JP2011181848A - Esd保護回路及びこれを備えた半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 低耐圧回路から高耐圧回路までの各回路に対するESD保護機能を有し、しかも小さいレイアウト面積で実現できるESD保護回路を提供する。
【解決手段】 低電圧を出力する電源端子VCC_lに接続するノードNLと接地線の間にESD保護素子13を備え、中間電圧を出力する電源端子VCC_mに接続するノードNMとノードNLの間にESD保護素子12を備え、高電圧を出力する電源端子VCC_hに接続するノードNHとノードNMの間にESD保護素子11を備える。接地線VSSと、ノードNL,NM,NHの各間には、それぞれ低耐圧の被保護素子18,中間耐圧の被保護素子17,高耐圧の被保護素子16が接続される。ESD保護素子11,12,13によって被保護素子16のESD保護を行い、ESD保護素子12,13によって被保護素子17のESD保護を行い、ESD保護素子13によって被保護素子18のESD保護を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 低電圧を出力する電源端子VCC_lに接続するノードNLと接地線の間にESD保護素子13を備え、中間電圧を出力する電源端子VCC_mに接続するノードNMとノードNLの間にESD保護素子12を備え、高電圧を出力する電源端子VCC_hに接続するノードNHとノードNMの間にESD保護素子11を備える。接地線VSSと、ノードNL,NM,NHの各間には、それぞれ低耐圧の被保護素子18,中間耐圧の被保護素子17,高耐圧の被保護素子16が接続される。ESD保護素子11,12,13によって被保護素子16のESD保護を行い、ESD保護素子12,13によって被保護素子17のESD保護を行い、ESD保護素子13によって被保護素子18のESD保護を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、外部からの静電気による静電放電(ESD:Electro Static Discharge)から保護するためのESD保護回路及びこれを備えた半導体装置に関する。
一般に、半導体集積回路(IC:Integrated Circuit)は、ESDによって生じるサージ電圧に弱く、破壊されやすい。従って、通常、サージ電圧からICを保護するためのESD保護用の回路がIC内に設けられている。
ESD保護用の回路の一例として、NMOSトランジスタのゲート及びソースを接地電位(GND)に接続したGate Grounded NMOS(ggNMOS)トランジスタを用いるものが提案されている。例えば、図13に示す回路例では、静電保護回路としてggNMOSトランジスタ91を備え、被保護回路である内部回路92と並列に接続する構成である。
このggNMOSトランジスタ91は、ゲートとソースが短絡されているため、通常時、信号線路SEに通常の信号電圧Vinが印加された状態下ではオフ状態を示す。ところが、この信号線路SEに、Vinよりはるかに大きい過電圧Vsurが印加されると、ggNMOSトランジスタ91のドレインと基板間のpn接合が逆バイアスされ、ブレークダウンが生じる。このとき、ドレイン直下で衝突電離が起こり、多数のホールが発生することで、基板の電位が上昇する。基板電位が0.6Vに達すると、ドレインをコレクタとし、ソースをエミッタとし、半導体基板をベースとする寄生バイポーラトランジスタが動作状態となる(スナップバック動作)。この動作により、ドレインに印加された過電圧Vsurを、寄生NPNバイポーラトランジスタを介して、ソースが接続された接地線VSSへと放電させることができる。この結果、信号線SEの電圧は、コレクタ・エミッタ間抵抗とコレクタ電流の積で規定される維持電圧Vhまで低下する。従って、過電圧Vsur由来の高電流が内部回路92内に流れることがなく、内部回路92が保護される。
なお、寄生NPNバイポーラトランジスタが動作し、ドレイン−ソース間に電流パスが形成された後は、コレクタ−エミッタ間の電流・電圧共に上昇し、シリコン内部の発熱がシリコンの融点である1420℃に達すると、NMOSトランジスタ91は破壊する。
このスナップバック現象を利用したESD保護素子は、低耐圧回路の保護素子としては非常に有効であるが、高耐圧回路の保護素子として用いる場合には、次のような問題を有している。
ESD保護素子を高耐圧回路の保護素子として利用する場合、このESD保護素子についても高耐圧素子として構成する必要がある。ESD保護素子を高耐圧素子として構成する場合、そのggNMOSトランジスタのゲート電極を厚い酸化膜上に形成することによって実現する。通常、ゲート電極端部をLOCOS(Local Oxidation of Silicon)酸化膜の上に配置する。このような構成の下で過電圧Vsurが印加されると、このゲート電極端部の下方に位置するLOCOS酸化膜の部分において電界が集中し、厚い酸化膜の欠陥層に電子が大量にトラップされ、局所的なリークや破壊を引き起こしてしまう。この結果、スナップバック現象の発生直後にESD保護素子が破壊されてしまうということが起こり得る。
また、スナップバック現象の発生直後にESD保護素子が破壊されなくとも、寄生バイポーラトランジスタの動作によってドレイン−ソース間のインピーダンスが急激に低下し、前述したように、ESD保護素子にかかる電圧は過電圧Vsurから維持電圧Vhまで低下する。
通常、ESD保護素子として形成されるトランジスタの拡散構造は、被保護素子で用いるトランジスタと同一の構造である。仮に、被保護素子の定格電圧が、ESD保護素子の定格電圧より高い場合、スナップバック動作によってESD保護素子は破壊してしまう。なぜなら、被保護素子の定格電圧がESD保護素子の定格電圧より高い場合、前記の維持電圧Vhが被保護素子の定格電圧より低くなる。しかしながら一方で、電源回路からは被保護素子の定格電圧相当の電源電圧が供給されている。このため、ESD保護素子によって形成される寄生バイポーラトランジスタにも、この維持電圧より高い電源電圧が供給され続けるため、電源回路からESD保護素子へ過剰電流が流れる。これにより、ESD保護素子内部の発熱によりESD保護素子が破壊されてしまう。このような事態を避けるべく、維持電圧Vhは被保護素子の定格電圧よりも高く設定されなければならない。
また、スナップバック現象を利用しないESD保護素子として、ダイオードを利用するものがある。しかし、ダイオードをESD保護素子として用いた場合、動作時のオン抵抗が非常に大きいため、内部回路を保護するために十分な電流を流そうとすると、オン時の抵抗を低下させるべくダイオードの占有面積を大きくする必要があり、非常に大きなレイアウト面積を必要とする。
このような問題を解決すべく、下記に示す技術が提案されている。
特許文献1に開示されたESD保護素子の構成を図14に示す。図14に示すESD保護回路100は、コレクタコンタクト層を形成する高濃度N型不純物拡散層(N++層)107の下方からフィールド酸化膜108の下方に達する高濃度N型(N+型)シンク層103を設け、この水平方向の幅Xを十分に確保している点が特徴である。
より詳細には、ESD保護回路100は、P型基板101上にN型エピ層102を形成し、この表面からN+型シンク層103を形成する。また、N型エピ層102の表面において、N+型シンク層103から水平方向に離れて、ベースとなる低濃度P型不純物拡散層(P−層)104,高濃度P型不純物拡散層(P+層)105を形成する。P+層105中にはエミッタとなる高濃度N型不純物拡散層(N++層)106を形成する。また、N+型シンク層103上にはコンタクト用のN++層107を有し、このN++層107とN++層106の間にはフィールド酸化膜108を有している。
図14に示すESD保護素子に過電圧が印加されると、P−層104とN+型シンク層103とのセパレーションで決まる耐圧(ブレークダウン電圧)でブレークダウンする。このときに流れる電流によって、寄生NPNバイポーラトランジスタはトランジスタ動作を開始し、コレクタからエミッタへ向けて電流が流れる。より具体的には、トランジスタ動作によって流れる電流は、コレクタコンタクトN++層107から、フィールド酸化膜108下方に位置するN+型シンク層103を通り、N型エピ層102、P−層104、P+層105、N++層106の経路によって、エミッタへ向けて流れる。
図14に示すように、N+型シンク層103の一部をフィールド酸化膜108の下方に位置するように形成して、その形成幅Xを拡げることで、N+型シンク層103に内蔵抵抗が形成されて、当該領域において電圧降下が生じる。これにより、フィールド酸化膜108下方に高濃度N型シンク層103の領域がない場合に比べて、維持電圧Vhの高電圧化を実現することができる。
特許文献2に開示されたESD保護素子及びこれを含む半導体装置の構成を図15に示す。図15に示すESD保護素子110は、ggNMOSトランジスタ111に加えて、これに直列に、ベースが開放されたバイポーラトランジスタ112を備える点が特徴である。
より詳細には、NMOSトランジスタ117は、ESD保護素子110と並列に接続されており、ゲートが駆動回路116に、ドレインが負荷119を介して電源Voに、ソースが接地線にそれぞれ接続されている。ESD保護素子110は、ベースが開放されたNPN型バイポーラトランジスタ112と、ggNMOSトランジスタ111のが直列に接続されている。NPN型バイポーラトランジスタ112のコレクタはNMOSトランジスタ117のドレインに接続し、エミッタはggNMOSトランジスタ111のドレインに接続する。ggNMOSトランジスタ111は、ゲート及びソースが接地線に接続する。なお118は出力端子である。
このように構成されるとき、ESD保護素子110の耐圧は、バイポーラトランジスタ112の耐圧と、ggNMOSトランジスタ111の耐圧の和として規定される。この場合、ブレークダウン後のESD保護素子の両端間の維持電圧Vhは、ggNMOSトランジスタ111によって形成される寄生バイポーラトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧と、バイポーラトランジスタ112のコレクタ−エミッタ間の電圧の和となる。よって、バイポーラトランジスタ112が存在しない場合に比べて、維持電圧Vhの高電圧化を図ることができる。
しかし、特許文献1の場合、N+型シンク層103の形成幅を拡げることにより寄生抵抗が増加するため、サージ電圧が印加された際に内部回路保護のための十分な電流を流すことができず、結果的に保護能力が低下するという懸念がある。そして、この対策としては、保護素子そのもののサイズを大きくして抵抗値を低下させる必要があり、このことはESD保護素子のレイアウト面積の拡大を必然的に招く結果となる。
また、特許文献2の場合には、ESD保護素子としてggNMOSトランジスタに加えて別途バイポーラトランジスタを必要とするため、ggNMOSトランジスタのみでESD保護素子を実現する場合と比較して当然にレイアウト面積の拡大を余儀なくされる結果となる。
本発明は上記の問題点に鑑み、低耐圧回路から高耐圧回路までの各回路に対するESD保護機能を有し、しかも小さいレイアウト面積で実現できる、ESD保護回路及びこれを備える半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のESD保護回路は、複数の異なる電源電圧の電源端子を備える半導体装置に設けられるESD保護回路であって、
一端は第1電源端子が接続する第1ノードに、他端は接地線にそれぞれ接続され、半導体基板と電気的に分離された第1ESD保護素子と、
一端は前記第1電源端子よりも高電圧の第2電源端子が接続する第2ノードに、他端は前記第1ノードにそれぞれ接続され、半導体基板と電気的に分離された第2ESD保護素子とを有することを第1の特徴とする。
一端は第1電源端子が接続する第1ノードに、他端は接地線にそれぞれ接続され、半導体基板と電気的に分離された第1ESD保護素子と、
一端は前記第1電源端子よりも高電圧の第2電源端子が接続する第2ノードに、他端は前記第1ノードにそれぞれ接続され、半導体基板と電気的に分離された第2ESD保護素子とを有することを第1の特徴とする。
また、本発明のESD保護回路は、上記の特徴に加えて、前記複数の電源端子は、それぞれが異なるノードに接続されており、
接続されている電源端子の電圧値が1段階異なる1組のノードの間には、一端が高電圧側のノードに、他端が低電圧側のノードにそれぞれ接続され、且つ、半導体基板と電気的に分離されたESD保護素子を備えており、
前記ESD保護素子が、電圧値が1段階異なる各組のノードの間に設けられていることを第2の特徴とする。
接続されている電源端子の電圧値が1段階異なる1組のノードの間には、一端が高電圧側のノードに、他端が低電圧側のノードにそれぞれ接続され、且つ、半導体基板と電気的に分離されたESD保護素子を備えており、
前記ESD保護素子が、電圧値が1段階異なる各組のノードの間に設けられていることを第2の特徴とする。
前記ESD保護素子のそれぞれは、スナップバック動作をする半導体素子、ダイオード、又はこれらの一方若しくは双方を複数備えた直列回路により構成することができる。スナップバック動作をする半導体素子の一例としては、ゲートとソースが短絡したMOSトランジスタ(ggMOS)、エミッタとベースが接続されたバイポーラトランジスタを利用することができる。
また、本発明の半導体装置は、
上記第1の特徴を有したESD保護回路と、一端を前記第1ノードに、他端を前記接地線に接続する第1被保護素子と、一端を前記第2ノードに、他端を前記接地線に接続する第2被保護素子と、を備え、
前記第2被保護素子が、前記第1被保護素子よりも高耐圧素子であることを特徴とする。
上記第1の特徴を有したESD保護回路と、一端を前記第1ノードに、他端を前記接地線に接続する第1被保護素子と、一端を前記第2ノードに、他端を前記接地線に接続する第2被保護素子と、を備え、
前記第2被保護素子が、前記第1被保護素子よりも高耐圧素子であることを特徴とする。
また、本発明の半導体装置は、
上記第2の特徴を有したESD保護回路と、前記各ノードと前記接地線の間にそれぞれ耐圧の異なる被保護素子を備え、
前記被保護素子は、当該被保護素子に接続されている前記ノードに接続する電源端子からの出力電圧が高いほど高耐圧素子であることを特徴とする。
上記第2の特徴を有したESD保護回路と、前記各ノードと前記接地線の間にそれぞれ耐圧の異なる被保護素子を備え、
前記被保護素子は、当該被保護素子に接続されている前記ノードに接続する電源端子からの出力電圧が高いほど高耐圧素子であることを特徴とする。
本発明のESD保護回路によれば、仮に過電圧が印加され、当該保護回路を介してサージ電流が流れた場合、その後に、過電圧が印加されたノードと接地線の間に生じる維持電圧は、当該ノードと接地線の間に形成されている各ESD保護素子の両端の維持電圧の合計となる。よって、個々のESD保護素子の維持電圧を高めることなく、過電圧印加後のノードに高い電圧を確保することができる。この電圧値を被保護素子の定格電圧よりも高い値とすることで、電源回路からESD保護素子に対して過電流が生じて当該素子が破壊されるのを防ぐことができる。
そして、この構成によれば、特許文献1のようにエミッタ−コレクタ間に水平方向の離隔を設ける必要が無いため、占有面積の拡大を招くということがない。
また、各ESD保護素子が接続されるノードには、それぞれ耐圧の異なる被保護素子を接続することが可能である。すなわち、出力電圧の低い電源端子に接続するノードには、低耐圧の被保護素子を接続し、出力電圧の高い電源端子に接続するノードには高耐圧の被保護素子を接続することができる。このとき、出力電圧の低い電源端子に接続するノードに接続されたESD保護素子は、低耐圧の被保護素子に対するESD保護素子としても機能し、高耐圧の被保護素子に対するESD保護素子の一部としても機能する。
つまり、耐圧の高い素子に合わせてESD保護設計を行った場合に比べて、各ESD保護素子の耐圧を低く抑えることができる。例えば、特許文献2の場合、ESD保護素子それぞれに対してggNMOSトランジスタとバイポーラトランジスタの直列回路によって実現する構成であるため、各ESD保護素子のサイズが必然的に大きくなる。しかし、本発明の構成の場合、高耐圧用の保護素子として、低耐圧用の保護素子を兼用する構成であるため、複数の保護素子を用いる構成であっても、そのサイズの拡大を最小限に抑えることが可能である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の半導体装置の概念を示す概念的ブロック図である。図1に示す半導体装置1は、異なる電源電圧の複数の電源端子(VCC_h,VCC_m,VCC_l)を有している。
ノードNHは、高電圧の電源端子VCC_hに接続され、ノードNLは、VCC_hより低電圧の電源端子VCC_lに接続される。また、ノードNMは、VCC_hよりは低電圧で、VCC_lより高電圧である中間電圧の電源端子VCC_mに接続される。
図1に示す半導体装置1は、内部回路として、高電圧出力用の電源端子VCC_hから供給される電圧を電源電圧として利用する被保護素子16、中間電圧出力用の電源端子VCC_mから供給される電圧を電源電圧として利用する被保護素子17、低電圧出力用の電源端子VCC_lから供給される電圧を電源電圧として利用する被保護素子18を備えている。被保護素子16、17、18は、電源電圧としてこの順に高い電圧が印加される構成であり、定格電圧もこの順に高いものとする。
本発明の半導体装置1は、異なる電圧が印加される各ノード間それぞれにESD保護素子を設けることを特徴とする構成である。すなわち、図1に示すように、半導体装置1が備えるESD保護回路10は、高電圧ノードNHと中間電圧ノードNMの間に設けられた第1のESD保護素子11と、中間電圧ノードNMと低電圧ノードNLの間に設けられた第2のESD保護素子12と、低電圧ノードNLと接地線VSSの間に設けられた第3のESD保護素子13とを有している。なお、これらのESD保護素子11〜13は、いずれも半導体基板とは電気的に分離させる。
図1のような構成とした場合、低耐圧の被保護素子18はESD保護素子13によってESDから保護され、中間耐圧の被保護素子17は、ESD保護素子12及び13の直列接続によってESDから保護され、高耐圧の被保護素子16は、ESD保護素子11,12,13の直列接続によってESDから保護される。
高電圧の電源端子VCC_hからサージ電圧Vsur_hが印加された場合、ESD保護素子11,ESD保護素子12,ESD保護素子13をこの順に通り、接地線VSSへとサージ電流が流れる。これにより、高耐圧の被保護素子16に対してサージ電圧Vsur_hが印加されることなく、ノードNHと接地線VSSの間の電圧を瞬時に低下させることができ、被保護素子16が保護される。なお、サージ電流が流れることで、接地線VSSとノードNHの間に生じる電圧は、サージ電圧Vsur_hから、ESD保護素子13の維持電圧Vh13,ESD保護素子12の維持電圧Vh12,及びESD保護素子11の維持電圧Vh11の和で規定される維持電圧Vh1へと低下する。
同様に、中間電圧の電源端子VCC_mからサージ電圧Vsur_mが印加された場合には、ESD保護素子12,ESD保護素子13をこの順に通り、接地線VSSへとサージ電流が流れる。これにより、中間耐圧の被保護素子17に対してサージ電圧Vsur_mが印加されることなく、ノードNMと接地線VSSの間の印加電圧を瞬時に低下させることができ、被保護素子17が保護される。なお、サージ電流が流れることで、接地線VSSとノードNMの間に生じる電圧は、サージ電圧Vsur_mから、ESD保護素子13の維持電圧Vh13及びESD保護素子12の維持電圧Vh12の和で規定される維持電圧Vh2へと低下する。
同様に、低電圧の電源端子VCC_lからサージ電圧Vsur_lが印加された場合には、ESD保護素子13を通り接地線VSSへとサージ電流が流れる。これにより、低耐圧の被保護素子18に対してサージ電圧Vsur_lが印加されることなく、ノードNLと接地線VSSの間の印加電圧を瞬時に低下させることができ、被保護素子18が保護される。なお、サージ電流が流れることで、接地線VSSとノードNLの間に生じる電圧は、サージ電圧Vsur_lからESD保護素子13の維持電圧Vh13へと低下する。
上述したように、被保護素子が高耐圧である場合には、サージ電流が流れた後の維持電圧をある程度高くする必要がある。ここで、前記のとおり、高耐圧の被保護素子16が接続されるノードNHと接地線VSSの間の維持電圧Vh1,中間耐圧の被保護素子17が接続されるノードNMと接地線VSSの間の維持電圧Vh2,低耐圧の被保護素子18が接続されるノードNLと接地線VSSの間の維持電圧Vh3はそれぞれ下記数1のように表わされる。
(数1)
Vh1=Vh13+Vh12+Vh11
Vh2=Vh13+Vh12
Vh3=Vh13
(数1)
Vh1=Vh13+Vh12+Vh11
Vh2=Vh13+Vh12
Vh3=Vh13
被保護素子は、定格電圧が高いほど当然に耐圧も高く設定されている。そして、数1によれば、耐圧が高い被保護素子ほど維持電圧が高くなる構成である。よって、Vh11,Vh12,Vh13が適切な値を示すESD保護素子を選択して用いることで、サージ電流が接地線VSSへ抜けた後も、各ノードNH,NM,NLの電圧(維持電圧)をそれぞれのノードに接続される被保護素子(16〜18)の定格電圧以上に設定することが可能である。このように設定することで、サージ電流が接地線VSSに抜けた後に、電源電圧が印加される各電源端子(VCC_h,VCC_m,VCC_l)からESD保護素子に対して過電流が流れるのを防止することができる。
本発明の構成の場合、低耐圧の被保護素子18に対するESD保護素子13を、中間耐圧の被保護素子17,及び高耐圧の被保護素子16に対するESD保護素子の一部として兼用し、中間耐圧の被保護素子17に対するESD保護素子12を高耐圧の被保護素子16に対するESD保護素子の一部として兼用している。
よって、高耐圧の被保護素子16に対してノードNHを介して過電圧が印加された場合、このノードNHと接地線VSS間の耐圧Vt1は、ESD保護素子11の耐圧Vt11、ESD保護素子12の耐圧Vt12,ESD保護素子13の耐圧Vt13の和として規定される。同様に、中間耐圧の被保護素子17に対してノードNMを介して過電圧が印加された場合、このノードNMと接地線VSS間の耐圧Vt2は、ESD保護素子12の耐圧Vt12とESD保護素子13の耐圧Vt13の和として規定される。更に、低耐圧の被保護素子18に対してノードNLを介して過電圧が印加された場合、このノードNLと接地線VSS間の耐圧Vt3はESD保護素子13の耐圧Vt13として規定される。これをまとめると、以下の数2のように表わされる。
(数2)
Vt1=Vt13+Vt12+Vt11
Vt2=Vt13+Vt12
Vt3=Vt13
Vt1=Vt13+Vt12+Vt11
Vt2=Vt13+Vt12
Vt3=Vt13
つまり、本発明の構成によれば、高耐圧の被保護素子16用のESD保護素子の耐圧(ブレークダウン電圧)は、3つの保護素子(11,12,13)の耐圧の合計で規定されるため、各保護素子を高耐圧素子として設計する必要がない。すなわち、仮に保護素子をggNMOSトランジスタで形成した場合に、このトランジスタのゲート電極下方の酸化膜を厚膜化する必要がないため、サージ電圧印加時に局所的なリークや破壊が生じるおそれが低下する。
また、最も高い耐圧の被保護素子に合わせてESD保護設計をする場合と比べて、被保護素子の耐圧に応じてESD保護素子のサイズを小さくすることができるため、全体としてレイアウト占有面積の縮小に寄与する。
図2に、図1に示すブロック図を回路図で表現した一例を示す。また、このときのESD保護回路10の概略断面構造図を図3に示す。図2,図3では、ESD保護素子11,12,13としてggNMOSトランジスタ(TH,TM,TL)を採用した場合につき図示している。
ESD保護回路10は、P型半導体基板21上に形成されている。ESD保護素子11及びESD保護素子12については、深いN型ウェル22(42)を基板21上に設け、このウェル内に更にN型ウェル23(43)とP型ウェル24(44)を形成している。ESD保護素子13については、基板21上にN型ウェル53とP型ウェル54を形成している。
P型ウェル24(44,54)内の表面領域にはソースとなる高濃度N型不純物拡散領域25(45,55)、コンタクト用の高濃度P型不純物拡散領域26(46,56)を有し、N型ウェル23(43,53)とP型ウェル24(44,54)にまたがるようにドレインとなる高濃度N型不純物拡散領域27(47,57)を有する。また、フィールド酸化膜31で囲まれた基板上の活性領域にはゲート酸化膜28が形成され、その上層のうち、ソース25(45,55)とドレイン27(47,57)に挟まれた領域の上方位置においてゲート電極29が形成されている。
高電圧出力用の電源端子VCC_hは、ドレイン27に接続する。また、中間電圧出力用の電源端子VCC_mは、ドレイン47に接続すると共に、高耐圧のESD保護素子11のゲート電極29,ソース25,コンタクト26に接続する。低電圧出力用の電源端子VCC_lは、ドレイン57に接続すると共に、中間耐圧のESD保護素子12のゲート電極29,ソース45,コンタクト46に接続する。
なお、図2において、ESD保護回路10内に図示されているダイオードDHは、深いN型ウェル22とP型半導体基板21で構成され、ダイオードDMは深いN型ウェル42とP型半導体基板21で構成される。
このような構成の場合、図14のようにソース−ドレイン間に水平方向の離間距離を大きく設ける必要はないため、寄生抵抗を減少させるべく保護素子そのもののサイズを大きくするという必要はない。また、上述したように、高耐圧の被保護素子16に対するESD保護回路10としての耐圧は、ESD保護素子11,12,13それぞれの耐圧の合計、すなわちggNMOSトランジスタTH,TM,TLの耐圧の合計で規定されるため、各トランジスタの耐圧を低く設計しても、十分に高い耐圧を確保することができる。
図4に、図2に示したESD保護回路10に対するTLP(Transmission Line Pulsing)評価実測データを示す。図4内においてF_lはESD保護素子を1段接続した場合、すなわちノードNLと接地線VSS間の印加電圧と電流の関係を示す曲線である。F_mは、ESD保護素子を2段接続した場合、すなわちノードNMと接地線VSS間の印加電圧と電流の関係を示す曲線であり、F_hは、ESD保護素子を3段接続した場合、すなわちノードNHと接地線VSS間の印加電圧と電流の関係を示す曲線である。
図4によれば、1段接続した場合のESD保護素子は最も耐圧(ブレークダウン電圧)が低く、以下、接続段数を増やしていくに連れて耐圧が高くなっていることが分かる。また、いったんブレークダウンが生じ、サージ電流が流れた後、再度電圧を上昇させていくと、ブレークダウン電圧に達したところで再びフレークダウンが生じていることが分かる。これにより、スナップバック現象の発生後にESD保護素子そのものが破壊されるという事態は生じていないことが分かる。
なお、上記実施形態では、3種類の異なる電圧が電源電圧として印加される場合を例に挙げたが、2種類の場合や、4種類以上の場合においても同様の方法でESD保護素子を実現することができる。
図5は、高電圧出力用の電源端子VCC_hと、低電圧出力用の電源端子VCC_lを備える場合における本発明の半導体装置の概念的ブロック図である。また、図6は、図5に示すブロック図を回路図で表現した一例であり、図7は、図6に示す場合におけるESD保護装置の概略断面構造図である。図5〜図7は、それぞれ図1〜図3にならって作成しており、同一の箇所については同一の符号を付している。
図5に示す半導体装置1aにおいても、図1の半導体装置1と同様、低耐圧の被保護素子18はESD保護素子13によってESDから保護され、高耐圧の被保護素子16は、ESD保護素子11,12,13の直列接続によってESDから保護される。そして、高耐圧の被保護素子16が接続されるノードNHと接地線VSSの間の維持電圧Vh1,低耐圧の被保護素子18が接続されるノードNLと接地線VSSの間の維持電圧Vh3に関しては、上記数1と同じように求められる。よって、サージ電流が接地線VSSに抜けた後に、電源電圧が印加される各電源端子(VCC_h,VCC_l)からESD保護素子に対して過電流が流れるのを防止することができる。
また、ノードNHと接地線VSS間のブレークダウン電圧Vt1、ノードNLと接地線VSS間のブレークダウン電圧Vt3は上記数2と同様に求められる。よって、このような構成においても、各ESD保護素子を高耐圧素子として実現する必要がないため、レイアウト占有面積を縮小することができる。
なお、上記実施形態では、ESD保護素子の一例としてggNMOSトランジスタを用いるものとしたが、これに代えて、バイポーラトランジスタやダイオードを用いても良いし、更にこれらの素子の直列回路で形成しても良い。
図8に示す半導体装置1bが備えるESD保護回路10bは、ノードNMとNLの間に、ggNMOSトランジスタTMに加えて抵抗R1を備える構成である。この場合、ノードNMとNLの間に設けられるESD保護素子12は、ggNMOSトランジスタTMと抵抗R1の直列接続構成によって実現される。サージ電圧が印加された場合におけるサージ電流の流れる方向、並びにその際の電圧変化の態様については、図1を参照して説明したのと同様の原理である。よって、図8の構成の場合、このESD保護素子12の耐圧Vt12は、ggNMOSトランジスタTMの耐圧と、抵抗R1の両端間電圧の合計値として規定される。同様に、ESD保護素子12の維持電圧Vh12も、ggNMOSトランジスタTMの維持電圧に、抵抗R1の両端間電圧を加えた値として規定される。
よって、図8に示すESD保護回路10bが、抵抗R1を除いては図2に示すESD保護回路10と同じ構成であるとすれば、この抵抗R1を直列に設けることで、ノードNMと接地線VSS間の耐圧Vt2及び維持電圧Vh2,ノードNHと接地線VSS間の耐圧Vt1及び維持電圧Vh1の値を更に大きく確保することができる(上記数1,数2参照)。
図9に示す半導体装置1cが備えるESD保護回路10cは、ノードNMとNLの間に、ggNMOSトランジスタTMに加えてダイオードD1を備える構成である。この構成の場合、ESD保護素子12の耐圧Vt12は、ggNMOSトランジスタTMの耐圧と、ダイオードD1の耐圧の合計値として規定される。同様に、ESD保護素子12の維持電圧Vh12も、ggNMOSトランジスタTMの維持電圧に、ダイオードD1の耐圧を加えた値として規定される。
図10に示す半導体装置1dが備えるESD保護回路10dは、ノードNMとNLの間に、ggNMOSトランジスタTMに加えて、ベースとエミッタが接続されたバイポーラトランジスタT1を備える構成である。この構成の場合、ESD保護素子12の耐圧Vt12は、ggNMOSトランジスタTMの耐圧と、バイポーラトランジスタT1の耐圧の合計値として規定される。同様に、ESD保護素子12の維持電圧Vh12も、ggNMOSトランジスタTMの維持電圧に、バイポーラトランジスタT1の維持電圧を加えた値として規定される。
図11に示す半導体装置1eが備えるESD保護回路10eは、ESD保護素子11〜13として、ダイオードを備える構成である。各電源とGND間に構成されるダイオードについては、ESD保護素子の低濃度N型拡散層とP型半導体基板間に形成されるダイオードで実現できる。
この場合に、ノードNHと接地線VSS間の耐圧Vt1は、ノードNH−NM間、ノードNM−NL間、ノードNL−接地線VSS間にそれぞれ設けられた各ダイオードD1〜D3の接合耐圧の合計値として規定される。また、ノードNMと接地線VSS間の耐圧Vt2は、ダイオードD2及びD3の接合耐圧の合計値として規定され、ノードNLと接地線VSS間の耐圧Vt3は、ダイオードD3の接合耐圧として規定される。
接地線VSSを基準として高電圧電源VCC_hにプラスサージ電圧が印加された場合、ESD保護素子11(ダイオードD1),ESD保護素子12(ダイオードD2),ESD保護素子13(ダイオードD3)を経て接地線VSSにサージ電流が抜ける。同様に、中間電圧電源VCC_mにプラスサージ電圧が印加された場合には、ダイオードD2,D3を経て接地線VSSにサージ電流が抜ける。
図12に示す半導体装置1fが備えるESD保護回路10fは、ESD保護素子11〜13として、ベースとエミッタが接続されたバイポーラトランジスタを備える構成である。
この場合に、ノードNHと接地線VSS間の耐圧Vt1は、ノードNH−NM間、ノードNM−NL間、ノードNL−接地線VSS間にそれぞれ設けられた各バイポーラトランジスタB1〜B3の耐圧の合計値として規定される。また、ノードNMと接地線VSS間の耐圧Vt2は、バイポーラトランジスタB2及びB3の耐圧の合計値として規定され、ノードNLと接地線VSS間の耐圧Vt3は、バイポーラトランジスタB3の接合耐圧として規定される。
高電圧の電源端子VCC_hからサージ電圧Vsur_hが印加された場合、ESD保護素子11(バイポーラトランジスタB1),ESD保護素子12(バイポーラトランジスタB2),ESD保護素子13(バイポーラトランジスタB3)をこの順に通り、接地線VSSへとサージ電流が流れる。サージ電流が流れた後のノードNHと接地線VSSの間の維持電圧Vh1は、バイポーラトランジスタB1の維持電圧Vh11,バイポーラトランジスタB2の維持電圧Vh12,バイポーラトランジスタB3の維持電圧Vh13の合計で規定される。
同様に、中間電圧の電源端子VCC_mからサージ電圧Vsur_mが印加された場合には、バイポーラトランジスタB2及びB3を順に通ってサージ電流が接地線VSSへと流れ、その後の維持電圧Vh2は、バイポーラトランジスタB2の維持電圧Vh12,バイポーラトランジスB3の維持電圧Vh13の合計で規定される。
更に、低電圧の電源端子VCC_lからサージ電圧Vsur_lが印加された場合には、バイポーラトランジスタB3を通ってサージ電流が接地線VSSへと流れ、その後の維持電圧Vh3は、バイポーラトランジスB3の維持電圧Vh13で規定される。
なお、図8〜図10では、ノードNLとNMの間に接続されるESD保護素子12を、ggNMOSトランジスタと他の素子の直列接続構成としたが、これはあくまで一例であり、例えばESD保護素子11や13をそのような構成とすることも可能である。
また、上記の各実施形態において、ggNMOSトランジスタに代えてggPMOSトランジスタを採用することも可能である。
以上説明したように、本発明によれば、各電源端子において接地線VSSとの間にESD保護素子を独立して設けるのではなく、異なる電圧を供給する電源端子間にESD保護素子を設けることでESD保護素子を共用する構成であるため、各ESD保護素子の領域を縮小することができる。
1,1a,1b,1c,1d,1e,1f: 本発明の半導体装置
10,10a,10b,10c,10d,10e,10f: 本発明のESD保護回路
11,12,13: ESD保護素子
16: 高耐圧の被保護素子
17: 中間耐圧の被保護素子
18: 低耐圧の被保護素子
21: 半導体基板
22,42: 深いNウェル
23,43,53: Nウェル
24,44,54: Pウェル
25,45,55: ソース
26,46,56: コンタクト
27,47,57: ドレイン
28: ゲート酸化膜
29: ゲート電極
31: フィールド酸化膜
B1,B2,B3: バイポーラトランジスタ
NH,NM,NL: ノード
TH,TM,TL: ggNMOSトランジスタ
D1,D2,D3,DH,DM: ダイオード
VCC_h,VCC_m,VCC_l: 電源端子
VSS: 接地線
10,10a,10b,10c,10d,10e,10f: 本発明のESD保護回路
11,12,13: ESD保護素子
16: 高耐圧の被保護素子
17: 中間耐圧の被保護素子
18: 低耐圧の被保護素子
21: 半導体基板
22,42: 深いNウェル
23,43,53: Nウェル
24,44,54: Pウェル
25,45,55: ソース
26,46,56: コンタクト
27,47,57: ドレイン
28: ゲート酸化膜
29: ゲート電極
31: フィールド酸化膜
B1,B2,B3: バイポーラトランジスタ
NH,NM,NL: ノード
TH,TM,TL: ggNMOSトランジスタ
D1,D2,D3,DH,DM: ダイオード
VCC_h,VCC_m,VCC_l: 電源端子
VSS: 接地線
Claims (8)
- 複数の異なる電源電圧の電源端子を備える半導体装置に設けられるESD保護回路であって、
一端は第1電源端子が接続する第1ノードに、他端は接地線にそれぞれ接続され、半導体基板と電気的に分離された第1ESD保護素子と、
一端は前記第1電源端子よりも高電圧の第2電源端子が接続する第2ノードに、他端は前記第1ノードにそれぞれ接続され、半導体基板と電気的に分離された第2ESD保護素子とを有することを特徴とするESD保護回路。 - 前記複数の電源端子は、それぞれが異なるノードに接続されており、
接続されている電源端子の電圧値が1段階異なる1組のノードの間に、一端が高電圧側のノードに、他端が低電圧側のノードにそれぞれ接続され、且つ、半導体基板と電気的に分離されたESD保護素子を備えており、
電圧値が1段階異なる各組のノードの間に前記ESD保護素子を設けていることを特徴とする請求項1に記載のESD保護回路。 - 前記ESD保護素子が、スナップバック動作をする半導体素子、ダイオード、又はこれらの一方若しくは双方を複数備えた直列回路であることを特徴とする請求項1又は2に記載のESD保護回路。
- 少なくとも一の前記ESD保護素子が、スナップバック動作をするGate Grounded MOS(ggMOS)トランジスタであることを特徴とする請求項3に記載のESD保護回路。
- 少なくとも一の前記ESD保護素子が、スナップバック動作をするバイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項3に記載のESD保護回路。
- 少なくとも一の前記ESD保護素子が、ダイオード素子であることを特徴とする請求項3に記載のESD保護回路。
- 請求項1に記載のESD保護回路と、
一端を前記第1ノードに、他端を前記接地線に接続する第1被保護素子と、
一端を前記第2ノードに、他端を前記接地線に接続する第2被保護素子と、を備え、
前記第2被保護素子が、前記第1被保護素子よりも高耐圧素子であることを特徴とする半導体装置。 - 請求項2に記載のESD保護回路と、
前記各ノードと前記接地線の間にそれぞれ耐圧の異なる被保護素子を備え、
前記被保護素子は、当該被保護素子に接続されている前記ノードに接続する電源端子からの出力電圧が高いほど高耐圧素子であることを特徴とする半導体装置。
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