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JP2011148464A - 車両のバックドア構造 - Google Patents

車両のバックドア構造 Download PDF

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JP2011148464A
JP2011148464A JP2010013001A JP2010013001A JP2011148464A JP 2011148464 A JP2011148464 A JP 2011148464A JP 2010013001 A JP2010013001 A JP 2010013001A JP 2010013001 A JP2010013001 A JP 2010013001A JP 2011148464 A JP2011148464 A JP 2011148464A
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back door
lower side
outer panel
vehicle
door structure
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Application number
JP2010013001A
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English (en)
Inventor
Koichi Matsumoto
浩一 松本
Koji Fujikawa
孝司 藤川
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】インナパネル下半部に大きな開口部を設けて軽量化を図り、傾斜部と、ラッチ取付部を補強する補強部材とにより、剛性を確保して、振動、騒音を抑制する車両のバックドア構造を提供する。
【解決手段】下半部3Cが、バックドアの上下方向中間位置でウインドシールド開口部18の下辺を構成する中間辺部3Dと、バックドアの下辺を構成する下辺部3Eと、中間辺部3Dと下辺部3Eとの間に形成された開口部19と、開口部19の左右に設けられた下部側辺部3Fと、中間辺部3Dと下部側辺部3Fとの結合部近傍と下辺部3Eとを車幅方向に傾斜して結合する傾斜部3Gと、を備えて構成され、下辺部3Eの車幅方向略中央部に設けられラッチの取付け部を補強する補強部材23を備えたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両のバックドア構造に関し、詳しくは、バックドアがインナパネルとアウタパネルとを備え、該インナパネルが、ウインドシールド開口部の上辺を構成する上辺部と、この上辺部の左右から下方に延びる上部側辺部と、この上部側辺部の下端に接続される下半部と、から構成されたような車両のバックドア構造に関する。
一般にワゴン車等の車両においては、車体の後壁に開口部が設けられ、この開口部をバックドアで開閉するように構成されている。
上述のバックドアは、その閉時に車体側のストライカと、バックドア側のラッチとで結合される一方、車両走行時には、路面の凹凸がタイヤを介して外部振動として入力されるので、この外部振動によるバックドアからの騒音発生を防止するためには、バックドア下部における充分な剛性確保が望まれる。
このような要請に対応して、従来、特許文献1に開示された車両のバックドア構造が既に発明されている。
すなわち、車体後面に設けられた開口部を、その上辺部に設けられたヒンジを介して上部側を中心として回動することにより開閉するバックドアにおいて、該バックドアは、インナパネルとアウタパネルとで中空体として構成されていると共に、上記インナパネルの下面部に、バックドアの内部に収容されたラッチの係合部材を外部に臨ませて、閉時に車体側のストライカと係合可能とさせるラッチ用開口部が形成されており、かつ、上記ラッチが、インナパネルにおけるラッチ用開口部周辺を補強する補強プレートを介してインナパネルの下面部に取付けられ、上記補強プレートに、その後部から上方に延び、上記アウタパネルに接合される上方延長部が設けられていると共に、該上方延長部に、上記インナパネルが接合されたものである。
この特許文献1に開示された従来構造によれば、インナパネルの下面部の剛性が向上して、その変形が抑制されると共に、これに伴う振動や騒音の発生を抑制することができるという効果がある反面、次のような問題点があった。
すなわち、該従来構造においては、バックドアの上下方向中間位置でウインドシールド開口部の下辺を構成する中間辺部よりも下側の部分には、大きい開口部が形成されておらず、また該部に大きい開口部を設けるという技術思想もない関係上、剛性の確保により振動、騒音を抑制する点と、大きな開口部を設けることによるバックドアの軽量化を図る点と、の両立を図ることができない問題点があった。
特開2009−23480号公報
そこで、この発明は、インナパネル下半部に大きな開口部を設けて軽量化を図ると共に、傾斜部と、ラッチ取付部を補強する補強部材とによって、剛性を確保して、振動、騒音を抑制することができる車両のバックドア構造の提供を目的とする。
この発明による車両のバックドア構造は、バックドアがインナパネルとアウタパネルとを備え、該インナパネルが、ウインドシールド開口部の上辺を構成する上辺部と、該上辺部の左右から下方に延びる上部側辺部と、該上部側辺部の下端に接続される下半部と、から構成された車両のバックドア構造であって、上記下半部が、バックドアの上下方向中間位置でウインドシールド開口部の下辺を構成する中間辺部と、上記バックドアの下辺を構成する下辺部と、上記中間辺部と上記下辺部との間に形成された開口部と、該開口部の左右に設けられた下部側辺部と、上記中間辺部と上記下部側辺部との結合部近傍と上記下辺部とを車幅方向に傾斜して結合する傾斜部と、を備えて構成されると共に、上記下辺部の車幅方向略中央部に設けられラッチの取付け部を補強する補強部材を備えたものである。
上記構成によれば、上記開口部は、中間辺部と下辺部との間に形成されるので、この開口部を大きく形成することができる。そして、インナパネルの下半部に斯る大きな開口部を設けることで、インナパネル乃至バックドア全体の軽量化を図ることができる。
また、中間辺部と下部側辺部との結合部近傍と、下辺部と、を車幅方向に傾斜して結合する傾斜部、並びに、ラッチの取付け部を補強する補強部材により、バックドアの剛性を確保して、この剛性の確保により変形が抑制されるので、振動および騒音を抑制することができる。
要するに、大きな開口部を設けることによる軽量化の達成と、剛性確保による振動、騒音の抑制との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記中間辺部の車幅方向中間位置にアウタパネル側に延びて該アウタパネルと接合される接合部を備えたものである。
上記構成によれば、上記接合部で中間辺部とアウタパネルとを前後方向に接合するので、中間辺部の剛性を確保することができ、これにより、振動、騒音をより一層抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記傾斜部にアウタパネル側に延びて該アウタパネルと接合される接合部を備えたものである。
上記構成によれば、上記接合部で傾斜部とアウタパネルとを前後方向に接合するので、傾斜部の剛性を確保することができ、これにより、振動、騒音をより一層抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記接合部が車幅方向に略直線上に設けられたものである。
上記構成によれば、車幅方向に略直線上に設けられた接合部を介してアウタパネルと中間辺部、または、アウタパネルと傾斜部が接合されるので、剛性の確保を効率的に行なうことができる。
この発明の一実施態様においては、上記接合部が溶接にてアウタパネルと接合され、該アウタパネルの車外側に外装品が設けられたものである。
上述の外装品は、ガーニッシュやライセンスプレート(いわゆる、ナンバプレート)に設定してもよい。
上記構成によれば、接合部とアウタパネルとを溶接により接合するので、この溶接によって剛性を確保することができると共に、溶接痕などをアウタパネルの車外側に設ける外装品で覆うことができるので、外観の悪化を防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記傾斜部の中間部と、上記下部側辺部または上記下辺部とを連結する連結部を備えたものである。
上記構成によれば、上述の連結部で傾斜部の剛性を確保することができ、これにより、振動、騒音をより一層抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記補強部材が、上記インナパネルと上記アウタパネルとを連結するように構成されたものである。
上記構成によれば、補強部材によりインナパネルとアウタパネルとを連結するので、さらなる剛性の向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記補強部材の側部に、上記インナパネルと上記アウタパネルとを前後方向に延びて連結する連結部材を設けたものである。
上記構成によれば、連結部材によりインナパネルとアウタパネルとを連結するので、さらなる剛性の確保を達成することができる。
この発明の一実施態様においては、上記補強部材が、上記連結部材を一体に備えて構成されたものである。
上記構成によれば、補強部材と連結部材とを一体と成したので、部品点数の削減と、コスト抑制との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記連結部材が上記ラッチを側部から覆うように設けられたものである。
上記構成によれば、連結部材でラッチを側部から覆うので、ラッチへの不正なアクセスを防止して、盗難防止を図ることができる。
例えば、バッテリがあがって、ラッチが動かなくなった場合、アクセス用の開口からラッチを解徐するレバーが設けられているが、ランプ開口を破壊して該レバーを不正アクセスしようとしても、上記連結部材にて、この不正アクセスを阻止することができる。
この発明によれば、インナパネル下半部に大きな開口部を設けて軽量化を図ると共に、傾斜部と、ラッチ取付部を補強する補強部材とによって、剛性を確保して、振動、騒音を抑制することができる効果がある。
本発明の車両のバックドア構造を示す背面図 インナパネルの背面図 インナパネルの斜視図 図1のA−A線矢視断面図 補強部材の背面図 補強部材の平面図 図6の左側面図 図6の右側面図 補強部材の斜視図 補強部材による補強構造を示す斜視図 図2のB−B線に相当する部位の拡大断面図 補強部材の他の実施例を示す斜視図 補強部材のさらに他の実施例を示す斜視図
大きな開口部を設けることによる軽量化の達成と、剛性確保による振動、騒音の抑制との両立を図るという目的を、バックドアがインナパネルとアウタパネルとを備え、該インナパネルが、ウインドシールド開口部の上辺を構成する上辺部と、該上辺部の左右から下方に延びる上部側辺部と、該上部側辺部の下端に接続される下半部と、から構成された車両のバックドア構造において、上記下半部が、バックドアの上下方向中間位置でウインドシールド開口部の下辺を構成する中間辺部と、上記バックドアの下辺を構成する下辺部と、上記中間辺部と上記下辺部との間に形成された開口部と、該開口部の左右に設けられた下部側辺部と、上記中間辺部と上記下部側辺部との結合部近傍と上記下辺部とを車幅方向に傾斜して結合する傾斜部と、を備えて構成されると共に、上記下辺部の車幅方向略中央部に設けられラッチの取付け部を補強する補強部材を備えるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両のバックドア構造を示し、図1、図2、図3において、バックドア1は図1に示すアウタパネル2と、図2、図3に示すインナパネル3とを接合して構成されるものである。
バックドア1の詳細構造の説明に先立って、まず、車体側の構成について述べると、図1のA−A線矢視断面図を図4に示すように、荷室4の床面を形成するリヤフロア5(フロアパネル)を設け、このリヤフロア5の車幅方向中央部には下方に段下げ形成されたスペアタイヤパン6を設けている。
また、上述のリヤフロア5の後端部には、上方に所定量立上がるリヤエンドパネル7を取付け、このリヤエンドパネル7のリヤ側にはリヤエンドメンバ8を接合固定して、このリヤエンドメンバ8と上述のリヤエンドパネル7との間には、車幅方向に延びるリヤエンド閉断面9を形成して、下部車体剛性の向上を図っている。なお、図4において10は樹脂製のリヤバンパである。
一方、車室および荷室4を上方から覆うルーフ部としてのルーフパネル11を設け、このルーフパネル11の後端部荷室側にはルーフレインフォースメント12を配設すると共に、このルーフレインフォースメント12のさらに荷室側にはリヤヘッダ13を接合して、ルーフパネル11とリヤヘッダ13との間には、車幅方向に延びるヘッダ閉断面14を形成して、上部車体剛性の向上を図っている。
また、車体後壁には開口部15が設けられ、上述のバックドア1でこの開口部15を開閉可能に覆うように構成している。
上述のバックドア1はその上部がヘッダ閉断面14と対応するルーフパネル11の段下げ部11aに設けられるバックドアヒンジ(図示せず)により開閉可能に構成されるもので、バックドア1の閉時には、該バックドア1の下部に設けられたラッチ16がボディ側のストライカ17に係合して、バックドア閉状態が確保されるものである。
ここで、上述のストライカ17はリヤエンドパネル7の上方折曲げ部、つまりリヤエンド閉断面9と対応する部位において車幅方向の略中央部に設けられたものである。
次に、図2、図3を参照してバックドア1のインナパネル3の具体的構成について詳述する。
図2はインナパネル3の背面図、図3はその斜視図であって、図2、図3に示すように、このインナパネル3は、ウインドシールド開口部18の上辺を構成する上辺部3Aと、この上辺部3Aの左右から下方に延びる上部側辺部3B,3Bと、これら上部側辺部3B,3Bの下端に接続される下半部3Cとを備え、該下半部3Cが、バックドア1の上下方向中間位置でウインドシールド開口部18の下辺を構成する中間辺部3Dと、バックドア1の下辺を構成する下辺部3Eと、中間辺部3Dと下辺部3Eとの間に形成された開口部19と、開口部19の左右に設けられた下部側辺部3F,3Fと、中間辺部3Dと下部側辺部3Fとの結合部近傍と、下辺部3Eと、を車幅方向に傾斜して結合する傾斜部3G,3Gと、左右の傾斜部3G,3Gの各中間部と、下部側辺部3Fまたは下辺部3Eとを連結する連結部3H,3Hと、を備えて構成される。
そして、図4、図1に示すように、ウインドシールド開口部18にはバックドアウインド20を配設している。
図2、図3に示すように、上述の上辺部3Aの左右の車幅方向端部背面(リヤ側の面)には、ヒンジ用のレインフォースメント21,21が一体的に接合固定されている。
また、中間辺部3Dの車幅方向端部と上部側辺部3Bの下部とに跨るように、ダンパ用のレインフォースメント22,22が一体的に接合固定されている。
さらに、上述の下辺部3Eの車幅方向略中央部には、ラッチ16の取付け部を補強する補強部材23(いわゆるラッチレイン)が設けられている。
図3に示すように、バックドア1のインナパネル3における下辺部3Eのラッチ取付部には、ラッチ用開口部24が設けられており、上述の補強部材23はこのラッチ用開口部24の周辺を補強するためのものである。
図5は補強部材23の背面図、図6は補強部材の平面図、図7は図5の左側面図、図8は図5の右側面図、図9は補強部材の斜視図、図10は補強部材による補強構造を示す斜視図である。
図5〜図10に示すように、上述の補強部材23は、ラッチ用開口部24と対応する開口25をもったベース部26と、ベース部26の車幅方向側部に位置して上述のインナパネル3とアウタパネル2とを前後方向に延びて連結する側壁部27,27とを備えている。
この実施例では、図5〜図10に示すように、上述の側壁部27は、ラッチ用開口部24(図3参照)を挟んで補強部材23の両側部に設けられている。
左右の側壁部27,27の前後には、図6に示すように接合フランジ27a,27bがそれぞれ一体形成されており、左右両側部の側壁部27,27のインナパネル側接合フランジ27a,27a(前側の接合フランジ)が車幅方向内方に折曲げて形成されており、アウタパネル側接合フランジ27b,27b(後側の接合フランジ)が車幅方向外方に折曲げて形成されている。
また、両側部の側壁部27,27が、図6に示すように、インナパネル3側からアウタパネル2側に向って距離が広がるように形成されている。つまり、左右の側壁部27,27は同図に示すように平面視でハの字状に形成されている。
さらに、両側部の側壁部27,27が、図5に示すように、その下方から上方に向って距離が広がるように形成されており、左右の側壁部27,27は同図に示す背面図において逆ハの字状に形成されている。
左右の側壁部27,27のうち、右側の側壁部27には、上述のラッチ16として電磁ラッチを用いた場合、そのハーネスを挿通させるための凹部28が形成されると共に、ベース部26の前部左右と左右の側壁部27,27の前側下部との間には、成形用の開口部29,29が形成されている。
このように構成された補強部材23は、そのベース部26がインナパネル3の下辺部3Eにおけるラッチ用開口部24の周辺にスポット溶接にて固定され、インナパネル側接合フランジ27a,27aがインナパネル3にスポット溶接にて固定され、アウタパネル側接合フランジ27b,27bがアウタパネル2に接合されるものである。
すなわち、上述の補強部材23は、インナパネル3とアウタパネル2とを連結するように構成されたものであって、この実施例では、補強部材23の側部に、インナパネル3とアウタパネル2とを前後方向に延びて連結する連結部材としての側壁部27,27を一体に備えて構成されると共に、左右の側壁部27,27が上述のラッチ16(図4参照)を左右両側部から覆うように設けられたものである。
ところで、図2、図3に示すように、上述の中間辺部3Dの車幅方向中間位置の下部には、後方つまりアウタパネル2側に延びて該アウタパネル2と接合される複数の接合部30,31,32を、車幅方向に離間させて一体に折曲げ形成している。
これら複数の各接合部30,31,32は車幅方向に略直線状に設けられている。
また、これら複数の各接合部30,31,32は、略水平部と、この略水平部の後端に一体に折曲げ形成された折曲げ部とを有し、略水平部にはビード30a,31a,32aが一体形成されて、接合部30,31,32それ自体の剛性向上を図るように構成している。
さらに、図2、図3に示すように、上述の傾斜部3G,3Gの長手方向中間の上部(つまり、開口部19寄りの位置)には、後方つまりアウタパネル2側に延びて該アウタパネル2と接合される左右一対の接合部33,34を一体に折曲げ形成している。
これら一対の各接合部33,34は車幅方向に略直線状に設けられている。また、この実施例では、各接合部33,31,34も車幅方向に略直線状に設けられている。
ここで、上述の一対の各接合部33,34は、後方に向けて延びる延長部と、この延長部の先端(後端)に一体に折曲げ形成された折曲げ部とを有し、延長部にはビード33a,34aが一体形成されて、接合部33,34それ自体の剛性向上を図るように構成している。
同様に、上述の連結部3Hにもビード3aが形成されていて、該連結部3Hそれ自体の剛性向上を図るように構成している。
そして、傾斜部3Gに設けた一対の接合部33,34と、中間辺部3Dに設けた複数の接合部30,31,32のうちの中央の接合部31とが、図11、図4に示すようにスポット溶接にてアウタパネル2と接合され、このアウタパネル2の車外側には外装品の一例としてガーニッシュ35が設けられている。
中間辺部3Dに設けた複数の接合部30,31,32のうちの両サイドの接合部30,32は接着剤36(図示の便宜上、○印にて示す)を用いて、アウタパネル2に接着されるものである。
また、下辺部3Eに設けた補強部材23の両側部の側壁部27,27におけるアウタパネル側接合部27b,27bが、該アウタパネル2の車外側に設けられる外装品としてのライセンスプレート37(図1参照)に対応する位置に設けられ、その上部の接合ポイントc,dがスポット溶接によってアウタパネル2に接合され、その下部は接着剤36(図示の便宜上、○印にて示す)を用いて、アウタパネル2に接着されている。
なお、図中、38はバックドア1の荷室4側に設けられたドアトリムである。また、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
このように、図1〜図11で示した実施例の車両のバックドア構造は、バックドア1がインナパネル3とアウタパネル2とを備え、該インナパネル3が、ウインドシールド開口部18の上辺を構成する上辺部3Aと、該上辺部3Aの左右から下方に延びる上部側辺部3Bと、該上部側辺部3Bの下端に接続される下半部3Cと、から構成された車両のバックドア構造であって、上記下半部3Cが、バックドア1の上下方向中間位置でウインドシールド開口部18の下辺を構成する中間辺部3Dと、上記バックドア1の下辺を構成する下辺部3Eと、上記中間辺部3Dと上記下辺部3Eとの間に形成された開口部19と、該開口部19の左右に設けられた下部側辺部3Fと、上記中間辺部3Dと上記下部側辺部3Fとの結合部近傍と上記下辺部3Eとを車幅方向に傾斜して結合する傾斜部3Gと、を備えて構成されると共に、上記下辺部3Eの車幅方向略中央部に設けられラッチ16の取付け部を補強する補強部材23を備えたものである(図2〜図4参照)。
この構成によれば、上記開口部19は、中間辺部3Dと下辺部3Eとの間に形成されるので、この開口部19を大きく形成することができる。そして、インナパネル3の下半部3Cに斯る大きな開口部19を設けることで、インナパネル3乃至バックドア1全体の軽量化を図ることができる。
また、中間辺部3Dと下部側辺部3Fとの結合部近傍と、下辺部3Eと、を車幅方向に傾斜して結合する傾斜部3G、並びに、ラッチ16の取付け部を補強する補強部材23により、バックドア1の剛性を確保して、この剛性の確保によりラッチ取付け部周辺の変形が抑制されるので、振動および騒音を抑制することができる。
要するに、大きな開口部19を設けることによる軽量化の達成と、剛性確保による振動、騒音の抑制との両立を図ることができる。
また、上記中間辺部3Dの車幅方向中間位置にアウタパネル2側に延びて該アウタパネル2と接合される接合部30,31,32を備えたものである(図3、図4参照)。
この構成によれば、上記接合部30,31,32で中間辺部3Dとアウタパネル2とを前後方向に接合するので、中間辺部3Dの剛性を確保することができ、これにより、振動、騒音をより一層抑制することができる。
さらに、上記傾斜部3Gにアウタパネル2側に延びて該アウタパネル2と接合される接合部33,34を備えたものである(図3、図11参照)。
この構成によれば、上記接合部33,34で傾斜部3Gとアウタパネル2とを前後方向に接合するので、傾斜部3Gの剛性を確保することができ、これにより、振動、騒音をより一層抑制することができる。
加えて、上記接合部(この実施例では各接合部30,31,32、または各接合部33,34)が車幅方向に略直線上に設けられたものである(図2参照)。
この構成によれば、車幅方向に略直線上に設けられた接合部30,31,32または接合部33,34を介してアウタパネル2と中間辺部3D、または、アウタパネル2と傾斜部3Gが接合されるので、剛性の確保を効率的に行なうことができる。
また、上記接合部33,31,34が溶接にてアウタパネル2と接合され、該アウタパネル2の車外側に外装品(ガーニッシュ35参照)が設けられたものである(図4、図11参照)。
この構成によれば、接合部33,31,34とアウタパネル2とを溶接により接合するので、この溶接によって剛性を確保することができると共に、溶接痕などをアウタパネル2の車外側に設ける外装品(ガーニッシュ35参照)で覆うことができるので、外観の悪化を防止することができる。
さらに、上記傾斜部3Gの中間部と、上記下部側辺部3Fまたは上記下辺部3Eとを連結する連結部3Hを備えたものである(図2、図3参照)。
この構成によれば、上述の連結部3Hで傾斜部3Gの剛性を確保することができ、これにより、振動、騒音をより一層抑制することができる。
しかも、上記補強部材23が、上記インナパネル3と上記アウタパネル2とを連結するように構成されたものである(図10参照)。
この構成によれば、補強部材23によりインナパネル3とアウタパネル2とを連結するので、さらなる剛性の向上を図ることができる。
また、上記補強部材23の側部に、上記インナパネル3と上記アウタパネル2とを前後方向に延びて連結する連結部材(側壁部27参照)を設けたものである(図9参照)。
この構成によれば、連結部材(側壁部27参照)によりインナパネル3とアウタパネル2とを連結するので、さらなる剛性の確保を達成することができる。
さらに、上記補強部材23が、上記連結部材(側壁部27参照)を一体に備えて構成されたものである(図9参照)。
この構成によれば、補強部材23と連結部材(側壁部27参照)とを一体と成したので、部品点数の削減と、コスト抑制との両立を図ることができる。
加えて、上記連結部材(側壁部27参照)が上記ラッチ16を側部から覆うように設けられたものである(図2〜図4参照)。
この構成によれば、連結部材(側壁部27参照)でラッチ16を側部から覆うので、ラッチ16への不正なアクセスを防止して、盗難防止を図ることができる。
例えば、バッテリがあがって、ラッチ16が動かなくなった場合、アクセス用の開口からラッチ16を解徐するレバーが設けられているが、ランプ開口を破壊して該レバーを不正アクセスしようとしても、上記連結部材(側壁部27参照)にて、この不正アクセスを阻止することができる。
図12は補強部材(いわゆるラッチレイン)の他の実施例を示す斜視図である。
図5〜図9で示した先の実施例においては、補強部材23はベース部26と、左右の側壁部27,27とを一体形成したが、図12に示すこの実施例においては、ベース部26と、左右の側壁部27,27とをそれぞれ別々に形成し、これらを組合せて補強部材23を構成するように成したものである。
このように構成すると、ベース部26および側壁部27の成形性が向上するので、寸法精度の高い補強部材23を得ることができる。
なお、図12に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図12において、前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図13は補強部材(いわゆるラッチレイン)のさらに他の実施例を示す斜視図である。
図9、図12で示した先の各実施例においては、補強部材23がベース部26と、左右の側壁部27,27とを備えているが、図13に示すこの実施例においては、ベース部26のみで補強部材23を構成したものである。
このため、ベース部26には、ラッチ用開口部24(前図参照)と対応する開口25を形成すると共に、ベース部26の前部にはインナパネル側接合フランジ26aを一体に折曲げ形成し、ベース部26の後部にはアウタパネル側接合フランジ26bを一体に折曲げ形成している。
上述のインナパネル側接合フランジ26aはインナパネル3の下辺部3Eに溶接または接着により接合され、上述のアウタパネル側接合フランジ26bはアウタパネル2に溶接または接着により接合される。
このように構成しても、ベース部26から成る補強部材23で、ラッチ16の取付け部を補強することができると共に、該補強部材23で、インナパネル3とアウタパネル2とを連結することができるものである。
なお、図13において、前図と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の外装品は、実施例のガーニッシュ35に対応し、
以下同様に、
連結部材は、側壁部27に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
1…バックドア
2…アウタパネル
3…インナパネル
3A…上辺部
3B…上部側辺部
3C…下半部
3D…中間辺部
3E…下辺部
3F…下部側辺部
3G…傾斜部
3H…連結部
16…ラッチ
18…ウインドシールド開口部
19…開口部
23…補強部材
27…側壁部(連結部材)
30〜34…接合部
35…ガーニッシュ(外装品)

Claims (10)

  1. バックドアがインナパネルとアウタパネルとを備え、
    該インナパネルが、ウインドシールド開口部の上辺を構成する上辺部と、
    該上辺部の左右から下方に延びる上部側辺部と、
    該上部側辺部の下端に接続される下半部と、から構成された車両のバックドア構造であって、
    上記下半部が、バックドアの上下方向中間位置でウインドシールド開口部の下辺を構成する中間辺部と、
    上記バックドアの下辺を構成する下辺部と、
    上記中間辺部と上記下辺部との間に形成された開口部と、
    該開口部の左右に設けられた下部側辺部と、
    上記中間辺部と上記下部側辺部との結合部近傍と上記下辺部とを車幅方向に傾斜して結合する傾斜部と、を備えて構成されると共に、
    上記下辺部の車幅方向略中央部に設けられラッチの取付け部を補強する補強部材を備えた
    車両のバックドア構造。
  2. 上記中間辺部の車幅方向中間位置にアウタパネル側に延びて該アウタパネルと接合される接合部を備えた
    請求項1記載の車両のバックドア構造。
  3. 上記傾斜部にアウタパネル側に延びて該アウタパネルと接合される接合部を備えた
    請求項1または2記載の車両のバックドア構造。
  4. 上記接合部が車幅方向に略直線上に設けられた
    請求項2または3記載の車両のバックドア構造。
  5. 上記接合部が溶接にてアウタパネルと接合され、
    該アウタパネルの車外側に外装品が設けられた
    請求項2〜4の何れか1に記載の車両のバックドア構造。
  6. 上記傾斜部の中間部と、上記下部側辺部または上記下辺部とを連結する連結部を備えた
    請求項1〜5の何れか1に記載の車両のバックドア構造。
  7. 上記補強部材が、上記インナパネルと上記アウタパネルとを連結するように構成された
    請求項1〜6の何れか1に記載の車両のバックドア構造。
  8. 上記補強部材の側部に、上記インナパネルと上記アウタパネルとを前後方向に延びて連結する連結部材を設けた
    請求項1〜7の何れか1に記載の車両のバックドア構造。
  9. 上記補強部材が、上記連結部材を一体に備えて構成された
    請求項8記載の車両のバックドア構造。
  10. 上記連結部材が上記ラッチを側部から覆うように設けられた
    請求項8または9記載の車両のバックドア構造。
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