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JP2011249006A - 磁気ヘッド及び媒体処理装置 - Google Patents

磁気ヘッド及び媒体処理装置 Download PDF

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JP2011249006A
JP2011249006A JP2011197789A JP2011197789A JP2011249006A JP 2011249006 A JP2011249006 A JP 2011249006A JP 2011197789 A JP2011197789 A JP 2011197789A JP 2011197789 A JP2011197789 A JP 2011197789A JP 2011249006 A JP2011249006 A JP 2011249006A
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Masahiro Ikeda
正弘 池田
Akito Wada
昭人 和田
Hideki Kanebako
秀樹 金箱
Hiromi Fukazawa
廣美 深沢
Daisuke Higuchi
大輔 樋口
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

【課題】ジャムの発生を防ぐとともに、磁気ヘッドの簡易な位置決めを実現することが可能な媒体処理装置、また、この装置に適用可能であって、磁気情報の読取精度の低下を防ぐことが可能な磁気ヘッドを提供することにある。
【解決手段】媒体処理装置1に適用可能な磁気ヘッド11は、情報記録媒体(例えば小切手17など)を搬送する搬送方向に沿って異極が着磁された磁石11aと、磁石11aの外周面であって、情報記録媒体(例えば小切手17など)を搬送する搬送路14に対向する面に取り付けられたヨーク11bと、長手方向が搬送方向と略垂直な方向になるように、ヨーク11bに形成されたスリット11dと、を有し、スリット11dの端部のうち少なくとも一方の端部が閉じられているとともに、ヨーク11bは、搬送方向において磁石11aよりも長く延設されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば磁気カードや小切手などの各種情報記録媒体を処理する媒体処理装置、及びそれに適用可能であって、各種情報記録媒体に所定の磁気情報信号を着磁する、あるいは記録されている磁気情報信号を消磁する磁気ヘッドに関する。
従来から、店舗における決済において、現金やクレジットカードの代わりに、情報記録媒体としての小切手が用いられる場合がある。小切手を受け取った店舗は、これを銀行などの決済機関に持ち込み、小切手振出人の口座から店舗の口座へ現金振込処理を行ってもらい、決済が完了する。
近年、このような小切手による決済処理の電子化が進んでいる。具体的には、まず、店舗に設置された媒体処理装置によって、小切手の表面に印刷された磁性物質、例えば、MICR(Magnetic Ink Character Recognition:磁気インク)文字に記録されたデータ(例えば口座番号やシリアルナンバーなど)が読み出される。そして、読み出されたデータは、決済金額とともに決済機関のサーバへと送信される。このような電子決済システムによれば、決済がなされた小切手を決済機関に持ち込む手間を省くことができ、ひいては業務の効率化を図ることができる。
上述した媒体処理装置の従来構造について詳述する(例えば特許文献1など)。図11は、従来の媒体処理装置1100における概略構造を示す側断面図である。図11(a)に示すように、従来の媒体処理装置1100には、主に、磁気ヘッドとしての着磁ヘッド1101と、イメージセンサ1102と、読取ヘッド1103と、搬送路1104を形成するフレーム1105と、ゲート1106が設けられており、ゲート1106を介して小切手1107が挿入されるようになっている。
そして、挿入された小切手1107上のMICR文字は、搬送路1104の上流に配設された着磁ヘッド1101によって磁化された後、搬送路1104の下流に配設された読取ヘッド1103によってデータ読取が行われる。なお、MICR文字を着磁ヘッド1101によって一旦磁化する理由は、流通過程において強磁界にさらされる等して弱まったMICR文字の磁化を回復させ、読取ヘッド1103におけるデータ読取を安定化させるためである。
ここで、図11(a)に示す着磁ヘッド1101の配設態様に着目する。図11(b)は、図11(a)に示す媒体処理装置1100の着磁ヘッド1101近傍(点線枠Z内)を拡大した側断面図である。図11(b)に示すように、着磁ヘッド1101の摺接面1101aがフレーム1105から搬送路1104に表出している状態で配設されている。そして、媒体処理装置1100に挿入された小切手1107が、着磁ヘッド1101と対向する位置まで搬送されたとき、小切手1107は、着磁ヘッド1101の摺接面1101aと摺動するか、或いは、着磁ヘッド1101の摺接面1101aから微小距離だけ離間した状態で移動する。このようにして、小切手1107が着磁ヘッド1101と対向する位置を過ぎると、小切手1107上のMICR文字は上述したように磁化されることになる。
特開平07−33307号公報(図1〜図3)
しかしながら、図11(a)に示す媒体処理装置1100では、着磁ヘッド1101の摺接面1101aの周囲において、搬送路1104を形成するフレーム1105が不連続となっていることから(図11(b)参照)、この部分で、端の折れた小切手1107など変形した媒体が詰まってしまい、ジャムが発生する場合がある。
また、フレーム1105が不連続となっている部分では、塵や埃が滞留し易い。特に、着磁ヘッド1101が発する磁界によって塵や埃が集まりやすくなっている。その結果、この部分に多量の塵や埃が滞留すると、ジャムの発生を誘発することになる。
さらに、図11(a)に示す媒体処理装置1100では、フレーム1105に形成された穴に着磁ヘッド1101を嵌めこむ必要があるが、この際、着磁ヘッド1101をその穴からどの程度突出させるか、或いはその穴からどの程度引っ込ませるか、といった位置決めに手間が掛かる場合がある。
また、図11に示す媒体処理装置1100に適用可能な着磁ヘッド1101において、着磁ヘッド1101の取り付け精度により、情報記録媒体への磁化が弱い場合がある。そのため、保持力の小さな媒体を着磁する場合などに、誤った方向に着磁されてしまう虞がある。そして、誤った方向に着磁されてしまった場合、情報記録媒体上の磁気情報の正しい読み取りを行うことができない。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、第一の目的は、ジャムの発生を防ぐとともに、磁気ヘッドの簡易な位置決めを実現することが可能な媒体処理装置を提供することにある。さらに、第二の目的は、磁気情報の読取精度の低下を防ぐことが可能な磁気ヘッドを提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、以下のものを提供する。
(1) 情報記録媒体が搬送される搬送路と、前記搬送路を形成するフレームと、前記情報記録媒体上の磁気情報信号を処理する磁気ヘッドと、を有し、前記磁気ヘッドは、前記フレームの一部を介在させた状態で、前記フレームに埋設されていることを特徴とする媒体処理装置。
本発明によれば、搬送路を形成するフレームと磁気ヘッドを有する媒体処理装置で、磁気ヘッドを、フレームの一部を介在させた状態で、フレームに埋設することとしたので、従来の媒体処理装置のように着磁ヘッドの一面(図11(b)でいえば摺接面1101a)が搬送路に表出しないことになる。なお、「磁気情報信号」としては、例えば小切手の表面に印刷された磁性物質、例えば、MICR(Magnetic Ink Character Recognition:磁気インク)文字に記録されたデータ(例えば口座番号やシリアルナンバーなど)が挙げられる。また、「磁気情報信号を処理する」とは、磁性物質を着磁する場合、あるいは磁性物質の磁化を弱ませる場合がある。
従って、磁気ヘッドの存在が原因で、搬送路を形成するフレームが不連続となることはなく、たとえ端の折れた情報記録媒体が挿入されても、磁気ヘッド近傍でジャムが発生するのを防ぐことができる。また、磁気ヘッド近傍でフレームが不連続となっていないので、搬送路のうち磁気ヘッドと対向する位置付近で塵や埃が滞留するのを防ぎ、ひいてはジャムの発生をより確実に防ぐことができる。
さらに、本発明では、磁気ヘッドがフレームに埋設される際、搬送路との間にフレームの一部を介在させた状態で埋設される。従って、そのフレームの一部によって磁気ヘッドを固定することができ、ひいては磁気ヘッドの位置決めを簡易に行うことができる。
ここで、「フレームの一部を介在させた状態で」とあるが、この一部の程度の如何は問わない。例えば、板状の薄いフレーム一枚(又は複数枚)を介在させてもよいし、数mmの厚さをもつフレーム一枚(又は複数枚)を介在させてもよい。また、ここでいうフレームの一部は、例えば読取ヘッドやイメージセンサ付近のフレームと繋がっていても繋がっていなくてもよく、搬送路を形成するフレームの一部であれば足りる。更に、本発明は、磁気ヘッドと搬送路との間に、フレームの一部以外の何らかの部材が介在していることを排除する趣旨ではない。
(2) 前記磁気ヘッドは、前記搬送路の反対側において、前記フレームに接着剤により接着されていることを特徴とする(1)記載の媒体処理装置。
本発明によれば、上述した磁気ヘッドは、搬送路の反対側において、フレームに接着剤により接着されていることとしたので、振動等によって磁気ヘッドがずれてしまうのを防ぐことができ、ひいては位置決めの信頼性を確保することができる。また、接着剤により接着することで、磁気ヘッドを簡易に取り付けることができる。さらには、磁気ヘッドとフレームとの隙間から塵や埃が進入するのを防ぐことができる。
(3) 前記磁気ヘッドは、前記フレームに形成された凹部に配設されていることを特徴とする(1)又は(2)記載の媒体処理装置。
本発明によれば、上述した磁気ヘッドは、フレームに形成された凹部に配設されていることとしたので、凹部内に配設された磁気ヘッドとフレームとの間の隙間から塵や埃が侵入するのを効果的に防ぐことができる。
(4) 前記磁気ヘッドは、前記凹部に対向し、かつ、平面形状に形成された面を有することを特徴とする(3)記載の媒体処理装置。
本発明によれば、上述した磁気ヘッドは、凹部に対向し、かつ、平面形状に形成された面を有することとしたので、この面と凹部とを向かい合わせに配置することで、磁気ヘッドの位置決めが容易になるとともに、凹部内に配設された磁気ヘッドとフレームとの間の隙間から塵や埃が侵入するのを効果的に防ぐことができる。
(5) 前記フレームの一部は、非磁性材料からなることを特徴とする(1)から(4)のいずれか記載の媒体処理装置。
本発明によれば、上述したフレームの一部は、非磁性材料からなることとしたので、磁気ヘッドを、フレームの一部を介在させた状態でフレームに埋設したとしても、磁気ヘッドから出る磁界を歪めることがない(磁気ヘッドの磁気特性には影響ない)。従って、媒体処理装置に挿入された情報記録媒体を適切に磁化することができる。なお、「非磁性材料」としては、例えば金属や樹脂などが挙げられる。
また、本発明に係る磁気ヘッドは、情報記録媒体を搬送する搬送方向に沿ってN極・S極が着磁された磁石と、該磁石の、前記情報記録媒体と対向する面に取り付けられたヨークと、該ヨークに形成されたギャップとを有し、前記ギャップの少なくとも一方の端部が閉じられていることを特徴とする。この発明によれば、磁気ヘッドはギャップ長の精度を保ちながら、簡単に組立てができる。
さらに、本発明に係る磁気ヘッドは、前記ヨークは、前記搬送方向において前記磁石よりも長く延設されていることが好ましい。
本発明によれば、磁気ヘッド(着磁ヘッド)に、磁石の外周面であって、情報記録媒体を搬送する搬送路に対向する面に取り付けられたヨークと、長手方向が搬送方向と略垂直な方向になるように、ヨークに形成されたスリットと、が設けられ、ヨークは搬送方向において磁石よりも長く延設されているので、磁石から出た磁束のうち、着磁に不要な漏れ磁束を減らすことができる。
すなわち、磁気ヘッドに設けられ、搬送方向において磁石よりも長く延設されているヨークによって、搬送路に入り込む漏れ磁束であって、着磁に用いられる磁束とは逆方向に向かう漏れ磁束を低減することができる。従って、例えば保持力の小さな媒体が搬送された場合などに、誤った方向に着磁してしまうのを防ぐことができ、ひいては磁気情報の読取精度が低下するのを防ぐことができる。また、本発明の磁気ヘッドは、スリットの端部のうち少なくとも一方の端部が閉じられている。従って、スリット端部から漏れ出る漏れ磁束を減らすことができ、ひいては、このような漏れ磁束に起因する誤着磁を防ぐことができる。
また本発明において、前記ヨークは一枚板で構成されていることが好ましい。これにより、ヨークを磁石に簡単に組み付けることができる。
また、本発明は、前記ギャップの両端部が閉じられていることが好ましい。これにより、不要な漏れ磁束を抑制できる。
本発明に係る媒体処理装置は、磁気ヘッド近傍のフレームに不連続な部分がないため、情報記録媒体が搬送路の途中で詰まることに起因したジャムの発生を防ぐことができる。また、フレームの一部によって磁気ヘッドを固定することで、磁気ヘッドの位置決めを簡易化することができる。
本発明に係る磁気ヘッドは、情報記録媒体を搬送する搬送方向に沿ってN極・S極が着磁された磁石と、該磁石の、前記情報記録媒体と対向する面に取り付けられたヨークと、該ヨークに形成されたギャップとを有し、前記ギャップの少なくとも一方の端部が閉じられていることを特徴とする。この発明によれば、磁気ヘッドはギャップ長の精度を保ちながら、簡単に組立てができる。
さらに、本発明に係る磁気ヘッドによれば、磁石の外周面に取り付けられたヨークが、磁石よりも長く延設されているので、着磁に不要な漏れ磁束を減らすことができ、ひいては磁気情報の読取精度の低下を防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係る媒体処理装置の概略構造を示す側断面図である。 図1(a)に示す媒体処理装置の着磁ヘッド近傍(点線枠Y内)を拡大した側断面図である。 図1(a)に示す着磁ヘッドの具体的構成の一例を示す図である。 本発明に係る磁気ヘッドを示す説明図であり、(a)は情報記録媒体(図示せず)と接する面を示す正面図、(b)は(a)をXX−XX線に沿って切断した側断面図、(c)は(a)をYY−YY線に沿って切断した側断面図である。 本発明に係る磁気ヘッドを適用した媒体処理装置を示す概略図である。 本発明の他の実施の形態である磁気ヘッドを示す図である。 図1(a)に示す媒体処理装置の磁気ヘッド近傍(点線枠Y内)を拡大した側断面図である。 本発明の他の実施の形態に係る磁気ヘッドの構成を説明するための説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る磁気ヘッドの構成を説明するための側断面図である。 本発明の他の実施の形態に係る磁気ヘッドの構成を説明するための側断面図である。 従来の媒体処理装置における概略構造を示す側断面図である。
1 媒体処理装置
11、101、211 着磁ヘッド
14 搬送路
15 フレーム
15a 凹部
17 情報記録媒体
20 接着剤
110、211a 磁石
120A、211b ヨーク
120B、211c バックヨーク
130 ギャップ
135 閉塞部
211d リターンヨーク部
211e 傾斜部
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(媒体処理装置)
図1(a)は、本発明の実施の形態に係る媒体処理装置1の概略構造を示す側断面図である。なお、図1(b)は、媒体処理装置1に挿入される小切手17の外観構成を示す図である。また、媒体処理装置としては、例えば、カードリーダ等があり、情報記録媒体として小切手以外の磁気カード等であってもよい。
図1(a)において、小切手17が搬送される搬送路14は、非磁性からなるフレーム15によって形成されている。また、搬送路14の周辺には、着磁ヘッド(請求項記載の磁気ヘッドに相当)11と、イメージセンサ12と、読取ヘッド13とが配設されている。なお、小切手17はゲート16を介して媒体処理装置1内に取り込まれる。また、媒体処理装置1には、駆動ローラ(図示せず)が設けられており、この駆動ローラが搬送路14の一部を形成する無端ベルト(図示せず)に動力を加えることによって、小切手17が搬送路14内で搬送される。
着磁ヘッド11は、小切手17の表面に印刷された磁性物質、例えば、MICR文字17a(図1(b)参照)を着磁するものであって、イメージセンサ12は、小切手17の表面をスキャンしてイメージデータとして読み取るものであって、読取ヘッド13は、着磁ヘッド11によって着磁(磁化)されたMICR文字17aを読み取るものである。
このような構成を有する媒体処理装置1において、その動作を以下に説明する。まず、小切手17がゲート16から挿入されると、図示しない検知センサによって小切手17が検知され、駆動ローラが回転駆動される。駆動ローラが回転すると、無端ベルトに動力が伝えられ、ゲート16から挿入された小切手17が媒体処理装置1の奥へと搬送される。そして、小切手17が着磁ヘッド11と対向する位置を過ぎると、そのMICR文字17aは着磁され、小切手17がイメージセンサ12と対向する位置を過ぎると、小切手17の表面がスキャンされ、小切手17が読取ヘッド13を過ぎると、そのMICR文字に記録されたデータの読み取りが行われる。
ここで、本実施の形態に係る媒体処理装置1において、着磁ヘッド11は、フレーム15の一部を介在させた状態で、フレーム15に埋設されている。この埋設態様を、図2を用いて詳述する。図2は、図1(a)に示す媒体処理装置1の着磁ヘッド11近傍(点線枠Y内)を拡大した側断面図である。
図2に示すように、着磁ヘッド11と搬送路14の間には、フレーム15の一部が介在している。すなわち、着磁ヘッド11の図示下面(搬送15が不連続となっていないため、たとえ小切手17の端が折れていた場合であっても、着磁ヘッド11近傍でジャムが発生するのを防ぐことができる。また、搬送路14のうち着磁ヘッド11路14と対向する面)が搬送路14に表出していない。従って、搬送路14を形成するフレームと対向する位置付近で塵や埃が滞留するのを防ぐことができ、ひいてはジャムの発生を確実に防ぐことができる。
さらに、図2に示すように、着磁ヘッド11は、フレーム15に形成された凹部15aに配設されているとともに、搬送路14とは反対側において、フレーム15に接着剤20により接着されている。従って、着磁ヘッド11をフレーム15によって固定することができ、ひいては位置決めの信頼性を確保することができる。また、着磁ヘッド11を簡易に取り付けることができる。また、接着剤20によって、着磁ヘッド11とフレーム15との間の隙間から塵や埃が侵入するのを防ぐことができる。
図3は、図1(a)に示す着磁ヘッド11の具体的構成の一例を示す図である。
図3(a)に示すように、媒体処理装置1における着磁ヘッド11は、永久磁石11aと、フロントヨーク11bと、バックヨーク11cと、から構成される略直方体形状である。また、図3(b)に示すように、フロントヨーク11bの中央には長穴形状のスリット11dが形成されており、スリット11dは、永久磁石11aの漏れ磁束を発生させるギャップとして機能している。
このような構成において、永久磁石11aのN極(図3(a)中右側のN極)から出た磁束は、主に、スリット11d近傍のフロントヨーク11b、フレーム15、搬送路14、フレーム15、スリット11d近傍のフロントヨーク11bを通過した後、永久磁石11aのS極(図3(a)中左側のS極)に戻るようになっている。
なお、フレーム15の凹部15aの深さ、すなわち、凹部15aと搬送路14との間隔は、永久磁石11aがもつ磁気力やMICR文字を着磁するに必要な磁気力を考慮しながら、搬送路14内を搬送する小切手17に形成されたMICR文字を着磁できる程度となるように設計されている。例えば、本実施の形態では、図3(a)に示すように、永久磁石11aのN極(図3(a)中右側のN極)から出た磁束は、搬送路14内を貫通する程度、換言すれば、着磁ヘッド11が設けられていないフレームに届く程度となっている。
ここで、図3(a)に示すように、フレーム15の凹部15aの底面は平面形状となっているところ、フロントヨーク11bの下面(搬送路14と対向する面)も、R形状ではなく平面形状となっている。従って、着磁ヘッド11とフレーム15との位置決めを簡易化することができる。また、一般的な着磁ヘッド11は、例えばアルミよりなるケースカバーで覆われているが、ここでは凹部15aと接着剤20によって、それを省略することができる。これにより、コスト削減に寄与することができる。
[変形例]
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、フレーム15に凹部15aを形成することなく、単に着磁ヘッド11をフレーム15上に固着(圧着)させてもよい。なお、着磁ヘッド11の周囲に接着剤20を塗布するようにしてもよい。また、フレーム15に形成した凹部15aの大きさを、着磁ヘッド11の大きさと合致させ、着磁ヘッド11を凹部15aに嵌め込むようにしてもよい。これにより、接着剤20を要することなく着磁ヘッド11を位置決めすることができる。
一方で、フレーム15の材質を変更しても構わない。フレーム15は、非磁性材料の一例としての樹脂材料からなる。その他、樹脂材料以外にも、セラミックからなるフレームであってもよい。なお、金属からなるフレームを採用しているが、このような材質であってもよい。いずれの場合でも、上述したとおり、着磁ヘッド11から出た磁束が、搬送路14内を搬送する小切手17に形成されたMICR文字を着磁(磁化)できるようになっていればよい。
(磁気ヘッドの第1実施の形態)
次に、MICR文字が印刷された小切手などを処理する媒体処理装置1に適用可能な着磁ヘッド(磁気ヘッド)についてより詳細に説明する。なお、着磁ヘッドは、MICR文字を着磁(磁化)するために使用されているが、これに限定されるものではなく、MICR文字の磁化を弱ませるように処理する消磁ヘッドとして用いてもよい。
図4は本発明にかかる磁気ヘッドを示す図面であり、(a)は情報記録媒体(図示せず)と接する面を示す正面図、(b)は(a)をXX−XX線に沿って切断した側断面図、(c)は(a)をYY−YY線に沿って切断した側断面図である。
磁気ヘッドとしての着磁ヘッド101は、図4(b)、(c)に示すように、N極とS極とを備えた略直方体の磁石110と、磁石110を挟んで取り付けられたヨーク120A、およびバックヨーク120Bと、ヨーク120Aに形成されたギャップ130とを有している。
磁石110は直方体の永久磁石であり、媒体搬送方向に垂直な断面においては、図4(b)に示すように、N極とS極と四極着磁されている。なお、説明し易いように、図4において、N極とS極との境界線Lを点線で示している。磁石110は、永久磁石であればよいが、本実施の形態では、保磁力が大きく減磁しにくい安定したフェライト磁石を用いている。
情報磁気媒体としての小切手と対向する側には、ヨーク120Aが接着剤等を用いて固着され、同様に、その反対側にはバックヨーク120Bが接着剤等を用いて固着されている。ヨーク120Aは、図4(a)に示すように、磁石110の、小切手が摺動する側の表面111の形状と、ヨーク120Aとは略同寸法であり、磁石110の表面(全体)を覆っており、本実施の形態では一枚のシートで形成している。
同様に、バックヨーク120Bは、磁石110の表面111の形状とは略同寸法に加工されて磁石110の表面(全体)を覆うように接着剤等を用いて固着されている。
ヨーク120A、バックヨーク120Bは磁性材料からなり、磁石110から供給される磁束を所定の方向に流れるようにしている。したがって、磁石110からの不必要な漏れ磁束の発生を防止している。また、ヨーク120A、バックヨーク120Bの材料は、加工性のよい磁性を帯びるものであればどのようなものでもよく、様々な種類の軟質磁性または半硬質磁性を有する強磁性材料を用いている。本実施の形態では、例えば、鉄板を用いている。
なお、磁気ヘッドの第1の実施の形態では、磁石110の厚みが5mmであるのに対し、ヨーク120Aは1mm程度となっている。また、バックヨーク120Bもまた1mm程度となっている。すなわち、生産性を高めるために、ヨーク120A、バックヨーク120Bとは同じ材料から成形されるようにしている。
ヨーク120Aには、境界線L上に沿って、漏れ磁束を発生させるギャップ130が形成されている。本実施の形態では、ギャップ130は溝形状であり、その底部が磁石110の表面111にまで達しており、すなわち、磁石110が露呈した状態となっている。また、本実施の形態では、ギャップ130を構成する溝は、図4(a)に示すように、媒体摺動側と磁石110表面側とは同じ幅となっている。
ギャップ130は、小切手(情報磁気媒体)の搬送方向に所定の間隔(以下、ギャップ長Gとする)を有し、小切手の搬送方向と直交する方向に所定の幅Wを有している。この幅Wは、搬送される小切手に形成されたデータ領域の幅と同じか、やや大きな幅となるように形成されている。
ギャップ長Gは、境界線Lを中心として搬送方向に対称に形成されている。なお、第1の実施の形態では、ヨーク120Aの形状とともにプレス加工により一体的に形成されている。
また本実施の形態において、ギャップ130が形成された領域(位置)において、小切手の搬送方向と直交する方向の両端部は閉じられており、その部位は閉塞部135となっている。さらに、本実施の形態では、閉塞部135は、磁気を短絡させ、漏れ磁束の発生を抑制する磁気ショートとしても機能している。
ギャップ130は、一般的な小切手の着磁および消磁に最適な形状となっており、情報記録媒体が小切手以外であれば、その情報記録媒体の磁気部にあわせて設計変更されるものである。
本実施の形態では、ヨーク120Aの厚みは1mmであり、形成された閉塞部135は、ヨーク120Aの両側の端部から1mm程度の幅w1、w2を有している。閉塞部135の幅w1、w2は、第1の実施の実施例の数値に限定されるものでは 2つの閉塞部135の幅w1、w2は、本実施の形態では、同じ1mm程度となっているが、これに同じ幅、数値1mmに限定されるものではなく、搬送される情報記録媒体の種類に応じて機能すればよく適宜変更可能である。
なお、閉塞部135の幅w1、w2が大きいと磁気飽和せず、ギャップ130の漏れ磁束が少なくなってしまうので、シュミュレーション等をして適宜設定されるようにしている。
本実施の形態において、ギャップ130の両端には、閉塞部135が形成されているので、情報記録媒体側以外には漏れ磁束が発生しにくい構造となっている。すなわち、磁気ヘッド101は閉塞部135が形成されているので、閉塞部135が磁気をショートさせるため、余分な磁束漏れを防止できる。さらに、情報記録媒体の搬送方向に漏れ磁束を増加することができるようにしている。
つぎに、記録方法について説明する。
磁気ヘッドとしての着磁ヘッド101は、磁石110上に、ギャップ130を有するヨーク120Aが固着され、環状の磁気回路を形成したものである。ヨーク120内では、N極側を覆うヨーク120AからS極側を覆うヨーク120Aへと内部磁束が発生しているが、ギャップ130では、矢印Aで示すように、N極側を覆うヨーク120AからS極側を覆うヨーク120Aに向かう漏れ磁束が発生する。そこに、小切手(情報記録媒体)が、着磁ヘッド101に向かって搬送され、着磁ヘッド101のヨーク120A面を摺動する。ギャップ130近傍では、漏れ磁束が発生しており、この漏れ磁束が小切手のMICR文字に鎖交させて磁化する。第1の実施の形態では、永久磁石110を用いているので、小切手のMICR文字には、一定の大きさ、かつ方向の磁化により一様に着磁(磁化)される。
また、本実施の形態では、磁気ヘッド101には、バックヨーク120Bが磁石110に固着されており、バックヨーク120Bには、図4(b)に示すように、内部磁束の方向Bを示している。換言すれば、バックヨーク120Bが磁石110に対して磁気を短絡させる磁気ショートとなっている。これにより、外部に不必要な漏れ磁束が発生することが抑制される。
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態に示す磁気ヘッドとしての着磁ヘッド101は、情報記録媒体としての小切手が搬送する方向に沿ってN極・S極が着磁された磁石110と、磁石110の、小切手と対向する面に取り付けられたヨーク120Aと、ヨーク120Aに形成されたギャップ130とを有し、ギャップの少なくとも一方に閉塞部135が形成されている。これにより、着磁ヘッド101はギャップ長Gの精度を保持しながら、簡単に組立てができる。
さらに、着磁ヘッド101は、ヨーク120Aが一枚板で構成されているので、ヨーク120Aを磁石110の表面111に接着剤等を用いて固着することで、ギャップ長Gの精度を保持したままで簡単に組み付けることができるとともに、ギャップ130の位置決めに煩わされることもない。
また、着磁ヘッド101は、ギャップ130の両端に形成した閉塞部135により磁気をショートさせることができるため、ギャップ130からの漏れ磁束を有効に活用することができ、さらに、小切手の搬送方向に漏れ磁束が発生するようにしているので、磁束量を増加させることができる。すなわち、ヨーク120Aに形成された閉塞部135により磁気媒体方向に磁束漏れを集中させることができる。さらに、余計な磁束漏れを防止することができるため、磁石を小型化できるので、小切手や情報記録媒体を小型化することが可能となる。
さらに、磁石110には、小切手と対向する面とは反対側の面に、バックヨーク120Bが取り付けられているので、磁石110からの磁束をバックヨーク120Bに導き、磁束が着磁ヘッド101のコアに流れるのを防止することができる。
(他の実施の形態)
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、ヨーク120Aおよびバックヨーク120Bは磁石110の表面111、および表面111の対向面を覆う形状となっているが、これに限られるものではない。1枚シートでなくてもよく、例えば、ギャップ、閉塞部を形成し、閉塞部を接合することで1枚のヨークを形成するようにしてもよい。この場合でも、閉塞部同士を当接することで、ギャップ長Gの精度を出すことができる。
また、ヨーク120Aおよびバックヨーク120Bの厚さは任意の厚さでよく、搬送される情報記録媒体の種類に応じて機能すればよく適宜変更可能である。
図5は、本発明の他の実施の形態を示す磁気ヘッドを示す図である。なお、上述した第1の実施の形態と同じ構成のものには同じ符号を付して説明する。磁気ヘッドとしての着磁ヘッド150では、ヨークとバックヨークとを一体成形し、1枚シートであるヨーク121Aを磁石110の周囲を覆うようにしたものである。周囲を取り囲むようにしたヨーク121Aが、磁石110から供給される磁束を所定の方向に流れるようにしている。したがって、図4に示すヨーク120A及びバックヨーク120Bと同様に、磁石110からの不必要な漏れ磁束の発生を防止している。
なお、着磁ヘッド150は、図4と同様に、N極とS極とを備えた略直方体の磁石110と、磁石110を挟んで取り付けられたヨーク121Aと、ヨーク121Aに形成されたギャップ130とを有している。磁石110には、ギャップ130を備えたヨーク121Aが被着されている。ギャップ130の両端部には、閉塞部135が形成されている。本実施の形態では、ヨーク121Aが、バックヨークの機能を有している。
なお、本実施の形態において、ギャップ130の形状、ギャップ130近辺に形成された閉塞部135については、図4に示すものと同じであるので、ここでの説明は省略する。
本実施の形態において、ヨーク121Aは、磁石110の一周方向に覆うように形成されており、端部151を備えたいわゆるカーリング形状しており、小切手の搬送方向に形成された二側面も覆うにようになっている。すなわち、ヨーク121Aは、一枚の板部材で構成されている。具体的には、着磁ヘッド150の四面を覆うようにしている。なお、ヨーク121Aについては、端部151をなくした筒状であってもよい。
上述した着磁ヘッド150によれば、ヨーク121Aに被覆される面が四面となることから、より余計な漏れ磁束の発生を抑制することができ、磁力が増加するため磁石110の小型化が可能となり、着磁ヘッド150を小さく形成することができる。
閉塞部135の形状は、図4に示すものに限定されるものではなく、例えば、図6に示す着磁ヘッド155であってもよい。すなわち、図6に示す閉塞部135Aは、接合された部分とギャップ長Gよりも短い間隔を有する溝部とから形成されたものである。溝部からは、ある程度は漏れ磁束が発生するが、上述したように、磁気ショート機能を有するものである。
なお、着磁ヘッド155は、図6に示すように、N極とS極とを備えた略直方体の磁石110と、磁石110を挟んで取り付けられたヨーク122A、およびバックヨーク(図示せず)と、ヨーク122Aに形成されたギャップ130Aとを有している。磁石110には、ギャップ130Aを備えたヨーク122Aが被着されている。
また、図4から6に示す磁気ヘッドとしての着磁ヘッドに用いられている磁石110は、分割された磁石を組み合わせて構成してもよい。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の係る媒体処理装置に適用可能な着磁ヘッド(磁気ヘッド)の第2の実施の形態について図7から図10を用いて説明する。なお、図7から図10に示す着磁ヘッド211、211A、211B、211Cと搬送路14の間には、図3(a)に示すように、フレーム15の一部が介在するように埋設されているが、図を簡単にするために、フレーム15の一部は省略されている。
図7は、図1(a)に示す媒体処理装置1に適用可能な着磁ヘッド近傍(点線枠Y内)を拡大した側断面図である。
図7(a)に示すように、第2の実施の形態である着磁ヘッド211は、小切手17を搬送する搬送方向(図7(a)では、右から左)に沿って異極が着磁された(図7(a)ではN極〜S極)磁石211aと、磁石211aの外周面であって、小切手17を搬送する搬送路14に対向する面に取り付けられたヨーク211bと、磁石211aの外周面であって、搬送路14と対向する面とは反対側の面に取り付けられたバックヨーク211cと、から構成されている。なお、着磁ヘッド211は、搬送路14の内周面を形成するガイド(例えば非磁性SUS板など)上に、小切手17に対して磁石211aの上下端面が平行になるように、エポキシなどの接着剤により位置決め(固定)されている。
図7(b)は、ヨーク211bを搬送路側からみたときの図である。図7(b)に示すように、ヨーク211bは、一枚板で構成されており、その一部には、長手方向が搬送方向と略垂直な方向になるようにスリット(「磁気ギャップ」ともいう)が形成されている(図7(b)中の黒塗り部参照)。このスリットは、その両端部が閉じられている。
ここで、本実施形態に係る媒体処理装置1において、着磁ヘッド211を構成するヨーク211bは、小切手17の搬送方向において磁石211aよりも読取ヘッド13側に長く延設されている。従って、磁石211aから出た磁束は、着磁に用いられる磁束(図7(a)の矢印AA参照)と、着磁に不要な漏れ磁束(図7(a)の矢印BB,B'B'参照)とに分けられるが、後者の漏れ磁束は、ヨーク211bに導かれて搬送路14に入りにくくなることから、搬送路14内において着磁に不要な漏れ磁束を減らすことができる。具体的に説明すると、仮に、ヨーク211bが読取ヘッド13側に長く延設されていないとすると、図7(a)の点線矢印CCが示すように、矢印AAとは反対側の漏れ磁束が、搬送路14に多く入ることになる。ところが、本実施形態のように、ヨーク211bが読取ヘッド13側に長く延設されていると、点線矢印CCが示す漏れ磁束は、実線矢印B'B'が示すような漏れ磁束となり、搬送路14に入りにくくなる。その結果、着磁に用いられる磁束(矢印AA参照)とは逆方向に向かう漏れ磁束(点線矢印CC参照)を低減する(或いはなくす)ことができ、ひいては磁気情報の読取精度が低下するのを防ぐことができる。
また、図7(a)に示すヨーク211bでは、先端部がバックヨーク211c側に折り曲げられることで、リターンヨーク部211dが形成されている。これにより、着磁に不要な磁束、すなわち、実線矢印B'B'が示す漏れ磁束は、リターンヨーク部211dを通じてヨーク部211bへと導かれる。その結果、ヨーク211b,リターンヨーク部211d,及びバックヨーク211cによって、磁気抵抗の小さな磁路が形成されることから、搬送路14に入り込む漏れ磁束をより効果的に減らすことができる。
また、リターンヨーク部211dと、磁石211aとの間には、所定間隔の隙間が空いている。この隙間の間隔を、最適な値に調整することによって、搬送路14に入り込む漏れ磁束を減らしつつ、着磁に用いられる磁束を増やすことができる。すなわち、あまりに大きなリターンヨーク部211dを形成すると、搬送路14に入り込む漏れ磁束は減る一方で、着磁に用いられる磁束(矢印AA参照)まで小さくしてしまい兼ねない。従って、リターンヨーク部211dの大きさや、リターンヨーク部211dと磁石211aとの間の隙間は、最適な値に調整されるものとする。
以上説明したように、本実施形態に係る着磁ヘッド211によれば、ヨーク部211bが読取ヘッド13側に延設されているので、磁石211aから出た磁束のうち、搬送路14に入り込む不要な漏れ磁束(図7(a)で示す点線矢印CC)を減らす(或いはなくす)ことができ、ひいては磁気情報の読取精度が低下するのを防ぐことができる。また、ヨーク211b(及びリターンヨーク部211d)は、例えば、凹部を有する2枚の板を張り合わせてヨーク中のスリットを形成する、といった製造工程が不要になり、ひいては製造工程を簡易化することができる。また、ヨーク211bの透磁率は場所に拘わらず均一であることが望ましいが、例えばヨークが複数枚の板からなる場合には、これを調整する手間が生ずる場合がある。この点、一枚板であれば、このような調整の手間は不要になる。
また、ヨーク211bに形成されたスリットは両端部が閉じられているので、片方の端部が閉じられている場合と比べて、漏れ磁束をより減らすことができる。
さらに、磁石211aの外周面であって、搬送路14と対向する面とは反対側の面には、バックヨーク211cが取り付けられているので、搬送路14と対向する面とは反対側の面において、磁気抵抗の小さな磁路(磁気回路)を形成することができ、結果的に、この面からの漏れ磁束を減らすことができる。
また、一般的な着磁ヘッドでは、ゲートから読取ヘッドに向けてN極〜S極と配置されていることから、ヨークのうちの読取ヘッド側(S極)近傍において、逆方向に向かう漏れ磁束が生じ易いが、本実施の形態に係る着磁ヘッド211は、上述したようにリターンヨーク部211dによっても漏れ磁束を低減することができるし、磁石211aとリターンヨーク部211dの隙間を調整することによっても漏れ磁束を低減することができる。
例えば、上述の隙間の間隔を小さくすればするほど、搬送路14に入り込む漏れ磁束は減る。一方で、あまりにもこの間隔を小さくし過ぎると、着磁に用いられる磁束(スリット近傍に生じる磁束)が減ってしまうことになる。従って、スリット近傍に生じる磁束と、着磁に不要な漏れ磁束との関係で、所定の間隔は最適値に設定される必要がある。
なお、本実施形態に係る着磁ヘッド211によれば、搬送路14の内周面を形成するガイドに開口部を形成する必要がなくなり、製造工程が容易になる。また、磁気ヘッド211表面と小切手17表面とのスリット調整を、ガイドの板厚によって管理することができるので、調整工程が不要になり、製造工程が容易になる。また、磁気ヘッド211の外形寸法は小さいことから、媒体処理装置1の設計自由度が向上する。また、媒体処理装置1への組み付けホルダを排止することもできる。
[変形例]
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、図8は、本発明の他の実施の形態に係る媒体処理装置1における着磁ヘッド211Aの構成を説明するための説明図である。図7(a)では、ヨーク部211bを、読取ヘッド13側にのみ延設することとしたが、図8に示すように、読取ヘッド13とは反対側にも延設することとしてもよい。
図9は、本発明の他の実施の形態に係る媒体処理装置1における着磁ヘッド211Bの構成を説明するための側断面図である。
図9に示すように、着磁ヘッド211Bにおいて、リターンヨーク部211dは、ヨーク部211bの一部が折れ曲がった傾斜部211eの先に、形成されていてもよい。勿論、鈍角に折れ曲がっていてもよいし、カール状に曲がっていてもよいし、その態様の如何は問わない。
このように、傾斜部211eを設けることで、搬送路15近傍には、リターンヨーク部211dにほぼ直角に曲がる部位が配置されていないので、必要としない磁束を搬送路15側に飛び出すことを防止することができる。また、このような着磁ヘッド211Bであれば、従来のように、その摺接面、すなわち、リターンヨーク部211dがフレーム15から搬送路14に表出している状態で配設されていてもよい。すなわち、磁気ヘッド211B近傍でフレーム14が不連続となりにくいので、搬送路15のうち磁気ヘッド211Bと対向する位置付近で塵や埃が滞留するのを防ぎ、ひいてはジャムの発生を防ぐことができる。
図10は、本発明の他の実施の形態に係る媒体処理装置1における着磁ヘッド211Cの構成を説明するための側断面図である。図10に示すように、上述した媒体処理装置1(図7〜図9参照)では、リターンヨーク部211dを設けることとしたが、これがなくても構わない。この場合、リターンヨーク部211dを形成しない分だけ作業性が向上する。
また、上述した構成に限定されるものではなく、例えば、ヨークは、読取ヘッド側にのみ延設され、かつ、リターンヨーク部がなくても構わない。
さらに、着磁ヘッドは、バックヨークが取り除かれていてもよい。このように、バックヨークがなくても、ヨークから外部へ出ていく漏れ磁束を減らすことは可能である。
また、ヨークの端部のうち一方の端部だけが閉じられていてもよい。このような構成でも、漏れ磁束を低減することは可能である。また、ヨークを、1枚板ではなく、凹部を有する2枚の板(左ヨーク,右ヨーク)を組み合わせることで形成することとしてもよい。
さらに、図3から図10に示す着磁ヘッドの摺接面、すなわち、リターンヨーク部を、フレームから搬送路に表出して配設するようにしてもよい。
本発明に係る媒体処理装置は、ジャムの発生を防ぐとともに、磁気ヘッドの位置決めを簡易化しうるものとして有用である。また、本発明に係る磁気ヘッドは、着磁に不要な漏れ磁束を減らして磁気情報の読取精度の低下を防ぐことが可能なものとして有用である。

Claims (5)

  1. 情報記録媒体を搬送する搬送方向に沿ってN極・S極が着磁された磁石と、該磁石の、前記情報記録媒体と対向する面に取り付けられたヨークと、該ヨークに形成されたギャップとを有し、前記ギャップの少なくとも一方の端部が閉じられている、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 前記ヨークは、前記搬送方向において前記磁石よりも長く延設されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。
  3. 前記ヨークは一枚板で構成されていることを特徴とする、請求項1または2記載の磁気ヘッド。
  4. 前記ギャップの両端部が閉じられていることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の磁気ヘッド。
  5. 情報記録媒体が搬送される搬送路と、前記搬送路を形成するフレームと、前記情報記録媒体上の磁気情報信号を処理する磁気ヘッドと、を有し、前記磁気ヘッドは、前記フレームに配設されているとともに、前記磁気ヘッドは、前記情報記録媒体を搬送する搬送方向に沿って異極が着磁された磁石と、前記磁石の外周面であって、前記情報記録媒体を搬送する搬送路に対向する面に取り付けられたヨークと、長手方向が前記搬送方向と略垂直な方向になるように、前記ヨークに形成されたスリットと、を有し、前記スリットの端部のうち少なくとも一方の端部が閉じられているとともに、前記ヨークは、前記搬送方向において前記磁石よりも長く延設されている、ことを特徴とする媒体処理装置。
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