JP2011048000A - 反射防止フィルム、偏光板、および表示装置 - Google Patents
反射防止フィルム、偏光板、および表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011048000A JP2011048000A JP2009194244A JP2009194244A JP2011048000A JP 2011048000 A JP2011048000 A JP 2011048000A JP 2009194244 A JP2009194244 A JP 2009194244A JP 2009194244 A JP2009194244 A JP 2009194244A JP 2011048000 A JP2011048000 A JP 2011048000A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antireflection
- present
- light
- antireflection film
- polarizing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
【解決手段】光透過性基板と、上記光透過性基板上に形成され、紫外線硬化性樹脂からなり、かつ表面に可視光領域の波長以下の周期で形成された凹凸形状を有する反射防止層とを有する反射防止フィルムであって、上記反射防止層に紫外線吸収剤が含まれており、かつ上記光透過性基板が実質的に紫外線を吸収する性質を有さないものであることを特徴とする反射防止フィルムを提供することにより上記課題を解決するものである。
【選択図】図1
Description
さらに、フラットパネルディスプレイの分野以外においても、反射防止技術は多方面において益々重要性を増している。
(1)まず第1に、反射防止効果に優れた複数層を形成するには、通常、真空蒸着法などを用いて成膜する必要があるため、表示装置を製造するに際して真空設備を備えることが必要となってしまうという問題点があった。また、真空蒸着法では、成膜時間も長時間になるのが一般的であったことから、製造効率の問題も指摘されていた。特に、周囲光が非常に強い環境で使用されるディスプレイに対しては、一層高い反射防止性能が要請されるため、複数層を構成する層数を増加させる必要があることから、製造コストが著しく高くなってしまうという問題点があった。
(2)第2に、技術的観点からしても、複数層による反射防止技術は、光の干渉現象を利用するものであるため、反射防止効果が光の入射角や波長に大きく影響してしまい、望みどおりの反射防止効果を得ることが困難であるという問題点があった。
なお、上記モスアイ構造に用いられる凹凸パターンとしては、円錐形や四角錐形などの錐形体が一般的である。
すなわち、モスアイ型反射防止フィルムは、上記図7に例示したようにモスアイ構造を賦型する工程において、上記光透過性基板側から紫外線を照射して、紫外線硬化性樹脂からなる樹脂層を硬化させる方法が用いられるのが一般的であるところ、上記光透過性基板として紫外線吸収剤を含むものが用いられると、当該光透過性基板によって紫外線が吸収されてしまい、上記樹脂層を十分に硬化させることができなくなる結果、高精度でモスアイ構造を形成することが困難であるという問題点があった。このため、従来のモスアイ型反射防止フィルムは、製造適性が著しく劣っており、かつスタンプの凹凸型通りに高精度でモスアイ構造を形成することが困難であるという問題点があった。また、この問題点は、モスアイ型反射防止フィルムの汎用性を向上させる上では重大ものであった。
また、本発明によれば、上記反射防止層に紫外線吸収剤が含まれることにより、本発明の反射防止フィルム全体として紫外線吸収性能を備えるものにできる。このため、例えば、本発明の反射防止フィルムを用いて偏光板を作製したとしても、紫外線の偏光子が経時劣化してしまうことを防止することができる。
このようなことから、本発明によれば紫外線吸収性能を低下させることなく、従来の製造方法によっても高精度でモスアイ構造を形成できることにより、反射防止機能に優れたモスアイ型反射防止フィルムを提供することができる。
まず、本発明の反射防止フィルムについて説明する。上述したように本発明の反射防止フィルムは、光透過性基板と、上記光透過性基板上に形成され、紫外線硬化性樹脂からなり、かつ表面に可視光領域の波長以下の周期で形成された凹凸形状を有する反射防止層とを有するものであって、上記反射防止層に紫外線吸収剤が含まれており、かつ上記光透過性基板が実質的に紫外線を吸収する性質を有さないものであることを特徴とするものである。
このような例において、本発明の反射防止フィルム10は、上記反射防止層2に紫外線吸収剤が含まれており、かつ上記光透過性基板1が実質的に紫外線を吸収する性質を有さないものであることを特徴とするものである。
また、本発明によれば、上記反射防止層に紫外線吸収剤が含まれることにより、本発明の反射防止フィルム全体として紫外線吸収性能を備えるものにできるため、例えば、本発明の反射防止フィルムを用いて偏光板を作製したとしても、紫外線の偏光子が経時劣化してしまうことを防止することができる。
(1)まず第1に、本発明の反射防止フィルムの透明性を向上させることができる。
すなわち、従来の反射防止フィルムは、モスアイ構造を形成する際に紫外線吸収剤を含有する光透過性基板を通じて反射防止層に紫外線を照射することが必要であったため、紫外線が光透過性基板によって吸収されてしまい、反射防止層の硬化が阻害されるという現象が生じていた。このため、光透過性基板によって紫外線が吸収されても、なお反射防止層を一定程度硬化させるためには、必然的に紫外線照射量を増加させることが必要となっていた。このため、光透過性基板には過度の紫外線が照射されることになる結果、光透過性基板が黄変してしまうという問題があった。この点、本発明によれば、光透過性基板は実質的に紫外線を吸収する性能を有さないものであるため、光透過性基板を通じて照射された紫外線は、ほぼすべてが反射防止層の硬化のために費消されることになる。よって、短時間の紫外線照射によって十分に反射防止層を硬化できることから、光透過性基板の黄変等により透明性が損なわれることを防止することができる。このような効果は、上記光透過性基板として、トリアセチルセルロース等のセルロース誘導体からなるものが用いられる場合に顕著である。
(2)第2に、本発明の反射防止フィルムの機械的特性を改善することができる。
すなわち、上述したように従来のモスアイ型反射防止フィルムにおいては、その製造工程において光透過性基板に過度の紫外線を照射することが必要となっていた結果、光透過性基板が紫外線によって劣化してしまい、その可撓性が損なわれ、物理的に脆くなってしまうという問題点があった。この点、本発明によれば、反射防止層を硬化する際の紫外線照射量を少なくすることができるため、このような問題を解消でき、反射防止フィルム全体としての機械的特性を改善することができる。このような効果は、上記光透過性基板として、トリアセチルセルロース等のセルロース誘導体からなるものが用いられる場合に顕著である。
(3)第3に、本発明の反射防止フィルムを用いて、偏光板を作製した際に、偏光子と反射防止フィルムとの密着性を向上させることができる。
すなわち、従来の反射防止フィルムにおいては光透過性基板に紫外線吸収剤が含まれることが一般的であったところ、このような反射防止フィルムを偏光子に貼り合わせて反射防止フィルムを作製すると、上記光透過性基板中に、いわば不純物として存在する紫外線吸収剤の影響により、光透過性基板と偏光子との密着性が不足することがあった。しかしながら、本発明においては上記光透過性基板に紫外線吸収剤等が含まれず、実質的に紫外線を吸収する性質を有さないことにより、密着性を阻害する要素が排除されているため、偏光子と反射防止フィルムとの密着性を向上できるという効果がある。このような効果は、上記光透過性基板として、トリアセチルセルロース等のセルロース誘導体からなるものが用いられる場合に顕著である。その理由は次の通りである。
すなわち、トリアセチルセルロース等のセルロース誘導体からなり、紫外線吸収剤を含有する光透過性基板が用いられた反射防止フィルムによって偏光板を作製する場合、当該光透過性基板に偏光子との接着性を付与するために、光透過性基板の表面をけん化処理することが行われるが、このような処理が行われると紫外線吸収剤が表出し、偏光子との接着性を特に阻害するという問題がある。この点、上述したように本発明においては上記光透過性基板に紫外線吸収剤等が含まれず、実質的に紫外線を吸収する性質を有さないことにより、けん化処理を行ったとしても上述したような問題は生じないことから、特にトリアセチルセルロース等のセルロース誘導体からなるものが用いられる場合に効果が顕著になるのである。
以下、本発明に用いられる構成について順に説明する。
まず、本発明における反射防止層について説明する。本発明における反射防止層は、後述する光透過性基板上に形成され、本発明の反射防止フィルムに所望の反射防止機能を付与するものである。また、本発明における反射防止層は、紫外線硬化性樹脂からなり、表面に可視光領域の波長以下の周期で形成された凹凸形状(以下、「モスアイ構造」と称する場合がある。)を有するものである。そして、本発明に用いられる反射防止層は、紫外線吸収剤を含有することを特徴とするものである。
250nm〜300nmの範囲内であるものがさらに好ましい。
なお、錐形の構造物が形成された周期、高さ、および間隔は、それぞれ図3におけるP、Q、およびRで表される距離を指すものである。
なお、本発明における上記間隔はすべての構造物において均一ではない場合があるが、その場合における上記距離は、単位面積あたりに形成された構造物間の間隔の平均距離を指すものとする。
次に、本発明に用いられる光透過性基板について説明する。本発明に用いられる光透過性基板は上述した反射防止層を支持するものであり、上記反射防止層と相まって本発明の反射防止フィルムに所望の反射防止機能を付与するものである。そして、本発明に用いられる光透過性基板は、実質的に紫外線を吸収する性質を有さないものであることを特徴とするものである。
ここで、本発明において光透過性基板が紫外線吸収剤を含有しないとは、上記光透過性基板に紫外線吸収性能を付与することを目的として紫外線を吸収する化合物が添加されていないことを意味する。したがって、例えば、光透過性基板が樹脂材料からなるものであり、かつ当該樹脂材料が紫外線吸収性能を示す場合であっても、本発明においては光透過性基板に紫外線吸収剤が含まれていないという評価になる。
なお、本発明に用いられる光透過性基板の屈折率の値は、上述した反射防止層の屈折率との関係において決定されるものであるから特に好ましい値はないが、通常1.30〜1.70の範囲内とされる。
本発明の反射防止フィルムは、上記反射防止層に紫外線吸収剤が含まれることにより、反射防止フィルム全体として紫外線吸収性能を有するものとなる。ここで、本発明の反射防止フィルムが備える紫外線吸収性能としては、本発明の反射防止フィルムの用途等に応じて適宜決定することができるものであり、特に限定されるものではない。中でも本発明の反射防止フィルムは、波長360nm〜400の紫外線透過率が80%以下であることが好ましく、75%以下であることがより好ましく、70%以下であることがさらに好ましい。本発明の反射防止フィルム全体として、このような紫外線吸収性能を有することにより、例えば、本発明の反射防止フィルムを偏光板等に用いた場合に、偏光子の紫外線による経時劣化を十分に防止することができるからである。また、上述したように、本発明の反射防止フィルムは反射防止層にのみ紫外線吸収剤が含まれており、上記光透過性基板は実質的に紫外線吸収性能を有さないものであるため、反射防止フィルムとしての紫外線吸収性能は、専ら反射防止層に紫外線吸収剤を含有されることによって発現されるものであるところ、上記波長範囲の紫外線に対する透過率が上記範囲よりも大きいと、反射防止層中に含有させる紫外線吸収剤の量が過大になり、紫外線吸収剤の存在が障害となって、反射防止層を十分に硬化させることができなくなる可能性があるからである。
次に、本発明の反射防止フィルムの製造方法について説明する。本発明の反射防止フィルムは、いわゆるモスアイ型の反射防止フィルムを製造する方法として一般的に公知の方法を用いて製造することができる。なかでも本発明の反射防止フィルムの製造方法としては、本発明における反射防止層のモスアイ構造を形成することが可能な形状を有する金型を用い、当該金型に紫外線硬化性樹脂を含有する硬化性樹脂組成物を充填する工程と、当該金型に充填された硬化性樹脂組成物上に光透過性基板を配置する工程と、上記硬化性樹脂組成物と上記光透過性基板とが接した状態で上記光透過性基板側から紫外線を照射することにより、上記硬化性樹脂組成物を硬化させる工程と、硬化された硬化性樹脂組成物から上記金型を剥離する工程とを有する製造方法を挙げることができる。
さらに、上記光透過性基板を用い、当該光透過性基板上に紫外線硬化性樹脂を含有する硬化性樹脂組成物を塗工することにより、硬化性樹脂組成物からなる膜を形成する工程と、本発明における反射防止層のモスアイ構造を形成することが可能な形状を有する金型を用い、上記硬化性樹脂組成物からなる膜にモスアイ構造を賦型する工程と、上記光透過性基板側から紫外線を照射することにより上記硬化性樹脂組成物を硬化させる工程と、上記金型を剥離する工程とを有する製造方法が好適に用いられる。ここで、上記硬化性樹脂組成物は硬化されることによって、本発明における反射防止層となる。
これらの製造方法は、モスアイ型反射防止フィルムを製造する方法としては一般的に公知の方法であるが、本発明の反射防止フィルムは反射防止層にのみ紫外線吸収剤が含まれることにより、このような方法が用いられる場合であっても、高精度でモスアイ構造を形成できることにより、反射防止機能に優れたモスアイ型反射防止フィルムを得ることができる。
本発明の反射防止フィルムは、反射防止機能が必要とされるあらゆる用途に用いることができるが、液晶表示装置用の偏光板を構成する部材として最も好適に用いることができる。これ以外も例えば、フォトフレームや、美術品の展示フレーム等にも用いることができる。
次に、本発明の偏光板について説明する。上述したように本発明の偏光板は、偏光子、上記偏光子の一方の面に貼り合わされた反射防止フィルム、および、上記偏光子の他方の面に貼り合わされた偏光板保護フィルムとを有するものであって、上記反射防止フィルムとして上記本発明に係る反射防止フィルムが用いられたていることを特徴とするものである。すなわち、本発明の偏光板は、上記反射防止フィルムが、光透過性基板と、上記光透過性基板上に形成され、紫外線硬化性樹脂からなり、かつ表面に可視光領域の波長以下の周期で形成された凹凸形状を有する反射防止層とを有するものであり、さらに上記反射防止層に紫外線吸収剤が含まれており、かつ上記光透過性基板が実質的に紫外線を吸収する性質を有さないものであることを特徴とするものである。
このような例において、本発明の偏光板20は、上記反射防止フィルム10が、光透過性基板1と、上記光透過性基板1上に形成され、紫外線硬化性樹脂からなり、かつ表面に可視光領域の波長以下の周期で形成された凹凸形状を有する反射防止層2とを有するものであり、さらに上記反射防止層2に紫外線吸収剤が含まれており、かつ上記光透過性基板1が実質的に紫外線を吸収する性質を有さないものであることを特徴とするものである。
以下、本発明に用いられる各構成について順に説明する。
本発明に用いられる反射防止フィルムは、上記本発明に係る反射防止フィルムである。そして、本発明の偏光板は本発明に係る反射防止フィルムが用いられていることにより、紫外線による偏光子の経時劣化が少なく、かつ表示品質に優れた液晶表示装置を作製することが可能な偏光板を得ることができ、さらに偏光子と反射防止フィルムとの密着性に優れるという効果を奏するものである。
次に、本発明に用いられる偏光子について説明する。本発明に用いられる偏光子は、本発明の偏光板に所望の偏光特性を付与できるものであれば特に限定されるものではなく、一般的に液晶表示装置の偏光板に用いられる偏光子を特に制限なく用いることができる。このような偏光子としては、例えば、ポリビニルアルコールからなるフィルムにヨウ素を含浸させ、これを一軸延伸することによってポリビニルアルコールとヨウ素との錯体を形成させたものを挙げることができる。
次に、本発明に用いられる偏光板保護フィルムについて説明する。本発明に用いられる偏光板保護フィルムとしては、本発明の偏光板において偏光子が空気中の水分等に曝されることを防止し、さらに偏光子の寸法変化を防止できるものであれば特に限定されるものではない。
次に、本発明の液晶表示装置について説明する。上述したように本発明の液晶表示装置は、少なくとも液晶セルと、上記液晶セルの表示側に配置された第1偏光板と、上記液晶セルのバックライト側に配置された第2偏光板と、を有するものであって、上記第1偏光板として上記本発明に係る偏光板が用いられていることを特徴とするものである。
すなわち、本発明の液晶表示装置は、上記第1偏光板が、偏光子、上記偏光子の一方の面に貼り合わされた反射防止フィルム、および、上記偏光子の他方の面に貼り合わされた偏光板保護フィルムを有するものであり、上記反射防止フィルムが、光透過性基板と、上記光透過性基板上に形成され、紫外線硬化性樹脂からなり、かつ表面に可視光領域の波長以下の周期で形成された凹凸形状を有する反射防止層とを有するものであり、さらに上記反射防止層に紫外線吸収剤が含まれており、かつ上記光透過性基板が実質的に紫外線を吸収する性質を有さないものであることを特徴とするものである。
このような例において、本発明の液晶表示装置30は、上記第1偏光板32が、偏光子21、上記偏光子21の一方の面に貼り合わされた反射防止フィルム10、および、上記偏光子21の他方の面に貼り合わされた偏光板保護フィルム22を有するものであり、上記反射防止フィルム10が、光透過性基板1と、上記光透過性基板1上に形成され、紫外線硬化性樹脂からなり、かつ表面に可視光領域の波長以下の周期で形成された凹凸形状を有する反射防止層2とを有するものであり、さらに上記反射防止層2に紫外線吸収剤が含まれており、かつ上記光透過性基板1が実質的に紫外線を吸収する性質を有さないものであることを特徴とするものである。
以下、本発明に用いられる各構成について順に説明する。
まず、本発明に用いられる第1偏光板について説明する。本発明に用いられる第1偏光板は、偏光子、上記偏光子の一方の面に貼り合わされた反射防止フィルム、および、上記偏光子の他方の面に貼り合わされた偏光板保護フィルムを有するものであり、上記反射防止フィルムが、光透過性基板と、上記光透過性基板上に形成され、紫外線硬化性樹脂からなり、かつ表面に可視光領域の波長以下の周期で形成された凹凸形状を有する反射防止層とを有するものであり、さらに上記反射防止層に紫外線吸収剤が含まれており、かつ上記光透過性基板が実質的に紫外線を吸収する性質を有さないものである。すなわち、本発明に用いられる第1偏光板は、上述した本発明に係る偏光板である。そして、本発明に用いられる第1偏光板は、後述する液晶セルの表示側に配置されるものである。
本発明に用いられる第2偏光板は、後述する液晶セルのバックライト側に配置されるものである。本発明に用いられる偏光板としては、一般的に液晶表示装置に用いられる偏光板として公知のものを用いることができ、特に限定されるものではない。このような第2偏光板としては、通常、偏光子の両面に偏光板保護フィルムが貼り合わされた構成を有する者が用いられる。ここで、上記偏光子、偏光板保護フィルムについては、上記「C.偏光板」の項において説明したものを用いることができる。
本発明に用いられる液晶セルとしては、液晶表示装置に用いられる液晶セルとして一般的に公知のものを用いることができるため、ここでの詳しい説明は省略する。
多官能ウレタンアクリレート(日本合成製、商品名「UV1700B」)30重量部、ポリエチレングリコール(共栄社化学社製、「14EG−A」)70重量部、光重合開始剤(チバスペシャリティ製、商品名「イルガキュア184」)5重量部、紫外線吸収剤(旭電化工業製、「商品名アデカスタブLA52」)0.05重量部を添加混合することにより反射防止層形成用組成物を得た。
反射防止層形成用組成物に紫外線吸収剤を添加しない以外は、実施例1と同様にして反射防止フィルムを製造した。作製された反射防止フィルムの波長550nmの光に対する反射率は1.0%であった。
得られた反射防止積層体をポリビニルアルコール(PVA)と未ケン化トリアセチルセルロースフィルムとを貼り合わせ、サンシャインウェザーメーターにて紫外線を200時間照射し、色味変化を分光器にて測定した。その結果を表1に示す。
2 … 反射防止層
3 … ハードコート層
10 … 反射防止フィルム
20 … 偏光板
21 … 偏光子
22 … 偏光板保護フィルム
30 … 液晶表示装置
31 … 液晶セル
32 … 第1偏光板
33 … 第2偏光板
101 … 光透過性基板
102 … 樹脂層
103 … スタンプ
Claims (6)
- 光透過性基板と、前記光透過性基板上に形成され、紫外線硬化性樹脂からなり、かつ表面に可視光領域の波長以下の周期で形成された凹凸形状を有する反射防止層と、を有する反射防止フィルムであって、
前記反射防止層に紫外線吸収剤が含まれており、かつ前記光透過性基板が実質的に紫外線を吸収する性質を有さないものであることを特徴とする、反射防止フィルム。 - 波長360nm〜400nmの紫外線透過率が80%以下であることを特徴とする、請求項1に記載の反射防止フィルム。
- 前記光透過性基板が、波長260nm〜350nmの紫外線透過率が60%以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の反射防止フィルム。
- 前記反射防止層における紫外線吸収剤の含有量が0.01重量%〜10重量%の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの請求項に記載の反射防止フィルム。
- 偏光子、
前記偏光子の一方の面に貼り合わされた反射防止フィルム、
および、前記偏光子の他方の面に貼り合わされた偏光板保護フィルムとを有する偏光板であって、
前記反射防止フィルムが、光透過性基板と、前記光透過性基板上に形成され、紫外線硬化性樹脂からなり、かつ表面に可視光領域の波長以下の周期で形成された凹凸形状を有する反射防止層とを有するものであり、さらに前記反射防止層に紫外線吸収剤が含まれており、かつ前記光透過性基板が実質的に紫外線を吸収する性質を有さないものであることを特徴とする、偏光板。 - 少なくとも液晶セルと、前記液晶セルの表示側に配置された第1偏光板と、前記液晶セルのバックライト側に配置された第2偏光板と、を有する液晶表示装置であって、
前記第1偏光板が、偏光子、前記偏光子の一方の面に貼り合わされた反射防止フィルム、
および、前記偏光子の他方の面に貼り合わされた偏光板保護フィルムを有するものであり、前記反射防止フィルムが、光透過性基板と、前記光透過性基板上に形成され、紫外線硬化性樹脂からなり、かつ表面に可視光領域の波長以下の周期で形成された凹凸形状を有する反射防止層とを有するものであり、さらに前記反射防止層に紫外線吸収剤が含まれており、かつ前記光透過性基板が実質的に紫外線を吸収する性質を有さないものであることを特徴とする、液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009194244A JP2011048000A (ja) | 2009-08-25 | 2009-08-25 | 反射防止フィルム、偏光板、および表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009194244A JP2011048000A (ja) | 2009-08-25 | 2009-08-25 | 反射防止フィルム、偏光板、および表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011048000A true JP2011048000A (ja) | 2011-03-10 |
Family
ID=43834415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009194244A Pending JP2011048000A (ja) | 2009-08-25 | 2009-08-25 | 反射防止フィルム、偏光板、および表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2011048000A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8841836B2 (en) | 2012-04-27 | 2014-09-23 | Samsung Display Co., Ltd. | Flat panel display device, organic light emitting display device and method of manufacturing flat panel display device |
| JP2014204037A (ja) * | 2013-04-08 | 2014-10-27 | 大日本印刷株式会社 | 保護テープ、保護テープの製造方法、ダイシングテープ及びダイシングテープの製造方法 |
| WO2015186734A1 (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-10 | シャープ株式会社 | ミラーディスプレイ、及び、ミラーディスプレイユニット |
| US10451772B2 (en) | 2015-02-05 | 2019-10-22 | Samsung Electronics, Co., Ltd. | Manufacturing device of anti-reflecting structure and manufacturing method for the anti-reflecting structure using thereof |
| CN118465884A (zh) * | 2024-05-28 | 2024-08-09 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 光学减反膜、车窗玻璃及车辆 |
Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001264520A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 反射防止フィルム、偏光素子、および表示装置、ならびに反射防止フィルムの製造方法 |
| JP2005043749A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 反射防止膜、反射防止フィルム、偏光板、画像表示装置およびハードコート処理物品 |
| JP2005092099A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | 硬化性樹脂組成物、及び光学物品、並びにそれを用いた画像表示装置 |
| JP2005097371A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | フッ素含有樹脂組成物及び光学物品、並びにそれを用いた画像表示装置 |
| WO2007105394A1 (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-20 | Kimoto Co., Ltd. | 帯電防止性ハードコートフィルム |
| JP2008197216A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 反射防止膜およびその製造方法 |
| WO2009054513A1 (ja) * | 2007-10-25 | 2009-04-30 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | スタンパとその製造方法、成形体の製造方法、およびスタンパ用のアルミニウム原型 |
| JP2009103808A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Asahi Kasei Corp | 反射防止フィルム |
| JP2009157233A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Riken Technos Corp | 反射防止フィルム |
| JP2009169306A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Nippon Zeon Co Ltd | 偏光板用保護フィルムおよび偏光板 |
-
2009
- 2009-08-25 JP JP2009194244A patent/JP2011048000A/ja active Pending
Patent Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001264520A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 反射防止フィルム、偏光素子、および表示装置、ならびに反射防止フィルムの製造方法 |
| JP2005043749A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 反射防止膜、反射防止フィルム、偏光板、画像表示装置およびハードコート処理物品 |
| JP2005092099A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | 硬化性樹脂組成物、及び光学物品、並びにそれを用いた画像表示装置 |
| JP2005097371A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | フッ素含有樹脂組成物及び光学物品、並びにそれを用いた画像表示装置 |
| WO2007105394A1 (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-20 | Kimoto Co., Ltd. | 帯電防止性ハードコートフィルム |
| JP2008197216A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 反射防止膜およびその製造方法 |
| JP2009103808A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Asahi Kasei Corp | 反射防止フィルム |
| WO2009054513A1 (ja) * | 2007-10-25 | 2009-04-30 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | スタンパとその製造方法、成形体の製造方法、およびスタンパ用のアルミニウム原型 |
| JP2009157233A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Riken Technos Corp | 反射防止フィルム |
| JP2009169306A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Nippon Zeon Co Ltd | 偏光板用保護フィルムおよび偏光板 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8841836B2 (en) | 2012-04-27 | 2014-09-23 | Samsung Display Co., Ltd. | Flat panel display device, organic light emitting display device and method of manufacturing flat panel display device |
| JP2014204037A (ja) * | 2013-04-08 | 2014-10-27 | 大日本印刷株式会社 | 保護テープ、保護テープの製造方法、ダイシングテープ及びダイシングテープの製造方法 |
| WO2015186734A1 (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-10 | シャープ株式会社 | ミラーディスプレイ、及び、ミラーディスプレイユニット |
| US10254455B2 (en) | 2014-06-05 | 2019-04-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Mirror display and mirror display unit |
| US10451772B2 (en) | 2015-02-05 | 2019-10-22 | Samsung Electronics, Co., Ltd. | Manufacturing device of anti-reflecting structure and manufacturing method for the anti-reflecting structure using thereof |
| CN118465884A (zh) * | 2024-05-28 | 2024-08-09 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 光学减反膜、车窗玻璃及车辆 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5471249B2 (ja) | 偏光板保護フィルム、偏光板、および液晶表示装置 | |
| JP5332599B2 (ja) | 偏光板、その製造方法及びそれを用いた複合偏光板 | |
| JP5625278B2 (ja) | 反射防止フィルム、偏光板、および表示装置 | |
| KR20120085817A (ko) | 기능성 시트 및 그것을 이용한 렌즈 | |
| JP5449375B2 (ja) | 観察窓付き構造物 | |
| JP2011145593A (ja) | ハードコートフィルム及び画像表示素子 | |
| JP2011248363A (ja) | 液晶表示装置 | |
| TW201428362A (zh) | 液晶顯示裝置 | |
| KR20210143822A (ko) | 반사 방지용 원편광판 및 그것을 이용한 화상 표시 장치 | |
| JP5792425B2 (ja) | 反射防止フィルム製造用組成物、反射防止フィルム、反射防止フィルムの製造方法、偏光板、および液晶表示装置 | |
| JP2003302532A (ja) | 偏光板およびその製造方法 | |
| JP2011048000A (ja) | 反射防止フィルム、偏光板、および表示装置 | |
| JP5876441B2 (ja) | 画像表示装置 | |
| JP7499556B2 (ja) | 微細凹凸積層体及びその製造方法、並びに、カメラモジュール搭載装置 | |
| TWI460462B (zh) | 導電性抗反射薄膜 | |
| KR102055018B1 (ko) | 방현성 필름의 제조 방법, 방현성 필름, 도공액, 편광판 및 화상 표시 장치 | |
| WO2016093272A1 (ja) | 液晶表示素子、液晶表示装置および液晶表示素子の設計方法 | |
| KR102289805B1 (ko) | 가식 부착 적층체, 광학 적층체 및 플렉서블 화상 표시 장치 | |
| KR20220076348A (ko) | 광학 필름의 제조 방법, 광학 필름, 광학 부재, 화상 표시 장치, 광학 부재의 제조 방법 및 화상 표시 장치의 제조 방법 | |
| JP2018099811A (ja) | ガスバリア性光学フィルム及び有機elディスプレイ | |
| JP2023007352A (ja) | 積層体及びその製造方法、並びに、偏光フィルムの製造方法 | |
| JP7689846B2 (ja) | 光学積層体及び表示装置 | |
| JP2021173773A (ja) | 偏光フィルム、光学積層体、および画像表示装置 | |
| KR101807910B1 (ko) | 반사 방지 필름 및 이의 제조방법. | |
| KR20210147885A (ko) | 광학 적층체 및 표시 장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120615 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130624 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130709 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130906 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131203 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140130 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140304 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140528 |
|
| A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140605 |
|
| A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20140627 |