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JP2005129183A - 記録媒体、記録媒体の判別方法及びカードリーダ - Google Patents

記録媒体、記録媒体の判別方法及びカードリーダ Download PDF

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JP2005129183A JP2003366001A JP2003366001A JP2005129183A JP 2005129183 A JP2005129183 A JP 2005129183A JP 2003366001 A JP2003366001 A JP 2003366001A JP 2003366001 A JP2003366001 A JP 2003366001A JP 2005129183 A JP2005129183 A JP 2005129183A
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Kenji Hirasawa
賢司 平沢
Kazunori Takahashi
一徳 高橋
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】 特殊な工程を必要とすることなく製造できると共に偽造し難く、しかもカードリーダー等の判別手段の小型化・低コスト化を図れる記録媒体を提供する。
【解決手段】 基材2上に、磁気情報が記録される記録部と、低抗磁力の磁性粒子7がランダムに分布されているセキュリティー部6とを少なくとも備えたことにより、上記課題を解決した。セキュリティー部6には、大きさや形状の異なる低抗磁力の磁性粒子7が分布されていることが好ましい。また、基材2上に、高抗磁力の磁気記録層3を備え、磁気記録層3にセキュリティー部6が形成されていることが好ましい。
【選択図】 図1



Description

本発明は、記録媒体、記録媒体の判別方法及びカードリーダに関するものである。
クレジットカード、キャッシュカード、プリペイカードなどの磁気カード等の記録媒体は、生活に欠かせないものとなってきており、記録媒体のセキュリティの確保、すなわち、偽造・改ざん等を防止するために様々な試みがなされている(例えば、特許文献1、2、3参照。)。
特許文献1には、ランダムに分布する金属ファイバが埋設された基材と、基材上に設けられ、金属薄膜層の存在する部分と存在しない部分とを混在させた混在領域とを有するカードが記載されている。このカードは、ランダムに分布する金属ファイバと混在領域とからカード固有の識別データが得られるため、混在領域をマイクロ波センサでスキャンして、マイクロ波センサからの信号をデータとしてカードの磁気トラックに書き込んで発行できる。この発行されたカードを使用するときには、混在領域がマイクロ波センサでスキャンされて、このマイクロ波センサからの信号に基づくデータと磁気トラックに書き込まれたデータとが比較されて、カードが真正のものか不正のものか判別される。
特許文献2には、磁性ポリマー混入層を設けたカード(被検出物)が記載されている。磁性ポリマー混入層は、磁性ポリマー素子を紙又は合成樹脂製の基材にランダムに多数分布させたものであり、磁性ポリマー素子の分布状態がカード毎に異なったものとなる。このため、カードの走査領域をMR素子でスキャンして、MR素子で読み出された信号をデータとしてカードのコード表示部に書き込み、カードを発行する。この発行されたカードを使用するときには、走査領域がMR素子でスキャンされて、このMR素子で読み出された信号に基づくデータと磁気トラックに書き込まれたデータとが比較されて、カードが真正のものか不正のものか判別される。
特許文献3では、金属片や金属粉等の他物質がランダムに混入された中間材を設けたカード(被検出物)が記載されている。中間材は、金属片や金属粉等の他物質をランダムに分布させたものであり、他物質の分布状態がカード毎に異なったものとなる。このため、カードに透過式光センサの光を照射すると共に、カードを透過した光をフォトトランジスタで受光すると、光は他物質を透過しないので、カード毎に異なる固有のデータが得られる。このデータを、カードの磁気ストライプに磁気信号として書き込み、カードを発行する。この発行されたカードを使用するときには、カードを発行したときと同様にカードに透過式光センサの光を照射すると共に、カードを透過した光をフォトトランジスタで受光し、このフォトトランジスタからの信号に基づくデータと磁気トラックに書き込まれたデータとが比較されて、カードが真正のものか不正のものか判別される。
特許第3221626号公報 特許第2821367号公報 特開平6−179296号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載されているカードは、カードが真正のものか不正のものかを判別するのにマイクロ波を用いるために、マイクロ波束を計測するときに外部ノイズの影響を受けやすい。また、マイクロ波を発振するため、ノイズ源になることも考えられる。さらに、マイクロ波の発信器及び受信器は一般に大型でありコストも高い。また、混在領域は、熱溶融型塗膜層を基材上に設けて金属薄膜層の一部を加熱により溶融させて形成されるため、カードコストが非常に高くなる。
また、前記特許文献2に記載されているカードは、高価な磁性ポリマー素子を用いると共に、その磁性ポリマー素子を製造する工程、すなわち、高分子材料からなる繊維状の素子本体に磁性金属粉を含ませた磁性ポリマー素子を製造する工程が必要になるので、カードコストが非常に高くなると共に、製造工程が複雑になる。
また、前記特許文献3に記載されているカードは、カードが真正のものか不正のものかを判別するのに一般的な透過式光センサを用いるため、偽造を試みる者が金属等の多物質の配列を本物と同じようにすることで、比較的容易に偽造されてしまう可能性がある。
本発明は、前述した問題を解決するためになされたものであって、本発明の第1の目的は、特殊な工程を必要とすることなく製造できると共に偽造し難く、しかもカードリーダー等の判別手段の小型化・低コスト化を図れる記録媒体を提供することにある。本発明の第2の目的は、記録媒体が真正のものか不正のものかを判別できる記録媒体の判別方法を提供することにある。本発明の第3の目的は、小型化・低コスト化を図れるカードリーダを提供することにある。
前記第1の目的を達成する本発明の記録媒体は、基材上に、情報が記録される記録部と、低抗磁力の磁性粒子がランダムに分布されているセキュリティー部とを少なくとも備えたことを特徴とする。
この発明によれば、セキュリティー部は、低抗磁力の磁性粒子がランダムに分布されているので、記録媒体毎に異なったものとなる。このため、その記録媒体毎に異なる固有データを、例えば、カードリーダ等を用いて記録部に予め記録させておけば、本発明の記録媒体を使用するとき、例えばカードリーダ等で読み出したデータと予め記録させたデータとを比較することにより、記録媒体が真正か不正かを例えばカードリーダ等によって容易に判別できる。
また、低抗磁力の磁性粒子は安価であるので、本発明の記録媒体のコストを抑えられる。また、低抗磁力の磁性粒子を検出する検知手段としては、外部ノイズの影響を受け難く、小型でコストも安い抗磁力センサ等を用いることができる。また、本発明の記録媒体は、低抗磁力の磁性粒子を用いているため、検知手段としては抗磁力センサ等に限られるので、他の手段で偽造や改ざんをすることが略不可能なものである。
本発明の記録媒体において、(a)前記低抗磁力の磁性粒子が、大きさや形状の異なる磁性粒子であること、(b)前記基材上に、高抗磁力の磁気記録層を備え、該磁気記録層に前記セキュリティー部が形成されていること、(c)前記セキュリティー部が、非磁性材料に前記低抗磁力の磁性粒子が混入されてなること、が好ましい。
前記第2の目的を達成する本発明の記録媒体の判別方法は、前記の記録媒体のセキュリティー部を、低抗磁力を検知する低抗磁力検知手段で走査して記録媒体固有のデータを作成し、このデータを該記録媒体の記録部に記録して固有のデータが記録された記録媒体を発行し、記録媒体を使用するとき、該記録媒体のセキュリティー部を低抗磁力検知手段により走査して記録媒体固有のデータを作成し、この使用時のデータと記録部に記録されている発行前の固有のデータとを比較して記録媒体が真正か不正かを判別することを特徴とする。
この発明によれば、記録媒体毎に異なる記録媒体固有のデータを記録部に記録させて記録媒体を発行し、この記録媒体を使用するときに、使用時のデータと発行前のデータとを比較して記録媒体が真正か不正かを判別する。従って、前記本発明の記録媒体が真正か不正かを容易に判別できる。
前記第3の目的を達成する本発明のカードリーダは、前述した本発明の記録媒体のセキュリティー部を走査してランダムに分布されている低抗磁力の磁性粒子を検知する低抗磁力検知手段と、検知された信号をコード化して記録媒体固有のデータとする変換手段と、コード化されたデータを前記記録媒体の記録部に記録するか、またはその記録部に記録されたデータを読み取る記録・読取手段と、該記録・読取手段により読み取ったデータ及び前記変換手段によりコード化されたデータを比較して記録媒体が真正か不正かを判別する判別手段とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、本発明の記録媒体毎に異なる低抗磁力の磁性粒子の分布状態が低抗磁力検知手段により検知され、この検知値に基づいて記録媒体固有のデータが記録・読取手段により記録部に記録される。また、記録・読取手段により記録部に記録されたデータを読み取り、この読み取った発行前の固有のデータと低抗磁力検知手段により検知した値に基づいた使用時のデータとが判別手段により比較されて記録媒体が真正か不正かが判別される。このように、本発明のカードリーダは、低抗磁力検知手段を備えて記録媒体固有のデータを検出するので、小型化及び低コスト化を図れることになる。
以上説明したように、本発明の記録媒体によれば、低抗磁力の磁性粒子の分布状態が記録媒体毎に異なったものとなるので、カードリーダ等により予め記録させた発行前のデータと使用時に読み出したデータとを比較することにより、記録媒体が真正か不正かが容易に判別される。また、低抗磁力の磁性粒子を用いているため、記録媒体のコストを抑えられると共に、小型で安価な抗磁力センサ等の検知手段を用いることができ、かつ、極めて高いセキュリティが確保できる。
本発明の記録媒体の判別方法によれば、本発明の記録媒体が真正のものか不正のものかを容易に判別できる。また、本発明のカードリーダによれば、小型化及び低コスト化を図れる。
以下、本発明の記録媒体、記録媒体の判別方法及びカードリーダを添付図面に基づいて詳述する。
(記録媒体)
図1及び図2は、本発明の記録媒体の例が示されている図である。図1及び図2に示すように、本発明の記録媒体1は、基材2上に、情報が記録される記録部(図3参照)5と、低抗磁力の磁性粒子(以下、「低抗磁力粒子」という。)7がランダムに分布されているセキュリティー部6とを少なくとも備えたものである。
基材2は、一般の磁気記録媒体に使用されている材料からなり、その材料としては、用途に応じて異なるが、例えば、ポリエステル樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、イミド系樹脂、エンジニアリング樹脂、スチレン系樹脂等が挙げられる。これらの材料を例えばフィルム状またはシート状に成形することにより、図3に示すように、略矩形状の基材2が得られる。基材2は、単層であってもよいし、複数の層からなるものであってもよい。基材2は、例えば、記録媒体1がカードとして使用できる剛性を少なくとも有する厚さに形成されている。
基材2の一方の表面上には、図1乃至図3に示すように、その表面全体を覆うように磁気記録層3が設けられていると共に、他方の表面上には、その表面全体を覆うように任意の文字、図形、模様等を印刷した印刷層4が設けられている。
磁気記録層3の抗磁力は、記録したデータの保護の観点やJIS・ISO等の規格から2500〜4200(Oe)の高抗磁力、例えば、2750(Oe)であることが好ましい。磁気記録層3の抗磁力については、クレジット機能、キャッシュ機能などの機能によって、JISやISOで抗磁力等が規格されている。このため、磁気記録層3の磁性材料は規格に適合する磁性材料が適宜選択される。
磁気記録層3は、例えば、選択された磁性材料を樹脂バインダーと共に溶剤に添加し混練して磁気塗料を得て、さらにその磁気塗料をコーティング法等によって塗布乾燥して形成されたり、印刷等により形成されたりする。
磁性材料としては、例えば、Fe系、Fe、Fe、Fe−Cr、Fe−Co、Co−Cr、Co−Ni、Baフェライト、Srフェライトなどの金属あるいは合金、又はその酸化物等の磁性微粒子が挙げられる。これらの磁性材料は、単独又は適宜組合わせたりして、得られる磁気記録層3の抗磁力が、例えば、2750(Oe)に調整される。
樹脂バインダーとしては、磁気記録層の形成用材料として用いられているものであればどのようなものでもよく、例えば、ブチラール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース樹脂、アクリル樹脂、スチレン−マレイン酸共重合体樹脂等が挙げられる。磁気記録層3の厚さは、一般に知られている磁気記録媒体に設けられている磁気記録層の膜厚と略同じ厚さである。
記録部5は、コード化された媒体固有のデータ(情報)を記録するものである。記録部5は、例えば、磁気記録層3の一部であって略矩形状の基材2(記録媒体1)の長手方向に(長辺に対して平行に)延びる略矩形細長状に形成された磁気トラックであり、例えば後述する磁気ヘッドによりデータの記録(書き込み)又は読み取りが行われる箇所である。なお、記録部5は、磁気トラックに限定されるものではなく、例えば、印字ヘッドを用いて光学的にデータの読み取り可能な標識及びコード(バーコードや二次元バーコード、OCR文字等)であってもよいし、コードが記録されて、暗号コードにしたがって順番にスタンプされるホログラムであってもよい。また、記録部5の代わりに、カードリーダ等が電気的に接続されているホストコンピュータ等のメモリを用いてもよい。
セキュリティー部6は、基材2上の記録部5とは異なる箇所に形成されている層状のものである。このセキュリティー部6は、例えば、記録部5に対して平行に延びる略細長の矩形状に形成されている。
セキュリティー部6は、磁気記録層3の一部に形成されてもよいし、磁気記録層3の上層に形成されてもよい。また、セキュリティー部は、磁気記録層が基材2上の一部に形成されている場合には、基材2上の磁気記録層とは異なる箇所に形成してもよい。
セキュリティー部6は、記録媒体1毎に異なったものとなるように、低抗磁力粒子7が例えば高抗磁力の中又は非磁性材の中にランダムに分布されて形成されている。なお、本発明における低抗磁力とは、抗磁力が1000(Oe)以下であることをいう。
低抗磁力粒子7は、粒子の大きさ・形状が略同じものであってもよいが、記録媒体1毎により確実に異なったものとなるように、粒子の大きさ・形状が異なる粒子であることが好ましい。また、低抗磁力粒子7は、粒子の大きさ・形状が略同じものと粒子の形状・大きさが異なるものとが混在するものでもよい。
セキュリティー部6は、低抗磁力粒子7がランダム状に分布されていればどのように形成してもよく、例えば、磁気記録層3を形成する際に、磁気記録層3を形成する磁気塗料全体に低抗磁力粒子7を混入して形成してもよいし、また、磁気記録層3を形成する磁気塗料のセキュリティー部6を含む一部に低抗磁力粒子7を混入して形成してもよい。
セキュリティー部6を磁気記録層3の上層に形成する場合には、図2に示すように、セキュリティー部6を低抗磁力層8として形成する。
低抗磁力層8は、例えば、低抗磁力粒子を検知する低抗磁力検知手段として抗磁力センサ21を用いて走査(スキャン)したとき、抗磁力センサ21からの出力信号が記録媒体1固有のアナログ波形になるならばどのように形成してもよい。低抗磁力層8は、例えば、前記の低抗磁力粒子7と同じ低抗磁力粒子を非磁性樹脂バインダーと共に溶剤に添加し混練(混入)して得た磁気塗料をコーティング法等によって塗布乾燥して形成されたり、印刷等により形成されたりする。
なお、セキュリティー部6は、低抗磁力粒子7がランダムに分布されて形成されているが、低抗磁力粒子7を規則正しく分布して形成してもよく、この場合、低抗磁力粒子7として、粒子の大きさ・形状が異なるものを用いるようにする。
磁気記録層3上(磁気記録層3上に低抗磁力層8が形成されている場合には、低抗磁力層8上又は低抗磁力層8及び磁気記録層3上)には、保護層(図示せず)が形成されている。
保護層は、磁気記録層3(低抗磁力層8等)を保護するものであり、例えば、アクリル系、エポキシ系、ポリエステル系の紫外線硬化型樹脂や電子線硬化型樹脂等を用いて形成できる。なお、保護層を形成する際に、保護層を形成する表面が凹凸になっている場合には、表面が略平面状になるように保護層を形成することが好ましい。
また、保護層上には、必要に応じて任意の文字、図形、模様等を印刷した印刷層(図示せず)を設けてもよい。
このように、本発明の記録媒体1は、図1及び図2に示すように、低抗磁力粒子7がランダムに分布されたセキュリティー部6を備えるので、低抗磁力粒子7の分布状態が記録媒体1毎に異なったものとなる。このとき、低抗磁力粒子7が粒子の大きさ・形状が異なるものであると、より一層低抗磁力粒子7の分布状態が記録媒体1毎に異なったものとなる。このため、記録媒体1が真正か不正かを例えばカードリーダ等によって容易にしかも確実に判別できる。
例えば、低抗磁力粒子を検出する低抗磁力検知手段として抗磁力センサ21を用いてセキュリティー部6を走査(スキャン)すると、抗磁力センサ21からの出力信号は、図4に示すように、振幅幅及び振幅範囲が異なる記録媒体1固有のアナログ波形になる。すなわち、本発明において低抗磁力粒子7がランダムに分布されているとは、例えば抗磁力センサ21を用いてセキュリティー部6を走査(スキャン)したときの抗磁力センサ21からの出力信号のアナログ波形の振幅幅及び振幅範囲が記録媒体1毎に異なることをいう。
抗磁力センサ21からの記録媒体毎1に異なる固有データ(アナログ波形)を、例えば、サンプリング00、01、02、03・・・して、コード化して記録部5に予め記録させておけば、記録媒体1を使用するとき、使用時に読み取ったデータと記録させたデータとを比較することにより、記録媒体1が真正か不正かを判別できる。
また、本発明の記録媒体1は、セキュリティー部6を磁気記録層3を利用して形成するか又は磁気記録層3の上層に低抗磁力層8として形成するので、基材2は既存のものをそのまま使用することができる。このように、本発明の記録媒体1は、カード基材(原反)を変更することなく、印刷等によってセキュリティー部6を形成することで製造することができるので、コストを抑えられる。
(記録媒体の判別方法及びカードリーダ)
次に、本発明の記録媒体について、本発明のカードリーダを用いて新規カードの発行、及びカード使用時のカードの判別方法について説明する。なお、本発明の記録媒体として磁気記録層3を有するカード1を用いた場合について説明する。
図5は本発明のカードリーダの一例を示す構成図である。
図5に示すように、本発明のカードリーダ20は、カード1のセキュリティー部6を走査してカード固有の低抗磁力粒子7の分布状態を検知する低抗磁力検知手段(抗磁力センサ21)と、検知された信号をコード化してカード固有のデータとする変換手段22と、コード化されたデータをカードの記録部5に記録する(書き込む)か、またはその記録部5に記録されたデータを読み取る記録・読取手段(磁気ヘッド23)と、磁気ヘッド23により読み取ったデータと変換手段22によりコード化されたデータとを比較してカード1が真正か不正かを判別する判別手段24とを備えたものである。
カードリーダ20の本体31には、カード搬送路32に通じるカード挿入口33が設けられている。カード挿入口33は、カード1をその長手方向にのみ挿入するように形成されており、このカード挿入口33から挿入されたカード1がカード搬送路32内を移動するようになっている。
カード搬送路32上にはカード搬送手段25が設けられている。カード搬送手段25は、カード挿入口33から挿入されたカード1をカード搬送路32内の奥へ(フォワード方向へ)と搬送するか、又はカード1をフォワード方向とは反対方向(バックワード方向)へ搬送するものである。
カード搬送手段25は、一般にカードリーダに用いられているカード搬送手段が用いられ、例えば、一対の第1ローラ35、36と一対の第2ローラ37、38とを少なくとも備える。
一対の第1ローラ35、36は、カード挿入口33の近傍のカード搬送路32上に設けられている。第1ローラ35、36の両方又は一方、例えば下方の第1ローラ35は正逆回転可能な第1駆動ローラであり、残り(上方)の第1ローラ36は駆動力を持たない第1ガイドローラである。これら第1駆動ローラ35及び第1ガイドローラ36は、カード挿入口33から挿入されたカード1等を第1駆動ローラ35と第1受動ローラ36とで挟持しつつ第1駆動ローラ35の回転駆動によりカード1をフォワード方向又はバックワード方向に搬送するように構成されている。
一対の第2ローラ37、38は、一対の第1ローラ35、36により搬送されたカード1を搬送し得るカード搬送路32上に配置されている。一対の第1ローラ35、36と同様に、両方又は一方、例えば下方の第2ローラ37は正逆回転可能な第2駆動ローラであり、残り(上方)の第2ローラ38は駆動力を持たない第2ガイドローラである。これら第2駆動ローラ37及び第2ガイドローラ386は、カード1を第2駆動ローラ37と第2受動ローラ38とで挟持しつつ第2駆動ローラ37の回転駆動によりカード1をカード搬送路32のさらに奥(本体31内)へと又は第1ローラ35、36側へと搬送するように構成されている。
第1ローラ35、36と第2ローラ37、38との間のカード搬送路32上には、記録・読取手段である磁気ヘッド23及び低抗磁力検知手段である抗磁力センサ21が設けられている。
記録・読取手段は、磁気ヘッド23に限定されず、カード1の記録部5にデータを記録したり(書き込んだり)、記録部5に記録されたデータを読み取ったりすることができるものであれば他の手段を用いてもよい。
磁気ヘッド23は、一般にカードリーダ等に用いられている磁気ヘッドと同じものが用いられる。磁気ヘッド23は、例えば、第1ガイドローラ36及び第2ガイドローラ38側のカード搬送路32上であって、搬送されるカード1の記録部5に対向する位置に設けられている。また、磁気ヘッド23と対向するカード搬送路32には、第3ガイドローラ41が設けられており、搬送されるカード1の記録部5上の表面に磁気ヘッド23が接触して(磁気ヘッド23が記録部5を走査して)、磁気ヘッド23によりデータの記録部5への書き込み又は記録部5からのデータの読み取りを行えるようになっている。
抗磁力センサ21は、例えば、透磁率の大きさに応じて変化する電圧を測定するセンサである。抗磁力センサ21としては、具体的には例えば、図8に示すように、空隙部81を隔てて配置された2つの主磁極82、82に励磁コイル83、83と検出コイル84を巻回すると共に、一方の主磁極(第1主磁極)82の両端部に、他方の主磁極(第2主磁極)82と反対方向に延びる補助コア部85、85をそれぞれ設けて磁気センサ部86を構成するもの等が挙げられる。
2つの主磁極82、82の一端部が連結部87を介して連結されて、2つの主磁極82、82と連結部87とでほぼコ字状に形成されている。
励磁コイル83、83は、第1主磁極82と第2主磁極82とに互いに反対周りにそれぞれ個別に巻回されている。これら励磁コイル83、83には、交流電源(図示せず)が接続されており、交流電流が励磁コイル83、83にそれぞれ流れると、各主磁極82、82を通る磁束が互いに逆向きになって全体として閉ループの磁束Φ1が発生するようになっている。なお、励磁コイルは、第1主磁極82と第2主磁極82とにそれぞれ個別に2つ設けたが、これらコイルを直列に接続して1つのコイルとしてもよく、また、磁束Φ1が発生するならばどちらか一方の励磁コイルのみを設けるようにしてもよい。
検出コイル84は、第1主磁極82と第2主磁極82とに互いに反対周りに巻回されると共に直列接続されて、つまり作動直列接続されて形成されている。検出コイル84には、出力電圧を測定する電圧測定器(図示せず)が接続されている。
第1主磁極82と第2主磁極82とは、カード搬送路32に対してほぼ平行に配置されていると共に、各主磁極82を通る磁束が等しくなるように形成されている。
補助コア部85、85は、磁気センサ部86を構成するものであり、補助コア部85、85の先端部がカード1のセキュリティ部6に接触又は近接することで、第1主磁極82から各補助コア部85、85を通ってセキュリティ部6に向けて漏れる磁束Φ2が発生するように形成されている。磁束Φ2の漏れ具合はセキュリティ部6の透磁率によって変化するので、透磁率の大きさに応じて検出コイル84の出力が変化する。セキュリティ部6の透磁率と磁気ストライプ6の抗磁力の大きさとの間には一定の関係があるので、予め抗磁力の大きさに対応する検出コイル84の出力値を確認しておくことで、検出コイル84の出力に基づいてセキュリティ部6の抗磁力を測定できる。
主磁極82、82及び補助コア部85、85は高透磁率磁性材料により一体的に形成されている。なお、主磁極82、82及び補助コア部85、85の形状は、磁気センサ部86(補助コア部85、85の先端部)におけるカード1のセキュリティ部6の有無の検出電圧差から透磁率が測定できるならば、どのように構成してもよい。
抗磁力センサ21は、どこに配置してもよいが、スペース等を考慮すると、磁気ヘッド23と第2ガイドローラ38との間の磁気ヘッド23側のカード搬送路32上であって、搬送されるカード1のセキュリティー部6に対応する位置に設けられている。また、抗磁力センサ21と対向するカード搬送路32には、第4ガイドローラ42が設けられており、搬送されるカード1のセキュリティー部6上の表面に抗磁力センサ21が接触して(抗磁力センサ21がセキュリティー部6を走査して)、抗磁力センサ21により低抗磁力が検出されるようになっている。
低抗磁力検知手段として抗磁力センサ21を用いたが、カード1のセキュリティー部6の低抗磁力を検出できれば、他の手段、例えば、ICチップ検知センサ等を用いてもよい。なお、抗磁力センサ21を磁気ヘッド23より第1ガイドローラ36側に設けてもよい。
抗磁力センサ21には、変換手段である変換回路22が電気的に接続されている。変換回路22は、抗磁力センサ21からの電気信号をA/D変換してディジタル信号に変換してコード化するA/D変換回路である。このときのコード化は、どのように行ってもよいが、例えば、本発明のカード1のセキュリティー部6を抗磁力センサ21を用いて走査(スキャン)すると、抗磁力センサ21からの出力信号は、図4に示すように、記録媒体1固有のアナログ波形になる。このカード1毎に異なる固有データを、例えば、サンプリング00、01、02、03・・・して、コード化してもよい。
変換回路22には、判別手段である判別回路24が電気的に接続されていると共に、読み取り・書き込み回路(R/W回路)26が電気的に接続されている。
読み取り・書き込み回路26は、磁気ヘッド23に電気的に接続されていると共に判別回路24に電気的に接続されている。
読み取り・書き込み回路26は、変換回路22からのコード化された信号を磁気ヘッド23を介してカード1の記録部5にカード固有のデータとして書き込む(記録する)機能を有する。また、読み取り・書き込み回路26は、カード1の記録部5に書き込まれたカード固有のデータを読み取り、判別回路24に出力する機能を有するものである。
判別回路24は、変換回路22からの信号と読み取り・書き込み回路26からの信号とを比較してカード1が真正か不正かを判別するものである。
(新規カードの発行)
次に、このカードリーダ20を用いて新規カードを発行する場合について図6を用いて説明する。
図6(b)に示すように、カード固有のデータが記録部5に書き込まれていない新規のカード1をカード挿入口33から本体31内に挿入する(ステップ51)。挿入されたカード1は、図6(c)に示すように、一対の第1ローラ35、36によってカード搬送路32内(フォワード方向)に搬送され、一対の第2ローラ37、38間に送られる。このとき、カード1のセキュリティー部6上の表面に抗磁力センサ21が接触又は近接する。これにより、抗磁力センサ21によってセキュリティー部6が走査され、セキュリティー部6の低抗磁力が検出される(ステップ52)。この検出信号(図4に示すカード1固有のアナログ波形や図5中のAに示すアナログ波形等の信号)が、変換回路22によりA/D変換されて(ステップ53)、コード化されたデータ(信号)となり、読み取り・書き込み回路26に出力される(ステップ54)。
一対の第2ローラ37、38間に送られたカード1は、図6(d)に示すように、一対の第2ローラ37、38によりカード挿入口33方向(バックワード方向)に搬送される(戻される)。このとき、カード1の記録部5上の表面に磁気ヘッド23が接触又は近接し、前記のコード化されたデータがカード固有のデータとして記録部5に書き込まれる(ステップ55)。
カード固有のデータが書き込まれたカード1は、図6(e)に示すように、カード挿入口33から排出される(ステップ56)。
なお、記録部5には、カード固有のデータの他に他のデータを書き込んでもよい。また、記録部5に予め記録させるカード固有のデータは、そのままでもよいが、特定のルールに従って暗号化し、この暗号化されたデータを記録部5に予め記録させてもよい。このようにすれば、さらに一層偽造や改ざんが困難となる。
(カード使用時)
次に、カードを使用する場合について図7を用いて説明する。
図7(b)に示すように、カード1をカード挿入口33から本体31内に挿入する(ステップ61)。挿入されたカード1は、図7(c)に示すように、一対の第1ローラ35、36によってカード搬送路32内へ(フォワード方向へ)と搬送され、一対の第2ローラ37、38間に送られる。このとき、カード1の記録部5に磁気ヘッド23が接触又は近接すると共に、カード1のセキュリティー部6に抗磁力センサ21が接触又は近接する。
これにより、磁気ヘッド23によって記録部5が走査されて、記録部5に書き込まれている(記録されている)カード固有のデータが読み取られる(ステップ62)。このデータ(信号)が読み取り・書き込み回路26を介して判別回路24に出力される(ステップ63)。
他方、抗磁力センサ21によってセキュリティー部6が走査され、セキュリティー部6の低抗磁力が検出される(ステップ64)。この検出信号が、変換回路22によりA/D変換されて(ステップ65)、コード化された後、判別回路24に出力される(ステップ66)。
判別回路24は、変換回路22からの信号と読み取り・書き込み回路26からの信号とを比較・照合して、カードが真正か不正かを判別する。すなわち、この判別回路24は、変換回路22からのデータ(信号)と、読み取り・書き込み回路26からのデータ(信号)とに相関関係があるかを調べ、相関関係がある場合には、カード1が真正であると判別すると共に、相関関係がない場合にはカード1が不正であると判別する(ステップ67)。
判別回路24によってカード1が真正であると判別されると、カード1は、そのカードの通常の取引処理が行われる(ステップ68)。他方、判別回路24によってカード1が不正であると判別されると、カード1を今後つかえなくするカード廃札処理、例えば、カード1にパンチ孔をあける等の処理が行われる(ステップ69)。カード廃札処理されたカードは、図7(d)に示すように、一対の第2ローラ37、38によりカード挿入口33方向(バックワード方向)に搬送され、図7(e)に示すように、カード挿入口33から排出される(ステップ70)。
このように、カード1の判別は、セキュリティー部6に低抗磁力粒子7が分布されているため、カード1毎に異なる固有のデータを記録部5に記録させてカード1を発行し、このカード1を使用するときに、使用時のデータと発行前のデータとを比較してカード1が真正か不正かを判別するという方法によって行われるので、本発明の記録媒体(カード)1の真正か不正かを容易に判別できる。
なお、カードリーダ20を用いて新規カードを発行する場合、カード1固有のコード化されたデータを記録部5に書き込んだ後、カード挿入口33からカード1を排出するが、記録部5に書き込んだデータが正しいものかどうを確認してもよい。具体的には例えば、カード1固有のコード化されたデータを記録部5に書き込んだ後、前記カード1を使用する場合の一連の動作、すなわち、抗磁力センサ21からのデータと記録部5に書き込まれたデータと比較して、記録部5に書き込んだデータが正しいものかどうかを確認し得る動作を行うようにしてもよい。
また、本発明のカードリーダ20は、低抗磁力検知手段、例えば抗磁力センサ21を用いて、カード(記録媒体)1毎に異なる固有の信号を検出するため、小型化を図れると共に低コスト化を図れる。
本発明の記録媒体の一例を示す図である。 本発明の記録媒体の他の例を示す図である。 本発明の記録媒体のセキュリティー部を抗磁力センサにより走査させる状態を示す概略斜視図である。 抗磁力センサからの出力信号の一例を示す図である。 本発明のカードリーダの一例を示す構成図である。 本発明のカードリーダを用いて本発明の記録媒体を発行する際の処理を示す図であり、(a)はフローチャート図、(b)、(c)、(d)及び(e)はカードの状態を示す図である。 本発明のカードリーダを用いて本発明の記録媒体の真贋を判別する際の処理を示す図であり、(a)はフローチャート図、(b)、(c)、(d)及び(e)はカードの状態を示す図である。 抗磁力センサの一例を示す概略構成図である。
符号の説明
1 記録媒体(カード)
2 基材
3 磁気記録層
4 印刷層
5 記録部
6 セキュリティー部
7 低抗磁力粒子(低抗磁力の磁性粒子)
8 低抗磁力層
20 カードリーダ
21 抗磁力センサ
22 変換回路(変換手段)
23 磁気ヘッド
24 判別回路(判別手段)
25 カード搬送手段

Claims (6)

  1. 基材上に、情報が記録される記録部と、低抗磁力の磁性粒子がランダムに分布されているセキュリティー部とを少なくとも備えたことを特徴とする記録媒体。
  2. 前記低抗磁力の磁性粒子が、大きさや形状の異なる磁性粒子であることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  3. 前記基材上に、高抗磁力の磁気記録層を備え、該磁気記録層に前記セキュリティー部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録媒体。
  4. 前記セキュリティー部が、非磁性材料に前記低抗磁力の磁性粒子が混入されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録媒体。
  5. 前記請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録媒体のセキュリティー部を、低抗磁力を検知する低抗磁力検知手段で走査して記録媒体固有のデータを作成し、このデータを該記録媒体の記録部に記録して固有のデータが記録された記録媒体を発行し、記録媒体を使用するとき、該記録媒体のセキュリティー部を低抗磁力検知手段により走査して記録媒体固有のデータを作成し、この使用時のデータと記録部に記録されている発行前の固有のデータとを比較して記録媒体が真正か不正かを判別することを特徴とする記録媒体の判別方法。
  6. 前記請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録媒体のセキュリティー部を走査してランダムに分布されている低抗磁力の磁性粒子を検知する低抗磁力検知手段と、検知された信号をコード化して記録媒体固有のデータとする変換手段と、コード化されたデータを前記記録媒体の記録部に記録するか、またはその記録部に記録されたデータを読み取る記録・読取手段と、該記録・読取手段により読み取ったデータ及び前記変換手段によりコード化されたデータを比較して記録媒体が真正か不正かを判別する判別手段と、を備えたことを特徴とするカードリーダ。
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