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JP2012019411A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号レベルが小さい時の画質の低下を抑制しつつ、シングルスロープ型ADCを高速化する。
【解決手段】画素PCと、基準ランプ発生回路6と、カラムADC回路3が設けられている。画素PCは、光電変換された信号を出力する。基準ランプ発生回路6は、第1のランプ波VrampUと、第1のランプ波VrampUよりもステップ幅の小さい第2のランプ波VrampLとを生成する。カラムADC回路3は、画素PCから出力された信号の信号レベルに基づいて第1のランプ波VrampUと第2のランプ波VrampLとを切り替えてから信号レベルと比較することにより、画素PCの信号成分をCDSにて検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は固体撮像装置に関する。
CMOSイメージセンサは、画素からのアナログ信号をデジタル信号に変換する回路としてシングルスロープ型のADCをカラムに配置したカラムADCを用いることができる。このカラムADC回路では、ノイズ低減のためにアナログCDS(相関2重サンプリング)とさらにデジタルCDSを行うことができる。また、シングルスロープ型ADCの高速化を図るため、2ステップシングルスロープ型が用いられることがある。
このような2ステップシングルスロープ型カラムADC回路ではデジタルCDS動作が出来ないため画質が低下する。特に信号レベルが小さい時のランダムノイズを低減することが好ましい。
ISSCC2007 "ISSCC Digest of Technical Papers, pp.506−618, Feb. 2007. IEEE Int. Image Sensor Workshop,Oguuquit,ME,Jun.2007,pp.198−199
本発明の目的は、信号レベルが小さい時の画質の低下を抑制しつつ、シングルスロープ型ADを高速化することが可能な固体撮像装置を提供することである。
実施形態の固体撮像装置によれば、画素と、基準ランプ発生回路と、カラムADC回路が設けられている。画素は、光電変換された信号を出力する。基準ランプ発生回路は、第1のランプ波と、前記第1のランプ波よりもステップ幅の小さい第2のランプ波とを生成する。カラムADC回路は、前記画素から出力された信号の信号レベルに基づいて前記第1のランプ波と前記第2のランプ波とを切り替えてから前記信号レベルと比較することにより、前記画素の信号成分をCDSにて検出する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、図1の固体撮像装置の画素PCの構成例を示す回路図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置に適用されるカラムADC回路の概略構成を示すブロック図である。 図4は、図3の固体撮像装置の信号レベルが大きい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。 図5は、図3の固体撮像装置の信号レベルが小さい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。 図6は、本発明の第3実施形態に係る固体撮像装置に適用されるカラムADC回路の概略構成を示すブロック図である。 図7は、図6の固体撮像装置の信号レベルが大きい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。 図8は、図6の固体撮像装置の信号レベルが小さい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。 図9は、本発明の第4実施形態に係る固体撮像装置に適用されるカラムADC回路の概略構成を示すブロック図である。 図10は、図9の固体撮像装置の信号レベルが大きい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。 図11は、図9の固体撮像装置の信号レベルが小さい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。 図12は、本発明の第5実施形態に係る固体撮像装置に適用されるカラムADC回路の概略構成を示すブロック図である。 図13は、図12の固体撮像装置の信号レベルが大きい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。 図14は、図12の固体撮像装置の信号レベルが小さい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。 図15は、本発明の第6実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図16は、図15の固体撮像装置の各部の波形を示すタイミングチャートである。 図17は、本発明の第7実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図18は、図17の固体撮像装置の入力信号と出力信号との関係を示す図である。 図19は、本発明の第8実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図20は、本発明の第9実施形態に係る基準ランプ発生回路の概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態に係る固体撮像装置について図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、固体撮像装置には、光電変換した電荷を蓄積する画素PCがロウ方向およびカラム方向にマトリックス状に配置された画素アレイ部1、読み出し対象となる画素PCを垂直方向に走査する垂直走査回路2、各画素PCの信号成分をCDSにて検出するカラムADC回路3、読み出し対象となる画素PCを水平方向に走査する水平走査回路4、各画素PCの読み出しや蓄積のタイミングを制御するタイミング制御回路5およびカラムADC回路3に基準ランプVrampを出力する基準ランプ発生回路6が設けられている。なお、タイミング制御回路5には、マスタークロックMCKが入力されている。
ここで、画素アレイ部1において、ロウ方向には画素PCの読み出し制御を行う水平制御線Hlinが設けられ、カラム方向には画素PCから読み出された信号を伝送する垂直信号線Vlinが設けられている。
また、基準ランプ発生回路6は、基準ランプVrampとして第1のランプ波VrampUと第2のランプ波VrampLを生成することができる。ここで、第2のランプ波VrampLは第1のランプ波VrampUよりもステップ幅を小さくすることができる。また、第1のランプ波VrampUおよび第2のランプ波VrampLのステップ幅は、タイミング制御回路5から出力されるデジタル値に基づいて設定することができる。
カラムADC回路3は、各画素PCから出力された信号の信号レベルに基づいて第1のランプ波VrampUと第2のランプ波VrampLとを切り替えてから信号レベルと比較することにより、各画素PCの信号成分をCDSにて検出することができる。
ここで、カラムADC回路3には、画素PCからの読み出し信号と基準ランプVrampとの比較結果に基づいてアップカウウントおよびダウンカウントを行うことでCDSの基準レベルと信号レベルとの差分を算出するカウンタ回路7およびカウンタ回路7によるカウント結果を水平画素分だけ保持するラインメモリ8が設けられている。
そして、垂直走査回路2にて画素PCが垂直方向に走査されることで、ロウ方向の画素PCが選択され、その画素PCから読み出された信号は垂直信号線Vlinを介してカラムADC回路3に送られる。そして、画素PCから読み出された信号の信号レベルと基準レベルとに差分がとられることで各画素PCの信号成分がCDSにて検出され、出力データVoutとして出力される。
ここで、カラムADC回路3では、画素PCから出力された信号の信号レベルが所定値を超える場合、2ステップシングルスロープ型AD変換動作に基づいて各画素PCの信号成分がCDSにて検出される。また、画素PCから出力された信号の信号レベルが所定値以下の場合、1ステップシングルスロープ型AD変換動作に基づいて各画素PCの信号成分がCDSにて検出される。
すなわち、カラムADC回路3では、画素PCから出力された信号の信号レベルが所定値を超える場合、第2のランプ波VrampLとの比較結果に基づいてその信号の基準レベルの第1のサンプリングが行われる。そして、第1のランプ波VrampUとの比較結果に基づいてその信号の信号レベルの第2のサンプリングが行われることで、その信号の信号レベルの1ステップ目の粗いAD変換が行われた後、第2のランプ波VrampLとの比較結果に基づいてその信号の信号レベルの第3のサンプリングが行われることで、その信号の信号レベルの2ステップ目の細かいAD変換が行われる。
また、カラムADC回路3は、画素PCから出力された信号の信号レベルが所定値以下の場合、第2のランプ波VrampLとの比較結果に基づいてその信号の基準レベルの第1のサンプリングが行われた後、第2のランプ波VrampLとの比較結果に基づいてその信号の信号レベルの第4のサンプリングが行われる。
これにより、画素PCから出力された信号の信号レベルが大きい場合には、第2のサンプリングが行われた第1のランプ波VrampUの1ステップ分の範囲内だけで2ステップ目の細かいAD変換を行わせることができ、AD変換処理の高速化を図ることができる。
一方、画素PCから出力された信号の信号レベルが小さい場合には、第1のランプ波VrampUとの比較を行わせることなく第4のサンプリングを行わせることができ、第1のランプ波VrampUと第2のランプ波VrampLとの切り替えを不要とすることができる。このため、第1のランプ波VrampUと第2のランプ波VrampLとの切り替え時にKTCノイズが取り込まれるのを防止することができ、信号レベルが小さい時の画質の低下を抑制することができる。
なお、上述した実施形態では、画素PCから読み出された信号をカラムADC回路3に直接入力する方法について説明したが、画素アレイ部1とカラムADC回路3との間にカラム増幅回路を設け、画素PCから読み出された信号をカラムごとに増幅してからカラムADC回路3に入力するようにしてもよい。
図2は、図1の固体撮像装置の画素PCの構成例を示す回路図である。
図2(a)において、画素PCnには、フォトダイオードPD、行選択トランジスタTa、増幅トランジスタTb、リセットトランジスタTcおよび読み出しトランジスタTdがそれぞれ設けられている。また、増幅トランジスタTbとリセットトランジスタTcと読み出しトランジスタTdとの接続点には検出ノードとしてフローティングディフュージョンFDが形成されている。
そして、読み出しトランジスタTdのソースは、フォトダイオードPDに接続され、読み出しトランジスタTdのゲートには、読み出し信号READnが入力される。また、リセットトランジスタTcのソースは、読み出しトランジスタTdのドレインに接続され、リセットトランジスタTcのゲートには、リセット信号RESETnが入力され、リセットトランジスタTcのドレインは、電源電位VDDに接続されている。また、行選択トランジスタTaのゲートには、行選択信号ADRESnが入力され、行選択トランジスタTaのドレインは、電源電位VDDに接続されている。また、増幅トランジスタTbのソースは、垂直信号線Vlinに接続され、増幅トランジスタTbのゲートは、読み出しトランジスタTdのドレインに接続され、増幅トランジスタTbのドレインは、行選択トランジスタTaのソースに接続されている。また、電流源Gは垂直信号線Vlinに接続されている。
なお、図1の水平制御線Hlinは、読み出し信号READn、リセット信号RESETnおよび行選択信号ADRESnをロウごとに画素PCに伝送することができる。
また、図2(b)において、画素PCn´では図2(a)の画素PCnから行選択トランジスタTaが省略されている。なお、この画素PCn´では、電源電位VDDとグランド電位を切り替えできるように構成されている。
そして、非選択行では、リセットトランジスタTcを介してフローティングディフュージョンFDの電位をグランド電位に設定し、増幅トランジスタTbがオフされる。一方、選択行では、リセットトランジスタTcを介してフローティングディフュージョンFDの電位を電源電位VDDに設定し、増幅トランジスタTbがオンされる。
また、図2(c)において、画素PCn´´では、読み出しトランジスタTd1およびフォトダイオードPD1が画素PCnに追加され、1個の増幅トランジスタTbが2画素で共用されている。
また、図2(d)において、画素PCn´´´では、読み出しトランジスタTd1〜Td3およびフォトダイオードPD1〜PD3が画素PCnに追加され、1個の増幅トランジスタTbが4画素で共用されている。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置に適用されるカラムADC回路の概略構成を示すブロック図である。なお、以下の説明では、画素PCとして図2(a)の画素PCnを用いた場合を例にとる。
図3において、カラムADC回路3には、コンデンサC1、C2、Cb、スイッチSW1、SWcp1、SWcp2、コンパレータPA、インバータV1、アップダウンカウンタUD1、ラインメモリLM1およびランプ波選択制御回路11がカラムごとに設けられている。コンデンサCbとスイッチSW1のブロックで、ランプ波選択回路13を構成している。
なお、ランプ波選択制御回路11は、コンパレータPAの出力に基づいてスイッチSW1をオン/オフ制御することができる。具体的には、コンパレータPAの出力が所定値を越える場合には、画素PCから読み出された信号の信号レベルのサンプリング時にスイッチSW1をオンして1ステップ目の粗いAD変換を行わせてから、スイッチSW1をオフして2ステップ目の細かいAD変換を行わせることができる。コンパレータPAの出力が所定値以下の場合には、画素PCから読み出された信号の信号レベルのサンプリング時にスイッチSW1をオフしたままにしてAD変換を行わせることができる。
ここで、アップダウンカウンタUD1には、上位カウンタUDU、下位カウンタUDL、スイッチSW11、SW12および論理積回路N3が設けられている。また、ランプ波選択制御回路11には、論理積回路N1および論理和回路N2が設けられている。
そして、コンパレータPAの反転入力端子には、画素PCから読み出された信号Vsig1がコンデンサC1を介して入力される。コンパレータPAの非反転入力端子には、第2のランプ波VrampLがコンデンサCbを介して入力されるとともに、第1のランプ波VrampUがスイッチSW1を介して入力される。また、コンパレータPAの反転入力端子と出力端子との間にはスイッチSWcp1が接続されている。
コンパレータPAの出力端子は、コンデンサC2を介してインバータV1の入力端子に接続されている。インバータV1の入力端子と出力端子との間にはスイッチSWcp2が接続されている。
論理積回路N3の一方の入力端子はインバータV1の出力端子に接続され、論理積回路N3の他方の入力端子には基準クロックCCKが入力される。スイッチSW11、SW12は、上位カウンタUDUのみを論理積回路N3の出力端子とラインメモリLM1の入力端子との間に接続した状態と、上位カウンタUDUの前段に下位カウンタUDLを結合してから論理積回路N3の出力端子とラインメモリLM1の入力端子との間に接続した状態とを切り替えることができる。
論理積回路N1の一方の入力端子はインバータV1の出力端子に接続され、論理積回路N1の他方の入力端子には、パルス信号PRU2が入力される。論理和回路N2の一方の入力端子は論理積回路N1の出力端子に接続され、論理和回路N2の他方の入力端子には、パルス信号PRU1が入力される。論理和回路N2の出力端子は、スイッチSW1をオン/オフさせる制御端子に接続されている。
図4は、図3の固体撮像装置の信号レベルが大きい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図4において、行選択信号ADRESnがロウレベルの場合、行選択トランジスタTaがオフ状態となりソースフォロワ動作しないため、垂直信号線Vlinに信号は出力されない。この時、読み出し信号READnとリセット信号RESETnがハイレベルになると、読み出しトランジスタTdがオンし、フォトダイオードPDに蓄積されていた電荷がフローティングディフュージョンFDに排出される。そして、リセットトランジスタTcを介して電源VDDに排出される。
フォトダイオードPDに蓄積されていた電荷が電源VDDに排出された後、読み出し信号READnがロウレベルになると、フォトダイオードPDでは、有効な信号電荷の蓄積が開始される。この時、第1のランプ波VrampUおよび第2のランプ波VrampLは初期値に維持されている。
そして、第1のランプ波VrampUが初期値から電圧VsetU分だけ降下されるとともに、第2のランプ波VrampLが初期値から電圧VsetL分だけ降下される。なお、電圧VsetU、VsetLは、第1のランプ波VrampUの1ステップ分の振幅に対応させることができる。
この状態でパルス信号PRU1が立ち上がると、論理和回路N2を介して選択信号SWUが立ち上がり、スイッチSW1がオンされることで、第1のランプ波VrampUの基準電圧と第2のランプ波VrampLの基準電圧との差分がコンデンサCbに保持される(時刻t1)。なお、第1のランプ波VrampUの基準電圧と第2のランプ波VrampLの基準電圧とは異なっていてもよい。
次に、パルス信号PRU1が立ち下がった後、第1のランプ波VrampUおよび第2のランプ波VrampLが初期値に戻される。そして、行選択信号ADRESnがハイレベルになると、画素PCの行選択トランジスタTaがオンし、増幅トランジスタTbのドレインに電源電位VDDが印加されることで、増幅トランジスタTbと定電流回路Gとでソースフォロアが構成される。
そして、行選択トランジスタTaがオンの状態でリセット信号RESETnがハイレベルになると、リセットトランジスタTcがオンし、フローティングディフュージョンFDにリーク電流などで発生した余分な電荷がリセットされる。そして、フローティングディフュージョンFDの基準レベルに応じた電圧が増幅トランジスタTbのゲートにかかる。ここで、増幅トランジスタTbと定電流回路Gとでソースフォロアが構成されているので、増幅トランジスタTbのゲートに印加された電圧に垂直信号線Vlinの電圧が追従し、基準レベルの出力電圧Vsig1として垂直信号線Vlinに出力される(時刻t2)。
そして、基準レベルの出力電圧Vsig1が垂直信号線Vlinに出力されている時に、スイッチSWcp1がオンされると、コンパレータPAの反転入力端子の入力電圧が出力電圧でクランプされ、動作点が設定される(時刻t3)。この時、画素PCnから読み出された出力電圧Vsig1とコンパレータPAの出力電圧との差分は、コンデンサC1に保持され、コンパレータPAの入力電圧がゼロ設定される。
また、基準レベルの出力電圧Vsig1が垂直信号線Vlinに出力されている時に、スイッチSWcp2がオンされると、インバータV1の入力電圧が出力電圧Vcoでクランプされ、動作点が設定される。この時、コンパレータPAの出力電圧とインバータV1の出力電圧Vcoとの差分は、コンデンサC2に保持され、インバータV1の入力電圧がゼロ設定される。
そして、スイッチSWcp1がオフされ、コンパレータPAの動作点が確定した後に遅延時間を持たせて、スイッチSWcp2がオフされることでインバータV1の動作点が確定される。この時、第2のランプ波VrampLは、ゼロレベルに対してマイナス側に積分される。例えば、10ビット(0〜1023カウント)分のAD動作の場合、32カウント値になるように設定することができる。この動作により、信号の黒レベル(画素PCnから読み出された信号の基準レベル)を32カウント値に設定することができる。また、コンデンサC1に画素PCnから読み出された信号の基準レベルを取り込むことで、基準レベルが除去されたアナログCDS動作を実現することができる。
ここで、コンパレータPAの反転入力端子には、基準レベルの出力電圧Vsig1がコンデンサC1を介して入力され、コンパレータPAの非反転入力端子には、第2のランプ波VrampLがコンデンサCbを介して参照電圧Vcompとして入力されている。
そして、コンパレータPAにおいて、基準レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompと比較され、コンパレータPAの出力電圧はインバータV1にて反転された後、出力電圧Vcoとして論理積回路N3の一方の入力端子に入力される。
そして、第2のランプ波VrampLでは、その初期値から電圧VsetL分だけ降下するまで下り傾斜が開始される。また、論理積回路N3の他方の入力端子には、第2のランプ波VrampLの下り傾斜の開始に合わせて基準クロックCCKが入力される。なお、この時の基準クロックCCKの周期は、第2のランプ波VrampLのレベルが1ステップ分だけ変化するのにかかる時間に対応させることができる。この時、パルス信号PRU2はロウレベルに設定され、選択信号SWUがロウレベルになっているため、スイッチSW1はオフされている。
また、選択信号PSWULはロウレベルに設定され、スイッチSW11、SW12がL側に切り替えられているため、論理積回路N3の出力端子は下位カウンタUDLの入力端子に接続される。また、選択信号PUDにてアップダウンカウンタUD1がダウンカウントするように設定される。
そして、基準レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompより小さい場合は、出力電圧Vcoがハイレベルとなる。このため、基準クロックCCKが論理積回路N3を通過し、通過後の基準クロックICCKが下位カウンタUDLにてダウンカウントされる。
そして、基準レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompと一致すると、コンパレータPAの出力電圧が立ち上がり、出力電圧Vcoがロウレベルとなる。このため、基準クロックCCKが論理積回路N3にて遮断され、下位カウンタUDLのダウンカウントが停止されることで、基準レベルの出力電圧Vsig2が第1のサンプリングP1にてデジタル値Dに変換され、画素PCnから読み出された信号の基準レベルとして下位カウンタUDLに保持される(時刻t4)。
次に、画素PCnの行選択トランジスタTaがオンの状態で読み出し信号READnがハイレベルになると、読み出しトランジスタTdがオンし、フォトダイオードPDに蓄積されていた電荷がフローティングディフュージョンFDに転送され、フローティングディフュージョンFDの信号レベルに応じた電圧が増幅トランジスタTbのゲートにかかる。ここで、増幅トランジスタTbと定電流回路Gとでソースフォロアが構成されているので、増幅トランジスタTbのゲートに印加された電圧に垂直信号線Vlinの電圧が追従し、信号レベルの出力電圧Vsig1として垂直信号線Vlinに出力される(時刻t5)。
信号レベルの出力電圧Vsig1として垂直信号線Vlinに出力された後、選択信号PSWULが立ち上がることで、スイッチSW11、SW12がU側に切り替えられ、論理積回路N3の出力端子は上位カウンタUDUの入力端子に接続される。また、選択信号PUDにてアップダウンカウンタUD1がアップカウントするように設定される。また、第1のランプ波VrampUは、その初期値から電圧VsetU分だけステップ状に降下される。
ここで、コンパレータPAの反転入力端子には、信号レベルの出力電圧Vsig1がコンデンサC1を介して入力され、コンパレータPAの非反転入力端子には、第2のランプ波VrampLがコンデンサCbを介して参照電圧Vcompとして入力される。
そして、コンパレータPAにおいて、信号レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompと比較され、コンパレータPAの出力電圧はインバータV1にて反転された後、出力電圧Vcoとして論理積回路N3の一方の入力端子に入力される。
ここで、信号レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompを超える場合、出力電圧Vcoがハイレベルとなる。この状態でパルス信号PRU2が立ち上がると、論理積回路N1の出力がハイレベルになることで選択信号SWUが立ち上がり、スイッチSW1がオンされる(時刻t7)。このため、コンパレータPAの非反転入力端子には、第1のランプ波VrampUがスイッチSW1を介して参照電圧Vcompとして入力される。
そして、第1のランプ波VrampUでは、その初期値から電圧VsetU分だけ降下した位置を開始点として下り傾斜が開始される。また、論理積回路N3の他方の入力端子には、第1のランプ波VrampUの下り傾斜の開始に合わせて基準クロックCCKが入力される。なお、この時の基準クロックCCKの周期は、第1のランプ波VrampUのレベルが1ステップ分だけ変化するのにかかる時間に対応させることができる。
そして、信号レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompより小さい場合は、出力電圧Vcoがハイレベルとなる。このため、基準クロックCCKが論理積回路N3を通過し、通過後の基準クロックICCKが上位カウンタUDUにてアップカウントされる。
そして、信号レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompと一致すると、コンパレータPAの出力電圧が立ち上がり、出力電圧Vcoがロウレベルとなる。このため、基準クロックCCKが論理積回路N3にて遮断され、上位カウンタUDUのアップカウントが停止されることで、信号レベルの出力電圧Vsig2が第2のサンプリングP2にてデジタル値Dに変換され、画素PCnから読み出された信号の1ステップ目の信号レベルとして上位カウンタUDUに保持される(時刻t9)。
この時、出力電圧Vcoがロウレベルになると、選択信号SWUが立ち下がり、スイッチSW1がオフされる。そして、スイッチSW1がオフされると、第1のランプ波VrampUの下り傾斜の開始点(第1のランプ波VrampUの初期値から電圧VsetU分だけ降下した位置)からコンパレータPA1の出力電圧が反転するまでに降下したステップ数分の電圧VcbがコンデンサCbに保持される。例えば、第1のランプ波VrampUの1ステップ分の電圧が0.1V、第1のランプ波VrampUの初期値が1.5V、第1のランプ波VrampUが1.2Vの時にコンパレータPA1の出力電圧が反転したものとすると、0.2V分の電圧VcbがコンデンサCbに保持される。
次に、パルス信号PRU2が立ち下がった後、選択信号PSWULが立ち下がることで、スイッチSW11、SW12がL側に切り替えられ、論理積回路N3の出力端子は下位カウンタUDLの入力端子に接続される(時刻t10)。
ここで、コンパレータPAの反転入力端子には、信号レベルの出力電圧Vsig1がコンデンサC1を介して入力され、コンパレータPAの非反転入力端子には、第2のランプ波VrampLがコンデンサCbを介して参照電圧Vcompとして入力される。
そして、コンパレータPAにおいて、信号レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompと比較され、コンパレータPAの出力電圧はインバータV1にて反転された後、出力電圧Vcoとして論理積回路N3の一方の入力端子に入力される。
そして、第2のランプ波VrampLは、その初期値から下り傾斜が開始される。この時、コンデンサCbには電圧Vcb分が保持されているので、参照電圧Vcompは、第2のランプ波VrampLの初期値から電圧Vcb分だけ降下された位置を開始点として下り傾斜が開始される。また、論理積回路N3の他方の入力端子には、第2のランプ波VrampLの下り傾斜の開始に合わせて基準クロックCCKが入力される。なお、この時の基準クロックCCKの周期は、第2のランプ波VrampLのレベルが1ステップ分だけ変化するのにかかる時間に対応させることができる。
そして、信号レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompより小さい場合は、出力電圧Vcoがハイレベルとなる。このため、基準クロックCCKが論理積回路N3を通過し、通過後の基準クロックICCKが下位カウンタUDLにてアップカウントされる。
そして、信号レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompと一致すると、コンパレータPAの出力電圧が立ち上がり、出力電圧Vcoがロウレベルとなる。このため、基準クロックCCKが論理積回路N3にて遮断され、下位カウンタUDLのアップカウントが停止されることで、信号レベルの出力電圧Vsig2と基準レベルの出力電圧Vsig2との差分が第3のサンプリングP3にてデジタル値Dに変換され、画素PCnから読み出された信号の2ステップ目の信号レベルとして下位カウンタUDLに保持される(時刻t11)。
そして、上位カウンタUDUおよび下位カウンタUDLに保持されたデジタル値DはラインメモリLM1に送られ、デジタルCDSにて検出された信号成分としてラインメモリLM1に保持される。
このデジタルCDSでは、コンパレータPAとインバータV1のトランジスタの閾値ばらつきによる動作点の変動や、スイッチSWcp1、SWcp2のオフ時のカップリング変動などの固定ノイズをキャンセルすることができる。この時、SW1をON/OFFするためコンデンサCbにはKTCノイズが発生する。しかし、信号量が大きい時は、光信号で発生するショットノイズが支配的となるためS/Nにはほとんど影響しない。
これにより、画素PCから出力された信号の信号レベルが大きい場合には、第2のサンプリングP2が行われた第1のランプ波VrampUの1ステップ分の範囲内だけで2ステップ目の細かいAD変換を行わせることができ、AD変換処理の高速化を図ることができる。
なお、2ステップ目のAD変換における第2のランプ波VrampLのレベル変化分は、1ステップ目のAD変換における第1のランプ波VrampUの1ステップ分のレベル変化分より大きくなるように設定することが好ましい。例えば、1ステップ目のAD変換における第1のランプ波VrampUの1ステップ分のレベル変化分を4ビットとし、2ステップ目のAD変換における第2のランプ波VrampLのレベル変化分を6.5ビットbitとすることで、計10.5ビット分とし、出力時に10ビットにすることができる。この0.5ビット分をオーバーラップ動作に用いることで、AD変換の連続性を改善することができる。この結果、カウント値として16+96=112カウントで10ビットのAD変換動作を実現することができ、1024/112=9倍の高速化を図ることができる。1ステップ目のAD変換動作を安定化するために、カウント動作の周波数を1/2の速度で動作したとしても、16*2+96=128カウント分となり、1024/128=8倍の高速化を図ることができる。
図5は、図3の固体撮像装置の信号レベルが小さい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図5において、時刻t1〜t4においては、図4と同様の動作が行われることで、基準レベルの出力電圧Vsig2が第1のサンプリングP1にてデジタル値Dに変換され、画素PCnから読み出された信号の基準レベルとして下位カウンタUDLに保持される(時刻t4)。なお、この基準レベルが大きい時は上位カウンタUDUも動作される。
次に、読み出し信号READnがハイレベルになった時に、信号レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcomp以下の場合、出力電圧Vcoがロウレベルを維持する(時刻t5)。この状態でパルス信号PRU2が立ち上がっても、論理積回路N1の出力がロウレベルを維持することで選択信号SWUが立ち上がることなく、スイッチSW1がオフを維持する(時刻t7)。このため、コンパレータPAの非反転入力端子には、第2のランプ波VrampLがコンデンサCbを介して参照電圧Vcompとして入力される。
この場合、コンデンサCbには、第1のランプ波VrampUの電圧にかかわらず、以前に保持されていた電圧がそのまま保持される。また、第1のランプ波VrampUの下り傾斜が開始されても、インバータV1の出力電圧Vcoはロウレベルを維持し、上位カウンタUDUが動作することはない。
次に、パルス信号PRU2が立ち下がった後、選択信号PSWULが立ち下がることで、スイッチSW11、SW12がL側に切り替えられ、論理積回路N3の出力端子は下位カウンタUDLの入力端子に接続される(時刻t10)。
ここで、コンパレータPAの反転入力端子には、信号レベルの出力電圧Vsig1がコンデンサC1を介して入力され、コンパレータPAの非反転入力端子には、第2のランプ波VrampLがコンデンサCbを介して参照電圧Vcompとして入力される。
そして、コンパレータPAにおいて、信号レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompと比較され、コンパレータPAの出力電圧はインバータV1にて反転された後、出力電圧Vcoとして論理積回路N3の一方の入力端子に入力される。
そして、第2のランプ波VrampLは、その初期値から下り傾斜が開始される。また、論理積回路N3の他方の入力端子には、第2のランプ波VrampLの下り傾斜の開始に合わせて基準クロックCCKが入力される。なお、この時の基準クロックCCKの周期は、第2のランプ波VrampLのレベルが1ステップ分だけ変化するのにかかる時間に対応させることができる。
そして、信号レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompより小さい場合は、出力電圧Vcoがハイレベルとなる。このため、基準クロックCCKが論理積回路N3を通過し、通過後の基準クロックICCKが上位カウンタUDUおよび下位カウンタUDLにてアップカウントされる。なお、信号レベルが小さい場合には、上位カウンタUDUが動作しないこともある。
そして、信号レベルの出力電圧Vsig2が参照電圧Vcompと一致すると、コンパレータPAの出力電圧が立ち上がり、出力電圧Vcoがロウレベルとなる。このため、基準クロックCCKが論理積回路N3にて遮断され、下位カウンタUDLのアップカウントが停止されることで、信号レベルの出力電圧Vsig2と基準レベルの出力電圧Vsig2との差分が第4のサンプリングP4にてデジタル値Dに変換され、上位カウンタUDUおよび下位カウンタUDLに保持される(時刻t11)。
そして、上位カウンタUDUおよび下位カウンタUDLに保持されたデジタル値DはラインメモリLM1に送られ、デジタルCDSにて検出された信号成分としてラインメモリLM1に保持される。
これにより、画素PCnから出力された信号の信号レベルが小さい場合には、第1のランプ波VrampUとの比較を行わせることなく第4のサンプリングP4を行わせることができ、第1のランプ波VrampUと第2のランプ波VrampLとがスイッチSW1にて切り替えられるのを防止することができる。このため、第1のランプ波VrampUと第2のランプ波VrampLとの切り替え時にKTCノイズがコンデンサCbに取り込まれるのを防止することができ、信号レベルが小さい時の画質の低下を抑制することができる。
また、このAD変換期間以外では行選択信号ADRESnをロウレベルにすることで、画素PCnのソースフォロワ回路の消費電力を削減することができる。この時、コンパレータPAとインバータV1の動作をオフさせることで、消費電力をさらに削減することができる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態に係る固体撮像装置に適用されるカラムADC回路の概略構成を示すブロック図である。
図6において、この固体撮像装置では、図3の構成に加え、基準ランプ発生回路DA1が設けられている。この基準ランプ発生回路DA1は、ランプ波VrampMと直流電圧Vbを発生することができ、ランプ波VrampMを切り替えるスイッチSW4と、直流電圧Vbを切り替えるスイッチSW3が設けられている。なお、ランプ波VrampMは、第1のランプ波VrampUと第2のランプ波VrampLとが合成されている。
図7は、図6の固体撮像装置の信号レベルが大きい時の各部の波形を示すタイミングチャート、図8は、図6の固体撮像装置の信号レベルが小さい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図7および図8において、この第3実施形態が第2実施形態と異なる点は、第2実施形態図では、第1のランプ波VrampUおよび第2のランプ波VrampLが別個に与えられるのに対し、第3実施形態では、第1のランプ波VrampUおよび第2のランプ波VrampLがランプ波VrampMから生成されている点である。
選択信号SWrLがロウレベルの状態で選択信号SWbが立ち上がると、スイッチSW4がオフ、スイッチSW3がオンとなる。このため、ランプ波VrampMがコンパレータPAの非反転入力端子に入力されるとともに、コンデンサCbの反対側には、直流電圧Vbが印加される。
そして、ランプ波VrampMが初期値から電圧Vset分だけ降下される。なお、電圧Vsetは、第1のランプ波VrampUの1ステップ分の振幅に対応させることができる。
この状態でパルス信号PRU1が立ち上がると、論理和回路N2を介して選択信号SWUが立ち上がり、スイッチSW1がオンされることで、ランプ波VrampMの基準電圧と直流電圧Vbとの差分がコンデンサCbに保持される(時刻t1)。
次に、選択信号SWbが立ち下がってから、選択信号SWrLが立ち上がると、スイッチSW4がオン、スイッチSW3がオフとなる。このため、ランプ波VrampMが第2のランプ波VrampLとしてコンデンサCbを介してコンパレータPAの非反転入力端子に入力される。そして、信号レベルが大きい場合は、図7の基準レベルの第1のサンプリングP1が行われ、信号レベルが小さい場合は、図8の基準レベルの第1のサンプリングP1が行われる(時刻t2〜t4)。
次に、読み出し信号READnが印加されることで信号レベルの出力電圧Vsig1が垂直信号線Vlinに出力された後(時刻t5)、選択信号SWrLが立ち下がってから、選択信号SWbが立ち上がると、スイッチSW4がオフ、スイッチSW3がオンとなる(時刻t6)。
そして、信号レベルが大きい場合は、選択信号SWUが立ち上がることでスイッチSW1がオンとなり、信号レベルが小さい場合は、選択信号SWUはロウレベルを維持することでスイッチSW1がオフのままとなる。このため、信号レベルが大きい場合は、ランプ波VrampMが第1のランプ波VrampUとしてスイッチSW1を介してコンパレータPAの非反転入力端子に入力され、信号レベルが小さい場合は、ランプ波VrampMが第1のランプ波VrampUとしてスイッチSW1を介してコンパレータPAの非反転入力端子に入力されないようになる。この結果、信号レベルが大きい場合は、図7の信号レベルの第2のサンプリングP2が行われ(時刻t9)、信号レベルが小さい場合は、アップダウンカウンタUD1が動作せず、信号レベルのサンプリングは行われない。
ここで、ランプ波VrampMが第1のランプ波VrampUとして出力される場合、ランプ波VrampMの下り傾斜の開始点は、ランプ波VrampMの初期値から電圧Vset分だけ降下された位置に設定することができる。
次に、選択信号SWbが立ち下がってから、選択信号SWrLが立ち上がると、スイッチSW4がオン、スイッチSW3がオフとなる。このため、ランプ波VrampMが第2のランプ波VrampLとしてコンデンサCbを介してコンパレータPAの非反転入力端子に入力される。そして、信号レベルが大きい場合は、図7の信号レベルの第3のサンプリングP3が行われ、信号レベルが小さい場合は、図8の信号レベルの第4のサンプリングP4が行われる(時刻t11)。
これにより、第1のランプ波VrampUおよび第2のランプ波VrampLを別個に生成させる必要がなくなり、第1のランプ波VrampUおよび第2のランプ波VrampLを発生させるために2個のDAコンバータを設ける必要がなくなることから、DAコンバータの個数を減らすことができる。
(第4実施形態)
図9は、本発明の第4実施形態に係る固体撮像装置に適用されるカラムADC回路の概略構成を示すブロック図である。
図9において、この固体撮像装置では、図3の構成に加え、カウンタ取込み制御回路12が設けられている。このカウンタ取込み制御回路12は、第1のサンプリングP1のタイミングと第2のサンプリングP2のタイミングとの間に第4のサンプリングP4のタイミングを設定することができる。
ここで、カウンタ取込み制御回路12には、スイッチSW5、ラッチ回路B1、排他的論理和回路N4および論理積回路N5が設けられている。スイッチSW5は、インバータV1の出力端子とラッチ回路B1の入力端子との間に接続されている。排他的論理和回路N4の一方の入力端子はラッチ回路B1の出力端子に接続され、排他的論理和回路N4の他方の入力端子には取込み制御パルス信号PG3が入力される。論理積回路N5の一方の入力端子はインバータV1の出力端子に接続され、論理積回路N5の他方の入力端子は排他的論理和回路N4の出力端子に接続されている。
図10は、図9の固体撮像装置の信号レベルが大きい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図10において、コンパレータPAおよびインバータV1の動作点が設定された後(時刻t3)、取込み信号PG1が立ち上がることでスイッチSW5がオンされる。この時、インバータV1の出力電圧Vcoはハイレベルになっているため、ラッチ回路B1の出力電圧PG2はハイレベルになる。
そして、取込み制御パルス信号PG3がロウレベルに維持されている場合、排他的論理和回路N4の出力電圧VcoGはハイレベルになり、出力電圧Vcoは論理積回路N5を介してアップダウンカウンタUD1に入力される。この状態で第2のランプ波VrampLの下り傾斜が開始されるとともに、基準クロックCCKがアップダウンカウンタUD1に入力されることで、アップダウンカウンタUD1のダウンカウントが行われ、画素PCから出力された信号の基準レベルの第1のサンプリングP1が行われる(時刻t4)。
次に、取込み信号PG1が再度立ち上がることでスイッチSW5がオンされる。この時、インバータV1の出力電圧Vcoはハイレベルになっているため、ラッチ回路B1の出力電圧PG2はハイレベルに維持される。この時、取込み制御パルス信号PG3が立ち上がることで、排他的論理和回路N4の出力電圧VcoGはロウレベルになり、出力電圧VcoがアップダウンカウンタUD1に入力されるのが論理積回路N5にて遮断される。
そして、読み出し信号READnが印加されることで信号レベルの出力電圧Vsig1が垂直信号線Vlinに出力された後(時刻t5)、第2のランプ波VrampLの下り傾斜が開始されるとともに、基準クロックCCKがアップダウンカウンタUD1に入力される。この時、出力電圧VcoがアップダウンカウンタUD1に入力されないので、アップダウンカウンタUD1のダウンカウントが行われることはなく、画素PCから出力された信号の信号レベルの第4のサンプリングP4が行われることはない。
次に、取込み制御信号PG3が立ち下がることで、排他的論理和回路N4の出力電圧VcoGはハイレベルになり、出力電圧Vcoが論理積回路N5を介してアップダウンカウンタUD1に入力される。
この状態で第1のランプ波VrampUの下り傾斜が開始されるとともに、基準クロックCCKがアップダウンカウンタUD1に入力されることで、アップダウンカウンタUD1のアップカウントが行われ、画素PCから出力された信号の信号レベルの第2のサンプリングP2が行われる(時刻t9)。
その後(時刻t10)、第2のランプ波VrampLの下り傾斜が開始されるとともに、基準クロックCCKがアップダウンカウンタUD1に入力されることで、アップダウンカウンタUD1のアップカウントが行われ、画素PCから出力された信号の信号レベルの第3のサンプリングP3が行われる(時刻t11)。
図11は、図9の固体撮像装置の信号レベルが小さい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図11において、画素PCから出力された信号の基準レベルの第1のサンプリングP1が行われた後(時刻t4)、取込み信号PG1が立ち上がることでスイッチSW5がオンされる。この時、インバータV1の出力電圧Vcoはロウレベルになっているため、ラッチ回路B1の出力電圧PG2はロウレベルに遷移される。この時、取込み制御信号PG3が立ち上がることで、排他的論理和回路N4の出力電圧VcoGはハイレベルになり、出力電圧VcoがアップダウンカウンタUD1に入力される。
そして、読み出し信号READnが印加されることで信号レベルの出力電圧Vsig1が垂直信号線Vlinに出力された後(時刻t5)、第2のランプ波VrampLの下り傾斜が開始されるとともに、基準クロックCCKがアップダウンカウンタUD1に入力されることで、アップダウンカウンタUD1のアップカウントが行われ、画素PCから出力された信号の信号レベルの第4のサンプリングP54が行われる。
その後、取込み制御信号PG3が立ち下がることで、排他的論理和回路N4の出力電圧VcoGはロウレベルになり、出力電圧VcoがアップダウンカウンタUD1に入力されるのが論理積回路N5にて遮断される。このため、それ以降に基準クロックCCKがアップダウンカウンタUD1に入力されても、アップダウンカウンタUD1のダウンカウントが行われることはなく、画素PCから出力された信号の信号レベルのサンプリングが行われることはない。
現在問題になっている画素PCnのソースフォロワ回路で発生するRTSノイズは、低周波になるほどノイズ量が増大する。本実施形態により、画素PCから出力された信号の信号レベルが小さい場合には、図3の構成に比べて、基準レベルの第1のサンプリングP1のタイミングと、信号レベルの第4のサンプリングP4のタイミングとの間の時間間隔を短くすることができる。このため、画素PCから出力された信号の信号レベルが小さい場合には、RTSノイズを小さくすることができ、信号レベルが小さい時の画質の低下を抑制することができる。
(第5実施形態)
図12は、本発明の第5実施形態に係る固体撮像装置に適用されるカラムADC回路の概略構成を示すブロック図である。
図12において、この固体撮像装置では、図12の構成に加え、図6の基準ランプ発生回路DA1が設けられている。
図13は、図12の固体撮像装置の信号レベルが大きい時の各部の波形を示すタイミングチャート、図14は、図12の固体撮像装置の信号レベルが小さい時の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図13および図14において、この第5実施形態が第4実施形態と異なる点は、第4実施形態図では、第1のランプ波VrampUおよび第2のランプ波VrampLが別個に与えられるのに対し、第5実施形態では、第1のランプ波VrampUおよび第2のランプ波VrampLがランプ波VrampMから生成されている点である。
ここで、この固体撮像装置のタイミングチャートは、図10および図11のタイミングチャートに図7および図8の切替信号SWrL、SWbの部分を合成したのと同様である。
(第6実施形態)
図15は、本発明の第6実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
図15において、この固体撮像装置では、図1のカラムADC回路3および基準ランプ発生回路6の代わりにカラムADC回路3´および基準ランプ発生回路6´が設けられている。この基準ランプ発生回路6´は、複数の傾斜が繰り返されるように第2のランプ波VrampL´を発生することができる。カラムADC回路は、画素PCから出力された信号の基準レベルおよび信号レベルを第2のランプ波VrampL´と繰り返し比較することにより、基準レベルおよび信号レベルを多重サンプリングすることができる。
図16は、図15の固体撮像装置の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図16において、信号レベルが小さい場合、リセット信号RESETnが画素PCnに印加されることで基準レベルの出力電圧Vsig1が垂直信号線Vlinに出力された後(時刻t3)、第2のランプ波VrampL´の下り傾斜が4回だけ繰り返されることで、基準レベルのサンプリングが4回だけ行われる(時刻t4)。この時、図15のカウンタ回路7では、1回分の基準レベルのサンプリングに対応したダウンカウントが4回だけ繰り返されることで、4回分の基準レベルのダウンカウント値が積算される。
次に、読み出し信号READnが画素PCnに印加されることで信号レベルの出力電圧Vsig1が垂直信号線Vlinに出力された後(時刻t5)、第2のランプ波VrampL´の下り傾斜が4回だけ繰り返されることで、信号レベルのサンプリングが4回だけ行われる(時刻t6)。この時、図15のカウンタ回路7では、1回分の信号レベルのサンプリングに対応したアップカウントが4回だけ繰り返されることで、4回分の信号レベルのアップカウント値が積算される。
一方、信号レベルが大きい場合、リセット信号RESETnが画素PCnに印加されることで基準レベルの出力電圧Vsig1が垂直信号線Vlinに出力された後(時刻t3)、第2のランプ波VrampL´の下り傾斜が4回だけ繰り返されることで、基準レベルのサンプリングが4回だけ行われる(時刻t4)。この時、図15のカウンタ回路7では、1回分の基準レベルのサンプリングに対応したダウンカウントが4回だけ繰り返されることで、4回分の基準レベルのダウンカウント値が積算される。
次に、読み出し信号READnが画素PCnに印加されることで信号レベルの出力電圧Vsig1が垂直信号線Vlinに出力された後(時刻t5)、第2のランプ波VrampL´の下り傾斜が4回だけ繰り返された場合においても、信号レベルのサンプリングが停止される(時刻t6)。この時、図15のカウンタ回路7ではカウント動作が行われない。
次に、第1のランプ波VrampUの下り傾斜が開始されることで、信号レベルの1ステップ目の粗いサンプリングが行われた後(時刻t9)、第2のランプ波VrampL´の下り傾斜が4回だけ繰り返されることで、信号レベルの2ステップ目の細かいサンプリングが4回だけ行われる(時刻t11)。この時、図15のカウンタ回路7では、1回分の信号レベルのサンプリングに対応したアップカウントが4回だけ繰り返されることで、4回分の信号レベルのアップカウント値が積算される。
これにより、多重サンプリングによりランダムノイズを低減することが可能となるとともに、信号レベルが小さい場合には、第1のランプ波VrampUとの比較を行わせることなくサンプリングを行わせることができ、KTCノイズが取り込まれるのを防止することができる。
なお、上述した実施形態では、多重サンプリングの回数を4回に設定する方法について説明したが、多重サンプリングの回数は何回でもよい。
また、例えば、多重サンプリングの回数が4回の場合、第2のランプ波VrampL´の下り傾斜の段差を元の段差の4倍にし、第2のランプ波VrampL´の下り傾斜が開始されるごとにその開始点を元の段差分ずつ順次ずらすようにしてもよい。
ここで、第2のランプ波VrampL´の下り傾斜の段差を元の段差の4倍にすることで、第2のランプ波VrampL´の下り傾斜を大きくすることができ、カラムADC回路3´のAD変換処理を高速化することができる。
また、第2のランプ波VrampL´の下り傾斜の開始点を元の段差分ずつ順次ずらすことにより、カラムADC回路3´のAD変換の分解能が荒くなるように第2のランプ波VrampL´の傾斜が設定されている場合においても、基準レベルおよび信号レベルの検出時の分解能の低下を抑制することができる。
また、信号レベルの2ステップ目の細かいサンプリングが行われる場合、第2のランプ波VrampL´の下り傾斜の振幅は、第1のランプ波VrampUの下り傾斜の1段差分の2倍程度に設定し、第1のランプ波VrampUの下り傾斜の1段差分が第2のランプ波VrampL´の下り傾斜の振幅の中央にくるように電圧Vsetmを調整してもよい。これにより、信号レベルの2ステップ目の細かいサンプリング時に、信号がクリップされるのを防止しつつ、多重サンプリングを実施させることができる。
また、信号レベルが小さい場合、CDSにおける基準レベルの最後のサンプリング時刻から信号レベルの最初のサンプリング時刻までの時間間隔CDSと一致するように、基準レベルおよび信号レベルのサンプリング間隔を調整するようにしてもよい。これにより、基準レベルおよび信号レベルのRTSノイズを多重サンプリングにて低減させることができる。例えば、4回の多重サンプリングではRTSノイズを1/2にすることができる。
(第7実施形態)
図17は、本発明の第7実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
図17において、この固体撮像装置では、図1の構成に加え、最大値抽出部21、ゲイン制御部22、乗算器23、除算器24およびビット合成部25が設けられている。最大値抽出部21は、センサのテスト試験において図4の第3のサンプリングP3時における信号レベルの変化分の最大値を抽出することができる。ゲイン制御部22は、最大値抽出部21にて抽出された最大値と第3のサンプリングP3時における信号レベルの変化分の期待値との比較結果に基づいて、第3のサンプリングP3時における信号レベルのゲインを制御することができる。なお、ゲイン制御部22は、最大値抽出部21にて抽出された最大値が、第3のサンプリングP3時における信号レベルの変化分の最大の期待値に一致するようにゲインを設定することができる。この設定データはセンサチップに設けたEEPROMに記録して使うことができる。
乗算器23は、カラムADC回路3から出力された下位ビットLbにゲイン制御部22で制御されるゲインを乗算することができる。除算器24は、乗算器23の出力を2で除算することができる。ビット合成部25は、カラムADC回路3から出力された上位ビットUbと除算器24から出力された下位ビットUb´を合成し、出力データVout2として出力することができる。ランプ波VrampUの1ステップ幅よりランプ波VrampLの振幅が小さい時は、除算器24を省略することもできる。
図18は、図17の固体撮像装置の入力信号と出力信号との関係を示す図である。なお、Cは理想的な入力信号と出力信号との関係、Aは図3のコンパレータPAの非反転入力端子に入力される信号の振幅が第2のランプ波VrampLの振幅よりも小さい場合の入力信号と出力信号との関係、Bは図3のコンパレータPAの非反転入力端子に入力される信号の振幅が第2のランプ波VrampLの振幅よりも大きい場合の入力信号と出力信号との関係を示す。
図18において、図3のコンパレータPAでは、第1のランプ波VrampUは非反転入力端子に直接印加され、第2のランプ波VrampLは、コンデンサCbを介して非反転入力端子に印加されている。この時、コンパレータPAの非反転入力端子には寄生容量が存在するため、第2のランプ波VrampLの実効的な振幅が小さくなる。例えば、コンデンサCbが100fF、グランド間の寄生容量が10fFであるとすると、第2のランプ波VrampLの振幅がコンパレータPAに入力される時に91%に減少し、固体撮像装置の入力信号と出力信号との関係がAのようになる。この寄生容量は、プロセスばらつきなどで個体毎に変化する。
すなわち、Aの関係では、信号レベルの1ステップ目のAD変換の最小分解能に対して、信号レベルの2ステップ目のAD変換の分解能が荒過ぎるため、Cの関係が満たされることなくカウント動作が途中で終わる。例えば、本来の入力信号が127デジタル値に対して、AD変換後のデジタル出力が85カウントまでしか実行できない。その直後は1ステップ目のAD変換の分解能の次のレベルとして128デジタル値が出力される。
なお、Bの関係では、信号レベルの1ステップ目のAD変換の最小分解能に対して、2ステップ目のAD変換のカウントが早く終わる。例えば、本来の入力信号が85デジタル値に対して、AD変換後のデジタル出力が127カウントになる。このため、入力信号が85から127カウント値までは、127デジタル値が出力される。
このため、図17の固体撮像装置では、第2のランプ波VrampLの振幅の減少分を検出し、この振幅の減少分を補うようにすることで、固体撮像装置の入力信号と出力信号との関係をAからCに補正することができる。
例えば、カラムADC回路3から出力された下位ビットLbの最大のデジタル値85、信号レベルの変化分の最大の期待値が127の時、ゲイン制御部22にてゲインが127/85=1.5に設定される。
そして、乗算器23において、ゲイン制御部22にて設定されたゲインが下位ビットLbに乗算された後、除算器24において2で除算されることで下位ビットLb´が算出され、カラムADC回路3から出力された上位ビットUbと合成されることで、出力データVout2が生成される。なお、例えば、上位ビットUbは5ビット、下位ビットLbは6ビット、下位ビットLb´は5ビットとすることができる。
これにより、コンパレータPAの寄生容量に起因してカラムADC回路3の入力信号と出力信号との関係がAのように表される場合においても、固体撮像装置の入力信号と出力信号との関係をCのように補正することができる。
(第8実施形態)
図19は、本発明の第8実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
図19において、この固体撮像装置では、図1の構成に加え、最大値抽出部21および振幅制御部26が設けられている。また、図1の基準ランプ発生回路6の代わりに基準ランプ発生回路6´´が設けられている。
振幅制御部26は、センサのテスト試験において最大値抽出部21にて抽出された最大値と第3のサンプリングP3時における信号レベルの変化分の期待値との比較結果に基づいて、第2のランプ波VrampLの振幅を制御することができる。なお、振幅制御部26は、最大値抽出部21にて抽出された最大値が、第3のサンプリングP3時における信号レベルの変化分の最大の期待値に一致するようにゲインを設定することができる。この設定データはセンサチップに設けたEEPROMに記録して使うことができる。
基準ランプ発生回路6´´は、振幅制御部26にて設定されたゲインに基づいて第2のランプ波VrampLの振幅を補正することができる。ここで、基準ランプ発生回路6´´には、振幅制御部26にて設定されたゲインを第2のランプ波VrampLに乗算する乗算器27が設けられている。
例えば、カラムADC回路3から出力された下位ビットLbの最大のデジタル値85、信号レベルの変化分の最大の期待値が127の時、振幅制御部26にてゲインが127/85=1.5に設定される。
そして、乗算器27において、振幅制御部26にて設定されたゲインが第2のランプ波VrampLに乗算された後、カラムADC回路3に出力される。
これにより、第2のランプ波VrampLがコンデンサCbを介してコンパレータPAの非反転入力端子に印加され、コンパレータPAの寄生容量に起因して第2のランプ波VrampLの実効的な振幅が小さくなる場合においても、カラムADC回路3の入力信号と出力信号との関係をCのように表すことができる。
図20は、本発明の第9実施形態に係る基準ランプ発生回路の概略構成を示すブロック図である。
図20において、基準ランプ発生回路から出力されるランプ波VrampMの発生方法としては、オペアンプ31を用いた例を示した。
オペアンプ31の反転入力端子には、定電流源回路Iramp1を入力している。オペアンプ31の出力は、スイッチSWramp1を介して反転入力端子に接続している。さらに、オペアンプ31の出力は、コンデンサCramp1を介して反転入力端子に接続している。
スイッチSWramp1は、タイミング制御回路41の出力パルスPrampで第1のランプ波Vramp1の発生を制御している。第1のランプ波Vramp1の傾きは、定電流源回路Iramp1の電流量とコンデンサCramp1の容量で変化させることができる。よって、第1のランプ波Vramp1の振幅は、第1ランプ波制御回路42により、定電流源回路Iramp1の電流量を制御することで変化させることができる。オペアンプ31の非反転入力端子が直流電圧の時、第1のランプ波Vramp1には、図示した傾斜を持った波形を生成することができる。
オペアンプ31の非反転入力端子には、所定の電圧例えば1.5Vを発生させ入力する。この電圧は、定電流源回路Iramp2と抵抗R1で発生したバイアス電圧を印加している。オペアンプ31の出力から出力されるランプ波VrampMは、この入力電圧と同じ電圧1.5Vが出力される。この時、スイッチSWramp1をONにすると、負入力電圧も1.5Vにセットされる。
スイッチSWramp1をOFFにすると、定電流源回路Iramp1で発生させた電流がコンデンサCramp1へ流れ込む。オペアンプ31の非反転と反転の入力端子は、同じ電圧を維持するため、出力電圧が変化する。定電流源回路Iramp1が定電流で電流を流し込むため、出力の傾きが一定の第1のランプ波VRamp1を発生する。
時刻t0、t3、t4では、第2ランプ波制御回路43で抵抗R1の値を大きく変化させる。すると、第2のランプ波Vramp2のバイアス電圧が変化させることで、階段状の第2のランプ波Vramp2を生成することができる。
オペアンプ31の出力では、この第2のランプ波Vramp2と第1のランプ波Vramp1を合成したランプ波VrampMを生成することができる。第1ランプ波制御回路42、第2ランプ波制御回路43は、タイミング制御回路41に同期した制御を実施している。
この基準ランプ発生回路を2個設けて、第1のランプ波Vramp1を直流電圧にすることで、第2のランプ波Vramp2の波形を生成することができる。この波形は、第1のランプ波VrampUとして出力することができる。もう1個の回路は、第2のランプ波Vramp2を直流電圧とすることで、第1のランプ波Vramp1の波形を出力することができる。この波形は、第2のランプ波VrampLとして出力することができる。
(その他の実施形態)
デジタルCDS動作は、2の補数を使った加算回路(BWIカウンタ回路)を使うようにしてもよい。また、アップダウンカウンタでなく、アップカウンタのみを使用し、基準レベルのデータと信号レベルのデータを別々に保持し、それらのデータの差分をとることでデジタルCDS動作を実現することもできる。スイッチは、Nチャンネル電界効果トランジスタ、Pチャンネル電界効果トランジスタもしくはCMOSスイッチを用いることができる。
PC、PCn、PCn´、PCn´´、PCn´´´、 画素、Ta 行選択トランジスタ、Tb 増幅トランジスタ、Tc リセットトランジスタ、Td、Td1〜Td3 読み出しトランジスタ、PD フォトダイオード、FD、FD1〜FD3 フローティングディフュージョン、G 電流源、Vlin 垂直信号線、Hlin 水平制御線、1 画素アレイ部、2 垂直走査回路、3、3´ カラムADC回路、4 水平走査回路、5 タイミング制御回路、6、6´、6´´、DA1 基準ランプ発生回路、7 カウンタ回路、8、LM1 ラインメモリ、PA コンパレータ、C1、C2、Cb コンデンサ、SW1〜SW5、SW11、SW12、SWcp1、SWcp2 スイッチ、UD1 アップダウンカウンタ、UDU 上位カウンタ、UDL 下位カウンタ、V1 インバータ、N1、N3、N5 論理積回路、N2 論理和回路、N4 排他的論理和回路、B1 ラッチ回路、11 ランプ波選択制御回路、12 カウンタ取込み制御回路、21 最大値抽出部、22 ゲイン制御部、23、27 乗算器、24 除算器、25 ビット合成部、26 振幅制御部

Claims (17)

  1. 光電変換された信号を出力する2次元に配置した画素と、
    前記画素から出力した画素信号をAD変換するための複数のランプ波を発生する基準ランプ発生回路と、
    前記画素信号と前記ランプ波とを比較するカラムに配置した複数のコンパレータ回路と、
    前記コンパレータ回路の出力信号の変化をデジタル値に変換するためのカウンタ回路と、
    前記コンパレータ回路に供給される複数のランプ波を選択するためのランプ波選択回路とランプ波選択制御回路を具備し、
    前記ランプ波選択制御回路は、前記画素信号レベルに応じて前記ランプ波選択回路を停止させる第1のパルス入力部をさらに備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 光電変換された信号を出力する2次元に配置した画素と、
    前記画素から出力した画素信号をAD変換するための複数のランプ波を発生する基準ランプ発生回路と、
    前記画素信号と前記ランプ波とを比較するカラムに配置した複数のコンパレータ回路と、
    前記コンパレータ回路の出力信号の変化をデジタル値に変換するためのカウンタ回路と、
    前記コンパレータ回路に供給される複数のランプ波を選択するためのランプ波選択回路とランプ波選択制御回路と、
    前記カウンタ回路への入力信号となる前記コンパレータ回路の出力信号を制限するカウンタ取込み制御回路をさらに備えることを特徴とする固体撮像装置。
  3. 前記ランプ波選択回路は、第1のランプ波がスイッチ回路を介してコンデンサの一端と接続してコンパレータ回路に供給し、第2のランプ波が前記コンデンサの他端から供給され、前記ランプ波選択回路は前記スイッチ回路を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記ランプ波選択制御回路は、前記コンパレータ回路の出力信号を入力し、さらに、前記スイッチ回路を強制的にON/OFFできる制御信号を入力することを特徴とする請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記ランプ波選択制御回路は、前記コンパレータ回路の出力信号を入力し、入力した信号を有効にするか無効にするかを制御するための第2のパルス入力部をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の固体撮像装置。
  6. 前記カウンタ回路は、前記コンパレータ回路の出力信号をカウンタ回路の上位bitもしくは下位bitを選択して入力するための上位下位bit選択回路をさらに備えたことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の固体撮像装置。
  7. 前記カウンタ取込み制御回路は、前記コンパレータ回路の出力信号を入力し、入力したカウンタ取込み制御パルスとの論理回路によって、前記カウンタ回路への前記コンパレータ回路の出力信号を制御するカウンタ取込み制御回路を備えたことを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  8. 前記カウンタ取込み制御回路は、前記コンパレータ回路の出力信号のレベル保持するラッチ回路とラッチ回路の出力信号と入力したカウンタ取込み制御パルスとの論理回路によって、前記カウンタ回路への前記コンパレータ回路の出力信号を制御するカウンタ取込み制御回路を備えたことを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  9. 前記基準ランプ発生回路は、
    第1のランプ波を発生する第1のランプ波発生回路と、
    前記第1のランプ波よりもステップ幅の小さい第2のランプ波を発生する第2のランプ波発生回路とを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固体撮像装置。
  10. 前記基準ランプ発生回路は、
    前記第1のランプ波と前記第2のランプ波とが合成された第3のランプ波を発生するランプ波発生回路と、
    直流電圧を発生する直流電圧発生回路と、
    前記第3のランプ波が前記第1のランプ波として前記コンパレータの他方の入力端子に入力される状態と、前記ランプ波に前記直流電圧が重畳された電圧が前記第2のランプ波として前記コンパレータの他方の入力端子に入力される状態とを切り替えるスイッチとを備えることを特徴とする請求項9に記載の固体撮像装置。
  11. 前記基準ランプ発生回路は、複数の傾斜が繰り返されるように前記第2のランプ波を発生し、
    前記カラムADC回路は、前記第2のランプ波を前記信号レベルと繰り返し比較することにより前記信号レベルを多重サンプリングすることを特徴とする請求項9に記載の固体撮像装置。
  12. 前記カウンタ回路でカウントしたデジタルデータを保存するラインメモリをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の固体撮像装置。
  13. 前記ラインメモリの出力信号は、前記第2のランプ波でAD変換した信号レベルの変化分の最大値を抽出する最大値抽出部と、
    前記最大値抽出部にて抽出された最大値と前記第2のランプ波でAD変換する最大値の期待値との比較結果に基づいて、前記第2のランプ波でAD変換した信号レベルのゲインを制御するゲイン制御部とを備えることを特徴とする請求項12に記載の固体撮像装置。
  14. 前記ラインメモリの出力信号は、前記第2のランプ波でAD変換した信号レベルの変化分の最大値を抽出する最大値抽出部と、
    前記最大値抽出部にて抽出された最大値と前記第2のランプ波でAD変換する最大値の期待値との比較結果に基づいて、前記第2のランプ波の振幅を制御する振幅制御部とを備えることを特徴とする請求項12に記載の固体撮像装置。
  15. 前記基準ランプ発生回路は、前記信号レベルの変化分の最大値が抽出される際に前記第2のランプ波の最大振幅を前記第2のランプ波の1ステップ分の振幅よりも大きくすることを特徴とする請求項13または14に記載の固体撮像装置。
  16. 前記画素から出力された信号の信号レベルに基づいて前記第2のランプ波のみまたは前記第1のランプ波と前記第2のランプ波を切り換えてAD変換し、前記画素の信号成分をCDSにて検出するカラムADC回路とを備えることを特徴とする請求項9に記載の固体撮像装置。
  17. 前記カラムADC回路は、前記画素から出力された信号の信号レベルが所定値を超える場合、前記第1のランプ波と前記第2のランプ波を切り換えてAD変換し、前記画素から出力された信号の信号レベルが前記所定値以下の場合、前記第2のランプ波のみ選択してAD変換することを特徴とする請求項16に記載の固体撮像装置。
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