[go: up one dir, main page]

JP2012031635A - 作業機の干渉防止装置 - Google Patents

作業機の干渉防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012031635A
JP2012031635A JP2010171987A JP2010171987A JP2012031635A JP 2012031635 A JP2012031635 A JP 2012031635A JP 2010171987 A JP2010171987 A JP 2010171987A JP 2010171987 A JP2010171987 A JP 2010171987A JP 2012031635 A JP2012031635 A JP 2012031635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
boom
cab
limit
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010171987A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yoneda
敬 米田
Nobuaki Matoba
信明 的場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar SARL
Original Assignee
Caterpillar SARL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar SARL filed Critical Caterpillar SARL
Priority to JP2010171987A priority Critical patent/JP2012031635A/ja
Publication of JP2012031635A publication Critical patent/JP2012031635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

【課題】昇降キャブと多関節の作業アームを備える作業機における、干渉防止装置の制御演算を簡単にする。
【解決手段】キャブ最下位置と最上位置とによって予め設定した制限域である、円弧状制限域(LMN)または直線状制限域(PQHIMN)をもとに作業アームの動きを制限する。
【選択図】図5

Description

本発明は、作業機の干渉防止装置、さらに詳しくは、昇降キャブと多関節の作業アームを備えた作業機の、キャブと作業アームの干渉防止装置に関する。
昇降作動を自在に取付けたキャブと上下方向に揺動作動を自在に取付けた多関節の作業アームを備えた例えば油圧ショベルのような作業機がある。キャブは昇降用の油圧シリンダの伸縮によって昇降され、作業に応じた高さに調整することができる。作業アームは、機体に揺動自在に取付けたブームと、ブームの先端に揺動自在に取付けたアームを備え、アームの先端に作業用のアタッチメントが取付けられている。
この昇降キャブと作業アームを備える作業機には、キャブと作業アームの先端部との干渉を防止するための干渉防止装置が用意されている(例えば、特許文献1参照)。この干渉防止装置は、多関節の作業アームの屈折状態を検出してアーム先端部の位置を求めるとともに、キャブの昇降位置を検出して昇降位置によって作業アームの動きを制限する制限域を補正し、作業アームとキャブの干渉防止制御を行っている。
特開平8−35239号公報(図1−図8)
上述したとおりの作業機の干渉防止装置には、次のとおりの解決すべき課題がある。
すなわち、この干渉防止装置は、昇降キャブの位置を検出して制限域を補正し干渉防止制御を行うため、制御演算が複雑になる。また、作業アームのブームとアームの作動が同時に制限されるため、作業性が悪くなる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その主たる技術的課題は、昇降キャブと多関節の作業アームを備える作業機における、干渉防止装置の制御演算を簡単にすることである。他の技術的課題は、昇降キャブと多関節の作業アームを備える作業機における、作業アームのブームとアームの作動が同時に制限されることによる作業性の悪化を改善することである。
本発明によれば上記の主たる技術的課題を解決するために、昇降作動を自在に取付けられたキャブと上下方向に揺動作動を自在に取付けられた多関節の作業アームとを備える作業機のキャブとキャブ前方に位置する作業アーム先端部との干渉防止装置であって、キャブ最下位置と最上位置とによって予め設定した制限域をもとに作業アームの動きを制限する、ことを特徴とする作業機の干渉防止装置が提供される。
該制限域として、キャブが昇降する円弧状軌跡に沿って設けた円弧状制限域を備えている。
制限域の他の例として、キャブの最下位置と最上位置の前面を結んだ直線に沿って設けた直線状制限域を備えている。
好適実施形態においては、該制限域として、切換スイッチによって選択自在に切換えられる、キャブが昇降する円弧状軌跡に沿って設けた円弧状制限域およびキャブの最下位置と最上位置の前面を結んだ直線に沿って設けた直線状制限域を備えている。
他の技術的課題を解決するために、作業アームは、機体に上下方向に揺動作動を自在に取付けられたブームおよびブームの先端に上下方向に揺動作動を自在に取付けられたアームを備え、干渉防止装置は、機体に対するブームの揺動角度を検出するブーム角センサと、ブームに対するアームの揺動角度を検出するアーム角センサと、ブーム角センサおよびアーム角センサの出力に基づいてアームの先端部位置を演算し該制限域をもとにブームの上げ操作およびアームの下げ操作を個々に制限するコントローラと、を備えている。
本発明に従って構成された作業機の干渉防止装置は、キャブ最下位置と最上位置とによって予め設定した制限域をもとに作業アームの動きを制限する。また、作業アームの、ブームの上げ操作およびアームの下げ操作を個々に制限する。
したがって、昇降キャブの位置を検出して制限域を補正することなしに、予め設定した制限域をもとに作業アームの動きを制限するので、干渉防止装置の制御演算を簡単にすることができる。また、作業アームの、ブームの上げ操作およびアームの下げ操作を個々に制限するので、ブームとアームの作動が同時に制限されることによる作業性の悪化を改善することができる。
昇降キャブと作業アームの干渉防止装置を備えた作業機の側面図。 干渉防止装置の概要説明図。 干渉防止装置の角度センサの取付図。 作業機の油圧システム図。 干渉防止制限域の説明図。 干渉防止装置のコントローラの説明図。 ブーム制限角の演算説明図。 アーム制限角の演算説明図。 ブーム制限角の演算説明図。 アーム制限角の演算説明図。
以下、本発明に従って構成された作業機の干渉防止装置について、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
図1を参照して昇降キャブと多関節の作業アームを備えた作業機について説明する。全体を番号40で示す作業機は、下部走行体1と、下部走行体1上に取付けられた上部旋回体2と、上部旋回体2に、昇降作動を自在に取付けられたキャブ8および上下方向に揺動作動を自在に取付けられた作業アーム3を備えている。
キャブ8は、上部旋回体2のサポート7に一対の平行なリンク9,10、およびリンク9,10を上下に動かすキャブ昇降油圧シリンダ11を介して取付けられている。油圧シリンダ11を伸縮させてキャブ8を昇降させ、キャブ8を最下位置(実線で示す)と最上位置(二点鎖線で示す)の間で、作業に応じた高さに調整することができる。
作業アーム3は、上部旋回体2に上下方向に揺動自在に取付けられたブーム4およびブーム4の先端に上下方向に揺動自在に取付けられたアーム5を備え、アーム5の先端に作業用のアタッチメント6が取付けられている。上部旋回体2とブーム4の間にはブーム作動油圧シリンダ4aが、ブーム4とアーム5の間にはアーム作動油圧シリンダ5aが取付けられている。
作業機40は、キャブ8の最下位置と最上位置とによって予め設定した「制限域」をもとに作業アーム3の動きを制限し、キャブ8とキャブ8の前方に位置する作業アーム3先端部との干渉を防止する干渉防止装置を備えている。
図1とともに図2を参照してこの干渉防止装置について概要を説明する。干渉防止装置50は、機体である上部旋回体2に対するブームの揺動角度を検出するブーム角センサ12と、ブーム4に対するアーム5の揺動角度を検出するアーム角センサ13を備え、ブーム角センサ12およびアーム角センサ13の出力に基づいてアーム5の先端部位置を演算し、予め設定した「制限域」をもとにブーム4の上げ操作およびアーム5の下げ操作を個々に、電磁比例減圧弁30、31によって制限するコントローラ33を備えている。コントローラ33には、後に述べる二種類の「制限域」を選択自在に切換える切換スイッチ34が接続されている。
図3を参照してブーム角センサ12およびアーム角センサ13の取付けについて説明する。ブーム角センサ12は、ブーム4の基部の回動中心に取付けられ、ブーム4の基部と先端のアーム回動中心とを結ぶ線と、水平線との間の角度をブーム角αとして検出する。アーム角センサ13は、ブーム4の基部および先端のアーム回動中心を結ぶ線と、アーム回動中心およびアーム先端のアタッチメント回動中心を結ぶ線との間の角度をアーム角βとして検出する。
図4を参照して作業機40の油圧システムについて説明する。ブームシリンダ4aおよびアームシリンダ5aは、エンジン15により駆動される一対の油圧ポンプ16L、16Rの吐出油が、ブーム用流量制御弁20,21およびアーム用流量制御弁22,23によってそれぞれ制御され給排されて、伸縮作動される。
ブーム用流量制御弁20,21およびアーム用流量制御弁22,23は、パイロット圧力源24の圧油が、それぞれ操縦者が操作するブーム上げリモコン弁26、ブーム下げリモコン弁27、アーム上げリモコン弁28、アーム下げリモコン弁29によって、制御され給排されて操作される。
ブーム上げリモコン弁26とブーム用流量制御弁20,21を結ぶ管路に、ブーム上げ作動を制限する前記の電磁比例減圧弁30が、アーム下げリモコン弁29とアーム用流量制御弁22,23を結ぶ管路に、アーム下げ作動を制限する前記の電磁比例減圧弁31が取付けられている。
図5を参照して「制限域」について説明する。「制限域」としては、切換スイッチ34によって選択自在に切換えられる、キャブ8が昇降する円弧状軌跡に沿って設けた「円弧状制限域」およびキャブ8の最下位置と最上位置の前面を結んだ直線に沿って設けた「直線状制限域」を備えている。
「円弧状制限域」は、リンク9の取付ピンCを中心とした半径R0の上方から下方に伸びる円弧LMと下端のMから内方に水平に伸びる直線MNによる線LMNによって規定されている。半径R0は、キャブ8が昇降した時にピンCから最も離れたキャブの前面までの半径R0’に、図3に示すアーム先端からアタッチメント6の可動半径rに余裕値Δrを足したものである。
「直線状制限域」は、「円弧状制限域」の線LMNの円弧LMの部分を、キャブ8側に、キャブ8の上部にr+Δr離して水平に伸びる直線QP、およびキャブ8の前方にr+Δr離して上下に伸びる直線HIによって狭めた線PQHIMNによって規定されている。
作業機40によるアタッチメント6(図3)を用いての作業を能率よく遂行できるように、キャブ8から離して設けた「円弧状制限域」を「通常時用」とし、キャブ8により近く設けた「直線状制限域」を「非常時用」として、切換スイッチ34により適宜に選択することができる。
図6を参照してコントローラ33について説明する。コントローラ33は、アーム角センサ13のアーム角βを入力して、「円弧状制限域」のブーム制限角を出力するブーム制限角設定器40、「直線状制限域」のブーム制限角を出力するブーム制限角設定器41、この制限角設定器40,41の出力を切換スイッチ34によって切換える信号選択器42、信号選択器42から出力されるブーム制限角とブーム角センサ12のブーム角αの偏差を求める減算器43、減算器43で求めた角度偏差に基づいて操作制限を行うためのパイロット圧を設定するブーム操作圧設定器44、およびブーム操作圧設定器44の出力圧を電磁比例弁30の駆動信号に変換するドライバー45を備えている。
コントローラ33はまた、ブーム角センサ12のブーム角αを入力して、「円弧状制限域」のアーム制限角を出力するアーム制限角設定器46、「直線状制限域」のアーム制限角を出力するアーム制限角設定器47、この制限角設定器46,47の出力を切換スイッチ34によって切換える信号選択器48、信号選択器48から出力されるアーム制限角とアーム角センサ13のアーム角βの偏差を求める減算器49、減算器49で求めた角度偏差に基づいて操作制限を行うためのパイロット圧を設定するアーム操作圧設定器50、およびアーム操作圧設定器50の出力圧を電磁比例弁31の駆動信号に変換するドライバー51を備えている。
次に、「円弧状制限域」のブーム制限角の計算式およびアーム制限角の計算式、「直線状制限域」のブーム制限角の計算式およびアーム制限角の計算式について説明する。
(1)「円弧状制限域」のブーム制限角αLT1の計算式について図7を参照して説明する。
ブーム取付ピンOからアーム先端ピンAまでの距離R1は、△OBAから次式で与えられる。
[数1]
Figure 2012031635
リンク取付ピンCを原点とし、ブーム取付ピンOを通る直線をx軸、x軸に垂直な軸をy軸とするローカル座標を設定する。リンク取付ピンCを原点とした半径R0の円と、ブーム取付ピンOを原点とした半径R1の円の交点Dからx軸に垂直な線の交点をEとする。
Figure 2012031635
[数2]
Figure 2012031635
同様に、△ODEから次式が成り立つ。
[数3]
Figure 2012031635
[数2]式から[数3]式を引いて、xを求める式を導くと、
[数4]
Figure 2012031635
Figure 2012031635
[数5]
Figure 2012031635
ローカル座標x-yにおける交点Dの座標(x,y)を、次式を用いてグローバル座標X-Yに変換する。
[数6]
Figure 2012031635
[数7]
Figure 2012031635
一方、図7において∠AOB=α1とすると、
[数8]
Figure 2012031635
但し、Lobはブーム長、Labはアーム長、また、O点の座標を(X,Y)とすると、
[数9]
Figure 2012031635
ブーム制限角αLT1は、次式で与えられる。
[数10]
Figure 2012031635
上記の関係式を用いて、アーム角βを一定ピッチで増加させて、リンク9の取付ピンCを中心とした半径R0の円弧とブーム取付ピンOとアーム先端Aを結ぶ半径R1の円弧の交点Dの座標(x,y)を求める。
次に、[数8]、[数9]、[数10]式からブーム制限角αLTを求め、アーム角βとブーム制限角αLT1の関数テーブルを作成する。
(2)「円弧状制限域」のアーム制限角βLT1の計算式について図8を参照して説明する。
図8において、ブーム先端ピンBの座標(X,Y)は、次式で与えられる。
[数11]
Figure 2012031635
[数12]
Figure 2012031635
Figure 2012031635
[数13]
Figure 2012031635
図8に示すように、リンク取付ピンCを原点とし、ブーム先端ピンBを通る直線をx軸、x軸に垂直な軸をy軸とするローカル座標を設定する。
リンク取付ピンCを原点とした半径R0の円と、ブーム先端ピンBを原点としたアーム長さR2の円の交点Fからx軸に垂直な線の交点をGとする。
Figure 2012031635
[数14]
Figure 2012031635
同様に、△BFGから次式が成り立つ。
[数15]
Figure 2012031635
[数14]式から[数15]式を引いて、xを求める式を導くと、
[数16]
Figure 2012031635
Figure 2012031635
[数17]
Figure 2012031635
ローカル座標x-yにおける交点Fの座標(x,y)をグローバル座標X−Yに変換する式は、
[数18]
Figure 2012031635
[数19]
Figure 2012031635
Figure 2012031635
[数20]
Figure 2012031635
図8において∠OBF=β1とすると、
[数21]
Figure 2012031635
アーム制限角βLTは、次式で与えられる。
[数22]
Figure 2012031635
上記の関係式を用いて、ブーム角αを一定ピッチで増加させて、リンク9の取付ピンCを中心とした半径R0の円弧とブーム先端ピンBとアーム先端Aを結ぶ半径R2の円弧の交点Fの座標(x,y)を求める。
次に、[数20]、[数21]、[数22]式からアーム制限角βLT1を求めて、ブーム角αとアーム制限角βLT1の関数テーブルを作成する。
(3)「直線状制限域」のブーム制限角αLT2の計算式について図9を参照して説明する。
図9において、ブーム取付ピンOを原点とするローカル座標x-yを設定する。
Figure 2012031635
[数23]
Figure 2012031635
ブーム取付ピンOを原点とした半径R1の式は、
[数24]
Figure 2012031635
[数23]式、[数24]式から
[数25]
Figure 2012031635
係数を以下の式に置き換える。
Figure 2012031635
[数25]式は、次式で与えられる。
[数26]
Figure 2012031635
−4A>0の時は、次式で交点の座標xが求まる。
[数27]
Figure 2012031635
[数28]
Figure 2012031635
ローカル座標x-yにおける交点Jの座標(x,y)をグローバル座標X−Yに変換する式は、
[数29]
Figure 2012031635
[数30]
Figure 2012031635
一方、図9において∠AOB=α1とすると、
[数31]
Figure 2012031635
[数32]
Figure 2012031635
ブーム制限角αLT2は、次式で与えられる。
[数33]
Figure 2012031635
上記の関係式を用いて、アーム角βを一定ピッチで増加させて、
Figure 2012031635
を求める。
次に、[数31]、[数32]、[数33]式からブーム制限角αLT2を求め、アーム角βとブーム制限角αLT2の関数テーブルを作成する。
(4)「直線状制限域」のアーム制限角βLT2の計算式について図10を参照して説明する。
図10において、ブーム取付ピンOを原点とするローカル座標x-yを設定する。
Figure 2012031635
[数34]
Figure 2012031635
図10において、ブーム先端ピンBの座標(x,x)は、次式で与えられる。
[数35]
Figure 2012031635
[数36]
Figure 2012031635
ブーム先端ピンBを原点とした半径R2の式は、
[数37]
Figure 2012031635
[数34]式、[数37]式から
[数38]
Figure 2012031635
係数を以下の式に置き換える。
Figure 2012031635
[数38]式は、次式で与えられる。
[数39]
Figure 2012031635
-4A>0の時は、次式で交点の座標xが求まる。
[数40]
Figure 2012031635
[数41]
Figure 2012031635
Figure 2012031635
[数42]
Figure 2012031635
図10において∠OBK=β2とすると、
[数43]
Figure 2012031635
アーム制限角βLT2は、次式で与えられる。
[数44]
Figure 2012031635
上記の関係式を用いて、ブーム角αを一定ピッチで増加させて、
Figure 2012031635
を求める。
次に、[数42]、[数43]、[数44]式からアーム制限角βLT2を求めて、ブーム角αとアーム制限角βLT2の関数テーブルを作成する。
次に、干渉防止装置50における干渉防止制御について図6を参照して説明する。
ブーム上げ操作の制限:
アーム角13が「円弧状制限域」のブーム制限角を出力するブーム制限角設定器40と、「直線状制限域」のブーム制限角を出力するブーム制限角設定器41に入力され、各々のブーム制限角設定器40,41からブーム制限角が出力される。
ブーム制限角設定器40は、前述のブーム制限角の計算式を用いて、制限域LMNにおけるアーム角βに対するブーム制限角を求めて作成した関数テーブルである。ブーム制限角設定器41は、前述のブーム制限角の計算式を用いて、制限域PQHIMNにおけるアーム角βに対するブーム制限角を求めて作成した関数テーブルである。
切換スイッチ34によって信号選択器42で前記の2つのブーム制限角設定器40と41を切換えて、ブーム制限角を出力する。減算器43で、信号選択器42から出力されるブーム制限角とブーム角12の偏差を求める。減算器43で求めた角度偏差は、ブーム操作圧設定器44に入力され、ブーム上げ操作制限を行うためのパイロット圧を設定し、ドライバー45で電磁比例弁30の駆動信号に変換し、ブーム上げ操作を制限する。
アーム下げ操作の制限:
ブーム角12が円弧状制限域のアーム制限角を出力するアーム制限角設定器46と、直線状制限域のアーム制限角を出力するアーム制限角設定器47に入力され、各々のアーム制限角設定器46,47からアーム制限角が出力される。
アーム制限角設定器46は、上記のアーム制御角の計算式を用いて、制限域LMNにおけるブーム角αに対するアーム制限角を求めて作成した関数テーブルである。アーム制限角設定器47は、上記のアーム制御角の計算式を用いて、制限域PQHIMNにおけるブーム角αに対するアーム制限角を求めて作成した関数テーブルである。
切換スイッチ34によって信号選択器48で前記の2つのアーム制限角設定器46と47を切換えて、アーム制限角を出力する。減算器49で信号選択器48から出力されるアーム制限角とアーム角13の偏差を求める。減算器49で求めた角度偏差は、アーム操作圧設定器50に入力され、アーム下げ操作制限を行うためのパイロット圧を設定し、ドライバー51で電磁比例弁31の駆動信号に変換し、アーム下げ操作を制限する。
上述したとおりの作業機の干渉防止装置の効果について説明する。
本発明に従って構成された作業機の干渉防止装置50は、キャブ8最下位置と最上位置とによって予め設定した制限域をもとに作業アーム3の動きを制限する。
したがって、昇降キャブ8の位置を検出して制限域を補正することなしに、予め設定した制限域をもとに作業アーム3の動きを制限するので、干渉防止装置50の制御演算を簡単にすることができる。
制限域として、キャブ8が昇降する円弧状軌跡に沿って設けた円弧状制限域を備えている。あるいは、制限域の他の例として、キャブ8の最下位置と最上位置の前面を結んだ直線に沿って設けた直線状制限域を備えている。
したがって、キャブ8から離して設けた「円弧状制限域」、あるいはキャブ8により近く設けた「直線状制限域」を、作業機40の作業に応じて予め設定すればよい。
また、制限域としてキャブ8が昇降する円弧状軌跡に沿って設けた円弧状制限域およびキャブ8の最下位置と最上位置の前面を結んだ直線に沿って設けた直線状制限域を、選択自在に切換える切換スイッチ34を備えている。
したがって、キャブ8から離して設けた「円弧状制限域」を「通常時用」とし、キャブ8により近く設けた「直線状制限域」を「非常時用」として、切換スイッチ34により適宜に選択することにより、作業機40の作業の形態、アタッチメントの種類などに応じて作業を能率よく遂行できることができる。
干渉防止装置50のコントローラ33は、ブーム角センサ12およびアーム角センサ13の出力に基づいてアーム5の先端部位置を演算し制限域をもとにブーム4の上げ操作およびアーム5の下げ操作を個々に制限する。
したがって、作業アーム3の、ブーム4の上げ操作およびアーム5の下げ操作を個々に制限するので、ブーム4とアーム5の作動が同時に制限されることによる作業性の悪化を改善することができる。
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
本発明の実施例においては、二つの制限域、円弧状制限域および直線状制限域を切換スイッチ34によって選択自在に切換えるようにしたが、作業機の作業形態などに応じて、いずれか一方のみを備えるようにしてもよい。
2:上部旋回体(機体)
3:作業アーム
4:ブーム
5:アーム
12:ブーム角センサ
13:アーム角センサ
33:コントローラ
34:切換スイッチ
40:作業機
50:干渉防止装置

Claims (5)

  1. 昇降作動を自在に取付けられたキャブと上下方向に揺動作動を自在に取付けられた多関節の作業アームとを備える作業機のキャブとキャブ前方に位置する作業アーム先端部との干渉防止装置であって、
    キャブ最下位置と最上位置とによって予め設定した制限域をもとに作業アームの動きを制限する、
    ことを特徴とする作業機の干渉防止装置。
  2. 該制限域として、
    キャブが昇降する円弧状軌跡に沿って設けた円弧状制限域を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載の作業機の干渉防止装置。
  3. 該制限域として、
    キャブの最下位置と最上位置の前面を結んだ直線に沿って設けた直線状制限域を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載の作業機の干渉防止装置。
  4. 該制限域として、
    切換スイッチによって選択自在に切換えられる、キャブが昇降する円弧状軌跡に沿って設けた円弧状制限域およびキャブの最下位置と最上位置の前面を結んだ直線に沿って設けた直線状制限域を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載の作業機の干渉防止装置。
  5. 作業アームが、機体に上下方向に揺動作動を自在に取付けられたブームおよびブームの先端に上下方向に揺動作動を自在に取付けられたアームを備え、
    干渉防止装置が、
    機体に対するブームの揺動角度を検出するブーム角センサと、
    ブームに対するアームの揺動角度を検出するアーム角センサと、
    ブーム角センサおよびアーム角センサの出力に基づいてアームの先端部位置を演算し該制限域をもとにブームの上げ操作およびアームの下げ操作を個々に制限するコントローラと、を備えている、
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の作業機の干渉防止装置。
JP2010171987A 2010-07-30 2010-07-30 作業機の干渉防止装置 Pending JP2012031635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010171987A JP2012031635A (ja) 2010-07-30 2010-07-30 作業機の干渉防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010171987A JP2012031635A (ja) 2010-07-30 2010-07-30 作業機の干渉防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012031635A true JP2012031635A (ja) 2012-02-16

Family

ID=45845356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010171987A Pending JP2012031635A (ja) 2010-07-30 2010-07-30 作業機の干渉防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012031635A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019060162A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 日立建機株式会社 油圧ショベル

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02120426A (ja) * 1988-10-28 1990-05-08 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 油圧ショベルにおける作業アタッチメントの干渉防止制御方法
JP2000110192A (ja) * 1998-10-07 2000-04-18 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業用機械の干渉回避制御装置
JP2004132077A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械
JP2006161465A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械の干渉防止装置
JP2009228249A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Caterpillar Japan Ltd 作業用機械における干渉防止装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02120426A (ja) * 1988-10-28 1990-05-08 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 油圧ショベルにおける作業アタッチメントの干渉防止制御方法
JP2000110192A (ja) * 1998-10-07 2000-04-18 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業用機械の干渉回避制御装置
JP2004132077A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械
JP2006161465A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械の干渉防止装置
JP2009228249A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Caterpillar Japan Ltd 作業用機械における干渉防止装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019060162A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 日立建機株式会社 油圧ショベル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7341949B2 (ja) ショベル及びショベル用の制御装置
JP2009197439A (ja) 作業機械における干渉防止制御装置
JP2018158840A (ja) クレーン
JP2012012885A (ja) 双腕型作業機械
KR102378264B1 (ko) 작업 기계
JP5448187B2 (ja) 作業機械の制御装置
JP6067412B2 (ja) 建設機械の干渉防止装置
JP2012031635A (ja) 作業機の干渉防止装置
JP5160208B2 (ja) 高所作業装置
CN115262672A (zh) 挖掘机和挖掘机的斜坡作业方法
JP2009275495A (ja) 除雪作業機
JP5072905B2 (ja) 建設機械の干渉防止装置
JP2009138495A (ja) 掘削作業機
CN115552079A (zh) 用于施工机器的动臂控制电路
JP5226634B2 (ja) 油圧ショベルの作業腕制御装置
JP6029992B2 (ja) 建設機械の干渉防止装置
JPH0920500A (ja) ブーム搭載車、ブームの制御方法及び制御装置
JP2021088896A (ja) 建設機械の油圧回路
JP2004231335A (ja) 高所作業車のブーム作動制御装置
JP5320003B2 (ja) 作業機械の油圧制御装置
JP5749634B2 (ja) 作業機の干渉防止装置
JP5101064B2 (ja) 高所作業車の作業台揚程制限装置
RU2374166C2 (ru) Стреловое устройство крана
JP3787089B2 (ja) ブーム作動制御装置
JPH0218078Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140909