JP2010213750A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば図柄が変動開始したように表示されることを複数の図柄すべてが半停止状態となる前に認識した場合、複数の図柄すべてが半停止状態となるまでの図柄の変動にはもはや興味を示さなくなり、遊技者の心理に抑揚が与えらず遊技が単調に感じるおそれがある。
【解決手段】第1領域220は、連続目となったときに低信頼度を示唆する。第2領域222は、連続目となったときに中信頼度を示唆する。第3領域224は、バラケ目となったときに高信頼度を示唆する。演出決定手段は、擬似連続変動演出パターンを選択するとき、第1領域220、第2領域222、および第3領域224のすべてにおいてこれら信頼度を示唆する最終半停止態様が表示される可能性を留保した状態から、第1領域220、第2領域222、および第3領域224のいずれかにおいてこれらの最終半停止態様のいずれかが表示されるよう擬似連続変動演出の演出内容を決定する。
【選択図】図11
【解決手段】第1領域220は、連続目となったときに低信頼度を示唆する。第2領域222は、連続目となったときに中信頼度を示唆する。第3領域224は、バラケ目となったときに高信頼度を示唆する。演出決定手段は、擬似連続変動演出パターンを選択するとき、第1領域220、第2領域222、および第3領域224のすべてにおいてこれら信頼度を示唆する最終半停止態様が表示される可能性を留保した状態から、第1領域220、第2領域222、および第3領域224のいずれかにおいてこれらの最終半停止態様のいずれかが表示されるよう擬似連続変動演出の演出内容を決定する。
【選択図】図11
Description
本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に弾球遊技機における画面表示内容を制御する技術に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうち、いわゆる第1種ぱちんこ遊技機と呼ばれていた遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常遊技より多くの賞球が得られる、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている。
遊技者は大当たりになることを期待し、通常はこの図柄の変動に注目しながら遊技を進めていく。このため、例えば連続する複数回の図柄変動表示遊技の各終了時に、連続予告演出時のみに表示される特別図柄の特定の種類の組み合わせを表示手段の各列に複数種類停止表示させることにより連続予告演出を行う遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、1回の図柄の変動中に図柄をいわゆる仮停止させた後、再び変動開始したように表示することにより、複数回連続して図柄が変動したように見せる擬似連続変動演出が知られている。この擬似連続変動演出において、例えば所定の図柄配列で仮停止させた後、再変動させて大当たり予告や大当たり信頼度の報知を行う遊技機が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
上述の擬似連続変動演出を用いて、何回連続して図柄が変動したように表示されたかによって大当たりとなる可能性を遊技者に示唆する遊技機が知られている。このような遊技機では、遊技者はできる限り多く図柄が変動したように表示されることを期待しながら図柄の変動を見守ることになる。しかしながら、このような擬似連続変動演出では、遊技者の関心は再び図柄が変動開始したように表示されるか否かに偏ったものとなるおそれがある。例えば擬似連続変動演出においていわゆるリーチ状態とならなかった場合に図柄が再変動したように表示される一方、リーチ状態となったときには図柄が再変動せず、且つ再変動の回数が多くなるほどいわゆる信頼度が上がるよう遊技機が設けられている場合がある。このような場合、遊技者は、より高い信頼度の示唆を期待して擬似連続変動演出においてすぐにはリーチ状態とならないことを希望する。しかし、リーチ状態とならなかったと分かった後は、残りの図柄が仮停止するまでの間の図柄の変動にはもはや興味を示さなくなる可能性がある。これでは遊技者の心理に抑揚が与えらず、遊技が単調であると遊技者に感じさせるおそれがある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、いわゆる擬似連続変動演出において、図柄の変動に対する遊技者の興味の低下を抑制し、遊技が単調であると遊技者に感じさせることを回避することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、始動入賞口への入球を契機に抽選値を取得する抽選手段と、遊技領域の所定位置に設けられ、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技である特別遊技が実行されるときに開放される大入賞口と、取得された抽選値が当たりを示すものであった場合に大入賞口を開放させて特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、取得された抽選値が当たりを示すものか否かを表す複数の図柄の変動が表示される表示装置と、複数の図柄の1回の変動表示の間に、複数の図柄の組み合わせが停止表示される有効領域において、複数の図柄の一部を停止させたように表示する半停止状態とした後、残りの図柄を半停止状態として最終半停止態様を表示し、さらに図柄が再び変動開始したように表示することにより擬似的に複数回複数の図柄を変動表示させたように見せる擬似連続変動演出が表示される擬似連続変動演出パターンを含む、複数の図柄の変動開始から終了までの演出過程が定められた演出パターンを複数種類保持するパターン記憶手段と、取得された抽選値に基づいてパターン記憶手段に保持された複数種類の演出パターンからいずれかの演出パターンを選択する演出決定手段と、選択された演出パターンにしたがって表示装置にて複数の図柄を変動表示させる演出表示制御手段と、を備える。演出決定手段は、擬似連続変動演出パターンを選択するときに、複数の図柄の最終半停止態様が、示唆の信頼度が互いに異なる複数種類の所定の最終半停止態様のいずれかが表示される特定の態様となるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定する。
この態様によれば、最終半停止態様が表示されるまで遊技者を図柄の変動に傾注させることができる。このため、例えば複数の図柄が半停止状態となった後再び変動開始したように表示されることをその半停止状態となる前にすでに遊技者が認識した後においても、引き続き図柄の変動に遊技者を注目させることができる。したがって、擬似連続変動演出において遊技者が遊技を単調に感じることを回避することができる。また、例えば擬似的な連続変動の回数によって信頼度を示唆するような一般的な擬似連続変動演出とは異なる、新たな擬似連続変動演出を遊技者に提供することができる。
なお、「有効領域」は、いわゆる有効ラインを含む領域であってもよく、この有効ライン上に停止表示された複数の図柄の組み合わせによって当否抽選値が当たりを示すものであったか否かを表示してもよい。また、「最終半停止態様」は、有効領域において停止表示されたように複数の図柄すべてを仮停止状態としたときの組み合わせであってもよい。または、「最終半停止態様」は、有効領域に限られず表示装置において半停止態様とされた所定の図柄の組み合わせであってもよい。
演出決定手段は、擬似連続変動演出パターンを選択するときに、特定の態様として、所定の複数の最終半停止態様のいずれかが表示されることで示唆の信頼度が互いに異なる第1の領域および第2の領域の双方において所定の最終半停止態様が表示される可能性を留保した状態から、第1の領域および第2の領域のいずれかにおいて所定の複数の最終半停止態様のいずれかが表示されるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定してもよい。
この態様によれば、所定の最終半停止態様が表示される可能性を留保した状態となったときに、遊技者に「こちらの領域でチャンス目になれ!」などと思わせることができる。このため、最終半停止態様が表示されるときに、遊技者に多様な心理を抱かせることができ、遊技者をより高揚させることが可能となる。また、例えば上述の有効領域が複数設けられた、いわゆるダブルリーチやマルチリーチなどの演出が表示される遊技機では、その演出を模すように信頼度の示唆を行うことができる。
なお、「第1の領域」、「第2の領域」の各々は、例えば複数の図柄が一直線状に並んで半停止状態とされる領域であってもよい。この領域は、複数の図柄が停止表示されたときに抽選値が当たりを示すものか否かを表示する領域として用いられてもよい。また、第1の領域および第2の領域の各々は、中央の図柄を共有するよう互いに交差して配置されてもよい。また、「第1の領域」または「第2の領域」は、例えば図柄が半停止状態となる個所をすべて含む領域であってもよい。これら「第1の領域」または「第2の領域」は、上述の有効領域と同一であってもよく、異なる領域であってもよい。異なる領域の場合、「第1の領域」または「第2の領域」は、有効領域を含む領域であってもよい。
演出決定手段は、擬似連続変動演出パターンを選択するときに、特定の態様として、有効領域において一部の図柄を半停止状態として当たりを示す図柄の組み合わせにあと一つで揃うリーチ状態にはならなかったように見せる態様を表示したあと残りの1つの図柄を半停止状態として所定の複数の最終半停止態様のいずれかが表示されるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定してもよい。
通常、遊技者はリーチ状態となった後にすべての図柄が揃って大当たりであることが表示されることを期待しながら遊技を進めていく。この態様によれば、このようにリーチ状とならずそのときには大当たりであることが表示されないことが判明した後においても、遊技者に引き続き図柄の変動に注目させることができる。このため、遊技者の図柄変動への感心が低下することを回避することができる。
パターン記憶手段は、複数の図柄の擬似的な連続変動間の最終半停止態様が複数回表れる擬似連続変動演出パターンを保持し、演出決定手段は、擬似連続変動演出パターンを選択するときに、特定の態様として、1回の図柄変動の間に表示される最終半停止態様の履歴が、示唆の信頼度が互いに異なる複数種類の最終半停止態様の履歴のいずれかの履歴となるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定してもよい。
この態様によれば、複数回にわたって表れる最終半停止態様を用いて信頼度を適切に示唆することが可能となる。このため、例えば「1回でもあのチャンス目になれば信頼度が高くなる」や、「複数回あのチャンス目になったから信頼度が高くなったはず」などと遊技者に感じさせることができる。このため、最終半停止態様が複数回表れる場合においても、各々の最終半停止態様に遊技者を傾注させることが可能となる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体、データ構造などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明の弾球遊技機によれば、いわゆる擬似連続変動演出において、図柄の変動に対する遊技者の興味の低下を抑制し、遊技が単調であると遊技者に感じさせることを回避することができる。
図1は、ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す。以下、弾球遊技機として従来にいういわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、および発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成され、扉14により支持される。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。上球皿15と下球皿16の間にはスピーカ18が設けられており、遊技状態などに応じた効果音が出力される。
遊技盤50は、外レール54と内レール56により区画された遊技領域52上に、アウト口58、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、始動入賞口(以下、「始動口」という)62、センター飾り64、大入賞口66、作動口68、一般入賞口72を含む。さらに遊技領域52には、図示しない複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。始動口62は、遊技球の入球を検出するための始動入賞検出装置74と、始動口62の拡開機構を拡開させるための普通電動役物ソレノイド76を備える。始動口62の拡開機構が拡開されたとき、始動口62の開口幅が拡がって入球容易性が向上する。始動入賞検出装置74は、始動口62への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す始動入賞情報を生成する。一般入賞口72は、遊技球の入球を検出するための一般入賞検出装置73を備える。一般入賞検出装置73は、一般入賞口72への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す一般入賞情報を生成する。大入賞口66は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置78と、大入賞口66を拡開させるための大入賞口ソレノイド80を備える。入賞検出装置78は、大入賞口66への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す大入賞口入賞情報を生成する。
大入賞口66は、特別図柄192が所定の態様にて停止したときに「大当たり」として開放状態となる横長方形状の入賞口である。大入賞口66はアウト口58の上方等の位置に設けられる。大入賞口66の入賞検出装置78は、遊技球の通過を検出するセンサを備えて構成される。
遊技領域52の左方に設けられた特別図柄表示装置61および遊技領域52の略中央に設けられた演出表示装置60は、それぞれの画面に特別図柄192の変動と、特別図柄192に連動する装飾図柄190を含む演出画像の変動を表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。ここで、特別図柄192は、始動口62への遊技球の落入を契機として行われる抽選の結果に対応した図柄であり、その変動表示が停止されたときの図柄態様が当たりと定められた図柄であった場合、その停止図柄が表示されたタイミングが大当たり発生タイミングとなる。特別図柄表示装置61は、例えば7セグメントLEDで構成される表示手段である。演出表示装置60は、特別図柄192の変動表示と連動する形で装飾図柄190を変動表示する液晶ディスプレイである。装飾図柄190は、特別図柄192で示される抽選の結果表示を視覚的に演出するための図柄である。演出表示装置60は、装飾図柄190として、例えばスロットマシンのゲームを模した複数列の図柄変動の動画像を画面の中央領域に表示する。演出表示装置60は、この実施例では液晶ディスプレイで構成されるが、ドラムなどの機械式回転装置やLEDなどの他の表示手段で構成されてもよい。なお、特別図柄192は必ずしも演出的な役割をもつことを要しないため、本実施例では演出表示装置60の左下方の特別図柄表示装置61にて目立たない大きさで表示させるが、特別図柄自体に演出的な役割をもたせて装飾図柄を表示させないような手法を採用する場合には、特別図柄を演出表示装置60のような液晶ディスプレイに表示させてもよい。作動口68は、遊技盤50の左側方位置に設けられる。作動口68は、通過検出装置69を含む。通過検出装置69は、作動口68への遊技球の通過を検出するセンサであり、通過時にその通過を示す通過情報を生成する。作動口68への遊技球の通過は始動口62の拡開機構を拡開させるか否かを決定する開放抽選の契機となる。作動口68を遊技球が通過すると、開放抽選の結果を示す図柄である普通図柄が普通図柄表示装置59に変動表示される。普通図柄表示装置59は演出表示装置60の右下方に設けられる。所定時間の経過後に普通図柄の変動表示が停止すると、通常、50%から80%程度の確率で始動口62が所定時間拡開する。
演出表示装置60の周囲には、センター飾り64が設けられる。センター飾り64は、遊技球の流路、特別図柄表示装置61および演出表示装置60の保護、装飾等の機能を有する。演出表示装置60の下方には、抽選保留ランプ20が設けられ、その対称的な位置である遊技領域52の右下部には、普通図柄表示装置59の下に作動保留ランプ22が設けられている。抽選保留ランプ20は、4個のランプからなり、その点灯個数によって当否抽選の保留数を表示する。当否抽選の保留数は、図柄変動中または特別遊技中に始動口62へ入賞した抽選結果の個数であり、図柄変動がまだ実行されていない入賞球の数を示す。作動保留ランプ22もまた4個のランプからなり、その点灯個数によって普通図柄変動の保留数を表示する。普通図柄変動の保留数は、普通図柄の変動中に作動口68を通過した遊技球の個数であり、普通図柄の変動がまだ実行されていない普通図柄抽選の数を示す。さらに演出表示装置60の上方および下方には、それぞれ遊技効果ランプ90が設けられている。操作ボタン82は、遊技者が遊技機へ所定の指示を入力するために操作するボタンである。操作ボタン82は、上球皿15近傍の外壁面に設けられる。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール56と外レール54に案内されて遊技領域52へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域52の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口72や始動口62、大入賞口66の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口72等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口58に落入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本願において「落入」「入球」「入賞」というときは「通過」を含むものとする。
遊技球が始動口62に落入すると、特別図柄表示装置61および演出表示装置60において特別図柄192および装飾図柄190が変動表示される。特別図柄192および装飾図柄190の変動表示は、表示に先だって決定された表示時間の経過後に停止される。停止時の特別図柄192および装飾図柄190が大当たりを示す図柄である場合、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技状態である特別遊技に移行し、大入賞口66の開閉動作が開始される。このときスロットマシンのゲームを模した装飾図柄190は、3つの図柄を一致させるような表示態様をとる。特別遊技において、大入賞口66は、約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。このような大入賞口66の開閉が所定回数、例えば15回繰り返される。
特別遊技が終了した後の通常遊技においては特定遊技の一つである変動時間短縮遊技(以下、適宜「時短」という)が開始される。変動時間短縮遊技においては、特別図柄および装飾図柄の変動時間が通常より短縮される。特別図柄および装飾図柄の変動時間は、所定の変動回数の変動表示がなされた後で元の変動時間に戻される。特別遊技が発生した場合であってそのときの当たり停止図柄が特定の態様であった場合、特別遊技の終了後に特定遊技の一つである確率変動遊技(以下、適宜「確変」という)がさらに開始される。確率変動遊技においては、通常の確率状態より当たりの確率が高い抽選が行われ、比較的早期に新たな特別遊技が発生する。
図2は、ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す。電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板102は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板104は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容や複数の可動役物140の動作、遊技効果ランプ90の点灯を制御し、特にメイン基板102による抽選結果に応じて表示内容を変動させ、その演出の進行に沿って可動役物140や遊技効果ランプ90の点灯を作動させる。メイン基板102およびサブ基板104は、遊技制御装置100を構成する。セット基板39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図3は、本実施例におけるぱちんこ遊技機10の機能ブロックを示す。ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、一般入賞口72、作動口68、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、普通図柄表示装置59、操作ボタン82、スピーカ18、遊技効果ランプ90、可動役物140のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄変動表示や可動役物140、電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板102と、図柄の演出等を制御するサブ基板104とに機能を分担させた形態で構成される。遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。
本実施例におけるメイン基板102は、入球判定手段110、当否抽選手段112、図柄決定手段114、変動パターン決定手段115、保留制御手段116、メイン表示制御手段118、特別遊技制御手段120、特定遊技実行手段122、開閉制御手段124を備える。本実施例におけるサブ基板104は、パターン記憶手段130、図柄態様決定手段131、演出決定手段132、演出表示制御手段134、役物制御手段136を備える。なお、メイン基板102に含まれる各機能ブロックは、いずれかがメイン基板102ではなくサブ基板104に搭載されるかたちで構成されてもよい。同様に、サブ基板104に含まれる各機能ブロックは、いずれかがサブ基板104ではなくメイン基板102に搭載されるかたちで構成されてもよい。
入球判定手段110は、各入賞口への遊技球の入球を判定する。入球判定手段110は、始動入賞情報を受け取ると遊技球が始動口62に入賞したと判断し、大入賞口入賞情報を受け取ると遊技球が大入賞口66に入賞したと判断し、一般入賞情報を受け取ると遊技球が一般入賞口72に入賞したと判断する。入球判定手段110は、通過情報を受け取ると遊技球が作動口68を通過したと判断する。
当否抽選手段112は、始動口62への遊技球の入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するために乱数の値を当否抽選値として取得する。たとえば、当否抽選値は「0」から「65535」までの値範囲から取得される。なお、本願にいう「乱数」は、数学的に発生させる乱数でなくてもよく、ハードウエア乱数やソフトウエア乱数などにより発生させる疑似乱数でもよい。当否抽選手段112は、当否判定で参照する当否テーブルを複数保持する。複数の当否テーブルには、当たりまたは外れの判定結果と当否抽選値とが対応付けられており、対応付けられた当たりの範囲設定に応じて当否確率が定まる。当否抽選手段112は、通常時には通常確率による当否判定のための当否テーブルを参照し、確率変動時には通常確率より当たりの確率が高くなる当否テーブルを参照する。当否抽選手段112は、複数の当否テーブルのうちいずれかを参照し、当否抽選値が当たりであるか否かを判定する。特別図柄表示装置61には、当否抽選手段112により取得された抽選値が当たりを示すものか否かを表す特別図柄の変動が表示される。また、演出表示装置60には、当否抽選手段112により取得された抽選値が当たりを示すものか否かを表す複数の装飾図柄190の変動が表示される。
図柄決定手段114は、特別図柄表示装置61に表示させる特別図柄の停止図柄を、当否抽選手段112による抽選の結果に応じて決定する。また、図柄決定手段114は、普通図柄表示装置59に表示させる普通図柄の停止図柄を抽選により決定する。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示すべき図柄である。図柄決定手段114は、特別図柄や普通図柄の停止図柄を決定するために参照すべき図柄範囲テーブルを保持する。
図柄決定手段114は、特別図柄を決定するための図柄決定抽選値を取得し、当否抽選手段112による当否判定結果と図柄決定抽選値とに応じて特別図柄の停止図柄を決定する。図柄決定手段114は、決定した停止図柄を示すデータをメイン表示制御手段118、図柄態様決定手段131、演出決定手段132へ送出する。
図柄決定手段114は、遊技球が作動口68を通過した場合に、普通図柄を決定するための抽選乱数を取得し、その抽選乱数に応じて普通図柄の停止図柄を決定する。普通図柄の停止図柄が特定の図柄であった場合、開閉制御手段124が始動口62の普通電動役物を所定時間拡開する。
変動パターン決定手段115は、当否抽選の結果に応じて複数種の変動パターンからいずれかの変動パターンを選択する。変動パターン決定手段115は、変動パターンを決定するために参照すべきパターン選択テーブルを保持する。図柄決定手段114は、決定した変動パターンを示すデータをメイン表示制御手段118、図柄態様決定手段131、演出決定手段132へ送出する。変動パターン決定手段115は、特別図柄を変動表示させるときの変動開始から停止までの変動態様が定められた複数種の変動パターンを記憶する。複数種の変動パターンは、長短様々な変動時間をもつとともに、その変動時間にて複数の図柄で構成される装飾図柄による図柄変動も実行されることを前提として規定される。各変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動表示時間が定められており、その変動表示時間の経過時に特別図柄および装飾図柄の変動が停止される。
保留制御手段116は、当否抽選手段112により取得された当否抽選値を保留球として保持する。当否抽選値は、その保留数が所定の上限に達するまで蓄積される。保留数の上限は4である。
メイン表示制御手段118は、当否抽選手段112による抽選の結果を、変動パターン決定手段115により決定された変動パターンにしたがって特別図柄の変動表示として特別図柄表示装置61に表示させる。メイン表示制御手段118は、特別図柄の変動表示を開始するタイミングと停止するタイミングにて、変動開始コマンドと変動停止コマンドを演出表示制御手段134へ送信することにより、メイン表示制御手段118および演出表示制御手段134による変動表示が同期し、連動が保たれる。メイン表示制御手段118は、普通図柄の変動を普通図柄表示装置59に表示させる。
特別遊技制御手段120は、当否抽選手段112により取得された抽選値が当たりを示すものであった場合に、大入賞口66を開放させて特別遊技を実行する。特別遊技は、大入賞口66の開閉動作を複数回数連続して継続する遊技であり、1回の開閉を単位とした複数回の単位遊技で構成される。単位遊技は例えば15回を上限として繰り返され、1回の単位遊技において大入賞口66を約30秒間開放させる。特別遊技制御手段120は、単位遊技の継続回数が上限回数に達していなければ、現在の単位遊技の終了後に次の単位遊技を開始させる。単位遊技の上限回数を消化した場合には、特別遊技を終了させる。
特定遊技実行手段122は、遊技状態を通常状態から特定遊技状態へ移行させる制御と、特定遊技状態から通常状態へ戻す制御を実行する。本実施例における特定遊技には、当否抽選の当選確率を通常確率の状態から高確率の状態へ切り替える確変と、図柄変動時間を通常時間より短時間へ切り替える時短とがある。
特定遊技実行手段122は、当否抽選値が確変状態へ移行すべき値であった場合に、特別遊技後の遊技状態を確変状態へ移行させる。確変状態は原則として次の大当たりが発生するまで続行され、その間は当否抽選手段112による当たり判定の確率が高い値のまま維持される。また、特定遊技実行手段122は、当否抽選値の如何に関わらず、特別遊技後に遊技状態を時短の状態へ移行させる。時短は、特別遊技後の特別図柄の変動回数が所定回数、たとえば100回に至るまで継続される。
開閉制御手段124は、始動口62の普通電動役物や大入賞口66の開閉を制御する。開閉制御手段124は、普通図柄が特定の図柄で停止されると、普通電動役物ソレノイド76に開放指示を送り、始動口62を開放させる。また、開閉制御手段124は、特別遊技中、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、大入賞口66を開放させる。
パターン記憶手段130は、装飾図柄190の変動において演出表示装置60に表示させる演出的な画像内容とその表示過程が定められた複数の演出パターンを保持する。演出パターンには、装飾図柄190の変動表示における変動開始から停止までの変動過程と演出過程が定められた複数の変動演出パターンと、装飾図柄190の変動表示とは別に表示されて大当たりへの期待度の高さを予告的に示唆する複数の予告演出パターンとが含まれる。
また、パターン記憶手段130は、擬似連続変動演出パターンを演出パターンとして複数種類保持する。擬似連続変動演出パターンが選択された場合、演出表示装置60には、複数の装飾図柄190の1回の変動表示の間に、複数の装飾図柄190の組み合わせが停止表示される有効領域において、複数の装飾図柄190の一部を停止させたように表示する半停止状態とした後、残りの装飾図柄190を半停止状態として最終半停止態様を表示し、さらに装飾図柄190が再び変動開始したように表示することにより擬似的に複数回複数の装飾図柄190を変動表示させたように見せる擬似連続変動演出が表示される。
なお、「有効領域」は、いわゆる有効ラインを含む領域であり、この有効ライン上に停止表示された複数の装飾図柄190の組み合わせによって当否抽選値が当たりを示すものであったか否かが表示される。また、「最終半停止態様」は、所定の領域において、停止表示されたようにその内部の複数の図柄すべてを仮停止状態としたときの組み合わせをいう。
演出決定手段132は、当否抽選手段112による抽選の結果決定された特別図柄の変動パターンに応じて、パターン記憶手段130に保持された複数種類の演出パターンから演出パターンを選択する。また、演出決定手段132は、当否抽選手段112による抽選の結果決定された特別図柄の停止図柄に応じて、装飾図柄190の停止態様を決定する。演出決定手段132は、選択した演出パターンおよび決定した装飾図柄190の停止態様を演出表示制御手段134に送る。
変動演出パターンには、通常の外れの図柄組合せを表示するときのパターンと、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなるリーチ状態を経て外れの図柄組合せを表示するときのパターンと、リーチ状態を経て大当たりの図柄組合せを表示するときのパターンが含まれる。特に、リーチ状態を経るときのパターンとしては、長短様々な変動時間をもつパターンが含まれる。各変動演出パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動時間が定められており、その変動時間の経過時に図柄変動が停止される。演出決定手段132は、特別図柄の変動パターンに応じて、変動時間が等しい演出画像の変動演出パターンを選択する。
図柄態様決定手段131は、装飾図柄の停止図柄の組合せとその配置を、当否抽選手段112による抽選の結果、特別図柄の停止図柄、特別図柄の変動パターン、装飾図柄の変動演出パターンに応じて決定する。図柄態様決定手段131は、決定した停止図柄の組合せを示す情報を演出表示制御手段134へ送信する。図柄態様決定手段131は、装飾図柄の停止図柄を決定するために参照すべき図柄範囲テーブルを保持する。
装飾図柄の停止図柄は、3つの図柄の組合せとして形成され、たとえば当否抽選手段112による判定結果が特別遊技への移行を示す場合は「777」や「111」のように3つの図柄が揃った組合せが選択される。この場合、装飾図柄として揃える数字には、特別図柄と同じ数字が選ばれるのが好ましい。たとえば、特別図柄が「3」の場合は装飾図柄が「333」となる。当否抽選手段112による判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合は、「312」や「946」のように3つの図柄が揃っていない組合せが選択される。ただし、当否判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合であって、リーチ付きの外れを示す特別図柄の変動パターンや装飾図柄の変動演出パターンが選択された場合は、「191」や「727」のように一つだけ図柄が揃っていない組合せを選択する。
予告演出パターンは、特定のキャラクタやモチーフの画像、アニメーション、映像などを一時的に画面表示させる演出パターンや、特定の音声を出力する演出パターンである。予告演出パターンによる演出は、図柄変動と並行して実行され、その図柄変動が大当たり態様にて停止する期待度が高いことを予告的に示唆する。例えば、キャラクタの画像を一つだけ画面に表示させるだけの通常予告演出や、多数のキャラクタの群れを画面の一端から他端へ通過させるように表示させる群予告演出がある。また、予告演出の表示過程を複数段階に分け、表示させる段階数を可変にして段階数が多いほど大当たりへの期待度が高くなるように設定されるステップアップ予告演出がさらに含まれる。
予告演出パターンには、装飾図柄190の表示態様がリーチ状態となった後のタイミングで演出が実行されて図柄の最終的な停止態様を予告するパターンと、装飾図柄190が一つも停止していないタイミングで演出が実行されてリーチ状態となることを同時に予告するパターンとがある。
演出決定手段132は、当否抽選の結果に応じて演出表示装置60に予告演出を表示させるか否かを所定の予告抽選により決定するとともに、表示させるべき予告演出パターンを決定する。演出決定手段132は、予告演出を表示させるか否かを決定するために参照すべき予告決定テーブルと、予告演出パターンの種類を選択するときに参照すべき予告種類テーブルとを保持する。予告決定テーブルは、当否抽選の結果に応じて異なる欄が参照されるように設定されており、当否抽選が当たりの場合は外れの場合よりも高い確率で予告演出を表示させるよう、当否抽選の結果と予告演出を表示するか否かの対応関係が定められる。これにより、予告演出が表示されること自体で大当たりへの期待度の高さを示唆することができる。
演出表示制御手段134は、演出決定手段132により選択された演出パターンにしたがって演出表示装置60にて複数の図柄を変動表示させる。また、演出表示制御手段134は、図柄態様決定手段131により決定された装飾図柄190の停止態様にて装飾図柄190の変動を停止させる。
演出表示制御手段134は、予告演出を表示させる旨が演出決定手段132により決定された場合、選択された予告演出パターンにしたがった予告演出を演出表示装置60へ表示させる。演出表示制御手段134は、遊技効果ランプ90の点灯および消灯や、スピーカ18からの音声出力などの演出処理をさらに制御する。
役物制御手段136は、演出表示制御手段134から受け取る指示にしたがい、演出表示装置60における演出内容や遊技効果ランプ90の点滅過程に沿って、可動役物140を演出的に動作させる。
図4は、ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。まず、遊技球が始動口62、一般入賞口72、大入賞口66などへ入賞した場合や、遊技球が作動口68を通過した場合の処理を実行し(S10)、特別遊技中でなければ(S12のN)、当否抽選などの通常遊技の制御処理を実行し(S14)、特別遊技中であれば(S12のY)、特別遊技の制御処理を実行し(S16)、S10からS16までの処理における各種入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。
図5は、図4におけるS14の通常遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。通常遊技制御処理において、当否抽選値の保留がなされている場合であって(S30のY)、図柄変動が表示中でなければ(S32のN)、当否抽選手段112が当否判定処理を実行する(S34)。その判定結果に応じてメイン表示制御手段118が変動表示を開始するとともに、変動開始コマンドを演出表示制御手段134へ送信し、これを受信した演出表示制御手段134が変動パターンデータにしたがって演出画像の変動表示を開始する(S36)。S30において当否抽選値が保留されていなかった場合は(S30のN)、S32からS36までの処理がスキップされ、S32において図柄変動が表示中であった場合は(S32のY)、S34およびS36の処理がスキップされる。続いて、図柄変動表示がすでに開始されていれば(S38のY)、図柄変動表示処理を実行し(S40)、図柄変動表示が開始されていないときは(S38のN)、S40をスキップする。
図6は、図5におけるS34の当否判定処理を詳細に示すフローチャートである。まず、当否抽選手段112が当否抽選値を読み出して(S42)、その当否抽選値に基づいて当否を判定する(S44)。図柄決定手段114は、当否判定結果に基づいて特別図柄の停止図柄を決定し(S46)、特別図柄の変動パターンを選択する(S48)。演出決定手段132は、当否判定結果および特別図柄に基づいて装飾図柄の停止図柄組合せを決定し(S50)、特別図柄の変動パターンに応じて演出パターンを選択することにより、装飾図柄190の変動パターンを選択する(S52)。このとき、変動パターン決定手段115によって擬似連続変動演出パターンに対応する特別図柄の変動パターンが選択された場合、演出決定手段132は、その擬似連続変動演出パターンを選択する。
図7(a)〜図7(c)は、本実施例に係る擬似連続変動演出パターンが選択されたときに表示される擬似連続変動演出の一例を示す図である。この擬似連続変動演出では、左図柄190A、右図柄190B、上図柄190C、下図柄190D、および中央図柄190Eが装飾図柄190として変動表示される。左図柄190A、右図柄190B、上図柄190C、および下図柄190Dは、中央図柄190Eが変動表示される個所のそれぞれ左、右、上、および下において変動表示される。
この擬似連続変動演出では、上図柄190C、中央図柄190E、および下図柄190Dが同じ数字の図柄で停止表示されることにより、当否抽選値が当たりを示すものであったことを遊技者に報知する。このため、これらを含む第1領域220は、当否抽選値が当たりを示すものであったか否かを表示するよう装飾図柄190が停止表示される有効領域として利用される。
また、左図柄190A、中央図柄190E、および右図柄190Bが同じ数字の図柄で停止表示されることにより、当否抽選値が当たりを示すものであったことを遊技者に報知する。このため、これらを含む第2領域222もまた有効領域として利用される。第1領域220および第2領域222は、中央図柄190Eにおいて十字型に互いに交差するよう形成される。第1領域220および第2領域222はこのような形状に限定されないことは勿論であり、例えば第1領域220および第2領域222がX字型に互いに交差するよう形成されてもよい。さらにこのような有効領域も2つに限定されないことは勿論であり、3つ以上の有効領域が設けられてもよい。
本実施例では、この擬似連続変動演出において、当否抽選値が当たりを示すものである可能性を示す信頼度を示唆するようこれら装飾図柄190が変動表示される。このとき、第1領域220は、信頼度を示唆するよう左図柄190A、右図柄190B、および中央図柄190Eが変動表示される領域としても利用される。また、第2領域222は、信頼度を示唆するよう上図柄190C、下図柄190D、および中央図柄190Eが変動表示される領域としても利用される。さらに左図柄190A、右図柄190B、上図柄190C、下図柄190D、および中央図柄190Eを含む第3領域224もまた、信頼度を示唆するようこれら装飾図柄190が変動表示される領域としても利用される。
図7(a)は、擬似連続変動演出による装飾図柄190の変動が開始されたときを示す図である。図7(a)に示すように、装飾図柄190の各々は他の装飾図柄190と共にリールを模すようには変動表示されず、各々が個別の個所において変動表示される。このとき、装飾図柄190の各々は、数字が1から9まで徐々に増加する変動を繰り返すように変動表示される。
ここで、左図柄190Aが上図柄190Cよりも一つ順番が進んだ数字が表示されるよう、左図柄190Aおよび上図柄190Cの各々が変動表示される。例えば上図柄190Cが「1」のときは左図柄190Aがそれよりも一つ順番が進んだ「2」となるようそれぞれが変動表示される。
また、右図柄190Bが下図柄190Dよりも一つ順番が進んだ数字が表示されるよう、右図柄190Bおよび下図柄190Dの各々が変動表示される。例えば下図柄190Dが「3」のときは右図柄190Bがそれよりも一つ順番が進んだ「4」となるようそれぞれが変動表示される。
図7(b)は、一部の装飾図柄190が半停止状態となったときを示す図である。図7(b)に示すように、この装飾図柄190の中で、左図柄190Aおよび上図柄190Cが、最初に同時に半停止状態となる。半停止状態ではなく最終的に停止表示されるときも、左図柄190Aおよび上図柄190Cが最初に停止表示される。このため左図柄190Aおよび上図柄190Cは、第1停止図柄として利用される。
図7(c)は、さらに一部の装飾図柄190が半停止状態となったときを示す図である。図7(c)に示すように、この装飾図柄190の中で、右図柄190Bおよび下図柄190Dが、第1停止図柄の次に同時に半停止状態となる。半停止状態ではなく最終的に停止表示されるときも、右図柄190Bおよび下図柄190Dは、第1停止図柄の次に停止表示される。このため右図柄190Bおよび下図柄190Dは、第2停止図柄として利用される。
この後、装飾図柄190の中で、中央図柄190Eが最後に半停止状態となり、最終半停止態様が表示される。半停止状態ではなく最終的に停止表示されるときも、中央図柄190Eは、第2停止図柄の次に停止表示される。このため中央図柄190Eは、第3停止図柄として利用される。
図8は、本実施例に係る擬似連続変動演出においてリーチ状態となったときの一例を示す図である。上述の通り、左図柄190Aは上図柄190Cよりも一つ進んだ順番の数字が表示されるよう変動表示される。また、右図柄190Bは下図柄190Dよりも一つ進んだ順番の数字が表示されるよう変動表示される。このため第1領域220でリーチ状態となったときは第2領域222でもリーチ状態となる。これによって、リーチ状態となる領域が1つの場合よりも、当否抽選値が当たりを示すものであった可能性が高いと遊技者に思わせることが可能となる。
図8に示す例では、中央図柄190Eが「1」で停止表示されれば、第1領域220において「111」と揃い、当否抽選値が当たりを示すものであったことが表示される。中央図柄190Eが「2」で停止表示されれば、第2領域222において「222」と揃い、当否抽選値が当たりを示すものであったことが表示される。
一方、演出決定手段132は、擬似連続変動演出パターンを選択する場合、装飾図柄190を半停止状態とするときにリーチ状態にはならなかったように見せる態様を表示した後に残りの1つの装飾図柄190を半停止状態として最終半停止態様が表示されるよう、擬似連続変動演出の演出内容を決定する。また、演出決定手段132は、擬似連続変動演出パターンを選択する場合、リーチ状態となった後に残りの1つの装飾図柄190が変動停止して最終的な停止態様が表示される演出パターンを選択する。したがって演出決定手段132は、擬似連続変動演出パターンを選択する場合、リーチ状態とならない演出パターンは選択しない。これにより、リーチ状態にはならなかったように見せる態様を表示することで再び変動が開始されるよう装飾図柄190が表示されることを遊技者に示唆し、逆にリーチ状態を表示することであと1つの装飾図柄190の変動が停止したときに装飾図柄190全体の変動が終了することを遊技者に示唆することができる。
パターン記憶手段130は、装飾図柄190の1回の変動の間に最終半停止態様が複数回表れる擬似連続変動演出パターンを保持する。具体的には、パターン記憶手段130は、最終半停止態様が1回表れる擬似連続変動演出パターンと、2回表れる擬似連続変動演出パターンと、および3回表れる擬似連続変動演出パターンを保持する。最終半停止態様が1回表れる擬似連続変動演出パターンが選択された場合、装飾図柄190の擬似的な連続変動の回数は2回となる。また、最終半停止態様が2回表れる擬似連続変動演出パターンが選択された場合、装飾図柄190の擬似的な連続変動の回数は3回となる。また、最終半停止態様が3回表れる擬似連続変動演出パターンが選択された場合、装飾図柄190の擬似的な連続変動の回数は4回となる。
本実施例では、演出決定手段132は、装飾図柄190の擬似的な連続変動の回数が多いほど高い信頼度を示唆するよう、当否抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出パターンを選択する。以上により、擬似連続変動演出では、遊技者に「リーチ状態にならず次の変動が開始されて欲しい」と思わせることができ、装飾図柄190の変動に対する遊技者の飽きを抑制することができる。
しかしながら、擬似連続変動演出において左図柄190A、右図柄190B、上図柄190C、および下図柄190Dが半停止状態になったときにリーチ状態にはならなかったように見せる態様が表示された時点で、次に装飾図柄190が再変動を開始したように表示されることを遊技者が予測することが可能となる。このように予測した後は、遊技者はもはや装飾図柄190の最終半停止態様には興味がなくなり、中央図柄190Eがどのように半停止状態となるかに注目しなくなる可能性がある。
そこで、本実施例では、演出決定手段132は、擬似連続変動演出パターンを選択するときに、複数の装飾図柄190の最終半停止態様が、示唆の信頼度が互いに異なる複数種類の所定の最終半停止態様のいずれかが表示される特定の態様となるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定する。以下、図9から図11に関連して、このような擬似連続変動演出の演出内容について詳細に説明する。
図9(a)および図9(b)は、第1領域220において信頼度を示す組み合わせで図柄が半停止状態となるときの一例を示す図である。本実施例では、演出決定手段132は、擬似連続変動演出パターンを選択するときに、所定の複数の最終半停止態様のいずれかが表示されることで示唆の信頼度が互いに異なる第1領域220、第2領域222、および第3領域224のすべてにおいて所定の最終半停止態様が表示される可能性を留保した状態から、第1領域220、第2領域222、および第3領域224のいずれかにおいて所定の複数の最終半停止態様のいずれかが表示されるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定する。
本実施例では、第1領域220および第2領域222においては、3つの装飾図柄190の最終半停止態様が「123」や「234」など連続する数字となる「連続目」となったとき、所定の最終半停止態様が表示されたとして信頼度を示唆する。また、第3領域224においては、すべての装飾図柄190が異なる数字となる「バラケ目」となったとき、所定の最終半停止態様が表示されたとして信頼度を示唆する。なお、第1領域220および第2領域222において、3つの装飾図柄190の最終半停止態様が「133」や「284」など連続目とならず、且つ第3領域224においてバラケ目とならなかったとき、信頼度は示唆されない。
演出決定手段132は、第1領域220において最終半停止態様が連続目となるよりも、第2領域222において最終半停止態様が連続目となる方が高い信頼度を示唆するよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定する。また、演出決定手段132は、第2領域222において最終半停止態様が連続目となるよりも、第3領域224において最終半停止態様がバラケ目となる方が高い信頼度を示唆するよう取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定する。
図9(a)は、最終半停止態様が表示される前の状態を示す図である。このように、左図柄190Aおよび上図柄190Cが半停止状態となった後、下図柄190Dが左図柄190Aよりも一つ大きい数字となった状態で下図柄190Dおよび右図柄190Bが半停止状態となった場合、左図柄190Aと右図柄190Bとの数字の差は2となり、また、上図柄190Cと下図柄190Dとの数字の差も2となる。このため、上図柄190Cの数字と下図柄190Dの数字の間の数字で中央図柄190Eが半停止状態となることによって、第1領域220が連続目となる。一方、左図柄190Aの数字と右図柄190Bの数字の間の数字で中央図柄190Eが半停止状態となることによって、第2領域222が連続目となる。
さらに、図9(a)の状態では、左図柄190A、右図柄190B、上図柄190C、および下図柄190Dがすべて異なる数字となる。このため、これら全ての数字と異なる数字で中央図柄190Eが半停止状態となったとき、第3領域224にてバラケ目となる。最終半停止態様の前に装飾図柄190の一部をこのように半停止状態とすることにより、第1領域220、第2領域222、および第3領域224のいずれもが、信頼度を示唆する所定の最終半停止態様となる可能性を留保した状態とすることができる。
なお、演出決定手段132は、信頼度を示唆する上記所定の複数の最終半停止態様のいずれかを表示させる場合においても、リーチ状態にはならなかったように見せる態様を表示したあと、信頼度を示唆する上記所定の複数の最終半停止態様のいずれかが表示されるよう擬似連続変動演出の演出内容を決定する。これにより、再び装飾図柄190の変動が開始するよう表示されることを遊技者に示唆した後に、最終半停止態様を表示することができる。このため、遊技者は、再び装飾図柄190の変動が開始するよう表示されることで高い信頼度が示唆されたことを確認して安心した状態で、信頼度を示唆する最終半停止態様の表示を待つことができる。
図9(b)は、図9(a)に示す状態となったあと、第1領域220において装飾図柄190が連続目となったときの一例を示す図である。このように、上図柄190Cが「1」、下図柄190Dが「3」の数字で半停止状態となっているときに、これらの数字の間の数字である「2」にて中央図柄190Eが半停止状態となって最終半停止態様が表示されることにより、第1領域220が「123」の連続目となる。しかし、このように第1領域220が連続目となることでは相対的に低い信頼度が示唆される。以下、第2領域222が連続目となったことにより示唆される信頼度を「低信頼度」という。
図10(a)および図10(b)は、第2領域222において信頼度を示す組み合わせで図柄が半停止状態となるときの一例を示す図である。図10(a)は、最終半停止態様が表示される前の状態を示す図である。これは図9(a)と同様である。
図10(b)は、図10(a)に示す状態となったあと、第2領域222において装飾図柄190が連続目となったときの一例を示す図である。このように、左図柄190Aが「2」、右図柄190Bが「4」の数字で半停止状態となっているときに、これらの数字の間の数字である「3」にて中央図柄190Eが半停止状態となって最終半停止態様が表示されることにより、第2領域222が「234」の連続目となる。このように第2領域222が連続目となることで、第1領域220において連続目となるよりも高い信頼度が示唆されるが、第3領域224においてバラケ目となるよりも低い信頼度が示唆される。以下、第2領域222が連続目となったことにより示唆される信頼度を「中信頼度」という。
図11(a)および図11(b)は、第3領域224において信頼度を示す組み合わせで図柄が半停止状態となるときの一例を示す図である。図11(a)は、最終半停止態様が表示される前の状態を示す図である。これは図9(a)と同様である。
図11(b)は、図11(a)に示す状態となったあと、第3領域224において装飾図柄190がバラケ目となったときの一例を示す図である。このように、上図柄190Cが「1」、左図柄190Aが「2」、下図柄190Dが「3」、右図柄190Bが「4」の数字で半停止状態となっているときに、これらのいずれの数字とも異なる数字である「5」にて中央図柄190Eが半停止状態となって最終半停止態様が表示されることにより、第3領域224がバラケ目となる。このように第3領域224がバラケ目となることで、第1領域220または第2領域222において連続目となるよりも高い信頼度が示唆される。以下、第3領域224がバラケ目となったことにより示唆される信頼度を「高信頼度」という。
なお、演出決定手段132は、複数回表示される最終半停止態様のうち、第2領域222において一度でも連続目となれば、その前後に低信頼度が示唆された場合においても最終半停止態様の履歴として中信頼度を示唆するよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定する。また、演出決定手段132は、複数回表示される最終半停止態様のうち、第3領域224において一度でもバラケ目となれば、その前後において低信頼度や中信頼度が示唆された場合においても最終半停止態様の履歴として高信頼度を示唆するよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定する。
このように、演出決定手段132は、擬似連続変動演出パターンを選択するときに、装飾図柄190の1回の変動の間に表示される最終半停止態様の履歴が、示唆の信頼度が互いに異なる複数種類の最終半停止態様の履歴のいずれかの履歴となるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定する。これにより、最初の最終半停止態様から、より高い信頼度を示唆されることを遊技者に期待させることができる。
なお、演出決定手段132は、複数回表示される最終半停止態様のうち、真の信頼度を示唆する最終半停止態様が最後に表示されるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定してもよい。これにより、信頼度を遊技者に分かりやすく示唆することが可能となる。
また、演出決定手段132は、信頼度を示唆する所定の最終半停止態様が表示された回数が多いほど、その最終半停止態様の履歴が示唆する信頼度が高まるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定してもよい。例えば演出決定手段132は、1回の装飾図柄190の変動中に、第3領域224において2回バラケ目が出た方が1回しか出なかったときよりも高い信頼度を示すよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて擬似連続変動演出の演出内容を決定してもよい。これにより、例えば第3領域224において一度バラケ目が出た後も、遊技者に「もう一度バラケ目が出て欲しい」と思わせることができる。したがって高信頼度の最終半停止態様が表示された後の装飾図柄190の最終半停止態様に対する遊技者の興味の低下を抑制することができる。
図12は、1回の装飾図柄190の変動の間に最終半停止態様が1回だけ表示される擬似連続変動演出パターンが選択された場合に最終半停止態様を決定するための半停止態様決定テーブルである。演出決定手段132は、擬似連続変動演出パターンが選択される場合、最終半停止態様を決定するための演出抽選値を取得することにより、半停止態様抽選を実施する。具体的には、演出決定手段132は、0〜255の数字の中からいずれかの数字の抽選値を取得し、この半停止態様決定テーブルを参照して、当否抽選値が当たりを示すものか否かに応じて、取得した演出抽選値に対応する最終半停止態様を選択する。
図12に示すように、当否抽選値が外れを示すものの場合、第1領域220、第2領域222、および第3領域224のいずれの領域においても連続目やバラケ目といった信頼度を示唆する組み合わせとならない確率が最も高くなるよう設定されている。次いで第1領域220で連続目となる確率が高く、その次は第2領域222で連続目となる確率が高く、第3領域224でバラケ目となる確率は最も低くなるよう設定されている。
一方、当否抽選値が当たりを示すものの場合、第3領域224でバラケ目となる確率が最も高くなるよう設定されている。次いで第2領域222で連続目となる確率が高く、その次は第1領域220で連続目となる確率が高くなるように設定されている。当否抽選値が当たりを示すものの場合、信頼度を示唆する連続目やバラケ目が表示されない確率は最も低くなるように設定されている。
このように当否抽選値が当たりを示すものか否かに応じて最終半停止態様を決定することにより、第1領域220、第2領域222、および第3領域224において所定の最終半停止態様が表示されたときに示唆される信頼度に差を設けることが可能となる。これにより、遊技者に、例えば「横ラインで連続目になれ!」や「バラケ目になれ!」などと思わせることができ、擬似連続変動演出に新たな楽しみを与えることができる。
図13は、1回の装飾図柄190の変動の間に最終半停止態様が2回表示される擬似連続変動演出パターンが選択された場合に最終半停止態様を決定するための半停止態様決定テーブルである。なお、このテーブルにおいて「最終半停止態様」の欄は、表示される最終半停止態様のうち最も高い信頼度を示唆する態様について規定している。このため、例えば「第1領域220で連続目が1回以上」と記載されている欄は、それ以上の信頼度が示唆される最終半停止態様、すなわち第2領域222における連続目や第3領域224におけるバラケ目が表示されないことを意味する。また、「第2領域222で連続目が1回以上」と記載されている欄は、それ以上の信頼度が示唆される最終半停止態様、すなわち第3領域224におけるバラケ目が表示されないことを意味する。
図13に示すように、図12の半停止態様決定テーブルに比べ、相対的に高い信頼度が示唆される最終半停止態様が相対的に低い信頼度が示唆される最終半停止態様より表示されやすくなるよう、演出抽選値と最終半停止態様とが対応付けられている。例えば当否抽選値が当たりを示すものであった場合、高信頼度を示唆する第3領域224におけるバラケ目が表示される確率は、図12の半停止態様決定テーブルよりも高く設定されている。
図14は、1回の装飾図柄190の変動の間に最終半停止態様が3回表示される擬似連続変動演出パターンが選択された場合に最終半停止態様を決定するための半停止態様決定テーブルである。図14に示すように、図13の半停止態様決定テーブルに比べ、相対的に高い信頼度が示唆される最終半停止態様が相対的に低い信頼度が示唆される最終半停止態様よりさらに表示されやすくなるよう、演出抽選値と最終半停止態様とが対応付けられている。
変動パターン決定手段115は、擬似的な連続変動の回数が多いほど高い信頼度を示唆するよう、当否抽選値が当たりを示すものであった場合に、擬似的な連続変動の回数が多い擬似連続変動演出パターンが選択される変動パターンをより高い確率で選択する。このため、図13の半停止態様決定テーブルが参照される場合は、図12の半停止態様決定テーブルが参照される場合にくらべ、既に当否抽選値が当たりとなっている可能性は高くなっている。また、図14の半停止態様決定テーブルが参照される場合は、図13の半停止態様決定テーブルが参照される場合にくらべ、既に当否抽選値が当たりとなっている可能性はさらに高くなっている。このように擬似的な連続変動の回数が多いほど、示唆する信頼度が高い最終半停止態様が表示される可能性を高めることで、適切な信頼度を示唆することが可能となる。
図15は、図4におけるS16を詳細に示すフローチャートである。まず、大入賞口66が開放済でなければ(S70のN)、演出表示制御手段134が特別遊技の演出処理を開始し(S72)、開閉制御手段124が大入賞口66を開放する(S74)。大入賞口66が開放済であればS72およびS74をスキップする(S70のY)。大入賞口66が開放されてから所定の開放時間が経過した場合(S76のY)、または、開放時間が経過していないものの(S76のN)、大入賞口66へ遊技球が9球以上入球した場合(S78のY)、開閉制御手段124が大入賞口66を閉鎖させる(S80)。開放時間が経過しておらず(S76のN)、大入賞口66への入球数も9球以上に達していない場合は(S78のN)、S80以降の処理をスキップしてS16のフローを終了する。
S80における大入賞口66の閉鎖後、単位遊技のラウンド数が15に達していた場合(S82のY)、演出表示制御手段134は特別遊技の演出処理を終了させ(S84)、特別遊技制御手段120は特別遊技を終了させる(S86)。ラウンド数が15に達していなければ(S82のN)、ラウンド数に1を加算してS16のフローを終了する(S90)。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例はあくまで例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 ぱちんこ遊技機、 50 遊技盤、 52 遊技領域、 60 演出表示装置、 61 特別図柄表示装置、 62 始動口、 90 遊技効果ランプ、 100 遊技制御装置、 112 当否抽選手段、 114 図柄決定手段、 118 メイン表示制御手段、 130 パターン記憶手段、 132 演出決定手段、 134 演出表示制御手段。
Claims (4)
- 遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
前記始動入賞口への入球を契機に抽選値を取得する抽選手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技である特別遊技が実行されるときに開放される大入賞口と、
取得された抽選値が当たりを示すものであった場合に前記大入賞口を開放させて前記特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、
取得された抽選値が当たりを示すものか否かを表す複数の図柄の変動が表示される表示装置と、
前記複数の図柄の1回の変動表示の間に、前記複数の図柄の組み合わせが停止表示される有効領域において、前記複数の図柄の一部を停止させたように表示する半停止状態とした後、残りの図柄を半停止状態として最終半停止態様を表示し、さらに図柄が再び変動開始したように表示することにより擬似的に複数回前記複数の図柄を変動表示させたように見せる擬似連続変動演出が表示される擬似連続変動演出パターンを含む、前記複数の図柄の変動開始から終了までの演出過程が定められた演出パターンを複数種類保持するパターン記憶手段と、
取得された抽選値に基づいて前記パターン記憶手段に保持された複数種類の演出パターンからいずれかの演出パターンを選択する演出決定手段と、
選択された演出パターンにしたがって前記表示装置にて前記複数の図柄を変動表示させる演出表示制御手段と、
を備え、
前記演出決定手段は、擬似連続変動演出パターンを選択するときに、前記複数の図柄の最終半停止態様が、示唆の信頼度が互いに異なる複数種類の所定の最終半停止態様のいずれかが表示される特定の態様となるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて前記擬似連続変動演出の演出内容を決定することを特徴とする弾球遊技機。 - 前記演出決定手段は、擬似連続変動演出パターンを選択するときに、前記特定の態様として、前記所定の複数の最終半停止態様のいずれかが表示されることで示唆の信頼度が互いに異なる第1の領域および第2の領域の双方において前記所定の最終半停止態様が表示される可能性を留保した状態から、第1の領域および第2の領域のいずれかにおいて前記所定の複数の最終半停止態様のいずれかが表示されるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて前記擬似連続変動演出の演出内容を決定することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
- 前記演出決定手段は、擬似連続変動演出パターンを選択するときに、前記特定の態様として、前記有効領域において前記一部の図柄を半停止状態として当たりを示す図柄の組み合わせにあと一つで揃うリーチ状態にはならなかったように見せる態様を表示したあと残りの1つの図柄を半停止状態として前記所定の複数の最終半停止態様のいずれかが表示されるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて前記擬似連続変動演出の演出内容を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
- 前記パターン記憶手段は、前記複数の図柄の擬似的な連続変動間の最終半停止態様が複数回表れる擬似連続変動演出パターンを保持し、
前記演出決定手段は、擬似連続変動演出パターンを選択するときに、前記特定の態様として、1回の図柄変動の間に表示される最終半停止態様の履歴が、示唆の信頼度が互いに異なる複数種類の最終半停止態様の履歴のいずれかの履歴となるよう、取得された抽選値が当たりを示すものか否かに応じて前記擬似連続変動演出の演出内容を決定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2009060646A JP2010213750A (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | 弾球遊技機 |
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| JP2009060646A JP2010213750A (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | 弾球遊技機 |
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|---|---|
| JP2010213750A true JP2010213750A (ja) | 2010-09-30 |
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ID=42973255
Family Applications (1)
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| JP2009060646A Pending JP2010213750A (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | 弾球遊技機 |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013009862A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
| JP2017144266A (ja) * | 2017-04-21 | 2017-08-24 | 株式会社三共 | 遊技機 |
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- 2009-03-13 JP JP2009060646A patent/JP2010213750A/ja active Pending
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