  3. 請求項1または2記載の排気系のEGR配管接続部構造において、
    上記排気ガス取り出し口及びフランジ部を一体成形して成るEGR配管接続部材は、排気系における触媒装置の直下流側に配設されていることを特徴とする排気系のEGR配管接続部構造。
  4. 請求項1、2または3記載の排気系のEGR配管接続部構造において、
    上記排気ガス取り出し口及びフランジ部を一体成形して成るEGR配管接続部材は、排気ガス流れ方向下流側の排気管に向けて排気ガスを導出するためのメイン排気ガス流路を有するメイン配管部と、このメイン配管部に一体化され上記メイン排気ガス流路から上記排気ガス取り出し口に亘るEGRガス抜き出し流路を有するEGR配管部とを備えており、
    上記メイン排気ガス流路から排気ガス取り出し口に向かう上記EGRガス抜き出し流路の延長方向と、上記メイン排気ガス流路における排気ガスの流れ方向との間には90°以上の角度差が設けられていることを特徴とする排気系のEGR配管接続部構造。
  5. 請求項4記載の排気系のEGR配管接続部構造において、
    上記EGR配管部は、上記メイン排気ガス流路から排気ガス取り出し口に向かうEGRガス抜き出し流路の延長方向が上方に向くようにメイン配管部に接続されていることを特徴とする排気系のEGR配管接続部構造。
  6. 請求項3、4または5記載の排気系のEGR配管接続部構造において、
    上記EGR配管接続部材には、このEGR配管接続部材を支持するためのステーが取り付けられるステー取付部も一体成形されていることを特徴とする排気系のEGR配管接続部構造。
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