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JP2011101970A - 記録装置および記録方法 - Google Patents

記録装置および記録方法 Download PDF

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JP2011101970A
JP2011101970A JP2009257241A JP2009257241A JP2011101970A JP 2011101970 A JP2011101970 A JP 2011101970A JP 2009257241 A JP2009257241 A JP 2009257241A JP 2009257241 A JP2009257241 A JP 2009257241A JP 2011101970 A JP2011101970 A JP 2011101970A
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Michihiko Masuyama
充彦 増山
Osamu Iwasaki
督 岩崎
Fumiko Yano
史子 矢野
Yoshimune Nakagawa
善統 中川
Satoshi Masuda
智 増田
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Abstract

【課題】記録装置において、複数の記録素子列を設けることによるスループット向上と加減速領域を利用した走査による装置の小型化を良好に両立する。
【解決手段】ノズル列Bk1に対して、走査速度が閾値速度Vth以下となる、左側の走査範囲でデータ信号を転送せず、ノズル列Bk2のみにデータ信号を転送する。すなわち、ノズル列Bk2は、左側の走査範囲で、ノズル列Bk1よりも走査範囲の端側に位置するノズル列である。これにより、走査範囲の端まで移動させるノズル列をノズル列Bk2だけとすることができ、記録ヘッドの走査のために移動する範囲を小さくすることができる。また、この際、走査速度が閾値速度Vth以下となる、走査範囲端近傍では、1つのノズル列(ノズル列Bk2)で記録を行っても、走査速度が閾値速度Vth以下であるから各ノズルの吐出周波数が上限値を超えないようにすることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、記録装置および記録方法に関し、詳しくは、同じ色を記録するための1対の記録素子を走査方向に配置した記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置および記録方法に関するものである。
記録装置のスループットを高くする最も直接的な方法の1つは、記録ヘッドの走査速度を上げることである。しかし、例えば、インクジェット方式の記録ヘッドは、ノズルにおける吐出に伴うインクリフィルの速さなどの要因によって吐出周波数に上限があることから、記録解像度を変えなければ走査速度にも上限があることになる。
これに対し、記録ヘッドにおいて同じ色のドットを形成する記録素子を走査方向に複数設け、走査方向のドット形成を複数の記録素子で分担する構成が知られている。特許文献1には、特に図13に示される実施例として、同じ色のインクを吐出するノズル列を走査方向に2列設け、走査方向に配列すべきドットを2つのノズルでそれぞれ1つおきに形成することが記載されている。これによれば、1つのノズル列の吐出周波数をそのままにして、単純には走査速度を2倍にすることが可能となる。
一方、記録装置の小型化は、上述したスループットの向上とともに、近年記録装置に求められるものの1つである。この小型化は、記録ヘッド走査における定速度領域以外に加減速領域でも記録を行う構成によって実現することができる。特許文献2には、走査領域に等間隔に設けられた位置検出センサによって記録ヘッドの通過を検出し、これに基づいて吐出周期を設定することが記載されている。これによれば、加減速領域における速度変動にかかわらず、規定の間隔でドットを形成することができる。また、これとともに、記録に用いる記録紙の幅(走査方向に対応する長さ)に対して、加減速領域を含む記録可能領域によってカバーすればよいことから、記録装置のサイズを小さくすることが可能となる。
特開平02−047076号公報 特開平05−177878号公報
ところで、スループットの向上のために上述した同じ色について走査方向に複数の記録素子列を設け、走査方向のドット形成を複数の記録素子列相互で分担する構成は、同じく上述した走査の加減速領域で記録を行うことによる装置の小型化の効果を減少させる。例えば、同じ色について走査方向に2つの記録素子列が設けられる場合、記録領域における最も端のドットを一方の記録素子列で記録し、そのドットに隣接するドットは所定の間隔で設けられた他方の記録素子列で記録することになる。その結果、記録ヘッドの走査範囲は、1つの記録素子列の構成に比べて略上記所定の間隔分だけ大きくなる。
一方、走査において加減速の一定速度以下となる領域は、記録用紙の幅方向における端の領域に対応し、その端部の所定の領域では加減速の一定速度以下の記録ヘッド走査で記録が行われる。すなわち、この端部所定領域では、インクリフィルなどの点において記録ヘッドの1つのノズルの吐出周波数が走査速度に対応できるものとなる。
本発明は、このような着眼に基づいてなされたものであり、複数の記録素子列を設けることによるスループット向上と加減速領域を利用した走査による装置の小型化を良好に両立することが可能な記録装置および記録方法を提供することを目的とする。
そのために本発明では、走査方向に配置された、同じ色を記録するための2つの記録素子を備えた記録ヘッドを、記録媒体に対し前記走査方向に走査して記録を行う記録装置であって、記録ヘッドの走査領域のうち当該走査領域の端およびその近傍からなる所定領域で閾値速度以下となる速度プロファイルで記録ヘッドの走査を行う走査手段と、前記所定領域の記録を、前記2つの記録素子のうち前記走査領域の端に近い方の記録素子だけを用いて行うよう制御する制御手段と、を具えたことを特徴とする。
また、走査方向に配置された、同じ色を記録するための2つの記録素子を備えた記録ヘッドを、記録媒体に対し前記走査方向に走査して記録を行うための記録方法であって、記録ヘッドの走査領域のうち当該走査領域の端およびその近傍からなる所定領域で閾値速度以下となる速度プロファイルで記録ヘッドの走査を行う走査工程と、前記所定領域の記録を、前記2つの記録素子のうち前記走査領域の端に近い方の記録素子だけを用いて行うよう制御する制御工程と、を有したことを特徴とする。
以上の構成によれば、記録ヘッドの走査領域のうちその走査領域の端およびその近傍からなる所定領域で閾値速度以下となる速度プロファイルで記録ヘッドの走査を行う。この場合に、上記所定領域の記録を、上記2つの記録素子のうち上記走査領域の端に近い方の記録素子だけを用いて行う。これにより、走査範囲の端まで移動させる記録素子を端側の記録素子だけとすることができ、記録ヘッドの走査のために移動する範囲を小さくすることができる。また、この際、走査速度が閾値速度以下となる、走査範囲端近傍では、1つの記録素子で記録を行っても、走査速度が閾値速度以下であるから記録周波数が上限値を超えないようにすることができる。
本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。 図1にて説明した記録ヘッドにおけるノズル配置を模式的に示す図である。 図1に示したインクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る記録装置の記録制御を示すフローチャートである。 (a)は、走査速度が所定の速度未満のときに、ブラックインクを吐出する2つのノズル列Bk1、Bk2のうちノズル列Bk1のみを用いて記録する場合に形成されるドット配置を示す図であり、(b)は2のノズル列Bk1、Bk2を交互に用いて記録する場合に形成されるドット配置を示す図である。 本発明の一実施形態に係る記録動作におけるか減速領域を含む走査領域ごとの走査速度に応じた記録ヘッド駆動と吐出データ転送のタイミングチャートである。 (a)〜(c)は、上述した実施形態の特に走査範囲を小さくする効果を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。図1において、キャリッジ3の下部には図2にてその詳細を説明する記録ヘッド1が設けられている。また、キャリッジ3には、記録ヘッド1から吐出するインクを貯留したインクタンク2Bk、2C、2M、2Yが着脱自在に搭載されている。キャリッジ3はその移動範囲に張られたベルト9を介して伝えられるキャリッジモータ6の駆動力によって不図示のガイド軸に沿って移動することができる。このキャリッジ3の移動によって、記録ヘッド1の記録媒体10に対する、図に示すX方向の走査が可能となる。
記録用紙などの記録媒体10は、搬送ローラ対8および排紙ローラ対11それぞれによって挟持されるとともに、これらローラ対が回転することによって図中「搬送方向」に搬送される。搬送のためのローラを回転させるための駆動力は搬送モータ7から伝達される。
キャリッジ3の移動範囲には、その範囲全体にわたってリニアスケール4が設けられるとともに、キャリッジ3の一部には光学センサおよびエンコーダを含む速度検出部5が設けられる。これにより、キャリッジ3の移動に伴って変化する位置を、リニアスケール4の周期的マークを速度検出部5のセンサによって光学的に読み取ることができる。そして、その読取り結果からそのときのキャリッジ移動速度、すなわち、記録ヘッドの走査速度を求めることができる。
図2は、図1にて説明した記録ヘッドにおけるノズル配置を模式的に示す図である。同図に示すように、本実施形態の記録ヘッドは、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各インクを吐出するノズル(記録素子とも言う)の配列を備えたものである。そして、これらインクのノズル列(記録素子列)はそれぞれ走査方向(X方向)において2列配列され、それぞれの2つのノズル列は1つの対称軸に関して対称に配置される。すなわち、Y、M、C、Bkの順で上記対称軸からの距離が大きくなるように対称配置される。この対称配置で最も外側に配置されるBkノズル列の各ノズルからは、例えば4plの体積のインク滴が吐出される。これに対し、Y、M、Cノズル列の各ノズルからは、2plの体積のインク滴が吐出される。また、それぞれのノズル列は1200dpiの配列密度で配列されるとともに、Y、M、Cそれぞれの2列のノズル列は相互に図中Y方向に2400dpiずれて配置される。一方、Bkインクのノズル列Bk1、Bk2は、図中Y方向において同じ位置に配置されており、これにより、記録ヘッドの走査に伴うインク吐出によってY方向において同じ位置の画素に対してドットを形成することができる。また、Y、M、Cそれぞれの2列のノズル列は、2つのBkノズル列に対して図中Y方向においてそれぞれ反対方向に2400dpiずつずれて配置される。
図3は、図1に示したインクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態の記録装置は、パーソナルコンピュータなどのホスト装置101から送られる記録データをインターフェース(I/F)301を介して受信し、例えば1ページ分の記録データを順次メモリ302に格納する。データ制御部303は、図4、図6などで詳細が後述されるように、図2に示した各ノズル列のそれぞれのノズルに対して対応する記録(吐出)データを分配する。また、ヘッド制御部304は、データ制御部303が分配した吐出データに基づいて記録ヘッドを駆動し対応するノズルからインクを吐出させる。なお、記録ヘッド1におけるノズル列A、Bは、図4、図6などで後述される、本発明を適用した記録ヘッドの吐出制御の対象となるノズル列であり、具体的には、図2に示したノズル列配置の最も外側にある2つのノズル列Bk1、Bk2である。他のノズル列は一般化してノズル列nとして示されている。
走査部307は、図1に示したキャリッジ3、キャリッジモータ6などキャリッジを移動させるための機構を有してキャリッジ移動による記録ヘッドの走査を行う。また、速度検出部5は、図1にて上述したように、リニアスケール4、光学センサ、エンコーダなどを有して記録ヘッドの走査速度を検出する。上記データ制御部303による各ノズル列への記録データの分配や、ヘッド制御部304による記録ヘッドの駆動は、詳細が後述されるように速度検出部5によって検出される走査速度に基づいて行われる。また、メカ制御部306は走査部307による走査のためのキャリッジモータなどの駆動を制御する。
なお、以上示した各部における動作、処理実行の制御構成は、本実施形態の記録装置における制御部を構成するCPU、RAM、ROMなどによって実現されることはもちろんである。
図4は、本発明の一実施形態に係る記録制御を示すフローチャートである。より詳細には、本実施形態の記録装置は、ブラックインクのみを用いて記録を行うモノクロモードと、ブラックインクを含む総てのインクを用いて記録を行うカラーモードを選択的に実行するものである。その際、図6にて後述される、走査領域端で2つのノズル列の一方のみを用いるための以下で説明される吐出データの分配は、いずれのモードでもブラックインクのノズル列のみに適用される。
ホスト101から送信された記録データは、I/F301を介して本実施形態の記録装置によって受信される(S401)。受信した記録データはメモリ302に順次格納され(S402)、所定量、例えば、1ページ分の記録データの受信を完了すると、キャリッジの移動による記録ヘッドの走査が開始される(S403)。記録ヘッドの走査速度は、図6にて後述するように、先ず加速領域、次に一定速度の等速領域、最後に減速領域があって一方向への走査が終了する。そして、所定量の記録媒体搬送をした後、記録ヘッドの走査方向を反転し、同じように加速領域、等速領域、減速領域を経て元の位置に戻る。
記録位置に到達すると(S404)、記録ヘッドを駆動してノズルからのインク吐出を開始する。このとき、上述の走査速度プロファイルにおいて、走査速度は加速領域にある。また、一方向への走査が終了する領域では走査速度は減速領域にある。インク吐出が行われる記録領域では、先ず、速度検出部5が検出する速度検出信号に基づいてそのときの走査速度を判定する(S405)。次に、この判定した走査速度が所定の速度以上のときは、データ制御部303は、ノズル列Bk1とノズル列Bk2の両方に吐出データを分配する。一方、判定した走査速度が所定の速度未満のとき、すなわち、走査位置が走査領域端近傍の所定領域にあるとき、走査位置に応じてノズル列Bk1とノズル列Bk2のいずれかに吐出データを分配する(S406)。そして、ヘッド制御部304は、上記のデータ分配に応じてそれぞれのノズル列の対応するノズルを駆動する(S407)。最後に、メモリ302に受信した記録データが未だあるか否かを判断し(S408)、記録データがあるときはステップS405の動作、処理を繰り返し、記録データがないときは走査を終了する(S409)。
図5(a)は、走査速度が所定の速度未満のときに、ブラックインクを吐出する2つのノズル列Bk1、Bk2のうちノズル列Bk1のみを用いて記録する場合に形成されるドット配置を示す図である。一方、図5(b)は2のノズル列Bk1、Bk2を交互に用いて記録する場合に形成されるドット配置を示す図である。図5(a)に示す1つのノズル列のみを用いてドットを形成する場合は、同図に示すように吐出周期が「a」となる。一方、図5(b)に示すように2つのノズル列を交互に使用してドット形成する場合は、1つのノズルについては吐出周期が「2a」となる。すなわち、走査速度を一定とすると、1つのノズル列のみを用いてドットを形成するときの方が、2つのノズル列を交互に使用してドット形成するときより、1つあたりのノズルの吐出周波数が高くなる。
本実施形態は、走査領域端の近傍領域では加速または減速の領域であり等速領域より走査速度が低いことから、1つのノズル列のみを用いてもそれによって吐出周波数が高くなることを抑制でき、リフィル不良などによる吐出不良の発生を防止するものである。そして、その場合に、走査領域端の近傍領域で2つのノズル列のうち、走査領域の端に近い側の1つのノズル列のみを用いる。これにより、記録ヘッドの走査範囲を小さくすることができ、加減速領域を用いた走査による装置の小型化を損なわないようにする。以下、これについてさらに詳細に説明する。
図6は、本発明の一実施形態に係る記録動作におけるか減速領域を含む走査領域ごとの走査速度に応じた記録ヘッド駆動と吐出データ転送のタイミングチャートである。同図は、特に、図2に示したブラックインクを吐出する2つのノズル列Bk1、Bk2に関する吐出のための駆動およびデータ分配を示している。
図6の「走査速度プロファイル」に示すように、走査速度は、走査領域I〜IIでは加速、走査領域IIIでは一定速、走査領域IV〜Vでは減速する。また、「速度検出信号」は、速度検知部5によるエンコーダパルス信号を示しており、上記速度プロファイルにおける加速、一定速、減速に応じた周期TENCのパルスを示している。すなわち、リニアエンコーダ4における一定の間隔で設けられたマークをセンサで読み取った結果として上記エンコーダパルス信号が生じることから、走査速度に応じて周期TENCが変化することになる。
「ヘッド制御信号(駆動パルス)」は、上記速度検出信号の立ち上がりおよび立下りのタイミングでONとなるパルス信号である。そして、このヘッド制御信号のONのタイミングで、記録ヘッドの各ノズルからインクが吐出される。ブラックインクのノズル列Bk1、Bk2の各ノズルも同様である。これにより、上述の「走査速度プロファイル」による走査速度とリニアエンコーダ4におけるマークの間隔によって、走査方向において形成されるインクドットの解像度が定まる。換言すれば、装置仕様として定められる2400dpi等のドットの所定解像度に基づいて、上記走査速度プロファイルとリニアエンコーダ4におけるマークの間隔を定めることができる。
なお、図6に示す例では、「速度検出信号」と「ヘッド制御信号」の周期を1:1の例で示したが、「速度検出信号」の1周期中に複数のヘッド制御信号を等間隔で発生させる形態であってもよい。これによって高解像度のヘッド駆動が可能となる。一般に、「ヘッド制御信号」の周期Tiは、次の式で定めることができる。
Figure 2011101970
Figure 2011101970
「データ信号」は、ON(“1”)がドット形成を意味する吐出信号であり、ONの信号によって対応するノズルからインクを吐出する。図に示す例は、総ての画素にドットを形成する、いわゆるベタ画像を記録するときのデータ信号を示している。すなわち、記録ヘッドの走査範囲に対して、インクを吐出する範囲を示している。
この「データ信号」から分かるように、ノズル列Bk1の各ノズルについては、走査速度が閾値速度Vth以下となる、図中左側の走査範囲の端およびその近傍領域でデータ信号を転送せず、ノズル列Bk2の各ノズルにのみデータ信号を転送する。すなわち、ノズル列Bk2は、この左側の走査範囲で、ノズル列Bk1よりも走査範囲の端側に位置するノズル列である。これにより、走査範囲の端まで移動させるノズル列をノズル列Bk2だけとすることができ、記録ヘッドの走査のために移動する範囲を小さくすることができる。また、この際、走査速度が上記閾値速度以下となる、図中左側の走査範囲では、1つのノズル列(ノズル列Bk2)で上述のドットの解像度の記録を行っても、走査速度が閾値速度Vth以下となる。その結果、各ノズルの吐出周波数が上限値を超えないようにすることができる。換言すれば、この上限の吐出周波数に基づいて閾値速度Vthを定めることができる。走査範囲の図中右側では、図に示すように、上記とは逆に、閾値速度Vth以下でノズル列Bk1のみが用いられる。すなわち、本実施形態では、走査範囲の両端の領域で上記データの分配を行う。
以上をさらに具体的に説明すると、閾値速度Vthが「ヘッド制御信号」の周期Taに対応するとしたとき、周期Taは、例えば次のように定めることができる。
Figure 2011101970
そして、上記のヘッド駆動周期に対して、次のようにデータ分配を行う。
Figure 2011101970
なお、上記の例では、図中左側と右側の走査範囲端近傍の領域でノズル列の使用を切り替える閾値速度Vthないし閾値周期Taは同じものとして説明したが、これら閾値は、上限吐出周波数以下となるものであれば異なっていてもよい。
また、図2に示すノズル列配置の場合、カラーモードでは、ブラックインク以外のカラーインクの各ノズル列には上述のデータ分配は適用せず、全走査範囲で2つのノズル列を用いる。このため、各カラーインクの2つのノズル列は互いに同じ走査範囲を移動することになる。例えば、シアン(C)インクのノズル列C_eは、ノズル列C_oと同じく図6における走査範囲の左端まで移動する。その結果カラーモードでは、ブラックインクのノズル列Bk1、Bk2に上述のデータ分配を適用しても、走査範囲を小さくする効果はそれほど得ることはできない。しかし、例えば、カラーインクの2つノズル列におけるノズル配置が、図2に示すように図中Y方向にずれていない配置である場合は、カラーインクの2つノズル列に上述のデータ分配を適用する。これにより、図2に示し配置よりも走査範囲を小さくすることについてより大きな効果を得ることができる。
図7(a)〜(c)は、上述した実施形態の特に走査範囲を小さくする効果を説明する図である。なお、これらの図は、記録ヘッドのノズル列Bk1、Bk2は、図2とは異なってノズルが設けられた面を裏側から見たものとして示している。
図7(a)は、上記実施形態によって記録された(ベタ)画像と走査範囲の端における記録ヘッド位置との関係を示している。同図において、走査領域iはノズル列Bk2のみによって記録されている領域であり、走査領域iiはノズル列Bk1、Bk2を併用する領域、走査領域iiiはノズル列Bk1のみによって記録する領域である。これに対し、図7(b)は、全走査範囲でノズル列Bk1、Bk2を併用する場合を示し、図7(c)は、走査による記録開始時は、走査方向において先行するノズル列Bk1のみを用い、走査終了時は後続ノズル列Bk2のみを用いる場合を示している。これらの例と比較して、図7(a)に示す本実施形態の記録方法による記録ヘッドの走査距離mが、より小さいことが分かる。
(他の実施形態)
上述の実施形態は、インクジェット方式の記録ヘッドを用いた記録装置の例について説明したが、記録ヘッドの記録方式がインクジェット方式以外であっても、本発明を適用できることは以上の説明からも明らかである。
1 記録ヘッド
3 キャリッジ
4 リニアスケール
5 速度検出部
303 データ制御部
304 ヘッド制御部

Claims (4)

  1. 走査方向に配置された、同じ色を記録するための2つの記録素子を備えた記録ヘッドを、記録媒体に対し前記走査方向に走査して記録を行う記録装置であって、
    記録ヘッドの走査領域のうち当該走査領域の端およびその近傍からなる所定領域で閾値速度以下となる速度プロファイルで記録ヘッドの走査を行う走査手段と、
    前記所定領域の記録を、前記2つの記録素子のうち前記走査領域の端に近い方の記録素子だけを用いて行うよう制御する制御手段と、
    を具えたことを特徴とする記録装置。
  2. 前記速度プロファイルは、走査領域の両端でそれぞれ前記所定領域を有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記所定領域は、加速領域または減速領域であることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 走査方向に配置された、同じ色を記録するための2つの記録素子を備えた記録ヘッドを、記録媒体に対し前記走査方向に走査して記録を行うための記録方法であって、
    記録ヘッドの走査領域のうち当該走査領域の端およびその近傍からなる所定領域で閾値速度以下となる速度プロファイルで記録ヘッドの走査を行う走査工程と、
    前記所定領域の記録を、前記2つの記録素子のうち前記走査領域の端に近い方の記録素子だけを用いて行うよう制御する制御工程と、
    を有したことを特徴とする記録方法。
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