[go: up one dir, main page]

JP2011110923A - 印刷システム、印刷制御プログラム、及び印刷方法 - Google Patents

印刷システム、印刷制御プログラム、及び印刷方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011110923A
JP2011110923A JP2009272433A JP2009272433A JP2011110923A JP 2011110923 A JP2011110923 A JP 2011110923A JP 2009272433 A JP2009272433 A JP 2009272433A JP 2009272433 A JP2009272433 A JP 2009272433A JP 2011110923 A JP2011110923 A JP 2011110923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
colors
printing
ink
curing
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009272433A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5413155B2 (ja
Inventor
Toyohiko Mitsuzawa
豊彦 蜜澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2009272433A priority Critical patent/JP5413155B2/ja
Priority to US12/902,286 priority patent/US8382274B2/en
Priority to CN2010105733710A priority patent/CN102179999B/zh
Publication of JP2011110923A publication Critical patent/JP2011110923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5413155B2 publication Critical patent/JP5413155B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0015Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
    • B41J11/002Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
    • B41J11/0021Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation
    • B41J11/00212Controlling the irradiation means, e.g. image-based controlling of the irradiation zone or control of the duration or intensity of the irradiation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0015Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
    • B41J11/002Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
    • B41J11/0021Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation
    • B41J11/00214Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation using UV radiation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0015Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
    • B41J11/002Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
    • B41J11/0021Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation
    • B41J11/00218Constructional details of the irradiation means, e.g. radiation source attached to reciprocating print head assembly or shutter means provided on the radiation source

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Printing Methods (AREA)

Abstract

【課題】 画質の低下を抑制する。
【解決手段】 色毎に電磁波に対する硬化しやすさの異なる複数色の電磁波硬化型インクを媒体Sに向けて吐出するヘッド31と、媒体Sに着弾した電磁波硬化型インクに電磁波を照射して、電磁波硬化型インクを仮硬化させる各色共通の仮硬化部41と、複数色毎にハーフトーン処理された印刷データに基づいて求められた単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量であって、色毎の前記硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量に基づいて、仮硬化部41の照射条件を決定するコントローラーと、を有することを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、印刷システム、印刷制御プログラム、及び印刷方法に関する。
従来よりハーフトーン処理された印刷データに基づいて、複数色の電磁波硬化型インクを媒体に向けて吐出するヘッドと、媒体に着弾した電磁波硬化型インクに電磁波を照射して電磁波硬化型インクを仮硬化させる各色共通の仮硬化部と、を有する印刷技術が知られている。
特開2008−265285号公報
しかしながら、従来技術は、電磁波の照射量が一定であるため、媒体に吐出された電磁波硬化型インクの量及び種類によっては画質が低下するという課題がある。
本発明はかかる従来の課題に鑑みて成されたもので、画質の低下を抑制することを目的とする。
前記課題を解決するための主たる発明は、
色毎に電磁波に対する硬化しやすさの異なる複数色の電磁波硬化型インクを媒体に向けて吐出するヘッドと、
前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクに電磁波を照射して、前記電磁波硬化型インクを仮硬化させる各色共通の仮硬化部と、
前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データに基づいて求められた単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量であって、前記色毎の前記硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量に基づいて、前記仮硬化部の照射条件を決定するコントローラーと、を有する
ことを特徴とする印刷システムである。
本発明の他の特徴は、本明細書、及び添付図面の記載により、明らかにする。
プリンター2の構成を示すブロック図である。 プリンター2のヘッド周辺の概略図である。 図3A及び図3Bは、プリンター2の横断面図である。 ヘッド31の構成の一例の説明図である。 プリンター2に通信可能に接続されるコンピューター3の機能を示すブロック構成図である。 コンピューター3に記憶されているプログラムを示す図である。 印刷システム1によって印刷する場合の印刷処理を示すフロー図である。 用紙S上の印刷面について格子状に区画された各セルを概念的に示す図である。 単位面積当たりのインク吐出量と紫外線の照射強度との関係を示すグラフである。 照射部42の照射強度と画質との関係を示す表である。 異なる温度において所定量の各色インクが硬化するために必要な紫外線照射量を示すグラフである。 温度センサーが検出した環境温度と予めコンピューター3が記憶した各色の環境温度と硬化しやすさの対応関係をデータベースのデータ構成を示す図である。
本明細書の記載、及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかとなる。
即ち、
色毎に電磁波に対する硬化しやすさの異なる複数色の電磁波硬化型インクを媒体に向けて吐出するヘッドと、
前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクに電磁波を照射して、前記電磁波硬化型インクを仮硬化させる各色共通の仮硬化部と、
前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データに基づいて求められた単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量であって、前記色毎の前記硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量に基づいて、前記仮硬化部の照射条件を決定するコントローラーと、を有する
ことを特徴とする印刷システムである。
このような印刷システムによれば、画質の低下を抑制することができる。
かかる印刷システムであって、
環境温度を検出する温度センサーを有し、
前記ヘッドは、前記色毎の前記硬化しやすさが前記環境温度によって変化する複数色の前記電磁波硬化型インクを媒体に向けて吐出し、
前記コントローラーは、
前記環境温度に基づいて、前記色毎の前記硬化しやすさを求め、
前記色毎の前記硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量に基づいて、前記仮硬化部の照射条件を決定する、
ことを特徴とする印刷システムである。
このような印刷システムによれば、環境温度に応じて適切な照射条件を決定することができ、さらに画質の低下を抑制することができる。
かかる印刷システムであって、
コンピューターと、前記コンピューターと通信可能な印刷装置とを備え、
前記コンピューターは、
前記コントローラーと、
前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データと、前記仮硬化部の照射条件とを前記印刷装置に送信するインターフェイスと、を有し、
前記印刷装置は、
前記ヘッドと、
前記各仮硬化部と、
前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データと、前記照射条件とを前記コンピューターから受信するインターフェイスと、を有する
ことを特徴とする印刷システムである。
このような印刷システムによれば、画質の低下を抑制することができる。
かかる印刷システムであって、
コンピューターと、前記コンピューターと通信可能な印刷装置とを備え、
前記コンピューターは、
前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データを前記印刷装置に送信するインターフェイスを有し、
前記印刷装置は、
前記ヘッドと、
前記各仮硬化部と、
前記コントローラーと、
前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データを前記コンピューターから受信するインターフェイスと、を有する
ことを特徴とする印刷システムである。
このような印刷システムによれば、画質の低下を抑制することができる。
また、色毎に電磁波に対する硬化しやすさの異なる複数色の電磁波硬化型インクを媒体に向けて吐出するヘッドと、
前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクに電磁波を照射して、前記電磁波硬化型インクを仮硬化させる各色共通の仮硬化部と、
を備える印刷装置を制御する印刷制御プログラムであって、
コンピューターに、
前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データを生成することと、
前記ハーフトーン処理された印刷データに基づいて、単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量を求める機能と、
前記色毎の前記硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量に基づいて、前記仮硬化部の照射条件を決定する機能と、
を実現させることを特徴とする印刷制御プログラムである。
このような印刷制御プログラムによれば、画質の低下を抑制することができる。
また、印刷装置が印刷する印刷方法であって、
複数色毎にハーフトーン処理された印刷データを生成することと、
前記ハーフトーン処理された印刷データに基づいて、単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量を求めることと、
前記色毎の前記硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量に基づいて、電磁波を照射して前記電磁波硬化型インクを仮硬化させる仮硬化部の照射条件を決定することと、
色毎に電磁波に対する硬化しやすさの異なる前記複数色の電磁波硬化型インクをヘッドから媒体に向けて吐出することと、
前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクに前記照射条件で前記仮硬化部から電磁波を照射して、前記電磁波硬化型インクを仮硬化させることと、
を有することを特徴とする印刷方法である。
このような印刷方法によれば、画質の低下を抑制することができる。
===第1実施形態===
<プリンターの構成について>
以下、図1、図2、図3A、図3B、及び図4を参照しながら本実施形態の印刷システム1について説明する。印刷システム1は、プリンター2(「印刷装置」に相当)とコンピューター3とを備える。
図1は、プリンター2の構成を示すブロック図である。図2は、プリンター2のヘッド周辺の概略図である。図3A及び図3Bは、プリンター2の横断面図である。図3Aは図2のA−A断面に相当し、図3Bは図2のB−B断面に相当する。
本実施形態のプリンター2は、用紙、布、フィルムシート等の媒体に向けて、液体の一例として、紫外線の照射によって硬化する紫外線硬化型インク(「電磁波硬化型インク」に相当)を吐出することにより、媒体に画像を印刷する装置である。紫外線硬化型インクは、紫外線硬化樹脂を含むインクであり、紫外線の照射を受けると紫外線硬化樹脂において光重合反応が起こることにより硬化する。なお、本実施形態のプリンター2は、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の4色の紫外線硬化型インクを用いて画像を印刷する。また、紫外線の照射を受けたときの硬化しやすさは、これら4色のインクについてそれぞれ異なる。ここで、紫外線に対するインクの硬化しやすさとは、インクが硬化するために必要な照射エネルギー量(mJ/cm)である。
プリンター2は、搬送ユニット10、キャリッジユニット20、ヘッドユニット30、照射ユニット40、検出器群50、及び制御部60を有する。外部装置であるコンピューター3から印刷データを受信したプリンター2は、制御部60によって各ユニット(搬送ユニット10、キャリッジユニット20、ヘッドユニット30、照射ユニット40)を制御する。制御部60は、コンピューター3から受信した印刷データに基づいて、各ユニットを制御し、媒体に画像を印刷する。プリンター2内の状況は検出器群50によって監視されており、検出器群50は、検出結果を制御部60に出力する。制御部60は、検出器群50から出力された検出結果に基づいて、各ユニットを制御する。
搬送ユニット10は、用紙S(「媒体」に相当)を搬送方向に搬送させるためのものである。この搬送ユニット10は、給紙ローラー11と、搬送モータ(不図示)と、搬送ローラー13と、プラテン14と、排紙ローラー15とを有する。給紙ローラー11は、紙挿入口に挿入された用紙Sをプリンター内に給紙するためのローラーである。搬送ローラー13は、給紙ローラー11によって給紙された用紙Sを印刷可能な領域まで搬送するローラーであり、搬送モーターによって駆動される。プラテン14は、印刷中の用紙Sを支持する。排紙ローラー15は、用紙Sをプリンターの外部に排出するローラーであり、印刷可能な領域に対して搬送方向下流側に設けられている。
キャリッジユニット20は、後述するヘッド31を、搬送方向と交差する移動方向に移動させるためのものである。キャリッジユニット20は、キャリッジ21と、キャリッジモーター(不図示)とを有する。また、キャリッジ21は、紫外線硬化型インクを収容するインクカートリッジを着脱可能に保持している。そして、キャリッジ21は、後述する搬送方向と交差したガイド軸24に支持された状態で、キャリッジモーターによりガイド軸24に沿って往復移動する。
ヘッドユニット30は、用紙Sに紫外線硬化型インクを吐出するためのものである。ヘッドユニット30は、複数のノズルを有するヘッド31を備える。このヘッド31はキャリッジ21に設けられているため、キャリッジ21が移動方向に移動すると、ヘッド31も移動方向に移動する。そして、ヘッド31が移動方向に移動する際に紫外線硬化型インクを断続的に用紙Sに向かって吐出することによって、用紙S上に移動方向に沿ったドットライン(ラスタライン)が形成される。
プリンター2は、双方向印刷を行なう。以下、図2の一端側から他端側に向かって移動する経路のこと往路と呼び、他端側から一端側に移動する経路のことを復路と呼ぶ。本実施形態では、往路及び復路のそれぞれの期間中に紫外線硬化型インクが吐出される。
図4は、ヘッド31の構成の一例の説明図である。ヘッド31の下面には、図4に示すように、シアンインクノズル列Ncと、マゼンダインクノズル列Nmと、イエローインクノズル列Nyと、ブラックインクノズル群Nkとが形成されている。各ノズル列は、各色の紫外線硬化型インクを吐出するための吐出口であるノズルを複数個備える。
各ノズルには、各ノズルから紫外線硬化型インクを吐出させるための駆動素子としてピエゾ素子(不図示)が設けられている。このピエゾ素子を駆動信号によって駆動させることにより、前記各ノズルから滴状の紫外線硬化型インクが吐出される。吐出された紫外線硬化型インクは、用紙Sに着弾してドットを形成する。
照射ユニット40は、用紙Sに着弾した紫外線硬化型インクに向けて紫外線を照射するものである。用紙S上に形成されたドットは、照射ユニット40からの紫外線の照射を受けることにより、硬化する。本実施形態の照射ユニット40は、仮硬化部41a、41b、及び本硬化部43を備えている。仮硬化部41a、41bは、キャリッジ21に設けられている。
仮硬化部41a、41bは、ヘッド31を挟むようにして、ヘッド31の移動方向の一端側と他端側にそれぞれ設けられている。すなわち、仮硬化部41a、41bは、ヘッド31と移動方向に並ぶ位置に設けられている。また、仮硬化部41a、41bの搬送方向の長さは、ヘッド31のノズル列の長さとほぼ同じになっている。そして、仮硬化部41a、41bは、ヘッド31とともに移動して、用紙Sに形成されたドットに紫外線を照射し、ドットを仮硬化させる(仮硬化処理)。すなわち、ヘッド31及び仮硬化部41が一端から他端に移動(往路移動)するときには進行方向下流側に位置する仮硬化部41aが紫外線を照射し、ヘッド31及び仮硬化部41が他端から一端に移動(復路移動)するときには進行方向下流側に位置する仮硬化部41bが紫外線を照射する。
仮硬化部41aは、紫外線照射の光源としてそれぞれ多数の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を備える。各LEDは、入力電流の大きさを制御することによって、照射強度(mW/cm)を容易に変更することが可能である。
なお、本実施形態においては、複数のLEDをグループ化したものを照射部42としてまとめて制御する。具体的には、図4に示すように、仮硬化部41aのLEDは、各照射部42a1〜42a5の5つにグループ化され、仮硬化部41bのLEDは、各照射部42b1〜42b5の5つにグループ化される。各照射部42a1〜42a5、42b1〜42b5は、それぞれ独立に制御可能であり、それぞれ対応する照射領域を照射する。
本硬化部43は、キャリッジ21よりも搬送方向下流側に設けられている。つまり、本硬化部43は、ヘッド31、仮硬化部41a、41bよりも搬送方向下流側に設けられている。また、本硬化部43の移動方向の長さは、用紙Sを移動方向において全面に照射できるように、用紙Sの幅よりも長くなっている。そして、本硬化部43は、搬送動作によって本硬化部43の下に搬送された用紙Sに向けて紫外線を照射して、用紙S上に着弾した紫外線硬化型インクのドットを硬化させる。本実施形態の本硬化部43は、紫外線照射の光源として、ランプ(メタルハライドランプ、水銀ランプなど)を備えている。
検出器群50には、リニア式エンコーダー(不図示)、ロータリー式エンコーダー(不図示)、用紙検出センサー53、および光学センサー54等が含まれる。リニア式エンコーダーは、キャリッジ21の移動方向の位置を検出する。ロータリー式エンコーダーは、搬送ローラー13の回転量を検出する。用紙検出センサー53は、給紙中の用紙Sの先端の位置を検出する。光学センサー54は、キャリッジ21に取付けられている発光部と受光部により、用紙Sの有無を検出する。そして、光学センサー54は、キャリッジ21によって移動しながら用紙Sの端部の位置を検出し、用紙Sの幅を検出することができる。また、光学センサー54は、状況に応じて、用紙Sの先端(搬送方向下流側の端部であり、上端ともいう)及び後端(搬送方向上流側の端部であり、下端ともいう)も検出できる。
制御部60は、プリンター2の制御を行うための制御ユニット(制御部)である。制御部60は、インターフェイス部61と、CPU62と、メモリー63と、ユニット制御回路64とを有する。インターフェイス部61は、外部装置であるコンピューター3とプリンター2との間でデータの送受信を行う。CPU62は、プリンター2全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリー63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであり、RAM、EEPROM等の記憶素子を有する。CPU62は、メモリー63に格納されているプログラムに従って、ユニット制御回路64を介して各ユニットを制御する。
印刷を行うとき、制御部60は、ヘッド31を移動方向に移動させつつCMYK各色の紫外線硬化型インクを吐出することによって用紙Sにドットを形成し、仮硬化部41を移動方向に移動させつつドットに紫外線を照射することによって仮硬化させる処理であるパスを行う。また、制御部60は、各パスの後に、移動方向と交差する搬送方向に用紙Sを搬送させる搬送動作を行う。すなわち、制御部60は、パスと搬送動作とを交互に繰返して行う。
<コンピューターの概略構成>
図5は、プリンター2に通信可能に接続されるコンピューター3の機能を示すブロック構成図である。図5に示すように、コンピューター3は、CPU(Central Processing Unit)71、メモリー72、記憶部73、記録媒体読取部74、通信インターフェイス75、入力部76、出力部77等によって構成されている。
CPU71は、記憶部73に記憶されているプリンタードライバープログラム等のプログラムをメモリー72に読み出して実行する。メモリー72は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等である。記憶部73は、例えばハードディスクドライブ等である。記録媒体読取部74は、例えばCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記録媒体78に記録されたプログラムやデータを読み取るドライブ装置であり、読み取ったプログラムやデータをCPU71に供給する。通信インターフェイス75は、例えばNIC(Network Interface Card)等のネットワーク接続機器であり、不図示のコネクターを介してプリンター2と接続され、通信を行う。それにより、プリンター2がコンピューター3側から印刷データを受け取ると、その印刷データに基づいて、プリンター2で印刷のための処理が開始される。また、通信インターフェイス75を介して、プリンター2側からコンピューター3が各カートリッジの紫外線硬化型インクに関する情報を受け取る。入力部76は、例えばキーボードやマウス等である。出力部77は、例えばディスプレイ等である。
図6は、コンピューター3に機能的に設けられたコントローラーが記憶するプログラムを示す図である。同図に示すように、コントローラーには、アプリケーションプログラム81、プリンタードライバープログラム82が実装され、このプリンタードライバープログラム82が所定のオペレーティングシステム(OS)の下で動作している。そして、このプリンタードライバープログラム82がメモリー72等に読み込まれ、CPU71で演算される起動状態となると、印刷データを作成する部位が機能的に実現される。
ここでいうアプリケーションプログラム81とは、例えば、画像処理または画像表示用のプログラムであり、デジタルカメラ等から取り込まれた画像を加工処理したり、操作者によって描画された画像を加工処理したり、所定の画像を表示させた後、プリンタードライバープログラム82に出力する際に実行される。
また、プリンタードライバープログラム82は、アプリケーションプログラム81からの印刷命令に基づいて、画像データを当該アプリケーションプログラム81から受け取り、これをプリンター2に供給する印刷データに変換する。このプリンタードライバープログラム82の内部には、解像度変換モジュール82aと、色変換モジュール82bと、ハーフトーンモジュール82cと、ラスタライザー82dと、色変換ルックアップテーブルと、SMBテーブルとが備えられている。
解像度変換モジュール82aは、アプリケーションプログラム81で形成されたカラー画像データの解像度を、プリンター2で印刷する際の解像度に変換する処理(例えば、プリンター2が720dpi×720dpiの場合、画像データを720dpi×720dpiの解像度に変換する処理)を行う部分である。色変換モジュール82bは、色変換ルックアップテーブルを参照しつつ、画素毎に、RGB画像データを、プリンター2が利用可能な複数のインク色の多階調データに変換する。例えば、プリンター2がCMYKの4色からなる場合、色変換された多階調データは、CMYKの例えば256階調で表されるCMYKデータとなる。
ハーフトーンモジュール82cは、上述の多階調データ(CMYKデータ)を、プリンター2が形成する階調数の印刷データに変換する処理を行う部分である。例えば、ヘッド31がインク滴の大・中・小で打ち分けることが可能な場合、SMBテーブルを参照して、個々の画素につき大・中・小・なしのデータに変換する処理を行う。ここで、SMBテーブルには、各画素データが各色について示す多段階の階調値に対して、大中小のドットをそれぞれ幾つずつ生成するかの対応関係が予め記憶されている。
なお、ハーフトーン処理においては、ディザ法、誤差拡散法等の手法により、個々の画素(ドット)を分散させて画像データを形成する。
ラスタライザー82dは、ハーフトーン処理後の印刷データを、プリンター2に転送すべきデータ順に並べ替える処理を行う部分である。ラスタライズ処理後の印刷データは、送り量を示すデータとともにプリンター2に送信される。
<印刷処理フロー>
図7は、印刷システム1によって印刷する場合にコントローラーが実行する印刷処理を示すフロー図である。以下、同図に基づいて、印刷処理を説明する。
まず、印刷に先立って、操作者は、アプリケーションプログラム81を起動させ、所望の画像データを表示させる(S701)。
操作者が、例えば高精細な印刷を行うため等の所定の印刷モードを選択し、その後に印刷を指令すると、その印刷指令に基づいてプリンタードライバープログラム82が起動される。プリンタードライバープログラム82が起動されると、まず解像度変換モジュール82aによる画像データに対してプリンター2の印刷に応じた解像度変換処理が実行される(S702)。
解像度変換処理された印刷データは、次に色変換モジュール82bによってRGB印刷データからCMYK印刷データ、すなわちシアン印刷データ、マゼンタ印刷データ、イエロー印刷データ、ブラック印刷データの各色の多階調データに色変換される(S703)。
色変換処理された印刷データについては、さらにハーフトーンモジュール82cによって、ハーフトーン処理される(S704)。すなわち、CMYK印刷データを構成する各画素データが示す多段階の階調値が、SMBテーブルを参照してプリンター2で表現可能な少段階(例えば、大・中・小・なし)のドット階調値に変換される。
コンピューター3は、写真画質(高画質)や文字画質(普通画質)等の画質のレベルについて、操作者から入力を受ける。コンピューター3は、写真画質の選択を受付けた場合にはFOL(Full Over Lap)印刷を選択し、普通画質の選択を受付けた場合にはPOL(Part-Line Over Lap)印刷を選択する等の印刷方法の選択を行う(S705)。コンピューター3は、選択された印刷方法に対応するラスタライズ方法を、各種のラスタライズ方法を記憶するラスタライズ方法記憶部から取得する(S706)。
ハーフトーン処理された印刷データは、ラスタライザー82dによって、プリンター2に転送すべきデータ順に並べ替える処理(ラスタライズ処理)が施される(S707)。すなわち、ヘッドから紫外線硬化型インクが吐出されることによって用紙S上にドットとして形成される順に印刷データが並べ替えられる。
パス毎に各照射部42が照射する各照射領域であって各移動区間における単位面積当たり(例えば、平方インチ当たり)の複数色毎のインク吐出量を求める(S708)。すなわち、用紙S上の印刷面について、搬送方向においては各照射領域で区切り、移動方向においては各移動区間で区切ることで、格子状に区画されるセルを仮想的に定め、パス毎に各セルにおける単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量を求める。図8は、用紙S上の印刷面について格子状に区画された各セルを概念的に示す図である。同図に示すように、用紙S上に印刷される印刷領域を、搬送方向においては照射部42毎に区画し、移動方向においては移動区間毎に区画することによって、格子状のセルに区画する。ラスタライズされた印刷データに基づいて、格子状に区画された各セルにおける単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量をパス毎に算出する。
算出した各セルにおける単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量と、複数色毎の紫外線に対する硬化しやすさとに基づいて、複数色毎の硬化しやすさによって重み付けされた各セルにおける単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量を求める(S709)。
具体的には、大ドットのインク滴量がα(ng)、中ドットのインク滴量がβ(ng)、小ドットのインク滴量がγ(ng)であるとし、シアンインクの硬化しやすさ係数をc、マゼンタインクの硬化しやすさ係数をm、イエローインクの硬化しやすさ係数をy、ブラックインクの硬化しやすさ係数をkであるとすると、複数色毎の硬化しやすさによって重み付けされた各セルの単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量V(ng)は、例えば、次式(1)によって求めることができる。
V=c(α・A+β・B+γ・C)+m(α・A+β・B+γ・C)+y(α・A+β・B+γ・C)+k(α・A+β・B+γ・C) ・・・(1)
ここで、Aはシアンインクの単位面積当たりの大ドットの個数であり、Aはシアンインクの単位面積当たりの大ドットの個数であり、Aはシアンインクの単位面積当たりの大ドットの個数であり、Aはシアンインクの単位面積当たりの大ドットの個数である。同様に、B、B、B、Bは、それぞれ各色の単位面積当たりの中ドットの個数であり、C、C、C、Cは、それぞれ各色の単位面積当たりの小ドットの個数である。
また、各色インクの紫外線に対する硬化しやすさ係数c、m、y、kは、インクが少量の紫外線照射によっても硬化する場合には値は大きくなり、インクが大量の紫外線照射によってようやく硬化する場合には値は小さくなる。
なお、硬化しやすさによる重み付けしていない単位面積当たりのインク吐出量V’は、最大で最大インク吐出量Vmaxとなるように制御される。すなわち、いわゆるベタ塗り印刷の場合の単位面積当たりのインク吐出量は、最大インク吐出量Vmaxとなる。
ここで、硬化しやすさによる重み付けしていない単位面積当たりのインク吐出量V’は次の式(2)で表される。
V’=α(A+A+A+A)+β(B+B+B+B)+γ(C+C+C+C) ・・・(2)
そして、算出された各セルの単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量に基づいて、複数色毎の硬化しやすさによって重み付けされた各セルの単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量を求める。さらに、その色毎の硬化しやすさによって重み付けされた各セルの単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量に基づいて、各セルに対する照射条件をパス毎に決定する(S710)。
ここで、照射条件とは、照射部42が照射する紫外線の単位面積当たりの照射エネルギー量(mJ/cm)である。これは、仮硬化部41の照射強度(mW/cm)と、各ドットへの照射時間(s)の積で定められる。また、各ドットへの照射時間(s)は、用紙Sにおいて紫外線が照射される領域の移動方向長さ(cm)を仮硬化部41の移動速度(cm/s)で除して求められる。
なお、移動区間の長さは、仮硬化部41の移動速度(cm/s)と、仮硬化部41が照射条件の切替えに要する時間(s)との積によって求められる長さよりも長い。
図9は、単位面積当たりのインク吐出量と紫外線の照射強度との関係を示すグラフである。同図に示すように、制御部60は、単位面積当たりのインク吐出量が少なくなるにしたがって、紫外線の単位面積当たりの照射エネルギー量が多くなるように仮硬化部41を制御する。
ラスタライズ処理された印刷データと照射条件とは、プリンター2に送信される(S711)。そして、プリンター2は、受信した印刷データと照射条件とに基づいて、用紙S上に画像を印刷する。(S712)
<本実施形態の有効性>
本実施形態によれば、複数色毎の硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量に基づいて、仮硬化部41の照射条件を決定することにより、画質の低下を抑制することができる。
一般的に、紫外線硬化型インクは、紫外線が照射されるとラジカル重合反応をおこして硬化するが、紫外線硬化型インクに酸素が付着すると酸素が抑制剤として機能して連鎖重合速度を低下させる。したがって、単位面積当たりのインク吐出量が少ない箇所においては、インク層の上層から酸素の影響を受けやすくなるため、酸素阻害が生じやすく、インク層が硬化しにくい傾向にある。このような紫外線硬化型インクの性質に対処するため、制御部60は、単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量が少なければ少ない程、単位面積当たりの照射エネルギー量を多くする制御を行う。さらに、色毎の紫外線に対する硬化しやすさも考慮し、硬化しやすいインクについては照射エネルギー量を少なくするように、また硬化しにくいインクについては照射エネルギー量を多くするように調節する。これにより、用紙Sに着弾した紫外線硬化型インクに対して、適切な量の紫外線を照射することができ、もって最適な硬化を行うことができる。また、仮硬化に必要な量以上の紫外線を照射しなくてすむので、省エネルギーにも資する。
図10は、仮硬化部41の照射エネルギー量と表面タック性及びブリードとの関係を示す表である。同図に示すように、複数色毎の硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりのインク吐出量が少ない場合には、照射エネルギー量が少ないと表面タック性及びブリードの状態が良好でない。しかし、単位面積当たりのインク吐出量が少ない場合には照射エネルギー量を多くし、単位面積当たりのインク吐出量が少ない場合には照射エネルギー量を多くし、単位面積当たりのインク吐出量が多い場合には照射エネルギー量を少なくするというように、単位面積当たりのインク吐出量に応じて照射エネルギー量を制御すれば、表面タック性及びブリードの状態が良好となる。
加えて、最適な硬化を行うことによって、表面タック性が良好であれば、印刷後の製品(印刷物)のハンドリング性がよくなる。すなわち、印刷画像に対して適切な硬化を行っているので、用紙Sに着弾した紫外線硬化型インクが別の箇所に付着するということがない。
さらに、最適な硬化を行うことによって、画像全体の光沢が均一となり、画像全体の見栄えがよくなる。
また、本実施形態によれば、パス毎に各照射部42が照射する各照射領域であって各移動区間における単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量を求め、この算出された各セルの単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量に基づいて、各セルに対する照射条件をパス毎に決定することから、用紙Sの各部分についてよりきめ細かく最適な硬化を行うことができる。
また、移動区間の長さは、仮硬化部41の移動速度(cm/s)と、仮硬化部41が照射条件の切替えに要する時間(s)との積によって求められる長さよりも長いので、仮硬化部41の照射条件の切替えが移動速度に追随可能となり、もって的確に仮硬化処理を実行することができる。これにより、さらに画質の低下を抑制することができる。
===その他の実施形態===
第1実施形態は、主として印刷装置について記載されているが、印刷方法等の開示も含まれている。また、第1実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
<移動機構について>
第1実施形態では、キャリッジユニット20を用いて用紙Sを搬送することにより、ヘッドと用紙Sを相対移動させるが、移動機構はこれに限られるものではない。例えば、用紙Sは所定の位置に位置したまま、ヘッド31、仮硬化部41、本硬化部43を移動させることによって、ヘッド部40と用紙Sを相対移動させてもよい。
<ヘッドについて>
第1実施形態では、圧電素子を用いてインクを吐出するヘッド31を用いていた。しかし、流体を吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
<紫外線硬化型インク、仮硬化部及び本硬化部について>
第1実施形態では、ヘッド部40から吐出するインクとして紫外線硬化型インクを例に挙げ、また仮硬化部41及び本硬化部43が照射する電磁波として紫外線を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、仮硬化部41が照射する電磁波には電子線、X線、可視光線等の電磁波が含まれていてもよい。また、本硬化部43は、電子線、X線、可視光線等の電磁波を照射してもよい。さらに、インクは、これらに対応する電磁波によって硬化するインクであってもよい。
<インクの硬化しやすさの環境温度による変化について>
第1実施形態では、インクの紫外線に対する硬化しやすさは一定としたが、インクの紫外線に対する硬化しやすさの環境温度による変化を考慮してもよい。
図11は、異なる温度(20℃、40℃)において所定量の各色インクが硬化するために必要な紫外線照射量を示すグラフである。同図に示すように、各インクは、環境温度が高いと、環境温度が低いときに比べて紫外線の少ない照射量で硬化する。すなわち、環境温度が高いと、インクの紫外線に対する反応性がよくなる。また、図12は、予めコンピューター3が記憶した各色インクの環境温度と硬化しやすさとの対応関係にかかるデータベースのデータ構成を示す図である。
プリンター2は、環境温度を検出する温度センサー(不図示)を有し、コンピューターは、温度センサーが検出した環境温度と予めコンピューター3が記憶した各色インクの環境温度と硬化しやすさとの対応関係にかかるデータベースに基づいて、色毎の硬化しやすさを求める。この色毎の硬化しやすさを用いて、色毎の硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量を求める。
このような実施形態によれば、環境温度に応じて仮硬化部41の照射条件を的確に決定でき、もって画質の低下を抑制することができる。
<仮硬化部41の制御フローについて>
第1実施形態においては、パス毎に各照射部42が照射する各照射領域であって各移動区間における単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量を求め、色毎の硬化しやすさによって重み付けされた各セルの単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量に基づいて、各セルに対する照射条件をパス毎に決定することとした。
しかし、各セルに対する照射条件までは決定せず、単にパス毎に照射条件を決定することとしてもよい。このような実施形態によれば、コンピューター3における処理情報量を削減することができる。
また、パス毎に各移動区間における単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量を求め、色毎の硬化しやすさによって重み付けされた各移動区間の単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量に基づいて、各移動区間に対する照射条件をパス毎に決定することとしてもよい。
また、パス毎に各照射部42が照射する各照射領域における単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量を求め、色毎の硬化しやすさによって重み付けされた各照射領域における単位面積当たりの複数色毎のインク吐出量に基づいて、各照射領域における照射条件をパス毎に決定することとしてもよい。
<コントローラーについて>
第1実施形態において、図7のS701〜S710に示す各処理を実行するコントローラーは、コンピューター3に設けられることとしたが、コントローラーは、プリンター2に設けられてもよく、この場合、プリンター2に設けられたコントローラーがS701〜S710の各処理を実行してもよい。
また、コントローラーは、プリンター2及びコンピューター3にそれぞれ設けられることとしてもよく、この場合、プリンター2及びコンピューター3に設けられたコントローラーがS701〜S710の各処理をそれぞれ分担して実行してもよい。
<印刷処理フローについて>
図7に示す印刷処理フローにおいて、S711の処理は、S701〜S710の各処理の前に実行されてもよい。
1 印刷システム
2 プリンター
3 コンピューター
10 搬送ユニット
11 給紙ローラー
13 搬送ローラー
14 プラテン
15 排紙ローラー
20 キャリッジユニット
21 キャリッジ
24 ガイド軸
30 ヘッドユニット
31 ヘッド
40 照射ユニット
41 仮硬化部
42 照射部
43 本硬化部
50 検出器群
53 用紙検出センサー
54 光学センサー
60 コントローラー
61 インターフェイス部
62 CPU
63 メモリー
64 ユニット制御回路
71 CPU
72 メモリー
73 記憶部
74 記録媒体読取部
75 通信インターフェイス
76 入力部
77 出力部
78 記録媒体
81 アプリケーションプログラム
82 プリンタードライバープログラム
82a モジュール
82b モジュール
82c ハーフトーンモジュール
82d ラスタライザー

Claims (6)

  1. 色毎に電磁波に対する硬化しやすさの異なる複数色の電磁波硬化型インクを媒体に向けて吐出するヘッドと、
    前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクに電磁波を照射して、前記電磁波硬化型インクを仮硬化させる各色共通の仮硬化部と、
    前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データに基づいて求められた単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量であって、前記色毎の前記硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量に基づいて、前記仮硬化部の照射条件を決定するコントローラーと、を有する
    ことを特徴とする印刷システム。
  2. 請求項1に記載の印刷システムであって、
    環境温度を検出する温度センサーを有し、
    前記ヘッドは、前記色毎の前記硬化しやすさが前記環境温度によって変化する複数色の前記電磁波硬化型インクを媒体に向けて吐出し、
    前記コントローラーは、
    前記環境温度に基づいて、前記色毎の前記硬化しやすさを求め、
    前記色毎の前記硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量に基づいて、前記仮硬化部の照射条件を決定する、
    ことを特徴とする印刷システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の印刷システムであって、
    コンピューターと、前記コンピューターと通信可能な印刷装置とを備え、
    前記コンピューターは、
    前記コントローラーと、
    前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データと、前記仮硬化部の照射条件とを前記印刷装置に送信するインターフェイスと、を有し、
    前記印刷装置は、
    前記ヘッドと、
    前記各仮硬化部と、
    前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データと、前記照射条件とを前記コンピューターから受信するインターフェイスと、を有する
    ことを特徴とする印刷システム。
  4. 請求項1または請求項2に記載の印刷システムであって、
    コンピューターと、前記コンピューターと通信可能な印刷装置とを備え、
    前記コンピューターは、
    前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データを前記印刷装置に送信するインターフェイスを有し、
    前記印刷装置は、
    前記ヘッドと、
    前記各仮硬化部と、
    前記コントローラーと、
    前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データを前記コンピューターから受信するインターフェイスと、を有する
    ことを特徴とする印刷システム。
  5. 色毎に電磁波に対する硬化しやすさの異なる複数色の電磁波硬化型インクを媒体に向けて吐出するヘッドと、
    前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクに電磁波を照射して、前記電磁波硬化型インクを仮硬化させる各色共通の仮硬化部と、
    を備える印刷装置を制御する印刷制御プログラムであって、
    コンピューターに、
    前記複数色毎にハーフトーン処理された印刷データを生成することと、
    前記ハーフトーン処理された印刷データに基づいて、単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量を求める機能と、
    前記色毎の前記硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量に基づいて、前記仮硬化部の照射条件を決定する機能と、
    を実現させることを特徴とする印刷制御プログラム。
  6. 印刷装置が印刷する印刷方法であって、
    複数色毎にハーフトーン処理された印刷データを生成することと、
    前記ハーフトーン処理された印刷データに基づいて、単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量を求めることと、
    前記色毎の前記硬化しやすさによって重み付けされた単位面積当たりの前記複数色毎のインク吐出量に基づいて、電磁波を照射して前記電磁波硬化型インクを仮硬化させる仮硬化部の照射条件を決定することと、
    色毎に電磁波に対する硬化しやすさの異なる前記複数色の電磁波硬化型インクをヘッドから媒体に向けて吐出することと、
    前記媒体に着弾した前記電磁波硬化型インクに前記照射条件で前記仮硬化部から電磁波を照射して、前記電磁波硬化型インクを仮硬化させることと、
    を有することを特徴とする印刷方法。
JP2009272433A 2009-11-30 2009-11-30 印刷システム、印刷制御プログラム、及び印刷方法 Expired - Fee Related JP5413155B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009272433A JP5413155B2 (ja) 2009-11-30 2009-11-30 印刷システム、印刷制御プログラム、及び印刷方法
US12/902,286 US8382274B2 (en) 2009-11-30 2010-10-12 Printing system, printing control program, and printing method
CN2010105733710A CN102179999B (zh) 2009-11-30 2010-11-29 印刷系统、印刷控制程序及印刷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009272433A JP5413155B2 (ja) 2009-11-30 2009-11-30 印刷システム、印刷制御プログラム、及び印刷方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011110923A true JP2011110923A (ja) 2011-06-09
JP5413155B2 JP5413155B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=44068538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009272433A Expired - Fee Related JP5413155B2 (ja) 2009-11-30 2009-11-30 印刷システム、印刷制御プログラム、及び印刷方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8382274B2 (ja)
JP (1) JP5413155B2 (ja)
CN (1) CN102179999B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013006285A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Fujifilm Corp インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2013006286A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Fujifilm Corp インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2013166354A (ja) * 2012-02-17 2013-08-29 Seiko Epson Corp 液体吐出装置および液体吐出方法
JP2022187747A (ja) * 2021-06-08 2022-12-20 ブラザー工業株式会社 プリンタ、制御方法、及び制御プログラム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5421323B2 (ja) * 2011-05-06 2014-02-19 富士フイルム株式会社 インクジェット記録装置及び画像形成方法
WO2012154900A1 (en) * 2011-05-11 2012-11-15 Ricoh Production Print Solutions LLC Dynamic dryer control in printing
US8967785B2 (en) * 2012-03-19 2015-03-03 Hewlett-Packard Industrial Printing Ltd. Preheat at least one of media and media support member to predetermined temperature in preheat mode
JP5921925B2 (ja) * 2012-03-26 2016-05-24 株式会社東京機械製作所 ハイブリッドインクジェット印刷機及びハイブリッドインクジェット印刷方法
US9079427B2 (en) * 2012-04-30 2015-07-14 Electronics For Imaging, Inc. Staggered ultra-violet curing systems, structures and processes for inkjet printing
JP5657617B2 (ja) * 2012-08-20 2015-01-21 富士フイルム株式会社 画像形成装置
JP6099959B2 (ja) * 2012-09-10 2017-03-22 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェット記録装置
WO2014114350A1 (en) * 2013-01-25 2014-07-31 Hewlett-Packard Development Company L.P. Method and apparatus for controlling ink curing
CN110406248A (zh) * 2019-07-08 2019-11-05 无锡中江彩印包装有限公司 一种用于彩盒生产的色彩管理系统
JP7524599B2 (ja) * 2020-05-18 2024-07-30 ブラザー工業株式会社 記録方法及びインク吐出装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003145725A (ja) * 2001-11-09 2003-05-21 Konica Corp インクジェットプリンタ
JP2009160920A (ja) * 2007-12-14 2009-07-23 Seiko Epson Corp 液体噴射装置、液体貯留部材、及び、液体噴射装置の制御方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003191594A (ja) 2001-12-26 2003-07-09 Konica Corp 画像形成方法、インク、最終印刷物及び、記録装置
US7131723B2 (en) * 2002-11-20 2006-11-07 Konica Minolta Holdings, Inc. Ink jet recording apparatus
JP4481015B2 (ja) 2004-01-07 2010-06-16 オリンパス株式会社 画像形成装置
JP4539271B2 (ja) * 2004-09-30 2010-09-08 富士フイルム株式会社 画像記録装置
JP2007276248A (ja) 2006-04-06 2007-10-25 Canon Inc 活性エネルギー線硬化型インクジェット記録方法
US8047645B2 (en) * 2007-03-13 2011-11-01 Seiko Epson Corporation Recording apparatus and liquid ejecting apparatus
JP5098667B2 (ja) 2007-03-27 2012-12-12 セイコーエプソン株式会社 記録装置
DE102007015365A1 (de) * 2007-03-28 2008-10-02 Man Roland Druckmaschinen Ag Verfahren zur Bestimmung des Härtungsgrades oder Trockengrades von Druckfarben- und Lackschichten in Druckmaschinen
JP2009056695A (ja) 2007-08-31 2009-03-19 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置
JP2009119862A (ja) * 2007-10-26 2009-06-04 Seiko Epson Corp 記録装置および液体噴射装置
JP2009160877A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 印刷方法および印刷装置
JP5324800B2 (ja) * 2008-02-29 2013-10-23 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンタ
JP5040832B2 (ja) * 2008-06-30 2012-10-03 セイコーエプソン株式会社 流体噴射装置、及び画像形成方法
US8162468B2 (en) * 2008-12-15 2012-04-24 Pitney Bowes Inc. System and method for registering color ink jet printing in a mailing machine
JP2009119872A (ja) 2008-12-19 2009-06-04 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット画像形成方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003145725A (ja) * 2001-11-09 2003-05-21 Konica Corp インクジェットプリンタ
JP2009160920A (ja) * 2007-12-14 2009-07-23 Seiko Epson Corp 液体噴射装置、液体貯留部材、及び、液体噴射装置の制御方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013006285A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Fujifilm Corp インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2013006286A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Fujifilm Corp インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2013166354A (ja) * 2012-02-17 2013-08-29 Seiko Epson Corp 液体吐出装置および液体吐出方法
JP2022187747A (ja) * 2021-06-08 2022-12-20 ブラザー工業株式会社 プリンタ、制御方法、及び制御プログラム
JP7721971B2 (ja) 2021-06-08 2025-08-13 ブラザー工業株式会社 プリンタ、制御方法、及び制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN102179999A (zh) 2011-09-14
US20110128319A1 (en) 2011-06-02
JP5413155B2 (ja) 2014-02-12
US8382274B2 (en) 2013-02-26
CN102179999B (zh) 2013-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5413155B2 (ja) 印刷システム、印刷制御プログラム、及び印刷方法
JP5604790B2 (ja) 印刷方法及び印刷装置
JP5560643B2 (ja) 液体吐出装置
JP4701721B2 (ja) インクジェット記録装置
EP2463105B1 (en) Image forming apparatus and program
US8424991B2 (en) Inkjet printing method and inkjet printing apparatus
JP2010149418A (ja) 液体吐出装置、及び画像形成方法
JP5304288B2 (ja) 印刷方法及び印刷装置
US20110096131A1 (en) Printing device and printing method
JP5526583B2 (ja) 画像記録装置及び画像記録方法
JP4770136B2 (ja) 印刷システム、印刷制御装置、及び印刷制御方法
JP2011110922A (ja) 印刷システム、印刷制御プログラム、及び印刷方法
JP5239955B2 (ja) 印刷装置、及び、印刷方法
JP2014159177A (ja) 液体吐出装置及び液体吐出方法。
JP4433803B2 (ja) 印刷装置、印刷制御装置、印刷方法、調査方法およびプログラム
JP2011110921A (ja) 印刷システム、印刷制御プログラム、及び印刷方法
JP2005040994A (ja) 印刷装置、印刷方法及びプログラム
WO2006013726A1 (ja) インクジェット記録装置
JP2010208218A (ja) 印刷装置
JP5957955B2 (ja) 駆動信号補正方法及び液体吐出方法
JP2007168153A (ja) 印刷方法
JP4736553B2 (ja) インクジェット記録システム及び画像処理プログラム
JP2008055728A (ja) テストパターンの印刷方法、補正値の取得方法、補正値の取得装置
JP4487663B2 (ja) 印刷システム、印刷方法及びプログラム
JP2006035735A (ja) 印刷システム、印刷方法、プログラム及び製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5413155

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees