JP2011208082A - インクセット及び画像形成方法 - Google Patents
インクセット及び画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011208082A JP2011208082A JP2010079408A JP2010079408A JP2011208082A JP 2011208082 A JP2011208082 A JP 2011208082A JP 2010079408 A JP2010079408 A JP 2010079408A JP 2010079408 A JP2010079408 A JP 2010079408A JP 2011208082 A JP2011208082 A JP 2011208082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- resin
- pigment
- mass
- treatment liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/54—Inks based on two liquids, one liquid being the ink, the other liquid being a reaction solution, a fixer or a treatment solution for the ink
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/32—Inkjet printing inks characterised by colouring agents
- C09D11/322—Pigment inks
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/40—Ink-sets specially adapted for multi-colour inkjet printing
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】少なくとも、顔料、下記一般式(1)で表される構造単位とイオン性基を有する構造単位とを含み、前記顔料の表面の少なくとも一部を覆う樹脂、及び水を含有するインク組成物と、前記樹脂により少なくとも一部が覆われた顔料に対して反応性を有するカチオン性ポリマーを含有する処理液とを有している〔一般式(1)中、R1:H、メチル基、ハロゲン原子、L1:*−COO−、*−OCO−、*−CONR2−、*−O−、置換もしくは無置換のフェニレン基(R2:H、炭素数1〜10のアルキル基、「*」:主鎖に連結する結合手)、L2:単結合又は炭素数1〜30の2価の連結基〕。
【選択図】なし
Description
<1> 少なくとも、顔料、下記一般式(1)で表される構造単位とイオン性基を有する構造単位とを含み、前記顔料の表面の少なくとも一部を覆う樹脂、及び水を含有するインク組成物と、前記樹脂により少なくとも一部が覆われた顔料に対して反応性を有するカチオン性ポリマーを含有する処理液と、を有するインクセットである。
<3> 前記一般式(1)で表される構造単位が、ベンジル(メタ)アクリレート又はフェノキシエチル(メタ)アクリレートに由来する構造単位の少なくとも一方である前記<1>又は前記<2>に記載のインクセットである。
<4> 前記樹脂のインク組成物中における含有量が、顔料固形分濃度に対して、0.01質量%以上10質量%以下である前記<1>〜前記<3>のいずれか1つに記載のインクセットである。
<6> 前記カチオン性ポリマーの少なくとも一種は、グアニジンポリマー又はエピハロヒドリンポリマーである前記<1>〜前記<5>のいずれか1つに記載のインクセットである。
<7> 前記樹脂は転相乳化法により形成され、前記インク組成物が質量基準で10ppm〜100ppmのメチルエチルケトンを含む前記<1>〜前記<6>のいずれか1つに記載のインクセットである。
前記インクセットにおけるインク組成物を記録媒体上にインクジェット法で付与するインク付与工程と、前記インクセットにおける処理液を記録媒体上に付与する処理液付与工程と、を有する画像形成方法である。
<9> 前記処理液付与工程で処理液を付与した後に前記インク付与工程を設け、処理液が付与された記録媒体にインク組成物を付与することにより処理液にインク組成物を接触させて画像を形成する前記<8>に記載の画像形成方法である。
<10> 更に、前記インク付与工程で形成された画像を、少なくとも加熱により定着する定着工程を有する前記<8>又は前記<9>に記載の画像形成方法である。
本発明によれば、インクの着弾位置精度がよく、白抜け故障の発生を抑えて耐擦過性に優れた画像を形成することができる画像形成方法を提供することができる。
<インクセット>
本発明のインクセットは、少なくとも、顔料、以下に示す一般式(1)で表される構造単位とイオン性基を有する構造単位とを含み、前記顔料の表面の少なくとも一部を覆う樹脂、及び水を含有するインク組成物と、樹脂により少なくとも一部が覆われた顔料に対して反応性を有するカチオン性ポリマーを含有する処理液と、を設けて構成されたものである。
これにより、長期に亘り安定して高解像度で耐擦過性に優れた高画質な画像を提供することができる。
本発明におけるインク組成物は、少なくとも、顔料、以下に示す一般式(1)で表される構造単位とイオン性基を有する構造単位とを含み、前記顔料の表面の少なくとも一部を覆う樹脂、及び水を含有する。該インク組成物は、必要に応じて、更に水溶性有機溶剤や界面活性剤などの他の成分を用いて構成することができる。
本発明におけるインク組成物は、顔料の少なくとも一種を含有する。顔料は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。顔料は、有機顔料、無機顔料のいずれであってもよい。
前記無機顔料としては、例えば、酸化チタン、酸化鉄、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、バリウムイエロー、カドミウムレッド、クロムイエロー、カーボンブラック、などが挙げられる。これらの中でも、カーボンブラックが特に好ましい。なお、前記カーボンブラックとしては、例えば、コンタクト法、ファーネス法、サーマル法などの公知の方法によって製造されたものが挙げられる。
顔料のインク組成物中における含有量は、インク着色性、保存安定性等の観点から、インク組成物の全固形分に対して、0.1〜20質量%が好ましく、0.2〜15質量%がより好ましく、0.5〜10質量%が特に好ましい。
本発明におけるインク組成物は、一般式(1)で表される構造単位とイオン性基を有する構造単位とを含み、前記顔料の表面の少なくとも一部を覆う樹脂の少なくとも一種(以下、「本発明における樹脂」ということがある。)を含有する。本発明のインクセットでは、処理液中に含有されるカチオン性ポリマーとともにインク組成物において特に一般式(1)で表される構造単位及びイオン性基を有する構造単位を含む樹脂を用いることで、画像形成時の凝集性が高まり、その結果として画像の耐擦過性が飛躍的に向上する。加えて、吐出不良が改善されることにより、インク滴の着弾位置精度が高くなり、吐出不良に伴なう白抜け故障の発生が防止される。
詳しくは、疎水性官能基であるフェニル基(ベンゼン環)が、「−L1−L2−」で表される連結基を介して主鎖に結合した構造となっている。この構造により、樹脂中において、疎水性官能基であるフェニル基と後述するイオン性基との距離が適切に維持されている。このため、樹脂と顔料との相互作用が生じやすくなり、両者が強固に吸着し、結果として顔料の分散性が向上する。
前記L1において、置換フェニレン基における置換基としては、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、水酸基等、シアノ基等が挙げられるが、特に限定されるものではない。前記L1としては、*−COO−が好ましい。
前記L2として、好ましくは炭素数1〜25の2価の連結基であり、より好ましくは炭素数1〜20の2価の連結基であり、さらに好ましくは炭素数1〜15の2価の連結基であり、特に好ましくは炭素数1〜12の2価の連結基である。具体的には、前記L2で表される2価の連結基としては、炭素数1〜25のアルキレン基又はオキシアルキレン基であり、より好ましくは炭素数1〜20のアルキレン基又はオキシアルキレン基であり、さらに好ましくは炭素数1〜15のアルキレン基又はオキシアルキレン基であり、特に好ましくは炭素数1〜12のアルキレン基又はオキシアルキレン基である。ここで、オキシアルキレン基の向きとしては、該オキシアルキレン基に含まれる酸素原子が一般式(1)中のフェニル基に結合する向きが好ましい。
前記対応モノマーとしては、分散安定性及び吐出安定性の観点から、ベンジル(メタ)アクリレート、フェネチル(メタ)アクリレート、又はフェノキシエチル(メタ)アクリレートが好ましい。
具体的には、樹脂が前記一般式(1)で表される構造単位及びイオン性基を有する構造単位のみから構成される場合(すなわち、後述するその他の構成単位を含まない場合)は、前記一般式(1)で表される構造単位の含有比率は、顔料の分散性の観点より、樹脂の全質量に対して、70質量%以上95質量%以下であることが好ましく、80質量%以上95質量%以下であることがより好ましい。また、樹脂が後述するその他の構成単位を含む場合、前記一般式(1)で表される構造単位の含有量としては、顔料の分散性の観点より、樹脂の全質量に対して、50質量%以上80質量%以下であることが好ましく、60質量%以上80質量%以下であることがより好ましい。
イオン性基を有する構造単位(繰り返し単位)は、親水性の構造単位である。この構造単位により、水を含むインク組成物中での顔料の分散性が向上する。
前記イオン性基としては、カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基などのアニオン性基が挙げられ、中でも、カルボキシル基、スルホン酸基、及びリン酸基より選ばれる1種以上のアニオン性基が好ましい。イオン性基を有する構造単位は、イオン性基含有モノマーを重合させて得られた構造単位であってもよいし、イオン性基を有しないポリマー鎖にイオン性基(アニオン性基)を導入することにより得られた構造単位であってもよい。
含有量が前記範囲であると、顔料の分散性及びインクの吐出安定性がより向上する。
なお、酸価とは、樹脂の1gを完全に中和するのに要するKOHの質量(mg)で定義され、JIS規格(JISK0070:1992)記載の方法で測定される値である。
また、本発明における樹脂は、水可溶性であることが望ましい。ここでいう水可溶性とは水酸化ナトリウムで100%中和させた後のポリマー(B)の溶解量(25℃)が、水100gに対して1g以上であること意味し、好ましく水100gに対して5g以上、さらに好ましくは水100gに対して10g以上である。
構造単位(c)は、前記一般式(1)で表される構造単位及び前記イオン性基を有する構造単位とは異なる構造を有する構造単位であれば、構造単位(c)が疎水性の構造単位であっても、親水性の構造単位であってもよい。また、構造単位(c)は、単一の構造単位からなるものでも、二種類以上の構造単位を含んでなるものでもよく、親水性の構造単位と疎水性の構造単位の両方を含んでいてもよい。
前記樹脂は、主として着色剤との親和性を示す「一般式(1)で表される構造単位」と、主として水性媒体との親和性を示す「イオン性基を有する構造単位」という、いわば相反する性質の構造単位を含む。構造単位(c)を有することで、前記一般式(1)で表される構造単位、前記イオン性基を有する構造単位のそれぞれが互いの機能を阻害するのが緩和され、結果として良好な分散性が得られる。樹脂が、前記一般式(1)で表される構造単位と前記イオン性基を有する構造単位との中間的な性質を示す構造単位(c)を有することで、良好な分散性が示されると推測される。
前記疎水性の構造単位を形成しうるモノマーとしては、入手性、取り扱い性、汎用性の観点から、ビニルモノマー類((メタ)アクレート類、(メタ)アクリルアミド類、スチレン類、ビニルエステル類等)が好ましい。これらの例として、(メタ)アクリレート類としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、(イソ)プロピル(メタ)アクリレート、(イソ又はターシャリー)ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、(イソ)オクチル(メタ)アクリレート、(イソ)デシル(メタ)アクリレート、(イソ)ステアリル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレートが挙げられ、これらのうち(メタ)アクリル酸の炭素数1〜6のアルキルエステルが好ましく、炭素数1〜4のアルキルエステルがより好ましい。
また、本発明における樹脂の分子量分布(重量平均分子量値/数平均分子量値で表される)は、1〜6であることが好ましく、1〜4であることがより好ましい。分子量分布を上記範囲とすることにより、顔料の分散時間の短縮が図れ、分散物の経時安定性が向上する。
なお、数平均分子量及び重量平均分子量は、TSKgel GMHxL、TSKgel G4000HxL、TSKgel G2000HxL(いずれも東ソー(株)製の商品名)のカラムを使用したGPC分析装置により、溶媒THF、示差屈折計により検出し、標準物質としてポリスチレンを用い換算して表した分子量である。
重合の開始方法は、ラジカル開始剤を用いる方法、光又は放射線を照射する方法等がある。これらの重合方法、重合の開始方法は、例えば鶴田禎二「高分子合成方法」改定版(日刊工業新聞社刊、1971)や大津隆行、木下雅悦共著「高分子合成の実験法」化学同人、昭和47年刊、124〜154頁に記載されている。
前記重合方法のうち、特にラジカル開始剤を用いた溶液重合法が好ましい。溶液重合法で用いられる溶剤は、例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノールのような種々の有機溶剤の単独あるいは2種以上の混合物でもよいし、水との混合溶剤としてもよい。
重合温度は生成するポリマーの分子量、開始剤の種類などと関連して設定する必要がある。重合温度は、通常は0℃〜100℃程度であるが、50〜100℃の範囲で重合を行なうことが好ましい。また、反応圧力は、適宜選定可能であるが、通常は1〜100kg/cm2、特に1〜30kg/cm2程度が好ましい。反応時間は、5〜30時間程度である。得られたポリマーは、再沈殿などの精製を行なってもよい。
本発明における樹脂によりその少なくとも一部が覆われた顔料(以下、単に「樹脂被覆顔料」ともいう。)を調製する方法については、特に限定はないが、例えば、本発明における樹脂を分散剤として用い、該分散剤により顔料を分散させて顔料分散物を調製する方法が挙げられる。この場合、インク組成物は、例えば、得られた顔料分散物と水と場合により水溶性有機溶剤及び/又は樹脂粒子とを混合することにより調製することができる。
具体的には、例えば、顔料と、分散剤として前記本発明における樹脂と、水と、非水溶性揮発溶剤とを混合し分散して分散物を得た後、得られた分散物から非水溶性揮発溶剤の一部又は全部を除去することにより行なうことができる。このとき、塩基性化合物を添加して水不溶性樹脂のアニオン性基の一部又は全部を中和してもよい。中和条件を調整することで、良好な分散性を実現することが可能である。塩基性化合物の例としては、水酸化ナトリウム等が挙げられる。このとき、非水溶性揮発溶剤とともにグリセリンのアルキレンオキシド付加物を添加してもよい。
顔料分散物の調製には、分散剤として前記本発明における樹脂を用いるが、そのほかに他の顔料分散剤を併用してもよい。他の顔料分散剤としては、顔料を水相中で分散させる機能を持つ化合物の中から適宜選択することができる。他の顔料分散剤の例としては、ノニオン性化合物、アニオン性化合物、カチオン性化合物、両性化合物等が挙げられる。
顔料分散物を調製する際には、非水溶性揮発性溶剤の少なくとも一種を用いることができる。非水溶性揮発性溶剤は分散性への影響が少ないので、分散工程では良好な分散性を保ちながら、最終的に非水溶性揮発性溶剤の一部又は全部を除去することで、良好な分散状態のまま濃厚化が可能であり、長期での保存安定性に優れた顔料分散物が得られる。また、インク組成物を調製して記録に用いる場合には、吐出安定性に優れ、カールの発生を抑えた画像記録が行なえる。
また、「揮発性」とは、沸点が200℃以下であることをいい、150℃以下がより好ましい。
このとき、非水溶性揮発性溶剤(特にメチルエチルケトン)の顔料分散物中における残存量としては、好ましくは質量基準で5ppm〜400ppmである。また、本発明におけるインク組成物中における非水溶性揮発性溶剤(特にメチルエチルケトン)の含有量は、質量基準で10ppm〜100ppmであることが好ましく、10ppm〜50ppmであることがより好ましい。
なお、顔料粒子の平均粒子径及び粒径分布は、ナノトラック粒度分布測定装置UPA−EX150(日機装(株)製)を用いて、動的光散乱法により体積平均粒径を測定することにより求められる。
インク組成物は、水を含有するものであるが、水の量には特に制限はない。中でも、水の量は、安定性及び吐出信頼性確保の点から、インク組成物の全質量に対して、10質量%以上99質量%以下が好ましく、より好ましくは30質量%以上80質量%以下であり、更に好ましくは、30質量%以上70質量%以下である。
本発明におけるインク組成物は、少なくとも水を含むが、更に水溶性有機溶剤を含むことが好ましい。水溶性有機溶剤は、例えば、インク組成物の乾燥防止、湿潤もしくは浸透促進を図ることができる。具体的には、例えば水溶性有機溶剤を乾燥防止剤や湿潤剤として添加した場合には、ノズルのインク噴射口においてインク組成物が乾燥することによる目詰まりを防止することができる。
水溶性有機溶剤のインク組成物中における含有量としては、インク組成物の全質量に対して、1質量%以上30質量%以下が好ましく、1質量%以上20質量%以下がより好ましく、1質量%以上10質量%以下が特に好ましい。
上記の水、又は水溶性有機溶剤の含有量を前記範囲とすることにより、インクの乾燥速度、被着体への浸透性、粘度等の液物性を適切な状態に調整することができる。
本発明におけるインク組成物は、樹脂粒子を少なくとも1種含有することが好ましい。樹脂粒子の含有により、画像の記録媒体への付着性(定着性)や画像の耐擦過性等の耐久性を向上させることができる。
樹脂粒子の平均粒径は、体積平均粒子径で10nm〜1μmの範囲が好ましく、10〜200nmの範囲がより好ましく、20〜100nmの範囲が更に好ましく、20〜50nmの範囲が特に好ましい。また、樹脂粒子の粒径分布については特に制限はなく、広い粒径分布を持つもの又は単分散の粒径分布を持つもののいずれでもよい。また、単分散の粒径分布を持つ樹脂粒子を2種以上混合してもよい。
樹脂粒子のガラス転移温度(Tg)は、30℃以上であることが好ましく、40℃以上がより好ましく、50℃以上がさらに好ましい。
インク組成物は、ラテックスの混合等により樹脂粒子を含有することで、画像の記録媒体に対する定着性、耐擦過性がより向上する。すなわち、樹脂粒子を含むことで、画像を形成したときに記録媒体に疎水性の樹脂膜が形成され、この樹脂膜中もしくは膜下に顔料が取り込まれて保護される。
本発明におけるインク組成物は、界面活性剤の少なくとも1種を含むことが好ましい。
界面活性剤としては、下記一般式(11)で表されるアセチレングリコール系界面活性剤(例えば、オルフィンY、同E1010、及び同STG、並びにサーフィノール(Surfynol)82、同104、同440、同465、同485等、及びSurfonyl 61等(いずれも日信化学工業(株)製)など)や、下記一般式(12)で表されるポリシロキサン系化合物(例えば、ビッグケミー・ジャパン(株)より上市されているシリコーン系界面活性剤BYK−345、BYK−346、BYK−347、又はBYK−348など)を挙げることができる。
これらの界面活性剤は、1種単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明におけるインク組成物は、上記成分に加え、必要に応じて他の添加剤を含むことができる。他の添加剤としては、例えば、固体湿潤剤(例えば、尿素又はその誘導体、糖類、糖アルコール類、ヒアルロン酸類、多価アルコール等)、増粘剤(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリオキシアルキレングリコール類、等)、褪色防止剤、乳化安定剤、紫外線吸収剤、防腐剤、防黴剤、pH調整剤、表面張力調整剤、消泡剤、粘度調整剤、分散安定剤、防錆剤、キレート剤等の公知の添加剤が挙げられる。
これらの各種添加剤は、インク組成物を調製後に直接添加してもよく、インク組成物の調製時に添加してもよい。具体的には、特開2007−100071号公報の段落番号[0153]〜[0162]に記載のその他の添加剤などが挙げられる。
インク組成物の表面張力は、記録媒体上でのドットの良好な広がり、及びカラーブリードの防止、乾燥性等の観点から、40mN/m以下であること好ましく、28〜35mN/mであることがより好ましい。
表面張力は、例えば、Face自動表面張力計「CPVP−Z」〔協和界面科学(株)製〕等の測定装置により25℃で測定することができる。
粘度は、例えば、VISCOMETER TV-22(TOKI SANGYO CO. LTD製)を用いて25℃で測定することができる。
pHは、25℃で通常用いられるpH測定装置(例えば、東亜ディーケーケー(株)製のマルチ水質計MM−60R)によって測定することができる。
なお、pHは、従来公知の酸性化合物又は塩基性化合物を用いて適宜調製することができる。
本発明における処理液は、前記一般式(1)で表される構造単位及びイオン性基を有する構造単位を含む樹脂(本発明における樹脂)により少なくとも一部が覆われた顔料に対して反応性を有するカチオン性ポリマーを含有する。処理液は、画像形成時にインク組成物と接触させることにより、インク組成物中の分散成分、特に顔料や樹脂粒子などを凝集させ、画像形成をより高速に行なうことができる。また、処理液は、インクの広がりを適度に抑えながら、高濃度で高解像度の画像を形成することができる。
本発明における処理液は、少なくとも、前記本発明における樹脂により表面の一部又は全部が覆われた顔料に対して反応性を有するカチオン性ポリマーの少なくとも一種を含有する。カチオン性ポリマーを含むことにより、本発明におけるインク組成物中の樹脂で被覆された顔料の凝集性が向上する。これにより、画像の耐擦過性が飛躍的に向上する。
前記エピハロヒドリンポリマーとしては、例えば、ポリエピクロロヒドリンなどが好適であり、上市されている市販品として、例えば、AMRES(登録商標)(Georgia Pacific Resins,Inc.(Atlanta、GA)製)、KYMENE(登録商標)(Hercules,Inc.(Wilmington、DE)製)、及びPolycup(登録商標)(Hercules,Inc.製)などが好適である。
処理液の粘度としては、インク組成物の凝集速度の観点から、1〜30mPa・sの範囲が好ましく、1〜20mPa・sの範囲がより好ましく、2〜15mPa・sの範囲がさらに好ましく、2〜10mPa・sの範囲が特に好ましい。
粘度は、前記インク組成物における場合と同様にして測定することができる。
表面張力は、前記インク組成物における場合と同様にして測定することができる。
本発明の画像形成方法は、既述の本発明のインクセットを用いるとともに、前記インクセットを構成するインク組成物を記録媒体上にインクジェット法で付与するインク付与工程と、前記インクセットを構成する処理液を記録媒体上に付与する処理液付与工程とを設けて構成したものである。
記録媒体としては、多孔質基材を用いてもよいが、非多孔質基材を用いてもよい。中でも、インク組成物の特性をより効果的に発揮させる点で、非多孔質基材が好ましい。
すなわち、一般には非多孔質基材に画像を形成する場合、多孔質基材に画像を形成する場合と比較して画像の付着性が劣る傾向がある。本発明においては、非多孔質基材に画像を形成した場合でも、画像の付着性が維持され、また画像の白抜け故障を抑制できる。
本発明におけるインク付与工程は、既述のインクセットを構成するインク組成物を記録媒体上にインクジェット法で付与する。この工程では、記録媒体上に選択的にインク組成物を付与し、所望の可視画像を形成する。インク組成物中の各成分及びその好ましい態様などについては、既述の通りである。
なお、インクジェット法には特に制限はなく、公知の方式、例えば、静電誘引力を利用してインクを吐出させる電荷制御方式、ピエゾ素子の振動圧力を利用するドロップオンデマンド方式(圧力パルス方式)、電気信号を音響ビームに変えインクに照射して放射圧を利用してインクを吐出させる音響インクジェット方式、及び、インクを加熱して気泡を形成し、生じた圧力を利用するサーマルインクジェット印刷ヘッドを用いる方式等のいずれであってもよい。上記のうち、本発明のインクの特性をより効果的に発揮させる観点からは、サーマルインクジェット印刷ヘッドを用いる方式が好ましい。
即ち、サーマルインクジェット印刷ヘッドを用いる方式では、他の方式と比較して、より高いインク特性が要求されるため、本発明のインク組成物による白抜け抑制や付着性向上の効果は、サーマルインクジェット印刷ヘッドを用いる方式においてより効果的に奏される。
本発明の処理液付与工程は、インク付与工程の前又は後に、既述のインクセットを構成する処理液を記録媒体上に付与する。処理液は、インク組成物中の成分の凝集を促進させることができる。本発明においては、処理液とインク組成物とを接触させて画像を形成する構成とすることが好ましい。この場合、処理液がインク組成物と接触することで、インク組成物中の成分(特に樹脂で少なくとも一部が覆われている顔料)が凝集し、記録媒体上に画像が固定化される。
なお、処理液中の各成分及びその好ましい態様については、既述の通りである。
本発明の画像形成方法は、更に、前記インク付与工程及び処理液付与工程の後に、画像が形成された記録媒体を加熱して画像を定着する定着工程を設けて構成された形態が好ましい。画像の定着(固定化)により、画像の光沢性等の風合い、耐擦過性(例えば紙との密着性)がより良好で画像品質に優れた画像が高速に得られる。
ポリマー粒子の最低造膜温度(MFT)はポリマーのTgとインク溶剤の種類、量によって制御され、一般的にはTgが低いほど、インク溶剤のI/O値が低いほど、インク溶剤の量が多いほどMFTは低下する傾向にある。
また、加熱加圧の方法は、特に制限はないが、例えば、熱板を記録媒体の画像形成面に押圧する方法や、一対の加熱加圧ローラ、一対の加熱加圧ベルト、あるいは記録媒体の画像記録面側に配された加熱加圧ベルトとその反対側に配された保持ローラとを備えた加熱加圧装置を用い、対をなすローラ等を通過させる方法など、接触させて加熱定着を行なう方法が好適に挙げられる。
(1)樹脂分散剤P−1の合成
攪拌機、冷却管を備えた1000mlの三口フラスコに、メチルエチルケトン88gを加えて窒素雰囲気下で72℃に加熱し、これにメチルエチルケトン50gにジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレート0.85g、フェノキシエチルメタクリレート50g、メタクリル酸13g、及びメチルメタクリレート37gを溶解した溶液を3時間かけて滴下した。滴下終了後、さらに1時間反応した後、メチルエチルケトン2gにジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレート0.42gを溶解した溶液を加え、78℃に昇温して4時間加熱した。得られた反応溶液は過剰量のヘキサンに2回再沈殿させ、析出した樹脂を乾燥させて、フェノキシエチルメタクリレート/メチルメタクリレート/メタクリル酸(共重合比[質量%比]=50/37/13)共重合体(樹脂分散剤P−1)96.5gを得た。
得られた樹脂分散剤P−1の組成は、1H−NMRで確認し、GPCより求めた重量平均分子量(Mw)は49400であった。さらに、JIS規格(JIS K 0070:1992)記載の方法により、このポリマーの酸価を求めたところ、30mgKOH/gであった。
前記樹脂分散剤P−1の合成において、樹脂分散剤P−1を構成するフェノキシエチルメタクリレートを、同量のベンジルメタクリレート(P−2)、フェネチルメタクリレート(P−3)、又はスチレン(P−4)にそれぞれ変更したこと以外は、樹脂分散剤P−1の合成と同様にして、樹脂分散剤P−2、P−3、P−4を得た。樹脂分散剤P−2については、モノマー比率を変更することにより複数種の合成を行なった。
−樹脂被覆顔料の水分散物の調製−
ピグメント・ブルー15:3(フタロシアニンブルー A220、大日精化工業(株)製)10部と、上記の樹脂分散剤P−1を4.5部と、メチルエチルケトン(MEK)18部と、1規定NaOH水溶液4.2部と、イオン交換水63.3部とを混ぜてディスパー混合し、更に分散機(マイクロフルイダイザーM−140K、150MPa)で10パス処理した。続いて、得られた分散物から減圧下、55℃でメチルエチルケトンを除去し、さらに一部の水を除去することにより、顔料濃度が10.2質量%の樹脂被覆顔料粒子の水分散物を得た。このとき、残留したMEK量をガスクロマトグラフィーにて測定したところ、180ppmであった。
得られた樹脂被覆顔料粒子について、ナノトラック粒度分布測定装置UPA−EX150(日機装(株)製)を用い、動的光散乱法により体積平均粒径を測定した。測定は、樹脂被覆顔料粒子の水分散物10μlに対してイオン交換水10mlを加えて測定用サンプル液を調製し、これを25℃に調温して行なった。測定結果は下記表1に示す。
次に、得られた樹脂被覆顔料粒子の水分散物を用い、以下の組成(合計で100部)にて水性インク1を調製した。この水性インク1の25℃でのpHは、8.9であった。pHは、マルチ水質計MM−60R(東亜ディーケーケー(株)製)を用いて測定した。水性インク1中のMEK量をガスクロマトグラフィーにて測定したところ、45ppmであった。
また、画像形成にあたり、調製した水性インク1を40℃で3ヶ月間、経時保存した。
・前記樹脂被覆顔料粒子の水分散物(固形分) ・・・3.0部
・ジプロピレングリコール ・・・12部
・2−ピロリドン ・・・6部
・1,2−ヘキサンジオール ・・・4部
・ジプロピレングリコール ・・・8部
・オルフィンE1010(日信化学工業(株)製)・・・1部
・イオン交換水 ・・・残量(インク全体で100部となる量)
下記組成を混合し、処理液1を調製した。
<処理液1の組成>
・VANTOCIL ・・・12.0部
(Zaneca,Inc.製;ポリグアニジン)
・Dantocol DHE ・・・3.0部
・2−ピロリドン ・・・3.0部
・コハク酸 ・・・2.0部
・Surfynol 440(日信化学工業(株)製) ・・・0.3部
・Surfonyl 61 (日信化学工業(株)製) ・・・0.25部
・EDTA ・・・0.55部
・脱イオン水 ・・・残部
(1)画像形成
インクジェット記録装置として、600dpi、256ノズルの試作プリントヘッドを備えたインクジェット装置を用意し、これに上記より得た経時保存後の水性インク1と処理液1とを装填して、以下の方法により白抜けの有無、耐擦過性を評価した。記録媒体には、FX−L紙(富士ゼロックス(株)製)を用いた。評価結果を下記表1に示す。
2−1.耐擦過性(画像の付着試験)
処理液1と水性インク1とを各々別個のヘッドからこの順でFX−L紙上に30分間吐出し、画像サンプル(5cm×5cm)を得た。ここで得られたサンプルの画像面を外側に向けて文鎮(重量740g、サイズ15mm×30mm×120mm)に巻きつけ、評価サンプルを未使用の特菱アート紙上で3往復擦った(荷重260kg/m2に相当)。そして、擦った後の画像面を目視により観察し、未使用の特菱アート紙へのインクの付着の程度を耐擦過性を評価する指標とした。評価は、下記の評価基準にしたがって行なった。
<評価基準>
A:画像からの転写はみられなかった。
B:画像からの転写が僅かにみられた。
C:画像からの転写がみられるが、実用上支障のない程度であった。
D:画像からの転写が目立ち、実用上許容できない程度であった。
得られた処理液1と水性インク1とを各々別個のヘッドから、この順にFX−L紙上に30分間吐出した後、メンテナンス作業として、15KPaの圧力で10秒間加圧した後にクリーンワイパーFF−390c((株)クラレ製)でワイプを行ない、その後さらに5分間吐出を継続し、5分経過後にFX−L紙に記録された画像(5cm×5cm)を観察した。そして、観察した画像を下記の評価基準にしたがって目視評価した。
<評価基準>
A:白抜けの発生はみられなかった。
B:白抜けの発生が2箇所以下であった。
C:白抜けの発生が3〜10箇所であった。
D:白抜けの発生が10箇所を超えていた。
実施例1において、水性インク1における顔料分散剤の種類・量、カチオン性ポリマーの種類・量を、下記表1に示すように変更して水性インク1と同様に水性インク2〜32をそれぞれ調製し、さらに水性インク1を水性インク2〜32にそれぞれ代えたこと以外は、実施例1と同様にして、画像形成及び評価を行なった。評価結果は、下記表1に示す。
また、上記の実施例では、処理液に含有するカチオン性ポリマーとして、グアニジンポリマー、エピハロヒドリンポリマー、ポリアミンを用いた場合を中心に説明したが、他のカチオン性ポリマーを用いた場合も同様の結果を得ることができる。
Claims (10)
- 少なくとも、顔料、下記一般式(1)で表される構造単位とイオン性基を有する構造単位とを含み、前記顔料の表面の少なくとも一部を覆う樹脂、及び水を含有するインク組成物と、
前記樹脂により少なくとも一部が覆われた顔料に対して反応性を有するカチオン性ポリマーを含有する処理液と、
を有するインクセット。
〔一般式(1)中、R1は、水素原子、メチル基、又はハロゲン原子を表す。L1は、*−COO−、*−OCO−、*−CONR2−、*−O−、又は置換もしくは無置換のフェニレン基を表し、R2は水素原子、又は炭素数1〜10のアルキル基を表す。前記L1中の「*」は主鎖に連結する結合手を表す。L2は、単結合又は炭素数1〜30の2価の連結基を表す。〕 - 前記樹脂の酸価が、30mgKOH/g以上95mgKOH/g以下の範囲である請求項1に記載のインクセット。
- 前記一般式(1)で表される構造単位が、ベンジル(メタ)アクリレート又はフェノキシエチル(メタ)アクリレートに由来する構造単位の少なくとも一方である請求項1又は請求項2に記載のインクセット。
- 前記樹脂のインク組成物中における含有量が、顔料固形分濃度に対して、0.01質量%以上10質量%以下である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のインクセット。
- 前記カチオン性ポリマーの処理液中における含有量が、処理液の全質量に対して、0.01質量%以上30質量%以下である請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のインクセット。
- 前記カチオン性ポリマーの少なくとも一種は、グアニジンポリマー又はエピハロヒドリンポリマーである請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のインクセット。
- 前記樹脂は転相乳化法により形成され、前記インク組成物が質量基準で10ppm〜100ppmのメチルエチルケトンを含む請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のインクセット。
- 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のインクセットが用いられ、
前記インクセットにおけるインク組成物を記録媒体上にインクジェット法で付与するインク付与工程と、
前記インクセットにおける処理液を記録媒体上に付与する処理液付与工程と、
を有する画像形成方法。 - 前記処理液付与工程で処理液を付与した後に前記インク付与工程を設け、処理液が付与された記録媒体にインク組成物を付与することにより処理液にインク組成物を接触させて画像を形成する請求項8に記載の画像形成方法。
- 更に、前記インク付与工程で形成された画像を、少なくとも加熱により定着する定着工程を有する請求項8又は請求項9に記載の画像形成方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010079408A JP5414600B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | インクセット及び画像形成方法 |
| US13/072,801 US8491113B2 (en) | 2010-03-30 | 2011-03-28 | Ink set and image forming method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010079408A JP5414600B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | インクセット及び画像形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011208082A true JP2011208082A (ja) | 2011-10-20 |
| JP5414600B2 JP5414600B2 (ja) | 2014-02-12 |
Family
ID=44709159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010079408A Active JP5414600B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | インクセット及び画像形成方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US8491113B2 (ja) |
| JP (1) | JP5414600B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015193729A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | インクジェット用顔料インキ |
| JP2016175985A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 富士ゼロックス株式会社 | インク、インクカートリッジ、記録装置、及び記録方法 |
| US9752037B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-09-05 | Ricoh Company, Ltd. | Inkjet recording ink, ink cartridge, inkjet recording method, inkjet recording device and ink recorded matter |
| US10732547B1 (en) | 2019-03-20 | 2020-08-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5942535B2 (ja) * | 2012-03-28 | 2016-06-29 | 株式会社リコー | インクジェット記録用インク、インクカートリッジ、インクジェット記録装置、画像形成物 |
| CN104619793A (zh) | 2012-09-14 | 2015-05-13 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 定影剂流体 |
| JP6228443B2 (ja) * | 2012-12-18 | 2017-11-08 | 花王株式会社 | インクジェット記録方法 |
| JP7167470B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2022-11-09 | ブラザー工業株式会社 | インクと処理剤のセット及び記録方法 |
| US20210301168A1 (en) * | 2018-12-14 | 2021-09-30 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fluid sets |
| EP3950146A4 (en) * | 2019-03-28 | 2022-05-18 | FUJIFILM Corporation | INKJET INK FOR OPAQUE SUBSTRATE, METHOD OF IMAGE RECORDING AND METHOD OF MAKING A LAMINATE |
| JP7314675B2 (ja) * | 2019-07-19 | 2023-07-26 | セイコーエプソン株式会社 | 記録方法および記録装置 |
| US11608403B2 (en) | 2020-11-24 | 2023-03-21 | Xerox Corporation | High viscosity latexes |
| US12110402B2 (en) * | 2020-11-24 | 2024-10-08 | Xerox Corporation | Aqueous inkjet ink compositions made from high viscosity latexes |
| US12043678B2 (en) | 2020-11-24 | 2024-07-23 | Xerox Corporation | Monodisperse latexes |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10204345A (ja) * | 1997-01-27 | 1998-08-04 | Hitachi Ltd | インクジェット記録装置用インク組成物 |
| JP2007276387A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Ricoh Co Ltd | インクメディアセット、並びに前処理液カートリッジ、インクカートリッジ、インク記録物、インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置 |
| JP2008179657A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Toray Ind Inc | 水性顔料分散液、及びそれを用いたインク組成物 |
| JP2009108245A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Canon Inc | インク組成物及びインクジェット記録装置 |
| JP2009292900A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Fujifilm Corp | 水性インク組成物、インクセット及び画像形成方法 |
| JP2010001359A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Fujifilm Corp | インクジェット記録用水性インク |
| JP2010065170A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Fujifilm Corp | インク組成物、インクセット、及びインクジェット記録方法 |
| JP2010084116A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-04-15 | Ricoh Co Ltd | インクジェット用インク、インクカートリッジ、インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、画像形成方法、及びインク記録物 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4001371B2 (ja) | 2002-01-08 | 2007-10-31 | 株式会社リコー | インクセット、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、カートリッジ、インクジェット記録物 |
| EP2364850B1 (en) * | 2002-06-24 | 2015-01-07 | Ricoh Company, Ltd. | Inkjet recording apparatus and inkjet recording method |
| EP1994102B1 (en) * | 2006-03-10 | 2011-12-28 | Ricoh Company, Ltd. | Recording ink, ink cartridge, inkjet recording method, and inkjet recording apparatus |
| JP2009084494A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Fujifilm Corp | 水系着色剤分散物、水系着色剤分散物の製造方法、及びインクジェット記録用水系インク |
| JP5081592B2 (ja) * | 2007-11-19 | 2012-11-28 | 富士フイルム株式会社 | 画像形成方法 |
| JP2009166387A (ja) | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成方法および画像形成記録物 |
| JP5376810B2 (ja) * | 2008-02-13 | 2013-12-25 | 富士フイルム株式会社 | インク組成物、インクセット、及び画像形成方法 |
| JP5430316B2 (ja) * | 2009-09-18 | 2014-02-26 | 富士フイルム株式会社 | 画像形成方法 |
-
2010
- 2010-03-30 JP JP2010079408A patent/JP5414600B2/ja active Active
-
2011
- 2011-03-28 US US13/072,801 patent/US8491113B2/en active Active
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10204345A (ja) * | 1997-01-27 | 1998-08-04 | Hitachi Ltd | インクジェット記録装置用インク組成物 |
| JP2007276387A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Ricoh Co Ltd | インクメディアセット、並びに前処理液カートリッジ、インクカートリッジ、インク記録物、インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置 |
| JP2008179657A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Toray Ind Inc | 水性顔料分散液、及びそれを用いたインク組成物 |
| JP2009108245A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Canon Inc | インク組成物及びインクジェット記録装置 |
| JP2009292900A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Fujifilm Corp | 水性インク組成物、インクセット及び画像形成方法 |
| JP2010001359A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Fujifilm Corp | インクジェット記録用水性インク |
| JP2010084116A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-04-15 | Ricoh Co Ltd | インクジェット用インク、インクカートリッジ、インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、画像形成方法、及びインク記録物 |
| JP2010065170A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Fujifilm Corp | インク組成物、インクセット、及びインクジェット記録方法 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9752037B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-09-05 | Ricoh Company, Ltd. | Inkjet recording ink, ink cartridge, inkjet recording method, inkjet recording device and ink recorded matter |
| JP2015193729A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | インクジェット用顔料インキ |
| JP2016175985A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 富士ゼロックス株式会社 | インク、インクカートリッジ、記録装置、及び記録方法 |
| US10732547B1 (en) | 2019-03-20 | 2020-08-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US8491113B2 (en) | 2013-07-23 |
| JP5414600B2 (ja) | 2014-02-12 |
| US20110242199A1 (en) | 2011-10-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5414600B2 (ja) | インクセット及び画像形成方法 | |
| JP5523772B2 (ja) | インクジェット用インク組成物、インクセットおよび画像形成方法 | |
| JP6475316B2 (ja) | インクセット及び画像形成方法 | |
| US9206329B2 (en) | Pre-treatment liquid and image forming method | |
| JP5554035B2 (ja) | インクセット及び画像形成方法 | |
| US8328342B2 (en) | Inkjet recording method | |
| JP5398607B2 (ja) | 画像形成方法 | |
| EP2208764B1 (en) | Ink composition, ink set and ink-jet image forming method | |
| WO2017163738A1 (ja) | インクセット及び画像記録方法 | |
| US8820909B2 (en) | Black ink composition, ink set, and image forming method | |
| JP2012025911A (ja) | インク組成物、インクセットおよび画像形成方法 | |
| JP2011079901A (ja) | インクセット及び画像形成方法 | |
| JP2010065130A (ja) | 顔料分散体の製造方法、ならびにインクジェット記録用水性インクおよびその製造方法 | |
| US8480223B2 (en) | Ink for inkjet recording and image forming method | |
| JP5489490B2 (ja) | インクジェットインク組成物、インクセットおよび画像形成方法 | |
| JP2011038008A (ja) | 水性インク組成物、複合粒子の製造方法、インクセット、及び、画像形成方法 | |
| JP2012046672A (ja) | 水系インクジェット記録用黒色インク組成物および画像形成方法 | |
| JP5328409B2 (ja) | インクジェット記録用インクセット及び画像記録方法 | |
| JP2010031153A (ja) | インクジェット記録用水性インク | |
| US8226186B2 (en) | Inkjet recording method | |
| JP2010155907A (ja) | インクジェットインク組成物、インクセットおよび画像形成方法 | |
| EP2784139B1 (en) | Ink composition for inkjet printing, ink set, and image forming method | |
| EP2535381A1 (en) | Image forming method | |
| US20200399490A1 (en) | Ink for ink jet recording, method for producing ink for ink jet recording, and image recording method | |
| JP5680360B2 (ja) | 黒色系インクジェット記録用インク組成物およびインクジェット画像形成方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120612 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130718 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130730 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130930 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131022 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131112 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5414600 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |