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JP2010278943A - 通信システム - Google Patents

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JP2010278943A
JP2010278943A JP2009131760A JP2009131760A JP2010278943A JP 2010278943 A JP2010278943 A JP 2010278943A JP 2009131760 A JP2009131760 A JP 2009131760A JP 2009131760 A JP2009131760 A JP 2009131760A JP 2010278943 A JP2010278943 A JP 2010278943A
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Daichi Inoue
大地 井上
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】二輪自動車の安全運転を確実に促進させる通信システムを提供する。
【解決手段】二輪自動車(1)の駆動力を発生させるエンジン(8)と、エンジンを保持した車体に搭乗する運転者が着用すべき保護具(20)と、保護具に内蔵されており、保護具を着用した運転者の身体に電界を付与する電界発生手段(21,23,24,26)と、車体(5,7,9)に内蔵されており、運転者の身体に付与された電界を検出する電界検出手段(32,33,34)と、エンジンの停止中であって、電界検出手段が電界発生手段による電界を検出した場合にのみ、エンジンを始動させる制御手段(36)とを具備する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電界結合を利用した通信を行う通信システムに関するものである。
一般に、通信システムには、有線通信の他、RFID(Radio Frequency IDentification)、赤外線通信、短距離無線通信等の方式が知られており、この無線電波等によって非接触の通信を行うことができるので、例えばイベント会場や駅の改札口等の様々な場面で活用されている。
ここで、この無線電波を二輪自動車とヘルメットとの間で用いた技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。詳しくは、二輪自動車を運転する際にはヘルメットの着用が義務付けられており、このヘルメットには運転者の頭部を保護する所定の規格が要求されている。そのため、この技術では、ヘルメットの識別信号と車両に記憶された識別信号とを比較してエンジンの始動許可を判断している。
特開2006−76424号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、二輪自動車の安全運転を確実に促す点については依然として課題が残されている。
なぜならば、無線通信を用いた場合には、ヘルメットを頭部に着用せず、仮に、ヘルメットを手に持った状態で二輪自動車に近づいても、車両に記憶された識別信号と同じ識別信号が得られると、エンジンは始動可能な状態になり、ヘルメット着用の必要性を運転者に了知させ難いからである。
また、当該技術では、エンジンを始動するためには、金属製の専用鍵も別途必要になり、運転者の利便性の面でも問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、二輪自動車の安全運転を確実に促進させる通信システムを提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、二輪自動車の駆動力を発生させるエンジンと、エンジンを保持した車体に搭乗する運転者が着用すべき保護具と、保護具に内蔵されており、保護具を着用した運転者の身体に電界を付与する電界発生手段と、車体に内蔵されており、運転者の身体に付与された電界を検出する電界検出手段と、エンジンの停止中であって、電界検出手段が電界発生手段による電界を検出した場合にのみ、エンジンを始動させる制御手段とを具備する。
第1の発明によれば、通信システムは、電界発生手段、電界検出手段、及び制御手段を有している。
この電界発生手段は保護具に内蔵され、この保護具は、二輪自動車に搭乗する運転者が着用すべきものである。そして、電界発生手段は、この保護具を着用した運転者の身体に電界を付与する。
一方、電界検出手段は車体に内蔵されており、運転者の身体に付与された電界を検出する。そして、制御手段は、エンジンの停止中に、電界検出手段が電界発生手段による電界を検出した場合、つまり、保護具を着用した運転者が車体に触れた場合に限り、エンジンを始動させる。
これにより、仮に、保護具を着用しない運転者が車体に触れたとしても、電界発生手段では電界が発生しないので、エンジンは始動しない。また、運転者が保護具を着用しても、この運転者が車体に触れなければ、電界検出手段では電界が検出されないことから、エンジンは同じく始動しない。
この結果、無線通信を用いた従来に比して、保護具着用の必要性を運転者により強く思い起こさせることができ、二輪自動車の安全運転を確実に促すことができる。また、エンジンは、運転者が車体に触れた状態で初めて始動するため、二輪自動車だけの自走との懸念もない。
第2の発明は、第1の発明の構成において、電界発生手段は、固有の識別信号を記憶する第1記憶手段を有する一方、制御手段は、固有の識別信号と同じ識別信号を記憶する第2記憶手段を有しており、電界発生手段は、固有の識別信号を変調して運転者の身体に電界を付与し、制御手段は、電界検出手段が電界発生手段による電界を検出して復調した結果、第2記憶手段に記憶された識別信号と同じ識別信号が得られた場合に、エンジンを始動させることを特徴とする。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、保護具自体が認証キーになり、制御手段が、受信した識別信号と記憶している識別信号とを照合し、この受信した識別信号が正規の識別信号であると判定した場合にエンジンを始動させることから、キーレスでのエンジンスタートが可能になるし、金属製の専用鍵の亡失もなく、運転者の利便性が向上する。
第3の発明は、第1や第2の発明の構成において、保護具は、電界発生手段が運転者の身体に電界を付与するためのスイッチを有していることを特徴とする。
第3の発明によれば、第1や第2の発明の作用に加えてさらに、スイッチのオン作動をトリガーとして、電界発生手段が運転者の身体に電界を付与するので、常に運転者の身体に電界を付与する場合に比して、電界発生手段の消費電力を抑制可能になる。
第4の発明は、第1から第3の発明の構成において、車体に内蔵されており、車体に触れた運転者の身体に電界を付与する他の電界発生手段と、保護具に内蔵されており、運転者の身体に付与された電界を検出する他の電界検出手段とをさらに具備し、制御手段は、エンジンの稼動中であって、他の電界検出手段が他の電界発生手段による電界を検出しなくなった場合に、エンジンを停止させることを特徴とする。
第4の発明によれば、第1から第3の発明の作用に加えてさらに、保護具側と車体側とが双方向の通信が可能に構成されており、制御手段は、エンジンの稼働中に、保護具側の電界検出手段が車体側の電界発生手段による電界を検出しなくなった場合にエンジンを停止させる。
よって、仮に、保護具を着用した運転者が車体に触れなくなると、車体側の電界発生手段では電界が発生しても、保護具側の電界検出手段では電界が検出されないことから、エンジンは停止する。また、運転者が車体に触れていても、この運転者が保護具を着用しなければ、当該電界検出手段では電界が検出されないので、エンジンは同じく停止する。したがって、この場合にも、二輪自動車だけの自走を回避できるし、二輪自動車の安全運転を確実に促進させる。
第5の発明は、第1から第4の発明の構成において、保護具はヘルメットであり、車体は運転席であることを特徴とする。
第5の発明によれば、第1から第4の発明の作用に加えてさらに、電界発生手段がヘルメットに内蔵されてあれば、ヘルメット着用義務の励行にも寄与する。また、電界検出手段が運転席に内蔵されてあれば、運転者の姿勢は安定し、その安全性をより一層確保できる。
本発明によれば、保護具を着用した運転者が車体に触れた場合に限り、エンジンを始動させるため、二輪自動車の安全運転を確実に促進させる通信システムを提供することができる。
本実施例に係る通信システムの概略構成図である。 図1のシステムにおける保護具側の制御ブロック図である。 図1のシステムにおける車体側の制御ブロック図である。 図1のシステムによるエンジン始動制御の説明図である。 図1のシステムによるエンジン始動制御の説明図である。 図1のシステムによるエンジン停止制御の説明図である。 図1のシステムによるエンジン停止制御の説明図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示された形態の通信システムは二輪自動車1とヘルメット(保護具)20との間で構築される。
二輪自動車1は前輪2や後輪11を有し、これら前輪2及び後輪11は車体に連結されている。
詳しくは、前輪2は上下方向に向けて延びたフロントフォーク3の下端に回転自在に支持される。フロントフォーク3の上端は棒状のハンドル4の中央部分に連結され、このハンドル4が時計回り或いは反時計回りに回動すると、前輪2の向きが右方向或いは左方向に変わり、二輪自動車1の進行方向が変更可能になる。
また、ハンドル4の左右端にはグリップ5がそれぞれ設けられており、搭乗者(運転者)60に把持可能に構成されている。
前輪2と後輪11との間には、ハンドル4からみて燃料タンク6、運転席7の順に配置され、後輪11は、この運転席7の後方にて上下方向に向けて延びたリアフォーク10の下端に回転自在に支持されている。なお、運転席7の後方は、同図に示されるような荷台に利用可能であるし、他の搭乗者のための座席を設けることもできる。
さらに、これらタンク6や運転席7の下方には、二輪自動車1の駆動力を発生させるエンジン8が配置され、この駆動力を得るために生じた排気ガスはサイレンサーを介して二輪自動車1の後方に向けて排出される。
ステップ9は、エンジン8の近傍にて左右両側に向けてそれぞれ突出し、搭乗者60の足裏を支持可能に構成されている。
よって、搭乗者60は、一般的には各ステップ9に足を乗せ、グリップ5を掴んだ状態で運転席7に座る姿勢を採るのに対し、例えば悪路の走行時に衝撃を吸収する場合には、各ステップ9に足を乗せてグリップ5を掴んだ状態にて運転席7から立ち上がる姿勢も採る。
ところで、これらいずれの姿勢を採る場合にも、搭乗者60は、その頭部にヘルメット20を着用して搭乗しなければならない。
このヘルメット20には、同図に示される如くの頭部や顔面をも保護する形状の他、頭部だけを保護する形状など種々のものがあり、外部から視認可能な帽体と、その内側に配置され、頭部に直接に対峙する内装体とで構成されており、この内装体の下端には例えばバックル付のあご紐が設けられる。
そして、本実施例のヘルメット20には電界発生手段が内蔵されている。
具体的には、図2に示されるように、この電界発生手段は、人体通信用の出力電極21、送信機24、GND電極23、トリガースイッチ(スイッチ)25を有しており、本実施例の出力電極21やスイッチ25はヘルメット20の上記内装体に設けられている。また、この出力電極21やスイッチ25は、送信機24を介して制御部26に電気的に接続される。
これに対し、GND電極23は、出力電極21を挟んで搭乗者60の頭部とは反対側、つまり、ヘルメット20の上記帽体に設けられている。
制御部26は、例えば搭乗者60の頭部に触れたトリガースイッチ25のオン作動に基づいて、一定の割り込み周期による送信命令を送信機24に出力しており、この送信機24は、送信命令に応じて電位信号を発生し、出力電極21を駆動させる。これにより、出力電極21では、ヘルメット20を着用した搭乗者60の身体に電界を付与することができる。
また、制御部26は、このヘルメット20に固有のID(識別信号)を記憶するメモリ(第1記憶手段)28を有し、当該固有のIDを変調した送信命令を送信機24に出力している。
なお、本実施例のヘルメット20には電界検出手段(他の電界検出手段)も内蔵されており、当該電界検出手段は人体通信用の検出電極22や上記GND電極23を有し、この検出電極22もヘルメット20の上記内装体に設けられ、受信機24を介して制御部26に電気的に接続される。
ここで、ヘルメット20は搭乗者60を信号伝送経路とし、二輪自動車1との間で通信を行う。
詳しくは、本実施例の二輪自動車1には電界検出手段が内蔵され、図3に示される如く、この二輪自動車1側の電界検出手段は、人体通信用の検出電極32、受信機34、GND電極33を有しており、本実施例の検出電極32は運転席7の他、グリップ5やステップ9のうち、搭乗者60に近接した位置にそれぞれ設けられている。
この検出電極32は受信機34を介してエンジン制御部(制御手段)36に電気的に接続されている。なお、GND電極33は、検出電極32を挟んで搭乗者60の身体から遠い側の適宜位置に設けられる。
本実施例のエンジン制御部36は、上述した固有のIDと同じIDを記憶するメモリ(第2記憶手段)38を有しており、受信機34からの受信データを復調した結果、この受信したIDが正規のIDであると判定した場合に、二輪自動車1の各種制御を実行している。
具体的には、この制御部36の入力側には、圧力センサ40、吸気温センサ41やアクセルセンサ42等のエンジン8の運転状態や二輪自動車1の走行状態を検出する各種センサが電気的に接続されている。一方、この制御部36の出力側には、エンジン始動用モータ50等の各種のアクチュエータが電気的に接続されている。
なお、本実施例の二輪自動車1には電界発生手段(他の電界発生手段)も内蔵され、当該電界発生手段は人体通信用の出力電極31、上記GND電極33、トリガースイッチ(スイッチ)35を有する。本実施例の出力電極31やスイッチ35は、検出電極32と同様に、運転席7、グリップ5やステップ9のうち、搭乗者60に近接した位置にそれぞれ設けられ、この出力電極31やスイッチ35は送信機34を介して制御部36に電気的に接続される。
ところで、仮に、ヘルメット20をその頭部に着用しない搭乗者60が運転席7に着座、グリップ5を握る、若しくはステップ9に足を乗せた場合には、トリガースイッチ25はオン作動せず、電界発生手段、つまり、送信機24側では通信情報を出力電極21に向けて出力しないので、電界検出手段、つまり、受信機34側では電界が検出されず(図4(a))、エンジン8は始動しない。
一方、仮に、搭乗者60がヘルメット20を頭部に着用した場合には、トリガースイッチ25はオン作動することから、送信機24側では通信情報、具体的には固有のIDの変調した送信信号を出力電極21に向けて出力する。
ここで、送信機24がプラスの電荷を与える電圧を出力電極21に印加した場合を想定すると、この出力電極21には電界が発生し、この電極21からの送信信号は搭乗者60の頭部に達する。この電極21が正極になるため、搭乗者60の頭部にはマイナスの電荷が誘起される(電界結合)。
しかしながら、この搭乗者60が運転席7に着座、グリップ5を握る、若しくはステップ9に足を乗せない場合には、受信機34側では電界がやはり検出されないことから(図4(b))、エンジン8は同じく始動しない。
これに対し、当該搭乗者60が運転席7に着座、グリップ5を握る、若しくはステップ9に足を乗せた場合には、搭乗者60の身体のうち運転席7、グリップ5、若しくはステップ9近傍にはプラスの電荷が誘起され、この搭乗者60に電界が付与される。
この搭乗者60に付与された電界は、その衣服や靴を透過して検出電極32で検出され、受信機34で復調される(図5)。
続いて、エンジン制御部26では、受信したIDが正規のIDであるか否かを判別しており、仮に、正規のIDである旨を判定した場合にはヘルメット20が特定され、エンジン始動用モータ50を駆動し、エンジン8を始動させる。
なお、ヘルメット20の出力電極21から搭乗者60を介して運転席7、グリップ5、若しくはステップ9の検出電極32に至る電界結合が信号線になるが、ヘルメット20には、路面であるアースを介して二輪自動車1と電界結合する基準線があり、これら信号線及び基準線で1つの閉ループが形成されている。
つまり、図2のGND電極23は路面と電界結合し、図3のGND電極33も路面と電界結合しており、本実施例で云えば負極になる。
そして、ヘルメット20のGND電極23から空気や路面を介して運転席7、グリップ5、若しくはステップ9のGND電極33に至る電界結合が基準線になる。
次に、エンジン8が始動した後には、図5に示された送信機24から受信機34に向かう通信と、図6に示された送信機34から受信機24に向かう通信とが例えば約1〜5分間おきに行われているが、その間に搭乗者60が二輪自動車1から離れた場合や、搭乗者60がヘルメット20を脱いだ場合にはエンジン8が停止する。
詳しくは、図6に示された状態において、仮に、搭乗者60がヘルメット20を頭部に着用している場合には、送信機34側では通信情報を出力電極31に向けて出力するものの、この搭乗者60が二輪自動車1から降りた場合には、搭乗者60には電界が付与されず、受信機24側では電界が検出されない(図7(a))。そこで、エンジン制御部36はエンジン系統の電気回路を遮断し、エンジン8を停止させる。
また、仮に、搭乗者60が運転席7に着座、グリップ5を握る、若しくはステップ9に足を乗せていても、この搭乗者60がヘルメット20を脱いでしまった場合には、搭乗者60には電界が付与されないので、受信機24側では電界がやはり検出されない(図7(b))。よって、この場合にもエンジン制御部36はエンジン8を停止させる。
ところで、上述した実施例では、電界検出手段が電界発生手段による電界を検出した場合にエンジン始動しており、いわゆる押がけによるエンジン始動も可能である。
しかし、車輪の停止状態をエンジン始動の条件にさらに追加しても良い。
詳しくは、例えば前輪2を制動するブレーキの操作状態をセンサで検出しておき、このセンサからの信号がエンジン制御部36に入力され、且つ、ヘルメット20が特定された場合に、エンジン始動用モータ50を駆動させる。このように、車輪の停止状態を確保した上でエンジン始動がなされると、二輪自動車1の安全性向上により寄与し得る。
以上のように、本実施例によれば、通信システムは、電界発生手段、電界検出手段、及びエンジン制御部36を有している。
この電界発生手段はヘルメット20に内蔵され、このヘルメット20は、二輪自動車1の搭乗者60が着用すべきものである。そして、電界発生手段は、このヘルメット20を着用した搭乗者60の身体に電界を付与する。
一方、電界検出手段は運転席7、グリップ5、ステップ9に内蔵されており、搭乗者60の身体に付与された電界を検出する。そして、エンジン制御部36は、図5に示されるように、エンジン8の停止中に、電界検出手段が電界発生手段による電界を検出した場合、つまり、ヘルメット20を着用した搭乗者60が運転席7、グリップ5、若しくはステップ9に触れた場合に限り、エンジン8を始動させる。
これにより、仮に、図4(a)に示される如く、ヘルメット20を着用しない搭乗者60が二輪自動車1に乗ったとしても、電界発生手段では電界が発生しないので、電界検出手段では電界が検出されず、エンジン8は始動しない。
また、図4(b)に示されるように、搭乗者60がヘルメット20を着用しても、この搭乗者60が二輪自動車1に乗らなければ、電界発生手段で電界が発生しても、この電界は検出されないことから、エンジン8は同じく始動しない。
この結果、無線通信を用いた従来に比して、二輪自動車1に近づいただけではエンジン8が始動しないため、保護具着用の必要性を搭乗者60により強く思い起こさせることができ、二輪自動車1の安全運転を確実に促すことができる。また、エンジン8は、搭乗者60が運転席7に座る、グリップ5を握る、若しくはステップ9に乗せた状態で初めて始動するため、二輪自動車1だけの自走との懸念もない。
また、ヘルメット20自体が認証キーになり、制御部36が、受信した識別信号と記憶している識別信号とを照合し、この受信した識別信号が正規の識別信号であると判定した場合にエンジン8を始動させることから、キーレスでのエンジンスタートが可能になるし、金属製の専用鍵の亡失もなく、搭乗者60の利便性が向上する。
さらに、スイッチ25,35のオン作動をトリガーとして、電界発生手段が搭乗者60の身体に電界を付与するので、常に搭乗者60の身体に電界を付与する場合に比して、電界発生手段の消費電力を抑制可能になる。
さらにまた、このスイッチ25がヘルメット20の内装体に設けられていれば、仮に、ヘルメット20を頭部に着用せず、このヘルメット20のあご紐を腕や肩に掛けたまま二輪自動車1に搭乗する行為も防止できる。
また、本実施例では、ヘルメット20側と二輪自動車1側とが双方向の通信が可能に構成されており、制御部36は、エンジン8の稼働中に、ヘルメット20側の電界検出手段が二輪自動車1側の電界発生手段による電界を検出しなくなった場合にエンジン8を停止させる。
よって、仮に、図7(a)に示される如く、ヘルメット20を着用した搭乗者60が二輪自動車1から降りると、二輪自動車1側の電界発生手段では電界が発生しても、ヘルメット20側の電界検出手段では電界が検出されないことから、エンジン8は停止する。
さらに、図7(b)に示されるように、搭乗者60が二輪自動車1に乗っていても、この搭乗者60がヘルメット20を脱げば、二輪自動車1側の電界発生手段で電界が発生しても、この電界は検出されないことから、エンジン8は同じく停止する。
したがって、この場合にも、二輪自動車1だけの自走を回避できるし、二輪自動車1の安全運転を確実に促進させる。
さらにまた、電界発生手段がヘルメット20に内蔵されてあれば、ヘルメット着用義務の励行にも寄与する。また、電界検出手段が運転席7に内蔵されてあれば、搭乗者60の運転姿勢は安定し、その安全性をより一層確保できる。
また、出力電極21,31は搭乗者60と容量的に結合し、検出電極22,32は搭乗者60との間で信号の受信或いは送信が可能であるし、GND電極23も路面であるアースを介してGND電極33と容量的に結合しており、これら全体で閉ループを形成している。
よって、RFIDや、短距離無線通信等を利用した場合に比して、搭乗者60が二輪自動車1に触れる、具体的には、運転席7に座る、又はグリップ5を握る等の自然な動きでヘルメット20とをつなぐことができ、読み取り機にかざす手間を省略でき、使い易い。また、無線は微弱な電波であっても数メートルは飛び、しかも全方位に飛ぶことから、通信情報が傍受され易いものの、本実施例の情報は、短距離無線通信等に比べ、人体60から外部に漏洩し難く、セキュリティも確保される。さらに、通信距離が短いし、電波も放出しないため、送受信機24,34の消費電力も少なくて済む。
さらに、送受信機24,34が搭乗者60への電圧印加によって生じた電界を利用し、人体60を信号伝送経路としており、この方式の信号は衣服や靴等を透過できるので、出力電極21,31、検出電極22,32やGND電極23,33は搭乗者60皮膚に直接に触れない非接触通信が可能である。よって、搭乗者60の汗等が通信に及ぼす影響は小さく、汎用性も高くなる。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば上記実施例では、いずれも送受信機として構成されているが、ヘルメット20には電界発生手段のみが内蔵され、運転席7、グリップ5、ステップ9には電界検出手段のみが内蔵されていても良い。
また、上記実施例ではヘルメットの例で説明されているが、本発明の保護具は、搭乗者60の手にはめるグローブや、搭乗者60の足に履くブーツにも適用可能である。
さらに、上記実施例の電界方式を利用すれば、汗等による通信への影響が小さく、衣服等を介した通信が可能となるため、汎用性も高くなるものの、人体が信号線及び基準線になる電流方式を利用しても良い。
そして、これらいずれの場合にも上記と同様に、二輪自動車の安全運転を確実に促進させるとの効果を奏する。
1 二輪自動車
4 ハンドル
5 グリップ(車体)
7 運転席(車体)
8 エンジン
9 ステップ(車体)
20 ヘルメット(保護具)
21,31 出力電極(電界発生手段)
22,32 検出電極(電界検出手段)
24,34 送受信機(電界発生手段、電界検出手段)
25,35 トリガースイッチ(スイッチ)
28 メモリ(第1記憶手段)
36 エンジン制御部(制御手段)
38 メモリ(第2記憶手段)
60 搭乗者(運転者)

Claims (5)

  1. 二輪自動車の駆動力を発生させるエンジンと、
    該エンジンを保持した車体に搭乗する運転者が着用すべき保護具と、
    該保護具に内蔵されており、該保護具を着用した運転者の身体に電界を付与する電界発生手段と、
    前記車体に内蔵されており、前記運転者の身体に付与された電界を検出する電界検出手段と、
    前記エンジンの停止中であって、該電界検出手段が前記電界発生手段による電界を検出した場合にのみ、前記エンジンを始動させる制御手段と
    を具備することを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記電界発生手段は、固有の識別信号を記憶する第1記憶手段を有する一方、前記制御手段は、該固有の識別信号と同じ識別信号を記憶する第2記憶手段を有しており、
    前記電界発生手段は、前記固有の識別信号を変調して前記運転者の身体に電界を付与し、
    前記制御手段は、前記電界検出手段が該電界発生手段による電界を検出して復調した結果、前記第2記憶手段に記憶された識別信号と同じ識別信号が得られた場合に、前記エンジンを始動させることを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の通信システムであって、
    前記保護具は、前記電界発生手段が前記運転者の身体に電界を付与するためのスイッチを有していることを特徴とする通信システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の通信システムであって、
    前記車体に内蔵されており、該車体に触れた運転者の身体に電界を付与する他の電界発生手段と、
    前記保護具に内蔵されており、前記運転者の身体に付与された電界を検出する他の電界検出手段とをさらに具備し、
    前記制御手段は、前記エンジンの稼動中であって、該他の電界検出手段が前記他の電界発生手段による電界を検出しなくなった場合に、前記エンジンを停止させることを特徴とする通信システム。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の通信システムであって、
    前記保護具はヘルメットであり、前記車体は運転席であることを特徴とする通信システム。
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