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JP2011112030A - ガス供給装置および排ガス発電システム - Google Patents

ガス供給装置および排ガス発電システム Download PDF

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JP2011112030A JP2009271661A JP2009271661A JP2011112030A JP 2011112030 A JP2011112030 A JP 2011112030A JP 2009271661 A JP2009271661 A JP 2009271661A JP 2009271661 A JP2009271661 A JP 2009271661A JP 2011112030 A JP2011112030 A JP 2011112030A
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Tsutomu Oki
力 大木
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NTN Corp
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Abstract

【課題】熱処理炉内の圧力低下を抑制することが可能なガス供給装置および排ガス発電システムを提供する。
【解決手段】ガス供給装置4は、熱処理炉2と発電装置3とを接続する第1の流路11と、第1の流路11に配置され、第1の流路11を流れる排ガスの圧力を制御する圧力制御弁21と、熱処理炉2内の圧力を測定する炉内圧力計51とを備えている。そして、圧力制御弁21は、炉内圧力計51により測定された熱処理炉2内の圧力が予め決定された値を下回った場合に第1の流路11内の排ガスの圧力を上昇させるように排ガスの圧力を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明はガス供給装置および排ガス発電システムに関し、より特定的には、熱処理炉から排出される排ガスを発電装置に供給するガス供給装置、および当該ガス供給装置を備えた排ガス発電システムに関するものである。
熱処理炉においては、被処理物を加熱するための雰囲気として可燃性のガスが用いられる場合がある。たとえば鋼からなる被処理物をオーステナイト化温度以上の温度域において加熱する浸炭処理、浸炭窒化処理、焼入硬化処理などの熱処理においては、雰囲気ガスとして炭化水素ガスを原料とする吸熱型変成ガスが一般に用いられる。この吸熱型変成ガスを雰囲気ガスとして用いることにより、ブードア反応によって被処理物の表面における炭素量を制御することができる。
一般に、吸熱型変成ガスは高温(例えば1050℃程度)でNi触媒の存在下において炭化水素ガスと空気とを混合させることにより、発生させることができる。原料として通常用いられている炭化水素ガスは、CH(メタン)、C(プロパン)、C10(ブタン)、あるいはこれらの混合ガスである。たとえば、原料ガスとしてCを用いた場合、CO(一酸化炭素)の体積分率が23.7%、H(水素)の体積分率が31.6%、N(窒素)の体積分率が44.6%の吸熱型変成ガスが得られる(たとえば、非特許文献1参照)。この吸熱型変成ガスを構成するCOおよびHは、可燃性を有している。
そして、一般的な熱処理においては、熱処理炉内の圧力を正圧(ゲージ圧で50〜200Pa程度)に保つ目的で、被処理物との反応に実際に寄与する量よりも大幅に多い量の吸熱型変成ガスが熱処理炉内に供給される。その結果、吸熱型変成ガスはその組成を大きく変えることなく熱処理炉から排気ガスとして排気される。ここで、上述のようにCOおよびHは可燃性ガスであるため、なんら処理することなく大気中に排出されると高温で大気中の酸素と混合し、爆発等が発生するおそれがある。また、COは毒性を有するため、そのまま大気中に排出することは好ましくない。そのため、熱処理炉の排気口付近にはバーナが設けられ、吸熱型変成ガスに含まれるCOおよびHは当該バーナにより着火され、それぞれCO(二酸化炭素)およびHO(水)に変換されて大気中に放出される。
ところで、COの燃焼熱は283kJ/mol、Hの燃焼熱は286kJ/molである。すなわち、上述のようなCOおよびHのCOおよびHOへの変換においては、大きなエネルギーが発生している。これに対し、熱処理炉の排気口の下流側に発電装置としてガス圧縮機とタービンエンジンとを設け、排ガス中の可燃性ガスを燃料として利用する発電システムが検討されている。また、このような発電システムにおいて、発電装置の駆動が停止またはこれらの運転状況が変更され、発電装置への排ガスの供給速度(単位時間あたりの供給量)が低下した場合でも、熱処理炉の運転を継続可能な構造が提案されている。(たとえば、特許文献1参照)。
特開2008−57508号公報
原泰三、熱処理炉の設計と実際、改訂第2版、新日本鋳鍛造出版会、2005年、p.120
本発明者は、上述のような排ガス中の可燃性ガスを燃料として利用する排ガス発電システムを実用化するにあたり、詳細な検討を行なった。その結果、排ガス発電システムを実用化するためには、以下のような課題の解決が必要であることを見出した。
すなわち、熱処理炉から排出されるガスを利用して発電するにあたり、当該発電が熱処理炉の運転の安定性に影響を与えることを回避する必要がある。上述のように、ガス圧縮機やタービンエンジンの駆動が停止またはこれらの運転状況が変更され、発電装置への排ガスの供給速度が低下した場合でも、特許文献1に記載の構造を採用することにより、熱処理炉の運転を継続することができる。しかしながら、本発明者による検討によれば、発電装置への排ガスの供給速度が低下しない場合でも、熱処理炉の運転継続が困難になる場合があることが明らかとなった。
上述のように、熱処理炉内の圧力は、大気圧よりもやや高い圧力に保たれている。これは、高温の可燃性ガスが存在する熱処理炉内に外部から酸素が侵入することによる爆発等の発生を回避することを目的としている。しかし、発電装置の運転状況の変動によって発電装置への排ガスの供給速度が上昇した場合、熱処理炉内が負圧になる可能性がある。この場合、外部から熱処理炉内に酸素が侵入し、爆発等が発生するおそれがある。したがって、上記排ガス発電システムを実用化するためには、この課題を解決する必要がある。
そこで、本発明の目的は、熱処理炉内の圧力低下を抑制することが可能なガス供給装置および排ガス発電システムを提供することである。
本発明の一の局面に従ったガス供給装置は、熱処理炉から排出される排ガスを発電装置に供給するガス供給装置である。このガス供給装置は、熱処理炉と発電装置とを接続する第1の流路と、第1の流路に配置され、第1の流路を流れる排ガスの圧力を制御する圧力制御部と、熱処理炉内の圧力を測定する炉内圧力計とを備えている。そして、上記圧力制御部は、炉内圧力計により測定された熱処理炉内の圧力が予め決定された値を下回った場合に、第1の流路内の排ガスの圧力を上昇させるように排ガスの圧力を制御する。
また、本発明の他の局面に従ったガス供給装置は、熱処理炉から排出される排ガスを発電装置に供給するガス供給装置である。このガス供給装置は、熱処理炉と発電装置とを接続する第1の流路と、第1の流路に配置され、第1の流路を流れる排ガスの圧力を制御する圧力制御部と、第1の流路の圧力制御部よりも上流側に配置され、第1の流路を流れる排ガスの質量流量を測定するマスフローメータとを備えている。そして、上記圧力制御部は、マスフローメータにより測定された排ガスの質量流量が予め決定された値を上回った場合に、第1の流路内の排ガスの圧力を上昇させるように排ガスの圧力を制御する。
上記他の局面に従ったガス供給装置においては、熱処理炉内の圧力を測定する炉内圧力計をさらに備えていてもよい。この場合、圧力制御部は、炉内圧力計により測定された熱処理炉内の圧力が予め決定された値を下回った場合に第1の流路内の排ガスの圧力を上昇させるように排ガスの圧力を制御する。
また、本発明のさらに他の局面に従ったガス供給装置は、熱処理炉から排出される排ガスを発電装置に供給するガス供給装置である。このガス供給装置は、熱処理炉と発電装置とを接続する第1の流路と、第1の流路に配置され、第1の流路を流れる排ガスの圧力を制御する圧力制御部と、第1の流路の圧力制御部よりも上流側に配置され、第1の流路を流れる排ガスの圧力を測定する流路圧力計とを備えている。そして、上記圧力制御部は、流路圧力計により測定された第1の流路内の圧力が予め決定された値を下回った場合に、第1の流路内の排ガスの圧力を上昇させるように排ガスの圧力を制御する。
上記さらに他の局面に従ったガス供給装置においては、第1の流路の圧力制御部よりも上流側に配置され、第1の流路を流れる排ガスの質量流量を測定するマスフローメータをさらに備えていてもよい。この場合、上記圧力制御部は、マスフローメータにより測定された排ガスの質量流量が予め決定された値を上回った場合に、第1の流路内の排ガスの圧力を上昇させるように排ガスの圧力を制御する。
上記さらに他の局面に従ったガス供給装置においては、熱処理炉内の圧力を測定する炉内圧力計をさらに備えていてもよい。この場合、上記圧力制御部は、炉内圧力計により測定された熱処理炉内の圧力が予め決定された値を下回った場合に、第1の流路内の排ガスの圧力を上昇させるように排ガスの圧力を制御する。
上述のように、本発明のガス供給装置においては、熱処理炉と発電装置とを接続する第1の流路に圧力制御部が配置されるとともに、熱処理炉内の圧力を測定する炉内圧力計、圧力制御部よりも上流側の排ガスの質量流量を測定するマスフローメータ、および圧力制御部よりも上流側の排ガスの圧力を測定する流路圧力計のうち少なくとも1つが設置される。そして、炉内圧力計、マスフローメータおよび流路圧力計のうち少なくともいずれか1つの測定値が、熱処理炉内の圧力の低下を示す値となった場合、圧力制御部が第1の流路内の排ガスの圧力を上昇させ、熱処理炉内の圧力を上昇させる。その結果、上記本発明に従ったガス供給装置によれば、たとえば発電装置の運転状況によって排ガスの消費速度が上昇した場合でも、熱処理炉内の圧力低下を抑制することができる。
上記ガス供給装置において好ましくは、第1の流路の圧力制御部よりも上流側から分岐し、排ガスを外部に排出する第2の流路と、第2の流路に配置され、第2の流路と外部との連通および遮断を制御する連通制御弁とをさらに備えている。
これにより、発電装置による排ガスの消費速度が低下し、炉内圧力計、マスフローメータおよび流路圧力計のうちいずれかの測定値が熱処理炉内の圧力の上昇を示す値となった場合、連通制御弁を第2の流路と外部とが連通する状態として、第2の流路から排ガスを外部に排出することができる。その結果、熱処理炉内の圧力が上昇して熱処理炉から雰囲気ガスが漏れ出すことを抑制することができる。
上記ガス供給装置において好ましくは、第2の流路の外部への開口に隣接するように配置され、当該開口から排出される排ガスを燃焼させるバーナをさらに備えている。
これにより、第2の流路から排出される排ガスを燃焼させ、可燃性や毒性を有するガス成分を無害化することができる。
上記ガス供給装置において好ましくは、第2の流路に配置され、第2の流路を流れる排ガスの圧力を調整する絞りをさらに備えている。
これにより、第2の流路内の圧力を制御し、第2の流路から排ガスを排出する場合における熱処理炉内の圧力を所望の範囲に調整することができる。
上記ガス供給装置において好ましくは、第2の流路に配置され、外部から第2の流路を通じて第1の流路に外部の雰囲気が流入することを抑制する逆止弁をさらに備えている。
これにより、第2の流路内が負圧になった場合でも、第2の流路を通じて外部の雰囲気に含まれる酸素が熱処理炉内に流入することを抑制することができる。
上記ガス供給装置において好ましくは、第1の流路の圧力制御部よりも下流側に配置され、排ガスを加圧する加圧ブロワをさらに備えている。
これにより、排ガスを加圧した状態で発電装置へと供給することが可能となり、発電装置における排ガスの安定した燃焼に寄与することができる。
上記ガス供給装置において好ましくは、第1の流路の上記加圧ブロワよりも下流側に配置され、加圧ブロワにより加圧された排ガスを保持するガスホルダをさらに備えている。
これにより、加圧ブロワにより加圧された排ガスをガスホルダに一旦保持し、発電装置において必要な量の排ガスをガスホルダから発電装置に供給することができる。その結果、熱処理炉内の圧力に影響を与えることなく、発電装置の稼動状況の変化に応じた発電装置への排ガスの供給を実現することができる。
上記ガス供給装置において好ましくは、第1の流路の上記ガスホルダよりも下流側に配置され、ガスホルダ内の排ガスを加圧して発電装置に供給する供給ブロワをさらに備えている。
これにより、ガスホルダ内の排ガスをさらに加圧した状態で発電装置へと供給することが可能となる。その結果、発電装置における排ガスの燃焼を一層安定させることができる。
本発明に従った排ガス発電システムは、熱処理炉と、発電装置と、熱処理炉から排出された排ガスを発電装置に供給するガス供給装置とを備えている。そして、当該ガス供給装置は、上記本発明のガス供給装置である。
本発明の排ガス発電システムは、熱処理炉内の圧力低下を抑制することが可能な本発明のガス供給装置を備えているため、熱処理炉内の圧力低下を抑制しつつ、排ガスを利用した発電を行なうことができる。
以上の説明から明らかなように、本発明のガス供給装置および排ガス発電システムによれば、熱処理炉内の圧力低下を抑制することが可能なガス供給装置および排ガス発電システムを提供することができる。
排ガス発電システムの構成を示す概略図である。 実施の形態2における排ガス発電システムの構成を示す概略図である。 実施の形態3における排ガス発電システムの構成を示す概略図である。 実験装置の構造を示す概略図である。 経過時間と熱処理炉内の圧力との関係を示す図である。 経過時間と熱処理炉内の圧力との関係を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態である実施の形態1におけるガス供給装置、および当該ガス供給装置を備えた排ガス発電システムについて説明する。なお、以下の図1〜図4において実線の矢印は排ガスの流れを示しており、破線の矢印は制御信号の流れを示している。図1を参照して、本実施の形態における排ガス発電システム1は、たとえば鋼からなる被処理物を熱処理するために雰囲気ガス供給源(図示しない)から吸熱型変成ガスが供給される熱処理炉2と、発電装置3と、熱処理炉2から排出されたCOおよびHを含む排ガスを発電装置3に供給するガス供給装置4とを備えている。ガス供給装置4は、熱処理炉2と発電装置3とを接続する第1の流路11と、第1の流路11に配置され、第1の流路11を流れる排ガスの圧力を制御する圧力制御部としての圧力制御弁21と、熱処理炉2内の圧力を測定する炉内圧力計51と、第1の流路11の圧力制御弁21よりも上流側に配置され、第1の流路11を流れる排ガスの質量流量を測定するマスフローメータ52とを備えている。
発電装置3は、排ガスの燃焼によってタービンを回転させ、燃焼による熱エネルギーを運動エネルギーに変換するガスエンジン31と、ガスエンジン31に接続され、ガスエンジン31において発生した運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機32とを含んでいる。第1の流路11は、ガスエンジン31に接続されている。
そして、圧力制御弁21は、炉内圧力計51により測定された熱処理炉2内の圧力が予め決定された値を下回った場合に、圧力制御弁21を通過する排ガスの量が減少するようにすることにより、あるいは圧力制御弁21を排ガスが通過しないようにすることにより、第1の流路11内の排ガスの圧力を上昇させる。また、圧力制御弁21は、マスフローメータ52により測定された排ガスの質量流量が予め決定された値を上回った場合にも、同様に第1の流路11内の排ガスの圧力を上昇させる。
このような構造を有していることにより、本実施の形態におけるガス供給装置4は、たとえば発電装置3の運転状況によって排ガスの消費速度が上昇した場合でも、熱処理炉2内の圧力低下を抑制することができる。
また、本実施の形態におけるガス供給装置4は、第1の流路11の圧力制御弁21よりも下流側に配置され、排ガスを加圧する加圧ブロワ22を備えている。この加圧ブロワ22は本発明のガス供給装置において必須のものではないが、これを備えていることにより、本実施の形態のガス供給装置4は、排ガスを加圧した状態で発電装置3へと供給することが可能となっており、発電装置3における排ガスの安定した燃焼に寄与することができる。
さらに、本実施の形態におけるガス供給装置4は、第1の流路11の加圧ブロワ22よりも下流側に配置され、加圧ブロワ22により加圧された排ガスを保持するガスホルダ23を備えている。このガスホルダ23も本発明のガス供給装置において必須のものではないが、これを備えていることにより、本実施の形態のガス供給装置4は、加圧ブロワ22により加圧された排ガスをガスホルダ23に一旦保持し、発電装置3において必要な量の排ガスをガスホルダ23から発電装置3に供給することができる。その結果、熱処理炉2内の圧力に影響を与えることなく、発電装置3の稼動状況の変化に応じた発電装置3への排ガスの供給が可能となっている。また、ガスホルダ23には充填率計25が接続され、ガスホルダ23の規定の容量に対する排ガスの充填率の測定が可能となっている。
さらに、本実施の形態におけるガス供給装置4は、第1の流路11のガスホルダ23よりも下流側に配置され、ガスホルダ23内の排ガスを加圧して発電装置3に供給する供給ブロワ24を備えている。この供給ブロワ24も本発明のガス供給装置において必須のものではないが、これを備えていることにより、本実施の形態のガス供給装置4は、ガスホルダ23内の排ガスをさらに加圧した状態で発電装置3へと供給できるため、発電装置3における排ガスの燃焼を一層安定させることが可能となっている。
また、本実施の形態におけるガス供給装置4は、第1の流路11の圧力制御弁21よりも上流側であって、マスフローメータ52よりも下流側から分岐し、排ガスを外部に排出する第2の流路12と、第2の流路12に配置され、第2の流路12と外部との連通および遮断を制御する連通制御弁としての電磁弁42とを備えている。この第2の流路12および電磁弁42も本発明のガス供給装置において必須のものではないが、これを備えていることにより、本実施の形態のガス供給装置4は、発電装置3による排ガスの消費速度が低下し、炉内圧力計51およびマスフローメータ52のうち少なくともいずれか一方の測定値が熱処理炉2内の圧力の上昇を示す値となった場合、電磁弁42を第2の流路12と外部とが連通する状態として、第2の流路12から排ガスを外部に排出することができる。その結果、ガス供給装置4は、熱処理炉2内の圧力が上昇して熱処理炉2から雰囲気ガスが漏れ出すことを抑制可能となっている。
さらに、本実施の形態におけるガス供給装置4は、第2の流路12の外部への開口12Aに隣接するように配置され、開口12Aから排出される排ガスを燃焼させるバーナ44を備えている。このバーナ44も本発明のガス供給装置において必須のものではないが、これを備えていることにより、本実施の形態のガス供給装置4は、第2の流路12から排出される排ガスを燃焼させ、可燃性や毒性を有するガス成分であるCOやHを無害化することが可能となっている。
また、本実施の形態におけるガス供給装置4は、第2の流路12に配置され、第2の流路12を流れる排ガスの圧力を調整する絞り41を備えている。この絞り41も本発明のガス供給装置において必須のものではないが、これを備えていることにより、本実施の形態のガス供給装置4は、第2の流路12内の圧力を制御し、第2の流路12から排ガスを排出する場合における熱処理炉2内の圧力を所望の範囲に調整することが可能となっている。
さらに、本実施の形態におけるガス供給装置4は、第2の流路12に配置され、外部から第2の流路12を通じて第1の流路11に外部の雰囲気が流入することを抑制する逆止弁43を備えている。この逆止弁43も本発明のガス供給装置において必須のものではないが、これを備えていることにより、本実施の形態のガス供給装置4は、第2の流路12内が負圧になった場合でも、第2の流路12を通じて外部の雰囲気に含まれる酸素が熱処理炉2内に流入することが抑制されている。
また、図1に示すように、第1の流路11には、排ガス中に含まれるススなどを除去するためのフィルタ71や、排ガス中に含まれる水などを除去するためのミストセパレータ72を配置することができる。これにより、排ガス中のススや水などがガスエンジンに流入することが抑制される。
次に、実施の形態1における排ガス発電システム1の動作について、鋼からなる被処理物が吸熱型変成ガス雰囲気中においてオーステナイト化温度以上の温度域に加熱されて熱処理される場合を例に説明する。図1を参照して、まず、熱処理炉2に被処理物が装入された状態で、変成炉などの雰囲気ガス供給源(図示しない)から吸熱型変成ガスが熱処理炉2に供給されつつ、被処理物が所望の温度に加熱されて熱処理される。このとき、熱処理炉からは、可燃性ガスであるCOガスおよびHガスを含む排ガスが室温付近にまで冷却された状態で排出され、たとえば10Nm/hの流量で第1の流路11に流入する。また、熱処理炉2の内部は正圧(大気圧よりも高い圧力)に維持されている。そのため、排ガスの圧力も50〜200Pa程度の正圧、たとえば100Pa(ゲージ圧)の正圧となっている。一方、熱処理炉2には、炉内圧力計51が設置され、熱処理炉2内の圧力が監視される。
熱処理炉2から排出される排ガスは、吸熱型変成ガスとほぼ同じ組成であるため、室温付近にまで冷却されるとスス(グラファイト)を析出する。そのため、第1の流路11に流入した排ガスは、まず、流入口付近に配置されたフィルタ71を通過し、ススが除去される。次に、フィルタ71を通過した排ガスは、マスフローメータ52を通過する。そして、マスフローメータ52により、排ガスの質量流量が監視される。
マスフローメータ52を通過した排ガスは、圧力制御弁21およびフィルタ71を通過して加圧ブロワ22に到達し、たとえば1kPa程度にまで加圧される。圧力制御弁21には、微差圧制御が可能なものが採用される。また、圧力制御弁21としては、その開閉速度が高いものが採用されることが好ましく、たとえばエア式の弁を採用することができる。ここで、加圧ブロワ22により排ガスが加圧されることに伴って、加圧ブロワ22よりも上流側(熱処理炉2の側)の排ガスは加圧ブロワ22に向けて吸引される。このとき、熱処理炉2内が負圧になると熱処理炉2内に外部から酸素が流入するおそれがある。そのため、炉内の圧力を監視する炉内圧力計の測定値が予め決定された値を下回った場合、あるいは加圧ブロワ22および圧力制御弁21よりも上流側の排ガスの質量流量を監視するマスフローメータの測定値が予め決定された値を上回った場合、圧力制御弁21を通過する排ガスの量が減少するように、あるいは圧力制御弁21を排ガスが通過しないように圧力制御弁21が動作して、第1の流路11内の排ガスの圧力を上昇させる。これにより、熱処理炉2内が負圧になることが回避される。
加圧ブロワ22によって加圧された排ガスは、加圧ブロワ22の下流側(発電装置3の側)に配置されたガスホルダ23に貯留される。ガスホルダ23としては、たとえば耐圧15MPa程度、容量50L程度のものを採用することができる。また、ガスホルダ23には充填率計25が設置され、充填率が監視される。
ガスホルダ23内に貯留された排ガスは、下流側に配置された供給ブロワ24により、たとえば50kPa程度にまでさらに加圧されて燃料としてガスエンジン31に供給される。このとき、排ガスはミストセパレータ72およびフィルタ71を通過した上で供給ブロワ24に到達することにより、水およびススなどが除去される。これにより、水やススなどがガスエンジン31に浸入することが抑制される。そして、ガスエンジン31において排ガスは燃料として用いられ、発電機32が動作することにより発電が達成される。このようにして得られた電気エネルギーは、たとえば熱処理炉2の恒温保持などのエネルギーとして使用することができる。
一方、上記発電の流れに不具合等が発生した場合、以下に示すフェール・セーフ機構が動作する。たとえば発電装置3による排ガスの消費速度が低下、または停止した場合、正常運転時には閉状態とされている電磁弁42が開状態となる。これにより、第2の流路12によって、第1の流路11のマスフローメータ52よりも下流側であって圧力制御弁21よりも上流側の領域は、外部と連通する。このとき、絞り41のはたらきにより、第2の流路12内は、たとえば圧力100Pa(ゲージ圧)、排ガスの流量10Nm/hの流量の状態とされる。その結果、上記発電の流れに生じた不具合の影響を受けることなく、熱処理炉2からは圧力100Pa(ゲージ圧)、流量10Nm/hで排ガスが排出される状態が維持される。そして、第2の流路12の開口12Aから排出される排ガス中のCOおよびHは、バーナ44により着火され、それぞれCOおよびHOに変換されて無害化された後、大気中に放出される。
上述のような排ガス発電システム1の動作は、たとえば以下のような動作のプログラムが格納された制御部61により制御される。まず、排ガス発電システム1の起動前は上記フェール・セーフ機構が作動している状態であり、第2の流路12に設置された電磁弁42は開状態、圧力制御弁21は閉状態となっている。そして、排ガス発電システム1が起動されると、制御部61からの制御信号により、加圧ブロワ22の作動、圧力制御弁21の開状態への変更および電磁弁42の閉状態への変更が実施される。さらに、ガスホルダ23の充填率がたとえば50%に到達すると、供給ブロワ24、ガスエンジン31および発電機32が動作し、発電が始まる。
動作中の排ガス発電システム1が停止する際には、制御部61からの制御信号により、加圧ブロワ22、供給ブロワ24、ガスエンジン31および発電機32が停止する。そして、電磁弁42が開状態となるとともに、圧力制御弁21が閉状態となる。
一方、排ガス発電システム1の動作中において、たとえばマスフローメータ52の指示値が狙い値に対して±30%を超える状態となった場合、あるいは炉内圧力計51の指示値が狙い値に対して±30%を超える状態となった場合、この情報を受けた制御部61からの制御信号により、加圧ブロワ22、供給ブロワ24、ガスエンジン31および発電機32が停止する。また、電磁弁42が開状態に変更されるとともに、圧力制御弁21が閉状態に変更される。そして、たとえば10分経過後、マスフローメータ52の指示値および炉内圧力計51の指示値が確認される。これらの指示値が狙い値に対して、たとえば±5%以内となっていない場合、さらに10分経過後、マスフローメータ52の指示値および炉内圧力計51の指示値が再度確認される。一方、これらの指示値が狙い値に対して、たとえば±5%以内となったことが確認されると、この情報を受けた制御部61からの制御信号により、加圧ブロワ22が作動し、圧力制御弁21が開状態に、電磁弁42が閉状態に変更される。さらに、ガスホルダ23の充填率が充填率計25により測定され、充填率がたとえば50%に到達していることが確認されると、この情報を受けた制御部61からの制御信号により、供給ブロワ24、ガスエンジン31および発電機32が作動を再開する。
また、排ガス発電システム1の動作中において、充填率計25により測定されたガスホルダ23の充填率が、たとえば20%未満となった場合、この情報を受けた制御部61からの制御信号により、供給ブロワ24、ガスエンジン31および発電機32が停止する。その後、上記充填率がたとえば50%となったことが確認されると、この情報を受けた制御部61からの制御信号により、供給ブロワ24、ガスエンジン31および発電機32が再度作動する。
また、排ガス発電システム1の動作中において、充填率計25により測定されたガスホルダ23の充填率が、たとえば110%以上となった場合、この情報を受けた制御部61からの制御信号により、加圧ブロワ22、供給ブロワ24、ガスエンジン31および発電機32が停止するとともに、電磁弁42が開状態、圧力制御弁21が閉状態に変更される。その後、上記充填率がたとえば50%にまで低下したことが確認されると、この情報を受けた制御部61からの制御信号により、電磁弁42が閉状態に、圧力制御弁21が開状態に変更されるとともに、加圧ブロワ22、供給ブロワ24、ガスエンジン31および発電機32が作動する。
なお、上記実施の形態1においては、圧力制御部として圧力制御弁21が設置される場合について説明したが、部品点数を低減する観点から、たとえば圧力制御弁21を省略するとともに、加圧ブロワ22をインバータ制御可能な制御装置に接続し、加圧ブロワ22を圧力制御部として利用してもよい。また、上記実施の形態1においては、熱処理炉2内の圧力を監視する炉内圧力計51と、熱処理炉2から排出される排ガスの質量流量を監視するマスフローメータ52の両方が設置される場合について説明したが、これらのうちいずれか一方のみを採用し、同様の動作を達成することもできる。ただし、より高い安全性を確保する観点からは、上述のように両方が設置される構造が好ましい。
(実施の形態2)
次に、本発明の他の実施の形態である実施の形態2について説明する。図2を参照して、実施の形態2における排ガス発電システム1およびガス供給装置4は、基本的には上記実施の形態1の場合と同様の構造を有し、同様に動作するとともに同様の効果を奏する。しかし、実施の形態2における排ガス発電システム1は、熱処理炉を複数基(3基)備えており、これに対応してガス供給装置4の構造が実施の形態1とは異なっている。
すなわち、実施の形態2におけるガス供給装置4の第1の流路11は、3基の熱処理炉2との接続部において3つの流路11A,11B,11Cを備えており、当該3つの流路11A,11B,11Cが、それぞれ1基の熱処理炉2に接続されている。そして、3つの流路11A,11B,11Cは、下流側において合流して1本の第1の流路11となっている。そして、第1の流路11において合流点よりも下流側に、実施の形態1の場合と同様にマスフローメータ52、圧力制御弁21、加圧ブロワ22などが設置されている。
そして、第1の流路11において上記合流点よりも下流側であってマスフローメータ52よりも上流側には、第1の流路11を流れる排ガスの圧力を測定する流路圧力計53が配置されている。この流路圧力計53により測定された第1の流路11を流れる排ガスの圧力の情報は制御部61に伝達される。そして、この情報に基づく制御部61からの制御信号により、圧力制御弁21や加圧ブロワ22の動作が制御される。つまり、流路圧力計53による圧力の測定値が所定の値よりも低い場合、圧力制御部としての圧力制御弁21や加圧ブロワ22は、第1の流路11内の圧力を上昇させるように動作する。また、第1の流路11において圧力制御弁21よりも下流側であって加圧ブロワ22よりも上流側には、第2のマスフローメータ54が配置される。この第2のマスフローメータ54により測定された質量流量の情報も、制御部61に伝達される。
一方、第1の流路11の3つの流路11A,11B,11Cのそれぞれからは、第2の流路12が分岐している。この第2の流路12のそれぞれには、上流側(熱処理炉の側)から順に実施の形態1と同様の絞り41および電磁弁42が配置されている。そして、さらに下流側において3つの流路11A,11B,11Cに対応する3つの第2の流路12は合流して1本の第2の流路12となっている。合流点よりも下流側には、実施の形態1と同様の逆止弁43が配置されている。
このような構造を有することにより、実施の形態2におけるガス供給装置4は、複数基(3基)の熱処理炉2から排出される排ガスを発電装置3に供給することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明のさらに他の実施の形態である実施の形態3について説明する。図3を参照して、実施の形態3における排ガス発電システム1およびガス供給装置4は、基本的には上記実施の形態2の場合と同様の構造を有している。しかし、実施の形態3におけるガス供給装置4は、3つの流路11A,11B,11Cのそれぞれにマスフローメータ52および圧力制御弁21が配置されている点において実施の形態2の場合とは異なっている。
このように、3基の熱処理炉2のそれぞれに対応した圧力制御部としての圧力制御弁21を含んでいることにより、実施の形態3におけるガス供給装置4は、複数の熱処理炉2内の圧力を独立に制御することが可能となっている。なお、複数の熱処理炉2内の圧力を独立に制御する必要がない場合、上記実施の形態2の構造を採用することにより、部品点数を減少させ、ガス供給装置の低コスト化を達成することができる。
なお、実施の形態3における排ガス発電システム1およびガス供給装置4は、上記実施の形態1および2と同様に動作し、同様の効果を奏する。また、上記実施の形態において説明した炉内圧力計51、マスフローメータ52および流路圧力計53は、いずれか1つ、あるいは2つ以上組み合わせてガス供給装置4に設置することができる。
本発明のガス供給装置が所望の機能を果たすためには、圧力制御部によって熱処理炉内の圧力が適切に制御できることが必要となる。そこで、本発明のガス供給装置と同様の構造を有する実験装置を準備し、圧力制御部による適切な熱処理炉内の圧力制御が可能であることを確認する実験を行なった。実験の手順は以下の通りである。
まず、図4を参照して実験装置について説明する。実験装置100は、排気口に設置された炉圧調整用の絞りが取り外された熱処理炉102と、熱処理炉102の排気口に接続された配管である流路111と、流路111に上流側(熱処理炉102に近い側)から順に設置されたフィルタ171、流量計152、圧力制御部としての圧力制御弁121および加圧ブロワ122と、熱処理炉102に設置された炉内圧力計151と、炉内圧力計151からの情報を受けて圧力制御弁121を制御する制御部161とを備えている。
そして、熱処理炉102内に窒素(N)ガスを5、10、15Nm/hの3水準の流量で供給するとともに、熱処理炉102内の圧力が3分間隔または6分間隔で50Paの状態と150Paの状態とを繰り返すように制御し、合計6条件の実験を行なった(実験番号1〜6)。熱処理炉102の加熱温度はいずれの実験条件においても940℃とした。そして、この実験を30分間行ない、熱処理炉102内の圧力の変化を記録した。具体的な実験条件を表1に示す。
Figure 2011112030
次に、図5および図6を参照して、実験結果について説明する。なお、図5および図6において横軸は経過時間、縦軸は炉内の圧力を示している。図5および図6を参照して、窒素の流入量が少ないほど、熱処理炉102内の圧力は、設定値に対して追従速度が低下している。しかし、追従速度が最も遅くなる実験番号1および2の条件下においても、熱処理炉内の圧力は3分以内に設定値にほぼ等しくなっている。また、流量計152による測定の結果、窒素ガスの流量は適切に調整されており、熱処理炉102への流入量にほぼ等しい窒素ガスが排出されていることが分かった。以上の実験結果から、圧力制御部を備えた本発明のガス供給装置によれば、熱処理炉内の圧力を適切に抑制可能であることが確認された。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明のガス供給装置および排ガス発電システムは、熱処理炉から排出される排ガスを発電装置に供給するガス供給装置、および当該ガス供給装置を備えた排ガス発電システムに、特に有利に適用され得る。
1 排ガス発電システム、2 熱処理炉、3 発電装置、4 ガス供給装置、11 第1の流路、11A,11B,11C 流路、12 第2の流路、12A 開口、21 圧力制御弁、22 加圧ブロワ、23 ガスホルダ、24 供給ブロワ、25 充填率計、31 ガスエンジン、32 発電機、41 絞り、42 電磁弁、43 逆止弁、44 バーナ、51 炉内圧力計、52 マスフローメータ、53 流路圧力計、54 第2のマスフローメータ、61 制御部、71 フィルタ、72 ミストセパレータ、100 実験装置、102 熱処理炉、111 流路、121 圧力制御弁、122 加圧ブロワ、151 炉内圧力計、152 流量計、161 制御部、171 フィルタ。

Claims (14)

  1. 熱処理炉から排出される排ガスを発電装置に供給するガス供給装置であって、
    前記熱処理炉と前記発電装置とを接続する第1の流路と、
    前記第1の流路に配置され、前記第1の流路を流れる前記排ガスの圧力を制御する圧力制御部と、
    前記熱処理炉内の圧力を測定する炉内圧力計とを備え、
    前記圧力制御部は、前記炉内圧力計により測定された前記熱処理炉内の圧力が予め決定された値を下回った場合に前記第1の流路内の前記排ガスの圧力を上昇させるように前記排ガスの圧力を制御する、ガス供給装置。
  2. 熱処理炉から排出される排ガスを発電装置に供給するガス供給装置であって、
    前記熱処理炉と前記発電装置とを接続する第1の流路と、
    前記第1の流路に配置され、前記第1の流路を流れる前記排ガスの圧力を制御する圧力制御部と、
    前記第1の流路の前記圧力制御部よりも上流側に配置され、前記第1の流路を流れる前記排ガスの質量流量を測定するマスフローメータとを備え、
    前記圧力制御部は、前記マスフローメータにより測定された前記排ガスの質量流量が予め決定された値を上回った場合に前記第1の流路内の前記排ガスの圧力を上昇させるように前記排ガスの圧力を制御する、ガス供給装置。
  3. 前記熱処理炉内の圧力を測定する炉内圧力計をさらに備え、
    前記圧力制御部は、前記炉内圧力計により測定された前記熱処理炉内の圧力が予め決定された値を下回った場合に前記第1の流路内の前記排ガスの圧力を上昇させるように前記排ガスの圧力を制御する、請求項2に記載のガス供給装置。
  4. 熱処理炉から排出される排ガスを発電装置に供給するガス供給装置であって、
    前記熱処理炉と前記発電装置とを接続する第1の流路と、
    前記第1の流路に配置され、前記第1の流路を流れる前記排ガスの圧力を制御する圧力制御部と、
    前記第1の流路の前記圧力制御部よりも上流側に配置され、前記第1の流路を流れる前記排ガスの圧力を測定する流路圧力計とを備え、
    前記圧力制御部は、前記流路圧力計により測定された前記第1の流路内の圧力が予め決定された値を下回った場合に前記第1の流路内の前記排ガスの圧力を上昇させるように前記排ガスの圧力を制御する、ガス供給装置。
  5. 前記第1の流路の前記圧力制御部よりも上流側に配置され、前記第1の流路を流れる前記排ガスの質量流量を測定するマスフローメータをさらに備え、
    前記圧力制御部は、前記マスフローメータにより測定された前記排ガスの質量流量が予め決定された値を上回った場合に前記第1の流路内の前記排ガスの圧力を上昇させるように前記排ガスの圧力を制御する、請求項4に記載のガス供給装置。
  6. 前記熱処理炉内の圧力を測定する炉内圧力計をさらに備え、
    前記圧力制御部は、前記炉内圧力計により測定された前記熱処理炉内の圧力が予め決定された値を下回った場合に前記第1の流路内の前記排ガスの圧力を上昇させるように前記排ガスの圧力を制御する、請求項4または5に記載のガス供給装置。
  7. 前記第1の流路の前記圧力制御部よりも上流側から分岐し、前記排ガスを外部に排出する第2の流路と、
    前記第2の流路に配置され、前記第2の流路と外部との連通および遮断を制御する連通制御弁とをさらに備えた、請求項1〜6のいずれか1項に記載のガス供給装置。
  8. 前記第2の流路の外部への開口に隣接するように配置され、前記開口から排出される排ガスを燃焼させるバーナをさらに備えた、請求項7に記載のガス供給装置。
  9. 前記第2の流路に配置され、前記第2の流路を流れる前記排ガスの圧力を調整する絞りをさらに備えた、請求項7または8に記載のガス供給装置。
  10. 前記第2の流路に配置され、外部から前記第2の流路を通じて前記第1の流路に外部の雰囲気が流入することを抑制する逆止弁をさらに備えた、請求項7〜9のいずれか1項に記載のガス供給装置。
  11. 前記第1の流路の前記圧力制御部よりも下流側に配置され、前記排ガスを加圧する加圧ブロワをさらに備えた、請求項1〜10のいずれか1項に記載のガス供給装置。
  12. 前記第1の流路の前記加圧ブロワよりも下流側に配置され、前記加圧ブロワにより加圧された前記排ガスを保持するガスホルダをさらに備えた、請求項11に記載のガス供給装置。
  13. 前記第1の流路の前記ガスホルダよりも下流側に配置され、前記ガスホルダ内の排ガスを加圧して前記発電装置に供給する供給ブロワをさらに備えた、請求項12に記載のガス供給装置。
  14. 熱処理炉と、
    発電装置と、
    前記熱処理炉から排出された排ガスを前記発電装置に供給するガス供給装置とを備え、
    前記ガス供給装置は、請求項1〜13のいずれか1項に記載のガス供給装置である、排ガス発電システム。
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