JP2012027169A - 液晶表示装置及びその駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画素内のソースフォロワトランジスタの閾値電圧のバラツキに起因する表示画像の均一性(ユニフォミティ)の悪化を最小限に抑制する。
【解決手段】補正階調算出部は、基準ランプ電圧の最大値をRmax、最小値をRmin、入力映像データをNビットとし、また、各画素毎に全画素の正極側電圧の平均値Vapに対する差分Xnと全画素の負極側電圧の平均値Vamに対する差分Ynの中間電位をVcorとすると、各画素の補正階調Dcorを次式で算出する(ただし、αは係数)。
Dcor=Vcor/{(Rmax−Rmin)/2N}
−α×|{(Vap−Vam)/2}−Vcor|
これにより、画素B、C、Dの駆動電圧は、上式の右辺第二項で示された補正電圧である(b3+b4)分、(c3+c4)分、(d3+d4)分ずつ小さくされる。
【選択図】図12
【解決手段】補正階調算出部は、基準ランプ電圧の最大値をRmax、最小値をRmin、入力映像データをNビットとし、また、各画素毎に全画素の正極側電圧の平均値Vapに対する差分Xnと全画素の負極側電圧の平均値Vamに対する差分Ynの中間電位をVcorとすると、各画素の補正階調Dcorを次式で算出する(ただし、αは係数)。
Dcor=Vcor/{(Rmax−Rmin)/2N}
−α×|{(Vap−Vam)/2}−Vcor|
これにより、画素B、C、Dの駆動電圧は、上式の右辺第二項で示された補正電圧である(b3+b4)分、(c3+c4)分、(d3+d4)分ずつ小さくされる。
【選択図】図12
Description
本発明は液晶表示装置及びその駆動方法に係り、特にアナログ駆動方式とデジタル駆動方式の長所を併せ持つ駆動方式によるアクティブマトリクス型の液晶表示装置及びその駆動方法に関する。
近年、プロジェクタ装置やプロジェクションテレビには画像を投影するための中心部品としてLCOS(Liquid Crystal on Silicon)型の液晶表示装置が多く用いられている。このLCOS型の液晶表示装置は、透明電極、液晶層、マトリクス状に配置された反射電極、及びシリコン基板上に液晶駆動回路が形成された液晶駆動素子などが重なった構造を有しており、家庭用、事務用、及び産業用の情報表示端末における液晶プロジェクタやプロジェクションテレビなどに広く用いられている。
従来の液晶表示装置は、複数本のデータ線(列信号線)と複数本のゲート線(行走査線)との各交差部にそれぞれ画素がマトリクス状に配置されている。各画素は、図13に示すように、画素選択トランジスタQ、信号保持容量Cs、及び液晶素子LCを備えている。画素選択トランジスタQは、ゲートがゲート線(行走査線)Gに接続され、ドレインがデータ線(列信号線)Dに接続されている。また、図13に示すように、液晶素子LCは、対向する反射電極(画素駆動電極)PEと対向電極(共通電極)CEとの間に液晶表示体(液晶層)LCMが挟持された構成とされている。
液晶素子LCは、共通電極CEに固定電圧Vcomが印加され、反射電極(画素駆動電極)PEに映像信号に応じた様々な電圧が供給されることで、液晶表示体LCMの光変調率を制御し、映像として表示する。普通、液晶素子LCは交流駆動した方が信頼性の長期安定化が図れることから、共通電極CEの固定電圧Vcomに対して、反射電極(画素駆動電極)PEには映像信号に応じて光の変調率が同じになるような正側と負側の電圧を交互に与えて交流駆動を行っている。
場合によっては、映像信号のダイナミックレンジ縮小などの目的で、正側と負側の電圧で駆動するタイミングに合わせて、共通電極のコモン電圧を切り替えたりする応用例もあるが、基本的な考え方は同じである。
従来の液晶表示装置においては、通常、各画素への映像信号の書き込みは1フレームに1回行われ、1フレーム毎に交互に、共通電極CEに対して正側と負側の映像信号を信号保持容量Csに書き込んだ後、その保持電圧を反射電極(画素駆動電極)PEに印加して液晶素子LCを交流駆動することになる。なお、この場合の書き込み周波数の2倍の周波数で液晶を交流駆動する倍速駆動の例もあるが、周波数としては、60Hzが120Hzになる程度であり、いずれにしても高い周波数ではない。
一方、液晶素子LCに対しては、より高い周波数で交流駆動することで、反射電極(画素駆動電極)PEと共通電極CEとの間の直流分をゼロにできれば、焼き付き防止など信頼性の向上につながり、画像の表示品質も高まる。
これまで、画素選択トランジスタの寄生容量に起因するフィードスルーへの対策(例えば、特許文献1参照)や保持容量のリーク対策(例えば、特許文献2参照)など、書き込まれた信号分の劣化を防止する方法が開示されている。しかしながら、液晶をより高い周波数で交流駆動する取り組みはあまり検討されてこなかったようである。
なお、同一の走査線に接続された複数個の画素毎に、各画素の保持容量をその走査線に対応する保持容量線と隣接する走査線に対応する別の保持容量線とに交互に接続し、画素駆動電極と共通電極の間の直流分を補償するための補償電圧を、保持容量線毎に反転させて与えることにより、共通電極線や共通電極の電位変動等に起因する画質劣化の発生を防止するようにした液晶表示装置は従来知られている(例えば、特許文献3参照)。
前述したように、液晶素子の焼き付き防止などの信頼性を高める手段として、高い周波数で液晶素子を交流駆動することが望ましいが、画素への書き込み時間などの制約から共通電極電圧に対して正側と負側の映像信号を交互に高速に書き込むことは難しく、従来は交流駆動の周波数はフレームレートあるいはその2倍ぐらいの周波数でしか行われていない。
また、特許文献3記載の液晶表示装置では、補償電圧はフレーム毎にしか極性反転ができず、また、画像信号電圧は共通電極の電圧Vcomに対して正側と負側の2種類の電圧が必要である。
なお、液晶表示素子の駆動方法としては、主に振幅変調を用いたアナログ駆動方式及びパルス幅変調を用いたデジタル駆動方式の2つがある。アナログ駆動方式は連続した階調表現に優れている長所を持つが、高精度な電気的調整が必要な点や、液晶素子の高周波駆動が難しいために液晶素子の長期信頼性の点では課題を持つ。一方、デジタル駆動方式は、アナログ方式と比較して電気的な調整が簡単である、高周波駆動を行うために液晶素子の長期信頼性を向上させる事が可能、といった長所を持つが、連続した階調表現では劣る。
そこで、振幅変調による連続的な階調表現と液晶素子の高周波駆動による長期信頼性との両立を可能とする、上記のアナログ駆動方式とデジタル駆動方式の長所を併せ持つ第三の駆動方式が望まれている。また、この第三の駆動方式では、トランジスタの閾値電圧のバラツキに起因する表示画像の均一性(ユニフォミティ)の悪化を補正することが必要とされる。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、画素内のソースフォロワトランジスタの閾値電圧のバラツキに起因する表示画像の均一性(ユニフォミティ)の悪化を最小限に抑制する液晶表示装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、第1の発明の液晶表示装置は、2本のデータ線を一組とする複数組のデータ線と複数本のゲート線とがそれぞれ交差する交差部に設けられた、それぞれ液晶素子を備える複数の画素と、複数組のデータ線に対してそれぞれ設けられており、各水平走査期間の始めにオンとされた後、オフに制御されるまで一組の2本のデータ線の一方に正極性映像信号を供給し、かつ、他方のデータ線に負極性映像信号を供給することを、複数組のデータ線に対して組単位で行う複数のアナログスイッチと、複数本のゲート線を水平走査期間毎に選択する垂直方向駆動を行う垂直方向駆動手段と、黒レベルから白レベルまで連続的に1水平走査期間で変化し、かつ、互いにレベル変化方向が逆に設定された正極性用ランプ信号と負極性用ランプ信号とを発生するランプ信号発生手段と、Nビット(Nは2以上の自然数)の映像データからなるデジタル映像信号を1ライン単位でラッチするラッチ手段と、ラッチ手段によりラッチされているデジタル映像信号の1ラインの各画素の値と、1水平走査期間内で一巡するカウンタ値とを画素単位で比較し、一致した時一致パルスを出力して、複数のアナログスイッチのうち対応して設けられたアナログスイッチをオフとし、そのオフとされたアナログスイッチに接続された一組のデータ線に、正極性用ランプ信号と負極性用ランプ信号のアナログスイッチのオフ直前の電位を出力し、そのデータ線に接続された画素の保持容量に電位をサンプリングして保持させる比較手段と、複数の画素のそれぞれについて、正極性用ランプ信号をサンプリング保持した後、第1のソースフォロワトランジスタを通して液晶素子の画素駆動電極に印加する駆動電圧の全画素の平均値Vapに対する差分をXn、負極性用ランプ信号をサンプリング保持した後、第2のソースフォロワトランジスタを通して液晶素子の画素駆動電極に印加する駆動電圧の全画素の平均値Vamに対する差分をYn、係数をα、正極性用ランプ信号及び負極性用ランプ信号の最大値をRmax、最小値をRminとしたとき、次式
Dcor={(Yn−Xn)/2}/{(Rmax−Rmin)/2N}
−α×|{(Vap−Vam)/2}−{(Yn−Xn)/2}|
により画素単位で算出した補正階調Dcorのデータを、Nビットのデジタル映像信号に画素単位で加算してラッチ手段にラッチさせる補正階調加算手段とを有することを特徴とする。
Dcor={(Yn−Xn)/2}/{(Rmax−Rmin)/2N}
−α×|{(Vap−Vam)/2}−{(Yn−Xn)/2}|
により画素単位で算出した補正階調Dcorのデータを、Nビットのデジタル映像信号に画素単位で加算してラッチ手段にラッチさせる補正階調加算手段とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第2の発明の液晶表示装置は、第1の発明の複数の画素のそれぞれが、
対向する画素駆動電極と共通電極との間に液晶層が挟持された液晶素子と、一組の2本のデータ線のうち、正極性用ランプ信号が供給される一方のデータ線に保持されている電位が正極性映像信号として供給され、その正極性用ランプ信号をサンプリングして一定期間保持する第1のサンプリング及び保持手段と、一組の2本のデータ線のうち、負極性用ランプ信号が供給される他方のデータ線に保持されている電位が負極性映像信号として供給され、その負極性用ランプ信号をサンプリングして一定期間保持する第2のサンプリング及び保持手段と、第1のサンプリング及び保持手段と画素駆動電極との間に接続された第1のソースフォロワトランジスタと、第2のサンプリング及び保持手段と画素駆動電極との間に接続された第2のソースフォロワトランジスタと、同じ組の2本のデータ線のうちの一方のデータ線と画素駆動電極との間に接続され、画素書き込みモード時にはオフとされ、画素読み出しモード時にはオンとされる画素検査用スイッチング手段と、画素読み出しモード時には、第1のソースフォロワトランジスタを通して画素駆動電極に印加される第1のサンプリング及び保持手段に保持された正極性用ランプ信号の電圧、及び第2のソースフォロワトランジスタを通して画素駆動電極に印加される第2のサンプリング及び保持手段に保持された負極性用ランプ信号の電圧の一方を検査用スイッチング手段を介して一方のデータ線に読み出した後、他方のランプ信号の電圧を検査用スイッチング手段を介して一方のデータ線に読み出すスイッチング手段とを備えることを特徴とする。
対向する画素駆動電極と共通電極との間に液晶層が挟持された液晶素子と、一組の2本のデータ線のうち、正極性用ランプ信号が供給される一方のデータ線に保持されている電位が正極性映像信号として供給され、その正極性用ランプ信号をサンプリングして一定期間保持する第1のサンプリング及び保持手段と、一組の2本のデータ線のうち、負極性用ランプ信号が供給される他方のデータ線に保持されている電位が負極性映像信号として供給され、その負極性用ランプ信号をサンプリングして一定期間保持する第2のサンプリング及び保持手段と、第1のサンプリング及び保持手段と画素駆動電極との間に接続された第1のソースフォロワトランジスタと、第2のサンプリング及び保持手段と画素駆動電極との間に接続された第2のソースフォロワトランジスタと、同じ組の2本のデータ線のうちの一方のデータ線と画素駆動電極との間に接続され、画素書き込みモード時にはオフとされ、画素読み出しモード時にはオンとされる画素検査用スイッチング手段と、画素読み出しモード時には、第1のソースフォロワトランジスタを通して画素駆動電極に印加される第1のサンプリング及び保持手段に保持された正極性用ランプ信号の電圧、及び第2のソースフォロワトランジスタを通して画素駆動電極に印加される第2のサンプリング及び保持手段に保持された負極性用ランプ信号の電圧の一方を検査用スイッチング手段を介して一方のデータ線に読み出した後、他方のランプ信号の電圧を検査用スイッチング手段を介して一方のデータ線に読み出すスイッチング手段とを備えることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第3の発明の液晶表示装置の駆動方法は、同一階調のNビット(Nは2以上の自然数)からなるデジタル映像信号を1ライン単位でラッチするラッチステップと、ラッチステップでラッチされているデジタル映像信号の1ラインの各画素の値と、1水平走査期間で一巡するカウンタ値とを画素単位で比較する比較ステップと、2本のデータ線を一組とする複数組のデータ線と複数本のゲート線とがそれぞれ交差する交差部に設けられた、それぞれ液晶素子を備える複数の画素のうち、比較ステップで一致の比較結果が得られた画素に接続されている一組のデータ線の一方に、黒レベル及び白レベルの一方から他方まで連続的に1水平走査期間内で変化する正極性用ランプ信号の一致の比較結果出力直前の時点の電位を出力してその画素の保持容量にサンプリング保持させると共に、第2のステップで一致の比較結果が得られた画素に接続されている一組のデータ線の他方に、正極性用ランプ信号とはレベル変化方向が逆方向に設定されて連続的に1水平走査期間内でレベルが変化する負極性用ランプ信号の一致の比較結果出力直前の時点の電位を出力してその画素の保持容量にサンプリング保持させる保持ステップと、保持ステップにより各画素の保持容量に保持された正極性用ランプ信号及び負極性ランプ信号のうち、正極性用ランプ信号の保持電圧を画素内の第1のソースフォロワトランジスタを通して同じ画素内の液晶素子の画素駆動電極に印加したときの第1の駆動電圧と、負極性用ランプ信号の保持電圧を画素内の第2のソースフォロワトランジスタを通して同じ画素内の液晶素子の画素駆動電極に印加したときの第2の駆動電圧のそれぞれを全画素について測定する測定ステップと、測定ステップで測定された全画素の第1及び第2の駆動電圧に基づき、全画素の第1の駆動電圧の平均値Vapと全画素の第2の駆動電圧の平均値Vamとの中間電位{(Vap−Vam)/2}を算出する中間電位算出ステップと、複数の画素のそれぞれについて、第1の駆動電圧の平均値Vapに対する各画素の第1の駆動電圧の差分Xnと、第2の駆動電圧の平均値Vamに対する各画素の第2の駆動電圧の差分Ynとを算出する差分算出ステップと、中間電位算出ステップで算出された中間電位{(Vap−Vam)/2}と、差分算出ステップで算出された各画素毎の差分Xn及びYnとに基づいて、係数をα、正極性用ランプ信号及び負極性用ランプ信号の最大値をRmax、最小値をRminとしたとき、次式
Dcor={(Yn−Xn)/2}/{(Rmax−Rmin)/2N}
−α×|{(Vap−Vam)/2}−{(Yn−Xn)/2}|
により画素単位で補正階調Dcorを算出する補正階調算出ステップ(S6,S7)と、
補正階調Dcorのデータを、Nビットのデジタル映像信号に画素単位で加算して表示されるべきデジタル映像信号として出力する加算出力ステップとを含むことを特徴とする。
Dcor={(Yn−Xn)/2}/{(Rmax−Rmin)/2N}
−α×|{(Vap−Vam)/2}−{(Yn−Xn)/2}|
により画素単位で補正階調Dcorを算出する補正階調算出ステップ(S6,S7)と、
補正階調Dcorのデータを、Nビットのデジタル映像信号に画素単位で加算して表示されるべきデジタル映像信号として出力する加算出力ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、画素内のソースフォロワトランジスタの閾値電圧のバラツキに起因する表示画像の均一性(ユニフォミティ)の悪化を最小限に抑制することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明になる液晶表示装置の一実施の形態の構成図を示す。同図に示すように、本実施の形態の液晶表示装置100は、シフトレジスタ回路101a及び101bと、1ラインラッチ回路102と、コンパレータ103と、階調カウンタ104と、アナログスイッチ105と、水平方向にm個、垂直方向にn個それぞれマトリクス状に配置された画素10611〜106nmと、タイミング発生器107と、極性切り替え制御回路108と、垂直シフトレジスタ及びレベルシフタ109と、インバータINVと、2個のAND回路AND−1及びAND−2を一組とするn組のAND回路とから構成される。更に、液晶表示装置100は、ランプ信号発生器110、補正電圧算出部111、補正階調算出部112及び補正階調加算部113を備えている。
シフトレジスタ回路101a及び101b、1ラインラッチ回路102、コンパレータ103、及び階調カウンタ104からなる水平ドライバ回路は、アナログスイッチ105と共にデータ線駆動回路を構成している。なお、コンパレータ103は、図1では図示の簡単のために一つのブロックで示しているが、実際には各画素列毎に設けられている。
図1に示すアナログスイッチ105は、各画素列毎に正極性用及び負極性用の2つ1組のサンプリング用アナログスイッチが配置された構成である。図1に示す画素10611〜106nmは、2本を一組とするm組のデータ線(D1+とD1-、・・・、Dm+とDm-)と、n本のゲート線(G1、・・・、Gn)との交差部に配置されている。これらn・m個の10611〜106nm(以下、画素を総称するときは、106と記す)は、それぞれ例えば図2に示す構成とされている。
図2は、本発明になる液晶表示装置における一画素の一例の等価回路図を示す。同図において、一つの画素106は、正極性、負極性の画素信号を書き込むための画素選択トランジスタQ1及びQ2と、各々の極性の画像信号電圧を並列的に保持する独立した2つの保持容量C1及びC2と、トランジスタQ3〜Q6、Q9及びQ10と、反射電極(以下、画素駆動電極という)PE等からなる図13に示した液晶素子と同じ構成の液晶素子LCとからなる。なお、トランジスタQ1〜Q6、Q9及びQ10は、Nチャンネル電界効果トランジスタ(FET)である。
トランジスタQ1及び保持容量C1は後述する正極性ランプ信号をサンプリングして一定期間保持する第1のサンプリング及び保持手段を構成している。また、トランジスタQ2及び保持容量C2は後述する負極性ランプ信号をサンプリングして一定期間保持する第2のサンプリング及び保持手段を構成している。トランジスタQ3は第1のソースフォロワトランジスタであり、トランジスタQ4は第2のソースフォロワトランジスタであり、それぞれインピーダンス変換用ソースフォロワ回路を構成している。
また、トランジスタQ3のソースにドレインが接続されたトランジスタQ5と、トランジスタQ4のソースにドレインが接続されたトランジスタQ6とは、それぞれスイッチングトランジスタである。トランジスタQ5及びQ6の各ソースは液晶素子LCの画素駆動電極PEに接続されている。トランジスタQ9は、ソースフォロワ・バッファを形成する定電流負荷用トランジスタで、極性切り替えスイッチングトランジスタQ5、Q6の後段、すなわち画素駆動電極PEのノードに配置され、正極性・負極性のソースフォロワ回路双方の負荷として共通に機能する。
画素部データ線は、各画素について正極性用データ線D+、負極性用データ線D-の2本一組で構成され、図示しないデータ線駆動回路でサンプリングされた互いに極性の異なる映像信号が供給される。画素選択トランジスタQ1、Q2の各ドレイン端子は各々正極性用データ線Di+(図1のD1+〜Dm+のいずれか1本)、負極性用データ線Di-(図1のD1-〜Dm-のいずれか1本)に接続され、各ゲート端子は同一行について行走査線Gj(図1のゲート線G1〜Gnのいずれか1本に相当)に接続されている。
更に、画素駆動電極PEと正極性の映像信号書き込み用データ線Di+の間に検査用スイッチング手段として、トランジスタQ10が設けられている。同じ行にある複数の画素内の各トランジスタQ10は、読み出し制御端子であるゲートが読み出し用スイッチの選択線RDに共通配線されている。この選択線RDを介してトランジスタQ10のゲートに印加される選択制御信号は、通常の画像表示モード(以下、画素書き込みモードともいう)時には全画素行のトランジスタQ10をオフ状態に制御し、画素検査モード(以下、画素読み出しモードともいう)時には検査対象の画素行のトランジスタQ10を画素の行単位で順次オンとする。ここで、画素検査モードは、複数の画素がマトリクス状に配置された画素部から1画素ずつ画素値をデータ線に読み出して、1画素ずつ欠陥の有無を検査するモードである。従って、画素検査モードでは、データ線には書き込み用映像信号は入力されず、画素部が読み出しモードとされる。
このような画素検査モードでの行選択手段は、映像信号の書き込みと同様に、シフトレジスタで構成される垂直方向駆動回路と同様な構成で実現される。また、信号書き込み用の垂直方向駆動回路のシフトレジスタを上記画素検査モードの行選択手段と共用することも可能である。
図1に戻って説明する。画素106は、垂直方向にn行設けられ、水平方向にはm列設けられている。1行目のm個の画素10611〜1061mにはゲート線G1と、読み出し用スイッチの選択線RD1とが共通に接続されている。n行目のm個の画素106n1〜106nmにはゲート線Gnと、読み出し用スイッチの選択線RDnとが共通に接続されている。他の各行iのm個の画素106i1〜106imも同様に、各画素行毎に、ゲート線Giと読み出し用スイッチの選択線RDiとが共通に接続されている。
AND1-1は、制御端子WT/RDからの選択制御信号と、垂直シフトレジスタ及びレベルシフタ109の1行目の出力端子からの垂直方向駆動信号とを論理積演算してゲート線G1へ出力する。AND1-2は、制御端子WT/RDからの選択制御信号をインバータINVで論理反転した信号と、垂直シフトレジスタ及びレベルシフタ109の1行目の出力端子からの垂直方向駆動信号とを論理積演算して読み出し用スイッチの選択線RD1へ出力する。
ANDn-1は、制御端子WT/RDからの選択制御信号と、垂直シフトレジスタ及びレベルシフタ109のn行目の出力端子からの垂直方向駆動信号とを論理積演算してゲート線Gnへ出力する。ANDn-2は、制御端子WT/RDからの選択制御信号をインバータINVで論理反転した信号と、垂直シフトレジスタ及びレベルシフタ109のn行目の出力端子からの垂直方向駆動信号とを論理積演算して読み出し用スイッチの選択線RDnへ出力する。
他の画素行iの各画素回路も同様に、上記選択制御信号と垂直シフトレジスタ及びレベルシフタ109のi行目の出力端子からの垂直方向駆動信号とを論理積演算してゲート線Giへ出力するAND回路ANDi-1と、上記選択制御信号をインバータINVで論理反転した信号と、垂直シフトレジスタ及びレベルシフタ109のi行目の出力端子からの垂直方向駆動信号とを論理積演算して読み出し用スイッチの選択線RDiへ出力するAND回路ANDi-2に接続されている。これらの選択線RD1〜RDnは、同じ画素行の画素106内の図2に示したトランジスタQ10のゲートに接続されている。
また、制御端子WT/RDは、通常の画像表示モード(画素書き込みモード)時にはハイレベルの選択制御信号が供給され、画素検査モード(画素読み出しモード)時には、ローレベルの選択制御信号が供給される。垂直シフトレジスタ及びレベルシフタ109の各出力段に構成したAND回路(AND1-1、AND1-2、・・・、ANDn-1、ANDn-2)のゲート機能により、通常の画像表示モード(画素書き込みモード)時にはゲート線G1、・・・、Gn等に順次選択パルスが出力される。
一方、画素検査モード(画素読み出しモード)時は、AND回路(AND1-1、AND1-2、・・・、ANDn-1、ANDn-2)のゲート機能により、読み出し用スイッチの選択線RD1、・・・、RDnに順次選択パルスが出力される。これにより、制御端子WT/RDを介して入力される選択制御信号によって、垂直シフトレジスタ及びレベルシフタ109を共用してモード切り替えを行うことができる。
上記の画素検査モードでは、選択された画素行における画素106内の図2に示したトランジスタQ10が、読み出し用スイッチの選択線RDを介してゲートに印加される選択パルスによりオンされる。これにより、画素駆動電極PEとデータ線間が導通状態となり、画素駆動電極電圧がデータ線に出力される。このとき、画素検査モードでの選択行の画素回路のバッファアンプ(の負荷素子)をアクティブとし、スイッチングトランジシスタQ5、Q6のどちらか一方をオンとすると、その期間画素駆動電極はバッファ出力で駆動された状態となり、画素駆動電極に印加されている画素駆動電極電圧を電圧出力としてデータ線側に読み出すことが可能である。
データ線側に読み出された画素駆動電極電圧は、図1の水平ドライバ回路を駆動することによって、アナログスイッチ105を介して映像データ共通入力端子(図1の例ではRef_Ramp(+))に時系列信号として出力される。この時系列信号を検出することで画素回路の検査(画素欠陥の検出)を行うことができる。
従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置では保持容量に保持した電荷の形で保持した電圧で画素を駆動する方式であるため、画素読み出し検査は電荷移動時の微小な電流変化を検出する高精度な検出アンプなどが要求されるのに対し、本実施形態による画素回路とその検査・読み出し手段の組み合わせでは、画素駆動電極の電圧、すなわちバッファアンプ出力により低出力インピーダンスで駆動される画素駆動電極の電圧そのものを読み出せる構成であるため、画素の欠陥検出や画素特性の検出をより容易に行うことができる。
次に、この画素106の交流駆動制御の概要について図3のタイミングチャートと共に説明する。図3(A)は、垂直同期信号VDを示し、図3(B)は、図2の画素106におけるトランジスタQ9のゲートに印加される配線Bの負荷特性制御信号を示す。また、図3(C)は、上記画素106における正極性側駆動電圧を転送するスイッチングトランジスタQ5のゲートに印加される配線S+のゲート制御信号、同図(D)は、上記画素106における負極性側駆動電圧を転送するスイッチングトランジスタQ6のゲートに印加される配線S-のゲート制御信号の各信号波形を示す。
なお、図4は、画素に書込まれる正極性映像信号Iと、負極性映像信号IIの黒レベルから白レベルまでの関係を示す。正極性映像信号Iは、レベルが最小のとき黒レベル、最大のとき白レベルであるのに対し、負極性映像信号IIは、レベルが最小のとき白レベル、最大のとき黒レベルである。正極性映像信号Iと負極性映像信号IIの反転中心は、IIIで示される。
図4では、正極性映像信号Iは、レベルが最小のとき最小階調の黒レベル、レベルが最大のとき最大階調の白レベルで、負極性映像信号IIは、レベルが最小のとき最大階調の白レベル、レベルが最大のとき最小階調の黒レベルの場合を示している。しかし、本発明の液晶表示装置の画素回路では、正極性映像信号Iは、レベルが最小のとき最大階調の白レベル、レベルが最大のとき最小階調の黒レベルで、負極性映像信号IIは、レベルが最小のとき最小階調の黒レベル、レベルが最大のとき最大階調の白レベルであってもよい。
図2において、図3(C)に示す配線S+のゲート制御信号がハイレベルの期間、正極性側スイッチングトランジスタQ5がオンとなり、この期間に配線Bに供給される負荷特性制御信号を図3(B)に示すようにハイレベルとすると、ソースフォロワ・バッファ回路がアクティブとなり、画素駆動電極PEノードが正極性の映像信号レベルに充電される。画素駆動電極PEの電位が完全に充電された状態となった時点で、配線Bの負荷特性制御信号をローレベルとし、かつ、そのとき配線S+のゲート制御信号もローレベルに切り替えると、画素駆動電極PEはフローティングとなり、液晶容量に正極性駆動電圧が保持される。
一方、図3(D)に示す配線S-のゲート制御信号がハイレベルの期間、負極性側スイッチングトランジスタQ6がオンとなり、この期間に配線Bに供給される負荷特性制御信号を同図(B)に示すようにハイレベルとすると、ソースフォロワ・バッファ回路がアクティブとなり、画素駆動電極PEノードが負極性の映像信号レベルに充電される。画素駆動電極PEの電位が完全に充電された状態となった時点で、配線Bの負荷特性制御信号をローレベルとし、かつ、そのとき配線S-のゲート制御信号もローレベルに切り替えると、画素駆動電極PEはフローティングとなり、液晶容量に負極性駆動電圧が保持される。
以下、上記のスイッチングトランジスタQ5及びQ6を交互にオンとするスイッチングに同期して、配線Bの負荷特性制御信号によりトランジスタQ9を間欠的にアクティブとする動作を繰り返すことで、液晶素子LCの画素駆動電極PEには正極性と負極性の各映像信号で交流化された駆動電圧VPEが図3(E)に示すように印加される。
また、図3(F)に示すVcomは、液晶表示装置の対向基板に形成した共通電極CEに印加する電圧を表している。液晶表示体LCMの実質的な交流駆動電圧は、この共通電極CEの印加電圧Vcomと画素駆動電極PEの印加電圧との差電圧である。本実施の形態では、図3(F)に示すように、共通電極CEの印加電圧Vcomは、画素駆動電極電位の反転基準レベルVcとほぼ等しい基準レベルに対して、画素極性切り替えと同期して反転されている。これにより、共通電極CEの印加電圧Vcomと画素駆動電極PEの印加電圧との電位差の絶対値が常に同一となり、液晶表示体LCMには図3(G)に示すような直流成分のない交流電圧VLCが印加される。
また、配線S+、S-に交互に供給されるゲート制御信号は、スイッチングトランジスタQ5、Q6を交互にオン状態として画素駆動部に正極性、負極性に反転する液晶駆動信号を与えることができる。従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置では、垂直走査周期でしか極性反転を実現できなかったのに対し、本実施の形態では画素回路そのものに極性反転機能を備えており、これを高速で制御することにより、垂直走査周波数の制約のない、高い周波数での交流駆動が可能である。
再び図1に戻って説明する。図1に示す極性切り替え制御回路108は、タイミング発生器107からのタイミング信号に基づいて、前述した配線S+に正極性用ゲート制御信号、配線S-に負極性用ゲート制御信号、配線Bに負荷特性制御信号をそれぞれ出力する。
次に、図1の通常の画像表示モード(画素書き込みモード)時の動作について、図5のタイミングチャートを併せ参照して説明する。図1において、図5(A)に示す水平同期信号HDに同期した、同図(B)に示すNビット(Nは2以上の自然数)の画素データ(DATA)が時系列的に合成されたデジタル映像信号は、後述する補正階調加算部113を通してシフトレジスタ回路101a、101bに入力されて1ライン分のデータとして順次展開され、1ライン分の展開が終了した時点で、1ラインラッチ回路102でラッチされる。
なお、図5(B)に示す画素データ(DATA)のうち、白地の一つ置きに示す水平方向の偶数列画素データDATA(even)がシフトレジスタ回路101aに供給され、斜線を付した残りの一つ置きに示す水平方向の奇数列画素データDATA(odd)がシフトレジスタ回路101bに供給される。これは、高解像度パネルでの高速動作への対応を容易とするためである。
1ラインラッチ回路102は、シフトレジスタ回路101aから出力される奇数列画素データDATA(odd)と、シフトレジスタ回路101bから出力される偶数列画素データDATA(even)とからなる同じラインの1ライン期間の画素データDATAを図5(D)に模式的に示すように保持した後、各画素列のコンパレータ103の第1のデータ入力部に供給する。
階調カウンタ104は、図5(E)に示すクロックCount-CKをカウントして、同図(F)に示すように複数の階調値が水平走査期間内で最小値から最大値まで一巡するカウント値(基準階調データ)C-outを水平走査期間毎に出力し、各画素列のコンパレータ103の第2のデータ入力部に供給する。コンパレータ103は、第1のデータ入力部の入力画素データDATAの値と第2のデータ入力部の入力基準階調データC-outの値(階調値)とを比較し、両者の値が一致したタイミングで一致パルスを生成して出力する。
アナログスイッチ105を構成する正極性用及び負極性用の2つ1組のサンプリング用アナログスイッチSW+,SW-のうち、正極性用のサンプリング用アナログスイッチSW+は、入力側共通配線にランプ信号発生器110から正極性用ランプ信号である基準ランプ電圧Ref_Ramp(+)が印加される。一方、負極性用のサンプリング用アナログスイッチSW-は、入力側共通配線にランプ信号発生器110から負極性用ランプ信号である基準ランプ電圧Ref_Ramp(-)が印加される。
上記の基準ランプ電圧Ref_Ramp(+)及びRef_Ramp(-)のうち、Ref_Ramp(+)は、図5(I)に示すように水平走査期間周期で映像の黒レベルから白レベルにレベルが上昇する方向に変化する周期的な掃引信号である。一方、上記の基準ランプ電圧Ref_Ramp(-)は、図5(J)に示すように水平走査期間周期で映像の黒レベルから白レベルにレベルが減少する方向に変化する周期的な掃引信号である。従って、基準ランプ電圧Ref_Ramp(+)とRef_Ramp(‐)は、所定の基準電位について反転関係となっている。
アナログスイッチ105は、図5(G)に示すSW-Start信号を受け、各水平走査期間の開始時点で一斉にオンとなった後、対応する画素のコンパレータ103から一致パルスを受けた時点でオフに移行するように画素単位に開閉制御される。
図5のタイミングチャートでは、一例として階調レベルkの画素データDATAに対応した画素列のアナログスイッチ105の開閉タイミングを、同図(H)に示す波形SPkとして図示している。その結果、上記画素列のアナログスイッチ105を構成する正極性用及び負極性用の2つ1組のサンプリング用アナログスイッチが、上記一致パルスを受けて同時にオフした時点の基準ランプ電圧Ref_Ramp(+)とRef_Ramp(‐)の対応レベル(図5(I)、(J)の点P、点Q)が、同時にサンプリングされて、その画素列の画素データ線D(+)、D(‐)に出力される。この図5(I)、(J)の点P、点Qの基準ランプ電圧レベルは、階調レベルkの画素データDATAをデジタル−アナログ変換して得られたアナログ電圧である。
アナログスイッチ105は、各水平走査期間の初めにすべてが一斉にオンとされるが、オフになるタイミング、すなわち基準ランプ電圧をサンプル・ホールドするタイミングはそのときに表示しようとする絵柄によって対応して設けられた画素毎に異なり、すべて同時の時もあれば別々のときもある。オフになる順序も固定されているわけではなく、絵柄によってその都度オフの順番は異なる。このような本実施の形態の液晶表示装置100では、ランプ信号を用いたDA変換方式の動作により直線性が良いなどの特長がある。
ところで、図2の画素回路において、ソースフォロワトランジスタQ3及びQ4においては、おおよそ図6に示すように、ゲートへの入力電圧Vinが閾値電圧Vth以上で、入力電圧に応じてソースから電圧が出力され、所定値以上の入力電圧で出力電圧Voutが飽和する入出力特性を有する。しかし、製造プロセスばらつきにより、上記の入出力特性の閾値電圧Vthはトランジスタ毎にバラツキを持つ。そのため、同一階調のデータ(同一値の基準ランプ電圧)を画素に与えても、画素毎のソースフォロワトランジスタQ3及びQ4の入出力特性のバラツキにより、正極性基準ランプ電圧をサンプリングして得られた画素駆動電極電圧と負極性基準ランプ電圧をサンプリングして得られた画素駆動電極電圧とに差が生じ、その結果、表示輝度のバラツキが生じてしまい、表示ユニフォミティは低下してしまう。
本実施の形態の液晶表示装置100は、この表示ユニフォミティの低下を最小限に抑制する構成に特徴があり、以下、この構成及び動作について詳細に説明する。
図7は、本発明になる液晶表示装置及びその駆動方法の一実施の形態の要部の動作説明用フローチャートを示す。なお、図7のフローチャートの動作開始前に、予め液晶表示装置100は、前述した画素書き込みモード(画像表示モード)で駆動されて全画素106に同一電圧が書き込まれており、すべての画素106内の図2に示した保持容量C1とC2とに、同じ階調の正極性サンプリング電圧と負極性サンプリング電圧とが基準電圧として保持されているものとする。
続いて、液晶表示装置100は、前述した画素読み出しモード(画像検査モード)で駆動されて選択された行の画素106の各保持容量C1とC2の保持電圧(基準電圧)が読み出し専用配線を経由して読み出されるものとする。すなわち、画素読み出しモードとすると、選択された画素行における画素106内の図2に示したトランジスタQ10が、読み出し用スイッチの選択線RDを介してゲートに印加される選択パルスによりオンされる。また、トランジスタQ5は、そのゲートに印加されるハイレベルの正極性ゲート制御信号によりオンされる。
これにより、保持容量C1に保持されていた基準電圧は、トランジスタQ3のゲート及びソース、トランジスタQ5のドレイン及びソースを介して液晶素子LCの画素駆動電極PEに正極性側の画素電極駆動電圧(以下、単に駆動電圧ともいう)として印加されて液晶素子LCを駆動する。その時の画素駆動電極に印加されている正極性側の駆動電圧は、電圧出力としてトランジスタQ10を通してデータ線Di+からパネルの読み出し専用配線に読み出される。従って、この正極性側の駆動電圧は、トランジスタQ3の閾値電圧のバラツキを反映した電圧である。
図1の補正電圧算出部111は、図1の水平ドライバ回路を駆動することによって、アナログスイッチ105を介して映像データ共通入力端子(図1の例ではRef_Ramp(+))に時系列信号として出力される上記の各画素毎の正極性側の駆動電圧を一時保持する。
続いて、正極性ゲート制御信号がローレベルとなりトランジスタQ5がオフにされると共に、トランジスタQ6が、そのゲートに印加されるハイレベルの負極性ゲート制御信号によりオンされる。これにより、保持容量C2に保持されていた基準電圧は、トランジスタQ4のゲート及びソース、トランジスタQ6のドレイン及びソースを介して液晶素子LCの画素駆動電極PEに負極性側の駆動電圧として印加されて液晶素子LCを駆動する。その時の画素駆動電極に印加されている負極性側の駆動電圧は、電圧出力としてトランジスタQ10を通してデータ線Di+からパネルの読み出し専用配線に読み出される。従って、この負極性側の駆動電圧は、トランジスタQ4の閾値電圧のバラツキを反映した電圧である。
図1の補正電圧算出部111は、図1の水平ドライバ回路を駆動することによって、アナログスイッチ105を介して映像データ共通入力端子(図1の例ではRef_Ramp(+))に時系列信号として出力される各画素毎の負極性側の駆動電圧を一時保持する。
なお、液晶素子LCの共通電極電圧Vcomはバラツキがないものとしており、液晶駆動電圧は駆動電圧に対応しているので、駆動電圧を測定し、その測定結果に基づいて後述する補正電圧Vcorを算出するものとする。ただし、上記測定結果から既知の共通電極電圧Vcomを差し引いた液晶駆動電圧に基づいて、補正電圧Vcorを算出してもよいことは勿論である。
図8は、以上の動作により補正電圧算出部111に一時保持された、全ての画素106のうちの任意の4つの画素A、B、C、Dの駆動電圧の一例を示す。図8(a)は画素Aの正極性側の駆動電圧VA1、負極性側の駆動電圧VA2を示す。同様に、図8(b)は画素Bの正極性側の駆動電圧VB1、負極性側の駆動電圧VB2を、図8(c)は画素Cの正極性側の駆動電圧VC1、負極性側の駆動電圧VC2を、図8(d)は画素Dの正極性側の駆動電圧VD1、負極性側の駆動電圧VD2をそれぞれ示す。
この状態において、補正電圧算出部111は、一時保持されていた全画素の正極性側の駆動電圧(以下、正極側電圧ともいう)の平均値Vapを算出する(図7のステップS1)。続いて、補正電圧算出部111は、一時保持されていた全画素の負極性側の駆動電圧(以下、負極側電圧ともいう)の平均値Vamを算出する(図7のステップS2)。図8の例では、画素Aの正極性側の駆動電圧VA1は全画素の正極側電圧の平均値(平均電位)Vapに一致している。また、画素Aの負極性側の駆動電圧VA2と画素Bの負極性側の駆動電圧VB2とは、全画素の負極側電圧の平均値(平均電位)Vamに一致している。しかし、それ以外の画素B、C、Dは、正極性側の駆動電圧は全画素の正極側電圧の平均値(平均電位)Vapに一致しておらず、また、画素C、Dの負極側の駆動電圧も全画素の負極側電圧の平均値(平均電位)Vamに一致していない。
次に、補正電圧算出部111は、上記の全画素の正極側電圧の平均値Vapと全画素の負極側電圧の平均値Vamとの中間電位(=(Vap−Vam)/2)を算出する(図7のステップS3)。続いて、補正電圧算出部111は、各画素106毎に全画素の正極側電圧の平均値Vapに対する差分(=Xn)を求め(図7のステップS4)、各画素106毎に全画素の負極側電圧の平均値Vamに対する差分(=Yn)を求める(同、ステップS5)。
そして、補正電圧算出部111は、各画素106毎に上記の差分Xnと差分Ynの中間電位を補正電圧Vcorとして算出する(図7のステップS6)。この補正電圧Vcorは正極性側と負極性側とでは、同じ階調に対して駆動電圧の電位変化が逆方向になるため、次式により算出される。
Vcor={Yn+(−Xn)}/2 (1)
ここで、上記の補正電圧Vcorに基づき、各画素の正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧とを補正すると、図9(b)〜(d)に示すように、駆動電圧が全画素の平均値Vap、Vamに一致していない画素B、C、Dについて、補正電位b1、b2、c1、c2、d1、d2の加算又は減算により、図10(b)〜(d)に示すように正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧との差電位が全画素の平均値Vap及びVamの差電位Vp(=Vt)に等しくなる。このとき、画素Bの正極性側の駆動電圧はVB3、負極性側の駆動電圧はVB4、画素Cの正極性側の駆動電圧はVC3、負極性側の駆動電圧はVC4、画素Dの正極性側の駆動電圧はVD3、負極性側の駆動電圧はVD4になる。なお、図10(a)に示すように、元々画素Aの正極性側の駆動電圧VA1は正極側電圧の平均値Vapに一致しており、負極性側の駆動電圧VA2は負極側電圧の平均値Vamに一致していたので、駆動電圧の変更はない。
ここで、上記の補正電圧Vcorに基づき、各画素の正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧とを補正すると、図9(b)〜(d)に示すように、駆動電圧が全画素の平均値Vap、Vamに一致していない画素B、C、Dについて、補正電位b1、b2、c1、c2、d1、d2の加算又は減算により、図10(b)〜(d)に示すように正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧との差電位が全画素の平均値Vap及びVamの差電位Vp(=Vt)に等しくなる。このとき、画素Bの正極性側の駆動電圧はVB3、負極性側の駆動電圧はVB4、画素Cの正極性側の駆動電圧はVC3、負極性側の駆動電圧はVC4、画素Dの正極性側の駆動電圧はVD3、負極性側の駆動電圧はVD4になる。なお、図10(a)に示すように、元々画素Aの正極性側の駆動電圧VA1は正極側電圧の平均値Vapに一致しており、負極性側の駆動電圧VA2は負極側電圧の平均値Vamに一致していたので、駆動電圧の変更はない。
ところで、液晶素子は前述したように信頼性などの面で交流駆動が必須であるが、交流駆動では液晶素子における光の変調率に差を生じさせないよう、正極性側と負極性側の駆動電圧の中間電位と全画素の平均中間電位Vmとを同一にする必要がある。
しかしながら、図10に示したように、各画素の正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧との差電位を、全画素の平均値Vap及びVamの差電位Vpに等しくなるように補正した場合、各画素の正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧との差電位Vpは全画素の平均値Vap及びVamから算出された電位であるため、図11に示すように、実際の各画素の正極性側と負極性側の駆動電圧の中間電位(中心電位)Vp/2は、全画素の平均中間電位Vm(=Vt/2)と異なる値となる。このため、上記の各画素の正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧との差電位を、全画素の平均値Vap及びVamの差電位Vp(=Vt)に等しくなるように補正する方法は、液晶素子における光変調率が各画素で同一にならず、その結果、表示画像を均一にすることが難しい。
そこで、本実施の形態では、補正階調算出部112が上記の補正電圧Vcorから、(2)式により上記の各画素の正極性側と負極性側の駆動電圧の中間電位のずれに起因する輝度変化を補正した補正階調Dcorを生成する(図7のステップS7)。
すなわち、補正階調算出部112は、基準ランプ電圧の最大値をRmax、最小値をRmin、入力映像データをNビットとすると、各画素の補正階調Dcorを次式で算出する。
Dcor=Vcor/{(Rmax−Rmin)/2N}
−α×|{(Vap−Vam)/2}−Vcor|
={(Yn−Xn)/2}/{(Rmax−Rmin)/2N}
−α×|{(Vap−Vam)/2}−{(Yn−Xn)/2}| (2)
ここで、補正階調Dcorの符号は、階調の増減を示し、αは液晶素子の特性、セル構造、配向膜などの要素に依存する係数を示す。係数αは、一般的には液晶素子を構成するパラメータが決定された液晶表示装置では固定値であるが、液晶素子の温度特性に応じて可変としてもよい。
−α×|{(Vap−Vam)/2}−Vcor|
={(Yn−Xn)/2}/{(Rmax−Rmin)/2N}
−α×|{(Vap−Vam)/2}−{(Yn−Xn)/2}| (2)
ここで、補正階調Dcorの符号は、階調の増減を示し、αは液晶素子の特性、セル構造、配向膜などの要素に依存する係数を示す。係数αは、一般的には液晶素子を構成するパラメータが決定された液晶表示装置では固定値であるが、液晶素子の温度特性に応じて可変としてもよい。
また、上記(2)式において、右辺第一項は、(1)式の補正電圧VcorをNビット映像データの階調に換算した値を示す。この右辺第一項に示す階調は、図11に示したように各画素の正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧との差電位はVpで同じであるが、その差電位の中間電位Vp/2が、全画素の正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧との中間電位Vmに対してずれている階調を示している。
一方、(2)式の右辺第二項は、全画素の正極性側の駆動電圧の平均値Vapと全画素の負極性側の駆動電圧の平均値Vamとの中間電位Vm(=(Vap−Vam)/2)から、各画素の前述した差分Xnと差分Ynの中間電位を差し引いた値の絶対値(すなわち、全画素の正極性側駆動電圧及び負極性側駆動電圧の平均中間電位Vmと、各画素の正極性側駆動電圧及び負極性側駆動電圧の中間電位Vp/2との差の絶対値である中間電位からのずれ量に応じた電圧分)に係数αを乗算した値を示す。右辺第二項の値を右辺第一項の階調から減算しているのは、液晶素子の光応答特性として、正極性側と負極性側の駆動電圧の中間電位がずれたときは、ずれていない正常状態と比較して直流成分が駆動電圧に上乗せされて明るくなるため、その輝度を補正するためである。
図1に示す補正階調加算部113は、補正階調算出部112において各画素毎に算出された上記の補正階調Dcorのデータを、Nビットの入力映像データに画素単位で加算してシフトレジスタ回路101a及び101bに交互に供給する。1ラインラッチ回路102は、シフトレジスタ回路101aから出力される奇数列画素データDATA(odd)と、シフトレジスタ回路101bから出力される偶数列画素データDATA(even)とからなる同じラインの1ライン期間の画素データDATAを保持した後、各画素列のコンパレータ103の第1のデータ入力部に供給する。これにより、画像表示モード時には、前述したようにアナログスイッチ105からデータ線Di+、Di-に上記の補正階調Dcor分加算された各画素106のアナログ電圧が出力されて各画素106に保持される。
図12は、本実施の形態により補正階調Dcorのデータが加算された画素データによる全ての画素106のうちの前述した4つの画素A、B、C、Dの駆動電圧の一例を示す。図12(a)は画素Aの正極性側の駆動電圧VA1、負極性側の駆動電圧VA2を示す。また、図12(b)は画素Bの正極性側の駆動電圧VB5、負極性側の駆動電圧VB6を、図12(c)は画素Cの正極性側の駆動電圧VC3、負極性側の駆動電圧VC4を、図12(d)は画素Dの正極性側の駆動電圧VD3、負極性側の駆動電圧VD4をそれぞれ示す。
駆動電圧が全画素の平均値Vap又はVamに一致していない画素B、C、Dについては、図10(b)〜(d)に示した補正電圧Vcorにより補正された正極性側の駆動電圧VB3、VC3、VD3が、図12(b)〜(d)に示すように補正電圧b3、c3、d3分減算されてVB5、VC5、VD5となる。また、図10(b)〜(d)に示した補正電圧Vcorにより補正された負極性側の駆動電圧VB4、VC4、VD4が、図12(b)〜(d)に示すように補正電圧b4、c4、d4分加算されてVB6、VC6、VD6となる。この結果、図12(a)〜(d)に示すように、正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧との差電位は、画素AについてはVaで変化ないが、画素B、C、Dについては、それぞれVb、Vc、Vdに変化する。
本実施の形態によれば、図12(b)〜(d)に示す各画素毎に算出された正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧との差電位Vb、Vc、Vdの中間電位は、図11(b)〜(d)に示した補正電圧Vcorのみにより補正されたときの正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧との差電位の中間電位と同様に、全画素の正極性側の駆動電圧Vapと全画素の負極性側の駆動電圧Vamとの中間電位Vmに一致しない。
しかし、本実施の形態では、各画素毎に算出された正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧との差電位Vb、Vc、Vdは、補正電圧Vcorのみにより補正されたときの正極性側の駆動電圧と負極性側の駆動電圧との差電位に比べて、図12(b)〜(d)に示すように、(2)式の右辺第二項で示された補正電圧である(b3+b4)分、(c3+c4)分、(d3+d4)分ずつ小さくされることにより、中間電位からのずれ量に応じた電圧分に相当する輝度を打ち消す程度に暗くされる。その結果、本実施の形態によれば、各画素106毎のトランジスタQ3、Q4の閾値電圧Vthのバラツキに拘らず、全ての画素106の中間電位のずれによる輝度の不均一さが大幅に抑圧され、表示画像の均一性(ユニフォミティ)を改善することができる。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、製品出荷後の液晶表示装置100には、補正電圧算出部111及び補正階調算出部112を設けず、製造メーカ側で補正階調を画素単位で予め求めておき、それを入力映像データに画素単位で加算する補正階調加算部113だけを設けるようにしてもよい。
100 液晶表示装置
101a、101b シフトレジスタ回路
102 1ラインラッチ回路
103 コンパレータ
104 階調カウンタ
105 アナログスイッチ
106、10611〜106nm 画素
107 タイミング発生器
108 極性切り替え制御回路
109 垂直シフトレジスタ/レベルシフタ
110 ランプ信号発生器
111 補正電圧算出部
112 補正階調算出部
113 補正階調加算部
D1+〜Dm+、Di+、D1-〜Dm-、Di- データ線
G1〜Gn、Gj ゲート線
B 負荷特性制御信号線
S+、S- ゲート制御信号線
PE 画素駆動電極
CE 共通電極
LCM 表示体(液晶層)
LC 液晶素子
Q1、Q2 画素選択トランジスタ
Q3、Q4 ソースフォロワトランジスタ
Q5、Q6 スイッチングトランジスタ
Q9 定電流負荷用トランジスタ
Q10 検査モード用トランジスタ
C1、C2 信号保持容量
101a、101b シフトレジスタ回路
102 1ラインラッチ回路
103 コンパレータ
104 階調カウンタ
105 アナログスイッチ
106、10611〜106nm 画素
107 タイミング発生器
108 極性切り替え制御回路
109 垂直シフトレジスタ/レベルシフタ
110 ランプ信号発生器
111 補正電圧算出部
112 補正階調算出部
113 補正階調加算部
D1+〜Dm+、Di+、D1-〜Dm-、Di- データ線
G1〜Gn、Gj ゲート線
B 負荷特性制御信号線
S+、S- ゲート制御信号線
PE 画素駆動電極
CE 共通電極
LCM 表示体(液晶層)
LC 液晶素子
Q1、Q2 画素選択トランジスタ
Q3、Q4 ソースフォロワトランジスタ
Q5、Q6 スイッチングトランジスタ
Q9 定電流負荷用トランジスタ
Q10 検査モード用トランジスタ
C1、C2 信号保持容量
Claims (3)
- 2本のデータ線を一組とする複数組のデータ線と複数本のゲート線とがそれぞれ交差する交差部に設けられた、それぞれ液晶素子を備える複数の画素と、
前記複数組のデータ線に対してそれぞれ設けられており、各水平走査期間の始めにオンとされた後、オフに制御されるまで一組の前記2本のデータ線の一方に正極性映像信号を供給し、かつ、他方のデータ線に負極性映像信号を供給することを、前記複数組のデータ線に対して組単位で行う複数のアナログスイッチと、
複数本の前記ゲート線を水平走査期間毎に選択する垂直方向駆動を行う垂直方向駆動手段と、
黒レベルから白レベルまで連続的に1水平走査期間で変化し、かつ、互いにレベル変化方向が逆に設定された正極性用ランプ信号と負極性用ランプ信号とを発生するランプ信号発生手段と、
Nビット(Nは2以上の自然数)の映像データからなるデジタル映像信号を1ライン単位でラッチするラッチ手段と、
前記ラッチ手段によりラッチされている前記デジタル映像信号の1ラインの各画素の値と、1水平走査期間内で一巡するカウンタ値とを画素単位で比較し、一致した時一致パルスを出力して、前記複数のアナログスイッチのうち対応して設けられたアナログスイッチをオフとし、そのオフとされた前記アナログスイッチに接続された一組の前記データ線に、前記正極性用ランプ信号と前記負極性用ランプ信号の前記アナログスイッチのオフ直前の電位を出力し、そのデータ線に接続された前記画素の保持容量に前記電位をサンプリングして保持させる比較手段と、
前記複数の画素のそれぞれについて、前記正極性用ランプ信号をサンプリング保持した後、第1のソースフォロワトランジスタを通して前記液晶素子の画素駆動電極に印加する駆動電圧の全画素の平均値Vapに対する差分をXn、前記負極性用ランプ信号をサンプリング保持した後、第2のソースフォロワトランジスタを通して前記液晶素子の画素駆動電極に印加する駆動電圧の全画素の平均値Vamに対する差分をYn、係数をα、前記正極性用ランプ信号及び負極性用ランプ信号の最大値をRmax、最小値をRminとしたとき、次式
Dcor={(Yn−Xn)/2}/{(Rmax−Rmin)/2N}
−α×|{(Vap−Vam)/2}−{(Yn−Xn)/2}|
により画素単位で算出した補正階調Dcorのデータを、前記Nビットのデジタル映像信号に画素単位で加算して前記ラッチ手段にラッチさせる補正階調加算手段と
を有することを特徴とする液晶表示装置。 - 前記複数の画素のそれぞれは、
対向する前記画素駆動電極と共通電極との間に液晶層が挟持された前記液晶素子と、
一組の前記2本のデータ線のうち、前記正極性用ランプ信号が供給される一方のデータ線に保持されている電位が前記正極性映像信号として供給され、その正極性用ランプ信号をサンプリングして一定期間保持する第1のサンプリング及び保持手段と、
一組の前記2本のデータ線のうち、前記負極性用ランプ信号が供給される他方のデータ線に保持されている電位が前記負極性映像信号として供給され、その負極性用ランプ信号をサンプリングして一定期間保持する第2のサンプリング及び保持手段と、
前記第1のサンプリング及び保持手段と前記画素駆動電極との間に接続された前記第1のソースフォロワトランジスタと、
前記第2のサンプリング及び保持手段と前記画素駆動電極との間に接続された前記第2のソースフォロワトランジスタと、
同じ組の前記2本のデータ線のうちの一方のデータ線と前記画素駆動電極との間に接続され、画素書き込みモード時にはオフとされ、画素読み出しモード時にはオンとされる画素検査用スイッチング手段と、
前記画素読み出しモード時には、前記第1のソースフォロワトランジスタを通して前記画素駆動電極に印加される前記第1のサンプリング及び保持手段に保持された前記正極性用ランプ信号の電圧、及び前記第2のソースフォロワトランジスタを通して前記画素駆動電極に印加される前記第2のサンプリング及び保持手段に保持された前記負極性用ランプ信号の電圧の一方を前記検査用スイッチング手段を介して前記一方のデータ線に読み出した後、他方のランプ信号の電圧を前記検査用スイッチング手段を介して前記一方のデータ線に読み出すスイッチング手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 同一階調のNビット(Nは2以上の自然数)からなるデジタル映像信号を1ライン単位でラッチするラッチステップと、
前記ラッチステップでラッチされている前記デジタル映像信号の1ラインの各画素の値と、1水平走査期間で一巡するカウンタ値とを画素単位で比較する比較ステップと、
2本のデータ線を一組とする複数組のデータ線と複数本のゲート線とがそれぞれ交差する交差部に設けられた、それぞれ液晶素子を備える複数の画素のうち、前記比較ステップで一致の比較結果が得られた画素に接続されている一組のデータ線の一方に、黒レベル及び白レベルの一方から他方まで連続的に1水平走査期間内で変化する正極性用ランプ信号の前記一致の比較結果出力直前の時点の電位を出力してその画素の保持容量にサンプリング保持させると共に、前記第2のステップで一致の比較結果が得られた画素に接続されている一組のデータ線の他方に、前記正極性用ランプ信号とはレベル変化方向が逆方向に設定されて連続的に1水平走査期間内でレベルが変化する負極性用ランプ信号の前記一致の比較結果出力直前の時点の電位を出力してその画素の保持容量にサンプリング保持させる保持ステップと、
前記保持ステップにより各画素の保持容量に保持された前記正極性用ランプ信号及び負極性ランプ信号のうち、前記正極性用ランプ信号の保持電圧を前記画素内の第1のソースフォロワトランジスタを通して同じ画素内の前記液晶素子の画素駆動電極に印加したときの第1の駆動電圧と、前記負極性用ランプ信号の保持電圧を前記画素内の第2のソースフォロワトランジスタを通して同じ画素内の前記液晶素子の画素駆動電極に印加したときの第2の駆動電圧のそれぞれを全画素について測定する測定ステップと、
前記測定ステップで測定された全画素の前記第1及び第2の駆動電圧に基づき、全画素の前記第1の駆動電圧の平均値Vapと全画素の前記第2の駆動電圧の平均値Vamとの中間電位{(Vap−Vam)/2}を算出する中間電位算出ステップと、
前記複数の画素のそれぞれについて、前記第1の駆動電圧の平均値Vapに対する各画素の前記第1の駆動電圧の差分Xnと、前記第2の駆動電圧の平均値Vamに対する各画素の前記第2の駆動電圧の差分Ynとを算出する差分算出ステップと、
前記中間電位算出ステップで算出された前記中間電位{(Vap−Vam)/2}と、前記差分算出ステップで算出された各画素毎の前記差分Xn及びYnとに基づいて、係数をα、前記正極性用ランプ信号及び負極性用ランプ信号の最大値をRmax、最小値をRminとしたとき、次式
Dcor={(Yn−Xn)/2}/{(Rmax−Rmin)/2N}
−α×|{(Vap−Vam)/2}−{(Yn−Xn)/2}|
により画素単位で補正階調Dcorを算出する補正階調算出ステップと、
前記補正階調Dcorのデータを、前記Nビットのデジタル映像信号に画素単位で加算して表示されるべきデジタル映像信号として出力する加算出力ステップと
を含むことを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010164496A JP2012027169A (ja) | 2010-07-22 | 2010-07-22 | 液晶表示装置及びその駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010164496A JP2012027169A (ja) | 2010-07-22 | 2010-07-22 | 液晶表示装置及びその駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012027169A true JP2012027169A (ja) | 2012-02-09 |
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ID=45780177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010164496A Pending JP2012027169A (ja) | 2010-07-22 | 2010-07-22 | 液晶表示装置及びその駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020154230A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 株式会社Jvcケンウッド | 液晶表示装置及びその製造方法 |
| CN112750401A (zh) * | 2018-11-12 | 2021-05-04 | 成都晶砂科技有限公司 | 显示驱动装置及方法 |
-
2010
- 2010-07-22 JP JP2010164496A patent/JP2012027169A/ja active Pending
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