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JP2011085790A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンチキュラーレンズの結像仕様を規定することにより、明るく歪みを抑えた表示品質の高い立体虚像を表示できるとともに、小型化された電気光学装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】本発明の電気光学装置1は、複数の画素15を有する液晶パネル5と、液晶パネル5の視認側に配置され、画素15を空間的に分離するレンチキュラーレンズ10と、レンチキュラーレンズ10よりも視認側に配置された観察レンズ4と、を備え、レンチキュラーレンズ10による画素15の像が、観察レンズ4と該観察レンズ4の前方焦点位置との間に形成されることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気光学装置及び電子機器に関するものである。
表示パネルに表示された画像の虚像を遠方に表示して観察する立体虚像表示装置において、表示パネルの前面に視差バリアを配置して左右の画像を振り分ける構成が開示されている(特許文献1)。しかしながら、視差バリアを配置すると吸収あるいは遮蔽される光が多くなるため表示画像が暗くなる。また、視差バリアは屈折力を持たないので、表示パネルの虚像の位置や倍率が、観察レンズあるいは観察ミラーの焦点距離と表示パネルとの位置関係だけで決まっていた。
そこで、光の利用効率を向上させて明るい立体虚像を表示する手段として、視差バリアの代わりにレンチキュラーレンズを表示パネルの前面に配置する構成が提案されている(特許文献2,3)。視差画像を左右に振り分けるためにレンチキュラーレンズを用いた場合は、観察レンズあるいは観察ミラーに加えて屈折力を持つレンチキュラーレンズがさらに配置されるため、レンチキュラーレンズの焦点位置に対して表示パネル(画素)をどこに配置するかによって、観察レンズあるいは観察ミラーによる虚像がどこにできるかが違ってくる。
特開平7−287193号公報 特開平7−270722号公報 特開平9−105885号公報
しかしながら、特許文献2,3では、レンチキュラーレンズの焦点に対する画素の位置については開示されていない。しいて言えば、特許文献2の図2では、レンチキュラーレンズから出射した光が発散光となっているので、画素はレンチキュラーレンズの焦点よりレンズに近い位置にあると推察できる。しかしながら、レンチキュラーレンズで生成される画素の像が、観察レンズあるいは観察ミラーの焦点位置よりも観察レンズあるいは観察ミラー側にないと虚像を観察することができない。
したがって、従来の構成ではレンチキュラーレンズの焦点に対する画素の位置、およびレンチキュラーレンズによる画素の像の位置と観察レンズあるいは観察ミラーの焦点位置との関係が規定されていないため、眼前の所定の距離に生成される虚像を観察するための光学的条件が明確になっていない、という課題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、レンチキュラーレンズの結像仕様を規定することにより、明るく歪みを抑えた表示品質の高い立体虚像を表示できるとともに、小型化された電気光学装置及び電子機器を提供することを目的の1つとしている。
本発明の電気光学装置及び電子機器は、上記課題を解決するために、複数の画素を有する表示素子と、前記表示素子の視認側に配置され、前記画素を空間的に分離するレンチキュラーレンズと、前記レンチキュラーレンズよりも視認側に配置された観察光学系と、を備え、前記レンチキュラーレンズによる前記画素の像が前記観察光学系と前記観察光学系の前側焦点との間に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、レンチキュラーレンズによる表示素子の画素の像が、観察光学系とその前方焦点位置との間に形成されることとしたので、明るく歪みを抑えた表示品質の高い立体虚像を表示することができる。
また、前記レンチキュラーレンズと該レンチキュラーレンズの前側焦点との間に前記画素が位置することが好ましい。
本発明では、レンチキュラーレンズと該レンチキュラーレンズの焦点との間に画素が位置することとしたので、レンチキュラーレンズによって画素の虚像が形成され、その画素の虚像が観察光学系の前側焦点に対して観察レンズ側に形成されることにより、その虚像の虚像が観察光学系によって形成される。このように、レンチキュラーレンズにより画素の虚像を形成する場合、レンチキュラーレンズによって画素の実像を形成する構成よりも画素の位置変動に対する像の倍率変動が小さくなる。これにより、歪みの小さい立体虚像が得られることとなる。
また、前記レンチキュラーレンズと前記画素との間に前記レンチキュラーレンズの前側焦点が位置することが好ましい。
本発明では、レンチキュラーレンズと画素との間にレンチキュラーレンズの前側焦点が位置することとしたので、レンチキュラーレンズによって画素の実像が形成され、その画素の実像が観察レンズの前側焦点に対して観察光学系側にあることにより、その実像の虚像が観察光学系によって形成される。
また、前記観察光学系が凸レンズ作用を有する光学系であることが好ましい。
本発明によれば、観察光学系が凸レンズ作用を有する光学系であるため光軸に対して対称な光学系を構成することができ、像の歪みが少ない立体虚像を得ることができる。
また、前記レンチキュラーレンズの倍率が2倍以下であることが好ましい。
本発明によれば、レンチキュラーレンズの倍率が2倍以下であることから、サイズの小さい観察レンズあるいは観察ミラーを採用することができる。これにより、装置を小型化することができるとともに、歪みの少ない立体虚像を得ることができる。
また、前記表示素子は、電気光学層を一対の基板で挟持してなる液晶パネルと、前記液晶パネルの外面側にそれぞれ配置される一対の偏光板と、を備え、前記レンチキュラーレンズは、前記表示素子の視認側に配置される一方の前記基板と一方の前記偏光板との間に配置されることが好ましい。
本発明によれば、表示素子の液晶パネルと一方の偏光板との間にレンチキュラーレンズが配置された構成としたことで、液晶パネルの画素とレンチキュラーレンズとの間隔を短くすることができる。これによって、立体表示を行うための視点画像の分離を適正に行なうことができ、見やすい立体虚像を形成することが可能となる。
本発明の電子機器は、本発明の電気光学装置を備えることが好ましい。
本発明によれば、先に記載の電気光学装置を備えることとしたので、明るく歪みを抑えた表示品質の高い立体虚像を得ることが可能な電子機器となる。
実施例1における電気光学装置の構成を示す平面図。 電気光学装置の光学系についての説明図。 虚像観察を目的とした表示装置の基本的な光学系についての説明図。 画素とレンチキュラーレンズと観察レンズとの光学的な配置を示す図。 実施例2における電気光学装置の光学系についての説明図。 電子機器の一例であるヘッドアップディスプレイの概略構成図。 ヘッドアップディスプレイの画像を車両運転席から見た図。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1(a)は、本発明の一実施例における電気光学装置1の概略構成を示す図であり、図1(b)は液晶パネル及びレンチキュラーレンズの要部拡大図である。また、図2は電気光学装置1の光学系についての説明図である。
図1(a)に示すように、本実施例の電気光学装置1は、光変調表示素子2と、光変調表示素子2の背面側に配置され光変調表示素子2を照明する照明装置3と、光変調表示素子2で形成された光学像を観測者の目に結像させる観察レンズ4(観察光学系)と、を備えている。
光変調表示素子2は、液晶パネル5を備えたアクティブマトリクス型の透過型表示装置であって、液晶パネル5と、一対の偏光板6a,6bと、レンチキュラーレンズ10と、を備えて構成されている。
液晶パネル5は、一対の透明なガラス基板7,8間に液晶層9を挟持してなり、入光側ガラス基板7の液晶層9側には透明電極からなる画素電極やスイッチング素子等(いずれも不図示)が形成されている。表示領域には、図1(b)に示すように左眼用の画素15Lと右眼用の画素15Rとが列毎に交互に配列されており、これら左眼用画素列によって左眼用の画像が形成され、右眼用画素列によって右眼用の画像が形成されることから、観測者は左右の視差によって立体映像を認識することとなる。本実施例で用いる液晶パネル5の表示領域の大きさは対角2インチである。
このような液晶パネル5の出光側ガラス基板8の外面側(視認側)にはレンチキュラーレンズ10が配置されている。
レンチキュラーレンズ10は、液晶パネル5の各画素15によって形成された画像を空間上に結像させる機能を有するもので、半円柱状の凸レンズ11を互いに平行に複数並設してストライプ状とされている。各凸レンズ11は、図1(b)に示すように液晶パネル5の2画素分(右眼用画素及び左眼用画素)に対応して配置される。そのピッチは、液晶パネル5の2画素分のピッチより若干大きくしてある。これは、観察レンズで立体虚像を遠方に形成するために必要な構成である。そして、このようなレンチキュラーレンズ10は、液晶パネル5の画素15との間隔を狭くするために液晶パネル5の出光側ガラス基板8の外面に貼り付けられている。
一対の偏光板6a,6bは、液晶パネル5の入光側及び出光側にそれぞれ配置されている。ここで、出光側偏光板6bにおいてはレンチキュラーレンズ10の外側(観測者側)に配置されており、液晶パネル5の出光側ガラス基板8との間にレンチキュラーレンズ10を挟み込む構成となっている。
観察レンズ4は、レンズの曲面が屈折面として作用する両凸レンズからなる拡大光学系であって、レンチキュラーレンズ10による虚像を拡大して表示する。なお、観察レンズ4としては、フレネルレンズや、像の解像度を高める、あるいは歪みを抑えるために複数のレンズから構成されるレンズ系を用いることができる。
このような構成において、液晶パネル5の各画素15から発した光束はレンチキュラーレンズ10の空間分離作用によって、観測者の左眼L、右眼Rにそれぞれ到達する。観測者は、観察レンズ4を通して画素15の虚像N(レンチキュラレンズによる虚像Mの拡大された虚像)を観察することになる。つまり、適視位置にいる観測者は、左眼用の画素15Lを観察することで左目用映像を認識し、右眼用の画素15Rを観察することで右眼用映像を認識し、これら両眼視差によって拡大された立体映像を認識する。
図2に示すように本実施例における電気光学装置1では、液晶パネル5の画素15がレンチキュラーレンズ10の前側焦点P1よりもレンチキュラーレンズ10側に位置している。すなわち、レンチキュラーレンズ10とその前側焦点P1との間に画素15(液晶パネル5)が位置する構成となっている。さらに、レンチキュラーレンズ10によって形成される画素15の虚像Mが観察レンズ4の前側焦点Q1よりも観察レンズ4側に形成されるため、虚像Mの虚像Nが観察レンズ4によって眼前遠方位置に形成されることとなる。
ここで、図3を用いて虚像観察を目的とした表示装置の基本的な光学系について述べる。
図3に示すように、観察レンズ4から見たい画像Xの位置までの距離をa、観察レンズ4からその前側焦点Q1までの距離をfとすると、観察レンズ4の前側焦点Q1よりも遠方に見たい画像Xの虚像Tが形成される。a>0、b<0、1/f=(1/a+1/b)とすると、観察レンズ4によって得られる見たい画像Xに対する虚像の倍率mはb/aとなる。
次に、本実施例の電気光学装置1における具体的な構成について述べる。図4に、画素とレンチキュラーレンズ10と観察レンズ4との光学的な配置を示す。ここで、観察レンズ4からレンチキュラーレンズ10によって形成される画素15の虚像Mまでの距離をa、観察レンズ4からその前側焦点Q1までの距離をfとすると、レンチキュラーレンズ10によって得られる虚像Mに対する虚像Nの倍率mはb/aとなる。
なお、空気換算の距離で表わすために液晶パネル5のガラス基板や偏光板などは省略してある。また、液晶パネル5の位置を画素の位置を中心に規定する。
図4に示すような本実施形態では、画素からレンチキュラーレンズ10までの距離a’は約0.23mmであり、レンチキュラーレンズ10の焦点距離f’は約0.5mmとなっている。画素15は、レンチキュラーレンズ10の前側焦点P1よりもレンチキュラーレンズ10側に位置している。したがって、レンチキュラーレンズ10により画素15の像は虚像Mとなり、その虚像Mとレンチキュラーレンズ10との距離b’は約0.42mmとなる。なお、画素15に対する虚像Mの倍率は約1.8倍である。
観察レンズ4の焦点距離fは400mmであり、レンチキュラーレンズ10による画素の虚像から観察レンズ4までの距離aを約350mmとすると、レンチキュラーレンズ10による画素15の虚像Mが観察レンズ4の前側焦点Q1よりも観察レンズ4側にある。したがって、レンチキュラーレンズ10による画素15の虚像Mの像は観察レンズ4によって虚像Nとなり、その虚像Nから観察レンズ4までの距離bは約2800mmとなる。
したがって、観察レンズ4の後方からレンチキュラーレンズ10を有した液晶パネル5を観察すると、その拡大された虚像Nが観察レンズ4の前方約2.8mのところに見えることになる。
また、レンチキュラーレンズ10によって視差を持つ画像が生成されるので、観察レンズ4を通して見る虚像にも視差が生じて立体画像を認識することができる。
先の実施例では、画素の虚像を一旦形成し、その虚像を観察レンズ4によって遠方に拡大虚像として表示する光学系を用いた電気光学装置の構成を説明したが、本実施例では、レンチキュラーレンズ10が画素の実像を一旦形成し、その実像を観察レンズ4によって遠方に拡大虚像として表示する光学系を備えた電気光学装置について説明する。なお、実施例2における電気光学装置の基本構成は上記実施例1と略同様であるが、レンチキュラーレンズ10に対する液晶パネル5(画素)の位置が異なっている。図5は、実施例2における電気光学装置の光学系についての説明図である。
図5に示す電気光学装置20は、液晶パネル5の画素15がレンチキュラーレンズ10の前側焦点P1よりもレンチキュラーレンズ10から離れた所に位置する構成となっている。つまり、画素15とレンチキュラーレンズ10との間に該レンチキュラーレンズ10の前側焦点P1が位置している。
この場合、レンチキュラーレンズ10によって画素15の実像S(レンチキュラーレンズ10の作用によって反転した像)が形成され、その画素15の実像Sが観察レンズ4の前側焦点Q1よりも観察レンズ4側にあることにより、その画素15の実像Sの虚像Nが観察レンズ4によって眼前遠方に形成される。
このように本実施例によれば、レンチキュラーレンズ10によって形成される画素15の実像Sが、観察レンズ4の焦点距離よりも観察レンズ4寄りに形成されるように構成することにより、画素15の実像Sの虚像Nを観察することができる。
ただし、上述した実施例1のように、レンチキュラーレンズ10で画素15の虚像Mを形成する構成の方が画素15の位置変動に対する像の倍率変動が小さいので、レンチキュラーレンズ10で画素15の虚像Mを形成する構成の方が好ましい。
レンチキュラーレンズ10を用いた通常の裸眼立体表示装置では、画素の像を観察位置に平均眼間幅(約65mm)の大きさに形成するので、画素の大きさを50μmとすると、レンチキュラーレンズ10による倍率は約1300倍にもなる。
上記実施例1,2のように、画素15の虚像あるいは実像を観察レンズ4を通して拡大虚像として得る表示装置では、レンチキュラーレンズ10による画素15の虚像あるいは実像の倍率を2倍以下と非常に低くすることが望ましい。レンチキュラーレンズ10によって拡大しすぎると、レンチキュラーレンズ10による像の解像度が低下し、観察レンズ4で生成される虚像も解像度の低い像となってしまう。また、レンチキュラーレンズ10で生成される虚像の倍率が高いと、観察レンズ4による歪曲など像のゆがみが顕著となるため、そのゆがみを抑えるために観察光学系の構成が複雑になる。
これに対し本実施例では、レンチキュラーレンズ10による拡大倍率を低く抑えていることから、観察光学系の構成を複雑化する必要がないばかりか、サイズの小さい観察レンズ4を用いることができるため、装置全体を小型化することが可能である。
このように、レンチキュラーレンズ10の焦点に対する画素の位置、およびレンチキュラーレンズ10による画素の像の位置と観察レンズ4の焦点位置との関係を規定して、眼前の所定距離に生成される虚像を観察するための光学的条件を明確にすることにより、表示品質の高い立体画像を得ることができる。また、立体表示のための視差を生成するために視差バリアを用いることなくレンチキュラーレンズ10を用いているので、明るい立体画像を観察することができる。
また、本実施例では、観察レンズ4として両凸レンズを採用しているため、光軸に対して対称な光学系を構成することができ、像の歪みが少ない立体虚像を得ることができる。
なお、両凸レンズに代えて凹面鏡を採用することもできる。以下に、観察光学系として凹面鏡を備えた電気光学装置を具備する電子機器の一実施形態について述べる。
[電子機器]
図6は、電子機器の一実施形態であるヘッドアップディスプレイ1700の概略構成図である。図7は、ヘッドアップディスプレイ1700の画像を車両運転席から見た図である。
図6において車両70はセダンタイプの乗用自動車である。ヘッドアップディスプレイ1700は、電気光学装置100と、電気光学装置100から射出された光L(画像光)をフロントウィンドウ72上に投射する凹面鏡(観察光学系)71と、フロントウィンドウ72上に投射された光を運転席に向けて反射するハーフミラー74と、を備えている。
電気光学装置100はダッシュボード73の内部に収納されている。ダッシュボード73には、フロントウィンドウ72の下部に、光Lを透過するための開口部73Hが設けられており、該開口部73Hを介して、凹面鏡71で反射された光Lがハーフミラー74上に投影されるようになっている。投影された画像は虚像Iとして車両の乗員Cに視認される。
ハーフミラー74は、例えばシート状の膜として構成されるが、フロントウィンドウ72の表面を処理することにより光Lの一部を反射させるようにしても良い。図7に示すように、ハーフミラー74は運転席の正面に配置されている。ハーフミラー74上には、速度メータやガソリン残量、警告等の情報が表示される。乗員Cは運転中に視線を大きく動かさずにこれらの情報を視認することができる。
また、電気光学装置100は狭いダッシュボード73に設置されるため、小型高精細で発熱の少ない表示装置が望ましいが、本実施形態の電気光学装置100は、パララックスバリアを用いることなくレンチキュラーレンズを用いて高精細且つ高光利用効率を実現しているため、ヘッドアップディスプレイとしては最適な構成である。また、小型化された電気光学装置を具備する電子機器においても小型化が実現できるため、車両70内に搭載する場所の確保も容易になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本発明の電気光学表示装置をヘッドアップディスプレイだけでなく、ヘッドマウントディスプレイにも応用することが可能である。さらに、表示素子としては、液晶パネル以外の表示素子を適用することも可能である。
1…電気光学装置、3…照明装置、4…観察レンズ(観察光学系)、5…液晶パネル(表示素子)、6a,6b…偏光板(表示素子)、9…液晶層(電気光学層)、10…レンチキュラーレンズ、15…画素、1700…ヘッドアップディスプレイ(電子機器)、M,N,T…虚像、S…実像、P1…レンチキュラーレンズの前側焦点、Q1…観察レンズの前側焦点

Claims (7)

  1. 複数の画素を有する表示素子と、
    前記表示素子の視認側に配置され、前記画素を空間的に分離するレンチキュラーレンズと、
    前記レンチキュラーレンズよりも視認側に配置された観察光学系と、を備え、
    前記レンチキュラーレンズによる前記画素の像が前記観察光学系と前記観察光学系の前側焦点との間に形成されることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記レンチキュラーレンズと該レンチキュラーレンズの前側焦点との間に前記画素が位置することを特徴とする請求項1記載の電気光学装置。
  3. 前記レンチキュラーレンズと前記画素との間に前記レンチキュラーレンズの前側焦点が位置することを特徴とする請求項1記載の電気光学装置。
  4. 前記観察光学系が凸レンズ作用を有する光学系であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  5. 前記レンチキュラーレンズの倍率が2倍以下であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  6. 前記表示素子は、
    電気光学層を一対の基板で挟持してなる液晶パネルと、
    前記液晶パネルの外面側にそれぞれ配置される一対の偏光板と、を備え、
    前記レンチキュラーレンズは、前記表示素子の視認側に配置される一方の前記基板と一方の前記偏光板との間に配置されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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