[go: up one dir, main page]

JP2012014070A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012014070A
JP2012014070A JP2010152235A JP2010152235A JP2012014070A JP 2012014070 A JP2012014070 A JP 2012014070A JP 2010152235 A JP2010152235 A JP 2010152235A JP 2010152235 A JP2010152235 A JP 2010152235A JP 2012014070 A JP2012014070 A JP 2012014070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
image carrier
torque
image forming
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010152235A
Other languages
English (en)
Inventor
Kokichi Haga
浩吉 芳賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010152235A priority Critical patent/JP2012014070A/ja
Publication of JP2012014070A publication Critical patent/JP2012014070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】転写ニップに厚みの厚い記録部材が搬送されても、記録部材の像担持体側表面速度を像担持体の表面速度とほぼ同じ速度にすることができ、かつ、装置を安価にすることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】紙厚検知センサ71で、検知した紙厚tが厚紙(t>t1)とき(S3のYES)は、転写モータ112の駆動電流値がaとなるよう、中転モータ111を制御する(S7)。一方、検知した紙厚tが普通紙(t2<t≦t1)のとき(S3YES,S4NO)の場合は、転写モータ112の駆動電流値がbとなるよう、中転モータ111を制御する(S5)。また、検知した紙厚tが、薄紙(t≦t2)のとき(S3YES,S4YES)は、転写モータ112の駆動電流がcとなるよう、中転モータ111を制御する(S6)。
【選択図】図5

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に関するものである。
従来、感光体や中間転写ベルトなどの像担持体の表面に当接させて転写ニップを形成する転写部材たる転写ローラを備え、転写ニップに搬送されてきた記録部材に像担持体上のトナー像を転写する画像形成装置が知られている。
特許文献1には、転写ローラの表面に当接して転写ローラに付着したトナーなどの汚れを掻き取るクリーニングブレードを設けた画像形成装置が記載されている。この画像形成装置においては、クリーニングブレードの当接により、転写ローラに対して回転を阻害する負荷をかけるので、転写ローラを像担持体との連れ回りによって従動回転させることができない。このため、転写ローラを回転駆動している。
像担持体上のトナー像を良好に記録部材に転写するためには、記録部材の搬送速度が像担持体の表面速度とほぼ同じであることが望ましい。しかし、像担持体の表面速度や転写ローラの表面速度は、転写ローラの外径など、個々の部品ばらつきや環境(温度・湿度)によって変化してしまう。その結果、転写ローラの表面速度と、像担持体の表面速度とが異なってしまう。転写ローラの表面速度が像担持体の表面速度と異なると、転写ニップに搬送されてきた記録部材が転写ローラの表面速度の影響を受けて、記録部材の搬送速度が像担持体の表面速度と異なってしまい、倍率変動などの異常画像が生じてしまう。
特許文献2には、次のようにして、転写ローラの回転速度を制御する画像形成装置が記載されている。記録部材が転写ニップに搬送される前のプレ回転時に、転写ローラを所定の回転速度で回転させ、そのときの転写ローラのトルクを検知し、その検知結果に基づいて、像担持体の表面速度と転写ローラの表面速度とが同じとなるように、転写ローラの回転速度を制御する。像担持体の転写ニップにおける表面速度が転写ローラの転写ニップにおける表面速度よりも速い場合は、転写ローラは像担持体により駆動の補助を受けるため、転写ローラのトルクが減少する。よって、この場合は、転写ローラの回転速度を上げる制御を行うことで、転写ローラの転写ニップにおける表面速度を像担持体の転写ニップにおける表面速度とほぼ同じにすることができる。一方、像担持体の転写ニップにおける表面速度が転写ローラの転写ニップにおける表面速度よりも遅い場合は、像担持体がブレーキのような働きをするため、転写ローラのトルクが増加する。よって、この場合は、転写ローラの回転速度を下げる制御を行うことで、転写ローラの転写ニップにおける表面速度を像担持体の転写ニップにおける表面速度とほぼ同じにすることができる。また、転写ローラのトルクを検知する手段のみを設ければよいので、像担持体の回転速度を検知する手段と、転写ローラの回転を検知する手段とを設けて、像担持体の回転速度と転写ローラの回転速度とがほぼ同じとなるように制御する場合に比べて、装置を安価にすることができる。
しかしながら、特許文献2に記載のように転写ローラの回転速度を制御して、転写ローラと像担持体との表面速度をほぼ同じしても、記録部材の厚みによって、画像の倍率変動が生じるという課題があった。本出願人は、この課題に関して鋭意研究した結果、次のことがわかった。すなわち、厚みが厚い記録部材を転写ニップに搬送すると、転写ローラと像担持体との表面速度をほぼ同じにしても、記録部材の像担持体側の表面速度が、像担持体の表面速度よりも速くなることがわかったのである。厚みが厚い記録部材を転写ニップに搬送したとき、記録部材の像担持体側の表面速度が、像担持体の表面速度よりも速くなる理由としては、次の理由が考えられる。像担持体の表面速度と、転写ローラの表面速度とが異なっていた場合、記録部材は、ほぼ、転写ローラの表面速度と同速度で搬送されることを実験で本出願人は確認している。このことから、転写ニップにおける録部材の搬送速度は、像担持体の表面速度よりも転写ローラの表面速度に大きく依存しており、転写ニップで記録部材は、転写ローラの回転に追随して移動しているものと考えられる。記録部材の厚みが厚いと、転写ローラの回転中心から記録部材の像担持体側表面までの距離が離れる。これにより、転写ニップにおける記録部材の像担持体側の表面速度が、転写ニップにおける転写ローラの表面速度よりも速くなる。その結果、記録部材が転写ニップに挟まれる前の転写ローラの表面速度と像担持体の表面速度を同じとなるよう転写ローラの回転速度を制御した場合、転写ローラの回転駆動力により、厚みの厚い記録部材の像担持体側の表面速度が、像担持体の表面速度よりも速くなるのである。
このように、本出願人は、記録部材の像担持体側の表面速度と像担持体の表面速度とを同じにするには、記録部材の厚みに基づいて、転写ニップにおける像担持体と転写ローラとの表面速度に所定の速度差をつける必要があることを見出したのである。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、次の2つの効果を得ることのできる画像形成装置を提供することである。すなわち、一つ目は、転写ニップに厚みの厚い記録部材が搬送されても、記録部材の像担持体側表面速度を像担持体の表面速度とほぼ同じ速度にすることができることである。2つ目は、像担持体の回転速度を検知する手段と、転写部材の回転速度を検知する手段とを設けて、転写部材の転写ニップにおける表面速度と像担持体の転写ニップにおける表面速度との間の速度差を、所定値に制御するものに比べて、装置を安価にすることができることである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体と、上記像担持体に当接して転写ニップを形成する転写部材と、像担持体を回転駆動させる像担持体駆動手段と、上記転写部材を回転駆動させる転写駆動手段とを備え、上記転写ニップに記録部材を搬送し、上記転写ニップにおいて上記記録部材に像担持体上トナー像を転写する画像形成装置において、上記転写ニップへ搬送される記録部材の厚みを検知する厚み検知手段と、上記記録部材検知手段の検知結果に基づいて、上記転写部材と上記像担持体とが接触状態での転写部材のトルクを設定するトルク設定手段と、上記転写部材のトルクが、上記トルク設定手段で設定したトルクとなるよう、上記転写駆動手段および/または上記像担持体駆動手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記制御手段は、画像形成動作が開始してから、上記記録部材が上記転写ニップに到達するまでの間に、上記トルク設定手段で設定したトルクで転写部材が回転するよう上記転写駆動手段および/または上記像担持体駆動手段を制御することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、上記転写部材と上記像担持体とが接触状態で、上記転写部材を規定の回転数で回転させたときの上記転写部材のトルクを検知するトルク検知手段備え、上記制御手段は、上記トルク検知手段の検知結果に基づいて、上記トルク設定手段で設定したトルクとなるよう、上記像担持体駆動手段を制御することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記トルク検知手段は、上記転写駆動手段への駆動電流値に基づき、上記転写部材のトルクを検知することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3または4の画像形成装置において、上記トルク設定手段は、上記記録部材の厚みが厚くなるほど、上記転写部材のトルクを低く設定するよう構成したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項3乃至5いずれかの画像形成装置において、潜像担持体と、上記潜像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、上記潜像担持体上のトナー像を上記像担持体に転写する転写手段と、上記潜像担持体を回転駆動させる潜像担持体駆動手段とを備え、上記制御手段は、上記像担持体駆動手段と上記潜像担持体駆動手段とを制御することを特徴とするものである。
上述したように、転写部材の転写ニップにおける表面速度が、像担持体の転写ニップにおける表面速度よりも遅くなればなるほど、像担持体が転写部材の回転を補助する力が大きくなるので、転写部材のトルクが減少する。一方、転写部材の転写ニップにおける表面速度が、像担持体の転写部材における表面速度よりも速くなればなるほど、像担持体が転写部材の回転のブレーキとなり、転写部材のトルクが増加する。従って、転写部材のトルクから、転写ニップにおける像担持体の表面速度と転写部材の表面速度との差がわかる。よって、転写部材のトルクを所定の値となるよう、転写部材および/または像担持体の回転速度を制御することにより、転写ニップにおける像担持体の表面速度と転写部材の表面速度との差を所定の値にすることができる。そこで、本発明は、記録部材の厚みに基づき、転写部材のトルク値を設定し、転写部材のトルクがそのトルク値となるように、転写部材および/または像担持体の回転を制御する。これにより、転写部材と像担持体との表面速度差を、記録部材が転写ニップに搬送されたとき、記録部材の像担持体側の表面速度が像担持体の表面速度とほぼ同じとなるような、速度差にすることができる。これにより、転写ニップに厚みの厚い記録部材が搬送されても、記録部材の像担持体側の表面速度を像担持体の表面速度とほぼ同じ速度にすることができ、良好な画像を得ることができる。
また、本発明によれば、転写部材のトルクが設定されたトルクとなるように、転写部材および/または像担持体の回転速度を制御することで、転写部材と像担持体との転写ニップにおける速度差を所定値にしている。よって、転写部材の回転を制御して、転写部材のトルクを設定されたトルクにする場合は、転写部材のトルクが設定されたトルクのときに転写駆動手段に入力される駆動電流値を予め記憶手段に記憶しておき、記憶手段に記憶された駆動電流値を転写駆動手段に入力すれば、転写ニップにおける転写部材と像担持体との表面速度の差を所定値にすることができる。また、像担持体の回転を制御する場合は、転写部材のトルクを検知するトルク検知手段を設けて、転写部材のトルクが設定されたトルクとなるように像担持体の回転を制御すれば、転写ニップにおける転写部材と像担持体との表面速度の差を所定値にすることができる。すなわち、転写部材の回転を制御する場合は、記憶手段を設けておけばよく、像担持体の回転を制御する場合は、転写部材のトルクを検知するトルク検知手段を設けておけばよい。よって、転写部材の回転速度を検知する手段と、像担持体の回転速度を検知する手段とを設けて、転写部材の回転速度と像担持体の回転速度との差が、所定値となるように制御することで、転写部材と像担持体との転写ニップにおける表面速度の速度差を、所定値にするものに比べて、装置を安価にすることができる。
本発明によれば、転写ニップに厚みの厚い記録部材が搬送されても、記録部材の搬送速度を像担持体の表面速度とほぼ同じ速度にすることができ、良好な画像を得ることができる。また、像担持体の回転速度を検知する手段と、転写部材の回転を検知する手段とを設けて、転写部材の転写ニップにおける表面速度と像担持体の転写ニップにおける表面速度との間の速度差を、所定値に制御するものに比べて、装置を安価にすることができる。
実施形態に係る画像形成装置の概略構成図。 同画像形成装置の二次転写ニップとその周囲構成とを示す拡大模式図。 二次転写ローラと中間転写ベルトとの表面速度差と転写モータへの駆動電流との関係を示す図。 同画像形成装置と制御手段とを示す図。 画像形成動作の制御フロー。 変形例1の制御フロー。 二次転写ローラの基本回転数を減らしたときにおける中間転写ベルトの表面速度と二次転写ローラの表面速度との速度差と、そのときの駆動電流値との関係を示す図。 変形例2の制御フロー。
図1は本発明を適用する画像形成装置の一例を示す概略構成図である。同図において符号100は画像形成装置としてのタンデム型中間転写式の画像形成装置本体、符号200は画像形成装置本体100が上面に載置されるとともに内部にシート状の記録部材たる転写紙Sが収納された給紙テーブルをそれぞれ示している。
また、画像形成装置本体100の内部には複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kが並設されたタンデム型中間転写式の画像形成部(以下、タンデム型画像形成部と言う)20が設けられている。なお、上記の符号に付けた添え字Y、M、C、Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色をそれぞれ示している。
画像形成装置本体100には、中央付近に、無端ベルト状の像担持体である中間転写ベルト10が設けられている。この中間転写ベルト10は、複数の支持ローラ13,14,15,16等に掛け回して図中時計回りに回転搬送可能とする。
この図示例では、二次転写対向ローラ16の左に、中間転写ベルト用クリーニング装置17を設けている。中間転写ベルト用クリーニング装置17は画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する。
支持ローラ14と支持ローラ15間に張り渡した中間転写ベルト10上には、その搬送方向に沿って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kを横に並べて配置してタンデム型画像形成部20を構成する。このタンデム型画像形成部20の各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色のトナー画像を担持する潜像担持体としての感光体40Y,40M,40C,40Kを有している。
そして、このタンデム型画像形成部20の上には、図1に示すように2つの露光装置21が設けられている。各露光装置21はそれぞれ2つの画像形成ユニット(画像形成ユニット1Yと画像形成ユニット1M、画像形成ユニット1Cと画像形成ユニット1K)に対応している。露光装置21としては、例えば2つの光源装置(半導体レーザ、半導体レーザアレイ、あるいはマルチビーム光源等)とカップリング光学系、共通の光偏向器(ポリゴンミラー等)、2系統の走査結像光学系等で構成される光走査方式の露光装置を用いることができる。そして、各露光装置21により、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色の画像情報に応じて感光体40Y,40M,40C,40Kに露光を行い、静電潜像を形成する。
また、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの感光体40Y,40M,40C,40Kの周囲には、上記の露光に先立って感光体40Y,40M,40C,40Kを均一に帯電する帯電装置3Y,3M,3C,3K、露光装置21によって形成された静電潜像を各色のトナーで現像する現像装置18Y,18M,18C,18K、感光体40上の転写残トナーを除去する感光体用クリーニング装置7Y,7M,7C,7Kが設けられている。さらに、感光体40Y,40M,40C,40Kから中間転写ベルト10にトナー画像を転写する一次転写位置には、中間転写ベルト10を間に挟んで感光体40Y,40M,40C,40Kに対向するように一次転写装置60の構成要素としての一次転写ローラ62Y,62M,62C,62Kが設けられている。
中間転写ベルト10を支持する複数の支持ローラのうち、支持ローラ14は中間転写ベルト10を回転駆動する駆動ローラであり、図示しない駆動伝達機構(ギヤ、プーリ、ベルト等)を介して像担持体駆動手段である中転モータと接続されている。また、黒の単色画像を中間転写ベルト10上に形成する場合には、図示しない移動機構により、支持ローラ14以外の支持ローラ13,15や転写手段たる一次転写ローラ62Y,62M,62Cなどを下方に移動させて、イエロー、マゼンタ、シアンの感光体40Y,40M,40Cから中間転写ベルト10を離間させることが可能である。
中間転写ベルト10を挟んでタンデム型画像形成部20と反対の側には、二次転写ユニット22が設けられている。この二次転写ユニット22は、中間転写ベルト10の支持ローラである二次転写対向ローラ16に中間転写ベルト10のおもて面側から二次転写ローラ29を押し当て、中間転写ベルト10を挟んで二次転写ローラ29と二次転写対向ローラ16との間に転写バイアスを印加し転写電界を形成させることで、中間転写ベルト10上の画像を転写媒体としてのシート状の転写紙Sに転写する。
また、二次転写ユニット22の図中左横であり二次転写ユニット22よりも転写紙搬送方向下流側には、転写紙S上の画像を圧力や熱によって転写紙Sに定着させる定着装置25が設けられている。定着装置25は、2つの支持ローラに掛け回された無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成されている。また、定着ベルト26を支持する2つの支持ローラの少なくとも一方には、図示しない加熱手段(ヒータ、ランプ、あるいは、電磁誘導式の加熱装置等)が設けられている。
二次転写ユニット22で画像が転写された転写紙Sは、2つのローラ23に支持された搬送ベルト24により定着装置25へと搬送される。もちろん、搬送ベルト24の部分は、固定されたガイド部材でも良く、また、搬送ローラや搬送コロ等でも良い。
二次転写ユニット22や定着装置25の下方には、タンデム型画像形成部20と平行に、転写紙Sの両面に画像を記録すべく転写紙Sを反転して搬送するシート反転装置28を備えている。
画像形成装置本体100に画像データが送られ、作像開始の信号を受けると、タンデム型画像形成部20では、不図示の駆動モータで支持ローラ14を回転駆動して他の複数の支持ローラを従動回転し、中間転写ベルト10を図中の矢印方向(時計回り方向)に回転させる。同時に、画像形成ユニット1Y、M、C、Kでは、感光体40Y,40M,40C,40Kが不図示の駆動モータで反時計回りに回転し、帯電装置3Y,3M,3C,3Kによる帯電、露光装置21による露光(潜像形成)、現像装置18Y,18M,18C,18Kの各色のトナーによる現像のプロセスを経て、感光体40Y,40M,40C,40K上にそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の単色画像を形成する。そして、中間転写ベルト10の搬送とともに、それらの単色画像を一次転写ローラ62Y,62M,62C,62Kで順次、中間転写ベルト10に転写して、中間転写ベルト10上に合成カラー画像を形成する。
一方、このような画像形成動作に合わせて給紙テーブル200内の給紙ローラ42の1つを選択回転し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つからシート状の転写紙Sを繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送して画像形成装置本体100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて止める。
また、手差し給紙の場合は、給紙ローラ50を回転させて手差しトレイ51上のシート状の転写紙(図示せず)を1枚ずつ分離しながら繰り出して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
そして、中間転写ベルト10上の画像が二次転写ユニット22の位置に到達するタイミングに合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルト10と二次転写ユニット22との間に転写紙Sを送り込み、二次転写ユニット22により中間転写ベルト10から転写紙Sに画像を転写して転写紙S上にカラー画像を記録する。
画像が転写された後の転写紙Sは、搬送ベルト24で搬送されて定着装置25へと送り込まれ、定着装置25により熱と圧力とを加えて画像を転写紙Sに定着される。定着装置25により画像が定着された後の転写紙Sは、不図示の切換爪で搬送経路を切り換えて排出ローラ56で装置外に排出され排紙トレイ57上にスタックされるか、不図示の切換爪で搬送経路を切り換えてシート反転装置28に送り込まれる。シート反転装置28に送り込まれた転写紙Sは、表裏を反転されて再び画像形成装置本体100内の給紙路48に送り込まれレジストローラ49を介して、中間転写ベルト10上の画像が二次転写ユニット22により転写紙S上に転写される二次転写位置へと導かれ、転写紙Sの裏面にも画像を記録した後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。
一方、画像転写後の感光体40Y,40M,40C,40Kは、感光体40Y,40M,40C,40K上に残留する残留トナーを感光体用クリーニング装置7Y,7M,7C,7Kによって除去される。また、画像転写後の中間転写ベルト10は、中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを中間転写ベルト用クリーニング装置17によって除去される。そして、これらクリーニング工程後、画像形成装置はタンデム型画像形成部20による再度の画像形成に備える。
本実施形態においては、帯電装置3、露光装置21、現像装置18が、潜像担持体たる感光体40にトナー像を形成するトナー像形成手段として機能している。
図2は、二次転写ニップとその周囲構成とを示す拡大模式図である。同図において、中間転写ベルト10のループ内側で自らの周面にベルトを部分的に掛け回している二次転写対向ローラ16は、変形自在な中間転写ベルト10を自らの周面でバックアップして一定の曲率に沿った形状に維持する役割を担っている。中間転写ベルト10における二次転写対向ローラ16に対する掛け回し箇所には、二次転写ローラ29がベルトおもて面側から当接して二次転写ニップを形成している。
二次転写ローラ29は、図示しない軸受けを介して、二次転写ユニット22に回転自在に保持されている。二次転写ユニット22の回動軸104とは反対側の端部は、付勢手段としての付勢コイルバネ105によって、中間転写ベルト10側に付勢されている。これにより、二次転写ユニット22に回動軸104を中心にして図中反時計回り方向に回転する力が付与され、二次転写ローラ29が中間転写ベルト10に押圧されている。
また、本画像形成装置には、二次転写ローラ29を中間転写ベルト10から離間させるための不図示の離間手段が設けられている。印刷動作が終了すると、不図示の離間手段により、回動軸102を中心にして二次転写ユニット22を図中時計回りに回動させ、二次転写ローラ29を中間転写ベルト10から離間させる。
二次転写ローラ29は、転写駆動手段たる転写モータ112の回転駆動力が図示しないギヤ等の駆動伝達手段を介して伝達されることで、図中反時計回り方向に回転駆動される。また、二次転写ユニット22は、クリーニングブレード39、クリーニングブラシローラ101も保持している。
トナー像を担持する中間転写ベルト10のおもて面に接触している二次転写ローラ29の表面には、ベルト上のトナーが付着する。この付着トナーをそのままにしておくと、二次転写ニップで記録シートの裏面に転移していわゆる裏汚れを発生させてしまう。そこで、本画像形成装置では、クリーニングブレード39とクリーニングブラシローラ101とを二次転写ローラ29の表面に当接させることで、二次転写ローラ29の表面からトナーを機械的に除去している。このような構成では、クリーニングブレード39やクリーニングブラシローラ101の当接により、二次転写ローラ29に対して回転を阻害する負荷をかけるので、二次転写ローラ29を中間転写ベルト10との連れ回りによって従動回転させることができない。このため、二次転写ローラ29を上述した転写モータ112によって回転駆動しているのである。
クリーニングブレード39やクリーニングブラシローラ101によって除去されたトナーは、搬送スクリュ103により、不図示の廃タンクへ搬送される。
二次転写ローラ29は、芯金と、これの周面に固定された高剛性のゴムなどの弾性部材からなる弾性層とで構成されている。
次に、本画像形成装置の特徴点について説明する。
二次転写ニップで中間転写ベルト10と二次転写ローラ29とに挟まれた転写紙Sは、中間転写ベルト10と二次転写ローラ29とから駆動力を受けて搬送されるが、二次転写ニップにおける転写紙Sの搬送速度は、二次転写ローラ29の表面速度に大きく依存する。このことから、二次転写ローラ29と中間転写ベルト10との間に速度差が生じたとき、転写紙Sが二次転写ローラ29の回転駆動力により移動し、中間転写ベルト10との間でスリップが生じてしまう。
二次転写ニップにおいて、転写紙Sは、ほぼ、2次転写ローラ29の回転により搬送されているため、転写紙Sの中間転写ベルト側の表面速度は、紙厚の分、二次転写ローラ29の表面速度よりも速くなる。そのため、二次転写ニップにおける中間転写ベルト10の表面速度と、二次転写ローラ29の表面速度とが同じ場合、転写紙Sの中間転写ベルト側の表面速度が、中間転写ベルト10の表面速度よりも速くなってしまう。その結果、転写紙Sに転写された画像が、本来の画像よりも副走査方向に伸びて転写されてしまい、画像の倍率が変動して、異常画像となってしまう。
そこで、本実施形態の画像形成装置においては、転写紙Sの紙厚に応じて、二次転写ニップにおける二次転写ローラ29の表面速度と、中間転写ベルト10の表面速度との速度差を異ならせるようにした。
図3は、二次転写ローラ29と中間転写ベルト10との表面速度差と転写モータ112への駆動電流との関係を示す図である。図3は、二次転写ローラ29を基本回転数(N)で回転するよう制御し、中間転写ベルト10の回転速度を変化させたときのグラフである。
図3に示すように、二次転写ローラ29の表面速度が中間転写ベルト10の表面速度より遅くなるほど、転写モータ112への駆動電流が小さいことがわかる。これは、二次転写ローラ29の二次転写ニップにおける表面速度が、中間転写ベルト10の二次転写ニップにおける表面速度よりも遅くなればなるほど、中間転写ベルト10が二次転写ローラ29の回転を補助する力が大きくなる。よって、二次転写ローラ29のトルクが減少し、転写モータ112への駆動電流が小さくなるのである。一方、二次転写ローラ29の表面速度が中間転写ベルト10の表面速度より速くなるほど、転写モータ112への駆動電流が大きいことがわかる。これは、二次転写ローラ29の二次転写ニップにおける表面速度が、中間転写ベルト10の二次転写ニップにおける表面速度よりも速くなればなるほど、中間転写ベルト10が二次転写ローラ29の回転のブレーキとなり、二次転写ローラ29のトルクが増加する。その結果、転写モータ112への駆動電流が大きくなるのである。
例えば、二次転写ローラ29を基本回転数(N)で回転させたときの二次転写ローラ29への駆動電流値がbのとき、中間転写ベルト10の表面速度が、二次転写ローラ29の表面速度よりも速くなっている。この場合、二次転写ローラ29への駆動電流値が、dとなるように中間転写ベルト10の回転速度を制御することで、中間転写ベルト10の表面速度と二次転写ローラ29の表面速度をほぼ同じ速度にすることができる。
図3に示すように、転写紙Sが厚紙(紙厚t:t>t1)のときは、中間転写ベルトと二次転写ローラ29との二次転写ニップにおける表面速度差の値がAのとき、倍率誤差のない良好な画像を得ることができる。また、転写紙Sが、普通紙(紙厚t:t2<t≦t1)のときは、中間転写ベルト10と二次転写ローラ29との二次転写ニップにおける表面速度差の値がBのとき、倍率誤差のない良好な画像を得ることができる。また、転写紙Sが、薄紙(紙厚t:t≦t2)のときは、中間転写ベルト10と二次転写ローラ29との二次転写ニップにおける表面速度差の値がCのとき、倍率誤差のない良好な画像を得ることができる。
このことから、二次転写ローラ29を基本回転数(N)で回転させ、そのときの駆動電流値から、転写ニップにおける中間転写ベルト10との速度差により加わる二次転写ローラ29のトルクがわかる。よって、紙厚を検知して、二次転写ローラ29の駆動電流値が所定値となるように、中間転写ベルト10または二次転写ローラ29の回転を制御すれば、中間転写ベルト10と二次転写ローラ29との二次転写ニップにおける速度差を、転写紙Sの紙厚に対応した最適な速度差に設定することができる。
図4は、画像形成装置と制御手段114とを示す図である。
図4に示すように、レジストローラ49よりも転写紙移動方向上流側に厚み検知手段たる紙厚検知センサ71が設けられている。紙厚検知センサ71としては、変位センサを用いることができる。転写紙Sの厚みによって、転写紙Sの高さが変位するので、変位センサの出力値が変化する。よって、変位センサの出力値に基づいて、転写紙Sの厚みを検知することができる。変位センサとしては、光学式などの非接触の変位センサを用いてもよいし、接触式の変位センサを用いてもよい。
また、不図示の操作パネルなどの入力手段で、ユーザーにより搬送する紙の厚み情報を入力させることで、搬送される転写紙の紙厚を検知するようにしてもよい。例えば、給紙カセット44に転写紙Sがセットされたことを検知したら、給紙カセット44にセットした用紙の厚み情報を入力する旨をユーザーに報知する。また、操作パネルに給紙カセット44にセットされた転写紙Sの厚みを入力するための表示を行う。ユーザーが操作パネルの表示内容に基づいて、転写紙Sの厚み情報を入力したら、不図示の不揮発性メモリに給紙カセット44と厚み情報とを関連づけて記憶する。
制御手段114は、中間転写ベルト10を回転駆動させる像担持体駆動手段としての中転モータ111、各感光体40Y,40M,40C,40Kを回転駆動させる潜像担持体駆動手段としての感光体モータ110Y,110M,110C,110K、転写モータ112が接続されており、中転モータ111、各感光体モータ110Y,110M,110C,110K、転写モータ112を制御する。また、制御手段114には、紙厚検知センサ71が接続されており、制御手段114に紙厚検知センサ71の検知結果が入力される。また、制御手段114は、転写モータ112の駆動電流値を検知して、二次転写ローラ29へのトルクを検知している。すなわち、制御手段が、トルク検知手段としての機能を有している。
図5は、画像形成動作の制御フローである。
まず、制御手段114は、画像形成が指示されたら、中間転写ベルト10から離間していた二次転写ローラ29を中間転写ベルト10に当接させ、二次転写ローラ29を基本回転数(N)で回転させる(S1)。一例としては、エンコーダなどの二次転写ローラ29の回転数を検知する回転数検知手段を設け、回転数検知手段の検知結果に基づいて、転写モータ112に入力する駆動電流を変更することで、二次転写ローラ29を基本回転数(N)で回転させる。
制御手段114は、記憶手段として不揮発性のメモリを備えており、この不揮発性メモリには、表1に示すように、紙厚tと、転写モータ112の駆動電流値とが関連付けられて記憶されている。表1に示すt1>t2であり、a<b<cである。表1に示す駆動電流値は、先の図3から、求められるものである。
Figure 2012014070
次に、紙厚検知センサ71で、二次転写ニップに搬送される転写紙Sの紙厚を検知する(S2)。検知した紙厚tがt1を超えた(t>t1)とき(S3のYES)は、厚紙と判断し、転写モータ112の駆動電流値をaに設定する。そして、制御手段114は、転写モータ112に入力される駆動電流値を検知し、転写モータ112の駆動電流がaとなるよう、中転モータ111を制御して、中間転写ベルトの回転速度を制御する(S7)。これにより、厚紙が二次転写ニップを通過するときの二次転写ニップにおける二次転写ローラ29の表面速度と、中間転写ベルト10の表面速度との速度差が、先の図3に示すようにAとなる。
一方、検知した紙厚tがt2<t≦t1のとき(S3YES,S4NO)の場合は、普通紙と判断し、転写モータ112の駆動電流値をbに設定し、転写モータ112の駆動電流がbとなるよう、中転モータ111を制御して、中間転写ベルト10の回転速度を制御する(S5)。これにより、普通紙が二次転写ニップを通過するときの二次転写ニップにおける二次転写ローラ29の表面速度と、中間転写ベルト10の表面速度との速度差が、先の図3に示すようにBとなる。
また、検知した紙厚tが、t≦t2のとき(S3YES,S4YES)は、薄紙と判断し、転写モータ112の駆動電流値をcに設定し、転写モータ112の駆動電流がcとなるよう、中転モータ111を制御して、中間転写ベルト10の回転速度を制御する(S6)。これにより、薄紙が二次転写ニップを通過するときの二次転写ニップにおける二次転写ローラ29の表面速度と、中間転写ベルト10の表面速度との速度差が、先の図3に示すようにCとなる。
次に、一次転写ニップで中間転写ベルト10と各感光体40Y,40M,40C,40Kとの表面速度が変動しないよう、中間転写ベルト10の回転速度の増減分、各感光体モータ110Y,110M,110C,110Kの回転速度を増減するよう制御する(S8)。そして、二次転写ローラ29の駆動電流が、設定した駆動電流値となったら、各色の感光体にトナー像を形成し、所定のタイミングで転写紙を二次転写ニップへ搬送する(S9)。
本実施形態においては、厚紙が二次転写ニップに搬送されたときでも、中間転写ベルト10の表面速度と転写紙Sの中間転写ベルト側の表面速度とをほぼ同じにすることができ、倍率誤差のない良好な画像を得ることができる。また、本実施形態においては、中間転写ベルト10と二次転写ローラ29とが接触した状態で、二次転写ローラ29を所定の速度で回転させたときの二次転写ローラ29のトルク(駆動電流値)に基づいて、二次転写ニップにおける表面速度の差を検知している。このように駆動電流値を検知すればよいので、中間転写ベルト10の回転速度を検知する手段と二次転写ローラ29の回転速度を検知する手段とを設け、これら回転速度から表面速度差を求めるものに比べて、装置を安価にすることができる。
また、例えば、二次転写ローラ29が、環境変化により膨張して、二次転写ローラ29の径が大きくなった場合、二次転写ローラ29を所定の回転数で回転させたとき、二次転写ローラ膨張前と後で表面速度が変化する。このように、環境(温度・湿度)や経時使用などによって、二次転写ローラ29の外径や中間転写ベルト10の厚みなどが変化するため、回転速度と表面速度との関係は、環境(温度・湿度)や経時使用などによって変化する。このため、中間転写ベルト10と二次転写ローラ29との回転速度を検知して制御する場合、上述のような二次転写ローラの外径の変化や中間転写ベルト10の厚みの変化を検知する手段を設けて、その検知結果に基づいて、回転速度を制御しなければ、精度の高い制御を行うことができない。一方、本実施形態では、二次転写ニップにおける中間転写ベルト10と二次転写ローラ29との表面速度差によって生じる二次転写ローラ29のトルク(駆動電流値)に基づいて、制御するので、精度の高い制御を行うことができる。これは、二次転写ローラ29のトルク(駆動電流値)は、二次転写ローラ29と中間転写ベルト10との表面速度差が所定値となっていれば、二次転写ローラ29のトルク(駆動電流値)が、所定値となるからである。よって、環境(温度・湿度)や経時使用などによって二次転写ローラの外径や中間転写ベルトの厚みが変化しても、二次転写ローラ29のトルク(駆動電流値)が、所定値となるよう、中間転写ベルト10の回転速度を制御することで、所定の速度差にすることができる。よって、中間転写ベルトの回転速度と二次転写ローラの回転速度とを検知して、回転速度差を所定値にすることで、中間転写ベルトと2次転写ローラとの表面速度差を所定値に制御するものに比べて、精度の高い制御を行うことができる。よって、転写紙Sの厚みに応じて、最適な速度差にすることができ、転写紙Sの中間転写ベルト側の表面速度と、中間転写ベルト10の表面速度とをほぼ同じ速度にすることができる。
また、本実施形態においては、二次転写ローラ29と中間転写ベルト10との二次転写ニップにおける表面速度の差が所定値となるように制御されてから、転写紙Sが二次転写ニップに搬送されるので、1枚目から良好な画像を得ることができる。
また、上述では、各感光体・中間転写ベルトの回転速度を制御して、二次転写ローラ29への駆動電流が、設定した駆動電流となったら、各色の感光体40Y,40M,40C,40Kにトナー像を形成しているが、複数枚の連続印刷を行う場合、例えば、各感光体40Y,40M,40C,40Kの回転速度の変更は、1枚目のトナー像を中間転写ベルト10に転写してから、次の画像形成前に行ってもよい。また、中間転写ベルト10の回転速度は、一枚目のトナー像が中間転写ベルト10に転写されてから、二次転写ニップにトナー像が搬送されるまでの間に調整するようにしてもよい。このように制御することによって、生産性を落とさず、良好な画像を得ることができる。
次に、変形例について、説明する。
[変形例1]
図6は、変形例1の制御フロー図である。
この変形例1の画像形成装置においては、転写紙Sが厚紙(t>t1)のとき、転写紙Sの搬送速度を落とすよう制御するものである。
図6に示すように、紙厚検知センサの検知の結果、紙厚tがt1を超えるとき(S13のNO)は、用紙搬送速度を通常の用紙搬送速度に対して70%に減速する(S17)。具体的には、各感光体・中間転写ベルト・二次転写ローラ・定着ローラなどの回転速度を通常時に比べて70%に減速する。これにより、二次転写ローラ29の基本回転数(N)も、70%の回転数(N’)となり、この回転数にするために、転写モータ112に入力される駆動電流値が30%減る。そのため、中間転写ベルト10の表面速度と二次転写ローラ29の表面速度との速度差と、そのときの駆動電流値との関係が、図7に示すような点線の関係となる。よって、転写紙の厚みがt1を超えるときは、設定する駆動電流値を図7に示す点線から求められるa’にするのである。これにより、用紙搬送速度を70%にしたときでも、二次転写ニップにおける二次転写ローラ29と中間転写ベルト10との表面速度差をAにすることができる。これにより、厚紙が二次転写ニップに搬送されたときでも、中間転写ベルト10の表面速度と転写紙Sの中間転写ベルト側の表面速度とをほぼ同じにすることができ、倍率誤差のない良好な画像を得ることができる。
[変形例2]
次に、変形例2について、説明する。
この変形例2は、二次転写ローラ29の回転を制御して、二次転写ニップにおける中間転写ベルト10と二次転写ローラ29との速度差を所定値にするものである。
図8は、変形例2の制御フロー図である。
まず、制御手段114は、画像形成が指示されたら、中間転写ベルト10から離間していた二次転写ローラ29を中間転写ベルト10に当接させ、二次転写ローラ29を回転させる(S21)。このとき、二次転写ローラ29を、実施例1のように基本回転数(N)で回転させておく必要はなく、ただ単にウォームアップによる回転である。
制御手段114の不揮発性メモリには、表2に示すように、紙厚tと、転写モータ112に入力する駆動電流値とが関連付けられて記憶されている。
Figure 2012014070
上記a1,b1,c1は、図3に示す各紙厚に対応する駆動電流値(二次転写ローラ29のトルクに対応する駆動電流値a,b,c)に、基本回転数(N)に対して二次転写ローラ29の回転数を増減させたことによる駆動電流値の増減分を加えた値である。上記a1,b1,c1は、中間転写ベルト10を所定の回転数で回転させ、二次転写ローラ29の速度を変化させることで、二次転写ローラ29の表面速度と中間転写ベルト10の表面速度との速度差を変化させ、そのときの転写モータ112の駆動電流値を調べることで、求めることができる。
次に、紙厚検知センサ71で、二次転写ニップに搬送される転写紙Sの紙厚を検知する(S22)。検知した紙厚tがt1を超えたt>t1のとき(S23のYES)は、厚紙と判断し、転写モータの駆動電流値をa1に設定し、転写モータ112に駆動電流値a1を入力する(S27)。これにより、厚紙が二次転写ニップを通過するときの二次転写ニップにおける二次転写ローラ29の表面速度と、中間転写ベルト10の表面速度との速度差が、Aとなる。
一方、検知した紙厚tがt2<t≦t1のとき(S23YES,S24NO)は、普通紙と判断し、転写モータ112の駆動電流値をb1に設定し、転写モータ112に駆動電流b1を入力する(S25)。これにより、普通紙が二次転写ニップを通過するときの二次転写ニップにおける二次転写ローラ29の表面速度と、中間転写ベルト10の表面速度との速度差が、Bとなる。
また、検知した紙厚tが、t≦t2のとき(S23YES,S24YES)は、薄紙と判断し、転写モータ112の駆動電流値をc1に設定し、転写モータ112に駆動電流c1を入力する(S26)。これにより、薄紙が二次転写ニップを通過するときの二次転写ニップにおける二次転写ローラ29の表面速度と、中間転写ベルト10の表面速度との速度差が、Cとなる。
そして、二次転写ニップにおける中間転写ベルト10と二次転写ローラ29との表面速度の差が、所定値となったら、転写紙Sを二次転写ニップへ搬送する。
この変形例2においても、厚紙が二次転写ニップに搬送されたときでも、中間転写ベルト10の表面速度と転写紙Sの中間転写ベルト側の表面速度とをほぼ同じにすることができ、倍率誤差のない良好な画像を得ることができる。また、この変形例2においては、二次転写ローラ29を基本回転数(N)で回転させる必要がないので、エンコーダーなどの二次転写ローラ29の回転数を検知する手段が不要となり、装置を安価にすることができる。さらに、変形例2では、二次転写ニップの中間転写ベルト10上のトナーが搬送される前に、二次転写ローラ29の回転制御が完了(二次転写ニップにおける二次転写ローラ29と中間転写ベルト10との表面速度差が、紙厚に対応する速度差になる)すればよい。よって、二次転写ローラ29の回転制御が完了する前に、各感光体40Y,40M,40C,40Kへの画像形成動作を開始しても、画像に影響が生じることがない。よって、ファーストプリントを速くすることができる。
上述では、転写紙Sの紙厚を、厚紙、普通紙、薄紙の3つに区切っているが、これを細かく設定することで多様な転写紙に対して最適な搬送が可能となる。また、 中間転写ベルト10は、複数のローラに支持されたベルト形状のものに限られず、ドラム形状としてもよい。さらに、転写部材は、ローラ形状のものに限られず、複数のローラに支持されたベルト形状としてもよい。
以上、本実施形態の画像形成装置によれば、像担持体たる中間転写ベルト10と中間転写ベルト10に当接して転写ニップを形成する転写部材たる二次転写ローラ29と、中間転写ベルト10を回転駆動させる像担持体駆動手段たる中転モータ111と、二次転写ローラ29を回転駆動させる転写駆動手段たる転写モータ112とを備え、転写ニップに記録部材たる転写紙Sを搬送し、転写ニップにおいて転写紙Sに中間転写ベルト10上トナー像を転写する。そして、転写ニップへ搬送される記録部材たる転写紙Sの厚みを検知する厚み検知手段たる紙厚検知センサ71と、紙厚検知センサ71の検知結果に基づいて、二次転写ローラ29と中間転写ベルト10とが接触状態での二次転写ローラ29のトルクを設定するトルク設定手段(制御手段114)と、二次転写ローラ29のトルクが、設定したトルクとなるよう、転写モータ112および/または中転モータ111を制御する制御手段114とを備えている。
かかる構成を有することで、転写ニップに厚みの厚い転写紙Sが搬送されても、転写紙Sの中間転写ベルト側の表面速度を中間転写ベルト10の表面速度とほぼ同じ速度にすることができ、良好な画像を得ることができる。また、中間転写ベルト10の回転速度を検知する手段と、二次転写ローラの回転を検知する手段とを設けて、中間転写ベルトと二次転写ローラとの速度差を所定の関係にすることで、二次転写ニップにおける二次転写ローラ29と中間転写ベルト10との表面速度の速度差を、所定値に制御するものに比べて、装置を安価にすることができる。
また、制御手段114は、画像形成動作が開始してから、転写紙Sが二次転写ニップに到達するまでの間に、設定したトルクで二次転写ローラ29が回転するよう転写モータ112および/または中転モータ111を制御する。これにより、1枚目の転写紙Sから、良好な画像を得ることができる。
また、トルク検知手段たる制御手段114で、二次転写ローラ29と中間転写ベルト10とが接触状態で、上記二次転写ローラを規定の回転数である基本回転数(N)で回転させたときの上記二次転写ローラ29のトルクを検知する。そして、検知したトルクに基づいて、設定したトルクとなるよう、中転モータ111を制御する。これにより、二次転写ニップにおける中間転写ベルト10と二次転写ローラ29との表面速度を所定値にすることができる。これにより、転写紙Sに応じた最適な表面速度差を設定することができる。
具体的には、制御手段114は、転写モータ112への駆動電流値に基づき、二次転写ローラのトルクを検知する。上記のように、二次転写ローラを基本回転数(N)で回転するよう制御した場合、二次転写ローラ29にかかるトルクに比例して、転写モータ112への駆動電流値が変化する。よって、転写モータ112への駆動電流値を検知することで、二次転写ローラ29のトルクを検知することができる。
また、上記転写紙Sの厚みが厚くなるほど、上記二次転写ローラのトルクを低く設定するよう構成した。上述したように、転写紙Sの厚みが厚くなるほど、転写紙Sの中間転写ベルト側の表面速度が、二次転写ローラの表面速度よりも速くなる。よって、転写紙Sの厚みが厚いほど、二次転写ローラの表面速度を中間転写ベルトの表面速度よりも遅くする必要がある。上述したように、二次転写ローラの表面速度を中間転写ベルトの表面速度よりも遅くするほど、二次転写ローラのトルクが減少する。よって、転写紙Sの厚みが厚くなるほど、上記二次転写ローラのトルクを低く設定することにより、転写紙Sの厚みが厚くなっても、転写紙Sの中間転写ベルト10側の表面速度と中間転写ベルト10の表面速度とをほぼ同じ速度にすることができる。
また、潜像担持体たる感光体40と、感光体40にトナー像を形成するトナー像形成手段(帯電装置3、露光装置21および現像装置18で構成)と、感光体40上のトナー像を上記中間転写ベルトに転写する転写手段たる一次転写ローラ62と、感光体40を回転駆動させる潜像担持体駆動手段たる感光体モータ110Yとを備えている。そして、制御手段114は、感光体モーと110と中転モータ111とを制御する。これにより、二次転写ニップにおける二次転写ローラと中間転写ベルトとの表面速度を所定の速度差となるように、中間転写ベルトの回転速度を変更しても、感光体の回転速度が、同様に変更される。これにより、中間転写ベルト制御後の一次転写ニップにおける感光体の表面速度と中間転写ベルトの表面速度との関係を、中間転写ベルト制御前の関係に維持することができ、一次転写での画像の乱れを抑制することができる。
3:帯電装置
10:中間転写ベルト
16:二次転写対向ローラ
18:現像装置
21:露光装置
22:二次転写ユニット
29:二次転写ローラ
40:感光体
62:一次転写ローラ
71:紙厚検知センサ
110:感光体モータ
111:中転モータ
112:転写モータ
114:制御手段
特開2007−328275号公報 特開2009−222814号公報

Claims (6)

  1. 像担持体と、
    上記像担持体に当接して転写ニップを形成する転写部材と、
    像担持体を回転駆動させる像担持体駆動手段と、
    上記転写部材を回転駆動させる転写駆動手段とを備え、
    上記転写ニップに記録部材を搬送し、上記転写ニップにおいて上記記録部材に像担持体上トナー像を転写する画像形成装置において、
    上記転写ニップへ搬送される記録部材の厚みを検知する厚み検知手段と、
    上記記録部材検知手段の検知結果に基づいて、上記転写部材と上記像担持体とが接触状態での転写部材のトルクを設定するトルク設定手段と、
    上記転写部材のトルクが、上記トルク設定手段で設定したトルクとなるよう、上記転写駆動手段および/または上記像担持体駆動手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記制御手段は、画像形成動作が開始してから、上記記録部材が上記転写ニップに到達するまでの間に、上記トルク設定手段で設定したトルクで転写部材が回転するよう上記転写駆動手段および/または上記像担持体駆動手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2の画像形成装置において、
    上記転写部材と上記像担持体とが接触状態で、上記転写部材を規定の回転数で回転させたときの上記転写部材のトルクを検知するトルク検知手段備え、
    上記制御手段は、上記トルク検知手段の検知結果に基づいて、上記トルク設定手段で設定したトルクとなるよう、上記像担持体駆動手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3の画像形成装置において、
    上記トルク検知手段は、上記転写駆動手段への駆動電流値に基づき、上記転写部材のトルクを検知することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3または4の画像形成装置において、
    上記トルク設定手段は、上記記録部材の厚みが厚くなるほど、上記転写部材のトルクを低く設定するよう構成したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項3乃至5いずれかの画像形成装置において、
    潜像担持体と、
    上記潜像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
    上記潜像担持体上のトナー像を上記像担持体に転写する転写手段と、
    上記潜像担持体を回転駆動させる潜像担持体駆動手段とを備え、
    上記制御手段は、上記像担持体駆動手段と上記潜像担持体駆動手段とを制御することを特徴とする画像形成装置。
JP2010152235A 2010-07-02 2010-07-02 画像形成装置 Pending JP2012014070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010152235A JP2012014070A (ja) 2010-07-02 2010-07-02 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010152235A JP2012014070A (ja) 2010-07-02 2010-07-02 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012014070A true JP2012014070A (ja) 2012-01-19

Family

ID=45600532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010152235A Pending JP2012014070A (ja) 2010-07-02 2010-07-02 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012014070A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8913933B2 (en) 2012-11-07 2014-12-16 Konica Minolta, Inc. Paper conveying device, image forming apparatus, and push-in amount adjusting method
JP2016177028A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2017040690A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2017040817A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2017040691A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 キヤノン株式会社 画像形成装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008216631A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2010134061A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008216631A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2010134061A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8913933B2 (en) 2012-11-07 2014-12-16 Konica Minolta, Inc. Paper conveying device, image forming apparatus, and push-in amount adjusting method
JP2016177028A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2017040690A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2017040691A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2017040817A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 キヤノン株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6187857B2 (ja) 転写装置、及び画像形成装置
US20150309465A1 (en) Image forming system
JP4932347B2 (ja) 転写装置及び画像形成装置
CN102234032A (zh) 图像形成装置、记录介质检测装置及记录介质的检测方法
US8417165B2 (en) Image forming apparatus
EP3096188A1 (en) Image forming apparatus, image formation system and recording medium
JP2012014070A (ja) 画像形成装置
JP6515599B2 (ja) 画像形成装置
JP6225434B2 (ja) 画像形成装置
JP4698303B2 (ja) 画像形成装置
JP2017076079A (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP5793898B2 (ja) 画像形成装置
JP6684466B2 (ja) 画像形成装置
JP4651522B2 (ja) レジストローラおよびこれを用いた画像形成装置
JP2006091122A (ja) 画像形成装置
JP2001194923A (ja) 画像形成装置
JP6331368B2 (ja) 転写装置、画像形成装置および媒体の搬送装置
JP2012168298A (ja) 厚さ検出装置、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体
JP2006171522A (ja) 画像形成装置
JP4964548B2 (ja) 駆動装置、クリーニング装置及び作像装置
US9725258B2 (en) Image forming device
JP2012058288A (ja) 回転体駆動装置、転写装置及び画像形成装置
JP2017016072A (ja) 画像形成装置
JP5374896B2 (ja) 転写装置およびこの転写装置を備える画像形成装置
JP2023059555A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140214