JP2011238490A - 非水電解液二次電池及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】正極及び負極の少なくとも一方は正極活物質の作動電位よりも低く負極活物質の作動電位よりも高い第2活物質を備え、その第2活物質の量は前記負極活物質の不可逆容量に相当する量又はそれ以上の量のリチウム量をもつように添加される。所定の電池反応が進行する際に作動電位が正極活物質及び負極活物質の作動電位の間にあり、不可逆容量に相当する量だけリチウムをもつ第2活物質における電池反応が優先的に進行するため、正極の過充電状態を抑制できると共に系中にリチウム金属が取り残されることもなくなる、従来よりも安全性が高い非水電解液二次電池。
【選択図】なし
Description
前記正極及び前記負極の少なくとも一方は前記正極活物質の作動電位よりも低く前記負極活物質の作動電位よりも高い第2活物質を備え、
前記第2活物質の量は前記負極活物質の不可逆容量に相当する量又はそれ以上の量のリチウム量をもつように添加されることにある。
前記正極及び前記負極の少なくとも一方は前記正極活物質の作動電位よりも低く前記負極活物質の作動電位よりも高い第2活物質を備えた状態で、初回の充放電を行う工程をもち、
前記第2活物質の量は前記負極活物質の不可逆容量に相当する量又はそれ以上の量のリチウム量をもつように添加されることにある。
本発明の非水電解液二次電池は正極活物質を備える正極と、合金系材料を含む負極活物質を備える負極と電解質とを有する。正極及び/又は負極は第2活物質を備えている。
本実施形態の非水電解液二次電池の製造方法は正極活物質を備える正極と、合金系材料を含む負極活物質を備える負極とを有する非水電解液二次電池を製造する方法である。具体的な製造方法としては、正極及び負極を形成後、セパレータを介して積層して形成した発電要素をケース内に収納した後、電解液を注入するといった通常の方法を例示することができる。ここで、正極、負極については非水電解液二次電池の欄において説明した構成を採用できるため、更なる説明は省略する。第2活物質の種類、添加量についても先に説明したものがそのまま採用できる。
(正極第1層の作製)
正極活物質としてのLiNiO2を87質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを10質量部と、結着材としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)を1質量部と、結着材としてのポリエチレンオキシド(PEO)を1質量部と、結着材としてのポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を1質量部とを水に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を正極集電体上に片面塗布し、乾燥することで正極第1層を形成した。正極第1層において正極活物質を添加する量は負極活物質の量に合わせて通常の方法により決定した(以下同じ)。
第2活物質としてのカーボンコートをしたLiFePO4(作動電位が、正極活物質の作動電位より0.2V低く、負極活物質の作動電位より3.15V高い)を80質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを12質量部と、結着材としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)を8質量部とを有機溶媒に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。ここで、LiFePO4に対するカーボンコートはポリビニルアルコールと混合した後、焼成することでポリビニルアルコールを炭化し、粉砕することにより行った(以下の実施例においても第2活物質を形成する材料が異なる以外は同様の方法にてカーボンコートを行った。)この塗料液を正極第1層上に塗布し、乾燥することで正極第1層上に積層された正極第2層を形成した。第2活物質を添加する量は負極活物質において発生する不可逆容量に相当する量が添加されるように設定した(以下同じ)。なお、不可逆容量は予め実験により求めた。
正極合材(正極第1層と正極第2層とが積層されたもの。以下同じ。)の厚みが75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで正極を作製した。
負極活物質としてのCu6Sn6(合金系材料に相当)を85質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを5質量部と、結着材としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)を10質量部とを有機溶媒に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を負極集電体上に片面塗布し、乾燥することで負極層を形成した。その後、所定のサイズに裁断することで負極を作製した。
エチレンカーボネート(EC)とジエチルメチルカーボネート(EMC)とを3:7の質量比で混合した有機溶媒に、LiPF6を1.0mol/Lの濃度で添加し電解液とした。
図1に示すように、調製した正極1(正極第1層11、正極第2層12)、負極2と調製した電解液と厚さ25μmのポリエチレン製の多孔質膜からなるセパレータ7とを用いてコイン型電池50を製造した。正極1はアルミニウム集電体1aをもち、そのアルミニウム集電体1a上に正極第1層11、正極第2層12の順に活物質層が積層されている。負極2には銅集電体2aをもち、その銅集電体2a上に負極活物質層が積層されている。
(正極第1層の作製)
実施例1と同様に調製した。
表面をカーボンコート(導電材に相当)をした第2活物質としてのLi2FeSiO4(作動電位が、正極活物質の作動電位より0.82V低く、負極活物質の作動電位より2.53V高い)を80質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを12質量部と、結着材としてのPVdFを8質量部とを有機溶媒に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を正極第1層上に塗布し、乾燥することで正極第2層を形成した。
正極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで正極を作製した。
負極及び電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。
(正極第1層の作製)
実施例1と同様に調製した。
表面をカーボンコート(導電材に相当)をした第2活物質としてのV2O5(作動電位が、正極活物質の作動電位より0.35V低く、負極活物質の作動電位より3.0V高い)を80質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを12質量部と、結着材としてのPVdFを8質量部とを有機溶媒に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を正極第1層上に塗布し、乾燥することで正極第2層を形成した。
正極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで正極を作製した。そして、対極をLi金属で25℃の雰囲気で、1C相当の電流値(1Cは電池容量を1時間で放電できる電流値)にて3.25Vまで定電流充電を行いV2O5中にあらかじめ、Cu6Sn6合金の初回不可逆容量に相当するリチウム量を供給しておいた。
負極及び電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。
(正極第1層の作製)
実施例1と同様に調製した。
第2活物質としてのカーボンコートをしたLi4Ti5O12(作動電位が、正極活物質の作動電位より2.05V低く、負極活物質の作動電位より1.3V高い)を87質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを7質量部と、結着材としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)を1質量部と、結着材としてのポリエチレンオキシド(PEO)を1質量部と、結着材としてのポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を1質量部とを水に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を正極第1層上に塗布し、乾燥することで正極第2層を形成した。
正極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで正極を作製した。そして、対極をLi金属で25℃の雰囲気で、1C相当の電流値(1Cは電池容量を1時間で放電できる電流値)にて1.55Vまで定電流充電を行いLi4Ti5O12中にあらかじめ、Cu6Sn6合金の初回不可逆容量に相当するリチウム量を供給しておいた。
負極及び電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。
(正極第1層の作製)
実施例1と同様に調製した。
第2活物質としてのカーボンコートをした酸化チタン(TiO2(B))(作動電位が、正極活物質の作動電位より2.0V低く、負極活物質の作動電位より1.75V高い)を87質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを7質量部と、結着材としてのCMCを1質量部と、結着材としてのPEOを1質量部と、結着材としてのPTFEを1質量部とを水に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を正極第1層上に塗布し、乾燥することで正極第2層を形成した。
正極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで正極を作製した。そして、対極をLi金属で25℃の雰囲気で、1C相当の電流値(1Cは電池容量を1時間で放電できる電流値)にて1.6Vまで定電流充電を行いTiO2(B)中にあらかじめ、Cu6Sn6合金の初回不可逆容量に相当するリチウム量を供給しておいた。
負極及び電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。
(正極第1層の作製)
実施例1と同様に調製した。
第2活物質としてのカーボンコートをしたNb2O5(作動電位が、正極活物質の作動電位より1.85V低く、負極活物質の作動電位より1.5V高い)を87質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを7質量部と、結着材としてのCMCを1質量部と、結着材としてのPEOを1質量部と、結着材としてのPTFEを1質量部とを水に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を正極第1層上に塗布し、乾燥することで正極第2層を形成した。
正極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで正極を作製した。そして、対極をLi金属で25℃の雰囲気で、1C相当の電流値(1Cは電池容量を1時間で放電できる電流値)にて1.75Vまで定電流充電を行いNb2O5中にあらかじめ、Cu6Sn6合金の初回不可逆容量に相当するリチウム量を供給しておいた。
負極及び電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。
(正極の作製)
正極活物質としてのLiNiO2を87質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを10質量部と、結着材としてのCMCを1質量部と、結着材としてのPEOを1質量部と、結着材としてのPTFEを1質量部とを水に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を正極集電体上に片面塗布し、乾燥することで正極を形成した。その後、所定のサイズに裁断することで正極を作製した。
負極活物質としてのCu6Sn6を85質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを5質量部と、結着材としてのPVdFを10質量部とを有機溶媒に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を正極集電体上に片面塗布し、乾燥することで負極層を形成した。
第2活物質としてのカーボンコートをしたLiFePO4(作動電位が、正極活物質の作動電位より0.2V低く、負極活物質の作動電位より3.15V高い)を80質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを12質量部と、結着材としてのPVdFを8質量部とを有機溶媒に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を負極第1層上に塗布し、乾燥することで負極第2層を形成した。
負極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで負極を作製した。
電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。
(正極の作製)
実施例7と同様に調製した。
実施例7と同様に調製した。
第2活物質としてのカーボンコートをしたLi2FeSiO4(作動電位が、正極活物質の作動電位より0.82V低く、負極活物質の作動電位より2.53V高い)を80質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを12質量部と、結着材としてのPVdFを8質量部とを有機溶媒に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を負極第1層上に塗布し、乾燥することで負極第2層を形成した。
負極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで負極を作製した。
電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。
(正極の作製)
実施例7と同様に調製した。
実施例7と同様に調製した。
第2活物質としてのカーボンコートをしたV2O5(作動電位が、正極活物質の作動電位より0.35V低く、負極活物質の作動電位より3.0V高い)を80質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを12質量部と、結着材としてのPVdFを8質量部とを有機溶媒に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を負極第1層上に塗布し、乾燥することで負極第2層を形成した。
負極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで負極を作製した。そして、対極をLi金属で25℃の雰囲気で、1C相当の電流値(1Cは電池容量を1時間で放電できる電流値)にて3.25Vまで定電流充電を行いV2O5中にあらかじめ、Cu6Sn6合金の初回不可逆容量に相当するリチウム量を供給しておいた。
電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。
(正極の作製)
実施例7と同様に調製した。
実施例7と同様に調製した。
第2活物質としてのカーボンコートをしたLi4Ti5O12(作動電位が、正極活物質の作動電位より2.05V低く、負極活物質の作動電位より1.30V高い)を87質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを7質量部と、結着材としてのCMCを3質量部と、結着材としてのスチレンブタジエンゴム(SBR)を3質量部とを水に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を負極第1層上に塗布し、乾燥することで負極第2層を形成した。
負極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで負極を作製した。そして、対極をLi金属で25℃の雰囲気で、1C相当の電流値(1Cは電池容量を1時間で放電できる電流値)にて1.55Vまで定電流充電を行いLi4Ti5O12中にあらかじめ、Cu6Sn6合金の初回不可逆容量に相当するリチウム量を供給しておいた。
電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。
(正極の作製)
実施例7と同様に調製した。
実施例7と同様に調製した。
第2活物質としてのカーボンコートをしたTiO2(B)(作動電位が、正極活物質の作動電位より2.00V低く、負極活物質の作動電位より1.35V高い)を87質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを7質量部と、結着材としてのCMCを3質量部と、結着材としてのSBRを3質量部とを水に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を負極第1層上に塗布し、乾燥することで負極第2層を形成した。
負極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで負極を作製した。そして、対極をLi金属で25℃の雰囲気で、1C相当の電流値(1Cは電池容量を1時間で放電できる電流値)にて1.6Vまで定電流充電を行いTiO2(B)中にあらかじめ、Cu6Sn6合金の初回不可逆容量に相当するリチウム量を供給しておいた。
電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。
(正極の作製)
実施例7と同様に調製した。
実施例7と同様に調製した。
第2活物質としてのカーボンコートをしたNb2O5(作動電位が、正極活物質の作動電位より1.85V低く、負極活物質の作動電位より1.50V高い)を87質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを7質量部と、結着材としてのCMCを3質量部と、結着材としてのSBRを3質量部とを水に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を負極第1層上に塗布し、乾燥することで負極第2層を形成した。
負極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで負極を作製した。そして、対極をLi金属で25℃の雰囲気で、1C相当の電流値(1Cは電池容量を1時間で放電できる電流値)にて1.75Vまで定電流充電を行いNb2O5中にあらかじめ、Cu6Sn6合金の初回不可逆容量に相当するリチウム量を供給しておいた。
電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。
(正極第1層の作製)
正極活物質としてのカーボンコートをしたLiFePO4を80質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを12質量部と、結着材としてのPVdFを8質量部とを有機溶媒に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を正極集電体上に片面塗布し、乾燥することで正極第1層を形成した。
第2活物質としてのカーボンコートをしたLi4Ti5O12(作動電位が、正極活物質の作動電位より1.85V低く、負極活物質の作動電位より1.30V高い)を87質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを7質量部と、結着材としてのCMCを1質量部と、結着材としてのPEOを1質量部と、結着材としてのPTFEを1質量部とを水に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を正極第1層上に塗布し、乾燥することで正極第2層を形成した。
正極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで正極を作製した。そして、対極をLi金属で25℃の雰囲気で、1C相当の電流値(1Cは電池容量を1時間で放電できる電流値)にて1.55Vまで定電流充電を行いLi4Ti5O12中にあらかじめ、Cu6Sn6合金の初回不可逆容量に相当するリチウム量を供給しておいた。
負極及び電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。
正極活物質としてのLiNiO2を87質量部と、導電材としてのアセチレンブラックを10質量部と、結着材としてのCMCを1質量部と、結着材としてのPEOを1質量部と、結着材としてのPTFEを1質量部とを水に混合・分散させ、均質な塗料液を調製した。この塗料液を正極集電体上に片面塗布し、乾燥することで正極層を形成した。正極合材厚みは75μmとなるようプレスした。その後、所定のサイズに裁断することで正極を作製した。
正極は比較例1と同様に調製した。負極は実施例1の負極と同様に調製した。電解液については、実施例1と同じものを用いてコイン型電池を製造した。正極活物質の量は負極活物質の量に対応して算出した量に加え、負極活物質における不可逆容量に相当する量を加えた量とした。
コイン型電池は、25℃の雰囲気で、1C相当の電流値(1Cは電池容量を1時間で放電できる電流値)にて4.1Vまで定電流定電圧充電した。その後、電池を分解し得られた正極を作用極に、対極、参照極をリチウム、電解液をエチレンカーボネート(EC)とジエチルメチルカーボネート(EMC)とを3:7の質量比で混合した有機溶媒に、LiPF6を1.0mol/Lの濃度で添加した電解液を用いて三極セルを作製し、開回路電圧を測定した。その結果を、初期正極充電電圧とした。評価結果を表2に示す。
本変形例では、実施例の試験電池では電極を層状の構造にしているのに対して、第2活物質を正負極の何れかの活物質に所定の割合で混合して電極を作製し、評価したところ、実施例と同様の結果が得られた。
各実施例における正極活物質として、LiNi1/3Mn1/3Co1/3O2(3.95V vs. Li/Li+)などのLiNiO2よりも高電位で作動する材料を採用することにより、第2活物質としてLiNiO2を採用することができる。つまり、本発明の非水電解液二次電池に含まれる材料のうち、どの材料が正極活物質(又は負極活物質)であるか、又は、第2活物質であるかは、その材料単独では決定できず、他の材料の作動電位との比較により決定される。
Claims (5)
- 正極活物質を備える正極と、合金系材料を含む負極活物質を備える負極とを有する非水電解液二次電池であって、
前記正極及び前記負極の少なくとも一方は前記正極活物質の作動電位よりも低く前記負極活物質の作動電位よりも高い第2活物質を備え、
前記第2活物質の量は前記負極活物質の不可逆容量に相当する量又はそれ以上の量のリチウム量をもつように添加されることを特徴とする非水電解液二次電池。 - 前記第2活物質の作動電位は、前記正極活物質の作動電位よりも0.2V以下で、前記負極活物質の作動電位よりも0.2V以上である請求項1に記載の非水電解液二次電池。
- 前記第2活物質の表面は導電材が接触している請求項1又は2に記載の非水電解液二次電池。
- 前記第2活物質はチタン酸リチウムである請求項1〜3のうちの何れか1項に記載の非水電解液二次電池。
- 正極活物質を備える正極と、合金系材料を含む負極活物質を備える負極とを有する非水電解液二次電池を製造する方法であって、
前記正極及び前記負極の少なくとも一方は前記正極活物質の作動電位よりも低く前記負極活物質の作動電位よりも高い第2活物質を備えた状態で、初回の充放電を行う工程をもち、
前記第2活物質の量は前記負極活物質の不可逆容量に相当する量又はそれ以上の量のリチウム量をもつように添加されることを特徴とする非水電解液二次電池の製造方法。
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