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JP2010285863A - 換気式トイレ - Google Patents

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JP2010285863A JP2010090996A JP2010090996A JP2010285863A JP 2010285863 A JP2010285863 A JP 2010285863A JP 2010090996 A JP2010090996 A JP 2010090996A JP 2010090996 A JP2010090996 A JP 2010090996A JP 2010285863 A JP2010285863 A JP 2010285863A
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Abstract

【課題】便器内の臭気を効率的に換気するトイレの提供。
【解決手段】便器の縁部に周設された水洗用穴部14から洗浄水を排出する便器と、貯水タンク18であって、便器へ排出した時に前記トイレを水洗するのに十分な量の水を保有する貯水タンク18と、トイレを水洗する水洗機構および当該トイレを補水する補水機構であって、水洗機構は、貯水タンク18の底部にある排水管24を覆う水洗用バルブを制御する水洗機構および補水機構を有し、排水管24を便器の前記縁部に周設された穴部14に連通させる送水管30を含む。動作感知スイッチは水洗機構および補水機構の可動部に連結されており、水洗用穴部14および送水管30を通じて便器の臭気を吸入し、便器の排気口38を通じて排気する換気ファン36を制御する。
【選択図】図2

Description

本技術はトイレに関し、特に換気式トイレに関する。
水洗式トイレは、水を用い排水管を通じてし尿を下水システムに処理する。トイレからの臭気の排出は、典型的には、天井に取付けられたファンによって行われる。しかし、これは、臭気をトイレから天井のファンへと上向きに引込まなければならないため、効率的ではない。この問題を認識し、より効果的に臭気を排気する換気式トイレが数多く開発されてきた。一般的に、換気式トイレには3種類ある。第1の種類の換気式トイレは、フィルタまたは空気洗浄機を用いて臭気を除去するものである。この第1の種類の換気式トイレの主な欠点は、フィルタまたは空気洗浄機を定期的に交換しなければならないこと、また、脱臭効果が適切でない場合があることである。第2の種類の換気式トイレは、臭気を排水管および下水管に吸入するものである。しかし、これは、特に汚水浄化システムにおいて、背圧につながる。さらに、空気を排水管を通じて下水管に強制的に送る場合、Pトラップが存在しなくなり、その結果、下水が絶対に逆流しないようにする方法がなくなる。第3の種類の換気式トイレは、換気通路を用いてトイレから臭気を排出するものである。これにはアフターパーツの後付けが必要である。本発明は、この第3の換気式トイレを改良したものである。様々な設計の換気式トイレが多数あるが、これらは典型的に複雑および/または非効率的である。従って、改良された換気式トイレの必要性が依然としてある。また、標準型トイレに簡単に後付けして、そのトイレを、臭気を効率的に抜くことができる換気式トイレに変換する手段の必要性もある。
本発明は、水洗機構および補水機構における1つの可動要素に取付けられた動作感知スイッチを用いて換気ファンを制御する換気式トイレを提供する。動作感知スイッチを用いて、水が送水管を通じて貯水タンクから便器へ排出される時にファンの動作を停止することができる。従って、送水管は、トイレが水洗された時にのみ送水する。それ以外の時は常に、送水管は空気で満たされている。換言すれば、送水管は、当該送水管を通じて水が排出される前は空気を含んでおり、送水管を通じて水が排出された後、再び空気を含むようになる。換気式トイレは、この送水管を利用して、便器の縁部の穴部を通じて、また、この送水管を通じて、臭気を便器の背面壁に形成された排気口に引込む。動作感知スイッチは、トイレが水洗された時、すなわち、水が送水管を通じて流れた時に精巧にファンの動作(従って、空気の後ろ向きの吸引も)を停止させる。それ以外の時は常に、ファンは送水管および便器の後部に形成された新たな排気口を通じて臭気を便器から吸入するように動作することができる。
従って、本発明の主な態様は、換気式トイレであって、便器であって、当該便器の縁部に周設された少なくとも1つの穴部を有し、それにより水を排出するものである、前記便器と、貯水タンクであって、前記便器へ排出した時に前記トイレを水洗するのに十分な量の水を保有するものである、前記貯水タンクと、前記トイレを水洗する水洗機構であって、前記貯水タンクの底部にある排水管を覆う水洗用バルブを制御するものである、前記水洗機構と、前記貯水タンクを補水する補水機構と、前記排水管を前記便器の前記縁部に周設された前記少なくとも1つの穴部に連通させる送水管と、前記補水機構の可動部に連結され、換気ファンを制御する動作感知スイッチであって、前記ファンは、前記水洗用穴部および前記送水管を通じて前記便器から臭気を吸入し、前記便器の排気口を通じて前記トイレから前記臭気を排気するものである、前記動作感知スイッチとを有する換気式トイレである。
本発明の別の態様は、換気式トイレであって、便器であって、当該便器の縁部に周設された少なくとも1つの穴部を有し、それにより水を排出するものである、前記便器と、貯水タンクであって、前記便器へ排出した時に前記トイレを水洗するのに十分な量の水を保有するものである、前記貯水タンクと、前記トイレを水洗する水洗機構であって、前記貯水タンクの底部にある排水管を覆う水洗用バルブを制御するものである、前記水洗機構と、前記貯水タンクを補水する補水機構と、前記排水管を前記便器の前記縁部に周設された前記少なくとも1つの穴部に連通させる送水管と、前記水洗機構の可動部に連結され、換気ファンを制御する動作感知スイッチであって、前記ファンは、前記水洗用穴部および前記送水管を通じて前記便器から臭気を吸入し、前記便器の排気口を通じて前記トイレから前記臭気を排気するものである、前記動作感知スイッチとを有する換気式トイレである。
本発明のさらに別の態様は、トイレに後付けされ、前記トイレを換気式トイレに変換するファン・アダプタである。前記アダプタは、便器の後部と貯水タンクとの間に配置されるように構成されたアダプタ本体を有する。前記アダプタはまた、水洗用バルブ・サブアセンブリであって、排水管と、前記貯水タンクの中へ延出するように構成された直立パイプとを有し、前記直立パイプは、前記貯水タンクから前記排水管へ送水するように構成されたものである、前記水洗用バルブ・サブアセンブリを有する。前記アダプタは、さらに、前記排水管と流通した排気パイプを有し、これにより前記便器からの臭気を前記排気パイプを通じて吸入することができるようになる。
例として添付図面を参照しながら、本発明のこれらの態様の詳細を以下に説明する。
本技術のさらなる特徴および効果は、以下の詳細な説明を添付図面と併せ考えると、明らかとなろう。
図1Aは、本発明の一実施形態による換気式トイレの透視図である。 図1Bは、本発明の別の実施形態による換気式トイレの透視図である。 図2は、本発明の実施形態による換気式トイレに連結された手洗所の壁のスペース内の直立換気パイプを示す側面断面図である。 図3は、本発明の実施形態による換気式トイレに連結された手洗所の壁のスペースおよび天井スペース内の直角換気パイプを示す側面断面図である。 図4は、後部穴部と、便器を換気パイプに連結できるように取外すことができる取外し可能プラグとを有する改変された便器の一部破断図である。 図5aは、本発明の別の実施形態による、トイレ用ファン・アダプタを後付けした換気式トイレの側面図である。 図5bは、トイレ用ファン・アダプタを後付けした換気式トイレの正面図である。 図6は、トイレ用ファン・アダプタの透視図である。 図7は、図5aの断面7−7で切った、標準型トイレタンクと便器との間のトイレ用ファン・アダプタの断面図である。 図8は、図5bの断面8−8で切った、トイレタンクと便器との間のトイレ用ファン・アダプタの断面図である。 図9は、アダプタを後付けし、第1の種類の換気ファンに連結された換気式トイレの側面図である。 図10は、アダプタを後付けし、第2の種類の換気ファンに連結された換気式トイレの側面図である。
添付図面の全体において、同一の特徴は、同一の符号で同定してあることに留意すべきである。
本発明は、換気ファンを制御するために水洗および補水機構の1つの可動要素に取付けられた動作感知スイッチを用いる換気式トイレを提供する。動作感知スイッチは、水が送水管を通じて貯水タンクから便器へ排出される時に、ファンの動作を停止するために用いることができる。従って、送水管は、トイレが水洗された時にのみ送水する。それ以外の時は常に、送水管は空気で満たされている。換言すれば、送水管は、臭気が通過することができる一時的な通路を提供する。臭気は、(i)水が貯水タンクから送水管を通じて便器へ流れる前か、(ii)水が送水管を通じて便器へ流れた後、のいずれかの時に送水管を通過することができる。換気式トイレは、この送水管を利用して、臭気を便器の縁部の穴部を通じて、また、この送水管を通じて、便器の背面壁に形成された排気口に引込む。動作感知スイッチは、トイレが水洗された時、すなわち、水が送水管を通じて流れた時に精巧にファンの動作(従って、空気の後ろ向きの吸引も)を停止させる。それ以外の時は常に、ファンは臭気を送水管、および便器の後ろに形成された新たな排気口を経由して、便器から吸入するように動作することができる。
図1Aおよび図1Bに示したように、換気式トイレ10は、便器12であって、前記便器の縁部16に周設された少なくとも1つの穴部14を有し、それにより、水を排出するものである、前記便器を有する。前記換気式トイレはまた、貯水タンク18であって、前記便器へ排出した時に前記トイレを水洗するのに十分な量の水を中に保有するものである、前記貯水タンクを有する。前記換気式トイレはまた、前記トイレを水洗する水洗機構20であって、前記貯水タンクの底26で排水管24を覆う水洗用バルブ22を制御するものである、前記水洗機構を含む。前記水洗機構は、例えば、チェーン21aを介してフラッパ23(または「プランジャ」)に連結されたハンドルまたは水洗用レバー21を含むことができる。他の水洗機構を代用することもできる。前記換気式トイレ10は、前記貯水タンクの中身が出された後、これを補水する補水機構28をさらに有する。前記補水機構は、補水バルブ29、支持棒34、およびフロート(float)31すなわち「フローティングボール」または「浮玉」)を含むことができる。前記換気式トイレは、前記排水管24を前記便器12の前記縁部16に周設された穴部14に連通する送水管30(図2に示す)をさらに有する。動作感知スイッチ32(例えば、水銀スイッチまたは同等物)が、前記補水機構の可動部(例えば、図1Aに示した前記支持棒34など)か、前記水洗機構の可動部(例えば、図1Bに示した前記フラッパ23など)のいずれかに連結されている。この動作感知スイッチ32は、換気ファン36を制御する。動作中は、ファン36は臭気を水洗用穴部14および送水管30を通じて便器から吸入する。ファンは、便器の背面壁に形成することができる排気口38を通じて、臭気をトイレから抜き出す。動作感知スイッチは、水が送水管を通じて貯水タンクから、便器の縁部に周設された複数の穴部を通って便器へ流れることできるように、このファンの動作を一時的に停止する。水が送水管を通過したら、ファンが動作を再開し、空気を送水管を通じて換気ダクトへ再び引込み始める。換言すれば、空気が便器から引込まれている、すなわち吸入されている最中は、この空気は便器の縁部の周りの穴部に入り、実質的に水平な送水管を通って移動してから、トイレの後壁の後部穴部(排気口38)から出ていく。典型的に、空気は次に、壁および/または天井スペースの1若しくはそれ以上の換気ダクト40、42を通じて引込まれる。
図1Aは第1の実施形態を示しており、ここでは、動作感知スイッチ32がフロートのアーム、すなわち、補水機構28の可動部として作用する支持棒34に連結され、または、取付けられ、あるいはその他の方法でこれに配置されている。明瞭化のため、支持棒34は、補水バルブ29と浮玉31との間に延在している。トイレを水洗すると、支持棒が動いて動作感知スイッチをトリガする。動作感知スイッチはファンを停止させ、水が送水管を通過できるようにする。貯水タンクからの前記量の水がこの送水管を通過すると、スイッチは元の(開始)位置に戻り、ファンの動作が再開する。選択的に、遅延回路またはタイミング回路(または遅延機構)を用いて、スイッチがトリガされた後の所定の長さの時間分、またはスイッチが元の開始位置に戻った後の所定の長さの時間分、ファンの動作の再開を遅延させることができる。
図1Bは第2の実施形態を示しており、ここでは、動作感知スイッチ32が、排水管バルブ22の枢動部であるフラッパ23(フラップまたはプランジャとしても知られている)に連結され、または、取付けられ、あるいはその他の方法でこれに配置されている。スイッチ32を支持棒34上に配置するよりも、スイッチ32をフラッパ23上に配置する方が好ましい。フラッパの方が動作感度が高く、水が送水管を通過しているかどうかを直接示すからである。
認められるように、その他の機構、構造、または装置を用いて動作感知スイッチをトリガすることもできる。適切な任意の動作感知スイッチを、例えば、ハンドル(手動水洗用レバー)、チェーンを動作させるレバー、チェーン、フラッパなど、フラッシングに対応して動くトイレの任意の部品に連結できることを理解されたい。機構は、これらの任意の部品の動きを活用し、スイッチをトリガしてファンの動作を停止するように工夫することができる。これらの代替の場合の各々において、スイッチは、水が送水管を通じて流れる間、ファンの動作を一時的に停止してから、ファンの動作を再開させて、この送水管を通じて空気を吸入する。
図2は、本発明の実施形態による換気式トイレに連結された手洗所の壁のスペース内の直立換気ダクト40を示す側面断面図である。この実施例による構造では、ファンを壁のスペース内、またはその他の位置に配置して、悪臭を換気式トイレから吸入することができる。あるいは、トイレの後部の排気口と壁との間にファンを配置しても良い。一実施形態においては、ファンを壁面スイッチの回路に配線して、壁面スイッチがマスタースイッチとして作用するようにすることができる。手洗所に入り次第、ユーザは壁面スイッチをオンにして、ファンの動作を開始する。トイレを水洗すると、動作感知スイッチがファンの動作を一時的に停止する。いったん動作感知スイッチが元の位置に戻ると、ファンの動作が再開する。手洗所から出る時、ユーザは壁面スイッチをオフにして、ファンを停止させる。
図3は、本発明の実施形態による換気式トイレに連結された手洗所の壁のスペースおよび天井スペース内の直角換気ダクトを示す側面断面図である。この実施例では、臭気がダクト40、42を通じて引込まれる。この実施例の構造では、天井ファン44は従来の方式でルームから空気を引込んでいるが、換気式トイレ10からつながっている換気ダクト40、42を経由して空気を幾分引込む効果も有する。ダクト内42にエアフラップバルブ46を設けて、天井ファンに吸引された空気が絶対に換気式トイレにつながっているダクト40を下りて戻らないようにすべきである。しかし、天井ファン44の吸引力は、典型的には、悪臭をトイレから効果的に引込むには十分ではない。従って、追加のファン36を設けて、トイレ10からの悪臭を引込み、この悪臭を排気/換気ダクト40、42を通じて屋外へ送ることが好ましい。第2のフラップバルブ48を設けて、ダクト40、42を経由して引込まれた臭気が絶対に天井ファンを通じて手洗所に戻らないようにする(天井ファンがファン36と同時に動作していない場合)ことができる。
図4は、排気口38を画定する後部穴部と、換気式トイレを換気ダクト40に連結できるように取外すことができる取外し可能プラグ50とを有する改変された便器の一部破断図である。取外し可能プラグは、プラスチック/ポリマまたはその他の適切な材料で作ることができる。プラグ50は、液密シールで確実に密閉できるよう、ガスケットまたはその他のシーリング要素を用いて取付けることができる。プラグは、例えば圧入またはねじを用いて、トイレの後部穴部に連結することができる。このプラグは、トイレが何らかの理由で換気ダクトに連結されていない場合に、トイレが従来の方式で機能できるようにする。
一実施形態においては、例として図4に示したように、排気口(後部穴部)38は便器の背面壁に、導管(送水管30)と実質的に水平方向に一致して配置されている。これにより、構造が簡略化され、臭気を送水管を通じて真っ直ぐ換気ダクトへ抜くのが容易になる。
便器は、陶器またはその他の適切なセラミック材料で作ることができる。枢動する便座および便座の蓋は、典型的に、公知の方式で便器に取付けられている。便座および便座の蓋は、典型的に、プラスチック、例えば、PVC、ABS、またはその他の適切な任意のポリマで作られている。
本発明の別の実施形態は、標準型水洗式トイレに後付けするためのアダプタであって、このアダプタを介して臭気を効率的に抜くことができるようにする。このアダプタは、図5a〜図10に関して以下で詳説するよるに、便器とタンクとの間に挿入することができる。
図5aおよび図5bは、標準型便器12と標準型タンク18との間に配置されたアダプタ50を示す。アダプタは、図示したように、貯水タンク18を持ち上げる効果があるが、タンクおよび便器は、貯水タンクからの水が便器に排出されて通常の方式で便器を水洗できるように、動作可能に連結された状態を維持する。ちょうど図1〜図4に示した換気式トイレのように、臭気は、排気口(または排気パイプまたは出口)を通じて便器から引込むことができる。
アダプタ50の構造を、例として図6に示す。一般的に、アダプタ50は本体52を含む。この本体は中実でも良いし、図示したように一部中空であっても良い。図6に示した実施形態においては、本体52は、貯水タンク18を構造的に支持する内部格子またはウェブ構造を有する。従って、アダプタ本体は、便器12の後部12aと貯水タンク18との間に配置するのに適している。
固定具52および54を設けて、タンク18を便器12に固定する。これらの固定具52、54は、典型的にタンクを便器に連結するために用いる固定具よりも長い。これらはアダプタ50の幅を通り抜けなければならないからである。図6に示した特定の実施形態において、アダプタ50は、貯水タンク18の中へ延出するのに適した直立パイプ58と流通した排水管56を画定する、送水管または通路を含む。直立パイプは、貯水タンクから排水管へ送水するのに適したものである。排水管56およびパイプ58が共に水洗用バルブ・アセンブリを形成しており、この水洗用バルブ・アセンブリは、この実施例においては、アダプタ50に組入れられている。
図6は、排水管を開閉する標準型フラッパと相互作用する、傾斜が付いた(角度が付いた)、すなわち「勾配の付いた」排水管56を示している。図6にさらに示したように、アダプタ50は排気パイプ60を含み、この排気パイプを通じて、臭気をファンにより、前述した技術と同一の(または少なくとも非常に類似した)方式で引込むことができる。排気パイプは、便器からの臭気を排気パイプを通じて吸入することができるよう、排水管と流通している。
図6に示した具体的な実施形態で示したように、アダプタ50の本体52内の格子またはウェビングは、下面が実質的に平坦で、上側も実質的に平坦であり、貯水タンクが安定的にアダプタの上に座し、アダプタが便器の後部12aの上に座すようになっている。
本発明を実施する上で発明者にわかっている最善の態様において、このアダプタ50は、SLAポリカーボネートまたはその他の任意の同等または類似材料で作ることができる。認められるように、必要な強度、耐久性、および耐食性を提供し、その部品を安価で製造できるものであれば、その他の任意の材料で代用しても良い。
図7は、標準型トイレタンク18と標準型便器12との間に取付けたトイレ用ファン・アダプタ50の断面図である。この断面図は、図5aの断面7−7で切ったものである。例として図7に示した特定の実施形態において、アダプタ50は(前記で紹介したように)、タンク18を便器12に固定する1対の固定具52および54を含む。これらの固定具は、アダプタ50の本体52を通って延在している。これらの固定具は、例えば六角ボルトとすることができるが、他の種類の固定具を用いても良い。図7に示したように、ウィングナット55がボルト52、54に嵌合する。例としてさらにこの図に示したように、ワッシャおよびフォームディスクガスケット53をボルト52、54の頭の下に設けることができ、また、ウィングナット55の上に設けることもできる。また、例として図7に示したように、アダプタ50は、タンク18の底の下で、ナット57(例えば、六角ナットまたはその他の種類のナット)を含んでも良い。図7に示したように、エラストマパッド62を設けることができる。さらに、例として図7に示したように、標準型トイレ用のタンク〜便器ガスケット64を設けて、水密なシーリングを提供することができる。これらのガスケットは、適切なシーリングを提供するために、締まり嵌め形式で圧入することができる。
図8は、図7で紹介したようにトイレタンクと便器との間に取付けたアダプタ50の断面図である。しかし、図8の断面図は、図5bの断面8−8で切ったものである。。この図は、アダプタ本体52から外向きに延出する排気パイプ60を示している。この排気パイプ60は便器12と連通しており、臭気が排気パイプ60を通じて当該便器から便器12と吸入される。この断面図は、排水管56のウォール56aの下端が下向きに、排気パイプ60につながる穴部を少なくとも部分的に超える位置まで延びている様子を示している。これにより、排水管56を通って排出される水が偶然この排気パイプ60から上向きに流れる事態を防止している。排気パイプ60はまた、水が排気パイプ60へ流れ上がるのを阻止する、上向きに傾斜した入口部60aも有する。
標準型トイレに後付けする(また、このようにしてこれを換気式トイレに変換する)ためにいったんアダプタを取付けたら、図9および図10に示したように、排気パイプをフレキシブルダクトでファンに連結する。これにより、後付けされたトイレが、排気パイプを通じて、次いでフレキシブルダクトおよびファンを通じて排気するために、悪臭を便器から吸入できるようになる。
図9は、アダプタ50を後付けし、第1の種類の換気ファン70に連結された換気式トイレ10の側面図である。ファン70は、排気ファン・アダプタ71を介してフレキシブルダクト68に連結することができる。例えば、このファン70は、Panasonic(パナソニック)WhisperFit(商標)FV−11VF2(または同等物)とすることができる。空気入口が直径2インチ(5cm)であると仮定すると、このファンにより生成される空気吸引力の概算値は74CFM(2.2m/分)となる。可変速度制御装置を追加して、空気の体積流量を変化させることもできる。
図10は、アダプタ50を後付けし、第2の種類の換気ファン80に連結された換気式トイレ10の側面図である。ファン80は、排気ケースファン・アダプタ81を介してフレキシブルダクト68に連結することができる。例えば、このファンは、Scythe(サイズ)DFS123812−3000(または同等物)などの排気ケースファンとすることができる。ここでも空気入口が直径2インチ(5cm)であると仮定すると、このファンにより生成される空気吸引力の概算値は118CFM(3.5m/分)となる。可変速度制御装置を追加して、空気の体積流量を変化させることもできる。
この新規技術を具体的な実施例、実施形態、実施、および構成に関して説明してきたが、これらは例示を意図したものであるに過ぎない。通常の当業者なら、本発明の範囲を逸脱しない限り、明白な変種、改変、および改良を行えることが理解できよう。従って、出願人が求める独占的権利の範囲は、付録の特許請求の範囲によってのみ制限されることを意図する。

Claims (22)

  1. 換気式トイレであって、
    便器であって、当該便器の縁部に周設された少なくとも1つの穴部を有し、それにより水を排出するものである、前記便器と、
    貯水タンクであって、前記便器へ排出した時に前記トイレを水洗するのに十分な量の水を保有するものである、前記貯水タンクと、
    前記トイレを水洗する水洗機構であって、前記貯水タンクの底部にある排水管を覆う水洗用バルブを制御するものである、前記水洗機構と、
    前記貯水タンクを補水する補水機構と、
    前記排水管を前記便器の縁部に周設された少なくとも1つの穴部に連通させる送水管と、
    前記補水機構の可動部に連結され、換気ファンを制御する動作感知スイッチであって、前記ファンは、前記水洗用穴部および前記送水管を通じて前記便器から臭気を吸入し、前記便器の排気口を通じて前記トイレから前記臭気を排気するものである、前記動作感知スイッチと
    を有する換気式トイレ。
  2. 請求項1記載の換気式トイレにおいて、前記排気口は前記便器の背面壁に、前記送水管と実質的に水平の方向に配置されているものである。
  3. 請求項1記載の換気式トイレにおいて、この換気式トイレは、さらに、
    前記換気式トイレが排気ダクトに連結されていない時に前記排気口を密閉状態に塞ぐ、着脱自在なキャップを有するものである。
  4. 請求項1記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、前記ファンの動作を停止させる水銀遮断スイッチである。
  5. 請求項1記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、補水バルブとフロートとの間に延在する支持棒に取付けられているものである。
  6. 請求項1記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、所定の長さの時間の経過後まで前記ファンの動作の再開を遅延させる遅延回路を有するものである。
  7. 請求項4記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、所定の長さの時間の経過後まで前記ファンの動作の再開を遅延させる遅延回路を有するものである。
  8. 請求項1記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、回路内で壁面スイッチと接続されているものである。
  9. 請求項7記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、回路内で壁面スイッチと接続されているものである。
  10. 換気式トイレであって、
    便器であって、当該便器の縁部に周設された少なくとも1つの穴部を有し、それにより水を排出するものである、前記便器と、
    貯水タンクであって、前記便器へ排出した時に前記トイレを水洗するのに十分な量の水を保有するものである、前記貯水タンクと、
    前記トイレを水洗する水洗機構であって、前記貯水タンクの底部にある排水管を覆う水洗用バルブを制御するものである、前記水洗機構と、
    前記貯水タンクを補水する補水機構と、
    前記排水管を前記便器の前記縁部に周設された前記少なくとも1つの穴部に連通させる送水管と、
    前記水洗機構の可動部に連結され、換気ファンを制御する動作感知スイッチであって、前記ファンは、前記水洗用穴部および前記送水管を通じて前記便器から臭気を吸入し、前記便器の排気口を通じて前記トイレから前記臭気を排気するものである、前記動作感知スイッチと
    を有する換気式トイレ。
  11. 請求項10記載の換気式トイレにおいて、前記排気口は前記便器の背面壁に、前記送水管と実質的に水平の方向に配置されているものである。
  12. 請求項10記載の換気式トイレにおいて、この換気式トイレは、さらに、
    前記換気式トイレが排気ダクトに連結されていない時に前記排気口を密閉状態に塞ぐ、着脱自在なキャップを有するものである。
  13. 請求項10記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、前記ファンの動作を停止させる水銀遮断スイッチである。
  14. 請求項10記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、前記排水管を覆うフラッパに固定され、水洗用レバーに連結されたチェーンが前記フラッパを枢動させて前記排水管の覆いを外す時にトリガされるものである。
  15. 請求項10記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、前記水洗機構の可動部分が動いた時に前記ファンの動作を停止させる遮断装置として作用するよう配線されているものである。
  16. 請求項10記載の換気式トイレにおいて、この換気式トイレは、さらに、
    前記排気口に連結された排気ダクトを有し、当該排気ダクトは、前記トイレが位置する手洗所の壁スペースの壁コンセントの中へ延出し、前記コンセントは、前記換気ファンにより臭気を屋外に排出する排気ダクトに連結されているものである。
  17. 請求項10記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、所定の長さの時間の経過後まで前記ファンの動作の再開を遅延させる遅延回路を有するものである。
  18. 請求項10記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、回路内で壁面スイッチと接続されているものである。
  19. 請求項16記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、所定の長さの時間の経過後まで前記ファンの動作の再開を遅延させる遅延回路を有するものである。
  20. 請求項19記載の換気式トイレにおいて、前記動作感知スイッチは、回路内で壁面スイッチと接続されているものである。
  21. トイレに後付けされ、前記トイレを換気式トイレに変換するファン・アダプタであって、
    便器の後部と貯水タンクとの間に配置されるように構成されたアダプタ本体と、
    水洗用バルブ・サブアセンブリであって、排水管と、前記貯水タンクの中へ延出するように構成された直立パイプとを有し、前記直立パイプは、前記貯水タンクから前記排水管に送水するように構成されているものである、前記水洗用バルブ・サブアセンブリと、
    排気パイプであって、前記排水管と流通し、前記便器からの臭気を前記排気パイプを通じて吸入するものである、前記排気パイプと
    を有するファン・アダプタ。
  22. 請求項21記載のアダプタにおいて、このアダプタは、さらに、
    前記貯水タンクを前記便器に固定する固定具を有するものである。
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