JP2011259040A - 画像処理装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理や復号処理の負荷を低減させることができるようにする。
【解決手段】動きベクトルバッファ183は、マクロブロック内の一部のサブマクロブロックの動きベクトル情報を保持する。動き予測・補償部115から供給されたブロックアドレスの動きベクトル情報が、動きベクトルバッファ183に保存されていない場合、動きベクトル内挿部182は、ブロック位置判定部181から供給されたブロックアドレスの周辺の動き補償ブロックのアドレスを算出し、動きベクトルバッファ183から、その周辺マクロブロックの動きベクトル情報を取得し、内挿処理を行い、目的の当該動き補償ブロックに対応する動きベクトル情報を生成する。本発明は、例えば、画像処理装置に適用することができる。
【選択図】図13
【解決手段】動きベクトルバッファ183は、マクロブロック内の一部のサブマクロブロックの動きベクトル情報を保持する。動き予測・補償部115から供給されたブロックアドレスの動きベクトル情報が、動きベクトルバッファ183に保存されていない場合、動きベクトル内挿部182は、ブロック位置判定部181から供給されたブロックアドレスの周辺の動き補償ブロックのアドレスを算出し、動きベクトルバッファ183から、その周辺マクロブロックの動きベクトル情報を取得し、内挿処理を行い、目的の当該動き補償ブロックに対応する動きベクトル情報を生成する。本発明は、例えば、画像処理装置に適用することができる。
【選択図】図13
Description
本発明は、画像処理装置および方法に関し、特に、画像の符号化処理や復号処理の負荷の増大を抑制させることができるようにした画像処理装置および方法に関する。
近年、画像情報をデジタルとして取り扱い、その際、効率の高い情報の伝送、蓄積を目的とし、画像情報特有の冗長性を利用して、離散コサイン変換等の直交変換と動き補償により圧縮するMPEG(Moving Picture Experts Group)などの方式に準拠した装置が、放送局などの情報配信、及び一般家庭における情報受信の双方において普及しつつある。
特に、MPEG2(ISO(International Organization for Standardization)/IEC(International Electrotechnical Commission) 13818-2)は、汎用画像符号化方式として定義されており、飛び越し走査画像及び順次走査画像の双方、並びに標準解像度画像及び高精細画像を網羅する標準で、プロフェッショナル用途及びコンシューマ用途の広範なアプリケーションに現在広く用いられている。MPEG2圧縮方式を用いることにより、例えば720×480画素を持つ標準解像度の飛び越し走査画像であれば4〜8Mbps、1920×1088画素を持つ高解像度の飛び越し走査画像であれば18〜22Mbpsの符号量(ビットレート)を割り当てることで、高い圧縮率と良好な画質の実現が可能である。
MPEG2は主として放送用に適合する高画質符号化を対象としていたが、MPEG1より低い符号量(ビットレート)、つまりより高い圧縮率の符号化方式には対応していなかった。携帯端末の普及により、今後そのような符号化方式のニーズは高まると思われ、これに対応してMPEG4符号化方式の標準化が行われた。画像符号化方式に関しては、1998年12月にISO/IEC 14496-2としてその規格が国際標準に承認された。
更に、近年、当初テレビ会議用の画像符号化を目的として、H.26L (ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) Q6/16 VCEG(Video Coding Expert Group))という標準の規格化が進んでいる。H.26LはMPEG2やMPEG4といった従来の符号化方式に比べ、その符号化、復号化により多くの演算量が要求されるものの、より高い符号化効率が実現されることが知られている。また、現在、MPEG4の活動の一環として、このH.26Lをベースに、H.26Lではサポートされない機能をも取り入れ、より高い符号化効率を実現する標準化がJoint Model of Enhanced-Compression Video Codingとして行われている。
標準化のスケジュールとしては、2003年3月にはH.264及びMPEG-4 Part10 (Advanced Video Coding、以下AVCと記す)という名の元に国際標準となった。
ところで、AVC画像符号化においては、メディアン予測を用いて動きベクトルの符号化が行われる。このようなメディアン予測を用いた動きベクトルの符号化を改善するため、非特許文献1では、メディアン予測により求められる"Spatial Predictor"に加え、"Temporal Predictor"及び"Spatio-Temporal Predictor"のどれかを、予測動きベクトル情報として、適応的に用いる方法が提案されている。
ところで、従来のように、マクロブロックサイズを16画素×16画素とするのは、次世代符号化方式の対象となるような、UHD(Ultra High Definition;4000画素×2000画素)といった大きな画枠に対しては、最適ではない。そこで、非特許文献2などにおいては、マクロブロックサイズを、64×64画素、32画素×32画素といった大きさにすることが提案されている。
すなわち、非特許文献2においては、階層構造を採用することにより、16×16画素ブロック以下に関しては、現在のAVCにおけるマクロブロックと互換性を保ちながら、そのスーパーセットとして、より大きなブロックが定義されている。
この非特許文献2は、インタースライスに対して拡張されたマクロブロックを適用する提案であるが、非特許文献3においては、拡張されたマクロブロックを、イントラスライスに適用することが提案されている。
Jungyoup Yang, Kwanghyun Won, Byeungwoo Jeon, Hayoon Kim, "Motion Vector Coding with Optimal PMV Selection", VCEG-AI22, 2008年7月
Peisong Chenn,Yan Ye,Marta Karczewicz,"Video Coding Using Extended Block Sizes", COM16-C123-E, Qualcomm Inc
Sung-Chang Lim, Hahyun Lee, Jinho Lee, Jongho Kim, Haechul Choi, Seyoon Jeong, Jin Soo Choi, "Intra coding using extended block size", VCEG-AL28, 2009年7月,
ところで、AVC符号化方式におけるTemporal Direct Mode、及び、非特許文献1において提案されている、時間軸方向を使った動きベクトルの符号化を行うには、参照フレームにおける動きベクトル情報を全てメモリに保持しておく必要があり、ハードウェアによる実装を行う場合も、ソフトウェアで実装を行う場合にも、回路規模や負荷の増大に繋がる恐れがあった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、時間軸方向の、動きベクトル符号化のために、メモリに格納すべき、参照フレームにおける動きベクトルの情報量を低減させることができるようにし、符号化処理や復号処理の負荷の増大を抑制することができるようにすることを目的とする。
本発明の一側面は、動きベクトル情報の時間相関を利用して、処理対象フレーム画像の処理対象部分領域が複数に分割された、処理対象小領域の動きベクトル情報を、参照フレームの、前記処理対象小領域と同位置にある参照小領域の動きベクトル情報を用いて符号化する符号化モードにおいて、前記参照フレームの各部分領域について、前記部分領域に含まれる小領域のうち、一部の小領域の動きベクトル情報を記憶する動きベクトル情報記憶手段と、前記動きベクトル情報記憶手段により前記動きベクトル情報が記憶されていない小領域を前記参照小領域とする場合、前記動きベクトル情報記憶手段により記憶されている前記動きベクトル情報を用いて、前記参照小領域の動きベクトル情報を算出する算出手段とを備える画像処理装置である。
前記動きベクトル情報記憶手段は、1つの前記部分領域につき、1つの前記小領域の動きベクトル情報を記憶することができる。
前記動きベクトル情報記憶手段は、各部分領域の一番左上の小領域の動きベクトル情報を記憶することができる。
前記動きベクトル情報記憶手段は、1つの前記部分領域につき、複数の前記小領域の動きベクトル情報を記憶することができる。
前記動きベクトル情報記憶手段は、各部分領域の4隅の小領域の動きベクトル情報を記憶することができる。
前記算出手段は、前記動きベクトル情報記憶手段により記憶されている、前記参照小領域を含む部分領域に対応する動きベクトル情報、および、前記部分領域に隣接する他の部分領域に対応する動きベクトル情報のうち、少なくとも1つを用いて、前記参照小領域の動きベクトル情報を算出することができる。
前記算出手段は、前記動きベクトル情報記憶手段により記憶されている、前記参照小領域を含む部分領域に対応する動きベクトル情報、および、前記部分領域に隣接する他の部分領域に対応する動きベクトル情報を用いた内挿処理により、前記参照小領域の動きベクトル情報を算出することができる。
前記算出手段は、前記参照小領域を含む部分領域、および、前記部分領域に隣接する他の部分領域のそれぞれの代表点と、前記参照小領域の代表点との間の距離に応じた値を、前記内挿処理のための重み係数として用いることができる。
前記算出手段は、前記内挿処理に用いる各動きベクトル情報が対応する小領域の大きさ、前記小領域内の画像の複雑さ、若しくは、前記小領域内の画素分散の類似性のいずれかに応じた値を、前記内挿処理のための重み係数として用いることができる。
前記算出手段により算出された前記動きベクトル情報を用いて、前記動きベクトル情報の時間相関を利用して、前記処理対象小領域の動きベクトル情報を符号化する符号化手段をさらに備えることができる。
前記算出手段により算出された前記動きベクトル情報を用いて、前記動きベクトル情報の時間相関を利用して、前記符号化モードで符号化された前記処理対象小領域の動きベクトル情報を復号する復号手段をさらに備えることができる。
本発明の一側面は、また、動きベクトル情報の時間相関を利用して、処理対象フレーム画像の処理対象部分領域が複数に分割された、処理対象小領域の動きベクトル情報を、参照フレームの、前記処理対象小領域と同位置にある参照小領域の動きベクトル情報を用いて符号化する符号化モードに対応する画像処理装置の画像処理方法であって、前記動きベクトル情報記憶手段が、前記参照フレームの各部分領域について、前記部分領域に含まれる小領域のうち、一部の小領域の動きベクトル情報を記憶し、前記算出手段が、前記動きベクトル情報が記憶されていない小領域を前記参照小領域とする場合、記憶されている前記動きベクトル情報を用いて、前記参照小領域の動きベクトル情報を算出する画像処理方法である。
本発明の一側面においては、処理対象フレーム画像の処理対象部分領域が複数に分割された、処理対象小領域の動きベクトル情報を、参照フレームの、処理対象小領域と同位置にある参照小領域の動きベクトル情報を用いて符号化する符号化モードにおいて、参照フレームの各部分領域について、部分領域に含まれる小領域のうち、一部の小領域の動きベクトル情報が記憶され、動きベクトル情報が記憶されていない小領域を参照小領域とする場合、記憶されている動きベクトル情報を用いて、参照小領域の動きベクトル情報が算出される。
本発明によれば、画像を処理することができる。特に、時間軸方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化を行う符号化モードにおいて、符号化処理や復号処理の負荷を低減させることができる。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(画像符号化装置)
2.第2の実施の形態(画像復号装置)
3.第3の実施の形態(パーソナルコンピュータ)
4.第4の実施の形態(テレビジョン受像機)
5.第5の実施の形態(携帯電話機)
6.第6の実施の形態(ハードディスクレコーダ)
7.第7の実施の形態(カメラ)
1.第1の実施の形態(画像符号化装置)
2.第2の実施の形態(画像復号装置)
3.第3の実施の形態(パーソナルコンピュータ)
4.第4の実施の形態(テレビジョン受像機)
5.第5の実施の形態(携帯電話機)
6.第6の実施の形態(ハードディスクレコーダ)
7.第7の実施の形態(カメラ)
<1.第1の実施の形態>
[画像符号化装置]
図1は、本発明を適用した画像処理装置としての画像符号化装置の一実施の形態の構成を表している。
[画像符号化装置]
図1は、本発明を適用した画像処理装置としての画像符号化装置の一実施の形態の構成を表している。
図1に示される画像符号化装置100は、例えば、H.264及びMPEG(Moving Picture Experts Group)4 Part10(AVC(Advanced Video Coding))(以下H.264/AVCと称する)方式と同様に画像を符号化する符号化装置である。ただし、画像符号化装置100は、参照フレームにおいて、1つのマクロブロックにつき、一部のサブマクロブロックに対応する動きベクトル値のみをメモリに格納し、当該マクロブロックに含まれる、その他のブロックに関する動きベクトルについては、メモリに格納した動きベクトル値を用いて計算により生成する。このようにすることにより、画像符号化装置100は、時間軸方向の、動きベクトル符号化のために、メモリに格納すべき、参照フレームにおける動きベクトルの情報量を削減する。
図1の例において、画像符号化装置100は、A/D(Analog / Digital)変換部101、画面並べ替えバッファ102、演算部103、直交変換部104、量子化部105、可逆符号化部106、および蓄積バッファ107を有する。また、画像符号化装置100は、逆量子化部108、逆直交変換部109、演算部110、デブロックフィルタ111、フレームメモリ112、選択部113、イントラ予測部114、動き予測・補償部115、選択部116、およびレート制御部117を有する。
画像符号化装置100は、さらに、時間動きベクトル符号化部121を有する。
A/D変換部101は、入力された画像データをA/D変換し、画面並べ替えバッファ102に出力し、記憶させる。
画面並べ替えバッファ102は、記憶した表示の順番のフレームの画像を、GOP(Group of Picture)構造に応じて、符号化のためのフレームの順番に並べ替える。画面並べ替えバッファ102は、フレームの順番を並び替えた画像を、演算部103に供給する。また、画面並べ替えバッファ102は、フレームの順番を並び替えた画像を、イントラ予測部114および動き予測・補償部115にも供給する。
演算部103は、画面並べ替えバッファ102から読み出された画像から、選択部116を介してイントラ予測部114若しくは動き予測・補償部115から供給される予測画像を減算し、その差分情報を直交変換部104に出力する。
例えば、イントラ符号化が行われる画像の場合、演算部103は、画面並べ替えバッファ102から読み出された画像から、イントラ予測部114から供給される予測画像を減算する。また、例えば、インター符号化が行われる画像の場合、演算部103は、画面並べ替えバッファ102から読み出された画像から、動き予測・補償部115から供給される予測画像を減算する。
直交変換部104は、演算部103から供給される差分情報に対して、離散コサイン変換、カルーネン・レーベ変換等の直交変換を施し、その変換係数を量子化部105に供給する。
量子化部105は、直交変換部104が出力する変換係数を量子化する。量子化部105は、レート制御部117から供給される情報に基づいて量子化パラメータを設定し、量子化を行う。量子化部105は、量子化された変換係数を可逆符号化部106に供給する。
可逆符号化部106は、その量子化された変換係数に対して、可変長符号化、算術符号化等の可逆符号化を施す。
可逆符号化部106は、イントラ予測を示す情報などをイントラ予測部114から取得し、インター予測モードを示す情報や動きベクトル情報などを動き予測・補償部115から取得する。なお、イントラ予測(画面内予測)を示す情報は、以下、イントラ予測モード情報とも称する。また、インター予測(画面間予測)を示す情報モードを示す情報は、以下、インター予測モード情報とも称する。
可逆符号化部106は、量子化された変換係数を符号化するとともに、フィルタ係数、イントラ予測モード情報、インター予測モード情報、および量子化パラメータなどの各種情報を、符号化データのヘッダ情報の一部とする(多重化する)。可逆符号化部106は、符号化して得られた符号化データを蓄積バッファ107に供給して蓄積させる。
例えば、可逆符号化部106においては、可変長符号化または算術符号化等の可逆符号化処理が行われる。可変長符号化としては、H.264/AVC方式で定められているCAVLC(Context-Adaptive Variable Length Coding)などがあげられる。算術符号化としては、CABAC(Context-Adaptive Binary Arithmetic Coding)などがあげられる。
蓄積バッファ107は、可逆符号化部106から供給された符号化データを、一時的に保持し、所定のタイミングにおいて、H.264/AVC方式で符号化された符号化画像として、例えば、後段の図示せぬ記録装置や伝送路などに出力する。
また、量子化部105において量子化された変換係数は、逆量子化部108にも供給される。逆量子化部108は、その量子化された変換係数を、量子化部105による量子化に対応する方法で逆量子化する。逆量子化部108は、得られた変換係数を、逆直交変換部109に供給する。
逆直交変換部109は、供給された変換係数を、直交変換部104による直交変換処理に対応する方法で逆直交変換する。逆直交変換された出力(復元された差分情報)は、演算部110に供給される。
演算部110は、逆直交変換部109より供給された逆直交変換結果、すなわち、復元された差分情報に、選択部116を介してイントラ予測部114若しくは動き予測・補償部115から供給される予測画像を加算し、局部的に復号された画像(復号画像)を得る。
例えば、差分情報が、イントラ符号化が行われる画像に対応する場合、演算部110は、その差分情報にイントラ予測部114から供給される予測画像を加算する。また、例えば、差分情報が、インター符号化が行われる画像に対応する場合、演算部110は、その差分情報に動き予測・補償部115から供給される予測画像を加算する。
その加算結果は、デブロックフィルタ111またはフレームメモリ112に供給される。
デブロックフィルタ111は、適宜デブロックフィルタ処理を行うことにより復号画像のブロック歪を除去するとともに、例えばウィナーフィルタ(Wiener Filter)を用いて適宜ループフィルタ処理を行うことにより画質改善を行う。デブロックフィルタ111は、各画素をクラス分類し、クラスごとに適切なフィルタ処理を施す。デブロックフィルタ111は、そのフィルタ処理結果をフレームメモリ112に供給する。
フレームメモリ112は、所定のタイミングにおいて、蓄積されている参照画像を、選択部113を介してイントラ予測部114または動き予測・補償部115に出力する。
例えば、イントラ符号化が行われる画像の場合、フレームメモリ112は、参照画像を、選択部113を介してイントラ予測部114に供給する。また、例えば、インター符号化が行われる場合、フレームメモリ112は、参照画像を、選択部113を介して動き予測・補償部115に供給する。
選択部113は、フレームメモリ112から供給される参照画像がイントラ符号化を行う画像である場合、その参照画像をイントラ予測部114に供給する。また、選択部113は、フレームメモリ112から供給される参照画像がインター符号化を行う画像である場合、その参照画像を動き予測・補償部115に供給する。
イントラ予測部114は、画面内の画素値を用いて予測画像を生成するイントラ予測(画面内予測)を行う。イントラ予測部114は、複数のモード(イントラ予測モード)によりイントラ予測を行う。
イントラ予測部114は、全てのイントラ予測モードで予測画像を生成し、各予測画像を評価し、最適なモードを選択する。イントラ予測部114は、最適なイントラ予測モードを選択すると、その最適なモードで生成された予測画像を、選択部116を介して演算部103や演算部110に供給する。
また、上述したように、イントラ予測部114は、採用したイントラ予測モードを示すイントラ予測モード情報等の情報を、適宜可逆符号化部106に供給する。
動き予測・補償部115は、インター符号化が行われる画像について、画面並べ替えバッファ102から供給される入力画像と、選択部113を介してフレームメモリ112から供給される参照画像とを用いて、動き予測を行い、検出された動きベクトルに応じて動き補償処理を行い、予測画像(インター予測画像情報)を生成する。
動き予測・補償部115は、候補となる全てのインター予測モードのインター予測処理を行い、予測画像を生成する。例えば、動き予測・補償部115は、時間動きベクトル符号化部121に時間軸方向の動きベクトル情報の相関を利用した符号化処理を行う。
動き予測・補償部115は、生成された予測画像を、選択部116を介して演算部103や演算部110に供給する。
また、動き予測・補償部115は、採用されたインター予測モードを示すインター予測モード情報や、算出した動きベクトルを示す動きベクトル情報を可逆符号化部106に供給する。
選択部116は、イントラ符号化を行う画像の場合、イントラ予測部114の出力を演算部103や演算部110に供給し、インター符号化を行う画像の場合、動き予測・補償部115の出力を演算部103や演算部110に供給する。
レート制御部117は、蓄積バッファ107に蓄積された圧縮画像に基づいて、オーバーフローあるいはアンダーフローが発生しないように、量子化部105の量子化動作のレートを制御する。
時間動きベクトル符号化部121は、動き予測・補償部115からの要求に従って、時間軸方向の、動きベクトル情報の相関を利用した、動きベクトル情報の符号化を行う。
[少数画素精度の動き予測・補償処理]
ところで、MPEG-2等の符号化方式においては、線形内挿処理により、1/2画素精度の動き予測・補償処理を行っているが、AVC符号化方式においては、これが、6タップのFIRフィルタを用いた1/4画素精度の動き予測・補償処理を行っており、これにより、符号化効率が向上している。
ところで、MPEG-2等の符号化方式においては、線形内挿処理により、1/2画素精度の動き予測・補償処理を行っているが、AVC符号化方式においては、これが、6タップのFIRフィルタを用いた1/4画素精度の動き予測・補償処理を行っており、これにより、符号化効率が向上している。
図2は、AVC符号化方式において規定されている、1/4画素精度の動き予測・補償処理の様子の例を説明する図である。図2において、各四角は、画素を示している。その内、Aはフレームメモリ112に格納されている整数精度画素の位置を示し、b,c,dは、1/2画素精度の位置を示し、e1,e2,e3は1/4画素精度の位置を示している。
以下においては、関数Clip1()を以下の式(1)のように定義する。
例えば、入力画像が8ビット精度である場合、式(1)のmax_pixの値は255となる。
b及びdの位置における画素値は、6tapのFIRフィルタを用いて、以下の式(2)および式(3)のように生成される。
cの位置における画素値は、水平方向及び垂直方向に6tapのFIRフィルタを適用し、以下の式(4)乃至式(6)のように生成される。
なお、Clip処理は、水平方向及び垂直方向の積和処理の両方を行なった後、最後に1度のみ行われる。
e1〜e3は、以下の式(7)乃至式(9)のように、線形内挿により生成される。
[動き予測・補償処理]
また、MPEG-2においては、動き予測・補償処理の単位は、フレーム動き補償モードの場合には16×16画素、フィールド動き補償モードの場合には第一フィールド、第二フィールドのそれぞれに対し、16×8画素を単位として動き予測・補償処理が行なわれる。
また、MPEG-2においては、動き予測・補償処理の単位は、フレーム動き補償モードの場合には16×16画素、フィールド動き補償モードの場合には第一フィールド、第二フィールドのそれぞれに対し、16×8画素を単位として動き予測・補償処理が行なわれる。
これに対し、AVCにおいては、図3に示されるように、16×16画素により構成される1つのマクロブロックを、16×16、16×8、8×16若しくは8×8のいずれかのパーティションに分割し、サブマクロブロック毎に、互いに独立した動きベクトル情報を持つことが可能である。更に、8×8パーティションに関しては、図3に示されるとおり、8×8、8×4、4×8、4×4のいずれかのサブマクロブロックに分割し、それぞれ独立した動きベクトル情報を持つことが可能である。
しかしながら、AVC画像符号化方式において、MPEG-2の場合と同様に、かかるような動き予測・補償処理が行なわれるようにすると、膨大な動きベクトル情報が生成されてしまう恐れがあった。そして、その生成された動きベクトル情報をこのまま符号化することは、符号化効率の低下を招く恐れがあった。
かかる問題を解決する手法として、AVC画像符号化においては、以下のような手法により、動きベクトルの符号化情報の低減が実現されている。
図4に示される各直線は、動き補償ブロックの境界を示している。また、図4において、Eはこれから符号化されようとしている当該動き補償ブロックを示し、A乃至Dは、それぞれ、既に符号化済の、Eに隣接する動き補償ブロックを示す。
今、X=A,B,C,D,Eとして、Xに対する動きベクトル情報を、mvxとする。
まず、動き補償ブロックA,B、およびCに関する動きベクトル情報を用い、動き補償ブロックEに対する予測動きベクトル情報pmvEを、メディアンオペレーションにより、以下の式(10)のように生成する。
動き補償ブロックCに関する情報が、画枠の端である等の理由により“unavailable”である場合、動き補償ブロックDに関する情報で代用される。
画像圧縮情報に、動き補償ブロックEに対する動きベクトル情報として符号化されるデータmvdEは、pmvEを用いて、以下の式(11)のように生成される。
なお、実際の処理は、動きベクトル情報の水平方向および垂直方向のそれぞれの成分に対して、独立に処理が行なわれる。
また、AVCにおいては、Multi-Reference Frame(マルチ(複数)参照フレーム)という、MPEG-2やH.263等、従来の画像符号化方式では規定されていなかった方式が規定されている。
図5を用いて、AVCにおいて規定されている、マルチ参照フレーム(Multi-Reference Frame)を説明する。
すなわち、MPEG-2やH.263においては、Pピクチャの場合、フレームメモリに格納された参照フレーム1枚のみを参照することにより動き予測・補償処理が行われていたが、AVCにおいては、図5に示されるように、複数の参照フレームがメモリに格納され、マクロブロック毎に、異なるメモリを参照することが可能である。
ところで、Bピクチャにおける動きベクトル情報における情報量は膨大であるが、AVCにおいては、Direct Mode(ダイレクトモード)と称されるモードが用意されている。
このダイレクトモード(Direct Mode)において、動きベクトル情報は、画像圧縮情報中には格納されない。画像復号装置においては、周辺ブロックの動きベクトル情報、若しくは、参照フレームにおける処理対象ブロックと同じ位置のブロックであるco-locatedブロックの動きベクトル情報から、当該ブロックの動きベクトル情報が算出される。
ダイレクトモード(Direct Mode)には、Spatial Direct Mode(空間ダイレクトモード)と、Temporal Direct Mode(時間ダイレクトモード)の2種類が存在し、スライス毎に切り替えることが可能である。
空間ダイレクトモード(Spatial Direct Mode)においては、以下の式(12)に示されるように、処理対象動き補償ブロックEの動きベクトル情報mvEが算出される。
mvE = pmvE ・・・(12)
すなわち、Median(メディアン)予測により生成された動きベクトル情報が、当該ブロックに適用される。
以下においては、図6を用いて、時間ダイレクトモード(Temporal Direct Mode)を説明する。
図6において、L0参照ピクチャにおける、当該ブロックと同じ空間上のアドレスにあるブロックを、Co-Locatedブロックとし、Co-Locatedブロックにおける動きベクトル情報を、mvcolとする。また、当該ピクチャとL0参照ピクチャの時間軸上の距離をTDBとし、L0参照ピクチャとL1参照ピクチャの時間軸上の距離をTDDとする。
この時、当該ピクチャにおける、L0の動きベクトル情報mvL0及びL1の動きベクトル情報mvL1は、以下の式(13)および式(14)のように算出される。
なお、AVC画像圧縮情報においては、時間軸上の距離を表す情報TDが存在しないため、POC(Picture Order Count)を用いて、上述した式(12)および式(13)の演算が行われるものとする。
また、AVC画像圧縮情報においては、ダイレクトモード(Direct Mode)は、16×16画素マクロブロック単位、若しくは、8×8画素ブロック単位で定義することが可能である。
[予測モードの選択]
ところで、AVC符号化方式において、より高い符号化効率を達成するには、適切な予測モードの選択が重要である。
ところで、AVC符号化方式において、より高い符号化効率を達成するには、適切な予測モードの選択が重要である。
かかる選択方式の例として、JM(Joint Model)と呼ばれるH.264/MPEG-4 AVCの参照ソフトウエア(http://iphome.hhi.de/suehring/tml/index.htm において公開されている)に実装されている方法を挙げることが出来る。
JMにおいては、以下に述べる、High Complexity Modeと、Low Complexity Modeの2通りのモード判定方法を選択することができる。どちらも、それぞれの予測モードに関するコスト関数値を算出し、これを最小にする予測モードを当該サブマクロブロック、または、当該マクロブロックに対する最適モードとして選択する。
High Complexity Modeにおけるコスト関数は、以下の式(15)のように示される。
Cost(Mode ) = D + λ*R ・・・(15)
ここで、Ωは、当該ブロック乃至マクロブロックを符号化するための候補モードの全体集合、Dは、当該予測モードで符号化した場合の、復号画像と入力画像の差分エネルギーである。λは、量子化パラメータの関数として与えられるLagrange未定乗数である。Rは、直交変換係数を含んだ、当該モードで符号化した場合の総符号量である。
つまり、High Complexity Modeでの符号化を行うには、上記パラメータD及びRを算出するため、全ての候補モードにより、一度、仮エンコード処理を行う必要があり、より高い演算量を要する。
Low Complexity Modeにおけるコスト関数は、以下の式(16)のように示される。
Cost(Mode ) = D + QP2Quant(QP) * HeaderBit ・・・(16)
ここで、Dは、High Complexity Modeの場合と異なり、予測画像と入力画像の差分エネルギーとなる。QP2Quant(QP)は、量子化パラメータQPの関数として与えられ、HeaderBitは、直交変換係数を含まない、動きベクトルや、モードといった、Headerに属する情報に関する符号量である。
すなわち、Low Complexity Modeにおいては、それぞれの候補モードに関して、予測処理を行う必要があるが、復号画像までは必要ないため、符号化処理まで行う必要はない。このため、High Complexity Modeより低い演算量での実現が可能である。
ところで、図4を参照して説明したような、メディアン予測を用いた動きベクトルの符号化を改善するため、非特許文献1では、以下に述べるような方法が提案されている。
すなわち、AVCにおいて定義されている、メディアン予測により求められる”Spatial Predictor(空間予測)”に加え、以下に述べる”Temporal Predictor(時間予測)”及び”Spatio-Temporal Predictor(時間と空間の予測)”のどれかを、予測動きベクトル情報として、適応的に用いることが可能にするものである。
すなわち、図7において、”mvcol”を、当該ブロックに対するco-locatedブロック(参照画像において、xy座標が、当該ブロックと同じであるブロック)に対する動きベクトル情報、mvtk(k=0乃至8)をその周辺ブロックの動きベクトル情報であるとして、それぞれの予測動きベクトル情報(Predictor)は、以下の式(17)乃至(19)により定義される。
画像符号化装置100においては、それぞれのブロックに関して、それぞれの予測動きベクトル情報を用いた場合のコスト関数が算出され、最適な予測動きベクトル情報の選択が行われる。画像圧縮情報においては、それぞれのブロックに対し、どの予測動きベクトル情報が用いられたかに関する情報を示すflagが伝送される。
ところで、マクロブロックサイズを16画素×16画素とするのは、次世代符号化方式の対象となるような、UHD(Ultra High Definition;4000画素×2000画素)といった大きな画枠に対しては、最適ではない。そこで、非特許文献2などにおいては、マクロブロックサイズを、図8に示されるように、64×64画素、32画素×32画素といった大きさにすることが提案されている。
すなわち、非特許文献1においては、図7のような、階層構造を採用することにより、16×16画素ブロック以下に関しては、現在のAVCにおけるマクロブロックと互換性を保ちながら、そのスーパーセットとして、より大きなブロックが定義されている。
また非特許文献2は、インタースライスに対して拡張されたマクロブロックを適用する提案であるが、非特許文献3においては、拡張されたマクロブロックを、イントラスライスに適用することが提案されている。
また非特許文献2は、インタースライスに対して拡張されたマクロブロックを適用する提案であるが、非特許文献3においては、拡張されたマクロブロックを、イントラスライスに適用することが提案されている。
[動作原理]
図1に示された画像符号化装置100においては、Bピクチャを符号化する際、時間ダイレクトモード(temporal direct mode)を用いた符号化処理をするため、参照フレームにおける動きベクトル情報をメモリに保持しておく必要がある。非特許文献1における動きベクトル符号化方法を、Pピクチャにおいても用いる際には、Pピクチャ符号化の際にも、動きベクトル情報をメモリに保持しておく必要がある。動きベクトル情報の、メモリへの保持は、全ての動き補償ブロックに対して行う必要があった。
図1に示された画像符号化装置100においては、Bピクチャを符号化する際、時間ダイレクトモード(temporal direct mode)を用いた符号化処理をするため、参照フレームにおける動きベクトル情報をメモリに保持しておく必要がある。非特許文献1における動きベクトル符号化方法を、Pピクチャにおいても用いる際には、Pピクチャ符号化の際にも、動きベクトル情報をメモリに保持しておく必要がある。動きベクトル情報の、メモリへの保持は、全ての動き補償ブロックに対して行う必要があった。
これに対する、本発明の動作原理を、図9乃至図11を用いて説明する。
すなわち、本発明においては、図9に示されるように、処理対象の当該マクロブロック130における、一番左上にある動き補償ブロック(つまりサブマクロブロック)131(処理対象小領域)についての動きベクトル情報131Aのみをメモリに保持するようにする。
このように、メモリに保持された動きベクトル情報131Aは、他のフレームに対する処理において、参照フレームの動きベクトル情報として利用される。つまり、メモリには、参照フレームの動きベクトル情報が記憶されるとも言える。
この方法において、例えば、図10の右に示される当該フレーム140のあるマクロブロックのサブマクロブロックである当該ブロック141を、時間ダイレクトモード(temporal direct mode)による、Direct8x8モード(ダイレクト8×8モード)で符号化することを考える。
この方法の場合、図10の左に示される通り、参照フレーム150に存在する、当該ブロック141に対応するCo-locatedブロック151(参照小領域)に関する動きベクトル情報は、メモリに保持されていない。
そこで、メモリに保存されている近隣の動きベクトルを用いて、Co-locatedブロック151の動きベクトル情報の生成が行われるようにする。
図11は、図10における、参照フレーム150の、Co-locatedブロック151を含むマクロブロックを拡大した図である。図9を参照して説明したように、各マクロブロックの左上端のサブマクロブロックの動きベクトル情報のみが保存されるので、図11においては、Co-locatedブロック151を含むマクロブロックの左上端のサブマクロブロックの動きベクトル情報mvAと、そのマクロブロックの、右に隣接するマクロブロックのサブマクロブロックの動きベクトル情報mvBと、下に隣接するマクロブロックのサブマクロブロックの動きベクトル情報mvCと、右下に隣接するマクロブロックのサブマクロブロックの動きベクトル情報mvDと、(図10における動きベクトル161乃至動きベクトル164)が、メモリに格納される。
これに対して、Co-locatedブロック151の動きベクトル情報mvxは、メモリに格納されてない。したがって、このような場合の、Co-locatedブロック151の動きベクトル情報mvxは、メモリに格納されている動きベクトル情報mvA,mvB,mvC,mvDを用いて生成する。
例えば、まず、図11に示されるのA,B,C,D点(各マクロブロックの左上端の画素)を、それぞれのマクロブロックの代表点とし、動きベクトル情報mvA,mvB,mvC,mvDは、それぞれ、その代表点(A,B,C,D点)に対応した動きベクトル情報であるとする。そして、Co-locatedブロック151の左上端の画素X(Co-locatedブロック151の代表点)からA,B,C,Dまでの距離に応じて、動きベクトル情報mvxを、メモリに格納されている動きベクトル情報mvA,mvB,mvC,mvDを用いた内挿処理により生成する。
つまり、図11の例では、以下の式(20)のように、動きベクトル情報mvxが求められる。
このようにCo-locatedブロック151の動き情報は、メモリに格納されている近隣の動きベクトル情報から求めることができる。つまり、このような処理を行うことで、画像符号化装置100は、動き補償ブロック(サブマクロブロック)毎に算出される全ての動きベクトル情報をメモリに格納する必要がなくなり、時間軸方向の動きベクトル情報の相関を利用した符号化処理の負荷の増大を抑制し、回路規模を低減させることができる。
なお、動きベクトル情報mvxの算出方法は、任意であり、上述した以外の方法を適用するようにしてもよい。例えば、以下の式(21)に示されるように、Co-locatedブロック151を含むマクロブロックの左上端の画素の動きベクトル情報mvAを動きベクトル情報mvxとしてもよい。
mvX = mvA ・・・(21)
当然、演算量は式(21)に示される方法の方が少ないが、符号化効率に関しては、式(20)に示される方法の方がより高いものとなる。
なお、以上においては、各マクロブロック内の一番左上の動き補償ブロック(サブマクロブロック)に対する動きベクトル情報をメモリに格納するように説明したが、これに限らず、例えば、右上、左下、右下、若しくは中央等、他の位置の動き補償ブロック(サブマクロブロック)の動きベクトル情報をメモリに格納するようにしてもよい。
ただし、左上以外の位置の動き補償ブロック(サブマクロブロック)は、そのマクロブロックのパーティション(分割)方法によってその補償ブロック(サブマクロブロック)の位置が変化する可能性がある。
したがって、左上以外の位置の動き補償ブロック(サブマクロブロック)の動きベクトル情報をメモリに保存する場合、メモリに保存される動きベクトル情報が、どの動き補償ブロック(サブマクロブロック)に対応するかを特定するために、その動きベクトル情報だけでなく、当該マクロブロックがどのようなパーティションにより符号化されたかという情報も保持する必要がある。したがって、メモリに格納する情報量がその分増大する恐れがある。
これに対して、マクロブロックの一番左上の動き補償パーティション(サブマクロブロック)の位置は、マクロブロックの分割の仕方によらず不変である。したがって、本発明のように、一番左上の動き補償パーティション(サブマクロブロック)に対する動きベクトル情報を保存するようにすることにより、当該マクロブロックの分割の仕方に関する情報をメモリに格納させる必要が無くなる。これにより、かかる問題は解決される。
また、本発明は、図8に示されたような拡張されたマクロブロックに対応した画像符号化装置100及び画像復号装置200にも適用することが可能である。
特に、拡張されたマクロブロックにおいては、例えば、図12に示される拡張マクロブロック170のように多数のサブマクロブロックに分割されることが考えられる。したがって、本発明を適用し、上述したように一番左上のサブマクロブロック171の動きベクトル情報のみを保存するようにすることにより、保存すべき動きベクトル情報のメモリ容量を大幅に低減させることができる。
つまり、本発明を適用することにより得られるメモリ容量を削減する効果は、拡張されたマクロブロックの方が大きい。
[時間動きベクトル符号化部]
図13は、図1の時間動きベクトル符号化部121の詳細な構成例を示すブロック図である。
図13は、図1の時間動きベクトル符号化部121の詳細な構成例を示すブロック図である。
図13に示されるように、時間動きベクトル符号化部121は、ブロック位置判定部181、動きベクトル内挿部182、および動きベクトルバッファ183を有する。
動き予測・補償部115で、時間方向の動きベクトル符号化を用いたモードを、候補モードとする時、当該動き補償ブロックにおけるブロックアドレスが、ブロック位置判定部181に伝送される。
参照フレームの、そのブロックアドレスと同アドレスの動き補償ブロックであるCo-locatedブロック(参照小領域)の動きベクトル情報が、動きベクトルバッファ183に保存されているものである場合、ブロック位置判定部181は、そのブロックアドレスを、動きベクトルバッファ183に伝送する。動きベクトルバッファ183は、供給されたブロックアドレスに対応する動きベクトル情報を、動き予測・補償部115に供給する。
これに対して、Co-locatedブロック(参照小領域)の動きベクトル情報が、動きベクトルバッファ183に保存されているものでない場合、ブロック位置判定部181は、そのブロックアドレスを、動きベクトル内挿部182に伝送する。
動きベクトル内挿部182は、ブロック位置判定部181から供給されたブロックアドレスの動き補償ブロックの動きベクトル情報を生成するための内挿処理に必要となる周辺の動き補償ブロックのアドレスを算出し、これを動きベクトルバッファ183に要求する。つまり、動きベクトル内挿部182は、参照フレームの、Co-locatedブロック(参照小領域)を含むマクロブロック、および、そのマクロブロックに隣接するマクロブロック(これらをまとめて周辺マクロブロックと称する)のブロックアドレスを動きベクトルバッファ183に供給する。
動きベクトルバッファ183は、指定された周辺マクロブロックのブロックアドレスに対応する動きベクトル情報を、動きベクトル内挿部182に供給する。動きベクトル内挿部182は、供給された動きベクトル情報を用いて、内挿処理を行い、目的の、Co-locatedブロックに対応する動きベクトル情報を生成する。
動きベクトル内挿部182は、生成した動きベクトル情報を動き予測・補償部115に供給する。
つまり、動き予測・補償部115からブロックアドレスを供給されると、ブロック位置判定部181は、そのブロックアドレスを動きベクトルバッファ183に供給する。動きベクトルバッファ183は、そのブロックアドレスに対応する動きベクトル情報を保持している場合、その動きベクトル情報を読み出し、動き予測・補償部115に供給する。
これに対して、ブロック位置判定部181から供給されたブロックアドレスに対応する動きベクトル情報が存在しない場合、動きベクトルバッファ183は、その旨をブロック位置判定部181に通知する。
通知を受けると、ブロック位置判定部181は、次に、動き予測・補償部115から供給されたブロックアドレスを動きベクトル内挿部182に供給する。動きベクトル内挿部182は、動きベクトルバッファ183に保持されている周辺マクロブロックのブロックアドレスを動きベクトルバッファ183に供給する。
動きベクトルバッファ183は、供給されたブロックアドレスに対応する動きベクトル情報を動きベクトル内挿部182に供給する。
このようにして、動きベクトル内挿部182は、Co-locatedブロックの動きベクトル情報を生成するために必要な周辺の動きベクトル情報を取得する。
動きベクトル内挿部182は、取得した動きベクトル情報を用いて、内挿処理等により、目的の動きベクトル情報を生成し、動き予測・補償部115に供給する。
動き予測・補償部115は、動きベクトルバッファ183から抽出された動きベクトル情報、若しくは、動きベクトル内挿部182により生成された動きベクトル情報を用いて、従来の時間ダイレクトモードのように、時間軸方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化を行う。
なお、動き予測・補償部115は、各ブロックにおいて、最終的に符号化処理に用いられた動きベクトル情報を、次の符号化処理のため、動きベクトルバッファ183に伝送し、保持させる。
このようにすることにより、画像符号化装置100は、各マクロブロックの一部のサブマクロブロックの動きベクトル情報のみを、時間動きベクトル符号化部121の動きベクトルバッファ183に格納するだけで、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化を行うことができる。
つまり、画像符号化装置100は、符号化処理に必要なメモリ量を低減させ、符号化処理の負荷を低減させることができる。
[符号化処理の流れ]
次に、以上のような画像符号化装置100により実行される各処理の流れについて説明する。最初に、図14のフローチャートを参照して、符号化処理の流れの例を説明する。
次に、以上のような画像符号化装置100により実行される各処理の流れについて説明する。最初に、図14のフローチャートを参照して、符号化処理の流れの例を説明する。
ステップS101において、A/D変換部101は入力された画像をA/D変換する。ステップS102において、画面並べ替えバッファ102は、A/D変換された画像を記憶し、各ピクチャの表示する順番から符号化する順番への並べ替えを行う。
ステップS103において、演算部103は、ステップS102の処理により並び替えられた画像と、予測画像との差分を演算する。予測画像は、インター予測する場合は動き予測・補償部115から、イントラ予測する場合はイントラ予測部114から、選択部116を介して演算部103に供給される。
差分データは元の画像データに較べてデータ量が低減される。したがって、画像をそのまま符号化する場合に較べて、データ量を圧縮することができる。
ステップS104において、直交変換部104は,ステップS103の処理により生成された差分情報を直交変換する。具体的には、離散コサイン変換、カルーネン・レーベ変換等の直交変換が行われ、変換係数が出力される。
ステップS105において、量子化部105は、ステップS104の処理により得られた直交変換係数を量子化する。
ステップS105の処理により量子化された差分情報は、次のようにして局部的に復号される。すなわち、ステップS106において、逆量子化部108は、ステップS105の処理により生成された量子化された直交変換係数(量子化係数とも称する)を量子化部105の特性に対応する特性で逆量子化する。ステップS107において、逆直交変換部109は、ステップS106の処理により得られた直交変換係数を、直交変換部104の特性に対応する特性で逆直交変換する。
ステップS108において、演算部110は、予測画像を局部的に復号された差分情報に加算し、局部的に復号された画像(演算部103への入力に対応する画像)を生成する。ステップS109においてデブロックフィルタ111は、ステップS108の処理により生成された画像をフィルタリングする。これによりブロック歪みが除去される。
ステップS110において、フレームメモリ112は、ステップS109の処理によりブロック歪みが除去された画像を記憶する。なお、フレームメモリ112にはデブロックフィルタ111によりフィルタ処理されていない画像も演算部110から供給され、記憶される。
ステップS111において、イントラ予測部114は、イントラ予測モードのイントラ予測処理を行う。ステップS112において、動き予測・補償部115は、インター予測モードでの動き予測や動き補償を行うインター動き予測処理を行う。
ステップS113において、選択部116は、イントラ予測部114および動き予測・補償部115から出力された各コスト関数値に基づいて、最適予測モードを決定する。つまり、選択部116は、イントラ予測部114により生成された予測画像と、動き予測・補償部115により生成された予測画像のいずれか一方を選択する。
また、このいずれの予測画像が選択されたかを示す選択情報は、イントラ予測部114および動き予測・補償部115のうち、予測画像が選択された方に供給される。最適イントラ予測モードの予測画像が選択された場合、イントラ予測部114は、最適イントラ予測モードを示す情報(すなわち、イントラ予測モード情報)を、可逆符号化部106に供給する。
最適インター予測モードの予測画像が選択された場合、動き予測・補償部115は、最適インター予測モードを示す情報と、必要に応じて、最適インター予測モードに応じた情報を可逆符号化部106に出力する。最適インター予測モードに応じた情報としては、動きベクトル情報やフラグ情報、参照フレーム情報などがあげられる。
ステップS114において、可逆符号化部106は、ステップS105の処理により量子化された変換係数を符号化する。すなわち、差分画像(インターの場合、2次差分画像)に対して、可変長符号化や算術符号化等の可逆符号化が行われる。
なお、可逆符号化部106は、ステップS105において算出された量子化パラメータを符号化し、符号化データに付加する。
また、可逆符号化部106は、ステップS113の処理により選択された予測画像の予測モードに関する情報を符号化し、差分画像を符号化して得られる符号化データに付加する。つまり、可逆符号化部106は、イントラ予測部114から供給されるイントラ予測モード情報、または、動き予測・補償部115から供給される最適インター予測モードに応じた情報なども符号化し、符号化データに付加する。
ステップS115において蓄積バッファ107は、可逆符号化部106から出力される符号化データを蓄積する。蓄積バッファ107に蓄積された符号化データは、適宜読み出され、伝送路を介して復号側に伝送される。
ステップS116においてレート制御部117は、ステップS115の処理により蓄積バッファ107に蓄積された圧縮画像に基づいて、オーバーフローあるいはアンダーフローが発生しないように、量子化部105の量子化動作のレートを制御する。
ステップS116の処理が終了すると、符号化処理が終了される。
[インター動き予測処理の流れ]
次に、図15のフローチャートを参照して、図14のステップS112において実行されるインター動き予測処理の流れの例を説明する。
次に、図15のフローチャートを参照して、図14のステップS112において実行されるインター動き予測処理の流れの例を説明する。
インター動き予測処理が開始されると、動き予測・補償部115は、ステップS131において、各ブロックサイズの各インター予測モードについて、動きベクトルと参照画像を決定する。
ステップS132において、動き予測・補償部115は、各ブロックサイズの各インター予測モードについて、動きベクトルに基づいて参照画像に補償処理を行う。
ステップS133において、動き予測・補償部115は、各ブロックサイズの各インター予測モードについて、コスト関数値を算出する。
ステップS134において、動き予測・補償部115は、ステップS133において算出されたコスト関数値に基づいて、最適インター予測モードを決定する。
最適インター予測モードが決定されると、動き予測・補償部115は、インター動き予測処理を終了し、処理を図14のステップS112に戻し、ステップS113以降の処理を実行させる。
このようなインター予測モードの1つとして、動き予測・補償部115は、時間動きベクトル符号化部121に、時間軸方向の動きベクトル情報の相関を利用した符号化処理である時間動きベクトル符号化処理を実行させる。
[時間動きベクトル符号化処理の流れ]
図16のフローチャートを参照して、時間動きベクトル符号化処理の流れの例を説明する。
図16のフローチャートを参照して、時間動きベクトル符号化処理の流れの例を説明する。
時間動きベクトル符号化処理が開始されると、ブロック位置判定部181は、ステップS151において、動き予測・補償部115から供給される処理対象ブロックのアドレス(処理対象ブロックアドレス)を取得する。
ブロック位置判定部181は、ステップS152において、参照フレームの処理対象ブロックアドレスに位置する動き補償ブロック(サブマクロブロック)であるCo-locatedブロックにおける動きベクトル情報が、動きベクトルバッファ183に格納されているか否かを判定する。
Co-locatedブロックにおける動きベクトル情報が、動きベクトルバッファ183に格納されていると判定された場合、動きベクトルバッファ183は、ステップS153において、そのCo-locatedブロックの動きベクトル情報を読み出し、動き予測・補償部115に供給する。
また、ステップS152において、Co-locatedブロックにおける動きベクトル情報が、動きベクトルバッファ183に格納されていないと判定された場合、ブロック位置判定部181は、処理対象ブロックアドレスを動きベクトル内挿部182に供給する。動きベクトル内挿部182は、供給された処理対象ブロックアドレスから、周辺マクロブロック(Co-locatedブロックを含むマクロブロックと、そのマクロブロックに隣接するマクロブロックとを含む)のブロックアドレスを求め、それを動きベクトルバッファ183に供給する。
動きベクトルバッファ183は、ステップS154において、供給された周辺マクロブロックのブロックアドレスに対応する動きベクトル情報を読み出し、動きベクトル内挿部182に供給する。
動きベクトル内挿部182は、ステップS155において、内挿処理を行い、Co-locatedブロックの動きベクトル情報を生成する。
ステップS156において、動き予測・補償部115は、上述したように時間動きベクトル符号化部121から供給される動きベクトル情報を用いて、時間軸方向の相関を利用して、動きベクトル情報を符号化する。
ステップS157において、動き予測・補償部115は、符号化に用いた動きベクトル情報、すなわち、Co-locatedブロックの動きベクトル情報を保存すべきか否かを判定する。
例えば、動きベクトルバッファ183には、各マクロブロックの左上端の動き補償ブロック(サブマクロブロック)の動きベクトル情報が保存されるようになされており、Co-locatedブロックが、マクロブロックの左上端に位置するブロックであるとすると、動き予測・補償部115は、Co-locatedブロックの動きベクトル情報を保存すべきと判定する。この場合、動き予測・補償部115は、処理をステップS158に進め、その動きベクトル情報を、動きベクトルバッファ183に供給する。動きベクトルバッファ183は、動き予測・補償部115から供給されるその動きベクトル情報を保存する。
動きベクトル情報が保存されると、時間動きベクトル符号化部121は、時間動きベクトル符号化処理を終了する。また、ステップS157において、Co-locatedブロックの動きベクトル情報を保存すべきでないと判定された場合、時間動きベクトル符号化部121は、ステップS158の処理を省略し、時間動きベクトル符号化処理を終了する。
以上のように、各処理を行うことにより、画像符号化装置100は、動きベクトルバッファ183に格納する動きベクトル情報の量を低減させることができ、符号化処理の負荷を低減させることができる。
<2.第2の実施の形態>
[画像復号装置]
図17は、本発明を適用した画像復号装置の主な構成例を示すブロック図である。図17に示される画像復号装置200は、画像符号化装置100に対応する復号装置である。
[画像復号装置]
図17は、本発明を適用した画像復号装置の主な構成例を示すブロック図である。図17に示される画像復号装置200は、画像符号化装置100に対応する復号装置である。
画像符号化装置100より符号化された符号化データは、所定の伝送路を介して、この画像符号化装置100に対応する画像復号装置200に伝送され、復号されるものとする。
図17に示されるように、画像復号装置200は、蓄積バッファ201、可逆復号部202、逆量子化部203、逆直交変換部204、演算部205、デブロックフィルタ206、画面並べ替えバッファ207、およびD/A変換部208を有する。また、画像復号装置200は、フレームメモリ209、選択部210、イントラ予測部211、動き予測・補償部212、および選択部213を有する。
さらに、画像復号装置200は、時間動きベクトル復号部221を有する。
蓄積バッファ201は、伝送されてきた符号化データを蓄積する。この符号化データは、画像符号化装置100により符号化されたものである。可逆復号部202は、蓄積バッファ201から所定のタイミングで読み出された符号化データを、図1の可逆符号化部106の符号化方式に対応する方式で復号する。
逆量子化部203は、可逆復号部202により復号されて得られた係数データ(量子化係数)を、図1の量子化部105の量子化方式に対応する方式で逆量子化する。
逆量子化部203は、逆量子化された係数データ、つまり、直交変換係数を、逆直交変換部204に供給する。逆直交変換部204は、図1の直交変換部104の直交変換方式に対応する方式で、その直交変換係数を逆直交変換し、画像符号化装置100において直交変換される前の残差データに対応する復号残差データを得る。
逆直交変換されて得られた復号残差データは、演算部205に供給される。また、演算部205には、選択部213を介して、イントラ予測部211若しくは動き予測・補償部212から予測画像が供給される。
演算部205は、その復号残差データと予測画像とを加算し、画像符号化装置100の演算部103により予測画像が減算される前の画像データに対応する復号画像データを得る。演算部205は、その復号画像データをデブロックフィルタ206に供給する。
デブロックフィルタ206は、供給された復号画像のブロック歪を除去した後、画面並べ替えバッファ207に供給する。
画面並べ替えバッファ207は、画像の並べ替えを行う。すなわち、図1の画面並べ替えバッファ102により符号化の順番のために並べ替えられたフレームの順番が、元の表示の順番に並べ替えられる。D/A変換部208は、画面並べ替えバッファ207から供給された画像をD/A変換し、図示せぬディスプレイに出力し、表示させる。
デブロックフィルタ206の出力は、さらに、フレームメモリ209に供給される。
フレームメモリ209、選択部210、イントラ予測部211、動き予測・補償部212、および選択部213は、画像符号化装置100のフレームメモリ112、選択部113、イントラ予測部114、動き予測・補償部115、および選択部116にそれぞれ対応する。
選択部210は、インター処理される画像と参照される画像をフレームメモリ209から読み出し、動き予測・補償部212に供給する。また、選択部210は、イントラ予測に用いられる画像をフレームメモリ209から読み出し、イントラ予測部211に供給する。
イントラ予測部211には、ヘッダ情報を復号して得られたイントラ予測モードを示す情報等が可逆復号部202から適宜供給される。イントラ予測部211は、この情報に基づいて、フレームメモリ209から取得した参照画像から予測画像を生成し、生成した予測画像を選択部213に供給する。
動き予測・補償部212は、ヘッダ情報を復号して得られた情報(予測モード情報、動きベクトル情報、参照フレーム情報、フラグ、および各種パラメータ等)を可逆復号部202から取得する。
動き予測・補償部212は、可逆復号部202から供給されるそれらの情報に基づいて、フレームメモリ209から取得した参照画像から予測画像を生成し、生成した予測画像を選択部213に供給する。
画像符号化装置100において、例えば時間ダイレクトモードのような、時間軸方向の動きベクトル情報の相関を利用して符号化を行うモードが採用された場合、動き予測・補償部212は、時間動きベクトル復号部221を用いて、そのモードで動き予測・補償処理を行う。
選択部213は、動き予測・補償部212またはイントラ予測部211により生成された予測画像を選択し、演算部205に供給する。
時間動きベクトル復号部221は、画像符号化装置100の時間動きベクトル符号化部121と同様の構成を有し、同様の処理を行う。つまり、時間動きベクトル復号部221は、図13に示されるような構成を有し、図16のフローチャートを参照して説明した時間動きベクトル符号化処理と同様の処理(時間動きベクトル復号処理)を行い、動き予測・補償部212から要求されたブロックアドレスに対応する動きベクトル情報を、必要に応じて生成し、動き予測・補償部212に供給する。
したがって、時間動きベクトル復号部221の詳細な構成や、時間動きベクトル復号処理の流れについての説明は省略する。
[復号処理の流れ]
次に、以上のような画像復号装置200により実行される各処理の流れについて説明する。最初に、図18のフローチャートを参照して、復号処理の流れの例を説明する。
次に、以上のような画像復号装置200により実行される各処理の流れについて説明する。最初に、図18のフローチャートを参照して、復号処理の流れの例を説明する。
復号処理が開始されると、ステップS201において、蓄積バッファ201は、伝送されてきた符号化データを蓄積する。ステップS202において、可逆復号部202は、蓄積バッファ201から供給される符号化データを復号する。すなわち、図1の可逆符号化部106により符号化されたIピクチャ、Pピクチャ、並びにBピクチャが復号される。
このとき、動きベクトル情報、参照フレーム情報、予測モード情報(イントラ予測モード、またはインター予測モード)、並びに、フラグや量子化パラメータ等の情報も復号される。
予測モード情報がイントラ予測モード情報である場合、予測モード情報は、イントラ予測部211に供給される。予測モード情報がインター予測モード情報である場合、予測モード情報と対応する動きベクトル情報は、動き予測・補償部212に供給される。
ステップS203において、逆量子化部203は、可逆復号部202により復号されて得られた、量子化された直交変換係数を、図1の量子化部105による量子化処理に対応する方法で逆量子化する。ステップS204において逆直交変換部204は逆量子化部203により逆量子化されて得られた直交変換係数を、図1の直交変換部104による直交変換処理に対応する方法で逆直交変換する。これにより図1の直交変換部104の入力(演算部103の出力)に対応する差分情報が復号されたことになる。
ステップS205において、演算部205は、ステップS204の処理により得られた差分情報に、予測画像を加算する。これにより元の画像データが復号される。
ステップS206において、デブロックフィルタ206は、ステップS205の処理により得られた復号画像を適宜フィルタリングする。これにより適宜復号画像からブロック歪みが除去される。
ステップS207において、フレームメモリ209は、フィルタリングされた復号画像を記憶する。
ステップS208において、イントラ予測部211、または動き予測・補償部212は、可逆復号部202から供給される予測モード情報に対応して、それぞれ画像の予測処理を行う。
すなわち、可逆復号部202からイントラ予測モード情報が供給された場合、イントラ予測部211は、イントラ予測モードのイントラ予測処理を行う。また、可逆復号部202からインター予測モード情報が供給された場合、動き予測・補償部212は、インター予測モードの動き予測処理を行う。
ステップS209において、選択部213は予測画像を選択する。すなわち、選択部213には、イントラ予測部211により生成された予測画像、若しくは、動き予測・補償部212により生成された予測画像が供給される。選択部213は、その予測画像が供給された側を選択し、その予測画像を演算部205に供給する。この予測画像は、ステップS205の処理により差分情報に加算される。
ステップS210において、画面並べ替えバッファ207は、復号画像データのフレームの並べ替えを行う。すなわち、復号画像データの、画像符号化装置100の画面並べ替えバッファ102(図1)により符号化のために並べ替えられたフレームの順序が、元の表示の順序に並べ替えられる。
ステップS211において、D/A変換部208は、画面並べ替えバッファ207においてフレームが並べ替えられた復号画像データをD/A変換する。この復号画像データが図示せぬディスプレイに出力され、その画像が表示される。
[予測処理の流れ]
次に、図19のフローチャートを参照して、図18のステップS208において実行される予測処理の詳細な流れの例を説明する。
次に、図19のフローチャートを参照して、図18のステップS208において実行される予測処理の詳細な流れの例を説明する。
予測処理が開始されると、可逆復号部202は、ステップS231において、復号した予測モード情報に基づいて、符号化データがイントラ符号化されているか否かを判定する。
イントラ符号化されていると判定された場合、可逆復号部202は、処理をステップS232に進める。
ステップS232において、イントラ予測部211は、可逆復号部282より、イントラ予測モード情報等、予測画像の生成に必要な情報を取得する。ステップS233において、イントラ予測部211は、フレームメモリ209から参照画像を取得し、イントラ予測モードのイントラ予測処理を行って、予測画像を生成する。
予測画像を生成すると、イントラ予測部211は、生成した予測画像を、選択部213を介して演算部205に供給し、予測処理を終了して、処理を図18のステップS208に戻し、ステップS209以降の処理を実行させる。
また、図19のステップS231において、インター符号化されていると判定された場合、可逆復号部202は、処理をステップS234に進める。
ステップS234において、動き予測・補償部212は、可逆復号部282より、動き予測モード、参照フレーム、および差分動きベクトル情報等、予測画像の生成に必要な情報を取得する。
ステップS235において、動き予測・補償部212は、指定されたモードで動きベクトル情報を復号する。例えば、画像符号化装置100において、時間ダイレクトモードのような、時間軸方向の動きベクトル情報の相関を利用して符号化を行うモードが採用された場合、動き予測・補償部212は、時間動きベクトル復号部221に、所望の動きベクトル情報を提供させ、その動きベクトル情報を用いて時間軸方向の相関を利用した復号処理を行い、差分動きベクトル情報を復号する。
ステップS236において、動き予測・補償部212は、復号された動きベクトル情報を用いて参照画像から予測画像を生成する。
予測画像を生成すると、動き予測・補償部212は、生成した予測画像を、選択部213を介して演算部205に供給し、予測処理を終了して、処理を図18のステップS208に戻し、ステップS209以降の処理を実行させる。
以上のように、復号処理および予測処理を行うことにより、画像復号装置200は、画像符号化装置100の場合と同様に、時間動きベクトル復号部221の動きベクトルバッファに格納する動きベクトル情報の量を低減させることができ、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の復号処理の負荷を低減させることができる。
つまり、画像復号装置200は、各マクロブロックの一部のサブマクロブロックの動きベクトル情報のみを時間動きベクトル復号部221の動きベクトルバッファに格納するだけで、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の復号を行うことができる。
なお、以上においては、Co-locatedブロックの動きベクトル情報を算出する際に、内挿処理により、周辺の動きベクトル情報に対して、距離に応じた重みづけを行うように説明した。しかしながら、周辺の動きベクトル情報に対する重みづけはこれに限らず、どのような情報に基づいて行うようにしてもよい。例えば、各動きベクトル情報が対応する動き補償ブロック(サブマクロブロック)のブロックサイズ、若しくは、ブロック内の画像の複雑さ(テクスチャの種類)、ブロック内の画素分散の類似性等、任意の指標に基づいて重みづけが行われるようにしてもよい。
また、代表点を各ブロックの左上の画素として説明したが、代表点の位置は任意である。
また、時間動きベクトル符号化部121や時間動きベクトル復号部221の動きベクトルバッファに、動きベクトルを保持させるように説明したが、このとき、1マクロブロックにつき、複数の動きベクトルを保持させるようにしてもよい。
例えば、図20に示されるマクロブロック300のように、4隅のサブマクロブロック(サブマクロブロック301乃至サブマクロブロック304)の動きベクトル情報(動きベクトル情報301A乃至動きベクトル情報304A)を、動きベクトルバッファに保持させるようにしてもよい。
動きベクトル情報をこのように保存し、マクロブロック300内のサブマクロブロックの動きベクトル情報(例えばサブマクロブロック311の動きベクトル情報311A)を、動きベクトル情報301A乃至動きベクトル情報304Aを用いた内挿処理により求めるようにしてもよい。
このようにすることにより、他のマクロブロックを参照する必要が無くなり、Co-locatedブロックを含む当該マクロブロックのみを参照すればよいので、動きベクトルバッファからの動きベクトル情報の読み出しが容易になる。
例えば、動きベクトル情報は、他のマクロブロックの動きベクトル情報と組み合わせて使用されることが無くなるので、マクロブロック毎にまとめて圧縮して動きベクトルバッファに保持させるようにすることができる。図20の例の場合、マクロブロック300に属する動きベクトル情報301A乃至動きベクトル情報304Aをまとめて符号化することができる。
第1の実施の形態などにおいて説明したように複数のマクロブロックの動きベクトル情報を組み合わせて内挿処理を行う場合、このようにマクロブロック毎に動きベクトル情報をまとめると、不必要な動きベクトル情報を読み出す必要があり、効率が悪くなるが、当該マクロブロックの動きベクトル情報のみで内挿処理を行う場合、その当該マクロブロックの動きベクトル情報をまとめて読み出すことができ、効率よく読み出しを行うことができる。
また、符号化して保存するようにすることにより、動きベクトル情報のデータ量を低減させて保存させることができ、動きベクトルバッファの記憶領域をより効率よく使用することができる。
もちろん、動きベクトルバッファに保存する1マクロブロック当たりの動きベクトル情報の数は、4つ以外であってもよいし、どの動き補償ブロック(サブマクロブロック)の動きベクトル情報を保存するようにしてもよい。
以上においては、AVCに準ずる方式による符号化を行う画像符号化装置、並びに、AVCに準ずる方式による復号を行う画像復号装置を例にして説明してきたが、本発明の適用範囲はこれに限らず、図8に示されるような、階層構造によるブロックに基づく符号化処理を行うあらゆる画像符号化装置並びに画像復号装置に適用することが可能である。
<3.第3の実施の形態>
[パーソナルコンピュータ]
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。この場合、例えば、図21に示されるようなパーソナルコンピュータとして構成されるようにしてもよい。
[パーソナルコンピュータ]
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。この場合、例えば、図21に示されるようなパーソナルコンピュータとして構成されるようにしてもよい。
図21において、パーソナルコンピュータ500のCPU(Central Processing Unit)501は、ROM(Read Only Memory)502に記憶されているプログラム、または記憶部513からRAM(Random Access Memory)503にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM503にはまた、CPU501が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU501、ROM502、およびRAM503は、バス504を介して相互に接続されている。このバス504にはまた、入出力インタフェース510も接続されている。
入出力インタフェース510には、キーボード、マウスなどよりなる入力部511、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部512、ハードディスクなどより構成される記憶部513、モデムなどより構成される通信部514が接続されている。通信部514は、インターネットを含むネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース510にはまた、必要に応じてドライブ515が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア521が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部513にインストールされる。
上述した一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、例えば、図21に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを配信するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc - Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、若しくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア521により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに配信される、プログラムが記録されているROM502や、記憶部513に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数のデバイス(装置)により構成される装置全体を表すものである。
また、以上において、1つの装置(または処理部)として説明した構成を分割し、複数の装置(または処理部)として構成するようにしてもよい。逆に、以上において複数の装置(または処理部)として説明した構成をまとめて1つの装置(または処理部)として構成されるようにしてもよい。また、各装置(または各処理部)の構成に上述した以外の構成を付加するようにしてももちろんよい。さらに、システム全体としての構成や動作が実質的に同じであれば、ある装置(または処理部)の構成の一部を他の装置(または他の処理部)の構成に含めるようにしてもよい。つまり、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、上述した画像符号化装置や画像復号装置は、任意の電子機器に適用することができる。以下にその例について説明する。
<4.第4の実施の形態>
[テレビジョン受像機]
図22は、本発明を適用した画像復号装置200を用いるテレビジョン受像機の主な構成例を示すブロック図である。
[テレビジョン受像機]
図22は、本発明を適用した画像復号装置200を用いるテレビジョン受像機の主な構成例を示すブロック図である。
図22に示されるテレビジョン受像機1000は、地上波チューナ1013、ビデオデコーダ1015、映像信号処理回路1018、グラフィック生成回路1019、パネル駆動回路1020、および表示パネル1021を有する。
地上波チューナ1013は、地上アナログ放送の放送波信号を、アンテナを介して受信し、復調し、映像信号を取得し、それをビデオデコーダ1015に供給する。ビデオデコーダ1015は、地上波チューナ1013から供給された映像信号に対してデコード処理を施し、得られたデジタルのコンポーネント信号を映像信号処理回路1018に供給する。
映像信号処理回路1018は、ビデオデコーダ1015から供給された映像データに対してノイズ除去などの所定の処理を施し、得られた映像データをグラフィック生成回路1019に供給する。
グラフィック生成回路1019は、表示パネル1021に表示させる番組の映像データや、ネットワークを介して供給されるアプリケーションに基づく処理による画像データなどを生成し、生成した映像データや画像データをパネル駆動回路1020に供給する。また、グラフィック生成回路1019は、項目の選択などにユーザにより利用される画面を表示するための映像データ(グラフィック)を生成し、それを番組の映像データに重畳したりすることによって得られた映像データをパネル駆動回路1020に供給するといった処理も適宜行う。
パネル駆動回路1020は、グラフィック生成回路1019から供給されたデータに基づいて表示パネル1021を駆動し、番組の映像や上述した各種の画面を表示パネル1021に表示させる。
表示パネル1021はLCD(Liquid Crystal Display)などよりなり、パネル駆動回路1020による制御に従って番組の映像などを表示させる。
また、テレビジョン受像機1000は、音声A/D(Analog/Digital)変換回路1014、音声信号処理回路1022、エコーキャンセル/音声合成回路1023、音声増幅回路1024、およびスピーカ1025も有する。
地上波チューナ1013は、受信した放送波信号を復調することにより、映像信号だけでなく音声信号も取得する。地上波チューナ1013は、取得した音声信号を音声A/D変換回路1014に供給する。
音声A/D変換回路1014は、地上波チューナ1013から供給された音声信号に対してA/D変換処理を施し、得られたデジタルの音声信号を音声信号処理回路1022に供給する。
音声信号処理回路1022は、音声A/D変換回路1014から供給された音声データに対してノイズ除去などの所定の処理を施し、得られた音声データをエコーキャンセル/音声合成回路1023に供給する。
エコーキャンセル/音声合成回路1023は、音声信号処理回路1022から供給された音声データを音声増幅回路1024に供給する。
音声増幅回路1024は、エコーキャンセル/音声合成回路1023から供給された音声データに対してD/A変換処理、増幅処理を施し、所定の音量に調整した後、音声をスピーカ1025から出力させる。
さらに、テレビジョン受像機1000は、デジタルチューナ1016およびMPEGデコーダ1017も有する。
デジタルチューナ1016は、デジタル放送(地上デジタル放送、BS(Broadcasting Satellite)/CS(Communications Satellite)デジタル放送)の放送波信号を、アンテナを介して受信し、復調し、MPEG-TS(Moving Picture Experts Group-Transport Stream)を取得し、それをMPEGデコーダ1017に供給する。
MPEGデコーダ1017は、デジタルチューナ1016から供給されたMPEG-TSに施されているスクランブルを解除し、再生対象(視聴対象)になっている番組のデータを含むストリームを抽出する。MPEGデコーダ1017は、抽出したストリームを構成する音声パケットをデコードし、得られた音声データを音声信号処理回路1022に供給するとともに、ストリームを構成する映像パケットをデコードし、得られた映像データを映像信号処理回路1018に供給する。また、MPEGデコーダ1017は、MPEG-TSから抽出したEPG(Electronic Program Guide)データを図示せぬ経路を介してCPU1032に供給する。
テレビジョン受像機1000は、このように映像パケットをデコードするMPEGデコーダ1017として、上述した画像復号装置200を用いる。なお、放送局等より送信されるMPEG-TSは、画像符号化装置100によって符号化されている。
MPEGデコーダ1017は、画像復号装置200の場合と同様に、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の復号処理を行う場合、各マクロブロックの一部のサブマクロブロックの動きベクトル情報のみを時間動きベクトル復号部221の動きベクトルバッファに格納し、それ以外のサブマクロブロックの動きベクトル情報は、動きベクトルバッファに保持させた他の動きベクトル情報を用いて内挿処理等によって算出する。したがって、MPEGデコーダ1017は、動きベクトルバッファに格納する動きベクトル情報の量を低減させることができ、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の復号処理の負荷を低減させることができる。
MPEGデコーダ1017から供給された映像データは、ビデオデコーダ1015から供給された映像データの場合と同様に、映像信号処理回路1018において所定の処理が施され、グラフィック生成回路1019において、生成された映像データ等が適宜重畳され、パネル駆動回路1020を介して表示パネル1021に供給され、その画像が表示される。
MPEGデコーダ1017から供給された音声データは、音声A/D変換回路1014から供給された音声データの場合と同様に、音声信号処理回路1022において所定の処理が施され、エコーキャンセル/音声合成回路1023を介して音声増幅回路1024に供給され、D/A変換処理や増幅処理が施される。その結果、所定の音量に調整された音声がスピーカ1025から出力される。
また、テレビジョン受像機1000は、マイクロホン1026、およびA/D変換回路1027も有する。
A/D変換回路1027は、音声会話用のものとしてテレビジョン受像機1000に設けられるマイクロホン1026により取り込まれたユーザの音声の信号を受信し、受信した音声信号に対してA/D変換処理を施し、得られたデジタルの音声データをエコーキャンセル/音声合成回路1023に供給する。
エコーキャンセル/音声合成回路1023は、テレビジョン受像機1000のユーザ(ユーザA)の音声のデータがA/D変換回路1027から供給されている場合、ユーザAの音声データを対象としてエコーキャンセルを行い、他の音声データと合成するなどして得られた音声のデータを、音声増幅回路1024を介してスピーカ1025より出力させる。
さらに、テレビジョン受像機1000は、音声コーデック1028、内部バス1029、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)1030、フラッシュメモリ1031、CPU1032、USB(Universal Serial Bus) I/F1033、およびネットワークI/F1034も有する。
A/D変換回路1027は、音声会話用のものとしてテレビジョン受像機1000に設けられるマイクロホン1026により取り込まれたユーザの音声の信号を受信し、受信した音声信号に対してA/D変換処理を施し、得られたデジタルの音声データを音声コーデック1028に供給する。
音声コーデック1028は、A/D変換回路1027から供給された音声データを、ネットワーク経由で送信するための所定のフォーマットのデータに変換し、内部バス1029を介してネットワークI/F1034に供給する。
ネットワークI/F1034は、ネットワーク端子1035に装着されたケーブルを介してネットワークに接続される。ネットワークI/F1034は、例えば、そのネットワークに接続される他の装置に対して、音声コーデック1028から供給された音声データを送信する。また、ネットワークI/F1034は、例えば、ネットワークを介して接続される他の装置から送信される音声データを、ネットワーク端子1035を介して受信し、それを、内部バス1029を介して音声コーデック1028に供給する。
音声コーデック1028は、ネットワークI/F1034から供給された音声データを所定のフォーマットのデータに変換し、それをエコーキャンセル/音声合成回路1023に供給する。
エコーキャンセル/音声合成回路1023は、音声コーデック1028から供給される音声データを対象としてエコーキャンセルを行い、他の音声データと合成するなどして得られた音声のデータを、音声増幅回路1024を介してスピーカ1025より出力させる。
SDRAM1030は、CPU1032が処理を行う上で必要な各種のデータを記憶する。
フラッシュメモリ1031は、CPU1032により実行されるプログラムを記憶する。フラッシュメモリ1031に記憶されているプログラムは、テレビジョン受像機1000の起動時などの所定のタイミングでCPU1032により読み出される。フラッシュメモリ1031には、デジタル放送を介して取得されたEPGデータ、ネットワークを介して所定のサーバから取得されたデータなども記憶される。
例えば、フラッシュメモリ1031には、CPU1032の制御によりネットワークを介して所定のサーバから取得されたコンテンツデータを含むMPEG-TSが記憶される。フラッシュメモリ1031は、例えばCPU1032の制御により、そのMPEG-TSを、内部バス1029を介してMPEGデコーダ1017に供給する。
MPEGデコーダ1017は、デジタルチューナ1016から供給されたMPEG-TSの場合と同様に、そのMPEG-TSを処理する。このようにテレビジョン受像機1000は、映像や音声等よりなるコンテンツデータを、ネットワークを介して受信し、MPEGデコーダ1017を用いてデコードし、その映像を表示させたり、音声を出力させたりすることができる。
また、テレビジョン受像機1000は、リモートコントローラ1051から送信される赤外線信号を受光する受光部1037も有する。
受光部1037は、リモートコントローラ1051からの赤外線を受光し、復調して得られたユーザ操作の内容を表す制御コードをCPU1032に出力する。
CPU1032は、フラッシュメモリ1031に記憶されているプログラムを実行し、受光部1037から供給される制御コードなどに応じてテレビジョン受像機1000の全体の動作を制御する。CPU1032とテレビジョン受像機1000の各部は、図示せぬ経路を介して接続されている。
USB I/F1033は、USB端子1036に装着されたUSBケーブルを介して接続される、テレビジョン受像機1000の外部の機器との間でデータの送受信を行う。ネットワークI/F1034は、ネットワーク端子1035に装着されたケーブルを介してネットワークに接続し、ネットワークに接続される各種の装置と音声データ以外のデータの送受信も行う。
テレビジョン受像機1000は、MPEGデコーダ1017として画像復号装置200を用いることにより、アンテナを介して受信する放送波信号や、ネットワークを介して取得するコンテンツデータが、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理を行うモードで符号化されている場合、その復号処理に必要なメモリ量を低減させ、負荷を低減させることができる。
<5.第5の実施の形態>
[携帯電話機]
図23は、本発明を適用した画像符号化装置100および画像復号装置200を用いる携帯電話機の主な構成例を示すブロック図である。
[携帯電話機]
図23は、本発明を適用した画像符号化装置100および画像復号装置200を用いる携帯電話機の主な構成例を示すブロック図である。
図16に示される携帯電話機1100は、各部を統括的に制御するようになされた主制御部1150、電源回路部1151、操作入力制御部1152、画像エンコーダ1153、カメラI/F部1154、LCD制御部1155、画像デコーダ1156、多重分離部1157、記録再生部1162、変復調回路部1158、および音声コーデック1159を有する。これらは、バス1160を介して互いに接続されている。
また、携帯電話機1100は、操作キー1119、CCD(Charge Coupled Devices)カメラ1116、液晶ディスプレイ1118、記憶部1123、送受信回路部1163、アンテナ1114、マイクロホン(マイク)1121、およびスピーカ1117を有する。
電源回路部1151は、ユーザの操作により終話および電源キーがオン状態にされると、バッテリパックから各部に対して電力を供給することにより携帯電話機1100を動作可能な状態に起動する。
携帯電話機1100は、CPU、ROMおよびRAM等でなる主制御部1150の制御に基づいて、音声通話モードやデータ通信モード等の各種モードで、音声信号の送受信、電子メールや画像データの送受信、画像撮影、またはデータ記録等の各種動作を行う。
例えば、音声通話モードにおいて、携帯電話機1100は、マイクロホン(マイク)1121で集音した音声信号を、音声コーデック1159によってデジタル音声データに変換し、これを変復調回路部1158でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部1163でデジタルアナログ変換処理および周波数変換処理する。携帯電話機1100は、その変換処理により得られた送信用信号を、アンテナ1114を介して図示しない基地局へ送信する。基地局へ伝送された送信用信号(音声信号)は、公衆電話回線網を介して通話相手の携帯電話機に供給される。
また、例えば、音声通話モードにおいて、携帯電話機1100は、アンテナ1114で受信した受信信号を送受信回路部1163で増幅し、さらに周波数変換処理およびアナログデジタル変換処理し、変復調回路部1158でスペクトラム逆拡散処理し、音声コーデック1159によってアナログ音声信号に変換する。携帯電話機1100は、その変換して得られたアナログ音声信号をスピーカ1117から出力する。
更に、例えば、データ通信モードにおいて電子メールを送信する場合、携帯電話機1100は、操作キー1119の操作によって入力された電子メールのテキストデータを、操作入力制御部1152において受け付ける。携帯電話機1100は、そのテキストデータを主制御部1150において処理し、LCD制御部1155を介して、画像として液晶ディスプレイ1118に表示させる。
また、携帯電話機1100は、主制御部1150において、操作入力制御部1152が受け付けたテキストデータやユーザ指示等に基づいて電子メールデータを生成する。携帯電話機1100は、その電子メールデータを、変復調回路部1158でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部1163でデジタルアナログ変換処理および周波数変換処理する。携帯電話機1100は、その変換処理により得られた送信用信号を、アンテナ1114を介して図示しない基地局へ送信する。基地局へ伝送された送信用信号(電子メール)は、ネットワークおよびメールサーバ等を介して、所定のあて先に供給される。
また、例えば、データ通信モードにおいて電子メールを受信する場合、携帯電話機1100は、基地局から送信された信号を、アンテナ1114を介して送受信回路部1163で受信し、増幅し、さらに周波数変換処理およびアナログデジタル変換処理する。携帯電話機1100は、その受信信号を変復調回路部1158でスペクトラム逆拡散処理して元の電子メールデータを復元する。携帯電話機1100は、復元された電子メールデータを、LCD制御部1155を介して液晶ディスプレイ1118に表示する。
なお、携帯電話機1100は、受信した電子メールデータを、記録再生部1162を介して、記憶部1123に記録する(記憶させる)ことも可能である。
この記憶部1123は、書き換え可能な任意の記憶媒体である。記憶部1123は、例えば、RAMや内蔵型フラッシュメモリ等の半導体メモリであってもよいし、ハードディスクであってもよいし、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、USBメモリ、またはメモリカード等のリムーバブルメディアであってもよい。もちろん、これら以外のものであってもよい。
さらに、例えば、データ通信モードにおいて画像データを送信する場合、携帯電話機1100は、撮像によりCCDカメラ1116で画像データを生成する。CCDカメラ1116は、レンズや絞り等の光学デバイスと光電変換素子としてのCCDを有し、被写体を撮像し、受光した光の強度を電気信号に変換し、被写体の画像の画像データを生成する。CCDカメラ1116は、その画像データを、カメラI/F部1154を介して、画像エンコーダ1153で符号化し、符号化画像データに変換する。
携帯電話機1100は、このような処理を行う画像エンコーダ1153として、上述した画像符号化装置100を用いる。画像エンコーダ1153は、画像符号化装置100の場合と同様に、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理を行う場合、各マクロブロックの一部のサブマクロブロックの動きベクトル情報のみを時間動きベクトル符号化部121の動きベクトルバッファ183に格納し、それ以外のサブマクロブロックの動きベクトル情報は、動きベクトルバッファ183に保持させた他の動きベクトル情報を用いて内挿処理等によって算出する。したがって、画像エンコーダ1153は、動きベクトルバッファ183に格納する動きベクトル情報の量を低減させることができ、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理の負荷を低減させることができる。
なお、携帯電話機1100は、このとき同時に、CCDカメラ1116で撮像中にマイクロホン(マイク)1121で集音した音声を、音声コーデック1159においてアナログデジタル変換し、さらに符号化する。
携帯電話機1100は、多重分離部1157において、画像エンコーダ1153から供給された符号化画像データと、音声コーデック1159から供給されたデジタル音声データとを、所定の方式で多重化する。携帯電話機1100は、その結果得られる多重化データを、変復調回路部1158でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部1163でデジタルアナログ変換処理および周波数変換処理する。携帯電話機1100は、その変換処理により得られた送信用信号を、アンテナ1114を介して図示しない基地局へ送信する。基地局へ伝送された送信用信号(画像データ)は、ネットワーク等を介して、通信相手に供給される。
なお、画像データを送信しない場合、携帯電話機1100は、CCDカメラ1116で生成した画像データを、画像エンコーダ1153を介さずに、LCD制御部1155を介して液晶ディスプレイ1118に表示させることもできる。
また、例えば、データ通信モードにおいて、簡易ホームページ等にリンクされた動画像ファイルのデータを受信する場合、携帯電話機1100は、基地局から送信された信号を、アンテナ1114を介して送受信回路部1163で受信し、増幅し、さらに周波数変換処理およびアナログデジタル変換処理する。携帯電話機1100は、その受信信号を変復調回路部1158でスペクトラム逆拡散処理して元の多重化データを復元する。携帯電話機1100は、多重分離部1157において、その多重化データを分離して、符号化画像データと音声データとに分ける。
携帯電話機1100は、画像デコーダ1156において符号化画像データをデコードすることにより、再生動画像データを生成し、これを、LCD制御部1155を介して液晶ディスプレイ1118に表示させる。これにより、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画データが液晶ディスプレイ1118に表示される。
携帯電話機1100は、このような処理を行う画像デコーダ1156として、上述した画像復号装置200を用いる。つまり、画像デコーダ1156は、画像復号装置200の場合と同様に、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の復号処理を行う場合、各マクロブロックの一部のサブマクロブロックの動きベクトル情報のみを時間動きベクトル復号部221の動きベクトルバッファに格納し、それ以外のサブマクロブロックの動きベクトル情報は、動きベクトルバッファに保持させた他の動きベクトル情報を用いて内挿処理等によって算出する。したがって、画像デコーダ1156は、動きベクトルバッファに格納する動きベクトル情報の量を低減させることができ、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の復号処理の負荷を低減させることができる。
このとき、携帯電話機1100は、同時に、音声コーデック1159において、デジタルの音声データをアナログ音声信号に変換し、これをスピーカ1117より出力させる。これにより、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれる音声データが再生される。
なお、電子メールの場合と同様に、携帯電話機1100は、受信した簡易ホームページ等にリンクされたデータを、記録再生部1162を介して、記憶部1123に記録する(記憶させる)ことも可能である。
また、携帯電話機1100は、主制御部1150において、撮像されてCCDカメラ1116で得られた2次元コードを解析し、2次元コードに記録された情報を取得することができる。
さらに、携帯電話機1100は、赤外線通信部1181で赤外線により外部の機器と通信することができる。
携帯電話機1100は、画像エンコーダ1153として画像符号化装置100を用いることにより、例えばCCDカメラ1116において生成された画像データを符号化して伝送する際に、その画像データを、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理を行うモードで符号化する場合、その符号化処理に必要なメモリ量を低減させ、負荷を低減させることができる。
また、携帯電話機1100は、画像デコーダ1156として画像復号装置200を用いることにより、例えば、簡易ホームページ等にリンクされた動画像ファイルのデータ(符号化データ)が、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理を行うモードで符号化されている場合、その復号処理に必要なメモリ量を低減させ、負荷を低減させることができる。
なお、以上において、携帯電話機1100が、CCDカメラ1116を用いるように説明したが、このCCDカメラ1116の代わりに、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を用いたイメージセンサ(CMOSイメージセンサ)を用いるようにしてもよい。この場合も、携帯電話機1100は、CCDカメラ1116を用いる場合と同様に、被写体を撮像し、被写体の画像の画像データを生成することができる。
また、以上においては携帯電話機1100として説明したが、例えば、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、UMPC(Ultra Mobile Personal Computer)、ネットブック、ノート型パーソナルコンピュータ等、この携帯電話機1100と同様の撮像機能や通信機能を有する装置であれば、どのような装置であっても携帯電話機1100の場合と同様に、本発明を適用した画像符号化装置および画像復号装置を適用することができる。
<6.第6の実施の形態>
[ハードディスクレコーダ]
図24は、本発明を適用した画像符号化装置および画像復号装置を用いるハードディスクレコーダの主な構成例を示すブロック図である。
[ハードディスクレコーダ]
図24は、本発明を適用した画像符号化装置および画像復号装置を用いるハードディスクレコーダの主な構成例を示すブロック図である。
図24に示されるハードディスクレコーダ(HDDレコーダ)1200は、チューナにより受信された、衛星や地上のアンテナ等より送信される放送波信号(テレビジョン信号)に含まれる放送番組のオーディオデータとビデオデータを、内蔵するハードディスクに保存し、その保存したデータをユーザの指示に応じたタイミングでユーザに提供する装置である。
ハードディスクレコーダ1200は、例えば、放送波信号よりオーディオデータとビデオデータを抽出し、それらを適宜復号し、内蔵するハードディスクに記憶させることができる。また、ハードディスクレコーダ1200は、例えば、ネットワークを介して他の装置からオーディオデータやビデオデータを取得し、それらを適宜復号し、内蔵するハードディスクに記憶させることもできる。
さらに、ハードディスクレコーダ1200は、例えば、内蔵するハードディスクに記録されているオーディオデータやビデオデータを復号してモニタ1260に供給し、モニタ1260の画面にその画像を表示させ、モニタ1260のスピーカよりその音声を出力させることができる。また、ハードディスクレコーダ1200は、例えば、チューナを介して取得された放送波信号より抽出されたオーディオデータとビデオデータ、または、ネットワークを介して他の装置から取得したオーディオデータやビデオデータを復号してモニタ1260に供給し、モニタ1260の画面にその画像を表示させ、モニタ1260のスピーカよりその音声を出力させることもできる。
もちろん、この他の動作も可能である。
図17に示されるように、ハードディスクレコーダ1200は、受信部1221、復調部1222、デマルチプレクサ1223、オーディオデコーダ1224、ビデオデコーダ1225、およびレコーダ制御部1226を有する。ハードディスクレコーダ1200は、さらに、EPGデータメモリ1227、プログラムメモリ1228、ワークメモリ1229、ディスプレイコンバータ1230、OSD(On Screen Display)制御部1231、ディスプレイ制御部1232、記録再生部1233、D/Aコンバータ1234、および通信部1235を有する。
また、ディスプレイコンバータ1230は、ビデオエンコーダ1241を有する。記録再生部1233は、エンコーダ1251およびデコーダ1252を有する。
受信部1221は、リモートコントローラ(図示せず)からの赤外線信号を受信し、電気信号に変換してレコーダ制御部1226に出力する。レコーダ制御部1226は、例えば、マイクロプロセッサなどにより構成され、プログラムメモリ1228に記憶されているプログラムに従って、各種の処理を実行する。レコーダ制御部1226は、このとき、ワークメモリ1229を必要に応じて使用する。
通信部1235は、ネットワークに接続され、ネットワークを介して他の装置との通信処理を行う。例えば、通信部1235は、レコーダ制御部1226により制御され、チューナ(図示せず)と通信し、主にチューナに対して選局制御信号を出力する。
復調部1222は、チューナより供給された信号を、復調し、デマルチプレクサ1223に出力する。デマルチプレクサ1223は、復調部1222より供給されたデータを、オーディオデータ、ビデオデータ、およびEPGデータに分離し、それぞれ、オーディオデコーダ1224、ビデオデコーダ1225、またはレコーダ制御部1226に出力する。
オーディオデコーダ1224は、入力されたオーディオデータをデコードし、記録再生部1233に出力する。ビデオデコーダ1225は、入力されたビデオデータをデコードし、ディスプレイコンバータ1230に出力する。レコーダ制御部1226は、入力されたEPGデータをEPGデータメモリ1227に供給し、記憶させる。
ディスプレイコンバータ1230は、ビデオデコーダ1225またはレコーダ制御部1226より供給されたビデオデータを、ビデオエンコーダ1241により、例えばNTSC(National Television Standards Committee)方式のビデオデータにエンコードし、記録再生部1233に出力する。また、ディスプレイコンバータ1230は、ビデオデコーダ1225またはレコーダ制御部1226より供給されるビデオデータの画面のサイズを、モニタ1260のサイズに対応するサイズに変換し、ビデオエンコーダ1241によってNTSC方式のビデオデータに変換し、アナログ信号に変換し、ディスプレイ制御部1232に出力する。
ディスプレイ制御部1232は、レコーダ制御部1226の制御のもと、OSD(On Screen Display)制御部1231が出力したOSD信号を、ディスプレイコンバータ1230より入力されたビデオ信号に重畳し、モニタ1260のディスプレイに出力し、表示させる。
モニタ1260にはまた、オーディオデコーダ1224が出力したオーディオデータが、D/Aコンバータ1234によりアナログ信号に変換されて供給されている。モニタ1260は、このオーディオ信号を内蔵するスピーカから出力する。
記録再生部1233は、ビデオデータやオーディオデータ等を記録する記憶媒体としてハードディスクを有する。
記録再生部1233は、例えば、オーディオデコーダ1224より供給されるオーディオデータを、エンコーダ1251によりエンコードする。また、記録再生部1233は、ディスプレイコンバータ1230のビデオエンコーダ1241より供給されるビデオデータを、エンコーダ1251によりエンコードする。記録再生部1233は、そのオーディオデータの符号化データとビデオデータの符号化データとをマルチプレクサにより合成する。記録再生部1233は、その合成データをチャネルコーディングして増幅し、そのデータを、記録ヘッドを介してハードディスクに書き込む。
記録再生部1233は、再生ヘッドを介してハードディスクに記録されているデータを再生し、増幅し、デマルチプレクサによりオーディオデータとビデオデータに分離する。記録再生部1233は、デコーダ1252によりオーディオデータおよびビデオデータをデコードする。記録再生部1233は、復号したオーディオデータをD/A変換し、モニタ1260のスピーカに出力する。また、記録再生部1233は、復号したビデオデータをD/A変換し、モニタ1260のディスプレイに出力する。
レコーダ制御部1226は、受信部1221を介して受信されるリモートコントローラからの赤外線信号により示されるユーザ指示に基づいて、EPGデータメモリ1227から最新のEPGデータを読み出し、それをOSD制御部1231に供給する。OSD制御部1231は、入力されたEPGデータに対応する画像データを発生し、ディスプレイ制御部1232に出力する。ディスプレイ制御部1232は、OSD制御部1231より入力されたビデオデータをモニタ1260のディスプレイに出力し、表示させる。これにより、モニタ1260のディスプレイには、EPG(電子番組ガイド)が表示される。
また、ハードディスクレコーダ1200は、インターネット等のネットワークを介して他の装置から供給されるビデオデータ、オーディオデータ、またはEPGデータ等の各種データを取得することができる。
通信部1235は、レコーダ制御部1226に制御され、ネットワークを介して他の装置から送信されるビデオデータ、オーディオデータ、およびEPGデータ等の符号化データを取得し、それをレコーダ制御部1226に供給する。レコーダ制御部1226は、例えば、取得したビデオデータやオーディオデータの符号化データを記録再生部1233に供給し、ハードディスクに記憶させる。このとき、レコーダ制御部1226および記録再生部1233が、必要に応じて再エンコード等の処理を行うようにしてもよい。
また、レコーダ制御部1226は、取得したビデオデータやオーディオデータの符号化データを復号し、得られるビデオデータをディスプレイコンバータ1230に供給する。ディスプレイコンバータ1230は、ビデオデコーダ1225から供給されるビデオデータと同様に、レコーダ制御部1226から供給されるビデオデータを処理し、ディスプレイ制御部1232を介してモニタ1260に供給し、その画像を表示させる。
また、この画像表示に合わせて、レコーダ制御部1226が、復号したオーディオデータを、D/Aコンバータ1234を介してモニタ1260に供給し、その音声をスピーカから出力させるようにしてもよい。
さらに、レコーダ制御部1226は、取得したEPGデータの符号化データを復号し、復号したEPGデータをEPGデータメモリ1227に供給する。
以上のようなハードディスクレコーダ1200は、ビデオデコーダ1225、デコーダ1252、およびレコーダ制御部1226に内蔵されるデコーダとして画像復号装置200を用いる。つまり、ビデオデコーダ1225、デコーダ1252、およびレコーダ制御部1226に内蔵されるデコーダは、画像復号装置200の場合と同様に、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の復号処理を行う場合、各マクロブロックの一部のサブマクロブロックの動きベクトル情報のみを時間動きベクトル復号部221の動きベクトルバッファに格納し、それ以外のサブマクロブロックの動きベクトル情報は、動きベクトルバッファに保持させた他の動きベクトル情報を用いて内挿処理等によって算出する。したがって、ビデオデコーダ1225、デコーダ1252、およびレコーダ制御部1226に内蔵されるデコーダは、動きベクトルバッファに格納する動きベクトル情報の量を低減させることができ、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の復号処理の負荷を低減させることができる。
したがって、ハードディスクレコーダ1200は、例えば、チューナや通信部1235が受信するビデオデータ(符号化データ)や、記録再生部1233が再生するビデオデータ(符号化データ)が、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理を行うモードで符号化されている場合、その復号処理に必要なメモリ量を低減させ、負荷を低減させることができる。
また、ハードディスクレコーダ1200は、エンコーダ1251として画像符号化装置100を用いる。したがって、エンコーダ1251は、画像符号化装置100の場合と同様に、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理を行う場合、各マクロブロックの一部のサブマクロブロックの動きベクトル情報のみを時間動きベクトル符号化部121の動きベクトルバッファ183に格納し、それ以外のサブマクロブロックの動きベクトル情報は、動きベクトルバッファ183に保持させた他の動きベクトル情報を用いて内挿処理等によって算出する。したがって、エンコーダ1251は、動きベクトルバッファ183に格納する動きベクトル情報の量を低減させることができ、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理の負荷を低減させることができる。
したがって、ハードディスクレコーダ1200は、例えば、ハードディスクに記録する符号化データを生成する際に、記録する画像データを、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理を行うモードで符号化する場合、その符号化処理に必要なメモリ量を低減させ、負荷を低減させることができる。
なお、以上においては、ビデオデータやオーディオデータをハードディスクに記録するハードディスクレコーダ1200について説明したが、もちろん、記録媒体はどのようなものであってもよい。例えばフラッシュメモリ、光ディスク、またはビデオテープ等、ハードディスク以外の記録媒体を適用するレコーダであっても、上述したハードディスクレコーダ1200の場合と同様に、本発明を適用した画像符号化装置100および画像復号装置200を適用することができる。
<7.第7の実施の形態>
[カメラ]
図25は、本発明を適用した画像符号化装置および画像復号装置を用いるカメラの主な構成例を示すブロック図である。
[カメラ]
図25は、本発明を適用した画像符号化装置および画像復号装置を用いるカメラの主な構成例を示すブロック図である。
図25に示されるカメラ1300は、被写体を撮像し、被写体の画像をLCD1316に表示させたり、それを画像データとして、記録メディア1333に記録したりする。
レンズブロック1311は、光(すなわち、被写体の映像)を、CCD/CMOS1312に入射させる。CCD/CMOS1312は、CCDまたはCMOSを用いたイメージセンサであり、受光した光の強度を電気信号に変換し、カメラ信号処理部1313に供給する。
カメラ信号処理部1313は、CCD/CMOS1312から供給された電気信号を、Y,Cr,Cbの色差信号に変換し、画像信号処理部1314に供給する。画像信号処理部1314は、コントローラ1321の制御の下、カメラ信号処理部1313から供給された画像信号に対して所定の画像処理を施したり、その画像信号をエンコーダ1341で符号化したりする。画像信号処理部1314は、画像信号を符号化して生成した符号化データを、デコーダ1315に供給する。さらに、画像信号処理部1314は、オンスクリーンディスプレイ(OSD)1320において生成された表示用データを取得し、それをデコーダ1315に供給する。
以上の処理において、カメラ信号処理部1313は、バス1317を介して接続されるDRAM(Dynamic Random Access Memory)1318を適宜利用し、必要に応じて画像データや、その画像データが符号化された符号化データ等をそのDRAM1318に保持させる。
デコーダ1315は、画像信号処理部1314から供給された符号化データを復号し、得られた画像データ(復号画像データ)をLCD1316に供給する。また、デコーダ1315は、画像信号処理部1314から供給された表示用データをLCD1316に供給する。LCD1316は、デコーダ1315から供給された復号画像データの画像と表示用データの画像を適宜合成し、その合成画像を表示する。
オンスクリーンディスプレイ1320は、コントローラ1321の制御の下、記号、文字、または図形からなるメニュー画面やアイコンなどの表示用データを、バス1317を介して画像信号処理部1314に出力する。
コントローラ1321は、ユーザが操作部1322を用いて指令した内容を示す信号に基づいて、各種処理を実行するとともに、バス1317を介して、画像信号処理部1314、DRAM1318、外部インタフェース1319、オンスクリーンディスプレイ1320、およびメディアドライブ1323等を制御する。FLASH ROM1324には、コントローラ1321が各種処理を実行する上で必要なプログラムやデータ等が格納される。
例えば、コントローラ1321は、画像信号処理部1314やデコーダ1315に代わって、DRAM1318に記憶されている画像データを符号化したり、DRAM1318に記憶されている符号化データを復号したりすることができる。このとき、コントローラ1321は、画像信号処理部1314やデコーダ1315の符号化・復号方式と同様の方式によって符号化・復号処理を行うようにしてもよいし、画像信号処理部1314やデコーダ1315が対応していない方式により符号化・復号処理を行うようにしてもよい。
また、例えば、操作部1322から画像印刷の開始が指示された場合、コントローラ1321は、DRAM1318から画像データを読み出し、それを、バス1317を介して外部インタフェース1319に接続されるプリンタ1334に供給して印刷させる。
さらに、例えば、操作部1322から画像記録が指示された場合、コントローラ1321は、DRAM1318から符号化データを読み出し、それを、バス1317を介してメディアドライブ1323に装着される記録メディア1333に供給して記憶させる。
記録メディア1333は、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、または半導体メモリ等の、読み書き可能な任意のリムーバブルメディアである。記録メディア1333は、もちろん、リムーバブルメディアとしての種類も任意であり、テープデバイスであってもよいし、ディスクであってもよいし、メモリカードであってもよい。もちろん、非接触ICカード等であっても良い。
また、メディアドライブ1323と記録メディア1333を一体化し、例えば、内蔵型ハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)等のように、非可搬性の記憶媒体により構成されるようにしてもよい。
外部インタフェース1319は、例えば、USB入出力端子などで構成され、画像の印刷を行う場合に、プリンタ1334と接続される。また、外部インタフェース1319には、必要に応じてドライブ1331が接続され、磁気ディスク、光ディスク、あるいは光磁気ディスクなどのリムーバブルメディア1332が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて、FLASH ROM1324にインストールされる。
さらに、外部インタフェース1319は、LANやインターネット等の所定のネットワークに接続されるネットワークインタフェースを有する。コントローラ1321は、例えば、操作部1322からの指示に従って、DRAM1318から符号化データを読み出し、それを外部インタフェース1319から、ネットワークを介して接続される他の装置に供給させることができる。また、コントローラ1321は、ネットワークを介して他の装置から供給される符号化データや画像データを、外部インタフェース1319を介して取得し、それをDRAM1318に保持させたり、画像信号処理部1314に供給したりすることができる。
以上のようなカメラ1300は、デコーダ1315として画像復号装置200を用いる。つまり、デコーダ1315は、画像復号装置200の場合と同様に、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の復号処理を行う場合、各マクロブロックの一部のサブマクロブロックの動きベクトル情報のみを時間動きベクトル復号部221の動きベクトルバッファに格納し、それ以外のサブマクロブロックの動きベクトル情報は、動きベクトルバッファに保持させた他の動きベクトル情報を用いて内挿処理等によって算出する。したがって、デコーダ1315は、動きベクトルバッファに格納する動きベクトル情報の量を低減させることができ、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の復号処理の負荷を低減させることができる。
したがって、カメラ1300は、例えば、CCD/CMOS1312において生成される画像データや、DRAM1318または記録メディア1333から読み出すビデオデータの符号化データや、ネットワークを介して取得するビデオデータの符号化データが、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理を行うモードで符号化されている場合、その復号処理に必要なメモリ量を低減させ、負荷を低減させることができる。
また、カメラ1300は、エンコーダ1341として画像符号化装置100を用いる。エンコーダ1341は、画像符号化装置100の場合と同様に、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理を行う場合、各マクロブロックの一部のサブマクロブロックの動きベクトル情報のみを時間動きベクトル符号化部121の動きベクトルバッファ183に格納し、それ以外のサブマクロブロックの動きベクトル情報は、動きベクトルバッファ183に保持させた他の動きベクトル情報を用いて内挿処理等によって算出する。したがって、エンコーダ1341は、動きベクトルバッファ183に格納する動きベクトル情報の量を低減させることができ、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理の負荷を低減させることができる。
したがって、カメラ1300は、例えば、DRAM1318や記録メディア1333に記録する符号化データや、他の装置に提供する符号化データを生成する際に、記録または提供する画像データを、時間方向の相関を利用した動きベクトル情報の符号化処理を行うモードで符号化する場合、その符号化処理に必要なメモリ量を低減させ、負荷を低減させることができる。
なお、コントローラ1321が行う復号処理に画像復号装置200の復号方法を適用するようにしてもよい。同様に、コントローラ1321が行う符号化処理に画像符号化装置100の符号化方法を適用するようにしてもよい。
また、カメラ1300が撮像する画像データは動画像であってもよいし、静止画像であってもよい。
もちろん、本発明を適用した画像符号化装置および画像復号装置は、上述した装置以外の装置やシステムにも適用可能である。
本発明は、例えば、MPEG、H.26x等の様に、離散コサイン変換等の直交変換と動き補償によって圧縮された画像情報(ビットストリーム)を、衛星放送、ケーブルTV、インターネット、携帯電話などのネットワークメディアを介して受信する際に、若しくは光、磁気ディスク、フラッシュメモリのような記憶メディア上で処理する際に用いられる画像符号化装置や画像復号装置に適用することができる。
100 画像符号化装置, 115 動き予測・補償部, 121 時間動きベクトル符号化部, 181 ブロック位置判定部, 182 動きベクトル内挿部, 183 動きベクトルバッファ, 200 画像復号装置, 212 動き予測補償部, 221 時間動きベクトル復号部
Claims (12)
- 動きベクトル情報の時間相関を利用して、処理対象フレーム画像の処理対象部分領域が複数に分割された、処理対象小領域の動きベクトル情報を、参照フレームの、前記処理対象小領域と同位置にある参照小領域の動きベクトル情報を用いて符号化する符号化モードにおいて、
前記参照フレームの各部分領域について、前記部分領域に含まれる小領域のうち、一部の小領域の動きベクトル情報を記憶する動きベクトル情報記憶手段と、
前記動きベクトル情報記憶手段により前記動きベクトル情報が記憶されていない小領域を前記参照小領域とする場合、前記動きベクトル情報記憶手段により記憶されている前記動きベクトル情報を用いて、前記参照小領域の動きベクトル情報を算出する算出手段と
を備える画像処理装置。 - 前記動きベクトル情報記憶手段は、1つの前記部分領域につき、1つの前記小領域の動きベクトル情報を記憶する
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記動きベクトル情報記憶手段は、各部分領域の一番左上の小領域の動きベクトル情報を記憶する
請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記動きベクトル情報記憶手段は、1つの前記部分領域につき、複数の前記小領域の動きベクトル情報を記憶する
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記動きベクトル情報記憶手段は、各部分領域の4隅の小領域の動きベクトル情報を記憶する
請求項4に記載の画像処理装置。 - 前記算出手段は、前記動きベクトル情報記憶手段により記憶されている、前記参照小領域を含む部分領域に対応する動きベクトル情報、および、前記部分領域に隣接する他の部分領域に対応する動きベクトル情報のうち、少なくとも1つを用いて、前記参照小領域の動きベクトル情報を算出する
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記算出手段は、前記動きベクトル情報記憶手段により記憶されている、前記参照小領域を含む部分領域に対応する動きベクトル情報、および、前記部分領域に隣接する他の部分領域に対応する動きベクトル情報を用いた内挿処理により、前記参照小領域の動きベクトル情報を算出する
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記算出手段は、前記参照小領域を含む部分領域、および、前記部分領域に隣接する他の部分領域のそれぞれの代表点と、前記参照小領域の代表点との間の距離に応じた値を、前記内挿処理のための重み係数として用いる
請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記算出手段は、前記内挿処理に用いる各動きベクトル情報が対応する小領域の大きさ、前記小領域内の画像の複雑さ、若しくは、前記小領域内の画素分散の類似性のいずれかに応じた値を、前記内挿処理のための重み係数として用いる
請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記算出手段により算出された前記動きベクトル情報を用いて、前記動きベクトル情報の時間相関を利用して、前記処理対象小領域の動きベクトル情報を符号化する符号化手段をさらに備える
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記算出手段により算出された前記動きベクトル情報を用いて、前記動きベクトル情報の時間相関を利用して、前記符号化モードで符号化された前記処理対象小領域の動きベクトル情報を復号する復号手段をさらに備える
請求項1に記載の画像処理装置。 - 動きベクトル情報の時間相関を利用して、処理対象フレーム画像の処理対象部分領域が複数に分割された、処理対象小領域の動きベクトル情報を、参照フレームの、前記処理対象小領域と同位置にある参照小領域の動きベクトル情報を用いて符号化する符号化モードに対応する画像処理装置の画像処理方法であって、
前記動きベクトル情報記憶手段が、前記参照フレームの各部分領域について、前記部分領域に含まれる小領域のうち、一部の小領域の動きベクトル情報を記憶し、
前記算出手段が、前記動きベクトル情報が記憶されていない小領域を前記参照小領域とする場合、記憶されている前記動きベクトル情報を用いて、前記参照小領域の動きベクトル情報を算出する
画像処理方法。
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