JP2011068390A - 緩衝材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現像剤収容器2が緩衝材1に装着されるときに、固定の対象となる筒状の装着部21の内周面は、第1突出部12の側壁に凸部122にて接し、その外周面は、凸部122の法線方向から見て、凸部122を挟んだ凸部133及び凸部134にて第3突出部14の側壁に接している。このとき、凸部122と凸部133との距離は、凸部122と凸部134との距離よりも小さく、且つ第3突出部14の凸部133におけるz軸方向への突出量は、凸部134のそれよりも大きい。凸部122からの距離が短く、幅方向の接触範囲が狭い凸部133においても、突出量を大きくして接触面積を広げることで、緩衝材1が現像剤収容器2から離脱しにくくなる。
【選択図】図4
Description
本発明の請求項7に係る緩衝材は、請求項6に係る緩衝材において、前記筒状部材の内周面が、前記第3の突出部の側壁から突き出た少なくとも1箇所で接するとともに、前記第1の突出部の側壁の角部である第4の接触領域に接しており、且つ当該筒状部材の外周面が、前記第1の突出部の側壁から突き出た接触領域である第5の接触領域及び第6の接触領域にて前記第1の突出部の側壁に接するよう、当該筒状部材が装着される場合に、前記第1の突出部において、前記第4の接触領域と前記第5の接触領域との距離が、前記第4の接触領域と前記第6の接触領域との距離よりも小さく、且つ前記筒状部材を前記基部から離れる方向に離脱させるときに前記第6の接触領域に生じる摩擦力が、前記第5の接触領域に生じる当該摩擦力よりも大きいことを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、利用者にとって筒状部材を装着しやすくすることができるとともに、筒状部材を離脱させにくくすることができる。
請求項3に係る発明によれば、固定の対象となる筒状部材が装着されたときに、その筒状部材を離脱させにくくすることができる。
請求項4に係る発明によれば、利用者にとって筒状部材を装着しやすくすることができるとともに、筒状部材を離脱させにくくすることができる。
請求項5に係る発明によれば、利用者にとって筒状部材をさらに装着しやすくすることができる。
請求項6に係る発明によれば、筒状部材の周方向への移動を抑制することができる。
請求項7に係る発明によれば、利用者にとって筒状部材を装着しやすくするとともに、筒状部材の周方向への移動を抑制することができる。
図1は、本発明の一実施形態である緩衝材の概要を説明する図である。
同図に示すように、本実施形態の緩衝材1は、製品である現像剤収容器2に装着され、梱包箱3内において現像剤収容器2の位置を固定するものである。梱包箱3の内部では、緩衝材1は、現像剤収容器2と梱包箱3との間に位置し、梱包箱3が外部から受ける衝撃を緩衝して現像剤収容器2を保護する。緩衝材1は、例えば樹脂を材料として形成されるが、衝撃の吸収に優れた材料が選択されるとよい。現像剤収容器2は、特定の色の現像剤(トナー)を内部に収容する円柱状の部材であり、一方の先端付近には緩衝材1が装着される装着部21を有している。装着部21は筒状の部材として形成されている。装着部21の筒状の内側にはメモリ(図示せず)が設けられている。このメモリは、現像剤収容器2が装着された装置によって情報の読み書きがなされ、現像剤収容器2の現像剤の残量に関する情報などを記憶する。現像剤収容器2は、図示せぬ電子写真方式の画像形成装置に着脱自在に構成されており、画像形成装置に装着されて画像を形成する処理が実行されたときには、画像形成を行う機構に現像剤を排出する。現像剤収容器2に収容された現像剤が消費されて空になったときには、利用者によって画像形成装置から取り外されて新品のものと交換される。このとき、利用者は、緩衝材1に装着された新品の現像剤収容器2を梱包箱3から取り出し、緩衝材1を取り外す。そして、利用者は、現像剤収容器2を画像形成装置に装着し、図1に矢印で示すように、画像形成装置から取り外した使用済みの現像剤収容器2に緩衝材1を装着して、梱包箱3に収納する。
図2は、緩衝材1の外観を示す斜視図である。図3は、現像剤収容器2が装着されたときの緩衝材1の周辺の外観の様子を示す図である。図4は、図3中の切断線IV-IVで切断したときの装着部21及び緩衝材1の断面を表す図である。これらの図に示すように、緩衝材1は底面が略長方形に形成された部材である。以下の説明では、緩衝材1の底面の一辺の方向にx軸を定め、x軸に直交し、緩衝材1の他辺の方向にy軸を定め、x軸及びy軸に直交し、現像剤収容器2が着脱される方向である図中白抜きの矢印方向にz軸を定めて、緩衝材1の構成を説明する。
外縁部15は、緩衝材1の外縁に沿って基部11から突出した部位である。外縁部15は、緩衝材1に現像剤収容器2が装着されたときに、装着部位の外周面に外部からの衝撃が直接的に加わらないようにするために設けられている。
なお、第1突出部12、第2突出部13及び第3突出部14の突出方向はz軸方向であり、その突出方向に直交する方向がxy平面方向である。
現像剤収容器2の装着部21の内周面は、第3突出部14の凸部145に接しており、且つ第1突出部12の凸部123を第4の接触領域として接している。また、現像剤収容器2の装着部21の外周面は、第1突出部12の凸部123の法線方向から見て、凸部123を挟んだ第5の接触領域である凸部133、及び第6の接触領域である凸部134にて、第2突出部13の側壁に接している。このように、緩衝材1は、現像剤収容器2を2方向で装着し得るように構成されており、利用者が回転方向を意識しなくても緩衝材1に装着しやすいように構成されている。
また、緩衝材1は、図4,5に示すように2方向に装着し得るように構成されており、利用者は現像剤収容器2を緩衝材1に装着しやすい。また、突出端131、141には傾斜面が設けられており、この傾斜に沿って現像剤収容器2が周方向に移動し、適切な装着位置に現像剤収容器2が導かれるので、利用者にとってはさらに現像剤収容器2が装着しやすくなる。
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施し得る。また、以下に示す変形例は、各々を組み合わせてもよい。
[変形例1]
本発明の緩衝材を、図7に示す緩衝材1aとして構成してもよい。図7は、緩衝材1aについて、図3に示すものと同じ方向の装着部及び緩衝材の断面を表す図である。なお、緩衝材1と同一の構成については同じ符号を付して表して、その説明を省略する。また、対応する構成については末尾に「a」という符号を付して表す。
緩衝材1aの第3突出部14aにおいては、凸部143aの位置でのz軸方向への突出量と、凸部144aの位置での基部11からz軸方向への突出量とが同じとなっており、ここでは突出端141aの位置での基部11からの突出量が緩衝材1ほどは大きくない。この場合であっても、現像剤収容器2を基部11から離れる方向に離脱させようとするときに現像剤収容器2と凸部143aとの間に生じる摩擦力を大きくすることにより、現像剤収容器2が緩衝材1から離脱しにくくなる。
また、緩衝材1aを、図8に示す緩衝材1bに変形してもよい。図8は、緩衝材1bについて、図3に示すものと同じ方向の装着部及び緩衝材の断面を表す図である。なお、緩衝材1aと同一の構成については同じ符号を付して表して、その説明を省略する。また、対応する構成については末尾に「b」という符号を付して表す。
緩衝材1bは、緩衝材1aの第1突出部12bに設けられていた凸部122,123がない構成であり、この側面はほぼ平坦に構成されている。図8に示すように、装着部21の内周面は、第1突出部12bの側壁の角の周辺である角部C1を第1の接触領域として第1突出部12bに接している。角部C1は、第1突出部12bの側面のうち、少なくとも第2突出部13aの方向を向く側面と、この側面に隣接し、第2突出部13aがある方向とは異なる方向を向く側面とのそれぞれ一部を含む。また、緩衝材1bにおいて、角部C1と凸部133aとの距離が角部C1と凸部134aとの距離よりも小さくなっている。角部C1から凸部133a,134aまでのそれぞれの距離については、角部C1に含まれる面のどの位置を基準としてもよいが、例えば、角部C1を構成する隣接する2つの側面の境界部である。
上述の実施形態において、突出端に傾斜を設けない構成としてもよい。また外縁部15の構成は一例に過ぎず、形状や寸法が異なっていてもよいし、外縁部15を設けない構成であってもよい。
また、上述した実施形態では、緩衝材1を、現像剤収容器2を2方向に装着し得る構成にしたことを要因の一つとして、接触領域T1における固定の安定性に欠けると説明した。しかしながら、この2方向の装着に係る構成を採用しない場合であっても、例えば現像剤収容器2の構造を原因として、緩衝材1の突出部の寸法や形状に制約が生じることがあり得る。この場合であっても、上述の実施形態又は変形例で説明した構成を採ることにより、本発明の緩衝材によって現像剤収容器2が安定して固定されるようになる。
また、上述した実施形態では、W1<W2であったが、W1=W2とした場合であっても、L1<L2という関係を満たしていると現像剤収容器2の固定が不安定になりやすいので、この場合も、H1>H2となるように構成すれば、実施形態と同等の効果を奏する。また、W1>W2となる場合や、L1>L2となる場合には、H2>H1となるように構成すればよい。なお、突出端全体をH1,H2に応じた高さにする構成に限らず、少なくとも現像剤収容器2の装着部位と接する位置(例えば、接触領域T1,T2)がこの条件を満たしていれば足りる。
また、上述の実施形態では、L1≠L2であったが、L1=L2としてもよい。この場合、凸部122から凸部143,144への距離の相違を原因とした固定の不安定さは生じないが、W1<W2という関係になっていると、凸部143(接触領域T2)における幅方向に対する接触範囲が小さく、固定が不安定になりやすい。この場合であっても、H1>H2となるように第3突出部14や第2突出部13を構成すれば、実施形態と同等の効果を奏する。また、上述の実施形態では、凸部122及び凸部143,144の距離や、凸部123及び凸部133,134の距離については、接触領域の中心どうしの距離を採用していたが、xy平面方向に対する接触領域どうしの最短距離(つまり、直線距離)を採用してもよいし、接触領域の重心どうしの距離(例えば、装着部21の部材部分の距離や直線距離)を採用してもよく、接触領域のどの位置どうしのどの距離を採用するかについては、種々の構成を採り得る。
また、上述した実施形態における現像剤収容器2と、第1突出部12、第2突出部13及び第3突出部14のそれぞれとの接触箇所の数は一例に過ぎず、例えばさらに接触箇所の数を多くしてもよい。また、緩衝材1を構成する各部は全体が一体成形されていてもよいし、複数の部材を接合して構成されていてもよい。
Claims (7)
- 基部と、
前記基部から突出する第1の突出部と、
前記第1の突出部を挟む位置で前記基部からそれぞれ突出する第2の突出部及び第3の突出部と
を備え、
固定の対象となる筒状部材の内周面が、前記第2の突出部の側壁から突き出た少なくとも1箇所で接するとともに、前記第1の突出部の側壁から突き出た第1の接触領域に接し、且つ前記筒状部材の外周面が、前記第1の接触領域の法線方向から見て当該第1の接触領域を挟んだ位置にあり、前記第3の突出部の側壁から突き出た接触領域である第2の接触領域及び第3の接触領域に接するよう、当該筒状部材が装着される場合に、
前記第3の突出部において、
前記第1の接触領域と前記第2の接触領域との距離が、前記第1の接触領域と前記第3の接触領域との距離よりも小さく、且つ前記第2の接触領域における突出方向の長さが、前記第3の接触領域における前記突出方向の長さよりも大きい
ことを特徴とする緩衝材。 - 前記筒状部材の内周面が、前記第3の突出部の側壁から突き出た少なくとも1箇所で接するとともに、前記第1の突出部の側壁から突き出た第4の接触領域に接し、且つ当該筒状部材の外周面が、前記第4の接触領域の法線方向から見て当該第4の接触領域を挟んだ位置にあり、前記第2の突出部の側壁から突き出た接触領域である第5の接触領域及び第6の接触領域にて前記第2の突出部の側壁に接するよう、当該筒状部材が装着される場合に、
前記第2の突出部において、
前記第4の接触領域と前記第5の接触領域との距離が、前記第4の接触領域と前記第6の接触領域との距離よりも小さく、且つ前記第5の接触領域における突出方向の長さが、前記第6の接触領域における前記突出方向の長さよりも大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝材。 - 基部と、
前記基部から突出する第1の突出部と、
前記第1の突出部を挟む位置で前記基部からそれぞれ突出する第2の突出部及び第3の突出部と
を備え、
固定の対象となる筒状部材の内周面が、前記第2の突出部の側壁から突き出た少なくとも1箇所で接するとともに前記第1の突出部の側壁から突き出た第1の接触領域に接し、且つ当該筒状部材の外周面が、前記第1の接触領域の法線方向から見て当該第1の接触領域を挟んだ位置にあり、前記第3の突出部の側壁から突き出た接触領域である第2の接触領域及び第3の接触領域にて前記第3の突出部の側壁に接するよう、当該筒状部材が装着される場合に、
前記第3の突出部において、
前記第1の接触領域と前記第2の接触領域との距離が、前記第1の接触領域と前記第3の接触領域との距離よりも小さく、且つ前記筒状部材を前記基部から離れる方向に離脱させるときに前記第2の接触領域に生じる摩擦力が、前記第3の接触領域に生じる当該摩擦力よりも大きい
ことを特徴とする緩衝材。 - 前記筒状部材の内周面が、前記第3の突出部の側壁から突き出た少なくとも1箇所で接するとともに前記第1の突出部の側壁から突き出た第4の接触領域に接し、且つ当該筒状部材の外周面が、前記第4の接触領域の法線方向から見て当該第4の接触領域を挟んだ位置にあり、前記第2の突出部の側壁から突き出た接触領域である第5の接触領域及び第6の接触領域にて前記第2の突出部の側壁に接するよう、当該筒状部材が装着される場合に、
前記第2の突出部において、
前記第4の接触領域と前記第5の接触領域との距離が、前記第4の接触領域と前記第6の接触領域との距離よりも小さく、且つ前記筒状部材を前記基部から離れる方向に離脱させるときに前記第5の接触領域に生じる摩擦力が、前記第6の接触領域に生じる当該摩擦力よりも大きい
ことを特徴とする請求項3に記載の緩衝材。 - 前記第1の突出部は、前記第5の接触領域のある側から前記第6の接触領域のある側に向かって前記基部に近づく方向に傾斜する面を突出端に有しており、
前記第3の突出部は、前記第2の接触領域のある側から前記第3の接触領域のある側に向かって前記基部に近づく方向に傾斜する面を突出端に有している
ことを特徴とする請求項2又は4に記載の緩衝材。 - 基部と、
前記基部から突出する第1の突出部と、
前記第1の突出部を挟む位置で前記基部からそれぞれ突出する第2の突出部及び第3の突出部と
を備え、
固定の対象となる筒状部材の内周面が、前記第2の突出部の側壁から突き出た少なくとも1箇所で接するとともに、前記第1の突出部の側壁の角部である第1の接触領域に接しており、且つ当該筒状部材の外周面が、前記第3の突出部の側壁から突き出た接触領域である第2の接触領域及び第3の接触領域にて前記第3の突出部の側壁に接するよう、当該筒状部材が装着される場合に、
前記第3の突出部において、
前記第1の接触領域と前記第2の接触領域との距離が、前記第1の接触領域と前記第3の接触領域との距離よりも小さく、且つ前記筒状部材を前記基部から離れる方向に離脱させるときに前記第3の接触領域に生じる摩擦力が、前記第2の接触領域に生じる当該摩擦力よりも大きい
ことを特徴とする緩衝材。 - 前記筒状部材の内周面が、前記第3の突出部の側壁から突き出た少なくとも1箇所で接するとともに、前記第1の突出部の側壁の角部である第4の接触領域に接しており、且つ当該筒状部材の外周面が、前記第1の突出部の側壁から突き出た接触領域である第5の接触領域及び第6の接触領域にて前記第1の突出部の側壁に接するよう、当該筒状部材が装着される場合に、
前記第1の突出部において、
前記第4の接触領域と前記第5の接触領域との距離が、前記第4の接触領域と前記第6の接触領域との距離よりも小さく、且つ前記筒状部材を前記基部から離れる方向に離脱させるときに前記第6の接触領域に生じる摩擦力が、前記第5の接触領域に生じる当該摩擦力よりも大きい
ことを特徴とする請求項6に記載の緩衝材。
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