[go: up one dir, main page]

JP2011066113A - 疎水化処理装置、疎水化処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

疎水化処理装置、疎水化処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2011066113A
JP2011066113A JP2009214181A JP2009214181A JP2011066113A JP 2011066113 A JP2011066113 A JP 2011066113A JP 2009214181 A JP2009214181 A JP 2009214181A JP 2009214181 A JP2009214181 A JP 2009214181A JP 2011066113 A JP2011066113 A JP 2011066113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
hydrophobizing
substrate
hydrophobic treatment
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009214181A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5415881B2 (ja
Inventor
Kokichi Hiroshiro
幸吉 広城
Takahiro Kitano
高広 北野
Takanori Nishi
孝典 西
Shoichi Terada
正一 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2009214181A priority Critical patent/JP5415881B2/ja
Publication of JP2011066113A publication Critical patent/JP2011066113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5415881B2 publication Critical patent/JP5415881B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】基板の表面の疎水化処理を効率よく行い、基板処理のスループットを向上させる。
【解決手段】疎水化処理90は、ウェハWを載置する載置台120を有している。載置台120の上方には、ウェハWの表面にHMDSガスを供給するガス供給口130が設けられている。ガス供給口130は、ガス供給管132を介してHMDSガスを生成するガス生成装置131に接続されている。載置台120の斜め上方には、ウェハWのHMDSに光を照射して、ウェハWの表面にHMDSを密着させる光照射部160が設けられている。載置台120と光照射部160との間には、350nm〜2500nmの波長の光のみを透過させる光フィルタ161が配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、基板の表面に疎水化処理を行う疎水化処理装置、疎水化処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体に関する。
例えば半導体デバイスの製造におけるフォトリソグラフィー処理では、例えば半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)の表面を疎水化する疎水化処理、疎水化されたウェハ上にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、当該レジスト膜に所定のパターンを露光する露光処理、露光されたレジスト膜を現像する現像処理などが順次行われ、ウェハ上に所定のレジストパターンが形成される。
上述した疎水化処理は、ウェハの表面とレジスト膜との密着性を向上させるために行われるものであり、親水性のウェハの表面を疎水性に変化させるために行われる。かかる疎水化処理では、ウェハの表面に疎水化処理剤、例えばHMDSガス(ヘキサメチルジシラザンガス)を供給し、ウェハの表面とHMDSを化学反応させている。すなわち、この化学反応によってウェハの表面の水酸基をトリメチルシラノール基に置換して、当該ウェハの表面を疎水化している。また、このウェハの表面とHMDSとの化学反応を促進させるため、ウェハを加熱しながら疎水化処理が行われている(特許文献1及び特許文献2)。なお、このウェハの加熱は、例えば90℃で行われる。
特開平5−102022号公報 特開平5−171447号公報
上述したようにフォトリソグラフィー処理では、ウェハの疎水化処理後、レジスト塗布処理が行われる。このレジスト塗布処理では、ウェハ上にレジスト膜を適切に形成するため、当該ウェハを所定の温度、例えば23℃にして処理が行われる。
したがってレジスト塗布処理前にウェハを温度調節する必要があるが、従来の疎水化処理ではウェハを加熱しているため、ウェハの温度調節に時間がかかっていた。このため、疎水化処理でウェハを加熱して化学反応を促進しても、ウェハ処理全体のスループットを向上させるには至らなかった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、基板の表面の疎水化処理を効率よく行い、基板処理のスループットを向上させることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、基板の表面に疎水化処理を行う疎水化処理装置であって、基板を載置する載置台と、前記載置台上の基板の表面に疎水化処理剤を供給する処理剤供給部と、前記基板上の疎水化処理剤に光を照射して、前記基板の表面と前記疎水化処理剤との密着性を向上させる光照射部と、を有することを特徴としている。なお、本発明の疎水化処理剤には、気体状の処理剤のみならず、ミスト状や液体状の処理剤も含まれる。
発明者らが調べたところ、基板上の疎水化処理剤に光を照射すると、基板の表面と疎水化処理剤との化学反応が促進され、当該基板の表面と疎水化処理剤との密着性が向上することが分かった。本発明によれば、疎水化処理装置が前記光照射部を有しているので、少なくとも基板の表面に疎水化処理剤を供給中又は当該疎水化処理剤を供給後に、基板上の疎水化処理剤に光を照射することができる。このため、基板の表面に疎水化処理剤を短時間で密着させることができ、基板の疎水化処理を短時間で効率よく行うことができる。しかも、従来のように基板を加熱する必要がないので、疎水化処理後に行われる基板の温度調節の時間を従来より大幅に短縮することができる。したがって、基板処理のスループットを向上させることができる。
前記光の波長は、350nm〜2500nmであるのが好ましい。
前記疎水化処理装置は、前記波長を有する光のみを透過させる光フィルタを有していてもよい。
また前記疎水化処理装置は、前記載置台上の基板を温度調節する温度調節部を有していてもよい。
前記疎水化処理剤は、ヘキサメチルジシラザンであってもよい。
別な観点による本発明は、基板の表面に疎水化処理を行う疎水化処理方法であって、少なくとも基板の表面に疎水化処理剤を供給中又は当該疎水化処理剤を供給後に、前記基板上の疎水化処理剤に光を照射して、前記基板の表面と前記疎水化処理剤との密着性を向上させることを特徴としている。
前記光の波長は、350nm〜2500nmであるのが好ましい。
前記光の照射を停止後、基板を移動させずに引き続き基板を温度調節してもよい。
前記疎水化処理剤は、ヘキサメチルジシラザンであってもよい。
また別な観点による本発明によれば、前記疎水化処理方法を疎水化処理装置によって実行させるために、当該疎水化処理装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムが提供される。
さらに別な観点による本発明によれば、前記プログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体が提供される。
本発明によれば、基板の表面の疎水化処理を効率よく行い、基板処理のスループットを向上させることができる。
本実施の形態にかかる疎水化処理装置を備えた塗布現像処理システムの構成の概略を示す平面図である。 本実施の形態にかかる塗布現像処理システムの正面図である。 本実施の形態にかかる塗布現像処理システムの背面図である。 本実施の形態にかかる疎水化処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。 他の実施の形態にかかる疎水化処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる疎水化処理装置を備えた塗布現像処理システム1の構成の概略を示す平面図である。図2は、塗布現像処理システム1の正面図であり、図3は、塗布現像処理システム1の背面図である。
塗布現像処理システム1は、図1に示すように例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部から塗布現像処理システム1に対して搬入出したり、カセットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットステーション2と、フォトリソグラフィー工程の中で枚葉式に所定の処理を施す複数の各種処理装置を多段に配置している処理ステーション3と、この処理ステーション3に隣接して設けられている露光装置4との間でウェハWの受け渡しをするインターフェイスステーション5とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション2には、カセット載置台6が設けられ、当該カセット載置台6は、複数のカセットCをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在になっている。カセットステーション2には、搬送路7上をX方向に向かって移動可能なウェハ搬送体8が設けられている。ウェハ搬送体8は、カセットCに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z方向;鉛直方向)にも移動自在であり、X方向に配列された各カセットC内のウェハWに対して選択的にアクセスできる。
ウェハ搬送体8は、Z軸周りのθ方向に回転可能であり、後述する処理ステーション3側の第3の処理装置群G3に属する温度調節装置60やウェハWの受け渡しを行うためのトランジション装置61に対してもアクセスできる。
カセットステーション2に隣接する処理ステーション3は、複数の処理装置が多段に配置された、例えば5つの処理装置群G1〜G5を備えている。処理ステーション3のX方向負方向(図1中の下方向)側には、カセットステーション2側から第1の処理装置群G1、第2の処理装置群G2が順に配置されている。処理ステーション3のX方向正方向(図1中の上方向)側には、カセットステーション2側から第3の処理装置群G3、第4の処理装置群G4及び第5の処理装置群G5が順に配置されている。第3の処理装置群G3と第4の処理装置群G4の間には、第1の搬送装置A1が設けられており、第1の搬送装置A1の内部には、ウェハWを支持して搬送する第1の搬送アーム10が設けられている。第1の搬送アーム10は、第1の処理装置群G1、第3の処理装置群G3及び第4の処理装置群G4内の各処理装置に選択的にアクセスしてウェハWを搬送できる。第4の処理装置群G4と第5の処理装置群G5の間には、第2の搬送装置A2が設けられており、第2の搬送装置A2の内部には、ウェハWを支持して搬送する第2の搬送アーム11が設けられている。第2の搬送アーム11は、第2の処理装置群G2、第4の処理装置群G4及び第5の処理装置群G5内の各処理装置に選択的にアクセスしてウェハWを搬送できる。
図2に示すように第1の処理装置群G1には、ウェハWに所定の液体を供給して処理を行う液処理装置、例えばウェハWにレジスト液を塗布するレジスト塗布装置20、21、22、露光処理時の光の反射を防止する反射防止膜を形成するボトムコーティング装置23、24が下から順に5段に重ねられている。第2の処理装置群G2には、液処理装置、例えばウェハWに現像液を供給して現像処理する現像処理装置30〜34が下から順に5段に重ねられている。また、第1の処理装置群G1及び第2の処理装置群G2の最下段には、各処理装置群G1、G2内の液処理装置に各種処理液を供給するためのケミカル室40、41がそれぞれ設けられている。
図3に示すように第3の処理装置群G3には、温度調節装置60、トランジション装置61、精度の高い温度管理下でウェハWを温度調節する高精度温度調節装置62、63及びウェハWを高温で加熱処理する高温度熱処理装置64〜67が下から順に8段に重ねられている。
第4の処理装置群G4には、レジスト塗布処理後のウェハWを加熱処理するプリベーキング装置70〜73及び現像処理後のウェハWを加熱処理するポストベーキング装置74〜77が下から順に8段に重ねられている。
第5の処理装置群G5には、ウェハWを熱処理する複数の熱処理装置、例えば高精度温度調節装置80〜82、ポストエクスポージャーベーキング装置83〜87が下から順に8段に重ねられている。
図1に示すように第1の搬送装置A1のX方向正方向側には、複数の処理装置が配置されており、図3に示すようにウェハWを疎水化処理するための疎水化処理装置90、91、ウェハWを加熱する加熱装置92、93が下から順に4段に重ねられている。図1に示すように第2の搬送装置A2のX方向正方向側には、例えばウェハWのエッジ部のみを選択的に露光する周辺露光装置94が配置されている。
インターフェイスステーション5には、図1に示すようにX方向に向けて延伸する搬送路100上を移動するウェハ搬送体101と、バッファカセット102が設けられている。ウェハ搬送体101は、Z方向に移動可能でかつθ方向にも回転可能であり、インターフェイスステーション5に隣接した露光装置4と、バッファカセット102及び第5の処理装置群G5に対してアクセスしてウェハWを搬送できる。
次に、上述した疎水化処理装置90、91の構成について説明する。疎水化処理装置90は、図4に示すように側面にウェハWの搬入出口(図示せず)が形成された処理容器110を有している。
処理容器110内の底面には、ウェハWが載置される載置台120が設けられている。ウェハWは、その被処理面が上方を向くように載置台120の上面に載置される。載置台120内には、ウェハWを下方から支持し昇降させるための昇降ピン121が設けられている。昇降ピン121は、昇降駆動部122により上下動できる。載置台120の上面には、当該上面を厚み方向に貫通する貫通孔123が形成されおり、昇降ピン121は、貫通孔123を挿通するようになっている。
処理容器110内の天井面であって、載置台120の上方には、ウェハWに疎水化処理剤としてのHMDSガスを供給するためのガス供給口130が形成されている。ガス供給口130には、ガス生成装置131に連通するガス供給管132が接続されている。ガス供給管132には、ガス生成装置131から供給されるHMDSガスの流れを制御するバルブや流量調節部等を含む供給機器群133が設けられている。なお、本実施の形態では、これらガス供給口130、ガス生成装置131、ガス供給管132、供給機器群133で処理剤供給部としてのガス供給部を構成している。
ガス生成装置131は、内部に液体状のHMDS液が貯留される貯留タンク140を有している。貯留タンク140の天井面、すなわち貯留タンク140の気相部には、上述したガス供給管132が接続されている。貯留タンク140の側面には、窒素ガス供給源(図示せず)に連通し、貯留タンク140内に窒素ガスを供給する窒素ガス供給管141が接続されている。ガス生成装置131では、窒素ガス供給管141から窒素ガスが貯留タンク140内に供給されることで、貯留タンク140内のHMDS液が気化してHMDSガスが生成される。このHMDSガスは、前記窒素ガスをキャリアガスとして用いてガス供給管132に供給される。
処理容器110の底面には、処理容器110の内部の雰囲気を排気するための排気口150が形成されている。排気口150には、排気管151が接続されている。なお、排気管151には、処理容器110の内部の雰囲気を真空引きする排気ポンプ(図示せず)が接続されていてもよい。
処理容器110内の天井面には、ウェハW上のHMDSに光を照射する光照射部160が設けられている。光照射部160は、例えばガス供給口130に干渉しない位置であって、載置台120の斜め上方から当該載置台120上のウェハW全面に光を照射する位置に配置されている。なお、光照射部160には、例えばメタルハイドランプが用いられる。
載置台120と光照射部160との間には、所定の波長の光のみを透過させる光フィルタ161が配置されている。光フィルタ161は、光照射部160から照射された全ての光が通過する位置に配置されている。すなわち、ウェハWには、光フィルタ161を通過した所定の波長の光のみが照射されるようになっている。なお、光フィルタ161は、光照射部160における光の照射面に配置してもよい。
上述した光フィルタ161が透過させる光の所定の波長は、例えば350nm〜2500nmである。発明者らが調べたところ、かかる波長の光をウェハW上のHMDSに所定の時間照射すると、ウェハWの表面とHMDS分子の活性基を強固且つ密に化学結合させることができ、ウェハWの表面とHMDSとの密着性が向上することが分かった。すなわち、ウェハWの表面にHMDSを短時間で密着させることができることが分かった。また、350nmより短い波長の光をHMDSに照射すると、HMDSが破壊されてウェハW表面の疎水性が損なわれる場合があることが分かった。さらに、2500nmより長い波長の光をウェハW上のHMDSに照射すると、ウェハWが加熱される場合があることが分かった。そこで、光の所定の波長を上述のように350nm〜2500nmとした。なお、光フィルタ161は、350nmより短い波長の光を遮断するフィルタと、2500nmより長い波長の光を遮断するフィルタを重ね合わせて形成してもよい。
なお、疎水化処理装置91の構成は、上述した疎水化処理装置90の構成と同様であるので説明を省略する。
以上の塗布現像処理システム1には、図1に示すように制御部200が設けられている。制御部200は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、疎水化処理装置90、91におけるウェハWの疎水化処理を実行するプログラムが格納されている。またこれに加えて、プログラム格納部には、カセットステーション2、処理ステーション3、露光装置4、インターフェイスステーション5間のウェハWの搬送や、処理ステーション3における駆動系の動作などを制御して、塗布現像処理システム1におけるウェハ処理を実行するプログラムが格納されている。なお、このプログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体Hに記録されていたものであって、その記憶媒体Hから制御部200にインストールされたものであってもよい。
本実施の形態にかかる塗布現像処理システム1は以上のように構成されている。次に、その塗布現像処理システム1で行われるウェハ処理について説明する。
先ず、ウェハ搬送体8によって、カセット載置台6上のカセットC内からウェハWが一枚取り出され、第3の処理装置群G3の温度調節装置60に搬送される。温度調節装置60に搬送されたウェハWは、所定温度に温度調節される。その後ウェハWは、第1の搬送装置A1によってボトムコーティング装置23に搬送され、ウェハW上に反射防止膜が形成される。反射防止膜が形成されたウェハWは、第1の搬送装置A1によって加熱装置92、高精度温度調節装置62に順次搬送され、各装置で所定の処理が施される。その後ウェハWは、第1の搬送装置A1によって疎水化処理装置90に搬送される。
疎水化処理装置90に搬入されたウェハWは、昇降ピン121に受け渡され、載置台120に載置される。その後、供給機器群133によってガス供給口130から載置台120上のウェハWにHMDSガスが供給される。このHMDSガスの供給中、光照射部160から載置台120上のウェハWに光が照射される。照射された光のうち、350nmより短い波長の光と2500nmより長い波長の光は、光フィルタ161によってその進行を遮断される。そして、350nm〜2500nmの波長の光のみが光フィルタ161を透過し、ウェハW上のHMDSに照射される。そして所定時間光を照射すると、HMDSがウェハWの表面と化学反応し、当該ウェハWの表面にHMDSが密着する。この化学反応によってウェハWの表面の水酸基がトリメチルシラノール基に置換され、当該ウェハWの表面が疎水化される。なお、このウェハWの疎水化処理中、排気口150から処理容器110の内部の雰囲気が排気されている。
その後ウェハWは、第1の搬送装置A1によって高精度温度調節装置63に搬送され、所定の温度、例えば23℃に温度調節される。このとき、上記疎水化処理装置90においてウェハWは加熱されていないため、極めて短時間でウェハWを所定の温度に調節することができる。
その後ウェハWは、第1の搬送装置A1によってレジスト塗布装置20に搬送され、ウェハW上にレジスト膜が形成される。レジスト膜が形成されたウェハWは、第1の搬送装置A1によってプリベーキング装置70に搬送され、加熱処理が施される。続いて第2の搬送装置A2によって周辺露光装置94、高精度温度調節装置82に順次搬送されて、各装置において所定の処理が施される。その後ウェハWは、インターフェイスステーション5のウェハ搬送体101によって露光装置4に搬送され、ウェハW上のレジスト膜に所定のパターンが露光される。露光処理の終了したウェハWは、ウェハ搬送体101によってポストエクスポージャーベーキング装置83に搬送され、所定の処理が施される。
ポストエクスポージャーベーキング装置83における熱処理が終了すると、ウェハWは第2の搬送装置A2によって高精度温度調節装置81に搬送されて温度調節される。その後ウェハWは、第2の搬送装置A2によって現像処理装置30に搬送され、ウェハW上に現像処理が施され、レジスト膜にレジストパターンが形成される。その後ウェハWは、第2の搬送装置A2によってポストベーキング装置74に搬送され、加熱処理が施された後、第1の搬送装置A1によって高精度温度調節装置63に搬送され温度調節される。そしてウェハWは、第1の搬送装置A1によってトランジション装置61に搬送され、ウェハ搬送体8によってカセットCに戻されて一連のフォトリソグラフィー工程が終了する。
以上の実施の形態によれば、疎水化処理装置90において、ウェハW上のHMDSに光を照射しているので、ウェハWの表面とHMDSとの化学反応が促進され、当該ウェハWの表面とHMDSとの密着性を向上させることができる。すなわち、ウェハWの表面にHMDSを短時間で密着させることができ、ウェハWの疎水化処理を短時間で効率よく行うことができる。しかも、この疎水化処理においてウェハW上のHMDSに照射する光の波長は2500nm以下であるため、ウェハWが加熱されることはない。このため、疎水化処理後に行われるウェハWの温度調節を極めて短時間で行うことができる。したがって、塗布現像処理システム1におけるウェハ処理のスループットを向上させることができる。
また、疎水化処理においてウェハW上のHMDSに照射する光の波長は350nm以上であるため、HMDSが破壊されることがない。したがって、ウェハWを適切に疎水化することができる。
さらに、疎水化処理において350nmより短い波長の光が光フィルタ161に吸収されるので、疎水化処理装置90の処理容器110内にオゾンが発生することを防止することができる。
また、疎水化処理装置90の光照射部160は一度の照射でウェハWの全面のHMDSに光を照射することができるので、ウェハWの疎水化処理を迅速に行うことができる。
以上の実施の形態の疎水化処理装置90において、図5に示すように載置台120上のウェハWの温度を調節する温度調節部210を設けてもよい。温度調節部210は、例えば平板状であって、載置台120の上面に埋設されている。温度調節部210は、例えばペルチェ素子などを内蔵し、ウェハWを所定の温度に設定できる。なお、疎水化処理装置90のその他の構成については、前記実施の形態と同様であるので説明を省略する。
かかる場合、疎水化処理装置90においてウェハWに疎水化処理を行った後、引き続き疎水化処理装置90においてウェハWを所定の温度に温度調節することができる。このため、その後ウェハWを高精度温度調節装置63に搬送する必要がなく、レジスト塗布装置20に直接搬送することができる。したがって、塗布現像処理システム1におけるウェハ処理のスループットをさらに向上させることができる。また、疎水化処理装置90が高精度温度調節装置におけるウェハWの温度調節機能を有するので、一部の高精度温度調節装置を省略することができ、塗布現像処理システム1の省スペース化を図ることもできる。なおこの場合、省略した高精度温度調節装置があった場所に、本実施の形態の疎水化処理装置90を配置してもよい。
以上の実施の形態の疎水化処理装置90では、光照射部160と光フィルタ161を載置台120上のウェハWに対して斜め上方に配置していたが、これら光照射部160と光フィルタ161をウェハWに対向するように配置してもよい。かかる場合、光照射部160と光フィルタ161は、ウェハWの表面全面を覆うように配置される。また、ガス供給口130は、光照射部160と光フィルタ161に干渉しない位置であって、当該ガス供給口130からウェハWに均一にHMDSガスが供給される位置に配置される。
また、以上の実施の形態の疎水化処理装置90では、ウェハWを載置台120に載置して当該ウェハW上のHMDSに光を照射していたが、ウェハWを回転させ、当該回転中のウェハW上のHMDSに光を照射してもよい。
以上の実施の形態の疎水化処理では、ガス供給口130からウェハWへのHMDSガスの供給中に光照射部160からウェハW上のHMDSに光を照射していたが、当該HMDSガスの供給後に光照射部160からウェハWのHMDSに光を照射してもよい。また、ウェハWへのHMDSガスの供給中及び供給後の両時に連続して、光照射部160からウェハWのHMDSに光を照射してもよい。いずれの場合でも、光の照射によってウェハWの表面とHMDSの密着性が向上するので、ウェハWの疎水化処理を短時間で効率よく行うことができる。
以上の実施の形態の疎水化処理では、ウェハW上に気化したHMDSガスを供給していたが、ミスト状や液体状のHMDSをウェハW上に供給してもよい。また、疎水化処理剤としては、HMDSに限定されず他の処理剤を用いてもよい。
以上の実施の形態では、処理ステーション3において、第1の搬送装置A1と第2の搬送装置A2によってウェハWを搬送していたが、いわゆる平流し形式を用いてウェハWをコロ搬送してもよい。かかる場合、処理ステーション3には、上述した各種処理装置がウェハWの処理順で配置される。そして、カセットステーション2から搬出されたウェハWは、コロ搬送によってこれら処理装置に順次搬送される。各処理装置では、搬送中のウェハWに所定の処理が行われ、一連のフォトリソグラフィー処理が行われる。この場合、各処理装置においてウェハWの搬送中に所定の処理が行われるので、ウェハ処理のスループットをさらに向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。本発明は、基板がウェハ以外のFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板である場合にも適用できる。
本発明は、基板の表面に疎水化処理を行う際に有用である。
1 塗布現像処理システム
90、91 疎水化処理装置
110 処理容器
120 載置台
130 ガス供給口
131 ガス生成装置
132 ガス供給管
133 供給機器群
160 光照射部
161 光フィルタ
200 制御部
210 温度調節部
W ウェハ

Claims (11)

  1. 基板の表面に疎水化処理を行う疎水化処理装置であって、
    基板を載置する載置台と、
    前記載置台上の基板の表面に疎水化処理剤を供給する処理剤供給部と、
    前記基板上の疎水化処理剤に光を照射して、前記基板の表面と前記疎水化処理剤との密着性を向上させる光照射部と、を有することを特徴とする、疎水化処理装置。
  2. 前記光の波長は、350nm〜2500nmであることを特徴とする、請求項1に記載の疎水化処理装置。
  3. 前記波長を有する光のみを透過させる光フィルタを有することを特徴とする、請求項2に記載の疎水化処理装置。
  4. 前記載置台上の基板を温度調節する温度調節部を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の疎水化処理装置。
  5. 前記疎水化処理剤は、ヘキサメチルジシラザンであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の疎水化処理装置。
  6. 基板の表面に疎水化処理を行う疎水化処理方法であって、
    少なくとも基板の表面に疎水化処理剤を供給中又は当該疎水化処理剤を供給後に、前記基板上の疎水化処理剤に光を照射して、前記基板の表面と前記疎水化処理剤との密着性を向上させることを特徴とする、疎水化処理方法。
  7. 前記光の波長は、350nm〜2500nmであることを特徴とする、請求項6に記載の疎水化処理方法。
  8. 前記光の照射を停止後、基板を移動させずに引き続き基板を温度調節することを特徴とする、請求項6又は7に記載の疎水化処理方法。
  9. 前記疎水化処理剤は、ヘキサメチルジシラザンであることを特徴とする、請求項6〜8のいずれかに記載の疎水化処理方法。
  10. 請求項6〜9のいずれかに記載の疎水化処理方法を疎水化処理装置によって実行させるために、当該疎水化処理装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
JP2009214181A 2009-09-16 2009-09-16 疎水化処理装置、疎水化処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 Active JP5415881B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009214181A JP5415881B2 (ja) 2009-09-16 2009-09-16 疎水化処理装置、疎水化処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009214181A JP5415881B2 (ja) 2009-09-16 2009-09-16 疎水化処理装置、疎水化処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011066113A true JP2011066113A (ja) 2011-03-31
JP5415881B2 JP5415881B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=43952082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009214181A Active JP5415881B2 (ja) 2009-09-16 2009-09-16 疎水化処理装置、疎水化処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5415881B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012144286A1 (ja) * 2011-04-19 2012-10-26 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法、コンピュータ記憶媒体、基板処理装置及びインプリントシステム
JP2016046515A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 東京エレクトロン株式会社 疎水化処理方法、疎水化処理装置及び疎水化処理用記録媒体
WO2019049551A1 (ja) * 2017-09-05 2019-03-14 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266551A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Nec Corp フォトレジスト塗布装置
JPH02295107A (ja) * 1989-05-09 1990-12-06 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JP2001291655A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Tokyo Electron Ltd 疎水化処理の評価方法、レジストパターンの形成方法及びレジストパターン形成システム
JP2006093693A (ja) * 1996-03-18 2006-04-06 Fujitsu Ltd 微細加工方法、それにより製造された半導体素子及び磁気ヘッド

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266551A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Nec Corp フォトレジスト塗布装置
JPH02295107A (ja) * 1989-05-09 1990-12-06 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JP2006093693A (ja) * 1996-03-18 2006-04-06 Fujitsu Ltd 微細加工方法、それにより製造された半導体素子及び磁気ヘッド
JP2001291655A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Tokyo Electron Ltd 疎水化処理の評価方法、レジストパターンの形成方法及びレジストパターン形成システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012144286A1 (ja) * 2011-04-19 2012-10-26 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法、コンピュータ記憶媒体、基板処理装置及びインプリントシステム
JP2012227319A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Tokyo Electron Ltd 基板処理方法、プログラム、コンピュータ記憶媒体、基板処理装置及びインプリントシステム
JP2016046515A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 東京エレクトロン株式会社 疎水化処理方法、疎水化処理装置及び疎水化処理用記録媒体
WO2019049551A1 (ja) * 2017-09-05 2019-03-14 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法
JP2019047040A (ja) * 2017-09-05 2019-03-22 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法
JP7009122B2 (ja) 2017-09-05 2022-01-25 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5415881B2 (ja) 2014-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5575706B2 (ja) 疎水化処理装置、疎水化処理方法、プログラム及びコンピュータ記録媒体。
JP5827939B2 (ja) 成膜方法、プログラム、コンピュータ記憶媒体及び成膜装置
WO2014129259A1 (ja) 成膜方法、コンピュータ記憶媒体及び成膜システム
KR20120030058A (ko) 템플릿 처리 장치 및 임프린트 시스템
JP2009194242A (ja) 塗布、現像装置、塗布、現像方法及び記憶媒体
WO2011145611A1 (ja) インプリントシステム、インプリント方法及びコンピュータ記憶媒体
TWI790339B (zh) 基板處理裝置、基板處理方法及電腦記錄媒體
WO2008096835A1 (ja) 基板処理方法及び塗布現像処理装置
JP6072644B2 (ja) 紫外線照射装置、基板処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP5578675B2 (ja) レジストパターン形成装置
JP5411201B2 (ja) インプリントシステム、インプリント方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP2024073500A (ja) 熱処理方法、プログラム及び熱処理装置
JP5415881B2 (ja) 疎水化処理装置、疎水化処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP2010129634A (ja) 基板の保管装置及び基板の処理装置
JP3831310B2 (ja) 処理装置
JP2014022497A (ja) 熱処理装置、熱処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP2009016653A (ja) 基板の処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
US20240347354A1 (en) Heat-treating method, heat-treating apparatus, and storage medium
WO2023276723A1 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP4977747B2 (ja) 基板の処理方法、プログラム、コンピュータ記憶媒体及び基板処理システム
KR20240048484A (ko) 기판 처리 방법, 기판 처리 장치 및 컴퓨터 기억 매체
TW202546898A (zh) 基板處理裝置、基板處理方法及電腦記錄媒體
JP4996749B2 (ja) 基板の処理装置
KR20260007088A (ko) 기판 처리 방법, 기판 처리 장치, 기판 처리 시스템, 및 기억 매체
JP2011095484A (ja) 基板の処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5415881

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250