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JP2011021640A - 回転方向反転ユニット - Google Patents

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JP2011021640A
JP2011021640A JP2009165485A JP2009165485A JP2011021640A JP 2011021640 A JP2011021640 A JP 2011021640A JP 2009165485 A JP2009165485 A JP 2009165485A JP 2009165485 A JP2009165485 A JP 2009165485A JP 2011021640 A JP2011021640 A JP 2011021640A
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Seiichi Takada
声一 高田
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NTN Corp
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

【課題】回転方向反転ユニットの構造を簡素化するとともに安定した反転動作が得られるようにすることである。
【解決手段】固定軸1の周りに、固定軸1と直交する方向に延びる中間軸7と、この中間軸7を挟む第1入力部材2と出力部材4をそれぞれ回転可能に取り付けて、第1入力部材2と出力部材4の対向面に傘歯車8、9を設け、これらの傘歯車8、9と噛み合う中間傘歯車10を中間軸7に回転可能に取り付けたものを第2入力部材3とし、第1入力部材2を回転させた状態で、第2入力部材3の中間傘歯車10の公転速度(中間軸7の回転速度)を第1入力部材2の回転速度の1/2の前後に変化させたときに、出力部材4の回転方向が反転する構成とした。これにより、従来のばねクラッチをなくすことができ、構造の簡素化と反転動作の安定化が図れる。
【選択図】図2

Description

本発明は、入力側部材の回転を出力側部材に伝達する際に、入力側部材の回転方向を変えることなく出力側部材の回転方向を反転させるための回転方向反転ユニットに関する。
複写機やプリンタ等の事務機では、用紙の節約等のために両面印刷機能が付加されているものが多い。用紙の両面に印刷を行うためには用紙の搬送方向を正逆切り替える機構が必要で、このような機構として、2つの駆動源を備え、用紙を排紙方向に搬送するときには第1の駆動源で紙送りローラを正回転させ、用紙を逆方向に搬送するときには第2の駆動源で紙送りローラを逆回転させるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、本願の出願人は、上記特許文献1に記載された機構の構造の簡素化とコストの低減を図った回転方向反転ユニットを既に提案している(特願2007−70032号)。この反転ユニットは、第1入力歯車、第2入力歯車および出力歯車を同軸上に配し、第1入力歯車に駆動トルクが入力されると、第1入力歯車に設けたばねクラッチがロックされることにより、出力歯車が第1入力歯車と同じ方向に回転して紙送りローラを正回転させる。このとき、第2入力歯車は電磁クラッチ等により駆動トルクの入力は切断され、第1入力歯車および出力歯車と共回りする。そして、この状態で第2入力歯車に対して電磁クラッチ等を操作して逆方向の駆動トルクを入力すると、第2入力歯車によって第1入力歯車のばねクラッチが切断され、出力歯車が第2入力歯車と同じ方向に回転し、紙送りローラを逆回転させるようになっている。
ところで、この回転方向反転ユニットは、上記特許文献1の機構に比べれば簡単な構造となっているが、第1入力歯車にばねクラッチを設けるとともに、第1入力歯車の作動中に第2入力歯車への駆動トルクの入力を切断するための電磁クラッチ等の手段を設ける必要があり、これらのクラッチ等の部品の点数が多く、組み込みに手間がかかるという問題が残されている。また、ばねクラッチを利用した機構であるため、クラッチの摺動トルクにより作動トルクが大きくなる、クラッチ動作の不具合によるトラブルや空転時の異音が生じやすいといった難点もある。
特開2002−154727号公報
本発明の課題は、回転方向反転ユニットの構造を簡素化するとともに安定した反転動作が得られるようにすることである。
上記の課題を解決するため、本発明の回転方向反転ユニットは、固定軸の周りに、固定軸と直交する方向に延びる中間軸と、この中間軸を挟む第1入力部材と出力部材をそれぞれ回転可能に取り付けて、前記第1入力部材と出力部材の対向面に傘歯車を設け、前記中間軸に前記第1入力部材および出力部材の傘歯車と噛み合う複数の中間傘歯車を回転可能に取り付けたものを第2入力部材とし、前記第1入力部材を回転させた状態で、前記第2入力部材の中間軸の回転速度を第1入力部材の回転速度の1/2の前後に変化させたときに、前記出力部材の回転方向が反転するようにしたものである。
あるいは、固定軸の周りに、固定軸と直交する方向に延びる中間軸と、この中間軸を挟む第2入力部材と出力部材をそれぞれ回転可能に取り付けて、前記第2入力部材と出力部材の対向面に傘歯車を設け、前記中間軸に前記第2入力部材および出力部材の傘歯車と噛み合う複数の中間傘歯車を回転可能に取り付けたものを第1入力部材とし、前記第1入力部材の中間軸を回転させた状態で、前記第2入力部材の回転速度を第1入力部材の中間軸の回転速度の2倍の前後に変化させたときに、前記出力部材の回転方向が反転するようにしてもよい。
すなわち、第1、第2入力部材の傘歯車と出力部材の傘歯車を組み合わせ、第2入力部材の傘歯車の固定軸周りの回転速度を変化させて出力部材の回転方向を反転させる構成とすることにより、従来のばねクラッチを不要として、構造の簡素化と反転動作の安定化を図ったのである。
また、上記の構成においては、前記第1入力部材、第2入力部材および出力部材に、それぞれ前記固定軸と同軸のリング歯車を設け、前記第1入力部材のリング歯車に第1駆動歯車を、前記第2入力部材のリング歯車に第2駆動歯車を、前記出力部材のリング歯車に被駆動歯車をそれぞれ噛み合わせるようにするとよい。
本発明は、複写機やプリンタ等の事務機に組み込まれる回転方向反転ユニットに対して特に有効に適用できる。
本発明の回転方向反転ユニットは、上述したように、傘歯車の組み合わせにより、ばねクラッチを用いることなく出力部材の回転方向を反転させられるようにしたものであるから、従来のばねクラッチを用いたものに比べて構造が簡単で部品点数が少なく、組み込みに手間がかからない。また、作動トルクが小さいうえ、従来のようにクラッチ動作の不具合によるトラブルや空転時の異音等の問題が発生するおそれもなく、長期間にわたって安定した反転動作が得られる。
第1実施形態の回転方向反転ユニットの正面断面図 a、bは、それぞれ図1の反転ユニットの動作の説明図 第2実施形態の回転方向反転ユニットの正面断面図 a、bは、それぞれ図3の反転ユニットの動作の説明図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1および図2は第1の実施形態を示す。この回転方向反転ユニットは、複写機やプリンタ等の事務機に組み込まれるもので、図1に示すように、固定軸1と、その周りに配した第1入力部材2、第2入力部材3および出力部材4とで基本的に構成されている。固定軸1周りに配した各部材2、3、4は、固定軸1の両端部に嵌め込んだ止め輪5で抜け止めされている。
前記第2入力部材3は、固定軸1の外周に回転可能に嵌め込まれるボス部6を有しており、このボス部6の長手方向中央部に固定軸1と直交する方向に延びる中間軸7が一体形成されている。そして、そのボス部6の外周に、前記第1入力部材2と出力部材4とが中間軸7を挟んで回転可能に取り付けられている。
前記第1入力部材2および出力部材4には、互いの対向面に傘歯車8、9が設けられている。一方、第2入力部材3には、中間軸7の周りの固定軸1を挟む位置にそれぞれ第1入力部材2および出力部材4の傘歯車8、9と噛み合う中間傘歯車10が回転可能に取り付けられている。第2入力部材3の各中間傘歯車10は、それぞれ中間軸7の両端寄りに形成された小径部に嵌め込まれ、中間軸7の大径部と中間軸7両端部に嵌め込まれた止め輪11に挟まれて位置決めされている。
また、前記第1入力部材2および出力部材4には、それぞれの外周部に固定軸1と同軸のリング歯車12、13が設けられている。一方、第2入力部材3は、固定軸1と同軸のリング歯車14が中間軸7の両端部に取り付けられている。そして、第1入力部材2のリング歯車12に第1駆動歯車15が、第2入力部材3のリング歯車14に第2駆動歯車16が、出力部材4のリング歯車13に被駆動歯車17がそれぞれ噛み合うようになっている。その第1駆動歯車15には第1入力部材2用の駆動源が、第2駆動歯車16には第2入力部材3用の駆動源がそれぞれ接続されている(図示省略)。
次に、この反転ユニットの動作について説明する。まず、図2(a)に示すように、第1駆動歯車15を介して第1入力部材2に駆動トルクを入力し、第2入力部材3を停止させておくと、第1入力部材2の回転に伴って第2入力部材3の中間傘歯車10が中間軸7のまわりに回転する。この中間傘歯車10の中間軸7まわりの回転を中間傘歯車10の自転と称する。この中間傘歯車10の自転により、出力部材4が第1入力部材2と逆方向に回転し、被駆動歯車17を介して紙送りローラ(図示省略)を正回転させる。
そして、図2(a)の状態から、第2駆動歯車16を介して第2入力部材3に第1入力部材2と同方向の駆動トルクを入力すると、第2入力部材3のリング歯車14、中間軸7および中間傘歯車10が一体に固定軸1のまわりに回転する。このときの中間傘歯車10の固定軸1まわりの回転を中間傘歯車10の公転と称する。
ここで、第2入力部材3の中間傘歯車10の公転速度(中間軸7の回転速度)が第1入力部材2の回転速度の1/2未満のときは、図2(a)の状態に比べて中間傘歯車10の自転速度および出力部材4の回転速度は小さくなるが、回転方向は変わらない。しかし、第1入力部材2の回転速度の1/2に等しくなると、中間傘歯車10の公転速度と自転速度が均衡して出力部材4が停止する。そして、図2(b)に示すように、第1入力部材2の回転速度の1/2を超えると、中間傘歯車10の公転速度が自転速度を上回ることにより、出力部材4が図2(a)の状態と逆の方向(第1入力部材2と同じ方向)に回転し、被駆動歯車17を介して前記紙送りローラを逆回転させるようになる。なお、中間傘歯車10の公転速度をさらに大きくしていけば、第1入力部材2の回転速度と等しくなったときに、中間傘歯車10の自転が停止し、第1入力部材2の回転速度を超えると、中間傘歯車10が図2(a)の状態と逆の方向に自転するようになる。このときには、出力部材4の回転方向は図2(a)と逆方向のままで、回転速度が大きくなっていく。
すなわち、この反転ユニットでは、第1入力部材2を回転させた状態で、第2入力部材3の中間傘歯車10の公転速度を第1入力部材2の回転速度の1/2の前後に変化させることにより、出力部材4の回転方向を反転させることができる。
この反転ユニットは、上記の構成および動作を有するものであり、出力部材4の回転方向を反転させるのにばねクラッチを用いないので、従来のものに比べて構造が簡単で安定した反転動作が得られる。
図3および図4は第2の実施形態を示す。この実施形態では、図3に示すように、第1入力部材18として第1実施形態の第2入力部材3を用い、そのリング歯車14を第1駆動歯車15に噛み合わせるとともに、第2入力部材19として第1実施形態の第1入力部材2を用い、そのリング歯車12を第2駆動歯車16に噛み合わせている。その他の部分の構成は第1の実施形態と同じである。
この回転方向反転ユニットの動作は次の通りである。まず、図4(a)に示すように、第2入力部材19を停止させ、第1駆動歯車15を介して第1入力部材18に駆動トルクを入力すると(回転方向は第1実施形態と逆方向)、中間軸7の回転に伴って中間傘歯車10が公転しながら自転することにより、出力部材4が第1入力部材18と同方向に回転し、被駆動歯車17を介して紙送りローラ(図示省略)を正回転させる。
そして、図4(a)の状態から、第2駆動歯車16を介して第2入力部材19に第1入力部材18と同じ方向の駆動トルクを入力すると、第2入力部材19の回転速度に応じて第1入力部材18の中間傘歯車10の自転動作が変化する。
このとき、第2入力部材19の回転速度が第1入力部材18の中間傘歯車10の公転速度(中間軸7の回転速度)未満では、中間傘歯車10の自転速度のみが変化し、中間傘歯車10の公転速度に等しくなると中間傘歯車10の自転が停止し、中間傘歯車10の公転速度を超えると中間傘歯車10が図4(a)の状態と逆の方向に自転するようになる。この間、出力部材4は図4(a)と同じ回転方向のままで回転速度が大きくなっていく。そして、第2入力部材19の回転速度がさらに大きくなって中間傘歯車10の公転速度の2倍に等しくなると、中間傘歯車10の公転速度と自転速度が均衡して出力部材4が停止し、中間傘歯車10の公転速度の2倍を超えると、図4(b)に示すように、中間傘歯車10の自転速度が公転速度を上回ることにより、出力部材4が図4(a)の状態と逆の方向(第1入力部材18と同じ方向)に回転し、被駆動歯車17を介して前記紙送りローラを逆回転させるようになる。
すなわち、この反転ユニットでは、第1入力部材18の中間傘歯車10を公転させた状態で、第2入力部材19の回転速度を中間傘歯車10の公転速度の2倍の前後に変化させることにより、出力部材4の回転方向を反転させることができる。
従って、この実施形態でも、第1実施形態と同じく、ばねクラッチを用いた従来のものに比べて構造が簡単で安定した反転動作が得られる。
1 固定軸
2 第1入力部材
3 第2入力部材
4 出力部材
6 ボス部
7 中間軸
8、9 傘歯車
10 中間傘歯車
12、13、14 リング歯車
15 第1駆動歯車
16 第2駆動歯車
17 被駆動歯車
18 第1入力部材
19 第2入力部材

Claims (4)

  1. 固定軸の周りに、固定軸と直交する方向に延びる中間軸と、この中間軸を挟む第1入力部材と出力部材をそれぞれ回転可能に取り付けて、前記第1入力部材と出力部材の対向面に傘歯車を設け、
    前記中間軸に前記第1入力部材および出力部材の傘歯車と噛み合う複数の中間傘歯車を回転可能に取り付けたものを第2入力部材とし、
    前記第1入力部材を回転させた状態で、前記第2入力部材の中間軸の回転速度を第1入力部材の回転速度の1/2の前後に変化させたときに、前記出力部材の回転方向が反転するようにした回転方向反転ユニット。
  2. 固定軸の周りに、固定軸と直交する方向に延びる中間軸と、この中間軸を挟む第2入力部材と出力部材をそれぞれ回転可能に取り付けて、前記第2入力部材と出力部材の対向面に傘歯車を設け、
    前記中間軸に前記第2入力部材および出力部材の傘歯車と噛み合う複数の中間傘歯車を回転可能に取り付けたものを第1入力部材とし、
    前記第1入力部材の中間軸を回転させた状態で、前記第2入力部材の回転速度を第1入力部材の中間軸の回転速度の2倍の前後に変化させたときに、前記出力部材の回転方向が反転するようにした回転方向反転ユニット。
  3. 前記第1入力部材、第2入力部材および出力部材に、それぞれ前記固定軸と同軸のリング歯車を設け、
    前記第1入力部材のリング歯車に第1駆動歯車を、前記第2入力部材のリング歯車に第2駆動歯車を、前記出力部材のリング歯車に被駆動歯車をそれぞれ噛み合わせたことを特徴とする請求項1または2に記載の回転方向反転ユニット。
  4. 複写機やプリンタ等の事務機に組み込まれることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の回転方向反転ユニット。
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