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JP2011085800A - 液晶表示装置 - Google Patents

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JP2011085800A
JP2011085800A JP2009239289A JP2009239289A JP2011085800A JP 2011085800 A JP2011085800 A JP 2011085800A JP 2009239289 A JP2009239289 A JP 2009239289A JP 2009239289 A JP2009239289 A JP 2009239289A JP 2011085800 A JP2011085800 A JP 2011085800A
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signal line
liquid crystal
conductive film
gate signal
display device
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Tomohiko Otani
智彦 大谷
Takahiro Katayama
貴裕 片山
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Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd
Japan Display Inc
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Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd
Hitachi Displays Ltd
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Abstract

【課題】画素の開口率の低下をもたらすことなく、容量素子の容量の増大を図った液晶表示装置の提供。
【解決手段】薄膜トランジスタを通して映像信号が供給される透光性の画素電極を有する第1基板と、前記第1基板の画素領域に対向する領域に透光性の対向電極を有する第2基板とを備える液晶表示装置であって、
画素電極を形成した画素領域に隣接して前記画素領域内の薄膜トランジスタを制御する第1ゲート信号線と、前記画素領域に隣接する第2ゲート信号線とを有し、第1基板の画素領域に第2ゲート信号線又は容量信号線と電気的に接続された透光性導電膜が形成され、前記画素電極は、絶縁膜を介在させて前記透光性導電膜と重ねられた領域を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は液晶表示装置に係り、各画素内に改良された容量素子を備える液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、いわゆるTFT基板の液晶側の面に、x方向に延在されy方向に並設されるゲート信号線と、y方向に延在されx方向に並設されるドレイン信号線が形成され、これら各信号線で囲まれた矩形状の領域を画素領域としている。
そして、各画素領域には、少なくとも、ゲート信号線からの信号(走査信号)によって制御される薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタを通してドレイン信号線からの信号(映像信号)が供給される画素電極を備える。この画素電極は、たとえば、TFT基板と液晶を介して対向配置される基板(対向基板)の液晶側の面に形成された対向電極との間に電界を生じせしめ、液晶を駆動させるようになっている。
この場合、画素電極は、ゲート信号線、ドレイン信号線を被う絶縁膜上に形成されるようになるが、前記画素電極を、当該画素領域を間にして配置される一対のゲート信号線のうち、当該画素領域内の薄膜トランジスタを制御するゲート信号線と異なる他のゲート信号線に重なるようにして形成することによって、画素電極と前記ゲート信号線との間に容量素子を形成するように構成されている。このような容量素子を形成することによって、画素電極に供給される映像信号を比較的長い時間蓄積させるためである。なお、画素電極が重ねられるゲート信号線は、前記画素電極に映像信号が印加される際には、たとえば対向電極に印加される電位(映像信号に対して基準となる電位)と同じ電位が印加されるようになっている。
本願発明に関連する文献として、たとえば下記特許文献1、2がある。特許文献1には、画素領域内を走行する容量信号線が形成され、画素電極をこの容量信号線に重ねられるように形成し、画素電極と容量信号線と重なる部分に形成するようになっており、前記容量信号線はITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電膜で形成されている技術が開示されている。特許文献2には、面状電極(対向電極)の上面に絶縁膜を介して複数の並設された線状電極(画素電極)を備えたIPS(In Plane Switching)の液晶表示装置であって、前記電極はいずれもITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電膜で形成され、画素電極と対向電極と重なる部分に容量素子が形成されている技術が開示されている。
特開2007−334082号公報 特開2007−121587号公報
しかし、画素電極とゲート信号線との間に容量素子を形成する構成のものにおいては、上述したように、容量素子は、ゲート信号線に対して画素電極を重ねた部分に形成するようにしたものであり、容量の増大に限界を生じさせる不都合を有する。
このため、ゲート信号線の線幅を大きくすることによって、画素電極との重なり部の面積を大きくし、容量の増大を図ることが考えられるが、画素の開口率を大幅に低減させることになる。
本発明の目的は、画素の開口率の低下をもたらすことなく、容量素子の容量の増大を図った液晶表示装置を提供することにある。
本発明の液晶表示装置は、これまで容量素子の一方の電極として機能してきた信号線(ゲート信号線あるいは容量信号線)に電気的に接続させた透光性導電膜を画素領域内に設け、画素電極がこの透光性導電膜と重なり部をもつようにしたものである。
本発明の構成は、たとえば、以下のようなものとすることができる。
(1)本発明の液晶表示装置は、液晶を挟持して対向配置される第1基板と第2基板を有し、
前記第1基板の前記液晶側の面に、第1方向に延在し前記第1方向と交差する第2方向に並設される遮光性のゲート信号線と、前記第2方向に延在し前記第1方向に並設されるドレイン信号線が形成され、
隣接する一対の前記ゲート信号線と隣接する一対の前記ドレイン信号線とで囲まれる領域を画素領域とし、
前記画素領域に、少なくとも、前記ゲート信号線からの走査信号によって制御される薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタを通して前記ドレイン信号線からの映像信号が供給される透光性の画素電極とを備え、
前記第2基板の液晶側の面の少なくとも前記第1基板の画素領域に対向する領域に透光性の対向電極を備える液晶表示装置であって、
前記画素領域を間にして配置される一対のゲート信号線のうち、前記画素領域内の薄膜トランジスタを制御するゲート信号線を第1ゲート信号線、この第1ゲート信号線と異なる他のゲート信号線を第2ゲート信号線とした場合、
前記第1基板の画素領域に、前記第2ゲート信号線と電気的に接続された透光性導電膜が形成され、
前記画素電極は、絶縁膜を介在させて前記透光性導電膜と重ねられた領域を有することを特徴とする。
(2)本発明の液晶表示装置は、(1)において、前記第2ゲート信号線は、前記透光性導電膜の一部に直接に重ねられて形成されることによって、前記透光性導電膜と電気的に接続されていることを特徴とする。
(3)本発明の液晶表示装置は、(1)において、前記透光性導電膜は、前記第2ゲート信号線の一部に直接に重ねられて形成されることによって、前記第2ゲート信号線と電気的に接続されていることを特徴とする。
(4)本発明の液晶表示装置は、(1)において、前記透光性導電膜は、前記画素領域の一部に形成されていることを特徴とする。
(5)本発明の液晶表示装置は、(1)において、前記透光性導電膜は、開口を有することを特徴とする。
(6)本発明の液晶表示装置は、(1)において、前記画素電極は、前記絶縁膜を介在させて前記第2ゲート信号線と重ねられた領域を有することを特徴とする。
(7)本発明の液晶表示装置は、液晶を挟持して対向配置される第1基板と第2基板を有し、
前記第1基板の前記液晶側の面に、第1方向に延在し前記第1方向と交差する第2方向に並設されるゲート信号線と、前記第2方向に延在し前記第1方向に並設されるドレイン信号線が形成され、
隣接する一対の前記ゲート信号線と隣接する一対の前記ドレイン信号線とで囲まれる領域を画素領域とし、
前記画素領域に、少なくとも、前記ゲート信号線からの走査信号によって制御される薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタを通して前記ドレイン信号線からの映像信号が供給される透光性の画素電極とを備え、
前記第2基板の液晶側の面の少なくとも前記第1基板の画素領域に対向する領域に透光性の対向電極を備える液晶表示装置であって、
前記第1基板の前記液晶側の面の隣接する一対の前記ゲート信号線の間に前記第1方向に延在する遮光性の容量信号線が形成されるとともに、
前記第1基板の画素領域に、前記容量信号線と電気的に接続された透光性導電膜が形成され、
前記画素電極は、絶縁膜を介在させて少なくとも前記透光性導電膜と重ねられた領域を有することを特徴とする。
(8)本発明の液晶表示装置は、(7)において、前記画素電極は、前記絶縁膜を介在させて前記容量信号線と重ねられた領域を有することを特徴とする。
(9)本発明の液晶表示装置は、(7)において、前記容量信号線は、前記透光性導電膜の一部に直接に重ねられて形成されることによって、前記透光性導電膜と電気的に接続されていることを特徴とする。
(10)本発明の液晶表示装置は、(7)において、前記透光性導電膜は、前記容量信号線の一部に直接に重ねられて形成されることによって、前記容量信号線と電気的に接続されていることを特徴とする。
(11)本発明の液晶表示装置は、(7)において、前記透光性導電膜は、前記画素領域の一部に形成されていることを特徴とする。
(12)本発明の液晶表示装置は、(7)において、前記透光性導電膜は、開口を有することを特徴とする。
(13)本発明の液晶表示装置は、(7)において、前記容量信号線の上方に第1絶縁膜を介在させて導電膜が形成され、前記導電膜の上方に第2絶縁膜を介在させて前記画素電極が形成され、
前記容量信号線と画素電極との間に、前記第1絶縁膜を誘電体膜とする第1容量素子と前記第2絶縁膜を誘電体膜とする第2容量素子が並列接続されていることを特徴とする。
なお、上記した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、上記した構成以外の本発明の構成の例は、本願明細書全体の記載または図面から明らかにされる。
このように構成した液晶表示装置は、画素の開口率の低下をもたらすことなく、容量素子の容量の増大を図ることができる。
本発明のその他の効果については、明細書全体の記載から明らかにされる。
本発明の液晶表示装置の実施例1の構成図で、図3のI−I線における断面図である。 本発明の液晶表示装置の実施例1の概略構成図である。 本発明の液晶表示装置の実施例1の画素の平面図である。 本発明の液晶表示装置の実施例2の画素の平面図である。 本発明の液晶表示装置の実施例3の画素の平面図である。 本発明の液晶表示装置の実施例4の断面図である。 本発明の液晶表示装置の実施例5の画素の平面図である。 本発明の液晶表示装置の他の実施例の画素の平面図である。 本発明の液晶表示装置の他の実施例の画素の平面図である。 本発明の液晶表示装置の他の実施例の断面図である。 本発明の液晶表示装置の他の実施例の断面図である。
本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。なお、各図および各実施例において、同一または類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
図2は、本発明の液晶表示装置の実施例1の概略を示す平面図である。図2において、液晶(図示せず)を挟持して対向配置される基板SUB1、基板SUB2がある。通常、基板SUB1はTFT基板と称され、基板SUB2は対向基板と称される。基板SUB2は、基板SUB1よりも若干小さな面積となっており、基板SUB1の図中下側の辺部を露出させるようになっている。基板SUB1の図中下側の辺部には半導体装置(チップ)SECが搭載されている。この半導体装置SECは後述の表示領域ARにおける各画素を駆動する制御回路となっている。基板SUB2の周辺には、基板SUB1との固着を図るシール材SLが形成され、このシール材SLは液晶を封止させる機能をも有している。
シール材SLで囲まれた領域は表示領域ARとなっている。基板SUB1の前記表示領域ARにおける液晶側の面には、図中x方向に延在しy方向に並設されるゲート信号線GL、および図中y方向に延在しx方向に並設されるドレイン信号線DLが形成されている。隣接する一対のゲート信号線GLと隣接する一対のドレイン信号線DLとで囲まれる領域は画素領域を構成するようになっている。これにより、表示領域ARにはマトリックス状に配置された多数の画素を有するようになっている。
各画素領域には、図中の楕円枠内の等価回路図である図Aに示すように、ゲート信号線GLからの信号(走査信号)によってオンされる薄膜トランジスタTFTと、この薄膜トランジスタTFTを通してドレイン信号線DLからの信号(映像信号)が供給される画素電極PXと、当該画素領域を間にして配置される一対のゲート信号線GLのうち、前記画素領域内の薄膜トランジスタTFTを制御するゲート信号線GLを第1ゲート信号線(図中符号GL1で示す)、この第1ゲート信号線GL1と異なる他のゲート信号線GLを第2ゲート信号線(図中符号GL2で示す)とした場合、前記画素電極PXと第2ゲート信号線GL2との間に接続された容量素子Cとが備えられている。容量素子Cは、画素電極PXに供給された映像信号を比較的長い時間蓄積させるために設けられている。
また、基板SUB2の液晶側の面には、図示していないが、各画素領域に共通に対向電極が形成され、この対向電極に前記映像信号に対し基準となる基準信号が供給されるようになっている。映像信号が供給された画素電極PXと基準信号が供給されている対向電極との間にはそれらの電位差に応じた電界が生じ、この電界によって液晶を駆動させるようになっている。
なお、ゲート信号線GL、ドレイン信号線DL、および対向電極は、それぞれ図示しない引き出し線によって前記半導体装置SECに接続され、ゲート信号線GLには走査信号、ドレイン信号線DLには映像信号、対向電極には基準信号が供給されるようになっている。
図3は、基板SUB1に形成された各画素のうち一つの画素を液晶側から視た平面図である。また、図1は、図3のI−I線における断面図である。
図3において、基板SUB1(図1参照)の液晶側の面(表面)に透光性導電膜TECが形成されている。この透光性導電膜TECはたとえばITO(Indium Tin Oxide)によって形成され、画素領域のうちほぼ大部分を占める領域に形成されている。
基板SUB1の表面には、図中x方向に延在しy方向に並設されるゲート信号線GLが形成されている。このゲート信号線GLは電気抵抗の小さな金属膜で形成されている。この場合、当該画素領域を間にして配置される一対のゲート信号GLのうち、図中上側のゲート信号線GL(図中符号GL2で示す)は、前記透光性導電膜TECの図中上側の辺に重ねて形成され、これにより、ゲート信号線GL2と透明導電膜TECとの電気的接続が図れるようになっている。図中下側のゲート信号線GL(図中符号GL1で示す)は、前記透光性導電膜TECとの間に隙間を有して配置され、前記透光性導電膜TECとは電気的に接続されていない状態となっている。ゲート信号線GLには、後述の薄膜トランジスタTFTの形成領域に突出する突起部を有し、この突起部は前記薄膜トランジスタTFTのゲート電極GTとして機能するようになっている。
基板SUB1の表面には、透光性導電膜TEC、ゲート信号線GLをも被って絶縁膜GI(図1参照)が形成されている。この絶縁膜GIは、薄膜トランジスタTFTの形成領域においてゲート絶縁膜として機能するようになっている。
絶縁膜GIの表面の前記薄膜トランジスタTFTの形成領域に、たとえばアモルファスシリコンからなる半導体層ASが島状に形成されている。この半導体層ASは、当該画素領域において、ゲート信号線GL1のゲート電極GTを跨るようにして配置され、薄膜トランジスタTFTと半導体層として機能するようになっている。なお、この実施例では、半導体層ASは、たとえば、ゲート信号線GL1と後述のドレイン信号線DL(図中左側のドレイン信号線DL)との交差部にまで延在させて形成し、ドレイン信号線DLの形成の際の段切れによる不都合を解消した構成となっている。
基板SUB1の表面には、図中y方向に延在されx方向に並設されるドレイン信号線DLが形成されている。このドレイン信号線DLは電気抵抗の小さな金属膜で形成され、前記ゲート信号線GLとで画素領域を囲むようにして形成される。ドレイン信号線DLは、薄膜トランジスタTFTの形成領域に近接する部分において延在部を有し、この延在部は半導体層ASの上層にまで至って薄膜トランジスタTFTのドレイン電極DTを構成するようになっている。また、半導体層AS上において、ドレイン電極DTと対向して形成される薄膜トランジスタTFTのソース電極STは、ドレイン信号線DLの形成の際に形成され、半導体層ASの形成領域の外側にまで延在するパッド部PDを備えている。このバッド部PDは後述の画素電極PXと電気的接続が図れる箇所となっている。上述のように半導体層ASの上面にドレイン電極DT、ソース電極STが形成されることによって、いわゆるボトムゲートのMIS(Metal Insulator Semiconductor)型の薄膜トランジスタTFTが形成され、ゲート信号線GL1に走査信号が供給されることによって、ドレイン信号線DL(図中左側のドレイン信号線DL)からの映像信号は前記バッド部PD、さらに後述の画素電極PXに供給されるようになる。
基板SUB1の表面には、ドレイン信号線DL、薄膜トランジスタTFTをも被って保護膜PASが形成されている。この保護膜PASは、薄膜トランジスタTFTを液晶との直接の接触を回避させるように形成され、これにより、薄膜トランジスタTFTの特性の安定化を図っている。この保護膜PASは、無機絶縁膜あるいは有機絶縁膜で形成してもよく、さらには無機絶縁膜と有機絶縁膜の積層構造として形成してもよい。
保護膜PASの上面には、画素電極PXが形成されている。この画素電極PXは、たとえばITO(Indium Tin Oxide)からなる透光性導電膜によって形成されている。画素電極PXは画素領域の大部分を被うようにして形成され、保護膜PASに予め形成されたスルーホールTHを通して薄膜トランジスタTFTのソース電極ST(正確にはパッド部PD)に電気的接続がなされている。また、この実施例では、たとえば、画素電極PXの図中上端辺がゲート信号線GL2の一部に重ねられるようにして延在して構成されている。
画素電極PXのゲート信号線GL2との重なり部は、図1に示すように、絶縁膜GIおよび保護膜PASを誘電体膜とする容量CP1が形成されるようになる。この容量CP1の容量は、誘電体膜の誘電率とともに、ゲート信号線GL2と画素電極PXの重なり部の面積によって決定される。このため、画素の開口率の低下をもたらすことなく、容量CP1を増大させようとしても限界が生じることになる。しかし、本実施例では、ゲート信号線GLと電気的に接続された透光性導電膜TECを備え、画素電極PXは前記透光性導電膜TECと広い面積で重なりを有して形成された構成となっている。このため、画素電極PXと前記透光性導電膜TECとの間には、絶縁膜GIおよび保護膜PASを誘電体膜とする容量CP2が極めて大きな値で形成されることになる。この場合、透光性導電膜TECの形成によって、画素の開口率の低下を惹起せしめることを回避できることはいうまでもない。
なお、図1において、基板SUB1の表面には画素電極PXをも被って配向膜が形成されているが、この配向膜の図示は省略している。配向膜は、液晶と直接に接触する膜であり、液晶の分子の初期配向方向を決定させるようになっている。
上述した実施例1では、画素電極PXの図中上端辺をゲート信号線GL2の一部に重ねられるようにして延在させて形成したものであるが、これに限らず、ゲート信号線GL2に重ねられることなく形成してもよい。画素電極PXと透光性導電膜TECとの間に充分な容量CP2を確保できれば、図1に示した容量CP1の部分を必要としなくなる場合があるからである。
図4は、本発明の液晶表示装置の画素の実施例2を示した平面図で、図3と対応して描画した図となっている。
図4において、図3の場合と比較して異なる構成は、透光性導電膜TECにあり、この透光性導電膜TECは画素領域のたとえば約半分の領域を占めて形成されていることにある。この場合、透光性導電膜TECはゲート信号線GL2に電気的に接続され、ゲート信号線GL1には電気的に接続されていないことは実施例1の場合と同様である。
画素電極PXと透光性導電膜TECとの間にある程度の値で容量を確保できれば、透光性導電膜TECは必ずしも画素領域のほぼ全域を占めて形成する必要がなく、画素領域の一部であってもよい。
図5は、本発明の液晶表示装置の画素の実施例3を示した平面図で、図3と対応して描画した図となっている。
図5において、図3の場合と比較して異なる構成は、透光性導電膜TECにあり、この透光性導電膜TECにはたとえば複数の開口OPが設けられていることにある。
透光性導電膜TECに開口OPを形成することにより、画素電極PXと透光性導電膜TECと重なり部における面積を制御でき、所定の容量を得ることができる。また、画素領域内において、透光性導電膜TECが形成されている領域と透光性導電膜TECが形成されていない領域を均等に分散させることができることから、画素における輝度の均一性を確保することができる。
図6は、本発明の液晶表示装置の画素の実施例4を示した平面図で、図1と対応して描画した図となっている。
図6において、図1の場合と比較して異なる構成は、透光性導電膜TECにあり、この透光性導電膜TECは、ゲート信号線GLの形成後に形成することによって、前記透光性導電膜TECとゲート信号線GL2との電気的な接続を図っていることにある。このようにした場合でも、実施例1の場合と同様な効果を奏することができる。
図7は、本発明の液晶表示装置の画素の実施例5を示した平面図で、図3と対応して描画された図となっている。
図7において、図3の場合と比較して異なる構成は、まず、ゲート信号線GL1とゲート信号線GL2の間において、たとえば薄膜トランジスタTFTと近接して容量信号線CLが形成されていることにある。この容量信号線CLはたとえばゲート信号線GLの形成の際に同時に形成され、電気抵抗の小さな金属膜によって形成されている。容量信号線CLにはたとえば映像信号に対して基準となる信号が供給されるようになっている。そして、この容量信号線CLとゲート信号線GL2の間の領域には透光性導電膜TECが形成され、この透光性導電膜TECは容量信号線CLと電気的に接続されている。この場合、図10に示すように、容量信号線CLを形成した後に透光性導電膜TECを形成して容量信号線CLと透光性導電膜TECとの電気的接続を図るようにしてもよい。また、図11に示すように透光性導電膜TECを形成した後に容量信号線CLを形成して透光性導電膜TECと容量信号線CLとの電気的接続を図るようにしてもよい。
容量信号線CLは、画素領域内において比較的幅の広い部分を有して形成されている。画素電極PXとの重なり部分の面積を大きくすることによって、画素電極PXと容量信号線CLとの間の容量を大きく確保せんがためである。この場合、画素電極PXのゲート信号線GL2側の辺部は前記ゲート信号線GL2と重なりをもたせていないのが通常となっている。
このようにした場合にも、画素領域内において、容量信号線CLと電気的に接続された透光性導電膜TECを備え、画素電極PXは前記透光性導電膜TECと広い面積で重なりを有して形成されるようになっている。このため、画素電極PXと前記透光性導電膜TECとの間には、絶縁膜GIおよび保護膜PASを誘電体膜とする容量(図1に示した容量CP2に相当)が極めて大きな値で形成されることになる。この場合、透光性導電膜TECの形成によって、画素の開口率の低下を惹起せしめることを回避できる。
なお、本実施例の場合、各画素の透光性導電膜TECは電気抵抗の小さい金属膜から形成された容量信号線CLに接続された構成となっている。このため、容量信号線自体を透光性導電膜で形成する構成と比較した場合、信号に波形歪みの発生を抑制でき信頼性ある容量素子を得ることができる効果を奏する。
実施例5に示した構成において、透光性導電膜TECは、画素領域のほぼ全域に及んで形成することなく、たとえば画素領域のうち一部の領域を占めるように形成してもよい。図8は、電気抵抗の小さい金属膜から形成された容量信号線CLに透光性導電膜TECが接続し、且つ透光性導電膜TECが画素領域の一部に形成された構成の画素である。実施例2の趣旨と同様である。
また、透光性導電膜TECにたとえば複数の開口を設けるようにし、画素領域内において、透光性導電膜TECが形成されている領域と透光性導電膜TECが形成されていない領域をほぼ均等に分散させるようにしてもよい。図9は、実施例3の趣旨と同様であり、透光性導電膜TECには複数の開口OPが設けられている。
透光性導電膜TECに開口OPを形成することにより、画素電極PXと透光性導電膜TECと重なり部における面積を制御でき、所定の容量を得ることができる。また、画素領域内において、透光性導電膜TECが形成されている領域と透光性導電膜TECが形成されていない領域を均等に分散させることができることから、画素における輝度の均一性を確保することができる。
実施例5に示した構成(図7)において、容量信号線CLの上方に第1絶縁膜(たとえば絶縁膜GI)を介在させて導電膜(たとえばパッドPDと同層で該パッドPDに電気的に接続されている導電膜)を形成し、前記導電膜の上方に第2絶縁膜(たとえば保護膜PAS)を介在させて画素電極PXを形成し、容量信号線CLと画素電極PXとの間に、前記第1絶縁膜を誘電体膜とする第1容量素子と前記第2絶縁膜を誘電体膜とする第2容量素子を並列接続させる構成とするようにしてもよい。さらに大きな容量を確保することができるからである。
以上、本発明を実施例を用いて説明してきたが、これまでの各実施例で説明した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、それぞれの実施例で説明した構成は、互いに矛盾しない限り、組み合わせて用いてもよい。
SUB1、SUB2……基板、SEC……半導体装置、SL……シール材、AR……表示領域、GL……ゲート信号線、DL……ドレイン信号線、TFT……薄膜トランジスタ、GT……ゲート電極、AS……半導体層、DT……ドレイン電極、ST……ソース電極、PD……パッド部、PX……画素電極、C……容量素子、GI……絶縁膜、PAS……保護膜、TH……スルーホール、TEC……透光性導電膜、OP……開口、CP1、CP2……容量、CL……容量信号線。

Claims (13)

  1. 液晶を挟持して対向配置される第1基板と第2基板を有し、
    前記第1基板の前記液晶側の面に、第1方向に延在し前記第1方向と交差する第2方向に並設される遮光性のゲート信号線と、前記第2方向に延在し前記第1方向に並設されるドレイン信号線が形成され、
    隣接する一対の前記ゲート信号線と隣接する一対の前記ドレイン信号線とで囲まれる領域を画素領域とし、
    前記画素領域に、少なくとも、前記ゲート信号線からの走査信号によって制御される薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタを通して前記ドレイン信号線からの映像信号が供給される透光性の画素電極とを備え、
    前記第2基板の液晶側の面の少なくとも前記第1基板の画素領域に対向する領域に透光性の対向電極を備える液晶表示装置であって、
    前記画素領域を間にして配置される一対のゲート信号線のうち、前記画素領域内の薄膜トランジスタを制御するゲート信号線を第1ゲート信号線、この第1ゲート信号線と異なる他のゲート信号線を第2ゲート信号線とした場合、
    前記第1基板の画素領域に、前記第2ゲート信号線と電気的に接続された透光性導電膜が形成され、
    前記画素電極は、絶縁膜を介在させて前記透光性導電膜と重ねられた領域を有することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記第2ゲート信号線は、前記透光性導電膜の一部に直接に重ねられて形成されることによって、前記透光性導電膜と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記透光性導電膜は、前記第2ゲート信号線の一部に直接に重ねられて形成されることによって、前記第2ゲート信号線と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記透光性導電膜は、前記画素領域の一部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記透光性導電膜は、開口を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 前記画素電極は、前記絶縁膜を介在させて前記第2ゲート信号線と重ねられた領域を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  7. 液晶を挟持して対向配置される第1基板と第2基板を有し、
    前記第1基板の前記液晶側の面に、第1方向に延在し前記第1方向と交差する第2方向に並設されるゲート信号線と、前記第2方向に延在し前記第1方向に並設されるドレイン信号線が形成され、
    隣接する一対の前記ゲート信号線と隣接する一対の前記ドレイン信号線とで囲まれる領域を画素領域とし、
    前記画素領域に、少なくとも、前記ゲート信号線からの走査信号によって制御される薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタを通して前記ドレイン信号線からの映像信号が供給される透光性の画素電極とを備え、
    前記第2基板の液晶側の面の少なくとも前記第1基板の画素領域に対向する領域に透光性の対向電極を備える液晶表示装置であって、
    前記第1基板の前記液晶側の面の隣接する一対の前記ゲート信号線の間に前記第1方向に延在する遮光性の容量信号線が形成されるとともに、
    前記第1基板の画素領域に、前記容量信号線と電気的に接続された透光性導電膜が形成され、
    前記画素電極は、絶縁膜を介在させて少なくとも前記透光性導電膜と重ねられた領域を有することを特徴とする液晶表示装置。
  8. 前記画素電極は、前記絶縁膜を介在させて前記容量信号線と重ねられた領域を有することを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
  9. 前記容量信号線は、前記透光性導電膜の一部に直接に重ねられて形成されることによって、前記透光性導電膜と電気的に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
  10. 前記透光性導電膜は、前記容量信号線の一部に直接に重ねられて形成されることによって、前記容量信号線と電気的に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
  11. 前記透光性導電膜は、前記画素領域の一部に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
  12. 前記透光性導電膜は、開口を有することを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
  13. 前記容量信号線の上方に第1絶縁膜を介在させて導電膜が形成され、前記導電膜の上方に第2絶縁膜を介在させて前記画素電極が形成され、
    前記容量信号線と画素電極との間に、前記第1絶縁膜を誘電体膜とする第1容量素子と前記第2絶縁膜を誘電体膜とする第2容量素子が並列接続されていることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
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JP2025100632A (ja) * 2012-09-13 2025-07-03 株式会社半導体エネルギー研究所 液晶表示装置

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