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JP2011095211A - ケーブル探査装置 - Google Patents

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JP2011095211A
JP2011095211A JP2009251904A JP2009251904A JP2011095211A JP 2011095211 A JP2011095211 A JP 2011095211A JP 2009251904 A JP2009251904 A JP 2009251904A JP 2009251904 A JP2009251904 A JP 2009251904A JP 2011095211 A JP2011095211 A JP 2011095211A
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JP2009251904A
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Setsuo Arita
節男 有田
Daisuke Niima
大輔 新間
Minoru Matsudaira
稔 松平
Hiroshi Shoji
弘志 庄司
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Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
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Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
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Abstract

【課題】探査対象ケーブルの探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達を抑制して、探査対象ケーブルを確実に探索できるケーブル探査装置を提供する。
【解決手段】環状のクランプを有する電磁変換素子2と、ケーブルに通電される電流と異なる周波数の電磁信号を送信探査信号15として電磁変換素子2によりケーブルに印加する送信機1と、ケーブルの探査方向と逆方向側に設置されて送信探査信号15の逆方向側への送出を抑制する電流抑制素子51と、ケーブルに流れる送信探査信号によって生じる磁束を検知する環状のクランプを有する磁電変換素子4と、この磁電変換素子により受信探査信号31を検知する受信機3とを備え、電流抑制素子51はケーブル被覆表面を覆う金属材をアースに接続することで構成されるものであって、受信機2により受信探査信号31の位相を判定して送信探査信号15と受信探査信号31とが同相である場合に探査対象ケーブルであると判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種施設内に敷設されたケーブルから、特定のケーブルを探査するケーブル探査装置に関する。
製造工場、発電所等の施設内には、区画内の多数の機器からのケーブルが、所定のケーブル経路に従って、天井または壁にケーブルトレイ等を用いて配設されている。これらのケーブルは、高圧動力用ケーブル、低圧動力用ケーブル、制御用ケーブル、計装用ケーブル等からなる。ケーブルトレイ内に敷設されているケーブルの本数は、例えば動力用の場合には数本から数十本である。一方、制御、計装用の場合にはケーブル本数が数百本のオーダーとなる。またケーブル1本当たりの長さは数百mに達する。特許文献1には、環状のクランプを有する電磁変換素子を利用してケーブルに送信探査信号を非接触で印加し、環状のクランプを有する磁電変換素子によりケーブルに流れる送信探査信号によって生じる磁束を検出してケーブルを探査する技術が開示されている。又、特許文献2にはサーチコイルを用いてケーブルを探査する技術が開示されている。
特開2005−345344号公報 特開2001−324530号公報
特許文献1に記載の従来技術では、探査対象ケーブルの探索方向と逆方向側にフェライトまたはアモルファス金属等の材料からなるリングコアを装着し、探索方向とは逆方向側に配電盤や装置等を介して分岐接続されている他のケーブルに送信探査信号が送出される事を防止し、他のケーブルへの送信探査信号の回り込みによる誤検出を防止することが示されている。特許文献1で開示されている送信探査信号の周波数は数百Hzから数KHzであり、この周波数範囲でのフェライトまたはアモルファス金属等のリングコアのインピーダンスは数百Hzでほぼ0Ω〜数Ω程度であり、インピーダンスが低すぎて送信探査信号の回り込みを防止することは困難である。
一方、送信探査信号の周波数を高くすればリングコアのインピーダンスを大きくできるが、探査対象であるケーブルの長さは数百mに達しており、数百mのケーブルに対して例えば送信探査信号の周波数を数十MHzにすると、信号減衰量が多くなって送信探査信号がケーブル端部まで伝達しなくなり、送信探査信号を磁電変換素子で検出することができなくなるという新たな問題が生じる。
又、特許文献2では、サーチコイルを用いてケーブルを探査しているが、この場合も上記と同様の問題がある。
本発明の目的は、探査対象ケーブルの探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達を十分に抑制して、探査対象ケーブルを確実に探索できるケーブル探査装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のケーブル探査装置は、探査対象ケーブルに送信探査信号を伝播する電磁変換素子と、ケーブルに通電される電流と異なる周波数の電磁信号を送信探査信号として前記電磁変換素子により前記ケーブルに印加する送信機と、前記ケーブルの探査方向と逆方向側に設置されて前記送信探査信号の前記逆方向側への送出を抑制する電流抑制素子と、前記ケーブルに流れる送信探査信号によって生じる磁束を検知する磁電変換素子と、この磁電変換素子により受信探査信号を検知する受信機とを備え、前記電流抑制素子は前記ケーブル被覆表面を覆う金属材をアースに接続することで構成され、前記受信機により前記受信探査信号の位相を判定して前記送信探査信号と前記受信探査信号とが同相である場合に探査対象ケーブルであると判定することを特徴とする。
また、探査対象ケーブルに送信探査信号を伝播する電磁変換素子と、ケーブルに通電される電流と異なる周波数の電磁信号を送信探査信号として前記電磁変換素子により前記ケーブルに印加する送信機と、前記ケーブルの探査方向と逆方向側に設置されて前記送信探査信号の前記逆方向側への送出を抑制する直列共振回路と、前記ケーブルに流れる送信探査信号によって生じる磁束を検知する磁電変換素子と、この磁電変換素子により受信探査信号を検知する受信機とを備え、前記直列共振回路はケーブル被覆表面を覆う金属材に直列のインダクタンスを接続してその端部をアースに接続して構成され、前記受信機により前記受信探査信号の位相を判定して前記送信探査信号と前記受信探査信号とが同相である場合に探査対象ケーブルであると判定することを特徴とする。
また、探査対象ケーブルに送信探査信号を伝播する電磁変換素子と、ケーブルに通電される電流と異なる周波数の電磁信号を送信探査信号として前記電磁変換素子により前記ケーブルに印加する送信機と、前記ケーブルの探査方向と逆方向側に設置されて前記送信探査信号の前記逆方向側への送出を抑制する並列共振回路と、前記ケーブルに流れる送信探査信号によって生じる磁束を検知する磁電変換素子と、この磁電変換素子により受信探査信号を検知する受信機とを備え、前記並列共振回路は前記ケーブル被覆表面を覆う一対の金属材を接続し、前記一対の金属材間のケーブル上に複数個のリングコアを取付けて構成され、前記受信機により前記受信探査信号の位相を判定して前記送信探査信号と前記受信探査信号とが同相である場合に探査対象ケーブルであると判定することを特徴とする。
また、ケーブル探査装置において、リングコアはフェライトまたはアモルファス金属からなることを特徴とする。
さらに、ケーブル探査装置において、磁電変換素子はサーチコイルからなることを特徴とする。
さらに、ケーブル探査装置において、ケーブルに印加する送信探査信号の周波数は100KHzから5MHzの範囲の周波数であることを特徴とする。
さらに、ケーブル探査装置において、前記送信機は、送信探査信号を構成するタイミング検出信号を発生するタイミング検出信号回路と、位相検出信号を発生する位相信号発生回路とを有し、前記受信機は、前記受信探査信号から前記タイミング検出信号を検出するタイミング検出回路と、位相信号を検出する位相信号判定回路を有し、前記送信探査信号と前記受信探査信号を同期させて位相を判定することを特徴とする。
本発明によれば、探査対象ケーブルの探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達を完全に抑制して他ケーブルへ送信探査信号の回り込みことを防止することが可能となり、探査対象ケーブルを確実に探索することが可能になる。
本発明ケーブル探査装置の第一の実施形態を示す斜視図である。 探査対象ケーブルと金属材を示す斜視図である。 探査対象ケーブルと金属材を示す断面図である。 探査対象ケーブルと金属材の等価回路を示す回路図である。 送信機の回路図である。 受信機の回路図である。 送信探査信号とタイミング信号との関係を示すグラフである。 本発明ケーブル探査装置の第二の実施形態を示す斜視図である。 直列共振回路の等価回路を示す回路図である。 本発明ケーブル探査装置の第三の実施形態を示す斜視図である。 並列共振回路の等価回路を示す回路図である。 本発明ケーブル探査装置の第四の実施形態を示す斜視図である。 本発明ケーブル探査装置の第五の実施形態を示す斜視図である。 本発明ケーブル探査装置の第六の実施形態を示す斜視図である。
以下に図面を参照して本発明の各実施形態を説明する。以下に説明する本発明の実施形態は、(1)探査対象ケーブルに装着された電磁変換素子および磁電変換素子を有し、ケーブルの探査方向と逆方向側に設置された電流抑制素子が、ケーブル被覆表面を覆う金属材をアースに接続してなる第一の実施形態と、(2)探査対象ケーブルに装着された電磁変換素子および磁電変換素子を有し、ケーブルの探査方向と逆方向側に設置された直列共振回路が、ケーブル被覆表面を覆う金属材に直列のインダクタンスを接続してその端部をアースに接続する第二の実施形態と、(3)探査対象ケーブルに装着された電磁変換素子および磁電変換素子を有し、ケーブルの探査方向と逆方向側に設置された並列共振回路が、ケーブル被覆表面を覆う2つの金属材間のケーブル上に複数個のリングコアを取付けて構成する第三の実施形態を有する。
また、(4)探査対象ケーブルに装着された電磁変換素子と、サーチコイルを有し、ケーブルの探査方向と逆方向側に設置された電流抑制素子が、ケーブル被覆表面を覆う金属材をアースに接続してなる第四の実施形態と、(5)探査対象ケーブルに装着された電磁変換素子と、サーチコイルを有し、ケーブルの探査方向と逆方向側に設置された直列共振回路が、ケーブル被覆表面を覆う金属材に直列のインダクタンスを接続してその端部をアースに接続してなる第五の実施形態と、(6)探査対象ケーブルに装着された電磁変換素子と、サーチコイルを有し、ケーブルの探査方向と逆方向側に設置された並列共振回路が、ケーブル被覆表面を覆う2つの金属材間のケーブル上に複数個のリングコアを取付けて構成する第六の実施形態を有する。
〔第一の実施形態〕
図1〜図7に第一の実施形態を示す。図1において、送信機1から一群のケーブル7を探査するために送信探査信号15を電磁変換素子2に出力する。探査対象ケーブル71の探査方向(図中右側)に対して逆方向側(図中左側)に、交流信号からなる送信探査信号15の逆方向側への送出を抑制する電流抑制素子として、ケーブル被覆表面を覆う金属材51を設置しケーブルトレイ6に接続して用いる。ケーブルトレイ6は鉄筋等の金属構造材を介してアースに接続されている。金属材51はケーブルトレイ6の代わりに直接アースに接続しても良い。
上記探査対象ケーブル71に流れる送信探査信号15によって生じる磁束を、環状のクランプを有する磁電変換素子4によって、非接触で受信探査信号31として検出する。受信探査信号31は受信機3に入力される。受信機3では、受信探査信号31の位相を判定して送信探査信号15と受信探査信号31とが同相である場合に探査対象ケーブル71であると判定する。探査対象ケーブル71以外の他のケーブルを検出した場合は、ケーブル間の電磁誘導作用により逆相に変換された逆相信号が検出され、探査対象ケーブル以外のケーブルであることが判別できる。電磁変換素子2及び磁電変換素子4は半割れタイプのクランプ構造としてケーブルへの着脱を容易にする。
電流抑制素子である金属材51の詳細を図2及び図3に示す。図に示すように、金属材51は探査対象ケーブル71の被覆に密着取付け可能な構造を持つ。送信機1から出力された送信探査信号は、電磁変換素子2によって探査対象ケーブル71の芯線に非接触で誘導伝播される。誘導された送信探査信号は探査対象ケーブル71の芯線71A、71B、71C、71D(図では4本の芯線を示す)を伝播する。
探査方向(図中右側)に対する逆方向側への送信探査信号の送出を抑制するために、芯線71A等と金属材51間で生じる浮遊容量を利用して、送信探査信号を積極的にケーブルトレイ6を介してアースにバイパスさせる。金属材51の長さが長くなれば浮遊容量が大きくなり、アースにバイパスされる送信探査信号がより増え、一層逆方向側への送出を抑制することが出来る。敷設されているケーブルの被覆に金属材51を取付けることを考慮すると、金属材51の長さは実際には10cmから30cm程度が望ましい。金属材51をシリアルに複数個取り付けて同様にアースに接続すれば、等価的に芯線と金属材51間で生じる浮遊容量を容易に大きくすることが出来る。
送信探査信号の周波数は高いほど上記静電容量によるインピーダンスが低くなり、送信探査信号の逆方向側への送出をさらに抑制することが出来る。しかし、ケーブル長は数十mから数百m程度に及んでおり、数百mのケーブルに対して例えば探査信号の周波数を数十MHzにすると信号減衰量が多くなり、送信探査信号がケーブル端部まで伝達しなくなる。送信探査信号と減衰量のバランスについて検討の結果、実験により送信探査信号は100KHzから5MHzの範囲の周波数が望ましいことを確認したが、1Mから5MHzの範囲の周波数が最も効果的であることが分かった。
探査対象ケーブル71の被覆に金属材51を密着して取付けた場合の等価回路を図4に示す。静電容量51aは金属材51とケーブルの芯線71A等の間で生じる浮遊容量を示し、インダクタンス71aは、ケーブルの芯線71A、71B、71C、71Dの合計インダクタンスを示す。送信探査信号は100KHzから5MHzの範囲の高周波であり、電磁変換素子2を設置した位置を送信探査信号の給電点として探査対象ケーブル71の探査方向(図中右側)での探査対象ケーブル71とアース間の静電容量51aからなるルートがバイパスルートとなり、送信探査信号の逆方向側への送出を抑制することが出来る。
送信機1の構成を図5に示す。送信機1はタイミング検出信号11aを生成するタイミング検出信号発生回路11、位相検出信号12aを生成する位相信号発生回路12、これら回路から出力される信号を合成して送信探査信号13aを出力する合成回路13、合成回路13で作成される送信探査信号13aを増幅する増幅器14からなる。増幅器14から電磁変換素子2に送信探査信号15が出力される。
受信機3の構成を図6に示す。受信機3は磁電変換素子4によって検出された受信探査信号31に対して所定帯域の周波数を通過させるフィルタ32、増幅器33、受信探査信号31の位相信号の開始を検出するタイミング検出回路34、位相信号を検出する位相判定回路36、位相比較回路37、表示器38からなる。
送信機1及び受信機3の動作について図7を用いて説明する。送信機1からは図7のグラフ(a)に示すタイミング検出信号11aと位相検出信号12aからなる送信探査信号15を、電磁変換素子2を介して探査対象ケーブル71に印加する。この送信探査信号15は探査対象ケーブル71の芯線71A、71B、71C、71D(シールド線がある場合にはシールド線)に伝播される。探査対象ケーブル7に流れる送信探査信号15は磁電変換素子4によって、受信探査信号31として非接触で検出される。
検出された受信探査信号31はフィルタ32、増幅器33を介してタイミング検出回路34、位相判定回路36に入力される。受信探査信号31の構成信号であるタイミング検出信号11aを受信すると、タイミング検出回路34でタイミング検出信号11aの最後を検出して図7のグラフ(b)の様にタイミング信号35を出力する。タイミング信号35の相関値のピークが得られる時点が位相検出信号の開始になる。位相判定回路36はタイミング信号35(相関値のピーク時点)をもとに位相検出信号12aの位相情報を検出する。検出された位相情報は位相判定回路36に入力され、位相検出信号12aと同相であれば探査対象ケーブル71からの受信探査信号31であると判定し、逆位相(位相が180°ずれている)であれば隣接する他のケーブルであると判定する。この判定結果は表示器38によって表示される。
タイミング検出信号11aはランダムな時系列信号で構成されており、例えば、正規分布のランダムノイズが適当である。これ以外にも疑似ランダムノイズであるM系列信号でも使用できる。位相検出回路36は位相検出信号12aから位相情報を取得するものであり、具体的には
Figure 2011095211
で示されるφの値を取得する。ここでfは位相検出信号12aの周波数である。この位相検出情報を位相判定回路37に出力する。
本実施形態によれば、芯線71A等と金属材51間で生じる浮遊容量を利用して送信探査信号15を積極的にケーブルトレイ6にバイパスさせアースさせる。これにより探査対象ケーブルの探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達を十分に抑制して、他ケーブルへ送信探査信号が回り込むことを防止することが可能となり、探査対象ケーブルを確実に探索することが可能になる。
また、位相検出信号12aだけで位相判定しようとすると、タイミングの基準が無いため位相が反転しているか否かの判定ができない。そこで従来技術ではタイミングの情報を含む信号を別途ケーブルを用いて伝送する必要があったが、本実施形態によれば、タイミング検出信号11aを位相検出信号12aとともに送信探査信号15として送出するためこのケーブルが不要となる。これは、プラント等の新たなケーブルの引き回しや部屋間、建屋間に跨ってケーブルを引き回すことが困難な場合に非常に有効であり、これまでケーブルの探査が困難であった場所でも探査が可能となる。
〔第二の実施形態〕
図8は第二の実施形態であり、図1と異なる点は探査対象ケーブル71の探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達の抑制手段として、直列共振回路5を備えている。直列共振回路5は探査対象ケーブル71の被覆に密着して取付けた金属材51と、これに直列に接続したインダクタンス52からなっており、直列共振回路5はケーブルトレイ6に接続されている。ケーブルトレイ6に接続する代わりに直接アースに接続しても良い。
芯線と金属材51間で生じる浮遊容量とインダクタンス52により直列共振が起こるように構成されている。芯線と金属材51間で生じる浮遊容量の値は金属材51の長さで多少変更させることが出来るが大きな変更は困難であり、その場合には取付けるインダクタンス52の値を調整して共振周波数を設定する。直列共振回路の共振周波数はあらかじめ位相検出信号12aの周波数と同一に設定しておく。直列共振回路5は共振周波数に対してインピーダンスがゼロになるため、送信探査信号15がケーブルトレイ6に完全にバイパスされ、探査対象ケーブルの探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達が確実に抑制される。
この場合の等価回路を図9に示す。静電容量51aは金属材51とケーブルの芯線間で生じる浮遊容量を示し、インダクタンス52と直列に接続される。ケーブルの芯線のインダクタンスを71aで示している。直列共振回路5は、あらかじめ設定された位相検出信号12aの周波数が共振周波数となるようにインダクタンス52の値を決定しておく。
本実施形態によれば、芯線と金属材51間で生じる浮遊容量とインダクタンス52による直列共振回路を利用して送信探査信号15を完全にケーブルトレイ6にバイパスさせアースさせることが可能になる。これにより探査対象ケーブルの探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達を十分に抑制して、他ケーブルへの送信探査信号の回り込みを防止することが可能となり、探査対象ケーブルを一層確実に探索することが可能になる。
〔第三の実施形態〕
図10は、第三の実施形態であり、図1と異なる点は探査対象ケーブル71の探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達の抑制手段として並列共振回路55を備えている。並列共振回路55は探査対象ケーブル71の被覆に密着して取付けた一対の金属材56、57を有する。金属材56、57は互いに電気的に接続され、両金属材間に探査対象ケーブル71を貫通させたフェライトコア或はアモルファス金属コアからなるリングコア53A、53Bを取付けている。リングコアは平均的特性としては多数設ける方がよいが、実装上の制約により一定の上限を有する。その場合には静電容量でこれをカバーする事が出来る。
図10の等価回路を図11に示す。静電容量56a、57aは金属材56、57とケーブルの芯線間で生じる浮遊容量を示し、インダクタンス53aはリングコア53A、53Bの合計インダクタンスを示している。静電容量56a、57aと合計インダクタンス53aにより形成される並列共振回路55は、あらかじめ設定された位相検出信号12aの周波数が共振周波数となるように設計することで、位相検出信号12aの周波数に対して並列共振回路55のインダクタンスが高くなり(原理的には無限大)、探査対象ケーブルの探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達を完全に抑制することが可能となる。
本実施形態によれば、探査対象ケーブル71の被覆に密着して取付けた金属材56と57、金属材56と57は電気的に接続し、両金属材間に探査対象ケーブル71を貫通させたリングコア53A、53Bを取付けて構成する並列共振回路55によって探査対象ケーブルの探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達を抑制でき、探査対象ケーブルを確実に探索することが可能になる。
〔第四の実施形態〕
以上に説明した第一ないし第三の実施形態は、探査対象ケーブルを特定する場合について説明したが、探査対象ケーブルのルートをケーブルトレイ単位で特定するような場合についても同様に適用できる。すなわち、分岐して設けられたケーブルトレイにおいて、どの分岐トレイに探査対象ケーブルが含まれているかを調べる事が出来る。探査対象ケーブルのルートを特定する場合には、磁電変換素子4の代わりにサーチコイルを利用して探査対象ケーブルが含まれているかを検出する。
第四の実施形態において、図1の第一の実施形態に対応する構成例を図12に示す。サーチコイル8は例えばループアンテナやロッドアンテナ、バーアンテナなどから構成することが出来る。探査対象ケーブル71の近傍にサーチコイル8を操作すると送信探査信号15と同相の受信探査信号31が得られ、探査対象ケーブル71以外のケーブル7には逆位相の信号が受信探査信号31として検出されるので、探査対象ケーブル71の探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達を抑制することが重要になる。
ケーブルトレイ6に敷設されるケーブル7は例えば制御盤(図示していない)に接続されるが、制御盤内、或は制御盤近傍で探査対象ケーブルとそれ以外のケーブルが隣接すると、探査対象ケーブル71に印加した送信探査信号が他のケーブル7に誘導され、誘導された信号は送信探査信号と逆位相になる。このため、サーチコイル8で受信探査信号31を検出してもサーチコイル8から離れた位置に探査対象ケーブル71が存在すると、送信探査信号よりも逆位相になっている他ケーブルからの受信探査信号を検出することになり、受信探査信号を正しく検出できなくなる問題がある。
この問題に対しては、図12の金属材51によって、探査対象ケーブル71の探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達を抑制して他ケーブルへ送信探査信号の回り込みを防止することで、他ケーブルへの送信探査信号の誘導を解決できるため、探査対象ケーブルのルートを確実に探索することが可能になる。探索対象ケーブル71が存在しないケーブルトレイ6に対し、サーチコイル8によって受信探査信号31が検出された場合でも、誘導により送信探査信号15と逆位相になるため、このケーブルトレイ6のルートには探索対象ケーブル71が存在しないと判定できる。
〔第五の実施形態〕
第五の実施形態は、図8の第二の実施形態に対応する構成例であって、磁電変換素子4の代わりにサーチコイルを利用したものであり、図13に示す。サーチコイル8は例えばループアンテナやロッドアンテナ、バーアンテナなどで構成することが出来る。
ケーブルトレイ6に敷設されるケーブル7は例えば制御盤(図示していない)に接続されるが、制御盤内、或は制御盤近傍で探査対象ケーブルとそれ以外のケーブルが隣接するようになり、探査対象ケーブルに印加した送信探査信号が他のケーブルに誘導され、誘導された信号は送信探査信号と逆位相になる。このため、サーチコイル8で受信探査信号31を検出してもサーチコイル8から離れた位置に探査対象ケーブル71が存在すると、送信探査信号よりも逆位相になっている他ケーブルからの受信探査信号を検出することになり、送信探査信号を正しく検出できなくなる問題がある。
この問題に対しては、図13の直列共振回路5によって、探査対象ケーブル71の探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達を抑制して他ケーブルへ送信探査信号の回り込みことを防止することで解決できるため、探査対象ケーブルのルートを確実に探索することが可能になる。
〔第六の実施形態〕
第六の実施形態は、図10の第三の実施形態に対応する構成例であって、磁電変換素子4の代わりにサーチコイルを利用したものであり、図14に示す。サーチコイル8は例えばループアンテナやロッドアンテナ、バーアンテナなどで構成することが出来る。
ケーブルトレイ6に敷設されるケーブル7は例えば制御盤(図示していない)に接続されるが、制御盤内、或は制御盤近傍で探査対象ケーブル71とそれ以外のケーブル7が隣接するようになり、探査対象ケーブル71に印加した送信探査信号が他のケーブル7に誘導され、誘導された信号は送信探査信号と逆位相になる。このため、サーチコイル8で受信探査信号31を検出してもサーチコイル8から離れた位置に探査対象ケーブルが存在すると、送信探査信号よりも逆位相になっている他ケーブル7からの受信探査信号を検出することになり、送信探査信号を検出できなくなる問題がある。
この問題に対しては、図14の並列共振回路55によって、探査対象ケーブルの探索方向と逆方向側への送信探査信号伝達を抑制して他ケーブルへ送信探査信号の回り込みことを防止することで解決できるため、探査対象ケーブルのルートを確実に探索することが可能になる。
1 送信機
2 電磁変換素子
3 受信機
4 磁電変換素子
5 直列共振回路
6 ケーブルトレイ
7 テーブル
8 サーチコイル
71 探査対象ケーブル
15 送信探査信号
35 タイミング信号
51 金属材
56,57 金属材
52 インダクタンス
53A,53B リングコア
53a リングコア53A,53Bの合計インダクタンス
55 並列共振回路
51a,56a,57a 静電容量
71a ケーブル芯線のインダクタンス

Claims (9)

  1. 探査対象ケーブルに送信探査信号を伝播する電磁変換素子と、ケーブルに通電される電流と異なる周波数の電磁信号を送信探査信号として前記電磁変換素子により前記ケーブルに印加する送信機と、前記ケーブルの探査方向と逆方向側に設置されて前記送信探査信号の前記逆方向側への送出を抑制する電流抑制素子と、前記ケーブルに流れる送信探査信号によって生じる磁束を検知する磁電変換素子と、この磁電変換素子により受信探査信号を検知する受信機とを備え、前記電流抑制素子は前記ケーブル被覆表面を覆う金属材をアースに接続することで構成され、前記受信機により前記受信探査信号の位相を判定して前記送信探査信号と前記受信探査信号とが同相である場合に探査対象ケーブルであると判定することを特徴とするケーブル探査装置。
  2. 請求項1に記載のケーブル探査装置において、前記磁電変換素子はサーチコイルからなることを特徴とするケーブル探査装置。
  3. 探査対象ケーブルに送信探査信号を伝播する電磁変換素子と、ケーブルに通電される電流と異なる周波数の電磁信号を送信探査信号として前記電磁変換素子により前記ケーブルに印加する送信機と、前記ケーブルの探査方向と逆方向側に設置されて前記送信探査信号の前記逆方向側への送出を抑制する直列共振回路と、前記ケーブルに流れる送信探査信号によって生じる磁束を検知する磁電変換素子と、この磁電変換素子により受信探査信号を検知する受信機とを備え、前記直列共振回路はケーブル被覆表面を覆う金属材に直列のインダクタンスを接続してその端部をアースに接続して構成され、前記受信機により前記受信探査信号の位相を判定して前記送信探査信号と前記受信探査信号とが同相である場合に探査対象ケーブルであると判定することを特徴とするケーブル探査装置。
  4. 請求項3に記載のケーブル探査装置において、前記磁電変換素子はサーチコイルからなることを特徴とするケーブル探査装置。
  5. 探査対象ケーブルに送信探査信号を伝播する電磁変換素子と、ケーブルに通電される電流と異なる周波数の電磁信号を送信探査信号として前記電磁変換素子により前記ケーブルに印加する送信機と、前記ケーブルの探査方向と逆方向側に設置されて前記送信探査信号の前記逆方向側への送出を抑制する並列共振回路と、前記ケーブルに流れる送信探査信号によって生じる磁束を検知する磁電変換素子と、この磁電変換素子により受信探査信号を検知する受信機とを備え、前記並列共振回路は前記ケーブル被覆表面を覆う一対の金属材を接続し、前記一対の金属材間のケーブル上に複数個のリングコアを取付けて構成され、前記受信機により前記受信探査信号の位相を判定して前記送信探査信号と前記受信探査信号とが同相である場合に探査対象ケーブルであると判定することを特徴とするケーブル探査装置。
  6. 請求項5のケーブル探査装置において、前記リングコアはフェライトまたはアモルファス金属からなることを特徴とするケーブル探査装置。
  7. 請求項5または6に記載のケーブル探査装置において、前記磁電変換素子はサーチコイルからなることを特徴とするケーブル探査装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のケーブル探査装置において、ケーブルに印加する送信探査信号の周波数は100KHzから5MHzの範囲の周波数であることを特徴とするケーブル探査装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のケーブル探査装置において、前記送信機は、送信探査信号を構成するタイミング検出信号を発生するタイミング検出信号回路と、位相検出信号を発生する位相信号発生回路とを有し、前記受信機は、前記受信探査信号から前記タイミング検出信号を検出するタイミング検出回路と、位相信号を検出する位相信号判定回路を有し、前記送信探査信号と前記受信探査信号を同期させて位相を判定することを特徴とするケーブル探査装置。
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