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JP2010228014A - 切断装置 - Google Patents

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JP2010228014A
JP2010228014A JP2009075399A JP2009075399A JP2010228014A JP 2010228014 A JP2010228014 A JP 2010228014A JP 2009075399 A JP2009075399 A JP 2009075399A JP 2009075399 A JP2009075399 A JP 2009075399A JP 2010228014 A JP2010228014 A JP 2010228014A
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Masahiko Goto
昌彦 五藤
Yasushi Nakada
泰詩 中田
Minoru Nakada
稔 中田
Hitomi Muraoka
仁美 村岡
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】長尺状のワークを順次切断するに際し、切断作業全体の短縮を図ることができ、かつ切断を高精度に行なうことを可能とする切断装置を提供する。
【解決手段】長さ方向に沿って搬送される長尺状のワーク8を搬送方向と交差する方向に順次切断するための切断装置1であって、ワーク8を切断するための切断刃3が切断ロール2の外周面に設けられており、切断ロール2が回転駆動源6により回転駆動され、切断ロール2の切断刃3が切断開始位置から切断を終了してワーク8から離れる切断完了位置に至るまでは第2の速度で切断ロール2が回転駆動され、切断完了位置から次の切断に備えた切断開始位置まで戻る間の少なくとも一部では、第2の速度よりも速い第1の速度で切断ロール2が回転されるように、制御装置10が回転駆動源6による切断ロール2の回転速度を制御する、切断装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、長尺状のワークを切断するための切断装置に関し、より詳細には、外周面に切断刃が設けられた切断ローラーを用い、長尺状のワークを様々なピッチで切断するための切断装置に関する。
従来、長尺状のワークを一定速度で長さ方向に搬送し、搬送されている長尺状のワークを一定間隔ごとに切断する切断方法が広く用いられている。この切断方法により、一定長の複数枚のワークを得ることができる。
上記ワークとしては、例えば、長尺状の合成樹脂シート、合成樹脂シート積層体または長尺状の金属板などが挙げられる。
上記切断方法では、例えば、円筒状のロールの外表面に切断刃を設けてなる切断ロールが広く用いられている。この切断ロールを一回転駆動するごとに、切断刃によりワークを切断することができ、一定ピッチでワークを切断することができる。
また、下記の特許文献1の従来技術の項においては、切断刃が切断ロールの外周面に設けられた切断機に、該切断ロールを駆動するサーボ機構を制御することにより、切断長を変更できる装置が示されている。ここでは、切断ロールが一定の角速度で回転することにより、一定の切断長で連続的に切断し得るだけでなく、この固有切断長とは異なる切断長を設定した場合には、切断ロールの回転速度を変化させればよい旨が示されている。
すなわち、切断長が固有切断長よりも長い場合には、切断ロールの回転を減速した後に増速し、固有切断長の場合と同じタイミングで切断する。切断長が固有切断長よりも短い場合には、切断ロールの回転速度を高めた後に減速し、やはり同じタイミングで切断すればよいと記載されている。
しかしながら、このような切断方法では、設定切断長が固有切断長に近い場合には、加速及び減速変化が急激になり、材料の搬送系を含む機械系の衝撃を与えるという欠点がある旨が指摘されている。そこで、特許文献1では、このような問題を解決するものとして、設定切断長と固有切断長との差に応じて、切断ロールの回転角加速度を変化させることを可能とした切断機の制御装置が開示されている。すなわち、切断ロールの外径によって決まる固有切断長と、任意に設定された切断長との差を算出する手段により上記差を算出し、算出された差に応じて、切断ロールの増速時または減速時の回転角速度を調節手段により調節する制御装置が開示されている。
特開平1−246095号公報
特許文献1では、設定切断長と固有切断長との差に応じて、切断ロールの回転角速度を増減しているため、差が小さい場合であっても、安定に切断作業を行うことができるとされている。また、上記増速及び減速を加速度の大小で調節することにより、増速時間及び減速時間を一定にし得るとされている。
しかしながら、このような制御装置では、制御操作が煩雑であった。また、単に設定切断長と固有切断長との差に応じて切断ロールの回転角速度を増減しているにすぎないため、長尺状のワークから様々な切断長で切断する場合、全体としての作業時間を短縮するものではなかった。長尺状のワークの厚みが大きく異なると、切断刃の先端が切断に際しワークに進入する時点、すなわち切断開始位置が大きく変動していた。例えば、ワークの厚みが厚く、切断ロールとワークとの距離が近い場合には、切断刃による切断開始位置がワーク搬送方向において相対的に上流側に位置し、ワークの厚みが薄くなると、ワーク搬送方向において相対的に下流側に切断開始位置が位置していた。従って、従来の切断機の制御装置では、このようなワークの厚みの変動に対応することが難しく、ワークの厚みが大きく異なる場合、設定切断長通りにワークを切断することが困難であった。
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、長尺状のワークを搬送しつつ切断ロールに設けられた切断刃により切断するに際し、制御操作を複雑化せずとも、様々な切断長でワークを迅速にかつ高精度に切断することを可能とする切断装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、長尺状のワークを搬送しつつ任意の切断長で切断するに際し、さらに、ワークの厚みが異なる場合であっても、ワークを高精度に設定切断長通りに切断することが可能である切断装置を提供することにある。
本発明によれば、長さ方向に沿って搬送される長尺状のワークを搬送方向と交差する方向に切断するための切断装置であって、前記ワークを切断するための切断刃が外周面に設けられた切断ロールと、前記切断ロールを任意の速度で回転駆動することができる回転駆動手段とを備え、前記任意の速度が第1の速度と、第1の速度より遅くかつ前記ワークの搬送速度と同期されている第2の速度とを含み、前記切断ロールの切断刃がワークに進入する切断開始位置からワーク切断後にワークから切断刃が離れる切断完了位置までは前記第2の速度で前記切断ロールを回転させ、かつ前記切断刃が前記切断完了位置から前記切断開始位置に戻るまでの区間の少なくとも一部において、前記切断ロールを前記第1の速度で回転させるように切断ロールの回転速度を制御するように前記回転駆動手段に接続された制御装置をさらに備える、切断装置が提供される。
本発明に係る切断装置のある特定の局面によれば、前記切断ロールを前記第1の速度で回転する区間が、前記切断完了位置から切断開始位置までの全区間である。この場合には、所望切断長でワークをより一層速やかに順次切断していくことができる。
本発明に係る切断装置の他の特定の局面では、前記ワークの上方に前記切断ロールが配置されており、前記ワークを挟んで切断ロールの下方に切断に際してワークを支持するように配置された受け軸ロールと、前記切断ロール及び前記受け軸ロールの少なくとも一方を上下方向に移動させる昇降手段と、前記ワークの厚みを切断に先立って測定するように、前記切断ロールよりも上流側に配置された厚み測定手段とをさらに備え、前記制御装置が、前記厚み測定手段により測定されたワークの厚みに応じて、前記切断刃による切断開始位置が予め定められた設定切断長に応じた切断開始位置となるように前記切断ロール及び前記受け軸ロールの少なくとも一方を前記昇降手段により昇降させる。この場合には、ワークの厚みが大きく異なる場合であっても、様々な厚みのワークを所定の切断長で速やかにかつ高精度に切断することができる。
本発明に係る切断装置のさらに他の特定の局面によれば、ワークを平面視した際の前記切断刃によるワークの切断方向が、ワーク搬送方向と直交する方向に対して交差するように切断刃が設けられている。この場合には、切断ロールが回転すると、切断刃の一部から順に切断刃が徐々にワークに進入していくため、ワーク切断時の音を小さくすることができる。
本発明に係る切断装置のさらに他の特定の局面では、上記昇降手段が上記切断ロールを昇降させる。この場合には、切断ロール側をワークの厚みに応じて昇降させればよいため、切断装置の構造の簡略化を図ることができる。
上記回転駆動源としては、特に限定されないが、好ましくはサーボモータが用いられ、その場合には、切断ロールの回転速度を容易に制御することができる。
本発明に係る切断装置のさらに別の特定の局面では、前記ワークが、複数枚の合成樹脂シートと、該複数枚の合成樹脂シートのうち、積層方向において隣り合う合成樹脂シート間に配置されておりかつワークの長さ方向に延びる複数のスペーサとを有する合成樹脂シート積層体であり、該複数のスペーサを介して積層方向に隣り合う合成樹脂シート間に所定の空隙が設けられているものである。このようなワークでは、切断刃により切断する際に、スペーサが合成樹脂に接合されている部分においてはずれやすく、高精度に所定の切断位置で切断することが困難であるが、本発明の切断装置を用いれば、高精度にかつ確実に切断することができる。
本発明に係る切断装置によれば、切断ロールの切断刃が、切断開始位置から切断後にワークから切断刃が離れる切断完了位置までをワーク搬送速度と同期した第2の速度で移動され、切断完了位置から切断開始位置まで戻る区間の少なくとも一部では、相対的に高速である第1の速度で切断ロールが回転されるので、設定切断長の寸法の如何に関わらず、すなわち設定切断長が長い場合であっても、ワークを確実にかつ迅速に切断することが可能となる。
特に、厚み測定手段により測定されたワークの厚みに応じて、切断刃による切断開始位置が予め進められた切断長に応じた切断開始位置となるように切断ロール及び受け軸ロールの少なくとも一方を昇降させた場合には、ワークの厚みが大きく異なる場合であっても、ワークを設定切断長通りに、かつ速やかに切断することができる。
(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るワークを切断するための切断装置の概略構成を示す各模式的正面図である。 本発明の一実施形態における切断装置において、切断開始位置と、切断完了位置との関係並びに切断ロールを第1の速度で回転させる工程を説明するための模式的正面図である。 (a)及び(b)は、本発明の一実施形態で切断されるワークとしてのシート積層体を説明するための斜視図及び該シート積層体の一部を示す部分切欠斜視図である。 図2に示したシート積層体を切断刃により切断する工程と、切断長との関係を示す図である。 (a),(b)は、本発明の変形例において厚みが薄いワークを切断する場合及び厚みが厚いワーク切断する場合の切断開始位置をそれぞれ示す模式的正面図である。 本発明の一実施形態において、ワークを搬送しつつ切断を完了するまでの各工程を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る切断装置における切断刃の切断方向の傾斜角度の好ましい例を説明するための模式的正面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る切断装置の概略構成を示す模式的正面図である。
切断装置1は、切断ロール2を有する。切断ロール2は、円筒状の形状を有し、その外周面に径方向外側に突出している切断刃3が固定されている。
他方、上記切断ロール2の下方には、後述のワークを介して受け軸ロール4が配置されている。受け軸ロール4は、円筒状の形状を有する。受け軸ロール4の外周面には、切断に際しての切断刃3を受け止めるパッド5が設けられている。
切断刃3は、金属等からなり、先端に刃先を有する。パッド5は、上記刃先による衝撃を吸収するとともに、切断刃3に対する衝撃を和らげる。パッド5は、例えば、金属、ゴムなどからなる。
上記切断ロール2は、回転駆動源としてのサーボモータ6に連結されており、該サーボモータ6により図示の矢印方向、すなわち反時計方向に回転駆動される。なお、受け軸ロール4もまた、サーボモータ6により、切断ロール2と同期して回転駆動される。但し、受け軸ロール4の回転方向は、図示の矢印で示すように時計方向である。
図示しない駆動源により矢印X方向に長尺状のワークとしてのシート積層体8がその長手方向に搬送される。この長尺状のシート積層体8が、上記切断刃3により切断され、所定長のシート積層体が得られる。
切断ロール2は、昇降装置9にロッド9aを介して連結されている。昇降装置9は、本実施形態では、サーボモータとボールねじとを有する、すなわち回転駆動源であるサーボモータの回転駆動力が、回転駆動力を増幅運動に変換する運動方向変換部材を構成しているボールねじにより往復駆動力に変換される。この運動変換部材に、ロッド9aが一体化されている。従って、ロッド9aは、図1(a)の上下方向に移動され得る。
なお、昇降装置9は、回転駆動源と、上記運動方向変換部材との組み合わせに限らず、エアシリンダや油圧シリンダなどの往復駆動源を用いて構成してもよい。
制御装置10は、前述したサーボモータ6と、上記昇降装置9と、切断ロール2よりも上流側に配置された厚みセンサ11とに接続されている。
厚み測定手段としての厚みセンサ11は、切断ロール2よりも上流側において、シート積層体8の厚みを測定する。厚みセンサ11としては、適宜の厚み測定装置、例えば、レーザー、LED等の光反射機能を用いた厚み測定装置などを用いることが望ましい。その場合には、シート積層体8に損傷を与え難い。また、厚み測定部分周りにおける各装置の配置の自由度を高めることができる。
次に、本実施形態の切断装置1で切断される合成樹脂シート積層体の構造を、図3(a)及び(b)を参照して説明する。シート積層体8は、複数枚の長尺状のシート12〜15を、複数本のスペーサ16を介して積層した構造を有する。すなわち、積層方向において隣り合うシート、例えばシート12とシート13とが、複数本のスペーサ16を介して積層されている。
スペーサ16は、横断面が円形の形状を有し、シート積層体8の長さ方向に延ばされている。すなわち、図3(b)に示すように、シート15の長さ方向に延びるように、複数本のスペーサ16が配置されている。
上記シート12〜15は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリプロピレン(PP)などの保形性を有する合成樹脂からなるものおよび、和紙、上質紙、不織布などからなり、スペーサ16は、例えばアクリル樹脂、SIS、SBSなどの熱可塑性エラストマーまたは合成ゴムなどの合成樹脂からなる。
シート積層体8を得た後に、シート積層体8を搬送しつつ、連続的に上記切断装置1により幅方向に切断し、所定切断長のシート積層体8Aを得る。
シート12〜15がポリエチレンテレフタレート(PET)などの保形性を有し、比較的固い材料からなり、スペーサ16が合成樹脂からなるため、切断刃による切断に際しての力が加わると、シート12〜15とスペーサ16との間の接合部分が外れ、スペーサ16がずれたり、シート12〜15に浮きが生じたりする。
従って、シート積層体8を切断する場合、切断刃により速やかにかつ高精度に切断しなければならない。また、上記シート積層体8は、上記スペーサ16を設けることによりその両側に空隙が設けられている構造を有するため、切断に先立ち、長尺状のシート積層体8をロール等に一旦巻き取ることができない。そのため、巻き取りなどの保管工程を経ることなく、本実施形態の切断装置1を用いて、シート積層体8を形成した後、シート積層体8を搬送しつつ、下流側で、連続的に切断を行なう。
図1(a)に戻り、上記シート積層体8を切断するに際し、切断刃3によりシート積層体8が切断される。すなわち、図3に示すように、切断刃3による切断が行なわれ、切断開始位置Aで切断された後、所定の切断長Lとなった時点で、再度切断刃3による切断が行なわれ、所定の切断長Lのシート積層体8Aを得ることができる。ところで、本実施形態の切断装置1の第1の特徴は、図2に示すように、切断開始位置A、すなわち切断刃3の先端3aがシート積層体8に接触し、シート積層体8の切断を開始していく位置から、切断を終え、切断刃3の先端がワークとしてのシート積層体8の上面から分離する切断完了位置Bまでの間については、正確に切断を行なうために、切断ロール2の回転速度は、シート積層体8の搬送速度と同期されている。すなわち、両者の速度は等しくされている。そのため、切断刃3は、シート積層体8内に無理なく進入し、高精度にシート積層体8の切断が行われる。
他方、上記切断完了位置Bから、次に切断に備える切断開始位置Aまで戻る区間は、矢印Cで示すように、相対的に速い第1の速度で切断ロール2が反時計方向に回転される。すなわち、上記シート積層体8の切断を行なう場合のシート積層体8の搬送速度と同期された切断ロール2の回転速度を第2の速度とした場合、第1の速度は第2の速度よりも速くされている。
制御装置10は、このように切断ロール2によりシート積層体8の切断に際し、第2の速度よりも第1の速度で切断完了位置から切断開始位置まで切断ロール2を駆動するように、上記サーボモータ6を回転駆動する。
なお、第1の速度は、第2の速度よりも速ければ特に限定されるわけではないが、第2の速度よりも第1の速度がかなり速い方が好ましい。それによって、多数回の切断をより速く行なうことができる。また、切断ロール2の外周面の周長に依存することなく、該周長よりも短い切断長でシート積層体8を切断することもできる。
さらに、上記切断開始位置Aにおいて、切断刃3を所定時間待機させてもよい。上記切断ロール2を第2の速度で回転させて切断開始位置Aまで戻し、さらに切断開始位置Aで所定時間待機するだけで、シート積層体8を様々な切断長で容易にかつ速やかに切断することができる。しかも、切断に際しては、切断ロール2が第2の速度、すなわちシート積層体8の搬送速度と同期した速度で移動するため、切断自体は高精度に行なわれる。従って、切断刃3が斜め方向にシート積層体8に進入することがなく、また切断刃3が湾曲したりすることもない。よって、シート積層体8を高精度に切断することができる。
また、切断開始位置Aにおいて切断刃3を待機させることにより、切断ロール2の周長よりも長い切断長でシート積層体8を切断することもできる。
さらに、本実施形態の切断装置1では、上記切断ロール2が第1,第2の速度で回転駆動されるだけでなく、シート積層体8の厚みに応じて、切断ロール2が昇降装置9により上下方向に移動され、それによって、シート積層体8の厚みの差による切断長の変動を抑制することもできる。
図5(a)及び(b)は、シート積層体8の厚みの差による切断長の変動を説明するための各図であり、かつ本発明の変形例の各模式的正面断面図である。本変形例では、本実施形態と同様に、切断ロール102は、第1,第2の速度で回転駆動さ、従ってシート積層体8を高精度に切断することができる。もっとも、図5(a)及び(b)に示すように、変形例の切断装置101では、切断ロール102はその高さ位置が固定されている。受け軸ロール104についてもその高さ位置は固定されている。
従って、図5(b)に示すように、シート積層体8の厚みが厚いときに、切断刃3が正しい切断開始位置Aにおいて切断を開始するように設定されている場合、シート積層体8の厚みが薄くなると、図5(a)に示すように、目的とする切断開始位置Aよりも下流側の位置Aaにおいて切断が開始されることとなる。すなわち、切断ロール102とシート積層体8の上面との間の距離が変化すると切断開始位置がシート積層体8の搬送方向において変動することとなる。そのため、ワークとしてのシート積層体8の厚みが変動すると、所定の切断長で正確にシート積層体8を切断することが困難となる。
他方、本実施形態では、厚みセンサ11で得られた厚みの値に応じ、昇降装置9が駆動され、切断ロール2の高さが変化され、それによって、厚みの変動による切断長の変動を抑制することができる。これを、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。
なお、制御装置10には、図示しない入力装置により、目的とする設計切断長が操作者により入力され、記憶されている。また、制御装置10には、上記設定切断長に応じた切断刃3の切断開始位置も記憶されている。さらに、制御装置10には、シート積層体8の厚みと、該厚みに応じた切断開始位置の変動を補正するのに必要な切断ロール2の昇降量との関係式が記憶されている。この関係式は以下の通りである。
シート積層体8の厚みの変化量を△T、補正するのに必要な切断ロール2の昇降量をUとしたときに、
U=△T …式(1)
で表される。
制御装置10は、測定されたシート積層体8の厚みの変化量に基づき、昇降装置9を駆動し、切断刃3の切断開始位置が一定となるように切断ロール2を昇降させる。
まず、ステップS1において、切断を開始するために、シート積層体8の搬送を開始する。
次に、ステップS2において、厚みセンサ11により、シート積層体8の厚みを検出する。
ステップS3において、制御装置10は、厚みセンサ11で得られた厚みの値に応じ、昇降装置9を駆動し、切断ロール2の高さを変化させる。
従って、図1(a)に示すように、シート積層体8の厚みが厚い場合に比べ、図1(b)に示すように、シート積層体8の厚みが薄い場合においても、切断刃3による切断開始位置は一定とされる。
本実施形態では、上記関係式に基づいて、上記切断ロール2が昇降されるため、すなわち、切断刃3による切断開始位置が常に一定となるようにシート積層体8の厚みと切断ロール2の昇降量との関係に基づき切断ロール2の高さ位置が決定される。よって、シート積層体8の厚みの如何に関わらず、正確に設計切断長となるようにシート積層体8を切断することができる。
図5に戻り、S4において、切断が開始される。この場合、前述したように、切断開始位置Aから切断完了位置Bまでは、切断ロール2の回転速度は、上記シート積層体8の搬送速度に同期されている。従って、シート積層体8を高精度にかつ確実に切断することができる。
次に、ステップS5において、制御装置10は、切断完了位置Bを過ぎると、サーボモータ6の回転速度を高め、第1の速度で切断ロール2を回転駆動する。その結果、切断ロール2の切断刃3は、次の切断に備えた切断開始位置Aに高速復帰する。よって、切断装置1によるシート積層体8を切断していく全工程の時間を短縮することができる。
次に、ステップS6において、設計切断長Lに応じて予め定められた時間の間、制御装置10はサーボモータ6を停止し、上記切断開始位置Aにおいて、切断刃3を待機状態とする。
次に、ステップS7において、厚みセンサ11により厚み測定によりシート積層体の有無が判断される。すなわち、厚みが測定されるとシート「有」であり、厚みが0または測定不能であれば「無」と判断される。「有」の場合にはステップ2に戻り、次回の切断工程が開始される。「無」の場合には、切断は終了する。このようにして、長尺状のシート積層体8を、所定の設計切断長となるように確実にかつ高精度に切断することができる。
なお、前述した第1の実施形態では、切断刃3は、図1に円筒状の切断ロール2の一方の端面側から図示されているように、円筒状切断ロール2の外周面に対する法線方向に延ばされている。また、シート積層体8を平面視した場合、切断部分がシート積層体8の搬送方向と直交する方向となるように切断刃の刃先が延ばされていた。上記実施形態では、上記切断方向が、上記のように、シート積層体8の搬送方向と直交する方向とされていたが、必ずしも直交する方向に限定されない。すなわち、切断方向は、直交する方向を含む、シート積層体8の搬送方向と交差する方向であればよい。
むしろ、好ましくは、直交する方向ではなく、切断方向は上記直交する方向以外のワーク搬送方向と斜め方向に交差していることが望ましい。その場合には、切断に際し、シート積層体8に切断刃3の一部が、すなわち回転方向前方に位置している切断刃部分が最初にシート積層体8に進入し、次に、残りの部分が徐々にシート積層体8に進入していく。従って、切断に際しての切断抵抗が小さくなり、かつ切断時の音が軽減される。このような好ましい変形例を図7(a)及び(b)を参照して説明する。
図7(a)に示す変形例では、切断刃3の先端の刃先が延びる上記切断方向が、切断ロール2の中心軸に対して斜め方向に交差している。図7(b)の実線Jは、この切断刃3の切断方向を示す仮想直線であり、破線Hは、切断ロール2の外周面において、中心軸と平行な方向に伸び、中点において上記仮想直線Jと交差している直線である。より好ましくは、この仮想直線Jすなわち切断方向が、直線Hに交差している傾斜角度αが0.5〜2°の範囲とされる。この角度範囲内の場合には、切断に伴う音を小さくし、切断をより一層速やかに行うことができる。
なお、上記変形例では、上記切断方向は仮想直線Jで示すように直線であったが、曲線状であっても良い。その場合、傾斜角度αは、曲線を近似して得られる仮想直線と、直線Hとのなす角度となる。
さらに、上記実施形態及び変形例では、切断ロール2の中心軸方向は、ワークとしてのシート積層体8の搬送方向と直交する方向に延びるように配置したが、切断ロール2自体をワーク搬送方向と斜め方向に交差するように、すなわち直交する方向以外の角度をなすように交差させてもよい。その場合、図7(a)に示した変形例における切断刃3の切断方向の傾斜角度αに応じて、切断ロール2のワーク搬送方向と直交する方向に対する傾斜角度を対応させることにより、切断音の低減を果たしつつ、シート積層体8を、ワーク搬送方向に正確に直交するように切断することができる。
なお、上記実施形態では、ワークとして、図2に示したシート積層体8を示したが、このような特殊な長尺状のワークに限らず、本発明の切断装置は、幅方向に順次切断することが必要な様々な長尺状部材の切断に広く用いることができる。
また、必ずしも、一定ピッチで長尺状のワークを切断する必要はなく、ランダムなピッチで長尺状のワークを切断してもよい。すなわち、制御装置10に、予め、様々なピッチで長尺状のワークを切断するように切断プログラムを記憶させておくことにより、長尺状のワークを様々なピッチで順次切断することができる。この場合、ピッチの制御は、上記切断ロール2の待機時間の調整や切断ロール2における第1の速度などを適宜調整して行なわれ得る。あるいは、搬送速度を変化させてもよい。
また、上記実施形態では、切断ロール2を昇降装置9により昇降させたが、昇降装置9ではなく、切断刃3を受ける側のパッド5を有する受け軸ロール4をシート積層体8の厚みに応じて昇降装置9により昇降させてもよい。さらには、上記受け軸ロール4と切断ロール2との双方を昇降装置によりそれぞれ昇降させてもよい。
1…切断装置
2…切断ロール
3…切断刃
3a…先端
4…受け軸ロール
5…パッド
6…サーボモータ
8…シート積層体(ワーク)
8A…シート積層体
9…昇降装置
9a…ロッド
10…制御装置
11…センサ
12〜15…シート
16…スペーサ
L…切断長

Claims (6)

  1. 長さ方向に沿って搬送される長尺状のワークを搬送方向と交差する方向に切断するための切断装置であって、
    前記ワークを切断するための切断刃が外周面に設けられた切断ロールと、
    前記切断ロールを任意の速度で回転駆動することができる回転駆動手段とを備え、前記任意の速度が第1の速度と、第1の速度より遅くかつ前記ワークの搬送速度と同期されている第2の速度とを含み、
    前記切断ロールの切断刃がワークに進入する切断開始位置からワーク切断後にワークから切断刃が離れる切断完了位置までは前記第2の速度で前記切断ロールを回転させ、かつ前記切断刃が前記切断完了位置から前記切断開始位置に戻るまでの区間の少なくとも一部において、前記切断ロールを前記第1の速度で回転させるように切断ロールの回転速度を制御するように前記回転駆動手段に接続された制御装置をさらに備える、切断装置。
  2. 前記切断ロールを前記第1の速度で回転させる区間が、前記切断完了位置から切断開始位置までの全区間である、請求項1に記載の切断装置。
  3. 前記ワークの上方に前記切断ロールが配置されており、前記ワークを挟んで切断ロールの下方に切断に際してワークを支持するように配置された受け軸ロールと、
    前記切断ロール及び前記受け軸ロールの少なくとも一方を上下方向に移動させる昇降手段と、
    前記ワークの厚みを切断に先立って測定するように、前記切断ロールよりも上流側に配置された厚み測定手段とをさらに備え、
    前記制御装置が、前記厚み測定手段により測定されたワークの厚みに応じて、前記切断刃による切断開始位置が予め定められた設定切断長に応じた切断開始位置となるように前記切断ロール及び前記受け軸ロールの少なくとも一方を前記昇降手段により昇降させる、請求項1または2に記載の切断装置。
  4. 前記昇降手段が前記切断ロールを昇降させる、請求項3に記載の切断装置。
  5. 前記回転駆動源がサーボモータである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の切断装置。
  6. 前記ワークが、複数枚のシートと、該複数枚のシートのうち、積層方向において隣り合うシート間に配置されておりかつワークの長さ方向に延びる複数のスペーサとを有するシート積層体であり、該複数のスペーサを介して積層方向に隣り合うシート間に所定の空隙が設けられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の切断装置。
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