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JP2011048113A - 表示パネル支持装置 - Google Patents

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JP2011048113A
JP2011048113A JP2009196118A JP2009196118A JP2011048113A JP 2011048113 A JP2011048113 A JP 2011048113A JP 2009196118 A JP2009196118 A JP 2009196118A JP 2009196118 A JP2009196118 A JP 2009196118A JP 2011048113 A JP2011048113 A JP 2011048113A
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Katsuyuki Okumura
勝之 奥村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Abstract

【課題】遠隔操作器を操作する人に向けて表示パネルの角度を変更する操作が簡便で使用性に優れたものとする。
【解決手段】前面側に表示パネルPが取り付けられた可動部材2を電動で回動させる電動駆動手段5と、信号を発する遠隔操作器10からの信号を受信する受信部20と、受信部20に対する遠隔操作器10からの信号の送信方向Aを検知するための方向検知手段27と、電動駆動手段5の制御部8とを備える。受信部20が遠隔操作器10からの信号を受信したときに表示パネルPの表示面が遠隔操作器10の送信方向Aに傾くように可動部材2を電動駆動手段5により作動させる表示パネル支持装置9である。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶テレビやプラズマテレビ等の平面状の表示パネルを支持する装置に関するものである。
近年、液晶テレビやプラズマテレビ等の平面状の表示パネルが普及してきている。このような表示パネルは、専用の支柱や支持脚を付設し、床上に直接又はテレビ台等のラック上に載せて設置したり、壁に金具で掛け止めしたりして、壁面に沿わせて設置するなどして使用されている。壁面に沿わせての設置形態として、利用者が使う時等に、壁面から前方へ突出させて使用するといった使用形態が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1には、壁面に、表側に枢支手段(特許文献1中の軸受部15)を備えた固定部材(ベース板3)を固定し、表示パネル(テレビ本体4)の裏側の側端部に枢支手段(軸部17)を設け、表示パネルの枢支手段と固定部材の枢支手段との枢支により表示パネルが枢支手段を中心に回動する表示パネル支持装置が開示されている。
特開2007−335929号公報
しかしながら上記特許文献1に示される従来例においては、テレビの電源のON/OFF操作とテレビを手で前方に引き出したり後方に収納したりする操作とが別々であることから、テレビを視聴する際は、先ず、テレビの電源ON操作と、視聴者がテレビを手前に引き出して視聴しやすい角度に首振りさせる操作のいずれか一方の操作を行った後に、他方の操作を続けて行うというように、2つの操作を別々に行う必要があった。そのうえ、自分の見やすい方向に首振り調整した後で、見る角度によってはテレビの写り込み部分の映像が見づらくなることがあり、さらに、別の位置に居る人が視聴する場合は、表示パネルの向きを再度調節するか、或いは視聴者が移動しなければならなくなるなど、煩わしいものであった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、遠隔操作器を操作する人に向けて表示パネルの角度を変更する操作が簡便で使用性に優れた表示パネル支持装置を提供することにある。
前記の課題を解決するために、本発明は、鉛直な被固定面にその背面が沿うように固定される固定部材1と、前面側に表示パネルPが取り付けられる可動部材2と、固定部材1と可動部材2とを連結すると共に可動部材2が前方Fに移動して被固定面に対して所定角度で傾斜した状態となるまで可動部材2を回動自在に駆動する連結支持部材3と、上記可動部材2を電動で回動させるための電動駆動手段5と、信号を発する遠隔操作器10からの信号を受信する受信部20と、受信部20に対する遠隔操作器10からの信号の送信方向Aを検知するための方向検知手段27と、上記電動駆動手段5の制御部8とを備える。上記受信部20が遠隔操作器10からの信号を受信したときに可動部材2に取り付けられた表示パネルPの表示面が方向検知手段27にて検知された遠隔操作器10の送信方向Aに傾くように可動部材2を電動駆動手段5により作動させることを特徴としている。
このような構成とすることで、遠隔操作器10からの信号が本装置の受信部20で受信されたときは、方向検知手段27によって遠隔操作器10からの送信方向Aが検知され、この検知結果に基づいて制御部8が電動駆動手段5を作動させて、表示パネルPの表示面が遠隔操作器10の送信方向Aに向くように可動部材2が回動する。これにより、遠隔操作器10から信号を送信するだけで、遠隔操作器10の操作をする人が表示パネルPを見やすい傾斜状態とすることができる。
本発明において、上記受信部20は、受光角度が互いに異なる複数個の受光素子20a,20b,20c…を備え、上記方向検知手段27は各受光素子20a,20b,20c…から得られる受光情報に基づいて遠隔操作器10の送信方向Aを算出する演算回路28で構成されているのが好ましい。この場合、受光角度が異なる複数個の受光素子20a,20b,20c…における受光情報(例えば各受光素子20a,20b,20c…の受光強度差)から遠隔操作器10の送信方向Aを簡易に求めることが可能となる。
本発明は、遠隔操作器から信号を送信する簡便な操作だけで、可動部材が遠隔操作器の送信方向に向かって傾斜することにより、表示パネルが操作する人の見やすい角度に自動的に傾くようになり、結果、従来のような視聴者が自分の方向に向くように表示パネルを手で首振りさせる手間を省くことができて、使用性が向上するものである。
本発明の実施形態の一例を示す表示パネル支持装置の概略平面図であって、(a)は可動部材が壁面に近接した後退位置にある状態を示す平面図であり、(b)は遠隔操作器により信号を送信したときに表示パネルを取り付けた可動部材が遠隔操作器の送信方向に向かって傾斜した状態を示す平面図である。 (a)は同上の表示パネルを前方から見た斜視図であり、(b)は(a)の表示パネルの下方に設けた本装置の受信部の取り付け状態を説明する側面図である。 同上の電動駆動手段の制御部に関連するブロック図である。 同上の受信部と方向検知手段との説明図である。 同上の可動部材を遠隔操作器の送信方向に向かって回動させる動作を説明するフローチャートである。 同上の表示パネル支持装置を前方から見た斜視図である。 図6の平面図である。 同上の枢支手段の係合状態を説明するための要部斜視図である。 同上の枢支手段の離脱状態を説明するための要部斜視図である。 本発明の他の実施形態を示し、(a)は左右一対の電動駆動手段により可動部材が後退位置から前進位置まで非回動状態で突出した状態を示す平面図であり、(b)は(a)の前進位置から左側の電動駆動手段を更に伸ばすことで表示パネルを傾斜させた状態を示す平面図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
表示パネル支持装置9は、図6、図7に示すように、鉛直な被固定面である壁面Wにその背面が沿うように固定される固定部材1と、前面側に表示パネルPが取り付けられる可動部材2と、可動部材2と固定部材1とを連結すると共に可動部材2が前方Fに移動して被固定面に対して所定角度で傾斜した状態となるまで可動部材2を回動自在に駆動する連結支持部材3と、可動部材2の両側端の少なくとも一方を固定部材1に対して枢支する枢支手段4と、可動部材2を電動で回動させるための電動駆動手段5とを備えている。以下の実施形態において、可動部材2の傾斜状態として、可動部材2の横方向の一側端を壁面Wに枢支した状態で横方向の他側端を前方に移動させることで表示パネルPを壁面Wに対して傾斜させた状態(表示パネルPの使用位置)を例に挙げて説明する。
表示パネルPとしては、液晶テレビ、プラズマテレビや、コンピュータのディスプレイ等の薄型で平面状の表示パネルPが好適に挙げられる。
可動部材2は、本実施形態では正面視略矩形の板状をしたもので、前面に表示パネルPが取付けられる。
固定部材1は、部屋の壁面Wに固定され、連結支持部材3の後方の側端部が枢支されると共に、可動部材2の横方向の両側端部が枢支される。本実施形態では、連結支持部材3の後方の側端部が枢支されると共に電動駆動手段5が設けられる支持固定部材11と、可動部材2の横方向の両側端部が枢支される枢支固定部材12と、で構成される。
支持固定部材11は、本実施形態では、表示パネルPよりも上下、左右の長さが短い正面視略矩形状をしたSUS等の金属からなる板で主体が構成され、表示パネルPが壁面Wに沿うように配置される状態(後退位置)において表示パネルPの中央部が位置する部分に固定される。ここで、支持固定部材11の壁面Wに固定される面を背面とし、部屋内を向く面を前面とし、枢支固定部材12や可動部材2も同様とする。また、部屋内の方を前方(矢印F)とすると共に壁面Wの方を後方(矢印B)とし、後方を向いた時に壁面Wに沿う横方向を左右方向(矢印Lが左、矢印Rが右)とする。
支持固定部材11の壁面Wへの固定は、図示しないが、支持固定部材11に穿設された固着具挿通孔を介してビス等の固着具を壁面Wに螺着させることで行う。支持固定部材11の前面には、連結支持部材3の後方の側端部を枢支するための枢支部13と、電動駆動手段5とが設けられている。
連結支持部材3は、可動部材2が固定部材1に対して可動となるように固定部材1と可動部材2とを連結し、且つ、可動部材2及び表示パネルPの重量を固定部材1に支持させる部材で、本実施形態では、二つのアーム31aが互いに枢支されてなる支持アーム31二組にて構成される。アーム31aは、上下方向、横方向に所定の長さを有するもので、両方の側端部にはそれぞれ枢支部が設けられている。二つのアーム31aの隣接する側端部の枢支部同士が連結されて支持アーム31が構成され、支持アーム31は前記連結された枢支部において回動自在に折れ曲がる。枢支部は本実施形態では軸受で、両アーム31aの軸受を連通させて一つの軸(ピン)が軸受に抜け止め状態で挿入されて枢支されるが、いずれが軸でいずれが軸受かは限定されない。
二つのアーム31aが枢支された支持アーム31は、二組の支持アーム31の後方の側端部の枢支部が前記支持固定部材11の前面に設けられた枢支部13に枢支されるもので、二組の支持アーム31の枢支部としての軸受を連通させて、支持固定部材11の枢支部13としての一つの軸(ピン)が軸受に挿入されて枢支されるが、この場合もいずれが軸でいずれが軸受かは限定されない。支持アーム31の軸と支持固定部材11の軸受は、上下端部の二箇所に設けてあり、上下の中間部はアーム31aが切欠されていて枢支されない。
二組の支持アーム31の前方の側端部の枢支部は、可動部材2の背面に設けられる枢支部(図示せず)に枢支されるもので、二組の支持アーム31の枢支部としての軸受を連通させて、可動部材2の枢支部としての一つの軸(ピン)が軸受に挿入されて枢支されるが、この場合もいずれが軸でいずれが軸受かは限定されない。支持アーム31の軸と可動部材2の軸受は、上下端部の二箇所に設けてあり、上下の中間部はアーム31aが切欠されていて枢支されない。
連結支持部材3を設けたことで、可動部材2が固定部材1から自在に前進したり後退した状態となり、且つ前進した時に固定部材1となす角度を自在に変化させることができる。また固定部材1は、連結支持部材3を介して可動部材2及び表示パネルPの重量の殆どあるいは大部分(少なくとも半分以上)を支持するものである。
電動駆動手段5は、可動部材2を固定部材1に対して離接方向に進退させるもので、本実施形態では、両方の側端部がそれぞれ可動部材2と固定部材1とに略水平方向に回動自在に枢支される駆動アーム51と、駆動アーム51の略水平方向の長さを伸縮させる手段と、を備えている。
駆動アーム51は、本実施形態では、中央部で互いに枢支される二つの壁側アーム51aと、一端部が二つの壁側アーム51aの一端部にそれぞれ枢支されるパネル側アーム51bと、で構成される。二つの壁側アーム51aの一端部はそれぞれ、固定部材1に上下に移動自在で且つ略水平方向に回動自在に枢支される二つの枢支部材52に、上下方向に回動自在に(すなわち回動軸が略水平となるように)枢支される。二つの壁側アーム51aの他端部はそれぞれ、二つのパネル側アーム51bの一端部に、上下方向に回動自在に(すなわち回動軸が略水平となるように)枢支される。二つのパネル側アーム51bの他端部は、可動部材2に、上下方向に回動自在に(すなわち回動軸が略水平となるように)枢支される。
固定部材1の支持固定部材11には、上下に設けられて支持アーム31を枢支する上述した軸受の間に、回転軸53が回転自在に架設される。回転軸53は、上下を長手方向とするもので、支持固定部材11の前面から前方に突出する上下二つの突片54の間に架設される。回転軸53は、電動モータ55により回転駆動され、電動モータ55はマイクロコンピュータ等からなる制御部8(図3)により制御される。回転軸53の外面には、上半部53aと下半部53bに、右ねじ部と左ねじ部の一方と他方をそれぞれ螺設して逆ねじが形成してある。また二つの枢支部材52には、前記右ねじ部と左ねじ部の一方と他方にそれぞれ対応する雌ねじが上下に貫通するように形成してあり、上半部53aと下半部53bとに螺合している。
駆動アーム51の伸縮について説明する。電動モータ55により回転軸53を回転させると、二つの枢支部材52は互いに上下逆向きに移動する。二つの枢支部材52が互いに離間する方向に移動すると、二つの壁側アーム51aが起立していって表示パネルP側の端部が壁側に引き寄せられ、二つのパネル側アーム51bも同様に起立していって表示パネルP側の端部が壁側に引き寄せられ、可動部材2が壁側に近接していく。逆に、二つの枢支部材52が互いに近接する方向に移動すると、二つの壁側アーム51aが寝ていってパネル側の端部が壁側から遠ざけられ、二つのパネル側アーム51bも同様に寝ていってパネル側の端部が壁側から遠ざけられ、可動部材2が壁側から離間していく。このように回転軸53、駆動源となる電動モータ55、枢支部材52により駆動アーム51を電動で伸縮させる電動駆動手段5が構成されている。
枢支固定部材12は、本実施形態では、可動部材2の後退位置において表示パネルPの四隅が位置する部分にそれぞれ固定される、正面視略矩形状をしたSUS等の板部材14とブラケット15とからなるもので、図示しないが穿設された固着具挿通孔を介してビス等の固着具を壁面Wに螺着させることで固定される。板部材14とブラケット15は、上下方向の外側に板部材14が設けられると共に、上下方向の内側にブラケット15が設けられ、上下に並設される。ブラケット15の前面には、枢支手段4が設けられるもので、以下に説明する。
枢支手段4は、本実施形態では、可動部材2の横方向の両側端部に設けられる枢支係合部41及び該枢支係合部41に対応する固定部材1に設けられる被枢支係合部42で構成される。枢支係合部41及び被枢支係合部42は、係合状態で互いに回動可能となるもので、本実施形態では、一方が軸41aで他方が前記軸41aが内部の係合溝42bに収容されるコ字状をした保持部材42aであり、枢支係合部41としての軸41aが可動部材2の両方の側端部のそれぞれ上下に計四つ設けられ、被枢支係合部42としての保持部材42aが、四つの枢支固定部材12(固定部材1)に一つずつ計四つ設けられている。軸41aは、可動部材2の背面から距離をあけて該背面と略平行に上下に設けられている。
可動部材2は、本実施形態では上下端縁が後方に折曲されて横片21が形成されていて、可動部材2の両方の側端部において上下の横片21間に軸部材がそれぞれ架設してあり、軸部材の上下端部付近が枢支係合部41として利用される。
保持部材42aは、平面視でコ字状となり、その内部の係合溝42bに軸を収容して、軸が壁面Wから離れる方向(前方F)へ移動するのを規制するもので、ブラケット15に回動自在に設けられている。ブラケット15には、保持部材42aの一部が略水平に(上下軸回りに)回動自在となるように枢支され、更に、電動モータ等の動力源(図示せず)と、動力源の出力を保持部材42aの回動力として伝達する、歯車43aや伝達部材43bからなる動力伝達機構43とが設けられ、動力源と動力伝達機構43とで係脱手段が構成されている。
軸と保持部材42aは、図8に示すように、保持部材42aの係合溝42bに軸41a(図6)が収容され、軸41aの前方に保持部材42aが位置していて、軸41aの前方への移動が規制される係合状態と、図9に示すように、係合状態から保持部材42aが回動して、軸41aの前方に位置していた保持部材42aが前方へ移動して軸41aが前方に開放され、軸41aの前方への移動が可能な離脱状態と、が係脱手段により自在に選択できる。本実施形態の表示パネル支持装置9は、制御部8(図3)により電動モータ55が駆動制御され、両方の側端部の軸41aと保持部材42aとが係合する状態と、左右の一方の側端部の軸41aと保持部材42aとが係合し他方の側端部の軸41aと保持部材42aとが離脱して、一方の側端部の軸41aが保持部材42aに枢支されて他方の側端部が回動する状態と、が可能となる。動作については後で詳述する。
また枢支固定部材12の板部材14には、表示パネルPの後退位置において可動部材2の軸41aの左右位置が決まるようにガイドする、平面視略コ字状をした前方に開口する位置決めガイド16が設けられている。また更に、後退位置において可動部材2の上下位置が決まるようにガイドするガイドローラ17が設けられている。ガイドローラ17は、可動部材2の上側の横片21の上方への移動を規制する上ローラ17aと、下側の横片21の下方への移動を規制する下ローラ17bと、からなり、上ローラ17aと下ローラ17bとに挟持される状態で上下位置が決まる。位置決めガイド16とガイドローラ17とで、上下及び左右の位置決めがなされる。
また固定部材1には、可動部材2の離脱している枢支係合部41が被枢支係合部42に近接しているか否かを検知する近接検知手段19が設けられている。本実施形態では近接検知手段19として、枢支固定部材12の板部材14に、可動部材2の横片21を検知する押し込みスイッチ、或いはフォトインタラプタ等が設けられている。
ここで、本実施形態の表示パネル支持装置9にあっては、図2に示すように、表示パネルP用の遠隔操作器10から電源ON/OFF信号を受信する表示パネル側受信部18の近傍位置に、表示パネル側受信部18とは別に該電源ON/OFF信号を受信する本装置専用の受信部20が設けられている。ここでは、表示パネルPのパネルフレームの背面部に固定ブラケット25の上端部を固定し、固定ブラケット25の表示パネルPの下端部よりも下方に突出した下端部に上記受信部20が前方Fに向くようにして固定してある。この受信部20は表示パネル側受信部18のほぼ真下の近傍位置に配置されており、遠隔操作器10からの電源ON/OFF信号が表示パネル側受信部18に向けて送信されたときには、受信部20でも同時にキャッチできるようにしてある。なお図2(a)中の26はビデオデッキ等の置き台である。
さらに本実施形態においては、電動駆動手段5の制御部8は、本装置の受信部20に対する遠隔操作器10からの信号の送信方向Aを検知する方向検知手段27を備えており、受信部20が遠隔操作器10からの信号を受信したときには可動部材2に取り付けられた表示パネルPの表示面が方向検知手段27にて検知された遠隔操作器10の送信方向Aに傾くように可動部材2を電動駆動手段5により作動させるものである。
本実施形態の受信部20は、図3に示すように、受光角度が互いに異なる3個の受光素子20a,20b,20cを備えており、方向検知手段27は各受光素子20a,20b,20cから得られる受光情報(受光強度差)に基づいて遠隔操作器10の送信方向Aを算出する演算回路28とで構成されている。具体的には図4に示すように、受信部20が取り付けられる部位に平面視略コ字状の凹み部29を形成し、凹み部29の左斜面29b、正面29a、右斜面29cに、それぞれ、右向きの受光素子20a、正面向きの受光素子20b、左向きの受光素子20cを取り付け、例えば、遠隔操作器10からの送信方向Aが図1(a)のような右斜め方向のときは、右向きの受光素子20aの受光強度が、他の受光素子20b,20cよりも強くなることから、演算回路28はこれら受光強度差から信号の送信方向Aを算出するものである。この演算回路28の算出結果は制御部8に送られる。
ここでは、製造メーカーが異なる薄型テレビ(表示パネルP)を本表示パネル支持装置9にて支持した場合において製造メーカーによって異なる薄型テレビの操作信号システムに対応するために、上記制御部8の記憶手段22には、各製造メーカーごとの薄型テレビの電源ON/OFFの信号情報が予め記憶されており、本装置の受信部20で受信された信号から該当する製造メーカーの電源ON/OFF信号を特定して、電動駆動手段5を作動させる構成となっている。
上述した表示パネル支持装置9の動作について説明する。
可動部材2の後退位置では、表示パネルP及び可動部材2は壁面Wに沿っていて、連結支持部材3の各支持アーム31は、二つのアーム31aが折り畳まれ、電動駆動手段5の駆動アーム51も折り畳まれている。また、可動部材2の両方の側端部の枢支係合部41は、固定部材1の両方の側端部の被枢支係合部42にそれぞれ係合して保持されている。本実施形態では、表示パネルPの前面は壁面Wと略面一となるもので、壁面Wに正面視で表示パネルPと略同じ形状をした収納凹所6が凹設してあり、この収納凹所6に表示パネルPが収納される。そして枢支固定部材12の板部材14とブラケット15は収納凹所6の奥壁面に設けられている。更に、収納凹所6の略中央部には別の収納凹所7が凹設してあり、後退位置において連結支持部材3及び電動駆動手段5が収納されている。
使用者が表示パネルPを視聴したい場合は、テレビ用リモコン(遠隔操作器10)から表示パネル側受信部18に向けて電源ON信号を送信する。これにより表示パネルPの電源がONとなり、同時にこの電源ON信号は本装置専用の受信部20(受光素子20a,20b,20c)でも受信され、このとき制御部8は図5に示す動作を実行して、方向検知手段27を構成する演算回路28によって遠隔操作器10の送信方向Aを検知する。
なお、テレビ用リモコン以外の本装置専用リモコン(別の遠隔操作器)から本装置の受信部20に向けて信号を送信したときは、この信号が本装置専用の受信部20(受光素子20a,20b,20c)で受信され、このときも制御部8は図5に示す動作を実行して、本装置専用リモコンからの送信方向を検知する。
制御部8は、方向検知手段27の検知結果に基づいて電動駆動手段5の電動モータ55をONとし、表示パネルPの表示面が遠隔操作器10の送信方向Aに向く傾斜状態(図1(b)の首振り位置)となるまで、駆動アーム51を作動させる。
具体的には、制御部8により電動駆動手段5が駆動されて二つの枢支部材52が互いに近接する方向に移動すると共に、左側の被枢支係合部42の動力源が駆動されて可動部材2の左側の枢支係合部41が離脱する。右側の被枢支係合部42の動力源は駆動されず、可動部材2の左側の枢支係合部41との係合が維持される。これにより、表示パネルPの右側の側端部が枢支軸となり、連結支持部材3が伸張して可動部材2及び表示パネルPが前進して、表示パネルPが壁面Wの前方に突出して所定角度で傾斜して視聴者が見やすい回動位置に移動する。このとき表示パネルPの前方への前進量(回動量)は、遠隔操作器の送信方向Aに応じて変更可能とされる。
また、表示パネルPの左側の側端部を枢支軸として、右側の側端部を前方に回動させたい場合も、左右を逆にして同様にすることができる。
次に、表示パネルPを後退位置に配置したい場合、遠隔操作器10からの信号(テレビ用リモコンからの電源OFF信号又は本装置専用リモコンから信号)を送信すると、これが本装置の受信部20でも受信され、制御部8により電動駆動手段5が駆動されて二つの枢支部材52が互いに離間する方向に移動し、連結支持部材3が収縮して可動部材2の左側の枢支係合部41が後退する。そして、近接検知手段19により前記枢支係合部41の被枢支係合部42への近接が検知されると、左側の被枢支係合部42の動力源が駆動されて該被枢支係合部42により前記枢支係合部41が係合されて保持され、後退位置(図1(a)の状態)への移動が完了する。なお、可動部材2の後退位置としては、図1(a)のように可動部材2及び表示パネルPが壁面Wに近接して露出した状態、或いは図6に示す壁面Wの収納凹所6内に可動部材2及び表示パネルPが収納された状態のいずれであってもよい。
しかして、上記構成によれば、遠隔操作器10(テレビ用リモコン又は本装置専用リモコン)の操作だけで、表示パネルPの表示面が遠隔操作器10の送信方向Aに向くように可動部材2が回動するので、操作をする人の方向に向かって表示パネルPが傾くことにより、表示パネルPが見やすい状態となり、また後退位置への移動も自動的に行われるので、結果、従来のような表示パネルPを手で自分の向きに首振り操作する手間を省くことができる。
しかも、本実施形態の方向検知手段27は、受光角度が互いに異なる複数個の受光素子20a,20b,20c…から得られる受光情報(各受光素子20a,20b,20c…の受光強度差)に基づいて遠隔操作器10の送信方向Aを簡単に求めることができるので、複雑な演算回路が不要になる利点もある。なお受光素子の数は3つに限らず、その数は適宜に変更自在であるが、受光素子の数が多いほど検知精度が高まり、表示パネルPのきめ細かな角度調整が可能となる。
また本実施形態では、図1(b)に示すように、可動部材2の傾斜状態では、表示パネルPの両側のうちの任意の一方を選択的に枢支させ、他方を前方に移動させることができるため、表示パネルPの壁面Wに対する角度を所望の角度にすることができて、一層見やすい状態にできる利点もある。
さらに、テレビ用リモコンを本装置用リモコンとして利用できる利点もある。
なお、表示パネルPを見る位置が常に決まっている場合においては、例えば制御部8に送信方向Aに向く可動部材2の回動位置を予め記憶する記憶手段を設け、受信部20が遠隔操作器10からの信号を受信したときには自動的に予め記憶した回動位置まで可動部材2が移動するように構成することも可能である。
本例では、可動部材2の使用位置として、図1(b)に示す表示パネルPの横方向の一側端を枢支手段4で枢支した状態で横方向の他側端を前方に突出させた傾斜状態を例に挙げて説明したが、これに限らず、他例として、図10に示すように、枢支手段4を省略して、連結支持部材3と電動駆動手段5とをそれぞれ左右2組設け、左右の駆動アーム51を同じ伸びで突出させて表示パネルPを壁面Wと平行な前進位置まで移動させ(図10(a)の状態)とし、さらにこの状態から、一方の駆動アーム51のみを長く伸ばして、表示パネルPを右方向(或いは左方向)に回動させて壁面Wに対して傾斜した状態(図10(b)の状態)とすることも可能である。また、表示パネルPが大きい場合(例えば表示パネルPの型が50インチを超えるような大型の液晶テレビ、プラズマテレビ、ディスプレイ等の場合、重量が20〜30kgに達する場合)であっても、左右の連結支持部材3、3により表示パネルPの耐重量性を高めることができる利点もある。
本発明の表示パネル支持装置9は、固定部材1を部屋の壁面Wに固定する場合に限らず、壁面Wに沿って設置される家具の正面を鉛直な被固定面として、固定部材1を取り付ける構造としてもよい。
1 固定部材
2 可動部材
3 連結支持部材
5 電動駆動手段
8 制御部
9 表示パネル支持装置
10 遠隔操作器
20 受信部
20a,20b,20c 受光素子
27 方向検知手段
28 演算回路
A 送信方向
P 表示パネル

Claims (2)

  1. 鉛直な被固定面にその背面が沿うように固定される固定部材と、前面側に表示パネルが取り付けられる可動部材と、固定部材と可動部材とを連結すると共に可動部材が前方に移動して被固定面に対して所定角度で傾斜した状態となるまで可動部材を回動自在に駆動する連結支持部材と、上記可動部材を電動で回動させるための電動駆動手段と、信号を発する遠隔操作器からの信号を受信する受信部と、受信部に対する遠隔操作器からの信号の送信方向を検知するための方向検知手段と、上記電動駆動手段の制御部とを備え、上記受信部が遠隔操作器からの信号を受信したときに可動部材に取り付けられた表示パネルの表示面が方向検知手段にて検知された遠隔操作器の送信方向に傾くように可動部材を電動駆動手段により作動させることを特徴とする表示パネル支持装置。
  2. 上記受信部は、受光角度が互いに異なる複数個の受光素子を備え、上記方向検知手段は、各受光素子から得られる受光情報に基づいて遠隔操作器の送信方向を算出する演算回路で構成されていることを特徴とする請求項1記載の表示パネル支持装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020505847A (ja) * 2017-01-24 2020-02-20 トップ システム カンパニー リミテッドTop System Co., Ltd. リンク構造を採用した天井型ディスプレイ位置調節装置

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