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JP2011083510A - 刺繍データ処理装置、ミシン、刺繍データ処理プログラム、および刺繍データ処理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

刺繍データ処理装置、ミシン、刺繍データ処理プログラム、および刺繍データ処理プログラムを記憶した記憶媒体 Download PDF

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JP2011083510A
JP2011083510A JP2009240060A JP2009240060A JP2011083510A JP 2011083510 A JP2011083510 A JP 2011083510A JP 2009240060 A JP2009240060 A JP 2009240060A JP 2009240060 A JP2009240060 A JP 2009240060A JP 2011083510 A JP2011083510 A JP 2011083510A
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embroidery
embroidery pattern
sewing
sewable
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JP2009240060A
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Hirotsugu Takahata
博嗣 高畠
Harumi Kato
はるみ 加藤
Shinji Tashiro
慎治 田代
Tsuneo Okuyama
恒雄 奥山
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/10Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C5/00Embroidering machines with arrangements for automatic control of a series of individual steps
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Abstract

【課題】縫製領域に適した刺繍模様を抽出してユーザに提示することができる刺繍データ処理装置、ミシン、刺繍データ処理プログラム、および刺繍データ処理プログラムを記憶した記憶媒体を提供する。
【解決手段】ミシンは、刺繍模様を縫製できる領域である縫製可能領域αを設定する(S11)。設定した縫製可能領域αの大きさを特定する量である特徴量を算出する(S12)。算出した特徴量と、メモリカードに記憶されている刺繍データによって縫製される刺繍模様の特徴量とを比較する(S13)。比較結果から、縫製可能領域αに収まる刺繍模様を抽出する(S14)。ミシンは、抽出した刺繍模様を並べて、液晶ディスプレイに表示する(S18)。
【選択図】図6

Description

本発明は、ユーザが所望する刺繍模様を縫製するための刺繍データ処理装置、ミシン、刺繍データ処理プログラム、および刺繍データ処理プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
従来、ユーザが、あらかじめ記憶された多数の刺繍データの中から所望する1つを選択することで、所望の刺繍模様の縫製をミシンに実行させる技術が知られている。ミシンに刺繍模様を縫製させる場合、ユーザが所望する刺繍模様が、刺繍模様を縫製する縫製領域に収まらなければならない。そこで、特許文献1に記載の刺繍機は、加工布に取り付けられた標識を光学的に検出することで、縫製領域を検出する。ユーザが選択した刺繍模様が、検出した縫製領域に合致するように、刺繍データを変換することで刺繍模様の拡大、縮小、変形等の加工を行っている。
実公平5−38705号公報
縫製領域に合致するように刺繍模様が加工されて縫製が行われた場合、刺繍模様の縫い上がりが、ユーザの希望とは異なる縫い上がりとなるおそれがある。よって、刺繍模様を加工することなく縫製が行われることが望ましい。しかし、縫製領域に合致した刺繍模様であるか否かをユーザが自ら判断することは煩雑、且つ困難であった。
本発明は、縫製領域に適した刺繍模様を抽出してユーザに提示することができる刺繍データ処理装置、ミシン、刺繍データ処理プログラム、および刺繍データ処理プログラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様に係る刺繍データ処理装置は、刺繍縫製可能なミシンで加工布に刺繍模様を縫製するための刺繍データを処理する刺繍データ処理装置であって、刺繍模様を縫製できる領域である縫製可能領域を設定する領域設定手段と、前記領域設定手段によって設定された縫製可能領域の大きさを特定する量である特徴量を算出する算出手段と、データを記憶する記憶手段に記憶された前記刺繍データによって縫製される刺繍模様の大きさを特定する特徴量を、前記算出手段によって算出された前記縫製可能領域の特徴量と比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果から、前記縫製可能領域に収まる刺繍模様を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された刺繍模様をユーザに報知する報知手段とを備えている。
第一の態様に係る刺繍データ処理装置は、刺繍模様を縫製できる領域である縫製可能領域を設定し、縫製可能領域に収まる刺繍模様を抽出してユーザに報知することができる。従って、ユーザは、刺繍模様を加工することなく縫製可能領域に縫製することができる刺繍模様を、容易且つ正確に把握することができる。
前記刺繍データ処理装置は、前記抽出手段によって抽出された複数の刺繍模様を特定の順序に配列する配列手段をさらに備えてもよい。前記報知手段は、前記抽出手段によって抽出された刺繍模様を表示する表示手段であってもよい。前記表示手段は、前記配列手段によって配列された順序に従って前記複数の刺繍模様を並べて表示する。この場合、ユーザは、縫製を行う候補として表示された複数の刺繍模様を、特定の順序に従って的確に把握することができる。
前記領域設定手段は、前記縫製可能領域内の領域であって、縫製される刺繍模様の最小の大きさを特定する領域である最小縫製領域をさらに設定してもよい。前記算出手段は、前記縫製可能領域の特徴量と前記最小縫製領域の特徴量とを算出する。前記比較手段は、刺繍模様の特徴量を、前記算出手段によって算出された前記縫製可能領域の特徴量、および前記最小縫製領域の特徴量と比較し、前記抽出手段は、前記比較手段による比較結果から、前記縫製可能領域に収まり、且つ刺繍模様の特徴量が前記最小縫製領域の特徴量以上である刺繍模様を抽出する。この場合、刺繍データ処理装置は、最小縫製領域よりも特徴量が小さい刺繍模様については、縫製を行う候補として抽出しない。従って、ユーザは、所望の最小縫製領域を刺繍データ処理装置に設定させることで、所望の大きさに近い刺繍模様をより容易に把握することができる。
前記刺繍データ処理装置は、前記縫製可能領域に収まり、且つ前記最小縫製領域に重複する範囲内で、前記抽出手段によって抽出された一の刺繍模様の位置を調整する調整手段をさらに備えてもよい。この場合、ユーザは、最小縫製領域の位置を基準として、刺繍模様が縫製される位置を容易に調整することができる。
前記算出手段は、少なくとも、前記領域設定手段によって設定された前記縫製可能領域に収まる最大の矩形の幅および高さを前記縫製可能領域の前記特徴量として算出するとよい。この場合、刺繍データ処理装置は、縫製可能領域の形状に関わらず、縫製可能領域に収まる刺繍模様の抽出処理を容易且つ的確に行うことができる。
前記領域設定手段は、画像を表示する表示手段に表示された加工布上に、ユーザによって操作される操作手段の操作に応じて前記縫製可能領域を設定してもよい。ユーザは、表示手段に表示された加工布を見ながら操作手段を操作することで、加工布上の適切な位置に、適切な大きさの縫製可能領域を設定することができる。
前記領域設定手段は、加工布を撮像する撮像手段によって撮像された前記加工布の画像データから、前記加工布に配置された配置領域を認識し、認識した前記配置領域を前記縫製可能領域に設定してもよい。ユーザは、加工布に配置領域を配置して撮像手段に撮像させることで、加工布上の適切な位置に、適切な大きさの縫製可能領域を設定することができる。
本発明の第二の態様に係るミシンは、前記刺繍データ処理装置と、加工布を撮像する撮像手段と、前記報知手段によって報知された刺繍模様から、前記加工布に縫製する刺繍模様をユーザの選択に応じて決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された刺繍模様を、前記撮像手段によって撮像された前記加工布上の前記刺繍可能領域内に縫製する縫製手段とを備えている。
第二の態様に係るミシンによると、ユーザは、刺繍模様の加工をすることなく縫製可能領域に縫製することができる刺繍模様を、容易且つ正確に把握することができる。さらに、ミシンは、撮像手段によって撮像された加工布上の縫製可能領域内の適切な位置に、ユーザが選択した刺繍模様を正確に縫製することができる。よって、ユーザは、報知された刺繍模様から所望の刺繍模様を選択するだけで、加工布上の縫製可能領域内に所望の刺繍模様を縫製することができる。ユーザは、刺繍模様を選択した後に加工布の位置を設定し直す等の煩雑な処理を行う必要もない。
本発明の第三の態様に係る刺繍データ処理プログラムは、刺繍縫製可能なミシンで加工布に刺繍模様を縫製するための刺繍データを処理する刺繍データ処理プログラムであって、コンピュータに、刺繍模様を縫製できる領域である縫製可能領域を設定する領域設定ステップと、前記領域設定ステップによって設定された縫製可能領域の大きさを特定する量である特徴量を算出する算出ステップと、データを記憶する記憶手段に記憶された前記刺繍データによって縫製される刺繍模様の大きさを特定する特徴量を、前記算出ステップによって算出された前記縫製可能領域の特徴量と比較する比較ステップと、前記比較ステップによる比較結果から、前記縫製可能領域に収まる刺繍模様を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップによって抽出された刺繍模様をユーザに報知する報知ステップとを実行させることを特徴とする。
第三の態様に係る刺繍データ処理プログラムをコンピュータに実行させることで、縫製可能領域に収まる刺繍模様が抽出されて、ユーザに報知される。従って、ユーザは、刺繍模様を加工することなく縫製可能領域に縫製することができる刺繍模様を、容易且つ正確に把握することができる。
本発明の第四の態様に係る記憶媒体は、前記刺繍データ処理プログラムを記憶している。従って、第四の態様に係る記憶媒体に記憶された刺繍データ処理プログラムをコンピュータに実行させることで、ユーザは、刺繍模様を加工することなく縫製可能領域に縫製することができる刺繍模様を、容易且つ正確に把握することができる。
ミシン1の全体斜視図である。 ミシン1の電気的構成を示すブロック図である。 メモリカード70の刺繍模様データテーブル記憶エリア71に記憶されている刺繍模様データテーブルの模式図である。 縫製可能領域に収まる刺繍模様が抽出される前に液晶ディスプレイ10に表示される刺繍模様の一覧を示す図である。 ミシン1が行うメイン処理のフローチャートである。 メイン処理中に実行される第一抽出処理のフローチャートである。 第一抽出処理中に実行される特徴量算出処理のフローチャートである。 縫製可能領域αの特徴量を算出する態様を示す模式図である。 第一抽出処理中に実行される配列処理のフローチャートである。 メイン処理中に実行される第一縫製処理のフローチャートである。 メイン処理中に実行される第二抽出処理のフローチャートである。 メイン処理中に実行される第二縫製処理のフローチャートである。 縫製可能領域αのみが設定された場合に液晶ディスプレイ10に表示される刺繍模様の一例を示す図である。 図13における縫製可能領域αに加えて最小縫製領域βが設定された場合に液晶ディスプレイ10に表示される刺繍模様の一例を示す図である。 第一変形例に係るミシン1が行うメイン処理のフローチャートである。
以下、本発明に係る刺繍データ処理装置の一実施の形態であるミシン1について、図面を参照して説明する。なお、参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いるものである。図面に記載している装置の構成、各種処理のフローチャート等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照して、ミシン1の物理的構成について説明する。図1の紙面右手前側を、ミシン1の前端側(正面側)とする。図1の紙面左奥側を、ミシン1の後端側とする。図1の紙面右側を、ミシン1の右側とする。図1の紙面左側を、ミシン1の左側とする。ミシン1は、ミシンベッド2、脚柱部3、アーム部4、および頭部5を備える。ミシンベッド2は左右方向に延びており、ミシン1を支持する。脚柱部3は、ミシンベッド2の右端部から上方へ延びる。アーム部4は、ミシンベッド2と対向するように、脚柱部3の上端から左方へ延びる。頭部5は、アーム部4の左先端部に設けられている。頭部5は、針棒7および押え棒8等を備える。ミシン1は、ミシンモータ79(図2参照)、主軸(図示せず)、針棒上下動機構(図示せず)等を内部に備えている。
ミシンベッド2には、刺繍枠移動装置14が装着されている。刺繍枠移動装置14には、刺繍枠12が装着されている。刺繍枠12は、加工布13を保持し、刺繍枠移動装置14によってX軸方向(ミシン1の左右方向)およびY軸方向(ミシン1の前後方向)に移動する。ミシン1は、刺繍枠12に保持された加工布13を刺繍枠移動装置14によって移動しながら、針棒7等を駆動することで、刺繍模様の縫製を実行する。刺繍枠移動装置14、および針棒7等の動作は、刺繍データに基づいて、ミシン1のCPU61(図2参照)によって制御される。
脚柱部3は、液晶ディスプレイ10を正面に備える。液晶ディスプレイ10の表面には、タッチパネル16が設けられている。液晶ディスプレイ10は、カラー表示が可能なディスプレイであって、刺繍模様および入力キー等を表示する。液晶ディスプレイ10に表示された刺繍模様または入力キーの表示位置に対応したタッチパネル16の部分にユーザが触れることで、ユーザが所望する刺繍模様または動作指示がミシン1に入力される。また、後述するイメージセンサ50によって撮像された画像が、液晶ディスプレイ10に表示される。ユーザは、指またはタッチペン(図示せず)を用いてタッチパネル16を操作することで、刺繍模様が縫製される領域を指定することもできる。脚柱部3の右側面には、メモリカード70(図2参照)を装着するカードスロット17(図2参照)が設けられている。
アーム部4は、縫製に用いられる糸駒(図示せず)等を内部に備える。アーム部4および頭部5の正面に設けられている正面カバー19には、縫製開始・停止スイッチ21、返し縫いスイッチ22等の操作スイッチが設けられている。縫製開始・停止スイッチ21は、縫製の開始及び停止を指示するためのスイッチである。返し縫いスイッチ22は、送り歯(図示せず)により加工布(図示せず)を通常とは逆方向である後方から前方へ送るためのスイッチである。また、正面カバー19には、縫製速度(主軸の回転速度)を調整する速度調整摘み23が設けられている。さらに、正面カバー19の内部における左側の下端部25には、イメージセンサ50(図2参照)が配設されている。
イメージセンサ50は周知のCMOSイメージセンサである。イメージセンサ50は下方へ向けて取り付けられており、針棒7に装着された縫針(図示せず)が挿通する針落ち点の近傍を撮像することができる。イメージセンサ50はCCDカメラであってもよいし、他の撮像素子であってもよい。
図2を参照して、ミシン1の主な電気的構成について説明する。ミシン1は、CPU61、ROM62、RAM63、EEPROM64、カードスロット17、外部アクセスRAM68、入力インターフェイス65、出力インターフェイス66等を有し、これらはバス67によって相互に接続されている。
CPU61は、制御プログラムに従って各種演算および処理を実行し、ミシン1の制御を司る。ROM62は、読み出し専用の記憶素子であり、制御プログラム等を記憶する。RAM63は、任意に読み書き可能な記憶素子である。RAM63は、イメージセンサ50によって撮像された画像のデータ、後述する刺繍模様の特徴量等の各種データを一時的に記憶する。EEPROM64は不揮発性のメモリであり、液晶ディスプレイ10に表示されるメッセージおよび操作キー等の画像データを含む種々のデータを記憶する。外部アクセスRAM68は、カードスロット17に接続されたメモリカード70から、刺繍データ等の各種データを読み出す。本実施の形態では、外部アクセスRAM68に接続されるメモリカード70は、複数の刺繍模様に関する各種データを記憶する刺繍模様データテーブル記憶エリア71を備えている。刺繍模様データテーブルについては後述する。
入力インターフェイス65には、縫製開始・停止スイッチ21、返し縫いスイッチ22、速度調整摘み23、タッチパネル16、イメージセンサ50等が接続されている。出力インターフェイス66には、駆動回路73〜77が電気的に接続されている。駆動回路73は、送り量調整用パルスモータ78を駆動する。送り量調整用パルスモータ78は、送り歯(図示せず)による加工布の送り量を調整するモータである。駆動回路74は、ミシンモータ79を駆動する。ミシンモータ79は主軸を回転させる。駆動回路75はX軸モータ80を駆動し、駆動回路76はY軸モータ81を駆動する。X軸モータ80およびY軸モータ81は、刺繍枠移動装置14に内蔵されている。X軸モータ80は、刺繍枠12をX軸方向(左右方向)に移動させる。Y軸モータ81は、刺繍枠12をY軸方向(前後方向)に移動させる。駆動回路77は、液晶ディスプレイ10を駆動する。
図3および図4を参照して、メモリカード70に記憶されている刺繍模様データテーブルについて説明する。刺繍模様データテーブルに含まれるデータには、管理ID、ファイル名、幅、高さ、糸色リスト、分類、画像データ、および刺繍データがある。
管理IDは、刺繍模様に関するデータを管理するために、それぞれの刺繍模様のデータに付されたIDである。ファイル名は、刺繍模様のデータファイルの各々に付された名称である。幅は、刺繍模様の全体が収まる最小の矩形の幅であり、高さは、この最小の矩形の高さである。従って、刺繍模様データテーブルに記憶されている幅および高さの矩形よりも大きい矩形の領域があれば、刺繍模様はその領域に縫製することができる。糸色リストは、刺繍模様の縫製に使用する糸の色のリストである。分類は、刺繍模様が属する分類を示す。図3に示す例では、各刺繍模様は、「乗り物」および「動物」の2つの分類のいずれかに属している。画像データは、刺繍データに従って縫製される刺繍模様を液晶ディスプレイ10に表示させるためのデータである。刺繍データは、ミシン1に刺繍模様を縫製させるためのデータである。
幅および高さのデータは、縫製可能領域に収まる刺繍模様を抽出する場合、および抽出した刺繍模様を配列する場合に用いられる。糸色リストおよび分類のデータは、刺繍模様を配列する場合、およびユーザが所望する分類の刺繍模様を抽出する場合等に用いられる。
図4は、図3に示す刺繍模様データテーブルに記憶されている全ての刺繍模様についての画像を表示した場合の液晶ディスプレイ10の画面を示す。ミシン1は、ユーザからの指示に応じて、刺繍模様データテーブルに記憶されている画像データを適宜液晶ディスプレイ10に表示させることができる。ここで、液晶ディスプレイ10に表示されている刺繍模様は、カラー表示されているものとする。上段には、左から順に管理ID「1」〜「5」の刺繍模様の画像が表示されている。同様に、上から2段目には管理ID「6」〜「10」、3段目には「11」〜「15」、下段には「16」〜「20」の刺繍模様の画像が左から順に表示されている。ミシン1は、刺繍模様の画像と共に、前述した幅および高さを表示する。よって、ユーザは、液晶ディスプレイ10を見ることで、刺繍模様の大きさ、使用される糸の色、刺繍模様の分類(乗り物であるか動物であるか)を把握することができる。
さらに、ミシン1は、縫製可能領域に収まる刺繍模様を抽出し、抽出した刺繍模様のみを液晶ディスプレイ10に表示させることができる。ユーザは、刺繍可能領域に収まる刺繍模様を容易かつ正確に把握できる。ユーザは、抽出された刺繍模様から所望の刺繍模様を決定する。ミシン1は、決定された刺繍模様を、加工布13上の適切な位置に縫製することができる。これらの処理について、以下詳細に説明する。
図5〜図12を参照して、本実施の形態に係るミシン1が行うメイン処理について説明する。ユーザがタッチパネル16を操作し、適切な刺繍模様を抽出する処理の実行を指示すると、CPU61は、ROM62に記憶されたプログラムに従って、図6に示すメイン処理を実行する。
本実施の形態では、ユーザは、メイン処理を開始させる前に、刺繍模様を施す加工布13を刺繍枠12に保持させ、その刺繍枠12を刺繍枠移動装置14に装着しておく(図1参照)。このとき、ユーザは、加工布13上の縫製を行う位置に、閉領域(以下、「配置領域」という。)を配置しておく。配置領域の配置方法は、イメージセンサ50により撮像された画像に基づいて、ミシン1が配置領域の境界を認識できる方法であればよい。例えば、ユーザが、加工布13の色とは異なる色のチャコペンで、加工布13に配置領域の輪郭線を書き込む方法とする。詳細は後述するが、ミシン1は、イメージセンサ50により撮像された画像の各画素の濃淡情報を取得し、濃淡情報に基づいて配置領域の境界を認識する。また、加工布13に輪郭線を書き込むのではなく、種類が異なる円形・矩形等の枠部材(図示せず)をあらかじめ用意しておき、この枠部材を加工布13上に配置する方法を用いても良い。
本実施の形態では、ユーザは、1つまたは2つの配置領域を配置することができる。ユーザが1つの配置領域を配置した場合、ミシン1は、その1つの配置領域を、刺繍模様を縫製できる領域である縫製可能領域として処理を行う。また、ユーザは、1つの配置領域内に別の配置領域をさらに配置することもできる。この場合、ミシン1は、大きい領域を縫製可能領域とする。そして、その縫製可能領域内の小さい配置領域を、縫製される刺繍模様の最小の大きさを特定する領域である最小縫製領域とする。
さらに、本実施の形態では、縫製したい刺繍模様の分類をあらかじめ指定することもできる。分類を指定しておけば、ミシン1は、ユーザによって指定された分類に属する刺繍模様のみを抽出してユーザに報知することができる。ユーザは、以上の手順を経た後、メイン処理を開始させる。
図5に示すように、メイン処理が開始されると、イメージセンサ50によって加工布13が撮像される(S1)。撮像画像に対して周知の画像処理が行われ、画素毎に濃淡情報が取得される(S2)。取得された濃淡情報が二値化される(S3)。二値化された濃淡情報に基づいて配置領域の輪郭線を検出することで、ユーザが加工布13に配置した配置領域が認識される(S4)。
2つの配置領域が認識されたか否かが判断される(S5)。配置領域が1つ認識された場合には(S5:NO)、第一抽出処理(S6)、および第一縫製処理(S7)が行われて、メイン処理は終了する。認識された1つの配置領域内に別の配置領域が認識され、計2つの配置領域が認識された場合には(S5:YES)、第二抽出処理(S8)、および第二縫製処理(S9)が行われて、メイン処理は終了する。
図6を参照して、第一抽出処理について説明する。第一抽出処理は、ユーザが加工布13に配置した配置領域が1つである場合に刺繍模様を抽出する処理である。まず、認識された1つの配置領域が、縫製可能領域αに設定される(S11)。設定された縫製可能領域αの特徴量が、特徴量算出処理によって算出される(S12)。特徴量とは、少なくとも領域の大きさを特定する量である。本実施の形態では、幅および高さの2つの量が特徴量として用いられる。特徴量算出処理では、縫製可能領域αに収まる最大の矩形の幅および高さが、設定された縫製可能領域αの特徴量として算出される。
図7および図8に示すように、特徴量算出処理では、閉領域である縫製可能領域αの境界上の端点(図8における点85,86,87,88,89)の座標が取得される(S21)。その結果、領域内の点の座標を割り出すことができる。次いで、領域内の点のうち4つの点を角とする最大の矩形(図8における矩形90)が取得される(S22)。取得された矩形の幅および高さが、縫製可能領域αの特徴量に設定される(S23)。以上の処理によって特徴量を算出することで、設定された縫製可能領域αの形状が複雑であるか否かに関わらず、刺繍模様を縫製することができる領域の大きさを容易に特定することができる。処理は、第一抽出処理へ戻る。
図6の説明に戻る。特徴量算出処理(S12)が終了すると、刺繍模様データテーブル(図3参照)に記憶されている各刺繍模様の特徴量Aと、算出された縫製可能領域αの特徴量Bとが比較される(S13)。刺繍模様データテーブル中の刺繍模様から、特徴量Aが縫製可能領域αの特徴量B以下である刺繍模様が抽出される(S14)。換言すると、幅および高さが共に縫製可能領域αに収まる刺繍模様が抽出される。より具体的には、算出された縫製可能領域αの幅以下の幅であり、且つ縫製可能領域αの高さ以下の高さである刺繍模様が抽出される。
ユーザが所望する刺繍模様の分類が指定されているか否かが判断される(S15)。前述したように、ユーザは、縫製したい刺繍模様の分類をあらかじめ指定しておくことができる。分類が指定されていなければ(S15:NO)、処理はそのままS17へ移行する。分類が指定されていれば(S15:YES)、縫製可能領域αに収まる刺繍模様として既に抽出された刺繍模様から、指定された分類に属する刺繍模様のみがさらに抽出される(S16)。次いで、抽出された刺繍模様を特定の順序に配列する配列処理が行われる(S17)。
図9に示すように、配列処理が開始されると、刺繍模様データテーブル(図3参照)から、抽出された刺繍模様のデータが取得される(S31)。取得されたデータの幅と高さとをかけることで、抽出された刺繍模様の領域の面積、すなわち、刺繍模様を包含する矩形の面積が算出される(S32)。算出された面積が大きい順に刺繍模様のデータが配列される(S33)。処理は第一抽出処理へ戻る。図6に示すように、配列処理(S17)が終了すると、配列処理で配列された順序に従って、抽出された刺繍模様が液晶ディスプレイ10に並べて表示される(S18)。処理はメイン処理(図5参照)に戻り、第一縫製処理が行われる(S7)。
図10に示すように、第一縫製処理では、液晶ディスプレイ10に表示された刺繍模様のうちの1つがユーザによって選択されたか否かが判断される(S41)。選択されるまで、この判断が繰り返し行われる(S41:NO)。ユーザがタッチパネル16を操作し、刺繍模様を1つ選択すると(S41:YES)、選択された刺繍模様が、加工布13に実際に縫製する刺繍模様に決定される(S42)。決定された刺繍模様と縫製可能領域αとが、両者の中心が一致するように液晶ディスプレイ10に表示される(S43)。また、液晶ディスプレイ10の一部分には、選択された刺繍模様を縫製する位置を、前後方向(液晶ディスプレイ10上では上下方向)または左右方向に移動させる十字キー(図示せず)も表示される。次いで、タッチパネル16により十字キーが操作されたか否かが判断される(S44)。十字キーが操作されていなければ(S44:NO)、処理はそのままS46の判断へ移行する。十字キーが操作された場合(S44:YES)、設定された縫製可能領域αに刺繍模様の全体が収まる範囲内で、縫製可能領域α内における刺繍模様の位置が、操作された十字キーに従って調整される(S45)。次いで、縫製開始・停止スイッチ21(図1および図2参照)が操作されたか否かが判断される(S46)。操作されていなければ(S46:NO)、処理はS44の判断へ戻る。スイッチが操作されると(S46:YES)、撮像された加工布13上の縫製可能領域α内における、十字キーによって調整された位置に、ユーザが選択した刺繍模様が刺繍データに従って縫製される(S47)。処理はメイン処理に戻り、メイン処理は終了する。
次に、図11および図12を参照して、第二抽出処理および第二縫製処理について説明する。図11に示す第二抽出処理は、ユーザが加工布13に配置した配置領域が2つである場合に刺繍模様を抽出する処理である。まず、認識された2つの配置領域のうち大きい領域が、縫製可能領域αに設定される(S51)。大きい配置領域内に認識された小さい領域が、縫製される刺繍模様の最小の大きさを特定するための最小縫製領域βに設定される(S52)。設定された2つの領域αおよびβのそれぞれに対し、特徴量算出処理が行われる(S53)。この処理は、図7に示す処理と同じであり、領域に収まる最大の矩形の幅および高さが特徴量として算出される。
刺繍模様データテーブル(図3参照)に記憶されている各刺繍模様の特徴量Aと、縫製可能領域αの特徴量Bと、最小縫製領域βの特徴量Cとが比較される(S54)。刺繍模様データテーブル中の刺繍模様から、特徴量Aが縫製可能領域αの特徴量B以下であり、且つ最小縫製領域βの特徴量C以上である刺繍模様が抽出される(S55)。換言すると、幅および高さが共に縫製可能領域αに収まり、且つ幅および高さが共に最小縫製領域β以上である刺繍模様が抽出される。次いで、ユーザが所望する刺繍模様の分類が指定されているか否かが判断される(S56)。指定されていなければ(S56:NO)、処理はそのままS58へ移行する。分類が指定されていれば(S56:YES)、指定された分類に属する刺繍模様がさらに抽出される(S57)。次いで、配列処理が行われる(S58)。この配列処理は、図9に示す処理と同じであるため、説明を省略する。配列処理で配列された順序に従って、抽出された刺繍模様が液晶ディスプレイ10に並べて表示される(S59)。処理はメイン処理(図5参照)に戻り、第二縫製処理が行われる(S9)。
図12に示すように、第二縫製処理が開始されると、抽出された刺繍模様のうちの1つがユーザによって選択されたか否かが判断され(S61)、選択されるまでこの判断が繰り返し行われる(S61:NO)。刺繍模様が1つ選択されると(S61:YES)、選択された刺繍模様が、加工布13に縫製する刺繍模様に決定される(S62)。決定された刺繍模様が、縫製可能領域αに収まるように、且つ最小縫製領域βに重なるように、液晶ディスプレイ10に表示される(S63)。タッチパネル16上の十字キーが操作されたか否かが判断される(S64)。操作されていなければ(S64:NO)、処理はそのままS66の判断へ移行する。十字キーが操作されると(S64:YES)、縫製可能領域α内で、且つ最小縫製領域βと重複する範囲内で、刺繍模様の位置が操作に応じて調整される(S65)。次いで、縫製開始・停止スイッチ21が操作されたか否かが判断される(S66)。操作されていなければ(S66:NO)、処理はS64の判断へ戻る。スイッチが操作されると(S66:YES)、縫製可能領域α内の設定された位置に、ユーザが選択した刺繍模様が縫製される(S67)。処理はメイン処理に戻り、メイン処理は終了する。
次に、第一抽出処理および第二抽出処理による刺繍模様の抽出について、具体例を挙げて説明する。まず、ユーザが配置領域を1つ配置し、分類の指定を行っていない場合の例について説明する。ユーザが配置領域を1つ配置してメイン処理(図5参照)を開始させると、メイン処理では1つの配置領域が認識され(S5:NO)、第一抽出処理が行われる(S6)。第一抽出処理(図6参照)では、認識された配置領域が縫製可能領域αに設定され(S11)、縫製可能領域αの特徴量が算出される(S12)。ここで、算出された特徴量が、幅6.2cm、高さ6.0cmであったと仮定する。この場合、刺繍模様データテーブル(図3参照)内の刺繍模様から、幅が6.2cm以下、且つ高さが6.0cm以下である刺繍模様が抽出される(S14)。面積が大きい順に、抽出された刺繍模様が配列されて(S17)、液晶ディスプレイ10に並べて表示される(S18)。表示された結果を図13に示す。図13に表示された刺繍模様は、模様の縮小、変形等の加工を要することなく、縫製可能領域α内に縫製することができる。
次いで、ユーザが配置領域を2つ配置し、「動物」の分類を指定してメイン処理を開始させた場合の例について説明する。メイン処理(図5参照)では、2つの配置領域が認識され(S5:YES)、第二抽出処理が行われる(S8)。第二抽出処理(図11参照)では、認識された大きい配置領域が、縫製可能領域αに設定される(S51)。縫製可能領域α内の小さい領域が、最小縫製領域βに設定される(S52)。2つの領域αおよびβの特徴量が算出される(S53)。ここで、縫製可能領域αの特徴量が、前述した例と同様に幅6.2cm、高さ6.0cmであったと仮定する。また、最小縫製領域βの特徴量が幅0.8cm、高さ2.0cmであったと仮定する。この場合、幅が0.8cm以上6.2cm以下、高さが2.0cm以上6.0cm以下の刺繍模様が抽出される(S55)。さらに、「動物」の分類が指定されているため(S56:YES)、「動物」の分類に属する刺繍模様が抽出される(S57)。面積が大きい順に刺繍模様が配列されて(S58)、液晶ディスプレイ10に表示される(S59)。表示された結果を図14に示す。図14に示すように、第二抽出処理によると、最小縫製領域βよりも小さい刺繍模様は抽出されない。よって、ユーザは、縫製可能領域α内に収まり、且つ所望する大きさを有する刺繍模様を、容易且つ的確に把握することができる。また、ユーザは、所望する分類を指定することで、指定した分類に属する刺繍模様のみを表示させることができる。
以上説明したように、本実施の形態のミシン1は、刺繍模様を縫製できる領域である縫製可能領域αを設定し、縫製可能領域に収まる刺繍模様を抽出してユーザに報知することができる。従って、ユーザは、刺繍模様の加工をすることなく縫製可能領域αに縫製することができる刺繍模様を、容易且つ正確に把握することができる。また、ユーザが2つの配置領域を配置すると、ミシン1は、小さい方の配置領域を最小縫製領域βに設定する。ミシン1は、最小縫製領域βよりも特徴量が小さい刺繍模様を抽出しない。従って、ユーザは、所望する大きさの刺繍模様を容易にミシン1に抽出させることができる。さらに、ユーザは、縫製可能領域αの領域内、且つ最小縫製領域βに重なる範囲内で、刺繍模様の位置を調整することができる。すなわち、最小縫製領域βの位置を基準として、刺繍模様の位置の微調整を容易に行うことができる。
ミシン1は、抽出した刺繍模様を特定の順序に配列して液晶ディスプレイ10に表示することができる。よって、ユーザは、抽出された刺繍模様を、特定の順序に従って的確に把握することができる。また、ミシン1は、縫製可能領域αに収まる最大の矩形の幅および高さを、縫製可能領域αの特徴量として算出する。よって、縫製可能領域αの形状に関わらず、領域内に収まる刺繍模様を容易に抽出することができる。
ミシン1は、イメージセンサ50によって撮像された加工布13の画像データから、加工布13に配置された配置領域を認識し、認識した配置領域を縫製可能領域αまたは最小縫製領域βに設定することができる。よって、ユーザは、加工布13に配置領域を配置してイメージセンサ50に撮像させることで、加工布13上の所望する位置に、所望の大きさの縫製可能領域αおよび最小縫製領域βをミシン1に設定させることができる。また、ミシン1は、イメージセンサ50が撮像した加工布13上の縫製可能領域α内の適切な位置に、ユーザが選択した刺繍模様を正確に縫製することができる。よって、ユーザは、抽出表示された刺繍模様から所望の刺繍模様を選択するだけで、縫製可能領域α内に収まる所望の刺繍模様を加工布13に縫製することができる。ユーザは、刺繍模様を選択した後に加工布13の位置を設定し直す等の煩雑な処理を行う必要もない。
上記実施の形態において、ミシン1が本発明の「刺繍データ処理装置」に相当する。図5のS1〜S4、図6のS11、および図11のS51,S52で縫製可能領域αおよび最小縫製領域βを設定するCPU61が「領域設定手段」として機能する。図7に示す特徴量算出処理を行うCPU61が「算出手段」として機能する。メモリカード70が「記憶手段」に相当する。図6のS13、および図11のS54で特徴量を比較するCPU61が「比較手段」として機能する。図6のS14、および図11のS55で刺繍模様を抽出するCPU61が「抽出手段」として機能する。図6のS18、および図11のS59で刺繍模様を液晶ディスプレイ10に表示させるCPU61が「報知手段」として機能する。
図9に示す配列処理を行うCPU61が「配列手段」として機能する。液晶ディスプレイ10が「表示手段」に相当する。図12のS64,S65で刺繍模様の位置を調整するCPU61が「調整手段」として機能する。イメージセンサ50が「撮像手段」に相当する。図10のS41,S42および図12のS61,S62で加工布13に縫製する刺繍模様を決定するCPU61が「決定手段」として機能する。図10のS47および図12のS67で刺繍模様を縫製する処理を行うCPU61が「縫製手段」として機能する。メイン処理を実行するプログラムを記憶するROM62が「記憶媒体」に相当する。
図5のS1〜S4、図6のS11、および図11のS51,S52で縫製可能領域αおよび最小縫製領域βを設定する処理が「領域設定ステップ」に相当する。図7に示す特徴量算出処理を行う処理が「算出ステップ」に相当する。図6のS13、および図11のS54で特徴量を比較する処理が「比較ステップ」に相当する。図6のS14、および図11のS55で刺繍模様を抽出する処理が「抽出ステップ」に相当する。図6のS18、および図11のS59で刺繍模様を液晶ディスプレイ10に表示させる処理が「報知ステップ」に相当する。
本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、様々な変形が可能であることは言うまでもない。以下、上記実施の形態の変形例について説明する。
まず、図15を参照して、上記実施の形態の第一変形例について説明する。第一変形例に係るミシン1は、縫製可能領域αおよび最小縫製領域βを設定する方法が、上記実施の形態に係るミシン1と異なるのみである。よって、上記実施の形態における処理と同一の処理については説明を省略または簡略化する。上記実施の形態では、ユーザは、加工布13上にあらかじめ配置領域を配置してメイン処理を開始させる。一方、第一変形例では、ユーザはタッチパネル16を操作し、液晶ディスプレイ10に表示された加工布13上に縫製可能領域αおよび最小縫製領域βを設定することができる。ユーザは、刺繍枠12を用いて加工布13をミシン1に固定し、メイン処理を開始させる。
図15に示すように、メイン処理が開始されると、イメージセンサ50によって加工布13が撮像される(S71)。領域設定画面が液晶ディスプレイ10に表示される(S72)。領域設定画面には、加工布13の撮像画像が表示される。次いで、ユーザによる領域設定の操作が受け付けられる(S73)。ユーザは、液晶ディスプレイ10に表示された加工布13上の所望の位置を指またはタッチペン(図示せず)等でトレースすることで、領域を設定する。ユーザによる領域の設定が完了していなければ(S74:NO)、処理はS72へ戻り、設定された領域が液晶ディスプレイ10に表示される。
領域の設定完了を示す指示がユーザによって入力されると(S74:YES)、2つの領域が設定されているか否かが判断される(S75)。設定された領域が1つであれば(S75:NO)、ユーザによって設定された1つの領域が縫製可能領域αに設定されて、その後の処理が行われる(S4,S5)。設定された領域が2つであれば(S75:YES)、大きい領域が縫製可能領域α、小さい領域が最小縫製領域βに設定されて、その後の処理が行われる(S6,S7)。
以上説明したように、第一変形例に係るミシン1によると、ユーザは、液晶ディスプレイ10に表示された加工布13を見ながら、加工布13の適切な位置に適切な大きさの縫製可能領域αおよび最小縫製領域βを設定することができる。ユーザは、加工布13に領域を直接書き込む等の作業を行う必要がない。
次に、上記実施の形態の第二変形例について説明する。第二変形例に係るミシン1は、縫製可能領域αに収まる刺繍模様を、縫製可能領域α内に付された色と同色の糸を多く使用する順に配列する。第二変形例に係る配列処理(図9参照)では、面積算出の処理(S32)の代わりに、縫製可能領域α内に付された色を算出する処理が行われる。S33の処理の代わりに、刺繍模様データテーブル(図3参照)から取得された糸色リストのデータが参照され、算出された色と同じ色の糸を多く使用する順に刺繍模様が配列される。以上のように、抽出された刺繍模様を配列する順序は刺繍模様の面積順に限られない。他にも、管理IDの番号順に配列する方法等を用いることもできる。
上記実施の形態はその他の変更も可能である。上記実施の形態では、縫製可能領域αに収まる刺繍模様を抽出してユーザに報知する処理を、ミシン1が行っている。しかし、周知のパーソナルコンピュータ等の他の機器で上記の処理を行ってもよいことは勿論である。この場合、パーソナルコンピュータが本発明の「刺繍データ処理装置」に相当する。また、上記実施の形態では、メイン処理を行うためのプログラムはROM62に記憶されている。しかし、EEPROM64、図示しないCDROM等の他の記憶媒体にプログラムが記憶されてもよいことは言うまでもない。
上記実施の形態では、幅および高さを特徴量として使用し、刺繍模様の抽出を行っている。しかし、少なくとも領域の大きさを特定することができる量であれば、特徴量として使用することは可能である。例えば、縫製可能領域αに収まる最大の楕円を割り出し、楕円の長径および短径と、刺繍模様全体を取り囲む楕円の長径および短径とを比較して刺繍模様を抽出してもよい。さらに、大きさを特定する量と共に、円形度等の他のパラーメータを特徴量として用いてもよい。
上記実施の形態では、最小縫製領域βの特徴量の算出方法は、縫製可能領域αの特徴量の算出方法と同じである。つまり、最小縫製領域βに収まる最大の矩形の幅および高さが、特徴量として算出されている。しかし、最小縫製領域βの特徴量の算出方法を変更できることは勿論である。例えば、最小縫製領域βの特徴量については、最小縫製領域βが収まる最小の矩形の幅および高さを特徴量として算出してもよい。この場合、最小縫製領域βの全体を覆い隠すことができる大きさの刺繍模様のみが抽出されることとなる。
上記実施の形態では、ミシン1は、縫製可能領域αに収まる刺繍模様から、ユーザが指定した分類に属する刺繍模様をさらに絞り込むことができる。しかし、刺繍模様を絞り込む方法も変更できる。例えば、縫製に使用する糸色の数、色の割合、過去にユーザが選択した刺繍模様の履歴等を用いて絞り込むこともできる。
1 ミシン
10 液晶ディスプレイ
13 加工布
16 タッチパネル
50 イメージセンサ
61 CPU
62 ROM
70 メモリカード

Claims (10)

  1. 刺繍縫製可能なミシンで加工布に刺繍模様を縫製するための刺繍データを処理する刺繍データ処理装置であって、
    刺繍模様を縫製できる領域である縫製可能領域を設定する領域設定手段と、
    前記領域設定手段によって設定された縫製可能領域の大きさを特定する量である特徴量を算出する算出手段と、
    データを記憶する記憶手段に記憶された前記刺繍データによって縫製される刺繍模様の大きさを特定する特徴量を、前記算出手段によって算出された前記縫製可能領域の特徴量と比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果から、前記縫製可能領域に収まる刺繍模様を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された刺繍模様をユーザに報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とする刺繍データ処理装置。
  2. 前記抽出手段によって抽出された複数の刺繍模様を特定の順序に配列する配列手段をさらに備え、
    前記報知手段は、前記抽出手段によって抽出された刺繍模様を表示する表示手段であり、前記配列手段によって配列された順序に従って前記複数の刺繍模様を並べて表示することを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ処理装置。
  3. 前記領域設定手段は、前記縫製可能領域内の領域であって、縫製される刺繍模様の最小の大きさを特定する領域である最小縫製領域をさらに設定し、
    前記算出手段は、前記縫製可能領域の特徴量と前記最小縫製領域の特徴量とを算出し、
    前記比較手段は、刺繍模様の特徴量を、前記算出手段によって算出された前記縫製可能領域の特徴量、および前記最小縫製領域の特徴量と比較し、
    前記抽出手段は、前記比較手段による比較結果から、前記縫製可能領域に収まり、且つ刺繍模様の特徴量が前記最小縫製領域の特徴量以上である刺繍模様を抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の刺繍データ処理装置。
  4. 前記縫製可能領域に収まり、且つ前記最小縫製領域に重複する範囲内で、前記抽出手段によって抽出された一の刺繍模様の位置を調整する調整手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の刺繍データ処理装置。
  5. 前記算出手段は、少なくとも、前記領域設定手段によって設定された前記縫製可能領域に収まる最大の矩形の幅および高さを前記縫製可能領域の前記特徴量として算出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の刺繍データ処理装置。
  6. 前記領域設定手段は、画像を表示する表示手段に表示された加工布上に、ユーザによって操作される操作手段の操作に応じて前記縫製可能領域を設定することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の刺繍データ処理装置。
  7. 前記領域設定手段は、加工布を撮像する撮像手段によって撮像された前記加工布の画像データから、前記加工布に配置された配置領域を認識し、認識した前記配置領域を前記縫製可能領域に設定することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の刺繍データ処理装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の刺繍データ処理装置と、
    加工布を撮像する撮像手段と、
    前記報知手段によって報知された刺繍模様から、前記加工布に縫製する刺繍模様をユーザの選択に応じて決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された刺繍模様を、前記撮像手段によって撮像された前記加工布上の前記刺繍可能領域内に縫製する縫製手段と
    を備えたことを特徴とするミシン。
  9. 刺繍縫製可能なミシンで加工布に刺繍模様を縫製するための刺繍データを処理する刺繍データ処理プログラムであって、
    コンピュータに、
    刺繍模様を縫製できる領域である縫製可能領域を設定する領域設定ステップと、
    前記領域設定ステップによって設定された縫製可能領域の大きさを特定する量である特徴量を算出する算出ステップと、
    データを記憶する記憶手段に記憶された前記刺繍データによって縫製される刺繍模様の大きさを特定する特徴量を、前記算出ステップによって算出された前記縫製可能領域の特徴量と比較する比較ステップと、
    前記比較ステップによる比較結果から、前記縫製可能領域に収まる刺繍模様を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップによって抽出された刺繍模様をユーザに報知する報知ステップと
    を実行させることを特徴とする刺繍データ処理プログラム。
  10. 請求項9に記載の刺繍データ処理プログラムを記憶した記憶媒体。
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