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JP2011097332A - 秘話送信装置及び秘話受信装置、秘話送信方法及び秘話受信方法、ならびに秘話通信装置 - Google Patents

秘話送信装置及び秘話受信装置、秘話送信方法及び秘話受信方法、ならびに秘話通信装置 Download PDF

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JP2011097332A JP2009248877A JP2009248877A JP2011097332A JP 2011097332 A JP2011097332 A JP 2011097332A JP 2009248877 A JP2009248877 A JP 2009248877A JP 2009248877 A JP2009248877 A JP 2009248877A JP 2011097332 A JP2011097332 A JP 2011097332A
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Susumu Sukagawa
進 須賀川
Isao Tatsuno
功 辰野
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LETech Co Ltd
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Abstract

【課題】簡素な構成で格段の秘話性を実現することのできる秘話送信装置等を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる秘話送信装置は、アナログ音声信号を帯域別に分割する帯域分割フィルタと、前記帯域分割フィルタによって帯域別に分割された複数の信号をそれぞれデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、前記D/Aコンバータによって変換された各デジタル信号をスクランブル処理するスクランブル処理回路と、前記スクランブル処理回路によってスクランブル処理された各デジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、前記D/Aコンバータによって変換された各アナログ信号を所定振幅の搬送波を基準とした単側波帯波としてSSB変調して送信するためのSSB変調回路とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、アナログ音声をデジタル信号に変換し、ビットスクランブル処理を行って秘話化する秘話送信装置及び秘話受信装置、秘話送信方法及び秘話受信方法、ならびに秘話通信装置に関する。
近年、インターネットなどのネットワークや携帯電話などの移動体通信網における音声通信の秘匿化に対する要求が高まりつつある。例えば、インターネットを介した音声通信の場合にはデジタル化された信号データがパケット単位でネットワーク上に伝送される。このときの暗号化技術としては、IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)などが使用されるが、IPsecはネットワーク層でのプロトコルを暗号化するので上位層のアプリケーションが暗号化に対応していなくてもセキュリティの確保が可能となる利点がある反面、通信する二点間で厳密に一致させるべき数多くの通信設定を要するなど高度な専門知識が必要とされるという点で運用上の課題がある。
また、携帯電話においては、デジタル対応のいわゆる第三世代移動通信システムに移行後、音声通信に対する秘匿性は自然高まったといえるが、加入者全てが同じ方式の暗号方式を使用せざるを得ないという点で必ずしも万全のセキュリティ体制とはいえず、移動体通信インフラそれ自体が備える暗号化技術に加えて、音声帯域(概ね、200〜3200Hz)で利用可能なアナログ秘話技術を併用するとしても、従来の周波数反転技術や位相転移反転技術では最終的に人間が人間の発話(発声の抑揚が信号波としてみた場合に独特であり無音部分も多いという特徴を持つ)を予測しやすいというところから秘話解読装置の製作も比較的容易であり、秘話技術として必ずしも万全なものとはいえなかった。
そこで、音声信号の情報量が多い帯域と少ない帯域とで周波数スペクトルの分割の幅を変えることができ、分割した帯域の両端部分において処理を施し易く、またプログラムの作成が容易な秘話音声信号発声装置及び秘話音声信号受信装置が提供されている(特許文献1)。
特許文献1の秘話音声信号発声装置は、音声信号を周波数スペクトルに変換し所定幅の帯域に分割するQMF(Quadrature Mirror Filter)を用いて音声信号に周波数軸上のスクランブルをかける秘話音声信号発生装置であって、入力されたキー番号のデータに基づいて、周波数軸上のスクランブルのかけ方を決定する暗号キー変換器と、前記音声信号を所定の帯域に分割するとともに、分割されたそれぞれの帯域の基底域信号をQMFにより得るQMF分析器と、該QMF分析器から出力されるそれぞれの帯域の基底域信号を、前記暗号キー変換器からの信号に基づいて入れ替えて出力する入れ替え器と、該入れ替え器からの信号を受けて、QMFにより合成して出力するQMF合成器とを備えたことを特徴としている。
また、特許文献1の秘話音声受信発声装置は、QMFを用いて音声信号に周波数軸上のスクランブルをかけた秘話音声信号を受信する秘話音声信号受信装置であって、音声信号にスクランブルをかけるときに用いられたキー番号に対応する入力されたキー番号のデータに基づいて、周波数軸上のスクランブルの解除の仕方を決定する暗号キー変換器と、前記秘話音声信号を受けて、該信号を所定の帯域に分割するとともに、分割されたそれぞれの帯域の基底域信号をQMFにより得るQMF分析器と、該QMF分析器から出力されるそれぞれの帯域の基底域信号を、前記暗号キー変換器からの信号に基づいて入れ替えて出力する入れ替え器と、該入れ替え器からの信号を受けて、QMFにより合成して実質的に前記音声信号を出力するQMF合成器とを備えたことを特徴としている。
このようにして、音声信号の情報量が多い帯域と少ない帯域とで周波数スペクトルの分割の間隔を変えることにより、情報量が多い帯域の分割数を多くし、少ない帯域の分割数を少なくして同じ分割数での秘話性を向上させたものである。
特開平7−74731号公報
しかしながら、従来の技術においても、周波数スペクトルの分割間隔を変えたとはいえ分割した周波数スペクトル全体に対してスクランブル処理をかけてFM変調するという意味ではたかだか二重の秘匿処理を施すに留まるもので、近年の秘話解読技術の進歩に照らせばまだ十分なレベルにあるとは言えなかった。
また、広い音声帯域をデジタル化してスクランブルすると通信経路内で音声データの欠落が起こり、そのような信号をデスクランブルしても、もとの音声が復元できなかった。
さらに、どんな複雑な暗号でも復号された音声がコンピュータ上にデータとして残ってしまえば、この復号された音声をハッキング等で盗まれる可能性があった。
そこで、本発明は、音声帯域(概ね、200〜3200Hz)で利用可能なアナログ秘話技術と、演算処理系に負担をかけない低ビットの信号データに対するスクランブル処理と、同調が極めて困難な変調技術(SBB変調)とを多重的に駆使し、音声そのものを暗号化することにより、簡素な構成で格段の秘話性を実現することのできる秘話送信装置及び秘話受信装置、秘話送信方法及び秘話受信方法、ならびに秘話通信システムを提供することを目的とする。
本発明にかかる秘話送信装置は、アナログ音声信号を帯域別に分割する帯域分割フィルタと、前記帯域分割フィルタによって帯域別に分割された複数の信号をそれぞれデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、前記D/Aコンバータによって変換された各デジタル信号をスクランブル処理するスクランブル処理回路と、前記スクランブル処理回路によってスクランブル処理された各デジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、前記D/Aコンバータによって変換された各アナログ信号を所定振幅の搬送波を基準とした単側波帯波としてSSB変調して送信するためのSSB変調回路とを備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる秘話受信装置は、帯域別に単側波帯変調された複数の受信波を各アナログ信号に復調するためのSSB復調回路と、前記復調された各アナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータによって変換された各デジタル信号をスクランブル解除するスクランブル解除回路と、前記スクランブル解除回路によってスクランブル解除された各デジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、前記D/Aコンバータによって変換された各アナログ信号を加算する加算器とを備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる秘話通信装置は、アナログ音声信号を帯域別に分割する帯域分割フィルタと、前記帯域分割フィルタによって帯域別に分割された複数の信号をそれぞれデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、前記D/Aコンバータによって変換された各デジタル信号をスクランブル処理するスクランブル処理回路と、前記スクランブル処理回路によってスクランブル処理された各デジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、前記D/Aコンバータによって変換された各アナログ信号を所定振幅の搬送波を基準とした単側波帯波としてSSB変調して送信するためのSSB変調回路とを備えた秘話送信装置と、
帯域別に単側波帯変調された複数の受信波を各アナログ信号に復調するためのSSB復調回路と、前記復調された各アナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータによって変換された各デジタル信号をスクランブル解除するスクランブル解除回路と、前記スクランブル解除回路によってスクランブル解除された各デジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、前記D/Aコンバータによって変換された各アナログ信号を加算する加算器とを備えた秘話受信装置と
で構成されたことを特徴とする。
本発明にかかる秘話送受信装置は、次の効果を奏する。
(1)わずか数kHzしかない音声帯域中に複数のキャリア周波数をもったSSBを通すことにより、それぞれの送信波に同調することが極めて困難な、高い秘話性を備えた送受信装置を提供することができる。
(2)複数に分割した音声帯域ごとにビットスクランブル処理ないし暗号化処理を行うので、例えば帯域ごとに別々のキーを用いれば解読が一層困難となり、秘話性がさらに向上する。
(3)処理対象となる周波数帯域は、人間の話声を想定した数kHz程度の帯域であるため、上述したように秘話性を格段に向上させるという特徴を発揮するものであるにもかかわらず、装置の構成及び処理系は簡素である。
(4)本発明にかかる装置の構成は、ネットワークの特定の層(例えば、IP層)、移動体通信網のインフラに制限されず、ユーザ間での個別のスクランブルキー及びキャリア周波数の取り決めが可能となるなど利便性が高い。
本発明にかかる秘話送受信装置の一実施形態を説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる秘話送受信装置における音声処理の技術概念を説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる秘話送受信装置の構成例を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態にかかる秘話送受信装置の構成例を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態にかかる秘話送受信装置の構成例を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態にかかる秘話送受信装置の構成例を説明する説明図である。 本発明にかかる秘話送受信装置におけるキャリア発生回路の構成例を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態にかかる秘話送受信装置における音声処理の技術概念を説明する説明図である。 抑圧搬送波単側波帯変調(SSB)の技術概念を説明する説明図である。
以下、本発明にかかる秘話送受信装置を実施するための形態等について詳述する。
図1に、本発明にかかる秘話送受信装置の一実施形態を示す。秘話送受信装置(秘話通信装置)100は、ケーブル190を介して携帯電話110の音声入出力端子112から送信される音声信号を受信し、後述する処理のあと、ケーブル191を介して音声出力信号をヘッドホン120の音声入力端子(不図示)へ送信する。また、ヘッドホン120に付属しているマイク121から拾った話者の発話音声をヘッドホン120の音声出力端子(不図示)からケーブル192を介して受信し、後述する処理のあと、ケーブル193を介して携帯電話110の音声入出力端子112へ送信する。
ヘッドホン120は、図示しない入出力ケーブルを介して携帯電話の音声入出力端子112に直接接続して使用することもできる汎用品である。この場合、携帯電話が受信する通信相手の発話は入出力端子112からケーブルを介してヘッドホン120に伝わり、ヘッドホン120を装着している話者の発話はマイク121及びケーブルを介して携帯電話の音声入出力端子112へ送信されるので、ヘッドホン120を装着している話者は、いわゆるハンズフリーの状態で通信相手と会話をすることができるようになっている。なお、携帯電話110も音声入出力端子を備えたものであればどのような機種であっても差し支えない。
したがって、本発明にかかる秘話送受信装置(秘話通信装置)100は、ヘッドホン120を装着した話者に対しては、発話として聞き取れるアナログ音声を入出力するものであり、携帯電話110に対しては、発話として聞き取れない秘話化されたアナログ音声を出入力するものである。かかる実施形態において容易に理解できるように、本発明にかかる秘話通信装置は、発話音声帯域におけるアナログ音声をそれぞれ入出力するものであるので特定の通信インフラに制限されることがなく、その使用形態は広範である。
次に、図2に基づいて本発明の一実施形態にかかる秘話送受信装置における音声処理の技術概念について説明する。すでに述べたとおり、本発明にかかる秘話受信装置は、概ね200〜3200Hzの発話音声帯域を処理の対象としており、そのスペクトラム(模式図)を図2(a)に示す。本発明においては、かかる音声スペクトラムを複数の帯域に分割して処理する。一例として、図2(b)に示すように、200〜400Hz(帯域A)、400〜800Hz(帯域B)、800〜1600Hz(帯域C)、及び1600〜3200Hz(帯域D)に4分割することができる。本実施形態では説明の便宜上この4分割方式に基づいて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、3分割ないし5分割あるいはそれ以外の分割数としてもよい。
そして、本発明における音声処理の特徴のひとつは、図2(b)に示した4分割された音声帯域の各々に対してSSB変調処理を行うことである。例えば、図2(c)に示すように、4分割された帯域のそれぞれに対して、200〜400Hzの帯域Aについては600Hzの搬送波を使ってSSB変調を行い、400〜800Hzの帯域Bについては1200Hzの搬送波を使ってSSB変調を行い、800〜1600Hzの帯域Cについては2400Hzの搬送波を使ってSSB変調を行い、1600〜3200Hzの帯域Dについては4800Hzの搬送波を使ってSSB変調を行う。
本発明の性質上これに限定されるものではないが、このときSSB変調を行う際に基準となる周波数(キャリア周波数)は、それぞれ
200〜 400Hz帯に対しては、およそ[ 600Hz]
400〜 800Hz帯に対しては、およそ「1200Hz」
800〜1600Hz帯に対しては、およそ「2400Hz」
1600〜3200Hz帯に対しては、およそ「4800Hz」
程度のものが使用される。また、対象とされるそれぞれの帯域に近接するキャリア周波数を使用することも特徴となっている(一般式でいうと、A1〜B1[Hz]帯に対するキャリア周波数は概ねA1+B1[Hz]程度。さらに、A1〜B1と、その次に対象となる帯域A2〜B2との関係は、A2=2A1,B2=2A2となる)。このため、対象帯域をシャープに切り出すために時間遅延が問題にならない程度に多段フィルタ構成(DSPでデジタル処理することも可能)とすることが望ましい。
換言すると、わずか数kHzしかない音声帯域の中に複数のキャリア周波数をもったSSBを適用することにより秘話性を向上させたことが本発明の特徴とも言える。
なお、SSBとは、抑圧搬送波単側波帯(及びその変調方式)のことをいい、振幅振幅変調において搬送波、片方の側波帯を抑圧する方式である。図9に基づき、その具体的な技術概念について説明する。まず、図9(a)に振幅変調におけるスペクトラム(模式図)を示すが、図9(a)では、一般のAMラジオモノラル放送のように搬送波の信号レベルをそのまま伝送するため、搬送波で50%、及び両側波帯(上側波帯:USB、下側波帯:LSB)においてそれぞれ25%ずつ電力を必要としている。これに対して、図9(b)に抑圧搬送波両側波帯(DSB)の伝送スペクトラムを示す。DSBでは搬送波をキャンセルするため、両側波帯のみの伝送ですみ、送信電力については振幅変調に比べて2分の1で済む。さらに、図9(c)に抑圧搬送波単側波帯(SSB)の伝送スペクトラムを示すが、SSBでは、DSBにおいて両側波帯を使用していたものを上側波帯もしくは下側波帯のいずれかを使用することとしたため、DSBに対して半分の電力で済むことになる。以上のとおり、同一のベースバンド情報の伝送を前提とした場合、SSBは振幅変調波に対して占有周波数帯域について2分の1、高周波電力について4分の1で済むという特徴を有する。
図3に、本発明の一実施形態にかかる秘話送受信装置の構成例を示す。上述のとおり、本発明の実施例では、発話帯域(概ね200〜3200Hz)を4分割した場合を一例としているので、図3においても4帯域に分割した場合の構成となっている。あくまでもこの構成は本発明を実施するための一例であり、分割すべき帯域及び分割数がこれに制限されるものではない。秘話送受信装置100は、大別すると携帯電話110からケーブルを介して送信される秘話音声(伝送波)を復調する秘話音声復調モジュール101と、ヘッドホン120の付属マイク121から入力される発話者の音声を秘話音声に変調する秘話音声変調モジュール102とで構成される。
秘話音声復調モジュール101は、例えば携帯電話110からケーブルを介して送信される伝送波(後述する変調モジュール102などによって秘話音声となっている)を分割帯域ごと(図3の例では、200〜400Hz、400〜800Hz、800〜1600Hz、1600〜3200Hzの4帯域)に搬送波(キャリア)にのせるためのキャリア発生回路301と、キャリアに搬送された伝送波の分割された各帯域に対してSSB復調処理を行うためのSSB復調回路302a〜302dと、SSB復調された伝送波に対して分割帯域ごとに例えば4bitのA/Dサンプリングを行った場合、4ビットA/Dサンプラ回路303a〜303dと、サンプラ回路303a〜303dによって4ビットのデジタル信号列となった帯域ごとの信号に対してスクランブル解除処理(復号処理)を行うスクランブル解除回路(復号処理回路)304a〜304dと、スクランブル解除回路(復号処理回路)304a〜304dによってスクランブル解除された信号を帯域ごとにD/A変換するD/Aコンバータ305a〜305dと、D/Aコンバータ305a〜305dから出力された帯域ごとの信号を加算する加算器306とから構成されている。加算器306で加算された信号は、人間が容易に聞き取れる話声となって例えばヘッドホン120に送り出される。
ここで、帯域ごとに設けられたSSB復調回路302a〜302d、4ビットA/Dサンプラ回路303a〜303d、スクランブル解除回路(復号処理回路)304a〜304d、及びD/Aコンバータ305a〜305dの動作タイミングについて説明する。本実施例では、帯域は200〜400Hz、400〜800Hz、800〜1600Hz、1600〜3200Hzの4帯域に分けられているので、200〜400Hzの帯域を処理するSSB復調回路302a、4ビットA/Dサンプラ回路303a、スクランブル解除回路(復号処理回路)304a、及びD/Aコンバータ305aの動作サイクルを1とすると、同じ周期において、400〜800Hzの帯域を処理するSSB復調回路302b、4ビットA/Dサンプラ回路303b、スクランブル解除回路(復号処理回路)304b、及びD/Aコンバータ305bの動作サイクルは2となる(2倍のサイクルで動作する)。同様に、800〜1600Hzの帯域を処理するSSB復調回路302c、4ビットA/Dサンプラ回路303c、スクランブル解除回路(復号処理回路)304c、及びD/Aコンバータ305cは4倍のサイクルで動作し、1600〜3200Hzの帯域を処理するSSB復調回路302d、4ビットA/Dサンプラ回路303d、スクランブル解除回路(復号処理回路)304d、及びD/Aコンバータ305dは8倍のサイクルで動作することとなる。
秘話音声変調モジュール102は、例えばマイク121から入力されケーブルを介して送信された発話音声を帯域ごと(図3の例では、200〜400Hz、400〜800Hz、800〜1600Hz、1600〜3200Hzの4帯域)に分割するためのデジタルフィルタ307a〜307dと、帯域ごとに分割された音声信号に対して4bitのA/Dサンプリングを行うための4ビットA/D量子化回路308a〜308dと、量子化回路308a〜308dによって4ビットのデジタル信号列となった帯域ごとの信号に対してスクランブル処理(暗号処理)を行うスクランブル処理回路(暗号処理回路)309a〜309dと、スクランブル処理回路(暗号処理回路)309a〜309dによってスクランブル処理された信号を帯域ごとにD/A変換するD/Aコンバータ310a〜310dと、D/Aコンバータ310a〜310dから出力された帯域ごとの信号に対し、それぞれを帯域ごとの搬送波(キャリア)にのせるためのキャリア発生回路301と、キャリアに搬送された各帯域に対してSSB変調処理を行うためのSSB変調回路311a〜311dと、SSB変調回路311a〜311dから出力された帯域ごとの信号を加算する加算器312とから構成されている。
なお、帯域ごとに設けられたデジタルフィルタ307a〜307d、4ビットA/D量子化回路308a〜308d、スクランブル処理回路309a〜309d、D/Aコンバータ310a〜310d、SSB変調回路311a〜311dの動作タイミングについては、秘話音声復調モジュール101の場合と同様に、200〜400Hz帯を処理するものの動作サイクルが1となる周期において、400〜800Hz帯を処理するものは2倍、800〜1600Hz帯を処理するものは4倍、1600〜3200Hz帯を処理するものは8倍でそれぞれ動作することとなる。
図4に、本発明の他の実施形態にかかる秘話送受信装置の構成例を示す。実施例1では帯域分割数は4であり、本発明が想定するモジュール回路を全て備えた場合を説明した。実施例2においては、帯域分割の数に限定されることのない構成例を示す。また、必ずしも実施例1において説明したモジュール回路の全てを備えていなくとも本発明が機能しうることを説明する。
秘話送受信装置400は、例えば携帯電話110からケーブルを介して送信される伝送波(秘話音声)を複数の分割帯域ごとにSSB復調処理を行うためのSSB復調回路401とSSB復調された伝送波に対して分割帯域ごとに複数ビットのA/D変換を行うためのA/D変換回路402とA/D変換回路402によって複数ビットのデジタル信号列となった帯域ごとの信号を帯域合成する帯域合成回路403と帯域合成回路403の出力に対してD/A変換してヘッドホン120やスピーカ(不図示)へ送信するD/A変換回路404とからなる秘話音声復調モジュールと、例えばマイク121から入力されケーブルを介して送信された発話音声を複数の帯域ごとに分割するための帯域分割回路405と帯域ごとに分割された音声信号に対して複数ビットのA/Dサンプリングを行うためのA/D変換回路406とA/D変換回路406によって複数ビットのデジタル信号列となった帯域ごとの信号に対してD/A変換するD/A変換回路407とD/A変換回路407から出力された帯域ごとの信号に対しSSB変調処理を行うためのSSB変調回路408とからなる秘話音声変調モジュールと、からなる。
なお、SSB復調回路401、A/D変換回路402、A/D変換回路406、D/A変換回路407、及びSSB変調回路408は、帯域ごとに分離され各帯域の整合性がとれるように動作することは実施例1で説明したとおりである。
図5に、本発明の他の実施形態にかかる秘話送受信装置の構成例を示す。基本的に図4に示した秘話送受信装置と同じ構成部材には同じ部材番号を付している。図4に示した秘話送受信装置400と異なる点は、秘話音声復調モジュールにおいて復号回路501が付加され、秘話音声変調モジュールにおいて暗号回路502が付加されている点である。
復号回路501及び暗号回路502には、例えば、調歩同期して動作するM系列擬似乱数発生器を用いた逐次処理回路を使用することができる。すわなち、一定周期で更新されるM系列擬似乱数発生器から取り出されたビット列を元(オリジナル)のビット列に対してXOR(排他的論理和)演算処理することで暗号化できる。復号に際しては、暗号化されたビット列に対して暗号化時に用いられた同じビット列(M系列擬似乱数発生器から取り出されたもの)をXOR演算処理することで元のビット列を復元することができる。例えば、オリジナルのビット列として4ビットずつ処理する場合において、オリジナルビット列が「0110」であり、M系列擬似乱数発生器から取り出されたビット列が「1011」であったらならば、XOR演算処理によって得られる暗号化ビット列は「1100」となる。一方、この暗号化ビット列「1100」に対し、暗号化時に用いられた同じビット列(M系列擬似乱数発生器から取り出されたもの)「1011」を用いてXOR演算処理すると、元のビット列「0110」を復元することができる。
なお、復号回路501を実施例1におけるスクランブル解除回路(復号処理回路)304a〜304dとして採用し、暗号回路502を実施例1におけるスクランブル処理回路(暗号処理回路)309a〜309dとして採用することもできる。この場合、実施例1においては、4つの帯域に分割され、それぞれの帯域ごとに4bitのビット列にデジタル化されているので、乱数発生器によって一定周期で更新発生されるM系列擬似乱数には16bit長のものを採用し、この16bit乱数の中から例えば上位4bitずつを取り出して各帯域を暗号化するためのキーとして使用するとよい。
また、暗号処理(スクランブル処理)においては、分割された各帯域に対して同じ乱数発生ユニット内で発生させた乱数を使用することが望ましい。すわなち、典型的な暗号化(ビットスクランブル)には、上述したようなM系列擬似乱数を用いた排他的論理和演算処理が考えられるが、このように一定の規則に基づくスクランブル処理を行い、乱数の更新においてはその帯域で使用される最も低い周波数の音声の1サイクル分(例えば4クロック分)は乱数の更新を行わないようにする。このようにすることで、スクランブル後の各帯域に対するビット値が偶然に全てゼロとなってしまうといった処理不可能な特異事象の発生を防止するとともに、この法則にしたがい頻繁に乱数を更新するので、第三者がより解読しにくい暗号化を実現することができるものである。
その他、空きの帯域に送受信者間で意味のある合図となる信号を挿入することによって、乱数更新の合図や、雑音等の影響で動機が崩れた場合の初期化等の合図に使用してもよい。
図6に、本発明の他の実施形態にかかる秘話送受信装置の構成例を示す。基本的に図4に示した秘話送受信装置400及び図5で示した秘話送受信装置500と同じ構成部材には同じ部材番号を付している。秘話送受信装置400及び秘話送受信装置500と異なる点は、秘話音声復調モジュールにおいてキャリア発生回路602が付加されている点である。
キャリア発生回路602には、例えば図7に示した回路700を使用することができる。図7に示したとおり、キャリア発生回路700は、4800Hzを発振する発振器を基準として2分の1ずつ分周して分割帯域ごとのキャリアを発生させるものであり、この点でキャリア発生回路700は、実施例1においても採用できるものである。なお、本実施例においては個々のキャリアの周波数が逓倍関係になっているが、逓倍関係に限定されるものではなく、個々の周波数の発振器を備えるなどして、キャリアの周波数を任意に設定してもよい。
キャリア発生回路700は、基準となる発振器701と、1/2分周器702〜704と、VCO(Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発振器)705〜708と、帯域ごとのアナログ出力回路709〜712とからなる。
キャリア発生回路700において、基準となる発振器701から発信された4800Hzのクロックが1/2分周器702〜704によって順次2分の1倍に分周されてVCO705〜708にデジタルのクロックとして入力される。図から明らかなように、VCO1(705)には4800Hzのクロックが、VCO2(706)には2400Hzのクロックが、VCO3(707)には1200Hzのクロックが、VCO4(708)には600Hzのクロックがそれぞれ入力される。各VCOにおいてそれぞれアナログの正弦波が取り出され、それぞれアナログ出力回路709〜712に入力される。そして、アナログ出力回路709からは4800Hzの搬送波が、出力回路710からは2400Hzの搬送波が、出力回路711からは1200Hzの搬送波が、出力回路712からは600Hzの搬送波がそれぞれ出力される。
なお、詳細は図示しないが、各電圧制御発振器705〜708においては、位相比較器とアナログ可変発振器とコンパレータとが帰還型に接続されており、帯域ごとに所望の周波数のアナログ正弦波が取り出されるよう構成されている。
図7に、本発明の他の実施形態にかかる秘話送受信装置における音声処理の技術概念を示す。例えば、実施例1においては複数の搬送波を発生させるに際して、600Hz、1200Hz、2400Hz、4800Hzのものを発生させた。しかしながら、本発明においては、これらの搬送波は逓倍関係にあるまま周波数を変更してもよいし、個々に特定の周波数を割り振ってもよい。図7は、搬送波に対してある値をずらすことで搬送波の解析を困難にする方法を示すもので、200〜400Hzの分割帯域を搬送するキャリア周波数を600±αとしている。また、400〜800Hzの分割帯域を搬送するキャリア周波数を1200±βとし、800〜1600Hzの分割帯域を搬送するキャリア周波数を2400±γとし、1600〜3200Hzの分割帯域を搬送するキャリア周波数を4800±δとしている。これは、それぞれの周波数の発振器を用いることなどで実現でき、これら各帯域のずらし幅α、β、γ、δは、たとえばキャリア発生器700におけるVCO1(705)〜VCO4(708)においてそれぞれ設定することができる。なお、逓倍関係を維持し、β=2α、γ=4α、δ=8αのような構成にしてもよい。そして、これら各帯域のずらし幅α、β、γ、δは、例えば組となる秘話送受信装置ごとに秘密の鍵として共有する。このように構成すれば、第三者により搬送波の周波数を帯域ごとに推定することは一層困難となり、より秘匿性の高い秘話送受信装置を実現することができる。
なお、念のために申し添えておくが、特許請求の範囲、明細書、要約書、図面に記載された全ての技術的要素は、これら要素の少なくとも一部が相互に排他的となる組み合わせを除く任意の組み合わせによって本発明にかかる秘話送受信装置の構成要素となりうる。
また、本発明は、上述した実施形態のいずれの個別具体的な詳細記載にも制限されことはない。さらに、本発明の技術的範囲は、上述の説明のみによってではなく、特許請求の範囲の記載によってその外延が特定されるものであり、特許請求の範囲と均等となる置換ないし変更も本発明の技術的範囲となるものである。
100 秘話音声送受信装置(秘話音声通信装置)
101 秘話音声復調モジュール
102 秘話音声変調モジュール
110 携帯電話機
120 マイク付ヘッドホン
121 マイク
190、191、192、193 信号ケーブル
301 キャリア発生回路
302a〜302d SSB復調回路
303a〜303d 4ビットA/Dサンプラ回路
304a〜304d スクランブル解除回路(復号回路)
305a〜305d D/Aコンバータ
306、312 加算器
307a〜307d デジタルフィルタ
308a〜308d 4ビットA/D量子化回路
309a〜309d スクランブル処理回路(暗号回路)
310a〜310d D/Aコンバータ
311a〜311d SSB変調回路

Claims (9)

  1. アナログ音声信号を帯域別に分割する帯域分割フィルタと、
    前記帯域分割フィルタによって帯域別に分割された複数の信号をそれぞれデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、
    前記D/Aコンバータによって変換された各デジタル信号をスクランブル処理するスクランブル処理回路と、
    前記スクランブル処理回路によってスクランブル処理された各デジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、
    前記D/Aコンバータによって変換された各アナログ信号を所定振幅の搬送波を基準とした単側波帯波としてSSB変調して送信するためのSSB変調回路と
    を備えたことを特徴とする秘話送信装置。
  2. 帯域別に単側波帯変調された複数の受信波を各アナログ信号に復調するためのSSB復調回路と、
    前記復調された各アナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、
    前記A/Dコンバータによって変換された各デジタル信号をスクランブル解除するスクランブル解除回路と、
    前記スクランブル解除回路によってスクランブル解除された各デジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、
    前記D/Aコンバータによって変換された各アナログ信号を加算する加算器と
    を備えたことを特徴とする秘話受信装置。
  3. 請求項1記載の送信装置と請求項2記載の受信装置とで構成される秘話通信装置。
  4. 前記帯域分割フィルタは、アナログ音声信号を200〜400Hz帯、400〜800Hz帯、800〜1600Hz帯、1600〜3200Hz帯にそれぞれ分割するデジタルフィルタ307a〜307dで構成され、
    前記SSB変調時には、前記帯域ごとに、200〜400Hz帯に対しては600Hz、400〜800Hz帯に対しては1200Hz、800〜1600Hz帯に対しては2400Hz、1600〜3200Hzに対しては4800Hzの搬送波を発生させるキャリア発生回路をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の秘話送信装置。
  5. 前記SSB復調時には、前記帯域ごとに、200〜400Hz帯に対しては600Hz、400〜800Hz帯に対しては1200Hz、800〜1600Hz帯に対しては2400Hz、1600〜3200Hzに対しては4800Hzの搬送波を発生させるキャリア発生回路をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の秘話送信装置。
  6. 請求項4記載の送信装置と請求項5記載の受信装置とで構成される秘話通信装置。
  7. 前記帯域分割フィルタは、A1〜B1[Hz]帯に対するキャリア周波数を概ねA1+B1[Hz]とし、さらに、前記A1〜B1[Hz]帯と、その次に対象となる帯域A2〜B2[Hz]との関係は、A2=2A1,B2=2A2となるように設計されたことを特徴とする請求項1に記載の秘話送信装置。
  8. 前記SSB復調時には、前記帯域ごとに、A1〜B1[Hz]帯に対してはキャリア周波数を概ねA1+B1[Hz]となるよう搬送波を発生させるキャリア発生回路をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の秘話送信装置。
  9. 請求項7記載の送信装置と請求項8記載の受信装置とで構成される秘話通信装置。
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