JP2011232318A - 集磁リング及びその製造方法並びにトルクセンサ及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロスなく素材を利用できる集磁リングを提供すること。
【解決手段】集磁リング40は、中心軸線C1を中心とする一対の円弧板41,42と、所定方向Y1に延びる集磁板43とを一対の接続部44,45で接続している。集磁板43、一対の円弧板41,42および一対の接続部44,45が、単一の矩形の板材を用いて一体に形成されている。各接続部44,45は、折り返し線70を介して折り返された第1の台形板46及び第2の台形板47を含む。第1の台形板46は、集磁板43から第1の折り曲げ線71を介して直交状に接続されている。第2の台形板47は、第2の折り曲げ線72を介して対応する円弧板41,42と接続されている。
【選択図】図4
【解決手段】集磁リング40は、中心軸線C1を中心とする一対の円弧板41,42と、所定方向Y1に延びる集磁板43とを一対の接続部44,45で接続している。集磁板43、一対の円弧板41,42および一対の接続部44,45が、単一の矩形の板材を用いて一体に形成されている。各接続部44,45は、折り返し線70を介して折り返された第1の台形板46及び第2の台形板47を含む。第1の台形板46は、集磁板43から第1の折り曲げ線71を介して直交状に接続されている。第2の台形板47は、第2の折り曲げ線72を介して対応する円弧板41,42と接続されている。
【選択図】図4
Description
本発明は、トルクセンサ用の集磁リング及びその製造方法並びにトルクセンサ及び電動パワーステアリング装置に関する。
通常、電動パワーステアリング装置(EPS:Electric Power Steering System)等に用いられるトルクセンサは、トーションバーの捻れ角を検出することにより、その回転軸への入力トルクを演算する構成となっている。
従来、この種のトルク検出装置として、トーションバーを介して同軸に連結された第1の軸および第2の軸と、第2の軸に固定されたリング状の多極磁石と、第1の軸に固定された一対の磁気ヨークと、上記一対の磁気ヨークからの磁束を誘導する一対の集磁リングと、上記磁気ヨークおよび上記集磁リングが誘導した上記多極磁石からの磁束を検出する磁束検出器とを備えたトルクセンサが提案されている(例えば特許文献1を参照)。
従来、この種のトルク検出装置として、トーションバーを介して同軸に連結された第1の軸および第2の軸と、第2の軸に固定されたリング状の多極磁石と、第1の軸に固定された一対の磁気ヨークと、上記一対の磁気ヨークからの磁束を誘導する一対の集磁リングと、上記磁気ヨークおよび上記集磁リングが誘導した上記多極磁石からの磁束を検出する磁束検出器とを備えたトルクセンサが提案されている(例えば特許文献1を参照)。
各集磁リングは、リング状部と、リング状部から突出する凸部とを有しており、一対の集磁リングの凸部間に、磁束検出器が挿入されている。
特許文献1では、素材としての金属平板から、上記リング状部とリング状部から突出する凸部を有する集磁リングを打ち抜いているが、素材(金属平板)の利用効率が悪くてロスが大きいため、製造コストが高くなるという問題がある。
そこで、素材(金属平板)から、長尺の矩形板と矩形板の中央部から突出する凸部を有する集磁リングの製造用中間体を多数個取りで打ち抜き、製造用中間体の凸部を折り曲げ、製造用中間体の矩形板をリング状に折り曲げ形成することが考えられる。
そこで、素材(金属平板)から、長尺の矩形板と矩形板の中央部から突出する凸部を有する集磁リングの製造用中間体を多数個取りで打ち抜き、製造用中間体の凸部を折り曲げ、製造用中間体の矩形板をリング状に折り曲げ形成することが考えられる。
しかし、製造用中間体が凸部を有しているので、素材(金属平板)のロス低減に限界がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ロスなく素材を利用できる集磁リング及びその製造方法、並びに上記集磁リングを用いたトルクセンサ及び電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ロスなく素材を利用できる集磁リング及びその製造方法、並びに上記集磁リングを用いたトルクセンサ及び電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、中心軸線(C1)を有する、トルクセンサ(17)用の集磁リング(40;50;90A;90B)において、上記中心軸線を中心とする円筒面の一部を含む円弧板(41,42;51,52;91)と、上記中心軸線とは直交する平面に沿う集磁板(43;53;92,93)と、上記円弧板を上記集磁板に接続する接続部(44,45;54,55;94,95)と、を備え、上記集磁板、上記円弧板および上記接続部が、単一の矩形の板材(60)を用いて一体に形成されている集磁リングを提供する(請求項1)。
従来は、素材から集磁リングを打ち抜くときに、リング状部ないしリング状部を形成するための矩形板を凸部付きの状態で打ち抜いていたため、素材のロスが大きかった。
これに対して、本発明では、単一の矩形の板材を用いて、集磁板と、集磁板から接続部を介する円弧板とを一体に形成している。したがって、素材からは、凸部無しの矩形板を打ち抜けばよいので、素材の利用効率を格段に向上し、製造コストを安くすることができる。また、素材として長尺のリール材を所定寸法に裁断して用いることも可能となる。リール材を用いた場合、素材の利用効率をほぼ100%にする(ロスは切り屑程度とする)ことも可能である。
これに対して、本発明では、単一の矩形の板材を用いて、集磁板と、集磁板から接続部を介する円弧板とを一体に形成している。したがって、素材からは、凸部無しの矩形板を打ち抜けばよいので、素材の利用効率を格段に向上し、製造コストを安くすることができる。また、素材として長尺のリール材を所定寸法に裁断して用いることも可能となる。リール材を用いた場合、素材の利用効率をほぼ100%にする(ロスは切り屑程度とする)ことも可能である。
具体的には、上記接続部は、折り曲げ線を介して上記集磁板とは直交状に接続された接続板を含み、上記接続板は、その一辺に円弧板とは直接または間接的に接続された折り返し線を有している場合がある(請求項2)。この場合、接続板が、折り曲げ線と折り返し線とを有しているので、中心軸線を中心とする円筒面の一部を含む円弧板と、中心軸線とは直交する集磁板とを、矩形の板材から一体に形成することが実質的に可能となる。
また、上記円弧板として、一対の円弧板(41,42;51,52)が設けられ、上記接続部として、上記一対の円弧板を、それぞれ、上記集磁板としての単一の集磁板の端部に接続する一対の接続部(44,45;54,55)が設けられ、各接続部は、上記集磁板から上記折り曲げ線としての第1の折り曲げ線(71,81)を介して直交状に接続された上記接続板としての第1の板(46,56)と、上記第1の板から上記折り返し線(70,80)を介して折り返され、第2の折り曲げ線(72,82)を介して対応する円弧板と接続された第2の板(47,57)と、を含む場合がある(請求項3)。
この場合、単一の矩形の板材を用いて集磁板と、集磁板の両端から折り返し状の接続部を介する一対の円弧板とを形成している。したがって、素材からは、凸部無しの矩形板を打ち抜けばよいので、素材の利用効率を格段に向上し、製造コストを安くすることができる。また、素材として長尺のリール材を所定寸法に裁断して用いることも可能となる。リール材を用いた場合、素材の利用効率をほぼ100%にする(ロスは切り屑程度とする)ことも可能である。
また、上記単一の集磁板は、上記一対の円弧板よりも中心軸線から離隔して配置されて、所定方向(Y1)に延び、上記一対の円弧板は、上記所定方向とは平行な第1の方向(Z1)に対向する第1の端部(41a,42a;51a,52a)と、所定の隙間(S1)を設けて上記所定方向とは平行な第2の方向(S2)に互いに対向する第2の端部(41b,42b;51b,52b)と、を含む場合がある(請求項4)。
この場合、上記所定方向に関する集磁板の長さと、これに平行な第2の方向に関する隙間の長さとの関係を調整することにより、当該集磁リングを用いたトルクセンサにおいて、軸間の振れ回りが生じたとしても、その振れ回りがトルクの検出性能に影響を及ぼすことを抑制することができる。
また、上記第1の板は、上記第1の折り曲げ線および上記折り返し線を両脚とし、上記矩形の板材の両縁部(60a,60b)に相当する2辺を上下底とする第1の台形板(46)であり、上記第2の板は、上記第2の折り曲げ線および上記折り返し線を両脚とし、上記矩形板の両縁部に相当する2辺を上下底とする第2の台形板(47)である場合がある(請求項5)。
また、上記第1の板は、上記第1の折り曲げ線および上記折り返し線を両脚とし、上記矩形の板材の両縁部(60a,60b)に相当する2辺を上下底とする第1の台形板(46)であり、上記第2の板は、上記第2の折り曲げ線および上記折り返し線を両脚とし、上記矩形板の両縁部に相当する2辺を上下底とする第2の台形板(47)である場合がある(請求項5)。
この場合、矩形の板材に傾斜状の折り返し線を設ければ、それぞれ矩形の板材の両縁部を上下底とする第1および第2の台形板を単一の板材を用いて形状精度良く形成することができる。したがって、第1の台形板と第1の折り曲げ線を介して直交する集磁板と、第2の台形板に第2の折り曲げ線を介して接続された円弧板とを、位置精度良く形成することができる。
また、本発明は、請求項3から5の何れか1項に記載の集磁リングを製造する集磁リングの製造方法であって、上記集磁リングを製造する集磁リングの製造方法であって、上記矩形の板材から、上記集磁板形成用のウェブ(61)および上記ウェブの両端部(61a,61b)から第1の折り曲げ線(71)を介して直交状に延びる一対のフランジ(62,63)を有する溝形材(64)を形成する工程と、上記一対のフランジをそれぞれ当該フランジの両縁部と斜めに交差する折り返し線(70)に沿って折り返すことにより一対の折り返し板(65,66)を形成するとともに、上記ウェブと各折り返し板との間にそれぞれ上記第1の板を形成する工程と、一対の折り返し板を第2の折り曲げ線(72)に沿ってそれぞれ折り曲げて上記一対の円弧板(41,42)を形成する工程と、を含む集磁リングの製造方法を提供する(請求項6)。
本製造方法によれば、凸部なしの矩形の板材を用いて集磁リングを形成できるので、素材からは、凸部無しの矩形板を打ち抜けばよいことになり、素材の利用効率を格段に向上し、製造コストを安くすることができる。また、素材として長尺のリール材を所定寸法に裁断して用いることも可能となる。リール材を用いた場合、素材の利用効率をほぼ100%にする(ロスは切り屑程度とする)ことも可能である。
また、本発明は、上記集磁板として、一対の集磁板(92,93)が設けられ、上記接続部として、上記円弧板としての単一の円弧板(91)の周方向の一対の端部(91a,91b)を、それぞれ、上記一対の集磁板に接続する一対の接続部としての接続板(94,95)が設けられ、各接続板は、上記折り返し線(96,97)を介して上記円弧板の対応する端部と接続され、且つ上記折り曲げ線(98,99)を介して対応する集磁板と接続されていることを特徴とする集磁リング(90A,90B)を提供する(請求項7)。
この場合、単一の矩形の板材を用いて円弧板と、円弧板の両端から接続板を介する一対の集磁板とを形成している。したがって、素材からは、凸部無しの矩形板を打ち抜けばよいので、素材の利用効率を格段に向上し、製造コストを安くすることができる。また、素材として長尺のリール材を所定寸法に裁断して用いることも可能となる。リール材を用いた場合、素材の利用効率をほぼ100%にする(ロスは切り屑程度とする)ことも可能である。
また、本発明は、請求項7に記載の集磁リングを製造する集磁リングの製造方法であって、上記矩形の板材の両端部を、それぞれ、板材の両縁部とは斜めに交差する折り返し線に沿って折り返すことにより、一対の製造用中間板を形成する工程と、各製造用中間板を、当該製造用中間板の両縁部とは直交する折り曲げ線に沿って直交状に折り曲げて、上記集磁板および上記接続板を形成する工程と、を含む集磁リングの製造方法を提供する(請求項7)。
本製造方法によれば、凸部なしの矩形の板材を用いて集磁リングを形成できるので、素材からは、凸部無しの矩形板を打ち抜けばよいことになり、素材の利用効率を格段に向上し、製造コストを安くすることができる。また、素材として長尺のリール材を所定寸法に裁断して用いることも可能となる。リール材を用いた場合、素材の利用効率をほぼ100%にする(ロスは切り屑程度とする)ことも可能である。
また、本発明は、トーションバー(16)を介して同軸に連結された第1の軸(14)および第2の軸(15)と、上記第1の軸に固定された多極磁石(25)と、上記第2の軸に固定された一対の磁気ヨーク(26,27)と、上記一対の磁気ヨークからの磁束を誘導する一対の上記請求項2,3,4および6の何れか1項に記載の集磁リング(40,50)と、上記磁気ヨークおよび上記集磁リングが誘導した上記多極磁石からの磁束を検出する磁気センサ(28,29)と、を備えたトルクセンサを提供する(請求項8)。この場合、集磁リングの低価格化を通じて安価なトルクセンサを実現することができる。
また、また、上記のトルクセンサを備えた電動パワーステアリング装置(1)であれば(請求項6)、安価な電動パワーステアリング装置を実現することができる。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素の参 照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素の参 照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。本実施の形態では、集磁リングを含むトルク検出装置が自動車の電動パワーステアリング装置に適用された例に則して説明するが、本発明のトルク検出装置は、電動パワーステアリング装置以外の他の装置や機器に適用することもできる。
図1は、本発明の一実施の形態のトルク検出装置を備える電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結されるステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に自在継手4を介して連結される中間軸5と、この中間軸5に自在継手6を介して連結されているピニオン軸7と、ピニオン軸7の先端部に設けられたピニオン8に噛み合うラック9を形成して車両の左右方向に延びるラック軸10とを有している。
図1は、本発明の一実施の形態のトルク検出装置を備える電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結されるステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に自在継手4を介して連結される中間軸5と、この中間軸5に自在継手6を介して連結されているピニオン軸7と、ピニオン軸7の先端部に設けられたピニオン8に噛み合うラック9を形成して車両の左右方向に延びるラック軸10とを有している。
ラック軸10は、筒状のハウジング11に軸方向移動可能に支持されている。ラック軸10の両端部にはそれぞれタイロッド12が連結されており、各タイロッド12は、対応するナックルアーム(図示せず)を介して対応する転舵輪13に連結されている。
操舵部材2が操作されてステアリングシャフト3が回転されると、この回転は中間軸5等を介してピニオン8に伝達され、ピニオン8およびラック9によって、車両の左右方向に沿うラック軸10の直線運動に変換される。これにより、転舵輪13の転舵が達成される。
操舵部材2が操作されてステアリングシャフト3が回転されると、この回転は中間軸5等を介してピニオン8に伝達され、ピニオン8およびラック9によって、車両の左右方向に沿うラック軸10の直線運動に変換される。これにより、転舵輪13の転舵が達成される。
ステアリングシャフト3は、操舵部材2に連なる第1の軸としての第1の操舵軸14と、自在継手4に連なる第2の軸としての第2の操舵軸15とを有している。これら第1および第2の操舵軸14,15は、連結軸としてのトーションバー16を介して同軸上に互いに連結されている。第1および第2の操舵軸14,15は、互いにトルク伝達可能であり、所定の範囲内で相対回転可能とされている。
電動パワーステアリング装置1は、操舵部材2に負荷される操舵トルクを検出するトルクセンサ17と、車速を検出する車速センサ18と、トルクセンサ17および車速センサ18の検出結果に基づいて、操舵補助用の電動モータ19を駆動制御するマイクロコンピュータを含むECU(Electronic Control Unit :電子制御ユニット)20とを備えている。
トルクセンサ17では、トーションバー16のねじれに起因する第1の操舵軸14と第2の操舵軸15との相対回転変位量に基づく磁束変化から、第1および第2の操舵軸14,15に付与されるトルクを検出する。
ECU20が操舵補助用の電動モータ19を駆動すると、その出力回転(動力)が、ウォームギヤ機構等の減速機構21で減速されて第2の操舵軸15へ伝達される。第2の操舵軸15に伝えられた動力は、さらに中間軸5等を介して、ピニオン軸7、ラック軸10、タイロッド12およびナックルアーム等を含む転舵機構22に伝えられ、運転者の操舵が補助される。
ECU20が操舵補助用の電動モータ19を駆動すると、その出力回転(動力)が、ウォームギヤ機構等の減速機構21で減速されて第2の操舵軸15へ伝達される。第2の操舵軸15に伝えられた動力は、さらに中間軸5等を介して、ピニオン軸7、ラック軸10、タイロッド12およびナックルアーム等を含む転舵機構22に伝えられ、運転者の操舵が補助される。
図2は、トルクセンサ17の要部の概略分解斜視図であり、図3はトルクセンサの一部模式断面図である。図2および図3に示すように、トーションバー16の一端16aは、ピン23を用いて第1の操舵軸14に結合され、トーションバー16の他端16bは、ピン24を用いて第2の操舵軸15に結合されている。
トルクセンサ17は、多極磁石25と、一対の軟磁性体製の磁気ヨーク26,27と、磁気ヨーク26,27からの磁束を誘導する一対の集磁リング40,50と、一対の磁気センサとしてのホールIC28,29とを備えている。
トルクセンサ17は、多極磁石25と、一対の軟磁性体製の磁気ヨーク26,27と、磁気ヨーク26,27からの磁束を誘導する一対の集磁リング40,50と、一対の磁気センサとしてのホールIC28,29とを備えている。
多極磁石25は、第1の操舵軸14の一端に一体回転可能に結合された多極着磁のリングであり、該リングの複数の周方向位置にN極とS極とが交互に着磁されている。多極磁石25の軸線と、第1の操舵軸14の軸線とは、互いに一致している。
一対の磁気ヨーク26,27は、多極磁石25の回りに回転可能に第2の操舵軸15の一端に結合されている。一対の磁気ヨーク26,27は、互いに離隔して向き合うヨークリング26a,27aと、ヨークリング26a,27aの複数の周方向位置に爪26b,27bとを有している。一対の磁気ヨーク26,27は、それぞれの爪26b,27bが周方向に適当な間隔でずれるように対向する状態で、図3に示すように、合成樹脂部材にモールドされている。多極磁石25に対向する、各磁気ヨーク26,27の内周面は、合成樹脂部材30から露出している。
一対の磁気ヨーク26,27は、多極磁石25の回りに回転可能に第2の操舵軸15の一端に結合されている。一対の磁気ヨーク26,27は、互いに離隔して向き合うヨークリング26a,27aと、ヨークリング26a,27aの複数の周方向位置に爪26b,27bとを有している。一対の磁気ヨーク26,27は、それぞれの爪26b,27bが周方向に適当な間隔でずれるように対向する状態で、図3に示すように、合成樹脂部材にモールドされている。多極磁石25に対向する、各磁気ヨーク26,27の内周面は、合成樹脂部材30から露出している。
磁気ヨーク26,27を保持した合成樹脂部材32が、第2の操舵軸15に取り付けられており、多極磁石25及び磁気ヨーク26,27が相対回転することによりヨークリング26a,27a間の磁束密度が変化するように構成されている。
磁気ヨーク26,27は、第1および第2の操舵軸14,15にトルクが加えられていない操舵中立状態において、それぞれの爪26b,27bの先端が、多極磁石25のN極及びS極の境界を指すように配置される。
磁気ヨーク26,27は、第1および第2の操舵軸14,15にトルクが加えられていない操舵中立状態において、それぞれの爪26b,27bの先端が、多極磁石25のN極及びS極の境界を指すように配置される。
一対の集磁リング40,50は、軟磁性体を用いて形成された環状の部材であり、磁気ヨーク26,27の回りに相対回転可能に配置されており、磁気ヨーク26,27にそれぞれ磁気的に結合されている。
一対の集磁リング40,50は、第1の操舵軸14の軸方向X1に離隔して対向する平板状の集磁板43,53とを有している。集磁板43,53間に形成されるエアギャップ31内に、ホールIC28,29が挿入されている。
一対の集磁リング40,50は、第1の操舵軸14の軸方向X1に離隔して対向する平板状の集磁板43,53とを有している。集磁板43,53間に形成されるエアギャップ31内に、ホールIC28,29が挿入されている。
一対の集磁リング40,50、ホールIC28,29および図示しない回路基板等が、合成樹脂部材32内にモールドされている。合成樹脂部材38は、筒状のセンサハウジング33の取付孔34を通して、集磁リング40,50がセンサハウジング33と同心になる状態で、センサハウジング33に取り付けられている。
ホールIC28,29は、エアギャップ31に生ずる磁束の密度を検出するものであり、エアギャップ31に生ずる磁束のうち、軸方向X1に平行な成分に応じた出力(電位差)を生じるように配置されている。
ホールIC28,29は、エアギャップ31に生ずる磁束の密度を検出するものであり、エアギャップ31に生ずる磁束のうち、軸方向X1に平行な成分に応じた出力(電位差)を生じるように配置されている。
ECU20は、ホールIC28,29からの出力信号の信号レベル、即ちホールIC28,29の出力電圧に基づいて、ステアリングシャフト3に入力された操舵トルクを算出する構成となっている。
図4に示すように、集磁リング40は、一対の円弧板41,42と、集磁板43と、集磁板43の一対の端部43a,43bを一対の円弧板41,42にそれぞれ接続する一対の接続部44,45とを備えている。集磁リング50は、一対の円弧板51,52と、集磁板53と、集磁板53の一対の端部を一対の円弧板51,52にそれぞれ接続する一対の接続部54,55とを備えている。集磁リング50は、集磁リング28を裏返して用いられているので、集磁リング40に則して説明する。
図4に示すように、集磁リング40は、一対の円弧板41,42と、集磁板43と、集磁板43の一対の端部43a,43bを一対の円弧板41,42にそれぞれ接続する一対の接続部44,45とを備えている。集磁リング50は、一対の円弧板51,52と、集磁板53と、集磁板53の一対の端部を一対の円弧板51,52にそれぞれ接続する一対の接続部54,55とを備えている。集磁リング50は、集磁リング28を裏返して用いられているので、集磁リング40に則して説明する。
本実施の形態の特徴とするところは、集磁板43、一対の円弧板41,42および一対の接続部44,45を有する集磁リング40全体を、図5(a)に示すような単一の矩形の板材60を用いて一体に形成した点にある。板材60は長尺のリール材を所定寸法に裁断することによって形成されていてもよい。また、板材60は断面が丸い線材をプレスすることによって形成されていてもよい。
一対の円弧板41,42は、集磁リング28の中心軸線C1を中心とする円筒面の一部をその内周に有している。集磁板43は、一対の円弧板41,42よりも径方向外方に配置され、中心軸線C1とは直交する平面に沿い所定方向Y1に延びる矩形板からなる。
一対の接続部44,45のそれぞれは、接続板を提供する第1の板としての第1の台形板46と、第2の板としての第2の台形板47とを含んでいる。各第1の台形板46は、集磁板43の各端部43a,43bとそれぞれ第1の折り曲げ線71を介して直交状に接続されている。第2の台形板47は、第1の台形板46から折り返し線70を介して折り返され、さらに、第2の折り曲げ線72を介して対応する円弧板41ないし42と接続されている。
一対の接続部44,45のそれぞれは、接続板を提供する第1の板としての第1の台形板46と、第2の板としての第2の台形板47とを含んでいる。各第1の台形板46は、集磁板43の各端部43a,43bとそれぞれ第1の折り曲げ線71を介して直交状に接続されている。第2の台形板47は、第1の台形板46から折り返し線70を介して折り返され、さらに、第2の折り曲げ線72を介して対応する円弧板41ないし42と接続されている。
一対の円弧板41,42は、上記所定方向Y1とは平行な第1の方向Z1に対向する第1の端部41a,42aと、所定の隙間S1を設けて上記所定方向Y1とは平行な第2の方向Z2に互いに対向する第2の端部41b,42bとを有している。
第1の台形板46は、集磁板43からの第1の折り曲げ線71および折り返し線70を両脚とし、素材としての矩形の板材の両縁部60a,60b(図5(a)参照)に相当する部位を上下底としている。また、第2の台形板47は、各円弧板41,42への第2の折り曲げ線72と折り返し線70を両脚とし、素材としての矩形の板材の両縁部60a,60b(図5(a)参照)に相当する部位を上下底としている。
第1の台形板46は、集磁板43からの第1の折り曲げ線71および折り返し線70を両脚とし、素材としての矩形の板材の両縁部60a,60b(図5(a)参照)に相当する部位を上下底としている。また、第2の台形板47は、各円弧板41,42への第2の折り曲げ線72と折り返し線70を両脚とし、素材としての矩形の板材の両縁部60a,60b(図5(a)参照)に相当する部位を上下底としている。
第1の台形板46および第2の台形板47は、概ね軸方向X1に平行とされている。すなわち、第1の台形板46および第2の台形板47は、集磁板43の延びる方向である所定方向Y1に互いに対向している。
集磁リング50は、集磁リング40を上下裏返して用いており、集磁リング50における一対の円弧板51,52、第1の端部51a,51b、第2の端部51b,52b、集磁板53、端部53a,53b、接続部54,55、第1の台形板56、第2の台形板57、折り返し線80、第1の折り曲げ線81および第2の折り曲げ線82が、それぞれ、集磁リング40における一対の円弧板41,42、第1の端部41a,41b、第2の端部41b,42b、集磁板43、端部43a,43b、接続部44,45、第1の台形板46、第2の台形板47、折り返し線70、第1の折り曲げ線71および第2の折り曲げ線72に対応する。
集磁リング50は、集磁リング40を上下裏返して用いており、集磁リング50における一対の円弧板51,52、第1の端部51a,51b、第2の端部51b,52b、集磁板53、端部53a,53b、接続部54,55、第1の台形板56、第2の台形板57、折り返し線80、第1の折り曲げ線81および第2の折り曲げ線82が、それぞれ、集磁リング40における一対の円弧板41,42、第1の端部41a,41b、第2の端部41b,42b、集磁板43、端部43a,43b、接続部44,45、第1の台形板46、第2の台形板47、折り返し線70、第1の折り曲げ線71および第2の折り曲げ線72に対応する。
次いで、図5を参照して、集磁リングの製造工程について説明する。まず、図5(a)に示すように、平行に延びる両縁部60a,60bを有する素材としての矩形の板材60を用い、図5(b)に示すように、矩形の板材60の2カ所を直角に折り曲げて、集磁板43形成用のウェブ61およびウェブ61の両端61a,61bから直交状に延びる一対のフランジ62,63を有する溝形材64を形成する。
次いで、図5(c),(d)に示すように、一対のフランジ62,63をそれぞれ各フランジ62,63の両縁部とは斜めに交差する折り返し線70に沿って折り返すことにより、一対の折り返し板65,66を形成するとともに、ウェブ61と各折り返し板65,66との間にそれぞれ第1の台形板46を形成する。
次いで、図5(e)に示すように、一対の折り返し板65,66をそれぞれ折り返し線70から所定距離離隔いた位置で折り曲げることにより、ハの字状に拡がる一対の直線状の傾斜板67,68を形成するとともに、各傾斜板67,68とそれぞれ対応する第1台形板46との間に、第2の台形板47をそれぞれ形成する。これにより、隣接する第1の台形板46と第2の台形板46の各組みによりそれぞれ接続部44,45が形成されることになる。
次いで、図5(e)に示すように、一対の折り返し板65,66をそれぞれ折り返し線70から所定距離離隔いた位置で折り曲げることにより、ハの字状に拡がる一対の直線状の傾斜板67,68を形成するとともに、各傾斜板67,68とそれぞれ対応する第1台形板46との間に、第2の台形板47をそれぞれ形成する。これにより、隣接する第1の台形板46と第2の台形板46の各組みによりそれぞれ接続部44,45が形成されることになる。
次いで、図5(f)に示すように、一対の傾斜板67,68をそれぞれ円弧状に折り曲げて一対の円弧板41,42を形成し、集磁リング40が完成する。なお、図5(a)〜(f)に示した製造工程において、図5(e)のハの字状の傾斜板67,68を形成する工程を廃止し、図5(d)の工程の一対の折り返し板65,66から、図5(f)の一対の円弧板41,42を一段階で形成するようにしてもよい。
従来では、素材から集磁リングを打ち抜くときに、リング状部ないしリング状部を形成するための、凸部付き矩形板を打ち抜いていたため、素材のロスが大きかったのに対して、本実施の形態では、素材のロスをほぼゼロにすることができる。
すなわち、本実施の形態の集磁リングとその製造方法によれば、単一の矩形の板材60を用いて集磁板43と、集磁板43の両端部43a,43bから折り返し状の接続部44,45を介する一対の円弧板41,42とを形成することにより、集磁リング40を形成している。したがって、素材からは、図5(a)に示すような凸部無しの矩形の板材60を打ち抜けばよいので、素材の利用効率を格段に向上し、製造コストを安くすることができる。また、素材としての長尺のリール材(巻き取り材)を所定寸法に裁断して用いることも可能となる。リール材を用いた場合、素材の利用効率をほぼ100%にする(ロスは切り屑程度とする)ことも可能である。
すなわち、本実施の形態の集磁リングとその製造方法によれば、単一の矩形の板材60を用いて集磁板43と、集磁板43の両端部43a,43bから折り返し状の接続部44,45を介する一対の円弧板41,42とを形成することにより、集磁リング40を形成している。したがって、素材からは、図5(a)に示すような凸部無しの矩形の板材60を打ち抜けばよいので、素材の利用効率を格段に向上し、製造コストを安くすることができる。また、素材としての長尺のリール材(巻き取り材)を所定寸法に裁断して用いることも可能となる。リール材を用いた場合、素材の利用効率をほぼ100%にする(ロスは切り屑程度とする)ことも可能である。
また、一対の円弧板41,42が、集磁板43の延びる所定方向Y1とは平行な第1の方向Z1に対向する第1の端部41a,42aと、所定の隙間S1を設けて所定方向Y1とは平行な第2の方向Z2に互いに対向する第2の端部41b,42bとを有しているので、下記の利点がある。すわなち、図6に示すように、所定方向Y1に関する集磁板43の長さL1と、これに平行な第2の方向Z2に関する隙間S1の長さL2との関係を調整する(具体的には、長さL2を長さL1よりも少しだけ短めにする)ことにより、集磁リング40を用いたトルクセンサ17において、第1の軸(第1の操舵軸14に相当)および第2の軸(第2の操舵軸15に相当)間の振れ回りが生じたとしても、その振れ回りがトルクセンサ17の検出性能に影響を及ぼすことを抑制することができる。結果として、上記の隙間S1の長さL2(隙間S1の間隔)を集磁板43の長さL1未満の範囲で十分に長く設定することができ、可及的に材料費を低減することができる。
また、集磁板43と一対の円弧板41,42とをそれぞれ接続する接続部44,45が、第1の台形板46および第2の台形板47を折り返し状に含んでおり、各台形板46,47が、矩形の板材60の両縁部60a,60bに相当する2辺を上下底として含んでいる。したがって、矩形の板材60に傾斜状の折り返し線70を設ければ、第1の台形板46および第2の台形板47を形状精度良く形成することができる。これにより、第1の台形板46とは第1の折り曲げ線71を介して直交する集磁板43と、第2の台形板47に第2の折り曲げ線72を介して接続された各円弧板41,42とを、位置精度良く形成することができる。
また、多極磁石25と、一対の磁気ヨーク26,27と、一対の磁気ヨーク26,27からの磁束を誘導する一対の集磁リング40,50と、磁気ヨーク26,27および集磁リング40、50が誘導した多極磁石25からの磁束を検出する磁気センサとしての例えばホールIC28,29とを備えたトルクセンサ17であれば、集磁リング40,50の低価格化を通じて安価なトルクセンサ17を実現することができる。
また、上記トルクセンサ17を備えた電動パワーステアリング装置1であれば、安価な電動パワーステアリング装置1を実現することができる。
次いで、図7は本発明の別の実施の形態を示している。本実施の形態が、図4の実施の形態と主に異なるのは、図4の実施の形態の集磁リング40では、単一の(唯一の)集磁板43と、一対の円弧板41,42とを、それぞれ、接続部44,45を介して接続していたのに対して、本実施の形態の集磁リング90A,90Bでは、単一の(唯一の)円弧板91と、一対の集磁板92,93とを、それぞれ、接続部としての接続板94,95を介して接続している点である。両集磁リング90A,90Bは同一形状をなしているが、互いに反転させた配置とされている。
次いで、図7は本発明の別の実施の形態を示している。本実施の形態が、図4の実施の形態と主に異なるのは、図4の実施の形態の集磁リング40では、単一の(唯一の)集磁板43と、一対の円弧板41,42とを、それぞれ、接続部44,45を介して接続していたのに対して、本実施の形態の集磁リング90A,90Bでは、単一の(唯一の)円弧板91と、一対の集磁板92,93とを、それぞれ、接続部としての接続板94,95を介して接続している点である。両集磁リング90A,90Bは同一形状をなしているが、互いに反転させた配置とされている。
そこで、集磁リング90Aに則して説明する。円弧板91は、集磁リング90の中心軸線C1を中心とする円筒面の一部をその内周に有している。一対の集磁板92,93は、中心軸線C1とは直交する平面に沿う矩形板(正方形を含む)からなる。
円弧板91の周方向の一対の端部91a,91bを、それぞれ対応する接続板94,95を介してそれぞれ対応する集磁板92,93に接続している。各接続板94,95は、それぞれ対応する折り返し線96,97を介して、円弧板91の対応する端部91a,91bと接続されている。また、各接続板94,95は、対応する折り曲げ線98,99を介して対応する集磁板92,93と接続されている。
円弧板91の周方向の一対の端部91a,91bを、それぞれ対応する接続板94,95を介してそれぞれ対応する集磁板92,93に接続している。各接続板94,95は、それぞれ対応する折り返し線96,97を介して、円弧板91の対応する端部91a,91bと接続されている。また、各接続板94,95は、対応する折り曲げ線98,99を介して対応する集磁板92,93と接続されている。
各接続板94,95は、対応する折り返し線96,97および折り曲げ線98,99を両脚とし、素材としての矩形の板材60の両縁部60a,60b〔図8(a)参照〕に相当する部位を上下底とする台形であってもよい。また、図示していないが、各接続板94,95は、対応する折り返し線96,97および折り曲げ線98,99を2辺とする三角板であってもよい。
次いで、図8は集磁リング90の製造工程を示している。図8(a)に示すような矩形の板材60の端部60c、60dを、それぞれ、板材の両縁部60a,60bとは斜めに交差する折り返し線96,97に沿って、図8(b)に示すように折り返すことにより、直線板100と、その直線板100の両端から折り返された例えば台形状の一対の製造用中間板101,102とを形成する。
次いで、図8(c)に示すように、各製造用中間板101,102を、製造用中間板101,102の両縁部103,104とは直交する折り曲げ線98,99に沿って直交状に折り曲げて、集磁板92,93および接続板94,95を形成する。
次いで、直線板100を円弧状に折り曲げて、図8(d)に示すように、円弧板91を形成し、集磁リング90Aが完成する。
次いで、直線板100を円弧状に折り曲げて、図8(d)に示すように、円弧板91を形成し、集磁リング90Aが完成する。
本実施の形態の集磁リングとその製造方法によれば、単一の矩形の板材60を用いて円弧板91と、円弧板91の両端部91a,91bから折り返し状の接続板94,95を介する一対の集磁板92,93とを形成することにより、集磁リング90Aを形成している。したがって、素材からは、凸部無しの矩形の板材60を打ち抜けばよいので、素材の利用効率を格段に向上し、製造コストを安くすることができる。また、素材としての長尺のリール材(巻き取り材)を所定寸法に裁断して用いることも可能となる。リール材を用いた場合、素材の利用効率をほぼ100%にする(ロスは切り屑程度とする)ことも可能である。
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、例えば、上記の実施の形態では、磁気センサとして2つのホールIC28,29を用いたが、単一のホールICを用いるようにしてもよい。また、磁気センサとして、ホールICに代えて、磁気抵抗素子(MR素子)を用いるようにしてもよい。その他、請求項記載の範囲内で種々の変更が可能である。
1…電動パワーステアリング装置、2…操舵部材、14…第1の操舵軸(第1の軸)、15…第2の操舵軸(第2の軸)、16…トーションバー、17…トルクセンサ、18…車速センサ、19…電動モータ、20…ECU、21…減速機構、22…転舵機構、25…多極磁石、26,27…磁気ヨーク、28,29…ホールIC(磁気センサ)、40;50…集磁リング、41,42;51,52…円弧板、41a,42a;51a,52a…第1の端部、41b,42b;51b,52b…第2の端部、43;53…集磁板、43a,43b;53a,53b…端部、44,45;54,55…接続部、46;56…第1の台形板(第1の板。接続板)、47;57…第2の台形板(第2の板)、60…矩形の板材、61…ウェブ、62,63…フランジ、64…溝形材、65,66…折り返し板、67,68…傾斜板、70;80…折り返し線、71;81…第1の折り曲げ線、72;82…第2の折り曲げ線、90A;90B…集磁リング、91…円弧板、91a,91b…(円弧板の)端部、92,93…集磁板、94,95…接続板(接続部)、96,97…折り返し線、98,99…折り曲げ線、101,102…製造用中間板、C1…中心軸線、Y1…所定方向、Z1…第1の方向、Z2…第2の方向
Claims (10)
- 中心軸線を有する、トルクセンサ用の集磁リングにおいて、
上記中心軸線を中心とする円筒面の一部を含む円弧板と、
上記中心軸線とは直交する平面に沿う集磁板と、
上記円弧板を上記集磁板に接続する接続部と、を備え、
上記集磁板、上記円弧板および上記接続部が、単一の矩形の板材を用いて一体に形成されていることを特徴とする集磁リング。 - 請求項1において、上記接続部は、折り曲げ線を介して上記集磁板とは直交状に接続された接続板を含み、
上記接続板は、その一辺に円弧板とは直接または間接的に接続された折り返し線を有していることを特徴とする集磁リング。 - 請求項2において、上記円弧板として、一対の円弧板が設けられ、
上記接続部として、上記一対の円弧板を、それぞれ、上記集磁板としての単一の集磁板の端部に接続する一対の接続部が設けられ、
各接続部は、上記集磁板から上記折り曲げ線としての第1の折り曲げ線を介して直交状に接続された上記接続板としての第1の板と、上記第1の板から上記折り返し線を介して折り返され、第2の折り曲げ線を介して対応する円弧板と接続された第2の板と、を含むことを特徴とする集磁リング。 - 請求項3において、上記単一の集磁板は、上記一対の円弧板よりも中心軸線から離隔して配置されて、所定方向に延び、
上記一対の円弧板は、上記所定方向とは平行な第1の方向に対向する第1の端部と、所定の隙間を設けて上記所定方向とは平行な第2の方向に互いに対向する第2の端部と、を含むことを特徴とする集磁リング。 - 請求項4において、上記第1の板は、上記第1の折り曲げ線および上記折り返し線を両脚とし、上記矩形の板材の両縁部に相当する2辺を上下底とする第1の台形板であり、
上記第2の板は、上記第2の折り曲げ線および上記折り返し線を両脚とし、上記矩形板の両縁部に相当する2辺を上下底とする第2の台形板であることを特徴とする集磁リング。 - 請求項3から5の何れか1項に記載の集磁リングを製造する集磁リングの製造方法であって、
上記矩形の板材から、上記集磁板形成用のウェブおよび上記ウェブの両端部から第1の折り曲げ線を介して直交状に延びる一対のフランジを有する溝形材を形成する工程と、
上記一対のフランジをそれぞれ当該フランジの両縁部とは斜めに交差する折り返し線に沿って折り返すことにより一対の折り返し板を形成するとともに、上記ウェブと各折り返し板との間にそれぞれ上記第1の板を形成する工程と、
一対の折り返し板を第2の折り曲げ線に沿ってそれぞれ折り曲げて上記一対の円弧板を形成する工程と、を含む集磁リングの製造方法。 - 請求項2において、上記集磁板として、一対の集磁板が設けられ、
上記接続部として、上記円弧板としての単一の円弧板の周方向の一対の端部を、それぞれ、上記一対の集磁板に接続する一対の接続部としての接続板が設けられ、
各接続板は、上記折り返し線を介して上記円弧板の対応する端部と接続され、且つ上記折り曲げ線を介して対応する集磁板と接続されていることを特徴とする集磁リング。 - 請求項7に記載の集磁リングを製造する集磁リングの製造方法であって、
上記矩形の板材の両端部を、それぞれ、板材の両縁部とは斜めに交差する折り返し線に沿って折り返すことにより、一対の製造用中間板を形成する工程と、
各製造用中間板を、当該製造用中間板の両縁部とは直交する折り曲げ線に沿って直交状に折り曲げて、上記集磁板および上記接続板を形成する工程と、を含む集磁リングの製造方法。 - トーションバーを介して同軸に連結された第1の軸および第2の軸と、
上記第1の軸に固定された多極磁石と、
上記第2の軸に固定された一対の磁気ヨークと、
上記一対の磁気ヨークからの磁束を誘導する一対の上記請求項2,3,4,5および7の何れか1項に記載の集磁リングと、
上記磁気ヨークおよび上記集磁リングが誘導した上記多極磁石からの磁束を検出する磁気センサと、を備えたトルクセンサ。 - 請求項9記載のトルクセンサを備えた電動パワーステアリング装置。
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