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JP2012056268A - 超音波振動子及び超音波振動子を用いた超音波溶着器 - Google Patents

超音波振動子及び超音波振動子を用いた超音波溶着器 Download PDF

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Toru Nakanishi
徹 中西
Shusuke Kinoshita
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Abstract

【課題】裸芯線部の断線を防止し得る構成を備えた超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波溶着器を提供する。
【解決手段】芯線を絶縁層で被覆した電線10の、その先端の絶縁層が除去された裸芯線部を底板部と挟持片部とによって挟持する芯線挟持部13aと、前記裸芯線部に続く絶縁層端を底板部と押さえ片部とによって挟持する絶縁層押さえ部13bとを備えた連結部材11を塑性変形可能な金属板によって形成し、芯線挟持部13aに前記裸芯線部を挟持し、かつ絶縁層押さえ部13bに前記絶縁層端を挟持した連結部材11を超音波振動子2の結線用舌片9に半田付け12を介して接合した。また、該超音波振動子2を超音波溶着器1の振動源として用いるために超音波溶着器1内に配設した。
【選択図】図7

Description

本発明は、ハンディータイプの超音波溶着器や超音波切断器等の超音波応用機器の振動源として用いられる超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波溶着器に関する。
相対的に離近方向へ移動する振動押圧面と受圧面とを備え、振動押圧面と受圧面との間に複数の被溶着シートを挟圧した状態で、超音波振動子によって振動押圧面を励振することにより被溶着シート相互を溶着するようにした超音波溶着器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この種の超音波応用機器の振動源として用いられる超音波振動子aは、図9に示すように、一対をなす金属ブロックb,c間に圧電素子d,dが配置され、一方の圧電素子dに高周波交流電圧を印加する電極板e,eが該圧電素子dの両端に夫々介装されるとともに、これらが中心ボルトfによって一体に結合されている。また、前記電極板e,eには結線用舌片g,gが一体形成されており、該結線用舌片g,gが電極板e,eから側方に突成されている。
従来、前記超音波振動子aの結線用舌片g,gに電力供給用の電線を接続する場合には、図10(B)に示すように、芯線iを絶縁層jで被覆した電線hの、その先端の絶縁層jが除去された裸芯線部kを夫々の結線用舌片gに半田付けmを介して接合している。ここで、超音波溶着器nにあっては、図10(A)に示すように、超音波振動子aが収納ケースpの前後方向に沿って収納され、かつ、電線h,hが収納ケースpの後部から引き込まれる。このため、収納及び結線が容易となるように超音波振動子aの収納前に、結線用舌片g,gを夫々後方向に屈曲させ、収納ケースpの後部から引き込まれることとなる電線h,hの先端と結線用舌片g,gとを相対方向から重ね合わせた状態で、各裸芯線部k(図10(B)参照)を結線用舌片gの上面に半田付けmを介して接合するようにしている。
特開2004−58276号公報
ところで、上記従来構成にあっては、電極板e,eへの高周波交流電圧の印加によって超音波振動子aが振動すると、電極板e,eから側方突成されている結線用舌片g,gにその振動が伝播し、該結線用舌片g,gに先端が接合されている電線h,hも振動する。この時、各結線用舌片gに半田付けmを介して接合されている裸芯線部kの接合部分に隣接する裸芯線部kの非接合部分r(図10(B)参照)に剪断応力が作用するため、該非接合部分rが振動による相反方向からの剪断応力を繰り返し受けることによって金属疲労を起こし、比較的短期間で断線してしまうことがあるという問題点があった。
また、電極板eから側方突成された結線用舌片gは、その先端に至るほど振動時における振幅が大きくなるため、従来構成のように、非接合部分rが結線用舌片gの先端側に位置する接合状態にあっては、非接合部分rに作用する剪断応力が大きくなってしまうため、金属疲労を助長してしまうという問題点があった。
本発明は、かかる従来構成の問題点を解消するためになされたものであり、裸芯線部の非接合部分の断線を防止し得る構成を備えた超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波溶着器を提供することを目的とするものである。
本発明は、一対をなす金属ブロック間に圧電素子が配置され、該圧電素子に高周波交流電圧を印加する電極板が該圧電素子の両端に夫々介装されるとともに、該電極板から結線用舌片が側方突成されてなる超音波振動子において、芯線を絶縁層で被覆した電線の、その先端の絶縁層が除去された裸芯線部を底板部と挟持片部とによって挟持する芯線挟持部と、前記裸芯線部に続く絶縁層端を底板部と押さえ片部とによって挟持する絶縁層押さえ部とを備えた塑性変形可能な金属板からなる連結部材が、芯線挟持部に前記裸芯線部を挟持し、かつ絶縁層押さえ部に前記絶縁層端を挟持した状態で前記結線用舌片に半田付けを介して接合されていることを特徴とする超音波振動子である。
上記超音波振動子にあって、連結部材の芯線挟持部が、矩形状の底板部と、該底板部の一端側で底板部の両側縁から立ち上げられた一対の挟持片部とによって断面コ字形に形成される一方、連結部材の絶縁層押さえ部が、前記底板部と、該底板部の他端側で底板部の両側縁から立ち上げられた一対の押さえ片部とによって断面コ字形に形成されている構成が提案され得る。
また、電極板から側方突成された結線用舌片のその基端部に、絶縁層押さえ部を位置させて連結部材が接合されている構成が提案され得る。
また、本発明は、相対的に離近方向へ移動する振動押圧面と受圧面とを備え、振動押圧面と受圧面との間に複数の被溶着シートを挟圧した状態で、超音波振動子によって振動押圧面を励振することにより被溶着シート相互を溶着する超音波溶着器において、前記超音波振動子は、一対をなす金属ブロック間に圧電素子が配置され、該圧電素子に高周波交流電圧を印加する電極板が該圧電素子の両端に夫々介装されるとともに、該電極板から結線用舌片が側方突成されてなるものであって、芯線を絶縁層で被覆した電線の、その先端の絶縁層が除去された裸芯線部を底板部と挟持片部とによって挟持する芯線挟持部と、前記裸芯線部に続く絶縁層端を底板部と押さえ片部とによって挟持する絶縁層押さえ部とを備えた塑性変形可能な金属板からなる連結部材が、芯線挟持部に前記裸芯線部を挟持し、かつ絶縁層押さえ部に前記絶縁層端を挟持した状態で前記結線用舌片に半田付けを介して接合されているものであり、収納ケースの前後方向に沿って前記超音波振動子が収納され、該超音波振動子の結線用舌片が前方向または後方向に屈曲されるととも、収納ケース内に引き込まれた電線の先端が結線用舌片の上面に前記連結部材を介して接合されていることを特徴とする超音波振動子を用いた超音波溶着器である。
本発明は、上述したように、芯線を絶縁層で被覆した電線の、その先端の絶縁層が除去された裸芯線部を底板部と挟持片部とによって挟持する芯線挟持部と、前記裸芯線部に続く絶縁層端を底板部と押さえ片部とによって挟持する絶縁層押さえ部とを備えた塑性変形可能な金属板からなる連結部材が、芯線挟持部に前記裸芯線部を挟持し、かつ絶縁層押さえ部に前記絶縁層端を挟持した状態で、電極板から側方突成された結線用舌片に半田付けを介して接合されている超音波振動子であるから、電線の裸芯線部と、該裸芯線部に続く絶縁層端とを連結部材によって一体的に保持することができる。これにより、超音波振動子の振動時において、裸芯線部の非接合部分23(図6参照)に剪断応力が作用せず、金属疲労が生じないため、該非接合部分の断線を防止することができる。
また、連結部材の芯線挟持部が、矩形状の底板部と、該底板部の一端側で底板部の両側縁から立ち上げられた一対の挟持片部とによって断面コ字形に形成される一方、連結部材の絶縁層押さえ部が、前記底板部と、該底板部の他端側で底板部の両側縁から立ち上げられた一対の押さえ片部とによって断面コ字形に形成されている構成にあっては、断面コ字形に形成された芯線挟持部内に電線の裸芯線部を配置するとともに、断面コ字形に形成された絶縁層押さえ部内に電線の絶縁層端を配置した状態で、芯線挟持部の挟持片部と絶縁層押さえ部の押さえ片部とを夫々工具で強圧して塑性変形させることによって、裸芯線部と絶縁層端を夫々簡単に挟持させることができるとともに、共通の底板部と結線用舌片との半田付けによる接合を容易に行うことができる。
また、電極板から側方突成された結線用舌片のその基端部に、絶縁層押さえ部を位置させて連結部材が接合されている構成にあっては、結線用舌片の基端部は先端部に比して振動時の振幅が小さいことにより、裸芯線部の非接合部分23(図6参照)の断線をより効果的に防止することができる。
さらに、本発明は、相対的に離近方向へ移動する振動押圧面と受圧面とを備え、振動押圧面と受圧面との間に複数の被溶着シートを挟圧した状態で、超音波振動子によって振動押圧面を励振することにより被溶着シート相互を溶着する超音波溶着器において、前記超音波振動子は、一対をなす金属ブロック間に圧電素子が配置され、該圧電素子に高周波交流電圧を印加する電極板が該圧電素子の両端に夫々介装されるとともに、該電極板から結線用舌片が側方突成されてなるものであって、芯線を絶縁層で被覆した電線の、その先端の絶縁層が除去された裸芯線部を底板部と挟持片部とによって挟持する芯線挟持部と、前記裸芯線部に続く絶縁層端を底板部と押さえ片部とによって挟持する絶縁層押さえ部とを備えた塑性変形可能な金属板からなる連結部材が、芯線挟持部に前記裸芯線部を挟持し、かつ絶縁層押さえ部に前記絶縁層端を挟持した状態で前記結線用舌片に半田付けを介して接合されているものであり、収納ケースの前後方向に沿って前記超音波振動子が収納され、該超音波振動子の結線用舌片が前方向または後方向に屈曲されるととも、収納ケース内に引き込まれた電線の先端が結線用舌片の上面に前記連結部材を介して接合されている超音波溶着器であるから、裸芯線部の非接合部分23(図6参照)に剪断応力が作用せず、金属疲労に起因する断線が生じることのない超音波溶着器を得ることができる。
本発明にかかる超音波溶着器1の縦断面図である。 本発明にかかる超音波振動子2の一部切欠正面図である。 連結部材11の斜視図である。 被覆押さえ付き圧着端子17と、該被覆押さえ付き圧着端子17から座金部18を切除した状態を示す斜視図である。 連結部材11を電線10の先端部に取付ける手順を示す説明図である。 連結部材11が結線用舌片9に接合された状態を示す斜視図である。 下顎部25と収納ケース34の上顎カバー33を除去した状態の超音波溶着器1の斜視図である。 変形実施例にかかる超音波溶着器1の斜視図である。 従来構成の超音波振動子aの正面図である。 (A)は従来構成の超音波振動子aを備えた超音波溶着器nの斜視図、(B)は要部の拡大図である。
本発明の実施形態を、図1〜図7に示す実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明にかかるハンディータイプの超音波溶着器1を示すものであって、該超音波溶着器1の振動源に本発明にかかる超音波振動子2が用いられている。
超音波振動子2は、図2に示すように、圧電素子対3と、該圧電素子対3を挟持する一対の金属ブロック4,5とを備えている。圧電素子対3は、二つの圧電素子3a,3bが、その間に電極板6aを介装して積層され、かつ一方の圧電素子3aの端部と金属ブロック5との間に電極板6bが介装されている。また、金属ブロック4,5は、鉄またはアルミニュームを素材に用いて円柱状に形成されている。そして、これらの金属ブロック4,5、圧電素子対3、電極板6a,6bが中心ボルト8によって一体に結合されている。
前記電極板6a,6bは、圧電素子3aに高周波交流電圧を印加するものであって、該電極板6a,6bには結線用舌片9,9が一体形成されており、該結線用舌片9,9が電極板6a,6bから側方に突成されている。また、結線用舌片9,9には、電源制御器(図示省略)から延出された電線10,10の先端部に取付けられた連結部材11,11が夫々半田付け12を介して接合されている。
各連結部材11は、塑性変形可能で半田付けに適した金属板からなり、図3に示すように、芯線挟持部13aと絶縁層押さえ部13bとを備えている。芯線挟持部13aは、矩形状の底板部14と、該底板部14の一端側で底板部14の両側縁から立ち上げられた一対の挟持片部15,15とによって断面コ字形に形成されており、絶縁層押さえ部13bは前記底板部14と、該底板部14の他端側で底板部14の両側縁から立ち上げられた一対の押さえ片部16,16とによって断面コ字形に形成されている。尚、連結部材11はプレス加工によって製作され得るが、高価な金型を必要とする上、小ロット生産となることでコスト高となる。そこで、図4に示すように、規格品として市販されている被覆押さえ付き圧着端子17の座金部18を、芯線挟持部13aとの境目部分でニッパー等を用いて切除することにより、連結部材11を容易かつ安価に製作することができる。
前記連結部材11を電線10の先端部に取付けるには、図5(A)に示すように、芯線20を絶縁層21で被覆した電線10の、その先端の絶縁層21を除去した裸芯線部22を芯線挟持部13a内に配置するとともに、該裸芯線部22に続く絶縁層端19を絶縁層押さえ部13b内に配置した状態で、芯線挟持部13aの挟持片部15,15と絶縁層押さえ部13bの押さえ片部16,16とを夫々工具で強圧して塑性変形させることによって、図5(B)に示すように、底板部14と挟持片部15,15とによって裸芯線部22が挟持されるとともに、底板部14と押さえ片部16,16とによって絶縁層端19が挟持され、これによって連結部材11を電線10の先端部に簡単に取付けることができる。
そして、このように、芯線挟持部13aに裸芯線部22を挟持し、かつ絶縁層押さえ部13bに絶縁層端19を挟持した状態で、図6に示すように、各連結部材11が結線用舌片9に半田付け12を介して夫々接合される。ここで、後述する超音波溶着器1にあっては、図1に示すように、超音波振動子2が収納ケース34の前後方向に沿って収納され、かつ、電線10,10が収納ケース34の後部から引き込まれる。このため、収納及び結線が容易となるように超音波振動子2の収納前に、結線用舌片9,9を収納ケース34に対して夫々前方向に屈曲させ、収納ケース34の後部から引き込まれることとなる電線10,10の先端を結線用舌片9,9の屈曲方向と同じ向きにした状態で、連結部材11,11の底板部14,14を結線用舌片9,9の上面に半田付け12を介して接合するようにしている。また、該連結部材11,11は、結線用舌片9,9の基端部に絶縁層押さえ部13b,13bを位置させて接合されている。尚、この半田付けによる接合に際して、結線用舌片9及び連結部材11の被接合部分に半田付け用ペースト(酸化膜除去剤)を塗布しておくことにより、半田の剥離による接合不良を未然に防止することができる。
かかる構成にあって、電極板6a,6bへの高周波交流電圧の印加によって超音波振動子2が振動すると、電極板6a,6bから側方突成されている結線用舌片9,9にその振動が伝播し、該結線用舌片9,9に連結部材11,11を介して接合されている電線10,10も振動する。この時、各電線10の裸芯線部22と、該裸芯線部22に続く絶縁層端19とが連結部材11によって一体的に保持されていることにより、裸芯線部22の非接合部分23(図6参照)に剪断応力が作用せず、金属疲労が生じないため、該非接合部分23の断線を防止することができる。
また、図3に示すように、連結部材11の芯線挟持部13aが、矩形状の底板部14と、該底板部14の一端側で底板部14の両側縁から立ち上げられた一対の挟持片部15,15とによって断面コ字形に形成される一方、連結部材11の絶縁層押さえ部13bが、前記底板部14と、該底板部14の他端側で底板部14の両側縁から立ち上げられた一対の押さえ片部16,16とによって断面コ字形に形成されていることにより、図5に示すように、芯線挟持部13a内に電線10の裸芯線部22を配置するとともに、絶縁層押さえ部13b内に電線10の絶縁層端19を配置した状態で、芯線挟持部13aの挟持片部15,15と絶縁層押さえ部13bの押さえ片部16,16とを夫々工具で強圧して塑性変形させることによって、裸芯線部22と絶縁層端19を夫々簡単に挟持させることができ、さらに、共通の底板部14によって結線用舌片9との半田付けによる接合を容易に行うことができる。
また、電極板6a,6bから側方突成された結線用舌片9,9のその基端部に、絶縁層押さえ部13bを位置させて各連結部材11,11を接合すれば、結線用舌片9の基端部は先端部に比して振動時の振幅が小さいことにより、裸芯線部22の非接合部分23(図6参照)の断線をより効果的に防止することができる。
一方、上述した超音波振動子2を振動源として用いる超音波溶着器1は、図1に示すように、相対回動可能に後端が軸支された上下一対の上顎部24と下顎部25とで構成され、後述する上顎部24の先端の振動押圧面26と、下顎部25の先端の受圧面27とが、相対的に離近方向へ移動するようになっている。
前記上顎部24と下顎部25は、支軸28により上下方向に回動可能に軸支されている。支軸28近傍には、上顎部24と下顎部25の先端相互を離隔させる方向に働くコイルばね29が上顎部24と下顎部25間に配設されており、上顎部24の後端下面には、下顎部25の後端上面との当接により、上顎部24と下顎部25の先端が過度に離隔することを規制するストパー30が設けられている。そして、外力を加えない状態では、振動押圧面26と、受圧面27は、約1cm離隔した状態で静止するようになっている。
上顎部24は、該上顎部24の下面部を構成する樹脂性の上顎フレーム31に取付けられたブラケット32を介して支軸28に軸支されている。上顎フレーム31の上部には超音波振動子2が配設され、さらに、該超音波振動子2の上側を覆うように、上顎部24の上面部及び側面部を構成する上顎カバー33が取り付けられている。そして、該上顎カバー33と前記上顎フレーム31とによって収納ケース34が構成されている。前記超音波振動子2は、収納ケース34の前後方向に沿って収納されており、該超音波振動子2の金属ブロック4の外端面にはステンレス製のホーン35が螺着によって一体に連結されている。ここで、ホーン35の連結部の外周に形成されているホーンフランジ部42が、収納ケース34の内周面に形成されている環状のフランジ支持溝43に環状ゴム44を介して嵌合されており、ホーン35及び超音波振動子2がホーンフランジ部42によって一点支持されている。また、ホーン35の先端は、収納ケース34の前部から下方に突出されており、その先端下面が平面状の振動押圧面26となっている。
また、電源制御器(図示省略)から延出された電線10,10が、収納ケース34の後部に配設されたゴムソケット36に挿通されて収納ケース34内に引き込まれており、該電線10,10の先端が、図7に示すように、超音波振動子2の結線用舌片9,9に接合されている。ここで、電線10,10の先端には、図5(B)に示すように、芯線挟持部13aに裸芯線部22を挟持し、かつ、絶縁層押さえ部13bに絶縁層端19を挟持した連結部材11が夫々取付けられており、また、各結線用舌片9,9は、収納ケース34の前部側に向けて屈曲されている(図7参照)。そして、電線10,10の先端を結線用舌片9,9の屈曲方向と同じ向きにした状態で、連結部材11,11が結線用舌片9,9の上面に半田付け12を介して接合されている。
また、上顎フレーム31には、図1に示すように、方形状の開口が形成されており、該開口部には電源制御器(図示省略)を作動するマイクロスイッチ37が、電源制御器の作動契機となる押ボタンを下方に向けて配設されている。該マイクロスイッチ37は図示しない電線によって電源制御器と電気的に接続されている。
一方、下顎部25は、断面コ字形の長尺なステンレス製の下顎フレーム38を備えており、該下顎フレーム38の後端が支軸28に軸支されている。また、下顎部25の底面部を構成する下顎カバー39が、前記下顎フレーム38の下面部を覆うようにして配設されている。また、下顎部25の先端には、ステンレス製のチップ40が上方に向けて突設されており、該チップ40の上端面が前記振動押圧面26と対向する受圧面27となっている。また、下顎フレーム38の後方には、コイルばね41が、その上端を前記マイクロスイッチ37に向けて突設されている。
この超音波溶着器1にあって、図示しない複数の被溶着シートを、振動押圧面26と受圧面27の間に挿入し、超音波溶着器1を把持して、コイルばね29の弾発力に抗して上顎部24と下顎部25の先端相互を近づけ、振動押圧面26と受圧面27との間で前記被溶着シートを挟圧すると、まず、コイルばね41の上端部により、マイクロスイッチ37の押ボタンが押圧され、電源制御器(図示省略)が所定時間作動して、該電源制御器から電線10,10を介して高周波交流電圧が超音波振動子2の電極板6a,6bに供給され、該電極板6a,6bによって圧電素子3aに高周波交流電圧が印加される。これにより、圧電素子3aに電歪作用が生じ、超音波振動子2が前後方向(横方向)に振動することとなる。ここで、超音波振動子2がホーンフランジ部42によって一点支持されていることにより、超音波振動子2の前後方向(横方向)の振動がホーン35の先端では縦方向の振動に変換されて振動押圧面26が励振され、該振動押圧面26から被溶着シートの挟圧領域へ超音波振動が伝播される。これにより、被溶着シートは、摩擦と振動エネルギーによって溶融し、相互に溶着されることとなる。
かかる構成にあって、各電線10の裸芯線部22と、該裸芯線部22に続く絶縁層端19とが連結部材11によって一体的に保持されていることにより、裸芯線部22の非接合部分23(図6参照)に剪断応力が作用せず、金属疲労が生じないため、金属疲労に起因する非接合部分23の断線が生じることのない超音波溶着器1を得ることができる。
また、図7に示すように、結線用舌片9,9を、収納ケース34の前部側に向けて屈曲させる一方、収納ケース34の後部から引き込まれる電線10,10の先端を結線用舌片9,9の屈曲方向と同じ向きにした状態で、連結部材11,11を結線用舌片9,9の上面に半田付け12を介して接合するようにしていることにより、先端部に比して振動時の振幅が小さい結線用舌片9,9の基端部に、絶縁層押さえ部13bを位置させて各連結部材11,11を容易に接合することができるため、裸芯線部22の非接合部分23(図6参照)の断線をより効果的に防止することが可能となる。
尚、上記実施例にあっては、結線用舌片9,9を、収納ケース34の前部側に向けて屈曲させているが、図8に示す変形実施例のように、結線用舌片9,9を、収納ケース34の後方向に向けて屈曲させて、電線10,10の先端に取付けた連結部材11,11を結線用舌片9,9の上面に半田付け12を介して接合することも可能である。この場合にあっても、各電線10の裸芯線部22(図5参照)と、該裸芯線部22に続く絶縁層端19とが連結部材11によって一体的に保持されていることにより、裸芯線部22の非接合部分23(図6参照)の断線を防止することができる。
1 超音波溶着器
2 超音波振動子
3a 圧電素子
4 金属ブロック
5 金属ブロック
6a,6b 電極板
9 結線用舌片
10 電線
11 連結部材
12 半田付け
13a 芯線挟持部
13b 絶縁層押さえ部
14 底板部
15 挟持片部
16 押さえ片部
19 絶縁層端
20 芯線
21 絶縁層
22 裸芯線部
26 振動押圧面
27 受圧面
34 収納ケース

Claims (4)

  1. 一対をなす金属ブロック間に圧電素子が配置され、該圧電素子に高周波交流電圧を印加する電極板が該圧電素子の両端に夫々介装されるとともに、該電極板から結線用舌片が側方突成されてなる超音波振動子において、
    芯線を絶縁層で被覆した電線の、その先端の絶縁層が除去された裸芯線部を底板部と挟持片部とによって挟持する芯線挟持部と、前記裸芯線部に続く絶縁層端を底板部と押さえ片部とによって挟持する絶縁層押さえ部とを備えた塑性変形可能な金属板からなる連結部材が、芯線挟持部に前記裸芯線部を挟持し、かつ絶縁層押さえ部に前記絶縁層端を挟持した状態で前記結線用舌片に半田付けを介して接合されていることを特徴とする超音波振動子。
  2. 連結部材の芯線挟持部が、矩形状の底板部と、該底板部の一端側で底板部の両側縁から立ち上げられた一対の挟持片部とによって断面コ字形に形成される一方、連結部材の絶縁層押さえ部が、前記底板部と、該底板部の他端側で底板部の両側縁から立ち上げられた一対の押さえ片部とによって断面コ字形に形成されていることを特徴とする請求項1記載の超音波振動子。
  3. 電極板から側方突成された結線用舌片のその基端部に、絶縁層押さえ部を位置させて連結部材が接合されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の超音波振動子。
  4. 相対的に離近方向へ移動する振動押圧面と受圧面とを備え、振動押圧面と受圧面との間に複数の被溶着シートを挟圧した状態で、超音波振動子によって振動押圧面を励振することにより被溶着シート相互を溶着する超音波溶着器において、
    前記超音波振動子は、一対をなす金属ブロック間に圧電素子が配置され、該圧電素子に高周波交流電圧を印加する電極板が該圧電素子の両端に夫々介装されるとともに、該電極板から結線用舌片が側方突成されてなるものであって、芯線を絶縁層で被覆した電線の、その先端の絶縁層が除去された裸芯線部を底板部と挟持片部とによって挟持する芯線挟持部と、前記裸芯線部に続く絶縁層端を底板部と押さえ片部とによって挟持する絶縁層押さえ部とを備えた塑性変形可能な金属板からなる連結部材が、芯線挟持部に前記裸芯線部を挟持し、かつ絶縁層押さえ部に前記絶縁層端を挟持した状態で前記結線用舌片に半田付けを介して接合されているものであり、
    収納ケースの前後方向に沿って前記超音波振動子が収納され、該超音波振動子の結線用舌片が前方向または後方向に屈曲されるととも、収納ケース内に引き込まれた電線の先端が結線用舌片の上面に前記連結部材を介して接合されていることを特徴とする超音波振動子を用いた超音波溶着器。
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