JP2011020495A - パワーステアリング機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンに直結された油圧ポンプにおける無駄な動力を削減することが出来て、車両の既存部品を生かして後付けが可能なパワーステアリング機構を提供する。
【解決手段】エンジン1に直結した油圧ポンプ2と、パワーシリンダユニット3と、リザーバタンク5と、油圧ポンプの吐出口2oをパワーシリンダユニット3のバルブユニット8と連通する第1の圧油ラインLと、バルブユニット8をリザーバタンク5と連通する第2の圧油ラインLrを有しているパワーステアリング機構において、第1の圧油ラインLのバルブユニット8近傍の位置から分岐して第2の圧油ラインLrに合流するバイパスラインLbを設け、該バイパスラインLbには流量調整弁16が介装されている。
【選択図】図1
【解決手段】エンジン1に直結した油圧ポンプ2と、パワーシリンダユニット3と、リザーバタンク5と、油圧ポンプの吐出口2oをパワーシリンダユニット3のバルブユニット8と連通する第1の圧油ラインLと、バルブユニット8をリザーバタンク5と連通する第2の圧油ラインLrを有しているパワーステアリング機構において、第1の圧油ラインLのバルブユニット8近傍の位置から分岐して第2の圧油ラインLrに合流するバイパスラインLbを設け、該バイパスラインLbには流量調整弁16が介装されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、油圧式の操舵機構であって、操舵力が可変なパワーステアリング機構の改良に関する。
図6は、大型商用車で前輪2軸の3軸車両で使用されている、いわゆるリンケージタイプのパワーステアリングシステムのブロック図を示し、図7は当該車両のパワーステアリングシステムの主要部を斜視図として立体的に示している。
図7において、説明を簡略化するため、前輪の2軸目等は図示を省略している。
図7において、説明を簡略化するため、前輪の2軸目等は図示を省略している。
図6のパワーステアリングシステムは、エンジン1で駆動される油圧ポンプ2と、パワーシリンダ3と、ギヤボックス4と、オイルタンク5と、油圧供給ラインLと、油圧戻りラインLrを備えている。
油圧供給ラインLには、流量制御弁6と圧力制御弁7が介装されており、ともに必要に応じて、油圧供給ラインLの作動油の一部をオイルポンプ2の吸込み側、或いはオイルタンク5に戻している。
油圧供給ラインLには、流量制御弁6と圧力制御弁7が介装されており、ともに必要に応じて、油圧供給ラインLの作動油の一部をオイルポンプ2の吸込み側、或いはオイルタンク5に戻している。
パワーシリンダ3にはバルブユニット8が組込まれている。バルブユニット8は、例えば4ポート3ポジションの流路変換バルブで、図6は中立状態、例えば、直進走行時の状態を示している。
バルブユニット8は、パワーシリンダ3と一体化された固定部であるハウジング80内を、第1のポジション(左旋回用流路を有するブロック)81、第2のポジション(中立ブロック:直進用流路を有するブロック)82、第3のポジション(右旋回用流路を有するブロック)83が、切換可能に構成されている。
バルブユニット8は、パワーシリンダ3と一体化された固定部であるハウジング80内を、第1のポジション(左旋回用流路を有するブロック)81、第2のポジション(中立ブロック:直進用流路を有するブロック)82、第3のポジション(右旋回用流路を有するブロック)83が、切換可能に構成されている。
バルブユニット8の、図6における左右両端部には、リターンスプリング8sl、8srが設けられている。そして、バルブユニット8の一端(第1のポジション81側の端部)は、接続リンク89を介してギヤボックス4に係合したピットマンアーム9の先端に接続されている。
また、パワーシリンダ3のシリンダ本体30において、図6における左端31は、第1のリンク10を介して前輪Wfのナックルアーム11に接続され、パワーシリンダ3内を摺動するピストン32は、第2のリンク12を介して車両のフレーム13に接続されている。換言すれば、ピストン32は固定されており、シリンダ本体30が図6の左右方向に移動可能に構成されている。
また、パワーシリンダ3のシリンダ本体30において、図6における左端31は、第1のリンク10を介して前輪Wfのナックルアーム11に接続され、パワーシリンダ3内を摺動するピストン32は、第2のリンク12を介して車両のフレーム13に接続されている。換言すれば、ピストン32は固定されており、シリンダ本体30が図6の左右方向に移動可能に構成されている。
ギヤボックス4は、ステアリングコラム14を介してステアリングホイール15に接続され、ドライバがステアリングホイール15を操舵すると、ギヤボックス4に係合したピットマンアーム9が矢印Rで示すように回動する。
ドライバがステアリングホイール15を右に操舵(矢印Rhの動作)すると、ピットマンアーム9は、図6において矢印Rの反時計方向へ回動する。
ピットマンアーム9が矢印Rの反時計方向に回動すると、バルブユニット8はポジション83の流路に切り換わり、パワーシリンダ3の右室34に作動油が流入し、右室34の圧力が昇圧し、左室33の圧力が減圧する。
ドライバがステアリングホイール15を右に操舵(矢印Rhの動作)すると、ピットマンアーム9は、図6において矢印Rの反時計方向へ回動する。
ピットマンアーム9が矢印Rの反時計方向に回動すると、バルブユニット8はポジション83の流路に切り換わり、パワーシリンダ3の右室34に作動油が流入し、右室34の圧力が昇圧し、左室33の圧力が減圧する。
上述した様に、パワーシリンダ3内のピストン32は、第2のリンク12を介してフレーム13側に固定されている。そのため、右室34が昇圧すると、パワーシリンダ本体30が右側に移動する。
パワーシリンダ本体30が右側に移動すると、第1のリンク10に接続されたナックルアーム11は、前輪WfのキングピンKの中心軸に関して時計方向(矢印RKR)に回動させられ、車両は右に旋回する。
この時、左室33内のオイルの一部は、油圧戻りラインLrを介してオイルタンク5に戻される。
パワーシリンダ本体30が右側に移動すると、第1のリンク10に接続されたナックルアーム11は、前輪WfのキングピンKの中心軸に関して時計方向(矢印RKR)に回動させられ、車両は右に旋回する。
この時、左室33内のオイルの一部は、油圧戻りラインLrを介してオイルタンク5に戻される。
一方、ドライバがステアリングホイール15を左に操舵した場合は、ピットマンアーム9は矢印Rを時計方向に回動し、バルブユニット8の流路はポジション81の流路となり、左室33を昇圧する。そして、パワーシリンダ本体30を左側に移動して、ナックルアーム11を反時計方向(矢印RKL方向)に回動する。
すなわち、ピットマンアーム9、パワーシリンダ本体30、ナックルアーム11の動きの方向は、右操舵の場合とは反対となる。
すなわち、ピットマンアーム9、パワーシリンダ本体30、ナックルアーム11の動きの方向は、右操舵の場合とは反対となる。
車両を直進状態に戻す場合は、ドライバがステアリングホイール15を操舵して、中立状態に戻す。
中立状態に戻ると、バルブユニット8はポジション82の流路(中立)に切り換わり、油圧ポンプ2からの油圧と、パワーシリンダ3の左右の油室33、34内の油圧とが拮抗し、新たに送り込まれる作動油は、油圧戻りラインLrを介してオイルタンク5に戻される。
中立状態に戻ると、バルブユニット8はポジション82の流路(中立)に切り換わり、油圧ポンプ2からの油圧と、パワーシリンダ3の左右の油室33、34内の油圧とが拮抗し、新たに送り込まれる作動油は、油圧戻りラインLrを介してオイルタンク5に戻される。
図6で示す従来のシステムでは、中立であってもパワーシリンダ3には油圧が作用するので、エンジン1はオイルポンプ4を駆動するために出力の一部を消費しなければならない。
この様に、中立時でもパワーシリンダ3に油圧を作用させることは、直進時のステアリングホイール15のふらつきの防止や、路面入力(キックバック)の対処、直進から操舵に移る際の腕への過大な入力の防止のために、従来技術においては必須である。
この様に、中立時でもパワーシリンダ3に油圧を作用させることは、直進時のステアリングホイール15のふらつきの防止や、路面入力(キックバック)の対処、直進から操舵に移る際の腕への過大な入力の防止のために、従来技術においては必須である。
図8は、図6で示す従来のシステムにおける、オイルポンプ4の回転数に対する油圧供給量の関係を示している。ここで上述した様に、図6の従来システムには、油圧供給回路Lに流量制御弁6が介装してある。
流量制御弁6は、弁作動のパイロット圧として、図6のラインLpを介して、パワーシリンダ3の入口圧力を用いている。すなわち、パワーシリンダ3の入口圧力が高いほど流量制御弁6におけるリリーフ量が多くなる。
流量制御弁6は、ポンプ回転数が所定値以上になると動作して、一定割合の圧油をポンプ2の吸込み側、或いはタンク5に戻す。図8の例では、流量制御弁6が開放することにより、破線(特性Q0)から実線(特性Qr)を減算した量(リリーフ量)がポンプ2の吸込み側、或いはタンク5に戻される。
流量制御弁6は、弁作動のパイロット圧として、図6のラインLpを介して、パワーシリンダ3の入口圧力を用いている。すなわち、パワーシリンダ3の入口圧力が高いほど流量制御弁6におけるリリーフ量が多くなる。
流量制御弁6は、ポンプ回転数が所定値以上になると動作して、一定割合の圧油をポンプ2の吸込み側、或いはタンク5に戻す。図8の例では、流量制御弁6が開放することにより、破線(特性Q0)から実線(特性Qr)を減算した量(リリーフ量)がポンプ2の吸込み側、或いはタンク5に戻される。
図9は、図6のシステムにおいて、オイルポンプ2の回転数に対する油圧供給量(特性Qr)と、ポンプ駆動力(特性W)を示している。
供給量特性Qrでは、実線で示す特性がパワーシリンダ3の圧力が低い場合であり、破線で示す特性がパワーシリンダ3の圧力が高い場合である。
一方、駆動力特性Qwでは、実線で示す特性がパワーシリンダ3の圧力が高い場合であり、破線で示す特性がパワーシリンダ3の圧力が低い場合となっている。
供給量特性Qrでは、実線で示す特性がパワーシリンダ3の圧力が低い場合であり、破線で示す特性がパワーシリンダ3の圧力が高い場合である。
一方、駆動力特性Qwでは、実線で示す特性がパワーシリンダ3の圧力が高い場合であり、破線で示す特性がパワーシリンダ3の圧力が低い場合となっている。
前述したように、図6〜図9で示すシステムでは中立時(直進時)においても、オイルポンプ2には一定の負荷がかかっている。そのため、ステアリングを操作しない直進時においても、エンジン1は操舵系で出力を消費している。
係る状況は、省エネルギーの観点からは容認し難い。
係る状況は、省エネルギーの観点からは容認し難い。
ここで、パワーシリンダや油圧ポンプを電動化した技術も存在する。
電動化されたパワーシリンダや油圧ポンプであれば、エンジンに直結した油圧ポンプのような無駄な動力の問題はない。
しかし、大型のトラックでは、パワーシリンダの重量が大きくなり、電動モータでは操舵力をアシストすることが困難である。
また、油圧ポンプやパワーシリンダを電動モータで駆動する場合には、それに伴い、各種部品を新たに交換しなければならず、既存の部品が使えなくなる。そのため、導入時のコストが高騰化してしまうという問題がある。すなわち、既存部品をなるべく生かして、後付けが可能なシステムを提供したいという要請に応えることが出来ない。
電動化されたパワーシリンダや油圧ポンプであれば、エンジンに直結した油圧ポンプのような無駄な動力の問題はない。
しかし、大型のトラックでは、パワーシリンダの重量が大きくなり、電動モータでは操舵力をアシストすることが困難である。
また、油圧ポンプやパワーシリンダを電動モータで駆動する場合には、それに伴い、各種部品を新たに交換しなければならず、既存の部品が使えなくなる。そのため、導入時のコストが高騰化してしまうという問題がある。すなわち、既存部品をなるべく生かして、後付けが可能なシステムを提供したいという要請に応えることが出来ない。
その他の従来技術としては、例えば、切替えシリンダ内の切替えスプールに受圧室を備え、受圧室に作用する圧力により切替えスプールを摺動して第1ポートと第2ポートの連通・非連通を切り替える切替え弁を設けた容積式ポンプの制御装置が提案されている(特許文献1)。
この技術(特許文献1)は、油圧ポンプの駆動動力を低減できる可能性があるが、新たな弁システムを開発しなければならず、既存の車両に後付けすることが困難である。
この技術(特許文献1)は、油圧ポンプの駆動動力を低減できる可能性があるが、新たな弁システムを開発しなければならず、既存の車両に後付けすることが困難である。
また、ハンドルが操作された場合にのみ油圧ポンプを駆動し、操舵負荷圧力の上昇に対応して油圧ポンプから吐出される圧油流量が増大してアクチュエータに供給される動力操取装置が提案されている(特許文献2)。
しかし、この技術(特許文献2)を貨物自動車等の商用車両、特に大型商用車両に適用した場合には、乗用車の様な小型車量に比較して、電動油圧ポンプが巨大で大出力のものが要求され、専用装置となってしまい従来の機器との互換性が期待できない。
しかし、この技術(特許文献2)を貨物自動車等の商用車両、特に大型商用車両に適用した場合には、乗用車の様な小型車量に比較して、電動油圧ポンプが巨大で大出力のものが要求され、専用装置となってしまい従来の機器との互換性が期待できない。
さらに、油圧ポンプの吐出口から吸入口に至るバイパスラインを設け、当該バイパスラインに流量調整弁を介装し、当該流量調整弁の開度を制御することにより、操舵力パターンを切替える技術が提案されている(非特許文献1参照)。
しかし、係る技術(非特許文献1)は、車速に対するハンドルの重さの特性を制御して、操舵感覚を変更することを目的としており、上述した様に、油圧ポンプにおける無駄な動力を削減し、且つ、既存部品をなるべく生かして後付けが可能にする、という従来技術における要請に応えるものではない。
しかし、係る技術(非特許文献1)は、車速に対するハンドルの重さの特性を制御して、操舵感覚を変更することを目的としており、上述した様に、油圧ポンプにおける無駄な動力を削減し、且つ、既存部品をなるべく生かして後付けが可能にする、という従来技術における要請に応えるものではない。
カヤバ工業株式会社編集、「自動車の操舵系と操安性」、株式会社山海堂、平成8年9月10日、p.90−93
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、エンジンに直結された油圧ポンプにおける無駄な動力を削減することが出来て、車両の既存部品を生かして後付けが可能なパワーステアリング機構の提供を目的としている。
本発明のパワーステアリング機構は、エンジン(1)に直結した油圧ポンプ(2)と、パワーシリンダユニット(3)と、リザーバタンク(5)と、油圧ポンプの吐出口(2o)をパワーシリンダユニット(3)のバルブユニット(8)と連通する第1の圧油ライン(L)と、バルブユニット(8)をリザーバタンク(5)と連通する第2の圧油ライン(Lr)を有しているパワーステアリング機構において、第1の圧油ライン(L)のバルブユニット(8)近傍の位置から分岐して第2の圧油ライン(Lr)に合流するバイパスライン(Lb)を設け、該バイパスライン(Lb)には流量調整弁(16)が介装されており、該流量調整弁(16)は第1の圧油ライン(L)のバルブユニット(8)直前の圧力が高い場合には閉鎖し、信号圧力が低い場合には開放する機能を有していることを特徴としている。
ここで、前記バイパスライン(Lb)には圧損機構(例えばオリフィス162)が介装されているのが好ましい。
さらに、前記バイパスライン(Lb)に加えて、油圧ポンプ(2)の吐出口(2o)と吸入口(2i)とを連通する第2のバイパスライン(L6、L67)を有し、第2のバイパスライン(L6)には流量制御弁(61)が介装されているのが好ましい。
そして、前記バイパスライン(Lb)及び第2のバイパスライン(L6、L67)に加えて、油圧ポンプの吐出口と吸入口とを連通する第3のバイパスライン(L7、L67)を有し、第3のバイパスライン(L7、L67)にはリリーフ弁(圧力調整弁71)が介装されているのが好ましい。
そして、前記バイパスライン(Lb)及び第2のバイパスライン(L6、L67)に加えて、油圧ポンプの吐出口と吸入口とを連通する第3のバイパスライン(L7、L67)を有し、第3のバイパスライン(L7、L67)にはリリーフ弁(圧力調整弁71)が介装されているのが好ましい。
上述する構成を具備する本発明によれば、第1の圧油ライン(L)のバルブユニット(8)近傍の位置から分岐して第2の圧油ライン(Lr)に合流するバイパスライン(Lb)を設け、該バイパスライン(Lb)には流量調整弁(16)が介装されており、該流量調整弁(16)は第1の圧油ライン(L)のバルブユニット(8)直前の圧力が高い場合には閉鎖し、信号圧力が低い場合には開放する機能を有しているので、車両の直進時の様にパワーシリンダ(3)の負荷が小さい場合には流量調整弁(16)が開放して、バイパスライン(Lb)により第1の圧油ライン(L)と第2の圧油ライン(Lr)とが連通するので、油圧ポンプの吐出口(2o)と吸入口(2i)とがバルブユニット(8)をバイパスして連通される。
その結果、バルブユニット(8)をバイパスすることにより、圧油を吐出して吸い込む油圧ポンプ(2)の消費動力が減少し、パワーシリンダ(3)の負荷が小さい場合に無駄な動力消費が削減される。すなわち、エンジン(1)の補機駆動動力の低減によって、燃費も向上する。
一方、操舵時の様にパワーシリンダ(3)の負荷が高い場合には流量調整弁(16)は閉鎖するので、油圧ポンプ(2)から吐出される圧油は確実にパワーシリンダユニット(3)のバルブユニット(8)へ供給される。そのため、操舵時には十分な操舵補助力を発生することが出来る。
その結果、バルブユニット(8)をバイパスすることにより、圧油を吐出して吸い込む油圧ポンプ(2)の消費動力が減少し、パワーシリンダ(3)の負荷が小さい場合に無駄な動力消費が削減される。すなわち、エンジン(1)の補機駆動動力の低減によって、燃費も向上する。
一方、操舵時の様にパワーシリンダ(3)の負荷が高い場合には流量調整弁(16)は閉鎖するので、油圧ポンプ(2)から吐出される圧油は確実にパワーシリンダユニット(3)のバルブユニット(8)へ供給される。そのため、操舵時には十分な操舵補助力を発生することが出来る。
また本発明によれば、第1の圧油ライン(L)と第2の圧油ライン(Lr)とを連通するバイパスライン(Lb)を、既存のパワーステアリング機構に追加すれば良いので、既にパワーステアリング機構を有している車両の既存部品を活かして、いわゆる「後付け」により既存の車両に対して容易に実施することが出来る。
そのため、導入コストを安価に抑えることが出来る。
そのため、導入コストを安価に抑えることが出来る。
本発明において、バイパスライン(Lb)にオリフィスの様な圧損機構(圧力損失を発生させる機構162)が介装されていれば、流量調整弁(16)が開放状態となり、油圧ポンプ(2)の吐出口(2o)と吸入口(2i)とがバイパスされても、圧損機構(162)で圧力損失が生じる分だけ、前記圧油ライン(第1の圧油ラインL)を介してパワーシリンダ(3)へ供給される圧油量を確保することが出来る。そのため、パワーシリンダ(3)内の圧力が無くなることによるその後の操舵力の増大が防止できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1において、全体を符号100で示すステアリングシステムは、エンジン1で駆動される油圧ポンプ2と、パワーシリンダ3とギヤボックス4と、オイルタンク5と、油圧供給ラインLと、油圧戻りラインLrを備えている。
図1において、全体を符号100で示すステアリングシステムは、エンジン1で駆動される油圧ポンプ2と、パワーシリンダ3とギヤボックス4と、オイルタンク5と、油圧供給ラインLと、油圧戻りラインLrを備えている。
油圧供給ラインLは、ラインL1〜ラインL4を有している。
ラインL1は、油圧ポンプ(以下、「ポンプ」と言う)2の吐出側2oと、流量制御弁6内の第1の分岐点B1とを接続している。
ラインL2は、第2の分岐点B1と、圧力制御弁7内の第2の分岐点B2を接続している。
ラインL3は、圧力制御弁7内の第2の分岐点B2と、圧力制御弁7には含まれない第3の分岐点B3を接続している。
ラインL4は、第3の分岐点B3と、バルブユニット8のハウジング80のポートP1を接続している。
ラインL1は、油圧ポンプ(以下、「ポンプ」と言う)2の吐出側2oと、流量制御弁6内の第1の分岐点B1とを接続している。
ラインL2は、第2の分岐点B1と、圧力制御弁7内の第2の分岐点B2を接続している。
ラインL3は、圧力制御弁7内の第2の分岐点B2と、圧力制御弁7には含まれない第3の分岐点B3を接続している。
ラインL4は、第3の分岐点B3と、バルブユニット8のハウジング80のポートP1を接続している。
流量制御弁6は、前記ラインL1、ラインL2の一部、第1の分岐点B1、流量制御弁本体61、オリフィス62、ラインL6、パイロット圧ラインLp、第1の合流点G1、ラインL7の一部、ラインL67を有している。
ラインL67の一端は、吸込ラインLaに設けた第2の合流点G2に接続されている。
ラインL6は、第1の分岐点B1と第1の合流点G1とを接続し、流量制御弁本体61を介装している。ラインL2には、オリフィス62が介装されている。
流量制御弁本体61は、外部パイロット方式のシーケンス弁である。
図1において、流量制御弁6は、符号6を付した破線の矩形で囲って示している。
ラインL67の一端は、吸込ラインLaに設けた第2の合流点G2に接続されている。
ラインL6は、第1の分岐点B1と第1の合流点G1とを接続し、流量制御弁本体61を介装している。ラインL2には、オリフィス62が介装されている。
流量制御弁本体61は、外部パイロット方式のシーケンス弁である。
図1において、流量制御弁6は、符号6を付した破線の矩形で囲って示している。
圧力制御弁7は、前記ラインL2、ラインL3の一部、第2の分岐点B2、圧力制御弁本体71、オリフィス72、ラインL7を有している。
ラインL7は、第2の分岐点B2と、流量制御弁6内の第1の合流点G1とを接続している。そしてラインL7に、圧力制御弁本体71を介装している。
ラインL7における第2の分岐点B2と圧力制御弁本体71との間の領域には、オリフィス72が介装されている。
圧力制御弁本体71は、内部パイロット方式のシーケンス弁である。
図1において、圧力制御弁7は、符号7を付した破線の矩形で囲って示している。
ラインL7は、第2の分岐点B2と、流量制御弁6内の第1の合流点G1とを接続している。そしてラインL7に、圧力制御弁本体71を介装している。
ラインL7における第2の分岐点B2と圧力制御弁本体71との間の領域には、オリフィス72が介装されている。
圧力制御弁本体71は、内部パイロット方式のシーケンス弁である。
図1において、圧力制御弁7は、符号7を付した破線の矩形で囲って示している。
パワーシリンダ3にはバルブユニット8が組込まれている。バルブユニット8は、例えば4ポート3ポジションの流路変換バルブである。
4ポートはハウジング80に形成されているポートP1〜P4であり、ポートP1がラインL4に接続され、ポートP2がパワーシリンダ3の右室34に連通し、ポートP3がパワーシリンダ3の左室33に連通し、ポートP4がラインLrに接続されている。
図1は、中立状態(P1、P2、P3とP4とが全て連通している状態:走行時であれば直進状態)を示している。
4ポートはハウジング80に形成されているポートP1〜P4であり、ポートP1がラインL4に接続され、ポートP2がパワーシリンダ3の右室34に連通し、ポートP3がパワーシリンダ3の左室33に連通し、ポートP4がラインLrに接続されている。
図1は、中立状態(P1、P2、P3とP4とが全て連通している状態:走行時であれば直進状態)を示している。
ラインLrの一端は、オイルタンク5に接続されている。
オイルタンク5とポンプ2の吸込側2iとは、ラインLaによって接続されている。
ラインLaには、第2の合流点G2が形成されている。
オイルタンク5とポンプ2の吸込側2iとは、ラインLaによって接続されている。
ラインLaには、第2の合流点G2が形成されている。
バルブユニット8は、パワーシリンダ3と一体化されたハウジング(固定部)80内を、第1のポジション(左旋回用流路を有するブロック)81、第2のポジション(直進用流路を有するブロック)82、第3のポジション(右旋回用流路を有するブロック)83が、切換可能に構成されている。
バルブユニット8において、図1における左右両端部には、リターンスプリング8sl、8srが設けられている。そして、バルブユニット8の一端(第1のポジション81側の端部)は、接続リンク89を介してギヤボックス4に係合したピットマンアーム9の先端に接続されている。
また、パワーシリンダ3のシリンダ本体30において、図1における左端31は、第1のリンク10を介して前輪Wfのナックルアーム11に接続され、パワーシリンダ3内を摺動するピストン32は、第2のリンク12を介して車両のフレーム13に接続されている。その結果、ピストン32は固定され、シリンダ本体30が図1の左右方向に移動可能に構成される。
バルブユニット8において、図1における左右両端部には、リターンスプリング8sl、8srが設けられている。そして、バルブユニット8の一端(第1のポジション81側の端部)は、接続リンク89を介してギヤボックス4に係合したピットマンアーム9の先端に接続されている。
また、パワーシリンダ3のシリンダ本体30において、図1における左端31は、第1のリンク10を介して前輪Wfのナックルアーム11に接続され、パワーシリンダ3内を摺動するピストン32は、第2のリンク12を介して車両のフレーム13に接続されている。その結果、ピストン32は固定され、シリンダ本体30が図1の左右方向に移動可能に構成される。
ギヤボックス4は、ステアリングコラム14を介してステアリングホイール15に接続され、ドライバがステアリングホイール15を操舵すると、ギヤボックス4に係合したピットマンアーム9が矢印Rのように回動する。
ドライバがステアリングホイール15を右に操舵(矢印Rhの動作)すると、ピットマンアーム9は、図1において矢印Rの反時計回りに回動する。
ピットマンアーム9が矢印Rの反時計方向に回動すると、バルブユニット8はポジション83の流路に切り換わり、パワーシリンダ3の右室34に作動油が流入し、右室34の圧力が昇圧し、左室33の圧力が減圧する。
ドライバがステアリングホイール15を右に操舵(矢印Rhの動作)すると、ピットマンアーム9は、図1において矢印Rの反時計回りに回動する。
ピットマンアーム9が矢印Rの反時計方向に回動すると、バルブユニット8はポジション83の流路に切り換わり、パワーシリンダ3の右室34に作動油が流入し、右室34の圧力が昇圧し、左室33の圧力が減圧する。
パワーシリンダ3内のピストン32は、フレーム13側に第2のリンク12を介して固定されているため、右室34が昇圧すると、パワーシリンダ本体30が右側に移動する。パワーシリンダ本体30が右側に移動すると、第1のリンク10に接続されたナックルアーム11は、前輪WfのキングピンKの中心軸に関して時計方向(矢印RKR方向)に回動させられ、車両は右に旋回する。
この時、左室33内のオイルの一部は、油圧戻りラインLrを介してオイルタンク5に戻される。
この時、左室33内のオイルの一部は、油圧戻りラインLrを介してオイルタンク5に戻される。
一方、ドライバがステアリングホイール15を左に操舵した場合は、ピットマンアーム9は矢印Rの時計回りに回動し、バルブユニット8の流路はポジション81の流路となり、パワーシリンダ3の左室33の圧力が昇圧し、パワーシリンダ本体30が左側に移動する。そして、ナックルアーム11はキングピンKの中心軸に関して反時計方向(矢印RKL方向)に回動させられ、車両は左に旋回する。
すなわち、ピットマンアーム9、パワーシリンダ本体30、ナックルアーム11の動きの方向は右操舵の場合とは反対方向に移動或いは回動する。
すなわち、ピットマンアーム9、パワーシリンダ本体30、ナックルアーム11の動きの方向は右操舵の場合とは反対方向に移動或いは回動する。
図示の実施形態では、以下に説明する構成が、付加される。
ラインL側の第3の分岐点B3と、油圧戻りラインLrに形成された第3の合流点G3とは、バイパスラインLbによって接続されている。そして、流量調整弁16が設けられている。
ここで、流量調整弁16は、図1においては、符号16を付した破線の矩形で囲って示している。
バイパスラインLbには、流量調整弁本体161が介装されている。そして、バイパスラインLbにおいて、流量調整弁本体161と第3の合流点G3との間の領域には、オリフィス162が介装されている。
ラインL側の第3の分岐点B3と、油圧戻りラインLrに形成された第3の合流点G3とは、バイパスラインLbによって接続されている。そして、流量調整弁16が設けられている。
ここで、流量調整弁16は、図1においては、符号16を付した破線の矩形で囲って示している。
バイパスラインLbには、流量調整弁本体161が介装されている。そして、バイパスラインLbにおいて、流量調整弁本体161と第3の合流点G3との間の領域には、オリフィス162が介装されている。
流量調整弁本体161は、外部パイロット方式のシーケンス弁であり、そのパイロット圧は、ラインL4を流れる圧油によって与えられる。そして、上述した様に、ラインL4は、第3の分岐点B3と、バルブユニット8のハウジング80のポートP1を接続している。
流量調整弁本体161は、ラインL4側(バルブユニット8の入口側)の圧力が所定値以上になった場合に閉じて、バイパスラインLbを閉鎖する。
一方、例えば直進時のように、パワーシリンダ3に作用する力が小さく、ラインL4側(バルブユニット8の入口側)の圧力が低ければ、流量調整弁本体161は開き、バイパスラインLbを開放する。その際には、ポンプ2の作動油はバイパスラインLbを介して、タンク5或いは油圧ポンプ2の入口側2iに戻される。
但し、バイパスラインLbが開放されても、バイパスラインLbにはオリフィス162が介装されているので、作動油の一部はパワーシリンダ3側に供給される。
流量調整弁本体161は、ラインL4側(バルブユニット8の入口側)の圧力が所定値以上になった場合に閉じて、バイパスラインLbを閉鎖する。
一方、例えば直進時のように、パワーシリンダ3に作用する力が小さく、ラインL4側(バルブユニット8の入口側)の圧力が低ければ、流量調整弁本体161は開き、バイパスラインLbを開放する。その際には、ポンプ2の作動油はバイパスラインLbを介して、タンク5或いは油圧ポンプ2の入口側2iに戻される。
但し、バイパスラインLbが開放されても、バイパスラインLbにはオリフィス162が介装されているので、作動油の一部はパワーシリンダ3側に供給される。
図示の実施形態では、図6の従来技術のステアリングシステムに対して、図1の流量調整弁16を、図2で示すように、いわゆる「後付け」で簡単に追加装備することが出来る。
この追加装備は、改修工事に要する時間も短く、その費用も最小限に留めることが出来る。
そして図2のように、ラインL3、L4と、戻しラインLrとの間に、バイパスラインLb(流量調整弁16内に含まれる)を介装すれば、バイパスラインLbを短くすることが出来る。
また、バルブユニット8の間近に流量調整弁16が配置されることにより、流量調整弁16のパイロット圧がパイロット圧入口に至る途中で圧力降下を起こすことが無く、流量調整弁16の開閉動作が正確に行われる。
この追加装備は、改修工事に要する時間も短く、その費用も最小限に留めることが出来る。
そして図2のように、ラインL3、L4と、戻しラインLrとの間に、バイパスラインLb(流量調整弁16内に含まれる)を介装すれば、バイパスラインLbを短くすることが出来る。
また、バルブユニット8の間近に流量調整弁16が配置されることにより、流量調整弁16のパイロット圧がパイロット圧入口に至る途中で圧力降下を起こすことが無く、流量調整弁16の開閉動作が正確に行われる。
図3は、図示の実施形態における油圧ポンプ2の回転数に対するパワーシリンダ3への油圧供給量(流量)を示している。
図3の実線は、パワーシリンダ3の負荷が「中」或いは「大」で、バイパスラインLbの流量調整弁16が閉じている場合(バイパス「閉」)の流量特性を示している。
図3の破線は、直進時のようにパワーシリンダ3の負荷が小さく、流量調整弁16が開いている場合(バイパス「開」)の流量特性を示している。
図3において、流量Qaは、流量調整弁16の「開閉作動点」における流量である。流量Qa以上の場合に流量調整弁16は閉鎖し(バイパス「閉」)、流量Qaよりも少ないと流量調整弁16は開放される(バイパス「開」)。
なお、図3において、流量調整弁16を閉じた場合には、同一回転数であれば、パワーシリンダの負荷が大きな方が流量は少ない。
図3の実線は、パワーシリンダ3の負荷が「中」或いは「大」で、バイパスラインLbの流量調整弁16が閉じている場合(バイパス「閉」)の流量特性を示している。
図3の破線は、直進時のようにパワーシリンダ3の負荷が小さく、流量調整弁16が開いている場合(バイパス「開」)の流量特性を示している。
図3において、流量Qaは、流量調整弁16の「開閉作動点」における流量である。流量Qa以上の場合に流量調整弁16は閉鎖し(バイパス「閉」)、流量Qaよりも少ないと流量調整弁16は開放される(バイパス「開」)。
なお、図3において、流量調整弁16を閉じた場合には、同一回転数であれば、パワーシリンダの負荷が大きな方が流量は少ない。
図4は、図示の実施形態において、油圧ポンプ2の回転数に対するパワーシリンダ入口の油圧特性を示している。
図4の実線は、パワーシリンダ3の入口圧が「中(付加「中」)」或いは「大(付加「大」)」で、バイパスラインLbの流量調整弁16を閉じた場合(バイパス「閉」)の特性を示している。
図4の破線は、直進時のようにパワーシリンダ3の入口圧が低く、流量調整弁16が開いた状態(バイパス「開」)の特性を示している。
図4において、圧力Paは、流量調整弁16の「開閉作動点」における圧力である。パワーシリンダ3の圧力がPa以上であれば流量調整弁16は閉鎖し(バイパス「閉」)、Paよりも圧力が低いと流量調整弁16は開放される(バイパス「開」)。
図4の実線は、パワーシリンダ3の入口圧が「中(付加「中」)」或いは「大(付加「大」)」で、バイパスラインLbの流量調整弁16を閉じた場合(バイパス「閉」)の特性を示している。
図4の破線は、直進時のようにパワーシリンダ3の入口圧が低く、流量調整弁16が開いた状態(バイパス「開」)の特性を示している。
図4において、圧力Paは、流量調整弁16の「開閉作動点」における圧力である。パワーシリンダ3の圧力がPa以上であれば流量調整弁16は閉鎖し(バイパス「閉」)、Paよりも圧力が低いと流量調整弁16は開放される(バイパス「開」)。
図5は、図示の実施形態における油圧ポンプ2の回転数に対する油圧ポンプ2の消費動力特性を示している。
図5の実線はバイパスラインLbの流量調整弁16を閉じた場合(バイパス「閉」)の油圧ポンプ2の消費動力特性を示し、図5の破線は流量調整弁16を開いた場合(バイパス「開」)の油圧ポンプ2の消費動力特性を示している。
図5によれば、バイパスラインLbを開放した場合(バイパス「開」)が、バイパスラインLbを閉じた場合(バイパス「閉」)よりも、油圧ポンプの消費動力は明らかに小さい。
図5から明らかなように、車両が直進している状態のように、パワーシリンダ3に作用する負荷が小さければ、流量調整弁16は開き、バイパスラインLbは開放された状態を維持するので、油圧ポンプ2の消費動力は低い。
従来システムのように、流量調整弁16を介装したバイパスラインLbを有していない場合には、図5において実線で示す特性(バイパス「閉」の特性)となるので、例えばポンプ回転数がNpの場合は、少なくともΔWpだけ油圧ポンプの消費駆動力が節約できる。
図5の実線はバイパスラインLbの流量調整弁16を閉じた場合(バイパス「閉」)の油圧ポンプ2の消費動力特性を示し、図5の破線は流量調整弁16を開いた場合(バイパス「開」)の油圧ポンプ2の消費動力特性を示している。
図5によれば、バイパスラインLbを開放した場合(バイパス「開」)が、バイパスラインLbを閉じた場合(バイパス「閉」)よりも、油圧ポンプの消費動力は明らかに小さい。
図5から明らかなように、車両が直進している状態のように、パワーシリンダ3に作用する負荷が小さければ、流量調整弁16は開き、バイパスラインLbは開放された状態を維持するので、油圧ポンプ2の消費動力は低い。
従来システムのように、流量調整弁16を介装したバイパスラインLbを有していない場合には、図5において実線で示す特性(バイパス「閉」の特性)となるので、例えばポンプ回転数がNpの場合は、少なくともΔWpだけ油圧ポンプの消費駆動力が節約できる。
図示の実施形態によれば、車両の直進時の様にパワーシリンダ3の負荷が小さい場合には流量調整弁16が開放して、バイパスラインLbによりラインL3とラインLrとが連通するので、バルブユニット8をバイパスして、油圧ポンプの吐出口2oと吸入口2iとが連通される。
その結果、油圧ポンプ2の消費動力が減少し、パワーシリンダ3の負荷が小さい場合に無駄な動力消費が削減される。そして、エンジン1の補機駆動動力が低減するので、燃費も向上する。
その結果、油圧ポンプ2の消費動力が減少し、パワーシリンダ3の負荷が小さい場合に無駄な動力消費が削減される。そして、エンジン1の補機駆動動力が低減するので、燃費も向上する。
一方、操舵時の様にパワーシリンダ3の負荷が大きい場合には、流量調整弁16及びバイパスラインLbは閉鎖し、油圧ポンプ2から吐出される圧油は確実にパワーシリンダユニット3のバルブユニット8へ供給される。
そのため、操舵時には十分な操舵補助力を発生することが出来る。
そのため、操舵時には十分な操舵補助力を発生することが出来る。
また図示の実施形態は、圧油ラインLと戻りラインLrとを連通する流量調整弁16を介装したバイパスラインLbを、例えば図2で示す態様で既存のパワーステアリング機構に追加することで実施することが出来る。
そのため、既にパワーステアリング機構を有している車両の既存部品を活かして、いわゆる「後付け」により既存の車両に対して容易に実施することが出来る。すなわち、導入コストを安価に抑えることが出来る。
そのため、既にパワーステアリング機構を有している車両の既存部品を活かして、いわゆる「後付け」により既存の車両に対して容易に実施することが出来る。すなわち、導入コストを安価に抑えることが出来る。
図示の実施形態では、バイパスラインLbにオリフィス162が介装されているので、流量調整弁16が開放状態となり、油圧ポンプ2の吐出口2oと吸入口2iとがバイパスされても、オリフィス162で圧力損失が生じる分だけ、油圧供給ラインLを介してパワーシリンダ3へ供給される圧油量を確保することが出来る。
そのため、流量調整弁16が開放状態になっても、パワーシリンダ3内の圧力が喪失してしまうことはなく、その直後に操舵に必要な力が増大してしまうことが防止できる。
そのため、流量調整弁16が開放状態になっても、パワーシリンダ3内の圧力が喪失してしまうことはなく、その直後に操舵に必要な力が増大してしまうことが防止できる。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない。
1・・・エンジン
2・・・油圧ポンプ
3・・・パワーシリンダユニット/パワーシリンダ
4・・・ギヤボックス
5・・・オイルタンク
6・・・流量制御弁
7・・・圧力制御弁
8・・・バルブユニット
9・・・ピットマンアーム
10・・・第1のリンク
11・・・ナックルアーム
12・・・第2のリンク
13・・・フレーム
14・・・ステアリングコラム
15・・・ステアリングホイール
16・・・バイパス流量調整弁
Lb・・・バイパスライン
2・・・油圧ポンプ
3・・・パワーシリンダユニット/パワーシリンダ
4・・・ギヤボックス
5・・・オイルタンク
6・・・流量制御弁
7・・・圧力制御弁
8・・・バルブユニット
9・・・ピットマンアーム
10・・・第1のリンク
11・・・ナックルアーム
12・・・第2のリンク
13・・・フレーム
14・・・ステアリングコラム
15・・・ステアリングホイール
16・・・バイパス流量調整弁
Lb・・・バイパスライン
Claims (2)
- エンジンに直結した油圧ポンプと、パワーシリンダユニットと、リザーバタンクと、油圧ポンプの吐出口をパワーシリンダユニットのバルブユニットと連通する第1の圧油ラインと、バルブユニットをリザーバタンクと連通する第2の圧油ラインを有しているパワーステアリング機構において、第1の圧油ラインのバルブユニット近傍の位置から分岐して第2の圧油ラインに合流するバイパスラインを設け、該バイパスラインには流量調整弁が介装されており、該流量調整弁は第1の圧油ラインのバルブユニット直前の圧力が高い場合には閉鎖し、信号圧力が低い場合には開放する機能を有していることを特徴とするパワーステアリング機構。
- 前記バイパスラインには圧損機構が介装されている請求項1のパワーステアリング機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009165533A JP2011020495A (ja) | 2009-07-14 | 2009-07-14 | パワーステアリング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009165533A JP2011020495A (ja) | 2009-07-14 | 2009-07-14 | パワーステアリング機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011020495A true JP2011020495A (ja) | 2011-02-03 |
Family
ID=43630946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009165533A Pending JP2011020495A (ja) | 2009-07-14 | 2009-07-14 | パワーステアリング機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2011020495A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5822759A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-10 | Nissan Motor Co Ltd | 動力舵取装置 |
-
2009
- 2009-07-14 JP JP2009165533A patent/JP2011020495A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5822759A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-10 | Nissan Motor Co Ltd | 動力舵取装置 |
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