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JP2011029892A - 通信装置、通信方式の判別方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信方式の判別方法、及びプログラム Download PDF

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JP2011029892A JP2009173116A JP2009173116A JP2011029892A JP 2011029892 A JP2011029892 A JP 2011029892A JP 2009173116 A JP2009173116 A JP 2009173116A JP 2009173116 A JP2009173116 A JP 2009173116A JP 2011029892 A JP2011029892 A JP 2011029892A
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Abstract

【課題】相手デバイスが利用可能な近接通信方式を検出することが可能な通信装置を提供すること。
【解決手段】第1の方式に基づき、所定のポーリング周期でポーリング信号を発信し、当該ポーリング信号に応じて相手機器から発信された応答信号を受信することが可能な第1通信部と、第2の方式に基づき、前記第1通信部よりも長いポーリング周期でポーリング信号を発信し、当該ポーリング信号に応じて相手機器から発信された応答信号を受信することが可能な第2通信部と、前記第1又は第2通信部で応答信号を受信した時点を基準にして前記第2通信部のポーリング周期よりも長い所定時間だけ前記第2又は第1通信部による応答信号の受信を待ち受け、当該受信結果に基づいて相手機器が利用可能な方式を判別する方式判別部と、を備える、通信装置が提供される。
【選択図】図9

Description

本発明は、通信装置、通信方式の判別方法、及びプログラムに関する。
昨今、非接触IC(Integrated Circuit)カードや非接触ICカード機能を搭載した携帯電話(以下、非接触ICカード等)が様々な場面で利用されるようになってきた。例えば、交通機関の改札サービスや物品を購入した際に行われる決済サービス等において、日常的に非接触ICカード等が利用されている。このような非接触ICカード等には、「近接通信」と呼ばれる無線通信技術を用いた通信手段が搭載されている。ここで言う近接通信とは、通信対象となる2つの機器を近接させて行う無線通信のことを意味している。近接通信の方式としては、例えば、ISO18092として規格化されたNFC(Near Field Communication)がある。さらに、NFCの中にも、Type−A、Type−B、FeliCa(ソニー社登録商標)方式といった異なる通信方式が規定されている。
また、最近では、NFCとは異なる近接通信の方式も提案されている。例えば、近接した2つの機器間でNFCよりも高速にデータ伝送を行うことが可能なTransferJet(以下、JET)と呼ばれる近接通信の方式が提案されている。NFCとJETとは、利用する周波数帯や送信電力の違いから、ほとんど相互に干渉を与えることがない。そのため、両方式の近接通信手段を1つの機器に共存させることができる(図1を参照)。そこで、NFCとJETとを1つの機器に共存させ、各方式の長所を生かしてユーザの利便性を更に向上させるための技術開発が鋭意進められている。
このように、複数の通信手段を1つの機器に共存させる場合、相手機器に搭載された通信手段の種類に応じて通信方式(通信手段)を切り替えたり、通信を効率化するために相手機器に応じて優先的に利用する通信方式(通信手段)を決定したりする必要がある。通信手段(ネットワークインターフェース)を選択的に切り替える方法に関しては、例えば、下記の特許文献1に記載がある。同文献には、ネットワークインターフェースの活栓挿抜を監視し、所定のネットワークインターフェース選択ポリシーに則り、利用すべきネットワークインターフェースの種別を選択する方法が開示されている。さらに、同文献には、選択したネットワークインターフェースに自動接続する方法が記載されている。
特開2005−532759号公報
上記文献に記載の技術は、所謂無線LAN(Local Area Network)等を用いる無線端末が、通信開始時にアクセスした無線基地局の無線方式に適合するように無線インターフェースの種類を選択するというものである。従って、同文献の無線通信において想定される状況と近接通信において想定される状況とは異なる。近接通信の場合、例えば、翳される側の機器(以下、イニシエータ・デバイス)及び翳す側の機器(以下、ターゲット・デバイス)がいずれもNFC及びJETに対応している可能性がある。
もちろん、イニシエータ・デバイスがNFC又はJETのいずれか1つに対応し、ターゲット・デバイスがNFC及びJET共に対応している可能性もある。逆に、イニシエータ・デバイスがNFC及びJET共に対応し、ターゲット・デバイスがNFC又はJETのいずれか1つに対応している可能性もある。従って、ターゲット・デバイスが翳された際に、利用可能な通信方式をイニシエータ・デバイス及びターゲット・デバイスの双方が認識できるようにする方法が必要になる(図1、図2を参照)。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、近接通信する2つのデバイス間で利用可能な通信方式を判別することが可能な、新規かつ改良された通信装置、通信方式の判別方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1の方式に基づき、所定のポーリング周期でポーリング信号を発信し、当該ポーリング信号に応じて相手機器から発信された応答信号を受信することが可能な第1通信部と、第2の方式に基づき、前記第1通信部よりも長いポーリング周期でポーリング信号を発信し、当該ポーリング信号に応じて相手機器から発信された応答信号を受信することが可能な第2通信部と、前記第1又は第2通信部で応答信号を受信した時点を基準にして前記第2通信部のポーリング周期よりも長い所定時間だけ前記第2又は第1通信部による応答信号の受信を待ち受け、当該受信結果に基づいて相手機器が利用可能な方式を判別する方式判別部と、を備える、通信装置が提供される。
また、上記の通信装置は、前記方式判別部により、前記第1又は第2の方式のいずれか一方であると判別された場合に、前記相手機器が利用できない方式に対応する前記第1又は第2通信部の動作を停止させる動作制御部をさらに備えていてもよい。
また、上記の通信装置は、前記方式判別部による判別結果を受けて前記相手機器が利用可能な方式の情報を表示する表示部をさらに備えていてもよい。
また、前記方式判別部は、前記第1通信部で応答信号を受信した場合、当該応答信号の受信時点を基準にして前記所定時間だけ前記第2通信部による応答信号の受信を待ち受け、前記第2通信部で応答信号が受信された場合、前記相手機器が可能な方式は前記第1及び第2の方式であると判別し、前記第2通信部で応答信号が受信されなかった場合、前記相手機器が利用可能な方式は前記第1の方式のみであると判別するように構成されていてもよい。
また、前記方式判別部は、前記第2通信部で応答信号を受信した場合、当該応答信号の受信時点を基準にして前記所定時間だけ前記第1通信部による応答信号の受信を待ち受け、前記第1通信部で応答信号が受信された場合、前記相手機器が可能な方式は前記第1及び第2の方式であると判別し、前記第1通信部で応答信号が受信されなかった場合、前記相手機器が利用可能な方式は前記第2の方式のみであると判別するように構成されていてもよい。
また、前記第1の方式は、NFC(Near Field Communication)方式であり、前記第2の方式は、TransferJet方式であってもよい。
また、上記の通信装置は、前記方式判別部による判別結果に応じて、前記第1の方式に対応したアプリケーションを起動させるための第1方式用ランチャー又は前記第2の方式に対応したアプリケーションを起動させるための第2方式用ランチャーを起動させるランチャー起動部をさらに備えていてもよい。
また、上記の通信装置は、第3の方式に基づき、前記第2通信部よりも長いポーリング周期でポーリング信号を発信し、当該ポーリング信号に応じて相手機器から発信された応答信号を受信することが可能な第3通信部をさらに備えていてもよい。この場合、前記方式判別部は、前記第1通信部、前記第2通信部、前記第3通信部のいずれかにより応答信号を受信した時点を基準にして前記第3通信部のポーリング周期よりも長い所定時間だけ前記第1通信部、前記第2通信部、及び前記第3通信部による応答信号の受信を待ち受け、当該受信結果に基づいて相手機器が利用可能な方式を判別する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、所定のポーリング周期で第1の方式に対応するポーリング信号を発信すると共に、前記第1の方式よりも長いポーリング周期で第2の方式に対応するポーリング信号を発信する発信ステップと、前記発信ステップで発信されたポーリング信号に応じて相手機器から発信された前記第1又は第2の方式に対応する応答信号を受信する受信ステップと、前記受信ステップで前記第1又は第2の方式に対応する応答信号を受信した時点を基準にして前記第2の方式に対応するポーリング周期よりも長い所定時間だけ前記第2又は第1の方式に対応する応答信号の受信を待ち受け、当該受信結果に基づいて相手機器が利用可能な方式を判別する方式判別ステップと、を含む、通信方式の判別方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、所定のポーリング周期で第1の方式に対応するポーリング信号を発信すると共に、前記第1の方式よりも長いポーリング周期で第2の方式に対応するポーリング信号を発信する発信機能と、前記発信機能により発信されたポーリング信号に応じて相手機器から発信された前記第1又は第2の方式に対応する応答信号を受信する受信機能と、前記受信機能により前記第1又は第2の方式に対応する応答信号を受信した時点を基準にして前記第2の方式に対応するポーリング周期よりも長い所定時間だけ前記第2又は第1の方式に対応する応答信号の受信を待ち受け、当該受信結果に基づいて相手機器が利用可能な方式を判別する方式判別機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、上記のプログラムが記録された、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体が提供される。
以上説明したように本発明によれば、近接通信する2つのデバイス間で利用可能な通信方式を判別することが可能になる。
複数の近接通信方式、及びこれら近接通信方式に対応する機器の一例を示す説明図である。 複数の近接通信方式に対応する機器と、いずれか一方又は両方の近接通信方式に対応する相手機器との間の通信形態を示す説明図である。 パラレル・ポーリング方式を採用した場合に相手機器との間で実現可能な近接通信方式の組み合わせを示す説明図である。 シリアル・ポーリング方式を採用した場合に相手機器との間で実現可能な近接通信方式の組み合わせを示す説明図である。 複数の近接通信方式に対応したイニシエータ・デバイス(Initiator Device)及びターゲット・デバイス(Target Device)を含むシステム構成例、及び各デバイスの装置構成例を示す説明図である。 複数の近接通信方式に対応したイニシエータ・デバイス(Initiator Device)及び1つの近接通信方式に対応したターゲット・デバイス(Target Device)を含むシステム構成例、及び各デバイスの装置構成例を示す説明図である。 複数の近接通信方式に対応したイニシエータ・デバイス(Initiator Device)及び1つの近接通信方式に対応したターゲット・デバイス(Target Device)を含むシステム構成例、及び各デバイスの装置構成例を示す説明図である。 1つの近接通信方式に対応したイニシエータ・デバイス(Initiator Device)及び複数の近接通信方式に対応したターゲット・デバイス(Target Device)を含むシステム構成例、及び各デバイスの装置構成例を示す説明図である。 1つの近接通信方式に対応したイニシエータ・デバイス(Initiator Device)及び複数の近接通信方式に対応したターゲット・デバイス(Target Device)を含むシステム構成例、及び各デバイスの装置構成例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るイニシエータ・デバイス(Initiator Device)の詳細な装置構成例を示す説明図である。 本実施形態に係るイニシエータ・デバイス(Initiator Device)において実行される近接通信方式の判別処理の流れを示す説明図である。 本実施形態に係るイニシエータ・デバイス(Initiator Device)の動作時に出力される信号の経時変化、及び近接通信方式の判別に用いられるタイマーの状態変化を示す説明図である。 本実施形態に係るイニシエータ・デバイス(Initiator Device)の動作時に出力される信号の経時変化、及び近接通信方式の判別に用いられるタイマーの状態変化を示す説明図である。 本実施形態に係るイニシエータ・デバイス(Initiator Device)の動作時に出力される信号の経時変化、及び近接通信方式の判別に用いられるタイマーの状態変化を示す説明図である。 本実施形態に係るターゲット・デバイス(Target Device)の詳細な装置構成例を示す説明図である。 本実施形態に係るターゲット・デバイス(Target Device)において実行される近接通信方式の判別処理の流れを示す説明図である。 本実施形態に係るターゲット・デバイス(Target Device)の動作時に出力される信号の経時変化、及び近接通信方式の判別に用いられるタイマーの状態変化を示す説明図である。 本実施形態に係るターゲット・デバイス(Target Device)の動作時に出力される信号の経時変化、及び近接通信方式の判別に用いられるタイマーの状態変化を示す説明図である。 本実施形態に係るターゲット・デバイス(Target Device)の動作時に出力される信号の経時変化、及び近接通信方式の判別に用いられるタイマーの状態変化を示す説明図である。 本実施形態に係るイニシエータ・デバイス(Initiator Device)のソフトウェア・スタック構造を示す説明図である。 本実施形態に係るイニシエータ・デバイス(Initiator Device)のソフトウェア・スタック構造に含まれるライブラリ側データベース構造の一例を示す説明図である。 本実施形態に係るイニシエータ・デバイス(Initiator Device)のソフトウェア・スタック構造に含まれるランチャー(Launcher)、アプリケーション(Application)の起動処理の流れを示す説明図である。 本実施形態に係るイニシエータ・デバイス(Initiator Device)による近接通信方式の判別処理、ランチャーの起動処理、アプリケーションの起動処理等を実現することが可能なハードウェア構成例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[説明の流れについて]
ここで、以下に記載する本発明の実施形態に関する説明の流れについて簡単に述べる。まず、NFC及びJETを例に挙げ、近接通信方式の特徴について説明する。次いで、図1、図2を参照しながら、近接通信手段を搭載した機器の具体例について説明する。次いで、図3A、図3Bを参照しながら、近接通信において利用されるポーリング方式について説明する。次いで、図4〜図8を参照しながら、イニシエータ・デバイス及びターゲット・デバイスにより構成される近接通信システムのシステム構成例について紹介する。
次いで、図9を参照しながら、本実施形態に係るイニシエータ・デバイスの構成例について説明する。次いで、図10を参照しながら、本実施形態のイニシエータ・デバイスによる近接通信方式の判別方法について説明する。次いで、図11〜図13を参照しながら、本実施形態のイニシエータ・デバイスによる近接通信方式の判別処理において出力される信号の経時変化及びタイマーの状態変化について説明する。
次いで、図14を参照しながら、本実施形態に係るターゲット・デバイスの構成例について説明する。次いで、図15を参照しながら、本実施形態のターゲット・デバイスによる近接通信方式の判別方法について説明する。次いで、図16〜図18を参照しながら、本実施形態のターゲット・デバイスによる近接通信方式の判別処理において出力される信号の経時変化及びタイマーの状態変化について説明する。
次いで、図19、図20を参照しながら、本実施形態に係るイニシエータ・デバイスのソフトウェア・スタック構造について説明する。次いで、図21を参照しながら、本実施形態に係るイニシエータ・デバイスのソフトウェア・スタック構造に含まれるランチャー、アプリケーションの起動処理の流れについて説明する。次いで、図22を参照しながら、本実施形態に係るイニシエータ・デバイスによる近接通信方式の判別処理、ランチャーの起動処理、アプリケーションの起動処理等を実現することが可能なハードウェア構成例について説明する。
(説明項目)
1:近接通信方式について
1−1:NFCの概要
1−2:JETの概要
1−3:NFCとJETとの対比
1−4:ポーリング方式について
1−4−1:パラレル・ポーリング方式
1−4−2:シリアル・ポーリング方式
2:実施形態
2−1:システム構成例
2−1−1:両対応イニシエータ+両対応ターゲット
2−1−2:両対応イニシエータ+片対応ターゲット
2−1−3:片対応イニシエータ+両対応ターゲット
2−2:イニシエータ・デバイスの構成
2−3:近接通信方式の判別方法
2−4:タイミング・チャート
2−4−1:(ケース1)NFC検出+JET検出
2−4−2:(ケース2)NFC検出+JET未検出
2−4−3:(ケース3)NFC未検出+JET検出
2−5:ターゲット・デバイスの構成
2−6:近接通信方式の判別方法
2−7:タイミング・チャート
2−7−1:(ケース1)NFC検出+JET検出
2−7−2:(ケース2)NFC検出+JET未検出
2−7−3:(ケース3)NFC未検出+JET検出
2−8:ソフトウェア・スタック構造
2−9:ハードウェア構成例
<1:近接通信方式について>
まず、本発明に係る実施形態について説明するに先立ち、近接通信方式の概要について説明する。ここでは、説明の都合上、近接通信方式としてNFC及びJETを例に挙げるが、後述する実施形態に係る技術の適用範囲は、これらの例に限定されるものではない。
[1−1:NFCの概要]
まず、NFCの概要について説明する。NFCは、文字通り、イニシエータ・デバイスとターゲット・デバイスとを10cm程度に近接させて非接触通信を実現する方式である。現在、NFCは、非接触ICカード等(ターゲット・デバイス)に格納されたデータをリーダ/ライタ(イニシエータ・デバイス)が読み書きするために利用する通信方式として広く普及している。特に、NFCは、非接触ICカード等に格納された電子マネーデータや認証データ等を読み書きするために利用される。そのため、NFCに対応するデバイスには、耐タンパメモリ、暗号化手段、認証手段等のセキュリティ機構が搭載されている。また、NFCを利用して電力の提供/供給を行うことができる。
[1−2:JETの概要]
次に、JETの概要について説明する。JETは、NFCと同様に、イニシエータ・デバイスとターゲット・デバイスとを近接させて非接触通信を実現する方式である。但し、JETにより通信可能な距離はNFCよりも短い。そのため、JETを利用する場合にはNFCを利用する場合よりも近くに近接させる必要がある。また、JETには、NFCに設けられているようなセキュリティに関する規定が定義されていない。さらに、NFCとは異なり、JETを利用して電力の提供/供給を行うことはできない。しかし、JETは、スペクトラム拡散方式を利用して通信するため、NFCに比べてデータ伝送速度が非常に高速である。そのため、JETに対応するデバイスを外付けのメモリデバイス等として利用する形態が想定されている。
[1−3:NFCとJETとの対比]
上記の通り、NFCとJETとは互いに異なる特徴を有している。特に大きな違いは、セキュリティ機構の有無、データ伝送速度、電力供給の可否であろう。これらの違いは、NFCの利用シーンとJETの利用シーンとを明確に分ける動機となるものである。また、NFCとJETとの間には、上記の他にも、搬送波周波数の違いやポーリング周期の違いがある。NFCでは13.56MHzを中心周波数とする周波数帯でデータが伝送されるのに対し、JETでは4.48GHzを中心周波数とする周波数帯でデータが伝送される。従って、両者を共存させても、利用する周波数帯が明確に分離されているために干渉が発生しないのである。また、ポーリング周期の違いについては、NFCのポーリング周期が相対的に短く、JETのポーリング周期が相対的に長いという特徴がある。
[1−4:ポーリング方式について]
先に述べた通り、NFC及びJETは共存可能な技術である。そのため、イニシエータ・デバイス及びターゲット・デバイスの双方にNFC対応、JET対応、両対応の形態が存在しうる(図1を参照)。そのため、両対応機器(例えば、図2の機器A)には、相手機器の対応方式を的確に判別する機能が求められる。後述する実施形態においては、NFCとJETとの間におけるポーリング周期の違いを利用して、相手機器の対応方式を検出する方法が提案される。そこで、NFC及びJETにおいて利用されるポーリング方式について簡単に説明しておくことにする。
なお、ここで言うポーリングとは、イニシエータ・デバイスからターゲット・デバイスにポーリング信号を発信し、そのポーリング信号に応じてターゲット・デバイスからイニシエータ・デバイスに応答信号を返信する行為のことである。このポーリングは、イニシエータ・デバイスとターゲット・デバイスとの間でデータの送受信を開始する際に互いの準備状況を判断したり、処理の同期を取るために行われる。また、ポーリング信号は、所定のポーリング周期で間欠的に発信される。但し、NFCのポーリング周期(TNFC)とJETのポーリング周期(TJET)とは異なり、TNFC<TJETの関係がある。
さて、NFC及びJETに両対応するデバイスの場合、NFCのポーリング信号とJETのポーリング信号とをどのような順番で発信するのが好適であろうか。この点につき、次の2通りのポーリング方式について考察する。
(1−4−1:パラレル・ポーリング方式)
1つ目は、パラレル・ポーリング方式である。パラレル・ポーリング方式は、NFCのポーリング信号とJETのポーリング信号とを並列に発信する方式である。パラレル・ポーリング方式の場合、NFCのポーリング信号とJETのポーリング信号とが並列に発信されるため、ターゲット・デバイスがNFC対応、JET対応、両対応のいずれであっても、イニシエータ・デバイスは応答信号を得ることができる。但し、NFCのポーリング周期とJETのポーリング周期とが異なるため、比較的長いJETのポーリング周期に合わせて応答信号の待ち時間を設定する必要がある。
なお、パラレル・ポーリング方式におけるイニシエータ・デバイス(Initiator)とターゲット・デバイス(Target)との間の対応関係は、図3Aのようになる。例えば、イニシエータ・デバイスがNFC及びJET共に対応する場合(NFC+JET)、パラレル・ポーリング方式においては、ターゲット・デバイスがNFC対応(NFCのみ)、JET対応(JETのみ)、両対応(NFC+JET)のいずれであっても、イニシエータ・デバイスは応答信号を得ることができる(○)。
また、図3Aには、イニシエータ・デバイスがNFC対応(NFCのみ)及びJET対応(JETのみ)のケースも参考までに示されている。当然のことながら、イニシエータ・デバイスがNFC対応(NFCのみ)の場合、イニシエータ・デバイスはJET対応(JETのみ)のターゲット・デバイスから応答信号を得ることはできない(−)。また、イニシエータ・デバイスがJET対応(JETのみ)の場合、イニシエータ・デバイスはNFC対応(NFCのみ)のターゲット・デバイスから応答信号を得ることはできない(−)。
(1−4−2:シリアル・ポーリング方式)
2つ目は、シリアル・ポーリング方式である。シリアル・ポーリング方式は、NFCのポーリングとJETのポーリングとを順番に実行する方式である。まず、イニシエータ・デバイスがNFCのポーリング信号を利用してポーリングし、そのポーリング行為の中でターゲット・デバイスがJETに対応するか否かを判定する。ターゲット・デバイスがJETに対応する場合、イニシエータ・デバイスはJETのポーリング信号を利用してポーリングを実行する。このように、シリアル・ポーリング方式の場合、NFCによるポーリングを利用したネゴシエーションが必要になるため、NFC非搭載のターゲット・デバイスとの間で通信ができないという問題がある(図3Bを参照)。
<2:実施形態>
以下、本発明の一実施形態について説明する。
[2−1:システム構成例]
上記の通り、NFC及びJET共に対応するデバイスで利用可能なポーリング方式としては、パラレル・ポーリング方式及びシリアル・ポーリング方式がある。しかし、シリアル・ポーリング方式の場合、ターゲット・デバイスがNFCに対応していないと、ターゲット・デバイスの対応方式を判別できないという問題がある。そのため、ターゲット・デバイスがNFCに対応していなくても対応方式を判別できるパラレル・ポーリング方式の方が好適である。そこで、本実施形態においては、パラレル・ポーリング方式を前提として説明を進めることにする。
ここでは、パラレル・ポーリング方式に対応するイニシエータ・デバイス及びターゲット・デバイスを含む近接通信システムのシステム構成例について説明する。但し、ここで示すシステム構成は、少なくともイニシエータ・デバイス又はターゲット・デバイスのいずれか一方がNFC/JET両対応のデバイスとなる組み合わせ例である。
(2−1−1:両対応イニシエータ+両対応ターゲット)
まず、図4を参照する。図4には、イニシエータ・デバイス10(Initiator Device)及びターゲット・デバイス20(Target Device)が双方共にNFC及びJET両対応デバイスである場合のシステム構成例が示されている。
(イニシエータ・デバイス10)
まず、イニシエータ・デバイス10側の構成について説明する。図4に示すように、イニシエータ・デバイス10は、主に、NFC用アンテナ102と、NFC通信部104と、JET用アンテナ106と、JET通信部108と、検出器110とにより構成される。また、検出器110は、Dフリップ・フロップ回路112、114と、OR回路116と、タイマー118(Timer)とを含む。
NFC用アンテナ102は、ループ・アンテナにより構成されている。ループ・アンテナに電流が流れると誘導磁場が発生する。また、その誘導磁場に相手デバイスのループ・アンテナが近接すると、電磁誘導により、そのループ・アンテナに電流が発生する。つまり、ループ・アンテナ同士が磁気的に結合する。このように、ループ・アンテナ同士が磁気的に結合すると、電流振幅の変調を利用して各種の信号を送受信することが可能になる。また、ループ・アンテナに誘起された電流は、駆動電流として利用することができる。つまり、ループ・アンテナを介して電力の受給が可能になるのである。
NFC通信部104は、NFC用アンテナ102を介してターゲット・デバイス20に信号を送信したり、ターゲット・デバイス20から信号を受信する手段である。例えば、NFC通信部104は、NFC用アンテナ102を介してポーリング信号(以下、NFCポーリング信号)を送信し、そのポーリング信号に応じてターゲット・デバイス20から発信された応答信号(以下、NFC応答信号)を受信する。NFC通信部104で受信した応答信号は、検出器110に含まれるDフリップ・フロップ回路112、及びOR回路116に入力される。
JET用アンテナ106は、誘導電場を発生させるカプラ素子により構成されている。このカプラ素子により発生する誘導電場(縦波)は、距離の2乗に反比例して減衰する特性を有する。そのため、近距離では高い利得を得られる一方で、距離が離れるに連れて急激に強度が減衰する。その結果、他の無線電波に対して干渉を与えずに済むという利点がある。
JET通信部108は、JET用アンテナ106を介してターゲット・デバイス20に信号を送信したり、ターゲット・デバイス20から信号を受信する手段である。例えば、JET通信部108は、JET用アンテナ106を介してポーリング信号(以下、JETポーリング信号)を送信し、そのポーリング信号に応じてターゲット・デバイス20から発信された応答信号(以下、JET応答信号)を受信する。JET通信部108で受信した応答信号は、検出器110に含まれるDフリップ・フロップ回路114、及びOR回路116に入力される。
上記の通り、OR回路116には、NFC応答信号、及びJET応答信号が入力される。図4の例では、ターゲット・デバイス20がNFC及びJET共に対応しているため、OR回路116には、NFC応答信号及びJET応答信号が共に入力される。但し、NFCのポーリング周期とJETのポーリング周期とは異なるため、いずれか一方が入力され、その後で他方が入力される。このとき、一方の応答信号が先に入力されると、タイマー118が所定の値にセットされ、カウントダウンが開始される。このとき、所定の値は、カウント0になるまでの時間がJETのポーリング周期(JETのポーリング周期>NFCのポーリング周期)よりも長い時間となるように設定される。
タイマー118がカウント0になりタイムアウトすると、Dフリップ・フロップ回路112、114に保持されていたNFC応答信号又はJET応答信号が出力される。このようにしてDフリップ・フロップ回路112、114から出力されたNFC応答信号(NFC Valid)及びJET応答信号(JET Valid)を観測することで、ターゲット・デバイス20の対応方式が検出される。
(ターゲット・デバイス20)
次に、ターゲット・デバイス20側の構成について説明する。図4に示すように、ターゲット・デバイス20は、主に、NFC用アンテナ202と、NFC通信部204と、JET用アンテナ206と、JET通信部208と、検出器210とにより構成される。また、検出器210は、Dフリップ・フロップ回路212、214と、OR回路216と、タイマー218(Timer)とを含む。
NFC用アンテナ202は、ループ・アンテナにより構成されている。ループ・アンテナに電流が流れると誘導磁場が発生する。また、その誘導磁場に相手デバイスのループ・アンテナが近接すると、電磁誘導により、そのループ・アンテナに電流が発生する。つまり、ループ・アンテナ同士が磁気的に結合する。このように、ループ・アンテナ同士が磁気的に結合すると、電流振幅の変調を利用して各種の信号を送受信することが可能になる。また、ループ・アンテナに誘起された電流は、駆動電流として利用することができる。つまり、ループ・アンテナを介して電力の受給が可能になるのである。
NFC通信部204は、NFC用アンテナ202を介してイニシエータ・デバイス10から信号を受信したり、イニシエータ・デバイス10に信号を送信する手段である。例えば、NFC通信部204は、NFC用アンテナ202を介してポーリング信号(NFCポーリング信号)を受信し、そのポーリング信号に応じてイニシエータ・デバイス10に応答信号(NFC応答信号)を送信する。NFC通信部204で受信したNFCポーリング信号は、検出器210に含まれるDフリップ・フロップ回路212、及びOR回路216に入力される。
JET用アンテナ206は、誘導電場を発生させるカプラ素子により構成されている。このカプラ素子により発生する誘導電場(縦波)は、距離の2乗に反比例して減衰する特性を有する。そのため、近距離では高い利得を得られる一方で、距離が離れるに連れて急激に強度が減衰する。その結果、他の無線電波に対して干渉を与えずに済むという利点がある。
JET通信部208は、JET用アンテナ206を介してイニシエータ・デバイス10から信号を受信したり、イニシエータ・デバイス10に信号を送信する手段である。例えば、JET通信部208は、JET用アンテナ206を介してポーリング信号(JETポーリング信号)を受信し、そのポーリング信号に応じてイニシエータ・デバイス10に応答信号(JET応答信号)を送信する。JET通信部208で受信したJETポーリング信号は、検出器210に含まれるDフリップ・フロップ回路214、及びOR回路216に入力される。
上記の通り、OR回路216には、NFCポーリング信号、及びJETポーリング信号が入力される。図4の例では、イニシエータ・デバイス10がNFC及びJET共に対応しているため、OR回路216には、NFCポーリング信号及びJETポーリング信号が共に入力される。但し、NFCのポーリング周期とJETのポーリング周期とは異なるため、いずれか一方が入力され、その後で他方が入力される。このとき、一方のポーリング信号が先に入力されると、タイマー218が所定の値にセットされ、カウントダウンが開始される。このとき、所定の値は、カウント0になるまでの時間がJETのポーリング周期(JETのポーリング周期>NFCのポーリング周期)よりも長い時間となるように設定される。
タイマー218がカウント0になりタイムアウトすると、Dフリップ・フロップ回路212、214に保持されていたNFCポーリング信号又はJETポーリング信号が出力される。このようにしてDフリップ・フロップ回路212、214から出力されたNFCポーリング信号(NFC Valid)及びJETポーリング信号(JET Valid)を観測することで、イニシエータ・デバイス10の対応方式が検出される。
(2−1−2:両対応イニシエータ+片対応ターゲット)
ここでは、ターゲット・デバイスがNFCのみに対応するケース及びJETのみに対応するケースのシステム構成例について簡単に説明する。
(NFC対応)
次に、図5を参照する。図5には、NFC及びJET両対応デバイスであるイニシエータ・デバイス10(Initiator Device)と、NFC対応デバイスであるターゲット・デバイス22(Target Device)とを含むシステム構成例が示されている。
なお、イニシエータ・デバイス10の構成については既に説明した通りである。但し、図5の例では、ターゲット・デバイス22がNFCのみに対応するデバイスであるため、イニシエータ・デバイス10においてJET応答信号が得られず、タイマー118がタイムアウトしてしまう。また、ターゲット・デバイス22は、NFCのみに対応するデバイスであるため、上記のターゲット・デバイス20とは異なり、相手デバイスの対応方式を判定するための機構が設けられていない。そのため、ターゲット・デバイス22は、主に、NFC用アンテナ202及びNFC通信部204により構成される。
(JET対応)
次に、図6を参照する。図6には、NFC及びJET両対応デバイスであるイニシエータ・デバイス10(Initiator Device)と、JET対応デバイスであるターゲット・デバイス24(Target Device)とを含むシステム構成例が示されている。
なお、イニシエータ・デバイス10の構成については既に説明した通りである。但し、図6の例では、ターゲット・デバイス24がJETのみに対応するデバイスであるため、イニシエータ・デバイス10においてNFC応答信号が得られず、タイマー118がタイムアウトしてしまう。また、ターゲット・デバイス24は、JETのみに対応するデバイスであるため、上記のターゲット・デバイス20とは異なり、相手デバイスの対応方式を判定するための機構が設けられていない。そのため、ターゲット・デバイス24は、主に、JET用アンテナ206及びJET通信部208により構成される。なお、本実施形態においては、パラレル・ポーリング方式が採用されているため、ターゲット・デバイス24のようにNFC非対応デバイスであっても通信可能である点に注意されたい。
(2−1−3:片対応イニシエータ+両対応ターゲット)
ここでは、イニシエータ・デバイスがNFCのみに対応するケース及びJETのみに対応するケースのシステム構成例について簡単に説明する。
(NFC対応)
次に、図7を参照する。図7には、NFC対応デバイスであるイニシエータ・デバイス12(Initiator Device)と、NFC及びJET両対応デバイスであるターゲット・デバイス20(Target Device)とを含むシステム構成例が示されている。
なお、ターゲット・デバイス20の構成については既に説明した通りである。但し、図7の例では、イニシエータ・デバイス12がNFCのみに対応するデバイスであるため、ターゲット・デバイス20においてJET応答信号が得られず、タイマー218がタイムアウトしてしまう。また、イニシエータ・デバイス12は、NFCのみに対応するデバイスであるため、上記のイニシエータ・デバイス10とは異なり、相手デバイスの対応方式を判定するための機構が設けられていない。そのため、イニシエータ・デバイス12は、主に、NFC用アンテナ102及びNFC通信部104により構成される。
(JET対応)
次に、図8を参照する。図8には、JET対応デバイスであるイニシエータ・デバイス14(Initiator Device)と、NFC及びJET両対応デバイスであるターゲット・デバイス20(Target Device)とを含むシステム構成例が示されている。
なお、ターゲット・デバイス20の構成については既に説明した通りである。但し、図8の例では、イニシエータ・デバイス14がJETのみに対応するデバイスであるため、ターゲット・デバイス20においてNFC応答信号が得られず、タイマー218がタイムアウトしてしまう。また、イニシエータ・デバイス14は、JETのみに対応するデバイスであるため、上記のイニシエータ・デバイス10とは異なり、相手デバイスの対応方式を判定するための機構が設けられていない。そのため、イニシエータ・デバイス14は、主に、JET用アンテナ106及びJET通信部108により構成される。なお、本実施形態においては、パラレル・ポーリング方式が採用されているため、イニシエータ・デバイス14のようにNFC非対応デバイスであっても通信可能である点に注意されたい。
以上、NFC、JETに両対応するデバイスを含むシステムの構成例を紹介した。上記の通り、本実施形態においては、一方の方式に対応する信号を受信してから、長い方のポーリング周期よりも長い時間経過するまで他方の方式に対応する信号の受信を待ち、両信号の受信結果に応じて相手デバイスの対応方式を判別している。このような判別方法を用いることで、上述した何れのシステム構成例においても正しく相手デバイスの対応方式を判別することが可能になる。以下、各デバイスの構成、及び本実施形態に係る対応方式の判別方法について、より詳細に説明する。
[2−2:イニシエータ・デバイスの構成]
まず、図9を参照しながら、本実施形態に係るイニシエータ・デバイス10の詳細な構成について説明する。図9は、本実施形態に係るイニシエータ・デバイス10の詳細な構成の一例を示す説明図である。
図9に示すように、イニシエータ・デバイス10は、主に、NFC用アンテナ102と、NFC通信部104と、JET用アンテナ106と、JET通信部108と、NFC検出部122とを有する。さらに、イニシエータ・デバイス10は、RSフリップ・フロップ回路124、128、132と、JET検出部126と、OR回路130と、ダウン・カウンター134と、ゼロ検出器136と、反転回路138とを有する。なお、ポーリングに対しての応答が受信されると、ダウン・カウンター134には、所定の値(Preset value “N”)が設定される。この所定の値は、カウント時間がJETのポーリング周期よりも長い時間になるように設定される。また、RSフリップ・フロップ回路124、128がリセットされる。
ポーリングが開始されると、まず、NFC通信部104により、NFC用アンテナ102を介してNFCポーリング信号が送信される。なお、ここで送信されるNFCポーリング信号には、相手デバイスの対応方式がNFCにおいて規定されているType−A、Type−B、FeliCa(ソニー社登録商標)方式のいずれであるかを検出可能なコマンドが含まれている。さらに、JET通信部108により、JET用アンテナ106を介してJETポーリング信号が送信される。
NFC通信部104により送信されたNFCポーリング信号に応じてNFC応答信号が相手デバイスから送信されると、そのNFC応答信号は、NFC用アンテナ102を介して受信され、NFC通信部104に入力される。NFC通信部104は、NFC応答信号がType−A、Type−B、Felica(ソニー社登録商標)方式のいずれであるかを判定し、判定結果と共にNFC検出部122にNFC応答信号を入力する。NFC応答信号が入力されると、NFC検出部122は、NFC応答信号を検出したことを示すHレベルの信号を出力し、RSフリップ・フロップ回路124のS(Set)入力、及びOR回路130に入力する。
また、JET通信部108により送信されたJETポーリング信号に応じてJET応答信号が相手デバイスから送信されると、そのJET応答信号は、JET用アンテナ106を介して受信され、JET通信部108を通じてJET検出部126に入力される。そして、JET検出部126に入力されたJET応答信号は、RSフリップ・フロップ回路128のS(Set)入力、及びOR回路130に入力される。先に述べた通り、NFCのポーリング周期とJETのポーリング周期とは異なる。そのため、OR回路130には、NFC応答信号又はJET応答信号のいずれかが受信されたことを示すHレベルの信号が先に入力される。
NFC応答信号又はJET応答信号の受信を示す信号がOR回路130に入力されると、OR回路130からHレベルの信号が出力され、RSフリップ・フロップ回路132のS(Set)入力に入力される。RSフリップ・フロップ回路132のR(Reset)入力には、ゼロ検出器136の出力信号が入力されるように構成されているが、この時点では何も入力されていない。そのため、RSフリップ・フロップ回路132からHレベルの信号が出力され、ダウン・カウンター134に入力される。RSフリップ・フロップ回路132からHレベルの信号が入力されると、ダウン・カウンター134は、カウントダウンを開始する。
このように、NFC応答信号又はJET応答信号を受信すると、ダウン・カウンター134のカウントダウンが開始される。上記の通り、ダウン・カウンター134には、JETのポーリング周期よりも長い時間をカウントするための所定値が設定されている。そのため、ダウン・カウンター134がカウント0になるタイミングを検出し、その時点でNFC応答信号及びJET応答信号が受信されているか否かを確認することで、相手デバイスの対応方式を判別することができる。ダウン・カウンター134がカウント0になるタイミングは、ゼロ検出器136により検出される。
ゼロ検出器136は、ダウン・カウンター134がカウント0になるタイミングでHレベルの信号を出力する。ゼロ検出器136から出力されたHレベルの信号は、RSフリップ・フロップ回路132のR(Reset)入力、及び反転回路138に入力される。そのため、カウント0になるタイミングでRSフリップ・フロップ回路132はリセットさせる。また、反転回路138により反転された信号は、ポーリング割り込み信号として出力されると共に、NFC通信部104及びJET通信部108に入力される。この時点でRSフリップ・フロップ回路124、128から出力されている信号(NFC RS out、JET RS out)を確認することにより、相手デバイスの対応方式を判別することができる。
以上、イニシエータ・デバイス10の構成について説明した。次に、イニシエータ・デバイス10による一連の処理の流れについて説明する。
[2−3:近接通信方式の判別方法]
ここで、図10を参照しながら、本実施形態に係る近接通信方式の判別方法について説明する。ここでは具体的に上記のイニシエータ・デバイス10による相手デバイスの対応方式の判別処理について、図10を参照しながら、その流れを説明する。
図10に示すように、まず、イニシエータ・デバイス10により、NFCポーリング信号及びJETポーリング信号が送信され、NFC及びJETのポーリングが開始される(S102)。次いで、イニシエータ・デバイス10により、NFC応答信号が検出されたか否かが判定される(S104)。NFC応答信号が検出された場合、イニシエータ・デバイス10は、ステップS114の処理に進行する。一方、NFC応答信号が検出されない場合、イニシエータ・デバイス10は、ステップS106の処理に進行する。
ステップS106の処理に進行した場合、イニシエータ・デバイス10は、JET応答信号を検出したか否かを判定する(S106)。JET応答信号を検出した場合、イニシエータ・デバイス10は、ステップS108の処理に進行する。一方、JET応答信号が検出されない場合、イニシエータ・デバイス10は、再びステップS104の処理に戻る。ステップS108の処理に進行した場合、イニシエータ・デバイス10は、タイマー(ダウン・カウンター134)をスタートさせる(S108)。そして、イニシエータ・デバイス10は、タイマーがタイムアウトするまでにNFC応答信号を検出したか否かを判定する(S110)。
ステップS110においてNFC応答信号を検出せずにタイムアウトした場合、イニシエータ・デバイス10は、ステップS112の処理に進行する。一方、タイムアウト前にNFC応答信号を検出した場合、イニシエータ・デバイス10は、ステップS120の処理に進行する。ステップS112の処理に進行した場合、イニシエータ・デバイス10は、相手デバイスの対応方式がNFCのみであると判別し(S112)、一連の処理を終了する。一方、ステップS120の処理に進行した場合、イニシエータ・デバイス10は、相手デバイスがNFC及びJETの両方式に対応すると判別し(S120)、一連の処理を終了する。
さて、ステップS104の処理において、NFC応答信号が検出され、ステップS114の処理に進行した場合、イニシエータ・デバイス10は、タイマー(ダウン・カウンター134)をスタートさせる(S114)。そして、イニシエータ・デバイス10は、タイマーがタイムアウトするまでにJET応答信号を検出したか否かを判定する(S116)。ステップS116においてJET応答信号を検出せずにタイムアウトした場合、イニシエータ・デバイス10は、ステップS118の処理に進行する。
一方、ステップS116においてタイムアウト前にJET応答信号を検出した場合、イニシエータ・デバイス10は、ステップS120の処理に進行する。ステップS118の処理に進行した場合、イニシエータ・デバイス10は、相手デバイスの対応方式がJETのみであると判別し(S118)、一連の処理を終了する。一方、ステップS120の処理に進行した場合、イニシエータ・デバイス10は、相手デバイスがNFC及びJETの両方式に対応すると判別し(S120)、一連の処理を終了する。
以上、本実施形態に係る近接通信方式の判別方法について説明した。次に、図10に示した流れに沿って一連の処理を実行する際に、図9に示したイニシエータ・デバイス10において観測される信号の経時変化について説明する。
[2−4:タイミング・チャート]
以下、図9に示すイニシエータ・デバイス10が図10の処理を実行する際に、RSフリップ・フロップ回路124、128から出力される信号(NFC/JET RS out(NFC/JET exist))の経時変化、及びダウン・カウンター134の状態変化について説明する。
(2−4−1:(ケース1)NFC検出+JET検出)
まず、図11を参照する。ここでは、図4に示したシステム構成例のように、ターゲット・デバイス20がNFC及びJETに両対応するケース(ケース1)について説明する。このケースにおいては、イニシエータ・デバイス10においてNFC応答信号及びJET応答信号がタイムアウト前に検出される。
相手デバイスの対応方式を検出する処理が開始されると、その開始を示す信号(Detect Start)が現れ、RSフリップ・フロップ回路124、128がリセットされると共に、ダウン・カウンター134が初期化(Preset)される。そのため、ダウン・カウンター134の状態(Timer Status)は、所定値Nに設定される。但し、ダウン・カウンター134のカウントダウンは開始されていないため、タイマーの動作を示す信号(Timer on)はLレベルのままである。
また、処理の開始と共にNFC及びJETのポーリングが開始されるため、NFCポーリング信号の送信タイミングを示す信号(NFC Polling)及びJETポーリング信号の送信タイミングを示す信号(JET Polling)が現れる。但し、点線矢印はNFCポーリング信号又はJETポーリング信号の送信タイミングを表し、実線矢印はNFC応答信号又はJET応答信号の受信タイミングを表す。
図11の例では、ターゲット・デバイス20が翳された時点(Tapping a Target)のすぐ後でNFCポーリング信号が送信され、NFC応答信号が受信されている。そのため、図11の例ではNFC応答信号の受信タイミングに合わせてダウン・カウンター134のカウントダウンが開始され、タイマーの動作を示す信号(Timer on)がHレベルになる。また、この時点でNFC検出部122からRSフリップ・フロップ回路124のS入力にNFC応答信号の検出を示すHレベルの信号が入力されるため、このタイミングでRSフリップ・フロップ回路124の出力(NFC exist)が立ち上がる。
また、図11の例では、相手デバイスとしてNFC及びJET両対応のターゲット・デバイス20が想定されているため、NFCポーリング信号の後に送信されたJETポーリング信号に対応するJET応答信号が受信される。JET応答信号を受信すると、そのタイミングでJET検出部126からRSフリップ・フロップ回路128のS入力にJET応答信号の検出を示すHレベルの信号が入力され、RSフリップ・フロップ回路128の出力(JET exist)が立ち上がる。この間もダウン・カウンター134によるカウントダウンは継続され、カウント0になったタイミングでゼロ検出器136から出力されるHレベルの信号に応じてカウントダウンが停止する。
カウントダウンの停止を通知する信号がゼロ検出器136からNFC通信部104、JET通信部108に入力されると、NFC通信部104、JET通信部108は、それぞれNFCポーリング信号、JETポーリング信号の送信を停止する。そのため、NFCポーリング信号の送信タイミングを示す信号(NFC Polling)及びJETポーリング信号の送信タイミングを示す信号(JET Polling)は現れなくなる。さらに、カウントダウンが停止したタイミングでポーリング割り込み信号(Interrupt)が出力される。このとき、RSフリップ・フロップ回路124、128の出力はいずれもHレベルであるため、相手デバイスがNFC及びJET両対応のデバイスであることが判別される。
(2−4−2:(ケース2)NFC検出+JET未検出)
次に、図12を参照する。ここでは、図5に示したシステム構成例のように、ターゲット・デバイス22がNFCのみに対応するケース(ケース2)について説明する。このケースにおいては、イニシエータ・デバイス10においてNFC応答信号のみがタイムアウト前に検出される。
相手デバイスの対応方式を検出する処理が開始されると、その開始を示す信号(Detect Start)が現れ、RSフリップ・フロップ回路124、128がリセットされると共に、ダウン・カウンター134が初期化(Preset)される。そのため、ダウン・カウンター134の状態(Timer Status)は、所定値Nに設定される。但し、ダウン・カウンター134のカウントダウンは開始されていないため、タイマーの動作を示す信号(Timer on)はLレベルのままである。
また、処理の開始と共にNFC及びJETのポーリングが開始されるため、NFCポーリング信号の送信タイミングを示す信号(NFC Polling)及びJETポーリング信号の送信タイミングを示す信号(JET Polling)が現れる。但し、点線矢印はNFCポーリング信号又はJETポーリング信号の送信タイミングを表し、実線矢印はNFC応答信号の受信タイミングを表す。
図12の例では、ターゲット・デバイス22が翳された時点(Tapping a Target)のすぐ後でNFCポーリング信号が送信され、NFC応答信号が受信されている。そして、図12の例ではNFC応答信号の受信タイミングに合わせてダウン・カウンター134のカウントダウンが開始される。そのため、タイマーの動作を示す信号(Timer on)がHレベルになる。また、この時点でNFC検出部122からRSフリップ・フロップ回路124のS入力にNFC応答信号の検出を示すHレベルの信号が入力されるため、このタイミングでRSフリップ・フロップ回路124の出力(NFC exist)が立ち上がる。
また、図12の例では、相手デバイスとしてNFCのみ対応のターゲット・デバイス22が想定されているため、NFCポーリング信号の後に送信されたJETポーリング信号に応じてJET応答信号が送信されることはない。そのため、JET検出部126からRSフリップ・フロップ回路128のS入力にJET応答信号の検出を示すHレベルの信号が入力されることはなく、RSフリップ・フロップ回路128の出力(JET exist)はLレベルのままで維持される。この間もダウン・カウンター134によるカウントダウンは継続され、カウント0になったタイミングでゼロ検出器136から出力されるHレベルの信号に応じてカウントダウンが停止する。
カウントダウンの停止を通知する信号がゼロ検出器136からNFC通信部104、JET通信部108に入力されると、NFC通信部104、JET通信部108は、それぞれNFCポーリング信号、JETポーリング信号の送信を停止する。そのため、NFCポーリング信号の送信タイミングを示す信号(NFC Polling)及びJETポーリング信号の送信タイミングを示す信号(JET Polling)は現れなくなる。さらに、カウントダウンが停止したタイミングでポーリング割り込み信号(Interrupt)が出力される。このとき、RSフリップ・フロップ回路124の出力がHレベル、RSフリップ・フロップ回路128の出力がLレベルであるため、相手デバイスがNFCのみ対応のデバイスであることが判別される。
(2−4−3:(ケース3)NFC未検出+JET検出)
次に、図13を参照する。ここでは、図6に示したシステム構成例のように、ターゲット・デバイス24がJETのみに対応するケース(ケース3)について説明する。このケースにおいては、イニシエータ・デバイス10においてJET応答信号のみがタイムアウト前に検出される。
相手デバイスの対応方式を検出する処理が開始されると、その開始を示す信号(Detect Start)が現れ、RSフリップ・フロップ回路124、128がリセットされると共に、ダウン・カウンター134が初期化(Preset)される。そのため、ダウン・カウンター134の状態(Timer Status)は、所定値Nに設定される。但し、ダウン・カウンター134のカウントダウンは開始されていないため、タイマーの動作を示す信号(Timer on)はLレベルのままである。
また、処理の開始と共にNFC及びJETのポーリングが開始されるため、NFCポーリング信号の送信タイミングを示す信号(NFC Polling)及びJETポーリング信号の送信タイミングを示す信号(JET Polling)が現れる。但し、点線矢印はNFCポーリング信号又はJETポーリング信号の送信タイミングを表し、実線矢印はJET応答信号の受信タイミングを表す。
図13の例では、ターゲット・デバイス24が翳された時点(Tapping a Target)のすぐ後でNFCポーリング信号が送信されているが、NFC応答信号は受信されない。一方、NFCポーリング信号よりも後に送信されたJETポーリング信号に応じて送信されたJET応答信号が受信されている。この場合、JET応答信号の受信タイミングに合わせてダウン・カウンター134のカウントダウンが開始される。そして、タイマーの動作を示す信号(Timer on)がHレベルになる。また、この時点でJET検出部126からRSフリップ・フロップ回路128のS入力にJET応答信号の検出を示すHレベルの信号が入力されるため、このタイミングでRSフリップ・フロップ回路128の出力(JET exist)が立ち上がる。
上記の通り、相手デバイスとしてJETのみ対応のターゲット・デバイス24が想定されており、NFCポーリング信号に応じてNFC応答信号が送信されることはない。そのため、NFC検出部122からRSフリップ・フロップ回路124のS入力にNFC応答信号の検出を示すHレベルの信号が入力されることはなく、RSフリップ・フロップ回路124の出力(NFC exist)はLレベルのままで維持される。この間もダウン・カウンター134によるカウントダウンは継続され、カウント0になったタイミングでゼロ検出器136から出力されるHレベルの信号に応じてカウントダウンが停止する。
カウントダウンの停止を通知する信号がゼロ検出器136からNFC通信部104、JET通信部108に入力されると、NFC通信部104、JET通信部108は、それぞれNFCポーリング信号、JETポーリング信号の送信を停止する。そのため、NFCポーリング信号の送信タイミングを示す信号(NFC Polling)及びJETポーリング信号の送信タイミングを示す信号(JET Polling)は現れなくなる。さらに、カウントダウンが停止したタイミングでポーリング割り込み信号(Interrupt)が出力される。このとき、RSフリップ・フロップ回路124の出力がLレベル、RSフリップ・フロップ回路128の出力がHレベルであるため、相手デバイスがJETのみ対応のデバイスであることが判別される。
以上、イニシエータ・デバイス10の構成に関し、装置構成、相手デバイスの方式判別方法、タイミング・チャート(出力信号の経時変化、タイマーの状態変化)について説明した。上記の構成を適用することで、相手デバイスが対応可能な通信方式を的確に判別することが可能になる。
[2−5:ターゲット・デバイスの構成]
次に、図14を参照しながら、本実施形態に係るターゲット・デバイス20の詳細な構成について説明する。図14は、本実施形態に係るターゲット・デバイス20の詳細な構成の一例を示す説明図である。
図14に示すように、ターゲット・デバイス20は、主に、NFC用アンテナ202と、NFC通信部204と、JET用アンテナ206と、JET通信部208と、NFC検出部222とを有する。さらに、ターゲット・デバイス20は、RSフリップ・フロップ回路224、230と、Dフリップ・フロップ回路226、232と、JET検出部228と、OR回路234と、ダウン・カウンター236と、ゼロ検出器238と、反転回路240とを有する。なお、ポーリングが開始されると、ダウン・カウンター236には、所定の値(Preset value “N”)が設定される。この所定の値は、カウント時間がJETのポーリング周期よりも長い時間になるように設定される。
ポーリングが開始されると、まず、NFC通信部204により、NFC用アンテナ202を介してNFCポーリング信号が受信される。NFCポーリング信号を受信すると、NFC通信部204は、受信したNFCポーリング信号に応じてNFC応答信号を相手デバイスに送信する。また、JET通信部208により、JET用アンテナ206を介してJETポーリング信号が受信される。JETポーリング信号を受信すると、JET通信部208は、受信したJETポーリング信号に応じてJET応答信号を相手デバイスに送信する。
NFC用アンテナ202を介して受信したNFCポーリング信号は、NFC通信部204を通じてNFC検出部222に入力される。NFCポーリング信号が入力されると、NFC検出部222は、NFCポーリング信号を検出したことを示すHレベルの信号を出力し、RSフリップ・フロップ回路224のS(Set)入力、及びOR回路234に入力する。
また、JET用アンテナ206を介して受信したJETポーリング信号は、JET通信部208を通じてJET検出部2228入力される。JETポーリング信号が入力されると、JET検出部228は、JETポーリング信号を検出したことを示すHレベルの信号を出力し、RSフリップ・フロップ回路230のS(Set)入力、及びOR回路234に入力する。
先に述べた通り、NFCのポーリング周期とJETのポーリング周期とは異なる。そのため、OR回路234には、NFCポーリング信号又はJETポーリング信号のいずれかが受信されたことを示すHレベルの信号が入力される。NFCポーリング信号又はJETポーリング信号の受信を示す信号がOR回路234に入力されると、OR回路234からHレベルの信号が出力され、ダウン・カウンター236に入力される。ダウン・カウンター236は、OR回路234から信号の入力を受けると、カウントダウンを開始する。
このように、NFCポーリング信号又はJETポーリング信号を受信すると、ダウン・カウンター236のカウントダウンが開始される。上記の通り、ダウン・カウンター236には、JETのポーリング周期よりも長い時間をカウントするための所定値が設定されている。そのため、ダウン・カウンター236がカウント0になるタイミングを検出し、その時点でNFCポーリング信号及びJETポーリング信号が受信されているか否かを確認することで、相手デバイスの対応方式を判別することができる。ダウン・カウンター236がカウント0になるタイミングは、ゼロ検出器238により検出される。
ゼロ検出器238は、ダウン・カウンター236がカウント0になるタイミングでHレベルの信号を出力する。ゼロ検出器238から出力されたHレベルの信号は、ポーリング割り込み信号として出力されると共に、反転回路240を通じてダウン・カウンター236、及びRSフリップ・フロップ回路224、230のR(Reset)入力、Dフリップ・フロップ回路226、232のCLK入力に入力される。ダウン・カウンター236は、カウント0に応じてゼロ検出器238から入力された信号に応じて再びカウンターを所定の値(Preset value “N”)に設定する。
また、RSフリップ・フロップ回路224、230は、カウント0に応じてゼロ検出器238から入力された信号に応じてリセットされる。さらに、Dフリップ・フロップ回路226、232は、カウント0に応じてゼロ検出器238から入力された信号に応じて、それまで保持していた値を出力する。なお、Dフリップ・フロップ回路226には、RSフリップ・フロップ回路224を通じてNFC検出部222によるNFCポーリング信号の検出結果が保持されている。また、Dフリップ・フロップ回路232には、RSフリップ・フロップ回路230を通じてJET検出部228によるJETポーリング信号の検出結果が保持されている。そのため、Dフリップ・フロップ回路226、232から出力される信号(NFC exist、JET exist)を確認することにより、相手デバイスの対応方式を判別することができる。
以上、ターゲット・デバイス20の構成について説明した。次に、ターゲット・デバイス20による一連の処理の流れについて説明する。
[2−6:近接通信方式の判別方法]
ここで、図15を参照しながら、本実施形態に係る近接通信方式の判別方法について説明する。ここでは具体的に上記のターゲット・デバイス20による相手デバイスの対応方式の判別処理について、図15を参照しながら、その流れを説明する。
図15に示すように、まず、イニシエータ・デバイス10により、NFCポーリング信号及びJETポーリング信号が送信され、NFC及びJETのポーリングが開始される(S202)。次いで、ターゲット・デバイス20により、応答可能なNFCポーリング信号が検出されたか否かが判定される(S204)。NFCポーリング信号が検出された場合、ターゲット・デバイス20は、NFC応答信号を送信してステップS214の処理に進行する。一方、応答可能なNFCポーリング信号が検出されない場合、ターゲット・デバイス20は、ステップS206の処理に進行する。
ステップS206の処理に進行した場合、ターゲット・デバイス20は、応答可能なJETポーリング信号を検出したか否かを判定する(S206)。JETポーリング信号を検出した場合、ターゲット・デバイス20は、JET応答信号を送信してステップS208の処理に進行する。一方、応答可能なJETポーリング信号が検出されない場合、ターゲット・デバイス20は、再びステップS204の処理に戻る。ステップS208の処理に進行した場合、ターゲット・デバイス20は、タイマー(ダウン・カウンター236)をスタートさせる(S208)。そして、ターゲット・デバイス20は、タイマーがタイムアウトするまでにNFCポーリング信号を検出したか否かを判定する(S210)。
ステップS210においてNFCポーリング信号を検出せずにタイムアウトした場合、ターゲット・デバイス20は、ステップS212の処理に進行する。一方、タイムアウト前にNFCポーリング信号を検出した場合、ターゲット・デバイス20は、ステップS220の処理に進行する。ステップS212の処理に進行した場合、ターゲット・デバイス20は、相手デバイスの対応方式がNFCのみであると判別し(S212)、一連の処理を終了する。一方、ステップS220の処理に進行した場合、ターゲット・デバイス20は、相手デバイスがNFC及びJETの両方式に対応すると判別し(S220)、一連の処理を終了する。
さて、ステップS204の処理において、NFCポーリング信号が検出され、ステップS214の処理に進行した場合、ターゲット・デバイス20は、タイマー(ダウン・カウンター236)をスタートさせる(S214)。そして、ターゲット・デバイス20は、タイマーがタイムアウトするまでにJETポーリング信号を検出したか否かを判定する(S216)。ステップS216においてJETポーリング信号を検出せずにタイムアウトした場合、ターゲット・デバイス20は、ステップS218の処理に進行する。
一方、ステップS216においてタイムアウト前にJETポーリング信号を検出した場合、ターゲット・デバイス20は、ステップS220の処理に進行する。ステップS218の処理に進行した場合、ターゲット・デバイス20は、相手デバイスの対応方式がJETのみであると判別し(S218)、一連の処理を終了する。一方、ステップS220の処理に進行した場合、ターゲット・デバイス20は、相手デバイスがNFC及びJETの両方式に対応すると判別し(S220)、一連の処理を終了する。
以上、本実施形態に係る近接通信方式の判別方法について説明した。次に、図15に示した流れに沿って一連の処理を実行する際に、図14に示したターゲット・デバイス20において観測される信号の経時変化について説明する。
[2−7:タイミング・チャート]
以下、図14に示すターゲット・デバイス20が図15の処理を実行する際に、Dフリップ・フロップ回路226、232から出力される信号(NFC/JET exist)の経時変化、及びダウン・カウンター236の状態変化について説明する。
(2−7−1:(ケース1)NFC検出+JET検出)
まず、図16を参照する。ここでは、図4に示したシステム構成例のように、イニシエータ・デバイス10がNFC及びJETに両対応するケース(ケース1)について説明する。このケースにおいては、ターゲット・デバイス20においてNFCポーリング信号及びJETポーリング信号がタイムアウト前に検出される。
相手デバイスの対応方式を検出する処理が開始され、最初のポーリング信号(図16の例ではNFCポーリング信号)が受信されると、ダウン・カウンター236が初期化(Preset)される。そして、ダウン・カウンター236の状態(Timer Status)は、所定値Nに設定される。また、ダウン・カウンター236のカウントダウンは最初のポーリング信号の受信タイミングで開始されるため、タイマーの動作を示す信号(Timer on)は、その受信タイミングまでLレベルのままである。
イニシエータ・デバイス10によりNFC及びJETのポーリングが開始されると、NFCポーリング信号の受信タイミングを示す信号(NFC Polling)及びJETポーリング信号の受信タイミングを示す信号(JET Polling)が現れる。
図16の例では、ターゲット・デバイス20が翳された時点(Tapping a Target)のすぐ後でNFCポーリング信号が受信されている。そのため、図16の例ではNFCポーリング信号の受信タイミングに合わせてダウン・カウンター236のカウントダウンが開始され、タイマーの動作を示す信号(Timer on)がHレベルになる。また、この時点でNFC検出部222からRSフリップ・フロップ回路224のS入力にNFCポーリング信号の検出を示すHレベルの信号が入力される。そのため、このタイミングでRSフリップ・フロップ回路224の出力(NFC RS out)が立ち上がる。また、RSフリップ・フロップ回路224の出力(NFC RS out)は、Dフリップ・フロップ回路226のD入力に入力される。
また、図16の例では、相手デバイスとしてNFC及びJET両対応のイニシエータ・デバイス10が想定されているため、NFCポーリング信号が受信された後で、JETポーリング信号が受信される。JETポーリング信号を受信すると、そのタイミングでJET検出部228からRSフリップ・フロップ回路230のS入力にJETポーリング信号の検出を示すHレベルの信号が入力される。そのため、RSフリップ・フロップ回路230の出力(JET RS out)が立ち上がる。また、RSフリップ・フロップ回路230の出力(JET RS out)は、Dフリップ・フロップ回路232のD入力に入力される。
上記処理の間、ダウン・カウンター236によるカウントダウンは継続され、カウント0になったタイミングでゼロ検出器238から出力されるHレベルの信号に応じてカウントダウンが停止する。また、カウントダウンが停止したタイミングでポーリング割り込み信号(Interrupt)が出力される。さらに、このタイミングでDフリップ・フロップ回路226、232に保持されていた値が出力される。
図16の例では、カウント0の以前にRSフリップ・フロップ回路224、230のいずれからもHレベルの入力が得られているため、Dフリップ・フロップ回路226、232の出力はいずれもHレベルとなる。そのため、相手デバイスがNFC及びJET両対応のデバイスであることが判別される。
(2−7−2:(ケース2)NFC検出+JET未検出)
次に、図17を参照する。ここでは、図7に示したシステム構成例のように、イニシエータ・デバイス12がNFCのみに対応するケース(ケース2)について説明する。このケースにおいては、ターゲット・デバイス20においてNFCポーリング信号のみがタイムアウト前に検出される。
相手デバイスの対応方式を検出する処理が開始され、最初のポーリング信号(図17の例ではNFCポーリング信号)が受信されると、ダウン・カウンター236が初期化(Preset)される。そして、ダウン・カウンター236の状態(Timer Status)は、所定値Nに設定される。また、ダウン・カウンター236のカウントダウンは最初のポーリング信号の受信タイミングで開始されるため、タイマーの動作を示す信号(Timer on)は、その受信タイミングまでLレベルのままである。
イニシエータ・デバイス12によりNFCのポーリングが開始されると、NFCポーリング信号の受信タイミングを示す信号(NFC Polling)が現れる。しかし、図17の例ではイニシエータ・デバイス12によりJETのポーリングが行われないため、JETポーリング信号の受信タイミングを示す信号(JET Polling)は現れない。なお、図中には、JETのポーリングが行われた場合にJETポーリング信号が本来受信されるべきタイミングを点線矢印で示してある。
図17の例では、ターゲット・デバイス20が翳された時点(Tapping a Target)のすぐ後でNFCポーリング信号が受信されている。そのため、図17の例ではNFCポーリング信号の受信タイミングに合わせてダウン・カウンター236のカウントダウンが開始され、タイマーの動作を示す信号(Timer on)がHレベルになる。また、この時点でNFC検出部222からRSフリップ・フロップ回路224のS入力にNFCポーリング信号の検出を示すHレベルの信号が入力される。そのため、このタイミングでRSフリップ・フロップ回路224の出力(NFC RS out)が立ち上がる。また、RSフリップ・フロップ回路224の出力(NFC RS out)は、Dフリップ・フロップ回路226のD入力に入力される。
また、図17の例では、相手デバイスとしてNFCのみ対応のイニシエータ・デバイス12が想定されているため、NFCポーリング信号が受信された後で、JETポーリング信号が受信されることはない。そのため、JET検出部228からRSフリップ・フロップ回路230のS入力にはLレベルの信号が入力される。従って、RSフリップ・フロップ回路230の出力(JET RS out)はLレベルのまま維持される。また、RSフリップ・フロップ回路230の出力(JET RS out)は、Dフリップ・フロップ回路232のD入力に入力される。
上記処理の間、ダウン・カウンター236によるカウントダウンは継続され、カウント0になったタイミングでゼロ検出器238から出力されるHレベルの信号に応じてカウントダウンが停止する。また、カウントダウンが停止したタイミングでポーリング割り込み信号(Interrupt)が出力される。さらに、このタイミングでDフリップ・フロップ回路226、232に保持されていた値が出力される。
図17の例では、カウント0の以前にRSフリップ・フロップ回路224からHレベルの入力が得られているため、Dフリップ・フロップ回路226の出力はHレベルとなる。一方、カウント0の以前にRSフリップ・フロップ回路230からはLレベルの入力が得られているため、Dフリップ・フロップ回路232の出力はLレベルとなる。その結果、相手デバイスがNFCのみ対応のデバイスであることが判別される。
(2−7−3:(ケース3)NFC未検出+JET検出)
次に、図18を参照する。ここでは、図8に示したシステム構成例のように、イニシエータ・デバイス14がJETのみに対応するケース(ケース3)について説明する。このケースにおいては、ターゲット・デバイス20においてJETポーリング信号のみがタイムアウト前に検出される。
相手デバイスの対応方式を検出する処理が開始され、最初のポーリング信号(図18の例ではJETポーリング信号)が受信されると、ダウン・カウンター236が初期化(Preset)される。そして、ダウン・カウンター236の状態(Timer Status)は、所定値Nに設定される。また、ダウン・カウンター236のカウントダウンは最初のポーリング信号の受信タイミングで開始されるため、タイマーの動作を示す信号(Timer on)は、その受信タイミングまでLレベルのままである。
イニシエータ・デバイス14によりJETのポーリングが開始されると、JETポーリング信号の受信タイミングを示す信号(JET Polling)が現れる。しかし、図18の例ではイニシエータ・デバイス14によりNFCのポーリングが行われないため、NFCポーリング信号の受信タイミングを示す信号(NFC Polling)は現れない。なお、図中には、NFCのポーリングが行われた場合にNFCポーリング信号が本来受信されるべきタイミングを点線矢印で示してある。
図18の例では、ターゲット・デバイス20が翳された時点(Tapping a Target)の後でJETポーリング信号が受信されている。そのため、図18の例ではJETポーリング信号の受信タイミングに合わせてダウン・カウンター236のカウントダウンが開始され、タイマーの動作を示す信号(Timer on)がHレベルになる。また、この時点でJET検出部228からRSフリップ・フロップ回路230のS入力にJETポーリング信号の検出を示すHレベルの信号が入力される。そのため、このタイミングでRSフリップ・フロップ回路230の出力(JET RS out)が立ち上がる。また、RSフリップ・フロップ回路230の出力(JET RS out)は、Dフリップ・フロップ回路232のD入力に入力される。
また、図18の例では、相手デバイスとしてJETのみ対応のイニシエータ・デバイス14が想定されているため、NFCポーリング信号が受信されることはない。そのため、NFC検出部222からRSフリップ・フロップ回路224のS入力にはLレベルの信号が入力される。従って、RSフリップ・フロップ回路224の出力(NFC RS out)はLレベルのまま維持される。また、RSフリップ・フロップ回路224の出力(NFC RS out)は、Dフリップ・フロップ回路226のD入力に入力される。
上記処理の間、ダウン・カウンター236によるカウントダウンは継続され、カウント0になったタイミングでゼロ検出器238から出力されるHレベルの信号に応じてカウントダウンが停止する。また、カウントダウンが停止したタイミングでポーリング割り込み信号(Interrupt)が出力される。さらに、このタイミングでDフリップ・フロップ回路226、232に保持されていた値が出力される。
図18の例では、カウント0の以前にRSフリップ・フロップ回路224からLレベルの入力が得られているため、Dフリップ・フロップ回路226の出力はLレベルとなる。一方、カウント0の以前にRSフリップ・フロップ回路230からはHレベルの入力が得られているため、Dフリップ・フロップ回路232の出力はHレベルとなる。その結果、相手デバイスがJETのみ対応のデバイスであることが判別される。
以上、ターゲット・デバイス20の構成に関し、装置構成、相手デバイスの方式判別方法、タイミング・チャート(出力信号の経時変化、タイマーの状態変化)について説明した。上記の構成を適用することで、相手デバイスが対応可能な通信方式を的確に判別することが可能になる。
[2−8:ソフトウェア・スタック構造]
ここで、図19を参照しながら、イニシエータ・デバイス10のソフトウェア・スタック構造について説明する。図19は、イニシエータ・デバイス10のソフトウェア・スタック構造の一例を示す説明図である。なお、ここではイニシエータ・デバイス10を対象として説明するが、ターゲット・デバイス20においても、実質的に同じソフトウェア・スタック構造を適用することが可能である。また、図19には、説明の都合上、図9に示した装置構成に対応するハードウェア層152(Hardware層)も記載している。
図19に示すように、イニシエータ・デバイス10のソフトウェア・スタック構造は、ハードウェア層152の上に、OS/ドライバ層154(OS/Driver層)、ライブラリ層156(Library層)、ランチャー158(Launcher)、及びアプリケーション160(Application)が積層した構造を持つ。また、このソフトウェア・スタック構造には、ライブラリ層156で利用されるライブラリ用データベース162が設けられている。
ハードウェア層152は、図9に示したイニシエータ・デバイス10の構成に対応する。そのため、ポーリングが開始されると、ハードウェア層152から相手デバイスにおけるNFCの有無を示す信号(NFC exist)及びJETの有無を示す信号(JET exist)が出力される。また、ハードウェア層152からはポーリング割り込み信号(Interrupt)が出力される。
これらハードウェア層152から出力される信号(NFC exist、JET exist、Interrupt)は、OS/ドライバ層154に入力される。一方で、OS/ドライバ層154からハードウェア層152に対し、相手デバイスが対応する方式の検出処理を開始するための信号(Timer set(Detect Start))が入力される。この信号に応じてハードウェア層152のタイマーがセットされる。
上記の通り、OS/ドライバ層154には、ポーリング割り込み信号(Interrupt)、NFC検知情報(NFC exist)、及びJET検知情報(JET exist)が入力される。そこで、OS/ドライバ層154は、ポーリング割り込み信号が入力されたタイミングでNFC検知情報及びJET検知情報を参照し、相手デバイスの無線通信種別(NFC(Type−A)/NFC(Type−B)/NFC(FeliCa(ソニー社登録商標))/JET)及びターゲット情報(Target情報)を取得してライブラリ層156に通知する。
なお、ここで言うターゲット情報には、例えば、相手デバイスへのデータ格納方法(System)を管理するシステム管理者の識別コード(SystemCode)や、相手デバイスに格納されたデータを用いて提供されるサービスの種別を示す識別コード(ServiceCode1、ServiceCode2、…)等が含まれる。但し、ターゲット情報の構成は、無線通信種別毎に異なるものであってもよい。また、無線通信種別、及びターゲット情報は、図20に示すように、所定のID情報と共にライブラリ用データベース162に予め格納されている。ここで言う所定のID情報とは、ターゲット情報に紐付けられたアプリケーションを示す情報(例えば、アプリケーション名等)であり、アプリケーションの起動時に用いられる。
OS/ドライバ層154からライブラリ層156に無線通信種別、及びターゲット情報が入力されると、ライブラリ層156は、入力された無線通信種別、及びターゲット情報に対応するID情報をライブラリ用データベース162から抽出する。そして、ランチャー158が起動され、ライブラリ用データベース162から抽出されたID情報が、起動したランチャー158に通知される。ID情報が通知されると、ランチャー158は、ID情報により特定されるアプリケーション160を起動する。そして、アプリケーション160により、相手デバイスの無線通信種別等に対応した適切なサービスが提供される。
上記の通り、まず、ライブラリ用データベース162に無線通信種別、ターゲット情報、ID情報を登録しておくことが必要である(S1)。そして、相手デバイスが翳されると(S2)、ハードウェア層152からOS/ドライバ層154にNFC検知情報、JET検知情報、ポーリング割り込み情報が入力され、OS/ドライバ層154からライブラリ層156に無線通信種別、ターゲット情報が通知される(S3)。そして、ライブラリ層156にてID情報が特定され、ランチャー158が起動される(S4)。起動されたランチャー158にはID情報が通知され、そのID情報に対応するアプリケーション160がランチャー158により起動される(S5)。図19に例示したソフトウェア・スタック構造においては、このようにしてアプリケーション160が起動される。
(より詳細な処理の流れについて)
ここで、図21を参照しながら、アプリケーション160が起動されるまでの処理の流れについて、より詳細に説明する。
図21に示すように、まず、ライブラリ層156により、ライブラリ用データベース162にデータが登録される(S132)。このとき、ライブラリ用データベース162には、図20に示すように、無線通信種別、ターゲット情報、ID情報が対応付けて登録される。次いで、相手デバイス(Target)が翳されると(S134)、OS/ドライバ層154にて相手デバイスに対する対応方式の検出処理が開始され、その検出結果として無線通信種別、ターゲット情報がライブラリ層156に通知される(S136)。このとき、OS/ドライバ層154は、ハードウェア層152に対して検出処理の開始を示す信号(Timer set)を入力し、ハードウェア層152から出力されたNFC検知信号、JET検知信号、ポーリング割り込み信号を取得することで検出結果を得る。
ライブラリ層156に無線通信種別及びターゲット情報が通知されると、通知された無線通信種別及びターゲット情報に基づいてライブラリ用データベース162からID情報が検索される(S138)。そして、ステップS138における検索処理により検出されたID情報がランチャー158に通知される(S140)。このとき、ランチャー158の起動が行われ、起動したランチャー158にID情報が通知されると、ランチャー158によりID情報に対応するアプリケーション160が起動される(S142)。このように、ハードウェア層152により検出された相手デバイスの対応方式に基づいてランチャー158、及びアプリケーション160が起動される。
以上、イニシエータ・デバイス10のソフトウェア・スタック構造について説明した。上記の通り、本実施形態におけるイニシエータ・デバイス10は、ハードウェア層152の出力に基づいて相手デバイスの対応方式が判別可能であるため、複数の方式に対応するためのドライバ処理を一元的に管理するソフトウェアを構築することが可能になる。なお、上記の例においては、NFC、JETという2つの近接通信方式を例に挙げて説明したが、3つ以上の近接通信方式を混在させたシステムに応用することも可能である。もちろん、このような応用についても本実施形態の技術範囲に属することは言うまでもない。
[2−9:ハードウェア構成例]
上記のイニシエータ・デバイス10、12、14の機能は、例えば、図22に示す情報処理装置のハードウェア構成を用いて実現することが可能である。つまり、当該各構成要素の機能は、コンピュータプログラムを用いて図22に示すハードウェアを制御することにより実現される。なお、このハードウェアの形態は任意であり、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PHS、PDA等の携帯情報端末、ゲーム機、又は種々の情報家電がこれに含まれる。但し、上記のPHSは、Personal Handy−phone Systemの略である。また、上記のPDAは、Personal Digital Assistantの略である。
図22に示すように、このハードウェアは、主に、CPU902と、ROM904と、RAM906と、ホストバス908と、ブリッジ910と、を有する。さらに、このハードウェアは、外部バス912と、インターフェース914と、入力部916と、出力部918と、記憶部920と、ドライブ922と、接続ポート924と、通信部926と、を有する。但し、上記のCPUは、Central Processing Unitの略である。また、上記のROMは、Read Only Memoryの略である。そして、上記のRAMは、Random Access Memoryの略である。
CPU902は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM904、RAM906、記憶部920、又はリムーバブル記録媒体928に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。ROM904は、CPU902に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する手段である。RAM906には、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等が一時的又は永続的に格納される。
これらの構成要素は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス908を介して相互に接続される。一方、ホストバス908は、例えば、ブリッジ910を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス912に接続される。また、入力部916としては、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、及びレバー等が用いられる。さらに、入力部916としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。
出力部918としては、例えば、CRT、LCD、PDP、又はELD等のディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。但し、上記のCRTは、Cathode Ray Tubeの略である。また、上記のLCDは、Liquid Crystal Displayの略である。そして、上記のPDPは、Plasma DisplayPanelの略である。さらに、上記のELDは、Electro−Luminescence Displayの略である。
記憶部920は、各種のデータを格納するための装置である。記憶部920としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられる。但し、上記のHDDは、Hard Disk Driveの略である。
ドライブ922は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体928に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体928に情報を書き込む装置である。リムーバブル記録媒体928は、例えば、DVDメディア、Blu−rayメディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディア等である。もちろん、リムーバブル記録媒体928は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、又は電子機器等であってもよい。但し、上記のICは、Integrated Circuitの略である。
接続ポート924は、例えば、USBポート、IEEE1394ポート、SCSI、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器930を接続するためのポートである。外部接続機器930は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。但し、上記のUSBは、Universal Serial Busの略である。また、上記のSCSIは、Small Computer System Interfaceの略である。
通信部926は、ネットワーク932に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。また、通信部926に接続されるネットワーク932は、有線又は無線により接続されたネットワークにより構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、可視光通信、放送、又は衛星通信等である。但し、上記のLANは、Local Area Networkの略である。また、上記のWUSBは、Wireless USBの略である。そして、上記のADSLは、Asymmetric Digital Subscriber Lineの略である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、図9に示したイニシエータ・デバイス10において、NFC応答信号が検出されずにタイムアウトした場合、NFC通信部104を停止させるように構成されていてもよい。さらに、図9に示したイニシエータ・デバイス10において、JET応答信号が検出されずにタイムアウトした場合、JET通信部108を停止させるように構成されていてもよい。このような構成にすることで、利用しない構成要素に対する電力の供給を停止させることが可能になり、イニシエータ・デバイス10の消費電力を低減させることが可能になる。なお、このような電力制御は、例えば、上記のNFC通信部104、JET通信部108、CPU902の機能により実現させる。
同様に、図14に示したターゲット・デバイス20において、NFCポーリング信号が検出されずにタイムアウトした場合、NFC通信部204を停止させるように構成されていてもよい。さらに、図14に示したターゲット・デバイス20において、JETポーリング信号が検出されずにタイムアウトした場合、JET通信部208を停止させるように構成されていてもよい。このような構成にすることで、利用しない構成要素に対する電力の供給を停止させることが可能になり、ターゲット・デバイス20の消費電力を低減させることが可能になる。なお、このような電力制御は、例えば、上記のNFC通信部104、JET通信部108、CPU902の機能により実現させる。
また、他の例として、図9に示したイニシエータ・デバイス10において検出された相手デバイスの対応方式を示す情報を図示しないディスプレイ装置に表示するように構成されていてもよい。同様に、図14に示したターゲット・デバイス20において検出された相手デバイスの対応方式を示す情報を図示しないディスプレイ装置に表示するように構成されていてもよい。なお、このような構成は、上記の出力部918により実現される。
さて、上記の説明においては、NFC方式及びJET方式に対応するデバイスを例に挙げ、相手デバイスの対応方式を判別する方法及び判別結果に応じてランチャーやアプリケーションを起動させる方法について述べてきた。しかしながら、ここで挙げた例は、本実施形態に係る技術をより良く理解するための一助とすべく例示されたものであり、他の近接通信方式又は所謂非接触通信方式に応用することも可能である。さらに、3種類以上の近接通信方式に対応することも可能である。この場合、デバイスには、3種類以上の通信手段が設けられることになる。例えば、JET、NFC、及び、JETよりもポーリング周期の長い第3の通信方式に対応するデバイスの場合、そのデバイスは、これら3種類の方式に対応するポーリング信号を送信し、第3の通信方式のポーリング周期より長い時間待機して応答信号の受信を待ち受け、その期間に受信した応答信号の受信結果に応じて相手デバイスの対応方式を判別する。このように、先に説明したNFC、JETの判別方式を3種類の通信方式に拡張することが可能である。もちろん、4種類以上の通信方式に拡張することも同様に可能である。なお、3種類以上の通信方式に拡張した場合においても、判別結果がランチャーに通知され、アプリケーションの選択や起動制御に利用できる。
(備考)
上記のイニシエータ・デバイス10は、通信装置の一例である。上記のNFC通信部104は、第1通信部の一例である。上記のJET通信部108は、第2通信部の一例である。上記のNFCは、第1の方式の一例である。上記のJETは、第2の方式の一例である。上記の検出器110、OR回路130、RSフリップ・フロップ回路124、128、132、ダウン・カウンター134、ゼロ検出器136、OS/ドライバ層154の一部又は全部は、方式判別部の一例である。上記のNFC通信部104、JET通信部108、CPU902は、動作制御部の一例である。上記の出力部918は、表示部の一例である。上記のライブラリ層156は、ランチャー起動部の一例である。なお、ライブラリ層156の機能は、CPU902により実現される。
10、12、14 イニシエータ・デバイス
102 NFC用アンテナ
104 NFC通信部
106 JET用アンテナ
108 JET通信部
110 検出器
112、114 Dフリップ・フロップ回路
116 OR回路
118 タイマー
122 NFC検出部
124、128、132 RSフリップ・フロップ回路
126 JET検出部
130 OR回路
134 ダウン・カウンター
136 ゼロ検出器
138 反転回路
152 ハードウェア層
154 OS/ドライバ層
156 ライブラリ層
158 ランチャー
160 アプリケーション
162 ライブラリ用データベース
20、22、24 ターゲット・デバイス
202 NFC用アンテナ
204 NFC通信部
206 JET用アンテナ
208 JET通信部
210 検出器
212、214 Dフリップ・フロップ回路
216 OR回路
218 タイマー
222 NFC検出部
224、230 RSフリップ・フロップ回路
226、232 Dフリップ・フロップ回路
228 JET検出部
234 OR回路
236 ダウン・カウンター
238 ゼロ検出器
240 反転回路

Claims (10)

  1. 第1の方式に基づき、所定のポーリング周期でポーリング信号を発信し、当該ポーリング信号に応じて相手機器から発信された応答信号を受信することが可能な第1通信部と、
    第2の方式に基づき、前記第1通信部よりも長いポーリング周期でポーリング信号を発信し、当該ポーリング信号に応じて相手機器から発信された応答信号を受信することが可能な第2通信部と、
    前記第1又は第2通信部で応答信号を受信した時点を基準にして前記第2通信部のポーリング周期よりも長い所定時間だけ前記第2又は第1通信部による応答信号の受信を待ち受け、当該受信結果に基づいて相手機器が利用可能な方式を判別する方式判別部と、
    を備える、通信装置。
  2. 前記方式判別部により、前記第1又は第2の方式のいずれか一方であると判別された場合に、前記相手機器が利用できない方式に対応する前記第1又は第2通信部の動作を停止させる動作制御部をさらに備える、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記方式判別部による判別結果を受けて前記相手機器が利用可能な方式の情報を表示する表示部をさらに備える、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記方式判別部は、
    前記第1通信部で応答信号を受信した場合、当該応答信号の受信時点を基準にして前記所定時間だけ前記第2通信部による応答信号の受信を待ち受け、
    前記第2通信部で応答信号が受信された場合、前記相手機器が可能な方式は前記第1及び第2の方式であると判別し、
    前記第2通信部で応答信号が受信されなかった場合、前記相手機器が利用可能な方式は前記第1の方式のみであると判別する、請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記方式判別部は、
    前記第2通信部で応答信号を受信した場合、当該応答信号の受信時点を基準にして前記所定時間だけ前記第1通信部による応答信号の受信を待ち受け、
    前記第1通信部で応答信号が受信された場合、前記相手機器が可能な方式は前記第1及び第2の方式であると判別し、
    前記第1通信部で応答信号が受信されなかった場合、前記相手機器が利用可能な方式は前記第2の方式のみであると判別する、請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記第1の方式は、NFC(Near Field Communication)方式であり、
    前記第2の方式は、TransferJet方式である、請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記方式判別部による判別結果に応じて、前記第1の方式に対応したアプリケーションを起動させるための第1方式用ランチャー又は前記第2の方式に対応したアプリケーションを起動させるための第2方式用ランチャーを起動させるランチャー起動部をさらに備える、請求項1に記載の通信装置。
  8. 第3の方式に基づき、前記第2通信部よりも長いポーリング周期でポーリング信号を発信し、当該ポーリング信号に応じて相手機器から発信された応答信号を受信することが可能な第3通信部をさらに備え、
    前記方式判別部は、前記第1通信部、前記第2通信部、前記第3通信部のいずれかにより応答信号を受信した時点を基準にして前記第3通信部のポーリング周期よりも長い所定時間だけ前記第1通信部、前記第2通信部、及び前記第3通信部による応答信号の受信を待ち受け、当該受信結果に基づいて相手機器が利用可能な方式を判別する、請求項1に記載の通信装置。
  9. 所定のポーリング周期で第1の方式に対応するポーリング信号を発信すると共に、前記第1の方式よりも長いポーリング周期で第2の方式に対応するポーリング信号を発信する発信ステップと、
    前記発信ステップで発信されたポーリング信号に応じて相手機器から発信された前記第1又は第2の方式に対応する応答信号を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで前記第1又は第2の方式に対応する応答信号を受信した時点を基準にして前記第2の方式に対応するポーリング周期よりも長い所定時間だけ前記第2又は第1の方式に対応する応答信号の受信を待ち受け、当該受信結果に基づいて相手機器が利用可能な方式を判別する方式判別ステップと、
    を含む、通信方式の判別方法。
  10. 所定のポーリング周期で第1の方式に対応するポーリング信号を発信すると共に、前記第1の方式よりも長いポーリング周期で第2の方式に対応するポーリング信号を発信する発信機能と、
    前記発信機能により発信されたポーリング信号に応じて相手機器から発信された前記第1又は第2の方式に対応する応答信号を受信する受信機能と、
    前記受信機能により前記第1又は第2の方式に対応する応答信号を受信した時点を基準にして前記第2の方式に対応するポーリング周期よりも長い所定時間だけ前記第2又は第1の方式に対応する応答信号の受信を待ち受け、当該受信結果に基づいて相手機器が利用可能な方式を判別する方式判別機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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