JP2012068972A - 航空機管理システム、地上装置及び地上制御装置、地上装置用プログラム及び地上制御装置用プログラム並びに情報処理方法 - Google Patents
航空機管理システム、地上装置及び地上制御装置、地上装置用プログラム及び地上制御装置用プログラム並びに情報処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012068972A JP2012068972A JP2010214116A JP2010214116A JP2012068972A JP 2012068972 A JP2012068972 A JP 2012068972A JP 2010214116 A JP2010214116 A JP 2010214116A JP 2010214116 A JP2010214116 A JP 2010214116A JP 2012068972 A JP2012068972 A JP 2012068972A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- aircraft
- current position
- position information
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】通常は管理下にない航空機であっても、その現在位置を迅速且つ的確に把握してその管理を行い、その飛行安全を図ることが可能な航空機管理システムを提供する。
【解決手段】各地上局Bにおいて、航空機ACからの直接送信動作に加えて、地上制御局BSからの転送動作によっても航空機ACの現在位置データ等を受信する。一対一に対応付けられている航空機AC以外の他の航空機ACの現在位置データ等を、当該対応付けられた地上局B以外の他の地上局Bでも受信できるので、当該他の地上局Bにおいて当該他の航空機ACの現在位置をも把握してその航空機ACの管理に用いることができる。
【選択図】図1
【解決手段】各地上局Bにおいて、航空機ACからの直接送信動作に加えて、地上制御局BSからの転送動作によっても航空機ACの現在位置データ等を受信する。一対一に対応付けられている航空機AC以外の他の航空機ACの現在位置データ等を、当該対応付けられた地上局B以外の他の地上局Bでも受信できるので、当該他の地上局Bにおいて当該他の航空機ACの現在位置をも把握してその航空機ACの管理に用いることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、航空機管理システム、地上装置及び地上制御装置、地上装置用プログラム及び地上制御装置用プログラム並びに情報処理方法の技術分野に属する。より詳細には、ヘリコプタ等の航空機の運航状態を地上にて把握するために用いられる航空機管理システム及び情報処理方法、当該航空機管理システムに含まれる地上装置及び地上制御装置並びに当該地上装置用プログラム及び地上制御装置用プログラムの技術分野に属する。
航空機の運航上、その安全の確保は最優先されるべき事項である。このため現代の航空機の運用に当たっては、種々の安全対策が講じられている。例えば、旅客輸送用の大型航空機は、基本的には航空管制システムによる管制下で飛行することが法定されている。より具体的に当該航空管制システムでは、飛行中の航空機を監視するため、航空路の大部分をその探知範囲に含むレーダーが用いられており、これによって管制官が航空交通の整理と安全の確保を行っている。また、このような旅客輸送用の大型航空機に特化された通信システムを併用する航空管制システムも実用化されている(例えば下記特許文献1参照)。
このような旅客輸送用の大型航空機に対し、例えば小型機或いはヘリコプタ等は、上記管制官等からの音声によるアドバイザリ(周囲の空域状況等の情報)を取得することは可能であるが、基本的に有視界飛行方式(即ち、その操縦者の肉眼において航路上の安全を確保しながら飛行する方式)による飛行を行う場合が多い。また、例えば大規模災害時の取材活動や救助活動等において一カ所に密集してヘリコプタ等が飛行するような場合でも、同様に有視界飛行方式が基本とされる。
ここで、上述したような大規模災害時の取材活動等の目的で有視界飛行方式により飛行している航空機の安全確保を行うべく、当該航空機との間で無線通信を確立し、音声に加えて当該航空機の飛行諸元を地上局で取得することで、当該航空機の運航状態を監視する通信システムが提案されている(例えば下記特許文献2参照)。更に、携帯電話機である防災情報送信端末から送信される防災情報を共有するシステムとして、大規模災害時の情報収集とその配信を実現するためのシステムも提案されている(例えば下記特許文献3参照)。また、携帯電話機の位置に応じて、当該携帯電話機に対応した所定の情報を通常とは異なったあらかじめ設定されている送信先に送信する通信システムも提案されている(例えば下記特許文献4参照)。
しかしながら、上述した特許文献1乃至4に記載されている技術は、旅客輸送用の大型の航空機や人が所持して移動する携帯電話機を送信端末とする情報を対象としたものであり、有視界飛行方式により飛行している航空機を対象としたものではない。更に上記大規模災害時において、有視界飛行方式により飛行する複数の航空機が狭い空域に錯綜して飛行するような状態を想定したものでもない。
また、従来の航空機管理システムでは、航空機とそれが所属する自治体等とは通常一対一に対応付けられており、ある自治体等に所属する航空機の運行状態の移管を他の自治体等が迅速に受けるための仕組みはなかった。一方上記大規模災害時においては、その災害が発生した地域が属する自治体等に対して、他の自治体等からの支援として航空機が派遣される場合が多い。しかしながら従来では、当該派遣された航空機の運航状態の移管を、支援を受ける自治体等が迅速且つ安全に受けることができず、その支援先の空域を飛行する航空機をその支援先の自治体等が一括して管理して飛行安全を図ることはできていない。
そこで、本発明は上記の各問題点等に鑑みて為されたもので、その目的の一例は、通常は管理下にない航空機であっても、その現在位置を迅速且つ的確に把握してその管理を行い、その飛行安全を図ることが可能な航空機管理システム及び情報処理方法、当該航空機管理システムに含まれる地上装置及び地上制御装置並びに当該地上装置用プログラム及び地上制御装置用プログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、航空機に搭載された機上装置と、地上に設置された複数の地上装置と、地上に設置された地上制御装置と、により構成される航空機管理システムにおいて、前記機上装置は、前記航空機の現在位置を検出し、当該検出された現在位置を示す現在位置情報を生成する検出装置等の検出手段と、前記生成された現在位置情報を、当該機上装置が搭載されている前記航空機に対してあらかじめ対応付けられている前記地上装置である対応地上装置と、前記地上制御装置と、に夫々送信する通信装置等の機上送信手段と、を備え、前記地上制御装置は、前記機上装置から送信されてきた前記現在位置情報を受信する通信装置等の第1受信手段と、前記受信した現在位置情報を、前記対応地上装置以外の他の前記地上装置である他地上装置に転送する制御装置等の転送手段と、を備え、各前記地上装置は、前記機上装置から前記現在位置情報が送信されてきたとき、当該現在位置情報を受信する通信装置等の第2受信手段と、前記地上制御装置から前記現在位置情報が転送されてきたとき、当該現在位置情報を受信する通信装置等の第3受信手段と、各前記受信した現在位置情報に対応する前記現在位置を夫々表示する表示装置等の表示手段と、を備える。
また上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の航空機管理システムに含まれる前記地上装置であって、前記第2受信手段と、前記第3受信手段と、前記表示手段と、を備える。
更に上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の航空機管理システムに含まれる前記地上制御装置であって、前記第1受信手段と、前記転送手段と、を備える。
更にまた、請求項10に記載の発明は、航空機に搭載された機上装置と、地上に設置された複数の地上装置と、地上に設置された地上制御装置と、により構成される航空機管理システムにおいて実行される情報処理方法において、前記航空機の現在位置を検出し、当該検出された現在位置を示す現在位置情報を生成する検出工程と、前記生成された現在位置情報を、当該生成された現在位置情報により前記現在位置が示される前記航空機に対してあらかじめ対応付けられている前記地上装置である対応地上装置と、前記地上制御装置と、に送信する送信工程と、前記地上制御装置において、前記機上装置から送信されてきた前記現在位置情報を受信する第1受信工程と、前記地上制御装置において、前記受信した現在位置情報を、前記対応地上装置以外の他の前記地上装置に転送する転送工程と、前記機上装置から前記現在位置情報が前記地上装置に送信されたとき、当該現在位置情報を当該地上装置において受信する第2受信工程と、前記地上制御装置から前記現在位置情報が前記地上装置に転送されたとき、当該現在位置情報を当該地上装置において受信する第3受信工程と、各前記受信した現在位置情報に対応する前記現在位置を夫々表示する表示工程と、を含む。
請求項1、6、7又は10に記載の発明によれば、各地上装置において、航空機からの直接送信動作に加えて地上制御装置からの転送動作によっても当該航空機の現在位置情報を受信できる。よって、対応地上装置として対応付けられている航空機以外の他の航空機の現在位置情報を対応地上装置以外の他の地上装置でも受信できるので、当該他の地上装置において当該他の航空機の現在位置をも把握してその航空機の管理に用いることができる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の航空機管理システムにおいて、前記地上制御装置の前記転送手段は、前記受信した現在位置情報に基づき、前記他地上装置の設置位置に対応して設定された範囲に前記航空機が到達したか否かを検出する制御装置等の到達検出手段を備え、前記地上制御装置の前記転送手段は、前記設定された範囲に前記航空機が到達したとき、当該航空機から送信されてきた前記現在位置情報を、前記設定された範囲に対応した前記設置位置に設置されている前記他地上装置に転送するように構成される。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、他地上装置の設置位置に対応して設定された範囲に到達した航空機があるとき、その航空機から送信されてきた現在位置情報が地上制御装置から当該他地上装置に転送されるので、他地上装置に対応付けられている航空機以外の航空機であっても、必要になったタイミングにおいて他地上装置においてその現在位置の把握を開始することができる。
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の航空機管理システムにおいて、前記範囲が、前記設置位置を中心とした円形又は矩形のいずれか一方の範囲、或いは前記設置位置が属する県の外縁のいずれかであるように構成される。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の作用に加えて、航空機の現在位置と比較される地上装置ごとの範囲の平面形状が、当該地上装置の設置位置を中心とした円形又は矩形のいずれか一方の範囲、或いは当該設置位置が属する県の外縁のいずれかであるので、航空機の移動態様に応じた適切な範囲により現在位置情報の転送を開始することができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の航空機管理システムにおいて、前記現在位置情報には、当該現在位置情報を送信した前記航空機を識別するための識別情報が含まれており、前記地上制御装置の前記転送手段は、複数の前記航空機が飛行中であるとき、いずれの前記航空機から送信されてきた前記現在位置情報を転送するかを、前記識別情報を用いて設定する制御装置等の転送設定手段を備え、前記地上制御装置の前記転送手段は、前記識別情報に基づいて、前記設定された航空機から送信されてきた前記現在位置情報を前記他地上装置に転送するように構成される。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、現在位置情報に含まれている識別情報を用いていずれの航空機から送信されてきた現在位置情報を転送するかが設定され、当該識別情報及び当該設定に基づき現在位置情報が他地上装置に転送されるので、地上制御装置において航空機を選択的に設定して他地上装置に転送することができる。
上記の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の航空機管理システムにおいて、前記現在位置情報には、当該現在位置情報を送信した時刻を示す送信時刻情報が更に含まれており、前記地上装置の前記表示手段は、同一の前記航空機から同一時刻に送信された前記現在位置情報を当該航空機からの送信及び前記地上制御装置からの転送により夫々受信した場合、当該各受信した現在位置情報に含まれている前記送信時刻情報に基づき、当該地上装置において先に受信した当該現在位置情報に対応する前記現在位置を優先的に表示するように構成される。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の作用に加えて、同一の航空機から同一時刻に送信された現在位置情報を航空機からの送信及び地上制御装置からの転送により夫々受信した場合、各受信した現在位置情報に含まれている時刻情報に基づき、先に受信した現在位置情報に対応する現在位置を優先的に表示するので、不要な現在位置情報が重複して表示されることにより当該表示自体が見難くなる等の弊害がない。
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、コンピュータを、請求項1から5のいずれか一項に記載の航空機管理システムに含まれる前記地上装置の前記第2受信手段、前記第3受信手段、及び、前記表示手段、として機能させる。
また上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、コンピュータを、請求項1から5のいずれか一項に記載の航空機管理システムに含まれる前記地上制御装置の前記第1受信手段、及び、前記転送手段、として機能させる。
請求項8又は9に記載の発明によれば、各地上装置において、航空機からの直接送信動作に加えて地上制御装置からの転送動作によっても当該航空機の現在位置情報を受信できるように各コンピュータが機能する。よって、対応地上装置として対応付けられている航空機以外の他の航空機の現在位置情報を対応地上装置以外の他の地上装置でも受信できるので、当該他の地上装置において当該他の航空機の現在位置をも把握してその航空機の管理に用いることができる。
上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、航空機に搭載された機上装置と、地上に設置された複数の地上装置と、地上に設置された地上制御装置と、により構成される航空機管理システムにおいて、前記機上装置は、前記航空機の現在位置を検出し、当該検出された現在位置を示す現在位置情報を生成する検出装置等の検出手段と、前記生成された現在位置情報を前記地上制御装置に送信する通信装置等の機上送信手段と、を備え、前記地上制御装置は、前記機上装置から送信されてきた前記現在位置情報を受信する通信装置等の第1受信手段と、前記受信した現在位置情報を、当該受信した現在位置情報の送信元である前記機上装置が搭載されている前記航空機に対してあらかじめ対応付けられている前記地上装置である対応地上装置に転送する制御装置等の転送手段と、を備え、各前記地上装置は、前記地上制御装置から前記現在位置情報が転送されてきたとき、当該現在位置情報を受信する通信装置等の第2受信手段と、前記受信した現在位置情報に対応する前記現在位置を表示する表示装置等の表示手段と、を備え、前記転送手段は、前記受信した現在位置情報に基づき、前記地上装置の設置位置に対応して設定された範囲に前記航空機が到達したか否かを検出する制御装置等の到達検出手段を備え、前記転送手段は、前記対応地上装置以外の他の前記地上装置である他地上装置の設置接地位置に対応して設定された前記範囲に、当該対応地上装置に対応付けられている前記航空機が到達したとき、当該航空機から送信されてきた前記現在位置情報を、当該航空機が対応付けられている前記対応地上装置と、当該航空機が到達した前記範囲に対応した前記設置位置に設置されている前記他地上装置と、に夫々転送するように構成される。
請求項11に記載の発明によれば、各地上装置において、対応地上装置として対応付けられている航空機に加えて、当該航空機以外の他の航空機の現在位置情報を受信できる。よって、対応地上装置として対応付けられている航空機以外の他の航空機の現在位置情報を受信できるので、当該他の航空機の現在位置をも把握してその航空機の管理に用いることができる。また、地上装置の設置位置に対応して設定された範囲に到達した航空機があるとき、その航空機が、その地上装置が対応付けられている航空機以外の他の航空機であってもその現在位置情報が地上制御装置からその地上装置に転送されるので、対応地上装置として対応付けられている航空機以外の航空機であっても、必要になったタイミングにおいてその現在位置の把握を開始することができる。
以上説明したように本発明によれば、対応地上装置として対応付けられている航空機以外の他の航空機の現在位置情報を対応地上装置以外の他の地上装置でも受信できるので、当該他地上装置において当該他の航空機の現在位置をも把握してその航空機の管理に用いることができる。
従って、対応地上装置として対応付けられている航空機の現在位置に加えて、当該航空機以外の他の航空機の現在位置を各地上装置において表示できるので、各地上装置において各航空機の現在位置を迅速且つ的確に把握して夫々の管理を行い、夫々の飛行安全を図ることができる。
次に、本発明を実施するための形態について、図1乃至図6を用いて説明する。なお以下に説明する実施形態は、固定翼機又はヘリコプタ等の航空機の運航状態の管理等を地上局において行う航空機管理システムに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
また図1は実施形態に係る航空機管理システムの構成を示す図であり、図2は当該航空機管理システムの概要構成を示すブロック図であり、図3は実施形態に係る転送テーブルの内容を例示する図である。また図4は実施形態に係る地上制御局に設置された地上装置の動作を示すフローチャートであり、図5は実施形態に係る表示範囲を例示する図であり、図6は実施形態に係る地上局に設置された地上装置における位置表示動作を示すフローチャートである。
図1に示すように、実施形態に係る航空機管理システムSは、複数の航空機AC1乃至ACmと、複数の地上局B1乃至Bnと、地上制御局BSと、通信衛星STと、地上関門局Gと、により構成されている。各航空機ACと各地上局B及び地上制御局BSとは、通信衛星ST及び地上関門局Gを含む衛星電話システムにより接続されており、当該衛星電話システムにより、各航空機ACと各地上局B及び地上制御局BSとの間でのパケット化されたデータの授受が可能とされている。このとき各航空機ACと通信衛星STと地上関門局Gとの間は無線通信により接続され、地上関門局Gと各地上局B及び地上制御局BSとの間は例えば有線である回線L1により接続されている。また、各地上局B及び地上制御局BSとの間は、例えば有線である他の回線L2でも接続されている。なお回線L1と回線L2とは同一の回線であってもよい。地上関門局Gと各地上局B等との間のパケット化されたデータの授受は、いわゆる電子メール形式を用いて行ってもよい。この場合には、各地上局B及び地上制御局BS内に設置されたメールサーバにより、定期的に当該電子メールの受信が確認されることが必要である。また上記パケット化されたデータの中には各航空機ACの現在位置を示す現在位置データと、当該現在位置データが航空機ACから送信された日時を示す送信時刻データと、当該各航空機ACを他の航空機ACから識別するための航空機識別データと、が含まれている。なお当該現在位置データには、当該現在位置を平面的に示す緯度/経度情報及び航空機ACの高度を示す高度情報に加えて、航空機ACの速度を示す速度情報並びにその進路(進行方向)を示す進路情報や、現時点での残燃料を示す残燃料情報等が含まれていてもよい。そして、当該現在位置データを用いて、各航空機ACの現在位置を、それに対応する地図等と共に各地上局Bに設置された後述する表示装置上に表示することにより、当該各地上局Bにおいて上記運行状態の管理等が行われる。
ここで、実施形態の航空機管理システムSにおいて各地上局Bは、各航空機ACが属する自治体等に属するものであり、同じ自治体等に属する航空機ACと地上局Bとは、あらかじめ一対一に対応付けられている。そして各航空機ACの通常飛行時においては、各航空機ACから送信される現在位置データ等は、上記通信衛星ST及び地上関門局G並びに回線L1を介して、その航空機ACに対して一対一に対応付けられている地上局Bと、地上制御局BSと、の二カ所に送信される。これに加えて例えば大規模災害時等においては、後述する地上制御局BSの制御の下、その大規模災害等の支援等のために飛来した他の自治体等所属の航空機AC(換言すれば、その大規模災害等が発生している地域の自治体等に属する地上局Bに対して一対一には対応付けられていない航空機AC)の現在位置データ等が、大規模災害等が発生している地域の自治体等に属する地上局Bに対して、地上制御局BSから回線L2を介して転送される。
次に、実施形態に係る航空機管理システムSの構成について、より具体的に図2を用いて説明する。
図2に示すように、各航空機ACに搭載されている機上装置としては、検出装置10と、制御装置11と、通信装置12と、が含まれている。ここで、検出装置10が「検出手段」の一例に相当し、通信装置12が「機上送信手段」の一例に相当する。これらの検出装置10、制御装置11及び通信装置12は各航空機ACに共通的に搭載されている。また地上局Bに設置されている地上装置としては、通信装置20と、制御装置21と、液晶ディスプレイ等や表示コントローラ等を含む表示装置22と、が含まれている。ここで、通信装置20が「第2受信手段」の一例及び「第3受信手段」の一例に相当し、表示装置22が「表示手段」の一例に相当する。これらの通信装置20、制御装置21及び表示装置22は各地上局Bに共通的に搭載されている。
更に地上制御局BSに設置されている地上装置としては、通信装置30と、制御装置31と、ネットワーク制御装置32と、液晶ディスプレイ等や表示コントローラ等を含む表示装置33と、が含まれている。ここで、通信装置30が「第1受信手段」の一例に相当し、制御装置31又はネットワーク制御装置32が「転送手段」の一例及び「到達検出手段」の一例に、制御装置31が「転送設定手段」の一例に、夫々相当する。
この構成において検出装置10は、例えばGPS又はコンパス装置及び気圧高度計等を用いることにより、航空機ACの現在位置及び高度等を検出し、その結果を上記現在位置データとして制御装置11に出力する。制御装置11は、具体的にはCPU、メモリ等の記憶装置により構成され、検出装置10及び通信装置12を制御することにより、当該現在位置データ、送信時刻データ及び航空機識別データを上記衛星電話システムとしての後述する回線50(図1に示す回線L1に相当)を介して、地上制御局BSと、その航空機ACに一対一に対応付けられている地上局Bと、に夫々送信する。この現在位置データ等の送信は、図2において太い実線矢印で示されている。またこの場合に通信装置12は、制御装置11の制御の下、地上局Bに設置されている上記通信装置20及び地上制御局BSに設置されている上記通信装置30と協働することにより、航空機ACと地上局B及び地上制御局BSとの間でのデータの授受を制御する。
一方地上制御局BSに設置されている通信装置30は、制御装置31の制御の下、上記通信装置12及び上記各通信装置20と協働することにより、各航空機ACとの間のデータの授受及び各地上局Bとの間のデータの授受を制御する。制御装置31及びネットワーク制御装置32は、夫々が具体的にはCPU、メモリ及びハードディスクドライブ等の記憶装置により構成され、図4(b)に示すフローチャートにより示される動作に基づいて通信装置30を制御することにより、実施形態に係る転送動作等を行う。この転送動作は、上記メモリに不揮発性に記憶されている転送テーブルを用いて、地上制御局BSに各航空機ACから送信されてきた現在位置データ、送信時刻データ及び航空機識別データを、その航空機ACが一対一には対応付けられていない地上局Bに対して転送する動作である。この転送動作は、図2において太い破線矢印で示されるように地上制御局BSから転送先たる地上局B宛に、回線50(この場合は図1に示す回線L2に相当)を介して行われる。
当該転送動作に用いられる転送テーブルTTの内容を例示すると、図3に示す如きものとなる。図3に例示するように、実施形態に係る転送テーブルTTには、各航空機ACの名称を示す名称情報等の航空機識別データが記述されている名称情報欄40と、各航空機ACが上記転送動作の対象となっているか否かを示す情報が記述されている転送対象欄41と、各航空機ACからの上記現在位置データ等を元々一対一に対応付けられている地上局Bを含む全ての地上局Bに配信するか否かを示す情報が記述されている全配信欄42と、各航空機ACからの上記現在位置データ等をいずれの地上局Bに配信するか否かを示す情報が記述されている各地上局Bごとの地上局配信欄43−1、43−2、…、43−nと、が含まれている。例えば地上局B1宛に現在位置データ等を転送すべき航空機ACについては、地上局配信欄43−1において「○」で記述されている。以下、地上局B2乃至Bnについて同様である。この転送テーブルTTを用いた実施形態に係る転送動作の詳細については、後ほど図4を用いて説明する。
更に、制御装置32の上記メモリには、上記転送テーブルTTに加えて、各航空機ACを識別するための航空機識別データが記述された機体情報と、各地上局Bごとの例えばメールアドレスやその地上局Bが所属する自治体等の名称等の情報を含む地上局情報と、が記憶されている。なおこれら機体情報と地上局情報とは、制御装置32の電源がオフとされても消去されないように記憶されている。
次に表示装置32は、制御装置31の制御の下、航空機ACの現在位置を、それに対応する地図等と共に表示すると共に、地上制御局BSとしての上記転送動作等に必要な設定画面等を表示する。なお制御装置31は、過去の各航空機ACの現在位置を示す現在位置データを記憶しておくことにより、当該現在位置と共に各航空機ACの軌跡を表示装置32上に表示させることが可能である。
他方、各地上局Bに設置されている通信装置20は、制御装置21の制御の下、上記通信装置12及び通信装置30と協働することにより、上記データの授受を制御する。制御装置21は、具体的にはCPU、メモリ及びハードディスクドライブ等の記憶装置により構成され、図6に示すフローチャートにより示される動作に基づいて通信装置20及び表示装置22を制御することにより、実施形態に係る位置表示動作を行う。表示装置22は、制御装置21の制御の下、各航空機ACの現在位置を、それに対応する地図等と共に表示する。なお制御装置21は、上記制御装置31と同様に、過去の当該現在位置を示す現在位置データを記憶しておくことにより、当該現在位置と共に航空機ACの軌跡を表示装置22上に表示させることが可能である。
更に、各航空機ACと各地上局B及び地上制御局BSとの間を接続する上記衛星通信システムは、例えば、パケット交換データ通信方式用の回線50により構成されている。
以上説明したような地上制御局BSによる実施形態に係る転送動作により、例えば大規模災害等の発生時には、他の自治体に所属する支援用の航空機ACについて、当該大規模災害等が発生している地域の自治体等に属する地上局Bにおいてその現在位置等を把握してその運行状態を管理できることになる。なおこの場合、当該大規模災害等が発生している地域の自治体等に属する地上局Bでは、元々その地上局Bに一対一に対応付けられている航空機ACに加えて、当該支援用の(他の自治体等所属の)航空機ACの運行状態を管理できることにより、これらの航空機ACの飛行安全をより図ることができることになる。
次に、地上局B及び地上制御局BSに設置されている地上装置の夫々について、実施形態に係る動作を具体的に説明する。
始めに、地上制御局BSに設置された地上装置について、実施形態に係る転送動作等を図2乃至図5を用いて具体的に説明する。なお当該転送動作等は、主として制御装置31及びネットワーク制御装置32を中心として実行される動作である。
実施形態に係る制御装置31及びネットワーク制御装置32を中心とした転送動作等には、図4(a)に示す事前設定動作と、図4(b)に示す転送動作と、が含まれている。
先ず当該事前設定動作について、図2並びに図4(a)及び図5を用いて説明する。図4(a)に示す事前設定動作には、地上制御局BSに設置された地上装置として、新たな航空機ACや新たな地上局Bの実施形態に係る航空機管理システムSにおける運用を開始する際に行われる上記機体情報及び地上局情報の更新動作と、各地上局Bごとの範囲に航空機ACが到達したことが検出されたときに現在位置データ等の転送を開始する当該各地上局Bごとの当該範囲を設定する動作と、が含まれている。
即ち図4(a)に示すように、当該事前設定動作として制御装置31は、図示しないその電源スイッチがオンとされると、先ず、新たな航空機ACや新たな地上局Bの航空機管理システムSにおける運用を開始する場合において、当該新たな航空機ACを識別するための航空機識別データ等(具体的には、当該新たな航空機ACの機体番号や名称等)を含む新機体情報、又は当該新たな地上局Bを示すメールアドレス等を含む新地上局情報の少なくともいずれか一方を、ネットワーク制御装置32において例えばメール形式によりその航空機AC又は地上局Bの運用を開始しようとする図示していないシステム運用管理者から受信したか否かを監視する(ステップS1)。ステップS1の監視動作において新機体情報又は新地上局情報のいずれも受信しなかった場合(ステップS1;NO)、制御装置31は、後述する転送範囲設定の動作(ステップS4)に移行する。
一方、ステップS1の監視動作において新機体情報又は新地上局情報のいずれかをネットワーク制御装置32において受信した場合(ステップS1;YES)、これをネットワーク制御装置32から取得した制御装置31は、当該取得した情報を用いてメモリに記憶されている上記機体情報又は上記地上局情報を更新し(ステップS2)。更に当該取得した新機体情報を回線50を介して各地上局Bに配信する(ステップS3)。この新機体情報は、各地上局Bにおける後述の位置表示動作における機体の照合処理等に供される。次に制御装置31は、上記転送動作を開始する時の判定に用いられる上記範囲の設定を行うか否かの操作を使用者に行わせるための設定画面等を表示装置33上に表示し、当該設定画面等に対応した操作を待機する(ステップS4)。ステップS4の待機において上記範囲の設定を行う旨の操作がない場合(ステップS4;NO)、制御装置31は後述するステップS6の動作に移行する。一方、ステップS4の待機において上記範囲の設定を行う旨の操作がされた場合(ステップS4;YES)、次に制御装置31は、当該範囲を設定するための設定画面等を表示装置33上に表示し、当該範囲の設定を使用者に行わせる(ステップS5)。ステップS5の動作により設定された範囲は、それを示す位置情報等と共に、上記メモリ内に記憶される。
ここで、実施形態に係る上記範囲としては、例えば図5(a)又は図5(b)に例示する如き出発地SPから経由地WP1及びWP2を経由して目的地DPまでの飛行計画が、他の自治体等において航空機ACの飛行計画として予め設定されていた場合、図5(a)に例示するように目的地DP又は経由地WP1等を中心とした所定半径の円形の範囲A1として設定される場合と、図5(b)に例示するように目的地DP又は経由地WP1等を中心とした所定広さの矩形の範囲A2として設定される場合がある。更には、図5(c)に例示する如き出発地SP1から経由地WP1−1及びWP1−2を経由して目的地DP1までの飛行計画、及び出発地SP2から経由地WP2−1及びWP2−2を経由して目的地DP2までの飛行計画が、他の自治体等において例えば航空機AC1及びAC2の飛行計画として予め設定されていた場合、図5(c)に例示するように目的地DP1及びDP2が属する県の外縁に相当する範囲A3として設定される場合もある。この図5(c)に例示する場合の目的地DP1及びDP2は、支援用の航空機ACを受け入れる自治体等に所属する地上局Bに関連する地点である場合が多い。より具体的に例えば、支援用の航空機ACが活動すべき災害現場や、その災害現場に近い離着陸が可能な場所、或いは災害対策本部等や、当該地上局Bが設置されている航空隊のあるヘリポート等が目的地DP1及びDP2となり得る。またこれらの各範囲A1乃至A3は、航空機ACの飛行目的や当該範囲A1乃至A3が設定される目的地DP等の周辺の地理的な条件等に基づき、航空機管理システムSの使用者によりいずれを用いるかが判断されて設定されるものである。またこれらの範囲A1乃至A3については、上述したように地上制御局BS内において設定する以外にも、外部の例えば他の自治体等において設定された当該範囲A1乃至A3に係るデータが取得されるものであってもよい。
制御装置31は、上記ステップS5の動作により転送動作開始の判定に用いられる範囲が設定及びその保存がされたら、上記ステップS6の動作を実行した後、上記電源スイッチがオフとされたか否かを確認する(ステップS7)。ステップS7の確認において制御装置31の電源スイッチがオフとされた場合(ステップS7;YES)、制御装置31はそのまま実施形態に係る事前設定動作を終了する。一方ステップS7の確認において当該電源スイッチがオフとされていない場合(ステップS7;NO)、制御装置31は上記ステップS1に戻り、実施形態に係る事前設定動作としての入力待ち状態等に戻る。
次に、上記転送動作について、図2並びに図3及び図4(b)を用いて説明する。図4(b)に示す転送動作は、図4(a)等を用いて説明した事前設定動作が完了した後に実行される転送動作である。
即ち図4(b)に示すように、当該転送動作として制御装置31は、上記電源スイッチがオンとされると、先ず、その時点でメモリ内に記憶されている機体情報及び地上局情報を読み出す(ステップS10)。この機体情報及び地上局情報は、上記ステップS2の動作により更新されたものである。次に制御装置31は、読み出した機体情報及び地上局情報に基づき、地上制御局BSとしての転送動作による転送の対象となる航空機AC及びその転送先となる地上局Bを選択させるための選択画面等を表示装置33に表示し、それらの選択を使用者に行わせる(ステップS11)。このステップS11の動作においては、例えば、全ての航空機AC(即ち、その時点で読み出されている機体情報に含まれている全ての航空機AC)からの現在位置データ等を全ての地上局B(即ち、その時点で読み出されている地上局情報に含まれている全ての地上局B)に転送するように一括選択するための全選択ボタン等をその選択画面内に含ませてもよい。また、全ての航空機ACからの現在位置データ等をいずれの地上局Bにも転送しないように一括選択するための全削除ボタン等をその選択画面内に含ませてもよい。
ステップS11の動作により転送対象たる航空機AC及び転送先たる地上局Bが選択されたら、制御装置32は次に、当該選択の結果を用いて新たに転送テーブルTTを生成し、その生成した転送テーブルTTを用いて、その時点でメモリに記憶されている転送テーブルTTを上書きする(ステップS12)。これにより、ステップS11の選択動作を反映した図3に例示する転送テーブルTTが新たに生成されてメモリに記憶されることになる。このとき、例えば上記全選択ボタンが選択されていた場合、ステップS12の動作による上書き後の転送テーブルTTでは、上記全配信欄42及び地上局配信欄43−1、43−2、…、43−nが全て「○」と上書きされることになる。また、個別の航空機ACごとに個別に地上局Bが選択された場合、その選択された航空機AC及び地上局Bに対応する地上局配信欄43が「○」と上書きされることになる。
転送テーブルTTの上書きが完了したら、次に制御装置31は、各航空機ACからの現在位置データが、上記送信時刻データ及び航空機識別データと共に送信されてくるのを待機する(ステップS13。図2太い実線矢印参照)。当該現在位置データ等が送信されてこない場合(ステップS13;NO)、制御装置31はそのまま当該待機動作を継続する。一方ステップS13の待機動作において、当該現在位置データ等が送信されてきた場合(ステップS13;YES)、制御装置31は次に、当該送信されてきた現在位置データ等から上記航空機識別データを抽出し(ステップS14)、更に抽出された航空機識別データにより識別される航空機ACが地上制御局BSからの転送動作の対象となっているか否かを、転送テーブルTTの名称情報欄40及び転送対象欄41等を参照して判定する(ステップS15)。ステップS15の判定において現在位置データ等を送信してきた航空機ACが転送動作の対象でない場合(ステップS15;NO)、制御装置31はそのまま後述するステップS19の動作に移行する。一方、ステップS15の判定において現在位置データ等を送信してきた航空機ACが転送動作の対象である場合(ステップS15;YES)、制御装置31は次に、図4(a)に示すステップS4の動作により地上制御局BSからの現在位置データ等の転送動作の開始判定のための範囲の設定が行われているか否かを確認する(ステップS16)。ステップS16の確認において当該設定がされてない場合(ステップS16;NO)、制御装置31は後述するステップS18の動作に移行する。一方ステップS16の確認において上記範囲の設定がされている場合(ステップS16;YES)、制御装置31は次に、ステップS13の動作において受信した現在位置データにより示される当該航空機ACの現在位置が、その航空機ACの転送先として転送テーブルTTに記述されている地上局Bについて上記ステップS5の動作により設定されている上記範囲に到達しているか否かを評価する(ステップS17)。ステップS17の評価において、当該現在位置データにより示される現在位置が未だ当該範囲に到達していない場合(ステップS17;NO)、制御装置31は後述するステップS19に移行する。他方、ステップS17の評価において、当該現在位置データにより示される現在位置が当該範囲に到達した場合(ステップS17;YES)、制御装置31は次に、当該現在位置データ、送信時刻データ及び航空機識別データを転送先たる地上局Bに回線50を介して転送するようにネットワーク制御装置32及び通信装置30を制御する(ステップS18)。このステップS18の動作により、図2に太い破線矢印で示すように、地上制御局BSにおいて受信された現在位置データ等が、転送テーブルTTにおいて指定されている転送先たる地上局Bに転送されることになる。
その後制御装置31は、上記電源スイッチがオフとされたか否かを確認する(ステップS19)。ステップS19の確認において制御装置31の電源スイッチがオフとされた場合(ステップS19;YES)、制御装置31はそのまま実施形態の転送動作を終了する。一方ステップS19の確認において当該電源スイッチがオフとされていない場合(ステップS19;NO)、制御装置31は上記ステップS10に戻って上述してきた転送動作を引き続き行う。なお上記電源スイッチのオン/オフ判定は、所定のプログラムによる開始/終了ボタン押下の判定に置き換えることも可能である。
最後に、地上局Bに設置された地上装置について、実施形態に係る位置表示動作を図2及び図6を用いて具体的に説明する。なお当該位置表示動作は、主として制御装置21を中心として実行される動作である。また、各地上局Bに設置された地上装置において実行される上記位置表示動作は各地上局Bについて共通である。
図6に示すように、実施形態に係る制御装置21を中心とした位置表示動作として制御装置21は、その電源スイッチがオンとされると、通信装置20を制御して航空機ACの機上装置の通信装置12及び地上制御局BSの通信装置30との間で回線50を介したデータの授受を開始し、現在位置データ、送信時刻データ及び航空機識別データを、回線50を介して当該通信装置12又は当該通信装置30から受信したか否かを確認する(ステップS20)。このステップS20において受信が確認される現在位置データ等には、航空機ACの機上装置の通信装置12から送信されてくる現在位置データ等と、地上制御局BSの通信装置30から転送されてくる現在位置データ等と、の双方が含まれている。またこの場合の航空機ACは、制御装置21が地上装置として含まれている地上局Bに対して一対一に対応付けられており、その地上局Bに対して直接現在位置データ等を送信してくることとされている航空機ACである(図2太い実線矢印参照)。ステップS20の確認において、現在位置データ等が送信されてきていない場合(ステップS20;NO)、制御装置21はその図示しない電源スイッチがオフとされたか否かを確認する(ステップS26)。ステップS26の確認において制御装置21の電源スイッチがオフとされた場合(ステップS26;YES)、制御装置21はそのまま実施形態に係る位置表示動作を終了する。一方ステップS26の確認において当該電源スイッチがオフとされていない場合(ステップS26;NO)、制御装置21は上記ステップS20に戻って実施形態に係る位置表示動作を引き続き行う。
一方、ステップS20の確認において、現在位置データ等を受信した場合(ステップS20;YES)、制御装置21は次に、上記ステップS20の動作により航空機ACの通信装置12又は地上制御局BSの通信装置30から受信した現在位置データ等からの航空機識別データの抽出を行う(ステップS21)。次に制御装置21は、上記ステップS20の動作により受信した現在位置データ等からの送信時刻データの抽出を実行する(ステップS22)。そして制御装置21は、上記ステップS21の動作により抽出された航空機識別データ同士が同一であるか否か、及び上記ステップS22の動作により抽出された送信時刻データ同士が同一であるか否か、を確認する。そして、航空機識別データ同士が同一であり且つ送信時刻データ同士も同一であるか否かの判定により、ステップS20の動作により受信した現在位置データ等の中に重複した現在位置データ等(換言すれば、同一の航空機ACから同一の送信時刻に送信された現在位置データ等)があるか否かを判定する(ステップS23)。ステップS23の判定により、現在位置データ等に重複したデータがない場合(ステップS23;NO)、制御装置21は、ステップS20の動作により受信した各現在位置データ等を夫々別個の現在位置データ等として、夫々を用いて各現在位置データに対応する現在位置を表示装置22上に夫々表示し(ステップS24)、その後上記ステップS26の動作に移行する。このステップS24の動作においては、図4(a)に示すステップS3の動作により地上制御局BSから配信されている機体情報を用いて、表示すべき航空機ACとその現在位置との照合等が行われる。一方ステップS23の判定により、各現在位置データ等に重複したデータがあると判定された場合(ステップS23;YES)、制御装置21は、当該重複して受信した各現在位置データ等のうち、その地上局Bにおいていずれか後に受信した方の現在位置データ等を削除し(ステップS25)、残った現在位置データ等を用いてその現在位置データに対応する現在位置を表示装置22上に表示し(ステップS24)、その後上記ステップS26の動作に移行する。
以上説明したように、実施形態に係る航空機管理システムSの動作によれば、各地上局Bにおいて、航空機ACからの直接送信動作に加えて、地上制御局BSからの転送動作によっても航空機ACの現在位置データ等を受信できる。よって、一対一に対応付けられている航空機AC以外の他の航空機ACの現在位置データ等を、当該対応付けられた地上局B以外の他の地上局Bでも受信できるので、当該他の地上局Bにおいて当該他の航空機ACの現在位置をも把握してその航空機ACの管理に用いることができる。
また、当該他の地上局Bの設置位置に対応して設定された範囲A1乃至A3に到達した航空機ACがあるとき、その航空機ACから送信された現在位置データ等が地上制御局BSから当該他の地上局Bに転送されるので、他の地上局Bに対応付けられている航空機AC以外の航空機ACであっても、必要になったタイミングにおいて他の地上局Bにおいてその現在位置の把握を開始することができる。
更に、航空機ACの現在位置と比較される上記範囲の平面形状が、地上局Bの設置位置を中心とした円形の範囲A1又は矩形の範囲A2、或いは当該設置位置が属する県の外縁に相当する範囲A3のいずれかであるので、航空機ACの移動態様に応じた適切な範囲により現在位置データの転送を開始することができる。
更にまた、現在位置データに含まれている航空機識別データを含む転送テーブルTTを用いていずれの航空機ACから送信されてきた現在位置データ等を転送するかが設定され、当該航空機識別データ及び当該設定に基づき現在位置データが地上局Bに転送されるので、地上制御局BSにおいて航空機ACを選択的に設定して各地上局Bに転送することができる。
また、同一の航空機ACから同一時刻に送信された現在位置データ等を航空機ACからの送信及び地上制御局BSからの転送により夫々地上局Bにおいて受信した場合、各受信した現在位置データ等に含まれている送信時刻データに基づき、先に受信した現在位置データ等に対応する現在位置を優先的に表示するので、不要な現在位置データが重複して表示されることにより当該表示自体が見難くなる等の弊害がない。
なお、上述してきた実施形態では、各航空機ACから各地上局B及び地上制御局BSに対して現在位置データ等を送信する場合に本発明を適用したが、これ以外に、例えば各航空機ACにおいて撮像した画像等を各地上局B及び地上制御局BSに送信する場合に本発明を適用することも可能である。
また、地上局Bと地上関門局Gとの間の有線回線Lの一部または全部を、例えば無線LAN(Local Area Network)等の無線回線に置換してもよい。
更に、上述した実施形態では、各航空機ACからの現在位置データ等が当該航空機ACから各地上局B及び地上制御局BSに送信さ各航空機ACからの現在位置データ等れる場合について説明したが、これらに加えて、各航空機ACからの現在位置データ等を各地上局B及び地上制御局BSから各航空機ACに対して回線50を介して送信し、各航空機ACにおいて、受信した現在位置データ等を用いて他の航空機ACの自身に対する位置関係を図示しない表示装置を用いて表示するように構成することもできる。
更にまた実施形態に係る航空機管理システムSでは、各航空機ACからの現在位置データ等を、地上制御局BSと、その航空機ACが一対一に対応付けられている地上局Bと、の双方に送信すると共に、航空機ACが一対一に対応付けられている地上局B以外の他の地上局Bに対応付けて設定されている範囲A1等にその航空機ACが到達した場合、当該航空機ACの現在位置データ等を当該他の地上局Bに地上制御局BSから転送する構成とされていた。これに対し、各航空機ACからの現在位置データ等は地上制御局BSのみに送信し、その航空機ACが一対一に対応付けられている地上局Bに対しては、その航空機ACからの現在位置データ等を地上制御局BSから転送すると共に、その航空機ACが一対一に対応付けられている地上局B以外の他の地上局Bに対応付けて設定されている範囲A1等にその航空機ACが到達した場合、当該航空機ACの現在位置データ等を、当該他の地上局Bに元々一対一に対応付けられている航空機ACの現在位置データ等と共に当該他の地上局Bに対して地上制御局BSから転送するように構成することもできる。この構成の場合でも、実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、図4又は図6に示したフローチャートに対応するプログラムを、フレキシブルディスク又はハードディスク等の記録媒体に記録しておき、或いはインターネット等のネットワークにより取得して記録しておき、これらを汎用のマイクロコンピュータ等のコンピュータにより読み出して実行することにより、当該コンピュータを、実施形態に係る制御装置31又は21として機能させることも可能である。
以上夫々説明したように、本発明は航空機管理システムの分野に利用することが可能であり、特に有視界飛行方式により高速で飛行する航空機の現在位置を取得して当該航空機の運航状態を管理する航空機管理システムの分野に適用すれば特に顕著な効果が得られる。
10 検出装置
11、21、31 制御装置
12、20、30 通信装置
22、33 表示装置
32 ネットワーク制御装置
40 名称情報欄
41 転送対象欄
42 全配信欄
43−1、43−2、43−n 地上局配信欄
50、L1、L2 回線
S 航空機管理システム
AC1、AC2、ACm 航空機
B1、B2、Bn 地上局
BS 地上制御局
ST 通信衛星
G 地上関門局
TT 転送テーブル
SP、SP1、SP2 出発地
WP1、WP2、WP1−1、WP1−2、WP2−1、WP2−2 経由地
DP、DP1、DP2 目的地
A1、A2、A3 範囲
11、21、31 制御装置
12、20、30 通信装置
22、33 表示装置
32 ネットワーク制御装置
40 名称情報欄
41 転送対象欄
42 全配信欄
43−1、43−2、43−n 地上局配信欄
50、L1、L2 回線
S 航空機管理システム
AC1、AC2、ACm 航空機
B1、B2、Bn 地上局
BS 地上制御局
ST 通信衛星
G 地上関門局
TT 転送テーブル
SP、SP1、SP2 出発地
WP1、WP2、WP1−1、WP1−2、WP2−1、WP2−2 経由地
DP、DP1、DP2 目的地
A1、A2、A3 範囲
Claims (11)
- 航空機に搭載された機上装置と、地上に設置された複数の地上装置と、地上に設置された地上制御装置と、により構成される航空機管理システムにおいて、
前記機上装置は、
前記航空機の現在位置を検出し、当該検出された現在位置を示す現在位置情報を生成する検出手段と、
前記生成された現在位置情報を、当該機上装置が搭載されている前記航空機に対してあらかじめ対応付けられている前記地上装置である対応地上装置と、前記地上制御装置と、に夫々送信する機上送信手段と、
を備え、
前記地上制御装置は、
前記機上装置から送信されてきた前記現在位置情報を受信する第1受信手段と、
前記受信した現在位置情報を、前記対応地上装置以外の他の前記地上装置である他地上装置に転送する転送手段と、
を備え、
各前記地上装置は、
前記機上装置から前記現在位置情報が送信されてきたとき、当該現在位置情報を受信する第2受信手段と、
前記地上制御装置から前記現在位置情報が転送されてきたとき、当該現在位置情報を受信する第3受信手段と、
各前記受信した現在位置情報に対応する前記現在位置を夫々表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする航空機管理システム。 - 請求項1に記載の航空機管理システムにおいて、
前記地上制御装置の前記転送手段は、前記受信した現在位置情報に基づき、前記他地上装置の設置位置に対応して設定された範囲に前記航空機が到達したか否かを検出する到達検出手段を備え、
前記地上制御装置の前記転送手段は、前記設定された範囲に前記航空機が到達したとき、当該航空機から送信されてきた前記現在位置情報を、前記設定された範囲に対応した前記設置位置に設置されている前記他地上装置に転送することを特徴とする航空機管理システム。 - 請求項2に記載の航空機管理システムにおいて、
前記範囲が、前記設置位置を中心とした円形又は矩形のいずれか一方の範囲、或いは前記設置位置が属する県の外縁のいずれかであることを特徴とする航空機管理システム。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の航空機管理システムにおいて、
前記現在位置情報には、当該現在位置情報を送信した前記航空機を識別するための識別情報が含まれており、
前記地上制御装置の前記転送手段は、複数の前記航空機が飛行中であるとき、いずれの前記航空機から送信されてきた前記現在位置情報を転送するかを、前記識別情報を用いて設定する転送設定手段を備え、
前記地上制御装置の前記転送手段は、前記識別情報に基づいて、前記設定された航空機から送信されてきた前記現在位置情報を前記他地上装置に転送することを特徴とする航空機管理システム。 - 請求項4に記載の航空機管理システムにおいて、
前記現在位置情報には、当該現在位置情報を送信した時刻を示す送信時刻情報が更に含まれており、
前記地上装置の前記表示手段は、同一の前記航空機から同一時刻に送信された前記現在位置情報を当該航空機からの送信及び前記地上制御装置からの転送により夫々受信した場合、当該各受信した現在位置情報に含まれている前記送信時刻情報に基づき、当該地上装置において先に受信した当該現在位置情報に対応する前記現在位置を優先的に表示することを特徴とする航空機管理システム。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の航空機管理システムに含まれる前記地上装置であって、
前記第2受信手段と、
前記第3受信手段と、
前記表示手段と、
を備えることを特徴とする地上装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の航空機管理システムに含まれる前記地上制御装置であって、
前記第1受信手段と、
前記転送手段と、
を備えることを特徴とする地上制御装置。 - コンピュータを、請求項1から5のいずれか一項に記載の航空機管理システムに含まれる前記地上装置の前記第2受信手段、
前記第3受信手段、及び、
前記表示手段、
として機能させることを特徴とする地上装置用プログラム。 - コンピュータを、請求項1から5のいずれか一項に記載の航空機管理システムに含まれる前記地上制御装置の前記第1受信手段、及び、
前記転送手段、
として機能させることを特徴とする地上制御装置用プログラム。 - 航空機に搭載された機上装置と、地上に設置された複数の地上装置と、地上に設置された地上制御装置と、により構成される航空機管理システムにおいて実行される情報処理方法において、
前記航空機の現在位置を検出し、当該検出された現在位置を示す現在位置情報を生成する検出工程と、
前記生成された現在位置情報を、当該生成された現在位置情報により前記現在位置が示される前記航空機に対してあらかじめ対応付けられている前記地上装置である対応地上装置と、前記地上制御装置と、に送信する送信工程と、
前記地上制御装置において、前記機上装置から送信されてきた前記現在位置情報を受信する第1受信工程と、
前記地上制御装置において、前記受信した現在位置情報を、前記対応地上装置以外の他の前記地上装置に転送する転送工程と、
前記機上装置から前記現在位置情報が前記地上装置に送信されたとき、当該現在位置情報を当該地上装置において受信する第2受信工程と、
前記地上制御装置から前記現在位置情報が前記地上装置に転送されたとき、当該現在位置情報を当該地上装置において受信する第3受信工程と、
各前記受信した現在位置情報に対応する前記現在位置を夫々表示する表示工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 航空機に搭載された機上装置と、地上に設置された複数の地上装置と、地上に設置された地上制御装置と、により構成される航空機管理システムにおいて、
前記機上装置は、
前記航空機の現在位置を検出し、当該検出された現在位置を示す現在位置情報を生成する検出手段と、
前記生成された現在位置情報を前記地上制御装置に送信する機上送信手段と、
を備え、
前記地上制御装置は、
前記機上装置から送信されてきた前記現在位置情報を受信する第1受信手段と、
前記受信した現在位置情報を、当該受信した現在位置情報の送信元である前記機上装置が搭載されている前記航空機に対してあらかじめ対応付けられている前記地上装置である対応地上装置に転送する転送手段と、
を備え、
各前記地上装置は、
前記地上制御装置から前記現在位置情報が転送されてきたとき、当該現在位置情報を受信する第2受信手段と、
前記受信した現在位置情報に対応する前記現在位置を表示する表示手段と、
を備え、
前記転送手段は、前記受信した現在位置情報に基づき、前記地上装置の設置位置に対応して設定された範囲に前記航空機が到達したか否かを検出する到達検出手段を備え、
前記転送手段は、前記対応地上装置以外の他の前記地上装置である他地上装置の接地位置に対応して設定された前記範囲に、当該対応地上装置に対応付けられている前記航空機が到達したとき、当該航空機から送信されてきた前記現在位置情報を、当該航空機が対応付けられている前記対応地上装置と、当該航空機が到達した前記範囲に対応した前記設置位置に設置されている前記他地上装置と、に夫々転送することを特徴とする航空機管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010214116A JP2012068972A (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 航空機管理システム、地上装置及び地上制御装置、地上装置用プログラム及び地上制御装置用プログラム並びに情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010214116A JP2012068972A (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 航空機管理システム、地上装置及び地上制御装置、地上装置用プログラム及び地上制御装置用プログラム並びに情報処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012068972A true JP2012068972A (ja) | 2012-04-05 |
Family
ID=46166160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010214116A Pending JP2012068972A (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 航空機管理システム、地上装置及び地上制御装置、地上装置用プログラム及び地上制御装置用プログラム並びに情報処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012068972A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014168197A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Navicom Aviation Corp | 航空機災害情報伝送システム |
| CN114049796A (zh) * | 2021-11-09 | 2022-02-15 | 中国电子科技集团公司第二十八研究所 | 一种定向传输ads-b广播信号的方法 |
| JP7121845B1 (ja) | 2021-09-29 | 2022-08-18 | Kddi株式会社 | 端末装置及び表示方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07220200A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-18 | Nec Software Ltd | 洋上空域の航空機管制移管システム |
| JP2009211361A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Japan Aerospace Exploration Agency | 災害救援等に対応する航空機情報共有ネットワークシステム |
-
2010
- 2010-09-24 JP JP2010214116A patent/JP2012068972A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07220200A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-18 | Nec Software Ltd | 洋上空域の航空機管制移管システム |
| JP2009211361A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Japan Aerospace Exploration Agency | 災害救援等に対応する航空機情報共有ネットワークシステム |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014168197A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Navicom Aviation Corp | 航空機災害情報伝送システム |
| JP7121845B1 (ja) | 2021-09-29 | 2022-08-18 | Kddi株式会社 | 端末装置及び表示方法 |
| JP2023050097A (ja) * | 2021-09-29 | 2023-04-10 | Kddi株式会社 | 端末装置及び表示方法 |
| JP2023049930A (ja) * | 2021-09-29 | 2023-04-10 | Kddi株式会社 | 端末装置及び表示方法 |
| JP7413460B2 (ja) | 2021-09-29 | 2024-01-15 | Kddi株式会社 | 端末装置及び表示方法 |
| CN114049796A (zh) * | 2021-11-09 | 2022-02-15 | 中国电子科技集团公司第二十八研究所 | 一种定向传输ads-b广播信号的方法 |
| CN114049796B (zh) * | 2021-11-09 | 2022-08-16 | 中国电子科技集团公司第二十八研究所 | 一种定向传输ads-b广播信号的方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN110060511B (zh) | 无人运输机的控制装置以及控制方法 | |
| US20220351628A1 (en) | Automated mission planning and execution for an unmanned aerial vehicle | |
| US11852486B2 (en) | Portable flight navigation tool adapted to assist pilots in compliance with international flight procedures and navigation | |
| CN107690680B (zh) | 监控飞机状态的方法和系统 | |
| EP1658473B1 (en) | Integrated flight management and textual air traffic control display system and method | |
| US20100161156A1 (en) | Device for assisting in the choice of a diversion airport | |
| US8416099B2 (en) | Dynamic environmental information transmission | |
| US20180026705A1 (en) | Communications system for use with unmanned aerial vehicles | |
| US8914233B2 (en) | Methods for forecasting flight paths, and associated systems, devices, and software | |
| US8095302B2 (en) | Discrepancy reporting in electronic map applications | |
| CN105818991A (zh) | 用于显示快速预览给飞行员的通知的系统和方法 | |
| CN105100247A (zh) | 一种低空飞行器气象信息交互系统 | |
| CN109523193A (zh) | 飞行指挥与任务管理系统、方法、装置及可读存储介质 | |
| WO2007055811A2 (en) | Integrated system for providing real-time assistance to aircrew | |
| CN103365956A (zh) | 用于向飞行中的飞行器发射差别天气信息的系统和方法 | |
| US20110291861A1 (en) | Device for Communication with an Aircraft | |
| CA2721523A1 (en) | System and method for delivery of non-textual controller pilot data link communication (cpdlc) for pilot review | |
| US8996202B1 (en) | Presenting notices to airmen in charting applications | |
| JP2012068972A (ja) | 航空機管理システム、地上装置及び地上制御装置、地上装置用プログラム及び地上制御装置用プログラム並びに情報処理方法 | |
| Greenfeld | Concept of operations for urban air mobility command and control communications | |
| US6859694B2 (en) | System and method for proxy filing and closing of flight plans | |
| Nene | Remote tower research in the United States | |
| Andreeva-Mori et al. | Management of operations under visual flight rules in UTM for disaster response missions | |
| EP3719776A1 (en) | Emulating a vehicle-communications-center data request to obtain data from a system or subsystem onboard the vehicle | |
| CN114822085B (zh) | 飞行管理装置和飞行管理方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130815 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140530 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140610 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141104 |